JP6151219B2 - 無線基地局装置および無線通信方法 - Google Patents

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本発明は、通信エリア内に同一の周波数チャネルを用いる複数の無線基地局装置が存在する通信環境において、各無線基地局装置が効率よくビーコン(制御信号)を送信する無線基地局装置および無線通信方法に関する。
IEEE802.11無線LAN規格(非特許文献1)に準拠する無線基地局装置は、通信エリア内で接続中または接続可能性のあるすべての無線端末に対して制御情報を報知するために、各無線LAN規格の最低伝送レート(1Mbps )でビーコン(制御信号)を定期的にブロードキャストしている。
図8は、従来の無線基地局装置APの構成例およびビーコン送信手順例を示す。
図8において、無線基地局装置APは、ビーコン送信に関係するものとして受信部51、送信部52、ビーコン生成部53を備える。受信部51は、キャリアセンスにより無線端末STAおよび他の無線基地局装置APから送信される信号を検知する。送信部52は、ビーコン間隔で決まるビーコン送信時間TBTTまで待機し(S51,S52)、キャリアセンスしてビーコン送信時間にチャネルがアイドルであれば、ビーコン生成部53で生成されたビーコンを送信する(S53〜S55)。
非特許文献1の「9.3.4.2 Basic access」によれば、無線基地局装置APおよび端末装置STAは、チャネルがアイドルになってDIFS (Distributed Inter-Frame Space)後にチャネルがアイドルであれば、フレームの送信を試行する。チャネルがビジーであれば、「9.3.4.3 Backoff procedure for DCF 」に記載の通り、DIFSに加えてランダムの待機時間であるバックオフ時間だけ待機した後にフレームを送信する。
図9(1) の例は、同一の周波数チャネルに多数のAPが存在する通信環境において、AP1〜AP3のビーコン送信時間TBTTが非同期の場合である。チャネルがアイドルになってDIFS後に、ビーコン送信時間が早いAP1がビーコンを送信し、その送信中にAP2がビーコン送信時間となるが送信できず、チャネルがアイドルになってからDIFS+バックオフ時間後にビーコンを送信し、AP3も同様に次のタイミングでビーコンを送信する。次のビーコン送信時間TBTTでは、まずAP1がビーコンを送信し、その後にAP2がDIFS+バックオフ時間の送信待機中に、AP3がビーコン送信時間になってビーコンを送信する。
このように、AP1〜AP3のビーコン送信時間TBTTが非同期の場合、各APがバックオフ制御を行いながら順次ビーコンを送信することができるが、各APが送信する多数のビーコンによりデータ通信に利用する帯域が長時間占有状態となる。そのため、データ通信のスループット特性が低下する問題があった。
一方、図9(2) に示すように、AP1〜AP3のビーコン送信時間が同期していた場合、各APが一斉にビーコンを送信し、これらが衝突してしまい正常なビーコンの通達ができなくなる。
本発明は、同一の周波数チャネルに多数の無線基地局装置APが存在する通信環境において、ビーコンによる確実な制御情報の報知を可能にしつつ、各無線基地局装置APのビーコンを効率よく送信してデータ通信のスループット特性を改善することができる無線基地局装置および無線通信方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、通信エリア内に同一の周波数チャネルを用いる複数の無線基地局装置が存在する通信環境にあって、該通信エリア内で接続中および接続可能性のある無線端末に対する報知情報を含むビーコンを周期的に送信する無線基地局装置において、複数の無線基地局装置がそれぞれ周期的にビーコンを送信するタイミングであるビーコン送信時間を同期させる同期手段と、他の無線基地局装置が送信する各ビーコンの報知情報を取得し、複数の無線基地局装置の報知情報を含む集約ビーコンを生成するビーコン生成手段と、同期したビーコン送信時間ごとに、複数の無線基地局装置がランダム時間だけ待機して送信権を獲得したときに集約ビーコンを送信し、該送信権を獲得する前に他の無線基地局装置が送信した集約ビーコンを受信したときに自装置のビーコンの送信をキャンセルする処理を繰り返すビーコン送信制御手段とを備える。
第1の発明の無線基地局装置において、同期手段は、複数の無線基地局装置のうち所定の無線基地局装置が「マスター」を表記したビーコン(マスター)を送信し、該ビーコン(マスター)を受信した他の無線基地局装置が所定の無線基地局装置のビーコン送信時間に同期させる構成である。
この同期手段は、さらにビーコン(マスター)を受信した他の無線基地局装置が順次送信権を獲得した後に「スレーブ」を表記したビーコン(スレーブ)を送信する構成であり、ビーコン生成手段は、ビーコン(マスター)およびビーコン(スレーブ)から他の無線基地局装置の報知情報を取得する構成である。
第1の発明の無線基地局装置において、集約ビーコンを送信した無線基地局装置のビーコン送信制御手段は、ビーコン間隔×他の無線基地局装置数の期間について、同期したビーコン送信時間ごとに繰り返す送信権の獲得処理を休止する構成である。
第2の発明は、通信エリア内に同一の周波数チャネルを用いる複数の無線基地局装置が存在する通信環境にあって、各無線基地局装置が該通信エリア内で接続中および接続可能性のある無線端末に対する報知情報を含むビーコンを周期的に送信する無線通信方法において、複数の無線基地局装置がそれぞれ周期的にビーコンを送信するタイミングであるビーコン送信時間を同期させる同期ステップと、他の無線基地局装置が送信する各ビーコンの報知情報を取得し、複数の無線基地局装置の報知情報を含む集約ビーコンを生成するビーコン生成ステップと、同期したビーコン送信時間ごとに、複数の無線基地局装置がランダム時間だけ待機して送信権を獲得したときに集約ビーコンを送信し、該送信権を獲得する前に他の無線基地局装置が送信した集約ビーコンを受信したときに自装置のビーコンの送信をキャンセルする処理を繰り返すビーコン送信制御ステップとを実行する。
第2の発明の無線通信方法において、同期ステップは、複数の無線基地局装置のうち所定の無線基地局装置が「マスター」を表記したビーコン(マスター)を送信し、該ビーコン(マスター)を受信した他の無線基地局装置が所定の無線基地局装置のビーコン送信時間に同期させる。
この同期ステップは、さらにビーコン(マスター)を受信した他の無線基地局装置が順次送信権を獲得した後に「スレーブ」を表記したビーコン(スレーブ)を送信し、ビーコン生成ステップは、ビーコン(マスター)およびビーコン(スレーブ)から他の無線基地局装置の報知情報を取得する。
第2の発明の無線通信方法において、集約ビーコンを送信した無線基地局装置のビーコン送信制御ステップは、ビーコン間隔×他の無線基地局装置数の期間について、同期したビーコン送信時間ごとに繰り返す送信権の獲得処理を休止する。
本発明は、複数の無線基地局装置がそれぞれ送信するビーコンの報知情報を、ビーコンの送信権を最初に獲得した1台の無線基地局装置がまとめて集約ビーコンとして送信し、この集約ビーコンを受信した他の無線基地局装置はビーコンの送信を中止することにより、各無線基地局装置によって送信される多数のビーコンを1回の送信で済ませることができる。したがって、無線基地局装置が密集した通信環境であっても、データ通信に利用する帯域を長時間占有状態とすることなく、スループットの改善が可能となる。また、複数の無線基地局装置が同時にビーコンを送信し、ビーコンが衝突して報知情報が破棄されることを防ぎ、無線端末に確実に報知情報を伝達することが可能となる。
本発明の無線基地局装置APの構成例を示す図である。 本発明の実施例1のビーコン送信手順例を示すフローチャートである。 本発明の実施例1のビーコン送信動作例を示すタイムチャートである。 各APのビーコン送信時間TBTTの同期手順例を示すフローチャートである。 各APのビーコン送信時間TBTTの同期動作例を示すタイムチャートである。 本発明の実施例2のビーコン送信手順例を示すフローチャートである。 本発明の実施例2のビーコン送信動作例を示すタイムチャートである。 従来の無線基地局装置APの構成例およびビーコン送信手順例を示す図である。 従来のビーコン送信動作例を示すタイムチャートである。
(実施例1)
図1は、本発明の無線基地局装置APの構成例を示す。
図1において、無線基地局装置APは、ビーコンの送受信に関するものとして、キャリアセンスおよび他APが送信するビーコンを受信する受信部11、ビーコンを送信する送信部12、受信した他APのビーコンからその報知情報を取得する他AP報知情報取得部13、互いにビーコンを受信できる位置関係にある全APの報知情報を含む集約ビーコンや、後述するビーコン(マスター)またはビーコン(スレーブ)を生成するビーコン生成部14、受信した他APのビーコンの内容に応じて自APのビーコンを送信するかしないかを決定する送信可否決定部15、各APのビーコン送信時間の同期処理を行い、ビーコンの送信タイミング制御を行うタイミング制御部16を備える。
図2は、本発明の実施例1のビーコン送信手順例を示すフローチャートである。
図3は、本発明の実施例1のビーコン送信動作例を示すタイムチャートである。
図1〜図3において、AP1〜AP3は、後述する同期方法により互いに同期したビーコン送信時間(TBTT)まで待機すると(S1,S2)、それぞれランダムな待機時間(DIFS+バックオフ時間)を設定し、キャリアセンスしながら他のAPから送信された自APの報知情報を含む集約ビーコン(#1−3)を受信するか否かを判断する(S3,S4,S5)。自APの報知情報を含む集約ビーコン(#1−3)を受信せずにDIFS+バックオフ時間の経過後にチャネルがアイドルであれば、全APの報知情報を含む集約ビーコン(#1−3)を送信する(S5,S6)。一方、DIFS+バックオフ時間が経過するまでに自APの報知情報を含む集約ビーコン(#1−3)を受信したAPは、自APからのビーコン送信をキャンセルし(S7)、次のビーコン送信時間まで待機する。
すなわち、ビーコン送信時間ごとに、最初にビーコンの送信権を獲得したAPが全APの報知情報を含む集約ビーコン(#1−3)を送信し、他のAPは当該集約ビーコン(#1−3)を受信することにより自APのビーコンを送信しない。また、各APは、ビーコン送信時間ごとにそれぞれランダムな待機時間(DIFS+バックオフ時間)を設定するので、全APの報知情報を含む集約ビーコン(#1−3)を送信するAPの順番がランダムになる。図3に示す例では、AP1の次にAP3が全APの報知情報を含む集約ビーコン(#1−3)を送信している。
ここで、全APの報知情報を含む集約ビーコン(#1−3)について説明する。
各APの受信部11および他AP報知情報取得部13は、後述するビーコン送信時間の同期処理の過程で、各APが送信するビーコン(マスター)およびビーコン(スレーブ)を受信してそれぞれの報知情報を取得し、ビーコン生成部14で自APの報知情報に他APの報知情報の一部または全部を付加した全APの報知情報を含む集約ビーコン(#1−3)を生成する。ここで付加すべき必要最小限の情報は、他APが形成するネットワークの識別子(SSID)であり、他にSupported rates 、Extended Supported rates、HT Capabilities などの制御情報を付加してもよい。
全APの報知情報を含む集約ビーコン(#1−3)の生成および送信方法としては、例えば、ビーコンフレームのフレームボディのVendor Specific フィールドに他APの報知情報を記載し、図2および図3に示す手順に従って送信権を獲得したAPが送信する。この場合は、各APの配下の無線端末STAは、この集約ビーコン(#1−3)のVendor Specific フィールドを読み取る機能を有し、帰属するAPの報知情報を取得する。あるいは、図2および図3に示す手順に従って送信権を獲得した各APが自APの報知情報を有するビーコンを送信した後に、SIFS間隔で連続して他APのアドレス(BSSID)を偽装したヘッダと報知情報を有するビーコンを送信する。この場合は、各APの配下の無線端末STAは、連続して受信するビーコンのヘッダに基づいて帰属するAPのビーコンを受信することができる。
これにより、各APが同期し、同一のビーコン送信時間を設定したとしても、図9(2) に示す従来のAPのようなビーコン同士の衝突を低減しながら、各APの報知情報を有するビーコンを効率的に送信することができる。
なお、複数のAPの待機時間(DIFS+バックオフ時間)が偶然に一致した場合は衝突になるが、すべてのAPの待機時間が一致する確率は極めて低いので、他のAPから全APの報知情報を含む集約ビーコン(#1−3)が送信されることになる。ただし、後述する実施例2では確実に衝突を回避する方法を示す。
(ビーコン送信時間TBTTの同期方法)
次に、各APのビーコン送信時間TBTTの同期方法について説明する。ここで、各APは、無線媒体以外に互いに通信を行う手段を備えていないものとする。
図4は、各APのビーコン送信時間TBTTの同期手順例を示すフローチャートである。図5は、各APのビーコン送信時間TBTTの同期動作例を示すタイムチャートである。
図4および図5において、各APは、ビーコンフレームの「AP間同期」を示すフィールドに例えば「1」をセットしたビーコン(マスター)を生成し(S11)、CSMA/CAの手順に従ってキャリアセンスを行い(S12〜S14)、ビーコンの送信権を獲得する処理に入る。ここで、他APからビーコン(マスター)を受信する前に送信権を獲得した場合には、ビーコン(マスター)を送信する(S15)。一方、送信権を獲得する前に他APからビーコン(マスター)を受信した場合には、ビーコンフレームの「AP間同期」を示すフィールドに例えば「0」をセットしたビーコン(スレーブ)を生成し(S16)、送信権を獲得した後にビーコン(スレーブ)を送信し(S15)、次回以降のビーコン送信時間TBTTをビーコン(マスター)を送信したAPに合わせる(S17,S18)。
図5に示す例は、AP1が最初に送信権を獲得してビーコン(マスター)を送信する。AP2,AP3は、AP1のビーコン(マスター)を受信すると、それぞれ送信権を獲得した時点でビーコン(スレーブ)を送信するとともに、ビーコン送信時間をAP1に合わせる。これにより、AP1〜AP3の次回以降のビーコン送信時間は同期することになる。
なお、AP1〜AP3は、ビーコン送信時間TBTTの同期処理の過程で、ビーコン(マスター)およびビーコン(スレーブ)の受信により、それぞれの報知情報を取得して全APの報知情報を含む集約ビーコン(#1−3)を生成する。あるいは、AP1〜AP3が、通信エリア内で同一の周波数チャネルを用いる無線基地局装置として互いの報知情報をリストとして保持しており、ビーコン送信時間TBTTの同期処理の過程で当該リストに基づいて全APの報知情報を含む集約ビーコン(#1−3)を生成してもよい。
このようにビーコン送信時間TBTTの同期処理を終えたAP1〜AP3は、図2および図3に示した手順に従って、最初にビーコンの送信権を獲得したAP(図5ではAP2)が全APの報知情報を含む集約ビーコン(#1−3)を送信し、他のAP(図5ではAP1,AP3)は当該集約ビーコン(#1−3)を受信することにより自APのビーコンを送信しないので、ビーコンの衝突を回避しながら各APが効率よくビーコンを送信することができる。
また、図4および図5に示すビーコン送信時間の同期方法に代えて、各APが有線ケーブル等によりネットワークに接続し、これを介して互いに通信できる場合には次のような方法でもよい。
ネットワークの機能により「マスター」に指名されたAP1が、自身のビーコン送信時間をネットワークを介して他のAP2,AP3に報知する。AP2,AP3は、報知されたAP1のビーコン送信時間を基準に、ビーコン送信時間を「マスター」のAP1に合わせる。また、各AP1〜AP3は、それぞれの報知情報のネットワークを介してやりとりする。
(実施例2)
図6は、本発明の実施例2のビーコン送信手順例を示すフローチャートである。
図7は、本発明の実施例2のビーコン送信動作例を示すタイムチャートである。
図6および図7において、ビーコン送信時間TBTTごとに、最初にビーコンの送信権を獲得したAPが全APの報知情報を含む集約ビーコン(#1−3)を送信し、他のAPは当該集約ビーコン(#1−3)を受信することにより自APのビーコンを送信しない処理S1〜S7は、図2および図3に示す実施例1と同じである。
実施例2の特徴は、実施例1において複数のAPの待機時間(DIFS+バックオフ時間)が偶然に一致してビーコン衝突になることを回避するために、送信権を獲得してビーコンを送信したAPは、(ビーコン間隔×他AP数)の時間だけ待機した後に(S8,S9)、送信権を獲得するためのキャリアセンスに戻る(S3)。
図7に示す例では、AP1がTBTT1で送信権を獲得して全APの報知情報を含む集約ビーコン(#1−3)を送信すると、TBTT2,TBTT3ではビーコン送信をスケジューリングせず、送信権獲得処理を休止する。一方、TBTT2では、AP2とAP3がビーコンの送信権獲得競争を行い、ここではAP3が送信権を獲得して全APの報知情報を含む集約ビーコン(#1−3)を送信すると、TBTT3,TBTT4ではビーコン送信をスケジューリングせず、送信権獲得処理を休止する。したがって、TBTT3では、AP2のみが送信権獲得処理を行うことにより、全APの報知情報を含む集約ビーコン(#1−3)を送信すると、TBTT4,TBTT5ではビーコン送信をスケジューリングせず、送信権獲得処理を休止する。これにより、TBTT4以降は、AP1,AP3,AP2の順に全APの報知情報を含む集約ビーコン(#1−3)の送信を繰り返す。すなわち、AP1〜AP3の集約ビーコンの送信が一巡した後は、TBTTごとに1つのAPのみがビーコン送信することになるので、送信権を獲得するための待機時間(DIFS+バックオフ時間)は省略可能であり、また他のAPからのビーコン受信もないのでステップS4,S7の処理は不要となる。
AP 無線基地局装置
11 受信部
12 送信部
13 他AP報知情報取得部
14 ビーコン生成部
15 送信可否決定部
16 タイミング制御部

Claims (8)

  1. 通信エリア内に同一の周波数チャネルを用いる複数の無線基地局装置が存在する通信環境にあって、該通信エリア内で接続中および接続可能性のある無線端末に対する報知情報を含むビーコンを周期的に送信する無線基地局装置において、
    前記複数の無線基地局装置がそれぞれ周期的にビーコンを送信するタイミングであるビーコン送信時間を同期させる同期手段と、
    他の無線基地局装置が送信する各ビーコンの報知情報を取得し、前記複数の無線基地局装置の報知情報を含む集約ビーコンを生成するビーコン生成手段と、
    前記同期したビーコン送信時間ごとに、前記複数の無線基地局装置がランダム時間だけ待機して送信権を獲得したときに前記集約ビーコンを送信し、該送信権を獲得する前に他の無線基地局装置が送信した前記集約ビーコンを受信したときに自装置のビーコンの送信をキャンセルする処理を繰り返すビーコン送信制御手段と
    を備えたことを特徴とする無線基地局装置。
  2. 請求項1に記載の無線基地局装置において、
    前記同期手段は、前記複数の無線基地局装置のうち所定の無線基地局装置が「マスター」を表記したビーコン(マスター)を送信し、該ビーコン(マスター)を受信した他の無線基地局装置が所定の無線基地局装置のビーコン送信時間に同期させる構成である
    ことを特徴とする無線基地局装置。
  3. 請求項2に記載の無線基地局装置において、
    前記同期手段は、さらに前記ビーコン(マスター)を受信した他の無線基地局装置が順次送信権を獲得した後に「スレーブ」を表記したビーコン(スレーブ)を送信する構成であり、
    前記ビーコン生成手段は、前記ビーコン(マスター)および前記ビーコン(スレーブ)から前記他の無線基地局装置の報知情報を取得する構成である
    ことを特徴とする無線基地局装置。
  4. 請求項1に記載の無線基地局装置において、
    前記集約ビーコンを送信した前記無線基地局装置の前記ビーコン送信制御手段は、ビーコン間隔×他の無線基地局装置数の期間について、前記同期したビーコン送信時間ごとに繰り返す前記送信権の獲得処理を休止する構成である
    ことを特徴とする無線基地局装置。
  5. 通信エリア内に同一の周波数チャネルを用いる複数の無線基地局装置が存在する通信環境にあって、各無線基地局装置が該通信エリア内で接続中および接続可能性のある無線端末に対する報知情報を含むビーコンを周期的に送信する無線通信方法において、
    前記複数の無線基地局装置がそれぞれ周期的にビーコンを送信するタイミングであるビーコン送信時間を同期させる同期ステップと、
    他の無線基地局装置が送信する各ビーコンの報知情報を取得し、前記複数の無線基地局装置の報知情報を含む集約ビーコンを生成するビーコン生成ステップと、
    前記同期したビーコン送信時間ごとに、前記複数の無線基地局装置がランダム時間だけ待機して送信権を獲得したときに前記集約ビーコンを送信し、該送信権を獲得する前に他の無線基地局装置が送信した前記集約ビーコンを受信したときに自装置のビーコンの送信をキャンセルする処理を繰り返すビーコン送信制御ステップと
    を実行することを特徴とする無線通信方法。
  6. 請求項5に記載の無線通信方法において、
    前記同期ステップは、前記複数の無線基地局装置のうち所定の無線基地局装置が「マスター」を表記したビーコン(マスター)を送信し、該ビーコン(マスター)を受信した他の無線基地局装置が所定の無線基地局装置のビーコン送信時間に同期させる
    ことを特徴とする無線通信方法。
  7. 請求項6に記載の無線通信方法において、
    前記同期ステップは、さらに前記ビーコン(マスター)を受信した他の無線基地局装置が順次送信権を獲得した後に「スレーブ」を表記したビーコン(スレーブ)を送信し、
    前記ビーコン生成ステップは、前記ビーコン(マスター)および前記ビーコン(スレーブ)から前記他の無線基地局装置の報知情報を取得する
    ことを特徴とする無線通信方法。
  8. 請求項5に記載の無線通信方法において、
    前記集約ビーコンを送信した前記無線基地局装置の前記ビーコン送信制御ステップは、ビーコン間隔×他の無線基地局装置数の期間について、前記同期したビーコン送信時間ごとに繰り返す前記送信権の獲得処理を休止する
    ことを特徴とする無線通信方法。
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