JP6158305B2 - ゴルフボールを受け止める装置および方法 - Google Patents

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Description

[関連出願の相互参照]
本出願は、2011年4月22日付の特許仮出願第61/478,065号および2011年7月18日付の特許仮出願第61/508,704号の利益および優先権を主張する。
[技術分野]
本発明は、ゴルフボールを受け止める(キャッチする)ための方法および装置に関する。より具体的には、本発明は、ゴルフボールを受け止めて戻すための改善された多層の装置であって、1つ以上のエネルギ吸収層で構成される装置に関する。
ゴルフは、人気のあるスポーツであり、多くの場合に、成功には長時間の練習が必要である。したがって、ゴルファーは、このスポーツにおいて秀でるために、自身のゴルフの腕前を磨いて向上させるべく、多くの時間を練習に費やすことが多い。
一般に、ゴルファーは、通常は、ゴルフボールを打つことによって自身の技術を繰り返し磨くことができるよう、屋外のゴルフ練習場でゴルフボールを打つことによって練習を行なう。ゴルフ練習場は、練習のための重要な手段を提供するが、多くの場合に練習場まで10〜30分にわたって自動車を走らせなければならず、かつ自宅に戻るために同じ時間を要するため、ゴルフ練習場までの移動にきわめて時間がかかる可能性がある。多くの場合に、余計な30分〜1時間が、移動に費やされる。
屋外のゴルフ練習場へと出向く必要をなくし、ゴルファーにより多くの練習時間を提供するために、ゴルファーがより狭い空間(多くの場合、ゴルファーの自宅または裏庭)で練習を行なうことができるよう、ゴルフネットが発明されている。しかしながら、ゴルフネットは、ゴルフ練習場と比べたときにもたらされる大きな利点にもかかわらず、いわゆる平均的なゴルファーにとって好評な練習方法となることを妨げるいくつかの欠点を、依然として抱えている。
第1に、平均的なゴルフネットは、一般に構造においてかさばるという欠点を抱える。Boltonの米国特許第1,430,280号は、ゴルフネットを生み出すための初期の試みのうちの1つを示しているが、図からかさばることを容易に見て取ることができる。さらに、Windallの米国特許第4,511,146号は、ユーザにゴルフの打球の何らかの視覚的なフィードバックを提供しようと試みる場合に、今日のゴルフネットがかさばることを示している。実際、最近の段階においても、屋外用ゴルフネットは、高さ20フィートを超えるサイズに達することが多く、住宅内の狭い環境へと取り入れることが困難になっている。
一般的なゴルフネットに関する別の欠点は、装置を使用に向けて準備するために、かなりの組み立ておよび分解が必要な点にある。これは、空間が貴重であり、かさばるゴルフネットを居住の家族の日常の活動を妨げることなくそのまま置いておくことができない状況において、特に問題になる。多くの場合に面倒な工程ゆえに、ゴルファーが、組み立ておよび分解に費やされる長い時間ゆえに、練習を断念および回避することも多い。
最後に、一般的なゴルフネットに関するもう1つの欠点は、ゴルフネットが、ゴルフボールを受け止めるために使用される網ゆえに、多くの場合にきわめて脆弱であり、頻繁な交換が必要な点にある。この一般的なゴルフネットの短い寿命は、ゴルファーを練習から遠ざけるだけでなく、ゴルフネットの購入すら思い止まらせることが多い。
したがって、以上から見て取ることができるとおり、ゴルフネットによって必要な練習を行なうというゴルファーのニーズに取り組むあらゆる試みにもかかわらず、現在の技術は、普通のゴルファーに、コンパクトであり、長持ちし、扱いにくくない練習装置をもたらすための適切な解決策を、提供できていない。
米国特許第1,430,280号公報 米国特許第4,511,146号公報
本発明の一態様は、第1のエネルギ吸収層と、第2のエネルギ吸収層と、フレームとを備えるゴルフボール受け止め装置であって、前記第1のエネルギ吸収層は、当該ゴルフボール受け止め装置の前面部分に位置し、前記第2のエネルギ吸収層は、当該ゴルフボール受け止め装置の後部に位置し、前記フレームは、前記第1および第2のエネルギ吸収層を当該ゴルフボール受け止め装置の外周によって接続するように構成され、前記フレームが、第1のエネルギ吸収層に構造的な完全性をもたらすゴルフボール受け止め装置である。
本発明の別の態様は、第1のエネルギ吸収層と、第2のエネルギ吸収層とを備えるゴルフボール受け止め装置であって、前記第1のエネルギ吸収層は、当該ゴルフボール受け止め装置の前面部分に位置し、前記第2のエネルギ吸収層は、当該ゴルフボール受け止め装置の後部に位置し、前記第2のエネルギ吸収層が、前記第1のエネルギ吸収層よりも多くのエネルギを吸収し、前記第2のエネルギ吸収層を形成するために用いられる材料が、1平方メートルの投影面積について約1.2kgよりも大きい質量を有するゴルフボール受け止め装置である。
本発明のさらなる態様は、第1のエネルギ吸収層と、第2のエネルギ吸収層とを備えるゴルフボール受け止め装置であって、前記第1のエネルギ吸収層は、当該ゴルフボール受け止め装置の前面部分に位置し、前記第2のエネルギ吸収層は、当該ゴルフボール受け止め装置の後部に位置し、前記第2のエネルギ吸収層は、ゴルフボールの跳ね返りのエネルギを吸収して減少させる材料から作られ、前記第1のエネルギ吸収層が、複数のストランドをさらに備え、前記複数のストランドにおける張力が、ぶつかったゴルフボールが前記第1のエネルギ吸収層を最初に貫通するときにゴルフボールの速度を下げるとともに、前記ぶつかったゴルフボールが前記第2のエネルギ吸収層から跳ね返った後に前記第1のエネルギ吸収層を再び貫通することを妨げるように選択されるゴルフボール受け止め装置である。
本発明のこれらの特徴、態様および利点、並びに、他の特徴、態様および利点が、以下の図面、明細書および特許請求の範囲を参照することによって、よりよく理解されるであろう。
以下の図面は、本明細書の一部を形成し、種々の実施の形態のさまざまな態様をさらにはっきりと示すために用意されている。種々の実施の形態を、それらの具体的な実施の形態の詳細な説明によって、よりよく理解できるであろう。
図1は、本発明の典型的な実施の形態によるゴルフボール受け止め装置の斜視図を示している。 図2A〜2Fは、ゴルフボール受け止め装置に衝突するときのゴルフボールの時間的経過を示している。 図2A〜2Fは、ゴルフボール受け止め装置に衝突するときのゴルフボールの時間的経過を示している。 図2A〜2Fは、ゴルフボール受け止め装置に衝突するときのゴルフボールの時間的経過を示している。 図2A〜2Fは、ゴルフボール受け止め装置に衝突するときのゴルフボールの時間的経過を示している。 図2A〜2Fは、ゴルフボール受け止め装置に衝突するときのゴルフボールの時間的経過を示している。 図2A〜2Fは、ゴルフボール受け止め装置に衝突するときのゴルフボールの時間的経過を示している。 図3Aは、本発明の典型的な実施の形態によるゴルフボール受け止め装置の側面図を示している。 図3Bは、本発明の別の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置の側面図を示している。 図3Cは、本発明の更に別の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置の側面図を示している。 図4A〜4Dは、本発明の種々の実施の形態によるさらなる配置構成の概略の斜視図を示している。 図4A〜4Dは、本発明の種々の実施の形態によるさらなる配置構成の概略の斜視図を示している。 図4A〜4Dは、本発明の種々の実施の形態によるさらなる配置構成の概略の斜視図を示している。 図4A〜4Dは、本発明の種々の実施の形態によるさらなる配置構成の概略の斜視図を示している。 図5Aは、実際のゴルフボールによるゴルフボール受け止め装置の斜視図である。 図5Bは、円形部分29によって示されるとおりのひもの一部分の拡大図である。 図6Aは、ゴルフボールの出口の位置を説明する本発明のさらに別の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置の正面図である。 図6Bは、ゴルフボールの出口の位置を説明する本発明のさらに別の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置の側面図である。 図7は、ゴルファーによって使用されるときのゴルフボール受け止め装置の概略の上面図である。 図8は、ゴルファーによって使用されるときのゴルフボール受け止め装置の概略の斜視図である。 図9は、本発明のさらに別の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置の斜視図を示している。 図10Aは、本発明のまたさらに別の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置の側面図を示している。 図10Bは、図10Aに示したとおりの円形領域53の拡大図を示している。 図11は、ゴルフボールの戻りの種々のパターンを説明するゴルフボール受け止め装置の前方からの斜視図を示している。 図12Aは、本発明のまたさらに別の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置の前方からの斜視図を示している。 図12Bは、図12Aに示したとおりの円形領域70の拡大図を示している。 図13Aは、本発明のまたさらに別の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置の側面図を示している。 図13Bは、本発明のまたさらに別の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置の側面図を示している。 図13Cは、本発明のまたさらに別の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置の側面図を示している。 図13Dは、本発明のまたさらに別の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置の側面図を示している。 図14A〜14Iは、エネルギ吸収層の生成に用いることができる種々のストランドの種々の形状を説明する種々の断面図を示している。 図14A〜14Iは、エネルギ吸収層の生成に用いることができる種々のストランドの種々の形状を説明する種々の断面図を示している。 図14A〜14Iは、エネルギ吸収層の生成に用いることができる種々のストランドの種々の形状を説明する種々の断面図を示している。 図14A〜14Iは、エネルギ吸収層の生成に用いることができる種々のストランドの種々の形状を説明する種々の断面図を示している。 図14A〜14Iは、エネルギ吸収層の生成に用いることができる種々のストランドの種々の形状を説明する種々の断面図を示している。 図14A〜14Iは、エネルギ吸収層の生成に用いることができる種々のストランドの種々の形状を説明する種々の断面図を示している。 図14A〜14Iは、エネルギ吸収層の生成に用いることができる種々のストランドの種々の形状を説明する種々の断面図を示している。 図14A〜14Iは、エネルギ吸収層の生成に用いることができる種々のストランドの種々の形状を説明する種々の断面図を示している。 図14A〜14Iは、エネルギ吸収層の生成に用いることができる種々のストランドの種々の形状を説明する種々の断面図を示している。 図15Aは、本発明のまたさらに別の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置の前方からの斜視図を示している。 図15Bは、図15Aに示したとおりの円形領域135の拡大図を示している。
以下の詳細な説明は、本発明の実施について現時点において考えられる最良の態様を説明する。説明を、限定の意味で解釈してはならず、本発明の技術的範囲は添付の特許請求の範囲によって最もよく定められるがゆえに、説明は、あくまでも本発明の全体的な原理を示す目的で行なわれている。
種々の進歩的な特徴が、以下で説明され、各々を互いに別個独立に使用することができ、あるいは他の特徴と組み合わせて使用することができる。しかしながら、いずれの単独の進歩的特徴も、必ずしも上述した課題のいずれか又はすべてに対処している必要はなく、あるいは上述した課題のうちの1つだけに対処してもよい。さらに、上述した課題のうちの1つ以上が、必ずしも後述されるいずれかの特徴によって完全に対処されている必要はない。
添付の図面の図1が、本発明の典型的な実施の形態によるゴルフボール受け止め装置100の概略の斜視図を示している。より具体的には、図1は、第1のエネルギ吸収層を有するゴルフボール受け止め装置100を示しており、第1のエネルギ吸収層は、ゴルフボール受け止め装置100の前面部分を横切っている。第1のエネルギ吸収層1が、フレームを介してゴルフボール受け止め装置100へと固定され、フレームは、第1のエネルギ吸収層1を固定することができる剛構造を生み出すように組み合わせられた第1の横フレーム2、第2の横フレーム4、上部フレーム3、および下部フレーム5によって作られている。この現在の典型的な実施の形態においては、第1のエネルギ吸収層1が、ゴルフボールを受け止めるためにゴルフボール受け止め装置100の前面部分を水平方向に横切って延びる複数のストランド(strand)から作られているが、第1のエネルギ吸収層1の複数のストランドは、垂直方向に延びても、斜めに延びても、あるいはフレームに対していずれの角度、程度、または向きにて延びてもよく、これらはいずれも、選択される向きがゴルフボールを受け止めることができる限りにおいて、本発明の技術的範囲および内容から外れるものではない。
ここに示されている第1のエネルギ吸収層1は、ストランドの向きとは無関係に、ゴルフボール受け止め装置100の前面部分に配置され、ゴルフボール受け止め装置100に接触するときのゴルフボールのエネルギの少なくとも一部を吸収して消散させるように機能する。本発明の現在の典型的な実施の形態においては、複数のストランドによって生み出された第1のエネルギ吸収層1が、通常は、ゴルフボール受け止め装置100に接触するときのゴルフボールの固有のエネルギのうちの残りの量の一部をさらに吸収して消散させるために、第1のエネルギ吸収層1の背後に位置する第2のエネルギ吸収層6と対にされる。ここで、図1においては、第2のエネルギ吸収層6の角だけが図示されているが、実際には、第2のエネルギ吸収層6は、ボール受け止め装置100の後部の全体を横切って延びており、この図においては、ゴルフボール受け止め装置100の前面部分に第1のエネルギ吸収層1が配置されているがゆえに、隠されて見えないにすぎない。
第2のエネルギ吸収層6は、本発明によって想定されるとおり、通常は、第1のエネルギ吸収層1に接触し、多くの場合は第1のエネルギ吸収層1を貫通した後に、ゴルフボールに残るエネルギの残りの部分を吸収する目的を果たすことができる。図1に示されるとおりの第2のエネルギ吸収層6は、ゴルフボール受け止め装置100における物理的な配置ゆえに、裏打ち層と定義されてもよく、通常はナイロンなどの強くて厚い布材料で構成されるが、スポンジ、発泡体、カーペット、任意の種類の丈夫な布地、またはゴルフボールのエネルギを吸収して消散させることができる任意の他の種類の材料で構成されてもよく、いずれも本発明の技術的範囲および内容に包含される。本発明の別の実施の形態においては、第2のエネルギ吸収層6を、壁パッドと同様の材料で構成することができる。なぜならば、壁パッドは、通常は薄いウエハーボードからなる本体に発泡体パッドを貼り付け、次いで薄い布地で覆って構成されるからである。本発明のさらに別の実施の形態においては、第2のエネルギ吸収層6を、チアリーディング、レスリング、および空手に使用されるマットと同様のマットで構成してもよい。なぜならば、これらのマットは、通常は、いずれもエネルギの吸収を促進するポリエチレーゼ(Polyethylese)独立気泡の架橋ポリエチレン発泡体で構成されるからである。
第2のエネルギ吸収層6に使用することができる材料は大量に存在するため、第2のエネルギ吸収層6が、通常は使用される材料がより高い密度を有してよい点で、第1のエネルギ吸収層1から別のきわめて特筆すべき点で相違することを、ここで指摘しておく価値がある。しかしながら、裏打ち材料が場合によっては圧縮可能な材料で作られるという事実ゆえ、ここで材料の密度を、特定の面積へと投影されたときの材料の質量という観点にて、より正確に提示することができる。より具体的には、第2のエネルギ吸収層6は、通常は1平方メートルの投影面積について約1.2kgよりも大きく、より好ましくは1平方メートルの投影面積について約1.4kgよりも大きく、最も好ましくは1平方メートルの投影面積について1.6kgよりも大きい質量を有することができる。他方で、第1のエネルギ吸収層1は、通常は1平方メートルの投影面積について約1.0kgよりも小さく、より好ましくは1平方メートルの投影面積について約0.8kgよりも小さく、最も好ましくは1平方メートルの投影面積について約0.7kgよりも小さい質量を有することができる。
上述の種々の層の相対の質量にもとづき、有益な関係を見つけ出すことができる。より具体的には、2つの層の間の相対質量比を、同じ投影面積について定めることができる。相対質量比は、2つの層の間の関係の記述を助けるという点で、本発明にとって重要であり、下記の式(1)によって定めることができる。
[式(1)]
相対質量比=(1平方メートル当たりの第2のエネルギ吸収層の質量)/(1平方メートル当たりの第1のエネルギ吸収層の質量)
本発明によるゴルフボール受け止め装置100の相対質量比は、通常は約1.2よりも大きく、より好ましくは約1.75よりも大きく、最も好ましくは約2.00よりも大きくてよい。
本発明のフレームに関する説明に移る前に、第1のエネルギ吸収層1と第2のエネルギ吸収層6との間のさらなる関係を特定することには価値がある。なぜならば、これら2つの構成要素は、本発明の適切な機能に不可欠だからである。より具体的には、ゴルフボール受け止め装置100の前面部分に配置される第1のエネルギ吸収層1が、初期のエネルギ吸収源および消散源として機能する。しかしながら、第1のエネルギ吸収層は、複数のストランドで構成されているという事実ゆえに、ゴルフボールを、第2のエネルギ吸収層6に達するように第1のエネルギ吸収層を意図的に通過させる。ゴルフボール受け止め装置100の後部に配置される第2のエネルギ吸収層6は、第1のエネルギ吸収層1を通過した後にゴルフボールに依然として残るエネルギの残りの部分の大部分を吸収するように機能する。第2のエネルギ吸収層6は、ゴルフボールのエネルギの大部分を吸収するように機能するため、第2のエネルギ吸収層6が、第1のエネルギ吸収層1よりも多くのエネルギを吸収すると言うことができる。換言すると、第2のエネルギ吸収層6の「エネルギ吸収比」は、第1のエネルギ吸収層1の「エネルギ吸収比」よりも大きく、「エネルギ吸収比」は、下記の式(2)によって示されるように、エネルギ吸収層との接触の前後のゴルフボールの速度の関数として定義される。
[式(2)]
エネルギ吸収比=(層に衝突する前の物体の速度)/(層に衝突した後の物体の速度)
最後に、第1のエネルギ吸収層1は、第2のエネルギ吸収層6の第2のエネルギ吸収比(R2)よりも小さい第1のエネルギ吸収比(R1)を有すると言うこともできる。
例えば、本発明の一実施の形態においては、第1の層に衝突する前のゴルフボールの速度が約70mphであって、第1のエネルギ吸収層1の通過後には約60mphになるとすると、したがって第1のエネルギ吸収比(R1)は約1.16になる。同時に、第2のエネルギ吸収層に衝突する前のゴルフボールが、約60mphの速度を有し、第2のエネルギ吸収層6との衝突後には約25mphの速度を有するとすると、したがって第2のエネルギ吸収比(R2)は2.4になる。
第1の横フレーム2、第2の横フレーム4、上側フレーム3、および下側フレーム5を含むゴルフボール受け止め装置100のフレームを、一般に、任意の剛体材料で形成することができる。なぜならば、材料の剛性が、ゴルフボール受け止め装置100に構造的な堅固さをもたらすからである。1つの典型的な実施の形態においては、フレームを、高い剛性を有するがゆえに鋼類の材料で構成することができるが、他の実施の形態においては、フレームをアルミニウム、チタニウム、鉄、鉛、炭素繊維、または堅固なフレームを形成することができる任意の他の種類の材料で製作でき、これらはすべて、本発明の技術的範囲および内容に包含される。実際、本発明の別の実施の形態においては、フレームの種々の部位が、必ずしも同じ材料で製作される必要はなく、やはり本発明の技術的範囲および内容から逸脱することなく、種々の性能特性に合わせた調節が可能である。
フレームの剛性が、個々のストランドに必要な張力を生み出すべく第1のエネルギ吸収層1を引き張ることができる土台をもたらすがゆえに、現在のゴルフボール受け止め装置の適切な機能にとって重要である。第1のエネルギ吸収層1の個々のストランドの張力は、複数のストランドに複数のストランド内に張力を生み出すために必要な境界をもたらすがゆえに、本発明が適切に機能するための必須の構成要素である。複数のストランド内の張力は、吸収されるエネルギの量を制御し、この吸収されるエネルギの量を複数のストランドの張力を変えることによって調節できるがゆえに、第1のエネルギ吸収層1にとって重要である。
最後に、本発明のこの現在の典型的な実施の形態において、第1の横フレーム2、第2の横フレーム4、上部フレーム3、および下部フレーム5のすべてが、第1のエネルギ吸収層1に加えて第2のエネルギ吸収層6に構造的な堅固さをもたらすために、第1のエネルギ吸収層1および第2のエネルギ吸収層6を接続すべく協働することを、ここに述べておかなければならない。第1のエネルギ吸収層1に構造的な完全性をもたらすことが、すでに述べたように、本発明の適切な機能にとって重要である。しかしながら、第2のエネルギ吸収層6への構造的な堅固さの付与に関しては、一般的に使用されるマット材料がすでに或る程度の固有の構造的な堅固さを有することができるが、フレームが、本発明の技術的範囲および内容から逸脱することなく、第2のエネルギ吸収層6の構造的な堅固さをさらに高めることに留意されたい。このように、本発明のこの現在の典型的な実施の形態においては、第1の横フレーム2、第2の横フレーム4、上部フレーム3、および下部フレーム5のすべてが、ゴルフボール受け止め装置100の外周を介して第1のエネルギ吸収層1および第2のエネルギ吸収層6を接続すべく協働する。
図2A、2B、2C、2D、2Eおよび2Fはいずれもゴルフボール受け止め装置100の概略側面を示しており、ゴルフボール受け止め装置100が動作時にどのように機能するのかを示している。図2Aが、矢印9によって示される方向に移動してゴルフボール受け止め装置100に接近するゴルフボール8を示している。図2Aから、第1のエネルギ吸収層1がゴルフボール受け止め装置100の前面部分に配置されている一方で、第2のエネルギ吸収層6がゴルフボール受け止め装置100の後部に配置されていることを、見て取ることができる。第1のエネルギ吸収層1および第2のエネルギ吸収層6は、すき間34によって隔てられており、すき間34の重要性は、後にさらに詳しく示される。
図2Bが、第1のエネルギ吸収層1に衝突するときのゴルフボール8を示している。本発明のこの概略の側面図は、第1のエネルギ吸収層1が複数のストランドで構成されているという事実に起因して、これらのストランドがずれ、ゴルフボール8が第1のエネルギ吸収層1を通って移動して第1のエネルギ吸収層1を貫通できるように或る程度の弾性をもたらすことができることを示している。図2Bにおいて、ゴルフボール8の移動の方向を示している矢印が、依然としてゴルフボール受け止め装置100へと向けられており、ゴルフボール8のエネルギが完全には吸収されていないことを示していることに留意されたい。図2Cが、ひとたびゴルフボール8が第1のエネルギ吸収層1を完全に貫通したときに生じる次の現象を示している。より具体的には、図2Cは、第2のエネルギ吸収層6に衝突し、ゴルフボール8の固有のエネルギのさらなる吸収を担当する第2のエネルギ吸収層6の形状にわずかな変形を生じさせているゴルフボール8を示している。
図2Dによって示されるように、ゴルフボール8は、ひとたび第2のエネルギ吸収層6から跳ね返ると、逆方向の移動を開始して、第1のエネルギ吸収層1の内面に衝突する。このゴルフボール8の新たな方向は、やはり矢印10によって示されており、これまでの矢印とは反対の方向を向いていることを、図2Dから見て取ることができる。ここで、第1のエネルギ吸収層1が、今やゴルフボール受け止め装置100から出ないように跳ね返ったゴルフボール8の速度を遅くしてエネルギを吸収するというさらなる目的を果たすことに注目されたい。第2のエネルギ吸収層6と協働してゴルフボール8がゴルフボール受け止め装置100から出ることがないようにするという第1のエネルギ吸収層1の能力は、ゴルフボール8の初期の衝突のエネルギを吸収して減少させるという第1のエネルギ吸収層1の初期の能力と比べ、より重要ではないかもしれないが、少なくとも同じように重要である。なぜならば、ゴルフボール8がゴルフボール受け止め装置100から飛び出してゴルファーにぶつかる可能性をなくすからである。
上記の要件にもとづき、複数のストランドの適切な張力の決定が、きわめて重要であることを理解することができる。張力が高すぎると、ゴルフボールが第1のエネルギ吸収層1を貫通できず、直ちにゴルファー自身に跳ね返る可能性があるという点で、問題が生じる。張力が低く設定されすぎると、ゴルフボール8が跳ね返ってゴルファー自身にぶつかることを防止する十分な能力を持つことができないという点で、完全に別の問題が生じる。換言すると、第1のエネルギ吸収層1を形成するために用いられる複数のストランドにおける張力が、速度Xよりも高速で移動しているゴルフボールについて第1のエネルギ吸収層1の通過を可能にするが、速度Xよりも低速で移動している第2のエネルギ吸収層6から跳ね返ったときの同じゴルフボールについては、同じ第1のエネルギ吸収層1の通過を阻止することが重要である。
図2Eが、ひとたびゴルフボール8に蓄えられたエネルギのすべてが第1のエネルギ吸収層1および/または第2のエネルギ吸収層6によって吸収されたときにゴルフボール8に何が生じるのかを示している。より具体的には、図2Eは、すき間34内を方向の矢印11によって示される方向に落下するゴルフボール8を示している。すき間34は、この現在の典型的な実施の形態に示されているように、ゴルフボール8が落下時に第1のエネルギ吸収層1のストランドにさざ波を引き起こして、ゴルファーが多くの場合に所望する視覚的なフィードバックを生み出すことができるよう、通常は1.680インチのゴルフボール8の直径よりもわずかに小さくてよい。しかしながら、すき間34が、視認できないゴルフボール8の戻りの作用を生み出すために1.680インチよりも大きくてよく、あるいはゴルフボール8を衝突の位置に保持するために1.680インチよりも大幅に小さくてもよく、いずれも本発明の技術的範囲および内容に包含されることに留意されたい。最後に図2Fが、すき間34における落下の最下部付近のゴルフボール8を示している。
図3A、3Bおよび3Cが、本発明の種々の代案の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置100の概略の側面図を、ゴルフボールの種々の打ち出し角度を示す種々の矢印とともに示している。より具体的には、図3Aが、異なる種類のゴルフクラブを使用するときに生じうる異なる筋書きを描写する2つの異なる打ち出し角度を示している。一例の矢印14が、約35度という高い打ち出し角度16を有するピッチングウェッジ型のゴルフクラブによって叩かれたゴルフボールのものと同様の高い打ち出しの筋書きを示している。別の例では、矢印15が、約25度という低い打ち出し角度17を有する7番アイアン型のゴルフクラブによって叩かれたゴルフボールのものと同様の低い打ち出しの筋書きを示している。図3Aの重要性は、現在のゴルフボール受け止め装置100が、異なる種類のゴルフクラブによる異なる種類のゴルフショットに対応でき、いずれも本発明の技術的思想および内容から逸脱することなく、より大きなロフトのクラブからもたらされうるさらに高い打ち出しのゴルフボールにも対応するように、サイズおよび傾斜角度に関して拡張可能であることを示している。
図3Bは、中間エネルギ吸収層19が第1のエネルギ吸収層1と第2のエネルギ吸収層6との間に配置されている本発明の別の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置100を示している。中間エネルギ吸収層19は、本発明のこの現在の典型的な実施の形態においては、三重のエネルギ吸収層の構成を生み出すために、通常は第1のエネルギ吸収層1と同一の物理的特徴および性能特性を有することができる。しかしながら、本発明の別の実施の形態においては、中間エネルギ吸収層19が、いずれも本発明の技術的範囲および内容から逸脱することなく、完全に異なるゴルフボール受け止め装置を生み出すために、完全に異なるストランドの張力、ストランドの向き、またはストランドの材料を有することができる。最後に、図3Bは、第2のエネルギ吸収層6および第1のエネルギ吸収層1のそれぞれと中間エネルギ吸収層19とを隔てる異なるすき間の距離34および35をさらに示している。これらのすき間34および35の幅は、上述のすき間34の説明に従って互いに同様であってよいが、本発明の技術的範囲および内容から逸脱することなく、ゴルフボールとゴルフボール受け止め装置との間に異なる反応を達成するために、互いに完全に異なってもよい。
図3Cが、2つの中間エネルギ吸収層18および19が第1のエネルギ吸収層1と第2のエネルギ吸収層6との間に配置されている本発明のさらに別の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置100を示している。上述と同様に、中間エネルギ吸収層18および19の具体的な性能基準も、本発明の技術的範囲および内容から逸脱することなく、完全に異なる結果を達成するように調節可能である。
図4A〜4Cは、本発明の種々の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置100の種々の形状およびサイズを示している。より具体的には、図4Aが、幅27および高さ28の矩形の形状を有しているゴルフボール受け止め装置100を示しており、この実施の形態を、本発明の技術的範囲および内容から逸脱することなく、壁へと直接取り付けることが可能である。図4Bが、止まっているゴルフボールに向かって或る角度で傾けることができるゴルフボール受け止め装置100の実施の形態を示しており、この実施の形態は、ゴルフボールを受け止める効率を向上させることができる。図4Cが、ゴルフボール受け止め装置100の上部が凹状の湾曲25を有することができる本発明のさらに別の実施の形態を示しており、この湾曲が、きわめて高い打ち出し角度で打ち出されたゴルフボールの受け止めを助けることができる。最後に図4Dは、ゴルフボール受け止め装置100が側壁を有しており、斜めの方向に打ち出された逸脱のゴルフボールを受け止めることができる本発明のさらに別の実施の形態を示している。
第1のエネルギ吸収層1のストランドが、現在のゴルフボール受け止め装置100の動作にとってきわめて重要であるため、図5Aおよび5Bは、ゴルフボール受け止め装置100におけるストランド10を強調することによって、ストランド10の重要性に注目する。より具体的には、図5Aが、円29を強調表示するゴルフボール受け止め装置100の概ね前方からの斜視図を示しており、円の位置29の拡大図が図5Bに示されている。図5Bに示した第1のエネルギ吸収層1の複数のストランド10の拡大図が、すき間22によって隔てられた直径21を有する複数のストランド10を示している。複数のストランド10は、本発明のこの現在の典型的な実施の形態に示されるとおり、通常は細くて柔軟な材料から製作されてよく、ねじり合わせられた数本のストランドで構成されてもよく、いずれも本発明の技術的範囲および内容に包含される。ストランドの直径21は、通常は第1のエネルギ吸収層1の全体において一貫しているが、第1のエネルギ吸収層1の異なる部位において異なる性能基準が所望される場合には、第1のエネルギ吸収層1の全体において変更され、変化してもよい。複数のストランド10は、糸状の比較的堅固または柔軟な材料あるいは他の材料であってよく、さまざまな直径にて製造されてよい。複数のストランド10は、可撓な材料の狭い帯であってよい。複数のストランド10は、締結、吊り下げ、束縛、などに使用される細いひも、より糸、繊維、または同様の材料であってよく、いずれも本発明の技術的範囲および内容に包含される。ここで、複数のストランド10の外面の摩擦係数も、第1のエネルギ吸収層の性能に影響する可能性があり、摩擦係数が大きいほど衝突の際にゴルフボールがより遅くなると考えられ、その逆も然りであることに留意されたい。最後に、複数のストランド10の間のすき間22の距離を、ゴルフボールを最適に受け止めるように必要に応じて調節することができる。
複数のストランド10の直径21は、本発明の一つの典型的な実施の形態においては、通常は約0.5mm〜約3.0mmの間、より好ましくは約1.0mm〜約2.5mmの間、最も好ましくは約1.75mmであってよい。言うまでもないが、ストランドの実際の直径を、複数のストランド10の張力、複数のストランド10の材料、あるいは複数のストランド10の組成を調節することによって、さらにもっと調節することが可能である。より小さい直径21を有するより細いストランド10ほど、通常は、より太いストランドと比べて長持ちしないと考えられる。
複数のストランド10は、本発明の異なる実施の形態において異なる構成を有することができる。本発明の一つの典型的な実施の形態においては、複数のストランド10が、外側の覆いを有する中実な芯を有することができるが、本発明の別の実施の形態においては、複数のストランド10が、複数の覆いを有する中実な芯を有することができる。本発明の別の実施の形態においては、複数のストランド10を、本発明の技術的範囲および内容から逸脱することなく、マルチフィラメントで構成することができる。本発明のまたさらに別の実施の形態においては、本発明の技術的範囲において、複数のストランド10について必要な性能基準を達成するために、異なる材料の組み合わせを混ぜ合わせることができる。より具体的には、複数のストランド10を生成するために使用することができる材料は、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、綿、ガット(gut)、鋼、Kevlar(登録商標)、またはストランド10に上述のような張力を生み出すことができる任意の他の材料であってよい。
複数のストランド10を生成するために用いられる材料だけが、第1のエネルギ吸収層1の適切な機能に重要というわけではなく、複数のストランド10の張力の大きさも、正に同じように重要である。より具体的には、複数のストランド10の張力が、複数のストランド10を生成するために用いられる材料との組み合わせにおいて、上記の図2Bに示されるようにゴルフボールが初期の衝突時に第1のエネルギ吸収層1を通過できるように十分に弾性的であるが、図2Dに示されるようにゴルフボールが裏打ち層6から跳ね返るとき第1のエネルギ吸収層1を再び貫通することがないように十分に堅固である必要がある。換言すると、複数のストランド10は、第1の所定の速度よりも高速なゴルフボールが第1のエネルギ吸収層1を通過することを可能にすることができるが、同じゴルフボールが第1のエネルギ吸収層1を再び貫通することを、そのゴルフボールが第2の所定の速度よりも低い速度で移動している場合に、阻止できなければならない。本発明の一つの典型的な実施の形態においては、所定の張力が、約10lb(ポンドフォース)〜40lbの間であり、より好ましくは約15lb〜35lbの間であり、最も好ましくは約20lb〜30lbの間である(テニスラケットの場合と同じ張力の定義による)。
本発明の一つの典型的な実施の形態においては、複数のストランド10を、各々が個別の張力設定を生み出すように個別に固定される複数の個別かつ別々のストランド10で構成することができる。しかしながら、本発明の別の実施の形態においては、複数のストランド10を、本発明の技術的範囲および内容から逸脱することなく、テニスラケットのものと同様の単一のストランドを使用して生成することができる。
最後に、テニスラケットと同様に、種々の音響減衰装置を、本発明の技術的範囲および内容から逸脱することなく、ゴルフボール受け止め装置100の音響を調節するために、第1のエネルギ吸収層1の種々の地点において複数のストランド10へと追加することもできる。また、第1のエネルギ吸収層1の音響を、ストランド10の材料、ストランド10の太さ、ストランド10の張力、または任意の他の因子を変えることによって調節することもできる。
図6Aおよび6Bが、本発明のさらなる代案の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置100を示している。より具体的には、図6Aが、ゴルフボール受け止め装置100の前方からの斜視図を示しており、ゴルフボールを捕まえてドレイン穴(排出穴)31を介してゴルファーへと返すために、樋30がゴルフボール受け止め装置100の底部の付近に位置している。図6Bが、ゴルフボール受け止め装置100の側面図を示しており、ゴルフボール受け止め装置100の底部において第1のエネルギ吸収層1と第2のエネルギ吸収層6との間に配置された樋30が示されている。
図7は、ゴルフボール受け止め装置100がどのようにゴルファーによって練習に使用されるのかを示す本発明の別の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置100の上面図を示している。本発明のこの代案の実施の形態においては、ゴルフボール受け止め装置100が、ゴルフのミスショットの有害な影響をそらして最小限にするために、裏打ち層6と同様の材料で作られた追加の横層38を有することができる。本発明のこの現在の典型的な実施の形態においては、横層38が、やはり約5フィートである裏打ち層6の長さ37と同様の約5フィートの長さ36を有することができる。ここで、現在の構成は、ゴルファーにとって最も一般的なミスがシャンクであるため、右利きのゴルファーに合わせて配置されているが、本発明の技術的範囲および内容から逸脱することなく、フックを防止すべく横層38を反対側に置くように構成を反転させることが可能であり、あるいは左利きのゴルファーに合わせた構成も可能であることに留意されたい。
図7はまた、横層38の比較的近くに配置されたマット47を示している。矢印40、41および42が、上面図からゴルフボール8について考えられる経路を示している。深刻なシャンクが、真っ直ぐなショット40の右側約80度のシャンクのショットを示す矢印41によって示されている。横層38にぶつかるゴルフショットは、おそらくは横層38から跳ね返り、第1のエネルギ吸収層1にぶつかり、ゴルフボール受け止め装置100によって捕らえられる。深刻なシャンクは、多くの場合にあまり速度が高くないと考えられるため、横層38が大きなエネルギ吸収をもたらす必要はないことに留意されたい。
図8は、ゴルファーに自身のゴルフショットに関する何らかの視覚的フィードバックを提供するために表示装置52が備えられている本発明のさらなる代案の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置100の三次元の斜視図を示している。表示装置52によって示される視覚的フィードバックは、本発明のこの現在の典型的な実施の形態に示されるように、いずれも本発明の技術的範囲および内容から逸脱することなく、ゴルフボールのデータおよびゴルフのスイングのデータを含むことができ、ゴルフショットのシミュレーションを表示することさえ可能である。表示装置に加えて、図8に示されるゴルフボール受け止め装置100は、ゴルファーのスイングを記録するためのビデオカメラをさらに備えることができる。後に、ゴルファーのスイングのこのビデオ記録を、ゴルファーによる自身のゴルフのスイングの分析を助けるためにも使用することができる。
図9は、全体的な形状が変更された本発明のさらなる代案の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置100を示している。この典型的な実施の形態においては、跳ね返りおよびゴルファーの負傷の可能性があるフレームとの偶発的な衝突を防止するために上部フレームおよび下部フレームが取り除かれている。図9に示されるゴルフボール受け止め装置100は、上部および下部フレームを、安全性の向上をもたらすためにゴルフボール受け止め装置100の内部へと引っ込められた上部支持部48および下部支持部で置き換えている。最後に、図9は、第2のエネルギ吸収層を取り入れることができる上部支持部48の背後の区間49も示している。
図10Aは、ゴルフボールを戻す機能をもたらすために第1のエネルギ吸収層1および第2のエネルギ吸収層6の底部に斜面59が追加された本発明のさらなる代案の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置100の側面図を示している。より具体的には、斜面59が傾斜状態で配置され、この傾斜が、ゴルフボール受け止め装置100へと飛び込んだ後のゴルフボールをゴルファーへと戻すために重力を利用する。最後に、図10Bが、円53によって指し示されたゴルフボール受け止め装置100の斜面59の部分の拡大側面図を示している。斜面59の拡大図は、何らかの人工芝57を斜面59内にさらなる衝撃の吸収をもたらすために追加することができる現在の実施の形態のさらなる特徴を示している。人工芝57の部位が、第2のエネルギ吸収層6の直前の部位にのみ配置されていることに留意されたい。なぜならば、ゴルフボール受け止め装置100のこの部位は、ゴルフボールの落下の速度を遅くすることがないからである。しかしながら、追加の中間エネルギ吸収層19がボール受け止め装置に追加される場合には、斜面59の前部60が、第1のエネルギ吸収層1および中間エネルギ吸収層19の複数のストランドが落下時のゴルフボールの速度の一部の吸収を助けるため、必ずしもボールの落下の衝撃を吸収するための人工芝57を必要としないと考えられる。
添付の図面の図11が、本発明のさらなる代案の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置100の前方からの斜視図を示している。より具体的には、本発明のこの代案の実施の形態においては、斜面59の縁65および66を、ゴルフボール受け止め装置100の中央へと向かうボールトンネル効果(ball funneling effect)をさらに大きくするために高くすることができる。本発明のこの現在の典型的な実施の形態においては、斜面59の高くされた縁65および66が、たとえゴルフボールが中央から少し外れてゴルフボール受け止め装置100へと衝突したとしても、斜面59の中央へとゴルフボールを集める助けとなる。
本発明のこの代案の実施の形態において、バックライトを、衝突の位置についてのさらなる視覚的フィードバックを提供するために、ゴルフボール受け止め装置100の後部に組み込むことができる。この視覚的フィードバックを実現するこの代案の実施の形態のやり方は、第1のエネルギ吸収層1の複数のストランドの隔たりを利用することによる。より具体的には、複数のストランドが互いに離れるとき、その開口を通してバックライトを目にすることができることで、一部のゴルファーが求める視覚的フィードバックが生み出される。
図12Aおよび12Bは、本発明のさらに別の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置100を示している。より具体的には、本発明のこの典型的な実施形態においては、フレームの縁が、ストランド10の位置ずれを防止するためのわずかなへこみを備えている。図12Aにおける第1のエネルギ吸収層1の左側の縁の一領域70が、図12Bにおいて拡大されている。図12Bにおいて、左側の第1の横フレーム2の拡大図が、複数のストランド10を位置させることができ、ゴルフボールがストランド10を割って第1のエネルギ吸収層1を貫通するときの複数のストランド10の動きを防止する複数のへこみ71を有している。本発明のこの典型的な実施の形態においては、たとえゴルフボールが第1のエネルギ吸収層を貫通するときに複数のストランド10がわずかにずれても、複数のへこみ71が、ストランド10の元の位置への復帰を助ける。
図13A〜13Dは、中間エネルギ吸収層19がゴルフボール受け止め装置100に取り入れられている本発明のさらなる代案の実施の形態を示している。1つ以上の中間エネルギ吸収層19を有するこの実施の形態の一変種は、すでに説明済みであるが、これらの現在の図は、1つ以上の中間エネルギ吸収層19が存在する場合に生じうるさらなる現象を示している。より具体的には、図13Aから見て取ることができるとおり、ゴルフボール受け止め装置100へと衝突するゴルフボールは、3つの経路のうちの1つを通る可能性がある。ゴルフボール受け止め装置100を出るゴルフボールについて考えられる第1の経路は、すき間34内であり、ゴルフボールのエネルギが第1のエネルギ吸収層1および中間エネルギ吸収層19を通過し、中間エネルギ吸収層19を再び貫通するには不十分なエネルギの量にて第2のエネルギ吸収層から跳ね返る場合に生じる。ゴルフボール受け止め装置100を出るゴルフボールについて考えられる第2の経路は、すき間35内であり、ゴルフボールのエネルギが中間エネルギ吸収層19を再び貫通するように上述よりも大きいが、第1のエネルギ吸収層1を再び貫通するには不十分である場合に生じる。最後に、ゴルフボール受け止め装置100を出るゴルフボールについて考えられる第3の経路は、ゴルフボールが高い速度およびエネルギを有し、中間エネルギ吸収層19および第1のエネルギ吸収層1の両方を貫通し、第1のエネルギ吸収層1の前方に飛び出す場合に生じる。
ゴルフボールは、第1のエネルギ吸収層1と中間エネルギ吸収層19との間のすき間35においてゴルフボール受け止め装置100を出るとき、すき間35を落下するときにさざ波効果(ripple effect)を生み出す。図13Bにさらに詳しく示されるこの視覚的なさざ波効果を、「落水効果(waterfall effect)」と称することもできる。この視覚的に刺激的な「落水効果」を促進するために、図13Aに示されるゴルフクラブ受け止め装置100は、傾けられてゴルファーに近付くように向いた第2のエネルギ吸収層6の上部76を有することができる。なぜならば、これがすき間35内を落下するようにゴルフボールの変化を改善するための1つのやり方であることが明らかになっているからである。
添付の図面の図13Bが、すでに述べたように視覚的に望ましい「落水効果」を生じさせるすき間35を落下するゴルフボール8の側面図を示している。より具体的には、図13Bにおいて見ることができるとおり、ゴルフボール8が、すき間35を落下するときに第1のエネルギ吸収層1および中間エネルギ吸収層19をお互いから離れるように押し、この「落水効果」を生じさせる。この「落水効果」は、主としてすき間35の距離が通常はゴルフボール8の直径よりも小さく、ゴルフボール8が落下するときに異なるエネルギ吸収層を揺らして互いに押し離すがゆえに生じる。この「落水効果」に加えて、さらに図13Bは、第2のエネルギ吸収層6がゴルファーから遠ざかるように傾けられている本発明の別の実施の形態も示している。この特定の実施の形態は、「落水効果」の発生の可能性を高めることも示されている。
図13Cが、フレームの天井部分82が上述の「落水効果」の生成を助ける小さい角度を有することができる本発明のさらなる代案の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置100の側面図を示している。より具体的には、図13Cに示されるとおり、フレームの天井部分82の角度が、第2のエネルギ吸収層6から遠ざかるように斜めにされ、ゴルフボールがフレームの天井部分82に向かって上方へと打ち出される場合に、ゴルフボールをすき間35へと集める可能性を高めている。
図13Dは、「落水効果」を促進する本発明のさらなる代案の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置100の側面図を示している。より具体的には、この現在の典型的な実施の形態においては、第2のエネルギ吸収層6が垂直であってよいが、第1のエネルギ吸収層1および中間エネルギ吸収層19を、エネルギ吸収層6から離れるように斜めにすることができる。第1のエネルギ吸収層1および中間エネルギ吸収層19のそれぞれのこの角度は、各層のストランドの張力の調節との組み合わせにおいて、「落水効果」の発生をさらに促進するようにも機能することができる。
図14A〜14Iは、本発明の種々の実施の形態による第1のエネルギ吸収層の複数のストランド10の生成に使用することができるストランド10の種々の断面図を示している。より具体的には、図14Aが、ストランド10の円形の断面を示している。図14Bが、ストランド10の長円形の断面を示している。図14Cが、ストランド10の細長い長円形の断面を示している。図14Dが、ストランド10の矩形の断面を示している。図14Eが、水平位置に傾けられたストランド10の矩形の断面を示している。図14Fが、斜め位置に傾けられたストランド10の矩形の断面を示している。図14Gが、ストランド10の三角形の断面を示している。図10Hが、ストランド10の矩形の断面を示している。最後に、図14Iが、ストランド10の六角形の断面を示している。これら複数のストランドの実施の形態はあくまでも例示にすぎず、すべてを挙げ尽くすものではなく、いずれも本発明の技術的範囲および内容から逸脱することなく、ストランドを生成するために多数の他の形状およびサイズを使用できることに留意されたい。
図15Aが、本発明のさらなる代案の実施の形態によるゴルフボール受け止め装置100を示している。本発明のこの代案の実施の形態においては、第1のエネルギ吸収層1を形成する複数のストランド10が、第1のエネルギ吸収層1の全体を横切って垂直方向および水平方向の両方に延びている。本発明のこの典型的な実施の形態においては、ゴルフボールが第1のエネルギ吸収層1を貫通できるように、ストランド間のすき間が十分に大きくなければならず、あるいは複数のストランド10の張力が十分に大きくなければならない。図15Bが、円形の領域135によって強調されているとおり、本発明のこの代案の実施の形態によるストランド10の拡大図を示している。
強調された円形領域135を示している図15Bから見て取ることができるとおり、ゴルフボールは、地点136においてこの2方向のストランドの組み合わせに衝突する場合、水平方向のストランドおよび垂直方向のストランドの両方を押しのける必要がある。この具体的な実施の形態は、一般に、第1のエネルギ吸収層1が、1方向のストランドの組み合わせと比べてより多くのエネルギを吸収することを可能にする。この特定の実施の形態においては、ストランドの張力およびストランド間のすき間が、ゴルフボールが第1のエネルギ吸収層1から跳ね返ってゴルファーにぶつかることを防止すべく調節されることを保証するように、注意を払わなければならない。
これまでの図によって説明された本発明の好ましい実施の形態が、互いに平行かつ1つの実質的に一様な方向に延びている複数のストランド10だけを有していることに留意されたい。1つの方向というストランド10の特徴は、本発明の本質的な機能であるゴルフボールによる第1のエネルギ吸収層1の貫通を可能にするがゆえに好ましい。複数のストランドが両方の方向に延び、さらに悪くは互いに織り合わされている場合、ゴルフボールが第1のエネルギ吸収層1から跳ね返り、現在の用途にとって非実用的になると考えられる。
本発明によるゴルフボール受け止め装置を、野球およびソフトボールなどの他のスポーツの練習に使用されるように変更することができる。装置の外寸は、大きな変更を必要としないと考えられる。しかしながら、ひもの太さ、ひも間の距離、異なるエネルギ吸収層の間の距離、および他の軽微な特徴などといった装置の寸法は、ボールのサイズおよび速度に対応するように調節が必要である可能性がある。
実施例以外において、とくに明示的に指定されない限り、本明細書の上述の各箇所における材料の量、慣性モーメント、重心位置、ロフト、ドラフト角、種々の性能比、その他についての数値範囲、量、値、および割合など、すべての数値範囲、量、値、および割合を、たとえ用語「約」が値、量、または範囲に明示的には現れていなくても、あたかも単語「約」が前置されているものとして解釈することができる。したがって、とくに示されない限り、以上の明細書および添付の特許請求の範囲に記載の数値パラメータは、本発明が得ようとする所望の特性に応じて変化しうる概算値である。請求項の技術的範囲への均等論の適用を制限しようとするものではないが、最低限、各々の数値パラメータは、少なくとも報告された有効数字の数に照らして、通常の丸めの技法を適用することによって解釈されるべきである。
本発明の広い範囲を記載する数値範囲およびパラメータが概算値であるにもかかわらず、具体的な例において記載された数値は、できる限り正確に報告されている。しかしながら、いずれの数値も、それらのそれぞれの試験の測定値に見られる標準偏差から必然的にもたらされる或る程度の誤差を本質的に含んでいる。さらに、さまざまな広がりの数値範囲が本明細書に記載される場合に、記載の値を含むこれらの値の任意の組み合わせを使用できると考えられる。
当然ながら、以上が本発明の典型的な実施の形態に関係しており、以下の特許請求の範囲に記載される本発明の技術的思想および技術的範囲から逸脱することなく変更が可能であることを理解されたい。

Claims (18)

  1. 第1のエネルギ吸収層と、
    第2のエネルギ吸収層と、
    フレームと
    を備えるゴルフボール受け止め装置であって、
    前記第1のエネルギ吸収層は、当該ゴルフボール受け止め装置の前面部分に位置し、
    前記第2のエネルギ吸収層は、当該ゴルフボール受け止め装置の後部に位置し、
    前記フレームは、前記第1のエネルギ吸収層および前記第2のエネルギ吸収層を所定の位置に保持するように構成されており、
    前記第1のエネルギ吸収層は、ゴルフボールが該第1のエネルギ吸収層の背後を落下するときに該ゴルフボールがゴルファーにとって視認可能であるように互いに十分な間隔で位置する複数のストランドを備え、
    前記複数のストランドのうちの隣り合う二つのストランド間に存在するすき間の幅は、前記ストランドの直径よりも大きく設定され、
    前記複数のストランドにおける張力は、ぶつかったゴルフボールが前記第1のエネルギ吸収層を最初に貫通するときにゴルフボールの速度を下げるとともに、前記ぶつかったゴルフボールが前記第2のエネルギ吸収層から跳ね返った後に前記第1のエネルギ吸収層を再び貫通することを妨げるように選択されている、ことを特徴とするゴルフボール受け止め装置。
  2. 前記第1のエネルギ吸収層と前記第2のエネルギ吸収層との間に並置された中間エネルギ吸収層を更に備えており、
    前記中間エネルギ吸収層は、前記第1のエネルギ吸収層を貫通し、該中間エネルギ吸収層を貫通し、前記第2のエネルギ吸収層から跳ね返り、次いで該中間エネルギ吸収層を再び貫通するゴルフボールが、前記第1のエネルギ吸収層と該中間エネルギ吸収層との間を落下するための十分な空間を有するように、前記第1のエネルギ吸収層から十分に離れている、
    請求項1に記載のゴルフボール受け止め装置。
  3. 前記複数のストランドのすべてが、実質的に互いに平行である、請求項1に記載のゴルフボール受け止め装置。
  4. 前記中間エネルギ吸収層は、ゴルフボールが前記第1のエネルギ吸収層と該中間エネルギ吸収層との間を落下するときに、ゴルフボールと該中間エネルギ吸収層および前記第1のエネルギ吸収層との間の摩擦によって落下が遅くなるよう、ゴルフボールが該中間エネルギ吸収層および前記第1のエネルギ吸収層の両方に必然的に接触するように前記第1のエネルギ吸収層に十分に近い、請求項2に記載のゴルフボール受け止め装置。
  5. 前記第2のエネルギ吸収層が、パッドを更に備える、請求項2に記載のゴルフボール受け止め装置。
  6. 前記第2のエネルギ吸収層の前記パッドが、1平方メートルの投影面積について1.2kgよりも大きい質量を有する、請求項5に記載のゴルフボール受け止め装置。
  7. 前記第2のエネルギ吸収層の前記パッドが、1平方メートルの投影面積について1.4kgよりも大きい質量を有する、請求項6に記載のゴルフボール受け止め装置。
  8. 前記第2のエネルギ吸収層の前記パッドが、1平方メートルの投影面積について1.6kgよりも大きい質量を有する、請求項7に記載のゴルフボール受け止め装置。
  9. 第1のエネルギ吸収層と、
    第2のエネルギ吸収層と、
    を備えるゴルフボール受け止め装置であって、
    前記第1のエネルギ吸収層は、当該ゴルフボール受け止め装置の前面部分に位置し、前記第1のエネルギ吸収層は、ゴルフボールが該第1のエネルギ吸収層の背後を落下するときに該ゴルフボールがゴルファーにとって視認可能であるように互いに十分な間隔で位置する複数のストランドを備え、
    前記複数のストランドのうちの隣り合う二つのストランド間に存在するすき間の幅は、前記ストランドの直径よりも大きく設定され、
    前記複数のストランドにおける張力は、ぶつかったゴルフボールが前記第1のエネルギ吸収層を最初に貫通するときにゴルフボールの速度を下げるとともに、前記ぶつかったゴルフボールが前記第2のエネルギ吸収層から跳ね返った後に前記第1のエネルギ吸収層を再び貫通することを妨げるように選択されており、
    前記第2のエネルギ吸収層は、当該ゴルフボール受け止め装置の後部に位置し、
    前記第2のエネルギ吸収層が、前記第1のエネルギ吸収層よりも多くのエネルギを吸収し、
    前記第2のエネルギ吸収層を形成するために用いられる材料が、1平方メートルの投影面積について1.2kgよりも大きい質量を有する、ことを特徴とするゴルフボール受け止め装置。
  10. 前記第2のエネルギ吸収層を形成するために用いられる前記材料が、1平方メートルの投影面積について1.4kgよりも大きい質量を有する、請求項9に記載のゴルフボール受け止め装置。
  11. 前記第2のエネルギ吸収層を形成するために用いられる前記材料が、1平方メートルの投影面積について1.6kgよりも大きい質量を有する、請求項10に記載のゴルフボール受け止め装置。
  12. 前記第1のエネルギ吸収層および前記第2のエネルギ吸収層が、1:1.2よりも大きい相対質量比を有し、
    前記相対質量比は、1平方メートル当たりの前記第2のエネルギ吸収層の質量を1平方メートル当たりの前記第1のエネルギ吸収層の質量で割ったものと定義される、
    請求項9に記載のゴルフボール受け止め装置。
  13. 前記第1のエネルギ吸収層および前記第2のエネルギ吸収層が、1:1.75よりも大きい相対質量比を有し、
    前記相対質量比は、1平方メートル当たりの前記第2のエネルギ吸収層の質量を1平方メートル当たりの前記第1のエネルギ吸収層の質量で割ったものと定義される、
    請求項12に記載のゴルフボール受け止め装置。
  14. 前記第1のエネルギ吸収層と前記第2のエネルギ吸収層との間に並置された中間エネルギ吸収層を更に備えており、
    前記中間エネルギ吸収層は、前記第1のエネルギ吸収層を貫通し、該中間エネルギ吸収層を貫通し、前記第2のエネルギ吸収層から跳ね返り、次いで該中間エネルギ吸収層を再び貫通するゴルフボールが、前記第1のエネルギ吸収層と該中間エネルギ吸収層との間を落下するための十分な空間を有するように、前記第1のエネルギ吸収層から十分に離れている、請求項13に記載のゴルフボール受け止め装置。
  15. 前記中間エネルギ吸収層は、ゴルフボールが前記第1のエネルギ吸収層と該中間エネルギ吸収層との間を落下するときに、ゴルフボールと該中間エネルギ吸収層および前記第1のエネルギ吸収層との間の摩擦によって落下が遅くなるよう、ゴルフボールが該中間エネルギ吸収層および前記第1のエネルギ吸収層の両方に必然的に接触するように、前記第1のエネルギ吸収層に十分に近い、請求項14に記載のゴルフボール受け止め装置。
  16. 前記第1のエネルギ吸収層は、前記第2のエネルギ吸収層の第2のエネルギ吸収比よりも小さい第1のエネルギ吸収比を有し、
    前記エネルギ吸収比は、前記層に衝突する前の物体の速度の大きさを、前記層に衝突した後の物体の速度の大きさで割ったものと定義される、請求項9に記載のゴルフボール受け止め装置。
  17. 第1のエネルギ吸収層と、
    第2のエネルギ吸収層と、
    中間エネルギ吸収層と
    を備えるゴルフボール受け止め装置であって、
    前記第1のエネルギ吸収層は、当該ゴルフボール受け止め装置の前面部分に位置し、
    前記第2のエネルギ吸収層は、当該ゴルフボール受け止め装置の後部に位置し、
    前記中間エネルギ吸収層は、前記第1のエネルギ吸収層と前記第2のエネルギ吸収層との間に並置され、前記中間エネルギ吸収層は、前記第1のエネルギ吸収層を貫通し、該中間エネルギ吸収層を貫通し、前記第2のエネルギ吸収層から跳ね返り、次いで該中間エネルギ吸収層を再び貫通するゴルフボールが、前記第1のエネルギ吸収層と該中間エネルギ吸収層との間を落下するための十分な空間を有するように、前記第1のエネルギ吸収層から十分に離れており、
    前記第2のエネルギ吸収層は、ゴルフボールの跳ね返りのエネルギを吸収して減少させる材料から作られ、
    前記第1のエネルギ吸収層が、複数のストランドを更に備え、
    前記複数のストランドは、ゴルフボールが前記第1のエネルギ吸収層と前記中間エネルギ吸収層との間を落下するときにゴルフボールがゴルファーにとって視認可能であるように十分に互いの間隔を隔てて位置し、
    前記複数のストランドのうちの隣り合う二つのストランド間に存在するすき間の幅は、前記ストランドの直径よりも大きく設定され、
    前記複数のストランドにおける張力が、ぶつかったゴルフボールが前記第1のエネルギ吸収層を最初に貫通するときにゴルフボールの速度を下げるとともに、前記ぶつかったゴルフボールが前記第2のエネルギ吸収層から跳ね返った後に前記第1のエネルギ吸収層を再び貫通することを妨げるように選択される、ことを特徴とするゴルフボール受け止め装置。
  18. 前記中間エネルギ吸収層は、ゴルフボールが前記第1のエネルギ吸収層と該中間エネルギ吸収層との間を落下するときに、ゴルフボールと該中間エネルギ吸収層および前記第1のエネルギ吸収層との間の摩擦によって落下が遅くなるよう、ゴルフボールが該中間エネルギ吸収層および前記第1のエネルギ吸収層の両方に必然的に接触するように、前記第1のエネルギ吸収層に十分に近い、請求項17に記載のゴルフボール受け止め装置。
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