JP6161422B2 - 自律走行車両、車両の自律走行システム及び自律走行車両の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、自律走行車両、車両の自律走行システム及び自律走行車両の制御方法に関する。
省力化・省人化や、人体にとって過酷な環境下での作業を可能とするべく、無人にて自律的に走行する車両が研究されている。車両を自律走行させる際には、車両の位置を走行経路に追従させると同時に、その速度をあらかじめ与えられ、又は自動生成された速度プロファイルに追従するよう制御しなければならない。このとき、車両の用途によっては、乗客が乗降したり、搭載した農薬や肥料が散布されたりすることにより車両自体の質量が変化する。この車両質量の変化は制御系に対してはモデル化誤差として作用するため、このような車両の速度制御をするにあたっては、モデル化誤差に対するロバスト性を備えることが必要である。
非特許文献1には、鉄道車両の自動運転制御に対し、H∞制御を適用することにより、乗客数等のモデル化誤差に対するロバスト性を備えた速度制御をする制御器を設計することが示されている。
宮越弘幸・大久保重範,"車両の速度制御に関する研究",計測自動制御学会東北支部研究集会の講演資料,公益社団法人計測自動制御学会,2008年10月24日
一般に、H∞制御理論に基く制御器の設計では、想定される最大のモデル化誤差或いは外乱に対して制御系が漸近安定となるように補償器が選択されるため、その追従性能は保守的なものとなる。そのため、追従精度や応答性の点では、実用性に照らし、必ずしも満足のできる制御器が得られるとは限らない。かといって、追従性能を向上させようにも、上述したように車両自体の質量が変化するケースではモデル化誤差を低減することは不可能である。
本発明はかかる観点に鑑みてなされたものであって、その目的は、車両自体の質量が変化する自律走行車両において、速度制御の追従精度及び応答性を高めることである。
本出願において開示される発明は種々の側面を有しており、それら側面の代表的なものの概要は以下のとおりである。
(1)あらかじめ定められた速度プロファイルと、車両の現在速度に基いて、車両質量をスケジューリングパラメータとして用いたゲインスケジュールドH∞制御により原動機の出力制御指令値を求めるコントローラと、前記出力制御指令値に基いて原動機出力を調節する原動機出力調整部と、を有する自律走行車両。
(2)(1)において、前記車両質量を、積載物の重量、積載物の容積、積載物の数量及び積載物の使用時間の少なくともいずれかに基いて算出する車両重量算出部を有する自律走行車両。
(3)(1)又は(2)において、前記コントローラは、車両のピッチ角に基いて制御入力に対し補正をする自律走行車両。
(4)(1)乃至(3)のいずれかにおいて、前記コントローラは、前記速度プロファイルより求められる目標速度と前記現在速度との偏差に積分項による補正をする自律走行車両。
(5)あらかじめ定められた速度プロファイルと、車両の現在速度に基いて、車両質量をスケジューリングパラメータとして用いたゲインスケジュールドH∞制御により原動機の出力制御指令値を求めるコントローラと、前記出力制御指令値に基いて原動機出力を調節する原動機出力調整部を有する車両と、を有する車両の自律走行システム。
(6)あらかじめ定められた速度プロファイルと、車両の現在速度に基いて、車両質量をスケジューリングパラメータとして用いたゲインスケジュールドH∞制御により原動機の出力制御指令値を求めるステップと、前記出力制御指令値に基いて原動機出力を調節するステップと、を有する自律走行車両の制御方法。
上記本発明によれば、車両自体の質量が変化する自律走行車両において、速度制御の追従精度及び応答性を高めることができる。
本発明の一実施形態に係る自律走行車両の外観図である。 自律走行車両の構成を示す模式図である。 補償器K(s,m)による閉ループが付加された一般化プラントG(s,m)を示す図である。 拡大プラントQ(s,m)を示す図である。 重力補正入力による補正と積分項による補正の両方を行った場合の、自律走行車両の最終的な制御系のブロック線図である。
以下に、本発明の一実施形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る自律走行車両1の外観図である。本発明における自律走行車両とは、自動運転として、あらかじめ設定した経路又は自動生成した経路上をあらかじめ与えられ、又は自動生成された速度プロファイルに追従するように自律走行を行う車両を指している。したがって、自律走行車両1がそれ以外の走行時、例えば自動運転の状態にない場合の有人/無人運転の別は問わない。また、図1に示した自律走行車両1は4輪自動車であるが、装輪数は3輪であっても、4輪であっても、或いは6輪以上の多装輪であっても、無限軌道車であってもよい。さらに、以降説明する本実施形態における自律走行車両1の制御は不整地走行に特に適したものであるため、自律走行車両1は不整地走行に適したATV(All Terrain Vehicle)を改修したものとして示しているが、自律走行車両1が舗装面等の整地を走行しても差し支えない。
本実施形態では、自律走行車両1は、果樹園等の農園を走行しつつ、果樹等の作物に対して農薬等の薬液を散布する農業用車両として示されており、車両本体2の後部に農薬散布用のスプレーノズル3と、薬液を貯蔵するタンク4が装備されている。しかしながら、これは単に自律走行車両1の実用上の役割の一例を示すものであり、自律走行車両1は農業用車両に限定されない。車両本体2は、作業者による有人運転と、後述するコントローラ5による無人運転の両方が可能であり、作業者による操作または指示により有人/無人運転が切り替えられる。
なお、本実施形態では、コントローラ5は車両本体2に搭載されているものとして以降の説明を行うが、コントローラ5を車両本体2の外部に設置し、無線通信により車両本体2の制御を行うものとしてもよい。かかる場合には、コントローラ5と、車両本体2を含む車両の制御システムとして本発明が把握され得ることとなる。
図2は、自律走行車両1の構成を示す模式図である。自律走行車両1の車両本体2は、前輪である操舵輪21と、操舵輪21の操舵角を変更するためのステアリングアクチュエータ22、後輪である駆動輪23に回転駆動力を与える内燃機関であるエンジン24とエンジンへの混合気の供給量を制御する弁であるスロットルバルブ25、スロットルバルブ25の開度を制御するスロットルバルブアクチュエータ26を備えており、ステアリングアクチュエータ22とスロットルバルブアクチュエータ26を情報処理装置であるコントローラ5により電子的に制御するようになっている。なお、ここでは自律走行車両1の原動機に内燃機関を設けているが、これに換えて電気モータを用いても、内燃機関と電気モータとのいわゆるハイブリッドシステムを用いてもよい。また、エンジン24の形式に限定はなく、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンの別はもちろん、2サイクル/4サイクルの別や気筒数にも特段の制限はない。いずれにせよ、コントローラ5は少なくとも原動機の出力を調整する原動機出力調整部を電子的に制御することになる。本実施形態では、スロットルバルブアクチュエータ26が原動機出力調整部に該当する。
操作部27は、自律走行車両1を有人運転する際の各種操作用部材であり、具体的には、ハンドルや、アクセル/ブレーキ等のペダル、各種スイッチ類である。本実施形態では、自律走行車両1は、搭乗員による有人運転を行う場合には、この操作部27に入力された操作量がコントローラ5に伝えられ、その操作量に応じてステアリングアクチュエータ22やスロットルバルブアクチュエータ26が駆動されるようになっている。これに対し、自律走行車両1が無人運転となっている場合には、操作部27からの入力は自律走行車両1の走行には反映されない。自律走行車両1の有人運転/無人運転の切り替えは、この操作部27に設けられた適宜のスイッチ、例えば、キースイッチのポジションを変更することにより行われてよい。
インタフェース28は、コントローラ5に対し、自律走行車両1を無人運転する際に必要となる各種情報を入力するためのマンマシンインタフェースである。このインタフェース28の形式は特に限定されず、どのようなものであってもよい。例えば、無線又は有線により通信可能に接続された任意のコンピュータ又はティーチングペンダント等の操作ボックスをインタフェース28として用いてよい。あるいは、自律走行車両1の適宜の場所、例えば運転席にタッチパネル式ディスプレイ等の入力デバイスを設け、かかる入力デバイスをインタフェース28としてもよい。いずれにせよ、オペレータは、インタフェース28を用いて、自律走行車両1を自動走行させる際に必要となるパラメータや速度プロファイル等必要な情報をコントローラ5に入力する。
記憶部29は、情報記憶であり、好ましくは不揮発性のメモリである。そして、記憶部29には、自律走行車両1が自律走行を行う際に必要となるパラメータや速度プロファイル等の情報が記憶される。コントローラ5は、自律走行車両1の無人運転の際には、必要なパラメータや速度プロファイルを適宜記憶部29より参照しつつ自律走行車両1を制御する。
さらに、自律走行車両1には車両重量算出部30が設けられており、自律走行車両1全体の現在重量を算出し、コントローラ5に出力するようになっている。車両重量算出部30の形式および車両重量の算出方法は特に限定されないが、車両重量算出部30は適宜のセンサを含んでおり、当該センサの出力から車両重量を算出する等が考えられる。車両重量の算出は、積載物の重量、積載物の容積、積載物の数量および積載物の使用時間の少なくともいずれかに基づいて行われてよい。
例えば、積載物の重量を用いる場合、積載物の積載部にロードセル等の重さセンサを設けておき、測定した積載物の重量に車両本体の重量を加算することにより自律走行車両1全体の現在重量が算出できる。積載物の容積を用いる場合には、例えば本実施形態のように積載物が薬液等の液体である場合を考えると、タンク4内に液面センサを設けておき、タンク4内の薬液の容積から積載物の重量を求め、さらに、自律走行車両1全体の現在重量を算出するとよい。積載物の数量を用いる場合には、個々の積載物の概算の重量があらかじめ分かっている場合にその数量を乗じる。例えば、積載物が乗客である場合に、乗降口のゲートに設置したエリアセンサにより搭乗者数をカウントし、一人あたりの概算重量、例えば、70kgを乗じればよい。積載部の使用時間を用いる場合は、例えば、例えば本実施形態のように積載物が噴霧される薬液である場合を考えると、単位時間当たりの噴霧量は分かっているので、噴霧時間に時間当たりの噴霧量を乗じると薬液の使用量が求まる。タンクに既知の量だけ(例えば、満量)薬液を充填しておいたなら、タンク4内の薬液の残量は容易に求めることができ、いずれにせよ自律走行車両1全体の現在重量が算出できることになる。
続いて、コントローラ5が実行する自律走行車両1の制御の詳細を以下に説明する。ここで、本明細書で対象とする制御は自律走行車両1の速度制御であり、操舵角制御は対象としていない。ステアリングアクチュエータ22に対しては、別途適宜の制御が行われる。
なお、以降の本文中では時間微分をプライム記号(’)により表記し(ラグランジュの記法)、また本文中に挿入される数式中では時間微分をドット記号(・)により表記しており(ニュートンの記法)、表記が必ずしも一致しないが、これは明細書の電子出願にあたって使用できるフォントに制限があるためであり、両者が指し示す内容に差異はない。
まず、自律走行車両1を数式によりモデル化する。まず、スロットルバルブ25の数式モデルは次の通りである。
Figure 0006161422
ここで、iはスロットルバルブアクチュエータ26、ここでは電動機の制御電圧であり、スロットルアクチュエータ26に対する制御入力である。
次に、車両本体2のモデルは次の通りである。
Figure 0006161422
さらに、エンジン24のモデルは次の通りである。ここで、エンジン24は一次遅れによる応答特性を持つと仮定している。
Figure 0006161422
ここで、それぞれの変数が示す意味は次の通りである。
u :スロットル開度
th :スロットルバルブアクチュエータ26のゲイン
i :制御電圧
:スロットル開度の偏差
:比例ゲイン
:積分ゲイン
:PI制御における積分時間
m :車両重量
v :車両速度
f :駆動力
c :粘性抵抗係数
T :エンジン24の時定数
:駆動力ゲイン
g :重力加速度
θ :路面勾配
ここで、上述の車両本体2のモデル及びエンジン24のモデルから、スロットル開度uを入力、車両速度vを制御量とした車両の速度制御系のモデルは次の通りとなる。
Figure 0006161422
本実施形態では、コントローラ5は、自律走行車両1を制御するにあたり、スロットルバルブアクチュエータ26の制御電圧iを求めるにあたり、PI制御を適用する。このとき、PIコントローラにより求まる制御電圧iは、次の通りとなる。
Figure 0006161422
また、上述の車両の速度制御系のモデルにおいて定常走行(v’=0、v’’=0)である場合には次式が得られる。
Figure 0006161422
このことから、コントローラ5は、車両速度vを目標とする定常走行におけるフィードフォワード制御を行い、その入力は次式の通りである。
Figure 0006161422
以上の制御では、外乱やモデル化誤差に対応することができず十分な制御ができないため、さらに適切な補償器を加え、ゲインスケジュールドH∞制御による制御を行うことを考える。ここでは、スケジューリングパラメータに車両重量mを用いることにより、車両重量の変化に応じて適切な制御ゲインを得るものとする。図3は、補償器K(s,m)による閉ループが付加された一般化プラントG(s,m)を示す図である。ここで、それぞれの変数が示す意味は次の通りである。
d :外乱あるいはモデル化誤差
r :参照入力
u :制御入力
z :制御量
y :観測量
また、Wは速度誤差についての重み関数、Wは制御入力についての重み関数、Wはモデル化誤差についての重み関数であり、周波数応答を成形するためのものである。
このとき、プラントP(s)の状態方程式は、
Figure 0006161422
ここで、
Figure 0006161422
である。ところが、LMI(線形行列不等式)に基づくゲインスケジュールドH∞制御系の設計を行うためには、入力行列Bがスケジューリングパラメータである車両重量mに依存しないことが条件であり、従って、このプラントP(s,m)に対しては補償器を求めることができない。そこで、プラントP(s,m)の上流側にローパスフィルタF(s)を付加し、拡大プラントQ(s,m)として取り扱うことを考える。このときのブロック図を図4に示す。
ローパスフィルタF(s)の状態方程式を以下の通りとする。
Figure 0006161422
また、状態変数を新たに[v v’ xとすると、拡大プラントQ(s,m)の状態方程式は次の通りとなる。
Figure 0006161422
ここで、ローパスフィルタの状態方程式より、u=Cであるからこれを代入し整理すると、最終的な拡大プラントQ(s,m)の状態方程式は次の通りとなる。
Figure 0006161422
この状態方程式では、スケジューリングパラメータmは全てA行列に含まれ、B行列はmに対して不変であるため、ゲインスケジュールドH∞補償器を適宜求めることが可能である。
以上により、自律走行車両1におけるゲインスケジュールドH∞制御器が設計できるのであるが、自律走行車両1が傾斜面に存在し、重力により進行方向又はその逆向きの力を受けている場合にはいわゆる定常偏差が生じる場合がある。そこで、そのような定常偏差を減少させる方法として、重力に対する補正項を導入する方法と、積分補正を行う方法を用いる。
まず、重力に対する補正項を導入する方法について説明する。自律走行車両1が傾斜面に存在することにより作用する力は、路面勾配θを用いると−mgsinθとなるから、重力を考慮した際の自律走行車両1の運動方程式は、以下の通りである。
Figure 0006161422
定常状態ではこの式は次のようになる。
Figure 0006161422
これをuについて整理すると、
Figure 0006161422
すなわち、重力を打ち消す制御入力はこの右辺第二項である
Figure 0006161422
であることがわかる。
なお、ここで路面勾配θとしては、自律走行車両1のピッチ角を用いるとよい。自律走行車両1のピッチ角自体は、自律走行車両1に別途姿勢センサを設けて計測するようにしてもよいが、自律走行車両1がINS(慣性航法システム)を備えている場合には、その出力からピッチ角を求めるようにするとよい。また、路面勾配θとして、自律走行車両1の現在のピッチ角をそのまま用いてもよいが、過去の一定期間のピッチ角の平均値を用いるようにすることが望ましい。本実施形態では、測定ピッチ角のノイズをローパスフィルタで取り除き、過去5秒間の測定ピッチ角の移動平均値を路面勾配θとして用いている。
続いて、積分補正を行う方法について説明する。この方法は、スロットル開度の偏差ethに対し積分項を導入することによりなされる。
図5は、重力補正入力による補正と積分項による補正の両方を行った場合の、自律走行車両1の最終的な制御系のブロック線図である。図中符号100はスロットルバルブ25、符号101は車両とエンジン、符号102はフィードフォワード項、符号103はPI制御器、符号104はゲインスケジュールドH∞制御器を示すブロックである。重力補正入力105及び積分項106は図示の位置に挿入される。図より明らかなように、重力補正入力105はゲインスケジュールドH∞制御器104の後、PI制御器103の前に入力される。また、積分項106は、スロットルバルブ開度の偏差に対し、ゲインスケジュールドH∞制御器104と並列に挿入される。
なお、本実施形態では、積分項による補正と重力補正入力による補正の両方を行っているが、これは、いずれか片方としても差し支えない。
1 自律走行車両、2 車両本体、3 スプレーノズル、4 タンク、5 コントローラ、6 参照車両、21 操舵輪、22 ステアリングアクチュエータ、23 駆動輪、24 エンジン、25 スロットルバルブ、26 スロットルバルブアクチュエータ、27 操作部、28 インタフェース、29 記憶部、30 車両重量算出部、
100 スロットルバルブ、101 車両とエンジン、102 フィードフォワード項、103 PI制御器、104 ゲインスケジュールドH∞制御器、105 重力補正入力、106 積分項。

Claims (6)

  1. あらかじめ定められた速度プロファイルと、車両の現在速度に基いて、車両質量をスケジューリングパラメータとして用いたゲインスケジュールドH∞制御により原動機の出力制御指令値を求めるコントローラと、
    前記出力制御指令値に基いて原動機出力を調節する原動機出力調整部と、
    を有する自律走行車両。
  2. 前記車両質量を、積載物の重量、積載物の容積、積載物の数量及び積載物の使用時間の少なくともいずれかに基いて算出する車両重量算出部を有する請求項1に記載の自律走行車両。
  3. 前記コントローラは、車両のピッチ角に基いて制御入力に対し補正をする請求項1又は2に記載の自律走行車両。
  4. 前記コントローラは、前記速度プロファイルより求められる目標速度と前記現在速度との偏差に積分項による補正をする請求項1乃至3のいずれかに記載の自律走行車両。
  5. あらかじめ定められた速度プロファイルと、車両の現在速度に基いて、車両質量をスケジューリングパラメータとして用いたゲインスケジュールドH∞制御により原動機の出力制御指令値を求めるコントローラと、
    前記出力制御指令値に基いて原動機出力を調節する原動機出力調整部を有する車両と、
    を有する車両の自律走行システム。
  6. あらかじめ定められた速度プロファイルと、車両の現在速度に基いて、車両質量をスケジューリングパラメータとして用いたゲインスケジュールドH∞制御により原動機の出力制御指令値を求めるステップと、
    前記出力制御指令値に基いて原動機出力を調節するステップと、
    を有する自律走行車両の制御方法。
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