JP6174519B2 - 資源割当装置およびその動作方法 - Google Patents

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本発明は、資源割当装置およびその動作方法に関するものである。
Machine to Machine(M2M)では、M2Mアプリケーションが、センサ等の入力デバイスによって受け取った情報に基づきスピーカ等の出力デバイスの制御を通信ネットワークを介して行うことが想定されている。
M2Mアプリケーションが対象デバイスを遠隔制御するためには、時々刻々と変化するデバイスの動的情報を正確に把握する必要がある。ここで言うデバイスの動的情報とは、デバイスの位置情報、電源状態、故障状態、ネットワーク接続状態などを指す。
M2Mにおけるデバイス管理は、外部アプリケーション装置との処理を仲介するサーバ装置と、デバイスの状態をサーバ装置に送信するゲートウェイ装置により実施される。ゲートウェイ装置は、例えば、ゲートウェイ装置に接続しているデバイスを管理する機能、外部システムからの使用要求の処理や外部システムへの接続制御処理を行う機能を有する。 M2Mで導入されるデバイスは、500億個にものぼると推定されている。
他のネットワークサービスに影響を及ぼさない形での数億オーダのデバイス管理、および、デバイスの導入・維持コストの低減を目指した省電力化の2点を両立するために、M2Mデバイスはほとんどの時間、スリープ・休止など電源が入っていない状態にあることが多いと推測されている。
さらに、M2Mでは、サブギガ帯(1GHz以下)無線ネットワークを使用するデバイスの導入拡大が見込まれている(非特許文献1)。
しかし、当該帯域のネットワークについては、最大連続送信時間や、1時間あたり送信時間の合計に細かな制限が設けられており、ゲートウェイ装置とデバイスの接続時間が制約されるため、ゲートウェイ装置が常にデバイスのリアルタイム情報を把握しているとは限らない。
したがって、外部アプリケーション装置がデバイスを発見する際には、
A.外部アプリケーション装置から使用要求を受信したサーバ装置が、当該アプリケーションが使用権(アクセス権)を有するデバイスの中で使用要求を満たすものを抽出し、
B.当該デバイスを管理するゲートウェイ装置に対してデバイス状態確認要求を送信し、
C.ゲートウェイ装置が当該デバイスの動的情報を確認した後サーバ装置に応答を送信し、
D.サーバ装置が当該応答に基づきデバイスの使用可否を外部アプリケーション装置に送信するという一連の処理を、外部アプリケーション装置の使用要求ごとに逐次実施する必要がある(図17参照)。
特開2013−070302号公報
岡庭ら、日本国内における920MHz帯のZigBee IP仕様、OKIテクニカルレビュー第221号、Vol. 80、No.1、pp.70-73、2013
デバイスのリアルタイムな動的情報は、デバイスの電源が入っていないと分からない。 サーバ装置からのデバイス状態確認要求があった時点におけるデバイスの電源状態が、スリープ・休止など電源が入っていない状態の場合には、デバイスを一旦起動した後でないと確認できないため、サーバ装置からの要求を受信してすぐに応答を返すことができるとは限らない。このため、あるデバイスの状態確認を行っている間に、同デバイスに対するデバイス状態確認要求が送信される可能性がある。
外部アプリケーション装置の使用要求を受信するごとにデバイスの状態確認を行っていると、サーバ装置−デバイス間のトランザクション数が増加してネットワーク負荷が高くなってしまう虞がある。
各外部アプリケーション装置が送信した使用要求を、それぞれ独立かつ先着順に扱ってしまうため、ある外部アプリケーション装置に対してデバイスを割り当てられない状況が発生しうる。
よく知られた資源割当手法としては、先着順割当(FIFO)や優先度基準のものがある。 図16に示すように、FIFOをデバイスに適用した場合には、最も早い使用要求Aから順にデバイスを割り当てていくので、例えば、後の使用要求Cへデバイスを割り当てることができない。
優先度基準でデバイス割当を行う際については、優先度が高い使用要求B、G、Hへのデバイス割当を先行して行い、例えば、優先度が同じ場合は先着順とする。優先度の高い使用要求へのデバイス割当が終了した時点で、低優先度の使用要求へのデバイス割当に移行する。この場合についても、使用要求Cへデバイスを割り当ることができない。
以上より、これらの手法では全ての使用要求へデバイスを割り当ることができない場合が存在する。
図16の固定割当に示すように、特許文献1では、あらかじめ使用要求に割り当てるデバイスを定めておくことにより、あるデバイスが他の使用要求に割り当てられてしまうことを防いでいる。しかし、M2Mのように、デバイスの動的状態によって流動的に変わりうる場合に、割り当てられたデバイスが使用要求を満たさず、結果的にデバイスを割り当てられなかったことと同じ状態に陥ってしまう虞がある。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、従来より多くの使用要求に対して資源を割り当てられる資源割当装置とその動作方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、第1の本発明は、資源に対する複数の使用要求のそれぞれにつき、当該使用要求に合致しかつ割り当てられてない資源の資源IDと、当該資源の総数である候補総数と、当該使用要求と他の使用要求とに合致しかつ割り当てられてない資源の総数である競合候補数とが含まれ且つ有効または無効に設定可能なレコードを備える使用要求データベースと、1以上の前記使用要求に対し該使用要求に合致する資源を割り当てる割当処理部とを備え、前記割当処理部は、前記使用要求データベースにおいて、有効なレコードであり且つ当該レコード内の競合候補数より多い候補総数を含むレコードの有無を判定する第1の判定を行い(S1)、該当のレコードがあるなら(S1:YES)、当該レコードのみに含まれる資源IDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S3)、当該レコードを無効化し(S5)、有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第1の再計算を行い(S7)、制御を第1の判定(S1)に戻す一方、前記第1の判定で該当のレコードがないなら(S1:NO)、予め設定された割当処理(S100)を呼び出す手段を有し、前記割当処理(S100)は、前記使用要求データベースにおいて有効なレコードであり且つ当該レコード内の候補総数の逆数の最大値に対応するレコードの有無を判定する第2の判定を行い(S11)、該当のレコードがあるなら(S11:YES)、該当のレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第2の再計算を行う(S13)手段と、前記第2の再計算後の前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて競合候補数より多い候補総数を含むレコードの有無を判定する第3の判定を行い(S21)、該当のレコードがあるなら(S21:YES)、当該レコードのみに含まれる資源IDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S23)、当該レコードを無効化し(S25)、前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第3の再計算を行い(S27)、前記割当処理(S100)を呼び出す手段と、前記第3の判定で該当のレコードがないなら(S21:NO)、前記使用要求データベースの有効なレコードに対応する使用要求の中で最も早く生じた使用要求のレコードから1つの資源ID以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S51)、当該レコードを無効化し(S53)、前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第4の再計算を行い(S55)、前記第2の判定で該当する有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第5の再計算を行う(S56)手段と、前記第5の再計算後の前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて競合候補数より多い候補総数を含むレコードの有無を判定する第4の判定を行い(S61)、該当のレコードがないなら(S61:NO)、前記割当処理(S100)を呼び出す手段と、該当のレコードがあるなら(S61:YES)、当該レコードのみに含まれる資源IDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S63)、当該レコードを無効化し(S65)、前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第6の再計算を行い(S67)、前記第2の判定で該当する有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第7の再計算を行い(S69)、制御を第4の判定(S61)に戻す手段と、前記呼び出された割当処理(S100)が終了したなら、または、前記第2の判定(S11)で該当のレコードがないなら(S11:NO)、前記使用要求データベースの全レコードが無効か否かを判定する第6の判定を行い(S71)、前記使用要求データベースの全レコードが無効なら(S71:YES)、割り当て処理(S100)を終了させる手段と、前記第6の判定で、前記使用要求データベースのいずれかのレコードが有効であると判定されたなら(S71:NO)、当該レコードのいずれかに資源IDがあるか否かを判定し(S73)、当該レコードのいずれかに資源IDがある(S73:YES)、制御を前記第2の判定(S11)に戻す一方、当該レコードの全てに資源IDがないなら(S73:NO)、割り当て処理(S100)を終了させる手段とを備えることを特徴とする。
例えば、前記使用要求データベースのレコードは、当該レコードに対応する使用要求の優先度を設定可能であり、前記第5の再計算を行う(S56)手段に代えて、前記第3の判定で該当のレコードがないなら(S21:NO)、前記第2の判定の該当のレコードにおいて優先度が最大のレコードの有無を判定し(S31)、該当のレコードがあるなら(S31:YES)、当該レコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算し(S33)、前記割当処理(S100)を呼び出し、該当のレコードがないなら(S31:NO)、前記使用要求データベースの有効なレコードに対応する使用要求の中で最も早く生じた使用要求のレコードのみに含まれる資源IDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S51)、当該レコードを無効化し(S53)、前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第4の再計算を行い(S55)、前記第2の判定で該当する有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第5の再計算を行う(S56)手段を備える。
第2の本発明は、資源割当装置の動作方法であって、前記資源割当装置は、資源に対する複数の使用要求のそれぞれにつき、当該使用要求に合致しかつ割り当てられてない資源の資源IDと、当該資源の総数である候補総数と、当該使用要求と他の使用要求とに合致しかつ割り当てられてない資源の総数である競合候補数とが含まれ且つ有効または無効に設定可能なレコードを備える使用要求データベースと、1以上の前記使用要求に対し該使用要求に合致する資源を割り当てる割当処理部とを備え、前記動作方法は、前記割当処理部が、前記使用要求データベースにおいて、有効なレコードであり且つ当該レコード内の競合候補数より多い候補総数を含むレコードの有無を判定する第1の判定を行い(S1)、該当のレコードがあるなら(S1:YES)、当該レコードのみに含まれる資源IDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S3)、当該レコードを無効化し(S5)、有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第1の再計算を行い(S7)、制御を第1の判定(S1)に戻す一方、前記第1の判定で該当のレコードがないなら(S1:NO)、予め設定された割当処理(S100)を呼び出す工程を有し、前記割当処理(S100)は、前記使用要求データベースにおいて有効なレコードであり且つ当該レコード内の候補総数の逆数の最大値に対応するレコードの有無を判定する第2の判定を行い(S11)、該当のレコードがあるなら(S11:YES)、該当のレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第2の再計算を行う(S13)工程と、前記第2の再計算後の前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて競合候補数より多い候補総数を含むレコードの有無を判定する第3の判定を行い(S21)、該当のレコードがあるなら(S21:YES)、当該レコードのみに含まれる資源IDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S23)、当該レコードを無効化し(S25)、前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第3の再計算を行い(S27)、前記割当処理(S100)を呼び出す工程と、前記第3の判定で該当のレコードがないなら(S21:NO)、前記使用要求データベースの有効なレコードに対応する使用要求の中で最も早く生じた使用要求のレコードから1つの資源ID以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S51)、当該レコードを無効化し(S53)、前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第4の再計算を行い(S55)、前記第2の判定で該当する有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第5の再計算を行う(S56)工程と、前記第5の再計算後の前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて競合候補数より多い候補総数を含むレコードの有無を判定する第4の判定を行い(S61)、該当のレコードがないなら(S61:NO)、前記割当処理(S100)を呼び出す工程と、該当のレコードがあるなら(S61:YES)、当該レコードのみに含まれる資源IDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S63)、当該レコードを無効化し(S65)、前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第6の再計算を行い(S67)、前記第2の判定で該当する有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第7の再計算を行い(S69)、制御を第4の判定(S61)に戻す工程と、前記呼び出された割当処理(S100)が終了したなら、または、前記第2の判定(S11)で該当のレコードがないなら(S11:NO)、前記使用要求データベースの全レコードが無効か否かを判定する第6の判定を行い(S71)、前記使用要求データベースの全レコードが無効なら(S71:YES)、割り当て処理(S100)を終了させる手段と、前記第6の判定で、前記使用要求データベースのいずれかのレコードが有効であると判定されたなら(S71:NO)、当該レコードのいずれかに資源IDがあるか否かを判定し(S73)、当該レコードのいずれかに資源IDがある(S73:YES)、制御を前記第2の判定(S11)に戻す一方、当該レコードの全てに資源IDがないなら(S73:NO)、割り当て処理(S100)を終了させる工程とを備えることを特徴とする。
例えば、前記使用要求データベースのレコードは、当該レコードに対応する使用要求の優先度を設定可能であり、前記第5の再計算を行う(S56)工程に代えて、前記第3の判定で該当のレコードがないなら(S21:NO)、前記第2の判定の該当のレコードにおいて優先度が最大のレコードの有無を判定し(S31)、該当のレコードがあるなら(S31:YES)、当該レコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算し(S33)、前記割当処理(S100)を呼び出し、該当のレコードがないなら(S31:NO)、前記使用要求データベースの有効なレコードに対応する使用要求の中で最も早く生じた使用要求のレコードのみに含まれる資源IDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S51)、当該レコードを無効化し(S53)、前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第4の再計算を行い(S55)、前記第2の判定で該当する有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第5の再計算を行う(S56)工程を備える。
本発明によれば、従来より多くの使用要求に対して資源(デバイス等)を割り当てることができる。
本実施の形態に係る資源割当装置の一例であるデバイス割当装置の利用形態の一例を示す図である。 図1におけるシーケンスの一例である。 デバイス割当装置1とゲートウェイ装置2の構成の一例を示す図である。 使用要求データベース18の構成の一例を示す図である。 割当処理部19の動作を示すフローチャートである。 割当処理(S100)のフローチャートである。 実施例において使用要求I、Jにそれぞれデバイスh、jを割り当てる際の使用要求データベース18を示す図である。 実施例において使用要求Cにデバイスaを割り当てる際の使用要求データベース18を示す図である。 実施例において使用要求Cにデバイスaを割り当て再計算した後の使用要求データベース18を示す図である。 実施例において使用要求Aにデバイスcを割り当てる際の使用要求データベース18のレコードA、B、Dを示す図である。 実施例において使用要求Bにデバイスbを割り当てる際の使用要求データベース18を示す図である。 実施例において使用要求Dにデバイスdを割り当てる際の使用要求データベース18を示す図である。 実施例において使用要求Eにデバイスeを割り当てる際の使用要求データベース18を示す図である。 実施例において使用要求F、Hにそれぞれデバイスf、iを割り当てる際の使用要求データベース18を示す図である。 実施例において使用要求Gにデバイスgを割り当てる際の使用要求データベース18を示す図である。 本実施の形態に係るデバイス割当装置による使用要求へのデバイスの割り当てと従来技術を用いたデバイスの割り当てを比較した図である。 従来におけるデバイス割り当てのシーケンスの一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る資源割当装置の一例であるデバイス割当装置の利用形態の一例を示す図である。
デバイス割当装置1は、ネットワークN1を介して、複数のゲートウェイ装置2に接続され、各ゲートウェイ装置2には、1以上のデバイスが接続される。
また、デバイス割当装置1は、ネットワークN2を介して、複数の外部アプリケーション装置3に接続される。
図2は、図1におけるシーケンスの一例である。
外部アプリケーション装置3は、アプリケーション(アプリA、B、C)がデバイスの使用要求をデバイス割当装置1に送信する。使用要求には場合によっては優先度が設定される。使用要求には、デバイス種別、デバイス性能、デバイス位置、アプリに関する情報が、デバイスの選定の条件として、設定される。
デバイス割当装置1では、対象デバイス抽出処理として、使用要求を送信してきた外部アプリケーション装置が使用権をもつデバイス群から、条件を満たすものを抽出する。
デバイス割当装置1では、対象デバイス抽出処理で抽出した各デバイスに対し、現在の状態確認を行う。つまり、デバイス種別、デバイス性能、デバイス位置などを含むデバイス状態確認要求をゲートウェイ装置2に送信する。
ゲートウェイ装置2は、デバイス状態確認処理として、デバイス割当装置からの使用要求に応じ、該当デバイスの現在状態を確認する。つまり、現在状態確認信号をデバイスに送信し、デバイスから現在状態応答信号を受信し、デバイス状態応答をデバイス割当装置に送信する。
デバイス割当装置1は、最初にデバイス状態確認要求を送信する時にフラグを立て、同デバイスに対するデバイス状態確認要求を必要とする外部アプリケーション装置の情報をデバイス割当装置1内のキューに入れてゲートウェイ装置2からデバイス状態応答を待機する。デバイス状態応答を受信したら、これを最初のデバイス状態確認要求に対応する外部アプリケーション装置ならびにキューに情報を入れた外部アプリケーション装置の両方に対応するものとして処理する。これにより、後者の外部アプリケーション装置についてはデバイス状態確認要求を送信しなくてよく、その結果、デバイス割当装置1−ゲートウェイ装置2間およびゲートウェイ装置2−デバイス間のトランザクション数を低減できる。
デバイス割当装置1は、デバイス状態応答に基づいて、複数の使用要求へ1回の割り当てでデバイスを割り当て、割り当てられた使用要求を送信してきた外部アプリケーション装置3には、使用可の使用可否応答を、割り当てられなかった使用要求を送信してきた外部アプリケーション装置3には、使用不可の使用可否応答を同時に送信する。使用可否を使用要求ごとに送信するのでなく、割り当てごとに送信するので、外部アプリケーション装置3−デバイス割当装置1間のトランザクション数を低減できる。
図3は、デバイス割当装置1とゲートウェイ装置2の構成の一例を示す図である。
デバイス割当装置1は、デバイス使用要求受信部11、対象デバイス抽出処理部12、デバイス状態確認要求送信判定部13、デバイス状態確認要求送信部14、外部アプリケーション装置情報保持部15、デバイス状態応答受信部16、デバイス使用可否判定部17、使用要求データベース18、割当処理部19、デバイス使用可否送信部1Aを備える。
デバイス使用要求受信部11は、外部アプリケーション装置3から送信されるデバイスの使用要求を受信し、対象デバイス抽出処理部12へ引き渡す。
対象デバイス抽出処理部12は、使用要求を送信した外部アプリケーション装置3が使用権を有するデバイスの中から使用要求を満たすデバイス抽出する。
デバイス状態確認要求送信判定部13は、抽出されたデバイスを管理するゲートウェイ装置2に対して、既にデバイス状態確認要求を送信しているか否かを確認する。
デバイス状態確認要求送信部14は、送信していなければ、ゲートウェイ装置2にデバイス状態確認要求を送信する。
外部アプリケーション装置情報保持部15は、既にデバイス状態確認要求を送信している場合には、使用要求を送信した外部アプリケーション装置3に関する情報と使用要求を満たすデバイスに関する情報を対応づけて保持する。
デバイス状態応答受信部16は、ゲートウェイ装置2から送信されるデバイス状態応答を受信する。
デバイス使用可否判定部17は、受信したデバイス状態応答を基に、現在使用可能なデバイスか否かを判定する。例えば、故障中、あるいは別ユーザが使用中のデバイスは使用不可と判定する。
使用要求データベース18は、割当処理部19による処理に使用されるものであり、詳しくは後述する。
割当処理部19は、現在使用可能と判定されたデバイス(候補)を使用要求に割り当てるものであり、詳しくは後述する。
デバイス使用可否送信部1Aは、デバイスを割り当てることができた使用要求を送信してきた外部アプリケーション装置3には、使用可の使用可否応答を、デバイスを割り当てることができなかった使用要求を送信してきた外部アプリケーション装置3には、使用不可の使用可否応答を同時に送信する。
ゲートウェイ装置2は、デバイス状態確認要求受信部21、デバイス現在状態確認処理部22、デバイス状態応答送信部23を備える。
デバイス状態確認要求受信部21は、デバイス割当装置1からデバイス状態確認要求を受信し、デバイス現在状態確認処理部22に引き渡す。
デバイス現在状態確認処理部22は、デバイス状態確認要求を基に、現在状態を確認すべきデバイスを特定し、その動的情報である可用性(電源状態、故障状態、ネットワーク接続状態)と現在位置を確認する。
デバイス状態応答送信部23は、現在のデバイスの可用性と現在位置を示すデバイス状態応答をデバイス割当装置1に送信する。
図4は、使用要求データベース18の構成の一例を示す図である。
使用要求データベース18は、デバイスに対する複数の使用要求のそれぞれにつき、当該使用要求に合致しかつ割り当てられてないデバイスの資源ID(以下、デバイスID)と、当該使用要求の優先度と、当該デバイスの総数である候補総数と、当該使用要求と他の使用要求とに合致し(競合し)かつ割り当てられてないデバイスの総数である競合候補数とが含まれ且つ有効または無効に設定可能なレコードを備える。レコードは、処理の過程で算出される候補総数の逆数を含んでもよい。
図5は、割当処理部19の動作を示す第1のフローチャートである。
割当処理部19は、使用要求データベース18において、有効なレコードであり且つ当該レコード内の競合候補数より多い候補総数を含むレコードの有無を判定する第1の判定を行い(S1)、該当のレコードがあるなら(S1:YES)、当該レコードのみに含まれるデバイスIDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該デバイスIDが含まれるなら当該デバイスIDを削除(S3)、すなわち、当該レコードに対応する使用要求に当該デバイスIDのデバイスを割り当て(S3)、当該レコードを無効化し(S5)、有効なレコードにおいてデバイスIDにより候補総数と競合候補数を再計算する第1の再計算を行い(S7)、制御を第1の判定(S1)に戻す一方、第1の判定で該当のレコードがないなら(S1:NO)、予め設定された割当処理(S100)を呼び出す。
図6は、割当処理(S100)のフローチャートである。
割当処理部19は、まず、使用要求データベース18において有効なレコードであり且つ当該レコード内の候補総数の逆数の最大値に対応するレコードの有無を判定する第2の判定を行い(S11)、該当のレコードがあるなら(S11:YES)、該当のレコードにおいてデバイスIDにより候補総数と競合候補数を再計算する第2の再計算を行う(S13)。
割当処理部19は、第2の再計算後の使用要求データベース18の有効なレコードにおいて競合候補数より多い候補総数を含むレコードの有無を判定する第3の判定を行い(S21)、該当のレコードがあるなら(S21:YES)、当該レコードのみに含まれるデバイスIDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該デバイスIDが含まれるなら当該デバイスIDを削除し(S23)、すなわち、当該レコードに対応する使用要求に当該デバイスIDのデバイスを割り当て(S23)、当該レコードを無効化し(S25)、使用要求データベース18の有効なレコードにおいてデバイスIDにより候補総数と競合候補数を再計算する第3の再計算を行い(S27)、割当処理(S100)を呼び出す。
割当処理部19は、第3の判定で該当のレコードがないなら(S21:NO)、第2の判定の該当のレコードにおいて優先度が最大のレコードの有無を判定し(S31)、該当のレコードがあるなら(S31:YES)、当該レコードにおいてデバイスIDにより候補総数と競合候補数を再計算し(S33)、前記割当処理(S100)を呼び出す。
割当処理部19は、割当処理部19は、該当のレコードがないなら(S31:NO)、使用要求データベース18の有効なレコードに対応する使用要求の中で最も早く生じた使用要求のレコードのみに含まれるデバイスIDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該デバイスIDが含まれるなら当該デバイスIDを削除し(S51)、すなわち、最も早い使用要求に当該デバイスIDのデバイスを割り当て(S51)、当該レコードを無効化し(S53)、使用要求データベース18の有効なレコードにおいてデバイスIDにより候補総数と競合候補数を再計算する第4の再計算を行い(S55)、第2の判定で該当する有効なレコードにおいてデバイスIDにより候補総数と競合候補数を再計算する第5の再計算を行う(S56)。
割当処理部19は、第5の再計算後の使用要求データベース18の有効なレコードにおいて競合候補数より多い候補総数を含むレコードの有無を判定する第4の判定を行い(S61)、該当のレコードがないなら(S61:NO)、割当処理(S100)を呼び出す。
割当処理部19は、該当のレコードがあるなら(S61:YES)、当該レコードのみに含まれるデバイスIDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該デバイスIDが含まれるなら当該デバイスIDを削除し(S63)、すなわち、当該レコードに対応する使用要求に当該デバイスIDのデバイスを割り当て(S63)当該レコードを無効化し(S65)、使用要求データベース18の有効なレコードにおいてデバイスIDにより候補総数と競合候補数を再計算する第6の再計算を行い(S67)、第2の判定で該当する有効なレコードにおいてデバイスIDにより候補総数と競合候補数を再計算する第7の再計算を行い(S69)、制御を第4の判定(S61)に戻す。
割当処理部19は、呼び出された割当処理(S100)が終了したなら、または、第2の判定(S11)で該当のレコードがないなら(S11:NO)、使用要求データベース18の全レコードが無効か否かを判定する第6の判定を行い(S71)、使用要求データベース18の全レコードが無効なら(S71:YES)、処理を終了させる。
割当処理部19は、第6の判定で、使用要求データベース18のいずれかのレコードが有効であると判定されたなら(S71:NO)、当該レコードのいずれかにデバイスIDがあるか否かを判定し(S73)、当該レコードのいずれかにデバイスIDがある(S73:YES)、制御を前記第2の判定(S11)に戻す一方、当該レコードの全てにデバイスIDがないなら(S73:NO)、割り当て処理(S100)を終了させる
なお、優先度を使用しない場合、割当処理部19は、ステップS21:NOの場合、制御をステップS51に移す。
(実施例)
次に、割当処理部19による割り当てを具体例を用いて説明する。
まず、図4に示すように、使用要求A〜Jは、AからJの順で得られたこととする。また、使用要求Aに対応するレコードをレコードAといい、他のレコードも同様に呼称する。デバイスID「a」に対応するデバイスをデバイスaといい、他のデバイスも同様に呼称する。また、デバイスID「a」〜「b」、優先度、候補総数、競合候補数が図4に示すように配置されていることとする。
割当処理部19は、図7に示すように、まず、第1の判定(S1)でレコードI、Jが該当する(S1:YES)。これにより、デバイスID「h」、「j」のデバイスが、それぞれ使用要求I、Jに割り当てられる。図では、割り当てるデバイスのデバイスIDを線で囲んで示す。
割当処理部19は、図8に示すように、レコードI、JにそれぞれデバイスID「h」、「j」のみを残して他のデバイスIDを削除し(S3)、レコードI、Jを無効化し(S5)、第1の再計算を行い(S7)、制御を第1の判定(S1)に戻す。
第1の判定(S1)で該当のレコードがない(S1:NO)ので、第2の判定を行い(S11)、レコードCが該当する(S11:YES)ので、レコードCについて第2の再計算を行う(S13)。
割当処理部19は、次に、第3の判定を行い(S21)、レコードCが該当する(S21:YES)ので、デバイスID「a」のデバイスが使用要求Cに割り当てられる。
割当処理部19は、図9に示すように、レコードCにデバイスID「a」のみを残して他のデバイスIDを削除し、他のレコードにデバイスID「a」が含まれるのでこれを削除し(S23)、レコードCを無効化する(S25)。
割当処理部19は、次に、レコード(A、B、D〜H)において第3の再計算を行い(S27)、割当処理(S100)を呼び出す。
割当処理部19は、呼び出された割当処理(S100)の中で、まず、第2の判定を行い(S11)、図9に示すように、レコードA、B、Dが該当する(S11:YES)ので、レコードA、B、Dについて第2の再計算を行う(S13)。
割当処理部19は、次に、第3の判定を行い(S21)、図10に示すように、レコードAが該当する(S21:YES)ので、デバイスID「c」のデバイスが使用要求Aに割り当てられる。
割当処理部19は、図11に示すように、レコードAにデバイスID「c」のみを残して他のデバイスIDを削除し、他のレコードHにもデバイスID「a」が含まれるのでこれを削除し(S23)、レコードAを無効化する(S25)。
割当処理部19は、レコードB、D〜Hについて第3の再計算を行い(S27)、第3の再計算後、割当処理(S100)を呼び出す。
割当処理部19は、呼び出された割当処理(S100)の中で、まず、第2の判定を行い(S11)、図11に示すように、レコードB、Dが該当する(S11:YES)ので、レコードB、Dについて第2の再計算を行う(S13)。
割当処理部19は、次に、第3の判定を行い(S21)、レコードB、Dいずれも該当しないので(S21:NO)、レコードB、Dにおいて優先度が最大のレコードの有無を判定し(S31)、レコードBが該当する(S31:YES)ので、レコードBにおいて候補総数と競合候補数を再計算し(S33)、割当処理(S100)を呼び出す。
割当処理部19は、呼び出された割当処理(S100)の中で、まず、第2の判定を行い(S11)、レコードBが該当する(S11:YES)ので、レコードBについて第2の再計算を行う(S13)。
割当処理部19は、次に、第3の判定を行い(S21)、レコードBが該当する(S21:YES)ので、レコードBにデバイスID「b」(dでもよい)のみを残して他のデバイスIDを削除し、他のレコードD、EにもデバイスID「b」が含まれるのでこれを削除し(S23)、レコードBを無効化する(S25)。
割当処理部19は、次に、レコードD〜Hについて第3の再計算を行い(S27)、第3の再計算後、割当処理(S100)を呼び出す。
割当処理部19は、呼び出された割当処理(S100)の中で、第2の判定を行い(S11)、図12に示すように、レコードDが該当する(S11:YES)ので、レコードDについて第2の再計算を行う(S13)。
割当処理部19は、次に、第3の判定を行い(S21)、図12に示すように、レコードDが該当する(S21:YES)ので、レコードDにデバイスID「d」(レコードBにデバイスID「d」のみを残した場合は「b」)のみを残して他のデバイスIDを削除し、他のレコードEにもデバイスID「d」が含まれるのでこれを削除し(S23)、レコードBを無効化する(S25)。
割当処理部19は、次に、レコードE〜Hについて第3の再計算を行い(S27)、第3の再計算後、割当処理(S100)を呼び出す。
割当処理部19は、呼び出された割当処理(S100)の中で、第2の判定を行い(S11)、図13に示すように、レコードEが該当する(S11:YES)ので、レコードEについて第2の再計算を行う(S13)。
割当処理部19は、次に、第3の判定を行い(S21)、レコードEが該当する(S21:YES)ので、レコードEにデバイスID「e」のみを残して他のデバイスIDを削除し、他のレコードF、HにもデバイスID「e」が含まれるのでこれを削除し(S23)、レコードEを無効化する(S25)。
割当処理部19は、次に、レコードF〜Hについて第3の再計算を行い(S27)、第3の再計算後、割当処理(S100)を呼び出す。
割当処理部19は、呼び出された割当処理(S100)の中で、第2の判定を行い(S11)、図14に示すように、レコードF、Hが該当する(S11:YES)ので、レコードF、Hについて第2の再計算を行う(S13)。
割当処理部19は、次に、第3の判定を行い(S21)、レコードF、Hが両方該当する(S21:YES)ので、レコードF、HにそれぞれデバイスID「f」、「i」が残るようにし、レコードGにデバイスID「f」が含まれ、レコードGにデバイスID「i」が含まれるので、これらを削除し(S23)、レコードF、Hを無効化する(S25)。
割当処理部19は、次に、レコードGについて第3の再計算を行い(S27)、第3の再計算後、割当処理(S100)を呼び出す。
割当処理部19は、呼び出された割当処理(S100)の中で、第2の判定を行い(S11)、図15に示すように、レコードGが該当する(S11:YES)ので、レコードGについて第2の再計算を行う(S13)。
割当処理部19は、次に、第3の判定を行い(S21)、レコードGが該当する(S21:YES)ので、レコードGにデバイスID「g」のみを残して他のデバイスIDを削除し(S23)、レコードGを無効化する(S25)。割当処理部19は、有効なレコードがないので、ステップS27を省略し、割当処理(S100)を呼び出す。
割当処理部19は、呼び出された割当処理(S100)の中で、第2の判定を行い(S11)、第2の判定(S11)で該当のレコードがなく(S11:NO)、かつ、使用要求データベース18の全レコードが無効(S71:YES)なので、処理を終了させる。
図16は、本実施の形態に係るデバイス割当装置による使用要求へのデバイスの割り当てと従来技術を用いたデバイスの割り当てを比較した図である。
図4の例だと、従来の先着順割当(FIFO)では使用要求Cにデバイスを割り当てることができない。
また、従来の優先度基準による割当でも使用要求Cにデバイスを割り当てることができない。
また、従来の固定割当では使用要求C、Hにデバイスを割り当てることができない。
しかし、上述のように、デバイス割当装置1によれば、全使用要求にデバイスを割り当てることができる。
以上のように、デバイス割当装置1によれば、割当処理部19が図5のフローチャートにしたがってデバイスを使用要求に割り当てるので、使用要求に多くのデバイスを割り当てることができる。
すなわち、「候補総数」、「競合候補数」、「優先度」という限られた情報から,他の使用要求よりも遅いタイミングで送出された使用要求、優先度の低い使用要求、合致するデバイスの少ない使用要求などに対して、デバイスを割り当てることが可能となる。これにより、従来手法である、先着順制御・優先度に基づく割当、固定的に設定した要求-応答割当の各手法と比較して、より多くの使用要求に対してデバイスを割り当てることが可能となる。
さらに、M2M デバイスなど、現在状態の確認に時間を要するデバイスに対して送出する状態確認要求を1 回の通信に集約し、当該通信で得られた情報を基に割当処理を行うことが可能となる。これにより、デバイス割当装置−デバイス間のネットワーク負荷低減と複数の外部アプリケーション装置からの使用要求に対するデバイス割当数の最大化を両立することが可能となる。
また、この割当処理は、「使用要求」または「デバイス数」のいずれかのうち、大きい方をn とすると計算オーダO(n)で収束するため、使用要求をデバイスへの状態確認要求送出から応答受信までに設定することで、デバイス発見における許容範囲内の時間で割当処理を完了できると推測される。
本割当処理は、デバイスそのものの割当に留まらず、排他独占的な割当が必要となる有限資源を対象にできることを特徴とする。例えば,デバイス「機能」を対象とする場合には,「デバイスそのもの」ではなく「デバイス機能」単位での割当を行うため、複数の機能を持つデバイスの一機能を割当対象と捉える。具体的な例として、「スピーカ機能」を対象とした割り当てを行う際には、「スピーカそのもの」だけではなく、「ディスプレイ等に複合的に備え付けられたスピーカ機能」も割当対象資源として扱うこととする。
なお、本実施の形態の資源割当装置(デバイス割当装置)としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録でき、また、インターネットなどの通信網を介して伝送させて、広く流通させることができる。
1 デバイス割当装置
1A デバイス使用可否送信部
2 ゲートウェイ装置
3 外部アプリケーション装置
11 デバイス使用要求受信部
12 対象デバイス抽出処理部
13 デバイス状態確認要求送信判定部
14 デバイス状態確認要求送信部
15 外部アプリケーション装置情報保持部
16 デバイス状態応答受信部
17 デバイス使用可否判定部
18 使用要求データベース
19 割当処理部
21 デバイス状態確認要求受信部
22 デバイス現在状態確認処理部
23 デバイス状態応答送信部

Claims (5)

  1. 資源に対する複数の使用要求のそれぞれにつき、当該使用要求に合致しかつ割り当てられてない資源の資源IDと、当該資源の総数である候補総数と、当該使用要求と他の使用要求とに合致しかつ割り当てられてない資源の総数である競合候補数とが含まれ且つ有効または無効に設定可能なレコードを備える使用要求データベースと、
    1以上の前記使用要求に対し該使用要求に合致する資源を割り当てる割当処理部とを備え、
    前記割当処理部は、
    前記使用要求データベースにおいて、有効なレコードであり且つ当該レコード内の競合候補数より多い候補総数を含むレコードの有無を判定する第1の判定を行い(S1)、該当のレコードがあるなら(S1:YES)、当該レコードのみに含まれる資源IDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S3)、当該レコードを無効化し(S5)、有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第1の再計算を行い(S7)、制御を第1の判定(S1)に戻す一方、前記第1の判定で該当のレコードがないなら(S1:NO)、予め設定された割当処理(S100)を呼び出す手段を有し、
    前記割当処理(S100)は、
    前記使用要求データベースにおいて有効なレコードであり且つ当該レコード内の候補総数の逆数の最大値に対応するレコードの有無を判定する第2の判定を行い(S11)、該当のレコードがあるなら(S11:YES)、該当のレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第2の再計算を行う(S13)手段と、
    前記第2の再計算後の前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて競合候補数より多い候補総数を含むレコードの有無を判定する第3の判定を行い(S21)、該当のレコードがあるなら(S21:YES)、当該レコードのみに含まれる資源IDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S23)、当該レコードを無効化し(S25)、前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第3の再計算を行い(S27)、前記割当処理(S100)を呼び出す手段と、
    前記第3の判定で該当のレコードがないなら(S21:NO)、前記使用要求データベースの有効なレコードに対応する使用要求の中で最も早く生じた使用要求のレコードから1つの資源ID以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S51)、当該レコードを無効化し(S53)、前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第4の再計算を行い(S55)、前記第2の判定で該当する有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第5の再計算を行う(S56)手段と、
    前記第5の再計算後の前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて競合候補数より多い候補総数を含むレコードの有無を判定する第4の判定を行い(S61)、該当のレコードがないなら(S61:NO)、前記割当処理(S100)を呼び出す手段と、
    該当のレコードがあるなら(S61:YES)、当該レコードのみに含まれる資源IDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S63)、当該レコードを無効化し(S65)、前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第6の再計算を行い(S67)、前記第2の判定で該当する有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第7の再計算を行い(S69)、制御を第4の判定(S61)に戻す手段と、
    前記呼び出された割当処理(S100)が終了したなら、または、前記第2の判定(S11)で該当のレコードがないなら(S11:NO)、前記使用要求データベースの全レコードが無効か否かを判定する第6の判定を行い(S71)、前記使用要求データベースの全レコードが無効なら(S71:YES)、割り当て処理(S100)を終了させる手段と、
    前記第6の判定で、前記使用要求データベースのいずれかのレコードが有効であると判定されたなら(S71:NO)、当該レコードのいずれかに資源IDがあるか否かを判定し(S73)、当該レコードのいずれかに資源IDがある(S73:YES)、制御を前記第2の判定(S11)に戻す一方、当該レコードの全てに資源IDがないなら(S73:NO)、割り当て処理(S100)を終了させる手段と
    を備えることを特徴とする資源割当装置。
  2. 前記使用要求データベースのレコードは、当該レコードに対応する使用要求の優先度を設定可能であり、
    前記第5の再計算を行う(S56)手段に代えて、
    前記第3の判定で該当のレコードがないなら(S21:NO)、前記第2の判定の該当のレコードにおいて優先度が最大のレコードの有無を判定し(S31)、該当のレコードがあるなら(S31:YES)、当該レコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算し(S33)、前記割当処理(S100)を呼び出し、該当のレコードがないなら(S31:NO)、前記使用要求データベースの有効なレコードに対応する使用要求の中で最も早く生じた使用要求のレコードのみに含まれる資源IDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S51)、当該レコードを無効化し(S53)、前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第4の再計算を行い(S55)、前記第2の判定で該当する有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第5の再計算を行う(S56)手段
    を備えることを特徴とする請求項1記載の資源割当装置。
  3. 資源割当装置の動作方法であって、
    前記資源割当装置は、
    資源に対する複数の使用要求のそれぞれにつき、当該使用要求に合致しかつ割り当てられてない資源の資源IDと、当該資源の総数である候補総数と、当該使用要求と他の使用要求とに合致しかつ割り当てられてない資源の総数である競合候補数とが含まれ且つ有効または無効に設定可能なレコードを備える使用要求データベースと、
    1以上の前記使用要求に対し該使用要求に合致する資源を割り当てる割当処理部とを備え、
    前記動作方法は、
    前記割当処理部が、
    前記使用要求データベースにおいて、有効なレコードであり且つ当該レコード内の競合候補数より多い候補総数を含むレコードの有無を判定する第1の判定を行い(S1)、該当のレコードがあるなら(S1:YES)、当該レコードのみに含まれる資源IDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S3)、当該レコードを無効化し(S5)、有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第1の再計算を行い(S7)、制御を第1の判定(S1)に戻す一方、前記第1の判定で該当のレコードがないなら(S1:NO)、予め設定された割当処理(S100)を呼び出す工程を有し、
    前記割当処理(S100)は、
    前記使用要求データベースにおいて有効なレコードであり且つ当該レコード内の候補総数の逆数の最大値に対応するレコードの有無を判定する第2の判定を行い(S11)、該当のレコードがあるなら(S11:YES)、該当のレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第2の再計算を行う(S13)工程と、
    前記第2の再計算後の前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて競合候補数より多い候補総数を含むレコードの有無を判定する第3の判定を行い(S21)、該当のレコードがあるなら(S21:YES)、当該レコードのみに含まれる資源IDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S23)、当該レコードを無効化し(S25)、前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第3の再計算を行い(S27)、前記割当処理(S100)を呼び出す工程と、
    前記第3の判定で該当のレコードがないなら(S21:NO)、前記使用要求データベースの有効なレコードに対応する使用要求の中で最も早く生じた使用要求のレコードから1つの資源ID以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S51)、当該レコードを無効化し(S53)、前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第4の再計算を行い(S55)、前記第2の判定で該当する有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第5の再計算を行う(S56)工程と、
    前記第5の再計算後の前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて競合候補数より多い候補総数を含むレコードの有無を判定する第4の判定を行い(S61)、該当のレコードがないなら(S61:NO)、前記割当処理(S100)を呼び出す工程と、
    該当のレコードがあるなら(S61:YES)、当該レコードのみに含まれる資源IDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S63)、当該レコードを無効化し(S65)、前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第6の再計算を行い(S67)、前記第2の判定で該当する有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第7の再計算を行い(S69)、制御を第4の判定(S61)に戻す工程と、
    前記呼び出された割当処理(S100)が終了したなら、または、前記第2の判定(S11)で該当のレコードがないなら(S11:NO)、前記使用要求データベースの全レコードが無効か否かを判定する第6の判定を行い(S71)、前記使用要求データベースの全レコードが無効なら(S71:YES)、割り当て処理(S100)を終了させる手段と、
    前記第6の判定で、前記使用要求データベースのいずれかのレコードが有効であると判定されたなら(S71:NO)、当該レコードのいずれかに資源IDがあるか否かを判定し(S73)、当該レコードのいずれかに資源IDがある(S73:YES)、制御を前記第2の判定(S11)に戻す一方、当該レコードの全てに資源IDがないなら(S73:NO)、割り当て処理(S100)を終了させる工程と
    を備えることを特徴とする資源割当装置の動作方法。
  4. 前記使用要求データベースのレコードは、当該レコードに対応する使用要求の優先度を設定可能であり、
    前記第5の再計算を行う(S56)工程に代えて、
    前記第3の判定で該当のレコードがないなら(S21:NO)、前記第2の判定の該当のレコードにおいて優先度が最大のレコードの有無を判定し(S31)、該当のレコードがあるなら(S31:YES)、当該レコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算し(S33)、前記割当処理(S100)を呼び出し、該当のレコードがないなら(S31:NO)、前記使用要求データベースの有効なレコードに対応する使用要求の中で最も早く生じた使用要求のレコードのみに含まれる資源IDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S51)、当該レコードを無効化し(S53)、前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第4の再計算を行い(S55)、前記第2の判定で該当する有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第5の再計算を行う(S56)工程
    を備えることを特徴とする請求項3記載の資源割当装置の動作方法。
  5. 請求項1または2記載の資源割当装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
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