JP6170905B2 - 通信制御方法、基地局及びプロセッサ - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信システムにおける通信制御方法及び基地局に関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)で策定されているLTE(Long Term Evolution)及びLTE−Advancedでは、基地局間に確立されるネットワークインターフェイスである「X2インターフェイス」が規定されている(例えば、非特許文献1参照)。
X2インターフェイスは、ユーザ端末のハンドオーバ手順、及び複数の基地局が協調してユーザ端末との通信を行うCoMP(Coordinated Multipoint Transmission)などにおいて、基地局間通信のために使用される。
3GPP技術仕様 「TS 36.300 V11.0.0」 2011年12月
ハンドオーバ手順及びCoMPには、信頼性の高い基地局間通信が要求される。しかしながら、屋内に設置されるホーム基地局などの小規模基地局は、ユーザ回線に接続されることがあり、かつ、処理能力が低いため、基地局間通信における通信遅延が予測困難である。したがって、基地局間通信の信頼性を向上することが困難であった。
そこで、本発明は、基地局間通信の信頼性を向上することができる通信制御方法及び基地局を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。
本発明の通信制御方法は、第1の基地局が、前記第1の基地局と第2の基地局との間に確立されるX2インターフェイス上で、第1のメッセージを前記第2の基地局に送信するステップAと、前記第2の基地局が、前記第1のメッセージの受信に応じて、前記X2インターフェイス上で第2のメッセージを前記第1の基地局に送信するステップBとを有し、第1の測定モードの場合、前記第1のメッセージに、前記第1のメッセージの送信時刻が付加され、前記第1の測定モードの場合、前記第2のメッセージに、前記第1のメッセージの送信時刻及び受信時刻並びに前記第2のメッセージの送信時刻が付加され、前記第1の基地局が、前記第1のメッセージの送信時刻及び前記第1のメッセージの受信時刻に基づいて前記第1の基地局から前記第2の基地局へのネットワーク遅延を算出し、前記第2のメッセージの送信時刻及び前記第2のメッセージの受信時刻に基づいて前記第2の基地局から前記第1の基地局へのネットワーク遅延を算出するステップCをさらに有することを特徴とする。
本発明の基地局は、他の基地局との間にX2インターフェイスが確立される基地局であって、前記X2インターフェイス上で、前記他の基地局への第1のメッセージの送信に応じて、第2のメッセージを前記他の基地局から受信するよう制御する制御部を備え、前記第1のメッセージに、前記第1のメッセージの送信時刻が付加され、前記第2のメッセージは、前記第1のメッセージの送信時刻及び受信時刻並びに前記第2のメッセージの送信時刻が付加され、前記制御部は、前記第1のメッセージの送信時刻及び前記第1のメッセージの受信時刻に基づいて自基地局から前記他の基地局へのネットワーク遅延を算出し、前記第2のメッセージの送信時刻及び前記第2のメッセージの受信時刻に基づいて前記他の基地局から自基地局へのネットワーク遅延を算出することを特徴とする。
本発明基地局は、他の基地局との間にX2インターフェイスが確立される基地局であって、前記X2インターフェイス上で、前記他の基地局から送信された第1のメッセージの受信に応じて、第2のメッセージを前記他の基地局へ送信するよう制御する制御部を備え、前記第1のメッセージに、前記第1のメッセージの送信時刻が付加され、前記第2のメッセージは、前記第1のメッセージの送信時刻及び受信時刻並びに前記第2のメッセージの送信時刻が付加され、前記第1のメッセージの送信時刻及び前記第1のメッセージの受信時刻は、前記他の基地局から自基地局へのネットワーク遅延を算出するために用いられ、前記第2のメッセージの送信時刻は、自基地局から前記他の基地局へのネットワーク遅延を算出するために用いられることを特徴とする。
実施形態に係る移動通信システムの構成図である。 実施形態に係る移動通信システムの通信環境の具体例を示す図である。 実施形態に係るX2インターフェイスのプロトコルスタック図である。 実施形態に係るeNB#1(第1の基地局)及びeNB#2(第2の基地局)がX2インターフェイス上でeNB間通信を行う動作を説明するための図である(その1)。 実施形態に係るeNB#1(第1の基地局)及びeNB#2(第2の基地局)がX2インターフェイス上でeNB間通信を行う動作を説明するための図である(その2)。 実施形態に係るeNBのブロック図である。 実施形態に係る測定情報の概要を説明するための図である。 実施形態に係る詳細測定モード用フォーマットのフォーマット図である。 実施形態に係る簡易測定モード用フォーマットのフォーマット図である。 実施形態に係る移動通信システムの動作例のシーケンス図である。
図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
(1)移動通信システムの概要
図1は、本実施形態に係る移動通信システム(LTEシステム)の構成図である。
図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、UE(User Equipment)と、E−UTRAN(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)と、EPC(Evolved Packet Core)と、を有する。
UEは、移動型の無線通信装置であり、ユーザ端末に相当する。UEは、接続中の状態に相当するコネクティッド状態において、接続を確立したセル(「サービングセル」と称される)との無線通信を行う。UEのサービングセルを変更する処理は、ハンドオーバと称される。
E−UTRANは、複数のeNB(evolved Node−B)からなる。eNBは、UEとの無線通信を行う固定型の無線通信装置であり、基地局に相当する。eNBのそれぞれは、1又は複数のセルを構成する。eNBは、例えば、無線リソース管理(RRM)機能と、ユーザデータのルーティング機能と、モビリティ制御及びスケジューリングのための測定制御機能と、を有する。
EPCは、MME(Mobility Management Entity)及びS−GW(Serving−Gateway)を含む。EPCは、コアネットワークに相当する。MMEは、UEに対する各種モビリティ制御等を行うネットワーク装置であり、制御局に相当する。S−GWは、ユーザデータの転送制御を行うネットワーク装置であり、交換局に相当する。
eNB間には、論理的な基地局間通信路であるX2インターフェイスが確立される。また、eNBは、EPCとの間の論理的な通信路であるS1インターフェイスを介してEPC(MME及びS−GW)と連結される。
図2は、本実施形態に係る移動通信システムの通信環境の具体例を示す図である。
図2に示すように、小型のセル(マイクロセル)を構成するマイクロeNBが、大型のセル(マクロセル)を構成するマクロeNBの周辺に設置されている。
各eNBは、物理的には、バックホール回線に含まれるルータを介して接続される。このように、eNB間の物理的な通信経路は、eNB及びルータの設置状況に応じて異なるものになるため、eNB間の通信速度にはバラツキがある。その結果、上述したX2インターフェイスの通信速度にもバラツキが生じる。
また、各eNBは時刻同期している。ただし、時刻同期のための方式(以下、「時刻同期方式」)は各eNBで統一されているとは限らない。時刻同期方式としては、例えば、GPS(Global Positioning System)、IEEE 1588、NTP(Network Time Protocol)などがある。
図3は、X2インターフェイスのプロトコルスタック図である。
図3に示すように、eNBは、制御情報を取り扱う制御プレーンについて、レイヤ1(物理レイヤ)及びレイヤ2(データリンクレイヤ)と、データリンクレイヤ上に設けられるレイヤ3(ネットワークレイヤ)としてのIP(Internet Protocol)と、を含む。また、eNBは、IP上に設けられるSCTP(Stream Control Transmission Protocol)と、SCTP上に設けられるX2−AP(X2 Application Protocol)と、を含む。X2−APは、ハンドオーバに伴う処理や基地局間干渉を制御する処理などを行う。
例えば、X2−APは、ハンドオーバに伴う処理として、ハンドオーバ要求(Handover Request)メッセージ及びハンドオーバ応答(Handover Request ACK/NACK)メッセージなどを送受信する。また、X2−APは、基地局間干渉を制御する処理として、干渉制御情報を含んだLoad Indicationメッセージを送受信する。X2−APの詳細については、例えば3GPP技術仕様「TS36.423 V10.1.0」を参照されたい。
図4及び図5は、eNB#1(第1の基地局)及びeNB#2(第2の基地局)がX2インターフェイス上でeNB間通信を行う動作を説明するための図である。
図4に示すように、eNB#1のX2−APは、eNB#2に対する第1のX2メッセージを生成する。eNB#1は、第1のX2メッセージを、SCTP、IP、データリンクレイヤ、及び物理レイヤを介して送信する。
eNB#1とeNB#2との間の通信経路上にあるルータは、eNB#1からの第1のX2メッセージを物理レイヤ及びデータリンクレイヤを介してIPでルーティングし、再び物理レイヤ及びデータリンクレイヤを介してeNB#2に中継する。
eNB#2のX2−APは、ルータによって中継された第1のX2メッセージを物理レイヤ、データリンクレイヤ、IP、SCTPを介して受信して解釈する。そして、eNB#2は、第1のX2メッセージに対応する処理を行う。
図5に示すように、eNB#2のX2−APは、第1のX2メッセージに対応する処理の結果に応じて、eNB#1に対する第2のX2メッセージを生成する。eNB#2は、第2のX2メッセージを、SCTP、IP、データリンクレイヤ、及び物理レイヤを介して送信する。
eNB#1とeNB#2との間の通信経路上にあるルータは、eNB#2からの第2のX2メッセージを物理レイヤ及びデータリンクレイヤを介してIPでルーティングし、再び物理レイヤ及びデータリンクレイヤを介してeNB#1に中継する。
eNB#1のX2−APは、ルータによって中継された第2のX2メッセージを物理レイヤ、データリンクレイヤ、IP、SCTPを介して受信し、第2のX2メッセージに対応する処理を行う。
図6は、eNBのブロック図である。図6に示すように、eNBは、無線送受信部110と、ネットワーク通信部120と、記憶部130と、制御部140と、を含む。
無線送受信部110は、無線信号を送受信する。また、無線送受信部110は、1又は複数のセルを形成する。
ネットワーク通信部120は、X2インターフェイス上で他のeNBとの基地局間通信を行う。また、ネットワーク通信部120は、S1インターフェイス上でEPCとの通信を行う。
記憶部130は、制御部140による制御に使用される各種情報を記憶する。制御部140は、eNBの各種の機能を制御する。
(2)測定情報
上述したように、eNB#1は、X2インターフェイス上で第1のX2メッセージをeNB#2に送信する。eNB#2は、X2インターフェイス上で第2のX2メッセージをeNB#1に送信する。
本実施形態では、X2インターフェイス上で送受信されるX2メッセージを利用して、eNB#1とeNB#2との間の通信遅延(往復遅延)を測定する。なお、「通信遅延」とは、ネットワーク(通信経路)における遅延時間(すなわち、ネットワーク遅延)と、通信相手の処理時間(すなわち、処理遅延)と、からなる。
通信遅延を測定するための基本的な手順は、以下の通りである。
第1に、eNB#1は、eNB#1とeNB#2との間の通信遅延を測定するための第1の測定情報を第1のX2メッセージに付加して送信する。
第2に、eNB#2は、第1の測定情報が付加された第1のX2メッセージの受信に応じて、当該通信遅延を測定するための第2の測定情報を第2のX2メッセージに付加して送信する。
第3に、eNB#1は、第2のX2メッセージを受信した後、当該第2のX2メッセージに付加されている第2の測定情報に基づいて、当該通信遅延を算出する。
なお、eNB#1とeNB#2との間の通信遅延(往復遅延)を測定するためには、第1のX2メッセージをeNB#1からeNB#2へ送信し、第1のX2メッセージに対する応答としての第2のX2メッセージをeNB#2からeNB#1へ送信する必要がある。よって、第1のX2メッセージが、eNB#2による応答を要する種別のX2メッセージ(例えばハンドオーバ要求メッセージなど)である場合に、当該第1のX2メッセージに対して第1の測定情報を付加することが好ましい。
図7は、測定情報の概要を説明するための図である。
図7に示すように、測定情報(第1の測定情報及び第2の測定情報)は、X2メッセージに付加される。また、測定情報は、TLV(Type−Length−Value)形式の可変長フォーマットで構成される。例えば、測定情報は、TLVヘッダと測定パラメータとからなる。
本実施形態では、測定情報のフォーマットとして、2種類の測定モードに対応する2種類のフォーマットを定義する。
第1の測定モードは、通信相手(eNB)の応答処理能力まで詳細に測定可能な「詳細測定モード」である。詳細測定モードで使用される測定情報のフォーマットを「詳細測定モード用フォーマット」と称する。
第2の測定モードは、簡易に往復時間を測定可能な「簡易測定モード」である。簡易測定モードで使用される測定情報のフォーマットを「簡易測定モード用フォーマット」と称する。
(2.1)詳細測定モード用フォーマット
図8は、詳細測定モード用フォーマットのフォーマット図である。
図8に示すように、TLVヘッダ(Vender Specific TLV Header)は、“Type”、“Length”、“Value”、及び“Vender code”の各フィールドからなる。
“Type”フィールドは、要求(Request)又は応答(Respnse)を示す情報を格納する。上述した第1の測定情報の“Type”フィールドは要求(Request)を示す情報を格納し、第2の測定情報の“Type”フィールドは応答(Respnse)を示す情報を格納する。
“Length”フィールドは、測定情報全体の長さを示す情報を格納する。
“Value”フィールドは、本実施形態では使用しない。
“Vender code”フィールドは、標準を決めた機関のコードを格納したり、テスト用などの区別のための情報を格納したりする。
測定パラメータは、“Identifier”、“Reply Code”、“Sequence”、“Original Timestamp”、“Receive Timestamp”、“Transmit Timestamp”の各フィールドからなる。
“Identifier”フィールドは、送信元がRequest(第1の測定情報)送信時に一意の値(例えば、送信元の識別子)を格納する。本実施形態では、eNB#1は、第1のX2メッセージと共に第1の測定情報を送信する際に、eNB#1の識別子を“Identifier”フィールドに格納する。これにより、eNB#2は、応答先としてeNB#1を特定できる。
“Reply Code”フィールドは、時刻同期方法を示す情報(例えば、GPS/IEEE 1588/NTP/その他)を格納する。本実施形態では、eNB#1は、第1のX2メッセージと共に第1の測定情報を送信する際に、eNB#1の時刻同期方式を示す情報を“Reply Code”フィールドに格納する。eNB#2は、第2のX2メッセージと共に第2の測定情報を送信する際に、eNB#2の時刻同期方式を示す情報を“Reply Code”フィールドに格納する。
“Sequence”フィールドは、送信元がRequest(第1の測定情報)送信時に一意の値を格納する。送信先が送信元にResponseを返信するときは、値を変えずに返信する。これにより、どのRequestに対する応答であるかを送信元が識別できる。本実施形態では、eNB#1は、第1のX2メッセージと共に第1の測定情報を送信する際に、所定の値(シーケンス番号)を“Sequence”フィールドに格納する。eNB#2は、第2のX2メッセージと共に第2の測定情報を送信する際に、当該所定の値(シーケンス番号)を“Sequence”フィールドに格納する。
“Original Timestamp”フィールドは、送信元が送信時に時刻を格納する。本実施形態では、eNB#1は、第1のX2メッセージと共に第1の測定情報を送信する際に、当該送信時の時刻を“Original Timestamp”フィールドに格納する。
“Receive Timestamp”フィールドは、送信先が受信時の時刻を格納する。本実施形態では、eNB#2は、第1のX2メッセージと共に第1の測定情報を受信した後、第2のX2メッセージと共に第2の測定情報を送信する際に、第1のX2メッセージ(第1の測定情報)の受信時刻を“Receive Timestamp”フィールドに格納する。
“Transmit Timestamp”フィールドは、送信先が送信時の時刻を格納する。本実施形態では、eNB#2は、第2のX2メッセージと共に第2の測定情報を送信する際に、当該送信時の時刻を“Transmit Timestamp”フィールドに格納する。
なお、“Original Timestamp”フィールド、“Receive Timestamp”フィールド、“Transmit Timestamp”フィールドの各フォーマットは、UNIX(登録商標) Echo Timeでもよいし、GPS信号でもよい。
(Transmit Timestamp)−(Receive Timestamp)で、送信先(eNB#2)内部での処理時間が算出できる。(Transmit Timestamp)−(Original Timestamp)で、ネットワーク遅延も含めた通信遅延が測定できる。
このように、詳細測定モードにおいて、第1の測定情報は、第1のX2メッセージの送信時刻を含む。第2の測定情報は、第1のX2メッセージの受信時刻と、第2のX2メッセージの送信時刻と、を含む。
例えば、eNB#1は、第1のX2メッセージの送信時刻と、第1のX2メッセージの受信時刻と、から、eNB#1からeNB#2までのネットワーク遅延を算出する。eNB#1は、第1のX2メッセージの受信時刻と、第2のX2メッセージの送信時刻と、から、eNB#2における処理遅延を算出する。eNB#1は、第2のX2メッセージの送信時刻と、第2のX2メッセージの受信時刻と、から、eNB#2からeNB#1までのネットワーク遅延を算出する。
(2.2)簡易測定モード用フォーマット
図9は、簡易測定モード用フォーマットのフォーマット図である。
図9に示すように、簡易測定モード用フォーマットは、詳細測定モード用フォーマットにおける“Original Timestamp”、“Receive Timestamp”、“Transmit Timestamp”の各フィールドに代えて、“Option”フィールドを有する。
“Option”フィールドは、送信元が値を格納する。送信先は変更せずにResponseを返す。パケットLengthを自由に変えることができるので、データ長に関連する遅延が測定できる。すなわち、“Option”フィールドは、特に意味を持たないデータ(ダミーデータ)である。本実施形態では、eNB#1は、第1のX2メッセージと共に第1の測定情報を送信する際に、自身で決定したデータ長のダミーデータを“Option”フィールドに格納する。eNB#2は、第2のX2メッセージと共に第2の測定情報を送信する際に、当該ダミーデータと同じデータを“Option”フィールドに格納する。
(2.3)各測定モードの適用例
詳細測定モード及び簡易測定モードは、例えば以下のように使い分けることができる。
例えば、eNB#1は、第1のX2メッセージの種別に応じて、詳細測定モード又は簡易測定モードの何れかを選択する。例えば、eNB#1は、予め定められたX2メッセージに対して詳細測定モードを適用し、それ以外のX2メッセージに対しては簡易測定モードを適用する。
eNB#1は、基本的には簡易測定モードを適用し、簡易測定モードで測定された通信遅延が閾値を超える場合に、詳細測定モードに切り替えてもよい。
或いは、eNB#1は、基本的には簡易測定モードを適用し、簡易測定モードによりeNB#2の時刻同期方式が精度の高い方式であると認識した場合に、詳細測定モードに切り替えてもよい。
或いは、eNB#1は、X2インターフェイスの初期設定時において詳細測定モードを適用した後、X2インターフェイスの運用中において簡易測定モードを適用する。これにより、X2インターフェイスの初期設定時に詳細測定モードにより測定したネットワーク遅延及び処理遅延を、以降においても参照することができる。
(3)動作例
以下において、本実施形態に係る移動通信システムの動作例を説明する。図10は、本実施形態に係る移動通信システムの動作例のシーケンス図である。
図10に示すように、eNB#1は、eNB#1とeNB#2−1との間のX2インターフェイスの初期設定手順において、詳細測定モードを適用して遅延測定を行う。詳細には、eNB#1は、X2インターフェイスの確立を要求するためのX2 Setup要求メッセージに第1の測定情報を付加して送信する。
eNB#2−1は、X2 Setup要求メッセージに対するX2 Setup応答メッセージに第2の測定情報を付加して送信する。ここで、第2の測定情報のReply Codeには、「GPSを使用中」が分かるコードが格納されている。
eNB#1は、当該ハンドオーバ許可応答(ACK)メッセージに付加されている第2の測定情報に基づいて、通信遅延(ネットワーク遅延及び処理遅延)を測定する。なお、eNB#1は、eNB#2−1がGPSを使用していることから、測定結果が信頼できるものであるとみなすことができる。
その後、eNB#1は、eNB#1からeNB#2−1へのUEのハンドオーバ手順において、詳細測定モードを適用して遅延測定を行っている。詳細には、eNB#1は、UEの受け入れを要求するためのハンドオーバ要求メッセージに第1の測定情報を付加して送信する。
eNB#2−1は、ハンドオーバ要求メッセージに対するハンドオーバ許可応答(ACK)メッセージに第2の測定情報を付加して送信する。ここで、第2の測定情報のReply Codeには、「GPSを使用中」が分かるコードが格納されている。
eNB#1は、当該ハンドオーバ許可応答(ACK)メッセージに付加されている第2の測定情報に基づいて、通信遅延(ネットワーク遅延及び処理遅延)を測定する。
ここで、eNB#1は、測定したネットワーク遅延及び/又は処理遅延を閾値と比較し、比較結果に応じて、その後のハンドオーバ手順を継続するか中止するかを判断してもよい。詳細には、eNB#1は、測定したネットワーク遅延及び/又は処理遅延が閾値を超える場合には、ハンドオーバ手順を中止する。
一方、eNB#1は、時刻同期の精度が低い方式(NTP)を使用するeNB#2−2に対しては、簡易測定モードを適用して遅延測定を行う。
(4)実施形態のまとめ
以上説明したように、eNB#1は、eNB#1とeNB#2との間の通信遅延を測定するための第1の測定情報を第1のX2メッセージに付加して送信する。eNB#2は、第1の測定情報が付加された第1のX2メッセージの受信に応じて、通信遅延を測定するための第2の測定情報を第2のX2メッセージに付加して送信する。eNB#1は、第2のX2メッセージを受信した後、当該第2のX2メッセージに付加されている第2の測定情報に基づいて、通信遅延を算出する。
このように、X2メッセージの付加情報として測定情報を送受信することによって、既存のプロトコルを流用しながら、eNB#1とeNB#2との間の通信遅延を測定できる。したがって、eNB間通信の信頼性を向上することができる。また、通信遅延測定専用のメッセージを送受信する場合に比べて、オーバーヘッドを削減できる。さらに、X2−APはレイヤ3よりも上位に設けられるため、上位レイヤでの処理時間(処理遅延)も含めた遅延を測定できる。
本実施形態では、詳細測定モードにおいて、第1の測定情報は、第1のX2メッセージの送信時刻を含み、第2の測定情報は、第1のX2メッセージの受信時刻と、第2のX2メッセージの送信時刻と、を含む。詳細測定モードは、eNB#1とeNB#2との間のネットワーク遅延を測定でき、かつ、eNB#2における処理遅延(すなわち、eNB#2の処理能力)も測定できる。したがって、遅延の発生原因がネットワークにあるのか、eNBにあるのかを特定できる。
本実施形態では、簡易測定モードにおいて、第1の測定情報は、eNB#1によって決定されるデータ長のダミーデータを含み、第2の測定情報は、ダミーデータに対応するデータを含む。簡易測定モードは、通信遅延(往復時間)を簡易に測定できる。また、ダミーデータのデータ長を指定可能であるため、データ長に関連付けて通信遅延を測定できる。
本実施形態では、eNB#1は、第1のX2メッセージの種別に応じて、詳細測定モード又は簡易測定モードの何れかを選択する。これにより、X2メッセージの種別に合わせた精度で通信遅延を測定できる。
本実施形態では、eNB#1は、簡易測定モードにおいて測定された通信遅延が閾値を超える場合に、詳細測定モードに切り替える。これにより、通常は簡易測定モードを適用し、遅延の発生原因を特定すべき状況下で詳細測定モードに切り替えることができる。
本実施形態では、eNB#1は、X2インターフェイスの初期設定時において詳細測定モードを適用した後、X2インターフェイスの運用中において簡易測定モードを適用する。これにより、X2インターフェイスの初期設定時に詳細測定モードによりネットワーク遅延及び処理遅延を把握して、以降はその値を利用することができる。また、運用中においては、何らかの障害が発生したときには、簡易測定モードによって当該障害の発生を把握することができる。
本実施形態では、第1のX2メッセージは、eNB#1からeNB#2へのユーザ端末のハンドオーバのための要求メッセージであり、第2のX2メッセージは、要求メッセージに対する応答メッセージである。eNB#1は、通信遅延が閾値を超える場合に、ハンドオーバを中止する。これにより、ハンドオーバ手順を継続することが好ましくないと考えられる状況下で、ハンドオーバを早期に中止することができる。
本実施形態では、第1の測定情報及び/又は第2の測定情報は、当該測定情報の送信元eNBにおける時刻同期の方式を示す情報を含む。これにより、例えば、時刻同期の精度が高いeNBに対しては詳細測定モードを適用し、時刻同期の精度が低いeNBに対しては簡易測定モードを適用するといった運用が可能になる。或いは、簡易測定モードにより時刻同期の方式を把握した後、把握した時刻同期の方式が高精度な方式であれば、詳細測定モードを適用するとしてもよい。
(5)その他の実施形態
この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
例えば、上述した実施形態では、通信遅延としての往復遅延を測定するケースを主として説明したが、往復遅延を測定するケースに限らず、片道のネットワーク遅延を測定するケースに対して本発明を適用してもよい。
また、上述した実施形態では、ハンドオーバ手順におけるeNB#1とeNB#2との間のeNB間通信に対して本発明を適用するケースを説明したが、他のeNB間通信に対して本発明を適用してもよい。例えば、eNB#1とeNB#2との協調通信(CoMP)におけるeNB間通信に対して本発明を適用することができる。
CoMPは、同一の場所に配置されたアンテナ群を1つの「ポイント」と位置付け、複数のポイントが協調してUEとの通信を行うものである。UEとの協調通信を行うポイント群は、CoMP協働セットと称される。CoMP協働セットにおけるポイントをeNBで構成する場合、高速かつ安定したeNB間通信が要求される。
よって、eNB#1は、CoMPのための要求メッセージをeNB#2に送信する際に、第1の測定情報を当該要求メッセージに付加して送信する。eNB#2は、当該要求メッセージに対する許可応答(ACK)メッセージをeNB#1に送信する際に、第2の測定情報を当該許可応答(ACK)メッセージに付加して送信する。eNB#1は、第2の測定情報に基づいて通信遅延を算出し、当該通信遅延を閾値と比較する。そして、eNB#1は、当該通信遅延が閾値を超える場合には、eNB#2とのCoMPを中止する。これにより、CoMPを継続することが好ましくないと考えられる状況下で、CoMPを早期に中止することができる。
また、本実施形態では、各基地局が時刻同期していることを前提にしたが、各基地局の中に、他の基地局と時刻同期していない基地局が含まれることも想定される。他の基地局と時刻同期していない基地局は、例えば家庭用基地局(Femto基地局やHome eNB(HeNB)等)である。そこで、このような場合、例えばマクロeNB(あるいはマイクロeNB)が、時刻同期をする対象の基地局として、前記家庭用基地局を事前に認識できている場合には、当該家庭用基地局に対する測定モードとして簡易測定モードのみを適用するようにしてもよい。
また、本実施形態で使用される第1のX2メッセージと第2のX2メッセージは、既に3GPP規格で規定されている既存のメッセージや、該既存のメッセージではなく、遅延測定専用の新規なメッセージであってもよい。
なお、米国仮出願第61/614300号(2012年3月22日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
以上のように、本発明は、移動通信分野において有用である。

Claims (10)

  1. 第1の基地局が、前記第1の基地局と第2の基地局との間に確立されるX2インターフェイス上で、第1のメッセージを前記第2の基地局に送信するステップAと、
    前記第2の基地局が、前記第1のメッセージの受信に応じて、前記X2インターフェイス上で第2のメッセージを前記第1の基地局に送信するステップBとを有し、
    第1の測定モードの場合、前記第1のメッセージに、前記第1のメッセージの送信時刻が付加され、
    前記第1の測定モードの場合、前記第2のメッセージに、前記第1のメッセージの送信時刻及び受信時刻並びに前記第2のメッセージの送信時刻が付加され、
    前記第1の基地局が、前記第1のメッセージの送信時刻及び前記第1のメッセージの受信時刻に基づいて前記第1の基地局から前記第2の基地局へのネットワーク遅延を算出し、前記第2のメッセージの送信時刻及び前記第2のメッセージの受信時刻に基づいて前記第2の基地局から前記第1の基地局へのネットワーク遅延を算出するステップCをさらに有し、
    前記ステップCにおいて、前記第1の基地局が、前記ネットワーク遅延と前記第2の基地局における処理遅延とを含む通信遅延を算出し、
    第2の測定モードの場合、前記第1のメッセージに、前記第1の基地局によって決定されるデータ長を有するダミーデータが含まれ、
    前記第2の測定モードの場合、前記第2のメッセージに、前記ダミーデータに対応するデータが含まれ、
    前記第1の基地局が、前記ダミーデータ及び前記ダミーデータに対応する前記データに基づいて、前記通信遅延を算出するステップC1をさらに有することを特徴とする通信制御方法。
  2. 前記第1の基地局が、前記第1のメッセージの種別に応じて、前記第1の測定モード又は前記第2の測定モードの何れかを選択するステップDをさらに有することを特徴とする請求項に記載の通信制御方法。
  3. 前記第1の基地局が、前記第2の測定モードにおいて、前記ステップC1で算出した前記通信遅延が閾値を超える場合に、前記第1の測定モードに切り替えるステップEをさらに有することを特徴とする請求項に記載の通信制御方法。
  4. 前記第1の基地局が、前記X2インターフェイスの初期設定時において前記第1の測定モードを適用した後、前記X2インターフェイスの運用中において前記第2の測定モードを適用するステップFをさらに有することを特徴とする請求項に記載の通信制御方法。
  5. 前記第1のメッセージは、前記第1の基地局から前記第2の基地局へのユーザ端末のハンドオーバのための要求メッセージであり、
    前記第2のメッセージは、前記要求メッセージに対する応答メッセージであり、
    前記第1の基地局が、前記ステップCで算出した前記ネットワーク遅延と前記処理遅延との少なくとも一方が閾値を超える場合に、前記ハンドオーバを中止するステップGをさらに有することを特徴とする請求項に記載の通信制御方法。
  6. 前記第1のメッセージは、前記第1の基地局と前記第2の基地局との協調通信のための要求メッセージであり、
    前記第2のメッセージは、前記要求メッセージに対する応答メッセージであり、
    前記第1の基地局が、前記ステップCで算出した前記通信遅延が閾値を超える場合に、前記協調通信を中止するステップHをさらに有することを特徴とする請求項に記載の通信制御方法。
  7. 前記第1のメッセージは、前記第1の基地局から前記第2の基地局へのユーザ端末のハンドオーバのための要求メッセージであり、
    前記第2のメッセージは、前記要求メッセージに対する応答メッセージであり、
    前記第1の基地局が、前記ステップC1で算出した前記通信遅延が閾値を超える場合に、前記ハンドオーバを中止するステップG1をさらに有することを特徴とする請求項に記載の通信制御方法。
  8. 前記第1のメッセージは、前記第1の基地局と前記第2の基地局との協調通信のための要求メッセージであり、
    前記第2のメッセージは、前記要求メッセージに対する応答メッセージであり、
    前記第1の基地局が、前記ステップC1で算出した前記通信遅延が閾値を超える場合に、前記協調通信を中止するステップH1をさらに有することを特徴とする請求項に記載の通信制御方法。
  9. 他の基地局との間にX2インターフェイスが確立される基地局であって、
    前記X2インターフェイス上で、前記他の基地局への第1のメッセージの送信に応じて、第2のメッセージを前記他の基地局から受信するよう制御する制御部を備え、
    前記第1のメッセージに、前記第1のメッセージの送信時刻が付加され、
    前記第2のメッセージに、前記第1のメッセージの送信時刻及び受信時刻並びに前記第2のメッセージの送信時刻が付加され、
    前記制御部は、前記第1のメッセージの送信時刻及び前記第1のメッセージの受信時刻に基づいて前記基地局から前記他の基地局へのネットワーク遅延を算出し、前記第2のメッセージの送信時刻に基づいて前記他の基地局から前記基地局へのネットワーク遅延を算出し、
    前記制御部は、前記基地局が、前記ネットワーク遅延と前記他の基地局における処理遅延とを含む通信遅延を算出し、
    第2の測定モードの場合、前記第1のメッセージに、前記基地局によって決定されるデータ長を有するダミーデータが含まれ、
    前記第2の測定モードの場合、前記第2のメッセージに、前記ダミーデータに対応するデータが含まれ、
    前記制御部が、前記ダミーデータ及び前記ダミーデータに対応する前記データに基づいて、前記通信遅延を算出することを特徴とする基地局。
  10. 他の基地局との間にX2インターフェイスが確立される基地局を制御するプロセッサであって、
    前記X2インターフェイス上で、前記他の基地局への第1のメッセージの送信に応じて、第2のメッセージを前記他の基地局から受信するよう前記基地局を制御し、
    前記第1のメッセージに、前記第1のメッセージの送信時刻が付加され、
    前記第2のメッセージは、前記第1のメッセージの送信時刻及び受信時刻並びに前記第2のメッセージの送信時刻が付加され、
    前記第1のメッセージの送信時刻及び前記第1のメッセージの受信時刻に基づいて前記基地局から前記他の基地局へのネットワーク遅延を算出し、前記第2のメッセージの送信時刻に基づいて前記他の基地局から前記基地局へのネットワーク遅延を算出する処理を実行し、
    前記ネットワーク遅延と前記他の基地局における処理遅延とを含む通信遅延を算出する処理を実行し、
    第2の測定モードの場合、前記第1のメッセージに、前記基地局によって決定されるデータ長を有するダミーデータが含まれ、
    前記第2の測定モードの場合、前記第2のメッセージに、前記ダミーデータに対応するデータが含まれ、
    前記ダミーデータ及び前記ダミーデータに対応する前記データに基づいて、前記通信遅延を算出する処理を実行することを特徴とするプロセッサ。
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