JP6158452B2 - 情報変更装置、情報変更方法及び情報変更用プログラム - Google Patents
情報変更装置、情報変更方法及び情報変更用プログラム Download PDFInfo
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Description
[課税標準額算出装置1の機能の概要]
図1は、課税標準額算出装置1の概要を説明するための図である。課税標準額算出装置1は、法務局3及び現地調査員4の少なくともいずれかとの間でデータの送受信をすることができる。具体的には、課税標準額算出装置1は、法務局3から土地の登記の異動が発生したことを通知する登記異動情報データを受信する。また、課税標準額算出装置1は、現地調査員4から現地調査データを受信する。課税標準額算出装置1は、法務局3及び現地調査員4から、通信回線を介して登記異動情報データや現地調査データを取得してもよく、法務局3及び現地調査員4から直接入力された登記異動情報データや現地調査データ、又はメモリカード等の記憶媒体を介して入力された登記異動情報データや現地調査データを取得してもよい。
以下、課税標準額算出装置1の構成の詳細について説明する。
図4は、課税標準額算出装置1の構成を示す図である。課税標準額算出装置1は、制御部10と、記憶部20と、操作部30とを備える。課税標準額算出装置1は、例えばコンピュータにより構成されている。
操作部30は、キーボード及びマウス等から構成されており、課税標準額算出装置1のユーザの操作を受ける。
このようにすることで、課税標準額算出装置1は、土地の登記の異動が発生した場合に、課税標準額の算出に必要な課税情報を速やかに変更することができ、精度の高い課税標準額を算出することができる。
[課税情報の自動更新の可否を判断する]
図5は、第2の実施形態における課税標準額算出装置1の構成を示す図である。図5に示す課税標準額算出装置1は、取得部14をさらに備える点で、図4に示した課税標準額算出装置1と異なり、他の点で同じである。
以下、登記地積の異動が発生した場合に、課税標準額算出装置1が異動情報を受信して、範囲情報に応じた課税情報の変更を行うまでの動作を説明する。
図6の(A)は、C町1丁目〜3丁目については地籍調査が完了し、C町4丁目〜6丁目については地籍調査が完了していない場合の課税地積変更可能範囲を示している。ここで、町内全域の地籍調査が完了したA町、B町に関しては、登記地積の異動が発生した土地の地番に対応する課税地積の変更が許可された「変更可能範囲」として記憶部20に記憶されているものとする。C町はまだ全域での地籍調査は完了していないため、「変更不可範囲」として記憶部20に記憶されている。
図8は、登記地積に変更が生じた場合の動作フローチャートである。
まず、記憶部20は、課税標準額の算出に用いられる課税地積を土地の地番に関連付けて記憶する(S11)。記憶部20は、例えば、過去に算出部13が算出した課税標準額の基礎となった課税地積を記憶している。または、課税標準額算出装置1のユーザによる直接入力によって取得部14が取得したデータを記憶部20が記憶してもよい。
課税情報管理部12は、S14において、異動が発生した土地の地番が、変更が許可された範囲内にないと判定した場合、例えば地籍調査が行われる頻度に対応する期間だけ待機してから(S17)、再びS14の判定を行う。
図9は、登記地目に変更が生じた場合の動作フローチャートである。
まず、記憶部20は、課税標準額の算出に用いられる課税地目を土地の地番に関連付けて記憶する(S21)。課税地目とは、課税標準額算出の基礎となる地目である。記憶部20は、例えば、過去に算出部13が算出した課税標準額の基礎となった課税地目を記憶している。または、課税標準額算出装置1のユーザによる直接入力によって取得部14が取得したデータを記憶部20が記憶してもよい。
図10の動作フローチャートにおいて、S31からS33は、図9におけるS21からS23と同じであり、S36及びS37は、図9におけるS26及びS27と同じである。図10においては、S33において登記地目の異動が発生したと判定された場合に、取得部14が、登記地目の異動が発生した土地の現地調査が終了しているか否かを示す調査終了情報を取得し(S34)、課税情報管理部12は、現地調査が終了しているか否かを判定する(S35)という点で異なる。
図11の動作フローチャートにおいて、S41からS43は、図10におけるS31からS33と同じであり、S46からS48は、図10におけるS36からS38と同じである。
[課税情報を変更するか否かを確認させる]
図12は、第3の実施形態に係る課税標準額算出装置1の構成を示す図である。図12に示す課税標準額算出装置1は、表示部40と、表示部40に文字や画像等を表示させる表示制御部15とを有する点で、図5に示した課税標準額算出装置1と異なり、他の点で同じである。
3 法務局
4 現地調査員
10 制御部
11 受信部
12 課税情報管理部
13 算出部
14 取得部
15 表示制御部
20 記憶部
30 操作部
40 表示部
Claims (3)
- 固定資産税の課税標準額の算出に用いられる課税情報を土地の地番に関連付けて記憶する記憶部と、
前記地番に対応する異動が発生したことを示すデータを受信する受信部と、
前記受信部が受信した前記データに基づいて前記課税情報を自動的に変更する第1モードと、前記データに基づいて前記課税情報を自動的に変更しない第2モードとのいずれかを選択するための確認画面を表示部に表示させる表示制御部と、
前記表示制御部が前記確認画面を表示させた後に、ユーザが前記第1モードを選択した場合に、前記受信部が受信した前記データに基づいて、前記異動が発生した前記地番に対応する前記課税情報を自動的に変更し、ユーザが前記第2モードを選択した場合に、前記データに基づいて前記課税情報を自動的に変更しない課税情報管理部と、
を備える情報変更装置。 - コンピュータが、
土地の地番に関連付けて、前記地番に対応する異動が発生したことを示すデータを受信する手順と、
受信した前記データに基づいて、記憶部に記憶されており、固定資産税の課税標準額の算出に用いられる課税情報を自動的に変更する第1モードと、前記データに基づいて前記課税情報を自動的に変更しない第2モードとのいずれかを選択するための確認画面を表示部に表示させる手順と、
前記確認画面を表示させた後に、ユーザが前記第1モードを選択した場合に、受信した前記データに基づいて、記憶媒体に記憶された、前記異動が発生した前記地番に対応する固定資産税の課税標準額の算出に用いられる課税情報を自動的に変更し、ユーザが前記第2モードを選択した場合に、前記データに基づいて前記課税情報を自動的に変更しない手順と、
を実行する情報変更方法。 - コンピュータに、
土地の地番に関連付けて、前記地番に対応する異動が発生したことを示すデータを受信する手順と、
受信した前記データに基づいて、記憶部に記憶されており、固定資産税の課税標準額の算出に用いられる課税情報を自動的に変更する第1モードと、前記データに基づいて前記課税情報を自動的に変更しない第2モードとのいずれかを選択するための確認画面を表示部に表示させる手順と、
前記確認画面を表示させた後に、ユーザが前記第1モードを選択した場合に、受信した前記データに基づいて、記憶媒体に記憶された、前記異動が発生した前記地番に対応する固定資産税の課税標準額の算出に用いられる課税情報を自動的に変更し、ユーザが前記第2モードを選択した場合に、前記データに基づいて前記課税情報を自動的に変更しない手順と、
を実行させるための情報変更用プログラム。
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JP2017023731A JP6158452B2 (ja) | 2017-02-13 | 2017-02-13 | 情報変更装置、情報変更方法及び情報変更用プログラム |
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