以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
図1の撮像装置100は、例えばデジタルカメラ等から成り、図示のような構成部を備える。
図1において、123は撮像装置本体の制御を行う制御部であり、電源制御、スイッチ制御、レンズ制御、測光、測距制御、シャッター制御、及び無線通信の制御等を行う。
制御部123には、バッテリーを電源とする電源回路119と、撮影の開始を2段ストロークで指示するレリーズボタンSW1,SW2(不図示)が接続されている。また、制御部123には、後述するGUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)を操作するメニューボタンなどのスイッチアレイである操作部材122と、発振回路125と、無線通信回路102と、焦点検出回路103と、測光回路104が接続されている。さらに、制御部123には、GPS受信器105と、ミラー制御回路107と、シャッター制御回路108と、モータ制御回路109等が接続されている。
また、制御部123は、交換可能な撮影レンズの本体内に配置されたレンズマイコン126とマウント接点を介して信号の伝達がなされる。
焦点検出回路103は、制御部123の信号に従い、測距センサ(不図示)の蓄積制御と読み出し制御を行って、ぞれぞれの画素情報を制御部123に出力し、周知の位相差検出法による焦点検出を行う。制御部123は、焦点検出回路103からの焦点検出情報によりレンズマイコン126と信号のやりとりを行ってレンズの焦点調節(AF)を行う。
測光回路104は、被写体の輝度信号として、測光センサ(不図示)からの輝度信号出力を制御部123に出力し、周知の絞り値の演算とシャッタースピードの演算などの露出演算を行う(AE)。
シャッター制御回路108は、制御部123からの信号に従って、フォーカルプレンシャッターを構成する2つのシャッター駆動マグネットを制御し、シャッター幕を走行させ、露光動作を担っている。
SW1(不図示)はレリーズ釦の第1ストロークでONし、AE、AFを開始するスイッチとなる。SW2(不図示)はレリーズ釦の第2ストロークでONし、露光動作を開始するスイッチとなる。SW1、SW2及びその他カメラの操作部材からの信号は、制御部123が検知する。
GPS受信器105は、GPSアンテナ106を介してGPS衛星(不図示)から衛星信号を受信し、撮像装置100の位置情報を取得することが可能である。取得した位置情報は、制御部123により画像データに付加情報として記録される。本実施形態では、画像データはEXIF形式のファイルとして生成され、そのファイルのメタデータとして位置情報が付加される。
制御部123は、デジタル画像処理を行う画像処理エンジンを備え、各種制御を行う。制御部123は、タイミングジェネレータ(TG)112を介して撮像センサ111の蓄積制御、読み出し制御を行う。読み出された画像信号は、ADコンバータ(AD)113によりアナログ=デジタル変換され、既知の色補完処理やホワイトバランス処理、ガンマ処理等の現像処理が行われ、最終的にJPEG等のデジタル画像データに変換される。そして、揮発性メモリであるDRAM117に一時保存される。また、変換された画像データは、表示装置115にクイックレビュー表示され、画像ファイルとして記録媒体116へ記録される。
表示装置115には、制御部123により撮像装置100の設定を行うためメニュー画面が表示され、操作部材122を用いて撮像装置の各種設定、通信機能の設定、及びGPS受信器の設定などを対話形式で指示することが可能なGUIを構成する。
撮像装置100は、無線通信回路102を用いて、無線アンテナ101を介してネットワーク上の通信装置(不図示)と通信を行うことが可能であり、撮影された位置情報付きの画像データを通信装置に転送することが可能である。また、制御部123は、外部インターフェース114により外部の装置と接続して通信を行うことが可能である。また、制御部123は、不揮発性メモリ(FROM)118に接続されている。
本実施形態では、撮像装置100は、ネットワーク上の通信装置であるサーバ等の情報機器と無線LANで接続されるとして説明するが、これに限定されるわけではない。例えば、3G回線等の公衆網を介して通信する機能を備えていてもよい。この場合は、撮像装置100の近くにアクセスポイント(AP)が無くとも通信できるため、より通信しやすくなる。
次に、図1における表示装置115に表示される撮像装置100の設定画面を図2(a)〜図2(c)を参照して説明する。
図2(a)は、第1の実施形態における撮像装置100の表示装置115に表示される設定メニュー画面の一例を示す図である。
設定メニュー画面200では、メニュータブ200aのうち、「撮影」、「再生」、「AF」、「設定」のいずれかを選択して、それらの項目について詳細な設定を行うことができる。
設定メニュー画面200におけるメニュー項目(設定項目)として、「バッテリー情報」201、「通信機能の設定」202、及び「GPS機能の設定」203が表示されている。「バッテリー情報」201は、撮像装置100のバッテリーの状況を表示するためのメニュー項目である。「通信機能の設定」202は、撮像装置100をネットワークへ参加するための設定や、画像データの転送先等を設定するためのメニュー項目である。「GPS機能の設定」203は、GPSの動作条件の設定等を行うためのメニュー項目である。ユーザは、操作部材122を操作して設定メニュー画面200上のカーソル204を上下方向に移動させることで、3つのメニュー項目のいずれかを選択することが可能である。図示例では、「通信機能の設定」202が選択されている状態にある。
ここで、「通信機能の設定」202について説明する。
「通信機能の設定」202が選択された状態で、例えば操作部材122に含まれる決定ボタンの押下が検知された場合、通信機能の設定の画面へ遷移する指示が受け付けられる。この結果、表示装置115に表示される画面は、図2(b)に示す通信機能の設定メニュー画面200bに遷移する。なお、以降の説明では、記載が煩雑になることを防ぐため、カーソルの移動による項目の選択のみならず、項目が選択された状態での決定ボタンの押下による指示の入力も併せて、「項目を選択する」と記載する。本実施形態では、設定画面が階層的に表示される構成になっており、図2(a)に示す設定メニュー画面200が階層1、図2(b)に示す通信機能の設定メニュー画面200bやGPS機能の設定メニュー画面200dが1階層下の階層2となる。さらに、図2(c)に示す通信の設定メニュー画面200cやGPSの設定メニュー画面200eがさらに1階層下の階層3となる。
図2(b)において、通信機能の設定メニュー画面200bにおけるメニュー項目として、「通信機能」205、「通信の設定」206、及び「GPS情報」207が表示されている。「戻る」ボタン208は、上位階層のメニュー画面に戻るための選択アイコンである。
「通信機能」205では、ユーザは操作部材122を介して、通信を「使う」、「使わない」を選択することが可能である。「使う」が選択されている場合、撮像装置100では無線通信回路102が有効になる。すなわち、予めユーザにより設定された情報に基づいて、無線通信回路102を用いてネットワーク上の情報機器(不図示)と通信することが可能になる。図示例では、「通信機能」205において、「使う」が選択されている状態にある。なお、このメニュー項目における設定の選択は、例えば、所定の項目にカーソルを合わせた状態(つまり所定の項目が選択された状態)で決定ボタンの押下を検知することで、プルダウンメニューを表示して、ユーザに選択を促すようにしてもよい。または、所定の項目にカーソルを合わせた状態で、操作部材122に含まれる方向キーの左右の押下により選択を切り替えてもよい。あるいは、「通信機能」205のように「使う」と「使わない」の二択の場合は、所定の項目にカーソルを合わせた状態で決定ボタンの押下を検知することで、「使う」と「使わない」を交互に切り替えるトグルスイッチとしてもよい。
「通信の設定」206は、無線LAN、ネットワーク、転送先のサーバ指定等の設定を行うためのメニュー項目である。ユーザは、操作部材122を用いて通信機能の設定メニュー画面200b上のカーソル204を上下方向に移動させることで、3つのメニュー項目のいずれかを選択されている状態にすることが可能である。図示例では、「通信の設定」206が選択されている状態にある。ユーザが「通信の設定」206を選択した状態で決定ボタンを押下した場合、通信機能の設定メニュー画面200bの1階層下にある図2(c)に示す通信の設定メニュー画面200cに遷移する。
図2(c)において、通信の設定メニュー画面200cにおけるメニュー項目として、「接続ウィザード」209、「設定」210が表示されている。「戻る」ボタン208は、上位階層のメニュー画面に戻るための選択アイコンである。
「接続ウィザード」209は、無線LANの接続に関するSSID、暗号等の設定、ネットワークに参加するためのIPアドレスの設定等、画像データの転送先の指定や通信モード等をユーザに手順を示しながら設定させるためのメニュー項目である。ネットワーク上で情報機器(不図示)と接続してデータを送受信する通信モードは、例えば、FTP、HTTP、PTP等のプロトコルを用いたモードがある。なお、情報装置との通信モードは、これらに限定されるわけではない。なお、「接続ウィザード」209を使用することなく、ユーザが無線LAN、ネットワーク、転送先等の各項目を手動で設定することも可能であるが、その詳細な説明については省略する。
「設定」210は、無線LANやネットワーク、転送先の情報機器等の各種設定されている内容を確認するためのメニュー項目である。
次に、「GPS機能の設定」203について説明する。
ユーザが設定メニュー画面200上で「GPS機能の設定」203を選択した場合、図2(b)に示すGPS機能の設定メニュー画面200dに遷移する。
図2(b)において、GPS機能の設定メニュー画面200dにおけるメニュー項目として、「GPS機能」211、「GPSの設定」212が表示されている。「戻る」ボタン208は、上位階層のメニュー画面に戻るための選択アイコンである。
「GPS機能」211では、GPS機能を「使う」、「使わない」を選択することが可能である。「使う」が選択されると、撮像装置100はGPS受信器105を用いて、撮像装置100の位置情報を取得する機能が有効になる。図示例では、「使う」が選択されている状態にある。なお、後述するが、GPS機能を「使わない」が選択されている場合、ユーザが設定メニュー画面200上で「GPS機能の設定」203を選択すると、後述する図7(b)に示すGPS機能の設定メニュー画面600dに遷移する。
「GPSの設定」212は、GPSの動作条件の設定を行うためのメニュー項目である。ユーザは、操作部材122を用いてGPS機能の設定メニュー画面200d上のカーソル204を上下方向に移動させることで、2つのメニュー項目のいずれかを選択された状態にすることが可能である。図示例では、「GPSの設定」が選択されている状態にある。ユーザが「GPSの設定」を選択された状態で決定ボタンが押下した場合、画面の表示は、1階層下の図2(c)に示すGPSの設定メニュー画面200eに遷移する。
図2(c)において、GPSの設定メニュー画面200eにおけるメニュー項目として、「位置情報の更新間隔」213、「GPS情報の表示」214、「GPS情報」215、及び「ロガー」216が表示されている。「戻る」208は、上位階層のメニュー画面に戻るための選択アイコンである。
「位置情報の更新間隔」213は、GPS受信器105から位置情報を取得する時間間隔を指定するためのメニュー項目であり、その時間間隔を長くすることで、GPS受信器105は消費電力を低下させて動作する期間を長くすることが可能となる。
「GPS情報の表示」214は、GPS受信器105が受信している衛星の状態、緯度・経度等の位置情報などが確認できるメニュー項目である。
「GPS情報」215は、GPS受信器105が受信して測位した位置情報を制御部123により画像データに付加情報として記録するか否かを選択可能とするためのメニュー項目である。図示例では、「付加する」が選択されている状態にある。
「ロガー」216は、GPS受信器105が受信して測位した位置情報を連続した軌跡データとして記録するか否かをユーザが指示するためのメニュー項目である。軌跡データは記録媒体に記録される。記録媒体としては、撮像装置内のメモリや着脱可能な記録媒体等があるが、これに限られるわけでない。
次に、図2(b)に示す通信機能の設定メニュー画面200b上の「GPS情報」207について図3(a)〜図3(c)を用いて説明をする。
図3(a)に示す設定メニュー画面200は、図2(a)に示す設定メニュー画面200と同じである。
図3(a)に示す設定メニュー画面200にてユーザが「通信機能の設定」202を選択した場合、図3(b)に示す1階層下の通信機能の設定メニュー画面200bまたは通信機能の設定メニュー画面300dに遷移する。
通信機能の設定メニュー画面300dは、「通信機能」205のメニュー項目において、通信を「使わない」が選択されているときのメニュー画面である。この場合、制御部123は、「通信の設定」、「GPS情報」のメニュー項目が選択できないように、これらのメニュー項目を表示しないように制御する。
一方、「通信機能」205のメニュー項目において、通信を「使う」が選択されているときに表示されるのが、通信機能の設定メニュー画面200bである。この場合、制御部123は、「通信の設定」206、「GPS情報」207のメニュー項目が選択できるように、これらのメニュー項目を表示するように制御する。
このように、メニュー項目「通信機能」205にて、通信を「使う」、「使わない」の選択により通信機能の設定メニュー画面200bと通信機能の設定メニュー画面300dの遷移が行われる。
通信機能の設定メニュー画面200bに表示され選択可能となるメニュー項目「GPS情報」207は、GPS受信器105が受信した位置情報を制御部123により画像データに付加情報として記録するか否かを選択可能とするためのメニュー項目である。ユーザは、操作部材122を用いて通信機能の設定メニュー画面200b上のカーソル204を上下方向に移動させて「GPS情報」207を選択することで、図3(c)に示す通信機能の設定メニュー画面300cに遷移する。
図3(c)において、通信機能の設定メニュー画面300cでは、GPS情報を「付加する」301、「付加しない」302を選択することが可能である。図示例では、「付加しない」302が選択されている状態にある。
なお、図3(b)に示すメニュー項目「GPS情報」207は、図2(b)に示すGPS機能の設定メニュー画面200dの階層下にあるGPSの設定メニュー画面200eにおける「GPS情報」215と同等の項目である。
このように通信機能を「使う」が選択されている場合、通信機能の設定メニュー画面200bに「GPS情報」207を選択可能とするのは、ユーザが通信機能の設定を行う際にGPS情報が付加された画像データが転送される可能性の認識を容易にするためである。
続いて、上述の図2及び図3のうち、通信機能に関する画面遷移を実現するための撮像装置100の動作について説明する。
図11は、通信機能を設定する際の撮像装置100の動作を示すフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、制御部123が、不図示のメモリから読み出したプログラムを、展開、実行することにより実現される。また、このフローチャートに示される処理は、例えば制御部123が、操作部材122を介してユーザから通信機能の設定の画面を表示する指示が入力されたと判断することに応じて開始される。なお、この指示は、前述の通り、図3(a)の設定メニュー画面200の項目202を選択した状態で決定ボタンの押下が検知されることにより、入力される。
最初に、ステップS1101では、制御部123は、既に通信機能がONであるか否かを判断する。制御部123が、通信機能がONであると判断した場合、処理はステップS1105に進む。制御部123が、通信機能がONでないと判断した場合、処理はステップS1102に進む。
まず、制御部123が、通信機能がONでないと判断した場合について説明する。
ステップS1102では、通信機能のON/OFFを切り替えるための項目のみが表示される通信機能の設定メニューが表示される。すなわち、図3(b)の通信機能の設定メニュー画面300dのような画面が表示装置115に表示される。また、この表示に併せて、ユーザからの指示を受け付ける。ここでは、通信機能のON/OFFを切り替える指示を受け付ける。また、前の画面に遷移するための指示を受け付ける。
続くステップS1103及びステップS1104にて、制御部123は、ユーザから受け付けた指示を判断する。ステップS1103にて制御部123が、ユーザから受け付けた指示が、前の画面に遷移するための指示であると判断した場合、本フローチャートの処理を抜けて、前の画面、即ち、図3(a)の設定メニュー画面200を表示するための処理に遷移する。ステップS1104にて、制御部123が、ユーザから受け付けた指示が、通信機能のONへの切り替えであると判断した場合、処理はステップS1105に進む。
なお、ステップS1103およびステップS1104でいずれもNOである場合、制御部123は指示を受け付けていないと判断し、ステップS1102に戻り、GPS機能の設定メニュー画面300dの表示を継続する。
次に、ステップS1105以降の処理について説明する。
ステップS1105では、制御部123は、通信機能のON/OFFを切り替えるための項目に加えて、通信のためのパラメータを設定するための画面を表示するための項目およびGPSに関する設定の画面を表示するための項目が含まれた画面を表示する。この結果、例えば図3(b)の通信機能の設定メニュー画面200bのような画面が表示装置115に表示されることになる。また、この表示に併せて、ユーザからの指示を受け付ける。ここでは、通信機能のON/OFFを切り替える指示、前の画面に遷移するための指示に加えて、通信のためのパラメータを設定するための画面を表示する指示と、GPSに関する設定の画面を表示する指示も受け付ける。
続くステップS1106〜ステップS1109にて、制御部123は、ユーザから受け付けた指示を判断する。ステップS1106にて、制御部123が、ユーザから受け付けた指示が、前の画面に遷移するための指示であると判断した場合、本フローチャートの処理を抜けて、前の画面、即ち、図2(a)の設定メニュー画面200を表示するための処理に遷移する。
ステップS1107にて制御部123が、ユーザから受け付けた指示が、通信機能のOFFへの切り替えであると判断した場合、処理はステップS1102に進む。
ステップS1108にて制御部123が、ユーザから受け付けた指示が、通信パラメータを設定するための画面へ遷移する指示であると判断した場合、処理はステップS1110に進む。
ステップS1110では、制御部123は、通信パラメータを設定するための画面を表示装置115に表示させ、通信パラメータを設定する指示を受け付ける。ここでは、通信パラメータの詳細な設定方法についての説明は省略する。その後、処理はステップS1105に戻る。
ステップS1110で制御部123が、GPS設定画面への遷移を受け付けたと判断した場合、処理はステップS1111に進む。
ステップS1111では、制御部123は、GPS機能に関する設定のための画面を表示装置115に表示させ、GPSの機能に関する設定の指示を受け付ける。具体的には、撮像装置100にて撮像される画像に位置情報を付加するか否かの指示を受け付ける。このように、通信機能に関するメニューに入っていながらにして、GPS機能に関する設定を行うための画面にも遷移することができる。その後、処理はステップS1105に戻る。
なお、ステップS1106〜ステップS1109でいずれもNOである場合、制御部123は指示を受け付けていないと判断し、ステップS1105に戻り、GPS機能の設定メニュー画面300dの表示を継続する。
以上が、通信機能を設定する際の動作の説明である。
このようにして設定した通信機能やGPSの機能は、例えば撮像装置100で撮像が行われて生成される画像に位置情報を付加したり、生成された画像を外部装置に送信したりする際に用いられる。
以下では、通信機能およびGPS機能の利用例として、撮像により、位置情報付きの画像を生成し、予め設定しておいた送信先へ送信する処理について説明する。
図4は、図1の撮像装置100における撮影処理の流れを示すフローチャートである。図示の処理は、制御部123が不図示のメモリ等から読み出したプログラムを実行することによりなされる処理である。
制御部123は、撮影動作を指示するスイッチSW2がONか否かを判定し(ステップS401)、SW2がONであれば、AE、AF、露光処理の一連の撮影処理を開始する(ステップS402)。撮影処理が終了すると、制御部123は、位置情報を付加する設定がなされているか否かを判定する(ステップS403)。位置情報を付加するか否かの設定は、図2(a)〜図2(c)及び図3(a)〜図3(c)で説明したメニュー項目「GPS情報」207,215で設定されるものである。位置情報を付加しない場合、制御部123は位置情報なしのメタデータを生成して(ステップS404)、ステップS405へ進む。
ステップS403で制御部123が位置情報を付加する設定がされていると判定した場合は、位置情報があるか否か、すなわちGPS受信器105より有効な位置情報を受信出来ているか否かを判定する(ステップS409)。有効な位置情報が無い場合はステップS404へ進む。一方、位置情報がある場合はステップS410に進み、制御部123が位置情報ありのメタデータを生成して、ステップS405へ進む。有効な位置情報がない場合としては、まずGPS機能が、「使わない」に設定されており、無効である状態が考えられる。この場合、GPS受信器105は動作していないので、当然有効な位置情報は取得できていないことになる。また、GPS機能が「使う」に設定されていても、屋内等、GPS衛星からの電波を受信しにくい状況でも、同様に有効な位置情報が取得できない場合が生じ得る。
ステップS405では、制御部123は、生成したメタデータとデジタル画像データから画像ファイルを生成する。生成した画像ファイルは、記録媒体116に記録保存処理が行われる(ステップS406)。
ステップS407では、制御部123は、生成した画像ファイルを転送するか否かを判定する。転送すると判定した場合、制御部123が無線通信回路102を使用してネットワーク上の所定の情報装置に、生成した画像ファイルの転送を開始し、一連の撮影処理を終了する。転送しないと判定した場合は、転送することなく、一連の撮影処理を終了する。なお、本ステップでの、転送する・しないの判断は、通信設定の「接続ウィザード」209から遷移する処理にて、予め所定の送信先に送信することを設定されているか否かを参照することで行われる。
以上が、通信機能及びGPS機能の利用例の説明である。
なお、本実施形態では、撮影処理を画像データの転送開始の指示としているが、撮影とは関係なく、記録媒体116に記録されている画像データをユーザが選択して転送開始を指示する構成でもよく、転送開始の指示や方法を限定するわけではない。
上記第1の実施形態によれば、画像データを外部に転送する通信機能を設定するための設定画面上に、画像データに位置情報を付加するか否かを設定できるように構成する。これにより、ユーザが位置情報を付加された画像データが転送される可能性の認識を容易にさせることが可能である。また、位置情報の付加を設定するために何回もメニューを階層的に操作することが不要で、迅速に設定を行うことが可能である。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係る撮像装置について説明する。なお、本実施形態における撮像装置100の要部構成は、上述した第1の実施形態と同様であるので、それらの説明を省略する。
第2の実施形態は、上記第1の実施形態に対して、通信の詳細な設定を行うための設定画面の階層下にある転送画像タイプを設定するための設定画面にて画像データの位置情報の付加設定が可能になっている点が異なる。
ユーザが図2(a)に示す「通信機能の設定」202を選択した場合、図5(a)に示す通信機能の設定メニュー画面500bに遷移する。
図5(a)において、通信機能の設定メニュー画面500bにおけるメニュー項目は、図2(b)の通信機能の設定メニュー画面200bに対して「GPS情報」207が省略されている点が異なる。
通信の設定メニュー画面500bにてユーザが「通信の設定」206を選択した場合、通信機能の設定メニュー画面500bの1階層下にある図5(c)に示す通信の設定メニュー画面500cに遷移する。
図5(c)において、通信の設定メニュー画面500cにおけるメニュー項目は、図2(c)の通信機能の設定メニュー画面200cと同じである。
通信の設定メニュー画面500cにてユーザが「設定」210を選択した場合、その階層下にある図6(a)に示す設定メニュー画面500fに遷移する。
設定メニュー画面500fにおけるメニュー項目には、「設定内容確認」517、「LANの設定」518、及び「転送画像タイプ」519が表示されている。「戻る」ボタン208は、上位の階層のメニュー画面に戻るための選択アイコンである。
「設定内容確認」517は、無線LANやネットワーク、転送先の情報機器等の各種設定内容の確認するためのメニュー項目である。
「LANの設定」518は、「接続ウィザード」509を用いずに、無線LANやネットワーク、転送先の情報機器を個別に設定・変更するためのメニュー項目である。
「転送画像タイプ」519は、転送先である情報装置に転送する画像のタイプを指定するメニュー項目である。
撮像装置100では、撮像センサ111から出力されたデータからそのまま生成されるRAW画像データと、JPEG形式で圧縮して生成されるJPEG画像データの2種が撮影時に生成可能であり、各々が記録媒体116に記録される。そのため、メニュー項目「転送画像タイプ」519は、生成されたRAW画像データ、JPEG画像データについて各々転送するか否かを指定することが可能である。
ユーザが操作部材122を用いて設定メニュー画面500f上のカーソル204を上下方向に移動させ、「転送画像タイプ」519を選択すると、図6(b)に示す転送画像タイプのメニュー画面500gに遷移する。
図6(b)に示すように、転送画像タイプのメニュー画面500gでは、転送する画像データのタイプとして、JPEG画像データのみ(520)、RAW画像データのみ(521)、RAWとJPEGの両方(522)の選択が可能に構成されている。図示例では、RAWとJPEGの両方を転送する項目が選択された状態を示す。
転送画像タイプのメニュー画面500gでは、メニュー項目「GPS情報」523は、GPS受信器105が受信した位置情報を制御部123により画像データに付加情報として記録するか否かを選択可能とするためのメニュー項目である。
ユーザは操作部材122を用いて転送画像タイプのメニュー画面500g上のカーソル204を上下方向に移動させ、「GPS情報」523を選択すると、図6(c)に示す転送画像タイプのメニュー画面500hに遷移する。
転送画像タイプのメニュー画面500hでは、画像タイプ毎にGPS情報を付加する、付加しないを選択することが可能である。図示例では、転送画像タイプとして設定されたRAW画像データとJPEG画像データに関し、RAW画像データのみに位置情報を付加する選択がなされている(524)。
このように、ユーザは転送画像タイプごとに位置情報を付加するか否かを選択することが可能である。ユーザは、位置情報を付加したい画像タイプを選択された状態にしたままで、OKボタンを選択することで、選択状態の画像タイプに位置情報を付加する機能を有効にすることができる。
上記第2の実施形態によれば、サーバ等に転送する画像データのタイプを設定するための設定画面上で、画像データのタイプ毎に位置情報を付加するか否かを設定できるように構成する。これにより、例えば、JPEG画像データをインターネット上で共有、RAW画像データを自宅に転送する等、ユーザが画像データの用途に応じて柔軟に位置情報の付加を選択することが可能となる。つまり、共有する画像タイプにはプライベートな情報である位置情報を付加せず、自宅に転送する画像タイプにはプライベートな情報である位置情報を付加するといった利用例が考えられる。また、送信する画像タイプの決定のタイミングで位置情報に関する設定のメニューを表示することで、ユーザが意図せずに位置情報が付いたままの画像を共有してしまう可能性を低減することができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態に係る撮像装置について説明する。なお、本実施形態における撮像装置100の要部構成は、上述した第1の実施形態と同様であるので、それらの説明を省略する。
第3の実施形態は、上記第1の実施形態に対して、通信機能が有効な状態でGPS機能の設定メニュー画面の階層に入った際に、メニュー画面の表示に先立って、通信機能が有効であることをユーザに通知する点が異なる。これにより、ユーザは、通信機能が有効であることを知ることができるため、位置情報を画像データに付加してもよいかどうかを、適切に判断することができる。
図7(a)は、第3の実施形態における撮像装置100の表示装置115に表示される設定メニュー画面の一例を示す図である。図示の設定メニュー画面200は、図2(a)に示す設定メニュー画面と同じである。
まず、通信機能が無効の状態における画面遷移について説明する。
図7(a)に示す設定メニュー画面200にてユーザが「GPS機能の設定」203を選択した場合、1階層下の図7(b)に示すGPS機能の設定メニュー画面200dまたはGPS機能の設定メニュー画面500dに遷移する。
図7(b)に示すGPS機能の設定メニュー画面200dは、上述したように、メニュー項目「GPS機能」211において、GPS機能を「使う」が選択されているときのメニュー画面である。この場合、制御部123は、「GPSの設定」212が選択できるように、GPS機能の設定メニュー画面200d上に「GPSの設定」212を表示するように表示制御する。
一方、図7(b)に示すGPS機能の設定メニュー画面600dは、メニュー項目「GPS機能」211において、GPS機能を「使わない」が選択されているときのメニュー画面である。この場合、制御部123は、「GPSの設定」212が選択できないように、GPS機能の設定メニュー画面600d上に「GPSの設定」212を表示しないように表示制御する。
このように、メニュー項目「GPS機能」211におけるGPS機能を「使う」、「使わない」の選択により、GPS機能の設定メニュー画面200dまたはGPS機能の設定メニュー画面600dへの遷移が行われる。
続いて、通信機能が有効の状態における画面遷移について説明する。
通信機能が有効かつGPS機能もONに設定されている状態で、図7(a)の設定メニュー画面200で「GPS機能の設定」203が選択された場合、1階層下の図7(b)のGPS機能の設定メニュー画面200dではなく、図7(c)のGPS機能の設定メニュー画面600cの画面が表示装置115に表示される。
GPS機能の設定メニュー画面600cには、通信機能が「使う」に設定されているため、画像にGPS情報を付加するかをユーザに告知する説明(613)と、付加するか否かを設定するための「しない」ボタン614、「する」ボタン615が配置されている。図示例では、「しない」ボタン614が選択され、位置情報(GPS情報)を付加しない設定がなされている状態にある。
ユーザは、上述した画面上で撮像する際に画像データに対して位置情報を付加するか否かを選択することが可能である。このように、ユーザが、GPS機能を「使う」と設定した場合、「通信機能の設定」の状態に応じて、メニュー表示に入る前に、通信機能が有効であることをユーザに伝えると共に位置情報を付加するか否かの設定画面を表示する。これにより、ユーザは、GPS情報を付加された画像データが転送される可能性があることを認識することができる。
上述の図7(a)〜図7(c)の画面遷移を実現する際の撮像装置100の動作を示すフローチャートを図12に示す。このフローチャートに示される処理は、制御部123が、不図示のメモリから読み出したプログラムを、展開、実行することにより実現される。また、このフローチャートに示される処理は、例えば制御部123が、操作部材122を介してユーザから通信機能の設定の画面を表示する指示が入力されたと判断することに応じて開始される。なお、この指示は、前述の通り、図2(a)の設定メニュー画面200の項目203を選択した状態で決定ボタンの押下が検知されることにより、入力される。
最初に、ステップS1201では、制御部123は、既にGPS機能がONであるか否かを判断する。制御部123が、GPS機能がONであると判断した場合、処理はステップS1205に進む。制御部123が、GPS機能がONでないと判断した場合、処理はステップS1202に進む。
まず、制御部123が、GPS機能がONでないと判断した場合について説明する。
ステップS1202では、GPS機能のON/OFFを切り替えるための項目のみが表示されるGPS機能の設定メニューが表示される。すなわち、図7(b)のGPS機能の設定メニュー画面600dのような画面が表示装置115に表示される。また、この表示に併せて、ユーザからの指示を受け付ける。ここでは、GPS機能のON/OFFを切り替える指示を受け付ける。また、前の画面に遷移するための指示を受け付ける。
続くステップS1203およびステップS1204にて、制御部123は、ユーザから受け付けた指示を判断する。ステップS1203にて制御部123が、ユーザから受け付けた指示が、前の画面に遷移するための指示であると判断した場合、本フローチャートの処理を抜けて、前の画面、即ち、図2(a)の設定メニュー画面200を表示するための処理に遷移する。また、ステップS1204にて、制御部123が、ユーザから受け付けた指示が、GPS機能のONへの切り替えであると判断した場合、処理はステップS1205に進む。
なお、ステップS1203およびステップS1204でいずれもNOである場合、制御部123は指示を受け付けていないと判断し、ステップS1202に戻り、GPS機能の設定メニュー画面600dの表示を継続する。
次に、ステップS1205以降の処理について説明する。
ステップS1205では、制御部123は、通信機能が有効になっているか否かを判断する。例えば、通信メニューにおける通信機能が「使う」に設定されている場合、制御部123は、通信機能が有効であると判断する。一方、通信メニューにおける通信機能が「使わない」に設定されている場合、制御部123は、通信機能が有効でないと判断する。
制御部123が、通信機能が有効でないと判断した場合、処理はステップS1210に進み、GPS機能のメニューを表示する。一方、制御部123が、通信機能が有効であると判断した場合、処理はステップS1206に進む。
ステップS1206では、制御部123は、GPS機能のメニューの表示に先立って、通信機能が有効になっていることを通知するためのメッセージを表示する。これに併せて、通信機能により外部に出力される画像に位置情報を付加するか否かの設定も受け付ける。ユーザは、操作部材122を介して、ボタン614を選択することにより、通信機能により外部に出力される画像に位置情報を付加しないようにする指示を入力することができる。また、ユーザは、ボタン615を選択することにより、通信機能により外部に出力される画像に位置情報を付加する指示を入力することができる。
ステップS1207では、制御部123は、受け付けた指示を判断する。制御部123が、ボタン614が選択された状態でOKボタンが選択されたことを検知した場合、処理はステップS1208に進み、制御部123は、通信機能により外部に出力される画像に位置情報を付加しないよう設定する。一方、制御部123が、ボタン615が選択された状態でOKボタンが選択されたことを検知した場合、処理はステップS1209に進み、制御部123は、通信機能により外部に出力される画像に位置情報を付加するよう設定する。
続くステップS1210では、制御部123は、GPS機能のON/OFFを切り替えるための項目に加えて、GPSに関する設定の画面を表示するための項目が含まれた画面を表示する。この結果、例えば図7(b)のGPS機能の設定メニュー画面200dのような画面が表示装置115に表示されることになる。また、この表示に併せて、ユーザからの指示を受け付ける。ここでは、GPS機能のON/OFFを切り替える指示、前の画面に遷移するための指示に加えて、GPSに関する設定の画面を表示する指示も受け付ける。
続くステップS1211〜ステップS1213にて、制御部123は、ユーザから受け付けた指示を判断する。
ステップS1211にて、制御部123が、ユーザから受け付けた指示が、前の画面に遷移するための指示であると判断した場合、本フローチャートの処理を抜けて、前の画面、即ち、図2(a)の設定メニュー画面200を表示するための処理に遷移する。
次に、ステップS1212にて制御部123が、ユーザから受け付けた指示が、GPS機能のOFFへの切り替えであると判断した場合、処理はステップS1202に進む。
ステップS1213で制御部123が、GPS設定画面への遷移を受け付けたと判断した場合、処理はステップS1214に進む。
ステップS1214では、制御部123は、GPS機能に関する設定のための画面を表示装置115に表示させ、GPSの機能に関する設定の指示を受け付ける。具体的には、撮像装置100にて撮像される画像に位置情報を付加するか否かの指示や、外部に転送する画像に位置情報を付加するか否かの指示を受け付ける。その後、処理はステップS1210に戻る。
なお、ステップS1211〜ステップS1213でいずれもNOである場合、制御部123は指示を受け付けていないと判断し、ステップS1210に戻り、GPS機能の設定メニュー画面200dの表示を継続する。
以上が、GPS機能を設定する際の動作の説明である。
上記第3の実施形態によれば、通信機能を設定状態に応じて、GPS機能の設定メニュー画面200dの階層下でGPS機能を使う設定にした場合に位置情報を付加するか否かを設定できるようにする。これにより、ユーザが位置情報を付加された画像データが転送される可能性の認識を容易にさせることが可能である。また、位置情報の付加の設定するために何回もメニューを階層的に操作することが不要で、迅速に設定を行うことが可能である。
[第4の実施形態]
上記第1〜第3の実施形態では、画像データに付加する情報が位置情報である場合について説明したが、位置情報に限定されるものではない。
図8(a)は、撮像装置100にて撮影された画像データの構成例を示す図である。
撮像装置100にて撮影された画像データ700は、静止画または動画からなる画像データ本体702と、画像に付加されるメタデータ701とで構成される。
図8(b)は、図8(a)のメタデータの一例を示す図である。メタデータには、撮影日時、撮像装置100の所有者を表すカメラ所有者名、画像データの著作権を示す著作権情報、位置情報である緯度、経度情報等が含まれる。
本実施形態では、撮像装置100の所有者名や著作権情報等のデータを、ユーザが撮像装置100上の操作部材122を操作することで登録が可能である。
図9(a)は、撮像装置100の表示装置115に表示される所有者情報/著作権情報の登録メニュー画面の一例を示す図である。
図9(a)において、所有者情報/著作権情報の登録メニュー画面800aでは、撮像装置100の所有名の登録・変更する指示を行うためのメニュー項目「所有者名入力」801が配置されている。また、著作権者名を登録・変更する指示を行うためのメニュー項目「著作権者名入力」802が配置されている。さらに、著作権情報を登録・変更する指示を行うためのメニュー項目「著作権情報入力」803が配置されている。図示の登録メニュー画面800aで登録された情報(所有者名、著作権者名、著作権情報等)は、撮像装置100で撮影された画像データにメタデータとして付加される。
図9(b)は、撮像装置100の表示装置115に表示されるカメラ所有者名の登録メニュー画面の一例を示す図である。
ユーザによって操作部材122が操作され、所有者情報/著作権情報の登録メニュー画面800a上のメニュー項目「カメラ所有名入力」801が選択されると、図示のカメラ所有者名の登録メニュー画面800bに遷移する。
図9(b)において、カメラ所有者名の登録メニュー画面800bでは、撮像装置100のカメラ所有者名が表示されるカメラ所有者名の表示部804が配置されている。805は英数文字を入力するためのソフトウェアキーボードであり、操作部材122によりカーソルを動かし、任意の文字入力を指示することが可能である。カメラ所有者名の入力が完了し、「OK」アイコン806が押下されると、カメラ所有者名の表示部804に表示されたカメラ所有者名のデータが不揮発性メモリ(FROM)118に記憶される。図示例では、カメラ所有者名として「Taro」が表示されている。
「キャンセル」アイコン807が押下された場合は、カメラ所有者名の登録を中止し、所有者情報/著作権情報の登録メニュー画面800aに遷移する。なお、著作権者名と著作権情報の登録方法は、上述したカメラ所有者名の登録方法と同じである。
図10(a)は、第4の実施形態における撮像装置100の表示装置115に表示される設定メニュー画面の一例を示す図である。
図示の設定メニュー画面900は、図2(a)示す設定メニュー画面200に対して、メニュー項目「所有者情報/著作権情報」909が追加されている点が異なる。メニュー項目「所有者情報/著作権情報」909が選択されると、図8(a)に示す所有者情報/著作権情報の登録メニュー画面800aに遷移する。
また、図示の設定メニュー画面900にてユーザが「通信機能の設定」202を選択した場合、1階層下の図10(b)に示す通信機能の設定メニュー画面900bまたは通信機能の設定メニュー画面300dに遷移する。通信機能の設定メニュー画面300dは、図3(b)に示す通信機能の設定メニュー画面300dと同じである。
通信機能の設定メニュー画面900bでは、「通信機能」205において通信を「使う」が選択されているときに、制御部123により、「通信の設定」206、「所有者情報/著作権情報」907のメニュー項目が選択できるように表示される。
メニュー項目「所有者情報/著作権情報」907は、図8(a)及び図8(b)で説明した所有者情報/著作権情報を制御部123により画像データに付加情報として記録するか否かを選択可能とするためのメニュー項目である。
ユーザは、操作部材122を用いて通信機能の設定メニュー画面900b上のカーソル204を上下方向に移動させて、「所有者情報/著作権情報」907を選択することで、1階層下の図10(c)に示す通信機能の設定メニュー画面900cに遷移する。
図10(c)において、通信機能の設定メニュー画面900cでは、所有者情報/著作権情報を「付加する」909、「付加しない」910を選択することが可能である。図示例では、「付加しない」910が選択されている状態にある。
このように通信機能を「使う」が選択されている場合、通信機能の設定画面に「所有者情報/著作権情報」を選択可能とするのは、ユーザが通信機能の設定を行う際に所有者情報等が付加された画像データが転送される可能性の認識を容易にするためである。
第4の実施形態によれば、通信機能を設定状態に応じて、通信機能の設定メニュー画面900bの階層下で所有者情報/著作権情報を付加するか否かを設定できるようにする。これにより、ユーザが所有者情報/著作権情報を付加された画像データが転送される可能性の認識を容易にさせることが可能である。また、所有者情報/著作権情報の付加を設定するために何回もメニューを階層的に操作することが不要で、迅速に設定を行うことが可能である。
上記実施形態では、付加情報として、位置情報、所有者情報/著作権情報について説明したが、これらに限らず、漏えいが懸念される情報についても同様に適用可能であることは言うまでもない。
また、上述した本発明を撮像装置に適用した実施形態について例示して説明したが、これに限定されるものではなく、画像形成装置や画像処理装置、携帯情報端末、PC等の情報処理装置に適用しても、同様の効果を奏することが云うまでもない。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。