JP6168049B2 - 解析システム - Google Patents

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Description

本発明は、解析システムにかかり、特に、入力される解析対象データを解析処理する解析エンジンの負荷を変動させる機能を有する解析システムに関する。
近年、情報処理技術の発達に伴い、様々なデータの解析を行う解析エンジンの開発が行われている。例えば、動画像データから人間の動線をトレースする位置情報を生成する、音声データからテキストデータを生成するなど、様々な解析エンジンが開発されている。
また、同種あるいは異種の解析エンジンを複数組み合わせて、入力データから様々な解析処理結果を得ることができる解析システムも開発されている。例えば、カメラから入力した動画像データを、動線抽出エンジン、顔抽出エンジン、年齢判別エンジンなどを用いて並列又は直列に処理し、所定の挙動の人物を判定する、といった解析処理を行うシステムも開発されている。このようなカメラにて撮影した動画像データから人物を判定するといった解析システムでは、解析対象データの入力時から、遅滞なく迅速に、望ましくはリアルタイムに、解析処理結果を得ることが要求されている。
特開2004−200989号公報
しかしながら、解析対象データが、動画像データや音声データといった連続的に入力され、かつ、容量が比較的大きいデータである場合には、解析エンジンで行う解析処理の負荷が高まり、解析処理結果を迅速に得ることが困難となる。一方で、動画像データのフレームレートを低く設定するなど、予め解析対象データの容量を小さくしておくと、所望の解析精度を得ることができない、という問題が生じる。
ここで、特許文献1には、撮影装置が、動きが検出されていない間は低フレームレートで撮像し、撮像している低フレームレートの画像から所定値以上の動きが検出されると、撮像のフレームレートを高くする、という技術が開示されている。ところが、かかる技術では、解析対象データを取得する撮影装置による処理結果の出力に関する負荷を軽減しているものの、解析システムを構成する解析エンジンによる解析処理の負荷に関しては検討されていない。さらに、撮影装置から出力される解析対象データの解析エンジンによる解析処理結果の精度との関係も検討されておらず、解析エンジンにて所望の精度を得ることができない場合も生じうる。
以上のように、これまでの解析システムでは、解析エンジンの負荷を低減しつつ、迅速かつ高精度に所望の精度を得ることが困難である、という問題があった。
このため、本発明の目的は、解析エンジンの負荷を低減しつつ、迅速かつ高精度に所望の精度を得ることが困難であること、を解決することにある。
本発明の一形態である解析システムは、
解析対象データの入力を受け付けて当該解析対象データに対する解析処理を行う解析エンジンの解析処理動作を制御するエンジン制御部を備え、
前記エンジン制御部は、
前記解析エンジンに入力される前記解析対象データの内容が、予め設定された判定基準に対応するか否かを判定する入力データ判定部と、
前記入力データ判定部にて前記解析対象データの内容が予め設定された判定基準に対応する場合に、当該判定基準に対応して設定された前記解析エンジンの解析処理時における当該解析エンジンの負荷を変動させる負荷変動処理を実行する負荷変動制御部と、
を備えた、という構成をとる。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
情報処理装置に、
解析対象データの入力を受け付けて当該解析対象データに対する解析処理を行う解析エンジンの解析処理動作を制御するエンジン制御部を実現させるためのプログラムであって、
前記エンジン制御部は、
前記解析エンジンに入力される前記解析対象データの内容が、予め設定された判定基準に対応するか否かを判定する入力データ判定部と、
前記入力データ判定部にて前記解析対象データの内容が予め設定された判定基準に対応する場合に、当該判定基準に対応して設定された前記解析エンジンの解析処理時における当該解析エンジンの負荷を変動させる負荷変動処理を実行する負荷変動制御部と、
を備えた、
という構成をとる。
また、本発明の他の形態である解析処理方法は、
解析対象データの入力を受け付けて解析エンジンの動作を制御して前記解析対象データに対する解析処理を行う解析処理方法であって、
前記解析エンジンに入力される前記解析対象データの内容が、予め設定された判定基準に対応するか否かを判定し、
前記解析対象データの内容が予め設定された判定基準に対応する場合に、当該判定基準に対応して設定された前記解析エンジンの解析処理時における当該解析エンジンの負荷を変動させる負荷変動処理を実行する、
という構成をとる。
また、本発明の他の形態である解析システムは、
解析対象データの入力を受け付けて当該解析対象データに対する解析処理を行う解析エンジンの解析処理動作を制御するエンジン制御部を備えると共に、
前記解析エンジン毎における、当該解析エンジンの解析精度と、前記解析エンジンの解析処理時における当該解析エンジンの負荷を変動させる負荷変動処理と、の関係を表すエンジン特性情報を記憶するエンジン特性情報記憶部を備え、
前記エンジン制御部は、解析システム内に設置されている前記解析エンジンに設定された前記エンジン特性情報に含まれる当該解析エンジンの解析精度に基づいて、当該解析精度に関連付けられている前記負荷変動処理を実行する負荷変動制御部を備えた、
という構成をとる。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
情報処理装置に、
解析対象データの入力を受け付けて当該解析対象データに対する解析処理を行う解析エンジンの解析処理動作を制御するエンジン制御部を実現させるためのプログラムであって、
前記情報処理装置は、前記解析エンジン毎における、当該解析エンジンの解析精度と、前記解析エンジンの解析処理時における当該解析エンジンの負荷を変動させる負荷変動処理と、の関係を表すエンジン特性情報を記憶するエンジン特性情報記憶部を備えており、
前記エンジン制御部は、解析システム内に設置されている前記解析エンジンに設定された前記エンジン特性情報に含まれる当該解析エンジンの解析精度に基づいて、当該解析精度に関連付けられている前記負荷変動処理を実行する負荷変動制御部を備えた、
という構成をとる。
また、本発明の他の形態である解析処理方法は、
解析対象データの入力を受け付けて解析エンジンの動作を制御して前記解析対象データに対する解析処理を行う解析処理方法であって、
解析システム内に設置されている前記解析エンジンに設定された、当該解析エンジンの解析精度と、前記解析エンジンの解析処理時における当該解析エンジンの負荷を変動させる負荷変動処理と、の関係を表すエンジン特性情報に含まれる前記解析精度に基づいて、当該解析精度に関連付けられている前記負荷変動処理を実行する、
という構成をとる。
また、本発明の他の形態である解析システムは、
解析対象データの入力を受け付けて当該解析対象データに対する解析処理を行う解析エンジンの解析処理動作を制御するエンジン制御部を備えると共に、
所定の解析エンジンの解析結果の重要度を判定する重要度判定部を備え、
前記エンジン制御部は、前記重要度判定部による判定結果に応じて、解析システム内に装備された解析エンジンの解析処理時における当該解析エンジンの負荷を変動させる負荷変動処理を実行する負荷変動制御部を備えた、
という構成をとる。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
情報処理装置に、
解析対象データの入力を受け付けて当該解析対象データに対する解析処理を行う解析エンジンの解析処理動作を制御するエンジン制御部と、
所定の解析エンジンの解析結果の重要度を判定する重要度判定部と、
を実現させると共に、
前記エンジン制御部は、前記重要度判定部による判定結果に応じて、解析システム内に装備された解析エンジンの解析処理時における当該解析エンジンの負荷を変動させる負荷変動処理を実行する負荷変動制御部を備えた、
という構成をとる。
また、本発明の他の形態である解析処理方法は、
解析対象データの入力を受け付けて解析エンジンの動作を制御して前記解析対象データに対する解析処理を行う解析処理方法であって、
所定の解析エンジンの解析結果の重要度を判定し、
前記判定の結果に応じて、解析システム内に装備された解析エンジンの解析処理時における当該解析エンジンの負荷を変動させる負荷変動処理を実行する、
という構成をとる。
本発明は、以上のように構成されることにより、解析エンジンの負荷を低減しつつ、迅速な解析結果かつ所望の解析精度を得ることができる解析システムを提供することができる。
本発明における解析システムの構成の概略を示す図である。 本発明の実施形態1における解析システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1における解析システムに設定された入力データと負荷変動処理との対応関係の一例を示す図である。 本発明の実施形態1における解析システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2における解析システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2における解析システムに設定された負荷軽減処理と解析精度との関係の一例を示す図である。 本発明の実施形態2における解析システムの動作を示すフローチャートであ 本発明の実施形態3における解析システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態3における解析システムに設定された重要度判定ルールの一例を示す図である。 本発明の実施形態3における解析システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の付記1−1における構成を示すブロック図である。 本発明の付記2−1における構成を示すブロック図である。 本発明の付記3−1における構成を示すブロック図である。
本発明における解析システム100は、図1に示すように、入力データ110に対して所定の解析処理を行う解析エンジン120を備えており、当該解析エンジン120による解析結果130を出力する。そして、本発明の解析システム100では、解析エンジン120による解析処理時における当該解析エンジン120の負荷を変動させる負荷変動処理を実行する制御部121を備えている。
以下、実施形態1では、解析システム100の制御部121が、入力データ110の内容に応じて解析エンジン120の負荷変動処理を実行する例を説明し、実施形態2では、解析システム100の制御部121が、解析エンジン120の特性に応じて負荷変動処理を実行する例を説明する。また、実施形態3では、解析システム100の制御部121が、解析エンジン120による解析結果130に応じて負荷変動処理を実行する例を説明する。
なお、以下の実施形態では、解析システム100つまり解析エンジン120に入力され当該解析エンジン120にて解析処理される解析対象データが、映像データ(ストリームデータ)である場合を一例に挙げて説明する。但し、解析対象データは、映像データであることに限定されず、音声データなど、他のデータであってもよい。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、図2乃至図4を参照して説明する。図2乃至図3は、本実施形態における解析システムの構成を説明するための図であり、図4は、解析システムの動作を説明するための図である。
図1に示す解析システム1は、1台又は複数台の情報処理装置で構成されており、解析対象データである映像データを取得する映像取得部11と、所定の解析処理を実行するよう制御するエンジン制御部2,3と、当該エンジン制御部2,3による解析結果を出力する結果出力部12と、を備えている。ここで、図1では、解析システム1がエンジン制御部2,3を2つ備えている場合を示しているが、さらに多くのエンジン制御部2,3を備えていてもよく、1つだけであってもよい。
そして、上記エンジン制御部2,3は、それぞれ、制御実行部21,31及び入力データ内容判定部22,32を有する性能制御処理部20,30と、解析処理部23,33と、解析処理実行部24,34と、を備えている。なお、本実施形態におけるエンジン制御部2,3の構成はほぼ同一であるため、以下では、一方のエンジン制御部2の構成についてのみ説明する。
まず、エンジン制御部2が備える解析処理部23は、解析処理実行部24にて動作を制御され、映像取得部11から取得した解析対象データである映像データに対する所定の解析処理を実行する解析エンジンである。ここで、本実施形態においては、解析処理部23は、例えば、映像データ中の物体の動線を追跡する動線抽出エンジンであるとする。但し、解析処理部23は、映像データ中の人物の顔を抽出する顔抽出エンジン、映像データ中の人物の年齢を判別する年齢判別エンジン、映像データ中の人物を特定する人物特定エンジン、などであってもよい。
また、エンジン制御部2が備える性能制御処理部20の入力データ内容判定部22(入力データ判定部)は、上記解析処理部23の解析対象となる映像データである入力の内容が、予め設定された判定基準に対応するか否かを判定する(図4のステップS1)。ここで、予め設定された判定基準の一例を、図3に示す。この図に示すように、判定基準は、入力データの内容と、解析エンジンの負荷を変動させる負荷変動処理と、が関連付けられている。このとき、各入力データの内容に対応して設定された負荷変動処理は、解析エンジンによる解析処理結果の精度に影響がないと予め設定された処理である。
具体的に、図3に例示した判定基準と、入力データ内容判定部22の処理について詳述する。図3の「1」に示した判定基準は、「映像中の物体の動きが少ない」という入力データの内容に対して、入力データである映像データの「フレームレートを低減」して、解析処理部23(解析エンジン)の処理負荷を低減するよう変動させる負荷変動処理、が関連付けられている。このとき、入力データ内容判定部22は、入力データの内容を取得し、上記判定基準に対応するか否かを判定するための処理を行う。つまり、入力データ内容判定部22は、まず、入力データの内容を取得すべく、入力データである映像データ内から予め設定された基準により物体を検出して、当該物体の動きを検出する処理を行う。そして、入力データ内容判定部22は、取得した入力データの内容である「物体の動きの範囲」が予め設定された数値の範囲内であるというように、判定基準に設定された「映像中の物体の動きが少ない」と判定できる場合には、入力データの内容が判定基準に対応する、と判定する(図4のステップS2でYes)。さらに、入力データ内容判定部22は、対応すると判定された入力データの内容に関連付けられた判定基準内の「フレームレート低減」という負荷変動処理内容を、制御実行部21に通知する。なお、「フレームレート低減」という負荷変動処理内容には、実際には具体的なフレームレートを低減させるフレームレート値が設定されている。
なお、上記では、入力データの内容が判定基準に対応するか否かを判定すべく、入力データ内容判定部22が入力データの内容を取得する処理を行う場合を例示したが、解析システム1に搭載された他の処理機能による処理結果を、入力データの内容として取得してもよい。例えば、上述したエンジン制御部2自体に搭載されている解析処理部23による入力データの解析結果を、当該入力データの内容として取得してもよい。
また、入力データ内容判定部22は、上述したエンジン制御部2の前段に他の解析エンジンが搭載されている場合に、当該他の解析エンジンによる解析結果を入力データの内容として取得してもよい。さらに、入力データ内容判定部22は、上述したエンジン制御部2の前段に位置する映像取得部11が映像データに付加した付随情報を用いて、当該映像データである入力データの内容を取得してもよい。つまり、映像取得部11が、撮影した映像データに対する所定の処理を実行して、その処理結果を付随情報として映像データに付加する機能を搭載している場合に、入力データ内容判定部22は、映像取得部11から出力された映像データ及び付随情報を受け取り、当該付随情報から映像データの内容を取得する。
さらに具体例を挙げると、まず、「H.264」などに規定される映像圧縮技術では、前後の画像の差分を見て圧縮データを作成することから、かかる技術を用いて、映像取得部11が圧縮映像をデコードするときに画像の差分情報を付随情報として、デコードした映像に付加することができる。すると、入力データ内容判定部22は、映像取得部11から映像データと共に取得した付随情報である差分情報から、上述した入力データの内容の一例である「物体の動きの範囲」を取得することができる。
以上のように、入力データ内容判定部22は、当該入力データ内容判定部22自体や上記映像取得部11などの搭載された処理機能から、入力データの内容を取得し、当該取得した入力データの内容が判定基準に対応するか否かを判定する。そして、入力データ内容判定部22は、対応すると判定された入力データの内容に関連付けられた判定基準内の負荷変動処理内容を、制御実行部21に通知する。
上記制御実行部21(負荷変動制御部)は、入力データ内容判定部22から通知された「フレームレート低減」という負荷変動処理を実行する(図4のステップS3)。この場合、制御実行部21は、解析処理部23(解析エンジン)に入力される入力データである映像データのフレームレートを、判定基準に設定された数値となるよう低減する。
これにより、エンジン制御部2では、解析処理部23(解析エンジン)にて解析処理する入力データである映像データのデータ量が低減されるため、当該解析処理部23による処理負荷の低減を図ることができる。一方で、上述したように低減させたフレームレート値には、予め解析処理部23による解析結果の精度に影響がないと判断された値が設定されているため、解析システム1にて所望の精度の解析結果を得ることができる。例えば、映像中の物体の動きが少ない場合は、人物が移動しているケースが少ないと考えられるため、動線抽出エンジンなどの解析処理部23による解析結果には影響がないと言える。以上より、本実施形態における解析システム1によると、解析エンジンの負荷を低減しつつ、迅速かつ所望の精度の解析結果を得ることができる。
ここで、図3に例示した判定基準と、入力データ内容判定部22の処理の他の例を説明する。図3の「2」に示した判定基準は、「映像中の物体の動きが映像の特定箇所のみである」という入力データの内容に対して、入力データである映像データの「フレームレートを低減」して、解析処理部23(解析エンジン)の処理負荷を低減するよう変動させる負荷変動処理、が関連付けられている。このとき、入力データ内容判定部22は、入力データの内容が上記判定基準に対応するか否かを判定するための処理を行う。つまり、入力データ内容判定部22は、まず、入力データである映像データ内から物体を検出して、当該物体の動きを検出する。そして、入力データ内容判定部22は、物体が動いている映像中の箇所を検出し、かかる箇所が、判定基準に設定された「映像中の予め設定された特定箇所のみ」と判定できる場合には、入力データの内容が判定基準に対応する、と判定する。さらに、入力データ内容判定部22は、対応すると判定された入力データの内容に関連付けられた判定基準内の「フレームレート低減」という負荷変動処理内容を、制御実行部21に通知する。そして、制御実行部21(負荷変動制御部)は、上述同様に、入力データ内容判定部22から通知された「フレームレート低減」という負荷変動処理を実行する。
これにより、エンジン制御部2では、解析処理部23(解析エンジン)にて解析処理する入力データである映像データのデータ量が低減されるため、当該解析処理部23による処理負荷の低減を図ることができる。一方で、上述したように低減させたフレームレート値には、予め解析処理部23による解析結果の精度に影響がないと判断された値が設定されているため、解析システム1にて所望の精度の解析結果を得ることができる。例えば、映像中の物体の動きが、厳重な監視がなされている人物が通常出入りするような場所のみの場合は、不審人物が侵入するケースが少ないため、動線抽出エンジンなどの解析処理部23による解析結果には影響がないと言える。以上より、本実施形態における解析システム1によると、解析エンジンの負荷を低減しつつ、迅速かつ所望の精度の解析結果を得ることができる。
また、図3に例示した「3」の判定基準は、「フィルタなしでも十分な精度が得られる品質である」という入力データの内容に対して、入力データである映像データを解析処理部23(解析エンジン)にて処理する前に当該映像データに対して実行する前処理である「画像フィルタ処理を無効化」して、解析処理部23に付随する処理負荷を低減するよう変動させる負荷変動処理、が関連付けられている。このように、入力データの負荷変動処理には、解析処理部23(解析エンジン)に付随する処理の負荷を変動させる処理も含んでいる。
なお、上述した入力データの内容に関連付けられた「画像フィルタ処理の無効化」といった負荷変動処理は、映像データに対する前処理を変更する負荷変動処理の一例であって、「他の前処理を無効化する」といった負荷変動処理や、「所定の前処理から他の前処理に変更する」といった負荷変動処理が関連付けられていてもよい。例えば、図3に例示した「4」の判定基準は、「解析処理部23(解析エンジン)による識別対象である物体が所定値よりも大きく映っている」という入力データの内容に対して、入力データである映像データを解析処理部23(解析エンジン)にて処理する前に当該映像データに対して実行する前処理である「画像を拡大する画像フィルタ処理を無効化」して、解析処理部23(解析エンジン)の処理負荷を低減するよう変動させる負荷変動処理、が関連付けられている。
また、図3に例示した「5」の判定基準は、「物体が設定範囲内に余裕で収まっている(設定範囲に対して所定の割合の範囲に収まっている)」という入力データの内容に対して、入力データである映像データを解析処理部23(解析エンジン)にて解析処理する範囲である物体検出サイズを縮小するよう「解析エンジンパラメータを変更する」という負荷変動処理が関連付けられている。このように、入力データの物体検出サイズを縮小することで、入力データのデータ量を低減でき、解析処理部23(解析エンジン)の処理負荷を低減することができる。
以上のように、本実施形態における解析システムによると、解析エンジンにて解析処理される解析対象データの内容に応じて解析エンジンの負荷変動処理を実行するため、解析エンジンの負荷を低減しつつ、迅速な解析結果かつ所望の解析精度を得ることができる。
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施形態を、図5乃至図7を参照して説明する。図5乃至図6は、本実施形態における解析システムの構成を説明するための図であり、図7は、解析システムの動作を説明するための図である。
図5に示す解析システム1は、1台又は複数台の情報処理装置で構成されており、解析対象データである映像データを取得する映像取得部11と、所定の解析処理を実行するよう制御するエンジン制御部2,3と、当該エンジン制御部2,3による解析結果を出力する結果出力部12と、解析処理特性記憶部4と、を備えている。ここで、図5では、解析システム1がエンジン制御部2,3を2つ備えている場合を示しているが、さらに多くのエンジン制御部2,3を備えていてもよく、1つだけであってもよい。
そして、上記エンジン制御部2,3は、それぞれ、制御実行部21,31及び状況判定部25,35を有する性能制御処理部20,30と、解析処理部23,33と、解析処理実行部24,34と、を備えている。なお、本実施形態におけるエンジン制御部2,3の構成はほぼ同一であるため、以下では、一方のエンジン制御部2の構成についてのみ説明する。
まず、エンジン制御部2が備える解析処理部23は、解析処理実行部24にて動作を制御され、映像取得部11から取得した解析対象データである映像データに対する所定の解析処理を実行する解析エンジンである。例えば、本実施形態における解析処理部23は、映像データ中の物体の動線を追跡する動線抽出エンジンである。但し、解析処理部23は、映像データ中の人物の顔を抽出する顔抽出エンジン、映像データ中の人物の年齢を判別する年齢判別エンジン、映像データ中の人物を特定する人物特定エンジン、などであってもよい。
また、エンジン制御部2が備える性能制御処理部20の状況判定部25(負荷変動制御部)は、まず、エンジン制御部2に設置された上記解析処理部23(解析エンジン)の特性を表す解析処理特性情報(エンジン特性情報)を、解析処理特性記憶部4(エンジン特性情報記憶部)から読み出す(図7のステップS11)。ここで、解析処理特性記憶部4に記憶された解析処理特性情報について説明する。
上記解析処理特性情報は、解析エンジン毎つまり解析処理部23毎に予め設定された、当該解析処理部23による解析結果の解析精度と、当該解析処理部23の負荷を変動させる負荷変動処理と、の関係を表す情報である。例えば、図6(A)に示す例では、負荷変動処理が「フレームレート低減」という処理であり、かかる負荷変動処理について、その負荷変動の度合いが異なる各フレームレート値が負荷変動処理の選択肢として設定されており、さらに当該選択肢に対応する負荷変動処理を行った場合における解析処理部23による解析結果の解析精度が関連付けられている。具体的には、フレームレート値「50fps」に対して解析精度「90%」が設定されており、同様に、フレームレート値「40fps」に対して解析精度「90%」、フレームレート値「30fps」に対して解析精度「90%」、フレームレート値「20fps」に対して解析精度「80%」、フレームレート値「10fps」に対して解析精度「50%」、などの情報が設定されている。
そして、上記状況判定部25は、上述した解析処理特性情報に基づいて、解析精度が所望の条件を満たす負荷低減処理の選択肢を選定し、当該選択肢に対応する負荷低減処理を決定する(図7のステップS12)。例えば、状況判定部25は、解析精度の変化量が最も少なく負荷を低減できる選択肢を選択するよう作動する場合には、解析精度「90%」と変化量が少ないフレームレート値「30fps」の選択肢を選定し、かかるフレームレート値に入力データを制御する負荷低減処理を決定する。なお、予め解析システム1における解析精度の要件が70%以上と設定されており、90%と80%とでは変化量が少ないと判断される場合には、フレームレート値「20fps」の選択肢を選定してもよい。さらには、予め設定された要件や状況判定部25に設定された選定基準に応じて、他の選択肢を選定してもよい。その後、状況判定部25は、決定した負荷変動処理の選択肢に対応する負荷変動処理内容を、制御実行部21に通知する。
そして、制御実行部21(負荷変動制御部)は、状況判定部25から通知された「フレームレート値」に応じた負荷変動処理を実行する(図7のステップS13)。この場合、制御実行部21は、解析処理部23(解析エンジン)に入力される入力データである映像データのフレームレートを、通知された「フレームレート値」となるよう低減する。
これにより、エンジン制御部2では、解析処理部23(解析エンジン)にて解析処理する入力データである映像データのデータ量が低減されるため、当該解析処理部23による処理負荷の低減を図ることができる。一方で、上述したように低減させたフレームレート値に対応する解析精度を満たすよう当該フレームレート値を設定しているため、解析システム1から所望の精度の解析結果を得ることができる。
ここで、解析処理特性情報は、上述した図6(A)の例に限定されない。例えば、図6(B)に示すように、負荷変動処理が「解析処理部23(解析エンジン)に入力される入力データに対する前処理の設定」である場合には、解析処理部23の負荷変動の度合いが異なる「前処理の種類」が負荷変動処理の選択肢として設定されており、当該選択肢に対応して、負荷変動処理を行った場合における解析処理部23による解析結果の解析精度が設定されている。具体的には、前処理に「ノイズ低減高効果フィルタ」を使用した場合に対して解析精度「90%」が設定されており、同様に、前処理に「ノイズ低減低効果フィルタ」を使用した場合に対して解析精度「70%」、前処理に「フィルタなし」に対して解析精度「50%」が設定されている。
上述した解析処理特性情報の場合、状況判定部25は、例えば、予め解析システム1における解析精度の要件が70%以上と設定されているとすると、解析精度「70%」で解析処理が可能となる前処理「ノイズ低減低効果フィルタ」の選択肢を選定し、かかるフィルタによる入力データに対する前処理を実行するよう制御する負荷低減処理を決定する。
なお、上記図6(A)と図6(B)とに示した両方の解析処理特性情報が設定されている場合には、いずれか一方の解析処理特性情報に設定された負荷低減処理の選択肢のみを選定してもよく、両方の解析処理特性情報に設定された各負荷低減処理の各選択肢をそれぞれ選定して両選択肢にそれぞれ対応する両負荷軽減処理を実行してもよい。例えば、予め解析システム1における解析精度の要件が70%以上と設定されているとすると、図6(A)からは解析精度「80%」に対応するフレームレート値「20fps」の選択肢を選定し、図6(B)からは解析精度「70%」に対応する前処理「ノイズ低減低効果フィルタ」の選択肢を選定する。そして、両選択肢に対応する負荷軽減処理を実行してもよく、あるいは、一方の選択肢のみを選択して当該選択肢に対応する負荷軽減処理のみを実行してもよい。
また、解析処理特性情報の他の例としては、例えば、図6(C)に示すように、負荷変動処理が「解析処理部23で解析処理に使用する解析エンジンの設定」である場合には、解析処理部23の負荷変動の度合いが異なる「解析エンジンの種類」が負荷変動処理の選択肢として設定されており、当該選択肢に対応して、負荷変動処理を行った場合における解析処理部23による解析結果の解析精度が設定されている。具体的には、解析エンジンに「高精度解析エンジン」を使用した場合に対して解析精度「90%」が設定されており、同様に、解析エンジンに「低精度解析エンジン」を使用した場合に対して解析精度「60%」が設定されている。
上述した解析処理特性情報の場合、状況判定部25は、例えば、予め解析システム1における解析精度の要件が60%以上と設定されているとすると、解析精度「60%」で解析処理が可能となる解析エンジン「低精度解析エンジン」の選択肢を選定し、かかる解析エンジンによる入力データの解析処理を実行するよう制御する負荷低減処理を決定する。
なお、上述した解析処理特性情報に設定された負荷変動処理は一例であって、他の処理であってもよい。例えば、負荷変動処理は、映像データを分割し、一部の分割画像のフレームレート値を変動させる処理であってもよい。また、負荷変動処理は、解析エンジンに設定された実行パラメータ、例えば、映像データ中で識別する対象とする物体の大きさの閾値など実行パラメータ、を変更する処理であってもよい。
以上のように、本実施形態における解析システムによると、解析エンジンの特性に応じて解析エンジンの負荷変動処理を実行するため、解析エンジンの負荷を低減しつつ、迅速な解析結果かつ所望の解析精度を得ることができる。
<実施形態3>
次に、本発明の第3の実施形態を、図8乃至図10を参照して説明する。図8乃至図9は、本実施形態における解析システムの構成を説明するための図であり、図10は、解析システムの動作を説明するための図である。
図8に示す解析システム1は、1台又は複数台の情報処理装置で構成されており、解析対象データである映像データを取得する映像取得部11と、所定の解析処理を実行するよう制御するエンジン制御部2,3と、当該エンジン制御部2,3による解析結果を出力する結果出力部12と、重要度判定部5と、重要度判定ルール記憶部6と、を備えている。ここで、図8では、解析システム1がエンジン制御部2,3を2つ備えている場合を示しているが、さらに多くのエンジン制御部2,3を備えていてもよく、1つだけであってもよい。
そして、上記エンジン制御部2,3は、それぞれ、制御実行部21,31を有する性能制御処理部20,30と、解析処理部23,33と、解析処理実行部24,34と、を備えている。そして、エンジン制御部2,3は、符号2のエンジン制御部が前段に、符号3のエンジン制御部が後段に位置して装備されている。なお、本実施形態におけるエンジン制御部2,3の構成はほぼ同一であるが、解析処理内容が以下に説明するように異なる。
まず、エンジン制御部2,3が備える解析処理部23,33は、解析処理実行部24,34にて制御され、映像取得部11から取得した解析対象データである映像データに対する所定の解析処理を実行する解析エンジンである。例えば、前段のエンジン制御部2が備える解析処理部23は、映像データ中の物体の動線を追跡する動線抽出エンジンであり、後段のエンジン制御部3が備える解析処理部33は、映像データ中の人物や物体を特定する物体抽出エンジンであることとする。但し、各エンジン制御部2,3の解析処理部23,33は、いかなる解析エンジンであってもよい。
また、エンジン制御部2が備える性能制御処理部20の制御実行部21(負荷変動制御部)は、後述するように、重要度判定部5による判定結果に応じて、当該判定結果に対応した負荷変動処理を実行する。かかる処理については後に詳述する。
ここで、重要度判定部5と重要度判定ルール記憶部6について説明する。重要度判定部5は、まず、後段のエンジン制御部3の解析処理部33(解析エンジン)による解析結果を取得する(図10のステップS21)。続いて、重要度判定部5は、取得した解析結果の重要度を、重要度判定ルール記憶部6に記憶された情報に基づいて判定する(図10のステップS22)。
このとき、重要度判定ルール記憶部6(重要度判定基準記憶部)には、図9に示すように、解析結果のうち、重要度が高いと設定された異常例と、重要度が低いと設定された通常例と、が記憶されている。例えば、解析結果「特定人物」が「犯罪者DB(データベース)にマッチ」である場合に、「重要度が高い」が設定されている。この場合、重要度判定部5は、後段のエンジン制御部3の解析処理部33(解析エンジン)による解析結果である「特定人物」が、「犯罪者DB(データベース)」に登録されている人物であった場合には、「重要度が高い」と判定する。また、重要度判定ルール記憶部6には、別の例として、解析結果「場所と人物」が「深夜の時間帯に子供」である場合に、「重要度が高い」が設定されている。この場合、重要度判定部5は、後段のエンジン制御部3の解析処理部33による解析結果「場所と人物」が「深夜の時間帯に子供」であった場合には、「重要度が高い」と判定する。なお、図9に示す重要度判定ルール記憶部6に記憶された情報の例では、各解析結果に対する重要度を、高い、あるいは、低い、の2段階で示しているが、重要度の高さを複数段階で表した情報であってもよい。これに応じて、重要度判定部5は、解析結果から所定段階の重要度を判定してもよい。
そして、重要度判定部5は、重要度の判定結果を、前段のエンジン制御部2の制御実行部21に通知する。これに応じて、前段のエンジン制御部2の制御実行部21は、通知を受けた判定結果に対応した、解析処理部23(解析エンジン)の負荷変動処理を実行する(図10のステップS23)。このとき、制御実行部21は、通知を受けた重要度が高いほど、解析処理部23の負荷が高くなるが当該解析処理部23による解析精度が高くなる負荷変動処理を実行する。一方で、制御実行部21は、通知を受けた重要度が低いほど、解析処理部23による解析精度が低くなるが当該解析処理部23の負荷が低くなる負荷変動処理を実行する。例えば、制御実行部21は、通知を受けた重要度が高いほど、入力データである映像データのフレームレートが高くなるよう制御し、重要度が低いほど、映像データのフレームレートが低くなるよう制御する。なお、重要度に応じて実行する負荷変動処理の内容は、重要度と予め関連付けられた情報として用意されており、制御実行部21にて参照可能なよう記憶されている。
これにより、エンジン制御部2では、解析結果の重要度が低い場合には、解析処理部23(解析エンジン)にて解析処理する入力データである映像データのデータ量が低減されるため、当該解析処理部23による処理負荷の低減を図ることができる。一方、解析結果の重要度が高い場合には、解析処理部23(解析エンジン)にて解析処理する入力データである映像データのデータ量を増加させるため、所望の解析精度の解析結果を得ることができる。
ここで、重要度に対応する負荷変動処理は上述した処理に限定されない。例えば、負荷変動処理は、解析処理部23(解析エンジン)にて入力データである映像データに対して実行する予め設定された処理を変更したり、無効化する処理であってもよい。具体的には、解析処理部23が人物を検出する解析処理を実行する場合に、対象となる解析処理結果の重要度が低いと判定されると、人物を検出する解析処理を実行しなかったり、あるいは、人物を検出する対象となる入力データのフレームレートをさげて解析処理を実行してもよい。
以上のように、本実施形態における解析システムによると、所定の解析エンジンによる解析結果に応じて前段の解析エンジンの負荷変動処理を実行するため、解析エンジンの負荷を低減しつつ、迅速な解析結果かつ所望の解析精度を得ることができる。
ここで、上記各実施形態にて説明した解析システムは、他の情報に基づいて解析エンジンの負荷を変動する制御を行うことも可能である。例えば、上記映像取得部11を構成するカメラの設置位置や設置角度を表す情報などの予め設定された環境情報に基づいて、そのカメラにて取得した映像データのフレームレートを低減するなどの解析エンジンの負荷変動処理を実行するよう制御する。
上記の具体例として、常に映像データ中の物体の移動が少ないと判定できるような当該映像データしか取得できない位置や角度で設置されたカメラにて撮影した映像データに対しては、フレームレートを低減するなど、解析エンジンの負荷を軽減するよう制御することが考えられる。また、他のカメラと撮影領域が重複していると判定できるような位置や角度で設置されたカメラにて撮影した映像データに対しては、映像データ中の重複している領域のフレームレートを低減したり、当該重複している領域を削除するなど、解析エンジンの負荷を軽減するよう制御することも考えられる。
なお、上記映像取得部11にて取得した映像データとして、予めサンプル映像データを記憶しておき、かかるサンプル映像データから映像取得部11を構成するカメラの設置位置や設置角度を表す環境情報を生成し、かかる環境状況から上述同様に解析エンジンの負荷変動処理を実行するよう制御してもよい。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における解析システム(図11、図12、図13参照)、プログラム、解析処理方法の構成の概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1−1:図11参照)
解析対象データの入力を受け付けて当該解析対象データに対する解析処理を行う解析エンジンの解析処理動作を制御するエンジン制御部210を備え、
前記エンジン制御部210は、
前記解析エンジンに入力される前記解析対象データの内容が、予め設定された判定基準に対応するか否かを判定する入力データ判定部211と、
前記入力データ判定部にて前記解析対象データの内容が予め設定された判定基準に対応する場合に、当該判定基準に対応して設定された前記解析エンジンの解析処理時における当該解析エンジンの負荷を変動させる負荷変動処理を実行する負荷変動制御部212と、
を備えた解析システム200。
(付記1−2)
付記1−1に記載の解析システムであって、
前記入力データ判定部は、前記解析対象データの内容と、前記解析エンジンによる解析処理結果の精度に影響がないと予め設定された前記負荷変動処理と、が関連付けられた前記判定基準に、前記解析エンジンに入力される前記解析対象データの内容が対応するか否かを判定し、
前記負荷変動制御部は、前記入力データ判定部にて前記判定基準に対応した前記解析対象データの内容に関連付けられた前記負荷変動処理を実行する、
解析システム。
(付記1−3)
付記1又は2に記載の解析システムであって、
前記入力データ判定部は、前記解析システムに搭載された所定の処理機能が前記解析対象データを処理することによって出力された当該解析対象データの内容を取得し、取得した前記解析対象データの内容が前記判定基準に対応するか否かを判定する、
解析システム。
(付記1−4)
付記1−1乃至1−3のいずれかに記載の解析システムであって、
前記負荷変動処理は、前記解析対象データのデータ量を低減する処理である、
解析システム。
(付記1−5)
付記1−4に記載の解析システムであって、
前記負荷変動処理は、前記解析対象データのフレームレートを低減する処理である、
解析システム。
(付記1−6)
付記1−4に記載の解析システムであって、
前記負荷変動処理は、前記解析エンジンによる前記解析対象データの解析処理範囲を制限する処理である、
解析システム。
(付記1−7)
付記1−1乃至1−6のいずれかに記載の解析システムであって、
前記負荷変動処理は、前記解析エンジンにて前記解析対象データを処理する前に当該解析対象データに対して実行する前処理を変更する処理である、
解析システム。
(付記1−8)
情報処理装置に、
解析対象データの入力を受け付けて当該解析対象データに対する解析処理を行う解析エンジンの解析処理動作を制御するエンジン制御部を実現させるためのプログラムであって、
前記エンジン制御部は、
前記解析エンジンに入力される前記解析対象データの内容が、予め設定された判定基準に対応するか否かを判定する入力データ判定部と、
前記入力データ判定部にて前記解析対象データの内容が予め設定された判定基準に対応する場合に、当該判定基準に対応して設定された前記解析エンジンの解析処理時における当該解析エンジンの負荷を変動させる負荷変動処理を実行する負荷変動制御部と、
を備えた、
プログラム。
(付記1−9)
付記1−8に記載のプログラムであって、
前記入力データ判定部は、前記解析対象データの内容と、前記解析エンジンによる解析処理結果の精度に影響がないと予め設定された前記負荷変動処理と、が関連付けられた前記判定基準に、前記解析エンジンに入力される前記解析対象データの内容が対応するか否かを判定し、
前記負荷変動制御部は、前記入力データ判定部にて前記判定基準に対応した前記解析対象データの内容に関連付けられた前記負荷変動処理を実行する、
プログラム。
(付記1−10)
解析対象データの入力を受け付けて解析エンジンの動作を制御して前記解析対象データに対する解析処理を行う解析処理方法であって、
前記解析エンジンに入力される前記解析対象データの内容が、予め設定された判定基準に対応するか否かを判定し、
前記解析対象データの内容が予め設定された判定基準に対応する場合に、当該判定基準に対応して設定された前記解析エンジンの解析処理時における当該解析エンジンの負荷を変動させる負荷変動処理を実行する、
解析処理方法。
(付記1−11)
付記1−10に記載の解析処理方法であって、
前記解析対象データの内容と、前記解析エンジンによる解析処理結果の精度に影響がないと予め設定された前記負荷変動処理と、が関連付けられた前記判定基準に、前記解析エンジンに入力される前記解析対象データの内容が対応するか否かを判定し、
前記判定基準に対応した前記解析対象データの内容に関連付けられた前記負荷変動処理を実行する、
解析処理方法。
(付記2−1:図12参照)
解析対象データの入力を受け付けて当該解析対象データに対する解析処理を行う解析エンジンの解析処理動作を制御するエンジン制御部310を備えると共に、
前記解析エンジン毎における、当該解析エンジンの解析精度と、前記解析エンジンの解析処理時における当該解析エンジンの負荷を変動させる負荷変動処理と、の関係を表すエンジン特性情報を記憶するエンジン特性情報記憶部320を備え、
前記エンジン制御部310は、解析システム内に設置されている前記解析エンジンに設定された前記エンジン特性情報に含まれる当該解析エンジンの解析精度に基づいて、当該解析精度に関連付けられている前記負荷変動処理を実行する負荷変動制御部311を備えた、
解析システム300。
(付記2−2)
付記2−1に記載の解析システムであって、
前記エンジン特性情報は、前記負荷変動処理毎に、負荷変動の度合が異なる当該負荷変動処理の選択肢と、前記解析エンジンの解析精度と、が関連付けられた情報を含み、
前記負荷変動制御部は、前記解析エンジンの解析精度に基づいて、前記負荷変動処理のいずれかの選択肢に対応する前記負荷変動処理を実行する、
解析システム。
(付記2−3)
付記2−2に記載の解析システムであって、
前記負荷変動制御部は、前記解析エンジンの解析精度の低下が最も小さくなる前記選択肢に対応する前記負荷変動処理を実行する、
解析システム。
(付記2−4)
付記2−1乃至2−3のいずれかに記載の解析システムであって、
前記負荷変動処理は、前記解析対象データのデータ量を低減する処理である、
解析システム。
(付記2−5)
付記2−1乃至2−4のいずれかに記載の解析システムであって、
前記負荷変動処理は、前記解析対象データを解析処理する前記解析エンジンを変更する処理である、
解析システム。
(付記2−6)
付記2−1乃至2−5のいずれかに記載の解析システムであって、
前記負荷変動処理は、前記解析エンジンにて前記解析対象データを処理する前に当該解析対象データに対して実行する前処理を変更する処理である、
解析システム。
(付記2−7)
情報処理装置に、
解析対象データの入力を受け付けて当該解析対象データに対する解析処理を行う解析エンジンの解析処理動作を制御するエンジン制御部を実現させるためのプログラムであって、
前記情報処理装置は、前記解析エンジン毎における、当該解析エンジンの解析精度と、前記解析エンジンの解析処理時における当該解析エンジンの負荷を変動させる負荷変動処理と、の関係を表すエンジン特性情報を記憶するエンジン特性情報記憶部を備えており、
前記エンジン制御部は、解析システム内に設置されている前記解析エンジンに設定された前記エンジン特性情報に含まれる当該解析エンジンの解析精度に基づいて、当該解析精度に関連付けられている前記負荷変動処理を実行する負荷変動制御部を備えた、
プログラム。
(付記2−8)
付記2−7に記載のプログラムであって、
前記エンジン特性情報は、前記負荷変動処理毎に、負荷変動の度合が異なる当該負荷変動処理の選択肢と、前記解析エンジンの解析精度と、が関連付けられた情報を含み、
前記負荷変動制御部は、前記解析エンジンの解析精度に基づいて、前記負荷変動処理のいずれかの選択肢に対応する前記負荷変動処理を実行する、
プログラム。
(付記2−9)
解析対象データの入力を受け付けて解析エンジンの動作を制御して前記解析対象データに対する解析処理を行う解析処理方法であって、
解析システム内に設置されている前記解析エンジンに設定された、当該解析エンジンの解析精度と、前記解析エンジンの解析処理時における当該解析エンジンの負荷を変動させる負荷変動処理と、の関係を表すエンジン特性情報に含まれる前記解析精度に基づいて、当該解析精度に関連付けられている前記負荷変動処理を実行する、
解析処理方法。
(付記2−10)
付記2−9に記載の解析処理方法であって、
前記エンジン特性情報は、前記負荷変動処理毎に、負荷変動の度合が異なる当該負荷変動処理の選択肢と、前記解析エンジンの解析精度と、が関連付けられた情報を含み、
前記解析エンジンの解析精度に基づいて、前記負荷変動処理のいずれかの選択肢に対応する前記負荷変動処理を実行する、
解析処理方法。
(付記3−1:図13参照)
解析対象データの入力を受け付けて当該解析対象データに対する解析処理を行う解析エンジンの解析処理動作を制御するエンジン制御部410を備えると共に、
所定の解析エンジンの解析結果の重要度を判定する重要度判定部420を備え、
前記エンジン制御部410は、前記重要度判定部による判定結果に応じて、解析システム内に装備された解析エンジンの解析処理時における当該解析エンジンの負荷を変動させる負荷変動処理を実行する負荷変動制御部411を備えた、
解析システム400。
(付記3−2)
付記3−1に記載の解析システムであって、
前記解析エンジンの解析結果毎に、当該解析結果の内容に応じた重要度を記憶する重要度判定基準記憶部を備え、
前記重要度判定部は、前記重要度判定基準記憶部に記憶された情報に基づいて、所定の解析エンジンの解析結果の重要度を判定する、
解析システム。
(付記3−3)
付記3−1又は3−2に記載の解析システムであって、
前記負荷変動制御部は、前記重要度判定部による判定結果の重要度が高いほど前記解析エンジンによる解析精度が高くなる前記負荷変動処理を実行し、前記重要度判定部による判定結果の重要度が低いほど前記解析エンジンの負荷が低くなる前記負荷変動処理を実行する、
解析システム。
(付記3−4)
付記3−1乃至3−3のいずれかに記載の解析システムであって、
前記負荷変動処理は、前記解析対象データのデータ量を変動する処理である、
解析システム。
(付記3−5)
付記3−1乃至3−4のいずれかに記載の解析システムであって、
前記負荷変動処理は、前記解析エンジンにて前記解析対象データに対して実行する予め設定された処理を変更する処理である、
解析システム。
(付記3−6)
付記3−5に記載の解析システムであって、
前記負荷変動処理は、前記解析エンジンにて前記解析対象データに対して実行する予め設定された処理を無効化する処理である、
解析システム。
(付記3−7)
情報処理装置に、
解析対象データの入力を受け付けて当該解析対象データに対する解析処理を行う解析エンジンの解析処理動作を制御するエンジン制御部と、
所定の解析エンジンの解析結果の重要度を判定する重要度判定部と、
を実現させると共に、
前記エンジン制御部は、前記重要度判定部による判定結果に応じて、解析システム内に装備された解析エンジンの解析処理時における当該解析エンジンの負荷を変動させる負荷変動処理を実行する負荷変動制御部を備えた、
プログラム。
(付記3−8)
付記3−7に記載のプログラムであって、
前記情報処理装置が、前記解析エンジンの解析結果毎に、当該解析結果の内容に応じた重要度を記憶する重要度判定基準記憶部を備え、
前記重要度判定部は、前記重要度判定基準記憶部に記憶された情報に基づいて、所定の解析エンジンの解析結果の重要度を判定する、
プログラム。
(付記3−9)
解析対象データの入力を受け付けて解析エンジンの動作を制御して前記解析対象データに対する解析処理を行う解析処理方法であって、
所定の解析エンジンの解析結果の重要度を判定し、
前記判定の結果に応じて、解析システム内に装備された解析エンジンの解析処理時における当該解析エンジンの負荷を変動させる負荷変動処理を実行する、
解析処理方法。
(付記3−10)
付記3−9に記載の解析処理方法であって、
前記解析エンジンの解析結果毎に当該解析結果の内容に応じて予め設定された重要度の情報に基づいて、所定の解析エンジンの解析結果の重要度を判定する、
解析処理方法。
なお、上述したプログラムは、記憶装置に記憶されていたり、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている。例えば、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の可搬性を有する媒体である。
以上、上記実施形態等を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
なお、本発明は、日本国にて2012年4月5日に特許出願された特願2012−086361の特許出願に基づく優先権主張の利益を享受するものであり、当該特許出願に記載された内容は、全て本明細書に含まれるものとする。
1 解析システム
2,3 エンジン制御部
4 解析処理特性記憶部
5 重要度判定部
6 重要度判定ルール記憶部
11 映像取得部
12 結果出力部
20,30 性能制御処理部
21,31 制御実行部
22,32 入力データ内容判定部
23,33 解析処理部
24,34 解析処理実行部
25,35 状況判定部
100 解析システム
110 入力データ
120 解析エンジン
121 制御部
130 解析結果
200,300,400 解析システム
210,310,410 エンジン制御部
211 入力データ判定部
212,311,411 負荷変動制御部
320 エンジン特性情報記憶部
420 重要度判定部

Claims (7)

  1. 解析対象データの入力を受け付けて当該解析対象データに対する解析処理を行う解析エンジンの解析処理動作を制御するエンジン制御部を備えると共に、
    前記解析エンジン毎における、当該解析エンジンの解析精度と、前記解析エンジンの解析処理時における当該解析エンジンの負荷を変動させる負荷変動処理と、の関係を表し、前記負荷変動処理毎に、負荷変動の度合が異なる当該負荷変動処理の選択肢と、当該選択肢に対応する負荷変動処理を行った場合における前記解析エンジンの解析精度と、が関連付けられた情報を含むエンジン特性情報を、複数の前記負荷変動処理について記憶するエンジン特性情報記憶部を備え、
    前記エンジン制御部は、前記負荷変動処理毎にそれぞれ、解析システム内に設置されている前記解析エンジンに設定された前記エンジン特性情報に含まれる当該解析エンジンの解析精度に基づいて、当該解析精度に関連付けられている前記負荷変動処理のいずれかの選択肢に対応する前記負荷変動処理を実行する負荷変動制御部を備えた、
    解析システム。
  2. 請求項に記載の解析システムであって、
    前記負荷変動制御部は、前記解析エンジンの解析精度の低下が最も小さくなる前記選択肢に対応する前記負荷変動処理を実行する、
    解析システム。
  3. 請求項1又は2に記載の解析システムであって、
    前記負荷変動処理は、前記解析対象データのデータ量を低減する処理である、
    解析システム。
  4. 請求項1乃至のいずれかに記載の解析システムであって、
    前記負荷変動処理は、前記解析対象データを解析処理する前記解析エンジンを変更する処理である、
    解析システム。
  5. 請求項1乃至のいずれかに記載の解析システムであって、
    前記負荷変動処理は、前記解析エンジンにて前記解析対象データを処理する前に当該解析対象データに対して実行する前処理を変更する処理である、
    解析システム。
  6. 情報処理装置に、
    解析対象データの入力を受け付けて当該解析対象データに対する解析処理を行う解析エンジンの解析処理動作を制御するエンジン制御部を実現させるためのプログラムであって、
    前記情報処理装置は、前記解析エンジン毎における、当該解析エンジンの解析精度と、前記解析エンジンの解析処理時における当該解析エンジンの負荷を変動させる負荷変動処理と、の関係を表し、前記負荷変動処理毎に、負荷変動の度合が異なる当該負荷変動処理の選択肢と、当該選択肢に対応する負荷変動処理を行った場合における前記解析エンジンの解析精度と、が関連付けられた情報を含むエンジン特性情報を、複数の前記負荷変動処理について記憶するエンジン特性情報記憶部を備えており、
    前記エンジン制御部は、前記負荷変動処理毎にそれぞれ、解析システム内に設置されている前記解析エンジンに設定された前記エンジン特性情報に含まれる当該解析エンジンの解析精度に基づいて、当該解析精度に関連付けられている前記負荷変動処理のいずれかの選択肢に対応する前記負荷変動処理を実行する負荷変動制御部を備えた、
    プログラム。
  7. 解析対象データの入力を受け付けて解析エンジンの動作を制御して前記解析対象データに対する解析処理を行う解析処理方法であって、
    記解析エンジン毎における、当該解析エンジンの解析精度と、前記解析エンジンの解析処理時における当該解析エンジンの負荷を変動させる負荷変動処理と、の関係を表し、前記負荷変動処理毎に、負荷変動の度合が異なる当該負荷変動処理の選択肢と、当該選択肢に対応する負荷変動処理を行った場合における前記解析エンジンの解析精度と、が関連付けられた情報を含むエンジン特性情報が、複数の前記負荷変動処理について設定されており、
    前記負荷変動処理毎にそれぞれ、前記解析システム内に設置されている前記解析エンジンに設定された前記エンジン特性情報に含まれる当該解析エンジンの解析精度に基づいて、当該解析精度に関連付けられている前記負荷変動処理のいずれかの選択肢に対応する前記負荷変動処理を実行する、
    解析処理方法。
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