JP6150540B2 - 取水口遮断ゲート装置 - Google Patents

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本発明は、渓流に設けられ、一部の水を水力発電所の導水路に導入するための取水口を開閉する取水口遮断ゲート装置に関する。
従来より、水力発電所の導水路に、河川を流れる水の一部を導入することによって、河川の水を水力発電に利用することが行われている。ここで、国土交通省より、河川からの取水量が許可取水量を越えないように適正に取水管理を行うように指示が出されている。このため、各取水口に遮断ゲートを設置する等、必要な対策を実施している。
また、従来、この種の技術としては、特許文献1に記載された自動越流ゲート装置がある。この自動越流ゲート装置は、取水口を開閉する越流ゲートを有しており、この越流ゲートはフロートの上昇に伴って上昇し、ある水位になると取水口を完全に封鎖するというものである。
実開平5−96127公報
ところで、山間部における河川上流域、所謂、渓流から取水する場合には、電源設備がない場合が多く、モータのような動力装置を設置して遮断ゲートの開閉を自動的行うことが難しい。このため、取水量を制限するために、作業員が現地に赴いて手動によってゲートを開閉することが行われている。しかし、例えば、集中豪雨によって渓流の水位が急激に上がった場合には、作業員の作業負担が大きくなる。
また、特許文献1に記載された自動越流ゲート装置においては、越流ゲートを持ち上げるだけの浮力を確保するため、大型のフロートが必要となる。このため、既設の取水口に対して新たに自動越流ゲート装置を設置するためには、設置スペースを広く取る必要があるため、取水口の位置によっては設置できない場合がある。
本発明は、このような問題点を解決し、渓流から取水するための取水口の開閉を自動的に行うとともに、取水口を開閉するための機構の簡易化を実現した取水口遮断ゲート装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、次に記載する構成を備えている。
(1) 河川に設けられた取水口を開閉し、水力発電所に水を流すための導水路に対する前記河川の水の導入及び遮断を行う遮断ゲートと、当該遮断ゲートを上下方向にスライド移動自在に支持するフレーム状の支持体と、ロック状態において、前記遮断ゲートを前記取水口の上方に位置付けて前記取水口を開放状態で維持するロック部と、前記河川の水面に浮かべるフロートと、当該フロートに設けられ、前記河川の水面位置が上昇して前記フロートが所定の高さに到達した時に、前記ロック部のロック状態を解除するリンク部とを備え、前記遮断ゲートは、ロック状態が解除された場合に落下して前記取水口を閉鎖することを特徴とする取水口遮断ゲート装置。
(1)によれば、フロートが所定の高さに到達しない場合には、遮断ゲートは取水口の上方で保持されるため、取水口は全開状態となる。また、フロートが所定の高さに到達した場合には、リンク部によってロック部が動作してロック状態が解除されるため、遮断ゲートが降下して取水口は全閉状態となる。このように、フロートが所定の高さに到達した場合に、遮断ゲートを降下させるという簡単な構成で、遮断ゲートによる取水口の閉鎖を自動的に行うことが可能になり、これにより、超過取水を防止することが可能になる。しかも、取水口の開閉は、支持体に沿って遮断ゲートを上下にスライドさせるという簡単な構造であるため、既設の取水口に対して遮断ゲートを設けることが容易に可能になる。
(2) (1)において、前記ロック部は、前記遮断ゲートに取り付けられかつ上下方向に延びるゲートシャフトと、当該ゲートシャフトに取り付けられた円板部材と、基端部が前記支持体に回動自在に取り付けられかつ先端部が前記円板部材に係合してロック状態とするフック部材とを有し、前記リンク部は、前記フロートに取り付けられかつ上下方向に延びるフロートシャフトと、当該ゲートシャフトの所定位置に取り付けられ、前記フロートが所定の高さに到達した時に、前記円板部材から離間する方向に前記フック部材を回動させてロック状態を解除させる伝達部材とを有することを特徴とする取水口遮断ゲート装置。
(2)によれば、フロートシャフトが所定の高さに到達した場合に、フック部材を回動させて円板との係合状態を解除するという簡単な構成で、遮断ゲートによる取水口の閉鎖を自動的に行いことが可能になり、これにより、超過取水を防止することが可能になる。
(3) (1)、(2)において、前記フロートは、ロック状態において、前記取水口の上端よりも上方に配置されることを特徴とする取水口遮断ゲート装置。
(3)によれば、河川の水位が取水口に到達するまでフロートが動作することがないため、河川から安定して取水することが可能になる。
(4) (1)〜(3)によれば、前記フロートの上下方向への移動をガイドするガイド部材を更に備えたことを特徴とする取水口遮断ゲート装置。
(4)によれば、フロートがガイド部材に沿って上下方向に移動するため、フロートが河川の水位を確実に検知することが可能になる。
本発明によれば、渓流から取水するための取水口の開閉を自動的に行い、超過取水を防止するとともに、取水口を開閉するための機構の簡易化を実現した取水口遮断ゲート装置を提供することが可能になる。
本発明の一実施形態における取水口遮断ゲート装置1を設置する場所を示す説明図である。 本発明の一実施形態における取水口遮断ゲート装置1の要部構成を示す斜視図である。 図2に示す取水口遮断ゲート装置1をえん堤102に設置した状態を側面図である。 図3をAA方向視した正面図である。 戸板40aによる遮断ゲート10の支持構造を示す斜視図である。 取水口遮断ゲート装置1のロック部12がロック解除状態である場合を示す正面図である。 ロック部12の動作を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態における取水口遮断ゲート装置1を設置する場所を示す説明図である。
渓流100には、渓流100の底部に積もった土砂を排出するためのえん堤102が設置されている。えん堤102には、図示しないゲートが設けられており、このゲートを所定のタイミングで開くことにより、渓流100の底部の土砂が、えん堤102によって堰き止められた水とともに下流側に放出される。
渓流100におけるえん堤102近傍には、渓流100を流れる水の一部を取水する取水口104が設けられている。また、渓流100の下方に、水力発電所に水を導く導水路110が設けられている。更に、取水口104と導水路110とを連結する開放水路120が設けられている。
このため、えん堤102によって堰き止められている水の一部は取水口104に流入し、取水口104に流入した水は、開放水路120及び導水路110を介して水力発電所に送られることによって発電に用いられる。取水口遮断ゲート装置1は、取水口104を開閉するための装置であり、開放水路120が通っている渓流100の土手に設置されている。
図2は、本発明の一実施形態における取水口遮断ゲート装置1の要部構成を示す斜視図である。取水口遮断ゲート装置1は、遮断ゲート10と、ロック部12と、フロート20と、リンク部22とを備えている。
遮断ゲート10は、取水口104(図3参照)よりも大きいサイズの長方形のスキンプレートと、このスキンプレートの表裏面に取付けられる鋼板とからなる。鋼板は、遮断ゲート10を鉛直下方に降下させるための錘となる。
ロック部12は、ロック状態において、遮断ゲート10を取水口104の上方に位置付けた状態で保持するものであり、ゲートシャフト14と、円板15と、フック16と、取付部材17とを備えている。
ゲートシャフト14は、長尺のボルト体からなり、下端部が長尺の遮断ゲート10の上部の中央に連結され、上端部は鉛直上方に延びている。
円板15は、ゲートシャフト14に螺合しており、ゲートシャフト14の端部に配置されている。円板15の両側にはナットが配置されており、円板15は、両側の巻上ナットによって締め付けられることによって、ゲートシャフト14に固定されている。
フック16は、長方形の板状部材における長手方向の一端部が鉤状に形成され、他端部が斜めに形成された略C字型の部材である。フック16の他端部には貫通孔が形成されている。なお、以下の説明において、フック16の一端部を先端部、フック16の他端部を基端部と称する場合がある。
取付部材17は、支持体40にフック16を回動自在に固定するための部材であり、一対の延在片17a、17aを備えている。一対の延在片17a、17aの間隔は、フック16の厚さより若干広くなるように設定されている。また、一対の延在片17a、17aにはそれぞれ貫通孔が形成される。そして、一対の延在片17a、17aの間にフック16の基端部を挿入し、一対の延在片17a、17aの貫通孔とフック16の貫通孔とを一致させた状態で、貫通孔にピン17bを挿入することによって、フック16が延在片17a、17aに回動可能に取り付けられる。
取付部材17が、支持体40(図3参照)に固定された場合、一対の延在片17a、17aは下方に向けられる。このため、フック16の先端部は、延在片17a、17aから垂下するとともに、円板15に近づいたり離れたりする方向に揺動する。
また、フック16の先端部の鉤状部分は、円板15の内側に位置している。このため、ゲートシャフト14を上方に移動させて、円板15の下側にフック16の先端部を配置した時に、フック16の先端部の鉤状部分が円板15に係合する。なお、フック16の先端部の鉤状部分が円板15に係合している状態が、ロック部12におけるロック状態、フック16の先端部の鉤状部分が円板15に係合していない状態が、ロック部12におけるロック解除状態である。
フロート20は、えん堤102内の水面に浮かべられる部材であり、水位の変化に従って上下方向に位置が変化する。フロート20は、ロック状態において、取水口104の上端よりも上方に配置されている。このため、フロート20はえん堤102内の水位が取水口104を越えた時に、水面上に浮かぶようになる。
リンク部22は、フロート20の上下動をフック16に伝達する部材であり、フロートシャフト24と、伝達片26とを備えている。
フロートシャフト24は、長尺のボルト体からなり、下端部がフロートシャフト24の上面の中央に連結され、上端部は鉛直上方に延びている。
伝達片26は、側面視L字型の2つの連結部材26a、26aによって構成されている。2つの連結部材26a、26aは、フロートシャフト24を挟むことができる程度の幅を持って対向配置される。このため、伝達片26は、略T字型に構成されている。伝達片26の一端部は、フロートシャフト24の他端部においてフロートシャフト24を挟むように配置されている。また、フロートシャフト24は、伝達片26の一端部において、伝達片26の長手方向に沿って所定の距離だけ移動可能である。また、伝達片26の一端部は、フロートシャフト24の軸方向に沿って所定の距離だけ移動可能である。このため、伝達片26の他端部は、伝達片26の一端部を回転軸として上下方向に回動可能である。また、伝達片26の他端部は、フック16の中央部に溶接されている。
図3は、図2に示す取水口遮断ゲート装置1を取水口に設置した状態を示す側面図、図4は、図3をAA方向視した正面図である。
取水口遮断ゲート装置1は、図3に示すように、ガイド部30と、支持体40とを更に備えている。ガイド部30は、内部にフロート20を収納する有底の四角筒体である。ガイド部30は、フロート20よりも長く形成されており、フロート20はガイド部30に沿って上下動する。また、ガイド部30は、内部にえん堤102によって堰き止められている水が流入、流出可能に形成されている。
支持体40は、遮断ゲート10を上下方向にスライド移動可能に支持するフレーム状の部材であり、図4に示すように、一対の戸板40aと、2本の梁40bとによって構成されている。
一対の戸板40aは、上下方向に立設され、遮断ゲート10の両側部を支持するものである。また、梁40bは、一対の戸板40a、40aの最上端及び一対の戸板40a、40aの中央部に配置され、一対の戸板40a、40aを水平方向に連結している。戸板40aの最上端の配置された梁40bの中央部には、図4に示すように、取付部材17が固定されている。
図5は、戸板40aによる遮断ゲート10の支持構造を示す斜視図である。戸板40aは、上下方向に延びる略四角筒型の長尺部材であり、4つの側面における1つの側面に上下方向に延びる切欠40cが形成されている。
一対の戸板40a、40aは、切欠40cが互いに対向するように立設され、遮断ゲート10の両端部が切欠40c、40cに挿入される。
また、遮断ゲート10の両端部の表裏面には、アタッチメント付チェーン50が配置されている。アタッチメント付チェーン50は、アレイ形状の板状部材を回転軸によって連結してなるチェーンにおいて、板状部材にL字状の曲げ部を形成したものであり、この曲げ部を平面に当接、固定可能にすること、すなわち、平面に固定する機能を備えたものである。また、アタッチメント付チェーン50の回転軸は、単独で軸周りに回転可能である。
アタッチメント付チェーン50は、回転軸が戸板40aにおける切欠40cのエッジに対向するように遮断ゲート10に固定される。
そして、遮断ゲート10が一対の戸板40a、40aに挿入された場合、戸板40aにおける切欠40cのエッジ部分の両側部に、アレイ形状の板状部材が配置される。このため、遮断ゲート10の水平方向の移動が規制されるようになり、戸板40aにおける切欠40cのエッジ部分がアタッチメント付チェーン50から外れることが防止される。しかも、遮断ゲート10をスライドさせた際に、アタッチメント付チェーン50の回転軸が回転するため、戸板40aと遮断ゲート10との間にかかる抵抗を小さくすることができる。
図3、図4に示す取水口遮断ゲート装置1は、ロック部12がロック状態である場合を示すものであり、取水口104の上方に遮断ゲート10が位置付けられており、取水口104は開放されている。
図6は、取水口遮断ゲート装置1のロック部12がロック解除状態である場合を示す正面図である。ロック部12がロック解除状態である場合には、遮断ゲート10が降下して取水口104が全閉される。
次に、図7を参照しながら、ロック部12の動作について説明する。
ロック部12がロック解除状態にあり、遮断ゲート10が降下して取水口104が全閉されている状態から、作業員によって遮断ゲート10が持ち上げられると、図7(a)に示すように、円板15がフック16の鉤状部分の斜面に当接する。更に遮断ゲート10が持ち上げられると、図7(b)、(c)に示すように、円板15がフック16の斜面を押圧することにより、フック16が回動する。そして、円板15がフック16の斜面を越えた時に、図7(d)に示すように、フック16が自重によってゲートシャフト14側に回動して、フック16の鉤状部分が円板15の下方に配置される。この状態で、作業員が遮断ゲート10から手を離すことにより、フック16が円板15に係合してロック状態となり、遮断ゲート10の下方への移動が規制される。
ロック状態においては、図4に示すように、遮断ゲート10が取水口104の上部で保持され、取水口104が全開状態となる。そして、図1に示す、えん堤102付近の水位が取水口104の位置に到達した場合に、水の一部が取水口104内に流入し、開放水路120を介して導水路110に導入されて水力発電所に送られる。
また、図7(d)に示すように、ロック部12がロック状態である時に、例えば集中豪雨のためにえん堤102付近の水位が短時間で上昇し、取水口104を越えたとする。この時、フロート20は水位の上昇とともに上昇する。フロート20が上昇するとフロートシャフト24とともに伝達片26が上昇する。伝達片26が上昇すると、伝達片26に連結されているフック16が、ゲートシャフト14から離間する方向に回動し、やがて、図7(b)、(a)に示すように、フック16と円板15との係合が解除されてロック解除状態となり、遮断ゲート10が降下する。そして、図6に示すように、遮断ゲート10が降下して取水口104が全閉される。これにより、渓流100の水の導水路110への導入が遮断される。
以上、説明したように構成された本実施形態によれば、通常は、ロック部12をロック状態とすることにより、遮断ゲート10は取水口104の上方で保持されるため、取水口104は全開状態となる。また、フロート20が所定の高さに到達した場合には、リンク部22によってロック部12が動作してロック状態が解除されるため、遮断ゲート10が降下して取水口104は全閉状態となる。このように、フロート20が所定の高さに到達した場合に、遮断ゲート10を降下させるという簡単な構成で、取水口104の遮断を自動的に行うことが可能になり、これにより、渓流100からの超過取水を防止することが可能になる。特に、フック16を回動させて円板15との係合状態を解除するという簡単な構成で、取水口104の遮断を自動的に行いかつ超過取水を防止することが可能になる。
また、本実施形態によれば、フロート20は、ロック状態において、取水口104の上端部よりも上方に配置されているため、えん堤102付近の水位が取水口104に到達するまでフロート20が動作することがなくなる。このため、渓流100から安定して取水することが可能になる。
また、本実施形態によれば、フロート20を上下方向にガイドするガイド部30を更に備えたことにより、フロート20がガイド部30に沿って上下方向に移動するため、フロート20がえん堤102内の水位を確実に検知することが可能になる。
また、本実施形態によれば、フック16における円板15の外周端部に当接する部分が斜面として形成されていることにより、降下した状態の遮断ゲートを手動で持ち上げた場合に、円板15がフック16を押圧するようになり、フック16が自動的に回動するようになる。これにより、円板15がフック16の鉤状部分を越えた時点でロック状態となり、円板15がフック16の上方に位置付けられる。その結果、取水口104の上方に遮断ゲート10を位置付けた状態で保持することが容易に可能になり、簡単に取水口104を全開状態に保つことが可能になる。
1 取水口遮断ゲート装置
10 遮断ゲート
12 ロック部
14 ゲートシャフト
15 円板
16 フック
17 取付部材
17a 延在片
17b ピン
20 フロート
22 リンク部
24 フロートシャフト
26 伝達片
26a 連結部材
30 ガイド部
40 支持体
40a 戸板
40b 梁
40c 切欠
50 アタッチメント付チェーン
100 渓流
102 えん堤
104 取水口
110 導水路
120 開放水路

Claims (3)

  1. 河川に設けられた取水口を開閉し、水力発電所に水を流すための導水路に対する前記河川の水の導入及び遮断を行う遮断ゲートと、
    当該遮断ゲートを上下方向にスライド移動自在に支持するフレーム状の支持体と、
    ロック状態において、前記遮断ゲートを前記取水口の上方に位置付けて前記取水口を開放状態で維持するロック部と、
    前記河川の水面に浮かべるフロートと、
    当該フロートに設けられ、前記河川の水面位置が上昇して前記フロートが所定の高さに到達した時に、前記ロック部のロック状態を解除するリンク部とを備え、
    前記遮断ゲートは、ロック状態が解除された場合に落下して前記取水口を閉鎖し、
    前記ロック部は、前記遮断ゲートに取り付けられかつ上下方向に延びるゲートシャフトと、当該ゲートシャフトに取り付けられた円板部材と、基端部が前記支持体に回動自在に取り付けられかつ先端部が前記円板部材に係合してロック状態とするフック部材とを有し、
    前記リンク部は、前記フロートに取り付けられかつ上下方向に延びるフロートシャフトと、当該ゲートシャフトの所定位置に取り付けられ、前記フロートが所定の高さに到達した時に、前記円板部材から離間する方向に前記フック部材を回動させてロック状態を解除させる伝達部材とを有することを特徴とする取水口遮断ゲート装置。
  2. 前記フロートは、ロック状態において、前記取水口の上端よりも上方に配置されることを特徴とする請求項記載の取水口遮断ゲート装置。
  3. 前記フロートの上下方向への移動をガイドするガイド部材を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の取水口遮断ゲート装置。
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