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移動手段推定モデル生成装置、移動手段推定モデル生成方法、移動手段推定モデル生成プログラム Download PDF

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本発明は、GPS軌跡に基づき移動手段を推定するため移動手段推定モデルを生成する技術に関する。
スマートフォンの普及に伴い、GPS測位などにより取得されたユーザの位置情報を利用して、ユーザの状況に合わせた情報提供や、ユーザの行動を記録するライフログのサービスが多く利用されるようになった。それに伴い、ユーザの位置情報からユーザの状況を推定する技術が求められている。
関連技術の一つとして移動手段判定があげられる。この移動手段判定は、GPS測位やWiFi測位などで取得された位置情報と時刻情報を持つ測定点の系列(GPS軌跡)に対して同一移動手段である区間(セグメント)の抽出と、セグメントに対する移動手段(例えば歩行、自動車、電車など)の推定を行う。このように移動手段判定は、セグメント抽出と移動手段推定の二つのフェーズから構成される。
セグメント抽出としては、一定時間で区間を区切る方法やGPS軌跡から得られる速度や加速度情報を手がかりとした変化点に基づく方法などがある。また、移動手段推定としては、非特許文献1,2に示すように、GPS軌跡に対する移動手段アノテーションを用いることで、教師あり学習の枠組みで移動手段予測モデルを構築する方法が利用されている。
移動手段推定においては、セグメントにおける単純な測位点の羅列からなる情報から、予測に有効な特徴量を如何に獲得できるかが重要である。例えば非特許文献1では、セグメントにおけるGPS軌跡の移動距離、平均速度、速度の期待値、速度の分散、上位三つの速度、上位三つの加速度の計10次元の特徴を設計し、その特徴量をもとに予測モデルを構築している。さらにその後、非特許文献2に示す発展的な特徴量が追加され、予測精度の向上が確認されている。具体的には、一定区間において大きな速度変化のある測位点の割合(Velocity Change Rate)、停止している測位点の割合(Stop Rate)、大きく進行方向を変えている測位点の割合(Heading Change Rate)の三つを用いる。
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しかしながら、従来技術に用いられている特徴量は、個々の測位点の特徴の系列的な変化が十分に考慮されていないため、移動手段推定に有効な特徴を捉えきれないおそれがある。
例えば、車やバイク、バスなどの移動手段においては、特定の信号で停止した後の加速度合が異なっていたり、速度に応じたブレーキのかけ方(速度の落とし方)が異なっていたりと、個々の測位点に対する系列的な変化が特徴として表れると考えられる。ところが、従来技術においては、このような移動手段推定に重要な特徴を捉えきれず、移動手段の推定精度を低下させてしまうという問題があった。
本発明は、従来技術の前記問題を解決するためになされ、GPS軌跡から個々の測位点の特徴の系列的な変化を捉えた特徴量を抽出可能とすることで移動手段推定の推定精度を高めることを解決手段としている。
本発明の移動手段推定モデル生成装置は、同一の移動手段である区間毎にGPS測位によって取得された測位点の羅列情報としてのGPS軌跡セグメント群と、該GPS軌跡セグメントにラベルを付したラベルありGPS軌跡セグメント群とに基づきすべての測位点に特徴を持たせた系列表現を抽出する系列表現抽出部と、前記GPS軌跡セグメント群から抽出した系列表現と、前記ラベルありGPS軌跡セグメント群から抽出されたラベルあり系列表現とに基づき生成された系列特徴量抽出モデルを用いて、異なる次元のラベルあり系列表現から同次元の系列特徴量を抽出する系列特徴量抽出部と、前記ラベルありGPS軌跡セグメントから抽出された基本特徴量と、前記系列特徴量とを連結させた連結特徴量とに基づき推定モデルを生成する推定モデル生成部と、を備える。
本発明の移動手段推定モデル生成方法は、同一の移動手段である区間毎にGPS測位によって取得された測位点の羅列情報としてのGPS軌跡セグメント群と、該GPS軌跡セグメントにラベルを付したラベルありGPS軌跡セグメント群とに基づきすべての測位点に特徴を持たせた系列表現を抽出する系列表現抽出ステップと、前記GPS軌跡セグメント群から抽出した系列表現と、前記ラベルありGPS軌跡セグメント群から抽出されたラベルあり系列表現とに基づき生成された系列特徴量抽出モデルを用いて、異なる次元のラベルあり系列表現から同次元の系列特徴量を抽出する系列特徴量抽出ステップと、前記ラベルありGPS軌跡セグメントから抽出された基本特徴量と、前記系列特徴量とを連結させた連結特徴量とに基づき推定モデルを生成する推定モデル生成ステップと、を有する。
なお、本発明は、前記移動手段推定モデル生成装置としてコンピュータを機能させるプログラムの態様としてもよい。このプログラムは、ネットワークや記録媒体などを通じて提供することができる。
本発明によれば、GPS軌跡から個々の測位点の特徴の系列的な変化を捉えた特徴量を抽出可能なため、移動手段推定の推定精度を高めることができる。
本発明の実施形態に係る移動手段推定モデル生成装置を模式的に示す構成図。 ラベルなしGPS軌跡セグメントDBのデータ構造例を示す図。 ラベルありGPS軌跡セグメントDBのデータ構造例を示す図。 ラベルなし系列表現DBのデータ構造例を示す図。 ラベルあり系列表現DBのデータ構造例を示す図。 系列表現抽出部の処理を示すフローチャート。 図6中のS130の詳細な処理を示すフローチャート。 系列特徴量抽出モデル生成部の処理を示すフローチャート。 系列特徴量抽出モデルDBのデータ構造例を示す図。 系列特徴量抽出部の処理を示すフローチャート。 系列特徴量DBのデータ構造例を示す図。 基本特徴量DBのデータ構造例を示す図。 特徴量連結部の処理を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態に係る移動手段推定モデル生成装置を説明する。この移動手段推定モデル生成装置は、セグメントに区切られた移動軌跡から移動手段を判定する。
すなわち、前記移動手段推定モデル生成装置によれば、ラベルあり/ラベルなしの移動軌跡データ(GPS軌跡セグメント)から速度・加速度などの系列表現を求め、続いてモデルパラメータ最適化技術により重みとバイアスを求める。
また、ラベルありの移動軌跡データに限定し、前記重みと前記バイアスを利用して系列特徴量に変換する。この系列特徴量と従来からの基本特徴量とを連結した連結特徴量に基づき識別モデルを生成する。
≪装置構成例≫
図1に基づき前記移動手段推定モデル生成装置の構成例を説明する。この移動手段推定モデル生成装置1は、コンピュータにより構成され、CPU,主記憶装置(RAM,ROM等),補助記憶装置(ハードディスクドライブ装置,ソリッドステートドライブ装置等)などのハードウェアリースを備える。
このハードウェアリソースとソフトウェアリソース(OS,アプリケーションなど)との協同の結果、移動手段推定モデル生成装置1は、ラベルなしGPS軌跡セグメントDB10,ラベルありGPS軌跡セグメントDB20,系列表現抽出部30,ラベルなし系列表現DB40,ラベルあり系列表現DB50,系列特徴量抽出モデル生成部60,系列特徴量抽出モデルDB70,系列特徴量抽出部80,系列特徴量DB90,基本特徴量抽出部100,基本特徴量DB110,特徴量連結部120,連結特徴量DB130,推定モデル生成部140,推定モデルDB150を実装する。
この各DB10,20,40,50,70,90,110,130,150は、前記記憶装置に構築されている。なお、移動手段推定モデル生成装置1は、単一のコンピュータに構成してもよく、あるいは複数のコンピュータに各構成10〜150を分散して構成してもよいものとする。以下、各構成10〜150の詳細を説明する。
≪ラベルなしGPS軌跡セグメントDB10≫
図2に基づき前記DB10のデータ構造を説明する。この前記DB10には、同一の移動手段である区間(セグメント)毎にGPS測位によって取得された測位点の羅列情報が格納されている。この測位点の羅列情報は、図2中ではGPS軌跡セグメントと示されている。
このGPS軌跡セグメントは、前記測位点の羅列情報として緯度・経度・測位時刻をペア(組)にした情報を保有する。なお、図2中のセグメントIDは、GPS軌跡セグメントに付与されたIDを示し、該IDの単位には特に制約がないものとする。
≪ラベルありGPS軌跡セグメントDB20≫
図3に基づき前記DB20のデータ構造を説明する。この前記DB20には、GPS軌跡セグメントおよびセグメントIDに加えて、各GPSセグメントに対する移動手段(歩行、自動車、自転車など)を表すラベル情報が格納されている。なお、図2中のセグメントIDも、GPS軌跡セグメントに付与されたIDを示し、該IDの単位には特に制約がないものとする。
≪ラベルなし系列表現DB40≫
図4に基づき前記DB40のデータ構造を説明する。この前記DB40には、系列表現抽出部30から受け取った系列表現毎に前記DB10のGPS軌跡セグメントに応じたセグメントIDが格納されている。ここで系列表現は、各測位点における移動時間や緯度経度、速度、加速度などの特徴から構成されるベクトル表現のリストで表され、該ベクトルの各要素には実数値が入る。
≪ラベルあり系列表現DB50≫
図5に基づき前記DB50のデータ構造を説明する。この前記DB50は、系列表現抽出部30から受け取った系列表現毎に前記DB20のGPS軌跡セグメントに応じたセグメントIDおよびラベル情報が格納されている。ここでも系列表現は、各測位点における移動時間や緯度経度、速度、加速度などの特徴から構成されるベクトル表現のリストで表され、該ベクトルの各要素には実数値が入る。
≪系列表現抽出部30≫
系列表現抽出部30は、前記両DB10,20からデータ読み出し、読み出したデータから系列表現を抽出する。抽出された系列表現を前記DB40,50にそれぞれ格納する。
まず、図6に基づき系列表現抽出部30の全体的な処理内容を説明する。すなわち、系列表現抽出部30は、処理が開始されると前記DB10からすべてのGPS軌跡セグメントを受け取る(S110)。続いて前記DB20からすべてのラベル情報およびGPS軌跡セグメントを受け取る(S120)。
その後に前記DB10,20から取得した各GPS軌跡セグメント「s」の測位点の羅列情報を式(1)とし、「Ps」から系列表現を抽出する(S130)。ここで「Ps」における測位点数「Ns」は、GPS軌跡セグメント「s」によって異なる。
Figure 0006149024
そして、前記DB20のGPS軌跡セグメントから抽出した系列表現と、該GPS軌跡セグメントに対応するラベル情報とを併せて前記DB50に格納する(S140)。また、前記DB10のGPS軌跡セグメントから抽出した系列表現を前記DB40に格納し(S150)、処理を終了する。
つぎに図7に基づき系列表現抽出部30の中心的な処理内容、即ちS130の系列表現抽出処理を詳細に説明する。
S210:処理が開始されると、セグメント「s」における系列表現を「vs」とし、該系列表現「vs」を空リストで初期化する。その後にS220,S230のループ処理に移行する。このループ処理においては、S220の「j」に「1〜Ns−2」までの値を順次代入する。以下、S220,S230のループ処理を説明する。
S220:測位点の羅列情報「Ps」における「j」番目の測位点について移動時間,緯度経度,速度,加速度などの特徴から構成されるベクトル「x」を抽出する。このとき移動時間は、「j」番目の測位点と「j+1」番目の測位点との測位時刻差をもとに算出することができる。
移動距離(dsit)は、「j」番目の測位点と「j+1」番目の測位点との緯度経度をもとに算出すればよい。例えば式(2)のヒュベニの公式によって算出することができる。
Figure 0006149024
式(2)中、「M」は子午線曲率半径を示し、「dp」は二点間(「j」番目の測位点と「j+1」番目の測位点との間)の緯度差を示し、「N」は卯西線曲率半径を示し、「P」は2点間の平均緯度を示し、「dR」は前記2点間の経度差を示している。
速度は、移動距離を移動時間で除算することで算出できる。また、加速度は、「j」番目の測位点と「j+1」番目の測位点との速度差を移動距離で除算することで算出できる。このように算出された各情報を並べてベクトル「x」として抽出する。
S230:S220で抽出されたベクトル「x」をリスト「vs」に追加する。以下、ループ処理が終了するまで各測位点のベクトル「x」を抽出し、リスト「vs」への追加を繰り返す。なお、「j」に「1〜Ns−2」までの値をすべて代入してループ処理が終了すれば、S130の処理を終了する。
≪系列特徴量抽出モデル生成部60,系列特徴量抽出モデルDB70≫
系列特徴量抽出モデル生成部60は、前記DB40,50から系列表現およびラベル情報を読み出して入力とし、系列特徴量抽出モデルの学習を行う。以下、図8に基づき系列特徴量抽出モデル生成部60の処理内容を説明する。
S310,S320:系列特徴量抽出モデル生成部60は、処理が開始されると前記DB40から系列表現を受け取り(S310)、続いて前記DB50からラベル情報および系列表現を受け取る(S320)。
S330:S310,S320で取得したすべての系列表現および該系列表現に対応するラベル情報を用いて、系列特徴量抽出モデルを生成する。ここで生成される系列特徴量抽出モデルは、各々の系列表現「vs」における測位点の個数が異なることから、異なる次元の入力を扱えるものである必要がある。
そこで、移動手段推定モデル生成装置1においては、そのようなモデルとして、自然言語処理の分野において提案されている半教師あり再帰的オートエンコーダ(非特許文献3参照)などの公知技術を応用して用いる。
例えば非特許文献3に記載されていように「L−BFGS法」などのパラメータ最適手法を用いて、与えられたすべての系列表現「vs」およびラベル情報から半教師あり再帰的オートエンコーダのモデルパラメータを最適化する。結果として系列特徴量抽出モデルの重み行列「W=(w1 T,w2 T,...,wm TT」およびバイアス項「b」が得られる。ここで「w1,w2,...,wm」および「b」は、それぞれ前述のベクトル「x」と同次元のベクトルであり、「m」は系列表現から抽出される系列特徴量のベクトルの次元数を表している。
S340:S330で生成された系列特徴量抽出モデルの重み行列「W」およびバイアス項「b」を、図9に示すように、前記DB70に格納し、処理を終了する。
≪系列特徴量抽出部80,系列特徴量DB90≫
系列特徴量抽出部80は、前記DB50,70の格納データに基づきラベル情報と系列特徴量のペア(組み合わせ)を前記DB90に出力する。
図10に基づき系列特徴量抽出部80の処理内容を説明すれば、処理が開始されると前記DB50からラベル情報および系列表現を受け取る(S410)。続いて前記DB70から系列特徴量抽出モデルのパラメータ、即ち重み行列「W」およびバイアス項「b」を受け取る(S420)。
また、S420で取得した重み行列「W」およびバイアス項「b」を用いた系列特徴量抽出モデルに対して、S410で取得した各系列表現「vs」を入力とし、非特許文献3に記載の方法等を利用して「m」次元のベクトルで表される系列特徴量を出力として得る(S430)。
ここで得られた系列特徴量と、S410で取得したラベル情報とを対応付けて前記DB90に格納し(S440)、処理を終了する。これにより前記DB90には、図11に示すように、GPS軌跡セグメントのセグメントID毎にラベル情報と系列特徴量とがペアに格納される。
≪基本特徴量抽出部100,基本特徴量DB110≫
基本特徴量抽出部100は、前記DB20からデータを読み出し、当該データから特徴量を抽出する。ここで抽出された特徴量を基本特徴量と呼ぶ。
この基本特徴量を抽出する方法としては、非特許文献1や非特許文献2に記載されている公知の技術を用いることができる。このように抽出された基本特徴量は、ラベル情報と対応付けて前記DB110に格納される。これにより前記DB110は、図12に示すように、GPS軌跡セグメントのセグメントID毎にラベル情報および基本特徴量が格納される。
≪特徴量連結部120,連結特徴量DB130≫
特徴量連結部120は、前記各DB90,110のデータを読み出し、読み出したデータ間における同じセグメントIDに係る基本特徴量と系列特徴量とを連結させる。ここで連結された特徴量を連結特徴量と呼ぶ。
図13に基づき特徴量連結部120の処理ステップを説明する。すなわち、特徴量連結部120は、処理が開始されると、まず前記DB90からセグメントIDとラベル情報と系列特徴量とを受け取る(S510)。続いて前記DB110からセグメントIDとラベル情報と基本特徴量とを受け取る(S520)。
つぎに特徴量連結部120は、S510,S520で受け取ったデータ間においてセグメントIDが対応する基本特徴量と系列特徴量とを特定し、特定された基本特徴量と系列特徴量とを一つのベクトルに連結する(S530)。連結された連結特徴量を前記DB130に格納し(S540)、処理を終了する。これにより前記DB130には、連結特徴量がラベル情報毎に格納される。
≪推定モデル生成部140,推定モデルDB150≫
推定モデル生成部140は、前記DB130からデータを読み出し、読み出したデータ中の連結特徴量と該連結特徴量に応じたラベル情報とを用いて移動手段推定モデルを生成する。この推定モデルの生成には、例えばロジステック回帰やSVM,決定木などの公知技術を用いることができる(非特許文献1,2参照)。ここで生成された移動手段推定モデルのパラメータは、前記DB150に格納される。
このように移動手段推定モデル生成装置1によれば、系列表現抽出部30がGPS軌跡セグメントに基づきすべての測位点に速度や加速度などの特徴を持たせた系列表現を抽出する。つぎに系列特徴量抽出モデル生成部60が、前記DB40,50の系列表現から系列特徴量抽出モデルを生成する。さらに系列特徴量抽出部80が、系列特徴量抽出モデル生成部60で生成された系列特徴量抽出モデルを用いて、異なる次元のラベルあり系列表現から同次元の系列特徴量を抽出する。
したがって、前記各部30,60,80の処理によれば、GPS軌跡から個々の測位点の特徴の系列的な変化を捉えた特徴量が抽出され、該抽出された特徴量を移動手段の予測に用いることが可能となる。これにより従来よりも高精度に移動手段を推定するモデルが生成でき、移動手段推定の推定精度を高めることが可能となる。
≪プログラム等≫
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載された範囲内で変形・応用して実施することができる。例えば本発明は、移動手段推定モデル生成装置1の各構成10〜150の一部もしくは全部として、コンピュータを機能させる移動手段推定モデル生成プログラムとして構成することもできる。このプログラムによれば、S110〜S150,S210〜S230,S310〜S340,S410〜S440,S510〜S540の一部あるいは全部をコンピュータに実行させることが可能となる。
前記プログラムは、Webサイトや電子メールなどネットワークを通じて提供することができる。また、前記プログラムは、CD−ROM,DVD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD−R,DVD−RW,MO,HDD,BD−ROM,BD−R,BD−REなどの記録媒体に記録して、保存・配布することも可能である。この記録媒体は、記録媒体駆動装置を利用して読み出され、そのプログラムコード自体が前記実施形態の処理を実現するので、該記録媒体も本発明を構成する。
1…移動手段推定モデル生成装置
10…ラベルなしGPS軌跡セグメントDB
20…ラベルありGPS軌跡セグメントDB
30…系列表現抽出部
40…ラベルなし系列表現DB
50…ラベルあり系列表現DB
60…系列特徴量抽出モデル生成部
70…系列特徴量抽出モデルDB
80…系列特徴量抽出部
90…系列特徴量DB
100…基本特徴量抽出部
110…基本特徴量DB
120…特徴量連結部
130…連結特徴量DB
140…推定モデル生成部
150…推定モデルDB

Claims (5)

  1. GPS軌跡に基づき移動手段を推定するための移動手段推定モデルを生成する装置であって、
    同一の移動手段である区間毎にGPS測位によって取得された測位点の羅列情報としてのGPS軌跡セグメント群と、該GPS軌跡セグメントにラベルを付したラベルありGPS軌跡セグメント群とに基づきすべての測位点に特徴を持たせた系列表現を抽出する系列表現抽出部と、
    前記GPS軌跡セグメント群から抽出した系列表現と、前記ラベルありGPS軌跡セグメント群から抽出されたラベルあり系列表現とに基づき生成された系列特徴量抽出モデルを用いて、前記ラベルあり系列表現から系列特徴量を抽出する系列特徴量抽出部と、
    前記ラベルありGPS軌跡セグメントから抽出された基本特徴量と、前記系列特徴量とを連結させた連結特徴量とに基づき推定モデルを生成する推定モデル生成部と、
    を備えることを特徴とする移動手段推定モデル生成装置。
  2. 前記系列特徴抽出モデルの重み行列およびバイアス項を求める系列特徴量抽出モデル生成部をさらに備え、
    前記系列特徴量抽出部は、重み行列およびバイアス項を用いた前記系列特徴量抽出モデルに対して、
    ラベルあり系列表現を入力として前記系列特徴量を抽出することを特徴とする請求項記載の移動手段推定モデル生成装置。
  3. コンピュータによって、GPS軌跡に基づき移動手段を推定するための移動手段推定モデルを生成する方法であって、
    同一の移動手段である区間毎にGPS測位によって取得された測位点の羅列情報としてのGPS軌跡セグメント群と、該GPS軌跡セグメントにラベルを付したラベルありGPS軌跡セグメント群とに基づきすべての測位点に特徴を持たせた系列表現を抽出する系列表現抽出ステップと、
    前記GPS軌跡セグメント群から抽出した系列表現と、前記ラベルありGPS軌跡セグメント群から抽出されたラベルあり系列表現とに基づき生成された系列特徴量抽出モデルを用いて、前記ラベルあり系列表現から系列特徴量を抽出する系列特徴量抽出ステップと、
    前記ラベルありGPS軌跡セグメントから抽出された基本特徴量と、前記系列特徴量とを連結させた連結特徴量とに基づき推定モデルを生成する推定モデル生成ステップと、
    を有することを特徴とする移動手段推定モデル生成方法。
  4. 前記系列特徴抽出モデルの重み行列およびバイアス項を求める系列特徴量抽出モデル生成ステップを有し、
    前記系列特徴量抽出ステップは、重み行列およびバイアス項を用いた前記系列特徴量抽出モデルに対して、
    ラベルあり系列表現を入力として前記系列特徴量を抽出することを特徴とする請求項記載の移動手段推定モデル生成方法。
  5. 請求項1または2に記載の移動手段推定モデル生成装置として、コンピュータを機能させることを特徴とする移動手段推定モデル生成プログラム。
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