JP6171560B2 - ジョブ管理システム及びアクセス制御方法 - Google Patents

ジョブ管理システム及びアクセス制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、一連の複数の工程ごとに区別されたデータ処理を実行させるための作業を行うユーザによる当該作業をジョブとして管理するジョブ管理システム等の技術分野に関する。
従来、ジョブ管理システムとして、特許文献1に開示されたシステムが知られている。このジョブ管理システムでは、ジョブ管理システムのオペレーションのアクセス権限を、操作期間、ユーザ名、対象ジョブ、権限レベル、許可コマンド、操作目的を記載したオペレーション手順データとして定義し、当該オペレーション手順データと、オペレーション手順データの審査・承認時に採番される操作IDを関連付けて管理しておき、オペレーション時に指定する操作IDに関連付けられたオペレーション手順データに記載されたオペレーション権限でのみジョブ管理システムのオペレーションを許可するようになっている。
特開2009−59293号公報
ところで、特許文献1では、オペレーション手順データに記載された有効期限付きのアクセス権限でのみ操作を許可することで誤操作や指示以外の操作を行うことを防止することができるものの、一連の複数の工程ごとに区別されたデータ処理を実行させるための作業において、工程ごとにアクセス制御がなされていない。
そこで、本発明は、工程ごとのアクセス制御を可能とし、誤操作、誤指示、データの誤選択等を防止する精度を向上させることが可能なジョブ管理システム及びアクセス制御方法を提供することを課題の一つとする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、一連の複数の工程ごとに区別されたデータ処理を実行させるための作業を行うユーザによる当該作業をジョブとして管理するジョブ管理システムであって、前記ジョブ管理システムに備えられるサーバは、前記ジョブを示すジョブ情報と、前記ジョブで扱われるデータを格納するためのジョブフォルダを示すフォルダ情報と、前記工程におけるジョブのうち一部のジョブが許可されたユーザを示すユーザ情報とを前記工程と前記ジョブの組合せごとに対応付けて記憶するジョブ情報記憶手段と、前記ジョブが許可されたユーザの端末に、当該ユーザの前記ユーザ情報に対応付けられた前記ジョブ情報が示すジョブを表示させる表示制御手段と、前記表示されたジョブのうち前記ユーザにより選択されたジョブの前記ジョブ情報に対応付けられた前記フォルダ情報が示すジョブフォルダへアクセスするためのアクセスキーであって前記工程と前記ジョブの組合せごとに固有のアクセスキーを発行するアクセスキー発行手段と、を備え、前記端末は、前記サーバにより発行されたアクセスキーを取得するアクセスキー取得手段と、前記アクセスキーを用いて前記ジョブフォルダへアクセスし当該ジョブフォルダに格納されたデータに対して前記データ処理を実行する実行手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のジョブ管理システムにおいて、前記サーバは、前記データ処理の対象となったデータを、当該データ処理の実行結果に応じて異なるジョブフォルダであって次工程におけるジョブで扱われるデータを格納するためのジョブフォルダに格納させる制御手段を更に備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、一連の複数の工程ごとに区別されたデータ処理を実行させるための作業を行うユーザによる当該作業をジョブとして管理するジョブ管理システムにおけるアクセス制御方法であって、サーバが、前記ジョブを示すジョブ情報と、前記ジョブで扱われるデータを格納するためのジョブフォルダを示すフォルダ情報と、前記工程に含まれる複数のジョブのうち一部のジョブが許可されたユーザを示すユーザ情報とを前記工程と前記ジョブの組合せごとに対応付けて記憶するステップと、前記サーバが、前記ジョブが許可されたユーザの端末に、当該ユーザの前記ユーザ情報に対応付けられた前記ジョブ情報が示すジョブを表示させるステップと、前記サーバが、前記表示されたジョブのうち前記ユーザにより選択されたジョブの前記ジョブ情報に対応付けられた前記フォルダ情報が示すジョブフォルダへアクセスするためのアクセスキーであって前記工程と前記ジョブの組合せごとに異なるアクセスキーを発行するステップと、前記端末が、前記サーバにより発行されたアクセスキーを取得するステップと、前記端末が、前記アクセスキーを用いて前記ジョブフォルダへアクセスし当該ジョブフォルダに格納されたデータに対して前記データ処理を実行するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、工程ごとのアクセス制御を可能とし、誤操作、誤指示、データの誤選択等を防止する精度を向上させることができる。
本実施形態に係るジョブ管理システムSの概要構成例を示す図である。 ジョブ管理システムSにおける各工程と各ジョブのジョブフォルダとの関係を示す概念図である。 本実施形態に係るジョブ管理システムSにおける処理の流れを示す図である。
以下、図面を参照して、本発明のジョブ管理システムの一実施形態について詳細に説明する。本発明のジョブ管理システムは、一連の複数の工程ごとに区別されたデータ処理を実行させるための作業を行うユーザ(以下、「作業ユーザ」という)による当該作業をジョブとして管理するジョブ管理システムである。
[1.ジョブ管理システムSの概要構成]
先ず、図1を参照して、本実施形態に係るジョブ管理システムSの概要構成について説明する。図1は、本実施形態に係るジョブ管理システムSの概要構成例を示す図である。本実施形態に係るジョブ管理システムSは、図1に示すように、ジョブ管理サーバJS及びデータサーバDSn(n=1,2,3・・・)等を備えて構成される。ジョブ管理サーバJS及びデータサーバDSnは、ネットワークNWに接続されている。ネットワークNWは、例えばLAN(Local Area Network)により構成される。また、ジョブ管理サーバJS及びデータサーバDSnには、ネットワークNWを介して、クライアント端末Tm(m=1,2,3・・・)がアクセス可能になっている。なお、クライアント端末Tmには、例えばパーソナルコンピュータ等が適用できる。
ジョブ管理サーバJSは、図1に示すように、ハードディスク等により構成される記憶部1と、CPU,RAM,及びROM等により構成される制御部2と、ネットワークNWに接続してデータサーバDSn及びクライアント端末Tmと通信を行うための通信部3と、を含んで構成されている。記憶部1には、オペレーティングシステム及びアプリケーションプログラムが記憶されている。
また、記憶部1には、作業ユーザ情報管理テーブル、ジョブ情報管理テーブル(ジョブ情報記憶手段の一例)、及びフォルダアクセス情報管理テーブルが記憶される。作業ユーザ情報管理テーブルには、ジョブ管理システムSにおける作業ユーザを示すユーザ情報が作業ユーザごとに対応付けられて登録される。ユーザ情報は、作業ユーザごとに固有の情報(作業ユーザが知りえる情報)であり、例えば、作業ユーザのユーザ名及びパスワードである。作業ユーザのユーザ名及びパスワードは、作業ユーザがクライアント端末Tmにログイン、及びジョブ管理システムSにログインするために用いられる。
ジョブ情報管理テーブルには、ジョブを示すジョブ情報と、ジョブで扱われるデータを格納するためのジョブフォルダを示すフォルダ情報と、ジョブが許可(例えば管理者により許可)された作業ユーザを示すユーザ情報とがジョブごとに対応付けられて登録される。ここで、ジョブ情報は、例えば、ジョブごとに固有の情報であり、例えば、ジョブ名である。フォルダ情報は、例えば、ジョブフォルダごとに固有の情報であり、フォルダ名及びパス(記憶場所)である。このようなジョブ情報管理テーブルは、例えば、工程ごとに設けられる。なお、本実施形態では、一つの工程には複数のジョブが含まれ、ジョブごとにジョブフォルダが用意される。
フォルダアクセス情報管理テーブルには、ジョブフォルダを示すフォルダ情報と、ジョブフォルダへアクセスするためのアクセス認証キー(アクセスキーの一例)とが工程ごと且つジョブフォルダごとに対応付けられて登録される。このアクセス認証キーは、作業ユーザに非公開の情報である(つまり、作業ユーザに直接サーバアカウントが発行されない)。また、このアクセス認証キーは、工程ごと且つジョブフォルダごとに固有のキー(つまり、一つの工程でワンタイムキー)であり、例えば乱数を用いて算出される。これにより、工程ごと、且つジョブフォルダごとに動的にアクセス管理を行うことができ、ジョブの進行に応じて、特定の作業ユーザが特定のジョブフォルダのみにアクセスを可能にするといったアクセス制御を行うことができる。
制御部2は、アプリケーションプログラムを実行することにより、作業ユーザ管理部21、ジョブ管理部22、フォルダアクセス管理部23、表示制御部24(本発明における表示制御手段の一例)、アクセス認証キー発行部25(本発明におけるアクセスキー発行手段の一例)、次工程判定部26、及びデータ移動制御部27(本発明における制御手段の一例)等として機能する。
作業ユーザ管理部21は、作業ユーザ情報管理テーブルを用いて、作業ユーザを示すユーザ情報を管理する。ジョブ管理部22は、ジョブ情報管理テーブルを用いて、ジョブが許可された作業ユーザを示すユーザ情報等を管理する。ジョブ管理部22は、ジョブの進行に従って、許可される作業ユーザを随時変更することで、作業ユーザがアクセスできるジョブフォルダを制御することができる。フォルダアクセス管理部23は、フォルダアクセス情報管理テーブルを用いて、上述したアクセス認証キー等を管理する。
表示制御部24は、ジョブが許可された作業ユーザのクライアント端末Tmに、当該作業ユーザを示すユーザ情報に対応付けられたジョブ情報が示すジョブ(例えば、ジョブ名)を表示させる。
アクセス認証キー発行部25は、表示されたジョブのうち作業ユーザにより選択されたジョブのジョブフォルダ(つまり、ジョブを示すジョブ情報に対応付けられたフォルダ情報が示すジョブフォルダ)へアクセスするためのアクセス認証キーを発行する。
次工程判定部26は、現工程におけるジョブのジョブフォルダに格納されたデータに対してデータ処理が実行された場合に、当該データ処理の対象となったデータを、次工程におけるどのジョブのジョブフォルダ(つまり、次工程におけるジョブで扱われるデータを格納するためのジョブフォルダ)に移動(転送)させるかを判定する。現工程においてデータ処理の対象となったデータの移動先(次工程におけるジョブフォルダ)は、当該データ処理の実行結果に応じて異なる。このようなデータ処理は、例えば、クライアントソフトがインストールされたクライアント端末Tmにより実行される。この場合、クライアント端末Tmは、アクセス認証キー発行部25により発行されたアクセス認証キーを取得し、当該アクセス認証キーを用いて、ジョブフォルダへアクセスし当該ジョブフォルダに格納されたデータに対してデータ処理を実行する。このデータ処理として、例えば、データの登録、データの編集、データの検査、データの出力、データの暗号化、データの復号等がある。
データ移動制御部27は、上記データ処理の対象となったデータを、次工程判定部26により判定されたジョブフォルダに格納させる(移動させる)。
データサーバDSnは、例えば工程ごとに設けられる。そして、データサーバDSnには、それぞれに対応する工程におけるジョブのジョブフォルダが保持される。
図2は、ジョブ管理システムSにおける各工程と各ジョブのジョブフォルダとの関係を示す概念図である。図2の例において、データサーバDS1には工程1におけるジョブのジョブフォルダ1−1〜1−3が保持され、データサーバDS2には工程2におけるジョブのジョブフォルダ2−1〜2−3が保持され、データサーバDS3には工程3におけるジョブのジョブフォルダ3−1〜3−3が保持される。図2の例では、工程1において、作業ユーザAにより操作されるクライアント端末T1はジョブフォルダ1−1にアクセスでき、作業ユーザBにより操作されるクライアント端末T2はジョブフォルダ1−2にアクセスでき、作業ユーザCにより操作されるクライアント端末T3はジョブフォルダ1−3にアクセスできるようになっている。一方、工程2において、作業ユーザDにより操作されるクライアント端末T4はジョブフォルダ2−1にアクセスでき、作業ユーザEにより操作されるクライアント端末T5はジョブフォルダ2−3にアクセスできるようになっている。そして、工程1におけるジョブでデータ処理の対象となったデータは、工程2におけるジョブのジョブフォルダ(つまり、次工程判定部26により判定されたジョブフォルダ)に受け渡され(移動され)、工程2におけるジョブでデータ処理の対象となったデータは、工程3におけるジョブのジョブフォルダに受け渡される。
[2.ジョブ管理システムSの動作]
次に、図3を参照して、本実施形態に係るジョブ管理システムSの動作について説明する。図3は、本実施形態に係るジョブ管理システムSにおける処理の流れを示す図である。この動作の前提として、例えば、ジョブ管理システムSの管理者は、どの工程でどの作業ユーザがどのジョブフォルダにアクセスできるか(工程設計)を、例えばジョブ管理サーバJSに接続された管理者端末の表示画面上で行う。これにより、ジョブ情報管理テーブルには、上述したように、各工程におけるジョブごとに、ジョブのジョブフォルダを示すフォルダ情報、及び該ジョブが許可された作業ユーザを示すユーザ情報等が登録される。
そして、ジョブ管理システムSにおいて、ジョブ管理サーバJSは、工程N(最初は、N=1)の処理を開始する(ステップS1)。次いで、例えば、作業ユーザAは、自身のユーザ名及びパスワードを用いてクライアントソフトがインストールされたクライアント端末T1にログインする(ステップS2)。次いで、クライアント端末T1は、作業ユーザAの指示にしたがって、システム(ジョブ管理システムS)へのログイン要求をジョブ管理サーバJSに対して行う(ステップS3)。
次いで、ジョブ管理サーバJSは、クライアント端末T1からのログイン要求に応じて、作業ユーザAのユーザ名及びパスワードを用いて、作業ユーザ及びクライアント端末T1の認証処理を行う(ステップS4)。これにより、作業ユーザA及びクライアント端末T1が認証されると、作業ユーザのシステムへのログインがなされ、クライアント端末T1のクライアントソフトが起動する。そして、クライアント端末T1のクライアントソフトは、ログインした作業ユーザAのジョブ要求をジョブ管理サーバJSに対して行う(ステップS5)。
次いで、ジョブ管理サーバJSは、クライアント端末T1からのジョブ要求に応じて、ジョブ情報管理テーブルを参照し、工程1におけるジョブのうち作業ユーザAに許可されたジョブを検索する(ステップS6)。次いで、ジョブ管理サーバJSは、検索したジョブが許可された作業ユーザAのクライアント端末T1に、該検索したジョブ(つまり、作業ユーザAを示すユーザ情報に対応付けられたジョブ情報が示すジョブ)のジョブ名を表示させる(ステップS7)。次いで、作業ユーザAは、クライアント端末T1のクライアントソフトにより表示画面上に表示されたジョブ名のうちから一つのジョブ名を選択(クライアント端末T1を操作して選択)する(ステップS8)。次いで、クライアント端末T1のクライアントソフトは、作業ユーザAにより選択されたジョブ名が示すジョブに紐づくジョブフォルダ(ジョブのジョブフォルダ)のパス及びアクセス認証キーの発行要求をジョブ管理サーバJSに対して行う(ステップS9)。
次いで、ジョブ管理サーバJSは、クライアント端末T1からの発行要求に応じて、作業ユーザAにより選択されたジョブのジョブフォルダへアクセスするためのアクセス認証キー(例えば、工程1でワンタイムキー)を発行する(ステップS10)。次いで、クライアント端末T1のクライアントソフトは、作業ユーザAにより選択されたジョブのジョブフォルダのパス、及び発行されたアクセス認証キーを取得する(ステップS11)。次いで、クライアント端末T1のクライアントソフトは、取得したアクセス認証キーを用いて、取得したパスにより特定されるジョブフォルダへのアクセス要求(アクセス認証キーを含む)をジョブ管理サーバJSまたは当該ジョブフォルダを保持する例えばデータサーバDS1に対して行う(ステップS12)。
次いで、ジョブ管理サーバJSまたはデータサーバDS1は、クライアント端末T1からのアクセス要求に応じて、当該アクセス要求に含まれるアクセス認証キーを用いてアクセス認証処理を行う(ステップS13)。このアクセス認証処理では、例えば、アクセス要求に含まれるアクセス認証キーと、ステップS10で発行されたアクセス認証キーとが一致するか否かが判定される。これにより、アクセス認証されると、クライアント端末T1のクライアントソフトは、ステップS11で取得したパスにより特定されるジョブフォルダへアクセスして該ジョブフォルダをオープンする(ステップS14)。こうして、作業ユーザAは、オープンされたジョブフォルダ上での作業を実施する(ステップS15)。つまり、作業ユーザAは、オープンされたジョブフォルダに格納されているデータに対するデータ処理の指示(例えば、データ登録、データ操作、加工、検査等の指示)を行う。この指示応じて、クライアント端末T1のクライアントソフトは、当該ジョブフォルダに格納されたデータに対してデータ処理を実行する(ステップS16)。そして、作業ユーザAがジョブの終了ステータスを入力(クライアント端末T1を操作して入力)すると(ステップS17)、クライアント端末T1のクライアントソフトは、工程1において選択されたジョブの終了要求をジョブ管理サーバJSに対して行う(ステップS18)。
次いで、ジョブ管理サーバJSは、ジョブの終了要求に応じて、当該ジョブの終了登録を行い、次工程判定処理を実行する(ステップS19)。この次工程判定処理では、上記データ処理の実行結果に応じて、例えば工程1における上記ジョブで実行されたデータ処理の対象となったデータを工程2におけるどのジョブのジョブフォルダに移動(転送)させるかが判定される。例えば、工程2におけるジョブのジョブフォルダには、正常処理フォルダとエラー処理フォルダがある。もし、上記データ処理において、データが正常に処理できた場合、正常処理フォルダに移動させると判定される。一方、データが正常に処理できなかった場合、エラー処理フォルダに移動させると判定される。正常処理フォルダへは例えば作業ユーザD(例えば、管理者以外の作業ユーザ)がアクセスすることができ、エラー処理フォルダへは例えば作業ユーザE(例えば、管理者のみ)がアクセスすることができるようになっている。
次いで、ジョブ管理サーバJSは、工程1における上記ジョブで実行されたデータ処理の対象となったデータを、次工程判定処理で判定したジョブフォルダに移動させる(ステップS20)。そして、ジョブ管理サーバJSは、次工程(Nを1インクリメント)の処理へ移行し(ステップS21)、次工程(例えば、工程2)の処理を開始する(ステップS1)。こうして、次工程(例えば、工程2)では、例えば、作業ユーザDは、自身のユーザ名及びパスワードを用いてクライアントソフトがインストールされたクライアント端末T4にログインし(ステップS2)、クライアント端末T4は、作業ユーザDの指示にしたがって、システムへのログイン要求をジョブ管理サーバJSに対して行う(ステップS3)。そして、上記と同じように、ステップS4の以降の処理が行われることになる。
以上説明したように、上記実施形態によれば、ジョブ管理サーバJSは、ログインした作業ユーザのクライアント端末Tmに、当該作業ユーザを示すユーザ情報に対応付けられたジョブ情報が示すジョブを表示させ、表示されたジョブのうち作業ユーザにより選択されたジョブのジョブフォルダへアクセスするためのアクセス認証キーであって工程ごと、且つジョブごとに固有のアクセス認証キーを発行し、クライアント端末Tmは、発行されたアクセス認証キーを取得し、当該アクセス認証キーを用いて、ジョブフォルダへアクセスし当該ジョブフォルダに格納されたデータに対してデータ処理を実行するように構成したので、工程ごとのアクセス制御を可能とし、誤操作、誤指示、データの誤選択等を防止する精度を向上させることができる。例えば、データ処理の対象となるデータが書籍等の製版データであり、当該製版データには複数回の更新バージョンがあるような場合に、処理対象となる製版データの誤選択等を効率良く防止することができる。
JS ジョブ管理サーバ
DSn データサーバ
Tm クライアント端末
S ジョブ管理システム

Claims (3)

  1. 一連の複数の工程ごとに区別されたデータ処理を実行させるための作業を行うユーザによる当該作業をジョブとして管理するジョブ管理システムであって、
    前記ジョブ管理システムに備えられるサーバは、
    前記ジョブを示すジョブ情報と、前記ジョブで扱われるデータを格納するためのジョブフォルダを示すフォルダ情報と、前記工程におけるジョブのうち一部のジョブが許可されたユーザを示すユーザ情報とを前記工程と前記ジョブの組合せごとに対応付けて記憶するジョブ情報記憶手段と、
    前記ジョブが許可されたユーザの端末に、当該ユーザの前記ユーザ情報に対応付けられた前記ジョブ情報が示すジョブを表示させる表示制御手段と、
    前記表示されたジョブのうち前記ユーザにより選択されたジョブの前記ジョブ情報に対応付けられた前記フォルダ情報が示すジョブフォルダへアクセスするためのアクセスキーであって前記工程と前記ジョブの組合せごとに固有のアクセスキーを発行するアクセスキー発行手段と、
    を備え、
    前記端末は、
    前記サーバにより発行されたアクセスキーを取得するアクセスキー取得手段と、
    前記アクセスキーを用いて前記ジョブフォルダへアクセスし当該ジョブフォルダに格納されたデータに対して前記データ処理を実行する実行手段と、
    を備えることを特徴とするジョブ管理システム。
  2. 前記サーバは、前記データ処理の対象となったデータを、当該データ処理の実行結果に応じて異なるジョブフォルダであって、次工程におけるジョブで扱われるデータを格納するためのジョブフォルダに格納させる制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のジョブ管理システム。
  3. 一連の複数の工程ごとに区別されたデータ処理を実行させるための作業を行うユーザによる当該作業をジョブとして管理するジョブ管理システムにおけるアクセス制御方法であって、
    サーバが、前記ジョブを示すジョブ情報と、前記ジョブで扱われるデータを格納するためのジョブフォルダを示すフォルダ情報と、前記工程に含まれる複数のジョブのうち一部のジョブが許可されたユーザを示すユーザ情報とを前記工程と前記ジョブの組合せごとに対応付けて記憶するステップと、
    前記サーバが、前記ジョブが許可されたユーザの端末に、当該ユーザの前記ユーザ情報に対応付けられた前記ジョブ情報が示すジョブを表示させるステップと、
    前記サーバが、前記表示されたジョブのうち前記ユーザにより選択されたジョブの前記ジョブ情報に対応付けられた前記フォルダ情報が示すジョブフォルダへアクセスするためのアクセスキーであって前記工程と前記ジョブの組合せごとに異なるアクセスキーを発行するステップと、
    前記端末が、前記サーバにより発行されたアクセスキーを取得するステップと、
    前記端末が、前記アクセスキーを用いて前記ジョブフォルダへアクセスし当該ジョブフォルダに格納されたデータに対して前記データ処理を実行するステップと、
    を含むことを特徴とするアクセス制御方法。
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