JP6158444B2 - ネットワークにおける1対多通信のためのチャネルローディング - Google Patents

ネットワークにおける1対多通信のためのチャネルローディング Download PDF

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Description

関連出願
[0001]本出願は、2013年8月30日に出願された米国特許出願第14/015,518号の優先権の利益を主張する。
[0002]本発明の主題の実施形態は一般に、通信システムの分野に関し、より詳細には、ネットワークにおける1対多通信のためのチャネルローディングに関する。
[0003]通信システム(イーサネット(登録商標)オーバー同軸(Ethernet(登録商標)-over-Coax)システムなど)は、通常、マスタネットワークデバイスから複数のクライアントネットワークデバイスへのダウンストリーム1対多通信のために別個の物理レイヤプロトコルデータユニット(PPDU:Physical Layer Protocol Data Unit)を使用する。別個のPPDUを使用することは、チャネルローディング効率を著しく低減させ得る増加したオーバーヘッドをもたらす。たとえば、PPDUの各々に含まれるヘッダ情報は、オーバーヘッドの増加をもたらすことがある。また、第1のPPDUを送信した後、マスタネットワークデバイスは、第2のPPDUを送信する前に、第1のPPDUの確認応答を待機することがある。送信間のずれも、チャネルローディング効率を低減させ得る。
[0004]通信ネットワークにおける1対多通信のためのチャネルローディングを実施するための様々な実施形態が開示される。たとえば、マスタネットワークデバイスは、データを通信ネットワークの複数のクライアントネットワークデバイスに送信すると決定することができる。一実施形態では、マスタネットワークデバイスは、複数のシンボルを有するペイロードを含むデータフレームを生成し得る。ペイロードは、クライアントネットワークデバイスの各々に割り振られた少なくとも1つのシンボルを含むことができる。複数のシンボルは、クライアントネットワークデバイスに知られているペイロード内にあらかじめ定義されたパターンで配置され得る。次いで、マスタネットワークデバイスは、データフレームをクライアントネットワークデバイスに送信する。別の実施形態では、マスタネットワークデバイスは、少なくとも1つのシンボルを有するペイロードを含むデータフレームを生成し得る。シンボルは、複数の周波数キャリアを含み得る。複数の周波数キャリアは、クライアントネットワークデバイスの各々に割り振られた少なくとも1つの周波数キャリアを含み得る。複数の周波数キャリアは、区分パターンに従ってクライアントネットワークデバイスに割り当てられ得る。次いで、マスタネットワークデバイスは、データフレームをクライアントネットワークデバイスに送信する。
[0005]いくつかの実施形態では、方法は、データをマスタネットワークデバイスから通信ネットワークの複数のクライアントネットワークデバイスに送信すると決定することと、データフレームを生成することは、複数のシンボルを有するペイロードを含み、ペイロードは、複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振られた少なくとも1つのシンボルを含み、複数のシンボルは、複数のクライアントネットワークデバイスに知られているペイロード内にあらかじめ定義されたパターンで配置される、データフレームを複数のクライアントネットワークデバイスの各々に送信することとを備える。
[0006]いくつかの実施形態では、複数のシンボルのうちの少なくとも1つのシンボルは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られない。
[0007]いくつかの実施形態では、データフレームは、プリアンブルと、フレーム制御と、あらかじめ定義されたパターンで配置された複数のシンボルを有するペイロードとを備え、少なくとも第1のシンボルは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、少なくとも第2のシンボルは、第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られる。
[0008]いくつかの実施形態では、データフレームは物理レイヤプロトコルデータユニット(PPDU)である。
[0009]いくつかの実施形態では、第1のシンボルは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られず、第2のシンボルは、第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られず、第1のトーンマップに関連付けられる第1のビットローディング方式は、第1のシンボルに使用され、第2のトーンマップに関連付けられる第2のビットローディング方式は、第2のシンボルに使用される。
[0010]いくつかの実施形態では、方法は、マスタネットワークデバイスと第1のクライアントネットワークデバイスとの間の第1の送信チャネルのチャネル特性を決定することと、第1の送信チャネルのチャネル特性に少なくとも部分的に基づいて、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られた第1のシンボルに関連付けられる第1のトーンマップを決定することと、マスタネットワークデバイスと第2のクライアントネットワークデバイスとの間の第2の送信チャネルのチャネル特性を決定することと、第2の送信チャネルのチャネル特性に少なくとも部分的に基づいて、第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られた第2のシンボルに関連付けられる第2のトーンマップを決定することとをさらに具備する。
[0011]いくつかの実施形態では、方法は、マスタネットワークデバイスと第1のネットワークデバイスとの間の第1のデータ送信に関連付けられる第1のデータレートが、マスタネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとの間の第2のデータ送信に関連付けられる第2のデータレートにほぼ等しいと決定することと、第1のネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとの間で均等に複数のシンボルを割り振ることとをさらに具備する。
[0012]いくつかの実施形態では、第1のネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとの間で均等に割り振られた複数のシンボルは、第1のネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとに知られているペイロード内にあらかじめ定義された周期的パターンで配置される。
[0013]いくつかの実施形態では、方法は、マスタネットワークデバイスと第1のネットワークデバイスとの間の第1のデータ送信に関連付けられる第1のデータレートが、マスタネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとの間の第2のデータ送信に関連付けられる第2のデータレートとは異なると決定することと、第1のネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとに関連付けられるデータ分配比に従って、第1のネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとの間で不均等に複数のシンボルを割り振ることとをさらに具備する。
[0014]いくつかの実施形態では、方法は、マスタネットワークデバイスと第1のクライアントネットワークデバイスとの間の第1のデータ送信に関連付けられるデータレートが、マスタネットワークデバイスと第2のクライアントネットワークデバイスとの間の第2のデータ送信に関連付けられるデータレートよりも大きいと決定することと、第1のデータ送信に関連付けられるデータレートが第2のデータ送信に関連付けられるデータレートよりも大きいと決定したことに応じて、第2のクライアントネットワークデバイスと比較して、より多くの数の複数のシンボルを第1のクライアントネットワークデバイスに割り振ることとをさらに具備する。
[0015]いくつかの実施形態では、方法は、データをマスタネットワークデバイスから通信ネットワークの複数のクライアントネットワークデバイスに送信すると決定することと、データフレームを生成することは、少なくとも1つのシンボルを有するペイロードを含み、シンボルは、複数の周波数キャリアを含み、複数の周波数キャリアは、複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振られた少なくとも1つの周波数キャリアを含み、複数の周波数キャリアは、区分パターンに従って複数のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、データフレームを複数のクライアントネットワークデバイスの各々に送信することとを備える。
[0016]いくつかの実施形態では、シンボルの少なくとも1つの周波数キャリアは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られない。
[0017]いくつかの実施形態では、シンボルの第1の周波数キャリアは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られず、シンボルの第2の周波数キャリアは、第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られず、第1のトーンマップに関連付けられる第1のビットローディング方式は、第1の周波数キャリアに使用され、第2のトーンマップに関連付けられる第2のビットローディング方式は、第2の周波数キャリアに使用される。
[0018]いくつかの実施形態では、区分パターンは、マスタネットワークデバイスと複数のクライアントネットワークデバイスの各々との間の複数の送信チャネルのチャネル特性に少なくとも部分的に基づいて決定される。
[0019]いくつかの実施形態では、区分パターンは、複数のクライアントネットワークデバイスの各々のトーンマップに関連付けられるビットローディング方式に少なくとも部分的に基づいて決定される。
[0020]いくつかの実施形態では、方法は、マスタネットワークデバイスによって決定された区分パターンを複数のクライアントネットワークデバイスの各々に通信することをさらに具備する。
[0021]いくつかの実施形態では、方法は、マスタネットワークデバイスによって決定された区分パターンを、データフレームのフレーム制御フィールドにおいて、複数のクライアントネットワークデバイスの各々に通信することをさらに具備する。
[0022]いくつかの実施形態では、区分パターンは、通信ネットワークにおける複数の送信チャネルのチャネル特性を示すグローバルネットワーク情報に基づいて決定される。
[0023]いくつかの実施形態では、区分パターンは、マスタネットワークデバイスと複数のクライアントネットワークデバイスの各々とに知られているあらかじめ定義された区分パターンである。
[0024]いくつかの実施形態では、データは、マスタネットワークデバイスから複数のクライアントネットワークデバイスへの複数の送信に関連付けられ、複数のデータレートで複数のクライアントネットワークデバイスの各々に送信されるべきデータを備える。
[0025]いくつかの実施形態では、シンボルの複数の周波数キャリアは、複数のクライアントネットワークデバイスの各々に関連付けられるデータレートに基づいて、複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振られる。
[0026]いくつかの実施形態では、方法は、マスタネットワークデバイスと第1のネットワークデバイスとの間の第1のデータ送信に関連付けられる第1のデータレートが、マスタネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとの間の第2のデータ送信に関連付けられる第2のデータレートにほぼ等しいと決定することと、第1のネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとの間で均等にシンボルの複数の周波数キャリアを割り振ることとをさらに具備する。
[0027]いくつかの実施形態では、方法は、マスタネットワークデバイスと第1のネットワークデバイスとの間の第1のデータ送信に関連付けられる第1のデータレートが、マスタネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとの間の第2のデータ送信に関連付けられる第2のデータレートとは異なると決定することと、第1のネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとに関連付けられるデータ分配比に従って、第1のネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとの間で不均等にシンボルの複数の周波数キャリアを割り振ることとをさらに具備する。
[0028]いくつかの実施形態では、方法は、マスタネットワークデバイスと第1のクライアントネットワークデバイスとの間の第1のデータ送信に関連付けられるデータレートが、マスタネットワークデバイスと第2のクライアントネットワークデバイスとの間の第2のデータ送信に関連付けられるデータレートよりも大きいと決定することと、第1のデータ送信に関連付けられるデータレートが第2のデータ送信に関連付けられるデータレートよりも大きいと決定したことに応じて、第2のクライアントネットワークデバイスと比較して、シンボル内のより多くの数の複数の周波数キャリアを第1のクライアントネットワークデバイスに割り振ることとをさらに具備する。
[0029]いくつかの実施形態では、方法は、マスタネットワークデバイスと複数のクライアントネットワークデバイスの各々との間の複数の送信チャネルのチャネル特性に少なくとも部分的に基づいて区分パターンを決定することと、データフレームを生成することは、複数のシンボルを有するペイロードを含み、複数のシンボルの各々は、複数の周波数キャリアを含み、複数の周波数キャリアは、複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振られた少なくとも1つの周波数キャリアを含み、複数の周波数キャリアは、区分パターンに従って複数のクライアントネットワークデバイスに割り当てられる、をさらに具備する。
[0030]いくつかの実施形態では、方法は、データフレームを生成することは、第1の複数のシンボルを有するペイロードを含み、第1の複数のシンボルの各々は、複数の周波数キャリアを含み、複数の周波数キャリアは、複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振られた少なくとも1つの周波数キャリアを含み、複数の周波数キャリアは、区分パターンに従って複数のクライアントネットワークデバイスに割り当てられ、データフレームを生成することは、第2の複数のシンボルを有するペイロードを含み、第2の複数のシンボルは、複数のクライアントネットワークデバイスの各々向けの少なくとも1つのシンボルを含み、第2の複数のシンボルは、複数のクライアントネットワークデバイスに知られているペイロード内にあらかじめ定義されたパターンで配置される、をさらに具備する。
[0031]いくつかの実施形態では、マスタネットワークデバイスは、ネットワークインタフェースと、ネットワークインタフェースに接続されるフレーム生成部と、フレーム生成部は、データをマスタネットワークデバイスから通信ネットワークの複数のクライアントネットワークデバイスに送信すると決定し、複数のシンボルを有するペイロードを含むデータフレームを生成し、ペイロードは、複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振られた少なくとも1つのシンボルを含み、複数のシンボルは、複数のクライアントネットワークデバイスに知られているペイロード内にあらかじめ定義されたパターンで配置され、ネットワークインタフェースに接続される送信部と、を備え、送信部は、データフレームを複数のクライアントネットワークデバイスの各々に送信する。
[0032]いくつかの実施形態では、データフレームは、プリアンブルと、フレーム制御と、あらかじめ定義されたパターンで配置された複数のシンボルを有するペイロードとを備え、少なくとも第1のシンボルは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、少なくとも第2のシンボルは、第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られる。
[0033]いくつかの実施形態では、第1のシンボルは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られず、第2のシンボルは、第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られず、第1のトーンマップに関連付けられる第1のビットローディング方式は、第1のシンボルに使用され、第2のトーンマップに関連付けられる第2のビットローディング方式は、第2のシンボルに使用される。
[0034]いくつかの実施形態では、フレーム生成部はさらに、マスタネットワークデバイスと第1のクライアントネットワークデバイスとの間の第1の送信チャネルのチャネル特性を決定し、第1の送信チャネルのチャネル特性に少なくとも部分的に基づいて、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られた第1のシンボルに関連付けられる第1のトーンマップを決定し、マスタネットワークデバイスと第2のクライアントネットワークデバイスとの間の第2の送信チャネルのチャネル特性を決定し、第2の送信チャネルのチャネル特性に少なくとも部分的に基づいて、第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られた第2のシンボルに関連付けられる第2のトーンマップを決定する。
[0035]いくつかの実施形態では、フレーム生成部はさらに、マスタネットワークデバイスと第1のネットワークデバイスとの間の第1のデータ送信に関連付けられる第1のデータレートが、マスタネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとの間の第2のデータ送信に関連付けられる第2のデータレートにほぼ等しいと決定し、第1のネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとの間で均等に複数のシンボルを割り振る。
[0036]いくつかの実施形態では、フレーム生成部はさらに、マスタネットワークデバイスと第1のネットワークデバイスとの間の第1のデータ送信に関連付けられる第1のデータレートが、マスタネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとの間の第2のデータ送信に関連付けられる第2のデータレートとは異なると決定し、第1のネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとに関連付けられるデータ分配比に従って、第1のネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとの間で不均等に複数のシンボルを割り振る。
[0037]いくつかの実施形態では、フレーム生成部はさらに、マスタネットワークデバイスと第1のクライアントネットワークデバイスとの間の第1のデータ送信に関連付けられるデータレートが、マスタネットワークデバイスと第2のクライアントネットワークデバイスとの間の第2のデータ送信に関連付けられるデータレートよりも大きいと決定し、第1のデータ送信に関連付けられるデータレートが第2のデータ送信に関連付けられるデータレートよりも大きいと決定したことに応じて、第2のクライアントネットワークデバイスと比較して、より多くの数の複数のシンボルを第1のクライアントネットワークデバイスに割り振る。
[0038]いくつかの実施形態では、マスタネットワークデバイスは、ネットワークインタフェースと、ネットワークインタフェースに接続されるフレーム生成部と、フレーム生成部は、データをマスタネットワークデバイスから通信ネットワークの複数のクライアントネットワークデバイスに送信すると決定し、少なくとも1つのシンボルを有するペイロードを含むデータフレームを生成し、シンボルは、複数の周波数キャリアを含み、複数の周波数キャリアは、複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振られた少なくとも1つの周波数キャリアを含み、複数の周波数キャリアは、区分パターンに従って複数のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、ネットワークインタフェースに接続される送信部とを備え、送信部は、データフレームを複数のクライアントネットワークデバイスの各々に送信する。
[0039]いくつかの実施形態では、シンボルの第1の周波数キャリアは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られず、シンボルの第2の周波数キャリアは、第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られず、第1のトーンマップに関連付けられる第1のビットローディング方式は、第1の周波数キャリアに使用され、第2のトーンマップに関連付けられる第2のビットローディング方式は、第2の周波数キャリアに使用される。
[0040]いくつかの実施形態では、区分パターンは、マスタネットワークデバイスと複数のクライアントネットワークデバイスの各々との間の複数の送信チャネルのチャネル特性に少なくとも部分的に基づいて決定される。
[0041]いくつかの実施形態では、区分パターンは、通信ネットワークにおける複数の送信チャネルのチャネル特性を示すグローバルネットワーク情報に基づいて決定される。
[0042]いくつかの実施形態では、区分パターンは、マスタネットワークデバイスと複数のクライアントネットワークデバイスの各々とに知られているあらかじめ定義された区分パターンである。
[0043]いくつかの実施形態では、フレーム生成部はさらに、マスタネットワークデバイスと第1のクライアントネットワークデバイスとの間の第1のデータ送信に関連付けられるデータレートが、マスタネットワークデバイスと第2のクライアントネットワークデバイスとの間の第2のデータ送信に関連付けられるデータレートよりも大きいと決定し、第1のデータ送信に関連付けられるデータレートが第2のデータ送信に関連付けられるデータレートよりも大きいと決定したことに応じて、第2のクライアントネットワークデバイスと比較して、シンボル内のより多くの数の複数の周波数キャリアを第1のクライアントネットワークデバイスに割り振る。
[0044]いくつかの実施形態では、フレーム生成部はさらに、マスタネットワークデバイスと複数のクライアントネットワークデバイスの各々との間の複数の送信チャネルのチャネル特性に少なくとも部分的に基づいて区分パターンを決定し、複数のシンボルを有するペイロードを含むデータフレームを生成し、複数のシンボルの各々は、複数の周波数キャリアを含み、複数の周波数キャリアは、複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振られた少なくとも1つの周波数キャリアを含み、複数の周波数キャリアは、区分パターンに従って複数のクライアントネットワークデバイスに割り当てられる。
[0045]いくつかの実施形態では、フレーム生成部はさらに、第1の複数のシンボルを有するペイロードを含むデータフレームを生成し、第1の複数のシンボルの各々は、複数の周波数キャリアを含み、複数の周波数キャリアは、複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振られた少なくとも1つの周波数キャリアを含み、複数の周波数キャリアは、区分パターンに従って複数のクライアントネットワークデバイスに割り当てられ、第2の複数のシンボルを有するペイロードを含むデータフレームを生成し、第2の複数のシンボルは、複数のクライアントネットワークデバイスの各々向けの少なくとも1つのシンボルを含み、第2の複数のシンボルは、複数のクライアントネットワークデバイスに知られているペイロード内にあらかじめ定義されたパターンで配置される。
[0046]いくつかの実施形態では、1つ以上のプロセッサによって実行されたとき、1つ以上のプロセッサに、データをマスタネットワークデバイスから通信ネットワークの複数のクライアントネットワークデバイスに送信すると決定することと、複数のシンボルを有するペイロードを含むデータフレームを生成することと、ペイロードは、複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振られた少なくとも1つのシンボルを含み、複数のシンボルは、複数のクライアントネットワークデバイスに知られているペイロード内にあらかじめ定義されたパターンで配置される、データフレームを複数のクライアントネットワークデバイスの各々に送信することとを行わせる命令を記憶した機械可読記憶媒体。
[0047]いくつかの実施形態では、複数のシンボルのうちの少なくとも1つのシンボルは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られない。
[0048]いくつかの実施形態では、データフレームは、プリアンブルと、フレーム制御と、あらかじめ定義されたパターンで配置された複数のシンボルを有するペイロードとを備え、少なくとも第1のシンボルは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、少なくとも第2のシンボルは、第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られる。
[0049]いくつかの実施形態では、第1のシンボルは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られず、第2のシンボルは、第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られず、第1のトーンマップに関連付けられる第1のビットローディング方式は、第1のシンボルに使用され、第2のトーンマップに関連付けられる第2のビットローディング方式は、第2のシンボルに使用される。
[0050]いくつかの実施形態では、1つ以上のプロセッサによって実行されたとき、1つ以上のプロセッサに、データをマスタネットワークデバイスから通信ネットワークの複数のクライアントネットワークデバイスに送信すると決定することと、少なくとも1つのシンボルを有するペイロードを含むデータフレームを生成することと、シンボルは、複数の周波数キャリアを含み、複数の周波数キャリアは、複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振られた少なくとも1つの周波数キャリアを含み、複数の周波数キャリアは、区分パターンに従って複数のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、データフレームを複数のクライアントネットワークデバイスの各々に送信することとを行わせる命令を記憶した機械可読記憶媒体。
[0051]いくつかの実施形態では、シンボルの少なくとも1つの周波数キャリアは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られない。
[0052]いくつかの実施形態では、シンボルの第1の周波数キャリアは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られず、シンボルの第2の周波数キャリアは、第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られず、第1のトーンマップに関連付けられる第1のビットローディング方式は、第1の周波数キャリアに使用され、第2のトーンマップに関連付けられる第2のビットローディング方式は、第2の周波数キャリアに使用される。
[0053]添付の図面を参照することによって、本実施形態がよりよく理解され得、多数の目的、特徴、および利点が、当業者に明らかになり得る。
[0054]通信ネットワークにおける1対多通信の例示的な概念図。 [0055]平衡したトラフィックプロファイルを使用した、マスタネットワークデバイスから2つのクライアントネットワークデバイスへのダウンストリーム通信の例示的な概念図。 [0056]効率的なチャネルローディングのための時間領域技法を使用した、ダウンストリーム通信用のPPDUの例示的な概念図。 [0057]効率的なチャネルローディングのための周波数領域技法を使用した、ダウンストリーム通信用のPPDUの例示的な概念図。 [0058]効率的なチャネルローディングのための時間領域技法を使用した、マスタネットワークデバイスから複数のクライアントネットワークデバイスへのダウンストリーム通信のための例示的な動作のフローチャート。 [0059]効率的なチャネルローディングのための時間領域技法を使用した、マスタネットワークデバイスから複数のクライアントネットワークデバイスへのダウンストリーム送信用のデータフレームを生成するための例示的な動作のフローチャート。 [0060]効率的なチャネルローディングのための周波数領域技法を使用した、マスタネットワークデバイスから複数のクライアントネットワークデバイスへのダウンストリーム通信のための例示的な動作のフローチャート。 [0061]効率的なチャネルローディングのための周波数領域技法を使用した、マスタネットワークデバイスから複数のクライアントネットワークデバイスへのダウンストリーム送信用のデータフレームを生成するための例示的な動作のフローチャート。 [0062]例示的なネットワークデバイスを示す図。
[0063]以下の説明は、本発明の主題の技法を具現化する、例示的なシステムと、方法と、技法と、命令シーケンスと、コンピュータプログラム製品とを含む。しかしながら、説明する実施形態はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることを理解されたい。たとえば、例では単一のPPDUを使用して2つのクライアントネットワークデバイスと通信するマスタネットワークデバイスを参照するが、実施形態はそのように限定されない。いくつかの実施形態では、マスタネットワークデバイスは、単一のPPDUを使用して3つ以上のクライアントネットワークデバイスと通信し得る。いくつかの実施形態では、マスタネットワークデバイスは、通信ネットワークにおいてクライアントネットワークデバイスのサブセットを決定してもよく、マスタネットワークデバイスは、クライアントネットワークデバイスのサブセットの各々とのダウンストリーム通信に単一のPPDUを利用してもよいことにも留意されたい。他の例では、説明を不明瞭にしないために、よく知られている命令インスタンス、プロトコル、構造および技法は、詳細に示されていない。
[0064]いくつかの実施形態では、クライアントネットワークデバイスとのダウンストリーム通信の場合、マスタネットワークデバイスは、効率的なチャネルローディングのための時間領域技法または周波数領域技法を使用して、送信チャネルを利用することができる。送信チャネルを介して別個のデータフレームをクライアントネットワークデバイスの各々に送信する代わりに、マスタネットワークデバイスは、クライアントネットワークデバイスのための複数のデータシンボル(たとえば、直交周波数分割多重(OFDM)シンボル)を含むデータフレームを生成することができる。一実装形態では、時間領域技法を使用して、マスタネットワークデバイスは、クライアントネットワークデバイスの各々のための少なくとも1つのデータシンボルを含むデータフレームを生成することができる。データシンボルは、データフレームのペイロード内にあらかじめ定義されたパターンで配置され得る。たとえば、データシンボルは、クライアントネットワークデバイスに知られている交互シーケンスで配置され得る。別の実装形態では、周波数領域技法を使用して、マスタネットワークデバイスは、データ送信のために通信スペクトルにおける1つ以上の周波数キャリアをクライアントネットワークデバイスの各々に割り振ることができる。マスタネットワークデバイスは、1つ以上のデータシンボルを含むデータフレームを生成することができる。データシンボルの各々は、クライアントネットワークデバイスに割り振られた複数の周波数キャリアを含み得る。たとえば、周波数領域技法では、マスタネットワークデバイスは、以下でさらに説明するように、少なくとも1つの周波数キャリアをクライアントネットワークデバイスの各々に割り振ることができる。データフレーム内のデータシンボルは、クライアントネットワークデバイスのデータをまとめて含む。たとえば、データシンボルは、2つのクライアントネットワークデバイスに割り振られた、通信スペクトルにおける周波数キャリアに基づいて、2つのクライアントネットワークデバイスのデータを含み得る。
[0065]図1は、通信ネットワークにおける1対多通信の例示的な概念図を示す。図1は、通信ネットワーク100(たとえば、イーサネットオーバー同軸ネットワークなど)を含む。通信ネットワーク100は、フレーム生成部103と送信部105とを有するマスタネットワークデバイス102を含む。通信ネットワーク100はまた、通信媒体104を介してマスタネットワークデバイス102に(および互いに)接続されたクライアントネットワークデバイス106と、クライアントネットワークデバイス108とを含む。マスタネットワークデバイス102は、サーバ、ネットワークハブ、ゲートウェイ/ルータ、ホームネットワークコントローラ、ゲームコンソール、または複数のクライアントネットワークデバイス(たとえば、クライアントネットワークデバイス106および108)とのダウンストリーム通信を実行する他のネットワークデバイスであってもよい。クライアントネットワークデバイスは、電気/電子デバイス(たとえば、テレビジョン、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、スマートアプライアンスなど)であってもよい。一例では、マスタネットワークデバイス102は、ビデオストリームを、ビデオ表示および/または記憶機能を有するクライアントネットワークデバイス106および108に送ることができるネットワークハブであってもよい。通信媒体104は、通信ネットワーク100のタイプに基づいた通信媒体(たとえば、PLCネットワーク用のPLC媒体、イーサネットオーバー同軸ネットワーク用の同軸ケーブルなど)であってもよい。通信媒体104は、マスタネットワークデバイス102とクライアントネットワークデバイス106および108の各々との間の通信のための共有媒体であってもよい。
[0066]マスタネットワークデバイス102は、通信媒体104を介してダウンストリーム通信をクライアントネットワークデバイス106および108の各々に送ることができる。いくつかの実装形態では、クライアントネットワークデバイス106および108に送られるデータは、類似していてもよい(たとえば、クライアントネットワークデバイス106および108の各々に送られる同じビデオストリーム)。他の実装形態では、クライアントネットワークデバイス106および108の各々に送られるデータは、異なっていてもよい(たとえば、クライアントネットワークデバイス106に送られるオーディオストリーム、およびクライアントネットワークデバイス108に送られるビデオストリーム)。マスタネットワークデバイス102は、クライアントネットワークデバイス106と108とに送信されるべきデータフレームを組み合わせることによって、効率的なチャネル利用を実施することができる。たとえば、マスタネットワークデバイス102は、クライアントネットワークデバイス106および108の各々に送られるべきデータを含む単一のデータフレームを生成することができる。1つの具体的な例では、マスタネットワークデバイス102によって構築され送信されるデータフレームの各々は、クライアントネットワークデバイス106向けのオーディオストリームに関連付けられるデータと、クライアントネットワークデバイス108向けのビデオストリームに関連付けられるデータとを有することができる。マスタネットワークデバイス102は、(図3および図4において以下で説明するように)各データフレーム内の複数のクライアントネットワークデバイス向けのデータを組み合わせることによって、通信媒体104上の送信オーバーヘッドと送信時間とを低減することができる。
[0067]いくつかの実装形態では、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイス106および108の各々に送信するためのデータフレームを生成することができる。たとえば、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイス106および108のためのデータシンボルを有するPPDUを生成することができる。たとえば、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイス106および108へのOFDMシンボル送信を有するPPDUを生成することができる。一実装形態では、フレーム生成部103は、効率的なチャネルローディングのための時間領域技法を使用して、データフレームを生成することができる。たとえば、時間領域技法では、フレーム生成部103は、(図3において以下で説明するように)データフレーム内にクライアントネットワークデバイス106および108の各々のための1つ以上のデータシンボルを含めることができる。別の実装形態では、フレーム生成部103は、効率的なチャネルローディングのための周波数領域技法を使用して、データフレームを生成することができる。たとえば、周波数領域技法では、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイス106および108の各々への送信に利用されるべき各シンボルに対して、周波数スペクトル(たとえば、同軸媒体を介した通信のための周波数スペクトルなど)における1つ以上の周波数キャリアを決定し得る。次いで、フレーム生成部103は、1つ以上のデータシンボルを含むデータフレームを生成することができ、ここで、各シンボルは、(図4において以下で説明するように)クライアントネットワークデバイス106および108の各々に割り振られた少なくとも1つの周波数キャリアを含むことができる。
[0068]フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイス106および108に割り振られた複数のデータシンボルを含むデータフレームを生成することによって、クライアントネットワークデバイスへの送信のための送信オーバーヘッドを低減し、通信媒体を効率的に利用することができる。フレーム生成部103は、通常は(たとえば、クライアントネットワークデバイス106および108のための)2つ以上の異なるデータフレームにおいて別々に送信されるヘッダ情報(たとえば、プリアンブル、フレーム制御フィールドなど)を組み合わせることによって、送信オーバーヘッドを低減することができる。たとえば、フレーム生成部103は、以下でさらに説明するように、クライアントネットワークデバイス106および108に関連付けられる組み合わされたヘッダ情報を単一のデータフレームに含めることができる。また、既存の1対多通信技法では、データフレームが別々にクライアントネットワークデバイスの各々に送信されるとき、マスタネットワークデバイス102は、通信ネットワーク100内のクライアントネットワークデバイスへの送信間で待機しなければならないことがある。たとえば、マスタネットワークデバイス102がデータフレームをクライアントネットワークデバイス106に送信した後、マスタネットワークデバイス102は、データフレームをクライアントネットワークデバイス108に送信することができるようになる前に、クライアントネットワークデバイス106からの確認応答を待機しなければならないことがある。言い換えれば、マスタネットワークデバイス102は、別のクライアントネットワークデバイスへの送信のために通信媒体104を利用することができる前に、クライアントネットワークデバイス106からの確認応答を待機することがある。クライアントネットワークデバイス106および108のためのデータシンボルを有するデータフレームを生成することによって、フレーム生成部103は、マスタネットワークデバイス102からのクライアントネットワークデバイス106および108において受信されたデータ間のレイテンシを低減し、クライアントネットワークデバイス106と108との間の同期を改善することができる。
[0069]いくつかの実装形態では、送信部105は、フレーム生成部103によって生成されたデータフレームをクライアントネットワークデバイス106および108の各々に送信することができる。いくつかの例では、送信部105は、通信媒体104上でデータフレームを送信するために、フレーム生成部103によって生成されたデータフレームの1つ以上のフィールドを変更し得る。たとえば、送信部105は、マスタネットワークデバイス102から送信されたデータの完全性を保証するのを助けるために、誤り検出および/または誤り訂正コード(たとえば、チェックサム、巡回冗長検査など)を挿入し得る。次いで、送信部105は、通信媒体104上でデータフレームを送信することができる。
[0070]図2は、平衡したトラフィックプロファイルを使用した、マスタネットワークデバイスから2つのクライアントネットワークデバイスへのダウンストリーム通信の例示的な概念図を示す。図2は、(図1を参照しながら上記で説明した)通信ネットワーク100と、PPDU250と、PPDU252とを示す。通信ネットワーク100は、通信媒体104を介して接続された、フレーム生成部103と送信部105とを有するマスタネットワークデバイス102と、クライアントネットワークデバイス207と、クライアントネットワークデバイス209とを含む。クライアントネットワークデバイス207および209は、ネットワークデバイス106、108に類似している。図2は、平衡したトラフィックプロファイルに従ってダウンストリーム送信をクライアントネットワークデバイス207と209とに提供するマスタネットワークデバイス102を示す。たとえば、平衡したトラフィックプロファイルに従って動作するとき、クライアントネットワークデバイス207および209は、マスタネットワークデバイス102から類似のスループットを受信することができる。クライアントネットワークデバイス207および209は、ほぼ等しいデータレートでマスタネットワークデバイス102からデータを受信し得る。たとえば、クライアントネットワークデバイス207および209へのデータレートは、データレートが互いのあらかじめ定義されたパーセンテージ以内であるとき、ほぼ等しくてもよい。一例では、クライアントネットワークデバイス207へのデータレートは、クライアントネットワークデバイス209へのデータレートの5%以内であってもよい。別の例では、クライアントネットワークデバイス207へのデータレートは、クライアントネットワークデバイス209へのデータレートの10%以内であってもよい。
[0071]PPDU250は、プリアンブル202と、フレーム制御フィールド204と、データシンボル206と、データシンボル208とを含む。データシンボル206および208は、クライアントネットワークデバイス207に送られるべき符号化されたデータ(たとえば、マルチレベル直交振幅変調(M−QAM:Multi-Level Quadrature Amplitude Modulation)を使用して符号化されたOFDMシンボル)を含む。プリアンブル202は、(以下でさらに説明する)クライアントネットワークデバイスがビット同期を確立するのを可能にする1つ以上のビットを含み得る。フレーム制御フィールド204は、ソースアドレス(たとえば、マスタネットワークデバイス102のネットワークアドレス)と、1つ以上の宛先アドレス(たとえば、クライアントネットワークデバイス207のネットワークアドレスおよびクライアントネットワークデバイス209のネットワークアドレス)とを含み得る。PPDU250と同様に、PPDU252は、プリアンブル212と、フレーム制御フィールド214と、データシンボル216と、データシンボル218とを含む。データシンボル216および218は、クライアントネットワークデバイス209に送られるべき符号化されたデータを含む。既存の1対多通信技法では、PPDU250はマスタネットワークデバイス102からクライアントネットワークデバイス207へのダウンストリーム送信で送られてもよく、PPDU252はマスタネットワークデバイス102からクライアントネットワークデバイス209への別個のダウンストリーム送信で送られてもよい。T1は通信媒体104上でのPPDU250の送信のためのワイヤ上の時間を表し、T3は通信媒体104上でのPPDU252の送信のためのワイヤ上の時間を表す。T2はマスタネットワークデバイス102からのPPDU250とPPDU252との送信間の時間間隔を表す。たとえば、PPDU250を送信した後、マスタネットワークデバイス102は、PPDU252を送信する前に、(時間間隔T2の間に)クライアントネットワークデバイス207からの確認応答を待機することがある。いくつかの実装形態では、クライアントネットワークデバイス207へのPPDU250の送信の後、通信ネットワーク100内の他のネットワークデバイスは、時間間隔T2の間に通信媒体104へのアクセスをめぐって競合することがある。T2の長さは、他のネットワークデバイスによる通信媒体104へのアクセスに基づいて可変であってもよく、このことは、クライアントネットワークデバイス209へのPPDU252の遅延した送信をもたらすことがある。
[0072]図2は、クライアントネットワークデバイス207および209へのPPDU250および252のそれぞれの送信を表す。マスタネットワークデバイス102は、PPDU250をクライアントネットワークデバイス207に送信し、続いて、PPDU252をクライアントネットワークデバイス209に送信し得る。マスタネットワークデバイス102とクライアントネットワークデバイス207との間の送信レイテンシは、T1の値に基づいて決定され得る。同様に、マスタネットワークデバイス102とクライアントネットワークデバイス209との間の送信レイテンシは、T1+T2+T3の値に基づいて決定され得る。同期ずれは、クライアントネットワークデバイス207および209におけるデータフレーム(すなわち、マスタネットワークデバイス102から送信されたデータフレーム)の到着の時間の差である。クライアントネットワークデバイス207におけるPPDU250の受信とクライアントネットワークデバイス209におけるPPDU252の受信の同期ずれは、(T2+T3)の値に基づく。通信ネットワーク100内のネットワークデバイスによる通信媒体の競合により、T2の値は可変であってもよく、クライアントネットワークデバイス209への送信レイテンシに、また、クライアントネットワークデバイス207と209との間の同期ずれに著しく影響を及ぼす可能性がある。場合によっては、レイテンシを低減し同期を改善するために、(たとえば、PPDU250および252におけるデータシンボルを低減することによって)T1およびT3の値が低減され得る。しかしながら、T1およびT3の値の低減は、非効率的なチャネルローディングをもたらし得る。たとえば、低減されたデータシンボルを有するPPDU250および252のオーバーヘッド比(すなわち、PPDU内のペイロードに対するヘッダ情報のサイズの比)の増加により、チャネルローディングが非効率的になり得る。
[0073]図3は、効率的なチャネルローディングのための時間領域技法を使用した、ダウンストリーム通信用のPPDUの例示的な概念図を示す。図3は、プリアンブル302と、フレーム制御フィールド304と、ペイロード305とを有するPPDU300を含む。ペイロード305は、データシンボル306と、データシンボル308と、データシンボル310と、データシンボル312とを含む。データシンボル306および310は、第1のクライアントネットワークデバイス(たとえば、クライアントネットワークデバイス207)に送信するための符号化されたデータを含み得る。データシンボル308および312は、第2のクライアントネットワークデバイス(たとえば、クライアントネットワークデバイス209)に送信するための符号化されたデータを含み得る。T4は通信媒体104上でのPPDU300の送信時間を表す。フレーム生成部103は、図5および図6を参照しながら以下でさらに説明するように、時間領域技法を使用して、マスタネットワークデバイス102からクライアントネットワークデバイス207および209へのダウンストリーム通信用のPPDU300を生成し得る。
[0074]いくつかの実施形態では、効率的なチャネル利用を保証しながらサービス品質を改善するために(たとえば、レイテンシと同期とを低減するために)、フレーム生成部103は効率的なチャネルローディングのための時間領域技法を実施することができる。時間領域技法では、フレーム生成部103は、データシンボル306と、308と、310と、312とを有するPPDU300を生成することができる。上記で説明した例では、T4の値は、(T1+T2+T3)の値よりも少なく、通信媒体104の効率的なチャネル利用を可能にする。また、PPDU300は、クライアントネットワークデバイス207およびクライアントネットワークデバイス209のための符号化されたデータを含み、このことは、クライアントネットワークデバイス209への低減された送信レイテンシと、クライアントネットワークデバイス207と209との間の低減された同期ずれとをもたらすことができる。
[0075]いくつかの実装形態では、フレーム生成部103は、PPDU300のペイロード内にあらかじめ定義されたパターンで配置されたデータシンボル306と、308と、310と、312とを含むPPDU300を生成することができる。たとえば、データシンボル306、308、310、および312は、クライアントネットワークデバイス207と209とに知られているシーケンスで配置され得る。フレーム生成部103は、PPDU300が通信媒体104を介して複数のクライアントネットワークデバイス(たとえば、クライアントネットワークデバイス207およびクライアントネットワークデバイス209)に送信され得るように、PPDU300を生成し得る。たとえば、PPDU300内のフレーム制御304は、各クライアントネットワークデバイスへの送信の長さについての情報を含み得る。たとえば、フレーム制御304は、クライアントネットワークデバイス207に宛てられたデータシンボル306および310の長さと、クライアントネットワークデバイス209に宛てられたデータシンボル308および312の長さとを示し得る。フレーム制御フィールド304はまた、PPDU300がクライアントネットワークデバイス207とクライアントネットワークデバイス209とに送信されるのを可能にする宛先アドレス(たとえば、クライアントネットワークデバイス207および209のネットワークアドレス)についての情報を含み得る。
[0076]いくつかの実装形態では、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイス207およびクライアントネットワークデバイス209のためのインターリーブされたデータシンボルを有するPPDU300を生成することができる。たとえば、(クライアントネットワークデバイス207のための符号化されたデータを含む)データシンボル306の後に、(クライアントネットワークデバイス209のための符号化されたデータを含む)データシンボル308が続き得る。同様に、インターリーブされたパターンにおいて、データシンボル308の後に、(クライアントネットワークデバイス207のための符号化されたデータを含む)データシンボル310が続き得る、といった具合である。フレーム生成部103は、PPDU内のデータシンボルをインターリーブすることによって、クライアントネットワークデバイス207とクライアントネットワークデバイス209との間の同期ずれを低減し得る。
[0077]いくつかの実装形態では、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイス207および209との通信に利用されるべきトーンマップ(すなわち、通信スペクトルにおける異なる周波数キャリアのためのビットローディング方式)を決定し得る。たとえば、フレーム生成部103は、マスタネットワークデバイス102とクライアントネットワークデバイス207との間の送信チャネルのチャネル特性に基づいて、クライアントネットワークデバイス207との通信に利用されるべきトーンマップを決定し得る。同様に、フレーム生成部103は、マスタネットワークデバイス102とクライアントネットワークデバイス209との間のチャネル状態に基づいて、クライアントネットワークデバイス209との通信に利用されるべきトーンマップを決定し得る。いくつかの実装形態では、フレーム生成部103は、マスタネットワークデバイス102がユニキャスト送信(たとえば、図2のPPDU250)をクライアントネットワークデバイス207に送るために利用するPPDU300を使用して、クライアントネットワークデバイス207に関連付けられるシンボルの通信に同じトーンマップを利用し得る。同様に、フレーム生成部103は、マスタネットワークデバイス102がユニキャスト送信(たとえば、図2のPPDU252)をクライアントネットワークデバイス209に送るために利用するPPDU300を使用して、クライアントネットワークデバイス209に関連付けられるシンボルの通信に同じトーンマップを利用し得る。したがって、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイス207および209との通信のためのチャネル状態に適合されたトーンマップを使用することによって、チャネル利用を改善することができる。
[0078]いくつかの実装形態では、フレーム生成部103は、異なるデータ搬送能力を有するデータシンボル306と、308と、310と、312とを生成し得る。たとえば、データシンボルのデータ搬送能力は、マスタネットワークデバイス102と対応するクライアントネットワークデバイスとの間の通信に利用されるチャネル状態とトーンマップとに基づき得る。一例では、通信に使用されるチャネル状態とトーンマップとの差により、クライアントネットワークデバイス207に割り振られたデータシンボルは、120バイトの搬送能力を有してもよく、クライアントネットワークデバイス209に割り振られたデータシンボルは、40バイトの搬送能力を有してもよい。いくつかの実装形態では、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイス207および209のためのデータ分配が等しいPPDU300を生成し得る。たとえば、マスタネットワークデバイス102が200kbpsのオーディオストリームをクライアントネットワークデバイス207とクライアントネットワークデバイス209の両方に送信しているとき、マスタネットワークデバイス102はデータを均等に分配すべきである。一例では、クライアントネットワークデバイス207に割り振られたデータシンボルが120バイトを搬送することができ、クライアントネットワークデバイス209に割り振られたデータシンボルが40バイトを搬送することができるとき、フレーム生成部103は、均等なデータ分配を実現するために、120バイトの搬送能力を有する1つのデータシンボル(たとえば、データシンボル306)をクライアントネットワークデバイス207に割り振り、各々が40バイトの搬送能力を有する3つのデータシンボル(たとえば、データシンボル308、310、および312)をクライアントネットワークデバイス209に割り振ることができる。
[0079]別の実装形態では、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイスのためのデータ分配が不均等であるPPDU300を生成し得る。たとえば、マスタネットワークデバイス102が2mbpsのビデオストリームをクライアントネットワークデバイス207に送り、200kbpsのオーディオストリームをクライアントネットワークデバイス209に送る場合、クライアントネットワークデバイス207と209とに分配されるべきデータの比は10:1である(すなわち、クライアントネットワークデバイス207および209へのデータ分配はそれぞれ、不均等であり、10:1の比に従うべきである)。フレーム生成部103は、決定された比に基づいてデータをクライアントネットワークデバイス207と209とに搬送するためのデータシンボルを割り振ることができる。たとえば、データシンボルが40バイトのデータをクライアントネットワークデバイス207に搬送することができ、データシンボルが12バイトのデータをクライアントネットワークデバイス209に搬送することができる場合、フレーム生成部103は、データ分配における10:1の比を達成するために、40バイトの搬送能力を有する3つのデータシンボル(たとえば、データシンボル306、308および310)をクライアントネットワークデバイス207に割り振り、12バイトの搬送能力を有する1つのデータシンボル(たとえば、データシンボル312)をクライアントネットワークデバイス209に割り振ることができる。フレーム生成部103がデータ分配のための正確な比を満たすようにデータシンボルを割り振ることができない場合、フレーム生成部103は、対応する比に関する最良の利用可能なデータ分配に基づいて、データシンボルをクライアントネットワークデバイス207と209とに割り振ることができることに留意されたい。たとえば、上記で説明した例を参照すると、データシンボルがクライアントネットワークデバイス209への(12バイトのデータではなく)15バイトのデータの搬送能力を有するとき、フレーム生成部103は、10:1の比に最も近い最良の利用可能なデータ分配を達成するために、依然として(40バイトの搬送能力を有する)データシンボル306と、308と、310とをクライアントネットワークデバイス207に割り振り、(15バイトの搬送能力を有する)データシンボル312をクライアントネットワークデバイス209に割り振ることができる。
[0080]いくつかの実施形態では、フレーム生成部103は、チャネル状態の予想される変化を考慮しながら、データシンボルをクライアントネットワークデバイス207と209とに割り振ることができることに留意されたい。たとえば、90バイトのデータがPPDU300においてクライアントネットワークデバイス207に送られ、データシンボルが40バイトのデータを搬送することができるとき、フレーム生成部103は、3つのデータシンボルが合計で120バイトの搬送能力を有していても、2つのデータシンボルを割り振る代わりに、3つのデータシンボル(たとえば、データシンボル306、308、および310)を割り振ることができる。第3のデータシンボルの追加の能力は、マスタネットワークデバイス102とクライアントネットワークデバイス207との間のチャネル状態の予想される変化に対する安全マージンに使用され得る。
[0081]いくつかの実装形態では、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイス207および209との通信の優先順位に基づいて、データシンボル306、308、310、および312のシーケンスを決定し得る。たとえば、マスタネットワークデバイス102とクライアントネットワークデバイス207との間の優先順位が高い通信(たとえば、ビデオストリーミング)の場合、フレーム生成部103は、データシンボルを以下の順序、すなわち、306、310、308、312の順序で配置し得る。データシンボル306および310をデータシンボル308および312の前に配置することによって、フレーム生成部103は、データシンボル306および310(たとえば、ビデオストリーム)が低減された送信レイテンシでクライアントネットワークデバイス207に送信されることを保証することができる。
[0082]いくつかの実装形態では、PPDU300を受信すると、確認応答はクライアントネットワークデバイス207および209から連続的に送られ得る。たとえば、PPDU300を受信すると、通信媒体104上で確認応答がクライアントネットワークデバイス207からマスタネットワークデバイス102に送られ得、続いて、確認応答がクライアントネットワークデバイス209からマスタネットワークデバイス102に送られ得る。PPDU300はマスタネットワークデバイス102から送信するための例示的なPPDUを示し、簡単のために、必ずしもマスタネットワークデバイス102からクライアントネットワークデバイス207と209とに送信するためのPPDUのすべてのフィールドを表し得るとは限らないことに留意されたい。
[0083]図4は、効率的なチャネルローディングのための周波数領域技法を使用した、ダウンストリーム通信用のPPDUの例示的な概念図を示す。図4は、プリアンブル402と、フレーム制御フィールド404と、ペイロード405とを有するPPDU400を含む。ペイロード405は、データシンボル406と、データシンボル408と、データシンボル410とを含む。データシンボル406、408および410は、クライアントネットワークデバイス207と209とに送信するための符号化されたデータを含み得る。T5は通信媒体104上でのPPDU400の送信時間を表す。フレーム生成部103は、図7および図8を参照しながら以下でさらに説明するように、周波数領域技法を使用して、マスタネットワークデバイス102からクライアントネットワークデバイス207および209へのダウンストリーム通信用のPPDU400を生成し得る。
[0084]いくつかの実装形態では、フレーム生成部103は、データシンボル406と、408と、410とを含むPPDU400を生成することができる。フレーム生成部103は最初に、クライアントネットワークデバイス207および209と通信するために利用されるべき周波数キャリアを割り振ることができる。たとえば、フレーム生成部103は、マスタネットワークデバイス102とクライアントネットワークデバイス207との間の送信チャネルのチャネル特性に基づいて、クライアントネットワークデバイス207に割り振るための各データシンボルの周波数キャリアを決定し得る。また、フレーム生成部103は、マスタネットワークデバイス102とクライアントネットワークデバイス209との間の送信チャネルのチャネル特性に基づいて、クライアントネットワークデバイス209に割り振るための各データシンボルの周波数キャリアを決定し得る。一実装形態では、フレーム生成部103は、(以下で説明するように)静的な区分技法に基づいて周波数キャリアを決定し得る。別の実装形態では、フレーム生成部103は、(以下で説明するように)動的な区分アプローチに基づいて周波数キャリアを決定し得る。次いで、フレーム生成部103は、データシンボル406と、408と、410とを有するPPDU400を生成することができる。データシンボル406、408、および410は、クライアントネットワークデバイス207と209とに割り振られた周波数キャリアを含み得る。たとえば、データシンボルの各々は、クライアントネットワークデバイス207に割り振られた1つ以上の周波数キャリアと、クライアントネットワークデバイス209に割り振られた1つ以上の周波数キャリアとを含み得る。いくつかの実装形態では、フレーム生成部103は、通信ネットワーク100内の複数のクライアントネットワークデバイス(たとえば、クライアントネットワークデバイス207および209)に割り振られた周波数キャリアを含む単一のデータシンボル(たとえば、データシンボル406)を有するPPDU400を生成し得る。
[0085]いくつかの実装形態では、データシンボルの周波数キャリアは、異なるデータ搬送能力を有してもよい。たとえば、周波数キャリアのデータ搬送能力は、マスタネットワークデバイス102と対応するクライアントネットワークデバイスとの間のチャネル状態に依存し得る。一例では、チャネル状態の差により、クライアントネットワークデバイス207に割り振られた周波数キャリアは、12バイトの搬送能力を有することでよく、クライアントネットワークデバイス209に割り振られた周波数キャリアは、4バイトの搬送能力を有することでよい。いくつかの実装形態では、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイス207および209のためのデータ分配が等しいPPDU300を生成し得る。たとえば、フレーム生成部103は、均等なデータ分配を達成するために、12バイトの搬送能力を有する周波数キャリアのうちの1つをクライアントネットワークデバイス207に割り振り、4バイトの搬送能力を有する3つの周波数キャリアをクライアントネットワークデバイス209に割り振ることができる。
[0086]別の実装形態では、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイスのためのデータ分配が不均等であるPPDU300を生成し得る。上記で説明したのと同様に、一例では、クライアントネットワークデバイス207と209とに分配されるべきデータの比は、10:1である(すなわち、クライアントネットワークデバイス207および209へのデータ分配は、それぞれ、不均等であり、10:1の比に従うべきである)。フレーム生成部103は、不均等なデータ分配を達成するための適切な比に基づいて、データをクライアントネットワークデバイス207と209とに搬送するためのデータシンボルの周波数キャリアを割り振ることができる。フレーム生成部103がデータ分配のための正確な比を満たすように周波数キャリアを割り振ることができない場合、フレーム生成部103は、対応する比と比較して最良の利用可能なデータ分配に基づいて、周波数キャリアをクライアントネットワークデバイス207と209とに割り振ることができることに留意されたい。たとえば、フレーム生成部103は、データ分配が対応する比に最も近くなるように、利用可能なデータ搬送能力に基づいて周波数キャリアを割り振ることができる。
[0087]いくつかの実施形態では、フレーム生成部103は、チャネル状態の予想される変化を考慮しながら、周波数キャリアをクライアントネットワークデバイス207と209とに割り振ることができることに留意されたい。たとえば、10バイトのデータがPPDU300においてクライアントネットワークデバイス207に送られ、各周波数キャリアがクライアントネットワークデバイス207への4バイトの搬送能力を有するとき、フレーム生成部103は、単に2つの周波数キャリアを割り振る代わりに、(合計で12バイトの搬送能力を有する)3つの周波数キャリアを割り振ることができる。第3の周波数キャリアの追加の能力は、マスタネットワークデバイス102とクライアントネットワークデバイス207との間のチャネル状態の予想される変化に対する安全マージンに使用され得る。
[0088]いくつかの実装形態では、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイス207と209とに割り振られた周波数キャリアを含むデータシンボル406と、408と、410とを構築することができる。フレーム生成部103は、データシンボルの各々に含まれる周波数キャリアを決定し、それに応じて、データシンボルによって搬送されるべき符号化されたデータを配分することができる。たとえば、フレーム生成部103は、データシンボル406がクライアントネットワークデバイス207に割り振られたいくつかの周波数キャリアと、クライアントネットワークデバイス209に割り振られたいくつかの周波数キャリアとを含むと決定することができる。フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイス207と209の両方のための符号化されたデータを有するデータシンボル406を構築することができる。同様に、フレーム生成部103は、データシンボル408と410とを構築することができる。各データシンボルが複数のクライアントネットワークデバイスの符号化されたデータを搬送することが可能であるので、フレーム生成部103は、データシンボルを構築するために周波数領域技法を使用することによって、チャネル利用を改善することができる。場合によっては、以下でさらに説明するように、マスタネットワークデバイスが周波数スペクトルをクライアントネットワークデバイスにより効率的に割り振ることができるので、PPDU300(たとえば、4つのデータシンボル)と比較して、PPDU400は符号化されたデータを搬送するためのより少ないデータシンボル(たとえば、3つのデータシンボル)を含み得るので、T5の値はT4の値よりも小さくてもよい。クライアントネットワークデバイス207および209はマスタネットワークデバイス102からデータを同時に受信し得、このことはまた、クライアントネットワークデバイス207とクライアントネットワークデバイス209との間の同期ずれを低減することができることにさらに留意されたい。
[0089]一実装形態では、フレーム生成部103は、静的な区分技法を使用して、マスタネットワークデバイス102と通信するためにクライアントネットワークデバイス207と209とに割り振られるべき周波数キャリアを決定することができる。たとえば、静的な区分技法では、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイス207および209のための周波数キャリアを決定するために、あらかじめ定義されたパターンを使用して通信周波数スペクトルを区分することができる。クライアントネットワークデバイス207および209は、フレーム生成部103によって使用されるあらかじめ定義された区分パターンを認識していてもよい。いくつかの実装形態では、マスタネットワークデバイス102は、複数のあらかじめ定義されたパターンのうちの1つを使用してもよい。たとえば、第1のあらかじめ定義された区分パターンは、周波数キャリアの第1の半分(たとえば、30MHz通信スペクトルの0〜15MHzにおける周波数キャリア)がクライアントネットワークデバイス207との通信に利用され得ることを指定し得る。同様に、第1のあらかじめ定義された区分パターンは、周波数キャリアの第2の半分(たとえば、30MHz通信スペクトルの16〜30MHzにおける周波数キャリア)がクライアントネットワークデバイス209との通信に利用され得ることを指定し得る。第2のあらかじめ定義された区分パターンは、クライアントネットワークデバイス207および209との通信のために通信スペクトルにおけるインターレースされた周波数キャリアを利用することを指定し得る。フレーム生成部103は、あらかじめ定義された区分パターンのうちの1つを選択し、選択についてクライアントネットワークデバイス207と209とに通知し得る。たとえば、フレーム生成部103は、フレーム生成部103によって利用されるあらかじめ定義された区分パターンについての情報をPPDU400のフレーム制御フィールド404に含めることができる。静的な区分技法のいくつかの実装形態では、フレーム生成部103は、マスタネットワークデバイス102とクライアントネットワークデバイス207との間の送信チャネルの既存のチャネル特性と、マスタネットワークデバイス102とクライアントネットワークデバイス209との間の送信チャネルの既存のチャネル特性とに基づいて、複数のあらかじめ定義された区分パターンのうちの1つを選択し得る。
[0090]別の実装形態では、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイス207および209との通信のための周波数キャリアを割り振るために、動的な区分技法を利用し得る。たとえば、フレーム生成部103は、マスタネットワークデバイス102とクライアントネットワークデバイス207および209の各々との間の送信チャネルの現在のチャネル特性に基づいて、通信スペクトルの区分を決定することができる。一実装形態では、フレーム生成部103は、通信スペクトルを区分するための区分パターンを決定し、区分パターンを通信ネットワーク100内のクライアントネットワークデバイスの各々に通信し得る。たとえば、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイスに送信されるデータフレームのフレーム制御を使用して、区分パターンをクライアントネットワークデバイスに通信することができる。別の例では、フレーム生成部103は、別個の送信によって区分パターンをクライアントネットワークデバイスに通信することができる。
[0091]別の実装形態では、通信ネットワーク100内のいくつかのクライアントネットワークデバイスは、通信ネットワーク100内の異なる送信チャネルのチャネル特性についてのグローバル情報を維持し得る。次いで、クライアントネットワークデバイスは、区分パターンとグローバル情報に基づいてクライアントネットワークデバイスに割り振られるべき周波数キャリアとを決定するために区分規則のセットを適用することができる。いくつかの実装形態では、マスタネットワークデバイスから受信された情報に基づいて、クライアントネットワークデバイスは、区分パターンを決定するために(グローバル情報において維持された)複数の規則のセットから1つの規則のセットを使用すると決定し得る。たとえば、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイスに送信されるデータフレームのフレーム制御フィールドに1つ以上のビットを設定することによって、利用されるべき規則のセットを示すことができる。利用されるべき規則のセットを示すことによって、フレーム生成部103は、通信媒体104上での送信時間を節約し、チャネル利用をさらに改善することができる。
[0092]マスタネットワークデバイス102からPPDU400を受信した後、クライアントネットワークデバイス207および209の各々は、データを復号し取り出すために、PPDU400に対する1つ以上の動作を実行することができる。一実装形態では、フレーム生成部103が静的な区分技法を利用するとき、クライアントネットワークデバイス207および209は、フレーム生成部103によって使用されるあらかじめ定義された区分パターンに基づいて、これらのクライアントネットワークデバイスに割り振られる周波数キャリアを決定することができる。次いで、クライアントネットワークデバイス207および209は、クライアントネットワークデバイス207と209とに割り振られたそれぞれの周波数キャリア上の符号化されたデータを取得するために、データシンボル406と、408と、410とを復号することができる。別の実装形態では、フレーム生成部103が動的な区分技法を利用するとき、クライアントネットワークデバイス207および209は、マスタネットワークデバイス102から受信された区分パターンに基づいて、これらのクライアントネットワークデバイスに割り振られる周波数キャリアを決定し得る。クライアントネットワークデバイス207および209はまた、クライアントネットワークデバイス207と209とに割り振られる周波数キャリアを決定するために、フレーム生成部103によって利用される規則のセットを決定するフレーム制御フィールド404を復号し得る。次いで、クライアントネットワークデバイス207および209は、クライアントネットワークデバイス207と209とに割り振られたそれぞれの周波数キャリア上の符号化されたデータを取得するために、データシンボル406と、408と、410とを復号することができる。
[0093]いくつかの実装形態では、PPDU400を受信した後、確認応答はクライアントネットワークデバイス207および209から連続的に送られ得る。たとえば、PPDU400を受信した後、通信媒体104上で確認応答がクライアントネットワークデバイス207からマスタネットワークデバイス102に送られ得、続いて、確認応答がクライアントネットワークデバイス209からマスタネットワークデバイス102に送られ得る。PPDU400はマスタネットワークデバイス102から送信するための例示的なPPDUを示し、簡単のために、必ずしもマスタネットワークデバイス102からクライアントネットワークデバイス207と209とに送信するためのPPDUのすべてのフィールドを表し得るとは限らないことに留意されたい。
[0094]図5は、効率的なチャネルローディングのための時間領域技法を使用した、マスタネットワークデバイスから複数のクライアントネットワークデバイスへのダウンストリーム通信のための例示的な動作のフローチャートを示す。
[0095]ブロック502において、複数の送信に関連付けられるデータをマスタネットワークデバイスから通信ネットワークのクライアントネットワークデバイスに送信すると決定される。一実装形態では、(図3を参照しながら上記で説明した)マスタネットワークデバイス102のフレーム生成部103は、複数の送信に関連付けられるデータをマスタネットワークデバイス103からクライアントネットワークデバイス207と209とに送信すると決定する。たとえば、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイス207と209とに送信されるべきデータを、マスタネットワークデバイス103において実行されている1つ以上のアプリケーション(たとえば、ビデオストリーミングアプリケーションおよびオーディオストリーミングアプリケーション)から受信し得る。フローはブロック504に続く。
[0096]ブロック504において、複数のシンボルを有するペイロードを含むデータフレームが生成される。複数のシンボルは、クライアントネットワークデバイスの各々に割り振られた少なくとも1つのシンボルを含む。複数のシンボルは、クライアントネットワークデバイスに知られているペイロード内にあらかじめ定義されたパターン(たとえば、図3に示すようなインターリーブされたパターン)で配置される。一実装形態では、フレーム生成部103は、(たとえば、図6において以下でさらに説明するように)クライアントネットワークデバイス207および209の各々に送信されるべきデータを決定し、複数のシンボルを有するペイロードを含むデータフレームを生成する。たとえば、データフレームの各々は、クライアントネットワークデバイス207に提供されているオーディオストリームに関連付けられる1つ以上のデータシンボルと、クライアントネットワークデバイス209)に提供されているビデオストリームに関連付けられる1つ以上のデータシンボルとを含み得る。フローはブロック506に続く。
[0097]ブロック506において、データフレームはクライアントネットワークデバイスの各々に送信される。一実装形態では、送信部105は、データフレームをクライアントネットワークデバイスの各々に送信する。たとえば、送信部105は、PPDU300をクライアントネットワークデバイス207と209とに送信する。図6は、いくつかの実施形態による、時間領域技法を使用して1対多通信を実施するための様々な追加の例について説明する。
[0098]図6は、効率的なチャネルローディングのための時間領域技法を使用した、マスタネットワークデバイスから複数のクライアントネットワークデバイスへのダウンストリーム送信用のデータフレームを生成するための例示的な動作のフローチャートを示す。
[0099]ブロック602において、マスタネットワークデバイスと第1のクライアントネットワークデバイスとの間の第1の送信チャネルのチャネル特性が決定される。一実装形態では、フレーム生成部103は、マスタネットワークデバイス102とクライアントネットワークデバイス207との間の第1の送信チャネルのチャネル特性を決定する。たとえば、フレーム生成部103は、通信媒体104上での送信のための利用可能な通信スペクトルと、通信スペクトルにわたる雑音分布と、他の適切なチャネル特性とを決定する。フローはブロック604に続く。
[00100]ブロック604において、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られた第1のシンボルに関連付けられる第1のトーンマップは、第1の送信チャネルのチャネル特性に少なくとも部分的に基づいて決定される。一実装形態では、フレーム生成部103は、第1のクライアントネットワークデバイス(たとえば、クライアントネットワークデバイス207)に割り振られた第1のシンボルに関連付けられる第1のトーンマップを決定する。たとえば、フレーム生成部103は、データシンボル306をクライアントネットワークデバイス207に送信するためのトーンマップを決定する。フレーム生成部103は、データシンボル306のためのビットローディング方式(すなわち、通信スペクトルにおける利用可能な周波数キャリアの各々の上でロードされるべきビット数)を決定することによって、トーンマップを決定することができる。たとえば、利用可能な通信スペクトルと通信スペクトルにわたる雑音分布と(ブロック602において決定された他のチャネル特性と)に基づいて、フレーム生成部103は、データシンボル306に関連付けられるトーンマップを決定することができる。フローはブロック608に続く。
[00101]ブロック608において、マスタネットワークデバイスと第2のクライアントネットワークデバイスとの間の第2の送信チャネルのチャネル特性が決定される。一実装形態では、フレーム生成部103は、マスタネットワークデバイス102とクライアントネットワークデバイス209との間の第2の送信チャネルのチャネル特性を決定する。たとえば、フレーム生成部103は、通信媒体104上での通信のための利用可能な通信スペクトルと、通信スペクトルにわたる雑音分布と、他のチャネル特性とを決定する。フローはブロック610に続く。
[00102]ブロック610において、第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られた第2のシンボルに関連付けられる第2のトーンマップは、第2の送信チャネルのチャネル特性に少なくとも部分的に基づいて決定される。一実装形態では、フレーム生成部103は、第2のクライアントネットワークデバイス(たとえば、クライアントネットワークデバイス209)に割り振られた第2のシンボルに関連付けられる第2のトーンマップを決定する。たとえば、フレーム生成部103は、データシンボル308をクライアントネットワークデバイス209に送信するためのトーンマップを決定する。ブロック604において上記で説明したのと同様に、フレーム生成部103は、データシンボル308のためのビットローディング方式(すなわち、通信スペクトルにおける利用可能な周波数キャリアの各々の上でロードされるべきビット数)を決定することによって、トーンマップを決定することができる。フローはブロック612に続く。
[00103]ブロック612において、データをマスタネットワークデバイスから第1のクライアントネットワークデバイスと第2のクライアントネットワークデバイスとに送信すると決定される。一実装形態では、フレーム生成部103は、データがマスタネットワークデバイス102からクライアントネットワークデバイス207とクライアントネットワークデバイス209とに送信されるようにスケジュールされると決定する。たとえば、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイス207に送信するための、データシンボル306と310とに関連付けられるデータを、マスタネットワークデバイス102において実行されている1つ以上のアプリケーションから受信し得る。同様に、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイス209に送信するための、データシンボル308と312とに関連付けられるデータを受信し得る。フローはブロック616に続く。
[00104]ブロック616において、複数のシンボルを有するペイロードを含むデータフレームが生成される。複数のシンボルは、第1のクライアントネットワークデバイスと第2のクライアントネットワークデバイスとに知られているペイロード内にあらかじめ定義されたパターンで配置される。一実装形態では、フレーム生成部103は、複数のシンボルを有するペイロードを含むデータフレームを生成する。たとえば、フレーム生成部103は、ペイロード305にデータシンボル306と、308と、310と、312とを含むPPDU300を生成する。フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイス207とクライアントネットワークデバイス209とに知られているあらかじめ定義されたパターンでデータシンボル306と、310と、308と、312とを配置することができる。たとえば、フレーム生成部103は、データシンボル306と、310と、308と、312とをインターリーブされたパターンで配置する。この例では、(たとえば、図3に示すように)クライアントネットワークデバイス207向けのデータシンボル306および310はそれぞれ、データシンボルのインターリーブされたシーケンスにおいて1番目および3番目とすることができ、クライアントネットワークデバイス209向けのデータシンボル308および312はそれぞれ、データシンボルのインターリーブされたシーケンスにおいて2番目および4番目とすることができる。フローはブロック618に続く。
[00105]ブロック618において、データフレームは第1のクライアントネットワークデバイスと第2のクライアントネットワークデバイスとに送信される。一実装形態では、送信部105は、データフレームをクライアントネットワークデバイス207と209とに送信する。たとえば、送信部105は、通信媒体104を介してPPDU300をクライアントネットワークデバイス207と209とに送信する。送信部105は、クライアントネットワークデバイス207および209のネットワークアドレス(たとえば、IPアドレス)をPPDU300の1つ以上の宛先アドレスフィールドに挿入し得る。送信部は、PPDU300を介してデータシンボル306と310とを送信するために、ブロック604において決定されたトーンマップを利用することができる。同様に、送信部105は、PPDU300を介してデータシンボル308と312とを送信するために、ブロック610において決定されたトーンマップを利用することができる。いくつかの実装形態では、送信部105は、誤り検出および誤り訂正(たとえば、チェックサム、巡回冗長検査など)のための1つ以上のフィールドをPPDU300に挿入し得る。
[00106]図7は、効率的なチャネルローディングのための周波数領域技法を使用した、マスタネットワークデバイスから複数のクライアントネットワークデバイスへのダウンストリーム通信のための例示的な動作のフローチャートを示す。
[00107]ブロック702において、複数の送信に関連付けられるデータをマスタネットワークデバイスから通信ネットワークのクライアントネットワークデバイスに送信すると決定される。一実装形態では、(図4を参照しながら上記で説明した)フレーム生成部103は、複数の送信に関連付けられるデータをマスタネットワークデバイス102からクライアントネットワークデバイス207と209とに送信すると決定する。たとえば、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイス207と209とに送信されるべきデータを、マスタネットワークデバイス103の通信部の1つ以上の構成要素から受信し得る。フローはブロック704に続く。
[00108]ブロック704において、1つ以上のシンボルを有するペイロードを含むデータフレームが生成される。シンボルの各々は、複数の周波数キャリアを含む。複数の周波数キャリアは、クライアントネットワークデバイスの各々に割り振られた少なくとも1つの周波数キャリアを含む。複数の周波数キャリアは、区分パターンに従ってクライアントネットワークデバイスに割り当てられる。一実装形態では、フレーム生成部103は、(たとえば、図8を参照しながら以下でさらに説明するように)クライアントネットワークデバイス207および209の各々に送信されるべきデータを決定し、少なくとも1つのシンボルを有するペイロードを含むデータフレームを生成する。フローはブロック706に続く。
[00109]ブロック706において、データフレームはクライアントネットワークデバイスの各々に送信される。一実装形態では、送信部105は、データフレームをクライアントネットワークデバイスの各々に送信する。たとえば、送信部105は、PPDU400をクライアントネットワークデバイス207と209とに送信する。図8は、いくつかの実施形態による、周波数領域技法を使用して1対多通信を実施するための様々な追加の例について説明する。
[00110]図8は、効率的なチャネルローディングのための周波数領域技法を使用した、マスタネットワークデバイスから複数のクライアントネットワークデバイスへのダウンストリーム送信用のデータフレームを生成するための例示的な動作のフローチャートを示す。
[00111]ブロック802において、マスタネットワークデバイスと通信ネットワークの第1のクライアントネットワークデバイスとの間の第1の送信チャネルのチャネル特性が決定される。一実装形態では、フレーム生成部103は、マスタネットワークデバイス102とクライアントネットワークデバイス207との間の第1の送信チャネルのチャネル特性を決定する。たとえば、フレーム生成部103は、通信媒体104上での送信のための利用可能な通信スペクトルと、通信スペクトルにわたる雑音分布と、他の適切なチャネル特性とを決定する。フローはブロック804に続く。
[00112]ブロック804において、データフレームの各シンボルに関連付けられる第1のセットの複数の周波数キャリアは、第1の送信チャネルのチャネル特性に少なくとも部分的に基づいて、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られる。一実装形態では、フレーム生成部103は、第1の送信チャネル(たとえば、マスタネットワークデバイス102とクライアントネットワークデバイス207との間の送信チャネル)のチャネル特性に少なくとも部分的に基づいて、第1のセットの周波数キャリアをクライアントネットワークデバイス207に割り振る。たとえば、フレーム生成部103は、通信媒体104上のチャネル雑音(または他のチャネル状態)による影響を最も受けない通信スペクトルにおける周波数キャリアを決定するために、第1の送信チャネルのチャネル特性を利用することができる。次いで、フレーム生成部103は、各データフレームのペイロードを構築するときに、各シンボルの選択された周波数キャリアをクライアントネットワークデバイス207に割り振ることができる。この実装形態では、フレーム生成部103は、チャネル状態に基づいて各シンボルの周波数キャリアを割り振るための区分パターンを決定し、これは、図4を参照しながら上記で説明した動的な区分技法のうちの1つである。いくつかの実装形態では、フレーム生成部103は、静的な区分技法に従って各シンボルの周波数キャリアを割り振ることができる。たとえば、各シンボルの周波数キャリアは、インターリーブされた区分パターンに従って割り振られ得る。静的なまたは動的な区分技法の追加の例について、図4を参照しながら上記で説明する。フローはブロック808に続く。
[00113]ブロック808において、マスタネットワークデバイスと第2のクライアントネットワークデバイスとの間の第2の送信チャネルのチャネル特性が決定される。一実装形態では、フレーム生成部103は、マスタネットワークデバイス102とクライアントネットワークデバイス209との間の第2の送信チャネルのチャネル特性を決定する。たとえば、フレーム生成部103は、通信媒体104上での送信のための利用可能な通信スペクトルと、通信スペクトルにわたる雑音分布と、他の適切なチャネル特性とを決定する。フローはブロック812に続く。
[00114]ブロック812において、データフレームの各シンボルの第2のセットの複数の周波数キャリアは、第2の送信チャネルのチャネル特性に少なくとも部分的に基づいて、第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られる。一実装形態では、フレーム生成部103は、第2の送信チャネル(たとえば、マスタネットワークデバイス102とクライアントネットワークデバイス209との間の送信チャネル)のチャネル特性に少なくとも部分的に基づいて、第2のセットの周波数キャリアをクライアントネットワークデバイス209に割り振る。たとえば、フレーム生成部103は、通信媒体104上のチャネル雑音による影響を最も受けない通信スペクトルにおける周波数キャリアを決定するために、第2の送信チャネルのチャネル特性を利用することができる。次いで、フレーム生成部103は、各データフレームのペイロードを構築するときに、各シンボルの選択された周波数キャリアをクライアントネットワークデバイス209に割り振ることができる。ブロック604において上記で説明したように、この実装形態では、フレーム生成部103は、チャネル状態に基づいて各シンボルの周波数キャリアを割り振るための区分パターンを決定し、これは、図4を参照しながら上記で説明した動的な区分技法のうちの1つである。いくつかの実装形態では、フレーム生成部103は、(たとえば、図4を参照しながら上記で説明した)静的な区分技法または他の動的な区分技法に従って各シンボルの周波数キャリアを割り振ることができる。フローはブロック816に続く。
[00115]ブロック816において、データをマスタネットワークデバイスから第1のクライアントネットワークデバイスと第2のクライアントネットワークデバイスとに送信すると決定される。一実装形態では、フレーム生成部103は、データがマスタネットワークデバイス102からクライアントネットワークデバイス207とクライアントネットワークデバイス209とに送信されるようにスケジュールされると決定する。たとえば、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイス207に送信するためのデータを、マスタネットワークデバイス102において実行されている1つ以上のアプリケーションから受信し得る。同様に、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイス209に送信するためのデータを、マスタネットワークデバイス102において実行されている1つ以上のアプリケーションから受信し得る。フローはブロック818に続く。
[00116]ブロック818において、複数のシンボルを有するペイロードを含むデータフレームが生成される。複数のシンボルは、第1のセットからの少なくとも1つの周波数キャリアと、第2のセットからの少なくとも1つの周波数キャリアとを含む。一実装形態では、フレーム生成部103は、複数のシンボル(たとえば、データシンボル406、408、および410)を有するペイロードを含むデータフレーム(たとえば、PPDU400)を生成する。たとえば、フレーム生成部103は、第1のセットの複数の周波数キャリア(すなわち、クライアントネットワークデバイス207に割り振られた周波数キャリア)を介してクライアントネットワークデバイス207向けのデータを送信すると決定することができる。同様に、フレーム生成部103は、第2のセットの複数の周波数キャリア(すなわち、クライアントネットワークデバイス209に割り振られた周波数キャリア)を介してクライアントネットワークデバイス209向けのデータを送信すると決定することができる。次いで、フレーム生成部103は、データシンボル406と、408と、410とを含むPPDU400を生成することができる。複数のデータシンボル(すなわち、データシンボル406、408、および410)は、クライアントネットワークデバイス207向けのデータ用の第1のセットからの少なくとも1つの周波数キャリアを含む。同様に、複数のデータシンボルは、クライアントネットワークデバイス209向けのデータ用の第2のセットからの少なくとも1つの周波数キャリアを含む。フローはブロック820に続く。
[00117]ブロック820において、データフレームは第1のクライアントネットワークデバイスと第2のクライアントネットワークデバイスとに送信される。一実装形態では、送信部105は、データフレームをクライアントネットワークデバイス207と209とに送信する。たとえば、送信部105は、通信媒体104を介してPPDU400をクライアントネットワークデバイス207と209とに送信する。送信部105は、クライアントネットワークデバイス207および209のネットワークアドレス(たとえば、IPアドレス)をPPDU400の1つ以上の宛先アドレスフィールドに挿入し得る。いくつかの実装形態では、送信部105は、誤り検出および誤り訂正(たとえば、チェックサム、巡回冗長検査など)のための1つ以上のフィールドをPPDU400に挿入し得る。
[00118]フローチャート5〜8は本質的に例示的なものであることに留意されたい。実施形態は、フローチャート5〜8で説明するフレーム生成部103および送信部105の動作に限定されない。いくつかの実施形態では、フレーム生成部103および送信部105は、より多くの動作を実行する、より少ない動作を実行する、異なる順序で動作を実行する、並行して動作を実行する、などが可能である。たとえば、いくつかの実施形態では、(ブロック602における)第1の送信チャネルのチャネル特性を決定するための動作および(ブロック608における)第2の送信チャネルのチャネル特性を決定するための動作は、並行して実行されてもよい。同様に、ブロック604および610における動作が並行して実行されてもよく、ブロック802および808における動作が並行して実行され得、ブロック804および812における動作が並行して実行されてもよい。
[00119]フレーム生成部103は、(ブロック804において)第1のセットの複数の周波数キャリアを第1のクライアントネットワークデバイス207に割り振るために、(図4で説明した)静的な区分技法または動的な区分技法を利用し得ることにさらに留意されたい。同様に、フレーム生成部103は、(ブロック812において)第2のセットの複数の周波数キャリアを第2のクライアントネットワークデバイス209に割り振るために、静的な区分技法または動的な区分技法を利用してもよい。
[00120]チャネルローディングのための時間領域技法およびチャネルローディングのための周波数領域技法は、ほぼ等しいデータレートを用いるダウンストリーム通信を有する通信ネットワークにおける実装形態に限定されないことにさらに留意されたい。いくつかの実装形態では、マスタネットワークデバイス102からクライアントネットワークデバイス207へのデータレートおよびマスタネットワークデバイス102からクライアントネットワークデバイス209へのデータレートは異なり得る。時間領域技法および周波数領域技法は、そのような通信ネットワークにおいて利用され得る。たとえば、時間領域技法では、クライアントネットワークデバイス207およびクライアントネットワークデバイス209への異なるデータレートは、クライアントネットワークデバイス207および209に対する等しくない数のデータシンボルをPPDU300に含めることによって実施され得る。一実装形態では、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイス207のためのより高いデータレートをサポートするために、(クライアントネットワークデバイス209に対するデータシンボルの数と比較して)クライアントネットワークデバイス207に対するより多くの数のデータシンボルをPPDU300に含めることができる。同様に、周波数領域技法では、クライアントネットワークデバイス207およびクライアントネットワークデバイス209への異なるデータレートは、通信スペクトルにおいて等しくない数の周波数キャリアをクライアントネットワークデバイス207と209とに割り振ることによって実施され得る。たとえば、フレーム生成部103は、クライアントネットワークデバイス207に対するより高いデータレートをサポートするために、PPDU400において(クライアントネットワークデバイス209に割り振られる周波数キャリアの数と比較して)より多くの数の周波数キャリアをクライアントネットワークデバイス207に割り振ることができる。
[00121]いくつかの実装形態では、フレーム生成部103は、通信ネットワーク100において利用される通信媒体に基づいて時間領域技法または周波数領域技法を利用すると決定し得ることに留意されたい。たとえば、チャネル特性の低い変化を有する通信媒体(たとえば、同軸ケーブル)の場合、送信に固定トーンマップを使用することがより効率的であり得るので、フレーム生成部103は時間領域技法を利用し得る。チャネル特性のより大きい変化を有する通信媒体(たとえば、電力線通信媒体)の場合、フレーム生成部103は周波数領域技法を利用し得る。いくつかの実施形態では、フレーム生成部103は効率的なチャネルローディングのために時間領域技法と周波数領域技法との組合せを利用し得ることにも留意されたい。たとえば、一実装形態では、フレーム生成部103は、単一のPPDU内部で時間領域技法と周波数領域技法との組合せを実施し得る。1つの具体的な例では、PPDUのシンボルのうちのいくつかには、時間領域技法に従ってデータが割り振られ得、PPDUのその他のシンボルには、周波数領域技法に従ってデータが割り振られ得る。別の実装形態では、フレーム生成部103は、時間領域技法を使用して送信するためのいくつかのPPDUと、周波数領域技法を使用する他のPPDUとを生成することによって、時間領域技法と周波数領域技法の組合せを実施し得る。
[00122]図1〜図8に図示されていないが、クライアントネットワークデバイス207および209は、マスタネットワークデバイス102から受信されたデータフレームを検出し処理するための1つ以上のユニットを含み得ることに留意されたい。たとえば、クライアントネットワークデバイス207および209は、マスタネットワークデバイス102によって利用される区分技法についての情報を記憶し、通信スペクトルを区分して1つ以上の周波数キャリアをクライアントネットワークデバイス207と209とに割り振るための1つ以上のユニットを含み得る。
[00123]当業者によって諒解されるように、本発明の主題の態様は、システム、方法、またはコンピュータプログラム製品として具現化され得る。したがって、本発明の主題の態様は、完全にハードウェアの実施形態、ソフトウェアの実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)、またはソフトウェアの態様とハードウェアの態様とを組み合わせた実施形態の形態をとることができ、これらすべてが、本明細書では一般に「ユニット」、「回路」、「モジュール」または「システム」と呼ばれ得る。さらに、本発明の主題の態様は、コンピュータ可読プログラムコードを具現化した1つ以上のコンピュータ可読媒体内で具現化されるコンピュータプログラム製品の形態をとることができる。
[00124]1つ以上のコンピュータ可読媒体の任意の組合せが利用され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体またはコンピュータ可読記憶媒体であり得る。コンピュータ可読記憶媒体は、たとえば、限定はしないが、電子、磁気、光学、電磁、赤外線、もしくは半導体のシステム、装置、もしくはデバイス、または上記の任意の適切な組合せであり得る。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例(非網羅的リスト)は、以下、すなわち、1つもしくは複数のワイヤを有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読取り専用メモリ(CD−ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上記の任意の適切な組合せを含む。本明細書の文脈では、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスによって使用するための、またはそれらとともに使用するためのプログラムを含むことまたは記憶することができる、任意の有形媒体であり得る。
[00125]コンピュータ可読信号媒体は、たとえば、ベースバンド内に、または搬送波の一部として、その中に具現化されたコンピュータ可読プログラムコードを有する、伝搬されるデータ信号を含み得る。そのような伝搬される信号は、限定はしないが、電磁、光学、またはそれらの任意の適切な組合せを含む、様々な形態のうちのいずれかをとることができる。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体ではなく、命令実行システム、装置、またはデバイスによって使用するための、またはそれらとともに使用するためのプログラムを通信、伝搬、または伝送することができる、任意のコンピュータ可読媒体であり得る。
[00126]コンピュータ可読媒体上で具現化されるプログラムコードは、限定はしないが、ワイヤレス、ワイヤライン、光ファイバケーブル、RFなど、または上記の任意の適切な組合せを含む、任意の適切な媒体を使用して送信され得る。
[00127]本発明の主題の態様の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語と、「C」プログラミング言語または類似のプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語とを含む、1つ以上のプログラミング言語の任意の組合せで記述され得る。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータ上で、部分的にユーザのコンピュータ上で、スタンドアロンのソフトウェアパッケージとして、部分的にユーザのコンピュータ上および部分的にリモートコンピュータ上で、または完全にリモートコンピュータもしくはサーバ上で、実行され得る。後者のシナリオでは、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)またはワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意のタイプのネットワークを通じて、ユーザのコンピュータに接続され得るか、または(たとえば、インターネットサービスプロバイダを使用するインターネットを通じて)外部のコンピュータへの接続が行われ得る。
[00128]本発明の主題の実施形態による方法、装置(システム)およびコンピュータプログラム製品のフローチャート図および/またはブロック図を参照しながら、本発明の主題の態様について説明する。フローチャート図および/またはブロック図の各ブロック、ならびにフローチャート図および/またはブロック図におけるブロックの組合せはコンピュータプログラム命令によって実施され得ることを理解されよう。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または機械を製造するための他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに与えられ得、その結果、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサを介して実行される命令は、フローチャートおよび/またはブロック図の1つ以上のブロックにおいて指定された機能/動作を実施するための手段を作成する。
[00129]これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、または他のデバイスに特定の方法で機能するように指示することができるコンピュータ可読媒体に記憶され得、その結果、コンピュータ可読媒体に記憶された命令は、フローチャートおよび/またはブロック図の1つ以上のブロックにおいて指定された機能/動作を実施する命令を含む製造品を製造する。
[00130]コンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ実装プロセスを生成するために、一連の動作ステップをコンピュータ、他のプログラマブル装置、または他のデバイス上で実行させるように、コンピュータ、他のプログラマブルデータ処理装置、または他のデバイスにロードされ得、その結果、コンピュータまたは他のプログラマブル装置上で実行される命令は、フローチャートおよび/またはブロック図の1つ以上のブロックにおいて指定された機能/動作を実施するためのプロセスを提供する。
[00131]図9は、例示的なネットワークデバイス900のブロック図を示す。いくつかの実装形態では、ネットワークデバイス900は、サーバ、ネットワークハブ、ゲートウェイ/ルータ、ホームネットワークコントローラ、ゲームコンソール、または(たとえば、イーサネットオーバー同軸を使用して)複数のクライアントネットワークデバイスとのダウンストリーム通信を実行する他のネットワークデバイスなどのマスタネットワークデバイスであり得る。ネットワークデバイス900は、プロセッサ部901(場合によっては、複数のプロセッサ、複数のコア、複数のノードを含むおよび/またはマルチスレッドを実装するなど)を含む。ネットワークデバイス900はメモリ905を含む。メモリ905は、システムメモリ(たとえば、キャッシュ、SRAM、DRAM、ゼロキャパシタRAM、ツイントランジスタRAM、edam、EDO RAM、DDR RAM、EEPROM(登録商標)、NRAM、RRAM(登録商標)、SONOS、PRAMなどのうちの1つもしくは複数)、または上記ですでに説明した機械可読媒体の可能な実現形態のうちの1つもしくは複数であり得る。ネットワークデバイス900はまた、バス911(たとえば、PCI、PCI−Express、AHB(登録商標)、AXI(登録商標)、NoCなど)と、通信部910と、(1つ以上の)記憶デバイス909(たとえば、光ストレージ、磁気ストレージ、ネットワーク接続ストレージなど)と、ネットワークインタフェース907(たとえば、イーサネットインタフェース、フレームリレーインタフェース、SONETインタフェース、ワイヤレスインタフェース、PLCインタフェースなど)とを含む。
[00132]通信部910は、フレーム生成部902と、送信部903とを含む。フレーム生成部902は、(図1〜図8を参照しながら上記で説明した)時間領域技法および/または周波数領域技法のうちの少なくとも1つを使用して、1対多通信のためのデータフレームを生成するための1つ以上のハードウェア構成要素と、ファームウェア構成要素と、ソフトウェア構成要素とを含み得る。一例では、フレーム生成部902は、ネットワークデバイス900から通信ネットワーク内の2つ以上のクライアントネットワークデバイスへのダウンストリーム通信用のデータフレームを生成するために、チャネル特性とチャネル割振り情報とを利用することができる。送信部903は、フレーム生成部902によって生成されたデータフレームを複数のクライアントネットワークデバイスの各々に送信するための1つ以上のハードウェア構成要素と、ファームウェア構成要素と、ソフトウェア構成要素とを含み得る。
[00133]これらの機能のうちのいずれか1つは、ハードウェアにおいておよび/またはプロセッサ部901上で部分的に(または完全に)実装され得る。たとえば、機能は、特定用途向け集積回路によって、プロセッサ部901において実装されるロジックにおいて、周辺デバイスもしくはカード上のコプロセッサにおいて、などで実装され得る。いくつかの実施形態では、通信部910はそれぞれ、システムオンチップ(SoC)、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはネットワークデバイス900の通信を可能にする別の適切な集積回路上で実装され得る。いくつかの実施形態では、通信部910は、追加のプロセッサとメモリとを備え得、ネットワークデバイス900の1つ以上の回路板上の1つ以上の集積回路に実装され得る。さらに、実現形態は、図9に示されていない、より少ない構成要素または追加の構成要素(たとえば、ビデオカード、オーディオカード、追加のネットワークインタフェース、周辺デバイスなど)を含み得る。たとえば、バス911に接続されるプロセッサ部901に加えて、通信部910は少なくとも1つの追加のプロセッサ部を備え得る。プロセッサ部901、メモリユニット905、およびネットワークインタフェース907は、バス911に接続される。バス911に接続されているものとして示されているが、メモリユニット905はプロセッサ部901に接続され得る。
[00134]実施形態について、様々な実装形態および活用を参照しながら説明したが、これらの実施形態は例示的なものであり、本発明の主題の範囲はそれらに限定されないことを理解されよう。一般に、本明細書で説明した1対多通信のための効率的なチャネルローディングを実施するための技法は、任意の1つ以上のハードウェアシステムと整合性のある設備によって実施され得る。多くの変形、修正、追加、および改善が可能である。
[00135]単一の例として本明細書で説明した構成要素、動作または構造について複数の例が提供され得る。最後に、様々な構成要素、動作およびデータストア間の境界はどちらかと言えば任意のものであり、特定の動作は特定の例示的な構成の文脈で示されている。機能の他の割振りが想定され、本発明の主題の範囲内に入り得る。一般に、例示的な構成において別個の構成要素として提示された構造および機能は、組み合わされた構造または構成要素として実装され得る。同様に、単一の構成要素として提示された構造および機能は、別個の構成要素として実装され得る。これらのならびに他の変形、修正、追加、および改善は、本発明の主題の範囲内に入り得る。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
データをマスタネットワークデバイスから通信ネットワークの複数のクライアントネットワークデバイスに送信すると決定することと、
複数のシンボルを有するペイロードを含むデータフレームを生成することと、前記ペイロードは、前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振られた少なくとも1つのシンボルを含み、前記複数のシンボルは、前記複数のクライアントネットワークデバイスに知られている前記ペイロード内にあらかじめ定義されたパターンで配置され、
前記データフレームを前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に送信することと
を具備する方法。
[C2]
前記複数のシンボルのうちの少なくとも1つのシンボルは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られない、C1に記載の方法。
[C3]
前記データフレームは、プリアンブルと、フレーム制御と、前記あらかじめ定義されたパターンで配置された前記複数のシンボルを有する前記ペイロードとを具備し、少なくとも第1のシンボルは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、少なくとも第2のシンボルは、第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られる、C1に記載の方法。
[C4]
前記データフレームは物理レイヤプロトコルデータユニット(PPDU)である、C3に記載の方法。
[C5]
第1のシンボルは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られず、第2のシンボルは、第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られず、第1のトーンマップに関連付けられる第1のビットローディング方式は、前記第1のシンボルに使用され、第2のトーンマップに関連付けられる第2のビットローディング方式は、前記第2のシンボルに使用される、C1に記載の方法。
[C6]
前記マスタネットワークデバイスと前記第1のクライアントネットワークデバイスとの間の第1の送信チャネルのチャネル特性を決定することと、
前記第1の送信チャネルの前記チャネル特性に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られた前記第1のシンボルに関連付けられる前記第1のトーンマップを決定することと、
前記マスタネットワークデバイスと前記第2のクライアントネットワークデバイスとの間の第2の送信チャネルのチャネル特性を決定することと、
前記第2の送信チャネルの前記チャネル特性に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られた前記第2のシンボルに関連付けられる前記第2のトーンマップを決定することと
をさらに具備する、C5に記載の方法。
[C7]
前記マスタネットワークデバイスと第1のネットワークデバイスとの間の第1のデータ送信に関連付けられる第1のデータレートが、前記マスタネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとの間の第2のデータ送信に関連付けられる第2のデータレートにほぼ等しいと決定することと、
前記第1のネットワークデバイスと前記第2のネットワークデバイスとの間で均等に前記複数のシンボルを割り振ることと
をさらに具備する、C1に記載の方法。
[C8]
前記第1のネットワークデバイスと前記第2のネットワークデバイスとの間で均等に割り振られた前記複数のシンボルは、前記第1のネットワークデバイスと前記第2のネットワークデバイスとに知られている前記ペイロード内にあらかじめ定義された周期的パターンで配置される、C7に記載の方法。
[C9]
前記マスタネットワークデバイスと第1のネットワークデバイスとの間の第1のデータ送信に関連付けられる第1のデータレートが、前記マスタネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとの間の第2のデータ送信に関連付けられる第2のデータレートとは異なると決定することと、
前記第1のネットワークデバイスと前記第2のネットワークデバイスとに関連付けられるデータ分配比に従って、前記第1のネットワークデバイスと前記第2のネットワークデバイスとの間で不均等に前記複数のシンボルを割り振ることと
をさらに具備する、C1に記載の方法。
[C10]
前記マスタネットワークデバイスと第1のクライアントネットワークデバイスとの間の第1のデータ送信に関連付けられるデータレートが、前記マスタネットワークデバイスと第2のクライアントネットワークデバイスとの間の第2のデータ送信に関連付けられるデータレートよりも大きいと決定することと、
前記第1のデータ送信に関連付けられる前記データレートが前記第2のデータ送信に関連付けられる前記データレートよりも大きいと決定したことに応じて、前記第2のクライアントネットワークデバイスと比較して、より多くの数の前記複数のシンボルを前記第1のクライアントネットワークデバイスに割り振ることと
をさらに具備する、C1に記載の方法。
[C11]
データをマスタネットワークデバイスから通信ネットワークの複数のクライアントネットワークデバイスに送信すると決定することと、
少なくとも1つのシンボルを有するペイロードを含むデータフレームを生成することと、前記シンボルは、複数の周波数キャリアを含み、前記複数の周波数キャリアは、前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振られた少なくとも1つの周波数キャリアを含み、前記複数の周波数キャリアは、区分パターンに従って前記複数のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、
前記データフレームを前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に送信することと
を具備する方法。
[C12]
前記シンボルの少なくとも1つの周波数キャリアは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られない、C11に記載の方法。
[C13]
前記シンボルの第1の周波数キャリアは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られず、前記シンボルの第2の周波数キャリアは、第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られず、第1のトーンマップに関連付けられる第1のビットローディング方式は、前記第1の周波数キャリアに使用され、第2のトーンマップに関連付けられる第2のビットローディング方式は、前記第2の周波数キャリアに使用される、C11に記載の方法。
[C14]
前記区分パターンは、前記マスタネットワークデバイスと前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々との間の複数の送信チャネルのチャネル特性に少なくとも部分的に基づいて決定される、C11に記載の方法。
[C15]
前記区分パターンは、前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に関するトーンマップに関連付けられるビットローディング方式に少なくとも部分的に基づいて決定される、C14に記載の方法。
[C16]
前記マスタネットワークデバイスによって決定された前記区分パターンを前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に通信することをさらに具備する、C11に記載の方法。
[C17]
前記マスタネットワークデバイスによって決定された前記区分パターンを、前記データフレームのフレーム制御フィールドにおいて、前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に通信することをさらに具備する、C11に記載の方法。
[C18]
前記区分パターンは、前記通信ネットワークにおける複数の送信チャネルのチャネル特性を示すグローバルネットワーク情報に基づいて決定される、C11に記載の方法。
[C19]
前記区分パターンは、前記マスタネットワークデバイスと前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々とに知られているあらかじめ定義された区分パターンである、C11に記載の方法。
[C20]
前記データは、前記マスタネットワークデバイスから前記複数のクライアントネットワークデバイスへの複数の送信に関連付けられ、複数のデータレートで前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に送信されるべきデータを具備する、C11に記載の方法。
[C21]
前記シンボルの前記複数の周波数キャリアは、前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に関連付けられる前記データレートに基づいて、前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振られる、C20に記載の方法。
[C22]
前記マスタネットワークデバイスと第1のネットワークデバイスとの間の第1のデータ送信に関連付けられる第1のデータレートが、前記マスタネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとの間の第2のデータ送信に関連付けられる第2のデータレートにほぼ等しいと決定することと、
前記第1のネットワークデバイスと前記第2のネットワークデバイスとの間で均等に前記シンボルの前記複数の周波数キャリアを割り振ることと
をさらに具備する、C11に記載の方法。
[C23]
前記マスタネットワークデバイスと第1のネットワークデバイスとの間の第1のデータ送信に関連付けられる第1のデータレートが、前記マスタネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとの間の第2のデータ送信に関連付けられる第2のデータレートとは異なると決定することと、
前記第1のネットワークデバイスと前記第2のネットワークデバイスとに関連付けられるデータ分配比に従って、前記第1のネットワークデバイスと前記第2のネットワークデバイスとの間で不均等に前記シンボルの前記複数の周波数キャリアを割り振ることと
をさらに具備する、C11に記載の方法。
[C24]
前記マスタネットワークデバイスと第1のクライアントネットワークデバイスとの間の第1のデータ送信に関連付けられるデータレートが、前記マスタネットワークデバイスと第2のクライアントネットワークデバイスとの間の第2のデータ送信に関連付けられるデータレートよりも大きいと決定することと、
前記第1のデータ送信に関連付けられる前記データレートが前記第2のデータ送信に関連付けられる前記データレートよりも大きいと決定したことに応じて、前記第2のクライアントネットワークデバイスと比較して、前記シンボル内のより多くの数の前記複数の周波数キャリアを前記第1のクライアントネットワークデバイスに割り振ることと
をさらに具備する、C11に記載の方法。
[C25]
前記マスタネットワークデバイスと前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々との間の複数の送信チャネルのチャネル特性に少なくとも部分的に基づいて、前記区分パターンを決定することと、
複数のシンボルを有する前記ペイロードを含む前記データフレームを生成することと、をさらに具備し、前記複数のシンボルの各々は、複数の周波数キャリアを含み、前記複数の周波数キャリアは、前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振られた少なくとも1つの周波数キャリアを含み、前記複数の周波数キャリアは、前記区分パターンに従って前記複数のクライアントネットワークデバイスに割り当てられる、C11に記載の方法。
[C26]
第1の複数のシンボルを有する前記ペイロードを含む前記データフレームを生成することと、前記第1の複数のシンボルの各々は、複数の周波数キャリアを含み、前記複数の周波数キャリアは、前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振られた少なくとも1つの周波数キャリアを含み、前記複数の周波数キャリアは、区分パターンに従って前記複数のクライアントネットワークデバイスに割り当てられ、
第2の複数のシンボルを有する前記ペイロードを含む前記データフレームを生成することと、をさらに具備し、前記第2の複数のシンボルは、前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に関する少なくとも1つのシンボルを含み、前記第2の複数のシンボルは、前記複数のクライアントネットワークデバイスに知られている前記ペイロード内にあらかじめ定義されたパターンで配置される、C11に記載の方法。
[C27]
ネットワークインタフェースと、
前記ネットワークインタフェースに接続されるフレーム生成部と、
前記ネットワークインタフェースに接続される送信部と、を具備し、
前記フレーム生成部は、データを前記マスタネットワークデバイスから通信ネットワークの複数のクライアントネットワークデバイスに送信すると決定し、複数のシンボルを有するペイロードを含むデータフレームを生成し、前記ペイロードは、前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振られた少なくとも1つのシンボルを含み、前記複数のシンボルは、前記複数のクライアントネットワークデバイスに知られている前記ペイロード内にあらかじめ定義されたパターンで配置され、
前記送信部は、前記データフレームを前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に送信する、マスタネットワークデバイス。
[C28]
前記データフレームは、プリアンブルと、フレーム制御と、前記あらかじめ定義されたパターンで配置された前記複数のシンボルを有する前記ペイロードとを具備し、少なくとも第1のシンボルは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、少なくとも第2のシンボルは、第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られる、C27に記載のマスタネットワークデバイス。
[C29]
第1のシンボルは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られず、第2のシンボルは、第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られず、第1のトーンマップに関連付けられる第1のビットローディング方式は、前記第1のシンボルに使用され、第2のトーンマップに関連付けられる第2のビットローディング方式は、前記第2のシンボルに使用される、C27に記載のマスタネットワークデバイス。
[C30]
前記フレーム生成部は、さらに、
前記マスタネットワークデバイスと前記第1のクライアントネットワークデバイスとの間の第1の送信チャネルのチャネル特性を決定し、
前記第1の送信チャネルの前記チャネル特性に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られた前記第1のシンボルに関連付けられる前記第1のトーンマップを決定し、
前記マスタネットワークデバイスと前記第2のクライアントネットワークデバイスとの間の第2の送信チャネルのチャネル特性を決定し、
前記第2の送信チャネルの前記チャネル特性に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られた前記第2のシンボルに関連付けられる前記第2のトーンマップを決定する、C29に記載のマスタネットワークデバイス。
[C31]
前記フレーム生成部は、さらに、
前記マスタネットワークデバイスと第1のネットワークデバイスとの間の第1のデータ送信に関連付けられる第1のデータレートが、前記マスタネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとの間の第2のデータ送信に関連付けられる第2のデータレートにほぼ等しいと決定し、
前記第1のネットワークデバイスと前記第2のネットワークデバイスとの間で均等に前記複数のシンボルを割り振る、C27に記載のマスタネットワークデバイス。
[C32]
前記フレーム生成部は、
前記マスタネットワークデバイスと第1のネットワークデバイスとの間の第1のデータ送信に関連付けられる第1のデータレートが、前記マスタネットワークデバイスと第2のネットワークデバイスとの間の第2のデータ送信に関連付けられる第2のデータレートとは異なると決定し、
前記第1のネットワークデバイスと前記第2のネットワークデバイスとに関連付けられるデータ分配比に従って、前記第1のネットワークデバイスと前記第2のネットワークデバイスとの間で不均等に前記複数のシンボルを割り振る、C27に記載のマスタネットワークデバイス。
[C33]
前記フレーム生成部は、
前記マスタネットワークデバイスと第1のクライアントネットワークデバイスとの間の第1のデータ送信に関連付けられるデータレートが、前記マスタネットワークデバイスと第2のクライアントネットワークデバイスとの間の第2のデータ送信に関連付けられるデータレートよりも大きいと決定し、
前記第1のデータ送信に関連付けられる前記データレートが前記第2のデータ送信に関連付けられる前記データレートよりも大きいと決定したことに応じて、前記第2のクライアントネットワークデバイスと比較して、より多くの数の前記複数のシンボルを前記第1のクライアントネットワークデバイスに割り振る、C27に記載のマスタネットワークデバイス。
[C34]
ネットワークインタフェースと、
前記ネットワークインタフェースに接続されるフレーム生成部と、
前記ネットワークインタフェースに接続される送信部と、を具備し、
前記フレーム生成部は、データを前記マスタネットワークデバイスから通信ネットワークの複数のクライアントネットワークデバイスに送信すると決定し、少なくとも1つのシンボルを有するペイロードを含むデータフレームを生成し、前記シンボルは、複数の周波数キャリアを含み、前記複数の周波数キャリアは、前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振られた少なくとも1つの周波数キャリアを含み、前記複数の周波数キャリアは、区分パターンに従って前記複数のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、
前記送信部は、前記データフレームを前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に送信する、マスタネットワークデバイス。
[C35]
前記シンボルの第1の周波数キャリアは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られず、前記シンボルの第2の周波数キャリアは、第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られず、第1のトーンマップに関連付けられる第1のビットローディング方式は、前記第1の周波数キャリアに使用され、第2のトーンマップに関連付けられる第2のビットローディング方式は、前記第2の周波数キャリアに使用される、C34に記載のマスタネットワークデバイス。
[C36]
前記区分パターンは、前記マスタネットワークデバイスと前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々との間の複数の送信チャネルのチャネル特性に少なくとも部分的に基づいて決定される、C34に記載のマスタネットワークデバイス。
[C37]
前記区分パターンは、前記通信ネットワークにおける複数の送信チャネルのチャネル特性を示すグローバルネットワーク情報に基づいて決定される、C34に記載のマスタネットワークデバイス。
[C38]
前記区分パターンは、前記マスタネットワークデバイスと前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々とに知られているあらかじめ定義された区分パターンである、C34に記載のマスタネットワークデバイス。
[C39]
前記フレーム生成部は、さらに、
前記マスタネットワークデバイスと第1のクライアントネットワークデバイスとの間の第1のデータ送信に関連付けられるデータレートが、前記マスタネットワークデバイスと第2のクライアントネットワークデバイスとの間の第2のデータ送信に関連付けられるデータレートよりも大きいと決定し、
前記第1のデータ送信に関連付けられる前記データレートが前記第2のデータ送信に関連付けられる前記データレートよりも大きいと決定したことに応じて、前記第2のクライアントネットワークデバイスと比較して、前記シンボル内のより多くの数の前記複数の周波数キャリアを前記第1のクライアントネットワークデバイスに割り振る、C34に記載のマスタネットワークデバイス。
[C40]
前記フレーム生成部は、さらに、
前記マスタネットワークデバイスと前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々との間の複数の送信チャネルのチャネル特性に少なくとも部分的に基づいて、前記区分パターンを決定し、
複数のシンボルを有する前記ペイロードを含む前記データフレームを生成し、前記複数のシンボルの各々は、複数の周波数キャリアを含み、前記複数の周波数キャリアは、前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振られた少なくとも1つの周波数キャリアを含み、前記複数の周波数キャリアは、前記区分パターンに従って前記複数のクライアントネットワークデバイスに割り当てられる、C34に記載のマスタネットワークデバイス。
[C41]
前記フレーム生成部は、さらに、
第1の複数のシンボルを有する前記ペイロードを含む前記データフレームを生成し、前記第1の複数のシンボルの各々は、複数の周波数キャリアを含み、前記複数の周波数キャリアは、前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振られた少なくとも1つの周波数キャリアを含み、前記複数の周波数キャリアは、区分パターンに従って前記複数のクライアントネットワークデバイスに割り当てられ、
第2の複数のシンボルを有する前記ペイロードを含む前記データフレームを生成し、前記第2の複数のシンボルは、前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に関する少なくとも1つのシンボルを含み、前記第2の複数のシンボルは、前記複数のクライアントネットワークデバイスに知られている前記ペイロード内にあらかじめ定義されたパターンで配置される、C34に記載のマスタネットワークデバイス。
[C42]
1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記1つ以上のプロセッサに、
データをマスタネットワークデバイスから通信ネットワークの複数のクライアントネットワークデバイスに送信すると決定することと、
複数のシンボルを有するペイロードを含むデータフレームを生成することと、前記ペイロードは、前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振られた少なくとも1つのシンボルを含み、前記複数のシンボルは、前記複数のクライアントネットワークデバイスに知られている前記ペイロード内にあらかじめ定義されたパターンで配置され、
前記データフレームを前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に送信することと
を行わせる命令を記憶した機械可読記憶媒体。
[C43]
前記複数のシンボルのうちの少なくとも1つのシンボルは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られない、C42に記載の機械可読記憶媒体。
[C44]
前記データフレームは、プリアンブルと、フレーム制御と、前記あらかじめ定義されたパターンで配置された前記複数のシンボルを有する前記ペイロードとを備え、少なくとも第1のシンボルは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、少なくとも第2のシンボルは、第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られる、C42に記載の機械可読記憶媒体。
[C45]
第1のシンボルは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られず、第2のシンボルは、第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られず、第1のトーンマップに関連付けられる第1のビットローディング方式は、前記第1のシンボルに使用され、第2のトーンマップに関連付けられる第2のビットローディング方式は、前記第2のシンボルに使用される、C42に記載の機械可読記憶媒体。
[C46]
1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記1つ以上のプロセッサに、
データをマスタネットワークデバイスから通信ネットワークの複数のクライアントネットワークデバイスに送信すると決定することと、
少なくとも1つのシンボルを有するペイロードを含むデータフレームを生成することと、前記シンボルは、複数の周波数キャリアを含み、前記複数の周波数キャリアは、前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振られた少なくとも1つの周波数キャリアを含み、前記複数の周波数キャリアは、区分パターンに従って前記複数のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、
前記データフレームを前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に送信することと
を行わせる命令を記憶した機械可読記憶媒体。
[C47]
前記シンボルの少なくとも1つの周波数キャリアは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られない、C46に記載の機械可読記憶媒体。
[C48]
前記シンボルの第1の周波数キャリアは、第1のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られず、前記シンボルの第2の周波数キャリアは、第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られ、他のクライアントネットワークデバイスに割り振られず、第1のトーンマップに関連付けられる第1のビットローディング方式は、前記第1の周波数キャリアに使用され、第2のトーンマップに関連付けられる第2のビットローディング方式は、前記第2の周波数キャリアに使用される、C46に記載の機械可読記憶媒体。

Claims (21)

  1. ータ送信のための方法であって、前記方法は、
    マスタネットワークデバイスが、データを前記マスタネットワークデバイスから複数のクライアントネットワークデバイスに送信すると決定することと、
    前記マスタネットワークデバイスが、ペイロードを含むデータフレームを生成することと、前記ペイロードは、前記複数のクライアントネットワークデバイスに知られているパターンで配置された第1の複数のシンボルを含み、
    前記マスタネットワークデバイスが、前記第1の複数のシンボルのうちの少なくとも1つのシンボルを前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振ることと、ここにおいて、前記第1の複数のシンボルのうちの少なくとも第1のシンボルは、前記複数のクライアントネットワークデバイスの第1のクライアントネットワークデバイスにのみ割り振られる、
    を具備する方法。
  2. 前記データフレームは、プリアンブルと、フレーム制御とをさらに含み前記第1の複数のシンボルのうちの少なくとも第2のシンボルは、前記複数のクライアントネットワークデバイスのうちの第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記データフレームは物理レイヤプロトコルデータユニットPPDUである、請求項に記載の方法。
  4. 前記第1の複数のシンボルのうちの第2のシンボルは、前記複数のクライアントネットワークデバイスのうちの第2のクライアントネットワークデバイスにのみ割り振られ、第1のトーンマップに関連付けられる第1のビットローディング方式は、前記第1のシンボルに使用され、第2のトーンマップに関連付けられる第2のビットローディング方式は、前記第2のシンボルに使用される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記マスタネットワークデバイスと前記第1のクライアントネットワークデバイスとの間の第1の送信チャネルの第1のチャネル特性を決定することと、
    第1のチャネル特性に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のトーンマップを決定することと、
    前記マスタネットワークデバイスと前記第2のクライアントネットワークデバイスとの間の第2の送信チャネルの第2のチャネル特性を決定することと、
    第2のチャネル特性に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のトーンマップを決定することと
    をさらに具備する、請求項に記載の方法。
  6. 前記複数のクライアントネットワークデバイスのうちの前記第1のクライアントネットワークデバイスと第2のクライアントネットワークデバイスとの間で均等に前記第1の複数のシンボルを割り振ることと
    をさらに具備する、請求項1に記載の方法。
  7. 前記パターンは、前記第1のクライアントネットワークデバイスと前記第2のクライアントネットワークデバイスとに知られているインターリーブされたパターンである、請求項に記載の方法。
  8. 記第1のクライアントネットワークデバイスと第2のクライアントネットワークデバイスとに関連付けられるデータ分配比に少なくとも部分的に基づいて、前記複数のクライアントネットワークデバイスのうちの前記第1のクライアントネットワークデバイスと前記第2のクライアントネットワークデバイスとの間で前第1の複数のシンボルを割り振ることと
    をさらに具備する、請求項1に記載の方法。
  9. 前記マスタネットワークデバイスと前記第1のクライアントネットワークデバイスとの間の第1のデータ送信に関連付けられる第1のデータレートが、前記マスタネットワークデバイスと前記複数のクライアントネットワークデバイスのうちの第2のクライアントネットワークデバイスとの間の第2のデータ送信に関連付けられる第2のデータレートよりも大きいと決定することと、
    記第2のクライアントネットワークデバイスと比較して、より多くの数の前記第1の複数のシンボルを前記第1のクライアントネットワークデバイスに割り振ることと
    をさらに具備する、請求項1に記載の方法。
  10. 前記ペイロードは、第2の複数のシンボルをさらに含み、前記第2の複数のシンボルの各々は、複数の周波数キャリアを有し、
    区分パターンに少なくとも部分的に基づいて、前記第2の複数のシンボルの各々のうちの少なくとも1つの周波数キャリアを前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振ること
    をさらに具備する、請求項1に記載の方法。
  11. ペイロードを含む第2のデータフレームを生成することと、前記ペイロードは、複数の周波数キャリアを有する少なくとも1つの第1のシンボルを含み、
    区分パターンに少なくとも部分的に基づいて、前記複数の周波数キャリアのうちの少なくとも1つの周波数キャリアを前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振ること
    をさらに具備する、請求項1に記載の方法。
  12. マスタネットワークデバイスであって、
    ネットワークインタフェースと、
    前記ネットワークインタフェースに接続されるフレーム生成部と、
    具備し、前記フレーム生成部は、
    ータを前記マスタネットワークデバイスから複数のクライアントネットワークデバイスに送信すると決定することと、
    イロードを含むデータフレームを生成することと、前記ペイロードは、前記複数のクライアントネットワークデバイスに知られているパターンで配置された複数のシンボルを含み、
    前記複数のシンボルのうちの少なくとも1つのシンボルを前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振ることと、ここにおいて、前記複数のシンボルのうちの少なくとも第1のシンボルは、前記複数のクライアントネットワークデバイスの第1のクライアントネットワークデバイスにのみ割り振られる、
    を行うように構成される、マスタネットワークデバイス。
  13. 前記データフレームは、プリアンブルと、フレーム制御とをさらに含み、前記複数のシンボルのうちの少なくとも第2のシンボルは、前記複数のクライアントネットワークデバイスのうちの第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られる、請求項12に記載のマスタネットワークデバイス。
  14. 前記複数のシンボルのうちの第2のシンボルは、前記複数のクライアントネットワークデバイスのうちの第2のクライアントネットワークデバイスにのみ割り振られ、第1のトーンマップに関連付けられる第1のビットローディング方式は、前記第1のシンボルに使用され、第2のトーンマップに関連付けられる第2のビットローディング方式は、前記第2のシンボルに使用される、請求項12に記載のマスタネットワークデバイス。
  15. 前記フレーム生成部は、さらに、
    前記マスタネットワークデバイスと前記第1のクライアントネットワークデバイスとの間の第1の送信チャネルの第1のチャネル特性を決定し、
    第1のチャネル特性に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のトーンマップを決定し、
    前記マスタネットワークデバイスと前記第2のクライアントネットワークデバイスとの間の第2の送信チャネルの第2のチャネル特性を決定し、
    第2のチャネル特性に少なくとも部分的に基づいて、前記第2のトーンマップを決定する
    ように構成される、請求項14に記載のマスタネットワークデバイス。
  16. 前記フレーム生成部は、さらに
    前記複数のクライアントネットワークデバイスのうちの前記第1のクライアントネットワークデバイスと第2のクライアントネットワークデバイスとの間で均等に前記複数のシンボルを割り振る
    ように構成される、請求項12に記載のマスタネットワークデバイス。
  17. 前記フレーム生成部は、さらに
    前記第1のクライアントネットワークデバイスと第2のクライアントネットワークデバイスとに関連付けられるデータ分配比に少なくとも部分的に基づいて、前記複数のクライアントネットワークデバイスのうちの前記第1のクライアントネットワークデバイスと前記第2のクライアントネットワークデバイスとの間で前記複数のシンボルを割り振る
    ように構成される、請求項12に記載のマスタネットワークデバイス。
  18. 前記フレーム生成部は、さらに、
    前記マスタネットワークデバイスと前記第1のクライアントネットワークデバイスとの間の第1のデータ送信に関連付けられる第1のデータレートが、前記マスタネットワークデバイスと前記複数のクライアントネットワークデバイスのうちの第2のクライアントネットワークデバイスとの間の第2のデータ送信に関連付けられる第2のデータレートよりも大きいと決定し、
    記第2のクライアントネットワークデバイスと比較して、より多くの数の前記複数のシンボルを前記第1のクライアントネットワークデバイスに割り振るように構成される、請求項12に記載のマスタネットワークデバイス。
  19. マスタネットワークデバイスの1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記マスタネットワークデバイスに、
    データを前記マスタネットワークデバイスから複数のクライアントネットワークデバイスに送信すると決定することと、
    イロードを含むデータフレームを生成することと、前記ペイロードは、前記複数のクライアントネットワークデバイスに知られているパターンで配置された複数のシンボルを含み、
    前記複数のシンボルのうちの少なくとも1つのシンボルを前記複数のクライアントネットワークデバイスの各々に割り振ることと、ここにおいて、前記複数のシンボルのうちの少なくとも第1のシンボルは、前記複数のクライアントネットワークデバイスの第1のクライアントネットワークデバイスにのみ割り振られる、
    を備える動作を行わせる命令を記憶した非一時的な機械可読記憶媒体。
  20. 前記データフレームは、プリアンブルと、フレーム制御とをさらに含み前記複数のシンボルのうちの少なくとも第2のシンボルは、前記複数のクライアントネットワークデバイスのうちの第2のクライアントネットワークデバイスに割り振られる、請求項19に記載の非一時的な機械可読記憶媒体。
  21. 前記複数のシンボルのうちの第2のシンボルは、前記複数のクライアントネットワークデバイスのうちの第2のクライアントネットワークデバイスにのみ割り振られ、第1のトーンマップに関連付けられる第1のビットローディング方式は、前記第1のシンボルに使用され、第2のトーンマップに関連付けられる第2のビットローディング方式は、前記第2のシンボルに使用される、請求項19に記載の非一時的な機械可読記憶媒体。
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