JP6177991B2 - 同じ周波数帯域を使用する複数のサイトにリソースを割り当てる方法及び装置 - Google Patents

同じ周波数帯域を使用する複数のサイトにリソースを割り当てる方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信に関し、より詳しくは、同じ周波数帯域を使用する複数のサイトにリソースを割り当てる方法及び装置に関する。
次世代無線通信システムでは、MTC(machine type communication)、MU−MIMO(multi user−multi input multi output)、互いに異なるUL−DL設定(uplink−downlink configuration)を使用する搬送波間のキャリアアグリゲーション、異種セル間のアグリゲーションなど、多様なサービスとシステム構成が可能である。異種セル間のアグリゲーションとは、既存のセルとNCT(new carrier type)を使用するセルのアグリゲーション、マクロセルとスモールセルのアグリゲーション、FDD(frequency division duplex)フレームを使用するセルとTDD(time division duplex)フレームを使用するセルのアグリゲーションなどを含むことができる。
このようなシステム構成では、同じサイト(site)に位置するセル間のアグリゲーションになることもできるが、互いに異なるサイトに位置するセル間のアグリゲーションになることもできる。後者の場合、サイト間の制御情報送信に遅延が存在して各サイト別に独立的にスケジューリングが実行されることができる。
互いに異なる位置に存在するサイトで同じ周波数の搬送波を使用して独立的なスケジューリングを実行する場合、各サイトでスケジューリングされたリソース間の衝突が発生できる。
このように互いに異なるサイトで同じ周波数の搬送波を使用する場合、各サイトにどのようにリソースを区分して割り当てるかが問題になる。
本発明が解決しようとする技術的課題は、同じ周波数を使用する複数のサイトにスケジューリングされるリソース間に衝突なくリソースを割り当てる方法及び装置を提供することである。
一側面で、同じ周波数帯域を使用する複数のサイトに無線リソースを割り当てる方法を提供する。前記方法は、前記複数のサイトで共通的に使われるリソース割当単位を決定し、及び前記リソース割当単位に基づいて前記複数のサイトにリソースを割り当て、前記リソース割当単位には前記複数のサイトの各々に割り当てられる無線リソースが時間領域で区分されて配置されることを特徴とする。
他の側面で提供される、同じ周波数帯域を使用する複数のサイトに無線リソースを割り当てる装置は、無線信号を送受信するRF(radio frequency)部;及び、前記RF部と連結されるプロセッサ;を含み、前記プロセッサは、前記複数のサイトで共通的に使われるリソース割当単位を決定し、及び前記リソース割当単位に基づいて前記複数のサイトにリソースを割り当てるように設定され、前記リソース割当単位には前記複数のサイトの各々に割り当てられる無線リソースが時間領域で区分されて配置されることを特徴とする。
本明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
同じ周波数帯域を使用する複数のサイトに無線リソースを割り当てる方法において、
前記複数のサイトで共通的に使われるリソース割当単位を決定し、及び
前記リソース割当単位に基づいて前記複数のサイトにリソースを割り当て、
前記リソース割当単位には前記複数のサイトの各々に割り当てられる無線リソースが時間領域で区分されて配置されることを特徴とする方法。
(項目2)
前記リソース割当単位に含まれるサブフレームの個数は、前記複数のサイトの各々でのHARQ(hybrid automatic repeat request)周期に基づいて決定されることを特徴とする項目1に記載の方法。
(項目3)
前記複数のサイトの各々に位置した基地局及び端末は、FDD(frequency division duplex)方式に動作することを特徴とする項目2に記載の方法。
(項目4)
前記リソース割当単位は、一つのフレーム内に含まれている、ダウンリンクサブフレームの個数とダウンリンクHARQプロセスの最大個数の最小公倍数を求め、前記最小公倍数の個数ほどのダウンリンクサブフレームを含むフレームの個数に決定されることを特徴とする項目1に記載の方法。
(項目5)
前記複数のサイトの各々に位置した基地局及び端末は、TDD(time division duplex)方式に動作することを特徴とする項目4に記載の方法。
(項目6)
前記複数のサイトが第1のサイト及び第2のサイトを含む場合、前記第1のサイトに位置した第1の基地局及び第1の端末の通信に使われる第1のサブフレームと、前記第2のサイトに位置した第2の基地局及び第2の端末の通信に使われる第2のサブフレームとは、前記リソース割当単位内で時間領域で重ならないことを特徴とする項目1に記載の方法。
(項目7)
前記第1のサブフレーム及び前記第2のサブフレームは、前記リソース割当単位内で一定のパターンを有して配置されることを特徴とする項目6に記載の方法。
(項目8)
同じ周波数帯域を使用する複数のサイトに無線リソースを割り当てる装置において、
無線信号を送受信するRF(radio frequency)部;及び、
前記RF部と連結されるプロセッサ;を含み、
前記プロセッサは、前記複数のサイトで共通的に使われるリソース割当単位を決定し、及び
前記リソース割当単位に基づいて前記複数のサイトにリソースを割り当てるように設定され、
前記リソース割当単位には前記複数のサイトの各々に割り当てられる無線リソースが時間領域で区分されて配置されることを特徴とする装置。
同じ周波数を使用する複数のサイトにリソース衝突なくリソースを割り当てることができる。この場合、複数のサイトの各々にリソース割当単位を使用し、リソース割当単位は、各サイトでのHARQ周期に基づいて設定されるため、各サイトが単独にスケジューリングされる時のHARQを大きく変更せずに複数のサイトにリソースを割り当てることができる。
FDD無線フレームの構造を示す。 TDD無線フレームの構造を示す。 一つのダウンリンクスロットに対するリソースグリッド(resource grid)の一例を示す。 ダウンリンク(DL)サブフレーム構造を示す。 アップリンクサブフレームの構造を示す。 アップリンクで使われる同期HARQ方式を例示する。 単一搬送波システムとキャリアアグリゲーションシステムの比較例である。 一つのTDDセルでUL−DL設定0〜2の各々に対してDL HARQプロセスの個数を決定する例を示す。 一つのTDDセルでUL−DL設定3〜5の各々に対してDL HARQプロセスの個数を決定する例を示す。 一つのTDDセルでUL−DL設定6に対してDL HARQプロセスの個数を決定する例を示す。 一つのFDDセルのみが使われる場合の同期UL HARQタイミングを示す。 一つのTDDセルで各UL−DL設定に対して既存同期UL HARQタイミングを示す例である。 一つのTDDセルで各UL−DL設定に対して既存同期UL HARQタイミングを示す例である。 本発明の一実施例に係るリソース割当方法を示す。 複数のサイトに無線リソースをTDM方式に割り当てる一例を示す。 FDD方式に動作する3個のサイトに対してTDM方式にリソースを割り当てる例を示す。 システムフレーム番号とHARQ周期を考慮したマッピングの一例である。 本発明の実施例が具現される無線機器を示すブロック図である。
端末(User Equipment、UE)は、固定されてもよいし、移動性を有してもよく、MS(mobile station)、MT(mobile terminal)、UT(user terminal)、SS(subscriber station)、無線機器(wireless device)、PDA(personal digital assistant)、無線モデム(wireless modem)、携帯機器(handheld device)等、他の用語で呼ばれることもある。
基地局は、一般的に端末と通信する固定局(fixed station)を意味し、eNB(evolved−NodeB)、BTS(Base Transceiver System)、アクセスポイント(Access Point)等、他の用語で呼ばれることもある。
基地局から端末への通信をダウンリンク(downlink:DL)といい、端末から基地局への通信をアップリンク(uplink:UL)という。基地局及び端末を含む無線通信システムは、TDD(time division duplex)システムまたはFDD(frequency division duplex)システムである。TDDシステムは、同じ周波数帯域で互いに異なる時間を使用してアップリンク及びダウンリンク送受信を実行する無線通信システムである。FDDシステムは、互いに異なる周波数帯域を使用して同時にアップリンク及びダウンリンク送受信が可能な無線通信システムである。無線通信システムは、無線フレームを使用して通信を実行することができる。
図1は、FDD無線フレームの構造を示す。
FDD無線フレーム(FDD radio frame:以下、FDDフレームという)は10個のサブフレームを含み、一つのサブフレーム(subframe)は2個の連続的なスロット(slot)を含む。FDDフレーム内に含まれるスロットは0〜19のインデックスが付けられる。一つのサブフレームの送信にかかる時間をTTI(transmission time interval)といい、TTIは最小スケジューリング単位(minimum scheduling unit)である。例えば、一つのサブフレームの長さは1msであり、一つのスロットの長さは0.5msである。無線フレームの長さをTとすると、T=307200T=10ms(mili−second)である。
FDDフレームは、互いに異なる周波数帯域にダウンリンクサブフレームとアップリンクサブフレームが連続的に存在する。即ち、FDDフレームは、第1の周波数帯域に10個のダウンリンクサブフレームを含み、第2の周波数帯域に10個のアップリンクサブフレームを含む。FDDフレーム内のダウンリンクサブフレーム及びアップリンクサブフレームは、0から9まで順序通りにインデックシングされることができる。
図2は、TDD無線フレームの構造を示す。
図2を参照すると、TDD無線フレーム(以下、TDDフレームという)は2個の半フレーム(half−frame)を含み、一つの半フレームには5個のサブフレームが含まれ、TDDフレームは総10個のサブフレームを含む。TDDフレームは、同じ周波数帯域でUL(uplink)サブフレーム、DL(downlink)サブフレーム及びスペシャルサブフレーム(special subframe:Sサブフレーム)を含む。TDDフレームのサブフレームに対してインデックスが0から付けられるとする時、インデックス#1とインデックス#6を有するサブフレームは、スペシャルサブフレームであり、スペシャルサブフレームは、ダウンリンクパイロット時間スロット(Downlink Pilot Time Slot:DwPTS)、保護区間(Guard Period:GP)及びアップリンクパイロット時間スロット(Uplink Pilot Time Slot:UpPTS)を含む。DwPTSは、端末での初期セル探索、同期化またはチャネル推定に使われ、ダウンリンクに使われることができる。UpPTSは、基地局でのチャネル推定と端末のアップリンク送信同期を合わせるのに使われ、アップリンクに使われることができる。GPは、アップリンクとダウンリンクとの間にダウンリンク信号の多重経路遅延によりアップリンクで発生する干渉を除去するための区間である。GP及びUpPTSは、時間ギャップ(time gap)役割を遂行することができる。
前述したように、TDDフレームには同じ周波数帯域でDL(downlink)サブフレームとUL(Uplink)サブフレームが共存する。表1は、TDDフレームのUL−DL設定(UL−DL configuration:UL−DL conf.)の一例を示す。
Figure 0006177991
表1において、‘D’はDLサブフレームを示し、‘U’はULサブフレームを示し、‘S’はスペシャルサブフレームを示す。端末は、基地局からUL−DL設定を受信すると、TDDフレームで各サブフレームがDLサブフレーム(または、Sサブフレーム)であるか、またはULサブフレームであるかを知ることができる。
図3は、一つのダウンリンクスロットに対するリソースグリッド(resource grid)の一例を示す。
図3を参照すると、ダウンリンクスロットは、時間領域で複数のOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルを含み、周波数領域でNRB個のリソースブロック(RB;Resource Block)を含む。リソースブロックは、リソース割当単位であって、時間領域で一つのスロット、周波数領域で複数の連続する副搬送波(subcarrier)を含む。ダウンリンクスロットに含まれるリソースブロックの数NRBは、セルで設定されるダウンリンク送信帯域幅(bandwidth)に従属する。例えば、LTEシステムにおいて、NRBは6乃至110のうちいずれか一つである。アップリンクスロットの構造も前記ダウンリンクスロットの構造と同様である。
リソースグリッド上の各要素(element)をリソース要素(resource element、RE)という。リソースグリッド上のリソース要素は、スロット内のインデックス対(pair)(k,l)により識別されることができる。ここで、k(k=0,...,NRB×12−1)は周波数領域内の副搬送波インデックスであり、l(l=0,...,6)は時間領域内のOFDMシンボルインデックスである。
図3では、一つのリソースブロックが、時間領域で7OFDMシンボル、周波数領域で12副搬送波で構成されて7×12リソース要素を含むことを例示的に記述するが、リソースブロック内のOFDMシンボルの数と副搬送波の数はこれに制限されるものではない。OFDMシンボルの数と副搬送波の数は、CPの長さ、周波数間隔(frequency spacing)などによって多様に変更されることができる。例えば、CP(cyclic prefix)の長さが拡張CP(extended CP)である場合、リソースブロックは、6OFDMシンボルを含む。一つのOFDMシンボルで、副搬送波の数は、128、256、512、1024、1536及び2048のうち一つを選定して使用することができる。
図4は、ダウンリンク(DL)サブフレーム構造を示す。
図4を参照すると、DL(downlink)サブフレームは、時間領域で制御領域(control region)とデータ領域(data region)とに分けられる。制御領域は、サブフレーム内の第1のスロットの前方部の最大3個(場合によって、最大4個)のOFDMシンボルを含むが、制御領域に含まれるOFDMシンボルの個数は変わることができる。制御領域にはPDCCH(physical downlink control channel)及び他の制御チャネルが割り当てられ、データ領域にはPDSCH(physical downlink shared channel)、PBCH(Physical Broadcast Channel)が割り当てられることができる。
サブフレームの1番目のOFDMシンボルで送信されるPCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)は、サブフレーム内で制御チャネルの送信に使われるOFDMシンボルの数(即ち、制御領域の大きさ)に対するCFI(control format indicator)を伝送する。まず、端末は、PCFICH上にCFIを受信した後、PDCCHをモニタリングする。PDCCHと違って、PCFICHは、ブラインドデコーディング(blind decoding)を使用せず、サブフレームの固定されたPCFICHリソースを介して送信される。
PHICH(Physical Hybrid−ARQ Indicator Channel)は、制御領域で送信され、アップリンク(uplink:UL)HARQ(hybrid automatic repeat request)のためのACK(acknowledgement)/NACK(not−acknowledgement)信号を伝送する。即ち、基地局は、端末がPUSCHを介して送信したULデータに対する応答として、PHICHを介してACK/NACK信号を送信する。
PDCCHを介して送信される制御情報をダウンリンク制御情報(downlink control information、DCI)という。DCIは、PDSCHのリソース割当(これをDLグラント(downlink grant)ともいう)、PUSCHのリソース割当(これをULグラント(uplink grant)ともいう)、任意のUEグループ内の個別UEに対する送信パワー制御命令の集合及び/またはVoIP(Voice over Internet Protocol)の活性化を含むことができる。
DLグラントを含むDCIは、HARQプロセス番号(HARQ process number)を含むことができる。FDDの場合は3ビットを含み、TDDの場合は4ビットを含むことができる。端末は、HARQプロセス番号に基づいてHARQプロセスを区分することができる。
基地局は、端末に送るDCIによって、PDCCHフォーマットを決定した後、DCIにCRC(Cyclic Redundancy Check)を付け、PDCCHの所有者(owner)や用途によって、固有な識別子(これをRNTI(Radio Network Temporary Identifier)という)をCRCにマスキング(masking)する。
特定端末のためのPDCCHの場合、端末の固有識別子、例えば、C−RNTI(Cell−RNTI)がCRCにマスキングされることができる。または、ページングメッセージ(paging message)のためのPDCCHの場合、ページング指示識別子、例えば、P−RNTI(Paging−RNTI)がCRCにマスキングされることができる。システム情報のためのPDCCHの場合、システム情報識別子、SI−RNTI(system information−RNTI)がCRCにマスキングされることができる。端末のランダムアクセスプリアンブルの送信に対する応答であるランダムアクセス応答を指示するために、RA−RNTI(random access−RNTI)がCRCにマスキングされることができる。C−RNTIが使われると、PDCCHは、該当する特定端末のための制御情報(これを端末特定(UE−specific)制御情報という)を伝送し、他のRNTIが使われると、PDCCHは、セル内の全てのまたは複数の端末が受信する共用(common)制御情報を伝送する。
基地局は、CRCが付加されたDCIをエンコーディングすることで、符号化されたデータ(coded data)を生成する。前記エンコーディングは、チャネルコーディングとレートマッチング(rate matching)を含む。その後、基地局は、符号化されたデータを変調して変調シンボルを生成し、変調シンボルを物理的なRE(resource element)にマッピングして送信する。
データ領域で送信されるPDSCHは、ダウンリンクデータチャネルである。PDSCHを介してシステム情報、データなどが送信されることができる。そして、PBCHは、端末が基地局と通信するときに必須なシステム情報を伝送し、PBCHを介して送信されるシステム情報をMIB(master information block)という。それに対し、PDCCHにより指示されるPDSCH上に送信されるシステム情報をSIB(system information block)という。
図5は、アップリンクサブフレームの構造を示す。
図5を参照すると、アップリンクサブフレームは、周波数領域で、アップリンク制御情報を伝送するPUCCH(Physical Uplink Control Channel)が割り当てられる制御領域(region)と、ユーザデータ及び/または制御情報を伝送するPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)が割り当てられるデータ領域とに分けられる。
PUCCHは、サブフレームでRB対(pair)に割り当てられる。RB対に属するRBは、第1のスロットと第2のスロットの各々で互いに異なる副搬送波を占める。
<HARQ(hybrid automatic repeat request)>
HARQには、同期(synchronous)HARQ方式と非同期(asynchronous)HARQ方式とがある。
同期HARQ方式は、初期送信が失敗した場合、この後の再送信が予め決められたタイミングに行われる方式である。再送信が行われるタイミングは、初期送信後、毎8番目の時間単位(サブフレーム)に行われることができる。このようなタイミングは、基地局と端末との間に既に約束が行われているため、追加にこのタイミングに対して知らせる必要はない。データ送信側でNACKメッセージを受けた場合、ACKメッセージを受ける時までまたは予め決められた回数ほど毎8番目のサブフレームでデータを再送信することができる。
それに対し、非同期HARQ方式は、再送信タイミングが新しくスケジューリングされ、または追加的なシグナリングを介して行われることができる。以前に送信失敗したデータに対する再送信が行われるタイミングは、チャネル状態などの多様な要因により可変されることができる。
一方、HARQは、チャネル非適応的HARQ方式とチャネル適応的HARQ方式とに区分されることもできる。チャネル非適応的HARQ方式は、再送信時、データの変調、リソースブロックの数、コーディング方式などが初期送信時に決められた通りに行われる方式であり、それに対し、チャネル適応的HARQ方式は、これらがチャネルの状態によって可変される方式である。例えば、送信側で、初期送信時、6個のリソースブロックを利用してデータを送信し、以後再送信時にも同じく6個のリソースブロックを利用して再送信する方式がチャネル非適応的HARQ方式である。それに対し、初期には6個のリソースブロックを利用してデータ送信が行われたとしても、以後にチャネル状態によって、6個より大きいまたは小さい数のリソースブロックを利用してデータを再送信する方式がチャネル適応的HARQ方式である。
このような分類により、各々、4種類のHARQの組合せが行われることができるが、主に使われるHARQ方式では、非同期及びチャネル適応的HARQ方式と、同期及びチャネル非適応的HARQ方式とがある。非同期及びチャネル適応的HARQ方式は、再送信タイミングと使用するリソースの量をチャネルの状態によって適応的に異なるようにすることで再送信効率を極大化させることができる。しかし、オーバーヘッドが大きくなる短所があって、アップリンクのためには一般的に考慮されない。一方、同期及びチャネル非適応的HARQ方式は、再送信のためのタイミングとリソース割当がシステム内で約束されているため、そのためのオーバーヘッドがほぼないことが長所である。しかし、変化が激しいチャネル状態で使われる場合、再送信効率が非常に低くなる短所がある。
現在、3GPP LTEにおいて、ダウンリンクの場合、非同期HARQ方式が使われ、アップリンクの場合、同期HARQ方式が使われている。即ち、基地局がデータを送信/再送信する時は、非同期HARQ方式が使われ、端末がデータを送信/再送信する時は、同期HARQ方式が使われる。
図6は、アップリンクで使われる同期HARQ方式を例示する。
図6を参照すると、端末は、サブフレームnでスケジューリング情報であるULグラントを受信した後、サブフレームn+4でPUSCHを送信する。前記PUSCHは、前記ULグラントによりスケジューリングされたものである。端末は、サブフレームn+8で前記PUSCHに対するACK/NACK信号をPHICHを介して受信し、またはULグラントをPDCCHを介して受信することができる。端末は、サブフレームn+12でPUSCHを再送信することができる。サブフレームn、n+4、n+8、n+12は、同じHARQプロセスを構成するサブフレームであり、同じHARQプロセス番号が付与されることができる。
一方、基地局からULグラントまたはACK/NACK信号を受信した後、再び次のデータを送信する時までは、図6に示すように時間遅延が発生する。これはチャネルの伝達遅延と、データデコーディング及びデータエンコーディングにかかる処理時間により発生する遅延である。このような遅延区間にデータ送信の空白が発生することを防止するために、独立的なHARQプロセスを使用してデータを送信する方法が使われている。
例えば、一つのHARQプロセスで、データ送信と次のデータ送信までの最短周期が8サブフレームの場合、8個の独立的なHARQプロセスをおいて空白なくデータ送信をすることができる。LTE FDDでは、MIMO(multi input multi output)で動作しない場合、最大8個のHARQプロセスを割り当てることができるようになっている。LTE TDDでは、UL−DL設定によって最大HARQプロセスの個数が変わることができる。これに対しては詳細に後述する。MIMOで2個のコードワードを同時に送信する場合、2個のコードワードを一つのHARQプロセスに束ねて送信する方法と、各々のコードワードを別途のHARQプロセスに送信する方法とを使用することができる。
以下、キャリアアグリゲーションシステム(carrier aggregation system)に対して説明する。
図7は、単一搬送波システムとキャリアアグリゲーションシステムの比較例である。
図7を参照すると、単一搬送波システムでは、アップリンクとダウンリンクに一つの搬送波のみを端末にサポートする。搬送波の帯域幅は多様であるが、端末に割り当てられる搬送波は一つである。それに対し、キャリアアグリゲーション(carrier aggregation、CA)システムでは、端末に複数のコンポーネントキャリア(DL CC A乃至C、UL CC A乃至C)が割り当てられることができる。例えば、端末に60MHzの帯域幅を割り当てるために、3個の20MHzのコンポーネントキャリアが割り当てられることができる。
キャリアアグリゲーションシステムは、各搬送波が連続する連続(contiguous)キャリアアグリゲーションシステムと、各搬送波が互いに離れている不連続(non−contiguous)キャリアアグリゲーションシステムとに区分されることができる。以下、単純にキャリアアグリゲーションシステムという時、これはコンポーネントキャリアが連続な場合と不連続な場合を両方とも含むと理解しなければならない。
1個以上のコンポーネントキャリアをアグリゲーションする時、対象となるコンポーネントキャリアは、既存システムとの下位互換性(backward compatibility)のために、既存システムで使用する帯域幅をそのまま使用することができる。例えば、3GPP LTEシステムでは1.4MHz、3MHz、5MHz、10MHz、15MHz及び20MHzの帯域幅をサポートし、3GPP LTE−Aシステムでは前記3GPP LTEシステムの帯域幅のみを利用して20MHz以上の広帯域を構成することができる。または、既存システムの帯域幅をそのまま使用せずに、新しい帯域幅を定義して広帯域を構成することもできる。
無線通信システムのシステム周波数帯域は、複数の搬送波周波数(Carrier−frequency)に区分される。ここで、搬送波周波数は、セルの中心周波数(Center frequency of a cell)を意味する。以下、セル(cell)は、ダウンリンク周波数リソースとアップリンク周波数リソースの対で構成されることができる。または、セルは、ダウンリンク周波数リソースのみで構成されることもできる。一般的に、キャリアアグリゲーション(CA)を考慮しない場合、一つのセル(cell)は、アップリンク及びダウンリンク周波数リソースが常に対に存在できる。
特定セルを介してパケットデータの送受信が行われるためには、端末は、まず、特定セルに対して設定(configuration)を完了しなければならない。ここで、設定(configuration)とは、該当セルに対するデータ送受信に必要なシステム情報受信を完了した状態を意味する。例えば、設定(configuration)は、データ送受信に必要な共通物理階層パラメータ、またはMAC階層パラメータ、またはRRC階層で特定動作に必要なパラメータを受信する全般的な過程を含むことができる。設定完了したセルは、パケットデータが送信されることができるという情報のみを受信すると、直ちにパケットの送受信が可能になる状態である。
設定完了状態のセルは、活性化(Activation)または非活性化(Deactivation)状態に存在できる。ここで、活性化は、データの送信または受信が行なわれ、または準備状態(ready state)にあることを意味する。端末は、自分に割り当てられたリソース(周波数、時間など)を確認するために、活性化されたセルの制御チャネル(PDCCH)及びデータチャネル(PDSCH)をモニタリングまたは受信することができる。
非活性化は、トラフィックデータの送信または受信が不可能であり、測定や最小情報の送信/受信が可能であることを意味する。端末は、非活性化セルからパケット受信のために必要なシステム情報(SI)を受信することができる。それに対し、端末は、自分に割り当てられたリソース(周波数、時間など)を確認するために、非活性化されたセルの制御チャネル(PDCCH)及びデータチャネル(PDSCH)をモニタリングまたは受信しない。
セルは、プライマリセル(primary cell:Pcell)とセカンダリセル(secondary cell:Scell)、サービングセル(serving cell)に区分されることができる。
キャリアアグリゲーションが設定されると、端末は、ネットワークと一つのRRC接続のみを有する。RRC接続確立/再確立/ハンドオーバ過程で、一つのセルがNAS(non−access stratum)移動(mobility)情報及びセキュリティ入力(security input)を提供する。このようなセルをプライマリセルという。即ち、プライマリセルは、端末が基地局との最初接続確立過程(initial connection establishment procedure)または接続再確立過程を実行するセル、またはハンドオーバ過程でプライマリセルに指示されたセルを意味する。
セカンダリセルは、プライマリセルを介したRRC接続が確立された後、追加的な無線リソースを提供するために設定されるセルを意味する。
サービングセルは、端末にサービスを提供するために設定されたセルであり、キャリアアグリゲーションが設定されない、またはキャリアアグリゲーションを提供することができない端末である場合、プライマリセルで構成される。キャリアアグリゲーションが設定された場合、サービングセルは、複数で構成されることができる。複数のサービングセルは、プライマリセル及び全てのセカンダリセルのうち一つまたは複数で構成された集合で構成されることができる。
PCC(primary component carrier)は、プライマリセルに対応するCCを意味する。PCCは、多数のCCのうち、端末が初期に基地局と接続(ConnectionまたはRRC Connection)されるようになるCCである。PCCは、多数のCCに対するシグナリングのための接続(ConnectionまたはRRCC onnection)を担当し、端末と関連した連結情報である端末コンテキスト情報(UE Context)を管理する特別なCCである。また、PCCは、端末と接続されてRRC接続状態(RRC Connected Mode)の場合には常に活性化状態に存在する。プライマリセルに対応するダウンリンクコンポーネントキャリアをダウンリンクプライマリコンポーネントキャリア(DownLink Primary Component Carrier、DL PCC)といい、プライマリセルに対応するアップリンクコンポーネントキャリアをアップリンクプライマリコンポーネントキャリア(UL PCC)という。
SCC(secondary component carrier)は、セカンダリセルに対応するCCを意味する。即ち、SCCは、PCC以外に端末に割り当てられたCCであって、端末がPCC以外に追加的なリソース割当などのために拡張された搬送波(Extended Carrier)であり、活性化または非活性化状態に分けられる。セカンダリセルに対応するダウンリンクコンポーネントキャリアをダウンリンクセカンダリコンポーネントキャリア(DL Secondary CC、DL SCC)といい、セカンダリセルに対応するアップリンクコンポーネントキャリアをアップリンクセカンダリコンポーネントキャリア(UL SCC)という。
サービングセルを構成するコンポーネントキャリアは、ダウンリンクコンポーネントキャリアが一つのサービングセルを構成することもでき、ダウンリンクコンポーネントキャリアとアップリンクコンポーネントキャリアが連結設定されて一つのサービングセルを構成することもできる。従来、一つのアップリンクコンポーネントキャリアのみではサービングセルが構成されなかった。しかし、本発明ではアップリンクコンポーネントキャリアのみでサービングセルが構成されることもできる。
コンポーネントキャリアの活性化/非活性化は、サービングセルの活性化/非活性化の概念と同じである。例えば、サービングセル1がDL CC1で構成されていると仮定する時、サービングセル1の活性化は、DL CC1の活性化を意味する。もし、サービングセル2がDL CC2とUL CC2が連結設定されて構成されていると仮定する時、サービングセル2の活性化は、DL CC2とUL CC2の活性化を意味する。このような意味で、各コンポーネントキャリアは、セル(cell)に対応されることができる。
ダウンリンクとアップリンクとの間にアグリゲーションされるコンポーネントキャリアの数は異なるように設定されることができる。ダウンリンクCC数とアップリンクCC数が同じ場合を対称的(symmetric)アグリゲーションといい、その数が異なる場合を非対称的(asymmetric)アグリゲーションという。また、CCの大きさ(即ち、帯域幅)は、互いに異なることができる。例えば、70MHz帯域の構成のために、5個のCCが使われるとする時、5MHz CC(carrier #0)+20MHz CC(carrier #1)+20MHz CC(carrier #2)+20MHz CC(carrier #3)+5MHz CC(carrier #4)のように構成されることもできる。
前述したように、キャリアアグリゲーションシステムでは単一搬送波システムと違って、複数のサービングセル、即ち、複数のコンポーネントキャリア(component carrier、CC)をサポートすることができる。
一方、キャリアアグリゲーションシステムは、交差搬送波スケジューリング(cross−carrier scheduling:CCS)をサポートすることができる。交差搬送波スケジューリングは、特定コンポーネントキャリアを介して送信されるPDCCHを介して他のコンポーネントキャリアを介して送信されるPDSCHのリソース割当及び/または前記特定コンポーネントキャリアと基本的にリンクされているコンポーネントキャリア以外の他のコンポーネントキャリアを介して送信されるPUSCHのリソース割当をすることができるスケジューリング方法である。即ち、PDCCHとPDSCHが互いに異なるDL CCを介して送信されることができ、ULグラントを含むPDCCHが送信されたDL CCとリンクされたUL CC、即ち、同じセルを構成するUL CCでない他のセルに含まれているUL CCを介してPUSCHが送信されることができる。このように交差搬送波スケジューリングをサポートするシステムでは、PDCCHがどのようなDL CC/UL CCを介して送信されるPDSCH/PUSCHをスケジューリングするかを知らせる搬送波指示子が必要である。このような搬送波指示子を含むフィールドを搬送波指示フィールド(carrier indication field、CIF)という。
交差搬送波スケジューリングをサポートするキャリアアグリゲーションシステムは、従来のDCI(downlink control information)フォーマットに搬送波指示フィールド(CIF)を含むことができる。交差搬送波スケジューリングをサポートするシステム、例えば、LTE−Aシステムでは、既存のDCIフォーマット(即ち、LTEで使用するDCIフォーマット)にCIFが追加されるため、3ビットが拡張されることができ、PDCCH構造は、既存のコーディング方法、リソース割当方法(即ち、CCEベースのリソースマッピング)等を再使用することができる。
基地局は、PDCCHモニタリングDL CC(モニタリングCC)集合を設定することができる。PDCCHモニタリングDL CC集合は、アグリゲーションされた全体DL CCのうち一部DL CCで構成され、交差搬送波スケジューリングが設定されると、端末は、PDCCHモニタリングDL CC集合に含まれているDL CCに対してのみPDCCHモニタリング/デコーディングを実行する。即ち、基地局は、PDCCHモニタリングDL CC集合に含まれているDL CCを介してのみスケジューリングしようとするPDSCH/PUSCHに対するPDCCHを送信する。PDCCHモニタリングDL CC集合は、端末特定的、端末グループ特定的、またはセル特定的に設定されることができる。
非交差搬送波スケジューリング(non−cross carrier scheduling:NCCS)は、同じ搬送波(セル)内でスケジューリング情報とそれによるデータが受信/送信されることを意味し、セルフスケジューリング(self−scheduling)ともいう。非交差搬送波スケジューリングは、従来単一セルのみが設定された端末に適用されたスケジューリング方法ということができる。
<HARQ周期及びHARQプロセスの個数>
一つのDL HARQプロセスにかかる時間(これをHARQプロセス周期または簡単にHARQ周期という)を次のように定義する。まず、基地局がデータを送信することを初期送信という。前記データは、ACK/NACK応答を必要とする全てのものを通称する。例えば、送信ブロック、コードワード、PDSCHなどのようなデータに限定されずに、DL SPS解除PDCCHのようにACK/NACK応答を必要とする制御チャネルも含む。
端末は、前記データに対するACK/NACKを送信する。基地局は、端末が送信したACK/NACKを受信した後、ACK/NACKによって新しいデータを送信し、またはデータを再送信することができる。基地局が新しいデータを送信することもできるが、便宜上、ACK/NACK応答に対応してデータを送信することを再送信という。
それによって、同じDL HARQプロセスにかかる時間は、初期送信と再送信時点との差によって規定されることができる。DL HARQプロセスにかかる時間は、ACK/NACKが送信されるULサブフレームを基準にし、前記ACK/NACKの対象となった初期送信までの時間(これをkと表示する。ただ、kは、サブフレーム単位)と、前記ACK/NACK以後の再送信までの時間(これをjと表示する。jは、サブフレーム単位)との和である。
FDDでは、DLサブフレームとULサブフレームの比が1:1であり、FDDフレーム内にDLサブフレーム及びULサブフレームが互いに異なる周波数帯域に連続的に存在するため、DL HARQプロセスにかかる時間が一定に8サブフレームである。
それに対し、TDDでは、前記kとjが各ULサブフレーム別に異なることができるため、DL HARQプロセスにかかる時間が一定でない。
基地局と端末との間の伝達遅延及び処理遅延を考慮して、ACK/NACKは、データ受信後、一定時間(kmin)後に送信されるように規定されている。基地局は、ACK/NACK受信後、一定時間(kmin)後にデータを再送信することができる。以下の表は、各UL−DL設定において、ULサブフレーム以後kmin=4より大きいまたは同じ最短DLサブフレームの位置を示す。
Figure 0006177991
前記表での値(例えば、UL−DL設定0において、サブフレーム2に表示された‘4’)は、端末が各ULサブフレームでDL HARQに対するACK/NACK応答後、これに基づいて基地局がスケジューリング可能な最短時間をサブフレーム単位で表す。したがって、各ULサブフレームでのACK/NACKに対応されるDL HARQプロセスの以前送信タイミングと、該当ULサブフレームでのACK/NACKに対する同じDL HARQプロセスの次の送信タイミングとの和が同じDL HARQプロセスをスケジューリングすることができる最短時間になる。
初期送信、最短再送信の可能時間は、以下の表のように示すことができる。
Figure 0006177991
前記表3は、UL−DL設定によるTDDフレーム内の各ULサブフレームでk+j値を示す。サブフレームnに対するk値をk(n)、サブフレームnに対するj値をj(n)とする時、表3ではサブフレームnに対して{k(n)}+j(n)の形式に示す。k(n)は、複数個の値のうちいずれか一つである。
前記表3において、‘Max(HARQ period)’は、各ULサブフレームで求めた{k(n)}+j(n)値の最大値をUL−DL設定別に示すものである。例えば、UL−DL設定4において、{k(n)}+j(n)値の最大値は16という意味である。
一方、ダウンリンクで運用することができるDL HARQプロセスの個数(前記表において、‘Max DL HARQ’)は、前記k(n)+j(n)値の最大値と連関されている。即ち、一つのセルでDL HARQプロセスの個数は、k(n)+j(n)値の最大値に該当する区間内に含まれるDLサブフレームの個数に決定されることができる。
図8は、一つのTDDセルでUL−DL設定0〜2の各々に対してDL HARQプロセスの個数を決定する例を示す。
例えば、UL−DL設定0において、ULサブフレーム191を基準に、kは6になり、jは4になる。そして、k+j個のサブフレーム区間に含まれているDLサブフレームの個数は4個である。したがって、MHARQ=4になる。
図9は、一つのTDDセルでUL−DL設定3〜5の各々に対してDL HARQプロセスの個数を決定する例を示す。
例えば、UL−DL設定3において、ULサブフレーム201を基準に、kは11になり、jは4になる。そして、k+j個のサブフレーム区間に含まれているDLサブフレームの個数は9個である。したがって、MHARQ=9になる。
図10は、一つのTDDセルでUL−DL設定6に対してDL HARQプロセスの個数を決定する例を示す。
UL−DL設定6において、ULサブフレーム211を基準に、kは7になり、jは7になる。そして、k+j個のサブフレーム区間に含まれているDLサブフレームの個数は6個である。したがって、MHARQ=6になる。
即ち、図8乃至図10は、一つのTDDセルに対してDL HARQプロセスの個数を決定する例を示す。
アップリンクで使われる同期HARQタイミングを説明するために、便宜上、いくつかの用語を定義する。以下、この用語は、説明と図面で使われることができる。
まず、ULグラント(uplink grant)の送信時点とPUSCHの初期送信時点との間の間隔をGUといい、kで表す。PUSCHの初期送信時点とPHICH送信時点との間の間隔をUHといい、jで表す。PHICH送信時点とPUSCH再送信時点との間の間隔をHUといい、rで表す。再送信されるULグラントとPUSCH再送信時点との間の間隔をGU’といい、k’で表す。PUSCH送信時点と次のULグラントの送信時点との間の間隔はUGと表示する。
図11は、一つのFDDセルのみが使われる場合の同期UL HARQタイミングを示す。
図11には、PDCCHを介してULグラントが基地局により送信されるダウンリンクサブフレームn−k、前記ULグラントによりスケジューリングされたPUSCHが端末により送信されるアップリンクサブフレームn、前記PUSCHの応答であるACK/NACKが前記基地局により送信(PHICHを介して)されるダウンリンクサブフレームn+j、前記ACK/NACKがNACKである場合、前記端末によりPUSCHが再送信されるアップリンクサブフレームn+j+rを示している。一方、端末は、PHICHを介して受信したACK/NACKに基づいてPUSCHを再送信することができるが、ULグラントをサブフレームn+j+r−k’で受信した後、前記ULグラントに基づいてサブフレームn+j+rでPUSCHを再送信することもできる。
FDDフレームでは、DLサブフレームとULサブフレームが連続的に存在し、常に1:1の関係に存在する。したがって、同期HARQタイミングでk=j=r=k’=k=4になる。HARQプロセスの個数は、スケジューリングを受けたPUSCHの送信後、再びPUSCHを再送信する時までの区間に含まれているULサブフレームの個数によって決定されることができ、総8個の独立的なHARQプロセスが動作できる。
一方、TDDフレームでは、DLサブフレームとULサブフレームがTDDフレーム内で常に同じ個数に存在するものではない。したがって、k=4を考慮したk、j、r、k’値がUL−DL設定によって変わることができる。
図12乃至図13は、一つのTDDセルで各UL−DL設定に対して既存同期UL HARQタイミングを示す例である。即ち、図12及び図13は、一つのTDDセルのみが使われる場合のUL−DL設定による既存同期UL HARQタイミングを示す。
図12では、UL−DL設定0乃至2の各々に対して既存の同期HARQタイミングを示す。端末がPUSCHを送信するサブフレームをサブフレームnとする時、前記PUSCHをスケジューリングするULグラントを含むPDCCHを受信するサブフレームであるサブフレームn−k、前記PUSCHに対するACK/NACKをPHICHを介して受信するサブフレームであるサブフレームn+j、PUSCH再送信のためのULグラントを受信するサブフレームであるサブフレームn+j+r−k’、PUSCHが再送信されるサブフレームであるサブフレームn+j+rを示している。
図13では、サブフレームn、サブフレームn−k、サブフレームn+j、サブフレームn+j+r−k’、サブフレームn+j+rなどをUL−DL設定3乃至6に対して示している。
図12及び図13で数字を含むサブフレームは、アップリンクサブフレームであり、各アップリンクサブフレームではPUSCHが送信されることができる。数字を含まないサブフレームは、ダウンリンクサブフレームまたはスペシャルサブフレームである。また、各アップリンクサブフレームと矢印で連結されたダウンリンクサブフレームでは、ULグラントを含むPDCCHまたはACK/NACKを含むPHICHが基地局により送信される。TDDフレームに含まれているDLサブフレームのうち、アップリンクサブフレームと矢印で連結されないダウンリンクサブフレームは、PHICHが存在しないダウンリンクサブフレームである。例えば、図12において、ダウンリンクサブフレーム91、92は、PHICHが存在しないダウンリンクサブフレームの一例である。
以下、本発明に対して説明する。
次世代無線通信システムでは、MTC、MU−MIMO、互いに異なるUL−DL設定を使用する搬送波間のキャリアアグリゲーション、異種セル間のアグリゲーションなど、多様なサービスとシステム構成が可能である。異種セル間のアグリゲーションとは、既存のセルとNCTを使用するセルのアグリゲーション、マクロセルとスモールセルのアグリゲーション、FDDフレームを使用するセルとTDDフレームを使用するセルのアグリゲーションなどを含むことができる。
このようなシステム構成では、同じサイトに位置するセル間のアグリゲーションになることもできるが、互いに異なるサイトに位置するセル間のアグリゲーションになることもできる。後者の場合、サイト間の制御情報送信に遅延が存在して各サイト別にスケジューリングが実行されることができる。
また、アップリンク制御信号が送信されるPUCCHの送信がプライマリセルにのみ制限された従来技術と違って、セカンダリセルでも送信されることができる。PUCCHが送信されるセカンダリセルは、シグナリングされ、または予め約束されることができる。
PUCCHを送信するセカンダリセルは、セルグループ当たり一つのみが許容されることができる。セルグループは、RRCメッセージを介して設定されることができる。
一方、互いに異なる位置に存在するサイトで同じ周波数の搬送波を使用し、独立的なスケジューリングを実行する場合、スケジューリングされるリソース間の衝突が発生できる。これを回避するために、TDM、FDM、CDM等を介して物理的にリソースを区分して割り当てることができる。
TDMの場合、サイトAでスケジューリングするUL/DLサブフレームとサイトBでスケジューリングするUL/DLサブフレームを、時間領域で区分して割り当てる。
以下、互いに異なるサイトに位置するセルで同じ周波数の搬送波を使用することを前提とし、TDMを使用する時、どのようにリソースを区分して割り当てるかを具体的に説明する。
図14は、本発明の一実施例に係るリソース割当方法を示す。
複数のサイトにリソースを割り当てる装置は、前記複数のサイトで共通的に使われるリソース割当単位を決定する(S140)。前記装置は、前記複数のサイトに位置した基地局のうち一つであってもよく、前記基地局を管理する別途の装置であってもよい。リソース割当単位は、固定された個数のサブフレームで構成されることができる。
前記装置は、前記リソース割当単位に基づいて前記複数のサイトにリソースを割り当てる(S150)。
図15は、複数のサイトに無線リソースをTDM方式に割り当てる一例を示す。
図15を参照すると、サイトA、B、Cは、同じ周波数帯域を使用する複数のサイトである。各サイトには基地局及び端末が位置できる。
サイトA、B、Cにはリソース割当単位に基づいてリソースが割り当てられることができる。リソース割当単位には前記複数のサイトの各々に割り当てられる無線リソースが時間領域で区分されて配置、即ち、TDM(time division multiplexing)されることができる。
この場合、リソース割当単位を構成するサブフレームの個数をどのように決定することが効率的かが問題になることができる。本発明では、各サイトでのHARQ周期、HARQプロセス個数に基づいて前記リソース割当単位を構成する方法を説明する。
以下、各サイトでFDDを使用する場合及びTDDを使用する場合の各々に対してリソース割当単位に基づいて複数のサイトにリソースを割り当てる方法を説明する。
<FDDシステムにおいて、HARQプロセスタイミングによるTDM>
LTEでデータチャネルには送信の効率性のためにHARQが適用される。ダウンリンクの場合、データ(PDSCH)の正常受信可否を示すACK/NACKがPUCCHを介してフィードバックされる。このとき、基地局と端末との間の伝達遅延及び処理遅延を考慮して、ACK/NACKは、データ送信後、一定時間(kmin)後に送信されるように規定されている。基地局は、ACK/NACK受信後、一定時間(kmin)後にデータを再送信することができる。
FDDの場合、最大8個のHARQプロセスを同時に設定することができる。アップリンクの場合にも同様にアップリンクグラントの受信、PUSCHの送信、PHICHを介したACK/NACK受信またはアップリンクグラントの受信の順序にHARQプロセスが進行され、最大8個のHARQプロセスが実行されることができる。
このように設定されたHARQを効率的に運用するためには、HARQ周期によるTDM方式を適用することが好ましい。即ち、FDDでは、8サブフレーム(8ms)がHARQ周期になるため、8個のサブフレームをTDM方式に分割することができる。即ち、リソース割当単位は、8個のサブフレームで構成されることができる。リソース割当単位内で各サイトに割り当てられるサブフレームは、TDM方式に分割される。即ち、前記リソース割当単位に含まれるサブフレームの個数は、前記複数のサイトの各々でのHARQ(hybrid automatic repeat request)周期に基づいて決定されることができる。
図16は、FDD方式に動作する3個のサイトに対してTDM方式にリソースを割り当てる例を示す。
3個のサイトを各々サイトA、B、Cという。
図16を参照すると、ダウンリンク(DL)搬送波で8個の連続するサブフレームがリソース割当単位になる。前記8個の連続するサブフレームのうち、サイトAに3個のサブフレームを割り当て、サイトBに3個のサブフレームを割り当て、サイトCに2個のサブフレームを割り当てることができる。
また、アップリンク(UL)搬送波でも8個の連続するサブフレームがリソース割当単位になる。前記8個の連続するサブフレームのうち、サイトAに3個のサブフレームを割り当て、サイトBに3個のサブフレームを割り当て、サイトCに2個のサブフレームを割り当てることができる。
一方、PDSCHを送信するダウンリンクサブフレームの分割によって、PUCCHを送信するアップリンクサブフレームの分割が決定されることができる。または、それに対し、PUCCHを送信するアップリンクサブフレームの分割によって、PDSCHを送信するダウンリンクサブフレームの分割が決定されることもできる。
即ち、ダウンリンク搬送波とアップリンク搬送波で同じサイトに割り当てられるサブフレームのうち、少なくとも一対のサブフレームは、時間領域でkmin以上離隔されて割り当てられる。例えば、ダウンリンク搬送波でサイトAに割り当てられたサブフレーム141と、アップリンク搬送波でサイトAに割り当てられたサブフレーム142は、kmin(=4サブフレーム)ほど離隔されて割り当てられる。
各サイトに割り当てられるサブフレームは、ビットマップを介して指示されるうことができる。例えば、8ビットで構成されるビットマップを介して各サイトに割り当てられるサブフレームを指示することができる。
このような方法によると、既存の単一サイトでのACK/NACK送信タイミングを同じく使用することができるという長所がある。特に、同期式で動作するアップリンクHARQプロセスの場合、HARQタイミングの変化なくHARQの再送信周期を最小化して適用することができるという長所がある。
ダウンリンクでは、同期式HARQプロセスの周期が明確でないため、HARQプロセス基準でないフレーム周期に設定することができる。アップリンクでは、HARQプロセス基準に設定できる。
前記方法では、HARQ周期は考慮したが、HARQプロセス番号とサブフレームの対応関係は定めていない。HARQ周期とフレーム内のサブフレーム番号が一致しない場合、HARQ周期にTDMされるサブフレームとフレームとの整列が必要である。
そのために、システムフレーム番号(system frame number:SFN)をパラメータにし、サブフレームマッピングを実行することができる。
図17は、システムフレーム番号とHARQ周期を考慮したマッピングの一例である。
FDDでは、HARQ周期(=8サブフレーム)とフレーム内のサブフレーム個数(10個)の最小公倍数が40であるため、SFNが4で割り切れるフレームの1番目のサブフレームから複数のサイトにTDM方式にリソース割り当てることができる。
リソース割当単位は、8msの倍数に設定されることもできる。例えば、8msと一つのフレームの長さである10msの最小公倍数である40msとしてリソース割当単位が構成されることができる。このときは、40ビットで構成されたビットマップを利用して各サイトに割り当てられたサブフレームを知らせることができる。この方法は、TDDにも適用することができる。
リソースの分割は、DL HARQ、UL HARQ別に各セル別DLトラフィック/ULトラフィックによって実行されることができる。しかし、ダウンリンクチャネルの同じサブフレーム内の検出及びアップリンクチャネルの同じサブフレーム内の送信のためにDL HARQとUL HARQを対に設定することができる。
一方、同じULサブフレームでPUCCH−PUSCH同時送信を常に許容することができる。その理由は、互いに異なるサイト間のスケジューリング情報を知ることができなくて、PUCCHがPUSCHにピギーバックされる場合、該当リソースとピギーバック可否を知ることができないためである。
動作の単純化のために、同じサイトに割り当てられたPUCCH−PUSCHの場合にも同時送信をするように設定することができる。
CSIがピギーバックされる場合、CSI情報を考慮してアップリンクデータのマッピングをレートマッチングしたものと違って、CSIのピギーバックは、パンクチャリングする。CSIがマッピングされるPUSCHリソース要素以外の領域で、アップリンクデータのコーディングされたシンボルのPUSCHリソース要素に対するマッピングが、レートマッチングの場合、CSI有無によって変わるが、パンクチャリングの場合、CSI有無によって変わらないためである。
<TDDシステムにおいて、HARQプロセスタイミングによるTDM>
TDDの場合、FDDと違って、一つのサブフレーム区間にはDLサブフレームまたはULサブフレームのうち一つのみが存在する。また、UL−DL設定によって、DLサブフレームとULサブフレームの比が異なるように設定されることができる。
したがって、PDSCH受信、ACK/NACK送信、PDSCH再受信のタイミングとPUSCH送信、ULグラント/PHICH受信、PUSCH再送信のタイミングがUL−DL設定によって変わる。これは図8乃至図10、図12、図13を参照して既に説明した。
前述したように、TDDではDL HARQ周期がUL−DL設定別に変わる。DL HARQプロセスの効率的な分配のためには、DL HARQ周期内のDLサブフレーム個数(即ち、最大DL HARQプロセス個数)を基準にリソース割当単位を構成することができる。ビットマップを利用してリソース割当単位を各サイトに知らせることができ、ビットマップを構成するビット数は、DL HARQプロセス周期内のDLサブフレームの個数と同じである。
以下の表は、各UL−DL設定別に決定される最大DL HARQプロセスの個数を示す。
Figure 0006177991
FDDで言及したように、HARQ周期が10msでない場合、HARQ周期にTDMされるサブフレームとフレームとのTDM周期設定間の整列が必要である。そのために、システムフレーム番号をパラメータにしてサブフレームのマッピングが必要である。例えば、DL HARQ周期(B)と一つのフレーム内に存在するDLサブフレームの個数(A)の最小公倍数に決定されるDLサブフレームの個数(C)を周期に整列することができる。
前記表4において、UL−DL設定1の場合、一つのフレームには6個のDLサブフレームが存在し、HARQ周期は7msである。したがって、最小公倍数(least common multiple:LCM)は、42サブフレームになる。42個のDLサブフレームは、総7個のフレーム内に含まれる。この場合、複数のサイトに共通的に使われるリソース割当単位は、7フレーム(70ms)で構成されることができる。
即ち、TDDを使用する複数のサイトに対するリソース割当単位は、一つのフレーム内に含まれている、ダウンリンクサブフレームの個数とダウンリンクHARQプロセスの最大個数の最小公倍数を求め、前記最小公倍数の個数ほどのダウンリンクサブフレームを含むフレームの個数に決定されることができる。
リソース割当単位は、構成の単純化のために特定UL−DL設定で決定された値を他のUL−DL設定に適用することができる。
前述したように、DL HARQ周期、DL HARQプロセス個数に基づいてリソース割当単位を決定することができる。リソース割当単位内で各サイトに配分されるサブフレームは、まず、PDSCHを基準に決定され、PDSCHに対するACK/NACKが送信されるPUCCHサブフレームが決定されることができる。
以下の表は、各UL−DL設定において、ULサブフレームnに対応されるDLサブフレームn−kの対応関係を示す。即ち、サブフレームn−kで送信されるPDSCHに対するACK/NACKがULサブフレームnで送信されることを示す。
Figure 0006177991
複数のサイトでの独立的なスケジューリングのためのTDMを考慮する場合、PUCCHリソースの衝突が発生できる。これを避けるために、PUCCH送信ULサブフレームに対応されるDLサブフレームを集合にしてTDMする方法を適用することができる。したがって、PUCCHが送信されるULサブフレームの分割によって、PDSCHが送信されるDLサブフレームの分割が決定されることができる。これはULサブフレームがDLサブフレームの個数より多くて、一つのULサブフレームに複数のDLサブフレームが対応されるUL−DL設定1、2、3、4、5にのみ適用することができる。
以下、UL同期式HARQを考慮してリソース割当単位を決定する方法に対して説明する。
UL HARQプロセスの効率的な配分のために、UL HARQ周期内のULサブフレームの個数を基準にリソース割当単位を決定することができる。即ち、UL HARQプロセス個数を基準にリソース割当単位を決定することができる。各サイトにビットマップでリソース割当単位を知らせる場合、ビットマップのビット数は、UL HARQ周期内のULサブフレームの個数と同じである。
以下の表は、各UL−DL設定別に決定される最大UL HARQプロセスの個数を示す。
Figure 0006177991
一方、HARQ周期が10msでない場合、HARQ周期にTDMされるサブフレームとフレームとのTDM周期設定に整列が必要である。そのために、システムフレーム番号をパラメータにしてマッピングを実行することもできる。
例えば、ULサブフレーム個数基準のUL HARQ周期(B)と一つのフレーム内のULサブフレームの個数(A)の最小公倍数に決定されるULサブフレームの個数(C)を周期にリソース割当単位を整列することができる。
前記表6において、UL−DL設定0の場合、一つのフレームには6個のULサブフレームが存在し、HARQ周期は7msであるため、最小公倍数は42サブフレームになる。これをフレーム数に換算すると、7フレームになる。したがって、リソース割当単位は、7フレームで構成されることができる。
構成の単純化のために、特定UL−DL設定で決定された値を他のUL−DL設定にも適用することができる。特に、DL非同期HARQとの連動を考慮してUL−DL設定1〜5の場合、10msの倍数(例えば、20ms)に周期を設定することができる。
PUSCH送信のためのULサブフレーム分割によって、ULグラント/PHICH送信DLサブフレームが決定されることができる。UL−DL設定0の場合、ULサブフレームの個数がDLサブフレームの個数より多いため、複数のULサブフレームに対応されるDLサブフレームでのULグラント送信衝突を避けるように設定しなければならない。
ULサブフレームインデックスフィールドは、TDMに割当を受けたULに対応されるビットのみをスケジューリングに使用することができる。
一方、PHICHの場合、複数のULサブフレームに対応されるDLサブフレームではIPHICHを適用することによって各ULサブフレーム別衝突されないリソースに区分される。
したがって、E−PHICHなどが導入される場合、該当サブフレームでIPHICHによる独立的なリソースの設定が必要である。
PHICHリソースによるリソース区分を設定し、これに対応されるULサブフレームのTDMをすることもできる。
TDDの場合、DL HARQによるPDSCH送信DLサブフレームとPUCCH送信ULサブフレームとの間隔が、UL HARQによるPUSCH送信ULサブフレームとULグラント/PHICH送信DLサブフレームとの間隔と異なる。したがって、整列が難しい。DL HARQに連関されたチャネルに対するTDMとUL HARQに連関されたチャネルに対するTDMは、独立的に設定することが好ましい。
本発明によると、同じ周波数帯域を使用する複数のサイトにTDM方式にリソース割当をする時、リソースを効率的に分割する基準及び方法を提供する。
図18は、本発明の実施例が具現される無線機器を示すブロック図である。
各サイトには基地局及び端末が位置できる。
基地局100は、プロセッサ(processor)110、メモリ(memory)120及びRF部(RF(radio frequency) unit)130を含む。プロセッサ110は、提案された機能、過程及び/または方法を具現する。メモリ120は、プロセッサ110と連結され、プロセッサ110を駆動するための多様な情報を格納する。RF部130は、プロセッサ110と連結され、無線信号を送信及び/または受信する。特定基地局は、同じ周波数帯域を使用する他の基地局にリソース割当単位に基づいてリソースを割り当てることができる。
端末200は、プロセッサ210、メモリ220及びRF部230を含む。プロセッサ210は、提案された機能、過程及び/または方法を具現する。メモリ220は、プロセッサ210と連結され、プロセッサ210を駆動するための多様な情報を格納する。RF部230は、プロセッサ210と連結され、無線信号を送信及び/または受信する。
プロセッサ110、210は、ASIC(application−specific integrated circuit)、他のチップセット、論理回路、データ処理装置及び/またはベースバンド信号及び無線信号を相互変換する変換器を含むことができる。メモリ120、220は、ROM(read−only memory)、RAM(random access memory)、フラッシュメモリ、メモリカード、格納媒体及び/または他の格納装置を含むことができる。RF部130、230は、無線信号を送信及び/または受信する一つ以上のアンテナを含むことができる。実施例がソフトウェアで具現される時、前述した技法は、前述した機能を遂行するモジュール(過程、機能など)で具現されることができる。モジュールは、メモリ120、220に格納され、プロセッサ110、210により実行されることができる。メモリ120、220は、プロセッサ110、210の内部または外部にあり、よく知られた多様な手段によりプロセッサ110、210と連結されることができる。

Claims (7)

  1. 同じ周波数帯域を使用する複数のサイトに無線リソースを割り当てる方法であって、前記方法は
    前記複数のサイトで共通的に使われるサブフレームの固定された個数を決定することであって、前記サブフレームの固定された個数は、一つのフレーム内に含まれているダウンリンクサブフレームの個数とダウンリンクHARQプロセスの最大個数の最小公倍数と同数のダウンリンクサブフレームを含むフレームの個数により決定される、ことと、
    前記サブフレームの固定された個数に基づいて前記複数のサイトにリソースを割り当てることと
    を含み、前記サブフレームの固定された個数が使われることにより、前記複数のサイトの各々に割り当てられる無線リソースが時間領域で区分されて配置される方法。
  2. 記サブフレームの固定された個数は、前記複数のサイトの各々に対するHARQ(ybrid utomatic epeat reuest)周期に基づいて決定される請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数のサイトの各々に位置した基地局及び端末は、FDD(requency ivision uplex)方式に従って動作する請求項2に記載の方法。
  4. 前記複数のサイトの各々に位置した基地局及び端末は、TDD(ime ivision uplex)方式に従って動作する請求項に記載の方法。
  5. 前記複数のサイトが第1のサイト及び第2のサイトを含む場合、前記第1のサイトに位置した第1の基地局第1の端末との間の通信に使われる第1のサブフレームと、第2の基地局第2の端末との間の通信に使われる第2のサブフレームとは、前記サブフレームの固定された個数内で時間領域で重ならない請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のサブフレーム及び前記第2のサブフレームは、前記サブフレームの固定された個数内で所定のパターンを有して配置される請求項に記載の方法。
  7. 同じ周波数帯域を使用する複数のサイトに無線リソースを割り当てる装置であって、前記装置は
    無線信号を送信及び受信するように構成されたRF(adio requency)部と、
    前記RF部と連結されるプロセッサ
    を含み、
    前記プロセッサは、
    前記複数のサイトで共通的に使われるサブフレームの固定された個数を決定することであって、前記サブフレームの固定された個数は、一つのフレーム内に含まれているダウンリンクサブフレームの個数とダウンリンクHARQプロセスの最大個数の最小公倍数と同数のダウンリンクサブフレームを含むフレームの個数により決定される、ことと、
    前記サブフレームの固定された個数に基づいて前記複数のサイトにリソースを割り当てることと
    を実行するように構成され前記サブフレームの固定された個数が使われることにより、前記複数のサイトの各々に割り当てられる無線リソースが時間領域で区分されて配置される装置。
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