JP6166362B2 - 弁および弁用ダイヤフラム - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1のプリアンブルによる弁、および請求項15のプリアンブルによる弁用ダイヤフラムに関する。
弁は、加工システム内では重要な構成要素であり、これによって生成物媒体の流れを生成物伝導システム内で配管システムを通るように方向付ける。方向付け効果は、弁の切り替え機能に基づいている。
弁は、少なくとも1つの第1のポートおよび1つの第2のポートを有する弁ハウジングを有する。汎用タイプの弁では、軸方向に沿って移動可能である閉鎖部材を備えた閉鎖部材構成部が、設けられる。この軸方向の可動性に関連して、弁は、これがポート間に配置された弁座と封止式に相互作用する閉位置にもっていかれることが可能であり、それによって第1のポートと第2のポート間の流体連結が遮られる。閉鎖部材の軸方向の移動は、弁ハウジングの外側で起こされ得る。通常、加圧媒体作動式ドライブが使用され、ここでは、加圧媒体は、ばねの復元力に対抗してピストン上に圧力を及ぼす。
特定の要求が、食品産業などの無菌用途における弁に出されている。そのような用途では、生成物が周囲の空気と接触することは回避されなければならず、その理由は、そうでない場合、細菌および病原菌が生成物に導入される恐れがあるためである。弁内の封止部の設計は、それに対応して複雑である。閉鎖部材構成部をハウジングの周囲に対して封止することは、特に、閉鎖部材構成部がドライブに連結される場合重要である。
独国特許出願公開第102007014282A1号明細書は、一方では、封止効果を伴って閉鎖部材構成部上に、他方では弁ハウジング側保持構成部上に保持された流体不透過性ダイヤフラムを提案している。保持構成部は、軸方向に傾斜して配置されたクランプ空隙を有する。ダイヤフラムは、このクランプ空隙内を通るクランプセクションと、閉鎖部材構成部が貫通する中央開口部とを備える。封止効果は、中央開口部が閉鎖部材構成部上に保持され、クランプセクションがクランプ空隙内に保持された結果生じるものである。エラストマーベースの知られている材料とは対照的に、このダイヤフラムは、少なくとも約130度までの温度耐性を有する寸法的に安定したプラスチックから生成される。これにより、作動状態下で、特に作動温度および作動温度下で一定の寸法がもたらされる。ダイヤフラムをクランプ空隙内にクランプすることに伴って、高い貯蔵安定性および全体的に効果的な封止が結果として生じる。
独国特許出願公開第102007014282 A1号明細書は、クランプ空隙内に、クランプ力を増大させる突出部を設けることによって封止をさらに改良することを教示している。
独国特許出願公開第102007014282 A1号明細書
本発明の目的は、ダイヤフラムを備えた弁およびダイヤフラムであって、従来技術と比較してダイヤフラムの弁ハウジング側の封止をさらに改良し、それによって保全の必要性を低減する、ダイヤフラムを備えた弁およびダイヤフラムを生み出すことである。
この目的は、請求項1の特徴を備えた弁、および請求項15の特徴を備えたダイヤフラムによって解決される。従属請求項2から14および16から18は、全体的な利点を向上させる留意された効果を有する有利な開発点を提示する。
本発明によるダイヤフラムは、ダイヤフラムの径方向の外側縁上に配置され、第2のセクションによって径方向に内向きに当接された第1のセクションを有する。いずれのセクションも、互いから角度を付けてずらされる。第1のセクションは、ダイヤフラムの保持構成部内にクランプされ、第2のセクションは、対照的に少なくとも誘導される。セクション間の角度は、型嵌めが、保持構成部とそれらのセクション間に結果として生じるように寸法設定される。ダイヤフラムのセクションおよびこれらの間の角度は、好ましくは保持構成部内に形成された角度に近くなるように事前成形され得る。第1のセクションをクランプすることにより、ダイヤフラムの位置決めをもたらすクランプ力が全体的に増大され、ダイヤフラムのより大きい表面セクションは、クランプ空隙内のダイヤフラムの滑りが、共働的に強力に低減されるようにクランプすることによって固定される。型嵌めはこの効果を大きく強め、それにより、ダイヤフラムは、クランプ空隙、型嵌め、および圧力嵌めの第1のセクションとの相互作用から、すべての作動状態下で保持構成部内に固定されたままになる。圧力嵌めにより、ダイヤフラムの外側縁もまた、第1のセクションおよび保持構成部に対して極めて良好に、かつ従来技術より良好に封止される。これは、本発明者が、生成物が、ダイヤフラムおよび保持構成部の特にクランプ空隙内での移動によって保持構成部、特にクランプ空隙に引きこまれることを見出したため、特に有利であり、また、保全の必要性を低減する。この汚染は、一方では弁内の生成物チャンバから、他方ではハウジングの周囲から結果として生じ得る。これは、本発明によるダイヤフラムおよび弁の設計によって確実に防止される。
弁の一開発点では、第1のセクションと第2のセクションの間の角度は、60°から135°の間である。これは、確実な型嵌めを生み出し、ダイヤフラムを製造する際、または異なって成形されたダイヤフラムを保持構成部に取り付ける際の変形から材料にかかる応力を最小限にする。
別の開発点では、第1のセクションを軸方向に対して概ね垂直な平面内に配置することが提案される。ダイヤフラムがそれによって、数度の角度の偏差を許しながらも、第1のセクション内で外側へと径方向にほぼ平坦に延びる場合、これは、容易に調整可能なクランプ力を有する経済的な設計をもたらす。
別の開発点は、第2のセクションを円筒軸を備えたほぼ円筒状に成形することを実現し、この場合円筒軸は、軸方向に配向され、偏差は、生産精度の枠内および数度の偏差角度内に含まれる。これは、第2のセクションに好適なガイド特性を備えて生産することが経済的である保持構成部をもたらす。
本発明は、クランプセクションと第1のセクションの間のダイヤフラム内に少なくとも1つの通路を備えて開発されることが可能であり、この場合通路は、弁ハウジング側の保持構成部内に形成されたチャネルと相互作用する。この通路は、たとえば、弁ハウジング内および/または第2のハウジング部内のリング形状の溝によって流体に対して透過性になるように互いに連結された、周囲にわたって配置され分散された複数の通路開口部の形態で設計され得る。この対策により、弁内部からクランプセクションなどの保持構成部に入るいかなる材料も、ダイヤフラム内の通路を通して外側に伝導されることによって見えるようになる。
別の開発点では、保持構成部には、第1および第2の空隙が設けられ、この場合第1の空隙は、ダイヤフラムの第1のセクションとの圧力嵌めを形成し、第2の空隙は、第2のセクションを誘導する。保持構成部のこの設計により、上述した利点は、経済的に達成可能であり、加えて、ダイヤフラムにかかる材料応力が、特に最小限に抑えられ得る。
別の開発点は、第1の空隙の設計に関し、この空隙を第1および第2の壁で限定することを実現し、この場合壁の少なくとも1つは、空隙内のダイヤフラムの摩擦を増大させる構造体、たとえば溝、突出部、波形などを有する。この方法では、ダイヤフラムは、型嵌めに及ぶダイヤフラムおよび空隙の摩擦係止または相互係止の増大によってその位置にさらに保持され、封止が増大される。
次の開発点は、第1のクランプ空隙の設計に関し、このクランプ空隙を第1および第2のクランプ空隙壁で限定することを実現し、この場合壁の少なくとも1つは、クランプ空隙内のダイヤフラムの摩擦を増大させる構造体、たとえば溝、突出部、波形などを有する。この方法では、ダイヤフラムは、型嵌めに及ぶダイヤフラムおよびクランプ空隙の摩擦係止または相互係止の増大によってその位置にさらに保持され、封止が増大される。
有利な経済的開発点では、空気式ドライブなどの加圧媒体作動式ドライブが提供され、このドライブは、閉鎖部材の軸方向に沿った移動をもたらすために閉鎖部材構成部に連結される。
加圧媒体作動式ドライブを併用することにより、別の開発点は、ドライブ内に、またはドライブと閉鎖部材構成部の間に回転式結合解除装置を設けることを提案する。加圧媒体作動式ドライブは、頻繁に、らせんばねによって捩じり力を発生させる。捩じり力のダイヤフラムへの伝達は、回転式結合解除装置によって防止され、それにより、ダイヤフラムの寿命は、ねじりからの応力を解消することによって延ばされる。
別の開発点によれば、回転式結合解除の経済的な設計が提案される。上記によれば、回転式結合解除装置は、ドライブと閉鎖部材構成部の間に配置され、円筒状座部内に第1の結合解除部材を備え、この円筒状座部内には、第2の結合解除部材の円筒状突出部が収容される。
別の開発点により、ダイヤフラムの有利な軽減策が達成され、この軽減策は、損傷および病原菌を伝達する関連付けられた可能性を大きく低減し、寿命を増大させる。上記によれば、第1の支持表面が、ハウジング側に設けられ、第2の支持表面が、閉鎖部材構成部上のダイヤフラムのために設けられる。ダイヤフラムの少なくとも1つのセクションを支持表面の1つに置くことにより、保持構成部内に位置するダイヤフラムの一部に及ぼされ、保持構成部内でこの部分内の移動を促進する圧力、故にけん引力は、低減される。
支持表面を備えた構成部の開発点によれば、ダイヤフラムは、いずれの場合にも流体連結が第1のポートと第2のポートの間に生み出される閉鎖部材の開位置において支持表面の1つ上に存在し、この場合全体のダイヤフラム表面の少なくとも50%が支持される。ダイヤフラムのこの表面セクションを支持することは、清潔性および寿命に関して上述した利点を高める上で特に有利であることが証明されている。
追加の開発点は、ダイヤフラムの材料に関し、ダイヤフラムが、規格ASTM F36「Standard Test Method for Compressibility and Recovery of Gasket Materials」2009年バージョンにしたがって少なくとも20%の圧縮性を有することを実現する。恒久的な寸法安定性は、型嵌めを長期間支持し、クランプ力および封止効果を増大させるこうした方法で達成されることが見出された。
特に食品または加工産業向けの弁用のダイヤフラムであって、弁が、弁ハウジングと、閉鎖部材構成部と、ダイヤフラムを保持するための弁ハウジング側の保持構成部と、軸方向に傾斜して通る、ダイヤフラム用のクランプ空隙とを備え、ダイヤフラムが、クランプ空隙に収容されることに適する円錐セクションと、閉鎖部材構成部が貫通することができる中央開口部とを有する、ダイヤフラムが、本発明による弁の引用された利点を達成する。これは、第1のセクションがダイヤフラムの径方向の外側縁上に設けられ、第1のセクションに対して、第1のセクションに対してある角度にある第2のセクションが、内側に向けて径方向に当接し、この角度は、第1のセクションおよび第2のセクションが型嵌めを形成しながら保持構成部内に収容され得るように寸法設定されるという点から開発される。弁に取り付ける前にダイヤフラム生産プロセスにおいて生み出されるこのタイプの成形は、取り付けられた状態にあるダイヤフラム上の負荷を低減し、その理由は、恒久的変形ではない変形が生産プロセス中に起こるためである。これは、定常的な強い負荷を防止し、寿命は延ばされ、封止性および清潔性が改良される。
ダイヤフラムの一開発点では、第1のセクションと第2のセクションの間の角度は、60°から135°の間である。生産中のこのタイプの変形は、弁内の取り付け後に効果的な型嵌めを生み出し、有利には、弁内の保持構成部内への取り付け中、変形からの材料応力を最小限に抑える。
ダイヤフラムの別の開発点は、保持構成部のクランプ点間に配置されるような少なくとも1つの通路を第2のセクション内に提供する。これは、有利には、いずれにせよ保持構成部に入ったすべての材料に通路を通過させ、それによって見えるようにする。
ダイヤフラムの別の開発点は、ダイヤフラムが、ASTM F36にしたがって少なくとも20%の圧縮性を備えた材料を含むことを実現する。恒久的な寸法安定性は、型嵌めを長期間支持し、クランプ力および封止効果を増大させるこうした方法で達成されることが見出された。
本発明は、さらに説明され、効果および利点の詳細が、例示的な実施形態およびその開発点を参照して説明される。
弁の長手方向断面図および弁に結合されたドライブの概略部分断面図である。 図1の点線で枠付けされた弁の領域の詳細図である。 ダイヤフラムをハウジング側に保持する保持構成部を表す概略断面図である。 長手方向軸に沿ったダイヤフラムの断面図である。 閉鎖部材構成部が開位置にあるときのダイヤフラムの領域内の弁の断面図である。 閉鎖部材構成部が閉位置にあるときのダイヤフラムの領域内の弁の断面図である。
弁100が、図1において部分的な長手方向断面図で示される。これは、食品産業の加工システムなどの管に連結され得る第1のポート102および第2のポート104を有する。弁ハウジング160内には、閉鎖部材106が設けられ、この閉鎖部材106は、第1のポート102と第2のポート104の間に配置された弁座108と封止接触させられ得る。閉位置は、弁座108および閉鎖部材106のこの接触によって生み出される。封止効果は、第1のポート102と第2のポート104間の流体連結、故に生成物の流れを防止する。弁100が開位置にあるとき、閉鎖部材106および弁座108は、互いから分離され、それにより流体連結が第1のポート102と第2のポート104の間に確立され、生成物は、この2つのポート102と104の間を流れることができる。
閉鎖部材106の開位置から閉位置へ、およびその反対の移動は、ドライブ110によって引き起こされる。この例では、これは、加圧媒体の作動下で行われる。加圧媒体は、ピストン114を、このピストン114のリセットを引き起こすばね112の力に対抗して移動させる。ピストン114は、弁ロッドなどの適切な手段によって閉鎖部材106に結合される。閉鎖部材106の移動の方向は、軸方向Mを確立する。図1によれば、開位置に到達するように、ピストン114は、加圧媒体の施与によって軸方向Mに沿って移動される。ばね112は、対照的に閉位置をもたらす。
ドライブ110の作動の形態はまた、閉鎖部材106が、ばね112の力によって開位置に保持され、また閉位置が圧力をかけることによってもたらされるように逆にも設計可能である。
対抗力を発生させるためのばね112は、第2のアクチュエータと相互作用することができる。これは、ばねの方向に作用する力を発生させる加圧媒体をピストン114に施与するものとして設計され得る。この方法では、閉鎖部材106は、ドライブ110の助けを得て軸方向に、閉位置と開位置の間にある位置になるようにされ、故に閉鎖部材106の中間位置を生み出すことができる。
弁100は、流体不透過性ダイヤフラム200を備え、このダイヤフラム200は、ポート102および104の1つから弁ハウジング160に入った生成物が、弁ハウジング160を通って誘導された閉鎖部材構成部126の領域内で弁100の周囲と接触することを防止するように配置され設計される。閉鎖部材106を備える閉鎖部材構成部126は、生成物に対して不透過性であるダイヤフラム200を貫通し、閉鎖部材構成部126上および弁ハウジング側の保持構成部120内に封止されて保持される。
すばやく組み立てることができる簡単な設計を達成するために、閉鎖部材構成部126は、閉鎖部材106、任意選択のスペーサ116、および第2の連結解除部材136などの、互いに連結可能な複数の部分を備える。スペーサ116または閉鎖部材106と結合解除部材136との間の連結点では、クランプ領域142を設けることができ、このクランプ領域142内で、ダイヤフラム200は、閉鎖部材106と結合解除部材136との間にクランプされる。クランプ効果は、生成物が通過することに対して封止効果を達成するように較正される。
1つの開発点では、ダイヤフラム200が、閉鎖部材106が開位置から閉位置に移動するときに生成物がクランプ領域142内に同伴されることで注目される移動を、クランプ領域142内で実行しないようにクランプ効果を較正することが有利である。
閉鎖部材構成部126は、第2の支持表面192を含むことができ、この第2の支持表面192上には、ダイヤフラム200が、閉鎖部材106の少なくとも1つの位置において存在する。ダイヤフラム200のそのような支持は、たとえば、圧力下の流体によって発生する作用力からの負荷を低減し、それによってダイヤフラム200の寿命を増大させる。
ドライブ110の、たとえばらせん設計されたばね112は、トルクを発生させ、このトルクは、ドライブ110が閉鎖部材構成部126に直接的に連結されたときに、閉鎖構成部および閉鎖部材106に伝達される。ダイヤフラムは閉鎖部材構成部126上に保持されるため、トルクはダイヤフラム200上にも伝達される。ダイヤフラム200上の追加の変形および応力が、導入されたトルクおよびハウジング側ホルダから生じ、したがってダイヤフラム200の寿命を低減する。加えて、ホルダ内に力を導入することにより、その場所にある封止部に応力がかけられる。
したがって、閉鎖部材構成部126上のダイヤフラム200の取り付け点とドライブ110の間に回転式結合解除装置130を設けることが有利な開発点である。回転式結合解除装置130は、トルクがドライブ110によってダイヤフラム200内に導入されることを防止する。それにしたがって、これは、寿命を増大させ、封止部上の応力を低減する。
回転式結合解除装置130は、たとえばドライブ110に連結された第1の結合解除部材132を備える。第1の結合解除部材132は、円筒状座部134を有し、この座部134に、閉鎖部材構成部126の一部である第2の結合解除部材136の円筒状突出部138が入る。
係止部材140は、第1の結合解除部材132が第2の結合解除部材136に対して回転することを可能にする一方で、結合解除部材132および136の互いに対する軸方向移動が、抑制されるように設計される。
係止部材140は、たとえば以下の通りに形成することができる:円筒状突出部138は周囲溝を有する。係止部はその中に係合し、この係止部は、円筒状突出部138の円筒状座部134に対する軸方向の移動を防止するように設計される。係止部は、溝に対して、その周囲方向に移動されて部材の回転を可能にすることができる。また、基本的に溝の幅に対応するある厚さの本質的にはU字形状のディスクが、そのような設計の一例である。この方法で設計された係止部材の利点は、摩耗が無いことに近い、非常に低摩耗のものであることである。
弁ハウジング側の保持構成部120は、ダイヤフラム200を一緒に保持する弁ハウジング160および第2のハウジング部162を備える。保持構成部120は、有利には、第1の支持表面190およびチャネル180を含むことができる。
保持構成部120の設計および機能ならびに開発点は、図2および3を参照して以下でさらに説明される。
例示的な実施形態の保持構成部120は、弁ハウジング160および第2のハウジング部分162の適切に成形された部分を含む。いずれも、少なくとも段状に互いに相補的に成形された輪郭部を有し、その輪郭部間には空隙が生じ、この空隙内に、ダイヤフラム200のセクション、特に第1のセクション202および第2のセクション204が、弁100が取り付けられた状態にあるときに配置される。
弁ハウジング160上に位置する輪郭部は、ハウジングの開口部上に配置され、この開口部を取り囲む。開口部は、カバー164で閉じられ、このカバー164には、ドライブ110が直接的にまたは間接的に連結される。閉鎖部材106と、ドライブ110の間の連結を生み出す構成要素の少なくとも1つ、たとえば、第2の結合解除部材136などが、カバー164を貫通する。
カバー164は、第2のハウジング部162と接触し、連結部材によって弁ハウジング160に固定される。連結部材は、ねじ込み式連結部になることができ、描かれた例ではクランプ166として設計される。カバー164および第2のハウジング部162は、クランプ166によって軸方向Mに互いに対してクランプ締めされる。それによって力が第2のハウジング部162上に及ぼされ、それにより、弁ハウジング160と第2のハウジング部162の間のダイヤフラム200のクランプ作用が、間接的な力を用いることによって生じる。
図1を参照して有利な開発点として留意されたチャネル180は、第2のハウジング構成要素162内に、たとえば第2の結合解除部材136の方向に径方向に内方向に形成することができ、ダイヤフラム200内の通路214と相互作用することができる。生成物がダイヤフラム200と弁ハウジング160の間の空隙に入った場合、これは、通路214およびチャネル180を通して、弁ハウジング160と第2のハウジング部162の間の領域から外に除去され得る。
輪郭部は、図3の詳細図により良好に見ることができるように壁によって形成される。
第2のハウジング162の輪郭部は、第1のクランプ空隙壁220、第1の誘導壁228、および第1の壁224によって形成され、これらの壁は、互いに隣接しており、互いに対して異なる角度にある。
弁ハウジング160の輪郭部は、さらに、第2のクランプ空隙壁222、第2の誘導壁230、および第2の壁226によって形成され、これらの壁もまた、互いに隣接しており、互いに対して異なる角度にある。
第1のクランプ空隙壁220および第2のクランプ空隙壁222は、対として配置され、ダイヤフラム200のクランプセクション206が、中でクランプされるクランプ空隙を境界付ける。クランプは、局所的固定に加えてクランプセクション206とクランプ空隙壁222の間に封止をもたらすように設計される。断面図では、クランプ空隙は、軸方向Mに対して角度Kで位置合わせされた延長Eの方向を有する。この角度Kは、好ましくは30°から60°の間の範囲、好ましくは45°になることができる。これは、ダイヤフラム200にかかる応力を低減する。
ダイヤフラム200の第1のセクション202は、第1の壁224と第2の壁226の間に形成された第1の空隙内に位置する。この配置は、第2のハウジング部162上に間接的に及ぼされた力が、第1のセクション202を第1の壁224と第2の壁226の間にクランプするように寸法設定される。
ダイヤフラム200の第2のセクション204は、第1の誘導壁228と第2の誘導壁230の間に形成された第2の空隙内に位置する。クランプ作用は実現され得るが、第2のセクション204は、壁228および230によって少なくとも誘導される。
第1のセクション202および第2のセクション204の互いに対して角度Vにある配置は、壁224、226、228および230の位置合わせの結果生じる。この角度Vは、型嵌めが、第1のセクション202、第2のセクション204ならびに壁224、226、228および230によって形成され、ダイヤフラム200が、保持構成部120内にこのような方法で型嵌めで保持されるように寸法設定される。
この型嵌めは、ダイヤフラム200が、その上に作用する力がダイヤフラム200とハウジング部160および162との間、特にダイヤフラムのセクション202、204、および206と壁220、222、224、226、228、および230との間の摩擦に打ち勝つことができる場合でもダイヤフラム200の移動を防止する。
軸方向Mを基準にした壁224、226、228、および230の位置合わせ、および角度Vの選択に関する、個々にまたは組み合わせて選択することができる、有利な設計オプションはいくつか存在する。
壁は、第1のセクション202と第2のセクション204の間の角度Vが、60°から135°の間であるように成形され得る。これは、確実な型嵌めを生み出し、それと同時に、ダイヤフラム200を製造する際、または異なって成形されたダイヤフラム200を保持構成部120内に取り付ける際の変形から材料にかかる応力を最小限に抑える。
次の設計オプションによれば、第1のセクション202は、軸方向Mに概ね垂直な平面内に配置される。ダイヤフラム200がそれによって、数度の角度の偏差を許しながらも、第1のセクション202内で外側に向けて径方向にほぼ平坦に延びる場合、これは、容易に調整可能なクランプ力を有する経済的な設計をもたらす。
次の設計オプションは、第2のセクション204を円筒軸を備えたほぼ円筒状に成形することを実現し、円筒軸は、軸方向Mに配向され、この場合偏差は、生産精度の枠内および数度の偏差角度内に含まれる。これは、第2のセクション204に好適なガイド特性を備えて生産することが経済的である保持構成部120をもたらす。
1つの開発点によれば、通路214は、有利には、第2のセクション204内、故にダイヤフラム200の2つのクランプされたセクション202と206の間に設けられ得る。これは、生成物の漏れを特定することを可能にするだけでなく、ダイヤフラム200の封止部およびホルダが完全に故障する前に問題の領域を制限することも可能にする。
ダイヤフラム200の固定は、以下の対策によって改良され得る。第1の隆起部170を、第1の壁224上に設けることができ、この第1の隆起部170は、ダイヤフラム200の第1のセクション202内に取り付けられているときに押し込められる。代替的にはまたは加えて、溝172を第2の壁226上に設けることができ、この溝172内では、第1のセクション202が、クランプ力の効果の下で形成される。また、1つの溝のみを、第1の壁224上に設けることもできる。少なくとも1つの溝または突出部が、クランプ空隙内のクランプ空隙壁220および222の1つ上に設けられることも可能であり、たとえば第2のクランプ空隙壁222上の第2の隆起部174である。
ダイヤフラム200の材料の考慮において確立される数および寸法を有する溝または隆起部の助けにより、構造体が作り出され、この構造体は、壁220、222、224、225、228および230のそれぞれの対によって形成された空隙内のダイヤフラム200の摩擦を増大させる。この方法では、ダイヤフラム200は、型嵌めに及ぶダイヤフラム200および空隙の摩擦係止または「相互係止」の増大によってその位置にさらに保持され、封止が増大される。
図4では、ダイヤフラム200が、事前成形された構成要素として示される。事前成形されるとは、個々のセクションが、ダイヤフラムブランクを恒久的に成形することによって形成された後、バルブ100内に取り付けられることを意味する。ダイヤフラム200の材料は、ダイヤフラム200の変形が、弁100の作動中に閉鎖部材を移動させることによって可能であるように選択される。
図示する例のダイヤフラム200は、複数の径方向に隣合うセクションを有する。
第1のセクション202は、外側へと径方向に位置する縁上に設けられる。これは、基本的には軸方向Mに垂直な平面内に延びるように形成され得る。第2のセクション204は、第1のセクション202と第1のセクション内で径方向に当接する。これは、円筒軸を備えたほぼ円筒状に成形されることが可能であり、円筒軸は、軸方向Mに配向され、この場合偏差は、生産精度の枠内および数度の偏差角度内に含まれる。
第1のセクション202および第2のセクション204は、互いに対して、常に180°とは異なり、好ましくは60°から135°の間の範囲内にある角度Wで配置され配向される。これは、数度の偏差角度を含む生産を簡易化するために90°になることができる。この事前成形された角度Wは、保持構成部の角度Vからずれる可能性がある。特に容易で確実な取り付け性は、角度WおよびVが、数度内の近い角度にあるとき、たとえば10°未満の偏差を有する場合に達成される。これはまた、取り付け中の変形から生じる材料応力を低減する。
上述したクランプセクション206に対応する第3のセクションは、第2のセクション204と径方向に内方向に当接する。これは、円錐体を大体形成し、故に、第2のハウジング部162の第1のクランプ空隙壁220と弁ハウジング160の第2のクランプ空隙壁222との間にクランプされ得るように成形される。
第4のセクション208は、クランプセクション206の後に径方向に内方向に続く。このセクションでは、ダイヤフラム200の輪郭は、閉鎖部材106がドライブ110によって移動されたときに最大の変化を受ける。加えて、力は、生成物が圧力下にあるとき、この第4のセクション208上に作用する。そのような力からの応力を低減するために、このセクションは、弁が開位置または閉位置にあるときに支持表面190および192と相互作用するように事前成形される。これは、図5および6を参照してさらに説明される。
第5のセクション210は、第4のセクション208と径方向に内方向に当接し、軸方向Mにほぼ垂直である平面内に延びる。この第5のセクション210は、中央開口部212を取り囲み、この中央開口部212を通って、第2の結合解除部材136またはそれに関連付けられた構成要素が誘導され得る。この方法では、第5のセクション210は、閉鎖部材構成部126上に、好ましくは軸方向Mにクランプ可能であるように設計され、それによって固定および他方では封止をもたらす。
好ましくは、高い寸法的安定性および少なくとも130℃の温度抵抗を有する材料が、ダイヤフラム200に使用される。寸法的安定性が与えられる場合、ダイヤフラム200に連結された支持ダイヤフラムなどの支持手段を無しですますことが可能である。好ましくは、材料は高い媒体抵抗を有する。特に、これは、クリープがほとんど無く、好ましくは、ASTM F36にしたがって、少なくとも20%、好ましくは25%、および有利には30%を上回る圧縮性を有さなければならない。これは、たとえば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を含む複数の層の化合物になることができ、この場合層の少なくとも1つは、酸化ケイ素などの充填剤を含む。
図5および図6は、弁100の作動中のダイヤフラム200の変形を示す役割を果たし、有利な支持表面190および192を説明するための基礎としての役割を果たす。
閉鎖部材106が弁座108から持ち上げられ、故に距離を離してポート102と104の間の流体連結を生み出す弁100の開位置が、図5に示される。遮断された流体連結を伴う閉位置は、図6に示される。
図5による開位置では、閉鎖部材構成部126は、ドライブ110に向かって軸方向Mに移動される。ダイヤフラム200の第4のセクション208の延長部の部分は、第2のハウジング部162の第1の支持表面190上に存在する。第1の支持表面190は、第4のセクション208がこれもまた当接する極値部194を有し、これは、そこから、連続的によじれおよび中断を有することなくクランプセクション206内へと移行する。第1の支持表面190、故に支持体は、有利には曲線状に成形された縁196内で内側に向けて径方向に終端する。第1の縁196および極値部194、故に第1の支持表面190の領域は、支持表面190および192の少なくとも1つ、または支持表面190および192の合計のダイヤフラム表面の少なくとも50%が、開位置で支持されるように寸法設定され得る。
図6による閉位置では、ダイヤフラム200の第4のセクション208は、閉鎖部材構成部126上の第2の縁198まで延びる第1の支持表面190上に存在する。第4のセクション208は、弁ハウジング側の極値部194と当接する。第2の縁198および極値部194の位置は、ダイヤフラム表面の少なくとも50%が、支持表面190および192の少なくとも1つによって、または支持表面190および192の合計によってこの位置でも支持されるように寸法設定され得る。
ダイヤフラム200は、閉鎖部材構成部126のいずれの位置においても極値部194上に載置するため、クランプ空隙内にクランプされた第3のセクション206に対する変形の影響は、可能な限り小さく保たれる。特に、ダイヤフラムは、クランプ空隙の自由端部ではほとんど方向変更を有さずに通るため、クランプ空隙の経路に垂直に向けられるダイヤフラム200上の力は、回避される。
図5および図6は、閉鎖部材構成部126上のダイヤフラム200のホルダの有利な実施形態を示している。ダイヤフラム200の第5のセクション210は、クランプ領域142内で閉鎖部材構成部126の2つの構成要素間にクランプされる。このクランプ作用は、基本的には、軸方向Mに垂直な平面内で実現され得る。湾曲され、中央部に向かってクランプ平面内に移行するように設計された第2の支持表面192と相まって、これは、閉鎖部材構成部126が移動するときに第5のセクション210上に小さい負荷をもたらす。ホルダおよび封止部は、追加的に、周囲突出部176によって改良することができ、この周囲突出部176は、閉鎖部材構成部126上に設けられ、ダイヤフラム200の第5のセクション210内に押し込まれ得る。
本発明は、単座弁を参照して示しているが、この弁タイプでの使用に制限されない。本発明はまた、閉鎖部材上にいくつかの封止部を有する、いわゆる二重封止弁、または切り替え弁、ならびに閉鎖部材構成部がドライブに連結される場合に弁ハウジングに対して閉鎖部材を封止するための複数の閉鎖部材を備えた両座弁において有用に適用され得る。提示された機能性が与えられる場合、食品産業および加工産業における可能な用途が、弁工学の分野の当業者に明らかになる。
100 弁
102 第1のポート
104 第2のポート
106 閉鎖部材
108 弁座
110 ドライブ
112 ばね
114 ピストン
116 スペーサ
120 保持構成部
126 閉鎖部材構成部
130 回転式結合解除装置
132 第1の結合解除部材
134 円筒状座部
136 第2の結合解除部材
138 円筒状突出部
140 係止部材
142 クランプ領域
160 弁ハウジング
162 第2のハウジング部
164 カバー
166 クランプ
170 第1の隆起部
172 溝
174 第2の隆起部
176 中央クランプ内の突出部
180 チャネル
190 第1の支持表面
192 第2の支持表面
194 極値部
196 第1の縁
198 第2の縁
200 ダイヤフラム
202 第1のセクション
204 第2のセクション
206 クランプセクション
208 第4のセクション
210 第5のセクション
212 中央開口部
214 通路
220 第1のクランプ空隙壁
222 第2のクランプ空隙壁
224 第1の壁
226 第2の壁
228 第1の誘導壁
230 第2の誘導壁
M 軸方向
W 第1と第2のセクションの間の角度
W 第1と第2のセクションの間の事前成形された角度
K 軸方向とクランプセクションの間の角度
E 延長の方向

Claims (18)

  1. 第1のポート(102)および第2のポート(104)を有する弁ハウジング(160)と、
    軸方向に沿って移動可能である閉鎖部材(106)であって、前記第1のポート(102)と第2のポート(104)の間に配置された弁座(108)と封止式に相互作用し、それによって流体連結が、前記第1と第2のポート(102、104)の間で遮られる閉位置にもっていかれることが可能である、閉鎖部材(106)と、
    前記閉鎖部材(106)を備える閉鎖部材構成部(126)によって貫通される中央開口部(212)と、前記軸方向に対して傾斜して位置合わせされたクランプ空隙内のクランプセクション(206)とを備える、流体不透過性ダイヤフラム(200)であって、一方では、封止効果を伴って、前記閉鎖部材構成部(126)上に、他方では、弁ハウジング側の保持構成部(120)上に保持される、流体不透過性ダイヤフラム(200)と
    を備える、弁(100)において、
    前記ダイヤフラム(200)が、外側縁上に位置する第1のセクション(202)と、内側に向けて径方向に前記第1のセクション(202)と当接する第2のセクション(204)とを有し、
    前記第1のセクションは、前記保持構成部(120)内に圧力嵌めで保持され、
    前記第2のセクションは、前記保持構成部(120)内で誘導され、
    前記第1および第2のセクション(202、204)は、互いに対して角度(V)で配置され、
    前記保持構成部(120)は、前記第1のセクション(202)、第2のセクション(204)、および当該保持構成部(120)が型嵌めで保持されるように構成され、
    前記クランプセクション(206)である第3のセクションが、前記第2のセクション(204)の径方向内側に当接することを特徴する、弁(100)。
  2. 前記角度(V)が、60度から135度の間であることを特徴とする、請求項1に記載の弁(100)。
  3. 前記第1のセクション(202)が、前記軸方向(M)に垂直な平面内に配置されることを特徴とする、請求項1または2に記載の弁(100)。
  4. 前記第2のセクション(204)が、円筒軸を備えて円筒状に成形され、前記円筒軸が、前記軸方向(M)に配向されることを特徴とする、請求項1または2に記載の弁(100)。
  5. 前記ダイヤフラム(200)が、前記クランプセクション(206)と第1のセクション(202)間の、前記弁ハウジング側保持構成部(120)内に形成されたチャネル(180)と相互作用する少なくとも1つの通路(214)を有することを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の弁(100)。
  6. 前記保持構成部(120)が、前記第1のセクション(202)が圧力嵌めで中に保持される第1の空隙と、前記セクション(204)が中で誘導される第2の空隙とを有することを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の弁(100)。
  7. 前記第1の空隙が、第1の壁(224)および第2の壁(226)によって形成され、前記壁の少なくとも1つが、前記空隙内で前記ダイヤフラム(200)の前記摩擦を増大させる構造体(170、172)を有することを特徴とする、請求項6に記載の弁(100)。
  8. 前記クランプ空隙が、第1のクランプ空隙壁(220)および第2のクランプ空隙壁(222)によって形成され、前記空隙壁の少なくとも1つが、前記クランプ空隙内で前記ダイヤフラム(200)の前記摩擦を増大させる壁構造体(174)を有することを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の弁(100)。
  9. 前記閉鎖部材構成部(126)に連結された加圧媒体作動式ドライブ(110)が、提供されることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の弁(100)。
  10. 回転式結合解除装置(130)が、前記ドライブ(110)内に、または前記ドライブ(110)と前記閉鎖部材構成部(126)の間に配置されることを特徴とする、請求項9に記載の弁(100)。
  11. 前記回転式結合解除装置(130)が、前記ドライブ(110)と前記閉鎖部材構成部(126)の間に配置され、円筒状座部(134)を備えた第1の結合解除部材(132)を備え、前記円筒状座部(134)内には、第2の結合解除部材(136)の円筒状突出部(138)が中に収容されることを特徴とする、請求項10に記載の弁(100)。
  12. 第1の支持表面(190)が、前記弁ハウジング側に設けられ、第2の支持表面(192)が、前記閉鎖部材構成部(126)上に設けられて前記ダイヤフラム(200)を支持することを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載の弁(100)。
  13. 流体連結が第1のポート(102)と第2のポート(104)の間に確立される前記弁(100)の開位置、および前記弁(100)の閉位置において、前記ダイヤフラム(200)が、前記支持表面(190、192)の1つ上に存在し、その表面の全体の少なくとも50%が支持されることを特徴とする、請求項12に記載の弁(100)。
  14. 前記ダイヤフラム(200)が、ASTM F36にしたがって少なくとも20%の圧縮性を有することを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項に記載の弁(100)。
  15. 食品または加工産業における弁(100)用のダイヤフラム(200)であって、前記弁が、弁ハウジング(160)と、閉鎖部材構成部(126)と、前記ダイヤフラム(200)を保持するための弁ハウジング側保持構成部(120)と、前記閉鎖部材構成部(126)の移動方向である軸方向に傾斜して形成される、前記ダイヤフラム(200)をクランプするためのクランプ空隙とを備え、前記ダイヤフラム(200)が、前記クランプ空隙内に収容されることに適する円錐セクション(206)と、前記閉鎖部材(126)構成部が貫通することができる中央開口部(212)とを有する、ダイヤフラム(200)において、第1のセクション(202)が、前記ダイヤフラムの径方向の外側縁上に設けられ、前記第1のセクションに対して、前記第1のセクション(202)に対して事前成形された角度(W)にある第2のセクション(204)が、内側に向けて径方向に当接し、前記事前成形された角度(W)は、前記第1のセクション(202)および第2のセクション(204)が、型嵌めを形成しながら前記保持構成部(120)内に収容されることが可能であるように寸法設定され、前記円錐セクション(206)である第3のセクションが、第2のセクション(204)の径方向内側に当接することを特徴とする、ダイヤフラム(200)。
  16. 前記事前成形された角度(W)が、60度から135度の間であることを特徴とする、請求項15に記載のダイヤフラム(200)。
  17. 少なくとも1つの通路(214)が、前記第2のセクション(204)内に設けられることを特徴とする、請求項15または16に記載のダイヤフラム(200)。
  18. 前記膜(200)が、ASTM F36にしたがって少なくとも20%の圧縮性を有することを特徴とする、請求項15から17のいずれか一項に記載のダイヤフラム(200)。
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