JP6149998B1 - Umbrella dryer - Google Patents
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Abstract
【課題】傘乾燥装置において、家庭などの設置スペースが少ない場所でも設置可能とすることである。【解決手段】濡れた傘8を乾燥させる傘乾燥装置10であって、略円筒形状を有し、外径側から挿入された傘8を中心側に向けて渦巻き状に移動させる案内溝12cを有する本体部12と、本体部12の案内溝12c内を、渦巻き状に移動する傘8に、温風が当たるように送風する送風部14と、を備えることを特徴とする。【選択図】図1In an umbrella drying apparatus, it is possible to install an umbrella drying apparatus even in a place where there is little installation space such as a home. An umbrella drying apparatus 10 for drying a wet umbrella 8 has a substantially cylindrical shape and a guide groove 12c that moves the umbrella 8 inserted from the outer diameter side in a spiral shape toward the center side. It has a main body part 12 and a blower part 14 that blows air inside the guide groove 12c of the main body part 12 so that warm air hits the umbrella 8 that moves spirally. [Selection] Figure 1
Description
本発明は、傘乾燥装置に関する。 The present invention relates to an umbrella drying apparatus.
従来、雨天時に用いられた濡れた傘を施設等に持ち込む場合にビニール袋に収納して持ち込むような対応がなされてきた。このような場合に、使い終えたビニール袋の処置に困ることがある。また、使用済みのビニール袋を収集するごみ箱等を用意していることが多いが、ごみ箱にきちんと捨てない人等がいて、使用済みのビニール袋が散乱するなど、美観の観点からも好ましいものではなかった。 Conventionally, when a wet umbrella used in rainy weather is brought into a facility or the like, it has been accommodated in a plastic bag. In such a case, you may be troubled with the treatment of the plastic bags that you have used. In addition, there are many trash cans that collect used plastic bags, but there are people who do not throw them away in the trash can, and used plastic bags are scattered, which is also preferable from the viewpoint of aesthetics. There wasn't.
そこで、例えば、特許文献1では、乾燥機本体に傘、雨カッパ等の雨具を移動させるための通路を設け、この通路の壁部に温風吹出装置を設け、例えば傘が通路を移動するときには、温風吹出装置から温風が吹出されて、雨露が吹き飛ばされる構成が開示されている。 Therefore, for example, in Patent Document 1, a passage for moving rain gear such as an umbrella and rain kappa is provided in the dryer main body, and a hot air blowing device is provided on a wall portion of the passage. For example, when the umbrella moves in the passage A configuration is disclosed in which warm air is blown from the hot air blowing device and rain dew is blown away.
特許文献1の構成からなる装置をデパートの入り口や駅の改札等に設けることにより傘を乾燥させることが出来るが、この構成からなる装置は、人が歩きながら傘を乾燥させることを想定しているため、移動方向に所定の長さが必要となり、結構な広さの設置スペースが必要となる。 Umbrellas can be dried by installing the device having the configuration of Patent Document 1 at the entrance of a department store, a ticket gate of a station, etc., but the device having this configuration assumes that the person dries while walking. Therefore, a predetermined length is required in the moving direction, and a considerably large installation space is required.
本発明の目的は、家庭などの設置スペースが少ない場所でも設置可能な傘乾燥装置を提供することである。 An object of the present invention is to provide an umbrella drying apparatus that can be installed even in a place where installation space is small, such as a home.
本発明に係る傘乾燥装置は、濡れた傘を乾燥させる傘乾燥装置であって、略円筒形状を有し、外径側から挿入された前記傘を中心側に向けて渦巻き状に移動させる案内溝を有する本体部と、前記本体部内を介して、渦巻き状に移動する前記傘に風が当たるように送風する送風部と、を備え、前記本体部は、一枚の板状部材が渦巻き状に曲げられて形成されており、前記案内溝に向けられた複数の貫通孔を有しており、前記送風部は、前記本体部の下部に設けられ、外部から吸収した空気についてヒーターを介して生成した温風を前記本体部の内部に設けられた空洞部を通過させて前記複数の貫通孔から排出させ、前記空洞部は、下部から上部に向けて幅が狭くなるように形成されていることを特徴とする。 An umbrella drying apparatus according to the present invention is an umbrella drying apparatus that dries a wet umbrella, and has a substantially cylindrical shape, and guides the umbrella inserted from the outer diameter side to move spirally toward the center side. A main body having a groove, and a blower that blows air through the main body so that the umbrella moves in a spiral shape, and the main body has a single plate-like member in a spiral shape. The air blowing part is provided at the lower part of the main body part, and the air absorbed from the outside is provided via a heater. the resulting warm air is passed through the hollow portion provided inside the main body is discharged from said plurality of through holes, the cavity, that is formed such that the width becomes narrower toward the bottom to top It is characterized by that.
また、本発明に係る傘乾燥装置において、前記案内溝に向けて紫外線を照射する紫外線照射部を備えることが好ましい。 Moreover, the umbrella drying apparatus according to the present invention preferably includes an ultraviolet irradiation unit that irradiates ultraviolet rays toward the guide groove.
本発明によれば、略円筒形状を有し、外径側から挿入された傘を中心側に向けて渦巻き状に移動させる案内溝を有している。このように、渦巻き状に移動させることにより、距離を確保することができるため、全体として省スペースにすることができる。 According to this invention, it has a substantially cylindrical shape and has the guide groove which moves the umbrella inserted from the outer diameter side toward the center side spirally. As described above, since the distance can be ensured by moving in a spiral shape, the space can be saved as a whole.
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。 Embodiments according to the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings. Below, the same code | symbol is attached | subjected to the same element in all the drawings, and the overlapping description is abbreviate | omitted. In the description in the text, the symbols described before are used as necessary.
図1は、傘乾燥装置10を示す図であり、図1(a)は、傘乾燥装置10の斜視図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A線断面図である。図2(a)は、傘乾燥装置10において、送風部14が作動したときの空気の流れを示す図であり、図2(b)は、送風部14により送風された空気の流れと傘8の移動方向を示す図であり、図2(c)は、平面図で示された傘8に温風が吹き付けている様子を示す図である。
FIG. 1 is a diagram showing an
傘乾燥装置10は、一般家庭の住宅の玄関等、商業施設等に比べて狭いスペースの場所にも設置することが出来、雨に濡れた傘を乾燥させることができる装置である。傘乾燥装置10は、本体部12と送風部14と紫外線照射部16とを備える。
The
本体部12は、略円筒形状を有し、外径側から挿入された傘8を中心側に向けて渦巻き状に移動させる案内溝12cを有する。渦巻きの巻き数は、設置スペースの大きさに応じて変更することが好適であるが、ここでは、巻き数が約2回であるものとして説明する。
The
渦巻き状に曲げられた本体部12は、図1に示されるように、平面視でほぼ2つの円を構成するように曲げられているが、2つの円に限定されず、適宜増減させることができる。案内溝12cの溝幅は、傘を移動させるのに適したものであればよい。例えば、本体部12の外径側から傘8を挿入する際の溝d1の幅は、20cmであり、中央部に形成される略円柱状の空間部の溝幅d2は40cmに設定することが好適である。
As shown in FIG. 1, the
本体部12の高さhは、成人男性用の傘8が挿入可能な高さに設定されていることが好ましく、例えば、70cmに設定することが好適である。ここで、傘8は親骨と受け骨が閉じられた状態で、かつ、生地部分は閉じない状態で挿入されることを想定して、溝幅d1,d2が設定されている。
The height h of the
本体部12は、一枚の板状部材を渦巻き状に曲げ加工することにより形成されている。また、本体部12の厚みは下部から上部に向けて厚みが小さくなるように形成されている。本体部12の厚みは、適宜設定することが可能であるが、ここでは上部の厚みが2cmである場合に、下部の厚みが6cmである。
The
本体部12は、適度な強度と耐熱性を有する材質で構成することが好ましく、例えば、ステンレスによって構成することが好ましい。本体部12の厚みは、上述したように、下部から上部に向けて幅狭になるように設定されているが、本体部12の内部は送風部14から送られてきた風を通る空洞が形成されており、その空洞のうち上部t1の幅が1cmであり、下部t2の幅が5cmであり、図1(b)に示される中央部t3の幅が8cmである。
The
本体部12の内側側面には、所定の間隔をおいて複数の貫通孔12aが形成されている。複数の貫通孔の直径は形成する孔数により適宜変更されるが、ここでは5mmであるものとして説明する。複数の貫通孔12aは、所定の間隔を空けて、整列配置されている。横方向と縦方向の間隔は、例えば、3cm〜5cmに設定することが好適である。複数の貫通孔12aは、図2(a)で示されるように、底面側に沿う方向で、かつ、図2(b)で示されるように、壁面に対して傘8の進行方向に沿う方向に温風が吹くように形成されている。本体部12を一枚の板状に戻した場合に、各貫通孔12aから排出される温風は、平面視で約120°の方向で、かつ、側面視でも約120°の方向、すなわち、右斜め下方向に吹き付けられる。一般的に、傘8の巻き方向は、左方向に巻かれているため、このように複数の貫通孔12aから排出されることで、図2(c)に示されるように、傘の生地部分の襞の内部まで温風を送り込むことが出来る。
A plurality of through
送風部14は、本体部12内を介して、渦巻き状に移動する傘に風が当たるように送風する。送風部14は、略円柱形状のケース本体14aと、ケース内に収納される縦長の細長い板状の羽根が筒状にとりつけられているシロッコファン14bと、シロッコファン14bを駆動するモーター14cと、ケース本体14aの外部から空気を取り込むための吸引口14dと、シロッコファン14bから排出された空気を温風に変換するヒーター14eとを備える。
The
ケース本体14aは、本体部12の底面積よりも若干大きい上面を有する略円柱状のケースである。ケース本体14aは、本体部12の下部に設置されて、傘乾燥装置10の土台としても機能する。ケース本体14aは、適度な強度と耐熱性を有する材質で構成することが好ましく、例えば、ステンレスによって構成することができる。ケース本体14aの高さは、適宜設定することが可能であるが、ここでは20cmであるものとして説明する。
The case
シロッコファン14bは、ケース本体14aの内部に設けられ、吸引口14dから取り込まれた空気を上部に排出し、ヒーター14eを介して温風を生成して、本体部12の空洞部へ流入させる。シロッコファン14bは、縦長の細長い板状の羽根が筒状にとりつけられて略円筒形状を有している。
The
モーター14cは、ケース本体14aの内部に設けられ、図示しない電源から供給される電力により回転し、その回転力により、シロッコファン14bを駆動する機能を有する。なお、ここでは、シロッコファン14bとモーター14cと別部材であるものとして説明するが、シロッコファン14bにモーター14cを内蔵させてもよい。
The
吸引口14dは、ケース本体14aの側面において周方向に沿って所定の間隔をあけて形成される複数のスリットである。スリット幅は、適宜設定することができるが、例えば、5mm〜10mm程度に設定することができる。スリットの高さは、ケース本体14aの高さが20cmのときは、10cm〜20cmに設定することが好ましい。
The
ヒーター14eは、シロッコファン14bから排出される空気の排出経路上に設けられる電熱線を含んで構成されている。ヒーター14eは、図示しない電源から電力が供給されて駆動する。ヒーター14eは、シロッコファン14bの上部に設けられ、シロッコファン14bと同様に略円筒形状を有している。
The
紫外線照射部16は、本体部12の内側面において、中央部に形成される円筒に所定の間隔を置いて形成される。紫外線照射部16は、図示しない電源から電力が供給されて作動し、細長い棒状形状を有する紫外線ランプを含んで構成される。ここでは、3つの紫外線照射部16が配置されるものとして説明する。
The
続いて、上記構成の傘乾燥装置10の作用について説明する。雨に濡れた傘を乾燥しようとする利用者は、傘8を親骨と受け骨が閉じた状態にし、かつ、生地部分を閉じない状態のまま、傘乾燥装置10の外径側から図2(b)の矢印Bに示されるように移動させる。このとき、利用者8が本体部12の外径側から中心部に向けて渦を巻くように傘8を移動させる。
Then, the effect | action of the
この際に、モーター14cの回転により駆動されるシロッコファン14bから上部に向けて排出された空気は、ヒーターeを通過することで温められる。この温風が図2(a)に示されるように本体部12内の空洞部に流入して上部までに流通し、複数の貫通孔12aから温風が排出される。
At this time, the air discharged upward from the
複数の貫通孔12aから排出された温風が移動している傘8に当たって、濡れた傘8を乾燥する。ここで、傘8は生地部分を閉じない状態で移動させているため、生地部分の全面に当たりやすくなっており、さらに、渦巻き状に移動させることで、様々な角度から生地部分に温風を当てるため、移動させずに傘を乾燥させる場合に比べて、効率よく乾燥させることができる利点がある。また、傘乾燥装置10の複数の貫通孔12aは、右斜め下方向に向かって温風を吹き出すような方向に形成されているため、図2(b)に示される平面図の傘8の生地部分の襞の内部まで風を吹き付けて、さらに、重力方向に沿って雨滴を落とすことができるため、効率よく短時間で乾燥することができるという利点がある。そして、右斜め下方向に風が吹くことで、案内溝12cの開口部や本体の上面側から雨が排出してしまうことを抑制することもできる。
The hot air discharged from the plurality of through
また、本体部12内の空洞部は、下部t2よりも上部t1の方が幅狭になっているため、下部側に配置されたシロッコファン14bからの距離が遠い上部においても風圧を上げることができるため、上部から下部ともにほぼ同じ風圧、すなわち、適度な強さを有する風圧で温風を排出することができる効果がある。
Moreover, since the hollow part in the main-
また、渦巻き状に移動した傘8を中央部まで移動させる途中で紫外線照射部16の紫外線ランプにより紫外線が照射されて抗菌を行うことができる。これにより、雨水が付着して万一菌が繁殖した場合にも殺菌できるため、傘を乾燥させるだけでなく、傘を清潔にすることもできるメリットがある。
Further, antibacterial action can be performed by irradiating ultraviolet rays from the ultraviolet lamp of the
最後に、所定の時間を経過させた後に、本体部12の中央部から傘8を上方に持ち上げて引き出すことで乾燥を終了させる。このように、傘乾燥装置10によれば、濡れた傘8を短時間で効率良く乾燥させることができるとともに、渦巻き状に移動させて乾燥させるため、従来の特許文献1の構成に比べて省スペースにすることができる。
Finally, after a predetermined time has elapsed, the
なお、傘乾燥装置10によれば、渦巻きの巻き数は約2回であるものとして説明するが、図3において平面図で示される傘乾燥装置11のように、渦巻きの巻き数を増やすことで移動距離をさらに確保することができる。
The
また、モーター14c等に電力を供給する電源は、操作スイッチを操作することにより、電源のオンオフを切り替えてもよいが、発光素子や受光素子を用い、傘8が近づいたことを検知して電源のオンオフを切り替えてもよい。例えば、本体部12の案内溝12cの外径側に一対の発光素子と受光素子を設け、傘8が光を遮断した際に電源をオンにし、また中央部にも一対の発光素子と受光素子を設け、傘8が光を遮断した後に再度受光した際に中央部から傘8が持ち上げられたと判断して電源をオフするように構成することも好適である。
The power source for supplying power to the
8 傘、10,11 傘乾燥装置、12 本体部、12a 貫通孔、12c 案内溝、14 送風部、14 案内溝、14a ケース本体、14b シロッコファン、14c モーター、14d 吸引口、14e ヒーター、16 紫外線照射部。
8 Umbrella, 10, 11 Umbrella drying device, 12 body part, 12a through hole, 12c guide groove, 14 air blowing part, 14 guide groove, 14a case body, 14b sirocco fan, 14c motor, 14d suction port, 14e heater, 16 ultraviolet rays Irradiation part.
Claims (2)
略円筒形状を有し、外径側から挿入された前記傘を中心側に向けて渦巻き状に移動させる案内溝を有する本体部と、
前記本体部内を介して、渦巻き状に移動する前記傘に風が当たるように送風する送風部と、
を備え、
前記本体部は、一枚の板状部材が渦巻き状に曲げられて形成されており、前記案内溝に向けられた複数の貫通孔を有しており、
前記送風部は、前記本体部の下部に設けられ、外部から吸収した空気についてヒーターを介して生成した温風を前記本体部の内部に設けられた空洞部を通過させて前記複数の貫通孔から排出させ、
前記空洞部は、下部から上部に向けて幅が狭くなるように形成されていることを特徴とする傘乾燥装置。 An umbrella drying device for drying a wet umbrella,
A main body having a substantially cylindrical shape, and having a guide groove that spirally moves the umbrella inserted from the outer diameter side toward the center; and
A blower unit that blows air so that wind hits the umbrella moving in a spiral shape through the main body part;
Equipped with a,
The main body is formed by bending a single plate-like member into a spiral shape, and has a plurality of through holes directed to the guide groove,
The air blowing part is provided at a lower part of the main body part, and passes hot air generated through a heater with respect to air absorbed from the outside through a hollow part provided inside the main body part from the plurality of through holes. Drain,
It said cavity, umbrellas drying apparatus characterized that you have been formed so that the width becomes narrower toward the bottom to top.
前記案内溝に向けて紫外線を照射する紫外線照射部を備えることを特徴とする傘乾燥装置。 In the umbrella drying apparatus of Claim 1 ,
An umbrella drying apparatus comprising an ultraviolet irradiation unit that irradiates ultraviolet rays toward the guide groove.
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JP2000041718A (en) * | 1998-07-28 | 2000-02-15 | Penta Ocean Constr Co Ltd | Drying device for umbrella |
WO2012076733A1 (en) * | 2010-12-07 | 2012-06-14 | Juan Luis Muguruza Alday | Umbrella stand |
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