JP6174519B2 - 資源割当装置およびその動作方法 - Google Patents
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Description
しかし、当該帯域のネットワークについては、最大連続送信時間や、1時間あたり送信時間の合計に細かな制限が設けられており、ゲートウェイ装置とデバイスの接続時間が制約されるため、ゲートウェイ装置が常にデバイスのリアルタイム情報を把握しているとは限らない。
A.外部アプリケーション装置から使用要求を受信したサーバ装置が、当該アプリケーションが使用権(アクセス権)を有するデバイスの中で使用要求を満たすものを抽出し、
B.当該デバイスを管理するゲートウェイ装置に対してデバイス状態確認要求を送信し、
C.ゲートウェイ装置が当該デバイスの動的情報を確認した後サーバ装置に応答を送信し、
D.サーバ装置が当該応答に基づきデバイスの使用可否を外部アプリケーション装置に送信するという一連の処理を、外部アプリケーション装置の使用要求ごとに逐次実施する必要がある(図17参照)。
また、デバイス割当装置1は、ネットワークN2を介して、複数の外部アプリケーション装置3に接続される。
外部アプリケーション装置3は、アプリケーション(アプリA、B、C)がデバイスの使用要求をデバイス割当装置1に送信する。使用要求には場合によっては優先度が設定される。使用要求には、デバイス種別、デバイス性能、デバイス位置、アプリに関する情報が、デバイスの選定の条件として、設定される。
デバイス割当装置1では、対象デバイス抽出処理で抽出した各デバイスに対し、現在の状態確認を行う。つまり、デバイス種別、デバイス性能、デバイス位置などを含むデバイス状態確認要求をゲートウェイ装置2に送信する。
デバイス割当装置1は、デバイス使用要求受信部11、対象デバイス抽出処理部12、デバイス状態確認要求送信判定部13、デバイス状態確認要求送信部14、外部アプリケーション装置情報保持部15、デバイス状態応答受信部16、デバイス使用可否判定部17、使用要求データベース18、割当処理部19、デバイス使用可否送信部1Aを備える。
使用要求データベース18は、デバイスに対する複数の使用要求のそれぞれにつき、当該使用要求に合致しかつ割り当てられてないデバイスの資源ID(以下、デバイスID)と、当該使用要求の優先度と、当該デバイスの総数である候補総数と、当該使用要求と他の使用要求とに合致し(競合し)かつ割り当てられてないデバイスの総数である競合候補数とが含まれ且つ有効または無効に設定可能なレコードを備える。レコードは、処理の過程で算出される候補総数の逆数を含んでもよい。
割当処理部19は、使用要求データベース18において、有効なレコードであり且つ当該レコード内の競合候補数より多い候補総数を含むレコードの有無を判定する第1の判定を行い(S1)、該当のレコードがあるなら(S1:YES)、当該レコードのみに含まれるデバイスIDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該デバイスIDが含まれるなら当該デバイスIDを削除(S3)、すなわち、当該レコードに対応する使用要求に当該デバイスIDのデバイスを割り当て(S3)、当該レコードを無効化し(S5)、有効なレコードにおいてデバイスIDにより候補総数と競合候補数を再計算する第1の再計算を行い(S7)、制御を第1の判定(S1)に戻す一方、第1の判定で該当のレコードがないなら(S1:NO)、予め設定された割当処理(S100)を呼び出す。
割当処理部19は、まず、使用要求データベース18において有効なレコードであり且つ当該レコード内の候補総数の逆数の最大値に対応するレコードの有無を判定する第2の判定を行い(S11)、該当のレコードがあるなら(S11:YES)、該当のレコードにおいてデバイスIDにより候補総数と競合候補数を再計算する第2の再計算を行う(S13)。
割当処理部19は、該当のレコードがあるなら(S61:YES)、当該レコードのみに含まれるデバイスIDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該デバイスIDが含まれるなら当該デバイスIDを削除し(S63)、すなわち、当該レコードに対応する使用要求に当該デバイスIDのデバイスを割り当て(S63)当該レコードを無効化し(S65)、使用要求データベース18の有効なレコードにおいてデバイスIDにより候補総数と競合候補数を再計算する第6の再計算を行い(S67)、第2の判定で該当する有効なレコードにおいてデバイスIDにより候補総数と競合候補数を再計算する第7の再計算を行い(S69)、制御を第4の判定(S61)に戻す。
次に、割当処理部19による割り当てを具体例を用いて説明する。
まず、図4に示すように、使用要求A〜Jは、AからJの順で得られたこととする。また、使用要求Aに対応するレコードをレコードAといい、他のレコードも同様に呼称する。デバイスID「a」に対応するデバイスをデバイスaといい、他のデバイスも同様に呼称する。また、デバイスID「a」〜「b」、優先度、候補総数、競合候補数が図4に示すように配置されていることとする。
図4の例だと、従来の先着順割当(FIFO)では使用要求Cにデバイスを割り当てることができない。
また、従来の優先度基準による割当でも使用要求Cにデバイスを割り当てることができない。
また、従来の固定割当では使用要求C、Hにデバイスを割り当てることができない。
1A デバイス使用可否送信部
2 ゲートウェイ装置
3 外部アプリケーション装置
11 デバイス使用要求受信部
12 対象デバイス抽出処理部
13 デバイス状態確認要求送信判定部
14 デバイス状態確認要求送信部
15 外部アプリケーション装置情報保持部
16 デバイス状態応答受信部
17 デバイス使用可否判定部
18 使用要求データベース
19 割当処理部
21 デバイス状態確認要求受信部
22 デバイス現在状態確認処理部
23 デバイス状態応答送信部
Claims (5)
- 資源に対する複数の使用要求のそれぞれにつき、当該使用要求に合致しかつ割り当てられてない資源の資源IDと、当該資源の総数である候補総数と、当該使用要求と他の使用要求とに合致しかつ割り当てられてない資源の総数である競合候補数とが含まれ且つ有効または無効に設定可能なレコードを備える使用要求データベースと、
1以上の前記使用要求に対し該使用要求に合致する資源を割り当てる割当処理部とを備え、
前記割当処理部は、
前記使用要求データベースにおいて、有効なレコードであり且つ当該レコード内の競合候補数より多い候補総数を含むレコードの有無を判定する第1の判定を行い(S1)、該当のレコードがあるなら(S1:YES)、当該レコードのみに含まれる資源IDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S3)、当該レコードを無効化し(S5)、有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第1の再計算を行い(S7)、制御を第1の判定(S1)に戻す一方、前記第1の判定で該当のレコードがないなら(S1:NO)、予め設定された割当処理(S100)を呼び出す手段を有し、
前記割当処理(S100)は、
前記使用要求データベースにおいて有効なレコードであり且つ当該レコード内の候補総数の逆数の最大値に対応するレコードの有無を判定する第2の判定を行い(S11)、該当のレコードがあるなら(S11:YES)、該当のレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第2の再計算を行う(S13)手段と、
前記第2の再計算後の前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて競合候補数より多い候補総数を含むレコードの有無を判定する第3の判定を行い(S21)、該当のレコードがあるなら(S21:YES)、当該レコードのみに含まれる資源IDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S23)、当該レコードを無効化し(S25)、前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第3の再計算を行い(S27)、前記割当処理(S100)を呼び出す手段と、
前記第3の判定で該当のレコードがないなら(S21:NO)、前記使用要求データベースの有効なレコードに対応する使用要求の中で最も早く生じた使用要求のレコードから1つの資源ID以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S51)、当該レコードを無効化し(S53)、前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第4の再計算を行い(S55)、前記第2の判定で該当する有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第5の再計算を行う(S56)手段と、
前記第5の再計算後の前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて競合候補数より多い候補総数を含むレコードの有無を判定する第4の判定を行い(S61)、該当のレコードがないなら(S61:NO)、前記割当処理(S100)を呼び出す手段と、
該当のレコードがあるなら(S61:YES)、当該レコードのみに含まれる資源IDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S63)、当該レコードを無効化し(S65)、前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第6の再計算を行い(S67)、前記第2の判定で該当する有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第7の再計算を行い(S69)、制御を第4の判定(S61)に戻す手段と、
前記呼び出された割当処理(S100)が終了したなら、または、前記第2の判定(S11)で該当のレコードがないなら(S11:NO)、前記使用要求データベースの全レコードが無効か否かを判定する第6の判定を行い(S71)、前記使用要求データベースの全レコードが無効なら(S71:YES)、割り当て処理(S100)を終了させる手段と、
前記第6の判定で、前記使用要求データベースのいずれかのレコードが有効であると判定されたなら(S71:NO)、当該レコードのいずれかに資源IDがあるか否かを判定し(S73)、当該レコードのいずれかに資源IDがある(S73:YES)、制御を前記第2の判定(S11)に戻す一方、当該レコードの全てに資源IDがないなら(S73:NO)、割り当て処理(S100)を終了させる手段と
を備えることを特徴とする資源割当装置。 - 前記使用要求データベースのレコードは、当該レコードに対応する使用要求の優先度を設定可能であり、
前記第5の再計算を行う(S56)手段に代えて、
前記第3の判定で該当のレコードがないなら(S21:NO)、前記第2の判定の該当のレコードにおいて優先度が最大のレコードの有無を判定し(S31)、該当のレコードがあるなら(S31:YES)、当該レコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算し(S33)、前記割当処理(S100)を呼び出し、該当のレコードがないなら(S31:NO)、前記使用要求データベースの有効なレコードに対応する使用要求の中で最も早く生じた使用要求のレコードのみに含まれる資源IDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S51)、当該レコードを無効化し(S53)、前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第4の再計算を行い(S55)、前記第2の判定で該当する有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第5の再計算を行う(S56)手段
を備えることを特徴とする請求項1記載の資源割当装置。 - 資源割当装置の動作方法であって、
前記資源割当装置は、
資源に対する複数の使用要求のそれぞれにつき、当該使用要求に合致しかつ割り当てられてない資源の資源IDと、当該資源の総数である候補総数と、当該使用要求と他の使用要求とに合致しかつ割り当てられてない資源の総数である競合候補数とが含まれ且つ有効または無効に設定可能なレコードを備える使用要求データベースと、
1以上の前記使用要求に対し該使用要求に合致する資源を割り当てる割当処理部とを備え、
前記動作方法は、
前記割当処理部が、
前記使用要求データベースにおいて、有効なレコードであり且つ当該レコード内の競合候補数より多い候補総数を含むレコードの有無を判定する第1の判定を行い(S1)、該当のレコードがあるなら(S1:YES)、当該レコードのみに含まれる資源IDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S3)、当該レコードを無効化し(S5)、有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第1の再計算を行い(S7)、制御を第1の判定(S1)に戻す一方、前記第1の判定で該当のレコードがないなら(S1:NO)、予め設定された割当処理(S100)を呼び出す工程を有し、
前記割当処理(S100)は、
前記使用要求データベースにおいて有効なレコードであり且つ当該レコード内の候補総数の逆数の最大値に対応するレコードの有無を判定する第2の判定を行い(S11)、該当のレコードがあるなら(S11:YES)、該当のレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第2の再計算を行う(S13)工程と、
前記第2の再計算後の前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて競合候補数より多い候補総数を含むレコードの有無を判定する第3の判定を行い(S21)、該当のレコードがあるなら(S21:YES)、当該レコードのみに含まれる資源IDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S23)、当該レコードを無効化し(S25)、前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第3の再計算を行い(S27)、前記割当処理(S100)を呼び出す工程と、
前記第3の判定で該当のレコードがないなら(S21:NO)、前記使用要求データベースの有効なレコードに対応する使用要求の中で最も早く生じた使用要求のレコードから1つの資源ID以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S51)、当該レコードを無効化し(S53)、前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第4の再計算を行い(S55)、前記第2の判定で該当する有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第5の再計算を行う(S56)工程と、
前記第5の再計算後の前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて競合候補数より多い候補総数を含むレコードの有無を判定する第4の判定を行い(S61)、該当のレコードがないなら(S61:NO)、前記割当処理(S100)を呼び出す工程と、
該当のレコードがあるなら(S61:YES)、当該レコードのみに含まれる資源IDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S63)、当該レコードを無効化し(S65)、前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第6の再計算を行い(S67)、前記第2の判定で該当する有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第7の再計算を行い(S69)、制御を第4の判定(S61)に戻す工程と、
前記呼び出された割当処理(S100)が終了したなら、または、前記第2の判定(S11)で該当のレコードがないなら(S11:NO)、前記使用要求データベースの全レコードが無効か否かを判定する第6の判定を行い(S71)、前記使用要求データベースの全レコードが無効なら(S71:YES)、割り当て処理(S100)を終了させる手段と、
前記第6の判定で、前記使用要求データベースのいずれかのレコードが有効であると判定されたなら(S71:NO)、当該レコードのいずれかに資源IDがあるか否かを判定し(S73)、当該レコードのいずれかに資源IDがある(S73:YES)、制御を前記第2の判定(S11)に戻す一方、当該レコードの全てに資源IDがないなら(S73:NO)、割り当て処理(S100)を終了させる工程と
を備えることを特徴とする資源割当装置の動作方法。 - 前記使用要求データベースのレコードは、当該レコードに対応する使用要求の優先度を設定可能であり、
前記第5の再計算を行う(S56)工程に代えて、
前記第3の判定で該当のレコードがないなら(S21:NO)、前記第2の判定の該当のレコードにおいて優先度が最大のレコードの有無を判定し(S31)、該当のレコードがあるなら(S31:YES)、当該レコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算し(S33)、前記割当処理(S100)を呼び出し、該当のレコードがないなら(S31:NO)、前記使用要求データベースの有効なレコードに対応する使用要求の中で最も早く生じた使用要求のレコードのみに含まれる資源IDが2以上なら1つ以外を削除し、かつ、他のレコードに当該資源IDが含まれるなら当該資源IDを削除し(S51)、当該レコードを無効化し(S53)、前記使用要求データベースの有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第4の再計算を行い(S55)、前記第2の判定で該当する有効なレコードにおいて資源IDにより候補総数と競合候補数を再計算する第5の再計算を行う(S56)工程
を備えることを特徴とする請求項3記載の資源割当装置の動作方法。 - 請求項1または2記載の資源割当装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
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JP2014105019A JP6174519B2 (ja) | 2014-05-21 | 2014-05-21 | 資源割当装置およびその動作方法 |
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JP2015220707A JP2015220707A (ja) | 2015-12-07 |
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