JP6146519B2 - 生体情報測定装置、生体情報測定方法、及び生体情報測定システム - Google Patents

生体情報測定装置、生体情報測定方法、及び生体情報測定システム Download PDF

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Description

本発明は、生体情報測定装置、生体情報測定方法、及び生体情報測定システムに関する。

ランニングやジョギング時において、心拍数、呼吸周期又は呼吸頻度、歩数、走行速度、及び、走行距離等を測定することが要望されている。心拍数は、身体に対する負荷が所定の範囲内にあるか否かを知るために重要な身体指標である。心拍数の測定は、心拍センサーを含む測定装置を被験者の胸部に装着することによって行うことができる。また、歩数等の測定は、加速度センサーを含む測定装置を被験者の足や腕に装着することによって行うことができる。
一方、呼吸周期又は呼吸頻度は、心拍数に次いで重要な身体指標であり、各種の測定方法が提案されている。例えば、被験者の鼻及び口の付近に設置されたエアーフローセンサーによって、流入又は流出する気体の流れを検出して呼吸を把握する測定方法が提案されている。エアーフローセンサーとしては、熱電対等が用いられる。この測定方法は、睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検査等において広く利用されている。
また、被験者の胸部に巻いたベルトの伸縮を検出して肺の動きを把握する測定方法も提案されている。センサーとしては、応力が印加されると電圧を発生する圧電フィルムや、インダクタンスの変化を検出するタイプのセンサーが用いられる。さらに、被験者に高周波信号を印加して被験者のインピーダンスを測定し、その変化から呼吸を把握する測定方法や、心拍信号の変動を信号処理して呼吸を把握する測定方法も提案されている。
加えて、脈派伝搬時間信号の変動を信号処理して呼吸を把握する測定方法や、ベッド又はシーツ等に設けられた圧力センサー等のアレイの出力信号を処理して呼吸を把握する測定方法や、GHz帯の高周波に対する被験者からの反射波に基づいて呼吸や心拍を把握する測定方法も提案されている。
このように、呼吸周期又は呼吸頻度を測定するために多種多様な測定方法が提案されているものの、多くの測定方法は医療向けに開発されたものであり、安静時又は就寝時に使用することを前提としている。従って、センサーに大きな計測装置を有線で接続する必要があったり、ランニングやエアロビクス等の激しい運動による外乱の下では正確な測定ができない等の理由により、激しい運動中における測定には適さないものが多かった。
ところで、ランニングやジョギング等のトレーニング用途の場合に、複数の測定装置を被験者に装着することは非常に煩雑であり、1つの測定装置に心拍センサーと加速度センサーとの両方を設けて、その測定装置を被験者の胸部に装着することにより、心拍数、歩数、走行速度、及び、走行距離等を測定することができれば便利である。さらに、加速度センサーを用いて呼吸周期又は呼吸頻度を測定することができればもっと便利である。
関連する技術として、特許文献1には、被験者が通常のオフィス業務をしながら付加や束縛による異様さを感じることなく、呼吸の周期を計測する呼吸検出装置が開示されている。この呼吸検出装置は、被験者の1つ以上の点において、心臓が発生する音又は動きを検出するための加速度センサーと、該加速度センサーからの電気信号における1つの鼓動に対応する期間の信号から、心臓の特定の動作に対応する振幅極大値及び/又は極小値を取り出し、次に別の鼓動に対応する期間の信号から、心臓の先と同じ動作に対応する振幅極大値及び/又は極小値を取り出す手段と、このような振幅極大値及び/又は極小値同士を補間して連結する処理を行うことにより、心臓から加速度センサーまでの器官の減衰特性を呼吸によって変調する周期信号の情報を作る手段とを含み、該周期信号の情報から呼吸の情報を取り出すことを特徴とする。
特許第3122757号公報(段落0007−0008)
しかしながら、特許文献1の呼吸検出装置は、ランニングやジョギング時において大きな加速度が被験者に生じる場合には、呼吸の周期を計測することができない。そこで、本発明の目的の1つは、ランニングやジョギング時においても、加速度センサーの出力に基づいて、被験者の呼吸周期又は呼吸頻度を測定することができる生体情報測定回路等を提供することである。
以上の課題を解決するため、本発明の1つの観点に係る生体情報測定回路は、被験者の胸部に生じる少なくとも正面方向の加速度を検出する加速度センサーの検出結果に基づいて少なくとも呼吸周期を測定するための生体情報測定回路であって、加速度センサーによって検出された加速度を表す測定データに基づいて、被験者が歩行又は走行している際の1歩又は重複歩の周期を測定し、該周期を単位期間として設定する制御部と、少なくとも単位期間において加速度センサーによって検出された正面方向の加速度を表す測定データを記憶する記憶部と、第1の単位期間において加速度センサーによって検出されて記憶部に記憶された正面方向の加速度を表す測定データと、第1の単位期間と異なる第2の単位期間において加速度センサーによって検出された正面方向の加速度を表す測定データとの差分を表す差分データを求め、該差分データに基づいて呼吸周期を求める演算部とを含む。
本発明の1つの観点によれば、被験者の胸部に生じる少なくとも正面方向の加速度を複数の単位期間において検出し、それらの差分を求めることにより、歩行又は走行に起因する加速度の変動成分を低減することができる。従って、ランニングやジョギング時等のトレーニング中においても、歩行又は走行に起因する大きな波形を消して呼吸周期を測定することが可能となる。また、そのために必要とされるセンサーは、通常のトレーニング時に用いられる加速度センサーだけで良い。
ここで、演算部が、差分データに対してローパスフィルター処理を施して処理データを生成し、処理データの値を閾値と比較することによって呼吸周期における基準時点を検出するようにしても良い。ローパスフィルターのカットオフ周波数を比較的高く設定することにより、実時間に近い応答速度で呼吸周期を測定することが可能である。
その際に、演算部は、処理データの値が正又は負の閾値を超えた第1の基準時点と、該第1の基準時点からマスキング期間が経過した後に処理データの値が再び該閾値を超えた第2の基準時点との差を呼吸周期として求めるようにしても良い。マスキング期間を設けることによって、第2の基準時点の誤検出を防止することができる。
さらに、演算部は、既に測定された呼吸周期に基づいて、次の測定のためのマスキング期間の長さを調整するようにしても良い。これにより、呼吸周期の長さに応じてマスキング期間の長さを調整することができる。
本発明の1つの観点に係る生体情報測定装置は、被験者の胸部に生じる少なくとも正面方向の加速度を検出する加速度センサーと、本発明のいずれかの観点に係る生体情報測定回路とを含む。加速度センサーを用いることによって、ランニングやジョギング時等のトレーニング中においても呼吸周期を測定することが可能である。
また、本発明の1つの観点に係る生体情報測定プログラムは、被験者の胸部に生じる少なくとも正面方向の加速度を検出する加速度センサーの検出結果に基づいて少なくとも呼吸周期を測定するための生体情報測定プログラムであって、加速度センサーによって検出された加速度を表す測定データに基づいて、被験者が歩行又は走行している際の1歩又は重複歩の周期を測定し、該周期を単位期間として設定する手順(a)と、第1の単位期間において加速度センサーによって検出された正面方向の加速度を表す測定データを記憶部に記憶する手順(b)と、手順(b)において記憶部に記憶された測定データと、第1の単位期間と異なる第2の単位期間において加速度センサーによって検出された正面方向の加速度を表す測定データとの差分を表す差分データを求める手順(c)と、手順(c)において求められた差分データに基づいて呼吸周期を求める手順(d)とをCPUに実行させる。
さらに、本発明の1つの観点に係る生体情報測定方法は、被験者の胸部に生じる少なくとも正面方向の加速度を検出する加速度センサーの検出結果に基づいて少なくとも呼吸周期を測定する生体情報測定方法であって、加速度センサーによって検出された加速度を表す測定データに基づいて、被験者が歩行又は走行している際の1歩又は重複歩の周期を測定し、該周期を単位期間として設定するステップ(a)と、第1の単位期間において加速度センサーによって検出された正面方向の加速度を表す測定データを記憶部に記憶するステップ(b)と、ステップ(b)において記憶部に記憶された測定データと、第1の単位期間と異なる第2の単位期間において加速度センサーによって検出された正面方向の加速度を表す測定データとの差分を表す差分データを求めるステップ(c)と、ステップ(c)において求められた差分データに基づいて呼吸周期を求めるステップ(d)とを含む。
上記のように差分演算を行うことにより、歩行又は走行に起因する加速度の変動成分を低減することができる。従って、ランニングやジョギング時等のトレーニング中においても、歩行又は走行に起因する大きな波形を消して呼吸周期を測定することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る生体情報測定装置の構成例を示す模式図。 被験者が走行している際のX軸方向の加速度を表す出力信号の波形を示す図。 被験者が走行している際のY軸方向の加速度を表す出力信号の波形を示す図。 被験者が走行している際のZ軸方向の加速度を表す出力信号の波形を示す図。 図1に示す生体情報測定回路の構成例を周辺部と共に示すブロック図。 Z軸方向の加速度を表す測定データの処理を説明するための図。 Z軸方向の加速度を表す測定データの処理を説明するための図。 Z軸方向の加速度を表す測定データの処理を説明するための図。 Z軸方向の加速度を表す測定データの処理を説明するための図。 本発明の一実施形態に係る生体情報測定方法を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。本発明に係る生体情報測定装置は、被験者の胸部に生じる少なくとも正面方向の加速度を検出する加速度センサーを用いて、少なくとも呼吸周期を測定することが可能である。また、本発明に係る生体情報測定装置は、ランニングやジョギング時等のトレーニング中において、歩数、走行速度、及び、走行距離等を測定するようにしても良い。その場合には、加速度センサーとして、3軸加速度センサーを用いることが望ましい。以下の実施形態においては、さらに心拍数を測定する機能を有し、ベルトを用いて被験者の胸部に装着される生体情報測定装置を例として説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る生体情報測定装置の構成例を示す模式図である。図1(A)は正面図であり、図1(B)は背面図である。図1(A)に示すように、この生体情報測定装置は、回路基板1の第1の面において、3軸加速度センサー10と、生体情報測定回路20と、無線通信部30と、アンテナ部40とを含んでいる。また、図1(B)に示すように、この生体情報測定装置は、回路基板1の第2の面において、心拍測定用の電極端子51及び52と、電池ソケット60とを含んでいる。
3軸加速度センサー10は、被験者の側面方向(X軸方向)における加速度と、垂直方向(Y軸方向)における加速度と、被験者の正面方向(Z軸方向)における加速度とを検出し、それぞれの加速度を表す3つの出力信号を生成する。正面方向とは、被験者が歩行又は走行することにより被験者が前進する方向である。Z軸方向が被験者の正面方向と異なる方向となるように3軸加速度センサー10が被験者に装着される場合には、3軸加速度センサー10の3軸加速度の値から正面方向を推定して正面方向における加速度を求めても良い。
生体情報測定回路20は、3軸加速度センサー10の出力信号に基づいて、被験者の呼吸周期又は呼吸頻度(毎分の呼吸回数)、歩数、走行速度、及び、走行距離等を測定する。また、生体情報測定回路20は、心拍測定用の電極端子51及び52を用いて、被験者の心拍数を測定しても良い。
無線通信部30は、生体情報測定回路20によって得られた測定結果を、アンテナ部40を用いて、腕時計型の表示装置やスマートフォン等の外部機器に無線で送信する。測定結果を受信した外部機器は、測定結果をディスプレイに表示したり、記憶媒体に記憶したりする。これにより、被験者は、測定結果を目視して確認することができる。
無線通信部30は、半導体集積回路装置(IC)によって構成されても良い。アンテナ部40は、例えば、回路基板1に形成された配線パターンによって構成される。その場合に、回路基板1の第1及び第2の面において、アンテナ部40の周囲の領域1aには、他の配線パターンが形成されないようにすることが望ましい。電池ソケット60の内部には、生体情報測定装置の各部に電力を供給するCR電池(コイン形リチウム電池)が装着される。
図2は、被験者が走行している際に3軸加速度センサーによって生成されるX軸方向の加速度を表す出力信号の波形を示す図である。図3は、被験者が走行している際に3軸加速度センサーによって生成されるY軸方向の加速度を表す出力信号の波形を示す図である。図4は、被験者が走行している際に3軸加速度センサーによって生成されるZ軸方向の加速度を表す出力信号の波形を示す図である。
図2〜図4において、横軸は時間(秒)を表しており、縦軸は任意単位である。被験者の1歩の周期は、約0.4秒となっている。本願において、「1歩」とは、片側の踵(例えば、左足の踵)が接地してから次にもう片側の踵(例えば、右足の踵)が接地するまでの動作をいう。また、「重複歩」とは、片側の踵が接地してから次に同じ側の踵が再び接地するまでの動作をいう。
図2に示すように、X軸方向の加速度は、重複歩の周期で相関がとれることが分かる。一方、図3及び図4に示すように、Y軸方向の加速度及びZ軸方向の加速度は、1歩の周期で相関がとれることが分かる。従って、X軸方向の加速度に基づいて、重複歩の周期を検出することができる。また、Y軸方向又はZ軸方向の加速度に基づいて、1歩又は重複歩の周期を検出することができる。
ただし、Z軸方向の加速度は、走行による加速度の他に、呼吸による加速度を含んでいる。被験者が歩行又は走行する際には、歩行又は走行による大きな波形が呼吸による波形に重なるので、呼吸による肺の動きを加速度センサーで検出しようとしても、呼吸による波形が歩行又は走行による波形に埋もれてしまう。
歩行又は走行による波形の周波数は主に2Hz〜4Hz程度であるが、呼吸による波形の周波数は0.5Hz程度のゆっくりした周波数である。従って、呼吸による波形を通常のローパスフィルターによって取り出そうとすると、ローパスフィルターの時定数が非常に大きくなり、ローパスフィルターの出力が安定して呼吸周期を測定するまでに長い時間がかかってしまう。
しかしながら、トレーニング中においては、ペースの変更が行われることもあるので、実時間に近い応答速度で呼吸周期を測定できることが望ましい。そこで、本実施形態においては、ランニングやジョギング時等において、被験者が歩行又は走行する際の1歩又は重複歩の周期が、呼吸周期を測定するための単位期間として用いられる。左足の歩行周期と右足の歩行周期とが一致しない場合を考慮すると、重複歩の周期を単位期間とすることが望ましい。
図5は、図1に示す生体情報測定回路の構成例を周辺部と共に示すブロック図である。図5に示すように、生体情報測定回路20は、入力部21と、記憶部22と、演算部23と、制御部24とを含んでいる。また、生体情報測定回路20は、心拍センサー部25をさらに含んでも良い。図5に示す生体情報測定回路の構成において、その構成要素の一部を、外部から生体情報測定回路20に接続される構成としても良い。例えば、記憶部22の少なくとも一部を、生体情報測定回路20の外部に設けられたメモリーデバイスとしても良い。
入力部21は、3軸加速度センサー10によって、X軸方向、Y軸方向、及び、Z軸方向において検出された加速度をそれぞれ表す3つの出力信号を入力し、それらの出力信号を増幅及びサンプリングして3種類の測定データを生成する。生成された測定データは、必要に応じて記憶部22〜制御部24に供給される。記憶部22は、少なくとも単位期間において3軸加速度センサー10によって検出されたZ軸方向の加速度を表す測定データを記憶することができる。
制御部24は、少なくともZ軸方向の加速度を表す測定データに基づいて、被験者の運動状態、即ち、被験者が歩行又は走行しているか、あるいは、被験者が安静状態又は就寝状態にあるかを判定しても良い。また、制御部24は、判定結果に応じて単位期間を設定して、記憶部22及び演算部23の動作を制御しても良い。
被験者が歩行又は走行している場合に、制御部24は、X軸方向の加速度を表す測定データの複数の極大値を検出し、それらに基づいて重複歩の周期を測定する。あるいは、制御部24は、Y軸方向又はZ軸方向の加速度を表す測定データの複数の極大値を検出し、それらに基づいて1歩又は重複歩の周期を測定する。なお、極大値を検出する替りに、極小値を検出しても良い。
次に、制御部24は、1歩又は重複歩の周期を単位期間として設定する。そのように設定された2つの単位期間における測定データの差分演算を行うことにより、歩行又は走行に起因する加速度の変動成分を低減することができる。
また、制御部24は、X軸方向の加速度を表す測定データに基づいて重複歩数をカウントしても良いし、Y軸方向又はZ軸方向の加速度を表す測定データに基づいて歩数又は重複歩数をカウントしても良い。ここで、「重複歩数」とは、片側の踵が接地してから次に同じ側の踵が再び接地するまでの動作の回数をいう。カウント結果は、演算部23に出力される。
一方、被験者が安静状態又は就寝状態にある場合には、制御部24は、既に設定されている単位期間をそのまま用いても良いし、これとは別の単位期間を用いても良い。ただし、測定の正確さと迅速性とを考慮すると、単位期間は、一般的な呼吸周期(約2秒)の1/8〜1/2程度の期間であることが望ましい。
制御部24の制御の下で、第1の単位期間において3軸加速度センサー10によって検出されたZ軸方向の加速度を表す測定データD11〜D1nが記憶部22に記憶される。また、制御部24の制御の下で、第1の単位期間に続く第2の単位期間において、記憶部22に記憶されている測定データD11〜D1nが演算部23に供給されると共に、第2の単位期間において3軸加速度センサー10によって検出されたZ軸方向の加速度を表す測定データD21〜D2nが演算部23に供給される。
演算部23は、第1の単位期間において検出されたZ軸方向の加速度を表す測定データD11〜D1nと、第2の単位期間において検出されたZ軸方向の加速度を表す測定データD21〜D2nとの差分を表す差分データを求める。演算部23は、この差分データに基づいて呼吸周期を求める。さらに、演算部23は、60(秒)を呼吸周期(秒)で割ることにより、呼吸頻度(毎分の呼吸回数)を求めても良い。以上の動作が、複数の単位期間について繰り返される。
ここで、第1の単位期間と第2の単位期間とは、必ずしも時間的に連続した期間でなくても良い。例えば、第1の単位期間から所定の期間経過後に第2の単位期間を開始しても良い。あるいは、第1の単位期間のデータにノイズが存在する等の異常がある場合に、異常が無い単位期間のデータを第1の単位期間のデータとして採用しても良い。更には、第1の単位期間のデータは、複数の単位期間の平均データとしても良い。第2の単位期間についても、以上と同様である。
上記のように差分演算を行うことにより、主として歩行又は走行に起因する大きな波形は消えてしまう。これは、人間が歩行又は走行する際に、1歩毎又は重複歩毎の加速度の相関が非常に高いことによる。従って、演算部23は、求められた差分データに対して軽いローパスフィルター処理を施して処理データを生成し、処理データの値を閾値と比較することによって被験者の呼吸周期における基準時点を検出しても良い。
例えば、3軸加速度センサー10の出力信号をサンプリングする際のサンプリング周波数が100Hzである場合に、ローパスフィルターのカットオフ周波数をサンプリング周波数の1/4〜1/3である25Hz〜33Hz程度としても良い。このように、呼吸の周波数よりも約50倍以上高いカットオフ周波数を有するローパスフィルターを用いて、呼吸周期を測定することができる。これにより、実時間に近い応答速度で呼吸周期又は呼吸頻度を測定することが可能となる。
図6A〜6Dは、被験者が走行している際のZ軸方向の加速度を表す測定データの処理を説明するための図である。図6A〜6Dにおいて、横軸は、時間(秒)を表しており、縦軸は、加速度値(4096=1G)を表している。図6Aは、入力部21から供給される測定データの波形を示しており、図6Bは、図6Aに示す測定データの時系列を重複歩の周期だけ遅らせた測定データの波形を示している。また、図6Cは、図6Aに示す測定データから図6Bに示す測定データを減算して求められた差分データの波形を示しており、図6Dは、図6Cに示す差分データにローパスフィルター処理を施した処理データの波形を示している。
図6Dにおいては、ローパスフィルターのカットオフ周波数を30Hzとし、閾値を−500とし、マスキング期間Mの長さを0.4秒としている。図6Dに示すように、演算部23は、処理データの値が閾値を超えた第1の基準時点T1と、第1の基準時点T1からマスキング期間Mが経過した後に処理データの値が再び閾値を超えた第2の基準時点T2との差を呼吸周期Pとして求めるようにしても良い。図6Dに示す例においては、演算部23が、処理データの値が負の閾値を下方に超えたか否かを判定しているが、処理データの値が正の閾値を上方に超えたか否かを判定しても良い。
呼吸周期における基準時点の検出においてマスキング期間Mを設けることにより、第2の基準時点の誤検出を防止することができる。マスキング期間Mの長さは、予め設定された値(例えば、0.4秒〜1.0秒)でも良い。あるいは、マスキング期間Mの初期値が予め設定され、図5に示す演算部23が、既に測定された呼吸周期に基づいて、マスキング期間Mの長さを調整するようにしても良い。例えば、演算部23は、測定された呼吸周期Pの1/5〜1/2の期間を、次の測定のためのマスキング期間Mとして設定しても良い。これにより、呼吸周期の長さに応じてマスキング期間の長さを調整することができる。
このようにして、演算部23は、第1の基準時点T1と第2の基準時点T2との差を呼吸周期として求め、次に、第2の基準時点T2と第3の時点T3との差を呼吸周期として求め、さらに、第3の時点T3と第4の時点T4との差を呼吸周期として求め、このような動作を繰り返す。
また、演算部23は、1歩当りの歩幅の設定値に単位時間当りの歩数を掛けることによって走行速度を求めても良いし、走行速度を積分したり、1歩当りの歩幅の設定値に歩数を掛けることによって走行距離を求めても良い。左右の歩幅が異なることを考慮すると、1歩当りの歩幅として、左足の歩幅と右足の歩幅との平均値を用いることが望ましい。
あるいは、演算部23は、左足の歩幅と右足の歩幅との和を1サイクル幅として、1サイクル幅の設定値に単位時間当りの重複歩数を掛けることによって走行速度を求めても良いし、走行速度を積分したり、1サイクル幅の設定値に重複歩数を掛けることによって走行距離を求めても良い。
一方、心拍センサー部25は、電極端子51及び52を介して心臓の筋電位を測定することにより心拍検出信号を生成し、生成された心拍検出信号を演算部23に出力する。演算部23は、入力された心拍検出信号を単位時間当りの心拍数に換算して、心拍数を表すデータを無線通信部30に出力する。さらに、演算部23は、心拍数を記憶部22に記憶されている目標心拍範囲と比較して、心拍数が目標心拍範囲外である場合には、警告信号を無線通信部30に出力するようにしても良い。
無線通信部30は、演算部23によって得られた測定結果及び/又は警告信号を、腕時計型の表示装置やスマートフォン等の外部機器に無線で送信する。外部機器は、測定結果及び/又は警告をディスプレイに表示したり、記憶媒体に記憶したりする。また、外部機器は、警告信号に応答して警告音を発しても良い。
図5に示す生体情報測定回路20は、ディジタル回路やアナログ回路で構成されても良いし、マイクロコンピューターで構成されても良い。記憶部22は、DRAMやSRAM等のメモリーによって構成される。記憶部22の少なくとも一部は、生体情報測定回路20の外部に設けられたメモリーデバイスとして構成しても良い。また、演算部23及び制御部24は、中央演算装置(CPU)と、CPUに各種の処理を行わせるためのソフトウェア(生体情報測定プログラム)を記録した記録媒体とによって構成されても良い。記録媒体としては、メモリー(USBメモリー、メモリーカード、不揮発性メモリー、又は、RAM等)、ハードディスク、フレキシブルディスク、MO、又は、MT等を用いることができる。
また、被験者が装着する生体情報測定回路20とは別体のシステム(例えばPC、クラウドシステム等)を用いる場合に、プログラムは、当該システムに含まれる記録媒体に記録されてもよい。PC等を用いる場合には、被験者がPC等を装着することは一般的に想定されないので、別体として構成された加速度センサー10から無線通信等によってセンサー情報が取得され、当該センサー情報に対して、記録媒体に記録されたプログラムに基づいてソフトウェアの処理が行われることになる。また、当該ソフトウェアの処理の一部をハードウエアとして実現する構成としても良い。クラウドシステムの場合には、生体情報測定回路20から無線送信されたデータに対して、生体情報測定回路20が処理する生体情報測定の一部をクラウドシステムのプログラムに基づいて実行処理する構成としても良い。
本実施形態によれば、被験者の胸部に生じる少なくとも正面方向の加速度を複数の単位期間において検出し、それらの差分を求めることにより、歩行又は走行に起因する加速度の変動成分を低減することができる。従って、ランニングやジョギング時等のトレーニング中においても、歩行又は走行に起因する大きな波形を消して呼吸周期を測定することが可能となる。また、そのために必要とされるセンサーとしては、トレーニング時に用いられる加速度センサーを用いて測定を行うことができる。本実施形態においては、少なくとも正面方向の加速度を検出する加速度センサーの検出結果に基づいて、被験者の呼吸周期が測定される。加速度センサーの任意の1軸が正面方向と一致しない場合には、加速度センサーの3軸の加速度測定値を合成して正面方向の加速度を求めても良い。
次に、本実施形態に係る生体情報測定装置において用いられる生体情報測定方法について、図5及び図7を参照しながら説明する。図7は、本発明の一実施形態に係る生体情報測定方法を示すフローチャートである。
図7に示すステップS1において、制御部24が、3軸加速度センサー10によって検出された加速度を表す測定データに基づいて、被験者が歩行又は走行している際の1歩又は重複歩の周期を測定し、該周期を単位期間として設定する。
ステップS2において、制御部24が、第1の単位期間において3軸加速度センサー10によって検出された正面方向の加速度を表す測定データを記憶部22に記憶する。
ステップS3において、演算部23が、ステップS2において記憶部22に記憶された測定データと、第1の単位期間と異なる第2の単位期間において3軸加速度センサー10によって検出された正面方向の加速度を表す測定データとの差分を表す差分データを求める。
ステップS4において、演算部23が、ステップS3において求められた差分データに基づいて呼吸周期を求める。例えば、演算部23は、差分データに対してローパスフィルター処理を施して処理データを生成し、処理データの値を正又は負の閾値と比較することによって呼吸周期における基準時点を検出する。そして、演算部23は、処理データの値が閾値を超えた第1の基準時点と、第1の基準時点からマスキング期間が経過した後に処理データの値が再び閾値を超えた第2の基準時点との差を呼吸周期として求める。
ステップS5において、演算部23が、60(秒)を呼吸周期(秒)で割ることにより、呼吸頻度(毎分の呼吸回数)を求める。
上記のように測定データの差分演算を行うことにより、主として歩行又は走行に起因する大きな波形は消えてしまうので、呼吸による加速度を検出することが容易となる。従って、呼吸の周波数よりもかなり高いカットオフ周波数を有するローパスフィルターを用いて、呼吸周期を測定することができるので、実時間に近い応答速度で呼吸周期又は呼吸頻度を測定することが可能となる。
上記の実施形態においては、ランニングやジョギング時等において用いられる生体情報測定装置について説明したが、本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明は、睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検査等の医療向けとしても応用可能であり、当該技術分野において通常の知識を有する者によって、本発明の技術的思想内で多くの変形が可能である。
1…回路基板、1a…領域、10…3軸加速度センサー、20…生体情報測定回路、21…入力部、22…記憶部、23…演算部、24…制御部、25…心拍センサー部、30…無線通信部、40…アンテナ部、51、52…電極端子、60…電池ソケット

Claims (12)

  1. 被検者の胸部に生じる加速度を検出する加速度センサーからの測定データを取得する取得部と、
    前記測定データを使って前記被験者の呼吸情報を算出する生体情報測定部と、を備え、
    前記生体情報測定部は、第1の期間において前記加速度センサーで検出された前記被験者の正面方向の加速度を表す第1測定データと、前記第1の期間と異なる第2の期間において前記加速度センサーで検出された前記被験者の正面方向の加速度を表す第2測定データとの差分に基づいて、前記呼吸情報を算出することを特徴とする生体情報測定装置。
  2. 前記第1の期間および前記第2の期間は、前記被験者が歩行又は走行している際の1歩又は重複歩の周期に対応する期間であることを特徴とする請求項1に記載の生体情報測定装置。
  3. 前記正面方向は、被験者が歩行又は走行することにより被験者が前進する方向であることを特徴とする請求項1または2に記載の生体情報測定装置。
  4. 前記加速度センサーは3軸の加速度を検出し、前記生体情報測定部は前記3軸の加速度を使って前記正面方向を推定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の生体情報測定装置。
  5. 前記呼吸情報は、呼吸周期、呼吸頻度、または呼吸回数の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の生体情報測定装置。
  6. 前記被験者の心拍情報を測定する電極部と、
    前記加速度センサーを第1の面に備え、前記電極部を前記第1の面と反対側の第2の面に備える回路基板と、
    を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の生体情報測定装置。
  7. 前記取得部は、無線通信を介して前記測定データを取得することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の生体情報測定装置。
  8. 被検者の胸部に生じる加速度を検出する加速度センサーからの測定データを取得するステップと、
    第1の期間において前記加速度センサーで検出された前記被験者の正面方向の加速度を表す第1測定データと、前記第1の期間と異なる第2の期間において前記加速度センサーで検出された前記被験者の正面方向の加速度を表す第2測定データとの差分に基づいて、呼吸情報を算出するステップと、
    を含む生体情報測定方法。
  9. 前記第1の期間および前記第2の期間は、前記被験者が歩行又は走行している際の1歩又は重複歩の周期に対応する期間であることを特徴とする請求項8に記載の生体情報測定方法。
  10. 被検者の胸部に生じる加速度を検出する加速度センサーと、
    前記加速度から導出された測定データを通信する通信部と、
    を有する測定部と、
    前記測定部から、前記測定データを取得する取得部と、
    第1の期間において前記加速度センサーで検出された前記被験者の正面方向の加速度を表す第1測定データと、前記第1の期間と異なる第2の期間において前記加速度センサーで検出された前記被験者の正面方向の加速度を表す第2測定データとの差分に基づいて、前記測定データを使って前記被験者の呼吸情報を算出する生体情報測定部と、
    を有する生体情報測定部と、
    を備えることを特徴とする生体情報測定システム。
  11. 前記第1の期間および前記第2の期間は、前記被験者が歩行又は走行している際の1歩又は重複歩の周期に対応する期間であることを特徴とする請求項10に記載の生体情報測定システム。
  12. 前記正面方向は、被験者が歩行又は走行することにより被験者が前進する方向であることを特徴とする請求項10または11に記載の生体情報測定システム。
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