JP6140475B2 - Docking unit - Google Patents
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Description
本発明は、例えば医療用ポータブルモニタシステムに用いられるドッキングユニットに関する。 The present invention relates to a docking unit used, for example, in a medical portable monitor system.
病院などの医療現場においては、一人一人の患者の生体情報(例えば、心電図、血圧、呼吸回数、脈拍など)を、随時、収集したり、分析したり、表示したりすることが必要となる。また、患者は、病室、検査室、手術室などを移送されることになるので、その患者の生体情報の収集も患者の移動と一緒に行う必要がある。そこで、ポータブルディスプレイ、データ記憶装置、及び、各種医療機器との通信が可能なインターフェースなどを備えた小型の医療用ポータブルモニタシステム(例えば特許文献1、2参照)が広く用いられている。
In a medical field such as a hospital, it is necessary to collect, analyze, and display biometric information (for example, electrocardiogram, blood pressure, number of breaths, and pulse) of each patient as needed. In addition, since the patient is transferred to a hospital room, examination room, operating room, etc., it is necessary to collect biological information of the patient along with the movement of the patient. Therefore, a small medical portable monitor system (for example, see
このようなポータブルモニタシステムを用いれば、移送中の患者の生体情報も途切れなく記録したり表示したりすることができる。 By using such a portable monitor system, it is possible to record and display the biological information of the patient being transferred without interruption.
また、医療用ポータブルモニタシステムにおいては、システムを構成する各装置がドッキング及び取り外し可能に構成されており、これにより、状況に応じて、必要な装置のみを持ち運ぶことができるようになっている。 Moreover, in the medical portable monitor system, each device constituting the system is configured to be dockable and removable, so that only necessary devices can be carried according to the situation.
ここで、ケーブル型のコネクタを用いるのではなく、装置本体に固定されたコネクタ(以下、これを本体一体型コネクタと呼ぶ)を用いて、装置同士のドッキングと同時にコネクタ接続も行うことができる構成を採用すれば、別途ケーブルコネクタを持ち運ぶ必要がないといった利点や、コネクタ接続の手間を低減できるといった利点がある。特に、医療用ポータブルモニタシステムは、緊急時に用いられることも多いので、このような利点が大きく生かされる。つまり、医療用ポータブルモニタシステムでは、ケーブル型のコネクタではなく、本体一体型コネクタを用いることが望ましい。 Here, instead of using a cable-type connector, a connector that is fixed to the apparatus main body (hereinafter referred to as a main body integrated connector) can be connected to the apparatus at the same time as the apparatuses are docked. By adopting, there are advantages that there is no need to carry a cable connector separately, and that it is possible to reduce the labor of connector connection. In particular, since the medical portable monitor system is often used in an emergency, such advantages are greatly utilized. That is, in the medical portable monitor system, it is desirable to use a body-integrated connector instead of a cable-type connector.
さらに、本体一体型コネクタを採用する場合には、コネクタへのゴミ又は埃などの進入や、コネクタに何らかの物体をぶつけることによるコネクタの損傷の防止、医療機器における電気的安全性の確保のために、コネクタを開閉自在に覆うシャッタを設けることが望ましい。 In addition, when adopting a body-integrated connector, in order to prevent dust or dirt from entering the connector, to prevent damage to the connector by hitting the connector with any object, and to ensure electrical safety in medical equipment It is desirable to provide a shutter that covers the connector so that it can be opened and closed.
このシャッタの開閉はドッキング動作に連動して行われることが好ましい。この動作を行うにあたっては、シャッタが確実に開状態としてからコネクタをシャッタ内に進入させ、かつ、コネクタを確実にシャッタ内から退避させてからシャッタを閉状態とする構成が求められる。このようにしないと、コネクタとシャッタがぶつかって、コネクタ及び又はシャッタが損傷するおそれがあるからである。 The opening and closing of the shutter is preferably performed in conjunction with the docking operation. In performing this operation, a configuration is required in which the connector is inserted into the shutter after the shutter is reliably opened, and the shutter is closed after the connector is securely retracted from the shutter. If this is not done, the connector and the shutter may collide and the connector and / or the shutter may be damaged.
また、本体一体型コネクタは、ケーブル型のコネクタなどと比較すると、装置重量のために、ユーザがコネクタ挿抜時にコネクタ挿抜の感覚を感じにくい。特に、ドッキング相手が医療用のポータブルディスプレイの場合、その重量は数kgあるので、コネクタ挿抜の感覚を感じにくい。また、緊急の状態で接続する際には、その感覚をなおさら感じにくい。さらに、ポータブルディスプレイをドッキング及び取り外す回数は非常に多くなることが想定される。従って、コネクタが損傷することが懸念される。 In addition, the body-integrated connector is less susceptible to the user's sense of connector insertion / removal when the connector is inserted / removed due to the weight of the device as compared with a cable-type connector or the like. In particular, when the docking partner is a portable display for medical use, the weight is several kilograms, so it is difficult to feel the connector insertion / extraction. Also, when connecting in an emergency state, it is difficult to feel that feeling. Furthermore, the number of times that the portable display is docked and removed is enormous. Therefore, there is a concern that the connector is damaged.
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、簡易な構成でコネクタの損傷を防止できるドッキングユニットを提供する。 The present invention has been made in consideration of the above points, and provides a docking unit that can prevent connector damage with a simple configuration.
本発明のドッキングユニットの一つの態様は、
コネクタと、
前記コネクタを露出させる開状態と前記コネクタを覆う閉状態との間で開閉自在のシャッタと、
ドッキング相手の一部が当接する当接部を有する第1部材と、
前記第1部材が係合する案内部を有する第2部材と、
前記シャッタと前記第2部材とを連結するリンクと、
本体シャーシと前記第1部材との間に懸架された第1弾性体と、
前記第1部材と前記第2部材との間に懸架された第2弾性体と、
を具備する。
One aspect of the docking unit of the present invention is:
A connector;
A shutter that can be opened and closed between an open state that exposes the connector and a closed state that covers the connector;
A first member having an abutting portion with which a part of a docking partner abuts;
A second member having a guide portion with which the first member engages;
A link connecting the shutter and the second member;
A first elastic body suspended between a main body chassis and the first member;
A second elastic body suspended between the first member and the second member;
It comprises.
本発明によれば、簡易な構成でコネクタの損傷を防止できるドッキングユニットを実現できる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the docking unit which can prevent damage to a connector with simple structure is realizable.
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
<医療用ポータブルモニタシステムの全体構成>
図1は、本発明の実施の形態に係る医療用ポータブルモニタシステムの全体構成を示す分解斜視図である。
<Overall configuration of medical portable monitor system>
FIG. 1 is an exploded perspective view showing the overall configuration of a medical portable monitor system according to an embodiment of the present invention.
医療用ポータブルモニタシステム1は、ベースユニット100と、バッテリ付きキャリア(以下、単にキャリアと呼ぶ)200と、インプットボックス300と、ポータブルディスプレイ400と、から構成される。ベースユニット100はキャリア200とドッキング可能とされ、キャリア200はインプットボックス300及びポータブルディスプレイ400とドッキング可能とされている。これにより、医療用ポータブルモニタシステム1は、ベースユニット100、キャリア200、インプットボックス300及びポータブルディスプレイ400が一体となることが可能である。
The medical
図2及び図3に、全てのユニットがドッキングして一体となったときの様子を示す。図2は、一体とされた医療用ポータブルモニタシステム1を前面斜め方向から見た斜視図であり、図3は、一体とされた医療用ポータブルモニタシステム1を背面斜め方向から見た斜視図である。
2 and 3 show a state where all the units are docked and integrated. FIG. 2 is a perspective view of the integrated medical
ベースユニット100は、ACコンバータなどからなる電源ユニットや、バッテリ及び各種の入出力端子などを有する。また、ベースユニット100の上面には、コネクタ部110及びロック部130が設けられている。このコネクタ部110及びロック部130は、図4に示すような、キャリア200の下面に設けられた、コネクタ部240及びロック部260に係合する。因みに、ベースユニット100のコネクタ部110は、コネクタ(図示せず)が開閉自在のシャッタ111、112によって覆われており、このシャッタ111、112は、キャリア200がベースユニット100にドッキングされる際にキャリア200の下面に設けられた突起241、242によって開状態とされるようになっている。
The
キャリア200は、バッテリを内蔵する。キャリア200は、インプットボックス300及びポータブルディスプレイ400とドッキングしたときに、インプットボックス300及びポータブルディスプレイ400に電源を供給する。キャリア200とポータブルディスプレイ400のドッキングは、図5に示すように、ポータブルディスプレイ400の背面に突設された差込部410を、キャリア200に形成された差込口210に、キャリア200の上方から挿し込むことで行われる。キャリア200とインプットボックス300のドッキングは、キャリア200の側方からインプットボックス300を差し込み、スライドさせることにより行われる。
The
キャリア200には取っ手201が設けられており、ユーザは取っ手201を握ってキャリア200を持ち運ぶことができる。通常、ユーザは、キャリア200にインプットボックス300をドッキングさせた状態で(場合によってはポータブルディスプレイ400もドッキングさせて)、患者の移動に合わせてキャリア200を持ち運び、患者の生体情報をインプットボックス300に記録する。そして、充電が必要になったときや、据置型として用いる場合などに、キャリア200をベースユニット100にドッキングさせる。
The
インプットボックス300は、複数の端子301を有し、この端子301を介して心電電極、血圧測定用カフなどの種々の医療センサに接続可能となっている。また、インプットボックス300は、記憶部を有し、端子301から入力したセンシング結果を基に計測した心電図、血圧、呼吸回数、脈拍などの生体情報を記憶できるようになっている。
The
本実施の形態では、インプットボックス300は、キャリア200とドッキングされるとキャリア200から電源が供給されるので、患者の移送時などにも患者の生体情報をインプットボックス300に記憶させることができるようになる。この結果、途切れのない生体情報を記録できる。
In the present embodiment, since the
ポータブルディスプレイ400は、表示部401がタッチパネル構成となっている。また、ポータブルディスプレイ400は、上部にインジケータ402が設けられ、このインジケータ402は患者の生体情報に基づいて患者の容体が危険になった場合などに点灯するようになっている。さらに、図5に示すように、ポータブルディスプレイ400の背面には取っ手403が設けられており、ユーザは取っ手403を握ってポータブルディスプレイ400を持ち運ぶことができる。
In the
<キャリアにおけるドッキング機構>
本実施の形態のキャリア200には、ポータブルディスプレイ400をドッキングさせるためのドッキング機構が設けられている。
<Docking mechanism in carrier>
The
ここで、キャリア200とポータブルディスプレイ400のドッキングは、ポータブルディスプレイ400の背面に突設された差込部410(図5)を、キャリア200に形成された差込口210(図1)に、キャリア200の上方から挿し込み、ポータブルディスプレイ400を上方から下方へとスライドさせることで行われる。実際上、キャリア200には、差込口210内で側方に引っ込んだ係合溝211が上下方向に亘って形成されおり、ポータブルディスプレイ400の差込部410には、側方に突き出た突起411が形成されている。これにより、突起411を係合溝211に上方から差し込むことで、ポータブルディスプレイ400は上下方向以外の動きが規制された状態で、上下方向にスライド可能となる。
Here, docking of the
また、キャリア200の差込口210には、ポータブルディスプレイ400の動きに応動するドッキング機構が設けられている。図6、図7及び図8は、このドッキング機構の構成及び動作を示す斜視図である。因みに、図6、図7及び図8は、ドッキング機構を、背面斜め方向から見た斜視図である。
In addition, the
差込口210の最下端位置には、コネクタ220が設けられている。このコネクタ220は、ポータブルディスプレイ400の差込部410の底面に設けられたコネクタ(図示せず)に接続されるものである。コネクタ220の近傍位置には、コネクタ220を覆う閉状態とコネクタ220を覆わない開状態とで開閉可能なシャッタ221が設けられている。シャッタ221は、キャリア200の基体230に回転軸222を中心に回転自在な状態で軸支されている。
A
また、シャッタ221は、リンク223を介して第2部材224に連結されている。第2部材224は、下端がリンク223の一端に回転自在に連結されている。ここで、リンク223の他端は、上述したシャッタ221の回転軸222となっており、これにより、第2部材224によってリンク223の一端側が上下方向に移動されると、リンク223の他端側が回転軸222を中心に回転し、この回転に伴ってシャッタ221が開閉動作するようになっている。
The
第2部材224には、案内部としての長孔225が形成されており、この長孔225には第1部材226が摺動自在に取り付けられている。第1部材226と基体230との間には、第1コイルばね227が懸架されている。また、第1部材226と第2部材224との間には、第2コイルばね228が懸架されている。ここで、第2コイルばね228のばね定数は、第1コイルばね227のばね定数よりも大きくされている。さらに、第1部材226には、長孔225を貫通した突起229が設けられている。この突起229は、ポータブルディスプレイ400が差込口210に差し込まれたときに、ポータブルディスプレイ400の突起411(図5)に当接するものである。
The
次に、ロック装置の動作について説明する。 Next, the operation of the locking device will be described.
先ず、キャリア200にポータブルディスプレイ400が差し込まれていないときには、図6に示すように、シャッタ221はコネクタ220を覆う閉状態となる。これにより、ポータブルディスプレイ400がドッキングされていないときの、コネクタ220へのゴミ又は埃などの進入や、コネクタ220に何らかの物体をぶつけることによるコネクタ220の損傷を防止でき、さらに医療機器における電気的安全性を確保できる。
First, when the
キャリア200にポータブルディスプレイ400をドッキングさせるときには、ユーザがポータブルディスプレイ400を持ち、キャリア200の差込口210にポータブルディスプレイ400の差込部410(図5)を上方から差し込んでいく。すると、差込部410の突起411が第1部材226の突起229の上側から当接し、ポータブルディスプレイ400の下降に伴って第1部材226が押し下げられる。このとき、第2コイルばね228のばね定数が第1コイルばね227のばね定数よりも大きくされているので、第1コイルばね227のみが延び、この結果、第2部材224が第1部材226と一体となって押し下げられる。このように第2部材224が押し下げられることにより、リンク223を介して第2部材224に連結されたシャッタ221が回転され、シャッタ221が開状態とされる。
When docking the
やがて、図7に示すように、シャッタ221が全開の状態となると、シャッタ221の一側面が基体230に当接することで、シャッタ221の回転動作及び第2部材224の下降動作が停止する。
Eventually, as shown in FIG. 7, when the
図7の状態からさらにユーザによってポータブルディスプレイ400が押し下げられると、図8に示すように、第1部材226が第2部材224の長孔225内を摺動して、第1部材226のみがポータブルディスプレイ400の下降に伴って下降する。このように、第1部材226は、シャッタ221が所定の開状態となってからさらにポータブルディスプレイ400がドッキング方向に移動されたときには、第2部材224とは独立に、ポータブルディスプレイ400の移動に連動しながら、コネクタ同士が接続されるまで、ポータブルディスプレイ400をコネクタが抜ける方向に付勢する。
When the
このように、シャッタの開閉は第1部材226及び第2部材224の両方が一体的に連動して行い、コネクタの接続は第1部材226が単独で動くことで行うといったように、シャッタ221を開閉する機構と、コネクタ同士を接続する機構とを完全に分けたことにより、ポータブルディスプレイ400のコネクタ(図示せず)がシャッタ221に衝突することを確実に防止でき、コネクタ(図示せず)及びシャッタ221の損傷を防止できる。つまり、シャッタ221が確実に開状態としてからポータブルディスプレイ400のコネクタをシャッタ221内に進入させ、かつ、ポータブルディスプレイ400のコネクタを確実にシャッタ221内から退避させてからシャッタ221を閉状態とすることができる。
As described above, the
ここで、図6に示したシャッタ221の閉状態から図7に示したシャッタ221の開状態になるまでは、ポータブルディスプレイ400を第1コイルばね227の弾性力に抗して下降させればよいので、ユーザによる比較的小さい力、或いはポータブルディスプレイ400の自重のみで、ポータブルディスプレイ400が下降し、シャッタ221が開状態となる。これに対して、図7に示したシャッタ221が開状態となってから図8に示したコネクタ220の接続状態となるまでは、ポータブルディスプレイ400を第1コイルばね227及び第2コイルばね228の弾性力に抗して下降させることになるので、ユーザはシャッタ開動作時よりも大きな力でポータブルディスプレイ400を下降させることになる。
Here, the
このようにコネクタ接続時のポータブルディスプレイ400の移動に対して、シャッタ開閉時のポータブルディスプレイ400の移動に対してよりも大きな力を、ユーザに課する構成としたことにより、コネクタ接続時のコネクタ220への衝撃を低減できる。つまり、本実施の形態では、シャッタ221の開閉は比較的小さな力で行うことができ、コネクタの接続はそれよりも大きな力を必要とする構成としたことにより、ユーザは、スムーズかつコネクタを損傷させずに、キャリア200にポータブルディスプレイ400をドッキングさせることができるようになる。
As described above, the configuration is such that a greater force is imposed on the user for the movement of the
コネクタ同士が接続される位置までポータブルディスプレイ400が下降されると、ポータブルディスプレイ400の差込部410の側面に出没自在に設けられた係合爪412(図5)が、キャリア200の差込口210の側面に形成された係合溝212に係合することで、ポータブルディスプレイ400の上方向への動きが規制される(つまりロックされる)。ここで、係合爪412は、図5に示すように、ポータブルディスプレイ400の取っ手403の内側に設けられたロック解除用取っ手404に連結されており、ユーザによってロック解除用取っ手404が上方に引き上げられると、これに応動して、突出した状態から埋没した状態へと引っ込むようになっている。これにより、ポータブルディスプレイ400の上方へのロックが解除される。
When the
ポータブルディスプレイ400のキャリア200からの離脱動作は、上述したドッキング時と逆であり、ドッキング機構は、順次、図8→図7→図6の状態となる。ここでコネクタを抜くときには、ユーザは、ポータブルディスプレイ400の自重とコネクタを抜くための力とを加算した力以上の力で、ポータブルディスプレイ400を引き上げる必要があるが、図8から図7へと至るコネクタを抜くときには、ポータブルディスプレイ400は第1コイルばね227及び第2コイルばね228によって上方に付勢される力が与えられるので、ユーザはより小さな力でコネクタを抜くことができる。また、コネクタが抜けてからは、ポータブルディスプレイ400は、第1コイルばね227によって上方への力が与えられるのみなので(つまり第2コイルばね228の力は与えられないので)、不必要に大きな力で上方へ跳ね上げられることはない。また、ユーザは、コネクタが抜かれる位置からシャッタ221が閉状態とされる位置に亘る全離脱過程において、ほぼ一様な力でポータブルディスプレイ400を引き上げればよいので、キャリア200からスムーズにポータブルディスプレイ400を取り外すことができる。
The operation of detaching the
以上説明したように、本実施の形態によれば、ドッキング相手(ポータブルディスプレイ400)の一部が当接する当接部(突起229)を有する第1部材226と、第1部材226が係合する案内部(長孔225)を有する第2部材224と、シャッタ221と第2部材224とを連結するリンク223と、本体シャーシ(基体230)と第1部材226との間に懸架された第1コイルばね227と、第1部材226と第2部材224との間に懸架された第2コイルばね228と、を設けた。
As described above, according to this embodiment, the
これにより、ドッキング時及び取り外し時に、コネクタがシャッタ221に衝突することを確実に防止でき、コネクタ及びシャッタ221の損傷を防止できる。
Accordingly, it is possible to reliably prevent the connector from colliding with the
加えて、コネクタ接続時には、コネクタは第1部材226によって抜ける方向に付勢されるので、ポータブルディスプレイ400の重量などによってコネクタ挿入の感覚が感じにくくても、コネクタ同士がぶつかる衝撃を小さくでき、コネクタの損傷をより防止できる。
In addition, when the connector is connected, the connector is urged in the direction to be removed by the
なお、上述の実施の形態では、基体230と第1部材226との間に第1コイルばね227を懸架するとともに、第1部材226と第2部材224との間に第2コイルばね228を懸架した場合について述べたが、第1コイルばね227及び第2コイルばね228に代えて、ゴムなどの他の弾性体を用いてもよい。そして、第2弾性体の弾性率を第1弾性体の弾性率よりも大きくすれば、実施の形態と同様の作用を得ることができる。
In the above-described embodiment, the
また、上述の実施の形態では、本発明によるドッキングユニットを医療用ポータブルモニタシステムのキャリア200に適用した場合について述べたが、本発明によるドッキングユニットは、コネクタと、コネクタを露出させる開状態とコネクタを覆う閉状態との間で開閉自在のシャッタと、を有し、ドッキング及び取り外し時にシャッタを開閉動作させて、コネクタの接続及び抜脱を行うドッキングユニットに、広く適用可能である。
In the above-described embodiment, the case where the docking unit according to the present invention is applied to the
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。 The embodiment disclosed this time should be considered as illustrative in all points and not restrictive. The scope of the present invention is defined by the terms of the claims, rather than the description above, and is intended to include any modifications within the scope and meaning equivalent to the terms of the claims.
本発明は、例えば医療用のポータブルディスプレイがドッキングされるキャリアに適用し得る。 The present invention can be applied to a carrier on which, for example, a medical portable display is docked.
1 医療用ポータブルモニタシステム
100 ベースユニット
110、240 コネクタ部
111、112、221 シャッタ
130、260 ロック部
200 キャリア
201、403 取っ手
210 差込口
211、212 係合溝
220 コネクタ
222 回動軸
223 リンク
224 第2部材
225 長孔
226 第1部材
227 第1コイルばね
228 第2コイルばね
229、241、242、411 突起
230 基体
300 インプットボックス
301 端子
400 ポータブルディスプレイ
401 表示部
402 インジケータ
404 ロック解除用取っ手
412 係合爪
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記コネクタを露出させる開状態と前記コネクタを覆う閉状態との間で開閉自在のシャッタと、
ドッキング相手の一部が当接する当接部を有する第1部材と、
前記第1部材が係合する案内部を有する第2部材と、
前記シャッタと前記第2部材とを連結するリンクと、
本体シャーシと前記第1部材との間に懸架された第1弾性体と、
前記第1部材と前記第2部材との間に懸架された第2弾性体と、
を具備するドッキングユニット。 A connector;
A shutter that can be opened and closed between an open state that exposes the connector and a closed state that covers the connector;
A first member having an abutting portion with which a part of a docking partner abuts;
A second member having a guide portion with which the first member engages;
A link connecting the shutter and the second member;
A first elastic body that is suspended between the first member and the body chassis,
A second elastic body which is suspended between the second member and the first member,
A docking unit comprising:
請求項1に記載のドッキングユニット。 Elastic modulus of the second elastic member is greater than the elastic constant of the first elastic member,
The docking unit according to claim 1.
前記シャッタの全開状態と前記コネクタが接続されるまでの区間は、前記第2部材は停止状態となり、かつ、前記第1部材は前記第2部材とは独立に前記第2部材の案内部によって案内されながら前記ドッキング相手のドッキング動作に連動して移動する、
請求項1又は請求項2に記載のドッキングユニット。 In the section where the shutter is driven to open and close, the first member and the second member move integrally,
In the interval between the fully opened state of the shutter and the connection of the connector, the second member is in a stopped state, and the first member is guided by the guide portion of the second member independently of the second member. While moving in conjunction with the docking operation of the docking partner,
The docking unit according to claim 1 or 2.
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載ドッキングユニット。 The docking partner is a portable display,
The docking unit according to any one of claims 1 to 3.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013038010A JP6140475B2 (en) | 2013-02-27 | 2013-02-27 | Docking unit |
Applications Claiming Priority (1)
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