JP6162464B2 - 製紙用フェルトの製造方法 - Google Patents
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更に、製紙用フェルトには、耐久性とともに、より高い搾水性も常に求められる。プレスパートにおいて湿紙からより多くの水分を搾水できることで、プレスパートに続くドライヤーパートにおいて、紙を乾燥させるために必要なエネルギー(熱エネルギー及びそれを得るための燃料等)を削減できるからである。
このような製紙用フェルトの樹脂加工技術としては、下記特許文献1〜3が知られている。
本発明の製紙用フェルトの製造方法は、製紙面と、その対面である走行面と、を有し、
前記走行面側に配置された基布層と、前記基布層の前記製紙面側に積層された表バット層と、を備え、
前記表バット層は、その内部に、バット繊維同士が熱可塑性の結着樹脂を介して結着された複数の結着部を有し、
前記結着部は、略平面状に点在されて、結着部点在層をなす製紙用フェルトの製造方法であって、
前記基布層の前記製紙面側に、前記表バット層となる表バット層素材が積層されるとともに、前記表バット層素材内に前記結着樹脂となる熱可塑性樹脂が配置された積層体を得る積層体形成工程と、
前記積層体を、前記熱可塑性樹脂の融点以上の温度下でプレスし、前記表バット層素材内で、溶融された前記熱可塑性樹脂を分散させる分散工程と、
前記分散工程を経た前記積層体を、前記熱可塑性樹脂の融点以上の温度に加熱して、前記分散工程で分散された前記熱可塑性樹脂を凝集させる樹脂凝集工程と、を備えることを要旨とする。
前記結着樹脂を構成する熱可塑性樹脂の融点は、前記バット繊維を構成する熱可塑性樹脂の融点よりも低いことを要旨とする。
前記連続繊維不織布の1層の目付は30g/m2以下であることを要旨とする。
繊維集積体は、フィルムに比べて多くの間隙を繊維間に有し、ニードリングによる針掛かりが少ない。このため、フィルムに比べて針との接触機会が少なく、分解や小片化(短繊維化など)がなされ難い。従って、ニードリングを行っても繊維集積体から繊維が短繊維化されて切り離され難く、また、バット層の厚さ方向へ分散されることが抑制され、バット層内の薄い厚さ範囲内に繊維集積体を留め置くことができる。
製紙用フェルト10は、製紙面10aと、その対面である走行面10bと、を有する。また、走行面10b側に配置された基布層11と、基布層11の製紙面10a側に積層された表バット層12と、を備える。
表バット層12は、その内部に、バット繊維121同士が熱可塑性の結着樹脂122を介して結着された複数の結着部123を有し、
結着部123は、略平面状に点在されて、結着部点在層124をなしていることを特徴とする(図1及び図2参照)。
尚、基布層11の走行面10b側には、他層を備えてもよく、備えなくてもよい。他層を備える場合は、例えば、裏バット層13を備えることができる。一方、基布層11の走行面10b側に他層を備えない場合は、基布層11の走行面10b側の面が、本製紙用フェルトの走行面10bとなる。
基布層11を構成する経糸及び緯糸の材料は特に限定されないが、例えば、合成繊維(合成樹脂繊維)、半合成繊維、再生繊維及び金属繊維等を用いることができる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。このうちでは、合成繊維が好ましい。合成繊維を構成する材料は特に限定されず、ポリエステル系樹脂(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等)、ポリアミド系樹脂(ナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン12、アラミド等)、ポリエーテルケトン系樹脂(ポリエーテルエーテルケトン等)、ポリオレフィン系樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、熱可塑性樹脂フッ素樹脂(ポリフッ化ビニリデン等)などが挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。更に、糸の形態も限定されず、モノフィラメント及びマルチフィラメントのうちの1種を用いてもよく併用してもよい。
更に、結着部123は、略平面状に点在されて、結着部点在層124をなしている。即ち、結着部123が非連続に分布されながら、薄い厚み範囲に分散して配置されている。具体的には、図1に例示されるように、製紙用フェルト10の表バット層12の断面において、結着部点在層124内で点在されている。即ち、結着部123は、結着部点在層124として、略平面状に比較的薄く点在されて、結着部123同士の間に隙間がある状態である。
本製紙用フェルト10と異なる製紙用フェルトとして、結着部123が表バット層内において隣同士で連続された状態の製紙用フェルトを考える。このような製紙用フェルトでは、湿紙から搾水された排水が製紙面側へ戻ってしまう再湿潤現象は防止できる。しかしながら、湿紙から搾水時の水に移行された汚れは、走行面側へ抜ける過程で、上記の連続された結着部でトラップされ、堆積されることとなる。連続された結着部に汚れが堆積されると、その連続層の通水性は更に低下し、やがては湿紙から搾られた水が結着部樹脂の連続層を通過できなくなる。即ち、搾水機能を失うことになってしまうこととなる。従って、表バット層内に、連続された結着部が存在すると、製紙用フェルトの使用寿命を縮めてしまうこととなる。
尚、結着樹脂122が、融点の明確でないエラストマーなどの場合には、高化式フローテスターなどにより測定される流動開始温度を用いる。
尚、この粘度は、JIS K7210に準拠した方法により測定される。
本発明の製紙用フェルトの製造方法は、基布層11の製紙面10a側に、表バット層12となる表バット層素材125が積層されるとともに、表バット層素材125内に結着樹脂122となる熱可塑性樹脂が配置された積層体20を得る積層体形成工程と、
積層体20を、熱可塑性樹脂の融点以上の温度下でプレスし、表バット層素材125内で、溶融された熱可塑性樹脂を分散させる分散工程と、
分散工程を経た積層体を、熱可塑性樹脂の融点以上の温度に加熱して、分散工程で分散された熱可塑性樹脂を凝集させる樹脂凝集工程と、を備える。
繊維集積体122fは、フィルムの形態に比べて多くの間隙を繊維間に有し、ニードリングによる針掛かりが少ない。このため、フィルムに比べて針との接触機会が少なく、繊維集積体の分解や小片化(短繊維化)がなされ難い。また、繊維集積体122fは、ニードリングを行っても分解され難く、熱可塑性樹脂122のバット層の厚さ方向へ分散を著しく抑制できる。従って、ニードリングを行っても、繊維集積体122fを、バット層12内の薄い厚さ範囲内に留め置くことができる。このため、分散工程によって、結着樹脂122を結着部点在層124として点在させることができる。即ち、結着樹脂122は、繊維集積体が溶融されてなる樹脂であり、結着部123は、繊維集積体が存在していた領域で点在されることとなる。
尚、連続繊維不織布122fを、複数の層に分割して配置する場合(図2参照)、合計の溶融樹脂量が60g/m2以下となるように配置することが好ましい。これにより、結着部123が連続することを防止して、結着部123を十分に点在させることができる。
2種以上の表バット層素材125を用いる場合には、例えば、連続繊維不織布122fよりも製紙面10a側と、連続繊維不織布122fよりも走行面10b側と、で異なる繊度のバット素材を用いることができる。また、表バット層素材125は、湿紙と接触する層を表外層とし、表外層と連続繊維不織布122fとの間に存在する層を表中層とし、連続繊維不織布と基布層の間にある層を表内層とした場合に、表中層と表内層とに同じ繊度のバット繊維を用い、表外層のみ異なる繊度のバット層素材を用いることができる。更に、表外層、表中層及び表内層の全ての層に異なる繊度のバット層素材を用いることもできる。
この工程では、熱可塑性樹脂122の融点以上の温度に達するように加熱する一方、バット繊維をなす材料が溶融又は分解されない温度に制御される。
この加熱プレスの圧力によって、熱可塑性樹脂122を押し広げる厚さ方向の範囲を変化させることができる。具体的には、プレス圧力が大きい程、熱可塑性樹脂122は広く押し広げることとなる。そして、熱可塑性樹脂122が押し広げられる範囲が広い程、得られる結着部123を十分に点在させることができる。このような観点から、加熱プレス時の圧力は、線圧15kg/cm以上が好ましく、20kg/cm以上がより好ましく、30kg/cm以上が更に好ましい。また、この圧力は、線圧100kg/cm以下であることが好ましい。
樹脂凝集工程は、分散工程を経た積層体20を、熱可塑性樹脂122の融点以上の温度に加熱して、分散工程で分散された熱可塑性樹脂122を凝集させる工程である。
本方法では、樹脂凝集工程を備えることにより、結着部点在層124内における結着部123の非連続性を、更に向上させて、より効果的に点在させることができる。
前述のように、分散工程において、積層体20を加熱下で加圧すると、熱可塑性樹脂122は、表バット層素材125内で押し広げられる。この際、加圧下で押し広げることによって、熱可塑性樹脂122が通るバット繊維間の隙間は、非加圧下に比べて狭くなっている。そのため、熱可塑性樹脂122は押し広げられ、延伸された状態となる。その後、圧力解放されると、表バット層素材125の厚みは回復され、厚み回復時のバット繊維の動きに伴い熱可塑性樹脂122が、加圧下とは異なる方向へ動かされることとなる。更に、熱可塑性樹脂122には非延伸状態へ戻ろうとする力が働く。これらの作用により、表バット層素材125間で連続的に延伸されていた熱可塑性樹脂122は、部分的に切断されて結着部123が形成されるとともに、結着部点在層124が形成されると考えられる。そして、分散工程での加圧が終了すると、加熱も終了するため、熱可塑性樹脂122は、表バット層12内で、ある程度、延伸された状態で固化される。
具体的には、樹脂凝集工程を追加して行うことにより、例えば、分散工程で線圧20kg/cm以上の圧力で分散された熱可塑性樹脂122に対しては、その点在性をより顕著にする効果を奏する。また、分散工程で15〜20kg/cm(20kg/cm未満)の比較的低い線圧で分散された熱可塑性樹脂122に対しては、十分な点在性を付与する効果を奏する。
[1]製紙用フェルトの製造(実施例1〜4)
〔1〕実施例1の製紙用フェルト10(連続繊維不織布の目付20g/m2)
〈1〉積層体20の構成(図3参照)
(1)表バット層素材125a;融解温度260℃の66ナイロン製短繊維をバット繊維とする目付100g/m2の不織布3層からなる層(表バット層12のうちの製紙面10a側をなす)。
(2)連続繊維不織布122f;融解温度が115℃であり、160℃における粘度が650Pa・sであるナイロン製の連続繊維からなる目付20g/m2のスパンボンド不織布。
(3)表バット層素材125b;融解温度260℃の66ナイロン製短繊維をバット繊維とする目付100g/m2の不織布3層からなる層(表バット層12のうちの走行面10b側をなす)。
(4)基布層11;直径0.2mmの6ナイロンモノフィラメントを6本撚り合わせた撚糸と直径0.2mmの6ナイロンモノフィラメントを6本撚り合わせた撚糸で製織された目付560g/m2の織布からなる層。
(5)バット層素材131;融解温度260℃の66ナイロン製短繊維をバット繊維とする目付100g/m2の不織布1層からなる層(裏バット層13をなす、即ち、裏バット層素材131である)。
(1)表バット層素材125bの積層
上記〈1〉(4)の基布層11の製紙面10a側に、上記〈1〉(3)の不織布をニードリングによって一体的に交絡することを3回繰り返して、表バット層素材125bを形成した。
上記〈2〉(1)までに得られた交絡物のうちの基布層11の走行面10b側に、上記〈1〉(5)の不織布1層をニードリングによって一体的に交絡した。
上記〈2〉(2)までに得られた積層体のバット層素材121bの製紙面10a側に、上記〈1〉(2)の連続繊維不織布122fと、上記〈1〉(1)のバット層素材125aと、を供にニードリング装置に供給してニードリングにより一体的に交絡した。その後更に、上記〈1〉(1)のバット層素材125aを単独でニードリング装置に供給しニードリングにより一体的に交絡することを2回繰り返して、更にフェルトの表面と裏面からバット繊維を供給せずにニードリングすることを数回繰り返して、積層体20を得た。
バット層素材125aの製紙面10a側から、加熱プレスロールにより、温度140℃で加熱しながら、線圧20kg/cmで加圧して、連続繊維不織布122fを溶融させながら、バット層素材125aとバット層素材125bとの間で、圧し広げた後、固化させて結着樹脂122を形成した。
〈4〉樹脂凝集工程(図5参照)
上記〔1〕〈3〉までに得られた積層体20を、バット層素材125aの製紙面10a側から、ヒータにより、温度170℃で加熱して、溶融樹脂122を表バット層内で凝集させた後、放冷した。以上により、実施例1の製紙用フェルト10を得た。
〈1〉積層体20の構成(図3参照)
(1)−(5)は、いずれも実施例1と同じである。
実施例1と同様にして、積層体20を得た。
線圧を50kg/cmとした他は実施例1と同様にして、分散工程を行った。
実施例1と同様の樹脂凝集工程を行い、実施例2の製紙用フェルト10を得た。
〈1〉積層体20の構成(図3参照)
下記(2)以外の(1)、(3)−(5)は、いずれも実施例1と同じである。
(2)連続繊維不織布122f;融解温度が115℃であり、160℃における粘度が650Pa・sであるナイロン製の連続繊維からなる目付30g/m2のスパンボンド不織布。
実施例1と同様にして、積層体20を得た。
実施例1と同様にして、分散工程を行い、実施例3の製紙用フェルト10を得た。
〈4〉樹脂凝集工程(図5参照)
実施例1と同様の樹脂凝集工程を行い、実施例2の製紙用フェルト10を得た。
〈1〉積層体20の構成(図3参照)
(1)−(5)は、いずれも実施例3と同じである。
実施例1と同様にして、積層体20を得た。
実施例2と同様にして、分散工程を行った。
実施例1と同様の樹脂凝集工程を行い、実施例2の製紙用フェルト10を得た。
(2)結着樹脂122の点在について
実施例1−4の製紙用フェルト10を切断し、その切断面を電子顕微鏡により24.4倍に拡大した画像を得た。実施例1の製紙用フェルトの断面画像を図6に、実施例2の製紙用フェルト10の断面画像を図7に、実施例3の製紙用フェルト10の断面画像を図8に、実施例4の製紙用フェルト10の断面画像を図9に、示した。
この結果、いずれの結着樹脂122も連続されておらず、互いに離間されながら、結着部点在層124内に点在されていることが分かる。
更に、実施例1と実施例2とを比較すると、樹脂凝集工程を行うことにより、結着樹脂122が互いに更に離間されていることが分かる。同様に、実施例3と実施例4とを比較すると、樹脂凝集工程を行うことにより、結着樹脂122が互いに更に離間されていることが分かる。
11;基布層、111;経糸、112;緯糸、
12;表バット層、
121;バット繊維、
122;結着樹脂、122f;連続繊維不織布(繊維集積体)、
123;結着部、
124;結着部点在層、
125;表バット層素材、125a;製紙面側を構成する表バット層素材、125b;走行面側を構成する表バット層素材、
13;裏バット層、131;裏バット層素材、
20;積層体、
50;ヒータ。
Claims (7)
- 製紙面と、その対面である走行面と、を有し、
前記走行面側に配置された基布層と、前記基布層の前記製紙面側に積層された表バット層と、を備え、
前記表バット層は、その内部に、バット繊維同士が熱可塑性の結着樹脂を介して結着された複数の結着部を有し、
前記結着部は、略平面状に点在されて、結着部点在層をなす製紙用フェルトの製造方法であって、
前記基布層の前記製紙面側に、前記表バット層となる表バット層素材が積層されるとともに、前記表バット層素材内に前記結着樹脂となる熱可塑性樹脂が配置された積層体を得る積層体形成工程と、
前記積層体を、前記熱可塑性樹脂の融点以上の温度下でプレスし、前記表バット層素材内で、溶融された前記熱可塑性樹脂を分散させる分散工程と、
前記分散工程を経た前記積層体を、前記熱可塑性樹脂の融点以上の温度に加熱して、前記分散工程で分散された前記熱可塑性樹脂を凝集させる樹脂凝集工程と、を備えることを特徴とする製紙用フェルトの製造方法。 - 前記結着部点在層は、前記バット層内に1層又は2層以上配置されている請求項1に記載の製紙用フェルトの製造方法。
- 前記バット繊維及び前記結着樹脂は、ともに熱可塑性樹脂から構成され、
前記結着樹脂を構成する熱可塑性樹脂の融点は、前記バット繊維を構成する熱可塑性樹脂の融点よりも低い請求項1又は2に記載の製紙用フェルトの製造方法。 - 前記結着樹脂となる熱可塑性樹脂は、前記結着樹脂となる熱可塑性樹脂を用いた繊維の集積体として、前記表バット層素材内に配置される請求項1乃至3のうちのいずれかに記載の製紙用フェルトの製造方法。
- 前記分散工程における前記プレスは、15〜100kg/cmの線圧で行われる請求項1乃至4のうちのいずれかに記載の製紙用フェルトの製造方法。
- 前記樹脂凝集工程における加熱は、前記結着樹脂となる熱可塑性樹脂の融点よりも30℃以上高い温度で行う請求項1乃至5のうちのいずれかに記載の製紙用フェルトの製造方法。
- 前記結着樹脂となる熱可塑性樹脂は、1層又は2層以上の連続繊維不織布として前記表バット層素材内に配置され、
前記連続繊維不織布の1層の目付は30g/m2以下である請求項1乃至6のうちのいずれかに記載の製紙用フェルトの製造方法。
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