JP6153632B2 - 1つまたは複数の能動チップによって選択的に操作可能な組織焼灼カニューレ/電極アセンブリ - Google Patents

1つまたは複数の能動チップによって選択的に操作可能な組織焼灼カニューレ/電極アセンブリ Download PDF

Info

Publication number
JP6153632B2
JP6153632B2 JP2015559217A JP2015559217A JP6153632B2 JP 6153632 B2 JP6153632 B2 JP 6153632B2 JP 2015559217 A JP2015559217 A JP 2015559217A JP 2015559217 A JP2015559217 A JP 2015559217A JP 6153632 B2 JP6153632 B2 JP 6153632B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cannula
electrode
hub
electrode assembly
assembly according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015559217A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016507341A (ja
JP2016507341A5 (ja
Inventor
スプリンクル,トーマス
Original Assignee
ストライカー・コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ストライカー・コーポレイション filed Critical ストライカー・コーポレイション
Publication of JP2016507341A publication Critical patent/JP2016507341A/ja
Publication of JP2016507341A5 publication Critical patent/JP2016507341A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6153632B2 publication Critical patent/JP6153632B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B18/04Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating
    • A61B18/12Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating by passing a current through the tissue to be heated, e.g. high-frequency current
    • A61B18/14Probes or electrodes therefor
    • A61B18/1477Needle-like probes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B2018/00315Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body for treatment of particular body parts
    • A61B2018/00434Neural system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B2018/00571Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body for achieving a particular surgical effect
    • A61B2018/00577Ablation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B2018/00636Sensing and controlling the application of energy
    • A61B2018/00773Sensed parameters
    • A61B2018/00791Temperature
    • A61B2018/00821Temperature measured by a thermocouple
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B18/04Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating
    • A61B18/12Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating by passing a current through the tissue to be heated, e.g. high-frequency current
    • A61B18/14Probes or electrodes therefor
    • A61B2018/1475Electrodes retractable in or deployable from a housing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/08Accessories or related features not otherwise provided for
    • A61B2090/0807Indication means
    • A61B2090/0811Indication means for the position of a particular part of an instrument with respect to the rest of the instrument, e.g. position of the anvil of a stapling instrument

Description

本発明は、概して、組織焼灼に用いられるカニューレ/電極アセンブリに関する。本発明のカニューレ/電極アセンブリは、複数の導電チップを有しており、任意の時点で単一のチップまたは複数のチップが能動的になるように、選択的に操作されるようになっている。
電気外科手術システムと呼ばれることも多い電気外科手術工具システムは、特定の医療手順を達成するために電流を患者内に流すために用いられる一組の構成要素のことである。多くの場合、この手術手順は、所望の治療効果を達成するために、電流が流される組織の少なくとも一部を焼灼するようになっている。例えば、電気外科手術手順は、場合によっては、神経組織を選択的に除去するために行なわれることがある。これは、もし患者の一組の神経が、患者の体の一部がかなりの苦痛を受けていることを不正確に示す信号を悩に連続的に伝達している場合に、望ましい。もしこれらの苦痛信号の受信が患者の生活の質に悪影響を及ぼすなら、これらの信号の伝達を担う神経を焼灼するために、電気外科手術システムが用いられるとよい。組織焼灼プロセスの結果として、該神経は、壊死部になる。神経が壊死部になった結果として、該神経は、もはや、苦痛信号を悩に伝達しないことになる。
多くの電気外科手術システムは、カニューレ/電極アセンブリを備えている。その名称が暗に意味するように、このアセンブリは、カニューレおよび電極を備えている。カニューレは、患者の皮膚を突き刺し、電流が流されるべき組織に隣接して位置決めされるのに十分な強度を有する針状構造物である。カニューレの遠位端またはチップは、導電性を有している。電極は、導電材料から形成された一端が閉鎖したチューブである。このチューブは、カニューレを貫通する孔、すなわち、管腔内に着座するように設計されている。電極が比較的小さい直径、多くの場合、0.4mm以下の直径を有していることに起因して、このチューブは、比較的脆い傾向にある。ハブまたは端末が、電極本体の近位端に接続されている。
この種のアセンブリが組織の除去に用いられるとき、典型的には、カニューレが最初に患者内に挿入され、除去されるべき目標組織に隣接する位置に導かれる。挿入プロセス中、カニューレに構造的強度をもたらすために、針状物がカニューレ管腔内に着座されるとよい。いったんカニューレが目標組織の略近傍に達したなら、針状物は、取り外される。電極が、カニューレ管腔内に挿入される。ケーブルが、電極を制御コンソールに接続している。制御コンソールも、電気外科手術システムの一部である。制御コンソールは、電流を電極に印加する電源として機能する。電気外科手術システムの他の構成要素である導電性接地パッドが、患者に接触して配置される。接地パッドも、制御コンソールに接続されている。
電極アセンブリは、電流を制御コンソールから電極に供給することによって、用いられることになる。電極およびカニューレが物理的に互いに当接しているので、電流は、カニューレにも流れる。電極およびカニューレのスリーブ部分から患者を通って接地パッドに向かう電気経路が成立する。電極の遠位端およびカニューレの露出した遠位端にごく隣接する組織内に最も高密度の電流が流れる。この電流が、組織の焼灼をもたらす温度まで組織を加熱することになる。
市販のカニューレ/電極アセンブリは、組織の選択された区域を除去するための良好な器具であることが分かっている。それにも関わらず、これらのアセンブリの一部の使用に関して、以下の点、すなわち、作動時に、比較的少量の組織、具体的には、0.8cm以下の体積の組織しか焼灼しない傾向にあるという点において、特性が制限されている。これは、18ゲージ以上(1.25mm以下)の外径のカニューレを有するアセンブリに特に当てはまる。施術者がアセンブリの一回の作動によって除去される組織区域よりも大きい組織区域を焼灼することを望む手術手順がある。この場合、第1の組織区域が除去された後、施術者は、隣接する組織区域を除去するために、電極アセンブリを再位置決めしなければならない。これによって、施術者は、次の作動において、電流が除去されるべき組織内にのみ流れ、除去プロセスを受けるべきではない隣接組織に流れないように、電極アレイをほんのわずか再位置決めにする必要がある。電極アセンブリをこのように再位置決めしなければならないことは、極めて高度の技量を必要とするのに加えて、その手術手順を行なうのに掛かる時間の全体を延ばすことになる。
カニューレの単一配置によって除去される組織の量を増大させることが意図された代替的なカニューレ/電極アセンブリが提案されてきている。具体的には、この種のアセンブリのカニューレにその遠位端のいくらか後方に位置する側開口を形成することが提案されている。このアセンブリは、電極がその遠位端チップをこの側ポートから外に延出させるべくカニューレ内に挿入されるように、電極を回転する手段を有することによって、さらに構成されている。従って、アセンブリは、2つのチップ、すなわち、カニューレの遠位端チップおよび電極の遠位端チップを有することになる。電流がアセンブリに供給されると、該電流は、これらの互いに離間した2つのチップから流れることになる。
その結果、電流がこの発明の電極アセンブリから供給されると、両方のチップの周りの領域に比較的高密度の電場が生じる。この電場は、電極が遠位端内に配置される従来のカニューレ構造を有するアセンブリによって出力される電場よりも広い空間にわたって拡がることになる。従って、この発明の電極アセンブリは、従来構成を有する同一寸法の電極アセンブリによって出力される場合と比べて、比較的高密度の電流をより大きい空間内に出力することになる。
しかし、手術手順が開始された後まで、1つのチップアセンブリまたは2つのチップアセンブリのいずれを通して電流を供給することがより適切であるかを施術者が知ることができない手術手順がある。同様に、手術手順中、施術者は、最初、1つのチップ(または2つのチップ)アセンブリを用いて電流を供給し、次いで、そのアセンブリを切り換え、2つのチップ(または1つのチップ)アセンブリを用いて電流を印加することを望むことがある。上記の状況のいずれにおいても、施術者は、最初、1つのカソード/電極アセンブリを取り外し、次いで、第2のアセンブリを挿入するために、手術手順を中断させる必要がある。このプロセスの一部として、施術者は、第2のアセンブリが適切に位置決めされたことを確実にするために時間を掛ける必要がある。これらのステップの全てを行なわねばならないことによって、手術手順および該手術手順を行なうためのチップの複雑さが増す可能性がある。
本発明は、生体組織内に電流を流すための新規の有用なカニューレ/電極アセンブリに関する。本発明のアセンブリは、電流が供給されるべき生体内に挿入された後、単一チップまたは複数の互いに離間したチップから電流を供給するように構成することにより、設計されている。本発明の多くの態様において、アセンブリは、2つの能動チップを有するように設定可能になっている。
このアセンブリのカニューレは、カニューレの遠位端のごく近位側に曲げ部を有するように形成されている。カニューレは、曲げ部が形成されたカニューレ区域の外面に沿って出口開口を有している。
電極は、遠位端の近位側に弾性的に形作られた区域を備えている。さらに詳細には、電極は、カニューレを貫通する管腔の長さと実質的に等しい長さを有するように、形作られている。電極は、弾性材料から形成された区域に曲げ部を有するように、さらに形成されている。この曲げ部は、カニューレに形成された曲げ部と電極の長さに沿って略同一位置にあるように、さらに形成されている。
ハブが、電極の近位端に取り付けられている。ハブは、ケーブルに接続されており、該ハブを通して、電流がカニューレに流れるようになっている。本発明の全ての態様ではないが、多くの態様において、ハブは、カニューレ内の電極の回転方位を指示する印を備えている。
本発明のアセンブリは、最初にカニューレを患者内に挿入することによって、用いられることになる。カニューレは、遠位端チップが電流の流されるべき組織に隣接して配置されるように、位置決めされる。次いで、電極がカニューレ内に挿入される。もし施術者が電流を単一チップ、すなわち、カニューレのチップからのみ電流を流すことを望んだなら、電極は、電極の曲げ部がカニューレの曲げ部と同じ方位になる回転方位に沿ってカニューレ内に挿入されることになる。その結果、電極がカニューレ内に着座したとき、電極のチップは、カニューレの管腔の遠位端内に着座する。従って、電流は、カニューレのチップからしか流れないことになる。
代替的に、施術者は、電流が2つのチップから同時に供給されるように、本発明のアセンブリを構成することができる。アセンブリは、電極の回転方位をカニューレの曲げ部の方位からずれるように設定することによって、位置決めされる。この方位にある電極がカニューレ内に挿入されると、電極の遠位端は、カニューレの側ポートから外に延出することになる。従って、患者内に埋設された状態で、この構成のアセンブリは、2つの能動チップ、すなわち、カニューレチップおよび電極チップを有することになる。電流を電極に印加すると、その結果として、該電流は、両方のチップから隣接する組織内に流れることになる。
本発明は、請求項において詳細に指摘されている。本発明の上記のおよびさらに他の特徴および利点は、添付の図面と併せて以下の詳細な説明を参照することによって理解されるだろう。
本発明のカニューレ/電極アセンブリを有する電気外科手術システムを示す図である。 本発明のカニューレ/電極アセンブリの平面図である。 図2のカニューレ/電極アセンブリの断面図である。 本発明のカニューレの平面図である。 本発明の電極の平面図である。 アセンブリが単一チップから電流を供給するように構成されたときの本発明のアセンブリのカニューレ印と電極印との位置合わせを示す略図である。 アセンブリが単一チップから電流を供給するように構成されたときのアセンブリの断面図である。 アセンブリが単一チップから電流を供給するように構成されたときの本発明のアセンブリのカニューレ印と電極印との位置合わせを示す略図である。 アセンブリが単一チップから電流を供給するように構成されたときの本発明のアセンブリの部分断面図である。 本発明の代替的電極の平面図である。
図1は、本発明のカニューレ/電極アセンブリ32を備える電気外科手術システム30を示している。システム30は、接地パッド34および制御コンソール36も備えている。カニューレ/電極アセンブリ32および接地パッド34は、いずれも制御コンソール36に接続されている。制御コンソール36は、カニューレ/電極アセンブリ32と接地パッド34との間に流れる電流を供給する電源として、機能するものである。
図2および図3に示されているように、カニューレ/電極アセンブリ32は、カニューレ42および電極66を備えている。電極66は、カニューレ42内に配置されている。図2および図3は、アセンブリ32の1つの操作形態を示しており、この操作形態では、電極66の遠位端チップは、カニューレ42の外側に位置している。
以下、図4および図6Bを参照して、カニューレ42について説明する。カニューレ42は、ハブ44を備えている。ハブ44は、プラスチックまたは他の電気絶縁材料から形成されている。(図1に示されている上記カニューレハブ44および以下に述べる電極ハブ68は、他の図に示されているそれぞれのハブと美的外観の点において異なっている)。ハブ44は、長手方向に延在する外面41を有するように、形成されている。図6Aおよび図7Aに最もよく示されているように、外面41に印43が形成されている。本発明の図示されている態様では、印43は、2つの線状配列バーとして示されている。カニューレハブ44は、該ハブ内を軸方向に延在する貫通孔46を有するように、形成されている。ハブ孔46は、電極66の本体74を受け入れるように、寸法決めされている。ハブ孔46の近位部は、略一定の直径を有している。(ここで、「近位側」は、アセンブリ32が適用される組織からアセンブリ32を保持する施術者に向かう側を意味すると理解されたい。「遠位側」は、施術者からアセンブリ32が適用される組織に向かう側を意味すると理解されたい。)ハブ44は、孔46が一定幅の近位区域から遠位側前方に進むにつれて、孔の直径が減少するように、さらに形作られている。ハブ44の最遠位端において、孔46は、電極本体44が孔を通って外にすべり出ることを可能にする直径を有している。
カニューレ本体50が、ハブ44から遠位側前方に延在している。カニューレ本体50は、ステンレス鋼のような柔軟な導電材料からチューブ状に形成されている。カニューレ本体50は、互いに向き合った近位端および遠位端を有しており、近位端は、ハブ44内に配置された端である。本発明の多くの態様では、カニューレ本体50は、18ゲージ以下の寸法(1.25mm以下の外径)を有している。本発明のさらに他の態様では、カニューレ本体は、20ゲージ以下の寸法(0.9mm以下の外径)を有している。カニューレ本体50は、軸方向に延在する管腔52を有している。本体50の近位端は、ハブ44に取り付けられており、これによって、管腔52の近位部分は、ハブ孔46と同軸になっている。管腔52は、本体50の近位端から遠位端に延在している。本体50の遠位端における(管腔52に開いている)遠位端開口には部番が付されていない。本発明のいくつかの態様では、本体50の近位端を含む最近位区域は、カニューレハブ44に熱カシメされているかまたは接着剤によって固着されている。
カニューレ42は、本体50がその全長に沿って真っ直ぐにならないように、さらに構成されている。本発明のいくつかの態様では、本体は、ハブから前方に延在する本体の最初の80%から90%が直線形状を有するように、形作られている。本体のこの部分において、本体管腔52は、ハブ孔46と同軸である。この直線区域の前方において、カニューレ本体は、曲げ部54を有するように形成されている。曲げ部54は、40mmから60mmの曲率半径を有している。曲げ部54の前方において、カニューレ本体は、遠位区域56を有している。カニューレ本体の遠位区域56は、略直線形状を有している。この遠位区域は、略5mmから10mmの長さを有している。カニューレ本体50は、側開口58を有するように、さらに形成されている。側開口58は、曲げ部54の外面を形成する本体の側面に位置している。カニューレ本体50は、管腔52が、本体の近位区域を貫通するのに加えて、曲げ部54および遠位区域56も貫通するように、形成されている。従って、側開口58は、本体管腔52内に開いている。
カニューレ本体50は、遠位端が開き、かつ拡開チップ60を有するように、さらに形成されている。さらに詳細には、チップは、本体の最遠位部が曲げ部54の内側の前方の点になるように、拡開している。カニューレ42自体は、以下のように、すなわち、曲げ部54の内面を形成する本体の部分が印43が位置するハブの面41に向かうように本体50がハブ44から前方に延在するように、構成されている。
図2にしか示されていないが、電気絶縁材料から形成されたスリーブ64が、カニューレ本体50の外面を覆って配置されている。スリーブ64は、側開口58のいくらか近位側の位置から近位側後方に延在している。スリーブ64は、ハブ44内に配置されたカニューレの部分を覆って延在するように、近位側に延在している。
以下、図3、図5、図6A、図6Bおよび図7Bを参照して、電極66について説明する。電極66は、プラスチックまたは電気絶縁材料から形成されたハブ68を有している。ハブ68は、2つの互いに向き合った面70,75を有するように、形成されている。面70は、「|」として示されている第1の印72を有するように形成されている。対向するハブ面75は、「V」として示されている第2の印76を有するように形成されている。
柔軟特性および弾性特性の両方を有する導電材料から形成されたチューブ状本体74が、ハブ68から前方に延在している。さらに詳細には、この材料は、その初期形状から3%以下の変形歪、場合によっては、6%以下の変形歪を受けたとき、本体が永久変形せずにその初期形状に戻るように、弾性的である。本発明の一態様では、本体74は、ニチロールとして知られているニッケルチタン合金から形成されている。本体74は、電極66がカニューレ42内に挿入され、電極ハブ68がカニューレハブ44に当接したとき、電極本体の遠位端チップがカニューレ本体50の拡開チップ60を形成する面の少なくとも一部の前方に延在するような、全長を有している。電極本体の遠位端チップは、カニューレ本体50の最遠位端を超えて延在しないようになっている。本発明のいくつかの態様では、電極66がカニューレ42内に完全に着座したとき、電極本体の遠位端チップは、カニューレ本体50の最遠位チップから略0.4mmから1.4mmだけ後方に位置するようになっている。電極本体74は、電極本体74がカニューレ管腔54内に着座したとき、管腔54を画定するカニューレ本体50の内面と電極本体74の外面との間が一定であるように寸法決めされた外径を有している。
電極本体74は、曲げ部80を有するようにさらに設計されている。図5において、曲げ部80の湾曲は、説明のために誇張されている。曲げ部80は、電極66がカニューレ42内に着座したとき、電極曲げ部80がカニューレ曲げ部54によって画定されたカニューレ管腔52の区域内に着座するように、電極本体74に位置付けられている。電極66が組み立てられたとき、本体74は、本体の遠位区域82、すなわち、曲げ部80の遠位側の区域がハブ面70の方を向くようなハブ68に対する回転方位に配置されている。本体遠位区域82の遠位端が電極の66の遠位端チップであることをさらに理解されたい。
図6Bおよび図7Bにおいて特大点によって表わされている熱電対84が、電極本体74内に配置されている。熱電対84は、本体遠位区域82内に配置されている。(図示されない)絶縁ワイヤが、熱電対84から電極本体75を通ってハブ68に延在している。熱電対84および熱電対に延在する導体の構造は、本発明の一部をなすものではない。
ケーブル92(図1)が、電極ハブ68から近位側に延在している。 ケーブル92は、ハブを通って電極本体74に接続されたワイヤを含んでいる。ケーブ92内には、電極本体74内のワイヤに接続され、熱電対84に接続されたワイヤも設けられている。ケーブル92の近位端は、制御コンソール36に接続されている。
制御コンソール36は、可変電流を電極アセンブリ32に供給することができる電源(図示せず)を備えている。接地パッド34は、電源に対する戻り導体端末として機能するものである。典型的には、電流は、AC電流である。制御コンソール36は、施術者が供給される電流の周波数、電流レベル、および電圧レベルを調整することを可能にするように構成されている。制御コンソール36の具体的な構造は、本発明の一部をなすものではない。本発明のシステム30の制御コンソール36として用いることができる制御コンソールの特徴は、2005年12月1日に公開された「電気外科手術手順に用いられる電気刺激および高周波出力を制御するためのシステムおよび方法」と題する米国特許出願公開第2005/0267553号および2007年1月18日に公開された「バイポーラ能動チップおよび独立した供給電極を有するカニューレを備える医療用バイポーラ電極アセンブリ、およびモノポーラ能動チップおよび独立した温度変換ポストを有するカニューレを備える医療用モノポーラ電極アセンブリ」と題する米国特許出願公開第2007/0016185号に開示されている。これらの文献は、参照することによってここに含まれるものとする。
本発明の電気外科手術システム30は、接地パッド34を患者に付着させることによって、使用の準備が整えられることになる。ケーブル35は、接地パッド34を制御コンソール36に接続するものである。
カニューレ42が、患者の焼灼プロセスを受ける皮下組織に隣接する箇所に挿入される。挿入プロセスにおいて、カニューレの拡開した遠位端チップ60は、皮膚を突き刺す電極アセンブリ32の一部である。このステップにおいて、電極66は、カニューレ42に装着されていない。代わって、柔軟な針状物(図示せず)がカニューレ管腔52内に着座されている。針状物は、カニューレ本体50がカニューレの永久変形をもたらさす程度まで曲がるのを阻止するものである。
施術者は、カニューレ42が目標組織の近傍に位置するように、カニューレ42を誘導する。目標組織は、焼灼手順を受けるべき箇所である。カニューレ本体50の比較的小さい直径に起因して、カニューレは、比較的柔軟である。この柔軟性によって、施術者は、カニューレを容易に目標組織の近傍に誘導することができる。この誘導プロセスの一部として、施術者は、カニューレが焼灼されるべき組織に対する適切な回転方位にあるように、カニューレを位置決めする。カニューレが適切に位置決めされた時点で、針状物が取り外される。
次いで、施術者は、電極66をカニューレ42内に挿入する。もし特定の手術手順がアセンブリ32の遠位端に隣接する小さな体積の組織内に電流を供給することしか要求しないなら、電極は、図6Bに示されているように、電極本体74の遠位区域82をカニューレ本体の遠位区域56内に位置決めするように、着座される。施術者は、カニューレ曲げ部54および電極曲げ部80がそれぞれ同じ方向に延出するように、カニューレ本体50内の電極本体74の回転方位を設定することによって、電極をこのように着座させることができる。施術者は、図6Aに示されているように、ハブ68がカニューレハブ42に向かって移動するときに、電極印72がカニューレ印43の方を向くように、電極ハブ68を位置合わせすることによって、電極のこの配向を設定することができる。
電極66がこのように配向された結果として、電極本体の遠位区域82がカニューレ曲げ部54に接近したとき、電極曲げ部80が電極遠位区域82をカニューレ本体遠位区域56内に湾曲させることになる。この挿入プロセスの最後に、電極本体74の遠位端チップは、図6Bに示されているように、カニューレ管腔52の最遠位部の内側に着座することになる。アセンブリ50がこの形態にあるとき、電流は、1つのみの能動チップ、すなわち、カニューレ本体50の絶縁されていない部分、具体的には、曲げ部54および遠位区域56からのみ供給されることになる。
代替的に、施術者は、アセンブリ32の遠位端に隣接する比較的大きい体積の組織内に電流を流すことを望むことがある。この種の手順を行なうために、施術者は、遠位区域82がカニューレ本体の側開口58から外に延出するように、電極66を着座させることになる。電極66は、カニューレ近位区域の長軸に沿って、電極曲げ部80がカニューレ曲げ部54の方位と反対の方位を有するように、カニューレ内の電極本体を配向させることによって、このように位置決めされる。電極66は、図7Aに示されているように、電極印76がカニューレ印43と並んで位置するように電極を回転させることによって、このように配向される。いったん電極66がこのように配向されたなら、電気本体74がカニューレ管腔52内に前進される。最終的に、電極本体74の遠位端チップは、カニューレ側開口58に到達する。電極本体74を形成する材料の弾性特性に起因して、曲げ部80内に蓄積されたポテンシャルエネルギーが開放される。このエネルギーによって、本体遠位区域82が、カニューレ本体側開口58から外に押し出されることになる。電極がカニューレ内に完全に着座したとき、電極本体74の遠位区域82は、図2、図3および図7Bに示されているように、カニューレ遠位区域56の外側で該カニューレ遠位区域56に隣接して位置することになる。
図7Bに示されているようなアセンブリを通して電流が供給されると、該電流は、2つの能動チップ、すなわち、カニューレ本体の露出した曲げ部および遠位区域と電極本体の露出した遠位区域82とを通して供給される。従って、電流は、アセンブリが単一能動チップから電流を供給するように構成されたときよりもカニューレにごく隣接する大きな体積の組織を通って流れることになる。
従って、このアセンブリのカニューレおよび電極は、2つのモードの1つ、すなわち、アセンブリが電流を単一の能動チップから供給するモードまたはアセンブリが電流を複数の能動チップから供給するモードによって操作するように構成することができることになる。したがって、施術者は、アセンブリの操作モードを設定することによって、電流をアセンブリ32に隣接する比較的小さい体積の組織または比較的大きな体積の組織のいずれに流すかを設定することができる。
さらに、操作モードに関わりなく、電極66は、典型的にはカニューレ42内に完全に着座している。その結果、操作モードに関わりなく、熱電対84は、電流が流れる組織から本質的に同じ距離を隔てて離間している。組織からカニューレ本体50の電極遠位区域56までの熱電対の離間距離が最小になる。従って、いずれの操作モードにおいても、組織温度を表す熱電対84から出力される信号は、同程度の精度で組織の実温度を表すことになる。これは、有用である。何故なら、施術者は、組織を特定の温度に確実に加熱する電流を該組織に印加するように、制御コンソールを設定することを望むからである。システム30がこのように構成されたとき、制御コンソール36は、熱電対からの出力信号を組織温度を表す信号として用いることができる。
本発明のさらなる特徴は、カニューレ42が患者内に挿入された時点で、施術者がアセンブリ32の操作モードを再設定することができる点にある。例えば、施術者は、単一の能動チップ、すなわち、カニューレ本体遠位区域56のみから電流を供給することによって、手術手順を開始する。次いで、施術者は、電流が両方のチップ、すなわち、カニューレ本体遠位区域および電極本体遠位区域から供給されるように、アセンブリを再設定することができる。施術者は、まず電極本体74をカニューレ管腔52から部分的に引き込むことによって、この切換を行なうことになる。次いで、電極印76がカニューレ印43と真っ直ぐに並ぶように、電極66を回転させる。次いで、電極本体74をカニューレ管腔52内に完全に再挿入する。電極本体74のこの回転および再挿入によって、電気本体遠位区域が、カニューレ本体側開口58から外に延出することになる。このようにして、アセンブリは、電流が2つの能動チップから供給されるモードによって操作する準備が整ったことになる。
前述した方法と逆の方法を用いて、いったん患者に装着されたアセンブリ32を複数の能動チップによる操作モードから単一の能動チップによる操作モードに切り換えることもできる。
前述の説明は、本発明の1つの特定の態様に向けられている。前述した特徴と異なる特徴を有する本発明の他の態様も可能である。
例えば、本発明の全ての態様において、必ずしも、熱電対が、温度を表す信号を供給するために電極内に配置される構成要素である必要がない。熱抵抗器または他の温度検知変換器がこの機能を果たすようになっていてもよい。
同様に、本発明の全ての態様において、必ずしも、カニューレ本体または電極本体のいずれもが単一の材料区分から形成された構成要素である必要がない。例えば、カニューレ本体は、非導電性プラスチックから形成された近位区域を備えていてもよい。この場合、曲げ部および遠位区域は、金属または他の導電性材料から形成されているとよい。
さらに、前述のカニューレは、所謂、モノポーラカニューレである。このカニューレは、単一の導電面を有している。本発明の代替的態様では、カニューレは、バイポーラカニューレであってもよい。この種のカニューレは、互いに電気的に絶縁された2つの導電面を有している。本発明のこの態様のアセンブリを用いて、所謂、バイポーラアブレーション手術手順を行なうことができる。カニューレの第2の導電面は、戻り導電端末として機能する。
本発明のこの態様では、アセンブリが複数の能動チップによるモードで操作されるとき、電極66の露出した遠位区域82とカニューレの露出した区域の1つとが1対の共通能動チップを形成することになる。カニューレの第2の露出した区域は、戻り導電端末として機能する。
同様に、電極本体は、互いに異なる材料の複数の区域から形成されていてもよい。例えば、電極本体は、弾性プラスチックから形成された近位区域を有していてもよい。電極本体のこのプラスチック部分は、柔軟な曲げ部を有するように形成されているとよい。曲げ部の遠位側において、電極は、比較的非柔軟性の導体から形成されたチップを有しているとよい。この態様の利点は、アセンブリが複数の能動チップによるモードで操作され、該電極がカニューレ側開口から外に展開するとき、露出した比較的非柔軟性の遠位端が、破損しにくい点にある。
さらに、本発明は、所謂、モノポーラ手術手順、すなわち、接地パッドが戻り電極として機能する手術手順においてのみ用いられることに制限されるものではない。本発明のアセンブリ32は、所謂、パラレルバイポーラ焼灼手順を行なうために用いられてもよい。この種の手順では、2つのカニューレ/電極アセンブリが、患者内に挿入される。これらのアセンブリは、電流が流れるべき組織の両側に位置決めされる。この種の手順では、第2のカニューレ/電極アセンブリが、所謂、戻り電極として機能する。
この種の手術手順において、必ずしも、両方のカニューレ/電極アセンブリが本発明の形式である必要がない。この種の手術手順において、本発明のアセンブリ32は、電極遠位区域82が電流の流されるべき組織の方を向くように電極曲げ部80が位置決めされて配向されることが推奨される。この推奨は、アセンブリ32が単一チップによるモードまたは複数の能動チップによるモードのいずれによって操作されるときにも適用される。電極66のこの配向は、熱電対84が電流の流されるべき組織に比較的接近して配置されることを確実にするために提案されている。これによって、熱電対が電流の流されるべき組織の温度を可能な限り厳密に表す信号を出力する程度が向上することになる。
図8は、本発明の代替的電極102を示している。電極102は、最初に述べた電極66と同じ特徴を有している。電極102は、電極本体74を覆って配置された電気絶縁材料から形成されたスリーブ104をさらに備えている。スリーブ104は、ハブ68から曲げ部80の前方の位置まで遠位側に延在している。図8において、スリーブ104の肉厚は、説明のために誇張されている。
図8の電極は、別の一組の導体がカニューレハブ44から制御コンソール36に延在する本発明の態様において用いられる。これらの導体(図示せず)は、制御コンソール36とカニューレ本体50との間に電気接続をもたらすものである。
従って、本発明のこのカニューレ/電極アセンブリは、モノポーラユニットまたは独立したバイポーラユニットのいずれかとして操作することができる。このアセンブリは、電極本体の遠位区域82がカニューレ本体の遠位区域56内に着座するように電極102をカニューレ44内に着座させることによって、モノポーラユニットとして作動されることになる。アセンブリがこの状態で作動されるとき、電極102を制御コンソール36に接続するのみでよい。この状態のアセンブリは、単一能動チップ、すなわち、電極遠位区域82の絶縁されていない部分によって作動することになる。接地パッド45は、戻り端末として機能する。
代替的に、施術者は、このアセンブリを独立したバイポーラユニットとして操作することを望むことがある。この場合、アセンブリは、電極本体がカニューレ管腔52内に挿入されるとき、電極本体の遠位区域がカニューレ側開口58から外に突出すべく電極102を配向させるように構成されるとよい。電極102がこのように位置決めされたとき、スリーブ104の最遠位部分もカニューレ側開口58から外に突出することを理解されたい。従って、アセンブリがこのように構成されたとき、カニューレ本体の遠位区域56と電極本体の遠位区域82とは、互いに電気的に絶縁されている。この構成のアセンブリを操作するために、カニューレハブ44から延在するケーブルを制御コンソール36に接続することがさらに必要である。
この構成のアセンブリを操作するために、電流がコンソール電源からカニューレを通って流される。能動チップの1つである露出したカニューレ本体遠位区域56は、能動チップとして機能する。露出した電極本体遠位区域82は、戻り端末として機能する。露出した電極本体遠位区域82は、戻り端末として機能する。本発明のアセンブリをこのように構成することによって、施術者は、必要に応じて、露出したチップを包囲する小さい体積の組織内に電流を流すことができる。
管腔52を画定する本体の内壁の周りに延在するライナーを有するカニューレを設けることによって、本発明のこの態様の代替的実施形態を構成することができる。このライナーも、側開口52を画定するカニューレの外面を覆っている。
従って、添付の請求項の目的は、本発明の真の精神および範囲内に含まれるこのような修正および変更の全てを包含することにある。

Claims (26)

  1. カニューレ本体有するカニューレあって、前記カニューレ本体、互いに向き合った近位端および遠位端と、導電性の遠位区域あって、前記カニューレ本体の前記遠位端を画定する遠位区域前記カニューレ本体の前記遠位区域の近位側に位置する曲げ部と、前記曲げ部を貫通して前記カニューレ本体の前記遠位端に延在するように前記カニューレ本体の前記近位端から長手方向に沿って遠位側に延在する管腔、前記カニューレ本体の前記遠位端から近位側に離間し且つ前記曲げ部の外側部分を画定する前記カニューレ本体の部分を貫通する側開口あって、前記カニューレ本体の前記管腔内に切開されている、側開口を有しているカニューレ
    ケーブル接続されるように構成された電極あって、前記ケーブル、前記電極を制御コンソール接続するようになっており、前記電極は、前記カニューレ本体前記管腔に着座するように寸法決めされた電極本体有しており、前記電極本体は、前記ケーブルの導体に電気的に接続された導電材料から形成された遠位区域、前記遠位区域の近位側に位置する弾性材料から形成された区域、を有している、電極
    を備えるカニューレ/電極アセンブリおいて、
    記電極本体が前記カニューレの前記管腔に挿入されたときに、弾性材料から形成された前記区域、前記曲げ部よって画定された前記管腔の区域内に収まるように位置付けされ、弾性材料から形成された前記曲げ部を画定するように形成されており、これによって、前記カニューレ本体対する前記電極本体回転方位に依存して、前記電極本体が前記カニューレ本体内に挿入されたとき、前記電極本体の前記遠位区域、前記カニューレ本体の前記遠位区域内の前記管腔の前記区域内に着座するか、または前記カニューレ本体側開口ら外に延出するようになっていることを特徴とする、カニューレ/電極アセンブリ。
  2. 前記カニューレは、印を備えており、前記電極は、印を備えており前記カニューレの前記印および前記電極の前記印は、前記カニューレ本体に対する前記電極本体の回転方位を指示するために配置された相補的な印であることを特徴とする、請求項1に記載のカニューレ/電極アセンブリ。
  3. 前記カニューレは、ハブを有しており、
    前記カニューレ本体の前記近位端は、前記ハブに取り付けられており、前記カニューレ本体は、前記ハブから遠位側に延在しており、
    前記カニューレの前記印は、前記カニューレの前記ハブ上に配置されていることを特徴とする、請求項2に記載のカニューレ/電極アセンブリ。
  4. 前記前記電極は、ハブを有しており、前記ハブは、前記ケーブルが接続された前記電極の構成部品であり、
    前記電極本体は、前記電極の前記ハブから延在しており、
    前記電極の前記印は、前記電極の前記ハブ上に配置されていることを特徴とする、請求項2または3に記載のカニューレ/電極アセンブリ。
  5. 前記カニューレ本体、単一の材料片から形成されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1つに記載のカニューレ/電極アセンブリ。
  6. 前記電極本体、単一の材料片から形成されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1つに記載のカニューレ/電極アセンブリ。
  7. 弾性材料から形成された前記区域、ニッケルチタン合金から形成されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1つに記載のカニューレ/電極アセンブリ。
  8. 前記電極本体は、閉鎖した遠位端を有するチューブの形態にあることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1つに記載のカニューレ/電極アセンブリ。
  9. 電気絶縁スリーブ前記カニューレ本体を覆って配置されており、前記スリーブは、前記カニューレ本体前記遠位端から近位側に離間した位置から近位側に延在していることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1つに記載のカニューレ/電極アセンブリ。
  10. 前記電極本体内に配置された温度センサさらに備えていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1つに記載のカニューレ/電極アセンブリ。
  11. 前記温度センサ、熱電対であることを特徴とする、請求項10に記載のカニューレ/電極アセンブリ。
  12. 前記アセンブリは、モノポーラカニューレ/電極アセンブリとして構成されていることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1つに記載のカニューレ/電極アセンブリ。
  13. 前記カニューレは、ハブ有しており、
    前記カニューレ本体前記近位端は、前記ハブに取り付けられており、前記カニューレ本体は、前記ハブから遠位側に延在していることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1つに記載のカニューレ/電極アセンブリ。
  14. 前記電極は、ハブを有しており、前記ハブは、前記ケーブルが接続された前記電極の構成要素であり、
    前記電極本体は、前記電極の前記ハブから延在していることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1つに記載のカニューレ/電極アセンブリ。
  15. 前記電極、前記電極本体を少なくとも部分的に覆って延在する絶縁材料から形成されたスリーブさらに備えていることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1つに記載のカニューレ/電極アセンブリ。
  16. 前記カニューレ前記曲げ部曲率半径は、40mmから60mmの間にあることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか1つに記載のカニューレ/電極アセンブリ。
  17. 請求項1〜16のいずれか1つに記載のカニューレ/電極アセンブリの一部として使用されるカニューレであって、カニューレ本体を備え、前記カニューレ本体は、
    互いに向き合った近位端および遠位端と、
    導電性の遠位区域であって、前記カニューレ本体の前記遠位端を画定する遠位区域と、
    前記カニューレ本体の前記遠位区域の近位側に位置する曲げ部と、
    前記カニューレ本体の前記近位端から長手方向に沿って遠位側に延在する管腔であって、前記曲げ部を貫通して前記カニューレ本体の前記遠位端に延在し、かつ、前記電極の前記本体を受け入れるように、寸法決めされている、管腔と、
    前記カニューレ本体から前記管腔へ内方に延在する側開口であって、前記曲げ部の外側部分を画定する前記カニューレ本体の部分を貫通し、かつ、前記電極本体の遠位区域が貫通できるように寸法決めされている、側開口とを備え、
    前記カニューレ本体は、代替的に、前記電極本体の前記遠位区域が、前記側開口の遠位側に位置する前記カニューレ本体の前記管腔の部分内へと延在し得るように、さらに形成されていることを特徴とする、カニューレ
  18. 前記カニューレに形成された印をさらに備え、前記印は、前記電極の相補的な印と一緒に、前記カニューレ本体に対する前記電極本体の回転方位を指示することを特徴とする、請求項17に記載のカニューレ。
  19. ハブが、前記カニューレ本体の前記近位端を覆って配置されており、
    前記カニューレの前記印が、前記カニューレの前記ハブ上に配置されていることを特徴とする、請求項18に記載のカニューレ。
  20. 前記カニューレの前記印は、2つの線状配列バーから構成されていることを特徴とする、請求項17または18に記載のカニューレ。
  21. 前記カニューレ本体は、単一の材料片から形成されていることを特徴とする、請求項17〜20のいずれか1つに記載のカニューレ。
  22. 電気絶縁スリーブが前記カニューレ本体を覆って配置されており、前記スリーブは、前記カニューレ本体の前記遠位端から近位側に離間した位置から近位側に延在していることを特徴とする、請求項17〜21のいずれか1つに記載のカニューレ。
  23. 前記カニューレは、モノポーラカニューレ/電極アセンブリの一部となるように設計されていることを特徴とする、請求項17〜22のいずれか1つに記載のカニューレ。
  24. 前記カニューレ本体の前記近位端は、ハブに取り付けられており、前記カニューレ本体は、前記ハブから遠位側に延在していることを特徴とする、請求項17〜23のいずれか1つに記載のカニューレ。
  25. 前記カニューレ本体の前記曲げ部曲率半径は、40mmから60mmの間にあることを特徴とする、請求項17〜24のいずれか1つに記載のカニューレ。
  26. 請求項1〜16のいずれか1つに記載のカニューレ/電極アセンブリを備えている電気外科手術システム。
JP2015559217A 2013-02-21 2013-02-21 1つまたは複数の能動チップによって選択的に操作可能な組織焼灼カニューレ/電極アセンブリ Active JP6153632B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/US2013/027038 WO2014130031A1 (en) 2013-02-21 2013-02-21 Tissue ablation cannula and electrode assembly that can be selectively operated with one or more active tips

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016507341A JP2016507341A (ja) 2016-03-10
JP2016507341A5 JP2016507341A5 (ja) 2016-04-21
JP6153632B2 true JP6153632B2 (ja) 2017-06-28

Family

ID=47843426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015559217A Active JP6153632B2 (ja) 2013-02-21 2013-02-21 1つまたは複数の能動チップによって選択的に操作可能な組織焼灼カニューレ/電極アセンブリ

Country Status (6)

Country Link
EP (2) EP2958503B1 (ja)
JP (1) JP6153632B2 (ja)
AU (2) AU2013378829B2 (ja)
CA (1) CA2901383A1 (ja)
ES (2) ES2770850T3 (ja)
WO (1) WO2014130031A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015095254A1 (en) 2013-12-18 2015-06-25 Stryker Corporation Assembly for sequentially percutaneously applying an electrode and an anesthetic to tissue
US10675085B2 (en) 2015-11-23 2020-06-09 Boston Scientific Scimed, Inc. Devices and methods for enhanced denervation procedures
CN114641247A (zh) * 2019-10-28 2022-06-17 波士顿科学神经调制公司 Rf电极套管

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3922406C1 (ja) * 1989-07-07 1990-10-11 B. Braun Melsungen Ag, 3508 Melsungen, De
US5672173A (en) * 1995-08-15 1997-09-30 Rita Medical Systems, Inc. Multiple antenna ablation apparatus and method
US6302880B1 (en) * 1996-04-08 2001-10-16 Cardima, Inc. Linear ablation assembly
ATE287242T1 (de) * 1998-02-19 2005-02-15 Curon Medical Inc Elektrochirurgische vorrichtung zur behandlung von schliessmuskeln
US20050277918A1 (en) * 2003-03-07 2005-12-15 Baylis Medical Company Inc. Electrosurgical cannula
US8361067B2 (en) * 2002-09-30 2013-01-29 Relievant Medsystems, Inc. Methods of therapeutically heating a vertebral body to treat back pain
WO2005107857A2 (en) 2004-05-05 2005-11-17 Stryker Instruments System and method for controlling rf output
WO2006119245A2 (en) 2005-04-29 2006-11-09 Stryker Corporation Medical bipolar electrode assembly with cannula and removable supply electrode
US9357977B2 (en) * 2006-01-12 2016-06-07 Gynesonics, Inc. Interventional deployment and imaging system
US20090105775A1 (en) * 2007-10-19 2009-04-23 David Mitchell Cannula with lateral access and directional exit port
EP3750501B1 (en) * 2010-05-21 2024-03-06 Stratus Medical, LLC Systems for tissue ablation

Also Published As

Publication number Publication date
EP2958503A1 (en) 2015-12-30
AU2018206803A1 (en) 2018-08-09
ES2681970T3 (es) 2018-09-17
ES2770850T3 (es) 2020-07-03
WO2014130031A1 (en) 2014-08-28
EP3360500B1 (en) 2020-01-08
AU2013378829A1 (en) 2015-09-10
EP2958503B1 (en) 2018-07-04
JP2016507341A (ja) 2016-03-10
AU2018206803B2 (en) 2020-05-28
EP3360500A1 (en) 2018-08-15
AU2013378829B2 (en) 2018-04-19
CA2901383A1 (en) 2014-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7115124B1 (en) Device and method for tissue ablation using bipolar radio-frequency current
EP2760358B1 (en) Electrosurgical device with offset conductive element
US20050059964A1 (en) Enhancing the effectiveness of medial branch nerve root RF neurotomy
US20230000544A1 (en) Tissue Ablation Cannula Assembly
US20110112527A1 (en) Flexible medical ablation device and method of use
US20220218412A1 (en) Mapping and ablation catheter with multiple loop segments
US20060247615A1 (en) Multi-element bi-polar ablation electrode
AU2018206803B2 (en) Cannula for tissue ablation
US20150196350A1 (en) Electrosurgical devices having enhanced effectiveness and methods of making and using same
EP4215138A1 (en) Systems and methods for a single spiral electrode assembly forming a spherical basket for improved tissue contact and current delivery
US20230075838A1 (en) Basket Catheter with Mushroom Shape Distal Tip
EP4215142A1 (en) Systems and methods for tripodic spines forming a spherical basket for improved tissue contact and current delivery
EP4215145A1 (en) Systems and methods for c-shaped spines forming a spherical basket for improved tissue contact and current delivery
EP4215141A2 (en) Systems and methods for linear spines forming a spherical basket for improved tissue contact and current delivery
CN116458989A (zh) 用于形成用于改进的组织接触和电流递送的球状篮的单螺旋电极组件的系统和方法
CN117838296A (zh) 带有远侧切割电极的探针
CN116458988A (zh) 用于形成用于改进的组织接触和电流递送的球形篮状物的c形脊的系统和方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160208

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170331

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170425

R155 Notification before disposition of declining of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R155

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170530

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6153632

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250