JP6170209B2 - 熱的に結合したcmc製燃焼器ライナ - Google Patents
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Description
本発明は、広くには、ガスタービンエンジンの燃焼器におけるセラミックマトリックス複合材料(CMC)ライナの使用に関し、特にはそのようなCMCライナを燃焼器のドーム及びカウルへと、両者の間の熱成長の相違に適応するように取り付けることに関する。
セラミックマトリックス複合材料(CMC)などの非伝統的な高温材料の使用が、ガスタービンエンジンにおける構造部品として研究及び利用されていることを、理解できるであろう。例えば、エンジンの動作の能力及び耐久性を向上させるために、極端な温度に曝される燃焼器の構成部品をそのような材料から製作することに、特段の関心が存在する。しかしながら、金属よりも高い温度性能を有する材料による置換は、燃焼器の隣り合う構成部品に異なる材料が使用されるとき、著しく異なる熱膨張係数に照らして困難である。この不一致は、充分なすき間が得られない限り、隣り合う構成部品の拘束、及び後の故障につながる可能性がある。
したがって、異なる熱膨張特性を有する部品の結合に関係する問題に対処するために、種々の仕組みが採用されている。Halilaの米国特許第5291732号、Halilaの米国特許第5291733号、及びHalilaの米国特許第5285632号に見られるように、金属製の熱シールドをCMCで作られたライナへと両者の間の半径方向の膨張に適応するように取り付けることを可能にする機構が開示されている。これは、ライナが熱シールドに対して移動できるように、複数の周状に間隔を空けて位置する取り付けピンを熱シールド及びライナの開口を貫いて配置することを含む。
さらに、Edmondsonらの米国特許第6397603号が、セラミックマトリックス複合材料で作られたライナを有する燃焼器を開示しており、ライナに過度の応力を生じさせることなく熱膨張の異に対処するために、ライナが中間のライナドーム支持部材に組合せられている。さらに、Edmondsonらの特許は、インターフェイスジョイントを通過する冷却空気の流れの一部を調節する能力をさらに含んでいる。
上述の特許の各々は、それぞれの特定の燃焼器の設計に関して有用なCMCライナの取り付け機構を明らかにしているが、いずれも単一の取り付け機構にて燃焼器のドーム及びカウル部分へと直接接続されるCMC材料製のライナを含んでいない。したがって、結合相手の構成部品とは異なる熱膨張係数を有するライナのための単純な取り付けアセンブリを開発することが、望ましいと考えられる。また、そのような取り付けアセンブリを、隣接するハードウェアとのすき間が不要であるように効率的に寸法付けることが、望ましいと考えられる。
本発明の態様及び利点は、一部は以下の説明において述べられ、或いは明細書から自明であってよく、もしくは本発明の実施を通じて習得可能であってよい。
ガスタービンエンジンの燃焼器が、一般的に提供される。一実施形態では、燃焼器は、セラミックマトリックス複合材料を含み、前方端と後方端とを有するライナと、金属を含んでおり、外側アームと内側アームとの間に画成された端部内の環状スロットを画成する環状ドームと、環状ドームの環状外側表面からライナの環状外側表面へと延びるフェザーシールと、複数のピン部材とを備える。ライナの前方端は、複数のフィンガ及び複数の軸方向スロットを画成し、環状スロットにおいて外側アームと内側アームとの間に取り付けられる。各々のピン部材は、フェザーシールの開口を通り、環状ドームの外側アームの開口を通り、ライナによって画成された開口を通り、環状ドームの内側アームの開口を通って延びる。
圧縮機と、燃焼器と、タービンとを備えるガスタービンエンジンも、一般的に提供される。燃焼器は、一般に、セラミックマトリックス複合材料を含んでおり、前方端及び後方端を有しているライナと、金属を含んでおり、外側アームと内側アームとの間に画成された端部内の環状スロットを画成する環状ドームと、環状ドームの環状外側表面からライナの環状外側表面へと延びるフェザーシールと、複数のピン部材とを備える。ライナの前方端は、複数のフィンガ及び複数の軸方向スロットを画成し、環状スロットにおいて外側アームと内側アームとの間に取り付けられる。各々のピン部材は、フェザーシールの開口を通り、環状ドームの外側アームの開口を通り、ライナによって画成された開口を通り、環状ドームの内側アームの開口を通って延びる。
燃焼器のライナも、一般的に提供される。一実施形態では、ライナは、セラミックマトリックス複合材料を含み、複数のフィンガ及び複数の軸方向スロットを画成する前方端を有する。
本発明のこれらの特徴、態様、及び利点、並びに他の特徴、態様、及び利点が、以下の説明及び添付の特許請求の範囲を参照して、よりよく理解されるであろう。本明細書に取り入れられて本明細書の一部を構成する添付の図面は、本発明の実施形態を示しており、明細書と協働して本発明の原理を説明する役に立つ。
当業者へと向けられた本発明の最良の態様を含む本発明の充分かつ本発明を実施可能にする開示が、添付の図面を参照して、明細書において説明される。
本明細書及び図面における参照符号の繰り返しの使用は、本発明の同じ又は類似の特徴又は構成要素を表すように意図されている。
次に、本発明の実施形態を詳しく参照するが、それら実施形態の1つ以上の実施例が図面に示されている。各々の例は、本発明の説明の目的で提示されており、本発明を限定するものではない。実際、本発明において、本発明の技術的範囲及び技術的思想から離れることなく、種々の変更及び変種が可能であることは、当業者にとって明らかであろう。例えば、或る実施形態の一部として例示又は説明される特徴を、別の実施形態では使用して、またさらなる実施形態をもたらすことが可能である。このように、本発明は、添付の特許請求の範囲及びそれらの均等物の技術的範囲に含まれるような変更及び変種を包含するように意図される。
本明細書において使用されるとき、用語「第1」、「第2」、及び「第3」は、或る構成要素を別の構成要素から区別するために入れ換え可能に使用することができ、個々の構成要素の場所又は重要性を意味するものではない。
用語「上流」及び「下流」は、流路における流体の流れに対する相対的な方向を指す。例えば、「上流」は、流体が流れてくる方向を指し、「下流」は、流体が流れていく方向を指す。
次に図面を参照すると、図1が、本発明の主題のいくつかの態様に従って航空機において利用することができるガスタービンエンジン10の一実施形態の断面図を示しており、エンジン10が、参照の目的でエンジン10を貫いて延びている長手方向又は軸方向中心軸線12を有して図示されている。一般に、エンジン10は、コアガスタービンエンジン(全体が参照番号14によって示されている)と、その上流に位置するファン部分16とを備えることができる。コアエンジン14は、一般に、環状の入口20を画成する実質的に筒状の外ケーシング18を備えることができる。加えて、外ケーシング18は、コアエンジン14に進入する空気の圧力を第1の圧力レベルへと高めるためのブースタ圧縮機22をさらに囲み、支持することができる。次いで、高圧多段軸流圧縮機24が、ブースタ圧縮機22から加圧された空気を受け取り、そのような空気の圧力をさらに高めることができる。次いで、高圧圧縮機24から出る加圧された空気は、燃焼器26へと流れることができ、燃焼器26において、燃料が加圧された空気の流れへと注入され、得られる混合物が燃焼器26において燃やされる。高エネルギの燃焼生成物が、燃焼器26からエンジン10の高温ガス経路に沿って第1の(高圧)駆動シャフト30を介して高圧圧縮機24を駆動する第1の(高圧)タービン28へと導かれ、次いで第1の駆動シャフト30におおむね同軸な第2の(低圧)駆動シャフト34を介してブースタ圧縮機22及びファン部分16を駆動する第2の(低圧)タービン32へと導かれる。各々のタービン28及び32を駆動した後で、燃焼生成物を、推進用のジェット推力をもたらすべく排気ノズル36を介してコアエンジン14から吐き出すことができる。
各々のタービン28、32が、一般に、1つ以上のタービン段を備えることができ、各々の段が、タービンノズル(図1には示されていない)及び下流のタービンロータ(図1には示されていない)を備えることを、理解すべきである。後述されるように、タービンノズルは、エンジン10の中心軸線12を中心にして環状に並べられた複数の羽根を備えることができ、これら複数の羽根は、タービン段を通過する燃焼生成物の流れを、タービンロータの一部を形成している対応するロータブレードの環状の並びへと曲げ、或いは他の方法で案内する。一般的に理解されるとおり、ロータブレードを、タービンロータのロータディスクへと結合させることができ、次いでロータディスクは、タービンの駆動シャフト(例えば、駆動シャフト30又は34)へと回転に関して結合させられる。
さらに、図1に示されるとおり、エンジン10のファン部分16は、一般に、環状のファンケーシング40によって囲まれるように構成された回転可能な軸流ファンロータ38を備えることができる。特定の実施形態ではは、(LP)駆動シャフト34を、直接駆動の構成などにおいて、ファンロータ38へと直接接続することができる。別の構成においては、(LP)駆動シャフト34を、関節駆動又は歯車駆動の構成において、減速歯車ギアボックスなどの減速装置37を介してファンロータ38へと接続することができる。そのような減速装置は、所望に応じ、或いは必要に応じて、エンジン10内の任意の適切なシャフト/スプールの間に含まれてよい。
ファンケーシング40を、複数の実質的に放射状に延びている周方向に間隔を空けて配置された出口案内羽根42によってコアエンジン14に対して支持されるように構成できることを、当業者であれば理解すべきである。したがって、ファンケーシング40は、ファンロータ38及びその対応するファンロータブレード44を囲むことができる。さらに、ファンケーシング40の下流部分46が、さらなる推進用のジェット推力をもたらす第2の(或いは、バイパス)気流路48を画成するように、コアエンジン14の外側部分を覆って延びることができる。
エンジン10の動作の際に、初期の気流(矢印50によって示されている)がファンケーシング40の関連の入口52を通ってエンジン10に進入できることを、理解すべきである。次いで、気流50は、ファンブレード44を通過し、通路48を通って移動する第1の圧縮された気流(矢印54によって示されている)及びブースタ圧縮機22に進入する第2の圧縮された気流(矢印56によって示されている)へと分かれる。次いで、第2の圧縮された気流56の圧力が高められ、(矢印58によって示されるように)高圧圧縮機24に進入する。燃料と混ぜ合わせられて燃焼器26において燃やされた後に、燃焼生成物60が燃焼器26から出、第1のタービン28を通って流れる。その後に、燃焼生成物60は、第2のタービン32を通って流れ、排気ノズル36から出てエンジン10に推力をもたらす。
次に図2を参照すると、図1の典型的なターボファンエンジン10の燃焼部26の断面図が示されている。さらに詳しくは、図2は、本発明の典型的な実施形態による図1の典型的なターボファンエンジン10の燃焼部26に配置されてよい燃焼器アセンブリ100の透視断面図を示している。とりわけ、図2は、分かりやすくするために燃焼器の外ケーシングを取り除いた燃焼器アセンブリ100の透視断面図を示している。
図示のとおり、燃焼器アセンブリ100は、一般に、おおむね軸方向に沿って後方端104と前方端106との間を延びている内側ライナ102と、やはりおおむね軸方向に沿って後方端110と前方端112との間を延びている外側ライナ108とを備える。内側及び外側ライナ102、108が協働して、両者の間に燃焼室114を少なくとも部分的に画成する。内側及び外側ライナ102、108は、それぞれが環状ドーム111へと取り付けられる。より詳しくは、燃焼器アセンブリ100は、内側ライナ102の前方端106へと取り付けられる環状ドーム111の内側部分116と、外側ライナ108の前方端112へと取り付けられる環状ドーム111の外側部分118とを備える。さらに詳しく後述されるように、環状ドーム111の内側及び外側部分116、118の各々は、内側及び外側のそれぞれのライナ102、108の前方端106、112を受け入れるための環状スロット122を画成する囲繞表面120を備える。図3が、この方向を、外側ライナ108及び環状ドーム111の外側部分118を代表として使用してさらに詳しく示しているが、本発明は、外側ライナ108に限られず、内側ライナ102にも同様に適用可能である。
燃焼器アセンブリ100は、環状ドーム111の外側部分118において周方向に沿って間隔を空けつつ位置した複数の燃料/空気ミキサ124をさらに備える。より詳しくは、複数の燃料/空気ミキサ124は、半径方向において環状ドーム111の外側部分118と環状ドーム111の内側部分116との間に配置される。ターボファンエンジン10の圧縮機部分からの圧縮された空気が、燃料/空気ミキサ124へと流れ、或いは燃料/空気ミキサ124を通って流れ、ここで圧縮された空気が燃料と混合されて燃やされ、燃焼室114において燃焼ガスを生じさせる。内側及び外側ドーム116、118は、燃料/空気ミキサ124へと入り、或いは燃料/空気ミキサ124を通過する圧縮機部分からの圧縮された空気のそのような流れをもたらすうえで、助けとなるように構成される。例えば、環状ドーム111の外側部分118は、前方端128に外側カウル126を備え、環状ドーム111の内側部分116は、同様に、前方端132に内側カウル130を備える。外側カウル126及び内側カウル130は、燃料/空気ミキサ124のうちの1つ以上へと入り、或いは燃料/空気ミキサ124のうちの1つ以上を通過する圧縮機部分からの圧縮された空気の流れの案内を助けることができる。
さらに、内側及び外側ドーム116、118の各々は、ターボファンエンジン10における燃焼器アセンブリ100の取り付けを助けるように構成された取り付け部を備えることができる。例えば、環状ドーム111の外側部分118は、燃焼器の外ケーシングへと取り付けられるように構成された取り付け延長部を備えることができ、環状ドーム111の内側部分116は、ターボファンエンジン10内の環状の支持部材へと取り付けられるように構成された同様の取り付け延長部を備えることができる。特定の典型的な実施形態ではは、環状ドーム111の内側部分116を、単一の環状の構成部品として一体的に形成することができ、環状ドーム111の外側部分118も、同様に、単一の環状の構成部品として一体的に形成することができる。しかしながら、他の典型的な実施形態では、環状ドーム111の内側部分116及び/又は環状ドーム111の外側部分118を、任意の適切なやり方で接合される1つ以上の構成部品によって形成できることを、理解すべきである。例えば、環状ドーム111の外側部分118に関して、特定の典型的な実施形態ではは、外側カウル126を、環状ドーム111の外側部分118とは別に形成し、例えば溶接プロセスを使用して環状ドーム111の外側部分118へと取り付けることができる。同様に、任意の取り付け延長部を、外側ドーム118とは別に形成し、例えば溶接プロセスを使用して環状ドーム111の外側部分118へと取り付けてもよい。これに加え、或いはこれに代えて、環状ドーム111の内側部分116は、同様の構成を有することができる。
さらに図2を参照すると、典型的な燃焼器アセンブリ100は、周状に配置された各々の燃料/空気ミキサ124の周囲に位置する熱シールド142をさらに備える。熱シールド142は、図示の実施形態に関して、環状ドーム111の外側部分118及び環状ドーム111の内側部分116に取り付けられ、両者の間を延びる。熱シールド142は、ターボファンエンジン10の特定の構成部品を燃焼室114の比較的極端な温度から保護するように構成される。
図示の実施形態では、内側ライナ102及び外側ライナ108の各々は、高温性能を有する非金属材料であるセラミックマトリックス複合(CMC)材料からなる。そのようなライナ102、108に利用される典型的なCMC材料として、炭化ケイ素、ケイ素、シリカ又はアルミナマトリックス材料、並びにこれらの組合せを挙げることができる。サファイア及び炭化ケイ素などのモノフィラメントを含む酸化安定補強繊維(例えば、TextronのSCS−6)、並びに炭化ケイ素(例えば、Nippon CarbonのNICALON(登録商標)、Ube IndustriesのTYRANNO(登録商標)、及びDow CorningのSYLRAMIC(登録商標))、アルミナケイ酸塩(例えば、Nextelの440及び480)、並びに切り刻まれたウィスカ及び繊維(例えば、Nextelの440及びSAFFIL(登録商標))を含み、さらに随意によりセラミック粒子(例えば、Si、Al、Zr、Y、及びこれらの組合せの酸化物)及び無機フィラー(例えば、パイロフィライト、ウォラストナイト、マイカ、タルク、カイアナイト、及びモンモリロナイト)を含む粗紡(rovings)及び単糸(yarn)など、セラミック繊維をマトリックスに埋め込むことができる。CMC材料は、約1000〜1200°Fの温度において約1.3x10-6in/in/°F〜約3.5x10-6in/in/°Fの範囲の熱膨張係数を有することができる。
対照的に、内側カウル130及び外側カウル126をそれぞれ含む環状ドーム111の内側部分116及び環状ドーム111の外側部分118は、ニッケル系の超合金(約1000〜1200°Fの温度において約8.3〜8.5x10-6in/in/°Fの熱膨張係数を有する)又はコバルト系の超合金(約1000〜1200°Fの温度において約7.8〜8.1x10-6in/in/°Fの熱膨張係数を有する)などの金属で形成されてよい。このように、内側及び外側ライナ102、108は、燃焼室114に生じる極端な温度環境により上手く対処することが可能でありうる。しかしながら、内側及び外側ライナ102、108を内側及び外側のそれぞれのドーム116、118へと取り付けることが、構成部品の機械的特性の相違に起因して問題を生じさせる。したがって、後述されるように、特別に設計された取り付けアセンブリ144が、内側ライナ102の前方端106を環状ドーム111の内側部分116へと取り付け、外側ライナ108の前方端112を環状ドーム111の外側部分118へと取り付けるために利用される。取り付けアセンブリ144は、半径方向において、内側及び外側ドーム116、118並びに内側及び外側ライナ102、108のそれぞれの間の相対的な熱膨張に適応するように構成される。
ここで図3を特に参照すると、外側ライナ108の前方端112が外側環状ドーム118へと取り付けられる取り付け点の拡大断面図が示されている。すでに述べたように、外側ライナ108及び環状ドーム111の外側部分118の相対の熱膨張を許容するために、取り付けアセンブリ144は、外側アーム200と内側アーム202との間の内側表面120によって画成される環状スロット122を通って延びるように設けられる。より詳しくは、図3に示されている環状ドーム111の外側部分118及び外側ライナ108の前方端112を特に参照すると、環状ドーム111の外側部分118が、互いに実質的に平行に、図示の実施形態でははターボファンエンジン10の軸方向に実質的に平行な方向に延びている外側アーム200及び内側アーム202を備えている。
図示の実施形態では、取り付けアセンブリ144は、外側アーム200及び内側アーム202にそれぞれ画成された開口201、203を貫いて延びるピン部材166及び随意によるブシュ168を備える。ピン部材166は、頭部170を備え、ナット174が、ピン部材166の遠位端に取り付けられる。特定の典型的な実施形態ではは、ピン部材166をボルトとして構成することができ、取り付けアセンブリ144を締めるために、ナット174をピン部材166に回転可能に係合させることができる。しかしながら、代案として、他の典型的な実施形態ではは、ピン部材166及びナット174が任意の他の適切な構成を有することができる。例えば、他の典型的な実施形態ではは、ピン部材166が、実質的に平滑な円柱形を画成する本体172を備えることができ、ナット174を、クリップとして構成することができる。さらに、ブシュ168は、通常は円筒形であり、ピン部材166の周囲に配置される。
図4を参照すると、外側ライナ108の前方端112は、複数のフィンガ113を備える。フィンガ113は、隣接するフィンガ113の間にスロット109を画成するように互いに間隔を空けて位置している。したがって、複数のスロット109が、外側ライナ108上に環状に画成される。図示のとおり、各々のフィンガ113は、1対の長手方向エッジ115を画成する。フィンガ113の並びにおいて、隣り合うフィンガ113の互いに向かい合う長手方向エッジの少なくとも一部分は、ピン部材又はブシュを受け入れて通すための開口119を画成するためのくぼみ117を有している。すなわち、隣り合うフィンガ113上のくぼみ117が、ピン部材166を受け入れて通すように実質的に整列している。くぼみ117及びピン部材166(又は、ブシュ168)を、外側ライナ108が所定の場所に固定されるが、上述の熱膨張の相違を補償するために軸方向の或る程度の移動が許されるように、互いに適合する寸法とすることができる。図5が、ピン部材又はブシュを受け入れて通すために1以上のフィンガ113が1対の長手方向エッジ115の間に(すなわち、フィンガ113の本体内に)開口119を画成する類似の実施形態を示している。当然ながら、図4及び5の両方からの特徴を、所望であれば組合せることができる。
再び図3を参照すると、各々のフィンガ113の末端112が、環状スロット122の中へと延びており、環状ドーム118の環状スロット122の内側表面120と各々のフィンガ113の末端112との間にすき間123を形成することができる。特定の実施形態では、環状ドーム118の環状スロット122の外側アーム200は、スロット長(L)を画成し、ここで環状ドーム118の環状スロット122の内側表面120から各々のフィンガ113の末端112まで画成されるすき間123は、約1%〜約10%など、室温(すなわち、約25℃)においてスロット長(L)の約1%〜約25%の長さを有する。他の実施形態では、各々のフィンガ113の末端112は、環状ドーム118の環状スロット122の内側表面120に接することができる。
さらに図3は、環状ドーム118の環状外側表面209から外側ライナ108の環状外側表面219まで延びるフェザーシール210を示している。フェザーシール210は、図示の実施形態では、外側ライナ108の環状外側表面209にばねの力で接触している。一実施形態では、フェザーシール210は、摩耗コーティングを有する金属からなり、摩耗コーティングが、外側ライナ108の環状外側表面209に接する。フェザーシール210は、一般に、内部の燃焼室114と内側ライナ102及び外側ライナ108の外側の空間との間に流体を漏らさないバリアを形成し、ガスの流れの通過を妨げる。
特定の実施形態では、外側ライナ108は、テーパ状部分211を画成する。すなわち、外側ライナ108が、フィンガ113及び/又は前方端112の厚さよりも大きい本体部分213の厚さを有する。図3に示した実施形態ではは、環状外側表面209がテーパ211を画成する。しかしながら、他の実施形態では、テーパ状の表面は、環状外側表面209の反対側の環状の内側表面に位置することができる。
各々のピン部材166は、フェザーシール210の開口を通り、環状ドーム118の外側アーム200の開口を通り、外側ライナ108の軸方向スロット109を通り、環状ドーム118の内側アーム202の開口を通って延び、構成部品を一体に固定する。外側環状ドーム118を環状に固定するピン部材166の数は、スロット109の数と同じ(すなわち、各々のスロット109を1つのピン部材166が貫いて延びる)であってよく、スロット109の数よりも少なくてよく、或いはスロット109の数よりも多くてよい。すなわち、複数の軸方向スロット109は、特定の実施形態では外側ライナ108の半径方向膨張及び収縮を許容するために、複数のピン部材166よりも数が多くてよい。しかしながら、他の実施形態では、複数の軸方向スロット109は、複数のピン部材166よりも数が少なくてよい(例えば、より大きな幅及び/又は長さのフィンガを使用する場合に、フィンガごとに2つ以上のピン部材166を利用することができる)。
内側ライナ又は外側ライナを覆って配置されたキャップを有する本発明のアセンブリの典型的な実施形態による燃焼器は、比較的高圧の空間又は比較的高圧の内部通路から燃焼室へと内側又は外側ライナと内側又は外側ドームとの間の取り付け点を通る気流を、制御することができる可能性がある。さらに、そのような燃焼器アセンブリは、比較的高圧の空間又は比較的高圧の内部通路から燃焼室へと内側又は外側ライナと内側又は外側ドームとの間の取り付け点を通る気流を、内側又は外側ライナと内側又は外側ドームとの間の相対的な熱膨張に依然として適応しつつ、制御することができる可能性がある。
本明細書においては、本発明を最良の態様を含めて開示するとともに、あらゆる装置又はシステムの製作及び使用並びにあらゆる関連の方法の実行を含む本発明の実施を当業者にとって可能にするために、いくつかの実施例を使用している。本発明の特許可能な技術的範囲は、特許請求の範囲によって定められ、当業者にとって想到される他の実施例も含むことができる。そのような他の実施例は、それらが特許請求の範囲の文言から相違しない構造要素を有しており、或いは特許請求の範囲の文言から実質的には相違しない同等の構造要素を含むならば、特許請求の範囲の技術的範囲に包含される。
10 ガスタービンエンジン
12 中心軸線
14 コアガスタービンエンジン
16 ファン部分
18 外ケーシング
20 環状の入口
22 ブースタ圧縮機
24 高圧圧縮機
26 燃焼器
28 高圧タービン
30 高圧駆動シャフト
32 低圧タービン
34 低圧駆動シャフト
36 排気ノズル
37 減速装置
38 ファンロータ
40 環状のファンケーシング
42 出口案内羽根
44 ファンロータブレード
46 下流部分
48 気流路
50 空気の流れ
52 入口
54 第1の圧縮された気流
56 第2の圧縮された気流
58 気流
60 燃焼生成物
100 燃焼器アセンブリ
102 内側ライナ
104 後方端
106 前方端
108 外側ライナ
109 スロット
110 後方端
111 環状ドーム
112 前方端
113 フィンガ
114 燃焼室
115 長手方向エッジ
116 内側部分
117 くぼみ
118 外側部分
119 開口
120 内側表面
122 環状スロット
123 すき間
124 燃料/空気ミキサ
126 外側カウル
130 内側カウル
132 前方端
142 熱シールド
144 取り付けアセンブリ
166 ピン部材
168 ブシュ
170 頭部
172 本体
174 ナット
200 外側アーム
201 開口
202 内側アーム
203 開口
209 環状外側表面
210 フェザーシール
211 テーパ
213 本体部分
219 環状外側表面
12 中心軸線
14 コアガスタービンエンジン
16 ファン部分
18 外ケーシング
20 環状の入口
22 ブースタ圧縮機
24 高圧圧縮機
26 燃焼器
28 高圧タービン
30 高圧駆動シャフト
32 低圧タービン
34 低圧駆動シャフト
36 排気ノズル
37 減速装置
38 ファンロータ
40 環状のファンケーシング
42 出口案内羽根
44 ファンロータブレード
46 下流部分
48 気流路
50 空気の流れ
52 入口
54 第1の圧縮された気流
56 第2の圧縮された気流
58 気流
60 燃焼生成物
100 燃焼器アセンブリ
102 内側ライナ
104 後方端
106 前方端
108 外側ライナ
109 スロット
110 後方端
111 環状ドーム
112 前方端
113 フィンガ
114 燃焼室
115 長手方向エッジ
116 内側部分
117 くぼみ
118 外側部分
119 開口
120 内側表面
122 環状スロット
123 すき間
124 燃料/空気ミキサ
126 外側カウル
130 内側カウル
132 前方端
142 熱シールド
144 取り付けアセンブリ
166 ピン部材
168 ブシュ
170 頭部
172 本体
174 ナット
200 外側アーム
201 開口
202 内側アーム
203 開口
209 環状外側表面
210 フェザーシール
211 テーパ
213 本体部分
219 環状外側表面
Claims (10)
- 長手方向中心軸線(12)を有するガスタービンエンジン(10)のための燃焼器(26)であって、当該燃焼器(26)が、
セラミックマトリックス複合材料を含み、前方端(112)と後方端(110)とを有するライナ(108)であって、前方端(112)が、複数のフィンガ(113)及び複数の軸方向スロット(109)を画成するライナ(108)と、
金属を含み、外側アーム(200)と内側アーム(202)との間に画成される端部内の環状スロット(122)を画成する環状ドーム(111)であって、ライナ(108)の前方端(112)が環状スロット(122)内で外側アーム(200)と内側アーム(202)との間に取り付けられる環状ドーム(111)と、
環状ドーム(111)の環状外側表面(219)からライナ(108)の環状外側表面(209)へと延びるフェザーシール(210)と、
複数のピン部材(166)であって、各々がフェザーシール(210)の開口を通り、環状ドーム(111)の外側アーム(200)の開口(201)を通り、ライナ(108)によって画成された開口(119)を通り、環状ドーム(111)の内側アーム(202)の開口(203)を通って延びる複数のピン部材(166)と
を備えている燃焼器(26)。 - 各々のフィンガ(113)が、1対の長手方向エッジ(115)を画成しており、隣り合うフィンガ(113)の互いに向かい合う長手方向エッジ(115)の少なくとも一部分が、ライナ(108)を貫く開口(119)を画成するためのくぼみ(117)を有している、請求項1に記載の燃焼器(26)。
- 隣り合うフィンガ(113)のくぼみ(117)は、ピン部材(166)を受け入れて通すように実質的に整列している、請求項2に記載の燃焼器(26)。
- 各々のフィンガ(113)が、1対の長手方向エッジ(115)を画成しており、フィンガ(113)の少なくとも一部分が、1対の長手方向エッジ(115)の間に開口(119)を画成する、請求項1に記載の燃焼器(26)。
- 各々のフィンガ(113)の末端(112)が、環状ドーム(111)の環状スロット(122)の内側表面(120)と各々のフィンガ(113)の末端(112)との間にすき間(123)を形成するように環状スロット(122)へと延びる、請求項1に記載の燃焼器(26)。
- 環状ドーム(111)の環状スロット(122)の外側アーム(200)は、スロット長(L)を画成しており、環状ドーム(111)の環状スロット(122)の内側表面(120)から各々のフィンガ(113)の末端(112)まで画成されるすき間(123)は、約25℃においてスロット長の約1%〜約25%の長さを有する、請求項5に記載の燃焼器(26)。
- ライナ(108)の環状外側表面(209)は、テーパ(211)を画成する、請求項1に記載の燃焼器(26)。
- 複数の軸方向スロット(109)は、複数のピン部材(166)よりも数が多い、請求項1に記載の燃焼器(26)。
- 圧縮機(24)と、
燃焼器(26)と、
タービン(28,32)と
を備えるガスタービン(10)であって、燃焼器(26)が、
セラミックマトリックス複合材料を含み、前方端(112)と後方端(110)とを有するライナ(108)であって、前方端(112)が、複数のフィンガ(113)及び複数の軸方向スロット(109)を画成するライナ(108)と、
金属を含み、外側アーム(200)と内側アーム(202)との間に画成される端部内の環状スロット(122)を画成する環状ドーム(111)であって、ライナ(108)の前方端(112)が環状スロット(122)内で外側アーム(200)と内側アーム(202)との間に取り付けられる環状ドーム(111)と、
環状ドーム(111)の環状外側表面(219)からライナ(108)の環状外側表面(209)へと延びるフェザーシール(210)と、
複数のピン部材(166)であって、各々がフェザーシール(210)の開口を通り、環状ドーム(111)の外側アーム(200)の開口(201)を通り、ライナ(108)に画成された開口(119)を通り、環状ドーム(111)の内側アーム(202)の開口(203)を通って延びる複数のピン部材(166)と
を備えている、ガスタービンエンジン(10)。 - 各々のフィンガ(113)の末端(112)が、環状ドーム(111)の環状スロット(122)の内側表面(120)と各々のフィンガ(113)の末端(112)との間にすき間(123)を形成するように環状スロット(122)へと延び、環状ドーム(111)の環状スロット(122)の外側アーム(200)は、スロット長(L)を画成しており、環状ドーム(111)の環状スロット(122)の内側表面(120)から各々のフィンガ(113)の末端(112)まで画成されるすき間(123)は、スロット長(L)の約1%〜約25%の長さを有する、請求項9に記載のガスタービンエンジン(10)。
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