JP6154212B2 - 二重窓用自然換気装置及び二重窓 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の外壁面を構成する二重窓、及び該二重窓に設けられる自然換気装置に関し、特にダブルスキンカーテンウォールとして好適な二重窓及びそれ用の自然換気装置に関する。
この種の二重窓は、窓枠に外窓ガラス(アウタースキン)と内窓ガラス(インナースキン)が嵌められている(例えば特許文献1等参照)。外窓ガラスと内窓ガラスとの間には中空部が形成されている。中空部の上端部及び下端部は、それぞれ窓枠に設けられた開口部を介して屋外と連通されている。夏季等においては、中空部内に上昇気流が生じることで、中空部内の空気を換気できる。ひいては、建物の室内から放熱することができる。
また、開口部に電動開閉装置を設け、この電動開閉装置を遠隔操作することによって開口部を開閉制御するものも知られている(例えば特許文献2等参照)。
特開2003−253794号公報 特開2005−105732号公報
上記のような二重窓においては、開口部が開放状態のときに強風雨が生じると、屋外における風圧が開口部を通して中空部に及ぶことで中空部の内圧が変化する。これによって、内窓ガラスを挟んで中空部と室内との間の気圧差が大きくなり、内窓ガラスが強い風荷重を受ける。そのため、この種の二重窓における内窓ガラスは、耐風圧性能を確保する必要性から、例えば厚み10mm程度の厚肉ガラスにて構成されおり、重量は重く、材料コストは高かった。また、強風と一緒に雨水が開口部から中空部内に入り込む可能性もあるため、内窓ガラスは、耐風圧性能だけでなく、水密及び気密性能をも要求される。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、二重窓の開口部を遠隔操作に依らずに、かつ風の程度に応じて自動開閉可能にすることで、内窓ガラスの風荷重負担や水密及び気密負担を軽減することにある。
上記の風荷重は、内窓ガラスを中空部側(ひいては屋外側)から圧す正圧荷重だけとは限らず、内窓ガラスを中空部側(ひいては屋外側)へ引く負圧荷重であることもある。風が当該二重窓に向かって吹き付ける場合は、屋外ひいては中空部内が室内よりも高圧になるために正圧荷重になる。風が建物における当該二重窓とは反対側又は側方の壁面に吹き付けた後に、当該二重窓の側に回り込みつつ通り過ぎて行くような場合は、屋外ひいては中空部内が室内よりも低圧になるために負圧荷重になる。
本発明は、この点に着目してなされたものであり、本発明に係る二重窓用自然換気装置は、屋外に面する外窓ガラスと、前記外窓ガラスとの間に中空部を形成するとともに室内に面する内窓ガラスと、前記中空部を屋外に連ねる開口部と、を備えた二重窓における、前記開口部に設けられる二重窓用自然換気装置であって、相対的に屋外側の圧力が作用する屋外側受圧面と、相対的に前記中空部側の圧力が作用する中空部側受圧面とを有して、前記開口部を開く開姿勢と、前記開口部を閉じる第1閉姿勢と、前記開口部を閉じる第2閉姿勢との間で変位可能に設けられ、かつ重力又は付勢手段の付勢力によって前記開姿勢に付勢されるフラップ手段を備え、屋外の圧力と前記中空部の圧力との差ΔP(=P0−P1)が正でありかつ第1設定差圧以上である強正圧状態では、前記フラップ手段が重力又は前記付勢力に抗して前記第1閉姿勢になり、前記圧力差ΔPが負でありかつその絶対値が第2設定差圧以上である強負圧状態では、前記フラップ手段が重力又は前記付勢力に抗して前記第2閉姿勢になることを特徴とする。
この特徴構成によれば、屋外と中空部との間の差圧ΔPが0〜正側に第1設定差圧未満又は負側に第2設定差圧未満である平常圧状態のときは、フラップ手段が開姿勢(全開姿勢に限られず、全開姿勢と閉姿勢との間の半開状態ないしは一部開の状態をも含む)になり、開口部が開く。これによって、開口部を通して中空部内の空気を屋外の空気と換気することができる。
強風が例えば当該二重窓に向かって吹き付けることによって、屋外と中空部との間の差圧ΔPが正側に第1設定差圧以上の強正圧状態になると、フラップ手段が第1閉姿勢になることで開口部を閉じる。また、風が建物における当該二重窓とは反対側又は側方の壁面に吹き付けた後に、当該二重窓の側に回り込みつつ通り過ぎて行くことで、屋外と中空部との間の差圧ΔPが負側に第2設定差圧以上の強負圧状態になると、フラップ手段が第2閉姿勢になることで開口部を閉じる。したがって、強正圧、強負圧の何れの状態においても、中空部を屋外から遮断でき、これにより、中空部の圧力変動を防止又は抑制できる。よって、中空部と室内の差圧が大きくなるのを防止でき、好ましくは中空部と室内の内圧をほぼ同等にすることができる。この結果、内窓ガラスが強い正の風荷重で室内側に圧されるのを防止できるとともに、強い負の風荷重で中空部側ひいては屋外側に引かれるのをも防止することができ、内窓ガラスの風荷重負担を軽減することができる。また、開口部が閉まることによって、強風と一緒に雨が中空部に進入するのを防止でき、内窓ガラスの水密及び気密負担を軽減できる。
前記二重窓用自然換気装置が、内部が前記開口部の内部流路の少なくとも一部となるフレームと、前記フレームの内部を屋外側の第1換気室と前記中空部側の第2換気室とに区画するように設けられた仕切壁とを、更に備え、前記仕切壁には、前記第1、第2換気室どうしを連ねる通気穴が形成されており、前記フラップ手段が、前記第1換気室に設けられた第1フラップと、前記第2換気室に設けられた第2フラップとを含み、前記第1フラップが、前記仕切壁から離れた第1開姿勢と、前記仕切壁に突き当たって前記通気穴を塞ぐ前記第1閉姿勢との間で回転可能であり、かつ重力又は第1付勢手段の付勢力によって前記第1開姿勢に付勢されるとともに、前記強正圧状態では重力又は前記第1付勢手段の付勢力に抗して前記第1閉姿勢になり、前記第2フラップが、前記仕切壁から離れた第2開姿勢と、前記仕切壁に突き当たって前記通気穴を塞ぐ前記第2閉姿勢との間で回転可能であり、かつ重力又は第2付勢手段の付勢力によって前記第2開姿勢に付勢されるとともに、前記強負圧状態では重力又は前記第2付勢手段の付勢力に抗して前記第2閉姿勢になることが好ましい。
これによって、平常圧状態のときは、第1フラップが第1開姿勢になるとともに第2フラップが第2開姿勢になることで、開口部を開けることができ、開口部を通して中空部内の空気を屋外の空気と換気することができる。強正圧状態のときは第1フラップが第1閉姿勢になることによって開口部を閉じることができる。強負圧状態のときは第2フラップが第2閉姿勢になることによって開口部を閉じることができる。第1設定差圧と第2設定差圧の設定対象が互いに別のフラップであるから、これら設定差圧を容易かつ確実に設定することができる。
また、本発明に係る前記二重窓は、前記開口部として、前記中空部の上端部を屋外に連ねる上側開口部と、前記中空部の下端部を屋外に連ねる下側開口部とを有し、これら上下の開口部の各々に前記二重窓用自然換気装置が設けられていることを特徴とする。
この特徴構成によれば、例えば夏季における平常圧状態では、上下の二重窓用自然換気装置によって上下の開口部が共に開かれることによって、中空部内に上昇気流を形成しながら中空部を換気でき、室内から放熱することができる。よって、建物の冷房負荷を軽減できる。一方、強正圧状態及び強負圧状態のときは、上下の二重窓用自然換気装置によって上下の開口部が共に閉じられることによって、内窓ガラスの風荷重負担を確実に軽減できるとともに、強風と一緒に雨が中空部に進入するのを確実に防止でき、内窓ガラスの水密及び気密負担を軽減できる。
本発明によれば、内窓ガラスの風荷重負担や水密及び気密負担を軽減することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る二重窓を有する建物を示し、図1(a)は、上記建物の二重窓を屋外側から見た正面図である。図1(b)は、図1(a)のIb−Ib線に沿う、上記建物の側面断面図である。 図2は、図1(b)における二重窓を拡大して、平常圧状態にて示す側面断面図である。 図3(a)は、図2における下側の二重窓用自然換気装置を拡大して示す側面断面図である。図3(b)は、図2における上側の二重窓用自然換気装置を拡大して示す側面断面図である。 図4(a)は、図3(a)のIVa−IVa線に沿う、上記下側の二重窓用自然換気装置の第1フラップの正面図である。図4(b)は、図3(a)のIVb−IVb線に沿う、上記下側の二重窓用自然換気装置の仕切壁の正面図である。図4(c)は、図3(a)のIVc−IVc線に沿う、上記下側の二重窓用自然換気装置の第2フラップの正面図である。 図5は、図2における二重窓を強正圧状態にて示す側面断面図である。 図6は、図2における二重窓を強負圧状態にて示す側面断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
図1は、オフィスビル1(建物)の外壁面を構成する二重窓10を示したものである。二重窓10は、いわゆるダブルスキンカーテンウォールであり、外窓ガラス11(アウタースキン)と、内窓ガラス12(インナースキン)と、窓枠13を備えている。外窓ガラス11が屋外に面している。内窓ガラス12が、ビル1の各階の天井3と床4の間の室内2に面している。これら窓ガラス11,12は、窓枠13によって支持されている。窓枠13は、鉛直な縦枠13a(方立)と、水平な上枠13b、下枠13c及び無目13dとを含む。縦枠13aが、窓ガラス11,12の左右の側部を支持している。下枠13cが、窓ガラス11,12の下端部を支持している。無目13dが、窓ガラス11,12の上端部を支持している。外窓ガラス11の周縁部と窓枠13との間は、シール部材14によって水密及び気密にシールされている。内窓ガラス12の周縁部と窓枠13との間は、シール部材15によって水密及び気密にシールされている。
図2に示すように、外窓ガラス11と内窓ガラス12は、前後(図2において左右)に互いに離れて平行に対向している。これら窓ガラス11,12どうしの間に中空部10aが形成されている。外窓ガラス11が、中空部10aと屋外とを隔てている。内窓ガラス12が、中空部10aと室内2とを隔てている。中空部10aは、開口部18,19を介して屋外と連通可能になっている。下側開口部18は、外窓ガラス11の下端の下枠13cと、その直下の階の上枠13bとの間に形成されている。上側開口部19は、外窓ガラス11の上端の無目13dの内部に形成されている。図1(a)に示すように、各開口部18,19は、枠13c,13b及び無目13dに沿って左右(図2の紙面直交方向)に長く延びている。
図1及び図2に示すように、下側の開口部18には二重窓用自然換気装置20が設けられている。上側の開口部19には二重窓用自然換気装置30が設けられている。
図3(a)に拡大して示すように、下側の自然換気装置20は、フレーム25と、仕切壁23と、フラップ手段29を備えている。フレーム25は、左右(図3において紙面直交方向)に長く延びるとともに上下に開口された箱形状になっている。このフレーム25が下側開口部18の内部に収容されている。フレーム25の上端開口が中空部10aの下端に直接的に連なっている。フレーム25の下端開口が、下側開口部18における自然換気装置20より屋外側(図3(a)において左)の路部分18aに連なっている。フレーム25の内部が、開口部18の内部流路の一部を構成している。
フレーム25の内部に仕切壁23及びフラップ手段29が設けられている。図4(b)に示すように、仕切壁23は、通気穴23aを有して、左右に長く延びる枠形状になっている。仕切壁23における通気穴23aの周縁部分はゴムパッキン等のシール部材にて構成されている。図3(a)に示すように、この仕切壁23が、フレーム25の内部に鉛直方向に対して斜めに設置されている。仕切壁23によって、フレーム25の内部が、屋外側の第1換気室25aと、中空部10a側の第2換気室25bとに区画されている。換気室25aが路部分18aを介して屋外と連なっている。換気室25bが中空部10aと連なっている。後記平常圧状態のとき、これら換気室25a,25bどうしが、通気穴23aを介して連通される。換気室25aには保持部材26が斜めに設けられ、換気室25bには、保持部材26が斜めに設けられている。これら保持部材26,27は、ゴム等の緩衝部材(弾性部材)にて構成されていてもよい。
プラップ手段29は、屋外の圧力P0と中空部10aの内圧P1との差ΔP(=P0−P1)に応じて、開姿勢(図2)と、第1閉姿勢(図5)と、第2閉姿勢(図6)との間で変位可能であり、かつ重力又は付勢手段24の付勢力によって開姿勢に付勢されている。図3(a)に示すように、詳細には、フラップ手段29は、一対のフラップ21,22にて構成されている。
図4(a)に示すように、第1フラップ21は、左右に長く延びる板形状になっている。図3(a)に示すように、この第1フラップ21が、第1換気室25aにおける仕切壁23と保持部材26との間に斜めに配置されるとともに、屋外寄りの上端部が回転軸21cを介してフレーム25に回転可能に支持されている。これによって、第1フラップ21は、図3(a)において実線にて示す開姿勢(第1開姿勢)と、図3(a)において二点鎖線にて示す閉姿勢(第1閉姿勢)との間で変位可能になっている。開姿勢の第1フラップ21は、仕切壁23から離れている。これにより、換気室25aと通気穴23aとが連通される。なお、第1フラップ21の閉姿勢(第1閉姿勢)は、第1フラップ21が保持板26に突き当たった全開状態だけでなく、第1フラップ21が仕切り壁23と保持板26との中間に位置する半開状態ないしは一部開の状態をも含む。閉姿勢の第1フラップ21は、仕切壁23に突き当たって通気穴23aを塞いでいる。これによって、換気室25aと通気穴23aとが遮断される。第1フラップ21における保持部材26を向く面が、相対的に屋外側の圧力が作用する屋外側受圧面21aを構成し、第1フラップ21における仕切壁23を向く面が、相対的に中空部10a側の圧力が作用する中空部側受圧面21bを構成している。
第1フラップ21の重心は、開姿勢と閉姿勢との間の回転位置に拘わらず、常に回転軸21cよりも室内側(図3(a)において右)に位置している。そのため、第1フラップ21には、常時、重力によって屋外側へ(図3(a)において時計まわり)のトルクが作用している。すなわち、第1フラップ21は、重力によって、常時、開姿勢に付勢されており、通常は開姿勢になっている。一方、図3(a)の二点鎖線にて示すように、屋外の圧力P0が中空部の内圧P1よりも第1設定差圧ΔP1以上高くなると(ΔP≧ΔP1)、その気圧差によって第1フラップ21が重力に抗して閉姿勢になる。言い換えると、第1設定差圧ΔP1以上の正の気圧差によって第1フラップ21が仕切壁23に向けて押される力が、第1フラップ21に作用する重力を上回るように、第1フラップ21の重さや重心の位置等が設定されている。上記正の気圧差(ΔP≧ΔP1)の状態を「強正圧状態」と称す。第1設定差圧ΔP1は、特に限定はないが、例えばΔP1=70Pa〜100Pa程度である。この圧力差は、風速10m/sec程度で生じ得る。なお、ΔP1を、70Pa未満の値(例えばΔP=10Pa程度)に設定してもよく、或いは100Pa超の値に設定してもよい。
図4(c)に示すように、第2フラップ22は、左右に長く延びる板形状になっている。図3(a)に示すように、この第2フラップ22が、第2換気室25bにおける仕切壁23と保持部材27との間に斜めに配置されるとともに、室内(図3(a)において右)寄りの下端部が回転軸22cを介してフレーム25に回転可能に支持されている。これによって、第2フラップ22は、図3(a)において実線にて示す開姿勢(第2開姿勢)と、図3(a)において二点鎖線にて示す閉姿勢(第2閉姿勢)との間で変位可能になっている。開姿勢の第2フラップ22は、仕切壁23から離れている。これにより、換気室25bと通気穴23aとが連通される。なお、第2フラップ22の閉姿勢(第2閉姿勢)は、第2フラップ22が保持板27に突き当たった全開状態だけでなく、第2フラップ22が仕切り壁23と保持板27との中間に位置する半開状態ないしは一部開の状態をも含む。閉姿勢の第2フラップ22は、仕切壁23に突き当たって通気穴23aを塞いでいる。これによって、換気室25bと通気穴23aとが遮断される。第2フラップ22における仕切壁23を向く面が、相対的に屋外側の圧力が作用する屋外側受圧面22aを構成し、第2フラップ22における保持部材27を向く面が、相対的に中空部10a側の圧力が作用する中空部側受圧面22bを構成している。
図4(c)に示すように、回転軸22cには、ねじりコイルバネ24(第2付勢手段)が設けられている。ねじりコイルバネ24は、第2フラップ22を保持部材27側つまりは開姿勢へ向けて図3(a)において時計まわりに付勢している。したがって、第2フラップ22は、通常は開姿勢になっている。一方、図3(a)の二点鎖線にて示すように、屋外の圧力P0が中空部の内圧P1よりも第2設定差圧ΔP2以上低くなると、つまりは圧力差ΔP=P0−P1が負であり、かつその絶対値が第2設定差圧ΔP2以上になると(ΔP<0かつ|ΔP|≧ΔP2)、その気圧差によって第2フラップ22がねじりコイルバネ24のばね力(付勢力)に抗して閉姿勢になる。言い換えると、第2設定差圧ΔP2以上の負の気圧差によって第2フラップ22が仕切壁23に向けて引かれる力が、ねじりコイルバネ24のばね力を上回るように、ねじりコイルバネ24のばね力等が設定されている。上記負の気圧差(ΔP<0かつ|ΔP|≧ΔP2)の状態を「強負圧状態」と称す。第2設定差圧ΔP2は、特に限定はないが、例えば第1設定差圧ΔP1と同様に、風速10m/sec程度に対応する、ΔP2=70Pa〜100Pa程度とする。なお、ΔP2を、70Pa未満の値(例えばΔP2=10Pa程度)に設定してもよく、或いは100Pa超の値に設定してもよい。
なお、屋外と中空部10aとの間の差圧ΔPが、0〜正の第1設定差圧ΔP1未満であるか、負でありかつその絶対値が第2設定差圧未満ΔP2である気圧状態(−ΔP2<ΔP<ΔP1)を「平常圧状態」と称す。
図2に示すように、上側開口部19内の自然換気装置30は、自然換気装置20と類似した構造になっている。すなわち、図3(b)に拡大して示すように、自然換気装置30は、仕切壁33と、フレーム35と、フラップ手段39を備え、自然換気装置20を90°回転させた構造になっている。したがって、フレーム35は、前後(図3(b)において左右)に開口されている。フレーム35の屋外とは反対側の開口が中空部10aの上端部に直接的に連なっている。フレーム35の屋外側の開口が、上側開口部19における自然換気装置30より屋外側(図3(b)において左)の路部分19aに連なっている。フレーム35の内部が、開口部19の内部流路の一部を構成している。
仕切壁33は、仕切壁23(図4(b))と同様に、通気穴33aを有して、左右(図3(b)の紙面直交方向)に長く延びる枠形状になっている。この仕切壁33が、フレーム35の内部に鉛直方向に対して斜めに設置されている。仕切壁33によって、フレーム35の内部が、屋外側の第1換気室35aと、中空部10a側の第2換気室35bとに区画されている。平常圧状態のとき、これら換気室35a,35bどうしが、通気穴33aを介して連通される。換気室35aには保持部材36が斜めに設けられ、換気室35bには、保持部材36が斜めに設けられている。
フラップ手段39は、フラップ手段29と同様に、換気室35a内の第1フラップ31と換気室35b内の第2フラップ32とを有し、屋外の圧力P0と中空部10aの内圧P1との差ΔP(=P0−P1)に応じて、開姿勢(図2)と、第1閉姿勢(図5)と、第2閉姿勢(図6)との間で変位可能であり、かつ付勢手段34又は重力によって開姿勢に付勢されている。第1、第2フラップ31,32は、フラップ手段29のフラップ21,22と同様に、左右(図3(b)において紙面と直交する方向)に長く延びる板形状になっている。また、フラップ手段29においては、第2フラップ22が第2付勢手段24にて開姿勢に付勢されていたが、フラップ手段39においては、第1フラップ31が第1付勢手段34にて開姿勢に付勢されている。
詳しくは、第1フラップ31は、第1換気室35aにおける仕切壁33と保持部材36との間に斜めに配置されるとともに、室内側(図3(b)において右)の端部が回転軸31cを介してフレーム35に回転可能に支持されている。これによって、第1フラップ31は、図3(b)において実線にて示す開姿勢(第1開姿勢)と、図3(b)において二点鎖線にて示す閉姿勢(第1閉姿勢)との間で変位可能になっている。開姿勢の第1フラップ31は、仕切壁33から離れている。閉姿勢の第1フラップ31は、仕切壁33に突き当たって通気穴33aを塞いでいる。第1フラップ31における保持部材36を向く面が、相対的に屋外側の圧力が作用する屋外側受圧面31aを構成し、第1フラップ31における仕切壁33を向く面が、相対的に中空部10a側の圧力が作用する中空部側受圧面31bを構成している。
回転軸31cには、第1付勢手段としてねじりコイルバネ34が設けられており、このねじりコイルバネ34によって第1フラップ31が保持部材36の側つまりは開姿勢へ向けて、図3(b)において時計まわりに付勢されている。したがって、第1フラップ31は、通常は開姿勢(全開状態だけでなく半開ないしは一部開の状態をも含む)になっている。一方、図3(b)の二点鎖線にて示すように、強正圧状態(ΔP≧ΔP1)では、その気圧差によって、第1フラップ31が、ねじりコイルバネ34のばね力に抗して閉姿勢になる。要するに、第1設定差圧ΔP1以上の正の気圧差によって第1フラップ31が仕切壁33に向けて押される力が、ねじりコイルバネ34のばね力を上回るように、ねじりコイルバネ34のばね力等が設定されている。
ここで、フラップ手段39における第1設定差圧ΔP1は、フラップ手段29における第1設定差圧ΔP1と同等であってもよく異なる大きさであってもよい。
第2フラップ32は、第2換気室35bにおける仕切壁33と保持部材37との間に斜めに配置されるとともに、屋外側(図3(b)において左)の端部が回転軸32cを介してフレーム35に回転可能に支持されている。これによって、第2フラップ32は、図3(b)において実線にて示す開姿勢(第2開姿勢)と、図3(b)において二点鎖線にて示す閉姿勢(第2閉姿勢)との間で変位可能になっている。開姿勢の第2フラップ32は、仕切壁33から離れている。閉姿勢の第2フラップ32は、仕切壁33に突き当たって通気穴33aを塞いでいる。第2フラップ32における仕切壁33を向く面が、相対的に屋外側の圧力が作用する屋外側受圧面32aを構成し、第2フラップ32における保持部材37を向く面が、相対的に中空部10a側の圧力が作用する中空部側受圧面32bを構成している。
回転軸32cには、ねじりコイルバネ等の付勢手段は設けられていない。第2フラップ32には、常時、重力によって下向き(図2において時計まわり)のトルクが作用し、開位置に付勢されている。そのため、第2フラップ32は、通常は開姿勢(全開状態だけでなく半開ないしは一部開の状態をも含む)になっている。一方、図6に示すように、強負圧状態(ΔP<0かつ|ΔP|≧ΔP2)においては、その気圧差によって第2フラップ32が重力に抗して閉姿勢になる。言い換えると、第2設定差圧ΔP2以上の負の気圧差によって第2フラップ32が仕切壁33に向けて引かれる力が、第2フラップ32に作用する重力を上回るように、第2フラップ32の重さや重心の位置等が設定されている。
ここで、フラップ手段39における第2設定差圧ΔP2は、フラップ手段39における第2設定差圧ΔP2と同等であってもよく異なる大きさであってもよい。
上記構成の二重窓10によれば、図2に示すように、無風又は弱風のときは、屋外と中空部10aとの差圧ΔPが正側にも負側にも設定値ΔP1,ΔP2未満の平常圧状態になる。この平常圧状態では、下側の自然換気装置20の第1、第2フラップ21,22が共に開姿勢になる。したがって、下側開口部18が開口され、中空部10aの下端部が、換気室25b、通気穴23a、換気室25a、路部分18aを順次介して、屋外と連通される。また、上側の自然換気装置30においても第1、第2フラップ31,32が共に開姿勢になる。したがって、上側開口部19が開口され、中空部10aの上端部が、換気室35b、通気穴33a、換気室35a、路部分19aを順次介して、屋外と連通される。これによって、中空部10a内の空気と屋外の空気とを換気できる。夏季等においては、中空部10a内に上昇気流が生じ、屋外の空気が下側開口部18から中空部10a内に導入されるとともに、中空部10a内の空気が上側開口部19から導出される。これにより、室内2の熱を内窓ガラス12を介して中空部10a内の上記上昇気流に受け渡すことができ、室内2から放熱することができる。したがって、オフィスビル1の冷房負荷を軽減できる。
図5に示すように、強風又は強風雨になり、しかも風が屋外から二重窓10に向かって吹き付けて来る場合は、屋外が中空部10aよりも高圧になる。この差圧が設定値ΔP1以上の強正圧状態になると、第1フラップ21が、風の圧力によって重力に抗して仕切壁23に向けて回転されて閉姿勢になり、通気穴23aを塞ぐ。(第2フラップ22は開姿勢に維持される。)したがって、下側開口部18が閉じられて、中空部10aの下端部と屋外との連通が遮断される。これによって、風が下側開口部18から中空部10a内に吹き込むのを防止できる。また、第1フラップ31が、風の圧力によってねじりコイルバネ34の付勢力に抗して仕切壁33に向けて回転されて閉姿勢になり、通気穴33aを塞ぐ。(第2フラップ32は開姿勢に維持される。)したがって、上側開口部19が閉じられて、中空部10aの上端部と屋外との連通が遮断されることで、風が上側開口部19から中空部10a内に吹き込むのを防止できる。これによって、中空部10aの内圧が室内2の内圧よりも高くなるのを抑制又は防止できる。好ましくは、中空部10aの内圧と室内2の内圧とをほぼ等しい大きさに維持できる。この結果、内窓ガラス12に対して室内2側へ押すような強い風荷重(正圧荷重)が作用するのを防止できる。
図6に示すように、強風雨下において、風がビル1における当該二重窓10とは反対側又は側方の壁面に吹き付けた後に、当該二重窓10の側に回り込みつつ通り過ぎて行くような状況の場合は、屋外が中空部10aよりも低圧になる。この負の差圧が設定値ΔP2以上の強負圧状態になると、第2フラップ22が負圧によってねじりコイルバネ24の付勢力に抗して仕切壁23に向けて回転されて閉姿勢になり、通気穴23aを塞ぐ。(第1フラップ21は開姿勢に維持される。)したがって、下側開口部18が閉じられて、中空部10aの下端部と屋外との連通が遮断されることで、中空部10a内の空気が下側開口部18から屋外へ吸い出されるのを防止できる。また、第2フラップ32が負圧によって重力に抗して仕切壁33に向けて回転されて閉姿勢になり、通気穴33aを塞ぐ。(第1フラップ31は開姿勢に維持される。)したがって、上側開口部19が閉じられて、中空部10aの上端部と屋外との連通が遮断されることで、中空部10a内の空気が上側開口部19から屋外へ吸い出されるのを防止できる。これによって、中空部10aの内圧が室内2の内圧よりも低くなるのを抑制又は防止でき、好ましくは、中空部10aの内圧と室内2の内圧とをほぼ等しい大きさに維持できる。この結果、内窓ガラス12に対して中空部10a側に吸うような強い負の風荷重(負圧荷重)が作用するのを防止できる。
このように、二重窓10によれば、強正圧状態の時だけでなく、強負圧状態の時においても、強い風荷重が内窓ガラス12に作用するのを防止できるから、内窓ガラス12の風荷重負担を軽減できる。よって、内窓ガラス12の厚みを小さくすることができ、内窓ガラス12を軽量化でき、材料コストを低減できる。
また、開口部18,19が共に閉まることで、強風と一緒に雨が中空部10a内に進入して来るのを防止できる。したがって、内窓ガラス12の水密及び気密負担を軽減することができ、シール部材15のシール性能を極めて高機能にしなくても済む。
換気装置20,30は、屋外と中空部10aとの気圧差に応じて自然開閉されるものであり、遠隔操作機構が不要であるから、安価に構成できる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨の範囲内で種々の改変をなすことができる。
例えば、フラップ手段29が、単一のフラップにて構成されていてもよい。この単一フラップを挟んで屋外側と中空部10a側にそれぞれ仕切壁23を設け、平常圧状態では、上記単一フラップが両側の仕切壁23から離れることで、開口部18を開き、強正圧状態では、上記単一フラップが中空部10a側に変位して中空部10a側の仕切壁23に当たることで、下側開口部18を閉じ、強負圧状態では、上記単一フラップが屋外側に変位して屋外側の仕切壁23に当たることで、下側開口部18を閉じるようにしてもよい。フラップ手段39においても同様に構成してもよい。
フラップ手段29の第1フラップ21が付勢手段24によって開姿勢に付勢される一方、第2フラップ22が重力によって開姿勢に付勢されるようにしてもよい。フラップ手段39の第1フラップ31が重力によって開姿勢に付勢される一方、第2フラップ32がねじりコイルバネ34によって開姿勢に付勢されるようにしてもよい。
フラップ手段29の第1フラップ21及び第2フラップ22が、共に付勢手段24によって開姿勢に付勢されようにしてもよい。第1フラップ21及び第2フラップ22が、共に重力によって開姿勢になるようにすることで、付勢手段24を省略してもよい。フラップ手段39においても同様に構成してもよい。
付勢手段24,34は、ねじりコイルバネに限られず、板ばねでもよく、ゴム等の弾性材であってもよい。
フラップ手段が、回転に代えてスライドすることで、開口部を開閉するようになっていてもよい。
フレーム25,35の内部が、開口部18,19の内部流路の全部を構成していてもよい。
本発明は、ダブルスキンカーテンウォールに限られず、エアフローカーテンウォールにも適用できる。
本発明は、例えばオフィスビル等の建物におけるダブルスキンカーテンウォールに適用可能である。
10 二重窓(ダブルスキンカーテンウォール)
11 外窓ガラス(アウタースキン)
12 内窓ガラス(インナースキン)
10a 中空部
18,19 開口部
20,30 二重窓用自然換気装置
21,31 第1フラップ
21a,31a 屋外側受圧面
21b,31b 中空部側受圧面
22,32 第2フラップ
22a,32a 屋外側受圧面
22b,32b 中空部側受圧面
23,33 仕切壁
23a,33a 通気穴
24 ねじりコイルバネ(第2付勢手段)
34 ねじりコイルバネ(第1付勢手段)
25,35 フレーム
25a,35a 第1換気室
25b,35b 第2換気室
29.39 フラップ手段

Claims (3)

  1. 屋外に面する外窓ガラスと、
    前記外窓ガラスとの間に中空部を形成するとともに室内に面する内窓ガラスと、
    前記中空部を屋外に連ねる開口部と、
    を備えた二重窓における、前記開口部に設けられる二重窓用自然換気装置であって、
    相対的に屋外側の圧力が作用する屋外側受圧面と、相対的に前記中空部側の圧力が作用する中空部側受圧面とを有して、前記開口部を開く開姿勢と、前記開口部を閉じる第1閉姿勢と、前記開口部を閉じる第2閉姿勢との間で変位可能に設けられ、かつ重力又は付勢手段の付勢力によって前記開姿勢に付勢されるフラップ手段を備え、
    屋外の圧力P0と前記中空部の圧力P1との差ΔP(=P0−P1)が正でありかつ第1設定差圧以上である強正圧状態では、前記フラップ手段が重力又は前記付勢力に抗して前記第1閉姿勢になり、
    前記圧力差ΔPが負でありかつその絶対値が第2設定差圧以上である強負圧状態では、前記フラップ手段が重力又は前記付勢力に抗して前記第2閉姿勢になり、
    更に、内部が前記開口部の内部流路の少なくとも一部となるフレームと、
    前記フレームの内部を屋外側の第1換気室と前記中空部側の第2換気室とに区画するように設けられた仕切壁とを備え、
    前記仕切壁には、前記第1、第2換気室どうしを連ねる通気穴が形成されており、
    前記フラップ手段が、前記第1換気室に設けられた第1フラップと、前記第2換気室に設けられた第2フラップとを含み、
    前記第1フラップが、前記仕切壁から離れた第1開姿勢と、前記仕切壁に突き当たって前記通気穴を塞ぐ前記第1閉姿勢との間で回転可能であり、かつ重力又は第1付勢手段の付勢力によって前記第1開姿勢に付勢されるとともに、前記強正圧状態では重力又は前記第1付勢手段の付勢力に抗して前記第1閉姿勢になり、
    前記第2フラップが、前記仕切壁から離れた第2開姿勢と、前記仕切壁に突き当たって前記通気穴を塞ぐ前記第2閉姿勢との間で回転可能であり、かつ重力又は第2付勢手段の付勢力によって前記第2開姿勢に付勢されるとともに、前記強負圧状態では重力又は前記第2付勢手段の付勢力に抗して前記第2閉姿勢になり、
    前記第1フラップ及び第2フラップの一方が重力だけで付勢され、かつ他方が前記第1又は第2付勢手段で付勢されていることを特徴とする二重窓用自然換気装置。
  2. 請求項1に記載の二重窓において、
    前記開口部として、前記中空部の上端部を屋外に連ねる上側開口部と、前記中空部の下端部を屋外に連ねる下側開口部とを有し、これら上下の開口部の各々に前記二重窓用自然換気装置が設けられていることを特徴とする二重窓。
  3. 前記下側開口部の二重窓用自然換気装置においては、前記第1フラップが、重力によって前記第1開姿勢に付勢されるとともに前記強正圧状態では重力に抗して前記第1閉姿勢になり、かつ前記第2フラップが、第2付勢手段の付勢力によって前記第2開姿勢に付勢されるとともに前記強負圧状態では前記第2付勢手段の付勢力に抗して前記第2閉姿勢になり、
    前記上側開口部の二重窓用自然換気装置においては、前記第2フラップが、重力によって前記第2開姿勢に付勢されるとともに前記強負圧状態では重力に抗して前記第2閉姿勢になり、かつ前記第1フラップが、第1付勢手段の付勢力によって前記第1開姿勢に付勢されるとともに前記強正圧状態では前記第1付勢手段の付勢力に抗して前記第1閉姿勢になることを特徴とする請求項2に記載の二重窓。
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