JP6166535B2 - 進行波核分裂反応炉の操作方法 - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
〔背景〕
本出願は、核分裂反応炉において核燃料アセンブリを移動(migrating)するための方法及びシステムに関する。
〔関連する出願についての相互参照〕
本願は、以下に挙げられている出願(“関連出願”)に基づく最先の有効出願日の利益に関連しており、その利益を主張する。例えば、本願は、仮特許出願以外の最先の有効な優先日を主張するか、または仮特許出願、関連出願の任意のすべての親出願、その親出願、さらにその親出願などに対して、35USC§119(e)に基づく利益を主張する。優先権を含む、関連出願、および関連出願の任意のすべての親出願、その親出願、さらにその親出願などのすべての内容は、本明細書と矛盾しないそのような内容まで、参照によって本明細書に援用される。
〔関連出願〕
USPTOの特別な法的要件のために、本願は、「METHODS AND SYSTEMS FOR MIGRATING FUEL ASSEMBLIES IN A NUCLEAR FISSION REACTOR(核分裂反応炉における核燃料アセンブリを移動するための方法及びシステム)」と題された米国特許出願番号12/590,448の一部継続出願(発明者:Ehud Greenspan,Roderick A.Hyde,Robert C.Petroski,Joshua C.Walter,Thomas Allan Weaver,Charles Whitmer,Lowell L.Wood,Jr.,及びGeorge B.Zimmerman、2009年11月 6日出願、現在同時係属)を構成しているか、または現在同時係属している出願にこの出願日の利益を得る権利が付与される出願である。
USPTOの特別な法的要件のために、本願は、「METHODS AND SYSTEMS FOR MIGRATING FUEL ASSEMBLIES IN A NUCLEAR FISSION REACTOR(核分裂反応炉における核燃料アセンブリを移動するための方法及びシステム)」と題された米国特許出願番号12/657,725の一部継続出願(発明者:Ehud Greenspan,Roderick A.Hyde,Robert C.Petroski,Joshua C.Walter,Thomas Allan Weaver,Charles Whitmer,Lowell L.Wood,Jr.,及びGeorge B.Zimmerman、2010年 1月25日出願、現在同時係属)を構成しているか、または現在同時係属している出願にこの出願日の利益を得る権利が付与される出願である。
USPTOの特別な法的要件のために、本願は、「METHODS AND SYSTEMS FOR MIGRATING FUEL ASSEMBLIES IN A NUCLEAR FISSION REACTOR(核分裂反応炉における核燃料アセンブリを移動するための方法及びシステム)」と題された米国特許出願番号12/657,726の一部継続出願(発明者:Ehud Greenspan,Roderick A.Hyde,Robert C.Petroski,Joshua C.Walter,Thomas Allan Weaver,Charles Whitmer,Lowell L.Wood,Jr.,及びGeorge B.Zimmerman、2010年 1月25日出願、現在同時係属)を構成しているか、または現在同時係属している出願にこの出願日の利益を得る権利が付与される出願である。
USPTOの特別な法的要件のために、本願は、「METHODS AND SYSTEMS FOR MIGRATING FUEL ASSEMBLIES IN A NUCLEAR FISSION REACTOR(核分裂反応炉における核燃料アセンブリを移動するための方法及びシステム)」と題された米国特許出願番号12/657,725の一部継続出願(発明者:Ehud Greenspan,Roderick A.Hyde,Robert C.Petroski,Joshua C.Walter,Thomas Allan Weaver,Charles Whitmer,Lowell L.Wood,Jr.,及びGeorge B.Zimmerman、2010年 1月25日出願、現在同時係属)を構成しているか、または現在同時係属している出願にこの出願日の利益を得る権利が付与される出願である。
米国特許商標庁(USPTO)は、USPTOのコンピュータプログラムにおいて特許出願人が整理番号を参照し、出願が継続中であるか、一部継続中であるか、または親出願の分割を示すことを必要とすることに関する通知を発表した。これは「先願の利益」と題されたStephen G.Kuninによる通知(2003年3月18日付USPTO官報)であり、http://www.uspto.gov/web/offices/com/sol/og/2003/week11/patbene.htm.で閲覧可能である。本願の出願団体(以下、「出願人」)は、法令に則って優先権が主張されている出願に対する特定の参照を上で示している。出願人は、法令の示す具体的な参照についての文言は一義的であり、米国特許出願の優先権を主張するために整理番号または「継続中」もしくは「一部継続中」等のいかなる特徴も必要としないと理解している。しかしながら、出願人は、USPTOのコンピュータプログラムが一定のデータ入力要件を有すると理解しているので、上記のように本願とその親出願との関係を表示するが、このような表示は、本願がその親出願に含まれる事項に加えて何らかの新規事項を含んでいるかどうかについて、何らかの注釈および/または自認をするものというように解釈されるべきではない。
〔要約〕
例示的な実施形態は、核分裂反応炉における核燃料アセンブリを移動するための方法及びシステム、進行波核分裂反応炉の操作方法、進行波核分裂反応炉の制御方法、進行波核分裂反応炉の制御システム、進行波核分裂反応炉を制御するためのコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト、及び核燃料アセンブリを移動するシステムを有する進行波核分裂反応炉を提供する。
上述の概要は、単に例示であり、何らの限定することを意図されていない。上述のような例証的な態様、実施形態および特徴に加えて、さらなる態様、実施形態および特徴は、図面および以下の詳細な説明の参照によって明らかになる。
〔図面の簡単な説明〕
図1Aは、進行波核分裂反応炉の例示的な操作方法のブロック図である。
図1B〜1Dは、例示的な核分裂反応炉の炉心の構成要素の一部概略構成の斜視図である。
図1E〜1Hは、選択された核分裂燃料サブアセンブリの移動による核分裂進行波の燃焼波面形状の影響を示す。
図1Iは、図1Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。
図1Jは、核分裂燃料サブアセンブリの回転を示す。
図1Kは、図1Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。
図1Lは、核分裂燃料サブアセンブリの反転を示す。
図1M〜1Nは、図1Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。
図1Oは、核分裂燃料サブアセンブリの螺旋移動を示す。
図1Pは、図1Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。
図1Qは、核分裂燃料サブアセンブリの軸方向の移動を示す。
図1Rは、核分裂進行波の燃焼波面の略球形状を示す。
図1Sは、核分裂進行波の燃焼波面の連続的な曲面形状を示す。
図1Tは、核分裂進行波の燃焼波面の略回転対称形状を示す。
図1U〜1Vは、核分裂進行波の燃焼波面の略n重回転対称形状を示す。
図1Wは、核分裂進行波の燃焼波面の非対称形状を示す。
図1X〜図1AFは、図1Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。
図2Aは、進行波核分裂反応炉の例示的な制御方法のブロック図である。
図2B〜2Mは、図2Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。
図3Aは、核分裂燃料サブアセンブリの移動を決定するための例示的なシステムのブロック図である。
図3B〜3Cは、図3Aのシステムの構成要素を詳細に示したブロック図である。
図4Aは、核分裂燃料サブアセンブリを移動するための例示的なシステムのブロック図である。
図4B〜4Cは、図4Aのシステムの構成要素を詳細に示したブロック図である。
図5は、例示的な進行波核分裂反応炉の一部概略構成のブロック図である。
図6Aは、進行波核分裂反応炉の例示的な操作方法のフローチャートである。
図6Bは、図6Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。
図7は、進行波核分裂反応炉の例示的な操作方法のフローチャートである。
図8は、進行波核分裂反応炉の例示的な操作方法のフローチャートである。
図9は、進行波核分裂反応炉の例示的な操作方法のフローチャートである。
図10Aは、核分裂反応炉の例示的な操作方法のフローチャートである。
図10B〜10Dは、図10Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。
〔詳細な説明〕
以下の詳細な説明において、本明細書の一部を形成している添付の図面に対して言及されている。上記図面において、類似の記号は、特に断りがない限り、類似の構成要素を一般的に特定している。詳細な説明、図面および特許請求の範囲に説明されている例証的な実施形態は、限定することを意図されていない。他の実施形態が利用され得、他の変更は、本明細書に示されている事項の精神または範囲から逸脱することなくなされ得る。
例証的な実施形態は、核分裂反応炉における燃料アッセンブリを移動させる方法およびシステム、核分裂進行波炉を動作させる方法、核分裂進行波炉を制御する方法、核分裂進行波炉を制御するシステム、核分裂進行波炉を制御するコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト、ならびに燃料アッセンブリを移動させるシステムを有している核分裂進行波炉を提供する。
(核分裂進行波の概要)
本明細書に示されている非限定的な実施形態について詳細が説明される前に、核分裂進行波についての概略が示される。また、核分裂進行波は、核分裂爆燃波としても知られているが、明確さを目的として、本明細書において核分裂進行波に対して言及がなされる。以下の論述の部分は、参照によってその内容が本明細書に援用される論文Completely Automated Nuclear Power Reactors For Long-Term Operation: III. Enabling Technology For Large-Scale, Low-Risk, Affordable Nuclear Electricity” by Edward Teller, Muriel Ishikawa, Lowell Wood, Roderick Hyde, and John Nuckolls, presented at the July 2003 Workshop of the Aspen Global Change Institute, University of California Lawrence Livermore National Laboratory publication UCRL-JRNL-122708 (2003)(この論文は、Energy, The International Journal, 30 November 2003に投稿するために準備された)から抜粋されている情報を包含している。
およそ1年につき1センチメートルの程度の速度において核分裂進行波のコアを通って移動する“波”において、核分裂燃料の親物質は、核分裂燃料物質に増殖され、それから核分裂を起こす。
核分裂進行波炉に使用するためのある種の核分裂燃料(例えば、限定することなく、(天然、劣化または濃縮の)ウラン、トリウム、プルトニウム、またはあらかじめ燃焼されている核分裂燃料のアッセンブリさえ)は、典型的に広く利用可能である。また、あまり広く利用されていない他の核分裂燃料(例えば、限定することなく、他のアクチニド元素またはそれらの同位元素)が使用され得る。いくつかの核分裂進行波炉は、約1/3世紀または1/2世紀以上の程度にわたる全出力の長期の動作が意図されている。いくつかの核分裂進行波炉は、核燃料の補給が意図されていない(が、代わりに寿命末期に現場における埋設廃棄(burial)が意図されている。いくつかの核分裂進行波炉は、運転停止中の核燃料のいくつかの補給および出力供給動作中の核燃料のいくつかの補給をともなった、核燃料の補給が意図されている。また、核分裂燃料の再生が避けられ、これによって軍事用途への転用および他の問題の対する可能性を低下させ得ることが意図されている。
核燃料の補給なしの全出力における1/3〜1/2世紀(またはそれを超える)の動作の実現、および核分裂燃料の再生の回避という同時の配慮すべき要望は、高速の中性子スペクトルの利用を必要とし得る。さらに、核分裂進行波を伝搬させることは、濃縮されていないアクチニド燃料(例えば天然のウランまたはトリウム)の平均的な高い燃焼、およびコアの装填燃料における同位体的に適度に濃縮されている核分裂可能な材料の相対的に小さな“核分裂点火装置”の使用を可能にする。
したがって、核分裂進行波炉心は、核分裂点火装置および核分裂爆燃のより大きい伝搬領域を好適に含み得る。核分裂爆燃波の伝搬領域は、トリウムまたはウランの燃料を好適に含んでおり、高速の中性子スペクトルの分裂増殖の原理に基づいて好適に機能する。
核分裂進行波炉は、核燃料の効率的な利用率、および同位体の濃縮に対する必要性の最小化という理由によって増殖炉であることが好適である。さらに、熱中性子のための分裂生成物の大きな吸収断面が、トリウム燃料の高い利用率、またはウランを燃料にする実施形態におけるより豊富なウラン同位体U238の燃料の高い利用率を、分裂生成物の除去なしには許容しないので、高速の中性子スペクトルは好適に使用される。
例証的な核分裂進行波がこれから説明される。核分裂燃料の材料を通る爆燃波の伝搬は、予測可能なレベルにおける出力を放出し得る。さらに、材料の上記構成が、時間に独立した特徴(例えば、工業的な出力を生じる典型的な各反応炉に見られる構成)を有している場合、その後に続いて起こる出力生成は安定したレベルであり得る。最後に、進行波の伝搬速度が特定の手法において外部的に調節され得る場合、エネルギー放出率およびしたがって出力生成は所望の通りに制御され得る。
核分裂進行波の原子核工学が以下に説明されている。アクチニド元素の選択される同位体(すなわち核分裂性同位体)の、任意のエネルギーの中性子の吸収による核分裂の促進は、任意の材料温度(任意の低い温度が挙げられる)における核結合エネルギーの放出を許容し得る。核分裂性のアクチニド元素によって吸収される中性子は、核分裂点火装置によってもたらされ得る。
アクチニドの実質的に任意の同位体の核分裂によって、吸収される中性子につき平均して1を超える中性子の放出は、そのような材料における中性子を介した核分裂連鎖反応に分岐する機会をもたらし得る。吸収ごとに放出される中性子数は、ηと特定される(ここで、η=υσ/(σ+σ)、υは分裂ごとに放出される中性子数である)。吸収される中性子ごとの2つを超える中性子の放出(中性子エネルギーの特定の範囲を平均して超える)は、初期の中性子捕獲によって非分裂性同位体の原子を分裂性同位体の原子にまず(中性子捕獲および続くベータ崩壊を介して)変換することを許容し、それから第2の中性子分裂吸収の過程において新たに生成された分裂性同位体の核を中性子分裂させることを許容し得る。
所定の核分裂現象から平均して1つの中性子が、分裂性の核へと(例えばベータ崩壊を介して)後に変換される核分裂物質に変換可能な非分裂性の核に放射捕獲され得、かつ同じ分裂現象からの第2の中性子が分裂性の核に捕獲され、したがって分裂を引き起こさせ得る場合に、最も高いZ(Z≧90)の核種は、進行波炉(すなわち増殖炉)における核分裂燃料材料として使用され得る。特に、これらの配列物が定常状態である場合に、所定の材料における核分裂進行波を伝搬させる十分な条件が満たされ得る。
核分裂物質に変換可能な核を分裂性の核に変換する過程における中間同位体のβ崩壊に起因して、分裂性材料が核分裂に役立つ割合は限られている。したがって、進行する波の固有の速度は、数日または数か月の程度の半減期によって制限される。例えば、進行する波の固有の速度は、核分裂物質に変換可能な核を分裂性の核に導くβ崩壊(の連鎖において最も長く残っていた核)の半減期に対する、その分裂による誕生から、核分裂物質に変換可能な核による放射捕獲までに中性子が移動した距離の比率までであり得る。標準的な密度のアクチニドにおける分裂中性子の固有の輸送距離は、約10cmであり、β崩壊の半減期は、最も関心のある場合について10〜10秒である。いくつかの設計にしたがって、波の固有の速度は10−4〜10−7cm・秒−1である。そのような相対的に遅い進行速度は、波が、爆ごう波ではなく、進行波(すなわち爆燃波)として特徴付けられ得ることを示している。
波の加速を試みる場合に、波の先端は、核分裂物質に変換可能な非常に純粋な材料(中性子に関して相対的に損失が多い)に接し、波の中心のかなり前方が、分裂性の核の濃度に関して飛躍的に低くなる。波の先端(本明細書において“燃焼波面”と呼ぶ)は、失速するか、または減速する。逆に、波が減速し、変換率が1を超えて維持されている(すなわち、増殖速度が分裂速度を超えている)場合に、それから、継続するβ崩壊から生じる分裂性の核の局所的な濃度が上昇し、分裂および中性子生成の局所的な速度が上昇し、波の先端(すなわち燃焼波面)は加速する。
最後に、初期において核分裂物質に変換可能な、波が伝搬している物質の構成の全体から、核分裂に関連する熱が十分かつ急速に除去される場合に、伝搬は任意の低い温度において生じ得るが、中性子および分裂している核の両方の温度は約1MeVであり得る。
核分裂進行波を惹起させ、伝搬させる条件は、容易に利用可能な材料を用いて実現され得る。アクチニド元素の分裂性同位体は、これらの元素の核分裂物質に変換可能な同位体に対して、絶対的かつ相対的に地上には希少であり、分裂性同位体は、凝縮され、濃縮され、合成され得る。例えば、天然に存在する分裂性同位体および人工の分裂性同位体(例えば、U233235Uおよび239Puのそれぞれ)の両方の、核分裂の惹起における使用は周知である。
中性子の適切な断面の検討事項は、波における中性子のスペクトルが“透過度の高い”スペクトルまたは“高速の”スペクトルである場合に、核分裂進行波が、天然に存在するアクチニド(例えば、232Thまたは238U)の核の大部分を燃焼させ得ることを示している。すなわち、波における連鎖反応を伝える中性子が、初期の分裂残留物質から中性子が核蒸発される約1MeVと比べて、あまり小さくないエネルギーを有している場合に、時空間的に局所的な中性子の経済に対して相対的に大きな損失は、分裂生成物の局所的な大部分が核分裂物質に変換可能な材料の大部分に見合うとき(1モルの分裂性材料が2モルの分裂生成物の核に分裂変換させる回復)に、回避され得る。所望の高温特性を有している中性子反応炉の標準的な構造材料(例えばTa)の中性子損失は、0.1MeV以下の中性子エネルギーにおいて重要になる。
他の検討事項は、分裂の中性子多重度の入射中性子エネルギーについての(比較的に低い)ばらつきν、および分裂を生じるすべての中性子吸収現象(中性子捕獲に基づく単なるγ線の放出ではない)の割合αである。関数α(ν−2)の代数符号は、核分裂物質に変換可能な材料における核分裂進行波の伝搬の可能性についての条件を構成している。当該可能性は、コアまたはコア本体内における寄生吸収(例えば分裂生成物による)に基づく中性子の漏れの非存在において、炉心の分裂性同位体のそれぞれについて、分裂性同位体の質量の使用量全体と比較されている。代数符号は、一般的に、約1MeVの分裂の中性子エネルギーから共鳴捕獲領域に低下する所定の分裂性同位体のすべてについて正である。
量α(ν−2)/νは、進行波の伝搬の間における漏れ、寄生吸収または幾何的な発散に対する、分裂から生じた失われ得る総中性子の割合を上限とする。この割合は、効率的に減速されていないアクチニド同位体の実際に所定の構成のすべてにおいて支配的な中性子エネルギーの範囲(約0.1〜1.5MeV)にわたって、分裂性の主要な同位体について0.15〜0.30であることに注意すべきである。分裂生成物に起因する寄生損失が、1〜1.5の十進法の概算値によって、核分裂物質に変換可能から分裂性への変換を決定する、熱(外)エネルギーの中性子について支配的な状況と対照的に、核分裂物質に変換可能な同位体による捕獲に基づく分裂性の元素の生成は、0.7〜0.1〜0.5MeVの中性子エネルギーの範囲にわたる1.5の概算値による分裂生成物の捕獲を超えて有利である。前者は、核分裂物質に変換可能から分裂性への変換が約1.5〜5%の熱中性子エネルギーの範囲に対してのみ可能であることを示しており、後者は、50%を超える変換が分裂エネルギー周辺の中性子スペクトルについて予想され得ることを示している。
核分裂進行波の伝搬の条件を考慮して、いくつかの手法において、中性子の漏れは、非常に大きい“自己反射される”アクチニドの構成のために、実質的に無視され得る。進行波の伝搬は、地上において比較的に豊富な2種類のアクチニド(天然に存在するトリウムおよびウランの同位体の主要な唯一の構成成分のそれぞれである232Thおよび238U)の十分に大きな構成において実現され得ることが、十分に理解される。
アクチニドのこれらの同位体における分裂した中性子の輸送は、中性子エネルギーが0.1MeVを有意に下回る(これによって分裂生成物の核による捕獲に対する無視できない可能性をともなって影響を受け易くなる)前に、核分裂物質に変換可能な核または分裂性の核による捕獲のいずれかを生じる。分裂生成物の核の濃度は、類似であり得るか、または核分裂物質に変換可能な生成物および分裂性の核の濃度を超えるいくつかの状況において、分裂生成物または核分裂物質に変換可能な生成物のうちの少ない方を下回る概算値であり得ることが、十分に理解される。適切な中性子散乱断面の検討事項は、半径方向の次元における分裂中性子に対して実質的に無限に薄い(すなわち自己反射する)、十分に大きなアクチニドの構成が、200gm/cm<<の密度−半径(すなわち238U−232Thの固相密度の10〜20cm<<の半径)の生成物を有していることを示している。
増殖波および進行波は、1〜2の平均自由行路の十分な過剰の中性子を未燃焼の燃料に与えて、新たな分裂性材料を増殖させ、波における燃焼した分裂性の燃料を効率的に元に戻させる。分裂性の部分の中性子反応度が、構造の寄生吸収、および漏れの先端部に対する分裂生成物の貯蔵量(inventories)によって、ちょうど均衡されているので、燃焼波のピークの後方にある“アッシュ”は、実質的に“中性子的に中性”である。波の中心およびそのわずかに前における分裂性の原子の貯蔵量は、波が進行するにしたがって時間に関して定常である場合に、そのとき波はしたがって安定であり、波の進行にしたがって低下する場合に波は“消滅”してゆき、波の進行にしたがって増加する場合に波は“加速される”と言われ得る。
したがって、核分裂進行波は、天然に存在するアクチニドの同位体の構成として、長期にわたる実質的に定常状態の条件において、伝搬され得、維持され得る。
以上の論述は、任意に大きな軸方向の距離にわたって核分裂進行波を安定して伝搬させ得る、1メートル未満またはそのような直径(効率的な中性子反射体が採用される場合に相当に小さい直径であり得る)の円筒形の天然のウラン金属またはトリウム金属を、非限定的な例証を目的として考察している。しかし、核分裂進行波の伝搬は、円筒形、対称な形状または個々に接続されている形状に限定して解釈されるべきではない。これを受けて、核分裂進行波炉心の代替的な形状のさらなる実施形態は、参照によってその内容が本明細書に援用される米国特許出願第11/605,943号(出願日:2006年11月28日、発明者:Roderick A. Hyde、Muriel Y. Ishikawa、Nathan P. Myhrvold、およびLowell L. Wood, Jr.、名称:AUTOMATED NUCLEAR POWER REACTOR FOR LONG-TERM OPERATION)に説明されている。
核分裂進行波の伝搬は、核分裂進行波炉の実施形態との関連を有している。第1の例として、進行波の中性子経済における許容可能な支出の局所的な核反応速度に対して、局所的な材料温度のフィードバックがかけられ得る。中性子反応度のそのような大きな負の温度係数は、進行波の前進速度を制御する能力をもたらす。極わずかな熱出力が燃焼燃料から取り出される場合、その温度は上昇し、温度依存性の反応度は低下し、波の中心における核分裂速度は対応して小さくなり、波の時間の方程式は非常に小さい前進の軸速度のみを反映する。同様に、熱出力の除去速度が大きい場合、材料温度は低下し、中性子反応度は上昇し、波内の中性子経済は相対的に減衰されなくなり、波は軸方向に対して相対的に急速に進行する。炉心アッセンブリの実施形態内に組み込まれ得る温度フィードバックの例証的な実施についての詳細は、参照によってその内容が本明細書に援用される、米国特許出願第11/605,933号(出願日:2006年11月28日、発明者:Roderick A. Hyde、Muriel Y. Ishikawa、Nathan P. Myhrvold、およびLowell L. Wood, Jr.、名称:CONTROLLABLE LONG TERM OPERATION OF A NUCLEAR REACTOR)に記載されている。
核分裂進行波炉の実施形態における核分裂進行波の進行の実施の第2の例として、核分裂進行波炉における、分裂中性子生成の総量のすべてに満たない量が利用され得る。例えば、反応度の制御システム(例えば、限定することなく、制御棒における中性子吸収体または局所的な材料温度を調温するモジュール)は、核分裂進行波炉における分裂中性子生成の総量の約5〜10%を使用し得る。核分裂進行波炉における分裂中性子生成の総量の他の10%以上は、核分裂進行波炉の構造的な構成要素に採用される高性能な高温の構造的な材料(例えば、Ta、WまたはRe)における寄生吸収のために失われ得る。電気への変換における熱力学的な所望の効率を実現するため、およびシステムの安全性の高い性能指数を得るために、この損失は生じる。これらの材料(例えば、Ta、WおよびRe)のZは、アクチニドのZの約80%であり、したがって高エネルギーの中性子のためのそれらの放射性捕獲断面積は、アクチニドの放射性捕獲断面積と比べて特に小さい。核分裂進行波炉における分裂中性子生成の総量の最後の5〜10%は、分裂生成物における寄生吸収のために失われ得る。しかし、それは、スペクトルが、約1〜2%の損失の原因になり得るナトリウム冷却原子炉のスペクトルと類似し得ると予測され得る。上述の通り、分裂中性子生成の増量の約70%が、漏れおよび急速な形状の発散の非存在において進行波の伝搬を維持するために十分であり、中性子経済は十分に豊富である。
核分裂進行波炉の実施形態における核分裂進行波の伝搬の実施の第3の例として、核分裂進行波に特徴的なアクチニドの初期の燃料貯蔵量の高い燃焼度(約20%〜約30%またはいくつかの場合における約40%もしくは50%〜約80%の程度)は、さらなる再処理の必要なく、採掘されたままの燃料の高効率の利用を許容し得る。
燃焼波面の後方にある最も強く燃焼している領域からの中性子束は、燃焼波面の先端における分裂性同位体の濃縮されている領域を増殖させ、これによって核分裂進行波を前進させることが注目される。核分裂進行波の燃焼波面が燃料の所定の集団を通過した後に、分裂性の原子の濃度は、核分裂物質に変換可能な有効な核による中性子の放射性捕獲が分裂性生成物の核による放射性捕獲より相当に大きい限り上昇し続け、進行中の分裂は非常に大量の分裂生成物を生成する。核エネルギーの生成密度は、装填燃料のこの領域において、任意の所定の瞬間に最高点に達する。
核分裂進行波の進行している燃焼波面の十分に後方にある、分裂性の核に対する分裂生成物の核(その質量は平均して分裂性の核の質量の半分に近い)の割合は、分裂生成物の放射性捕獲断面積に対する分裂性の核分裂の割合に匹敵する値まで上昇することが、適切に理解される。“局所的な中性子反応度”は、負の値に達するか、またはいくつかの実施形態において負になり得る。したがって、燃焼および増殖の両方は効率的に停止する。また、いくつかの実施形態において、非分裂性の中性子吸収体(例えば、炭化ホウ素、ハフニウムまたはガドリニウム)は、“局所的な中性子反応度”が負であることを確保するために加えられ得ることが適切に理解される。
核分裂進行波炉のいくつかの実施形態において、反応炉において常に使用されるすべての核分裂燃料は、炉心アセンブリの製造の間に設置される。また、いくつかの構成において、使用済の燃料は炉心アセンブリから除去されない。いくつかの手法において、そのような実施形態は、炉心に全く近づくことなく、核分裂の開始後、およびおそらく燃焼波面の伝搬の完了後の動作を許容し得る。
核分裂進行波炉のいくつかの他の実施形態において、反応炉において常に使用されるすべての核分裂燃料は、炉心アセンブリの製造の間に設置され、いくつかの構成において、使用済の当該炉心から除去されない。しかし、以下に説明されている通り、核分裂燃料の少なくともいくつかは、炉心内を移動させられ得るか、または炉心内において移し替えられ得る。少なくともいくつかの核分裂燃料のそのような移動または移し替えは、後述されるような目的を実現するために実施され得る。
しかし、核分裂進行波炉のいくつかの他の実施形態において、さらなる核分裂燃料は、核分裂の開始後において炉心アセンブリに加えられ得る。核分裂進行波炉のいくつかの実施形態において、使用済の燃料は炉心アセンブリから除去され得る(いくつかの実施形態において、使用済の燃料の除去は核分裂進行波炉の出力運転中に実施され得る)。そのような例証的な燃料補給および燃料除去は、参照によってその内容が本明細書に援用される米国特許出願第11/605,848号(出願日:2006年11月28日、発明者:Roderick A. Hyde、Muriel Y. Ishikawa、Nathan P. Myhrvold、およびLowell L. Wood, Jr.、名称:METHOD AND SYSTEM FOR PROVIDING FUEL IN A NUCLEAR REACTOR)に説明されている。使用済の燃料が除去されるか否かにかかわらず、核分裂進行波が、アクチニド“燃料”の所定の任意の軸方向における元素に向かって前進し、分裂生成物“アッシュ”に変換しているときに、装填されている燃料は、燃料元素の体積全体を任意に変更することなしに、より高い密度のアクチニドがより低い密度の分裂生成物に置き換えられることを許容する。
概略のために示されているように、232Thまたは238Uの装填燃料への核分裂進行波の進行は、“核分裂点火モジュール”(例えば、限定されることなく、分裂性同位体について濃縮されている核分裂燃料アセンブリ)を用いて開始し得る。例証的な核分裂点火モジュールおよび核分裂進行波を進行させる方法は、参照によってその内容が本明細書に援用される、米国特許出願第12/069,908号(出願日:2008年2月28日、発明者:Charles E. Ahlfeld、John Rogers Gilleland、Roderick A. Hyde、Muriel Y. Ishikawa、David G. McAlees、Nathan P. Myhrvold、Charles WHITMER、およびLowell L. Wood, Jr.、名称:Nuclear Fission Igniter)において詳細に述べられている。より高い濃縮はより小型のモジュールを生成させ得、最小の質量のモジュールは減速材の濃度勾配を採用し得る。さらに、核分裂点火モジュールの設計は、非技術的な考慮(例えば、種々の状況における軍事目的のための材料の転用に対する阻止)によって部分的に決定され得る。
他の手法において、例証的な核分裂点火装置は、他の種類の反応度の原料を有し得る。例えば、他の核分裂点火装置は、“燃焼中の残り火(burning ember)”(例えば、伝搬している核分裂進行波炉内における中性子に対するばくろを介して分裂性同位体について濃縮されている核分裂燃料)を含み得る。そのような“燃焼中の残り火”は、核分裂生成物“アッシュ”の種々の量の存在にかかわらず、核分裂点火装置として機能し得る。核分裂進行波を進行させるための他の手法において、分裂性同位体について濃縮されている核分裂点火モジュールは、高エネルギーイオン(例えば、陽子、重陽子またはアルファ粒子など)の電気的に駆動される原料を使用する他の中性子源、または中性子を次々に生成し得る電子を補うために使用され得る。例証的な一手法において、粒子加速器(例えば直線加速器)は、(例えば破砕を介して)中性子を次々に与え得るそのような中間材料に対して高エネルギーの陽子を与えるために、配置され得る。例証的な他の手法において、粒子加速器(例えば直線加速器)は、(例えば、高いZの元素の電子分裂および/または光分裂によって)中性子を次々に与え得るそのような中間材料にに対して高エネルギーの電子を与えるために、配置され得る。代替的に、公知の他の中性子放射性の過程および構造(例えば電気的に誘導される分裂手法)は、それによって分裂波の進行を開始させるために、分裂性同位体について濃縮されている核分裂点火モジュールに加えて、使用され得る中性子(D−T融合からの14MeVの中性子)を与え得る。
装填燃料および核分裂進行波の原子核工学について述べられているので、“核分裂点火”および核分裂進行波の維持についてのさらなる詳細が述べられる。核分裂性物質(例えば235Uまたは239Pu)について適度に濃縮されている、中心に配置される例証的な核分裂点火装置は、(例えば、操作者に命令された電気的な加熱または1つ以上の制御棒の取出しによって)点火装置から除去される中性子吸収体(例えば水素化ホウ素など)を有しており、核分裂点火装置は中性子的に臨界に達する。局所的な燃料温度は、所定の温度まで上昇し、例えば反応炉冷却システムおよび/または反応度制御システムもしくは局所的な調温モジュールによって、その後に制御される(参照によってその内容が本明細書に援用される、米国特許出願第11/605,943号(出願日:2006年11月28日、発明者:Roderick A. Hyde、Muriel Y. Ishikawa、Nathan P. Myhrvold、およびLowell L. Wood, Jr.、名称:AUTOMATED NUCLEAR POWER REACTOR FOR LONG-TERM OPERATION)において詳細に述べられている)。233Uまたは239Puの高速の分裂から生じた中性子は、初期において局所的な238Uまたは232Thによってほとんど捕獲される。
核分裂点火装置のウラン濃縮は、耐熱性減速材(例えばグラファイト)の半径方向への密度勾配の、それを直接に取り囲んでいる核分裂点火装置および燃料領域への導入によって、軽水型原子炉(LWR)の燃料のレベルを大きく超えないレベルまで低下させられることが、適切に理解される。減速材の高い密度は、低濃縮燃料を十分に燃焼させ得、減速材の低下した密度は、効率的な分裂性の増殖を生じさせ得る。したがって、核分裂点火装置の最適な設計は、最初の臨界から、コアの完全に点火された装填燃料から生じる定格の全出力の利用可能までの最短の待ち時間および増殖のローバスト性の間におけるトレードオフに関し得る。核分裂点火装置のより低い濃縮は、より大きい増殖作用の生成を必然的にともない、したがってより長い待ち時間を強いる。
いくつかの実施形態において、分裂性同位体の総貯蔵量が増加しているが、総貯蔵量は空間的により分散された状態になるため、炉心アッセンブリのピーク反応度は核分裂点火過程の第1期において緩やかに低下する。初期の燃料の形状、燃料の濃縮対位置、および燃料密度の選択の結果として、極小値が達成される時点においてわずかに正であることが、極大の反応度のために設定され得る。その直後に、極大の反応度は、核分裂点火装置に残存しているかなり過剰な同位体を増殖させる領域における分裂性同位体の貯蔵量に対応して、その最大値に向かって急速に上昇し始める。多くの場合について、ほぼ円形の環状のシェル(shell)は、それから極大の出力生成をもたらす。この時点において、炉心アセンブリの装填燃料は“点火されている”と呼ばれ得る。
核分裂進行波(本明細書において“核分裂燃焼”とも呼ばれ得る)の伝搬は、これから述べられる。これまでに説明した構成において、極大の特定の核エネルギー生成の円形に広がるシェルは、核分裂点火装置から装填燃料の外表面に向かって、半径方向に進行し続ける。シェルが外表面に達すると、シェルは2つの円形の区域の表面へと一般的にに分かれ、当該表面のそれぞれは2つの反対方向の一方へと円柱の軸に沿ってそれぞれ伝搬する。この時点において、十分な熱エネルギー生成のコアの潜在性が発揮されている。この間隔は、軸方向に伝搬する核分裂進行波炉の2つの燃焼波面の出射期間と特徴付けられる。いくつかの実施形態において、コアの装填燃料の中心は、点火され、したがって反対方向に伝搬する2つの波を生成する。この構成は、出力生成が所定の任意の時点に生じているコアの質量および体積を2倍にし、したがってピーク時のコアの特定の出力生成を2倍まで低下させ、これによって熱輸送の問題を量的に極小化させる。しかし、他の実施形態において、コアの装填燃料は、特定の用途のために所望されるとき、一端においてか、またはその近傍において点火される。そのような手法はいくつかの構成において伝搬する単一の波を生じ得る。
他の実施形態において、コアの装填燃料は複数の部位において点火され得る。さらなる他の実施形態において、コアの装填燃料は、特定の用途のために所望されるとき、コア内部の任意の3D位置において点火される。いくつかの実施形態において、伝搬する2つの核分裂進行波は、惹起され得、核分裂の点火部位から遠ざかって伝搬し得る。しかし、形状、核分裂燃料の組成、中性子を調整する制御構造の作用または他の検討事項に依存して、核分裂進行波の異なる数(例えば1、2または3)が惹起され得、伝搬され得る。しかし、理解および簡便性のために、本明細書における論述は核分裂進行波の2つの燃焼波面の伝搬に対して言及している。
それらが対向する2つの端部に達するか、または近づくときの2つの波の突発を介して進行するこのときから、核エネルギー生成の物理的過程は、いずれかの波の輪郭において実質的に時間について定常である。燃料を通って進行する波の速度は、中性子制御システムの核分裂進行波の中性子使用量に対する集団作用を介した炉心アセンブリから取出される熱出力と直線的に依存する局所的な中性子束と比例する。一手法において、中性子制御システムは、参照によってその内容が本明細書に援用される、米国特許出願第11/605,933号(出願日:2006年11月28日、発明者:Roderick A. Hyde、Muriel Y. Ishikawa、Nathan P. Myhrvold、およびLowell L. Wood, Jr.、名称:CONTROLLABLE LONG TERM OPERATION OF A NUCLEAR REACTOR)に記載のような、調温モジュールを用いて実現され得る。他の手法において、中性子制御システムは、1つ以上の制御棒の駆動手段を用いて移動可能な、中性子吸収体を含有している1つ以上のロッドを用いて実現され得る。
より大きな出力が、コアに流入するより低温の冷却剤を介して、反応炉から必要とされる場合に、いくつかの実施形態において、コアの2つの端部の温度(いくつかの実施形態において、上記冷却剤の注入口に最も近い)は、調温モジュールの設計上の設定値よりわずかに低下し、これによって、中性子吸収体はコアの調温モジュールの対応する亜集団から引き出され、これによって、局所的な中性子束は、局所的な材料温度を局所的な調温モジュールの設定値にさせるレベルまで局所的な熱エネルギー生成をもたらすために増加し得る。いくつかの他の実施形態において、温度制御は、観察されている温度の変化に応じて所望される通りに、制御棒をシミングすることによって達成され得る。
2つの燃焼波面の実施形態において、この過程は、2つに分割されている冷却剤の流れが2つの核燃焼波面に十分に移動するまで、冷却剤を有効に加熱しない。それから、核分裂燃料の温度が過剰になっていない(そして、冷却剤がコアに到達した温度にかかわらず)条件のもとに、有意なレベルの核エネルギーを生成可能な、コアの装填燃料のこれらの2つの部分は、それらのモジュールの設計の設定値によって特定される温度に冷却剤を加熱するために作用する。冷却剤の2つの流れは、それから2つの燃焼波面のすでに燃焼した燃料中央部の2つの部分を通って移動し、残余の核分裂および加熱後の熱エネルギーをそれらから除去し、いずれもその中心において装填燃料から流出する。この構成は、主に各波面の後背から過剰な中性子を“取り除く”ことによって、装填燃料の2つの端部に向かう2つの燃焼波面の伝搬を促進する。
したがって、この構成におけるコアの中性子工学は、実質的に自己調節されているとみなされ得る。例えば、円筒形のコアの実施形態について、コアの中性子工学は、円筒形のコアの密度−半径の燃料生成物が200gm/cm以上(すなわち、適度に高速な中性子のスペクトルにとって典型的な組成のコアにおいて中性子が誘導されている核分裂のための1〜2の平均の自由経路)である場合に、実質的に自己調節されているとみなされ得る。そのようなコアの設計における中性子反応炉の機能の1つは、反応炉の外側部分(例えば、その放射線遮蔽、構造的な支持体、最外殻、および反応度制御要素(例えば、限定することなく、制御棒(設けられている場合)または調温モジュール(設けられている場合)))の近くに見られる高速な中性子フルエンスを実質的に低下させることであり得る。また、中性子反応炉は、燃料の最外部における増殖効率および特定の出力を上昇させることによって、コアの性能に影響し得る。そのような影響は反応炉の経済的な効率を高め得る。装填燃料の中心から離れた部分は、全体的な低いエネルギー効率のときに使用されないが、装填燃料の中心におけるレベルに匹敵する同位体の燃焼度のレベルを有している。
上述の構成におけるコアの中性子工学は実質的に自己調節されているとみなされ得、他の構成は反応炉制御システムの制御下において動作し得る。当該反応炉制御システムは、適切な電子回路を有している好適な電子制御装置を備えており、好適な電気機械的なシステム(例えば、制御棒の1つ以上の駆動機構を用いて移動可能な、中性子吸収体を含有している1つ以上のロッド)を備え得る。
最後に、コアの中性子反応度の不可逆的な非存在は、冷却剤蒸気への中性子毒の注入によって、任意の時点において所望のように実現され得る。例えば、揮発性の還元剤(例えばH)によって所望されるときにおそらく伴われる材料(例えばBF)を用いて、冷却材蒸気をわずかに付与することは、他の場合に緩やかな化学反応(2BF+3H→2B+6H)の、それらにおける高温による指数関数的な加速を介して、炉心を貫いて通っている冷却剤管を内壁の全体にわたって実質的に均一に金属ホウ素を堆積させ得る。ホウ素は、高い耐熱性の半金属であり、堆積した部位から一般的に移動しない。コアにおける100kgを超える量のホウ素の実質的に均一な存在は、反応炉の近傍における動力を備えている機構の使用を必要とすることなく、無限に長い期間にわたってコアの中性子反応度を打ち消し得る。
一般的な意味において、当業者は、広範なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアおよび/またはこれらの任意の組合せによって、個々にか、および/または共同して実施され得る本明細書に記載されている種々の局面が、種々の“電気回路”を構成していると見なされ得ることを認識する。したがって、本明細書に使用されるときの“電気回路”としては、少なくとも1つの分離した電気回路を有している電気回路、少なくとも1つの集積回路を有している電気回路、少なくとも1つの用途の特殊な集積回路を有している電気回路、コンピュータプログラムによって構成されている一般的な目的の演算装置を形成している電気回路(例えば、処理および/または手段を少なくとも部分的に実施させるコンピュータプログラムによって構成されている一般的な目的のコンピュータ、または処理および/または手段を少なくとも部分的に実施させるコンピュータプログラムによって構成されているマイクロプロセッサ)、記憶装置(例えば、メモリの形態(例えば、ランダムアクセス、フラッシュ、読み出し専用など))を形成している電気回路、および/または通信装置を形成している電気回路(例えば、モデム、通信切替装置、光電気装置など)が挙げられるが、これらに限定されない。当業者は、本明細書に記載の対象がアナログ様式、デジタル様式またはこれらのいくつかの組合せにおいて実施され得ることを認識する。
一般的な意味において、当業者は、本明細書に記載の種々の実施形態が、種々の種類の電気機械的なシステムによって、個々にか、および/または共同して実施され得ることを認識する。当該システムは、種々の電気的な構成要素(例えば、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、および/またはこれらの実質的に任意の組合せ);ならびに機械的な力または動作を与え得る種々の構成要素(例えば、剛体、ばね体もしくはねじれ体、油圧物、電磁的に動作される手段、および/またはこれらの実質的に任意の組合せ)を有している。したがって、本明細書に使用されるときの“電気機械的なシステム”としては、変換器と動作可能に接続されている電気回路(例えば、アクチュエータ、モータ、圧電性結晶、Micro Electro Mechanical System(MEMS)など)、少なくとも1つの分離した電気回路を有している電気回路、少なくとも1つの集積回路を有している電気回路、少なくとも1つの用途の特殊な集積回路を有している電気回路、コンピュータプログラムによって構成されている一般的な目的の演算装置を形成している電気回路(例えば、処理および/または手段を少なくとも部分的に実施させるコンピュータプログラムによって構成されている一般的な目的のコンピュータ、または処理および/または手段を少なくとも部分的に実施させるコンピュータプログラムによって構成されているマイクロプロセッサ)、記憶装置(例えば、メモリの形態(例えば、ランダムアクセス、フラッシュ、読み出し専用など))を形成している電気回路、通信装置を形成している電気回路(例えば、モデム、通信切替装置、光電気装置など)、および/またはそれらに対する非電気的な類似物(例えば、光学的な類似物または他の類似物)が挙げられるが、これらに限定されない。また、当業者は、電気機械的なシステムとしては、種々の民生の電子工学システム、医療装置、および他のシステム(例えば、モータ駆動の輸送システム、工場の自動操作システム、警備システム、および/または通信/演算システム)が挙げられるが、これらに限定されないことを適切に理解する。
(例証的な実施形態)
核分裂進行波の惹起および伝搬について概略が説明されているので、例証的な実施形態は、非限定的な例としてこれから説明される。
以下は、複数の実施を描写している一連のフローチャートである。理解を容易にするために、フローチャートは、最初のフローチャートが一例の実施を介して複数の実施を表し、その後に続くフローチャートが、以前に表されている1つ以上のフローチャートに基づくサブコンポネントの動作または付加的な構成要素の動作のいずれかとして、最初の(複数の)フローチャートの代替の実施および/または展開を表すように整理されている。当業者は、本明細書に利用されている説明の様式(例えば、一例の実施を表す(複数の)フローチャートの提示を用いて始め、それに続くフローチャートにおいて追加および/またはさらなる詳細を与えている)が種々のプロセス実現の容易な早い理解を一般的に可能にすることを適切に理解する。さらに、当業者は、本明細書に使用されている説明の様式がまた、モジュール型および/またはオブジェクト指向型プログラムの設計パラダイムに自身を十分に適合させることを適切にさらに理解する。
概略を目的としてこれから図1Aを参照して、例証的な方法10は、核分裂進行波炉を動作させることのために示されている。図1Bをさらに参照して、核分裂進行波炉の例証的な核分裂進行波炉心12は、限定ではなく例示を目的として示されている。核分裂燃料サブアッセンブリ14は、炉心アセンブリ16に収納されている。明確さを補うために、図1Bは、炉心アセンブリ16の実施形態に収納され得る核分裂燃料サブアセンブリ14のすべてより少ない数を図示し得る。
基準の構造は反応炉アセンブリ16の内部に規定されている。いくつかの実施形態において、基準の構造は、x次元、y次元およびz次元によって規定され得る。いくつかの実施形態において、基準の構造は半径方向の次元および軸方向の次元によって規定され得る。いくつかの実施形態において、基準の構造は軸方向の次元およびラテラル方向の次元によって規定され得る。
いくつかの実施形態において、核分裂燃料サブアセンブリは、個々の核分裂燃料要素(例えば、核分裂燃料のロッド、板または球体など)であり得る。いくつかの実施形態において、核分裂燃料サブアセンブリ14は、核分裂燃料アセンブリ(すなわち、アセンブリにグループ化されている2つ以上の個々の核分裂燃料要素)であり得る。核分裂燃料サブアセンブリ14の実施形態にかかわらず、核分裂燃料サブアセンブリ14内に収容されている核分裂燃料の材料は、上述のような、核分裂燃料の材料の好適な任意の種類であり得る。
さらなる概略として、方法10はブロック18に始まる。ブロック20において、核分裂進行波の燃焼波面は、核分裂進行波炉心12の炉心アセンブリ16における核分裂燃料サブアセンブリ14内の第1次元および第2次元に沿って、(矢印24によって示されているように)伝搬される。ブロック26において、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものは、次元制限の選択される組にしたがう第2次元に沿って核分裂進行波の燃焼波面の形状を規定するように、それぞれの第1位置から第2位置に向けて第1次元に沿って制御可能に移動させられる。方法10はブロック28において停止する。
例証的な詳細は、非限定的な例としてこれから説明される。
核分裂燃料サブアセンブリ14は、第1次元および第2次元に指定される次元に対して空間的な関係を有している。例えばいくつかの実施形態において、核分裂燃料アセンブリ14は第2次元に沿って長細くてもよい。いくつかの実施形態において、第2次元はyの次元または軸方向の次元であり得る。いくつかの実施形態において、第2次元は、xの次元、zの次元またはラテラル方向の次元であり得る。
さらに、いくつかの実施形態において、第1次元は核分裂サブアセンブリ14の長軸と実質的に直交し得る。いくつかの実施形態において、第1次元および第2次元は実質的に互いに直交し得る。
種々の次元は第1次元および第2次元に指定され得る。例えばいくつかの実施形態において、第1次元としては半径方向の次元が挙げられ得、第2次元としては軸方向の次元が挙げられ得る。いくつかの他の実施形態において、第1次元としては軸方向の次元が挙げられ得、第2次元としては半径方向の次元が挙げられ得る。いくつかの実施形態において、第1次元としては軸方向の次元が挙げられ得、第2次元としてはラテラル方向の次元が挙げられ得る。いくつかの他の実施形態において、第1次元としてはラテラル方向の次元が挙げられ得、第2次元としては軸方向の次元が挙げられ得る。軸方向に細長いアセンブリを有している円筒形のコア(例えば、工業的な軽水炉の典型的な構成)において、第1次元は半径方向の次元であり得、第2次元は軸方向の次元であり得る。反応炉の他の構成(例えば、CANDU重水炉)において、燃料アセンブリは、第1次元において細長く、ラテラル方向または軸方向の第2次元において移動させられ得る。
図1Bに図示されているように、炉心12内の位置は、種々の条件にしたがって第1位置および第2位置と特徴付けられ得る。位置は、核分裂燃料アセンブリ14の周囲にある炉心の近傍における空間であると一般的にみなされ得る。また、位置は、炉心12における所定の任意の領域を直接に取り囲んでいる空間であると一般的にみなされ得るか、または炉心12の大部分であるとみなされ得る。例えば、いくつかの実施形態において図1Cをさらに参照すると、第1位置としては外側位置30が挙げられ得、第2位置としては内側位置32が挙げられ得る。図1Cに図示されているように、いくつかの実施形態において、内側位置32および外側位置30は炉心の中央部に対する幾何学的近似に基づき得る。いくつかの他の実施形態において、内側位置および外側位置は、内側位置における中性子束が外側位置における中性子束より大きいような中性子束に基づき得る。いくつかの実施形態において、内側位置および外側位置は、内側位置におけるKeffectiveが外側位置におけるKeffectiveよりも大きいような反応度に基づき得る。進行波炉の典型的な実施形態は、伝搬する波の外部にある位置または伝搬する波に向かう位置が挙げられる外側位置を有し得、内側位置としては、核分裂進行波が伝搬されるか、またはすでに伝搬している位置が挙げられ得る。
いくつかの実施形態において、さらなる例証を目的として図1Dをさらに参照すると、第1位置としては内側位置32が挙げられ得、第2位置としては外側位置30が挙げられ得る。図1Dに図示されているように、いくつかの実施形態において、内側位置32および外側位置30は、炉心12の中央部に対する幾何学的近似に基づき得る。いくつかの他の実施形態において、内側位置および外側位置は、内側位置における中性子束が外側位置における中性子束よりも大きいような中性子束に基づき得る。いくつかの他の実施形態において、内側位置および外側位置は、内側位置におけるKeffectiveが外側位置におけるKeffectiveよりも大きいような反応度に基づき得る。他の実施形態において、内側位置および外側位置は、これらの領域に生じる主な核反応の点から説明され得る。非限定的な例を考えたとき、内側位置は核分裂反応によって主に特徴付けられ得、外側位置は核分裂物質に変換可能な材料による核吸収反応によって主に特徴付けられ得る。
内側位置または外側位置のいずれかとしての第1位置および第2位置の特徴づけにかかわらず、第1位置および第2位置は他の属性にしたがって特徴付けられ得る。例えば、いくつかの実施形態において、第1位置および第2位置は第1次元に沿った基準値の向かい合った側に配置され得る。いくつかの他の実施形態において、第1位置および第2位置は実質的に均等化されている少なくとも1つの属性を含み得る。例えば、実質的に均等化されている少なくとも1つの属性としては、炉心の中央領域に対する幾何学的近似、中性子束、または反応度などが挙げられ得る。
非限定的な例を考えたときに図1Eを参照すると、核分裂燃料サブアセンブリのうちから選択されるもの(明確にするために図示しない)は、核分裂進行波の燃焼波面22の軸方向における、次元制限の選択される組にしたがう形状を規定するように、内側位置32からそれぞれの外側位置30に向けて半径方向の外側に制御可能に移動させられ得る。限定ではなく例証を目的として、核分裂燃料サブアセンブリの半径方向の動きをともなった(図示せず)、核分裂進行波の燃焼波面22の形状の軸方向に関する変化が示されている。左のペイン(pane)は、核分裂進行波の燃焼波面22の初期の形状を図示している。明確にすることを目的として核分裂進行波の燃焼波面22の1/4の周囲のみが示されていることを適切に理解される。
中央のペインにおいて、選択される核分裂燃料サブアセンブリ(図示せず)は、選択される核分裂燃料サブアセンブリ(図示せず)が、所望の反応度パラメータ(例えば燃焼度)にしたがってか、または所望の時間にわたって燃焼された後に、内側位置32から外側位置30まで半径方向に移動させられている。反応度は、内側位置32(左のペインに示されている)において半径方向に配置されたピークから外側位置30(中央のペインに示されている)まで、半径方向の外側に移動させられている。
核分裂進行波炉心12の寿命の全体にわたって、さらなる核分裂燃料サブアセンブリ(図示せず)は内側位置32から外側位置30まで半径方向の外側に移動させられ得る。そのような外側へのさらなる移動の結果として、核分裂進行波炉心12の半径方向の内側位置における核分裂燃料サブアセンブリ(図示せず)は、核分裂進行波炉心12の半径方向の外側位置における核分裂燃料サブアセンブリよりも大きい燃焼を維持し得る。右のペインに示されているように、十分な数の核分裂燃料サブアセンブリが上述のように半径方向の外側に移動させられると、そのとき、核分裂進行波の燃焼波面22の形状はベッセル関数に近似し得る。また、核分裂進行波炉12における十分な数の核分裂燃料サブアセンブリが上述のように半径方向の外側に移動させられると、そのとき、核分裂燃料サブアセンブリのすべてまたは実質的にすべては、ほぼ同時にそれらの燃焼限界のそれぞれに達し得るか、または近づき得る。そのような場合に、核分裂進行波炉心12における核分裂燃料アセンブリの使用は最小化されている。
非限定的な他の例証を目的として図1Fを参照すると、核分裂進行波の燃焼波面22の軸方向における、次元制限の選択される組にしたがう形状を規定するように、核分裂燃料アセンブリ14のうちから選択されるものは、それぞれの内側位置32からそれぞれの外側位置30に向かって半径方向の外側に制御可能に移動させられ得、核分裂燃料アセンブリ14’のうちから選択されるものは、それぞれの外側位置30からそれぞれの内側位置32に向かって半径方向の内側に制御可能に移動させられ得る。すなわち、選択される核分裂燃料アセンブリ14および14’は、内側位置32および外側位置30の間において入れ替えられる。
限定ではなく例証を目的として、核分裂燃料アセンブリ14および14’の、入れ替えさせる半径方向のそのような動きをともなった、核分裂進行波の燃焼波面22の軸方向の変化が示されている。左のペインは、核分裂進行波の燃焼波面22の初期の形状を示している。左のペインにおいて、核分裂燃料アセンブリ14は、核分裂燃料アセンブリ14’より多い分裂性の内容物を有している。例えば、核分裂燃料サブアセンブリ14は核分裂進行波炉心12のための点火アセンブリの一部であり得る。他の例として、核分裂燃料アセンブリ14は、核分裂進行波炉心12における高速なスペクトルの中性子の吸収および分裂性同位体への続く核変換の結果として、核分裂物質に変換可能な材料から増殖されている分裂性材料を含み得る。対照的に、核分裂燃料サブアセンブリ14’は、核分裂燃料サブアセンブリ14より少ない分裂性の内容物を有している。いくつかの場合において、核分裂燃料サブアセンブリ14’は、核分裂燃料サブアセンブリ14より多い核分裂物質に変換可能な同位体の内容物を有している。そのような場合に、核分裂燃料サブアセンブリ14’は、核分裂燃料サブアセンブリ14より大きい高速なスペクトルの中性子に対する吸収性を示す。
右のペインにおいて、選択される核分裂燃料サブアセンブリ14は、内側位置32から外側位置30まで半径方向の外側に移動させられており、選択される核分裂燃料サブアセンブリ14’は、外側位置30から内側位置32まで半径方向の内側に移動させられている。核分裂燃料サブアセンブリ14および14’の入れ替えの後における核分裂進行波の燃焼波面22の軸方向の外形は、そのような入れ替えの前における核分裂進行波の燃焼波面22の軸方向の外形(左のペインを参照すればよい)と比べて、より密集しており、より均一になっている。いくつかの実施形態において、結果として、実質的に均一な外形または均一な外形は核分裂進行波の燃焼波面22のために実現され得る。いくつかの他の実施形態において、核分裂進行波の燃焼波面22のための実質的に均一な外形または均一な外形を実現することは、所望されなくてもよい。そのような場合に、分裂性材料または核分裂物質に変換可能な同位体材料を再配置することのみが所望され得る。いくつかの他の実施形態において、核分裂進行波の燃焼波面22を半径方向の次元に広げることが所望され得る。
図1Gをさらに参照すると、核分裂進行波の燃焼波面22の形状はまた、図1fを参照して上述した通り、核分裂燃料サブアセンブリ14および14’を半径方向の次元において移動させることによって、半径方向の次元において規定され得る。核分裂進行波の燃焼波面22の半径方向の外形は、中性子の漏れの流れを表すとみなされ得る。図1Gの左および右のペインは、図1Fの左および右のペインにそれぞれ対応している軸方向の次元に沿った図を示している。
図1Hをこれから参照して、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものは、核分裂進行波の燃焼波面22の軸方向における、次元制限の選択される組にしたがう形状を規定するように、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かってラテラル方向に制御可能に移動させられ得る。
左のペインは、軸方向の次元に沿って見た核分裂進行波の燃焼波面22の初期の形状を示している。選択される核分裂燃料サブアセンブリ14は、第1位置z、r、ψに配置される。例証を目的として示されている例において、核分裂燃料サブアセンブリ14は、いかなる任意の理由のために、第1位置z、r、ψにおいて所望される反応度の程度を超えて決定され得る第1位置z、r、ψにおける反応度に寄与する。例えば、核分裂燃料サブアセンブリ14は、核分裂進行波炉心12にとっての点火アセンブリの一部であり得る。他の例として、核分裂燃料アセンブリ14は、核分裂進行波炉心12における高速なスペクトルの中性子の吸収および分裂性同位体への続く核変換の結果として、核分裂物質に変換可能な同位体材料から増殖されている分裂性材料を含み得る。結果として、核分裂進行波の燃焼波面22は、第1位置z、r、ψの半径方向において過剰に伝搬し得る。
右のペインに示されているように、選択される核分裂燃料サブアセンブリは、第1位置z、r、ψから第2位置z、r、ψまで、ラテラル次元ψに沿ってラテラル方向に移動させられている。核分裂進行波の燃焼波面22の形状は、第1位置z、r、ψから第2位置z、r、ψまでの選択される核分裂燃料サブアセンブリ14のラテラル方向への移動の結果として、半径方向に規定されていることが適切に理解される。第1位置z、r、ψから第2位置z、r、ψまでの選択される核分裂燃料サブアセンブリ14のラテラル方向への移動によって、第1位置z、r、ψから分裂性の内容物が除去されており、第2位置z、r、ψに分裂性の内容物が加えられている。右のペインに示されているように、核分裂進行波の燃焼波面22の形状は、第1位置z、r、ψの近傍において半径次元rに沿って縮小されており、第2位置z、r、ψの近傍において半径次元rに沿って拡大されている。
それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かって第1次元に沿って、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものを、ブロック26にいおいて制御可能に移動させることは、1つ以上の過程を伴い得る。例えば、いくつかの実施形態において図1Iおよび1Jをさらに参照すると、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かって第1次元に沿って、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものを、ブロック26にいおいて制御可能に移動させることは、矢印36によって示されているように(図1J)、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択される少なくとも1つを、ブロック34において回転させることを包含し得る。核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択される少なくとも1つを、ブロック34において回転させることは、所望されるような好適な任意のコア内における燃料の取扱いシステムを用いて実施され得ることが適切に理解される。さらに、反応炉の構造的材料の変形(例えば、核分裂燃料サブアセンブリの燃料棒曲がり)を最小化するか、または防止するために、選択される核分裂燃料サブアセンブリ14を回転させることが所望され得る。
いくつかの他の実施形態において、他の例として図1Kおよび1Lをさらに参照すると、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かって第1次元に沿って、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものを、ブロック26において制御可能に移動させることは、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択される少なくとも1つを、矢印40によって示されるように(図1L)ブロック38において反転させることを包含し得る。核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択される少なくとも1つを、ブロック38において反転させることは、所望されるような好適な任意のコア内における燃料の取扱いシステムを用いて実施され得ることが適切に理解される。核分裂燃料サブアセンブリ14を反転させることは、核分裂燃料サブアセンブリ14の入口(反転前)を、核分裂燃料サブアセンブリ14の出口(反転後)にさせ得、逆もまた同様であり得る。そのような反転は、核分裂燃料サブアセンブリ14の端部における、軸方向における熱応力の均等化、および/または核分裂燃料サブアセンブリ14に対する照射効果をもたらし得る。そのような任意の照射効果は、核分裂進行波炉心12の軸方向の端部における中性子束のばらつきと関連する温度であり得るか、および/または当該ばらつきに関連し得る。核分裂燃料サブアセンブリ14の反転は、反転の中心点について反転される、第1位置から第2位置まで移動する核分裂燃料サブアセンブリ14の両端に生じることが適切に理解される。しかし、いくつかの場合に、アセンブリのラテラル方向の位置を同様に変更させることが所望され得る。
また、1つ以上の任意の次元制限は、特定の用途のために所望の通りに選択され得ることが適切に理解される。例えば、いくつかの実施形態において、次元制限の選択される組としては第2の次元に沿った所定の最大距離が挙げられ得る。
いくつかの他の実施形態において、次元制限の選択される組は、少なくとも1つの燃焼波面標準の関数であり得る。例えば、燃焼波面標準としては中性子束が挙げられ得る。いくつかの配置において、中性子束は、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択される少なくとも1つと関連付けられ得る。いくつかの他の実施形態において、燃焼波面標準としては中性子フルエンスが挙げられ得る。いくつかの配置において、中性子フルエンスは、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択される少なくとも1つと関連付けられ得る。
いくつかの他の実施形態において、燃焼波面標準としては燃焼度が挙げられ得る。いくつかの配置において、燃焼度は、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択される少なくとも1つと関連付けられ得る。そのような配置において、第1燃焼度率を有している第1位置から第2燃焼度率を有している第2位置まで、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものを移動させることが所望され得る。選択される核分裂燃料サブアセンブリ14が、有用な耐用年限の終点に近づいた場合、そのとき、第1位置は高い燃焼度率によって特徴付けられている位置であり得、第2位置は、低下した燃焼度率(第1位置における高い燃焼度率に比べて)、または実質的に0値の燃焼度率によって特徴付けられている位置であり得る。核分裂燃料サブアセンブリ14が増殖されるべき場合の実施形態において、低い燃焼度率を有している第1位置から、より高い燃焼度率(第1位置の燃焼度率に比べて)を有している第2位置まで、核分裂燃料サブアセンブリ14を移動させることが所望され得る。
いくつかの他の実施形態において、燃焼波面基準としては、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択される少なくとも1つの内にある燃焼波面の位置が挙げられ得る。燃焼波面の位置は、核分裂進行波炉心12またはそれらにおける核分裂燃料サブアセンブリ14の特性によって特徴付けられ得る。そのような特性としては、分裂速度、増殖速度、出力、温度および反応度などが挙げられ得るが、これらに限定されない。
それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かって第1次元に沿って、核分裂燃料サブアセンブリをブロック26において制御可能に移動させることは、特定の用途のために所望される任意の様式において実施され得ることが適切に理解される。例えば図1Mをさらに参照すると(図1Cおよび1Dに示されているように)、いくつかの実施形態において、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かって第1次元に沿って、核分裂燃料サブアセンブリをブロック26において制御可能に移動させることは、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かって第1次元に沿って半径方向に、核分裂燃料サブアセンブリをブロック42において制御可能に移動させることを包含し得る。ブロック42における半径方向の移動は、所望されるような好適な任意のコア内における燃料の取扱いシステムを用いて実施され得ることが適切に理解される。
いくついかの他の実施形態において図1Nおよび1Oをさらに参照すると、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かって第1次元に沿って、核分裂燃料サブアセンブリをブロック26において制御可能に移動させることは、矢印46によって示されているように、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かって第1次元に沿って螺旋状に、核分裂燃料サブアセンブリをブロック44において制御可能に移動させることを包含し得る。ブロック44における螺旋状の移動は、所望されるような好適な任意のコア内における燃料の取扱いシステムを用いて実施され得ることが適切に理解される。
いくつかの実施形態において図1Pおよび1Qをさらに参照すると、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かって第1次元に沿って、核分裂燃料サブアセンブリをブロック26において制御可能に移動させることは、矢印50によって示されているように、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かって第1次元に沿って軸方向に、核分裂燃料サブアセンブリをブロック44において制御可能に移動させることを包含し得る。ブロック48における軸方向の移動は、所望されるような好適な任意のコア内における燃料の取扱いシステムを用いて実施され得ることが適切に理解される。
核分裂進行波の燃焼波面22の形状は、核分裂進行波の燃焼波面22と関連付けられている任意のパラメータ(例えば、限定することなく、中性子束、中性子フルエンス、燃焼度および/または反応度(またはこれらの要素のうちのいずれか))によって規定され得ることが適切に理解される。また、核分裂進行波の燃焼波面22は、特定の用途のために所望されるような任意の形状を有し得ることが適切に理解される。例えば、いくつかの実施形態において図1Rをさらに参照すると、核分裂進行波の燃焼波面22の形状は実質的に球形であり得る。いくつかの他の実施形態において図1Sをさらに参照すると、核分裂進行波の燃焼波面22の形状は、連続的に湾曲している選択される表面と実質的に適合し得る。いくつかの実施形態において図1Tをさらに参照すると、核分裂進行波の燃焼波面22の形状は、第2次元を中心にして実質的に回転対称であり得る。いくつかの他の実施形態において図1Uおよび1Vをさらに参照すると、核分裂進行波の燃焼波面22の形状は、第2次元を中心にして実質的にn重回転対称であり得る。
炉心の全体において実質的に一定の“平坦な”燃焼プロファイル(例えばベッセル関数)は、コア内の核分裂燃料サブアセンブリの間において最大化させる出力を極小化し、燃料の利用率を上昇させることが当業者によって知られている。上述のような進行波核分裂反応炉において、反応炉の燃焼領域は、高い変換率に起因して大きさを広げる傾向にある。燃焼領域は、十分な供給核材料(例えば核分裂物質に変換可能な同位体材料または分裂性材料)を用いて高い変換率に維持される。
いくつかの実施形態において、上述のような核分裂燃料サブアセンブリを移動させて、反応炉の燃焼波面の所望される特性を維持させるという利点があることが適切に理解される。例えば、核分裂燃料サブアセンブリを半径方向において燃焼領域に移動させることは、核分裂物質に変換可能な同位体材料または分裂性材料のいずれかを反応区域に供給するために作用し得る。核分裂燃料サブアセンブリを半径方向の外側に移動させることは、燃焼度の限界に達している核分裂燃料サブアセンブリを高い中性子反応度の領域外に移動させる役目を果たし得る。また、半径方向の外側へ向かう動きは、燃焼可能な分裂性の核分裂燃料の材料を非燃焼領域にあらかじめ拡散させることによって、燃焼領域の出力密度を低下させるために役立ち得る。螺旋状の移動と組み合わせた半径方向の移動は、燃焼波面をさらに形作るために、半径方向の移動のより微細な空間的な区切りを方位の移動と組み合わせることを可能にすることが適切に理解される。いくつかの場合に、核分裂燃料サブアセンブリは、他の位置における核分裂燃料サブアセンブリと交換され得る(または入れ替えられ得る)ことが適切に理解される。そのような場合、核分裂物質に変換可能な同位体材料は、核分裂物質に変換可能なブランケット領域から、反応炉の燃焼領域から得られる十分に燃焼されている材料と交換され得る。他の場合に、核分裂燃料材料は、2つ以上の核分裂燃料サブアセンブリが位置を入れ替えるように、直接的に隣接する炉心の位置から交換され得る。
いくつかの実施形態において図1Wをさらに参照すると、核分裂進行波の燃焼波面22の、第2次元に沿った形状は、非対称であり得る。いくつかの配置において、核分裂進行波の燃焼波面22の形状は、第2次元を中心にして回転非対称であり得る。
また、いくつかの実施形態において図1Xをさらに参照すると、方法20は、核分裂進行波の点火アセンブリ(図示せず)を用いて、核分裂進行波の燃焼波面22をブロック52において惹起させることを包含し得る。核分裂進行波の点火アセンブリを用いた核分裂進行波の燃焼波面22の惹起の例証的な例は、上述されており、繰り返す必要がない。図1Yをさらに参照して、ブロック54において、核分裂進行波の点火アセンブリの少なくとも1つは、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かって第1次元に沿って、核分裂燃料サブアセンブリのうちから選択されるものを制御可能に移動させる前に、取り去られ得る。いくつかの実施形態において図1Zをさらに参照して、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かって第1次元に沿って、核分裂燃料サブアセンブリのうちから選択されるものを制御可能に移動させる前に、核分裂進行波の点火アセンブリの少なくとも1つをブロック54において除去することは、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かって第1次元に沿って、核分裂燃料サブアセンブリのうちから選択されるものを制御可能に移動させる前における第2位置から、核分裂進行波の点火アセンブリの少なくとも1つを、ブロック56において除去することを包含し得る。
いくつかの実施形態において図1AAをさらに参照して、核分裂進行波炉は、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かって第1次元に沿って、核分裂燃料サブアセンブリのうちから選択されるものを制御可能に移動させる前に、ブロック58において臨界未満にさせられる。例えば、いくつかの実施形態において図1ABをさらに参照すると、核分裂進行波炉をブロック58において臨界未満にさせることは、ブロック60において、中性子吸収体を炉心に挿入することを包含し得る。
いくつかの実施形態において図1ACをさらに参照すると、ブロック62において、臨界は、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かって第1次元に沿って、核分裂燃料サブアセンブリのうちから選択されるものを制御可能に移動させた後に回復され得る。例えば、いくつかの実施形態において図1ADをさらに参照すると、ブロック62において臨界を回復させることは、ブロック64において中性子吸収体の少なくとも一部を炉心から取り去ることを包含し得る。
いくつかの実施形態において図1AEをさらに参照すると、核分裂進行波炉は、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かって第1次元に沿って、核分裂燃料サブアセンブリのうちから選択されるものを制御可能に移動させる前に、ブロック66において停止させられ得る。図AFをさらに参照すると、核分裂進行波炉は、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かって第1次元に沿って、核分裂燃料サブアセンブリのうちから選択されるものを制御可能に移動させた後に、ブロック68において再始動され得る。
図2Aおよび図1Bを参照すると、例証的な方法200は、核分裂進行波の燃焼波面22が第1次元および第2次元に沿って伝搬される核分裂進行波炉を制御するために、提供される。方法200はブロック202に始まる。ブロック204において、核分裂進行波の燃焼波面22の所望の形状は、核分裂燃料サブアセンブリ14内の第2次元に沿って、次元制限の選択される組にしたがって決定される。ブロック206において、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものの移動は、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かって第1次元に沿って、所望の形状に応じた様式において決定される。
いくつかの実施形態において図2Bをさらに参照すると、核分裂進行波の燃焼波面22の現在の形状は、ブロック210において決定されることが適切に理解される。核分裂進行波の燃焼波面22の現在の形状がブロック210において決定されることは、核分裂進行波の燃焼波面22の所望の形状をブロック204において決定することに関連して、所望の通りに実施され得る。いくつかの実施形態において、核分裂進行波の燃焼波面22の現在の形状がブロック210において決定されることは、核分裂進行波の燃焼波面22の所望の形状をブロック204において決定する前に実施され得る。いくつかの他の実施形態において、核分裂進行波の燃焼波面22の現在の形状がブロック210において決定されることは、核分裂進行波の燃焼波面22の所望の形状をブロック204において決定することと実質的に同時に実施され得る。いくつかの他の実施形態において、核分裂進行波の燃焼波面22の現在の形状がブロック210において決定されることは、核分裂進行波の燃焼波面22の所望の形状をブロック204において決定した後に実施され得る。所望の形状は、所望の通りに決定(燃焼率、推定される燃焼度、増殖率、温度分布、出力分布、アセンブリの運転履歴、およびそれぞれの位置内の移動させられる核分裂燃料の材料の反応度量の決定が挙げられる)され得る。
核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものは、特定の用途にとって所望の通りに、任意の目的(例えば、核分裂進行波の燃焼波面22の所望の形状の構築、および/または核分裂進行波の燃焼波面22の所望の形状の維持)のために移動させられ得ることが適切に理解される。例えば、いくつかの実施形態において図2Cをさらに参照すると、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かう第1次元に沿った、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものの移動を、ブロック206において、所望の形状に応じた様式において決定することは、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かう第1次元に沿った、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものの移動を、ブロック212において、所望の形状を構築するための様式において決定することを包含し得る。いくつかの他の実施形態において図2Dをさらに参照すると、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かう第1次元に沿った、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものの移動を、所望の形状に応じた様式において決定することは、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かう第1次元に沿った、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものの移動を、ブロック214において、所望の形状を維持するための様式において決定することを包含し得る。
とりわけ所望の移動を実施する時点を決定することが好ましいと、適切に理解される。いくつかの実施形態において、この目的のために図2Eを参照すると、ブロック216における決定は、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かう第1次元に沿って、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものを、所望の形状に応じた様式において移動させる時点によってなされる。また、ブロック216における決定は、所望の通りに方法200の実施における任意の時点になされ得ることが適切に理解される。
いくつかの実施形態において、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものは、移動させられ得る。図2Fをさらに参照すると、ブロック218において、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものは、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かって第1次元に沿って、所望の形状に応じた様式において移動させられ得る。
方法200のいくつかの局面は、以上において説明されている方法10の局面のいくつかと類似していることが適切に理解される。これらの類似の局面は、簡潔さのために述べられるが、これらの詳細は理解のために説明される必要がない。
例えば、いくつかの実施形態において図1Bをさらに参照すると、核分裂燃料サブアセンブリ14は第2次元に沿って細長くてもよい。第1次元は核分裂サブアセンブリ14の細長い軸に対して実質的に直交し得る。第1次元および第2次元は互いに実質的に直交し得る。
さらなる例において図1Bをさらに参照すると、第1次元としては半径方向の次元が挙げられ得、第2次元としては軸方向の次元が挙げられ得る。いくつかの他の実施形態において、第1次元としては軸方向の次元が挙げられ得、第2次元としては半径方向の次元が挙げられ得る。任意の種類の核分裂反応炉としては、半径方向の次元の全体にわたって広がっている複数の核分裂燃料サブアセンブリをともなっている、軸方向の次元の全体にわたって広がっている核分裂燃料サブアセンブリが挙げられ得る。核分裂進行波は、この場合に内部領域から外部領域までの核分裂進行波(特に円筒形の炉心の構成における)の出力分布および発散性に依存して、半径方向の次元とは異なる速度において軸方向の次元に沿って伝搬し得る。この場合に、軸方向の次元における波形および特性を維持させるために、核分裂燃料サブアセンブリの半径方向の移動を実施することが所望される。例えば、反応炉領域の軸方向の範囲に対する核分裂進行波の伝搬は、炉心の軸方向の端部における炉心からの中性子の漏れを促進する。上述のようなそのような漏れは、核分裂反応炉における核分裂物質に変換可能を分裂性にする変換を低下させる。所望されない軸方向位置に対して広がっている燃焼波面を有している核分裂燃料サブアセンブリは、核分裂燃料サブアセンブリが、所望されない位置に対する燃焼波面のさらなる伝搬を低減させるか、または制限させる核分裂燃料サブアセンブリ内の位置における中性子反応度にさせられるように、半径方向に移動させられ得る。他の場合に、核分裂燃料サブアセンブリの軸方向の領域において増殖されている分裂性材料が、核分裂炉心の他の位置において使用され得るように、軸方向の次元における核分裂進行波の伝搬に基づいて、核分裂燃料サブアセンブリを半径方向に移動させることが所望され得る。所定の軸方向位置において燃焼波面は、所望される場合に、交互にある種々の濃縮領域が作り出され得るように、核分裂燃料サブアセンブリの制御されている移動を通して半径方向の次元において不均一になされ得る。枯渇している濃縮領域または低い濃縮領域と隣接して高い濃縮領域を配置することは、高い濃縮領域からの低い濃縮に対する中性子の漏れを増大させ、これによって核分裂物質に変換可能な同位体材料の、分裂性材料への変換を容易にさせる。上述の移動は、第1次元における伝搬を促がし、第2次元における伝搬を制限するために実施され得ることが適切に理解される。
いくつかのさらなる例において図1Bをさらに参照すると、第1次元としては軸方向の次元が挙げられ得、第2次元としてはラテラル方向の次元が挙げられ得る。他の例において、第1次元としてはラテラル方向における次元が挙げられ得、第2次元としては軸方の次元が挙げられ得る。
上述のように図1Cをさらに参照すると、第1位置としては外側位置30が挙げられ得、第2位置としては内側位置32が挙げられ得る。また上述のように、内側位置32および外側位置30は、炉心12の中央部に対する幾何学的近似に基づき得る。また、内側位置32および外側位置30は、内側位置32における中性子束が外側位置30における中性子束より大きいような中性子束に基づき得る。上述の通り、内側位置32および外側位置30は、内側位置32におけるKeffectiveが外側位置30におけるKeffectiveより大きいような反応度に基づき得る。
いくつかの実施形態において図1Dをさらに参照して、第1位置としては内側位置32が挙げられ得、第2位置としては外側位置30が挙げられ得る。内側位置および外側位置は、炉心12の中央部に対する幾何学的近似、内側位置における中性子束が外側位置における中性子束よりも大きいような中性子束、および/または内側位置におけるKeffectiveが外側位置におけるKeffectiveよりも大きいような反応度に基づき得る。
いくつかの実施形態において図1Bを参照すると、第1位置および第2位置は、第1次元に沿った基準値の基準値の向かい合った側に配置され得る。
また、いくつかの実施形態において図1Bに示されるように、第1位置および第2位置は、実質的に均等化されている少なくとも1つの属性を含み得る。例えば、少なくとも1つの属性としては、炉心12の中央領域に対する幾何学的近似、中性子束および/または反応度が挙げられ得る。
いくつかの実施形態において図2Gをさらに参照すると、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かう第1次元に沿った、核分裂燃料サブアセンブリのうちの選択されたものの移動を、ブロック206において決定することは、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちの選択される少なくとも1つの回転を、ブロック220において決定することを包含し得る。いくつかの実施形態において図2Hをさらに参照すると、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かう第1次元に沿った、核分裂燃料サブアセンブリのうちの選択されたものの移動を、ブロック206において決定することは、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちの選択される少なくとも1つの反転を、ブロック222において決定することを包含し得る。
いくつかの実施形態において、次元制限の選択される組としては第2次元に沿った所定の最大距離が挙げられ得る。いくつかの実施形態において、次元制限の選択される組は少なくとも1つの燃焼波面基準の関数である。例えば、燃焼波面基準としては、中性子束(例えば、限定することなく、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちの選択される少なくとも1つと関連付けられている中性子束)が挙げられ得る。他の例として、燃焼波面基準としては、中性子フルエンス(例えば、限定することなく、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちの選択される少なくとも1つと関連付けられている中性子フルエンス)が挙げられ得る。他の例として、燃焼波面基準としては、反応度(例えば、限定することなく、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちの選択される少なくとも1つと関連付けられている反応度)が挙げられ得る。他の例として、燃焼波面基準としては、燃焼度(例えば、限定することなく、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちの選択される少なくとも1つと関連付けられている燃焼度)が挙げられ得る。いくつかの実施形態において、燃焼波面基準としては、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちの選択される少なくとも1つの内部にある燃焼波面の位置が挙げられ得る。
いくつかの実施形態において図2Iをさらに参照すると、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かう第1次元に沿った、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものの移動を、ブロック206において決定することは、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かう第1次元に沿った、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものの半径方向の移動を、ブロック224において決定することを包含し得る。いくつかの実施形態において図2Jをさらに参照すると、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かう第1次元に沿った、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものの移動を、ブロック206において決定することは、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものの螺旋状の移動を、ブロック226において決定することを包含し得る。いくつかの他の実施形態において図2Kをさらに参照すると、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かう第1次元に沿った、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものの移動を、ブロック206において決定することは、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものの軸方向の平行移動を、ブロック228において決定することを包含し得る。
いくつかの実施形態において図2Lをさらに参照すると、核分裂進行波の燃焼波面22の所望の形状をブロック204において決定することは、核分裂進行波の燃焼波面22の実質的に球形の形状をブロック230において決定することを包含し得る。いくつかの他の実施形態において図2Mをさらに参照すると、核分裂進行波の燃焼波面22の所望の形状を第2次元に沿ってブロック204において決定することは、核分裂進行波の燃焼波面22の連続的に湾曲している表面の形状を、ブロック232において決定することを包含し得る。いくつかの他の実施形態において、湾曲している表面は燃焼波面の表面の領域が促進されるように形成され得る。そのような実施形態において、燃焼区域から増殖区域に対する中性子の漏れが促され得る。
核分裂進行波の燃焼波面22の所望の形状は任意の形状であり得る。上述のように、種々の実施形態において、核分裂進行波の燃焼波面22の所望の形状は、第2次元を中心にして実質的に回転対称であり得るか;核分裂進行波の燃焼波面22の所望の形状は、第2次元を中心にして実質的にn重回転対称あり得るか;核分裂進行波の燃焼波面22の所望の形状は、非対称であり得るか;および/または核分裂進行波の燃焼波面22の所望の形状は、第2次元を中心にして回転非対称であり得る。いくつかの他の実施形態において、n重対称の対称な形状は、核分裂進行波炉心内の分かれた燃焼区画に変換され得る。例えば、燃焼波面は、n以下の分かれた(すなわち中性子的に分離される)燃焼領域にさらに伝搬され得る丸い突出部に変換され得る(図1Vを参照すればよい)。
いくつかの実施形態は例証的なシステムとして提供され得る。例えばこれから図3Aを参照すると、例証的なシステム300は、核分裂燃料サブアセンブリの移動を決定するために提供される(図3Aには図示せず)。非限定的な例を考えると、システム300は、方法200(図2A〜2M)の実施のための好適なシステム環境を提供し得る。いくつかの実施形態において図1Bをさらに参照すると、第1次元および第2次元に沿って伝搬する核分裂進行波の燃焼波面22のために、電気回路302は、核分裂燃料サブアセンブリ14内における核分裂進行波の燃焼波面22の、第2次元に沿った所望の形状を、次元制限の選択される組にしたがって決定するために構成されている。電気回路304は、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かう第1次元に沿った、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものの移動を、所望の形状に応じた様式において決定するために構成されている。
一般的な意味において、当業者は、種々のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアおよび/またはそれらの任意の組合せによって個々および/または共同に実施され得る、本明細書に記載の種々の局面が、種々の種類の“電気回路”を構成しているとみなされ得ることを認識する。したがって、本明細書に使用されるときの“電気回路”としては、少なくとも1つの分離した電気回路を有している電気回路、少なくとも1つの集積回路を有している電気回路、少なくとも1つの用途の特殊な集積回路を有している電気回路、コンピュータプログラムによって構成されている一般的な目的の演算装置を形成している電気回路(例えば、処理および/または手段を少なくとも部分的に実施させるコンピュータプログラムによって構成されている一般的な目的のコンピュータ、または処理および/または手段を少なくとも部分的に実施させるコンピュータプログラムによって構成されているマイクロプロセッサ)、記憶装置(例えば、メモリの形態(例えば、ランダムアクセス、フラッシュ、読み出し専用など))を形成している電気回路、および/または通信装置を形成している電気回路(例えば、モデム、通信切替装置、光電気装置など)が挙げられるが、これらに限定されない。当業者は、本明細書に記載の対象が、デジタル様式またはこれらのいくつかの組合せにおいて実施され得ることを認識する。
例証的な例において図3Bをさらに参照すると、電気回路302および/または電気回路304は、演算システム306(ホストコンピュータまたはホストシステムとも呼ばれ得る)として具体化され得る。例証的な実施形態において、中央演算処理装置(“CPU”)(またはマイクロプロセッサ)308は、システムバス310と接続されている。ランダムアクセスメインメモリ(“RAM”)312は、システムバス310と接続されており、記憶装置314(核分裂進行波の燃焼波面22の1つ以上のパラメータと関連付けられているデータの記憶のために使用され得る)に対するアクセスをCPU308にもたらす。プログラム命令を実行するときに、CPU308は、RAM312におけるそれらの処理ステップを記憶し、RAM312からの記憶された処理ステップを実行する。
演算システム306は、ネットワークインターフェイス316を介して、ネットワーク接続(図示せず)を通してコンピュータネットワークと接続され得る。そのようなネットワークの1つは、演算システム306が、アプリケーション、コード、ドキュメントおよび他の電子情報をダウンロードすることを可能にするインターネットである。
読み出し専用メモリ(“ROM”)318は、不変の命令シーケンス(例えば、起動命令シーケンスまたは基本入出力システム(“BIOS”)シーケンス)を記憶するために備えられている。
入出力(“I/O”)手段インターフェイス320は、種々の入出力手段(例えば、キーボード、ポインティングデバイス(“マウス”)、モニタ、プリンタおよびモデムなど)との、演算システム306の接続を可能にする。I/O手段インターフェイス320は、単純化のために単一のブロックとして示されており、異なる種類のI/O手段と接続するための種々のインターフェイスを含み得る。
実施形態は、図3Bに示されている演算システム306の構築に限定されないことが適切に理解される。用途/ビジネス環境に基づいて、演算システム306はいくつかの構成を有し得る。例えば、演算システム306は、セットトップボックス、ラップトップコンピュータ、ノートパソコン、デスクトップシステム、または他の種類のシステムであり得る。
種々の実施形態に開示されているシステムおよび方法の部分は、コンピュータプログラムプロダクトを含んでいる。コンピュータプログラムプロダクトとしては、コンピュータ読取り可能な記録媒体(例えば非揮発性の記録媒体)、およびコンピュータ読取り可能な記録媒体において具体化されているコンピュータ読取り可能なプログラムコード部分(例えば一連のコンピュータ命令)が挙げられる。コンピュータプログラムは、処理装置または関連するメモリ手段(例えば図3Bに描写されている処理要素)によって典型的に記録され、実行される。
これについて、図2A〜2Mおよび図3A〜3Cは、種々の実施形態に係る方法、システムおよびプログラムプロダクトのそれぞれのフローチャートおよびブロック図である。フローチャートおよびブロック図の各ブロックは、コンピュータプログラム命令によって実施され得ることが理解される。コンピュータまたはプログラム可能な他の装置上において実行される命令が、(複数の)フローチャートまたは(複数の)ブロック図に特定されている機能を実施するための手段を生成するように、これらのコンピュータプログラム命令は、機械を生成するためのコンピュータまたはプログラム可能な他の装置上にロードされ得る。また、コンピュータ読取り可能なメモリに記録されている命令が製品((複数の)フローチャートまたは(複数の)ブロック図に特定されている機能を実施するための手段が挙げられる)を生成させるように、これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたはプログラム可能な他の装置を特定の様式において機能させ得るコンピュータ読取り可能なメモリに記録され得る。また、コンピュータまたはプログラム可能な他の装置に実施される処理を生成するためにコンピュータまたはプログラム可能な他の装置上において実施されるべき一連の動作ステップをもたらすために、コンピュータプログラム命令は、コンピュータまたはプログラム可能な他の装置上において実行する命令が(複数の)フローチャートまたは(複数の)ブロック図に特定されている機能を実施するステップをもたらすように、コンピュータまたはプログラム可能な他の装置上にロードされ得る。
したがって、フローチャートまたはブロック図の複数のブロックは、特定されている機能を実施する手段の組合せ、特定されている機能を実施するステップの組合せ、および特定されている機能を実施するプログラム命令手段に対応している。また、フローチャートまたはブロック図の各ブロック、ならびにフローチャートまたはブロック図における複数のブロックの組合せは、特定されている機能もしくはステップを実施する特定の目的のハードウェアに基づくコンピュータシステム、または特定の目的のハードウェアとコンピュータ命令との組合せによって実施され得ることが理解される。
いくつかの実施形態において図3Cをさらに参照すると、電気回路304は、核分裂進行波の燃焼波面22の現在の形状を決定するためにさらに構成され得る。例えば、センサ322は、好適な入力インターフェイス324を介した通信において電気回路304と動作可能に接続され得る。センサ322としては、核分裂進行波の燃焼波面22のパラメータを測定する好適な任意のセンサが挙げられる。例えば、センサ322は、中性子束、中性子フルエンス、燃焼度および/または反応度(またはそれらの要素のうちのいずれか)を測定し得る。
コンピュータまたはプログラム可能な他の装置において実行する当該命令が、機能を実施する手段を生成するように、コンピュータプログラム命令が機械を生成するためのコンピュータまたはプログラム可能な他の装置上にロードされるか否かにかかわらず、上述のように、システム300ならびに電気回路302および304の実施形態は、方法200(図2A〜2M)の実施にとって好適なシステム環境をもたらすために構成され得る。当該機能は、特定の目的のハードウェアおよびコンピュータ命令の組合せ、または特定の機能またはステップを実施する特定の目的のハードウェアに基づくコンピュータシステムによって実施される(複数の)フローチャート、(複数の)ブロック図、またはフローチャートもしくはブロック図の各ブロック、ならびに(複数の)フローチャートまたは(複数の)ブロック図における複数のブロックの組合せに特定されている。システム300の実施形態のいくつかの特徴は、図1B〜D、1J、1L、1O、1Q、1R〜1Wおよび2A〜2Mをさらに参照して述べられている。
これを受けて、いくつかの実施形態において、電気回路304は、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かう第1次元に沿った、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるもの移動を、所望の形状を構築する様式において決定するために、さらに構成され得る。電気回路304は、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かう第1次元に沿った、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるもの移動を、所望の形状を維持する様式において決定するために、さらに構成され得る。電気回路304は、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かって第1次元に沿って、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものを移動させる時点を、所望の形状に応じた様式において決定するために、さらに構成され得る。
上述のようにいくつかの実施形態において、核分裂燃料サブアセンブリ14は第2次元に沿って細長くてもよい。
またいくつかの実施形態において、上述のように、第1次元は核分裂燃料サブアセンブリ14の長軸と実質的に直交し得る。いくつかの他の実施形態において、第1次元および第2次元は互いに実質的に直交し得る。
種々の実施形態において、第1次元としては半径方向の次元が挙げられ得、第2次元としては軸方向の次元が挙げられ得るか;第1次元としては軸方向の次元が挙げられ得、第2次元としては半径方向の次元が挙げられ得るか;第1次元としては軸方向の次元が挙げられ得、第2次元としてはラテラル方向の次元が挙げられ得るか;および/または第1次元としてはラテラル方向の次元が挙げられ得、第2次元としては軸方向の次元が挙げられ得る。
いくつかの実施形態において、第1位置としては外側位置30が挙げられ得、第2位置としては内側位置32が挙げられ得る。内側位置32および外側位置30は、所望される種々の性質(例えば、限定することなく、炉心12の中央部に対する幾何学的近似、内側位置32における中性子束が外側位置30における中性子束よりも大きいような中性子束、および/または内側位置32におけるKeffectiveが外側位置30におけるKeffectiveよりも大きいような反応度)に基づき得る。
いくつかの他の実施形態において、第1位置としては内側位置32が挙げられ得、第2位置としては外側位置30が挙げられ得る。内側位置32および外側位置30は、所望される種々の性質(例えば、限定することなく、炉心12の中央部に対する幾何学的近似、内側位置32における中性子束が外側位置30における中性子束よりも大きいような中性子束、および/または内側位置32におけるKeffectiveが外側位置30におけるKeffectiveよりも大きいような反応度)に基づき得る。いくつかの実施形態において、第1位置および第2位置は、第1次元に沿った基準値の向かい合った側に配置され得る。
いくつかの他の実施形態において、第1位置および第2位置は、実質的に均等化されている少なくとも1つの属性を含み得る。例えば、少なくとも1つの属性としては、炉心12の中央部に対する近接性、中性子束および/または反応度が挙げられ得る。
いくつかの実施形態において、電気回路304は、核分裂燃料サブアセンブリ14の選択される少なくとも1つの回転を決定するために、さらに構成され得る。いくつかの他の実施形態において、電気回路304は、核分裂燃料サブアセンブリ14の選択される少なくとも1つの反転を決定するために、さらに構成され得る。
いくつかの実施形態において、上述のように、次元制限の選択される組としては第2次元に沿った所定の最大距離が挙げられ得る。
いくつかの実施形態において、次元制限の選択される組は燃焼波面基準の関数であり得る。例えば、燃焼波面基準としては、中性子束(例えば、核分裂燃料サブアセンブリ14の選択される少なくとも1つと関連付けられている中性子束);中性子フルエンス(例えば、核分裂燃料サブアセンブリ14の選択される少なくとも1つと関連付けられている中性子フルエンス);および/または燃焼度(例えば、核分裂燃料サブアセンブリ14の選択される少なくとも1つと関連付けられている燃焼度)が挙げられるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態において、燃焼波面基準としては、核分裂燃料サブアセンブリ14の選択される少なくとも1つの内部における燃焼波面の位置が挙げられ得る。
いくつかの実施形態において、電気回路304は、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かう第1次元に沿った、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものの半径方向の移動を決定するために、さらに構成され得る。電気回路304は、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かう第1次元に沿った、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものの螺旋状の移動を決定するために、さらに構成され得る。電気回路304は、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かう第1次元に沿った、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものの軸方向の平行移動を決定するために、さらに構成され得る。
いくつかの実施形態において、電気回路302は、核分裂進行波の燃焼波面22の実質的に球形の形状を決定するために、さらに構成され得る。電気回路302は、核分裂進行波の燃焼波面22の連続的に湾曲している形状を決定するために、さらに構成され得る。
種々の実施形態において、核分裂進行波の燃焼波面22の所望の形状は、第2次元を中心にして実質的に回転対称であり得るか;第2次元を中心にして実質的なn重回転対称を有し得るか;および/または非対称(例えば、限定されることなく、第2次元を中心にして回転非対称であることによって)であり得る。
他の例として図4Aをさらに参照すると、他の例証的なシステム400は、核分裂燃料サブアセンブリ(図3Aに図示されていない)を移動させるために提供される。非限定的な例として、システム400は、方法100(図1A〜1AF)の実施にとって好適なシステム環境を提供し得る。したがって、以下の論述は、図1A〜1AFに対するさらなる参照をともなってなされている。
いくつかの実施形態において、第1次元および第2次元に沿って伝搬する核分裂進行波の燃焼波面22について、電気回路402は、核分裂燃料サブアセンブリ14内の第2次元に沿った核分裂進行波の燃焼波面22の所望の形状を、次元制限の選択される組にしたがって決定するために構成されている。電気回路404は、第1次元に沿った核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものの移動を、所望の形状に応じた様式において決定するために、構成されている。サブアセンブリ405は、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものを電気回路404に応じて移動させるために、構成されている。
電気回路402および404は、電気回路302および304と類似し得ることが適切に理解される。いくつかの場合に、電気回路402および404は電気回路302および304と同じであり得る。これを受けて簡潔さのために、理解のために詳細が繰り返えされる必要がない。
概略として図4Bをさらに参照すると、例証的な例において、電気回路402および/または電気回路404は、コンピュータシステム406(ホストコンピュータまたはホストシステムとも呼ばれる)として具体化され得る。例証的な実施形態において、中央処理装置(“CPU”)(またはマイクロプロセッサ)408はシステムバス410と接続されている。ランダムアクセスメインメモリ(“RAM”)は、システムバス410と接続されており、CPU408に記憶装置414(核分裂進行波の燃焼波面22の1つ以上のパラメータと関連付けられているデータの記憶にしようされ得る)に対するアクセスをもたらす。プログラム命令を実行するとき、CPU408は、RAM412におけるこれらの処理ステップを記憶し、RAM412からの記憶されている処理ステップを実行する。演算システム406は、ネットワークインターフェイス416を介して、ネットワーク接続(図示せず)を通じて、コンピュータネットワーク(図示せず)と接続され得る。読み出し専用メモリ(“ROM”)は、起動指示シーケンスまたは基本入出力システム(“BIOS”)シーケンス)を記憶するために備えられている。出入力(“I/O”)手段インターフェイスは、コンピュータシステム406が種々の入出力手段(例えば、キーボード、ポインティングデバイス(“マウス”)、モニタ、プリンタおよびモデムなど)との接続を可能にする。実施形態は、図4Bに示されている演算システム406の構造に限定されないことが適切に理解される。また、演算システム306についての限定しない論述は演算システム406に適用される。
種々の実施形態において、開示されているシステムおよび方法の部分としては、1つ以上のコンピュータプログラムプロダクトが挙げられる。また、システム300(図3A)に関するコンピュータプログラムプロダクトについての上述の論述は、システム400に適用される。
これについて、図1A、1I、1K、1M〜1N、1P、1X〜1AFおよび4A〜4Cは、種々の実施形態に係る方法、システムおよびプログラムプロダクトのそれぞれのフローチャートおよびブロック図であるフローチャートおよびブロック図における各ブロック、ならびに複数のフローチャートおよび複数のブロック図におけるブロックの組合せは、コンピュータプログラム命令によって実施され得ることが適切に理解される。これらのコンピュータプログラム命令は、ロードされ得る。コンピュータまたはプログラム可能な他の装置上において実行される命令が、(複数の)フローチャートまたは(複数の)ブロック図に特定されている機能を実施するための手段を生成するように、これらのコンピュータプログラム命令は、機械を生成するためのコンピュータまたはプログラム可能な他の装置上にロードされ得る。また、コンピュータ読取り可能なメモリに記録されている命令が製品((複数の)フローチャートまたは(複数の)ブロック図に特定されている機能を実施するための手段が挙げられる)を生成させるように、これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたはプログラム可能な他の装置を特定の様式において機能させ得るコンピュータ読取り可能なメモリに記録され得る。また、コンピュータまたはプログラム可能な他の装置に実施される処理を生成するためにコンピュータまたはプログラム可能な他の装置上において実施されるべき一連の動作ステップをもたらすために、コンピュータプログラム命令は、コンピュータまたはプログラム可能な他の装置上において実行する命令が(複数の)フローチャートまたは(複数の)ブロック図に特定されている機能を実施するステップをもたらすように、コンピュータまたはプログラム可能な他の装置上にロードされ得る。
したがって、フローチャートまたはブロック図の複数のブロックは、特定されている機能を実施する手段の組合せ、特定されている機能を実施するステップの組合せ、および特定されている機能を実施するプログラム命令手段に対応している。また、フローチャートまたはブロック図の各ブロック、ならびにフローチャートまたはブロック図における複数のブロックの組合せは、特定されている機能もしくはステップを実施する特定の目的のハードウェアに基づくコンピュータシステム、または特定の目的のハードウェアおよびコンピュータ命令の組合せによって実施され得ることが理解される。
いくつかの実施形態において図4Cをさらに参照すると、電気回路404は、核分裂進行波の燃焼波面22の現在の形状を決定するためにさらに構成され得る。例えば、センサ422は、好適な入力インターフェイス424を介した通信において電気回路404と動作可能に接続され得る。電気回路404、センサ422および入力インターフェイス424は、電気回路304、センサ322および入力インターフェイス324(図3C)と類似であり得る(いくつかの場合に同じであり得る)。これらの詳細の繰返しは理解のために必須ではない。
コンピュータまたはプログラム可能な他の装置において実行する当該命令が、機能を実施する手段を生成するように、コンピュータプログラム命令が機械を生成するためのコンピュータまたはプログラム可能な他の装置上にロードされるか否かにかかわらず、上述のように、システム400、電気回路402および404、ならびにサブアセンブリ405の実施形態は、方法100(図1A、1I、1K、1M〜1N、1Pおよび1X〜1AF)の実施にとって好適なシステム環境をもたらすために構成され得る。当該機能は、特定の目的のハードウェアおよびコンピュータ命令の組合せ、または特定の機能またはステップを実施する特定の目的のハードウェアに基づくコンピュータシステムによって実施される(複数の)フローチャート、(複数の)ブロック図、またはフローチャートもしくはブロック図の各ブロック、ならびに(複数の)フローチャートまたは(複数の)ブロック図における複数のブロックの組合せに特定されている。システム400の実施形態のいくつかの特徴は、図1A〜1AFをさらに参照して述べられている。
いくつかの実施形態において図4Cを参照すると、電気回路404は、核分裂進行波の燃焼波面22の現在の形状を決定するために、さらに構成され得る。そのような決定は、上述のような電気回路304(図3A)による類似の様式または同じ様式においてなされ得る。これを受けて、センサ422および入力インターフェイス424は、センサ322および入力インターフェイス324(図3Cのすべて)と、類似しているか、またはいくつかの場合に同じである。センサ422、入力インターフェイス424および電気回路404は、センサ322、入力インターフェイス324および電気回路304(図3Cのすべて)について上述されている通り、協同する。
いくつかの実施形態において、電気回路404は、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かう第1次元に沿った、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものの移動を、所望の形状を構築する様式において決定するために、さらに構成され得る。電気回路404は、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かう第1次元に沿った、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものの移動を、所望の形状を維持する様式において決定するために、さらに構成され得る。
いくつかの実施形態において、電気回路404は、電気回路304は、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かって第1次元に沿って、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものを移動させる時点を、所望の形状に応じた様式において決定するために、さらに構成され得る。
いくつかの実施形態において、核分裂燃料サブアセンブリ14は第2次元に沿って細長くてもよい。第1次元は、核分裂燃料サブアセンブリ14の長軸と実質的に直交し得る。第1次元および第2次元は互いに実質的に直交し得る。
種々の実施形態において、第1次元としては半径方向の次元が挙げられ得、第2次元としては軸方向の次元が挙げられ得るか;第1次元としては軸方向の次元が挙げられ得、第2次元としては半径方向の次元が挙げられ得るか;第1次元としては軸方向の次元が挙げられ得、第2次元としてはラテラル方向の次元が挙げられ得るか;および/または第1次元としてはラテラル方向の次元が挙げられ得、第2次元としては軸方向の次元が挙げられ得る。
いくつかの実施形態において、第1位置としては外側位置30が挙げられ得、第2位置としては内側位置32が挙げられ得る。内側位置32および外側位置30は、炉心12の中央部に対する幾何学的近似、内側位置32における中性子束が外側位置30における中性子束よりも大きいような中性子束、および/または内側位置32におけるKeffectiveが外側位置30におけるKeffectiveよりも大きいような反応度に基づき得る。
いくつかの他の実施形態において、第1位置としては内側位置32が挙げられ得、第2位置としては外側位置30が挙げられ得る。内側位置32および外側位置30は、炉心12の中央部に対する幾何学的近似、内側位置32における中性子束が外側位置30における中性子束よりも大きいような中性子束、および/または内側位置32におけるKeffectiveが外側位置30におけるKeffectiveより大きいような反応度に基づき得る。
いくつかの実施形態において、第1位置および第2位置は第1次元に沿った基準値の向かい合った側に配置され得る。
いくつかの他の実施形態において、第1位置および第2位置は実質的に均等化されている少なくとも1つの属性を含み得る。例えば、少なくとも1つの属性としては、炉心12の中央部に対する近接性、中性子束および/または反応度が挙げられ得る。
いくつかの実施形態において、電気回路404は、核分裂燃料サブアセンブリ14の選択される少なくとも1つの回転を決定するために、さらに構成され得る。いくつかの他の実施形態において、電気回路404は、核分裂燃料サブアセンブリ14の選択される少なくとも1つの反転を決定するために、さらに構成され得る。
サブアセンブリ405としては、当該技術において公知の好適な任意の核燃料の取扱いシステム(例えば、限定されることなく、コア内における燃料の取扱いシステム)が挙げられる。しかし、いくつかの他の実施形態において、サブアセンブリ405としてはコア外における燃料の取扱いシステムが挙げられ得る。
アセンブリ405が具体化されている形態にかかわらず、種々の実施形態において、アセンブリ405は、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものを、それぞれの第1位置からそれぞれ第2位置に向かって半径方向に移動させるために、さらに構成され得る。種々の実施形態において、アセンブリ405は、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものを、それぞれの第1位置からそれぞれ第2位置に向かって螺旋状に移動させるために、さらに構成され得る。アセンブリ405は、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものを、それぞれの第1位置からそれぞれ第2位置に向かって軸方向に経項移動させるために、さらに構成され得る。
いくつかの実施形態において、アセンブリ405は、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものを回転させるためにさらに構成され得る。いくつかの他の実施形態において、アセンブリ405は、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものを反転させるためにさらに構成され得る。種々の実施形態において図5を参照すると、例証的な核分裂進行波炉500が提供され得る。核分裂進行波炉500としては核分裂進行波炉心12が挙げられる。上述のように、核分裂燃料サブアセンブリ14は核分裂進行波炉心12に収容されている。核分裂燃料サブアセンブリ12のそれぞれは、それらにおける核分裂進行波の燃焼波面22を第1次元および第2次元に沿って伝搬させるために構成されている。電気回路402は、核分裂燃料サブアセンブリ14内の核分裂進行波の燃焼波面22の、第2次元に沿った所望の形状を、次元制限の選択される組にしたがって決定するために、構成されている。電気回路402は、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものの、第2次元に沿った移動を、所望の形状に応じた様式において決定するために、構成されている。サブアセンブリ405は、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものを、電気回路404に応じて移動させるために、構成されている。
したがって、反応炉500は、上述のシステム400と組み合わせて、システム400と協同している上述の炉心12として具体化され得る。炉心12(およびその構成要素)およびシステム400(およびその構成要素)についての詳細が上述されているので、理解のための詳細は繰り返す必要がない。
種々の実施形態において、上述のように、電気回路404は、核分裂進行波の燃焼波面22の現在の形状を決定するためにさらに構成され得る。電気回路404は、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かう第1次元に沿った、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものの移動を、所望の形状を構築するために様式において決定するために、さらに構成され得る。電気回路404は、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かう第1次元に沿った、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものの移動を、所望の形状を維持するための様式において決定するために、さらに構成され得る。
上述のように、いくつかの実施形態において、電気回路404は、それぞれの第1位置からそれぞれの第2位置に向かって第1次元に沿って、核分裂燃料サブアセンブリ14のうちから選択されるものを移動させる時点を、所望の形状に応じた様式において決定するために、さらに構成され得る。
いくつかの実施形態において、第1次元は第2次元に沿って伸長してもよい。
いくつかの実施形態において、第1次元は核分裂燃料サブアセンブリ14の長軸に対して実質的に直交し得る。いくつかの実施形態において、第1次元および第2次元は互いに実質的に直交し得る。
種々の実施形態において、第1次元としては半径方向の次元が挙げられ得、第2次元としては軸方向の次元が挙げられ得るか;第1次元としては軸方向の次元が挙げられ得、第2次元としては半径方向の次元が挙げられ得るか;第1次元としては軸方向の次元が挙げられ得、第2次元としてはラテラル方向の次元が挙げられ得るか;および/または第1次元としてはラテラル方向の次元が挙げられ得、第2次元としては軸方向の次元が挙げられ得る。
いくつかの実施形態において、第1位置としては外側位置30が挙げられ得、第2位置としては内側位置32が挙げられ得る。内側位置32および外側位置30は、炉心12の中央部に対する幾何学的近似;内側位置32における中性子束が外側位置30における中性子束より大きいような中性子束;および/または内側位置32におけるKeffectiveが外側位置30におけるKeffectiveより大きいような反応度に基づき得る。
いくつかの他の実施形態において、第1位置としては内側位置32が挙げられ得、第2位置としては外側位置30が挙げられ得る。内側位置32および外側位置30は、炉心12の中央部に対する幾何学的近似;内側位置32における中性子束が外側位置30における中性子束より大きいような中性子束;および/または内側位置32におけるKeffectiveが外側位置30におけるKeffectiveより大きいような反応度に基づき得る。
いくつかの実施形態において、第1位置および第2位置は、第1次元に沿った基準値の基準値の向かい合った側に配置され得る。
いくつかの実施形態において、上記第1位置及び上記第2位置は、実質的に均等化された、少なくとも1つの属性を包含してもよい。上記少なくとも1つの属性は、炉心12の中心領域に対する幾何学的近似、中性子束、および/または反応度を包含してもよい。
上述の様々な実施形態において、電気回路404は、さらに、核分裂燃料サブアセンブリ14から選択されたもののうち少なくとも1つの回転を決定するように構成されている、かつ/あるいは、さらに核分裂燃料サブアセンブリ14から選択されたもののうち少なくとも1つの反転を決定するように構成されていてもよい。
いくつかの実施形態において、上記選択された組の次元制限は、上記第2次元に沿った、所定の最大距離を包含してもよい。いくつかの他の実施形態において、上記選択された組の次元制限は、限定されないが、中性子束(例えば核分裂燃料サブアセンブリ14から選択されたもののうち少なくとも1つに関連する中性子束)、中性子フルエンス(例えば核分裂燃料サブアセンブリ14から選択されたもののうち少なくとも1つに関連する中性子フルエンス)、および/または燃焼度(例えば核分裂燃料サブアセンブリ14から選択されたもののうち少なくとも1つに関連する燃焼度)といった、少なくとも1つの燃焼波面標準の関数であってもよい。いくつかの実施形態において、上記燃焼波面標準は、核分裂燃料サブアセンブリ14から選択されたもののうち少なくとも1つ内の燃焼波面位置を包含してもよい。
様々な実施形態において、電気回路404は、さらに、核分裂燃料サブアセンブリ14から選択されたものについて、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への半径方向の移動を決定するように構成されていてもよい。電気回路404は、さらに、核分裂燃料サブアセンブリ14から選択されたものについて、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への螺旋移動を決定するように構成されていてもよい。電気回路404は、さらに、核分裂燃料サブアセンブリ14から選択されたものについて、軸方向並進を決定するように構成されていてもよい。
いくつかの実施形態において、電気回路402は、さらに、核分裂進行波の燃焼波面22の略球形状、および/または核分裂進行波の燃焼波面22の連続的な曲面形状を決定するように構成されていてもよい。核分裂進行波の燃焼波面22の上記所望の形状は、上記第2次元に対し略回転対称である、上記第2次元に対し略n重回転対称である、かつ/あるいは、上記第2次元に対し回転非対称であるような非対称であってもよい。
いくつかの実施形態において、サブアセンブリ405は、核燃料取扱装置を備えていてもよい。上述のように、サブアセンブリ405は、限定されないが、炉内核燃料取扱装置といった、従来知られた任意の適した核燃料取扱装置を備えていてもよい。しかしながら、いくつかの実施形態において、サブアセンブリ405は、炉外核燃料取扱装置を備えていてもよい。
上述の実施形態において、サブアセンブリ405は、さらに、核分裂燃料サブアセンブリ14から選択されたものについて、それぞれを第1位置から第2位置へ半径方向に移動するように構成されていてもよい。サブアセンブリ405は、さらに、核分裂燃料サブアセンブリ14から選択されたものについて、それぞれを第1位置から第2位置へ螺旋移動するように構成されていてもよい。サブアセンブリ405は、さらに、核分裂燃料サブアセンブリ14から選択されたものについて、軸方向並進するように構成されていてもよい。サブアセンブリ405は、さらに、核分裂燃料サブアセンブリ14から選択されたものについて、回転するように構成されていてもよい。サブアセンブリ405は、さらに、核分裂燃料サブアセンブリ14から選択されたものについて、反転するように構成されていてもよい。
ここで、図6Aを参照すると、いくつかの実施形態において、進行波核分裂反応炉の操作方法600が提供される。上記方法600は、ブロック602にて開始する。さらに、図1Bを参照すると、ブロック604にて、少なくとも1つの核分裂燃料アセンブリ14は、進行波核分裂反応炉の炉心12内の第1位置から進行波核分裂反応炉の炉心12内の第2位置へ外側に移動される。上記方法600は、ブロック606にて終了する。
さらに図6Bを参照すると、いくつかの実施形態において、ブロック608にて、少なくとも1つの核分裂燃料アセンブリ14は、上記第2位置から内側へ移動されていてもよい。
いくつかの実施形態において、上記第1位置及び上記第2位置は、限定されないが、炉心12の中央部に対する幾何学的近似;第1位置における中性子束が第2位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束及び第1位置におけるkeffectiveが第2位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度;に基づいていてもよい。
ここで、図7を参照すると、いくつかの実施形態において、進行波核分裂反応炉の操作方法700が提供される。上記方法700は、ブロック702にて開始する。さらに、図1Bを参照すると、ブロック704にて、少なくとも1つの核分裂燃料アセンブリ14について、進行波核分裂反応炉の炉心12内の第1位置から、進行波核分裂反応炉の炉心12内の第2位置への第1方向の移動が決定される。上記第2位置は上記第1の位置と異なる。ブロック706にて、少なくとも1つの核分裂燃料アセンブリ14について、上記第2位置から、第2方向への移動が決定される。上記第2方向は上記第1方向と異なる。上記方法700は、ブロック708にて終了する。
いくつかの実施形態において、上記第1方向は、外側方向であってもよく、上記第2方向は、内側方向であってもよい。上記第1位置及び上記第2位置は、限定されないが、炉心12の中央部に対する幾何学的近似;第1位置における中性子束が第2位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束;および/または第1位置におけるkeffectiveが第2位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度といった、様々な属性またはパラメータに基づいていてもよい。
いくつかの実施形態において、上記第1方向は、内側方向であってもよく、上記第2方向は、外側方向であってもよい。上記第2位置及び上記第1位置は、限定されないが、炉心12の中央部に対する幾何学的近似;第2位置における中性子束が第1位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束;および/または第2位置におけるkeffectiveが第1位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度といった、様々な属性またはパラメータに基づいていてもよい。
ここで、図8を参照すると、いくつかの実施形態において、進行波核分裂反応炉の操作方法800が提供される。上記方法800は、ブロック802にて開始する。さらに、図1Bを参照すると、ブロック804にて、少なくとも1つの核分裂燃料アセンブリ14は、進行波核分裂反応炉の炉心12内の第1位置から、進行波核分裂反応炉の炉心12内の第2位置へ第1方向に移動される。上記第2位置は上記第1位置と異なる。ブロック806にて、少なくとも1つの核分裂燃料サブアセンブリ14について、上記第2位置から第2方向への移動が決定される。上記第2方向は、上記第1方向と異なる。上記方法800は、ブロック808にて終了する。
いくつかの実施形態において、上記第1方向は、外側方向であってもよく、上記第2方向は、内側方向であってもよい。上記第1位置及び上記第2位置は、限定されないが、炉心12の中央部に対する幾何学的近似;第1位置における中性子束が第2位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束;および/または第1位置におけるkeffectiveが第2位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度といった、様々な属性またはパラメータに基づいていてもよい。
いくつかの実施形態において、上記第1方向は、内側方向であってもよく、上記第2方向は、外側方向であってもよい。上記第2位置及び上記第1位置は、限定されないが、炉心12の中央部に対する幾何学的近似;第2位置における中性子束が第1位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束;および/または第2位置におけるkeffectiveが第1位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度といった、様々な属性またはパラメータに基づいていてもよい。
ここで、図9を参照すると、いくつかの実施形態において、進行波核分裂反応炉の操作方法900が提供される。上記方法900は、ブロック902にて開始する。さらに、図1Bを参照すると、ブロック904にて、少なくとも1つの核分裂燃料アセンブリ14は、進行波核分裂反応炉の炉心12内の第1位置から、進行波核分裂反応炉の炉心12内の第2位置へ第1方向に移動される。上記第2の位置は、上記第1の位置と異なる。ブロック902にて、少なくとも1つの核分裂燃料アセンブリ14は、上記第2位置から第2方向へ移動される。上記第2方向は、上記第1方向と異なる。上記方法900は、ブロック908にて終了する。
いくつかの実施形態において、上記第1方向は、外側方向であってもよく、上記第2方向は、内側方向であってもよい。上記第1位置及び上記第2位置は、限定されないが、炉心12の中央部に対する幾何学的近似;第1位置における中性子束が第2位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束;および/または第1位置におけるkeffectiveが第2位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度といった、様々な属性またはパラメータに基づいていてもよい。
いくつかの実施形態において、上記第1方向は、内側方向であってもよく、上記第2方向は、外側方向であってもよい。上記第2位置及び上記第1位置は、限定されないが、炉心12の中央部に対する幾何学的近似;第2位置における中性子束が第1位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束;および/または第2位置におけるkeffectiveが第1位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度といった、様々な属性またはパラメータに基づいていてもよい。
ここで、図10Aを参照すると、いくつかの実施形態において、核分裂反応炉の操作方法1000が提供される。上記方法1000は、ブロック1002にて開始する。ブロック1004にて、所定の燃焼度レベルが選択される。ブロック1006にて、複数の核分裂燃料サブアセンブリ全てについて、燃焼度レベルが上記所定の燃焼度レベルになるように、核分裂反応炉の炉心内の複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものの移動が決定される。上記方法1000は、ブロック1008にて終了する。
図10Bを参照すると、いくつかの実施形態において、ブロック1010にて、核分裂反応炉の炉心内の複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものは、上記決定された移動に対応して移動されてもよい。
図10Cを参照すると、いくつかの実施形態において、ブロック1012にて、除去は、燃焼度レベルが上記所定の燃焼度レベルと等しくなったときに、複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれ決定されてもよい。
図10Dを参照すると、いくつかの実施形態において、ブロック1014にて、複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものは、上記決定された除去に対応して、取り去られてもよい。
本出願は、表示の明瞭化のために形式的な概略見出しを用いている。しかしながら、本願全体を通じて、概略見出しは表示を目的としたものであり、種々のタイプの主題を議論してもよい(例えば、装置/構造を処理/操作見出しの下に記載し、かつ/あるいは、処理/操作を処理/操作見出しの下に議論する、かつ/あるいは、単一の話題の記述が2つまたはそれより多い話題の見出しに渡ってもよい)ことが理解されるだろう。ここから、形式的な概略見出しの使用は、限定であることを意図しない。
当業者は、上記特定の例示的なプロセスおよび/または装置および/または技術が、ここに添付される請求項および/または本願の他の箇所にあるように、ここで他の箇所で教示されるより一般的なプロセスおよび/または装置および/または技術の代表であることを理解するだろう。
当業者であれば、最先端技術が進歩し、ハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアのシステム形態の処理に関して、ほぼ差異が残されていないことについて認識するであろう。ハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアの使用は、一般的に(しかし、必ずしもそうではなく、特定の状況においては、ハードウェアかソフトウェアかの選択が重要な意義を持つ場合もある)、費用対効果において折り合いをつけるために選択される設計事項である。本開示において示すプロセスおよび/またはシステムおよび/または他の技術を実行することのできる媒体は様々であり(例えば、ハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェア)、また、好ましい媒体は、これらのプロセスおよび/またはシステムおよび/または他の技術が配備される状況に応じて変化することについて、当業者であれば理解するであろう。例えば、速度および正確性が最重要であると判断される場合は、主にハードウェアおよび/またはファームウェア媒体が選択され、あるいは、柔軟性が最重要であると判断される場合は、主にソフトウェアが選択され、あるいは、ハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアの任意の組み合わせが選択される場合もある。従って、本開示において示すプロセスおよび/またはデバイスおよび/または他の技術を実施することのできる媒体は様々に存在しており、一方が他方よりも本質的に優れていることはなく、用いられる全ての媒体は、その媒体が配備される状況に応じて選択されるものであり、実施の際における特定の懸念事項(例えば、速度、柔軟性、あるいは予測性)もまた様々である。光学的な形態を実施する場合は、通常は、光学指向のハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアが用いられることについて、当業者であれば認識するであろう。
ここに記述された、いくつかの処理(implementation)において、論理及びこれに類似した処理は、ソフトウェア、または他の制御構造を包含していてもよい。電気回路は、例えば、ここに記述された様々な関数を実行するために構成・配置された、1つ以上の電流パスを備えていてもよい。いくつかの実行において、1つ以上の媒体は、該媒体が、上述のように行うのに用いられる、デバイスによる検出が可能な命令を保持する、あるいは送信したとき、デバイスによる検出が可能な命令を生み出すように構成されていてもよい。いくつかの変形例において、例えば、処理は、ここに記述された1つ以上の操作に関連する1つ以上の命令の受信もしくは送信の処理による、既存のソフトウェアもしくはファームウェア、またはゲートアレイもしくはプログラム可能なハードウェアの更新または変更を包含してもよい。あるいは、いくつかの変形例において、処理は、特定目的のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア要素、および/または特定目的の要素を処理する、あるいは呼び出す一般目的の要素を包含してもよい。規格または他の処理が、ここに記述された1つ以上の具体的な送信媒体、適宜パケット送信、または様々な時に分散型媒体に通すことによって送信されてもよい。
あるいは、実行は、特定目的の命令シーケンスを処理すること、または、ここに記述された1つ以上の任意の実質的な機能操作の事象について、許可する、トリガーする、協働する、要求する、あるいは生じさせるために回路を呼び出すことを包含してもよい。いくつかの変形例において、ここでの操作上または論理上の記述は、ソースコードとして表現され、実行可能命令シーケンスとしてコンパイルされる、あるいは呼び出されてもよい。いくつかの状況において、例えば、処理は、全体的または部分的に、C++もしくは他のコードシーケンスといった、ソースコードによって供されていてもよい。他の処理において、ソースまたは他のコード処理は、市販及び/または従来の技術を用いて、高レベル記述子言語にコンパイル/処理/翻訳/変換されてもよい(例えば、初めにCまたはC++プログラミング言語技術で記述されて処理し、その後に、プログラミング言語処理系を、論理合成可能な言語処理系、ハードウェア記述言語処理系、ハードウェア設計シミュレーション処理系、および/またはそれに類似した他の表現モードに変換する)。例えば、論理表現(例えば、コンピュータプログラミング言語処理系)の一部または全ては、(例えば、ハードウェア記述言語(HDL)および/または超高速集積回路ハードウェア記述言語(VHDL)もしくはハードウェア(例えばアプリケーション特異的集積回路)を有する物理処理を形成するのに用いられてもよい他の回路モデルを介した)Verilog型ハードウェア記述として、明らかにされてもよい(be manifested)。最適な送信または計算要素、材料供給、アクチュエータ、またはこれらの教示に照らした他の構造を、どのようにして取得して、構成し最適化するのかについて、当業者であれば認識するであろう。
上述の詳細な説明では、ブロック図、フローチャート、および/または実施例を用いて、上記デバイスおよび/またはプロセスの様々な実施形態について説明した。これらのブロック図、フローチャート、および/または実施例が、1つ以上の機能および/または処理を含んでいる場合、これらブロック図、フローチャート、または実施例内の各機能および/または処理は、適用性の広いハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはこれらの実質的に任意の組み合わせによって個々におよび/または組み合わせで実施できることについて、当業者であれば理解するであろう。一実施形態では、本開示において示す構成要素の一部は、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、あるいはその他の統合的な形式によって実施することができる。しかし、本開示において示す実施形態の一部の形態は、全体的あるいは部分的に、1つ以上のコンピュータにおいて実行される1つ以上のコンピュータプログラム(例えば、1つ以上のコンピュータシステムにおいて実行される1つ以上のプログラム)、1つ以上のプロセッサにおいて実行される1つ以上のプログラム(例えば、1つ以上のマイクロプロセッサにおいて実行する1つ以上のプログラム)、ファームウェア、あるいはこれらの実質的に任意の組み合わせとして、集積回路内において同等に実施することができ、また、回路設計および/または上記ソフトウェアおよび/またはファームウェアへの符号の書き込みは、当業者の技術範囲内において本開示が十分に行われていることについて、当業者であれば認識するであろう。さらに、本開示において示す構成要素のメカニズムは、プログラムプロダクトとして様々な形式で分配することができ、また、本開示において示す構成要素の実施形態は、上記分配を実施するために実際に用いられる信号を有する媒体の種類に関わらず適用されることについて、当業者であれば理解するであろう。信号を有する媒体の例としては、記録型の媒体(例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)、デジタルビデオデスク(DVD)、デジタルテープ、コンピュータメモリ等)、および伝送型の媒体(例えば、デジタルおよび/またはアナログ通信媒体(例えば、光ファイバーケーブル、導波管、有線通信リンク、無線通信リンク(例えば、トランスミッター、レシーバー、送信論理操作、受信論理操作等))が含まれるが、これらに限定されるものではない。
一般的な意味で、当業者であれば、ここに記載する各種実施形態が、広い範囲の電気部品(例えば、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、および/または実質的にこれらの任意の組み合わせ)、ならびに、機械的な力または動きを付与する広い範囲の部品(例えば、剛体、バネ(つまり、ねじれを有する物体)、水力装置、電気磁気によって駆動されるデバイス、および/または実質的にこれらの任意の組み合わせ)を有する各種の電気機械的システムによって個別におよび/または集合的に実行可能であることは理解できるであろう。その結果、ここで使用しているように、「電気機械的システム」の例としては、変換装置(例えば、アクチュエータ、モータ、圧電性結晶、マイクロ電気機械的システム(MEMS)など)に作動可能に結合された電気回路構成、少なくとも1つの離散型電気回路を有する電気回路構成、少なくとも1つの集積型回路を有する電気回路構成、少なくとも1つの特定用途向け集積回路を有する電気回路構成、コンピュータプログラムによって構成される汎用演算デバイスを形成する電気回路構成(例えば、ここに記載されるプロセスおよび/またはデバイスを少なくとも部分的に実装する、コンピュータプログラムによって構成される汎用コンピュータ、またはここに記載されるプロセスおよび/またはデバイスを少なくとも部分的に実装する、コンピュータプログラムによって構成されるマイクロプロセッサ)、メモリデバイスを形成する電気回路構成(例えば、各種形態のメモリ(例えば、RAM、フラッシュメモリ、ROM等)、通信デバイスを形成する電気回路構成(例えば、モデム、通信スイッチ、光電気的設備等)、および/またはこれらの任意の非電気的な等価物(例えば光学的な等価物またはその他の等価物)などがあげられるが、これらの例に限定されるものではない。当業者であれば、さらに、電気機械的システムの例としては、さまざまな家庭用電化システム、医学的デバイス、さらに、その他のシステム(例えばモータ搭載型搬送システム、工場の製造工程自動化システム、セキュリティシステム、および/または通信/演算システム)などがあげられるが、これらの例に限定されるものではないことが理解できるであろう。当業者であれば、文脈と矛盾する場合を除けば、ここで使用しているように、電気機械的デバイスは、電気的駆動および機械的駆動の両方を有するシステムに限定されるものではないことが理解できるであろう。
本明細書で参照される、かつ/あるいは任意の出願データシートにて列挙された、上記米国特許、米国特許出願公開公報、米国特許出願、外国特許、外国特許出願、並びに非特許刊行物は全て、矛盾しない範囲で、参照によってここに援用される。
当業者は、ここで述べた要素(例えば動作)、装置、対象およびそれらに付随する議論が、概念の明瞭化の目的の例として用いられたこと、および、種々の構成の修飾が検討されることを理解するだろう。したがって、ここで用いられるように、述べた具体例および付随する議論は、より一般的なクラスの代表を意図する。一般に、特定の例の使用は、そのクラスの代表であることが意図され、特定の要素(例えば動作)、装置および対象を盛り込んでいないことは、制限的であるととらえるべきではない。
ここにある本質的に任意の複数形及び/若しくは単数形の用語について、当業者は、文脈及び/若しくは出願に適切になるように、複数形から単数形へ、並びに/または単数形から複数形へ翻訳し得る。様々な単数形/複数形の置換は、明確化のために、表現上、ここには示されていない。
ここで記述される主題は、ときに、他の異なる成分内に含まれるまたはそれと接続される、異なる成分を示す。このような示された構造が単に例であり、実際同じ機能を達成させる他の多くの構造が実行されうることが理解されるだろう。概念的な意味で、同じ機能を達成させる組成の任意の構成は、有効に「関連」するので、所望の機能が達成される。ここから、特定の機能を達成させるのにここで結合される任意の2つの成分は、互いに「関連」しているので、構造や中間成分にかかわらず所望の機能が達成される。同様に、よく関連した任意の2つの成分はまた、互いに「動作可能に接続」または「動作可能に結合」されているようとすることができ、所望の機能が達成される。そして、よく関連している任意の2つの成分は、互いに「動作可能に結合可能」とすることができ、所望の機能が達成される。動作可能に結合可能な具体例は、特に限定されないが、物理的に対になりうるおよび/または物理的に相互作用する成分および/または無線で相互作用可能および/または無線で相互作用する成分および/または論理的に相互作用するおよび/または論理的に相互作用できる成分を含む。
ここに記載した本主題の具体的な態様を図示説明したが、変更及び修正を加えても、ここに記載した主題及びより広い態様から逸脱するものではないこと、したがって、付属の請求項は、その範囲内に、さらにここに記載した主題の真の精神及び範囲内に、すべての変化及び修正が含むことを、当業者は本明細書中の教唆に基づいて自ずと理解できるはずである。当該技術分野の当業者であれば、一般に、ここで使用した用語、特に付属の請求項(例えば、付属の請求項の本文)で使用した用語が、一般に「オープン」な用語であることを意図したものであることが理解できるであろう(例えば、「…を含む」という用語は、「を含んでいるが、これらに限定されるものではない」と解釈すべきであり、「…を有する」という用語は、「少なくとも…を有する」と解釈すべきであり、「…を備えた」という用語は、「を備えているが、これらに限定されるものではない」と解釈すべきである)。さらに、請求項において導入された構成要素について具体的な個数が意図されているのであれば、このような意図が請求項中で明示的に記載されるのであって、このような明示的な記載が無い場合には、このような意図は存在しないことが、当該技術分野の当業者は理解できるであろう。理解の一助として例を挙げると、下記の付属の請求項において、請求項の構成要素を導入するために、「少なくとも1つの」とか「1つ以上の」といった導入表現が使用されているかもしれない。しかし、たとえこのような表現を使用していたとしても、不定冠詞「a」または「an」によって請求項の構成要素を導入していることが、請求項に導入されたこの構成要素を含む任意の特定の請求項を、該構成要素を1つしか含まない請求項に限定していることを暗示しているのだと、解釈するべきものではない。同様に、このような解釈は、たとえ同一請求項中に「1つ以上の」または「少なくとも1つの」という導入表現と、不定冠詞、例えば「a」または「an」とが含まれていても、やはりするべきものではない(例えば、「a」および/または「an」は、通常、「少なくとも1つの」または「1つ以上の」を意味すると解釈すべきである)。同じことが、請求項の構成要素を導入するために使用された定冠詞の使用についても当てはまる。さらに、たとえ請求項で導入された構成要素について具体的な個数が明示的に記載されていたとしても、当業者であれば、このような記載は、通常、少なくとも記載された個数が含まれていることを意味していると解釈されるべきであることが理解できるであろう(例えば、修飾語を使わずに単に「2つの構成要素」と記載されている場合、通常、該構成要素が少なくとも2つまたは2つ以上含まれていることを意味する)。さらに、「A、B、及びCなどのうちの少なくとも一つ」に類似の表現形式が使用されている場合、一般に、このような文構造は、当業者がその表現形式を理解するであろう意味を意図している(例えば、「A、B、及びCのうちの少なくとも一つを有するシステム」には、Aだけを有するシステム、Bだけを有するシステム、Cだけを有するシステム、A及びBをともに有するシステム、A及びCをともに有するシステム、B及びCをともに有するシステム、および/またはA、B、及びCをともに有するシステムなどが含まれるが、これに限定されるものではない)。「A、B、またはCなどのうちの少なくとも一つ」に類似の表現形式が使用されている場合、一般に、このような文構造は、当業者がその表現形式を理解するであろう意味を意図している(例えば、「A、B、またはCのうちの少なくとも一つを有するシステム」には、Aだけを有するシステム、Bだけを有するシステム、Cだけを有するシステム、A及びBをともに有するシステム、A及びCをともに有するシステム、B及びCをともに有するシステム、および/またはA、B、及びCをともに有するシステムなどが含まれるが、これに限定されるものではない)。さらに、当業者であれば、通常、選択肢となる2つ以上の用語を提示する選言的な言葉および/または表現は、それが明細書中、請求項中、または図面中のいずれであっても、文脈と矛盾しない限りにおいて、複数の用語のうちの一つを含んでいる可能性、複数の用語のうちの一方を含んでいる可能性、または複数の用語をともに含んでいる可能性を考慮しているものであると理解すべきことが理解できるであろう。例えば、「AまたはB」という表現は、通常、「A」である可能性または「B」である可能性または「A及びB」である可能性を含んだものであると理解される。
付属の請求項に関して、当業者であれば、請求項中に記載の作動は、一般に任意の順序で実施してもかまわないことが理解できるであろう。また、さまざまな作動の流れが一連の流れとして提示されているが、このさまざまな作動が、図示された順序とは他の順序で実施されても、または同時に実施されてもかまわないことは理解されるべきである。このような別の順序の例には、文脈と矛盾しない限りにおいて、繰り返し、交互実施、中断、順序変更、増分、準備、補充、同時、逆、またはその他の変形した各順序が含まれてもよい。さらに、“〜に対応した”、“〜に関連した”、または過去時制の形容詞のような用語は、特に断りがない限り、そのような変化形を排除しているとは一般的に意図されない。
ここに記述された主題の態様について、番号にふって以下に列挙する。
〔1〕 進行波核分裂反応炉の炉心における複数の核分裂燃料サブアセンブリ内で第1方向及び第2方向に沿って核分裂進行波の燃焼波面を伝搬することと、
上記核分裂燃料サブアセンブリの燃焼度に基づく上記第2方向に沿った核分裂進行波の燃焼波面形状を規定するように、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを第1方向に沿って、第1燃焼度率を有する第1位置から第2燃焼度率を有する第2位置へ向けて制御可能に移動させることと、
を含み、
上記選択される核分裂燃料サブアセンブリが、有用な耐用年限の終点に近づいた場合、
上記第1燃焼度率は、上記第2燃焼度率よりも高く、
上記選択される核分裂燃料サブアセンブリが、増殖されるべき場合、
上記第1燃焼度率は、上記第2燃焼度率よりも低くなるように設定されている進行波核分裂反応炉の操作方法。
〔2〕上記複数の核分裂燃料サブアセンブリは、上記第2方向に沿って伸長している、〔1〕記載の方法。
〔3〕上記第1方向は、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリの長軸に略直交する、〔1〕記載の方法。
〔4〕上記第1方向及び上記第2方向は、互いに略垂直である、〔1〕記載の方法。
〔5〕上記第1方向は、半径方向であり、かつ
上記第2方向は、軸方向である、〔1〕記載の方法。
〔6〕上記第1方向は、軸方向であり、かつ
上記第2方向は、半径方向である、〔1〕記載の方法。
〔7〕上記第1方向は、軸方向であり、かつ
上記第2方向は、ラテラル方向である、〔1〕記載の方法。
〔8〕上記第1方向は、ラテラル方向であり、かつ
上記第2方向は、軸方向である、〔1〕記載の方法。
〔9〕上記第1位置は、外側位置を包含し、かつ
上記第2位置は、内側位置を包含する、〔1〕記載の方法。
〔10〕上記内側位置及び上記外側位置は、上記反応炉の炉心の中央部に対する幾何学的近似に基づく、〔9〕記載の方法。
〔11〕上記内側位置及び上記外側位置は、内側位置における中性子束が外側位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束に基づく、〔9〕記載の方法。
〔12〕上記内側位置及び上記外側位置は、内側位置におけるkeffectiveが外側位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度に基づく、〔9〕記載の方法。
〔13〕上記第1位置は、内側位置を包含し、かつ
上記第2位置は、外側位置を包含する、〔1〕記載の方法。
〔14〕上記内側位置及び上記外側位置は、上記反応炉の炉心の中央部に対する幾何学的近似に基づく、〔13〕記載の方法。
〔15〕上記内側位置及び上記外側位置は、内側位置における中性子束が外側位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束に基づく、〔13〕記載の方法。
〔16〕上記内側位置及び上記外側位置は、内側位置におけるkeffectiveが外側位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度に基づく、〔13〕記載の方法。
〔17〕上記第1位置及び上記第2位置は、上記第1次元に沿った基準値の反対側に位置している、〔1〕記載の方法。
〔18〕上記第1位置及び上記第2位置は、実質的に均等化された、少なくとも1つの属性(attribute)を包含する、〔1〕記載の方法。
〔19〕上記少なくとも1つの属性は、上記反応炉の炉心の中心領域に対する幾何学的近似を包含する、〔18〕記載の方法。
〔20〕上記少なくとも1つの属性は、中性子束を包含する、〔18〕記載の方法。
〔21〕上記少なくとも1つの属性は、反応度を包含する、〔18〕記載の方法。
〔22〕上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを第1方向に沿って第1位置から第2位置へ向けて制御可能に移動させることは、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つを回転させることを包含する、〔1〕記載の方法。
〔23〕上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを第1方向に沿って第1位置から第2位置へ向けて制御可能に移動させることは、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つを反転させることを包含する、〔1〕記載の方法。
〔24〕上記選択された組の次元制限は、上記第2次元に沿った、所定の最大距離を包含する、〔1〕記載の方法。
〔25〕上記選択された組の次元制限は、少なくとも1つの燃焼波面標準の関数である、〔1〕記載の方法。
〔26〕上記燃焼波面標準は、中性子束を包含する、〔25〕記載の方法。
〔27〕上記中性子束は、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つに関連する、〔26〕記載の方法。
〔28〕上記燃焼波面標準は、中性子フルエンスを包含する、〔25〕記載の方法。
〔29〕上記中性子フルエンスは、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つに関連する、〔28〕記載の方法。
〔30〕上記燃焼波面標準は、燃焼度を包含する、〔25〕記載の方法。
〔31〕上記燃焼度は、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つに関連する、〔30〕記載の方法。
〔32〕上記燃焼波面標準は、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つ内の燃焼波面位置を包含する、〔25〕記載の方法。
〔33〕上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを第1次元に沿って第1位置から第2位置へ向けて制御可能に移動させることは、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを第1次元に沿って半径方向に第1位置から第2位置へ向けて制御可能に移動させることを包含する、〔1〕記載の方法。
〔34〕上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを第1次元に沿って第1位置から第2位置へ向けて制御可能に移動させることは、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを第1次元に沿って螺旋状に第1位置から第2位置へ向けて制御可能に移動させることを包含する、〔1〕記載の方法。
〔35〕上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを第1次元に沿って第1位置から第2位置へ向けて制御可能に移動させることは、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを第1次元に沿って軸方向に第1位置から第2位置へ向けて制御可能に移動させることを包含する、〔1〕記載の方法。
〔36〕上記核分裂進行波の燃焼波面形状は、略球形状である、〔1〕記載の方法。
〔37〕上記核分裂進行波の燃焼波面形状は、選択された連続的な曲面に略適合する、〔1〕記載の方法。
〔38〕上記核分裂進行波の燃焼波面形状は、上記第2次元に対し略回転対称である、〔1〕記載の方法。
〔39〕上記核分裂進行波の燃焼波面形状は、上記第2次元に対し略n重回転対称である、〔1〕記載の方法。
〔40〕上記第2方向に沿った上記核分裂進行波の燃焼波面形状は、非対称である、〔1〕記載の方法。
〔41〕上記核分裂進行波の燃焼波面形状は、上記第2方向に対し回転非対称である、〔40〕記載の方法。
〔42〕さらに、複数の核分裂進行波点火アセンブリによって核分裂進行波の燃焼波面を起こすことを含む、〔1〕記載の方法。
〔43〕上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを第1方向に沿って第1位置から第2位置へ向けて制御可能に移動させる前に、上記複数の核分裂進行波点火アセンブリのうち少なくとも1つを取り去る、〔42〕記載の方法。
〔44〕上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを第1方向に沿って第1位置から第2位置へ向けて制御可能に移動させる前に、複数の核分裂進行波点火アセンブリのうち少なくとも1つを取り去ることは、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを第1方向に沿って第1位置から第2位置へ向けて制御可能に移動させる前に、上記第2位置から複数の核分裂進行波点火アセンブリのうち少なくとも1つを取り去ること、を包含する、〔43〕記載の方法。
〔45〕さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを第1方向に沿って第1位置から第2位置へ向けて制御可能に移動させる前に、進行波核分裂反応炉を臨界未満にすることを含む、〔1〕記載の方法。
〔46〕進行波核分裂反応炉を臨界未満にすることは、上記反応炉の炉心に中性子吸収体を投入することを包含する、〔45〕記載の方法。
〔47〕さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを第1方向に沿って第1位置から第2位置へ向けて制御可能に移動させた後に、臨界に回復させることを含む、〔45〕記載の方法。
〔48〕臨界に回復させることは、上記反応炉の炉心から少なくとも中性子吸収体部分を取り去ることを包含する、〔47〕記載の方法。
〔49〕さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを第1方向に沿って第1位置から第2位置へ向けて制御可能に移動させる前に、進行波核分裂反応炉を停止することを含む、〔45〕記載の方法。
〔50〕さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを第1方向に沿って第1位置から第2位置へ向けて制御可能に移動させた後に、進行波核分裂反応炉を再稼働することを含む、〔49〕記載の方法。
〔51〕 第1次元及び第2次元に沿って伝搬する核分裂進行波の燃焼波面に対し、選択された組の次元制限に基づき、複数の核分裂燃料サブアセンブリ内での、上記第2次元に沿った核分裂進行波の燃焼波面の所望の形状を決定することと、
上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、上記所望の形状に対応するように、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への移動を決定することと、進行波核分裂反応炉を制御する方法。
〔52〕さらに、上記核分裂進行波の燃焼波面の既存の形状を決定することを含む、〔51〕記載の方法。
〔53〕上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、上記所望の形状に対応するように、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への移動を決定することは、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、上記所望の形状を構築するように、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への移動を決定することを包含する、〔51〕記載の方法。
〔54〕上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、上記所望の形状に対応するように、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への移動を決定することは、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、上記所望の形状を維持するように、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への移動を決定することを包含する、〔51〕記載の方法。
〔55〕さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、上記所望の形状に対応するように、それぞれを第1次元に沿って第1位置から第2位置へ移動する時を決定することを含む、〔51〕記載の方法。
〔56〕さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、上記所望の形状に対応するように、それぞれを第1次元に沿って第1位置から第2位置へ向けて移動させることを含む、〔51〕記載の方法。
〔57〕上記複数の核分裂燃料サブアセンブリは、上記第2次元に沿って伸長している、〔51〕記載の方法。
〔58〕上記第1次元は、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリの長軸に略直交する、〔51〕記載の方法。
〔59〕上記第1次元及び上記第2次元は、互いに略垂直である、〔51〕記載の方法。
〔60〕上記第1次元は、半径方向の次元を包含し、かつ
上記第2次元は、軸方向の次元を包含する、〔51〕記載の方法。
〔61〕上記第1次元は、軸方向の次元を包含し、かつ
上記第2次元は、半径方向の次元を包含する、〔51〕記載の方法。
〔62〕上記第1次元は、軸方向の次元を包含し、かつ
上記第2次元は、ラテラル方向の次元を包含する、〔51〕記載の方法。
〔63〕上記第1次元は、ラテラル方向の次元を包含し、かつ
上記第2次元は、軸方向の次元を包含する、〔51〕記載の方法。
〔64〕上記第1位置は、外側位置を包含し、かつ
上記第2位置は、内側位置を包含する、〔51〕記載の方法。
〔65〕上記内側位置及び上記外側位置は、上記反応炉の炉心の中央部に対する幾何学的近似に基づく、〔64〕記載の方法。
〔66〕上記内側位置及び上記外側位置は、内側位置における中性子束が外側位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束に基づく、〔64〕記載の方法。
〔67〕上記内側位置及び上記外側位置は、内側位置におけるkeffectiveが外側位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度に基づく、〔64〕記載の方法。
〔68〕上記第1位置は、内側位置を包含し、かつ
上記第2位置は、外側位置を包含する、〔51〕記載の方法。
〔69〕上記内側位置及び上記外側位置は、上記反応炉の炉心の中央部に対する幾何学的近似に基づく、〔68〕記載の方法。
〔70〕上記内側位置及び上記外側位置は、内側位置における中性子束が外側位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束に基づく、〔68〕記載の方法。
〔71〕上記内側位置及び上記外側位置は、内側位置におけるkeffectiveが外側位置におけるkeffectiveよりも大きくなる反応度に基づく、〔68〕記載の方法。
〔72〕上記第1位置及び上記第2位置は、上記第1次元に沿った基準値の反対側に位置している、〔51〕記載の方法。
〔73〕上記第1位置及び上記第2位置は、実質的に均等化された、少なくとも1つの属性を包含する、〔51〕記載の方法。
〔74〕上記少なくとも1つの属性は、上記反応炉の炉心の中心領域に対する幾何学的近似を包含する、〔73〕記載の方法。
〔75〕上記少なくとも1つの属性は、中性子束を包含する、〔73〕記載の方法。
〔76〕上記少なくとも1つの属性は、反応度を包含する、〔73〕記載の方法。
〔77〕上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への移動を決定することは、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つの回転を決定することを包含する、〔51〕記載の方法。
〔78〕上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への移動を決定することは、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つの反転を決定することを包含する、〔51〕記載の方法。
〔79〕上記選択された組の次元制限は、上記第2次元に沿った、所定の最大距離を包含する、〔51〕記載の方法。
〔80〕上記選択された組の次元制限は、少なくとも1つの燃焼波面標準の関数である、〔51〕記載の方法。
〔81〕上記燃焼波面標準は、中性子束を包含する、〔80〕記載の方法。
〔82〕上記中性子束は、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つに関連する、〔81〕記載の方法。
〔83〕上記燃焼波面標準は、中性子フルエンスを包含する、〔80〕記載の方法。
〔84〕上記中性子フルエンスは、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つに関連する、〔83〕記載の方法。
〔85〕上記燃焼波面標準は、燃焼度を包含する、〔80〕記載の方法。
〔86〕上記燃焼度は、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つに関連する、〔85〕記載の方法。
〔87〕上記燃焼波面標準は、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つ内の燃焼波面位置を包含する、〔80〕記載の方法。
〔88〕上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への移動を決定することは、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への半径方向の移動を決定することを包含する、〔51〕記載の方法。
〔89〕上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への移動を決定することは、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への螺旋移動を決定することを包含する、〔51〕記載の方法。
〔90〕上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への移動を決定することは、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、軸方向並進を決定することを包含する、〔51〕記載の方法。
〔91〕上記核分裂進行波の燃焼波面の所望の形状を決定することは、上記核分裂進行波の燃焼波面の略球形状を決定することを包含する、〔51〕記載の方法。
〔92〕上記第2次元に沿った核分裂進行波の燃焼波面の所望の形状を決定することは、上記核分裂進行波の燃焼波面の連続的な曲面形状を決定することを包含する、〔51〕記載の方法。
〔93〕上記核分裂進行波の燃焼波面の所望の形状は、上記第2次元に対し略回転対称である、〔51〕記載の方法。
〔94〕上記核分裂進行波の燃焼波面の所望の形状は、上記第2次元に対し略n重回転対称である、〔51〕記載の方法。
〔95〕上記核分裂進行波の燃焼波面の所望の形状は、非対称である、〔51〕記載の方法。
〔96〕上記核分裂進行波の燃焼波面の所望の形状は、上記第2次元に対し回転非対称である、〔95〕記載の方法。
〔97〕第1次元及び第2次元に沿って伝搬する核分裂進行波の燃焼波面に対し、選択された組の次元制限に基づき、複数の核分裂燃料サブアセンブリ内で、上記第2次元に沿った核分裂進行波の燃焼波面の所望の形状を決定するように構成された第1電気回路と、
上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、上記所望の形状に対応するように、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への移動を決定するように構成された第2電気回路と、を備えたシステム。
〔98〕上記第2電気回路は、さらに、上記核分裂進行波の燃焼波面の既存の形状を決定するように構成されている、〔97〕記載のシステム。
〔99〕上記第2電気回路は、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、上記所望の形状を構築するように、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への移動を決定するように構成されている、〔97〕記載のシステム。
〔100〕上記第2電気回路は、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、上記所望の形状を維持するように、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への移動を決定するように構成されている、〔97〕記載のシステム。
〔101〕上記第2電気回路は、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、上記所望の形状に対応するように、それぞれを第1次元に沿って第1位置から第2位置へ移動する時を決定するように構成されている、〔97〕記載のシステム。
〔102〕上記複数の核分裂燃料サブアセンブリは、上記第2次元に沿って伸長している、〔97〕記載のシステム。
〔103〕上記第1次元は、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリの長軸に略直交する、〔97〕記載のシステム。
〔104〕上記第1次元及び上記第2次元は、互いに略垂直である、〔97〕記載のシステム。
〔105〕上記第1次元は、半径方向の次元を包含し、かつ
上記第2次元は、軸方向の次元を包含する、〔97〕記載のシステム。
〔106〕上記第1次元は、軸方向の次元を包含し、かつ
上記第2次元は、半径方向の次元を包含する、〔97〕記載のシステム。
〔107〕上記第1次元は、軸方向の次元を包含し、かつ
上記第2次元は、ラテラル方向の次元を包含する、〔97〕記載のシステム。
〔108〕上記第1次元は、ラテラル方向の次元を包含し、かつ
上記第2次元は、軸方向の次元を包含する、〔97〕記載のシステム。
〔109〕上記第1位置は、外側位置を包含し、かつ
上記第2位置は、内側位置を包含する、〔97〕記載のシステム。
〔110〕上記内側位置及び上記外側位置は、上記反応炉の炉心の中央部に対する幾何学的近似に基づく、〔109〕記載のシステム。
〔111〕上記内側位置及び上記外側位置は、内側位置における中性子束が外側位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束に基づく、〔109〕記載のシステム。
〔112〕上記内側位置及び上記外側位置は、内側位置におけるkeffectiveが外側位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度に基づく、〔109〕記載のシステム。
〔113〕上記第1位置は、内側位置を包含し、かつ
上記第2位置は、外側位置を包含する、〔97〕記載のシステム。
〔114〕上記内側位置及び上記外側位置は、上記反応炉の炉心の中央部に対する幾何学的近似に基づく、〔113〕記載のシステム。
〔115〕上記内側位置及び上記外側位置は、内側位置における中性子束が外側位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束に基づく、〔113〕記載のシステム。
〔116〕上記内側位置及び上記外側位置は、内側位置におけるkeffectiveが外側位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度に基づく、〔113〕記載のシステム。
〔117〕上記第1位置及び上記第2位置は、上記第1次元に沿った基準値の反対側に位置している、〔97〕記載のシステム。
〔118〕上記第1位置及び上記第2位置は、実質的に均等化された、少なくとも1つの属性を包含する、〔97〕記載のシステム。
〔119〕上記少なくとも1つの属性は、上記反応炉の炉心の中心領域に対する幾何学的近似を包含する、〔118〕記載のシステム。
〔120〕上記少なくとも1つの属性は、中性子束を包含する、〔118〕記載のシステム。
〔121〕上記少なくとも1つの属性は、反応度を包含する、〔118〕記載のシステム。
〔122〕上記第2電気回路は、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つの回転を決定するように構成されている、〔97〕記載のシステム。
〔123〕上記第2電気回路は、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つの反転を決定するように構成されている、〔97〕記載のシステム。
〔124〕上記選択された組の次元制限は、上記第2次元に沿った、所定の最大距離を包含する、〔97〕記載のシステム。
〔125〕上記選択された組の次元制限は、少なくとも1つの燃焼波面標準の関数である、〔97〕記載のシステム。
〔126〕上記燃焼波面標準は、中性子束を包含する、〔125〕記載のシステム。
〔127〕上記中性子束は、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つに関連する、〔126〕記載のシステム。
〔128〕上記燃焼波面標準は、中性子フルエンスを包含する、〔125〕記載のシステム。
〔129〕上記中性子フルエンスは、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つに関連する、〔128〕記載のシステム。
〔130〕上記燃焼波面標準は、燃焼度を包含する、〔125〕記載のシステム。
〔131〕上記燃焼度は、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つに関連する、〔130〕記載のシステム。
〔132〕上記燃焼波面標準は、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つ内の燃焼波面位置を包含する、〔125〕記載のシステム。
〔133〕上記第2電気回路は、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への半径方向の移動を決定するように構成されている、〔97〕記載のシステム。
〔134〕上記第2電気回路は、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への螺旋移動を決定するように構成されている、〔97〕記載のシステム。
〔135〕上記第2電気回路は、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、軸方向並進を決定するように構成されている、〔97〕記載のシステム。
〔136〕上記第1電気回路は、さらに、上記核分裂進行波の燃焼波面の略球形状を決定するように構成されている、〔97〕記載のシステム。
〔137〕上記第1電気回路は、さらに、上記核分裂進行波の燃焼波面の連続的な曲面形状を決定するように構成されている、〔97〕記載のシステム。
〔138〕上記核分裂進行波の燃焼波面の所望の形状は、上記第2次元に対し略回転対称である、〔97〕記載のシステム。
〔139〕上記核分裂進行波の燃焼波面の所望の形状は、上記第2次元に対し略n重回転対称である、〔97〕記載のシステム。
〔140〕上記核分裂進行波の燃焼波面の所望の形状は、非対称である、〔97〕記載のシステム。
〔141〕上記核分裂進行波の燃焼波面の所望の形状は、上記第2次元に対し回転非対称である、〔97〕記載のシステム。
〔142〕第1次元及び第2次元に沿って伝搬する核分裂進行波の燃焼波面に対し、選択された組の次元制限に基づき、複数の核分裂燃料サブアセンブリ内で、上記第2次元に沿った核分裂進行波の燃焼波面の所望の形状を決定するように構成された、第1コンピュータ可読媒体ソフトウェアプログラムコードと、
上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、上記所望の形状に対応するように、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への移動を決定するように構成された第2コンピュータ可読媒体ソフトウェアプログラムコードと、を備えたコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔143〕上記第2コンピュータ可読媒体ソフトウェアプログラムコードは、さらに、上記核分裂進行波の燃焼波面の既存の形状を決定するように構成されている、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔144〕上記第2コンピュータ可読媒体ソフトウェアプログラムコードは、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、上記所望の形状を構築するように、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への移動を決定するように構成されている、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔145〕上記第2コンピュータ可読媒体ソフトウェアプログラムコードは、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、上記所望の形状を維持するように、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への移動を決定するように構成されている、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔146〕上記第2コンピュータ可読媒体ソフトウェアプログラムコードは、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、上記所望の形状に対応するように、それぞれを第1次元に沿って第1位置から第2位置へ移動する時を決定するように構成されている、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔147〕上記複数の核分裂燃料サブアセンブリは、上記第2次元に沿って伸長している、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔148〕上記第1次元は、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリの長軸に略直交する、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔149〕上記第1次元及び上記第2次元は、互いに略垂直である、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔150〕上記第1次元は、半径方向の次元を包含し、かつ
上記第2次元は、軸方向の次元を包含する、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔151〕上記第1次元は、軸方向の次元を包含し、かつ
上記第2次元は、半径方向の次元を包含する、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔152〕上記第1次元は、軸方向の次元を包含し、かつ
上記第2次元は、ラテラル方向の次元を包含する、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔153〕上記第1次元は、ラテラル方向の次元を包含し、かつ
上記第2次元は、軸方向の次元を包含する、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔154〕上記第1位置は、外側位置を包含し、かつ
上記第2位置は、内側位置を包含する、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔155〕上記内側位置及び上記外側位置は、上記反応炉の炉心の中央部に対する幾何学的近似に基づく、〔154〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔156〕上記内側位置及び上記外側位置は、内側位置における中性子束が外側位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束に基づく、〔154〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔157〕上記内側位置及び上記外側位置は、内側位置におけるkeffectiveが外側位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度に基づく、〔154〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔158〕上記第1位置は、内側位置を包含し、かつ
上記第2位置は、外側位置を包含する、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔159〕上記内側位置及び上記外側位置は、上記反応炉の炉心の中央部に対する幾何学的近似に基づく、〔158〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔160〕上記内側位置及び上記外側位置は、内側位置における中性子束が外側位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束に基づく、〔158〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔161〕上記内側位置及び上記外側位置は、内側位置におけるkeffectiveが外側位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度に基づく、〔158〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔162〕上記第1位置及び上記第2位置は、上記第1次元に沿った基準値の反対側に位置している、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔163〕上記第1位置及び上記第2位置は、実質的に均等化された、少なくとも1つの属性を包含する、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔164〕上記少なくとも1つの属性は、上記反応炉の炉心の中心領域に対する幾何学的近似を包含する、〔163〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔165〕上記少なくとも1つの属性は、中性子束を包含する、〔163〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔166〕上記少なくとも1つの属性は、反応度を包含する、〔163〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔167〕上記第2電気回路は、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つの回転を決定するように構成されている、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔168〕上記第2電気回路は、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つの反転を決定するように構成されている、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔169〕上記選択された組の次元制限は、上記第2次元に沿った、所定の最大距離を包含する、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔170〕上記選択された組の次元制限は、少なくとも1つの燃焼波面標準の関数である、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔171〕上記燃焼波面標準は、中性子束を包含する、〔170〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔172〕上記中性子束は、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つに関連する、〔171〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔173〕上記燃焼波面標準は、中性子フルエンスを包含する、〔170〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔174〕上記中性子フルエンスは、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つに関連する、〔173〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔175〕上記燃焼波面標準は、燃焼度を包含する、〔170〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔176〕上記燃焼度は、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つに関連する、〔175〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔177〕上記燃焼波面標準は、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つ内の燃焼波面位置を包含する、〔170〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔178〕上記第2コンピュータ可読媒体ソフトウェアプログラムコードは、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への半径方向の移動を決定するように構成された第3コンピュータ可読媒体ソフトウェアプログラムコードを包含する、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔179〕上記第2コンピュータ可読媒体ソフトウェアプログラムコードは、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への螺旋移動を決定するように構成された第4コンピュータ可読媒体ソフトウェアプログラムコードを包含する、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔180〕上記第2コンピュータ可読媒体ソフトウェアプログラムコードは、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、軸方向並進を決定するように構成された第5コンピュータ可読媒体ソフトウェアプログラムコードを包含する、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔181〕上記第1コンピュータ可読媒体ソフトウェアプログラムコードは、上記核分裂進行波の燃焼波面の略球形状を決定するように構成された第7コンピュータ可読媒体ソフトウェアプログラムコードを包含する、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔182〕上記第1コンピュータ可読媒体ソフトウェアプログラムコードは、上記核分裂進行波の燃焼波面の連続的な曲面形状を決定するように構成された第8コンピュータ可読媒体ソフトウェアプログラムコードを包含する、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔183〕上記核分裂進行波の燃焼波面の所望の形状は、上記第2次元に対し略回転対称である、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔184〕上記核分裂進行波の燃焼波面の所望の形状は、上記第2次元に対し略n重回転対称である、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔185〕上記核分裂進行波の燃焼波面の所望の形状は、非対称である、〔142〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔186〕上記核分裂進行波の燃焼波面の所望の形状は、上記第2次元に対し回転非対称である、〔185〕記載のコンピュータソフトウェアプログラムプロダクト。
〔187〕第1次元及び第2次元に沿って伝搬する核分裂進行波の燃焼波面に対し、選択された組の次元制限に基づき、複数の核分裂燃料サブアセンブリ内で、上記第2次元に沿った核分裂進行波の燃焼波面の所望の形状を決定するように構成された第1電気回路と、
上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、上記所望の形状に対応するように、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への移動を決定するように構成された第2電気回路と、
上記第2電気回路に対応して、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものを移動するように構成されたサブアセンブリと、を備えたシステム。
〔188〕上記第2電気回路は、さらに、上記核分裂進行波の燃焼波面の既存の形状を決定するように構成されている、〔187〕記載のシステム。
〔189〕上記第2電気回路は、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、上記所望の形状を構築するように、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への移動を決定するように構成されている、〔187〕記載のシステム。
〔190〕上記第2電気回路は、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、上記所望の形状を維持するように、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への移動を決定するように構成されている、〔187〕記載のシステム。
〔191〕上記第2電気回路は、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、上記所望の形状に対応するように、それぞれを第1次元に沿って第1位置から第2位置へ移動する時を決定するように構成されている、〔187〕記載のシステム。
〔192〕上記複数の核分裂燃料サブアセンブリは、上記第2次元に沿って伸長している、〔187〕記載のシステム。
〔193〕上記第1次元は、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリの長軸に略直交する、〔187〕記載のシステム。
〔194〕上記第1次元及び上記第2次元は、互いに略垂直である、〔187〕記載のシステム。
〔195〕上記第1次元は、半径方向の次元を包含し、かつ
上記第2次元は、軸方向の次元を包含する、〔187〕記載のシステム。
〔196〕上記第1次元は、軸方向の次元を包含し、かつ
上記第2次元は、半径方向の次元を包含する、〔187〕記載のシステム。
〔197〕上記第1次元は、軸方向の次元を包含し、かつ
上記第2次元は、ラテラル方向の次元を包含する、〔187〕記載のシステム。
〔198〕上記第1次元は、ラテラル方向の次元を包含し、かつ
上記第2次元は、軸方向の次元を包含する、〔187〕記載のシステム。
〔199〕上記第1位置は、外側位置を包含し、かつ
上記第2位置は、内側位置を包含する、〔187〕記載のシステム。
〔200〕上記内側位置及び上記外側位置は、上記反応炉の炉心の中央部に対する幾何学的近似に基づく、〔199〕記載のシステム。
〔201〕上記内側位置及び上記外側位置は、内側位置における中性子束が外側位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束に基づく、〔199〕記載のシステム。
〔202〕上記内側位置及び上記外側位置は、内側位置におけるkeffectiveが外側位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度に基づく、〔199〕記載のシステム。
〔203〕上記第1位置は、内側位置を包含し、かつ
上記第2位置は、外側位置を包含する、〔187〕記載のシステム。
〔204〕上記内側位置及び上記外側位置は、上記反応炉の炉心の中央部に対する幾何学的近似に基づく、〔203〕記載のシステム。
〔205〕上記内側位置及び上記外側位置は、内側位置における中性子束が外側位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束に基づく、〔203〕記載のシステム。
〔206〕上記内側位置及び上記外側位置は、内側位置におけるkeffectiveが外側位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度に基づく、〔203〕記載のシステム。
〔207〕上記第1位置及び上記第2位置は、上記第1次元に沿った基準値の反対側に位置している、〔187〕記載のシステム。
〔208〕上記第1位置及び上記第2位置は、実質的に均等化された、少なくとも1つの属性を包含する、〔187〕記載のシステム。
〔209〕上記少なくとも1つの属性は、上記反応炉の炉心の中心領域に対する幾何学的近似を包含する、〔208〕記載のシステム。
〔210〕上記少なくとも1つの属性は、中性子束を包含する、〔208〕記載のシステム。
〔211〕上記少なくとも1つの属性は、反応度を包含する、〔208〕記載のシステム。
〔212〕上記第2電気回路は、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つの回転を決定するように構成されている、〔187〕記載のシステム。
〔213〕上記第2電気回路は、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つの反転を決定するように構成されている、〔187〕記載のシステム。
〔214〕上記サブアセンブリは、核燃料取扱装置を備えた、〔187〕記載のシステム。
〔215〕上記サブアセンブリは、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを第1位置から第2位置へ半径方向に移動するように構成された、〔187〕記載のシステム。
〔216〕上記サブアセンブリは、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを第1位置から第2位置へ螺旋移動するように構成された、〔187〕記載のシステム。
〔217〕上記サブアセンブリは、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、軸方向並進するように構成されている、〔187〕記載のシステム。
〔218〕上記サブアセンブリは、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、回転するように構成されている、〔187〕記載のシステム。
〔219〕上記サブアセンブリは、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、反転するように構成されている、〔187〕記載のシステム。
〔220〕進行波核分裂反応炉の炉心と、
上記進行波核分裂反応炉の炉心内で受入れられ、各々が、炉心内で、第1次元及び第2次元に沿って核分裂進行波の燃焼波面を伝搬するように構成された複数の核分裂燃料サブアセンブリと、
選択された組の次元制限に基づき、複数の核分裂燃料サブアセンブリ内で、上記第2次元に沿った核分裂進行波の燃焼波面の所望の形状を決定するように構成された第1電気回路と、
上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、上記所望の形状に対応するように、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への移動を決定するように構成された第2電気回路と、
上記第2電気回路に対応して、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものを移動するように構成されたサブアセンブリと、を備えた進行波核分裂反応炉。
〔221〕上記第2電気回路は、さらに、上記核分裂進行波の燃焼波面の既存の形状を決定するように構成されている、〔220〕記載の反応炉。
〔222〕上記第2電気回路は、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、上記所望の形状を構築するように、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への移動を決定するように構成されている、〔220〕記載の反応炉。
〔223〕上記第2電気回路は、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、上記所望の形状を維持するように、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への移動を決定するように構成されている、〔220〕記載の反応炉。
〔224〕上記第2電気回路は、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、上記所望の形状に対応するように、それぞれを第1次元に沿って第1位置から第2位置へ移動する時を決定するように構成されている、〔220〕記載の反応炉。
〔225〕上記複数の核分裂燃料サブアセンブリは、上記第2次元に沿って伸長している、〔220〕記載の反応炉。
〔226〕上記第1次元は、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリの長軸に略直交する、〔220〕記載の反応炉。
〔227〕上記第1次元及び上記第2次元は、互いに略垂直である、〔220〕記載の反応炉。
〔228〕上記第1次元は、半径方向の次元を包含し、かつ
上記第2次元は、軸方向の次元を包含する、〔220〕記載の反応炉。
〔229〕上記第1次元は、軸方向の次元を包含し、かつ
上記第2次元は、半径方向の次元を包含する、〔220〕記載の反応炉。
〔230〕上記第1次元は、軸方向の次元を包含し、かつ
上記第2次元は、ラテラル方向の次元を包含する、〔220〕記載の反応炉。
〔231〕上記第1次元は、ラテラル方向の次元を包含し、かつ
上記第2次元は、軸方向の次元を包含する、〔220〕記載の反応炉。
〔232〕上記第1位置は、外側位置を包含し、かつ
上記第2位置は、内側位置を包含する、〔220〕記載の反応炉。
〔233〕上記内側位置及び上記外側位置は、上記反応炉の炉心の中央部に対する幾何学的近似に基づく、〔232〕記載の反応炉。
〔234〕上記内側位置及び上記外側位置は、内側位置における中性子束が外側位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束に基づく、〔232〕記載の反応炉。
〔235〕上記内側位置及び上記外側位置は、内側位置におけるkeffectiveが外側位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度に基づく、〔232〕記載の反応炉。
〔236〕上記第1位置は、内側位置を包含し、かつ
上記第2位置は、外側位置を包含する、〔220〕記載の反応炉。
〔237〕上記内側位置及び上記外側位置は、上記反応炉の炉心の中央部に対する幾何学的近似に基づく、〔236〕記載の反応炉。
〔238〕上記内側位置及び上記外側位置は、内側位置における中性子束が外側位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束に基づく、〔236〕記載の反応炉。
〔239〕上記内側位置及び上記外側位置は、内側位置におけるkeffectiveが外側位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度に基づく、〔236〕記載の反応炉。
〔240〕上記第1位置及び上記第2位置は、上記第1次元に沿った基準値の反対側に位置している、〔220〕記載の反応炉。
〔241〕上記第1位置及び上記第2位置は、実質的に均等化された、少なくとも1つの属性を包含する、〔220〕記載の反応炉。
〔242〕上記少なくとも1つの属性は、上記反応炉の炉心の中心領域に対する幾何学的近似を包含する、〔241〕記載の反応炉。
〔243〕上記少なくとも1つの属性は、中性子束を包含する、〔241〕記載の反応炉。
〔244〕上記少なくとも1つの属性は、反応度を包含する、〔241〕記載の反応炉。
〔245〕上記第2電気回路は、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つの回転を決定するように構成されている、〔220〕記載の反応炉。
〔246〕上記第2電気回路は、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つの反転を決定するように構成されている、〔220〕記載の反応炉。
〔247〕上記選択された組の次元制限は、上記第2次元に沿った、所定の最大距離を包含する、〔220〕記載の反応炉。
〔248〕上記選択された組の次元制限は、少なくとも1つの燃焼波面標準の関数である、〔220〕記載の反応炉。
〔249〕上記燃焼波面標準は、中性子束を包含する、〔248〕記載の反応炉。
〔250〕上記中性子束は、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つに関連する、〔249〕記載の反応炉。
〔251〕上記燃焼波面標準は、中性子フルエンスを包含する、〔248〕記載の反応炉。
〔252〕上記中性子フルエンスは、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つに関連する、〔251〕記載の反応炉。
〔253〕上記燃焼波面標準は、燃焼度を包含する、〔248〕記載の反応炉。
〔254〕上記燃焼度は、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つに関連する、〔253〕記載の反応炉。
〔255〕上記燃焼波面標準は、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つ内の燃焼波面位置を包含する、〔248〕記載の反応炉。
〔256〕上記第2電気回路は、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への半径方向の移動を決定するように構成されている、〔220〕記載の反応炉。
〔257〕上記第2電気回路は、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれの第1次元に沿った第1位置から第2位置への螺旋移動を決定するように構成されている、〔220〕記載の反応炉。
〔258〕上記第2電気回路は、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、軸方向並進を決定するように構成されている、〔220〕記載の反応炉。
〔259〕上記第1電気回路は、さらに、上記核分裂進行波の燃焼波面の略球形状を決定するように構成されている、〔220〕記載の反応炉。
〔260〕上記第1電気回路は、さらに、上記核分裂進行波の燃焼波面の連続的な曲面形状を決定するように構成されている、〔220〕記載の反応炉。
〔261〕上記核分裂進行波の燃焼波面の所望の形状は、上記第2次元に対し略回転対称である、〔220〕記載の反応炉。
〔262〕上記核分裂進行波の燃焼波面の所望の形状は、上記第2次元に対し略n重回転対称である、〔220〕記載の反応炉。
〔263〕上記核分裂進行波の燃焼波面の所望の形状は、非対称である、〔220〕記載の反応炉。
〔264〕上記核分裂進行波の燃焼波面の所望の形状は、上記第2次元に対し回転非対称である、〔263〕記載の反応炉。
〔265〕上記サブアセンブリは、核燃料取扱装置を備えた、〔220〕記載の反応炉。
〔266〕上記サブアセンブリは、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを第1位置から第2位置へ半径方向に移動するように構成された、〔220〕記載の反応炉。
〔267〕上記サブアセンブリは、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを第1位置から第2位置へ螺旋移動するように構成された、〔220〕記載の反応炉。
〔268〕上記サブアセンブリは、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、軸方向並進するように構成されている、〔220〕記載の反応炉。
〔269〕上記サブアセンブリは、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、回転するように構成されている、〔220〕記載の反応炉。
〔270〕上記サブアセンブリは、さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、反転するように構成されている、〔220〕記載の反応炉。
〔271〕少なくとも1つの核分裂燃料サブアセンブリを、進行波核分裂反応炉の炉心内の第1位置から進行波核分裂反応炉の炉心内の第2位置へ外側に移動させること、を含む進行波核分裂反応炉の操作方法。
〔272〕さらに、少なくとも1つの核分裂燃料サブアセンブリを、上記第2位置から内側へ移動させること、を含む、〔271〕記載の方法。
〔273〕上記第1位置及び上記第2位置は、上記反応炉の炉心の中央部に対する幾何学的近似に基づく、〔271〕記載の方法。
〔274〕上記第1位置及び上記第2位置は、第1位置における中性子束が第2位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束に基づく、〔271〕記載の方法。
〔275〕上記第1位置及び上記第2位置は、第1位置におけるkeffectiveが第2位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度に基づく、〔271〕記載の方法。
〔276〕少なくとも1つの核分裂燃料サブアセンブリについて、進行波核分裂反応炉の炉心内の第1位置から、進行波核分裂反応炉の炉心内の上記第1位置と異なる第2位置への第1方向の移動を決定することと、
少なくとも1つの核分裂燃料サブアセンブリについて、上記第2位置から、上記第1方向と異なる第2方向への移動を決定することと、を含む、進行波核分裂反応炉の操作方法。
〔277〕上記第1方向は、外側方向であり、かつ
上記第2方向は、内側方向である、〔276〕記載の方法。
〔278〕上記第1位置及び上記第2位置は、上記反応炉の炉心の中央部に対する幾何学的近似に基づく、〔277〕記載の方法。
〔279〕上記第1位置及び上記第2位置は、第1位置における中性子束が第2位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束に基づく、〔277〕記載の方法。
〔280〕上記第1位置及び上記第2位置は、第1位置におけるkeffectiveが第2位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度に基づく、〔277〕記載の方法。
〔281〕上記第1方向は内側方向であり、かつ上記第2方向は外側方向である、〔276〕記載の方法。
〔282〕上記第2位置及び上記第1位置は、上記反応炉の炉心の中央部に対する幾何学的近似に基づく、〔281〕記載の方法。
〔283〕上記第2位置及び上記第1位置は、第2位置における中性子束が第1位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束に基づく、〔281〕記載の方法。
〔284〕上記第2位置及び上記第1位置は、第2位置におけるkeffectiveが第1位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度に基づく、〔281〕記載の方法。
〔285〕少なくとも1つの核分裂燃料サブアセンブリを、進行波核分裂反応炉の炉心内の第1位置から、進行波核分裂反応炉の炉心内の上記第1の位置と異なる第2位置へ第1方向に移動させることと、
少なくとも1つの核分裂燃料サブアセンブリについて、上記第2位置から上記第1方向と異なる第2方向への移動を決定することと、を含む、進行波核分裂反応炉の操作方法。
〔286〕上記第1方向は、外側方向であり、かつ上記第2方向は、内側方向である、〔285〕記載の方法。
〔287〕上記第1位置及び上記第2位置は、上記反応炉の炉心の中央部に対する幾何学的近似に基づく、〔286〕記載の方法。
〔288〕上記第1位置及び上記第2位置は、第1位置における中性子束が第2位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束に基づく、〔286〕記載の方法。
〔289〕上記第1位置及び上記第2位置は、第1位置におけるkeffectiveが第2位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度に基づく、〔286〕記載の方法。
〔290〕上記第1方向は内側方向であり、かつ
上記第2方向は外側方向である、〔285〕記載の方法。
〔291〕上記第2位置及び上記第1位置は、上記反応炉の炉心の中央部に対する幾何学的近似に基づく、〔290〕記載の方法。
〔292〕上記第2位置及び上記第1位置は、第2位置における中性子束が第1位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束に基づく、〔290〕記載の方法。
〔293〕上記第2位置及び上記第1位置は、第2位置におけるkeffectiveが第1位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度に基づく、〔290〕記載の方法。
〔294〕少なくとも1つの核分裂燃料サブアセンブリを、進行波核分裂反応炉内の第1位置から、進行波核分裂反応炉内の上記第1の位置と異なる第2位置へ第1方向に移動させることと、
少なくとも1つの核分裂燃料サブアセンブリを、上記第2位置から、上記第1方向と異なる第2方向へ移動させることと、を含む、進行波核分裂反応炉の操作方法。
〔295〕上記第1方向は、外側方向であり、かつ
上記第2方向は、内側方向である、〔294〕記載の方法。
〔296〕上記第1位置及び上記第2位置は、上記反応炉の炉心の中央部に対する幾何学的近似に基づく、〔295〕記載の方法。
〔297〕上記第1位置及び上記第2位置は、第1位置における中性子束が第2位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束に基づく、〔295〕記載の方法。
〔298〕上記第1位置及び上記第2位置は、第1位置におけるkeffectiveが第2位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度に基づく、〔295〕記載の方法。
〔299〕上記第1方向は内側方向であり、かつ
上記第2方向は外側方向である、〔294〕記載の方法。
〔300〕上記第2位置及び上記第1位置は、上記反応炉の炉心の中央部に対する幾何学的近似に基づく、〔299〕記載の方法。
〔301〕上記第2位置及び上記第1位置は、第2位置における中性子束が第1位置における中性子束よりも大きくなるような中性子束に基づく、〔299〕記載の方法。
〔302〕上記第2位置及び上記第1位置は、第2位置におけるkeffectiveが第1位置におけるkeffectiveよりも大きくなるような反応度に基づく、〔299〕記載の方法。
〔303〕所定の燃焼度レベルを選択することと、
複数の核分裂燃料サブアセンブリ全てについて、燃焼度レベルが上記所定の燃焼度レベルになるように、核分裂反応炉の炉心内の複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものの移動を決定することと、を含む、進行波核分裂反応炉の操作方法。
〔304〕さらに、上記決定された移動に対応して、核分裂反応炉の炉心内の複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものを移動させること、を含む、〔303〕記載の方法。
〔305〕さらに、燃焼度レベルが上記所定の燃焼度レベルと等しくなったときに、複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれの除去を決定すること、を含む、〔304〕記載の方法。
〔306〕さらに、上記決定された除去に対応して、複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものを取り去ること、を含む、〔305〕記載の方法。
本明細書には、様々な態様及び実施形態が開示されているが、他の態様及び実施形態も当業者にとって明らかであろう。また、様々な態様及び実施形態を、ここに開示したが、その他の態様及び実施形態が可能であることは、当業者であれば自ずと理解できるはずである。ここに開示した各種態様及び実施形態は、説明を目的とするものであって、限定を加えることを意図するものではない。また、真の範囲及び精神は以下の請求項によって示されている。
進行波核分裂反応炉の例示的な操作方法のブロック図である。 例示的な核分裂反応炉の炉心の構成要素の一部概略構成の斜視図である。 例示的な核分裂反応炉の炉心の構成要素の一部概略構成の斜視図である。 例示的な核分裂反応炉の炉心の構成要素の一部概略構成の斜視図である。 選択された核分裂燃料サブアセンブリの移動による核分裂進行波の燃焼波面形状の影響を示す。 選択された核分裂燃料サブアセンブリの移動による核分裂進行波の燃焼波面形状の影響を示す。 選択された核分裂燃料サブアセンブリの移動による核分裂進行波の燃焼波面形状の影響を示す。 選択された核分裂燃料サブアセンブリの移動による核分裂進行波の燃焼波面形状の影響を示す。 図1Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 核分裂燃料サブアセンブリの回転を示す。 図1Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 核分裂燃料サブアセンブリの反転を示す。 図1Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 図1Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 核分裂燃料サブアセンブリの螺旋移動を示す。 図1Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 核分裂燃料サブアセンブリの軸方向の移動を示す。 核分裂進行波の燃焼波面の略球形状を示す。 核分裂進行波の燃焼波面の連続的な曲面形状を示す。 核分裂進行波の燃焼波面の略回転対称形状を示す。 核分裂進行波の燃焼波面の略n重回転対称形状を示す。 核分裂進行波の燃焼波面の略n重回転対称形状を示す。 図1Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 図1Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 図1Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 図1Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 図1Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 図1Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 図1Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 図1Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 図1Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 進行波核分裂反応炉の例示的な制御方法のブロック図である。 図2Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 図2Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 図2Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 図2Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 図2Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 図2Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 図2Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 図2Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 図2Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 図2Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 図2Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 図2Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 核分裂燃料サブアセンブリの移動を決定するための例示的なシステムのブロック図である。 図3Aのシステムの構成要素を詳細に示したブロック図である。 図3Aのシステムの構成要素を詳細に示したブロック図である。 核分裂燃料サブアセンブリを移動するための例示的なシステムのブロック図である。 図4Aのシステムの構成要素を詳細に示したブロック図である。 図4Aのシステムの構成要素を詳細に示したブロック図である。 例示的な進行波核分裂反応炉の一部概略構成のブロック図である。 進行波核分裂反応炉の例示的な操作方法のフローチャートである。 図6Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 進行波核分裂反応炉の例示的な操作方法のフローチャートである。 進行波核分裂反応炉の例示的な操作方法のフローチャートである。 進行波核分裂反応炉の例示的な操作方法のフローチャートである。 核分裂反応炉の例示的な操作方法のフローチャートである。 図10Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 図10Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。 図10Aの方法の一部を詳細に示したブロック図である。

Claims (18)

  1. 進行波核分裂反応炉の炉心における複数の核分裂燃料サブアセンブリ内で進行波核分裂反応炉の核分裂燃料サブアセンブリの主軸に沿った軸方向に垂直な半径方向に沿って核分裂進行波の燃焼波面を伝搬することと、
    記核分裂進行波の燃焼波面所望の形状、上記核分裂燃料サブアセンブリの燃焼度に基づき上記軸方向に沿って決定し、決定された上記所望の形状に対応するように、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、第1位置に存在する核分裂燃料サブアセンブリと上記第1位置から上記半径方向に位置する第2位置に存在する核分裂燃料サブアセンブリとを入れ替えるように、それぞれを上記半径方向に沿って制御可能に移動させることと、
    を含む進行波核分裂反応炉の操作方法。
  2. 上記複数の核分裂燃料サブアセンブリは、上記軸方向に沿って伸長している、請求項1に記載の方法。
  3. 上記半径方向は、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリの長軸に略直交する、請求項1に記載の方法。
  4. 上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを上記半径方向に沿って制御可能に移動させることは、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つを回転させることを包含する、請求項1に記載の方法。
  5. 上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを上記半径方向に沿って制御可能に移動させることは、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つを反転させることを包含する、請求項1に記載の方法。
  6. 上記燃焼度は、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたもののうち少なくとも1つに関連する、請求項1に記載の方法。
  7. 上記核分裂進行波の燃焼波面形状は、略球形状、選択された連続的な曲面に適合した形状、上記軸方向に対し略回転対称である形状、および上記軸方向に対し略n重回転対称である形状から選択される形状を包含する、請求項1に記載の方法。
  8. 上記軸方向に沿って決定された上記核分裂進行波の燃焼波面形状は、非対称である、請求項1に記載の方法。
  9. 上記核分裂進行波の燃焼波面形状は、上記軸方向に対し回転非対称である、請求項8に記載の方法。
  10. さらに、複数の核分裂進行波点火アセンブリによって核分裂進行波の燃焼波面を起こすことを含む、請求項1に記載の方法。
  11. 上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを上記半径方向に沿って制御可能に移動させる前に、上記複数の核分裂進行波点火アセンブリのうち少なくとも1つを取り去る、請求項10に記載の方法。
  12. 上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを上記半径方向に沿って制御可能に移動させる前に、複数の核分裂進行波点火アセンブリのうち少なくとも1つを取り去ることは、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを上記半径方向に沿って制御可能に移動させる前に、上記第2位置から複数の核分裂進行波点火アセンブリのうち少なくとも1つを取り去ること、を包含する、請求項11に記載の方法。
  13. さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを上記半径方向に沿って制御可能に移動させる前に、進行波核分裂反応炉を臨界未満にすることを含む、請求項1に記載の方法。
  14. 進行波核分裂反応炉を臨界未満にすることは、上記反応炉の炉心に中性子吸収体を投入することを包含する、請求項13に記載の方法。
  15. さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを上記半径方向に沿って制御可能に移動させた後に、臨界に回復させることを含む、請求項13に記載の方法。
  16. 臨界に回復させることは、上記反応炉の炉心から少なくとも中性子吸収体部分を取り去ることを包含する、請求項15に記載の方法。
  17. さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを上記半径方向に沿って制御可能に移動させる前に、進行波核分裂反応炉を停止することを含む、請求項13に記載の方法。
  18. さらに、上記複数の核分裂燃料サブアセンブリから選択されたものについて、それぞれを上記半径方向に沿って制御可能に移動させた後に、進行波核分裂反応炉を再稼働することを含む、請求項17に記載の方法。
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