JP6170747B2 - 容器、識別装置及び方法、並びに取扱許否システム - Google Patents

容器、識別装置及び方法、並びに取扱許否システム Download PDF

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Description

本発明は、内容物を識別するための識別部材付きの容器、容器の内容物の識別が可能な識別装置及び方法、並びに、容器からの内容物取出の許否を判断する取扱許否システムに関する。
容器内へ充填された内容物の識別方法として、例えば簡易な方法では容器外面への内容物名の表示あるいは貼付、又は、例えばバーコードのような内容物対応マーク等の形成、等が挙げられる。
特開2009−179390号公報
内容物が例えば工業用の薬品、一例として半導体製造プロセス用薬液等である場合、この工業用薬品は、薬品メーカーで容器に充填されて、販売、輸送された後、薬品使用者にて容器から内容物が取り出され使用に供される。薬品使用者によっては、容器からの内容物の取り出しを機械装置にて実行するシステムを有する場合もあり、一方、手作業で取り出しを行う薬品使用者もある。このような容器からの内容物の取り出し作業では、上記システムを構成する場合でも、例えば缶外面に表示された内容物名に従い、内容物が所望の工業用薬品か否かを確認して、取り出し供給作業が行われる。
しかしながら、所望の工業用薬品か否かの確認作業に人が関与すると、たとえ十二分に注意を払った場合でも、またバーコード等を使用しても作為的行為のために、内容物の取り扱いミス、例えば内容物の供給ミスの発生をゼロにすることは不可能に近い。またこの課題は、上述の工業用薬品の場合に限らず、例えば食品等を扱う業者においても同様に存在する。また、このような内容物の取り扱いミスは、完成製品として不具合を生じるのみならず、例えば内容物の混合ミスに起因した安全上の問題も発生する危険性があり、内容物の取り扱いミスは極めて重要な課題である。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、内容物の取り扱いミスを従来に比べて低減することができる、識別部材付きの容器、容器の内容物の識別が可能な識別装置及び方法、並びに、容器における内容物の取り扱いの許否を判断する取扱許否システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下のように構成する。
即ち、本発明の第1態様における容器は、容器内に収容した内容物に対応した識別形態を有する識別部材を備え、
この識別部材は、上記容器の外面に形成した凸部材、上記容器の底部外面に取り付けた脚部材、上記容器の底部もしくは上部にてこの底部外面もしくは上部外面に対して層状に設置した円板部材、上記容器の底部と上記容器の胴部との接合部分、及び、上記容器に接続した内容物排出部、における少なくとも一つであり、当該容器から取り外し不可状態にて当該容器に装着される、ことを特徴とする。
また、本発明の第2態様における識別装置は、容器に設けた識別部材が有する内容物識別用の識別形態に係合可能な複数の係合部材と、
上記識別形態と上記係合部材とが全て係合した状態でのみ上記容器の内容物の取り扱いを許可する判断装置と、
を備えたことを特徴とする。
また、本発明の第3態様における識別方法は、取り扱う内容物を適合内容物として設定した内容物取扱部に対して容器の内容物の識別を行う識別方法であって、
上記内容物取扱部と上記容器とを接合し、
上記適合内容物に対応して上記内容物取扱部に形成した複数の係合部材と、上記容器に設けた識別部材に形成した識別形態とが全て係合した場合にのみ、上記容器の内容物を上記適合内容物と判断する、
ことを特徴とする。
また、本発明の第4態様における取扱許否システムは、容器と識別装置とを備え、容器内容物の取り扱いの許否を上記識別装置で判断する取扱許否システムにおいて、
上記容器は、当該容器内に収容した内容物に対応した識別形態を有する識別部材を有し、
上記識別装置は、上記容器における識別形態に係合可能な複数の係合部材と、上記識別形態と上記係合部材とが全て係合した状態でのみ上記容器の内容物の取り扱いを許可する判断装置とを有する、
ことを特徴とする。
本発明の第1態様における容器によれば、内容物に対応した識別形態を有する識別部材を備えたことで、本発明の第2態様における識別装置と組み合わせて使用することで内容物の識別が可能となる。したがって、内容物の取り扱いミス、例えば内容物の供給ミスを従来に比べて抑えることができる。
また、本発明の第2態様及び第3態様における識別装置及び方法によれば、容器に設けた識別部材の識別形態に係合可能な係合部材と判断装置とを備えたことで、所望の内容物を収納した容器からのみ内容物の取り扱いを許可することができる。したがって、内容物の取り扱いミス、例えば内容物の供給ミスを従来に比べて抑えることができる。
さらにまた、本発明の第4態様における取扱許否システムによれば、識別部材を有する容器と識別装置とを備えたことで、所望の内容物を収納した容器からのみ内容物の取り扱いを許可することができる。したがって、内容物の取り扱いミス、例えば供給ミスを従来に比べて抑えることができる。
本発明の実施の形態1における識別部材付きの容器を示す図である。 図1に示す容器に取り付けた識別部材の一例を示す平面図である。 図1に示す容器に取り付けた識別部材の拡大図である。 本発明の実施の形態1における容器へ取り付け可能な識別部材の一例及びその取り付け場所例を説明するための図である。 本発明の実施の形態1における容器へ取り付け可能な識別部材の一例を示す図である。 図5Aに示す識別部材に形成可能な識別形態の一例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における識別部材付きの容器の一例に相当するドラム缶に識別部材を取り付けた状態を示す斜視図である。 図6Aに示す識別部材の平面図である。 図6Aに示す識別部材の断面図である。 本発明の実施の形態2における識別装置の一例を示す斜視図である。 図7に示す識別装置の構成及び動作を示す断面図であり、識別部材と係合部材とが非係合の状態を示す図である。 図7に示す識別装置の構成及び動作を示す断面図であり、識別部材と係合部材とが係合した状態を示す図である。 本発明の実施の形態2における識別装置の他の例を示す図である。 図9に示す識別装置の構成及び動作を示す断面図であり、識別部材と係合部材とが係合した状態を示す図である。 本発明の実施の形態2における識別装置の別の例を示し、図6Aに示す識別部材に対応可能な識別装置を示す図である。 本発明の実施の形態3における取扱許否システムの一例を示す図である。
本発明の実施形態である、識別部材付きの容器、識別装置及び方法、並びに取扱許否システムについて、図を参照しながら以下に説明する。尚、各図において、同一又は同様の構成部分については同じ符号を付している。また、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け当業者の理解を容易にするため、既によく知られた事項の詳細説明及び実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。また、以下の説明及び添付図面の内容は、特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
実施の形態1.
まず本発明の実施形態の一つである、識別部材付きの容器について図1から図6を参照して説明する。
以下に説明する識別部材を有する本実施形態の容器の一例として、胴板、地板、及び天板を有する容器であり、例えば、JIS Z 1620(1995年)に規定される「鋼製ペール」に準拠した缶容器、JIS Z 1600(2006年)、1601(2006年)に規定される「鋼製ドラム缶」に準拠した缶容器、JIS Z 1602(2003年)に規定される「金属板製18リットル缶」に準拠した缶容器、又は、いわゆるプラスチックドラムもしくは樹脂ドラム等と呼ばれる樹脂製の容器が相当する。
さらにまた、機具あるいは装置との誤接続が許されない容器も、本実施形態の容器の他の例に相当する。このような容器として、例えばタンクローリー車のタンク、また液体クロマトグラフィー用の液体用容器等を例として挙げることができる。
また、このような容器に収納される内容物として、以下の説明では工業用の薬品、一例として半導体製造プロセス用薬液等を例に採る。しかしながら、内容物はこれに限定されず、液体のみならず固体等、その他の形態のものでもよい。
本実施形態の容器の一例として、図1に示すように、上述の鋼製ペール缶100を例に採る。このペール缶100は、金属製の胴板10、地板11、及び天板12を有し、胴板10と地板11、並びに胴板10と天板12とはそれぞれ巻き締めされ製缶されている。尚、胴板10と天板12とは着脱自在な形態に形成してもよい。また、本実施形態のペール缶100では、容器の内側に収納され、内容物が収容される樹脂製の内袋15を有する。また、内袋15に代えて容器内面に樹脂コーティング等を施すこともできる。勿論、容器内面に防錆加工のみを施したもの、あるいはステンレス鋼のペール缶も含まれる。よって内袋15は、ペール缶100において必須の構成要素ではない。
さらにペール缶100は、本実施形態における特徴的部分である識別部材110を備えている。識別部材110は、容器、本実施形態ではペール缶100、に収容した内容物に対応した識別形態を有する部材であり、この識別形態は、後述するように当該識別形態を認識することで当該容器の内容物の識別を可能にする。
本実施形態では、識別部材110は、金属製で、図1から図3に示すようにリング状の円板であり、ペール缶100の地板11の外面側にて地板11に対して層状に設置されている。このような識別部材110は、上記識別形態を形成し地板11に対して層状に延在する平坦部110aと、この平坦部110aに対して断面U字形のカシメ部110bとを有し、これらを一体的に成形した部材である。胴板10と地板11との巻締部13にカシメ部110bを嵌め込み、かしめることで、地板11に対して層状に識別部材110が設置可能である。よって、一旦、識別部材110がペール缶100に取り付けられると、作為的な取り外しは不可能となる。尚、ペール缶100への識別部材110の設置方法は、かしめに限定されず、設置後の作為的取り外しが不可能な方法であればよい。
また、識別部材110の材質及び形状は、上述のものに限定されない。容器がペール缶100の場合でも識別部材110は樹脂製でもよく、また、リング状ではなく完全な円板状、あるいは地板11の周囲の一部のみに延在する円弧状等であってもよい。
識別部材110に形成する識別形態は、識別部材110に形成した基準部及び識別部を有する。この基準部は、穴、凹及び凸形状の少なくとも一つの形状を有する。識別部は、容器の内容物と一対一に対応した位置であって上記基準部とは異なる位置に形成され、穴、凹及び凸形状の少なくとも一つの形状を有する。本実施形態では、図2に示すように、基準部111は、識別部材110を貫通する穴の形態を採り、識別部112も同じく穴で構成している。本実施形態では識別部112は、識別部112−1、112−2の二つを形成しているが、少なくとも一つを形成すればよい。また、本実施形態では、基準部111及び識別部112の貫通穴は、それぞれ同じ大きさであるが、基準部111及び識別部112とで形状、その大きさを異ならせても良い。さらにまた、本実施形態では図示するように、基準部111と識別部112とは、一つの円上に位置するが、識別部112は、基準部111に対して異なる直径の同心円上に配置してもよい。尚、本実施形態では、基準部111に対して最低20度の中心角α毎に識別部112を配置している。
このように識別部材110において、基準部111に対して、中心角αを異ならせて一又は複数の識別部112を配置することで、容器の内容物と一対一に対応した識別形態を構成することができる。
また、本実施形態において適用可能な上述の各種容器に対して、識別部材は、上述の円環板形状の他、図4に示すように、容器の地板11、天板12、もしくは胴板10の外面に形成した凸部材115、図5Aに示すように地板11の外面の適宜場所に取り付けたパイプ状の脚部材116、あるいは、胴板10と地板11との巻締部13を利用するものの、いずれか又はこれらの組み合わせを採ることができる。要するに上述の各種形態の少なくとも一つを採ることができる。また、凸部材115及び脚部材116の形状、大きさ、材質は、容器あるいは後述の識別装置との関係に基づいて適宜決定される。
尚、図4及び図5Aでは、図1に示すペール缶100を例に図示しているが、凸部材115、脚部材116等を適用する容器は、ペール缶100に限定する意図ではなく上述の種々の容器が適用可能である。
また、識別部材が凸部材115である場合には、凸部材115がそのまま識別形態を構成してもよい。
また、識別部材が脚部材116である場合には、識別形態として、例えば図5Bに示すような、脚部材116の下端周縁部に形成した切欠116a、あるいは脚部材116の周面に形成した貫通穴116b、凹部又は凸部、等で構成することができる。
また、識別部材が巻締部13を利用するものである場合、巻締部13が機能すべき強度及び密閉性を満足させた上で、脚部材116と同様に、巻締部13に切欠116aあるいは貫通穴116b等を識別形態として用いることができる。
また、図6Aから図6Cには、容器が上記鋼製ドラム缶102の場合で、一例として長方形状の識別部材110を例えば天板12に設置した形態を示している。ドラム缶102の天板12には、大径で内容物の出入口102aと、小径の換気口102bとが設けられており、識別部材110は、内容物出入口102aに隣接する位置に、胴板10と天板12との巻締部13にかしめられて取り付けられている。また識別部材110には、識別形態として貫通穴で形成した基準部111及び識別部112が配置されており、基準部111に対して識別部112は異なる直線上に形成されている。尚、当該ドラム缶102における識別部材110、及び識別形態としての基準部111及び識別部112に関して、上述した各変形例を適用することができる。
また、容器の胴板10、地板11、及び天板12が樹脂材にて一体成型される場合には、識別形態を有する識別部材も容器と共に一体成型することができる。
以上説明したように、識別形態を設けた識別部材110,115,116を有する容器によれば、以下に説明する識別装置を用いることで、容器の内容物が取り扱いに適した内容物であるか否かを識別することが可能となる。したがって、内容物の確認作業に人が関与するのを避けることができることから、内容物の取り扱いミス、例えば供給ミスを従来に比べて抑えることが可能となる。
実施の形態2.
次に、識別形態を設けた識別部材110,115,116を有する上述の容器が適用可能であり、容器の内容物が取り扱いに適した内容物つまり適合内容物であるか否かを識別する識別装置について、図7から図11を参照して以下に説明する。ここでは、容器として、図1に示す上述のペール缶100を例に採り、また識別部材として、図2に示す識別部材110を例に採る。
図7には、識別装置の一例に相当する識別装置200を示している。尚、図7から図10は識別装置200の概略構成を示し、また例示するペール缶100についても概略図で示している。
識別装置200は、基本的構成部分として、係合部材210と、判断装置220とを備え、さらに移動装置230を備えることができる。このような識別装置200は、一例として図7に示すように、識別部材110を設けたペール缶100の底部が挿入可能な凹状のガイド部材201を有し、このガイド部材201内に係合部材210及び判断装置220の一部を収納し設置している。
まず係合部材210について説明する。
係合部材210は、ペール缶100に取り付けた識別部材110に設けた基準部111及び識別部112の識別形態に係合可能な部材である。本実施形態では、識別部材110における基準部111及び識別部112の識別形態が貫通穴形状であることから、係合部材210は、図7及び図8(図8A及び図8B)に示すように、貫通穴に係合可能なボルト材で構成している。一方、ガイド部材201の内面には、上下2段にリング状の部材202a,202bを配置した支持部材202が固定されている。上段のリング状部材202aには、本実施形態では、上記中心角α毎に複数の貫通穴が形成され、ペール缶100の識別部材110における基準部111及び識別部112に対応した規定の貫通穴に、ボルト材の係合部材210がセットされている。つまり本実施形態では、ペール缶100の識別部材110には、上述のように一つの基準部111及び2つの識別部112を設けていることから、これらに対応した、部材202aの3つの貫通穴位置に対して、ボルト材の3つの係合部材210がそれぞれセットされている。
尚、上述の貫通穴及びボルト材からなる構成は、容器側の識別部材110における識別形態に対して容易に対応可能なことから好ましい構成であるが、該構成に限定する意図ではない。要するに、容器側の識別部材110における識別形態に応じて、部材202aに係合部材210を設ければ良い。また、本実施形態では上記識別形態の基準部111及び識別部112を貫通穴で構成していることから、係合部材210は凸状の部材を使用するが、基準部111及び識別部112が例えば凸状である場合には、係合部材210は凹状で構成する。このように識別部材110の基準部111及び識別部112の構成に対応して、係合部材210は、相補的な形態にて構成される。また、係合部材210は、識別部材110の基準部111及び識別部112の構成に対応して、相補的な凸及び凹形状の少なくとも一方を有する部材であればよい。
上述のように構成した係合部材210は、以下のように作用する。
即ち、ペール缶100の識別部材110における一つの基準部111及び2つの識別部112の全てに対して係合部材210が係合しない場合には、図8Aに示すように、係合部材210上に識別部材110を介してペール缶100が載置された状態となる。
これに対し、一つの基準部111及び2つの識別部112の全てに対して係合部材210が係合した場合には、図8Bに示すように、自重によるペール缶100の落下が許容され、識別部材110を介して部材202aにペール缶100が支持される。
次に判断装置220について説明する。
判断装置220は、ペール缶100の識別部材110における識別形態としての一つの基準部111及び2つの識別部112と、係合部材210とが係合した状態でのみ、ペール缶100に収容された内容物の取り扱いを許可する装置である。本実施形態では判断装置220は、複数個の空気圧バルブ221と、空気供給部222と、移動装置230とを備える。
空気圧バルブ221は、ペール缶100の識別部材110における一つの基準部111及び2つの識別部112の全てと、係合部材210とが係合した状態でのみ、ペール缶100によってオンとされ、空気の供給を可能にする。このような空気圧バルブ221は、本実施形態では4つ使用され、ガイド部材201に装填されたペール缶100の巻締部13に対向した位置で、支持部材202における下段のリング状部材202bに等間隔で設置される。
このように配置された4つの空気圧バルブ221は、次のように動作する。
即ち、上述したように、ペール缶100の識別部材110における一つの基準部111及び2つの識別部112の全てと、係合部材210とが係合しない場合には、図8Aに示すように、ペール缶100は、係合部材210上に識別部材110を介して載置される。よってこの状態では、いずれの空気圧バルブ221もオフ状態である。一方、一つの基準部111及び2つの識別部112の全てと、係合部材210とが係合した場合には、図8Bに示すように、自重によってペール缶100は落下可能となる。これにより全ての空気圧バルブ221において、空気圧バルブ221の昇降ピン221aが押し込まれ、オン状態となる。
このような4つの空気圧バルブ221は、空気供給部222との間で直列に接続されている。よって4つの全ての空気圧バルブ221がオン状態の場合にのみ、空気供給部222から空気の配給が可能となる。このとき空気供給部222は、全ての空気圧バルブ221を通り流れた空気を、例えば、容器内の内容物を取り出すポンプの駆動用空気として、あるいは駆動用の制御空気として利用する。
移動装置230は、容器の識別部材110の識別形態と係合部材210との係合の可否を確認するため、ガイド部材201に装填された例えばペール缶100のような容器及び係合部材210を相対的に移動させる装置である。このような移動装置230は、例えば、係合部材210及び判断装置220を設置したガイド部材201を載置し回転させるターンテーブルとして構成することができる。尚、このとき容器としてのペール缶100は、ガイド部材201の回転と共に回転しないように構成される。
以上説明したように識別装置200は、容器の識別部材110の識別形態と係合部材210とが合致した状態においてのみ、容器の内容物の取り扱い、例えば内容物の取り出しを許可する。したがって、本実施形態の識別装置200によれば、容器からの内容物の取り扱いミス、例えば供給ミスを従来に比べて抑えることが可能となる。
また本実施の形態2における識別装置200の判断装置220は、上述のように空気を利用した機構構成であり、防爆仕様を考慮する必要がないことから、容器の内容物が特に化学薬品等である場合に特に有効な構成となる。
一方、特に防爆仕様を考慮する必要がない環境等で識別装置を使用する場合には、識別装置に備わる判断装置は、電気機器を利用して構成することもできる。以下には、図9及び図10を参照して、電気機器を利用して構成した判断装置270を備えた識別装置250の一例について説明する。尚、容器はペール缶100を例に採り、識別部材110として、図9に示すような、識別部112と基準部111とを、異なる直径の同心円上に配置した形態を例に採る。
このような識別装置250においても、基本的構成部分として、係合部材260と、判断装置270とを備え、さらに、上述の移動装置230を備えることができる。
係合部材260は、棒状の部材であり、異なる直径の同心円上に配置した一つの基準部111及び一つの識別部112に対応して2つ設けられる。各係合部材260は、識別装置250における容器載置面251から出退可能なように例えばスプリング等の弾性部材261にて付勢され、通常、容器載置面251から突出して設置される。このような係合部材260は、次のように作用する。
即ち、識別装置250における容器載置面251に、ペール缶100の識別部材110が載置される。この状態で、ペール缶100の識別部材110における一つの基準部111及び一つの識別部112に対して係合部材260が係合しない場合には、識別部材110は、係合部材260の少なくとも一つを、弾性部材261の付勢力に逆らって容器載置面251から内側へ押し込む。
一方、一つの基準部111及び一つの識別部112の両方に対して2つの係合部材260が共に係合した場合には、2つの係合部材260の両方は、弾性部材261の付勢力によって容器載置面251から外側へ突出する。
判断装置270は、容器載置面251からの各係合部材260の出退を検出する2つのセンサ271と、各センサ271と電気的に接続される制御部272とを有する。各センサ271として、例えば近接センサを用いることができる。制御部272は、2つの係合部材260の両方が容器載置面251から突出したか否かを、2つのセンサ271からの電気信号に基づいて判断し、2つの係合部材260の両方が容器載置面251から突出した場合にのみ、容器の内容物の取り扱い、例えば内容物の取り出しを許可する。
移動装置230は、識別装置200の場合と同様に、例えば判断装置270を載置し回転させるターンテーブルとして構成することができる。このときペール缶100は、判断装置270と共に回転しないように構成される。
以上のように構成した識別装置250でも上述の識別装置200の場合と同様に、容器の識別部材110の識別形態と係合部材260とが合致した状態においてのみ、容器の内容物の取り扱い、例えば内容物の取り出しが許可される。したがって、識別装置250においても内容物の取り扱いミスを従来に比べて抑えることが可能となる。
また、この識別装置250では、識別部材110における基準部111及び識別部112は、直径が異なる2つの同心円上に設置し、これらに対応した係合部材260の出退を2つのセンサ271でそれぞれ検出するように構成した。よって、2つのセンサ271のオン、オフの信号の組み合わせを利用して内容物の識別を行うことも可能である。つまり、上述では2つのセンサ271の両方が共に係合部材260の「突出」を検出する場合を例に採ったが、内容物の取り扱い許可を表す信号について、識別装置250では、一通りに限定されなくなるというメリットがある。
また、図6Aから図6Cに示すような、ドラム缶102の天板12に長方形状の識別部材110を設置した形態に対応可能な識別装置について、図11を参照して説明する。
図11に示す識別装置200−1は、図7から図10を参照して説明した識別装置200の構成及び動作に類似した構成及び動作を有する。即ち、識別装置200−1においても、基本的構成部分として、係合部材210と、判断装置220−1とを備え、また、移動装置230を備えてもよい。
ここで係合部材210は、ドラム缶102の天板12に設置した識別部材110に係合可能な凸部材である。ドラム缶102の天板12の巻締部分に対応した凹部221bの底部には、空気供給部222に対して直列接続された、例えば2つの空気圧バルブ221が巻締部分に沿った円弧状の凹部221bの2箇所に設けられている。尚、空気圧バルブ221の出口側には、識別装置200−1の誤操作時に空気遮断を行うバルブ223を設けてもよい。
このように構成される識別装置200−1は、次のように動作する。
即ち、係合部材210と、ドラム缶102の識別部材110とが係合しない場合には、識別部材110上に係合部材210が載置された状態であり、空気圧バルブ221の昇降ピン221aが押し込まれることはない。よって全ての空気圧バルブ221はオフ状態である。一方、係合部材210と、ドラム缶102の識別部材110とが係合した場合には、判断装置220−1が降下可能となり、天板12の巻締部分によって各空気圧バルブ221の昇降ピン221aがそれぞれ押し込まれる。よって全ての空気圧バルブ221はオン状態となる。全ての空気圧バルブ221がオン状態となることで、ドラム缶102の内容物の取り扱い、例えば内容物の取り出しが許可される。尚、図11には例示として、バルブ223を経由した圧縮空気の供給によって駆動されドラム缶102の内容物を取り出す吸引装置310を識別装置200−1に接続したシステム構成例を仮想線にて図示している。
このように識別装置200−1によっても、容器からの内容物の取り扱いミス、例えば供給ミスを従来に比べて抑えることが可能となる。
実施の形態3.
次に、既に説明した、実施形態1における識別部材付きの容器と、実施形態2における識別装置とを備えた、容器の内容物の取扱許否システムについて、図12を参照して説明する。また、本実施形態では、容器の内容物の取り扱いとして、容器内容物の取り出し動作を例に採る。
図12に示す取扱許否システム300は、一つの構成例として、実施形態1におけるペール缶100と、実施形態2における識別装置200と、ペール缶100の内容物50を吸引する吸引装置310とを備える。ここで、ペール缶100及び識別装置200は、既に説明した内容であり、ここでの説明は省略する。識別装置200に備わる判断装置220は、空気パイプ311を介して吸引装置310と接続されている。尚、識別装置200が内容物取扱部の一例に相当する。
このように構成される取扱許否システム300では、以下のような、内容物の取扱許否動作が行われる。
まず、識別装置200に備わる判断装置220において、当該取扱許否システム300にて取り扱う内容物50に対応した規定位置に、つまり支持部材202の上段のリング状部材202a(図8)の規定位置に、係合部材210を設定し配置する。一方、当該取扱許否システム300にて取り扱う内容物50を充填したペール缶100は、識別部材110において、内容物50に対応した位置に、識別形態としての基準部111及び識別部112を有する。勿論、内容物50とは異なる内容物を充填したペール缶100では、内容物50に対する識別形態とは異なる位置に基準部111及び識別部112を配置した識別部材110が取り付けられる。
次に、識別装置200のガイド部材201に、内容物50を収納したペール缶100を装填する。この状態では、既に説明したように、ペール缶100の識別部材110における一つの基準部111及び2つの識別部112の全てと、係合部材210とは係合せず、図8Aに示すように、ペール缶100は、係合部材210上に識別部材110を介して載置されている。よってこの状態では、いずれの空気圧バルブ221もオフ状態である。
次に、識別装置200に備わる移動装置230によって、判断装置220及びペール缶100を相対的に回転させる。この回転動作により、既に説明したように、ペール缶100の識別部材110における一つの基準部111及び2つの識別部112の全てと、識別装置200における係合部材210とが係合し、図8Bに示すように、自重によりペール缶100は落下する。これにより全ての空気圧バルブ221において昇降ピン221aが押し込まれ,全ての空気圧バルブ221がオン状態となる。
全ての空気圧バルブ221がオン状態となることで、判断装置220に備わる空気供給部222から全ての空気圧バルブ221及び空気パイプ311を通して吸引装置310へ空気が供給される。供給された空気により吸引装置310のダイヤフラムが駆動され、ペール缶100の内容物50の吸引が可能となる。
一方、内容物50とは異なる内容物を充填したペール缶100が、誤って、識別装置200のガイド部材201に装填された場合、このペール缶100は内容物50に対応する位置に基準部111及び識別部112を配置した識別部材110を有していない。したがって、上述の回転動作を行っても、このペール缶100における基準部111及び識別部112と、識別装置200における全ての係合部材210とが係合することはない。よって、全ての空気圧バルブ221は、オフ状態を維持する。その結果、吸引装置310によるペール缶100の内容物の取り扱いつまり吸引が可能になることはない。
このように本実施形態の取扱許否システム300によれば、所望の内容物を収納した容器からのみ内容物の取り扱い、例えば内容物の取り出しを許可することができる。したがって、内容物取り扱いミスを従来に比べて抑えることが可能となる。
尚、判断装置220及びペール缶100の相対的な回転動作について、移動装置230に代えて作業者が行うことも可能である。
さらにまた、識別部材付きの容器と、識別装置とを備えて容器内容物の取り扱い許否を行う取扱許否システムとして、例えば以下のようなシステム構成を採ることもできる。
このシステム構成例の一つでは、実施の形態1で説明した容器100に比して大容量の容器、例えば液体化学薬品を運搬するタンクローリー車の各タンクを対象の容器とする。タンクローリー車の各タンクは、特定薬品毎に専用となっており、運搬毎に収容する薬品が変わることはない。よってこのタンクから薬品を排出する内容物排出部に相当する、タンクの例えばバルブ部分に識別部材を固定する。一方、上記バルブ部分と接続される内容物取扱部には、係合部材を設ける。
このように構成することでも、バルブ部分の識別部材と、内容物取扱部の係合部材とが全て係合する場合にのみ、バルブ部分と内容物取扱部との連結が可能となり、タンクの内容物の取り扱いが可能となる。したがって、タンクの内容物の取り扱いミスを低減することが可能となる。
また別のシステム構成例では、実施の形態1で説明した容器100に比して小容量の容器、例えば液体クロマトグラフィーにおける薬品容器のような容器を対象とする。このような小容量容器は樹脂製で一体成型され、容器の外側部分には識別部材用の装着部も併せて成型されている。識別部材は、例えば板状の部材であり、識別形態として、容器の内容物に対応して例えば一つ以上の貫通穴を有する。このような識別部材は、対応する容器の装着部に装着される。一旦、識別部材を装着すると、上記装着部は、識別部材の取り外しができない構造を有する。
一方、識別部材を装着した容器が装填される液体クロマトグラフィー本体は、係合部材と判断装置とを有する。この例では、液体クロマトグラフィー本体が内容物取扱部に相当する。
このように構成することで、当該取扱許否システムにおいても、容器の識別部材における識別形態と、本体の係合部材とが全て係合する場合にのみ、容器の内容物の取り扱いが許可される。よって、本体が複数の容器装填部を有する場合に、それぞれの容器装填部と容器とを一対一に対応させることができる。その結果、複数の容器における内容物の取り扱いミスを低減することが可能となる。
以上説明した各取扱許否システムのように、内容物取扱部と容器とを接合し、取り扱う内容物である適合内容物に対応して内容物取扱部に形成した複数の係合部材と、容器に設けた識別部材に形成した識別形態とが全て係合した場合にのみ、容器の内容物を適合内容物と判断することが可能となる。したがって、容器内容物の取り扱いミスを低減することが可能となる。
本発明は、内容物を識別するための識別部材付きの容器、容器の内容物の識別が可能な識別装置及び方法、並びに、容器からの内容物取出の許否を判断する取扱許否システムに適用可能である。
10…胴板、11…地板、12…天板、13…巻締部、15…内袋、
100…ペール缶、102…ドラム缶、110…識別部材、110b…カシメ部、
111…基準部、112…識別部、115…凸部材、116…脚部材、
200…識別装置、210…係合部材、220…判断装置、221…空気圧バルブ、
230…移動装置、
300…取扱許否システム、310…吸引装置。

Claims (14)

  1. 取り扱う内容物を適合内容物として設定した内容物取扱部(200)に対して容器(100,102)の内容物の識別を行う識別方法であって、
    上記内容物取扱部と上記容器とを接合し、
    上記適合内容物に対応して上記内容物取扱部に形成した複数の係合部材(210)と、上記容器に設けた識別部材(110)に形成した識別形態との係合の可否を確認するため移動装置(230)により上記容器及び上記係合部材を相対的に移動させ、
    上記係合部材と上記識別形態とが全て係合した場合にのみ、上記容器の内容物を上記適合内容物と判断する、
    ことを特徴とする識別方法。
  2. 上記係合部材は、凸及び凹形状の少なくとも一方を有する部材であり、
    上記識別部材は、容器に収容する内容物に対応した、穴、凹及び凸形状の少なくとも一つの識別形態を形成して取り外し不可能にて上記容器に取り付けられる、請求項1に記載の識別方法。
  3. 上記容器の内容物を上記適合内容物であると判断した後、上記内容物の容器からの取り出しを開始する、請求項1又は2に記載の識別方法。
  4. 容器(100、102)内に収容した内容物に対応した識別形態を有する識別部材(110)を備え、
    この識別部材は、上記容器の底部もしくは上部にてこの底部外面もしくは上部外面に対して層状に設置した円板部材(110)であり、当該容器から取り外し不可状態にて当該容器に装着され、
    当該容器は、胴板(10)、地板(11)、及び天板(12)を有する金属製の缶容器であり、
    上記円板部材は、上記胴板と、上記地板又は上記天板との巻締部分(13)に対してカシメられ取り付けられるカシメ部(110b)を有する、
    ことを特徴とする容器。
  5. 上記識別部材における上記識別形態は、穴、凹及び凸形状の少なくとも一つを有する基準部(111)と、上記内容物と一対一に対応した位置で上記基準部とは異なる位置に形成される穴、凹及び凸形状の少なくとも一つを有する識別部(112)とを有する、請求項4に記載の容器。
  6. 当該容器は、金属製のペール缶もしくは金属製のドラム缶である、請求項4又は5に記載の容器。
  7. 容器に設けた識別部材(110)が有する内容物識別用の識別形態(111,112)に係合可能な複数の係合部材(210)と、
    上記識別形態と上記係合部材とが全て係合した状態でのみ上記容器の内容物の取り扱いを許可する判断装置(220)と、
    上記識別形態と上記係合部材との係合の可否を確認するため上記容器及び上記係合部材を相対的に移動させる移動装置(230)と、
    を備えたことを特徴とする識別装置。
  8. 上記判断装置は、複数個の空気圧バルブ(221)を備え、上記識別部材と上記係合部材とが全て係合した状態において全ての空気圧バルブが上記容器によってオンとなり、上記容器の内容物の取り扱いを許可する、請求項に記載の識別装置。
  9. 容器(100)と識別装置(200)とを備え、容器内容物の取り扱いの許否を上記識別装置で判断する取扱許否システムにおいて、
    上記容器は、当該容器内に収容した内容物に対応した識別形態を有する識別部材(110)を有し、
    上記識別装置は、上記容器における識別形態に係合可能な複数の係合部材(210)と、上記識別形態と上記係合部材とが全て係合した状態でのみ上記容器の内容物の取り扱いを許可する判断装置(220)とを有し、
    上記識別形態と上記係合部材との係合の可否を確認するため上記容器及び上記係合部材を相対的に移動させる移動装置(230)をさらに備えた、
    ことを特徴とする取扱許否システム。
  10. 上記識別部材は、上記容器の底部もしくは上部にてこの底部外面もしくは上部外面に対して層状に設置した円板部材であり、
    この円板部材における上記識別形態は、穴、凹及び凸形状の少なくとも一つを有する基準部(111)と、上記内容物と一対一に対応した位置で上記基準部とは異なる位置に形成される穴、凹及び凸形状の少なくとも一つを有する識別部(112)とを有する、請求項に記載の取扱許否システム。
  11. 上記容器に対して着脱可能に配置され、上記識別装置からの内容物取扱許可を受けた状態でのみ上記容器の内容物の取り出しを開始する取出装置(310)をさらに備えた、請求項9又は10に記載の取扱許否システム。
  12. 上記判断装置は、複数個の空気圧バルブ(221)を備え、上記識別形態と上記係合部材とが全て係合した状態において全ての空気圧バルブが上記容器によってオンとなり、上記容器の内容物の取り扱いを許可する、請求項9から11のいずれかに記載の取扱許否システム。
  13. 上記容器は、金属製のペール缶もしくはドラム缶である、請求項9から12のいずれかに記載の取扱許否システム。
  14. 上記容器は樹脂製である、請求項9から12のいずれかに記載の取扱許否システム。
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