JP6161287B2 - マイクロニードルアレイとマイクロニードル注射装置 - Google Patents
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Description
まず、下ケース501があり、この下ケース501は四角形の器形状をなしていて、底壁503とこの底壁503より立設された4個の側壁505、505、505、505とから構成されている。上記底壁503には
、図44に示すように、複数個の流路溝507が形成されている。又、上記底壁503の中央部には薬液供給開口部509が形成されている。
上記したように、従来のマイクロニードル注射装置の場合には、複数のマイクロニードル519に対して、唯一の薬液供給源であるポンプ525から薬液が分岐・供給されるように構成されている。その場合、例えば、複数のマイクロニードル519の中に薬液漏れが生じたマイクロニードル519が存在した場合には、その薬液漏れが生じたマイクロニードル519はもとより、その他の全てのマイクロニードル519を介しての薬液の注射・供給機能が損なわれてしまうという問題があった。この点に関して詳しく説明する。
又、請求項2によるマイクロニードアレイは、請求項1記載のマイクロニードルアレイにおいて、上記複数個のマイクロニードルが一列に連設されていることを特徴とするものである。
又、請求項3によるマイクロニードアレイは、請求項2記載のマイクロニードルアレイにおいて、上記リザーバが一列に連設されていることを特徴とするものである。
又、請求項4によるマイクロニードアレイは、請求項1〜請求項3の何れかに記載のマイクロニードルアレイにおいて、上記リザーバは蒲鉾形状をなしていることを特徴とするものである。
又、請求項5によるマイクロニードアレイは、請求項2〜請求項4の何れかに記載のマイクロニードルアレイにおいて、上記複数個のマイクロニードルが一列に連設されていて、上記リザーバも一列に連設されていて、上記一列に連設されたリザーバを上記一列に連設されたマイクロニードルに係合・固定するようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項6によるマイクロニードル注射装置は、皮膚上の任意の場所に設置されるガイドベース部と、上記ガイドベース部に移動可能に設置されるスライダ部と、上記スライダ部に設置される請求項1〜請求項5の何れかに記載のマイクロニードルアレイと、を具備し、上記スライダ部を上記ガイドベース部に沿って上記皮膚側に移動させて上記マイクロニードルアレイの複数個のマイクロニードルを皮下又は皮内に差し込み、上記各リザーバを押圧してリザーバ内に充填されている薬液を上記マイクロニードルの先端から皮下又は皮内に注射・供給するようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項7によるマイクロニードル注射装置は、請求項6記載のマイクロニードル注射装置において、上記スライダ部には上記リザーバを押圧してリザーバ内に充填されている薬液を流出させる薬液押出機構が設けられていて、この薬液押出機構は上記リザーバを後方から徐々に押し潰していくものであることを特徴とするものである。
又、請求項8によるマイクロニードル注射装置は、請求項7記載のマイクロニードル注射装置において、上記ガイドベース部と上記スライダ部の間にはカムフォロアとカムとからなるカム機構が設けられていて、上記スライダ部を上記カム機構によって規定される軌道に沿って移動させることを特徴とするものである。
又、請求項9によるマイクロニードル注射装置は、請求項8記載のマイクロニードル注射装置において、上記カム機構には、穿刺動作開始前のスライダ部の不用意なスライドを規制するスライドロック手段が設けられていることを特徴とするものである。
又、請求項10によるマイクロニードル注射装置は、請求項8又は請求項9記載のマイクロニードル注射装置において、上記カム機構には、薬液の穿刺前の不用意な流出を防止する薬液流出ロック機構が設けられていることを特徴とするものである。
又、請求項11によるマイクロニードル注射装置は、請求項8〜請求項10の何れかに記載のマイクロニードル注射装置において、上記カム機構には、穿刺後の再度の穿刺を防止する再穿刺ロック機構が設けられていることを特徴とするものである。
又、請求項12によるマイクロニードル注射装置は、請求項8〜請求項11の何れかに記載のマイクロニードル注射装置において、上記スライダ部をスライドさせる際にスライド抵抗を感じさせるためのスライド抵抗付与機構が設置されていることを特徴とするものである。
又、請求項13によるマイクロニードル注射装置は、請求項12記載のマイクロニードル注射装置において、上記スライド抵抗付与機構は上記ガイドベース部と上記スライダ部との間に設けられた弾性部材であることを特徴とするものである。
又、請求項2によるマイクロニードルアレイによると、請求項1記載のマイクロニードルアレイにおいて、上記複数個のマイクロニードルが一列に連設されているので、上記効果を確実に得ることができる。
又、請求項3によるマイクロニードルアレイにわよると、請求項2記載のマイクロニードルアレイにおいて、上記リザーバが一列に連設されているので、上記効果を確実に得ることができる。
又、請求項4によるマイクロニードルアレイによると、請求項1〜請求項3の何れかに記載のマイクロニードルアレイにおいて、上記リザーバは蒲鉾形状をなしているので、リザーバ内の薬液を確実に流出させることができる。
又、請求項5によるマイクロニードルアレイによると、請求項1〜請求項4の何れかに記載のマイクロニードルアレイにおいて、上記リザーバは上記マイクロニードルに対して係合・固定される構成になっているので、リザーバのマイクロニードルに対する取付作業も容易である。
又、請求項6によるマイクロニードルアレイによると、請求項2〜請求項5の何れかに記載のマイクロニードルアレイにおいて、上記記複数個のマイクロニードルが一列に連設されていて、上記リザーバも一列に連設されていて、上記一列に連設されたリザーバを上記一列に連設されたマイクロニードルに係合・固定するようにしたので、リザーバのマイクロニードルに対する取付作業も容易である。
又、請求項7によるマイクロニードル注射装置によると、皮膚上の任意の場所に設置されるガイドベース部と、上記ガイドベース部に移動可能に設置されるスライダ部と、上記スライダ部に設置される請求項1〜請求項6の何れかに記載のマイクロニードルアレイと、を具備し、上記スライダ部を上記ガイドベース部に沿って上記皮膚側に移動させて上記マイクロードルアレイの複数個のマイクロニードルを皮下又は皮内に差し込み、上記各リザーバを押圧してリザーバ内に充填されている薬液を上記マイクロニードルの先端から皮下又は皮内に注射するようにしたので、マイクロニードルアレイを使用した注射が容易なものとなる。
又、請求項8によるマイクロニードル注射装置によると、請求項7記載のマイクロニードル注射装置において、上記スライダ部には上記リザーバを押圧してリザーバ内に充填されている薬液を流出させる薬液押出機構が設けられていて、この薬液押出機構は上記リザーバを後方から徐々に押し潰していくものであるので、リザーバ内の薬液を余すところなく確実に流出させて注射に供せしめることができる。
又、請求項9によるマイクロニードル注射装置によると、請求項7又は請求項8記載のマイクロニードル注射装置において、上記ガイドベース部と上記スライダ部の間にはカムフォロアとカムとからなるカム機構が設けられていて、上記スライダ部を上記カム機構によって規定される軌道に沿って移動させる構成になっているので、スライダ部のスライドひいてはマイクロニードルによる注射を正確に且つ確実に行うことができる。
又、請求項10によるマイクロニードル注射装置によると、請求項9記載のマイクロニードル注射装置において、上記カム機構には、穿刺動作開始前のスライダ部の不用意なスライドを規制するスライドロック手段が設けられているので、穿刺動作開始前のスライダ部の不用意なスライドを規制することができる。
又、請求項11によるマイクロニードル注射装置によるとね、請求項9又は請求項10記載のマイクロニードル注射装置において、上記カム機構には、穿刺前の薬液の不用意な流出を防止する薬液流出ロック機構が設けられているので、穿刺前の不用意な薬液の流出を防止することができる。
又、請求項12によるマイクロニードル注射装置によると、請求項9〜請求項11の何れかに記載のマイクロニードル注射装置において、上記カム機構には、穿刺後の再度の穿刺を防止する再穿刺ロック機構が設けられているので、繰り返しの不用意な穿刺を防止することができる。
又、請求項13によるマイクロニードル注射装置は、請求項7〜請求項12の何れかに記載のマイクロニードル注射装置において、上記スライダ部をスライドさせる際にスライド抵抗を感じさせるためのスライド抵抗付与機構が設置されているので、スライダ部を移動させていく際抵抗を感じながらその動作を確認することができる。
又、請求項14によるマイクロニードル注射装置によると、請求項13記載のマイクロニードル注射装置において、上記穿刺時抵抗付与機構は上記ガイドベース部と上記スライダ部との間に設けられた弾性部材であるので、簡単な構成で上記効果を確実に得ることができる。
以下、各部の構成を順次詳細に説明する。
尚
この実施の形態の場合には、8個の副針体15をそれぞれ別個に成形するようにしたが、主針体13側と同様に連設するような構成も考えられる。
尚、マイクロニードル33に図8(e)に示すようなキャップ51′を被冠するようにしても良い。
尚、このレバーカム91の構成については追って詳細に説明する。
尚、前述したように、ガイドベース3側にはストッパ部材81が設けられており、上記ガイドリブ115の先端がこのストッパ部材81に当接することにより、スライダ部5のスライド動作は停止されることになる。
尚、本実施の形態では、スライダ部本体101、ヒンジ121、アーム123を別体として構成したが、一体物として構成してもよい。
まず、図21に示すように、マイクロニードルアレイ7をスライダ部5の所定位置にセットする。すなわち、スライダ部5のマイクロニードルアレイ装着用凹部103、103に設けられたピン105、105に、マイクロニードルアレイ7の貫通孔28、28を貫通させて、マイクロニードルアレイ7をスライダ部5の先端部の所定位置にセットする。
尚、上記マイクロニードルアレイ7のリザーバ体11の各リザーバ43の薬液充填路45内には薬液49が充填されている。
まず、図23に示すように、初期の状態では、上記したように、スライダ部5側のレバ131、131のカムフォロア133、133は、レバーカム91、91のスライドロック用凹部143、143内に係合した状態にある。つまり、スライダ部5のスライド動作が規制された状態にある。
尚、この段階までは、上記したように、上記カムフォロア133、133はレバーカム91、91のスライドカム面147、147に沿って移動していくので、アーム123がヒンジ121を介して回動することはなく、よって、プッシャ125がマイクロニードルアレイ7のリザーバ体11の各リザーバ43を押圧するようなこともない。
まず、図29に示すように、カムフォロア133、133は、レバーカム91、91に沿って移動し、象徴的な5箇所の位置に順次位置することになる。すなわち、穿刺動作開始前ロック位置(a)、穿刺動作開始位置(b)、リザーバ押圧動作開始位置(c)、復帰動作開始位置(d)、再度の穿刺動作規制ロック位置(e)の5箇所である。
その一連の動作をカム曲線で示すと図30のようになる。
まず、穿刺動作開始前ロック位置(a)では、カムフォロア133、133と、レバーカム91、91は、図31、図38に示すような関係にある。すなわち、カムフォロア133、133は、スライドロック用凹部143、143に係合していて、ロック解除用突出部145、145の下側に位置している。この状態では、カムフォロア133、133がスライドロック用凹部143、143の前方側の壁に当接しているので、スライダ部5の前方へのスライドは規制されている。
尚、図32は、カムフォロア133、133がロック解除用突出部145、145をまさに乗り越えようとする状態を示している。
、プッシャ125による各リザーバ43の押圧が行われ、リザーバ43の薬液充填路45内の薬液47が各マイクロニードル33を介して皮下に注入される。
まず、各マイクロニードル33に対して各リザーバ43が個別に設けられているので、仮に、任意のマイクロニードル33が正しく穿刺されていなくて薬液漏れが生じていても、それによって、他のマイクロニードル33が影響を受けることはなく、それぞれ個別に所有しているリザーバ43の薬液充填路45から薬液49が確実に供給されて注射・供給される。
又、本実施の形態のマイクロニードルアレイ7において、マイクロニードルアレイ本体9は複数個のマイクロニードル33を一列に連設した構成になっていて、又、リザーバ体11もリザーバ43を一列に連設した構成になっているので、それらを組み立てることによりマイクロニードルアレイ7を容易に構成することができる。
特に、本実施の形態においては、マイクロニードルアレイ本体9側の各係合凸部31をリザーバ体41の各リザーバ43の係合凹部47内に係合することにより固定する構成になっているので、マイクロニードルアレイ7の組立作業も容易である。
又、本実施の形態におけるリザーバ43は蒲鉾形状をなしているので、リザーバ43の薬液充填路45内の薬液49を余すことなく確実に流出させることができる。
又、本実施の形態によるマイクロニードル注射装置1によると、皮膚6上の任意の場所に設置されるガイドベース部3と、ガイドベース部3に移動可能に設置されるスライダ部5と、スライダ部5に設置されるマイクロニードルアレイ7とを具備し、スライダ部5をガイドベース部3に沿って皮膚6側に移動させて複数個のマイクロニードル33を皮下に差し込み、各リザーバ43を押圧してリザーバ43の薬液充填路45内に充填されている薬液49を各マイクロニードル33の先端から皮下に注射するようにしているので、皮下への注射が容易且つ確実なものとなる。
又、本実施の形態の場合には、スライダ部5にプッシャ127を設け、このプッシャ127によってリザーバ43を押圧してリザーバ43の薬液充填路45内に充填されている薬液49を流出させるように構成されていて、その際、上記プッシャ127はリザーバ43を後方から徐々に押し潰していくものであるので、リザーバ43の薬液充填路45内の薬液49を余すところなく確実に流出させて皮下に注射・供給することができる。
又、本実施の形態の場合には、カムフォロア133とレバーカム91とからなるカム機構が設けられていて、スライダ部5をカム機構によって規定される軌道に沿って移動させる構成になっているので、スライダ部5の移動ひいてはマイクロニードル33による薬液49の注射・供給を正確に且つ確実に行うことができる。
又、本実施の形態の場合には、カム機構に穿刺動作開始前のスライダ部5の不用意な移動を規制するスライドロック用凹部143、143が設けられているので、穿刺動作開始前のスライダ部5の不用意な移動を規制することができる。
又、本実施の形態の場合には、上記カム機構が、穿刺前の不用意な薬液49の流出を防止する機能を発揮しているので(カムフォロア133、133がスライドカム面147、147の先端を外れない限り薬液49の流出が開始されることはない)、穿刺前の不用意な薬液49の流出を防止することができる。
又、ストッパ部材81を設けることにより、マイクロニードル33の穿刺量を規制しているので、必要以上の量の穿刺を防止することができる。
又、本実施の形態の場合には、穿刺後の再度の穿刺を防止する再穿刺ロック部155、155が設けられていて、1回目の穿刺動作終了後には、カムフォロア133、133がその再穿刺ロック部155、155に係合することになるので、繰り返しの不用意な穿刺を防止することができる。
又、本実施の形態の場合には、スライダ部5をスライドさせる際に抵抗を感じさせるためのカウンタスプリング85が設置されているので、ある程度の抵抗を感じながらスライダ部5をスライドさせることができる。
例えば、前記一実施の形態の場合には蒲鉾形状のリザーバを例に挙げて説明したが、リザーバの形状については様々なものが考えられ、要は、各マイクロニードルに対して各リザーバが独立して設けられた構成であればよい。
又、前記一実施の形態の場合には、マイクロニードルアレイの構成として、マイクロニードルを一列に配置した構成を例に挙げて説明したが、それに限定されるものではなく、複数列であっても良い。
又、リザーバ体とマイクロニードルアレイ本体との連結構造については様々なものが想定され、又、リザーバ体とマイクロニードルアレイ本体とが一体化されていても良い。
又、ガイドベース部、スライダ部の構成については、図示したものに限定されず、様々な構成のものが想定される。
その他、図示した構成はあくまで一例でありこれに限定されるものではない。
3 ガイドベース部
5 スライダ部
6 皮膚
7 マイクロニードルアレイ
9 マイクロニードルアレイ本体
11 リザーバ体
33 マイクロニードル
43 リザーバ
45 薬液充填路
49 薬液
91 レバーカム
133 カムフォロア
143 スライドロック用凹部
147 スライドカム面
149 リザーバ押圧カム面
151 再穿刺ロック用突出部
153 復帰用カム面
155 再穿刺ロック部
Claims (13)
- 細長い薬液流路を備えた複数個のマイクロニードルを備えたマイクロニードルアレイ本体と、
上記マイクロニードルアレイ本体に取り付けられ、上記複数個のマイクロニードルに対応してそれぞれ設けられ個別に薬液を収容するとともに上記マイクロニードルの薬液流路に連通する細長い薬液充填路を備えた複数個のリザーバを備えたリザーバ体と、
を具備し、
上記リザーバは上記マイクロニードルに対して係合・固定されるものであることを特徴とするマイクロニードルアレイ。 - 請求項1記載のマイクロニードルアレイにおいて、
上記複数個のマイクロニードルが一列に連設されていることを特徴とするマイクロニードルアレイ。 - 請求項2記載のマイクロニードルアレイにおいて、
上記リザーバが一列に連設されていることを特徴とするマイクロニードルアレイ。 - 請求項1〜請求項3の何れかに記載のマイクロニードルアレイにおいて、
上記リザーバは蒲鉾形状をなしていることを特徴とするマイクロニードルアレイ。 - 請求項2〜請求項4の何れかに記載のマイクロニードルアレイにおいて、
上記複数個のマイクロニードルが一列に連設されていて、
上記リザーバも一列に連設されていて、
上記一列に連設されたリザーバを上記一列に連設されたマイクロニードルに係合・固定するようにしたことを特徴とするマイクロニードルアレイ。 - 皮膚上の任意の場所に設置されるガイドベース部と、
上記ガイドベース部に移動可能に設置されるスライダ部と、
上記スライダ部に設置される請求項1〜請求項5の何れかに記載のマイクロニードルアレイと、
を具備し、
上記スライダ部を上記ガイドベース部に沿って上記皮膚側に移動させて上記マイクロニードルアレイの複数個のマイクロニードルを皮下又は皮内に差し込み、上記各リザーバを押圧してリザーバ内に充填されている薬液を上記マイクロニードルの先端から皮下又は皮内に注射・供給するようにしたことを特徴とするマイクロニードル注射装置。 - 請求項6記載のマイクロニードル注射装置において、
上記スライダ部には上記リザーバを押圧してリザーバ内に充填されている薬液を流出させる薬液押出機構が設けられていて、この薬液押出機構は上記リザーバを後方から徐々に押し潰していくものであることを特徴とするマイクロニードル注射装置。 - 請求項7記載のマイクロニードル注射装置において、
上記ガイドベース部と上記スライダ部の間にはカムフォロアとカムとからなるカム機構が設けられていて、
上記スライダ部を上記カム機構によって規定される軌道に沿って移動させることを特徴とするマイクロニードル注射装置。 - 請求項8記載のマイクロニードル注射装置において、
上記カム機構には、穿刺動作開始前のスライダ部の不用意なスライドを規制するスライドロック手段が設けられていることを特徴とするマイクロニードル注射装置。 - 請求項8又は請求項9記載のマイクロニードル注射装置において、
上記カム機構には、薬液の穿刺前の不用意な流出を防止する薬液流出ロック機構が設けられていることを特徴とするマイクロニードル注射装置。 - 請求項8〜請求項10の何れかに記載のマイクロニードル注射装置において、
上記カム機構には、穿刺後の再度の穿刺を防止する再穿刺ロック機構が設けられていることを特徴とするマイクロニードル注射装置。 - 請求項8〜請求項11の何れかに記載のマイクロニードル注射装置において、
上記スライダ部をスライドさせる際にスライド抵抗を感じさせるためのスライド抵抗付与機構が設置されていることを特徴とするマイクロニードル注射装置。 - 請求項12記載のマイクロニードル注射装置において、
上記スライド抵抗付与機構は上記ガイドベース部と上記スライダ部との間に設けられた弾性部材であることを特徴とするマイクロニードル注射装置。
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