JP6138344B2 - プロトコルデータユニットを処理する装置および方法 - Google Patents

プロトコルデータユニットを処理する装置および方法 Download PDF

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Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2013年4月16日に出願された「APPARATUS AND METHODS OF PROCESSING A PROTOCOL DATA UNIT」と題する米国仮出願第61/812,563号の優先権を主張する。
本開示の態様は一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、プロトコルデータユニットを処理する装置および方法に関する。
電話、ビデオ、データ、メッセージング、放送などの様々な通信サービスを提供するために、ワイヤレス通信ネットワークが広範囲に展開されている。そのようなネットワークは、たいていは多元接続ネットワークであり、利用可能なネットワークリソースを共有することによって、複数のユーザ向けの通信をサポートする。そのようなネットワークの一例は、UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)である。UTRANは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によってサポートされる第3世代(3G)モバイルフォン技術である、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)の一部として定義される無線アクセスネットワーク(RAN)である。UMTSは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))技術の後継であり、広帯域符号分割多元接続(W-CDMA)、時分割符号分割多元接続(TD-CDMA)、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)などの様々なエアインターフェース規格を現在サポートしている。UMTSは、関連するUMTSネットワークのデータ転送の速度および容量を向上させる高速パケットアクセス(HSPA)のような拡張3Gデータ通信プロトコルもサポートする。
モバイルブロードバンドアクセスに対する要望が増し続けるにつれて、研究開発は、モバイルブロードバンドアクセスに対する高まる要望を満たすためだけでなく、モバイル通信によるユーザ経験を進化させ拡張させるためにも、UMTS技術を進化させ続けている。いくつかのワイヤレス通信ネットワークでは、ネットワーク接続を確立または維持する際の失敗は、ワイヤレス通信の性能および品質に大きな劣化をもたらし得る。さらに、そのような状況では、性能および/または品質の劣化が改善され得る方法には制約が存在し得る。したがって、再選択手順を含む、性能および/または品質の劣化を改善し得る手順における改善が、一般に望まれる。
RRC Protocol Specification、3GPP TS 25.331 v9.1.0
以下で、1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、すべての態様の主要または重要な要素を識別するものでも、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
ある態様では、ユーザ機器(UE)において受信されたデータを処理する方法は、レイヤ1復号されたプロトコルデータユニット(PDU)のPDU固有のレイヤ1復号メトリックを決定するステップを備える。方法はさらに、PDU固有のレイヤ1復号メトリックに基づいて、レイヤ1復号されたPDUのレイヤ2復号を実行するかどうかを判断するステップを備える。
別の態様では、非一時的コンピュータ可読媒体は、レイヤ1復号されたプロトコルデータユニット(PDU)のPDU固有のレイヤ1復号メトリックを決定するためのコードを備える。コンピュータ可読媒体はさらに、PDU固有のレイヤ1復号メトリックに基づいて、レイヤ1復号されたPDUのレイヤ2復号を実行するかどうかを判断するためのコードを備える。
さらなる態様では、通信のための装置は、レイヤ1復号されたプロトコルデータユニット(PDU)のPDU固有のレイヤ1復号メトリックを決定するための手段を備える。通信のための装置はさらに、PDU固有のレイヤ1復号メトリックに基づいて、レイヤ1復号されたPDUのレイヤ2復号を実行するかどうかを判断するための手段を備える。
追加の態様では、通信のための装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備え、少なくとも1つのプロセッサは、レイヤ1復号されたプロトコルデータユニット(PDU)のPDU固有のレイヤ1復号メトリックを決定するように構成される。さらに、少なくとも1つのプロセッサはさらに、PDU固有のレイヤ1復号メトリックに基づいて、レイヤ1復号されたPDUのレイヤ2復号を実行するかどうかを判断するように構成される。
上記の目的および関連の目的の達成のために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明され特許請求の範囲で具体的に指摘される特徴を含む。以下の説明および添付の図面は、1つまたは複数の態様のいくつかの例示的な特徴を詳細に説明する。しかしながら、これらの特徴は、様々な態様の原理が利用され得る様々な方法のうちのいくつかを示すものにすぎず、この説明は、そのようなすべての態様およびそれらの等価物を含むものとする。
本開示の特徴、性質、および利点は、下記の詳細な説明を図面と併せ読めばより明らかになる。図面中、同様の参照符号は、全体を通じて同様の部分を表す。
プロトコルデータユニットの改良された処理のためのある態様のデコーダ構成要素を含むユーザ機器を有するある態様のワイヤレス通信の概略図である。 しきい値マネージャ構成要素などの任意選択の態様を含む、図1のデコーダ構成要素の詳細な態様の概略図である。 本明細書で説明されるようなデコーダ構成要素によってデータを処理するある態様の方法のフローチャートである。 本明細書で説明されるようなデコーダ構成要素によってデータを処理する別の態様の方法のフローチャートである。 本明細書で説明される機能を実行するための処理システムを採用する装置のハードウェア実装形態の一例を示すブロック図である。 本明細書で説明される態様を含む、電気通信システムの一例を概念的に示すブロック図である。 本明細書で説明されるユーザ機器を含むアクセスネットワークの一例を示す概念図である。 本明細書で説明されるある態様のユーザ機器によって使用される、ユーザプレーンおよび制御プレーンの無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す概念図である。 電気通信システムにおいて、本明細書で説明されるある態様のデコーダ構成要素とともに、UEと通信しているNodeBの一例を概念的に示すブロック図である。
添付の図面に関する下記の詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明する概念が実行され得る唯一の構成を表すように意図されているわけではない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解をもたらす目的で、具体的な詳細を含んでいる。しかし、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実行され得ることが、当業者には明らかであろう。場合によっては、そのような概念を曖昧にするのを回避する目的で、周知の構造および構成要素がブロック図の形式で示されている。
本態様は一般に、1つまたは複数のレイヤエンティティ(たとえば、レイヤ1および/またはレイヤ2)におけるプロトコルデータユニット(PDU)の改良されたユーザ機器(UE)処理に関する。いくつかのワイヤレス通信システムでは、呼のドロップなどの通信の劣化が、実際にはPDUが処理されるべきではないときにPDUが処理に適していると誤って識別することによって、引き起こされ得る。そのようなエラーは、たとえば、受信された信号を復号するUE上のデコーダのプロトコルエンティティ内で発生することがあり、次のプロトコルレイヤへの予期されないPDUの受け渡しにつながり、回復不可能なエラーをもたらす可能性がある。
したがって、説明される装置および方法は、1つまたは複数のPDU固有のレイヤ1復号メトリックに基づいて、PDUのレイヤ2復号を実行するかどうかを判断する。ある態様では、説明される装置および方法は、レイヤ2におけるFALSE PDU検出を減らすことができ、これによってレイヤ2における予期されないPDUを減らす。したがって、生成された、および/または取得されたレイヤ1デコーダメトリック情報に基づいて、説明される装置および方法は、レイヤ2復号の前に予期されないPDUの処理を選択的に廃棄し、または別様に中止することができ、これによって、Radio Link Control(RLC) Resetと、典型的には、ドロップしたフロー制御および/または呼のドロップをもたらすRLC Unrecoverable Errorとを回避する。したがって、説明される装置および方法は、少なくともある程度、ワイヤレス通信の性能および品質の劣化を改善することができる。
図1を参照すると、一態様では、ワイヤレス通信システム10は、たとえばネットワークエンティティ19から、1つまたは複数の通信18において、またはそれとともに受信される、1つまたは複数のPDU16の改善された処理を提供するように構成され得る、デコーダ構成要素14を含むUE12を含む。いくつかの態様では、通信18は、限定される必要はないが、ネットワークエンティティ19からの1つまたは複数の送信および/または信号を含み得る。UE12は、ネットワークエンティティ19を介して、ネットワーク20と通信することができる。いくつかの態様では、UE12を含む複数のUE通信デバイスは、ネットワークエンティティ19を含む1つまたは複数のネットワークエンティティの通信カバレッジの中にあり得る。
いくつかの態様では、UE12はまた、当業者によって(また本明細書では交換可能に)、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアントと呼ばれるか、または他の何らかの適切な用語で呼ばれることもある。加えて、ネットワークエンティティ19は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、アクセスポイントリレー、NodeB、モバイルNodeB、(たとえば、ピアツーピアまたはアドホックモードでUE12と通信する)UE、またはUE12においてワイヤレスネットワークアクセスを提供するためにUE12と通信することができる実質的に任意のタイプの構成要素であり得る。
ある態様では、デコーダ構成要素14は、通信18において、または通信18とともに受信され、UE12によって受信される、データフレームに対する復号動作を実行するように構成され得る。たとえば、通信18は、1つまたは複数の通信チャネルで(たとえば、ダウンリンクで)受信されてよく、各通信18は、1つまたは複数のトランスポートブロックを有する1つまたは複数のデータフレームを含んでよく、1つまたは複数のPDU(または同様の、もしくは等価なパケット)が各トランスポートブロック内で定義され得る。さらに、デコーダ構成要素14は、レイヤ1デコーダエンティティ32およびレイヤ2デコーダエンティティ36などの、いくつかのデコーダエンティティを含み得る。
そのような態様では、レイヤ1デコーダエンティティ32およびレイヤ2デコーダエンティティ36はそれぞれ、限定はされないが、レイヤ1(L1)または物理(PHY)層デコーダ、およびレイヤ2(L2)または媒体アクセス制御(MAC)層デコーダなどの、通信プロトコルの各レイヤに対応し得る。たとえば、受信された通信18を処理するために、各々のそれぞれのデコーダエンティティは、所与のプロトコル手順およびフォーマットに従って、復号されたデータまたは処理されたデータ(たとえば、通信情報)を次のデコーダエンティティに渡す。そのような態様では、レイヤ1は、復号された通信情報または処理された通信情報を、後続の処理/復号のためにレイヤ2に渡すことができる。いくつかの態様では、そのような処理は、ダウンリンク復号動作と呼ばれ得る。
さらに、本態様では、デコーダ構成要素14は、レイヤ1復号されたPDU26のPDU固有のレイヤ1復号メトリック24を決定するように構成され得る、レイヤ1復号メトリック決定器22を含み得る。たとえば、デコーダ構成要素14が受信されたデータフレーム内のPDUに対するレイヤ1復号動作を実行するとき、復号動作は、限定はされないが、シンボルエラーレート、エネルギーメトリック、ゼロ状態ビット値、およびqビット値、または、レイヤ1デコーダエンティティ32によって処理されるそれぞれのデータパケットの完全性を示し、したがってレイヤ1復号されたPDU26と関連付けられ得る任意の他のパラメータのうち1つまたは複数の、1つまたは複数のPDU固有のレイヤ1復号メトリック24を生成することができる。言い換えると、PDU固有のレイヤ1復号メトリック24の値は、レイヤ1デコーダエンティティ32がレイヤ1復号されたPDU26をさらなる復号のためにレイヤ2デコーダエンティティ36へ適切に渡したかどうかの指示を提供することができる。すなわち、いくつかの態様では、PDU固有のレイヤ1復号メトリック24は、RLC RESETを引き起こす際の、または別様にトリガする際の、レイヤ1復号されたPDU26の信頼性レベルを示すことができ、かつ/またはそれを表すものであり得る。
他の態様では、レイヤ1復号メトリック決定器22は、限定はされないが、シンボルエラーレート、エネルギーメトリック、ゼロ状態ビット値、およびqビット値を含む、1つまたは複数のメトリックパラメータに少なくとも一部基づいて、PDU固有のレイヤ1復号メトリック24を生成し、または別様に決定するように構成され得る。そのような態様では、1つまたは複数のメトリックパラメータの各々は、レイヤ1復号されたPDU26と関連付けられ得る。たとえば、デコーダ構成要素14は、1つまたは複数のトランスポートチャネルのコーディング方式に従って、復号構成要素から取得されるシンボルエラーレートおよび対応するエネルギーメトリックを取得し、または別様にそれらへのアクセスを有するように構成され得る。加えて、いくつかの非限定的な態様では、レイヤ1復号メトリック決定器22は、メトリックパラメータ(たとえば、エネルギーメトリックおよびシンボルエラーレート)に対して1つまたは複数の算術演算(たとえば、平均の重み付けられた積)を実行するように構成され得る。
たとえば、レイヤ1デコーダエンティティ32は、PDUが巡回冗長検査(CRC)に合格したと誤って判断することがあるが、PDUは実際には予期されないPDUであることがある。一例では、予期されないPDUは、Sequence Number、Optional Length Indicators、Optional Dataなどのような、不正確なデータPDUパラメータを有するDATA PDUとして復号され得る。代替的に、予期されないPDUは、限定はされないが、Super Field(SUFI)、CONTROL情報などのような、不正確なデータPDUパラメータを有するCONTROL PDUとして復号され得る。いずれの場合でも、予期されないPDUのレイヤ2デコーダエンティティ36への受け渡しは、RLC RESETをもたらし得る。
3GPP構成の大半は、シグナリング無線ベアラ(DCCHなどの)に対する1という最大Reset(maxRST)により定義されるので、この予期されないPDUの復号は、RLC UNRECOVERABLE ERRORをもたらし得る。RLC UNRECOVERABLE ERRORに応答して、ある態様では、UE12の無線リソース制御(RRC)エンティティは、Cell Update手順を開始することがあり、現在の制御フローをドロップし、任意の既存の呼もドロップする可能性がある。したがって、ある態様では、レイヤ1復号メトリック決定器22は、レイヤ1復号されたPDU26がレイヤ1 CRC検査に合格したにもかかわらず予期されないPDUであるかどうかを示す、レイヤ1復号されたPDU26の1つまたは複数のPDU固有のレイヤ1復号メトリック24を生成および/または決定するように構成され得る。
そのような態様では、レイヤ1復号メトリック決定器22は、1つまたは複数のレイヤ1復号されたPDU26のために、1つまたは複数のPDU固有のレイヤ1復号メトリック24を生成し、または別様に決定するように構成され得る。したがって、レイヤ1復号メトリック決定器22は、各々のレイヤ1復号されたPDU26のためにPDU固有のレイヤ1復号メトリック24を生成する復号動作および/もしくは処理動作を実行できるレイヤ1デコーダエンティティ32の一部であってよく、もしくはそれを含んでよく、または、1つまたは複数の決定手順および/もしくはアルゴリズムに従って、各々のレイヤ1復号されたPDU26に対して、もしくはこれらの組合せで、PDU固有のレイヤ1復号メトリック24を計算もしくは決定するためにレイヤ1デコーダエンティティ32のレイヤ1復号動作を監視する別個の構成要素であってよい。
その上、本態様では、デコーダ構成要素14は、PDU固有のレイヤ1復号メトリック24に少なくとも一部基づいてレイヤ1復号されたPDU26のレイヤ2復号を実行するかどうかを判断するように構成され得る、レイヤ2デコーダコントローラ28を含み得る。たとえば、レイヤ2デコーダコントローラ28は、レイヤ2復号決断30を生成するために、または別様に提供するために、1つまたは複数の評価手順および/またはアルゴリズムに従って、PDU固有のレイヤ1復号メトリック24を評価するように構成され得る。いくつかの態様では、レイヤ2復号決断30は、レイヤ1復号されたPDU26の処理または復号を続けるように、レイヤ2デコーダエンティティ36に知らせる、または別様に命令する、肯定的な指示を含んでよく、またはそれを示すものであってよい。他の態様では、レイヤ2復号決断30は、レイヤ1復号されたPDU26の処理または復号を行わないようにレイヤ2デコーダエンティティ36に知らせる、またはレイヤ2デコーダエンティティ36がそれを行うことを別様に防ぐ、否定的な指示を含んでよく、またはそれを示すものであってよい。
そのような態様では、1つまたは複数の評価手順および/またはアルゴリズムは、限定はされないが、レイヤ2復号エンティティにおいてレイヤ1復号されたPDU26の復号を続けるかどうか判断するために、1つまたは複数のPDU固有のレイヤ1復号メトリック24を、1つまたは複数のレイヤ1復号メトリックしきい値に対して比較する、手順および/またはアルゴリズムを含み得る。この場合、たとえば、各レイヤ1復号メトリックしきい値は、PDUが良いPDUである、または悪いPDUである、または別様に予期されないPDU(たとえば、不必要なRLC Resetをもたらし得るPDU)であることの、あるレベル、可能性、または信頼性と関連付けられる対応するメトリックの値を表し得る。
たとえば、一態様では、レイヤ2デコーダコントローラ28は、レイヤ1復号されたPDU26がレイヤ1復号エンティティからレイヤ2復号エンティティへと適切に渡される可能性が高いかどうか、または低いかどうかを判定するのに十分な情報を提供するための、シンボルエラーの形式のPDU固有のレイヤ1復号メトリック24を考慮する、または別様に考えに入れるように構成され得る。他の態様では、レイヤ2デコーダコントローラ28は、レイヤ1復号されたPDU26がレイヤ1復号エンティティからレイヤ2復号エンティティへと適切に渡される可能性が高いかどうか、または低いかどうかを判定するのに十分な情報を提供するための、シンボルエラーおよびエネルギーメトリックなどの、PDU固有のレイヤ1復号メトリック24の組合せを考慮する、または別様に考えに入れるように構成され得る。
上の例は限定するものとして解釈されるべきではなく、レイヤ2デコーダコントローラ28および対応する1つまたは複数の評価手順および/またはアルゴリズムは、対応する1つまたは複数の評価手順および/またはアルゴリズムは、正確なPDUもしくは廃棄されるべき悪いパケットの識別を相関付ける、もしくは別様に可能にするために、または、レイヤ2復号エンティティにおいてレイヤ1復号されたPDU26の復号を続けるかどうかを判断するために信頼性レベル値のPDUへの割り当てを少なくとも可能にするために、(たとえば、そのようなメトリックおよび対応するPDUの履歴分析に基づいて)決定された、レイヤ1復号メトリックまたはその範囲の任意の1つまたは任意の組合せを考えに入れることができることに留意されたい。その上、レイヤ2デコーダコントローラ28は、レイヤ1復号されたPDUがレイヤ1エラー検査に合格したことを示すエラー検査情報、たとえば、CRC情報を受信することができるが、説明される装置および方法はそれでも、レイヤ2デコーダコントローラ28が、1つまたは複数のPDU固有のレイヤ1復号メトリック24に基づいてレイヤ1復号されたPDUのレイヤ2復号を防ぐことを可能にし得る。
さらに、たとえば、一態様では、レイヤ2復号決断30は、限定はされないが、十分なパケット完全性を示すための、または、レイヤ1復号されたPDU26のレイヤ2復号を別様に可能にするための、信号、命令、および/または指示を含み得る。加えて、別の態様では、レイヤ2復号決断30は、限定はされないが、不十分なパケット完全性を示すための、予期されないPDUを示すための、または、レイヤ1復号されたPDU26のレイヤ2復号を別様に不可能にするための、かつ/もしくはレイヤ1復号されたPDU26を廃棄するための、信号を含み得る。
言い換えると、ワイヤレス通信システム10では、デコーダ構成要素14、およびより具体的には、レイヤ2デコーダコントローラ28は、悪い、不正確な、誤った、または予期されないPDUを、いくつかの態様ではPDUがレイヤ1 CRC検査に合格したにもかかわらず決定し、または別様に識別するように動作し、これによって、レイヤ2 RESET動作の開始をトリガすること、および最終的には呼のドロップを避けるために、レイヤ2復号エンティティにおけるそのようなPDUの復号を停止し、かつ/またはそのようなPDUを廃棄する。
図2を参照すると、ある態様では、図1のデコーダ構成要素14は、通信18(図1)に含まれるデータフレーム34またはPDU16を復号してレイヤ1復号されたPDU26を生成するように構成され得る、レイヤ1デコーダエンティティ32を任意選択で含み得る。さらに、デコーダ構成要素14は、レイヤ3(図示されず)などのより上位のレイヤへと渡され得る、または、1つまたは複数の追加のレイヤ2デコーダエンティティ(図示されず)によって処理され得る、レイヤ2復号されたPDU38を生成するためにレイヤ1復号されたPDU26を復号するように構成され得る、レイヤ2デコーダエンティティ36を任意選択で含み得る。レイヤ1デコーダエンティティ32およびレイヤ2デコーダエンティティ36は、物理(PHY)層であり得るレイヤ1(L1)、および媒体アクセス制御(MAC)層を含み得るレイヤ2(L2)などの、複数のプロトコルレイヤ40のそれぞれ1つの中に論理的に配置されるものとして示される。したがって、レイヤ1デコーダエンティティ32はPHY層デコーダであり得るが、レイヤ2デコーダエンティティ36はMAC層デコーダであり得る。
代替的な態様または追加の態様では、デコーダ構成要素14、ならびに/または、レイヤ1復号メトリック決定器22および/もしくはレイヤ2デコーダコントローラ28などのそのサブ構成要素は、レイヤ1復号されたPDU26の正確性または完全性を判定する際にレイヤ2デコーダコントローラ28を支援するための、1つまたは複数のレイヤ1デコーダメトリックしきい値44を取得または生成するように構成され得る、しきい値マネージャ42を含み得る。たとえば、一態様では、しきい値マネージャ42は、ネットワーク事業者から1つまたは複数のレイヤ1デコーダメトリックしきい値44(たとえば、図1のネットワーク20から発生する)を取得することができる。別の態様では、たとえば、しきい値マネージャ42は、1つまたは複数のレイヤ1デコーダメトリックしきい値44を(たとえば、本明細書で説明されるメトリックパラメータに従って)計算するための、1つまたは複数の手順および/またはアルゴリズムを有する、しきい値決定器46を含み得る。そのような態様では、1つまたは複数のレイヤ1デコーダメトリックしきい値44の各々は、1つもしくは複数のそれぞれのレイヤ1復号されたPDU26および/または1つもしくは複数のPDU固有のレイヤ1復号メトリック24と関連付けられ得る。
さらに、たとえば、それぞれのレイヤ1デコーダメトリックしきい値44は、静的な値、または動的な値、または静的な値と動的な値の組合せを有し得る。たとえば、レイヤ1デコーダメトリックしきい値44は、以前に処理されたPDUの移動するウィンドウおよびそれらのレイヤ1復号メトリックの分析、ならびに得られる復号の成功などの、1つまたは複数のしきい値の因子に基づき得るので、しきい値の値はウィンドウが移動するにつれて動的に変化し得る(しかし、しきい値が常に変化するのを避けるために何らかのヒステリシスが適用され得る)。他の態様では、たとえば、レイヤ1デコーダメトリックしきい値44は、たとえば、チャネル条件、アクティブセット中のセルの数、そのようなセルの信号強度、または、悪い可能性のあるPDUもしくは不正確である可能性のあるPDUに対してレイヤ2復号を実行するための意欲もしくは望ましさに影響を与え得る、任意の他の1つまたは複数の因子などの、1つまたは複数の他のしきい値の因子に基づく、組み合わされた静的な値および動的な値を有し得る。
たとえば、しきい値決定器46は、1つまたは複数の対応するレイヤ1デコーダメトリック(たとえば、PDU固有のレイヤ1復号メトリック24)、さらには、それぞれのPDUが正確であったか不正確であったか、たとえば予期されないPDUであったかどうかなどの、以前に処理されたPDUからのデータを相関付け得る1つまたは複数の手順および/またはアルゴリズムを含み得る。たとえば、しきい値決定器46は、以前に処理されたレイヤ1復号されたPDUの以前のPDU固有のレイヤ1復号メトリックと、巡回冗長検査ビット、レイヤ1復号されたPDUに対応する送信時間間隔、UE12のアクティブセット中のセルの数、レイヤ1復号されたPDUが受信されたチャネルのチャネル条件、および、レイヤ1復号されたPDUが受信されたチャネルの階級を有する先行して処理されたレイヤ1復号されたトランスポートブロックの先行するPDU固有のレイヤ1復号メトリックとの、1つまたは複数を考慮し、または別様に考えに入れるように構成され得る。代替的に、いくつかの態様では、変更されたエネルギーメトリックおよびシンボルエラーを備える固定されたしきい値が、判断実行の基準において使用され得る。
結果として、しきい値決定器46は、1つまたは複数のレイヤ1デコーダメトリックしきい値44を生成し、または別様に決定し、各レイヤ1デコーダメトリックしきい値44の値は、PDUが正確または不正確である相対的な可能性に対応する。すなわち、1つまたは複数のレイヤ1デコーダメトリックしきい値44は、(たとえば、レイヤ2デコーダエンティティ36における)1つまたは複数のレイヤ1復号されたPDU26の潜在的な復号エラー許容レベルを示すことができ、または別様に知らせることができる。いくつかの態様では、高いレイヤ1デコーダメトリックしきい値44は、低い許容レベルを、またはそうでなければ、レイヤ1復号エラーのより高い可能性または確率(たとえば、本明細書で説明されるしきい値の因子によって決定されるような)を示し得る。
それに対応して、ある態様では、デコーダ構成要素14、および/または、レイヤ1復号メトリック決定器22もしくはレイヤ2デコーダコントローラ28のようなそのサブ構成要素は、各々のレイヤ1復号されたPDU26に対して、1つまたは複数の対応するPDU固有のレイヤ1復号メトリック24を1つまたは複数のレイヤ1デコーダメトリックしきい値44に対して比較するように構成され得る、信頼性決定器48を含み得る。そのような比較に基づいて、信頼性決定器48は、各々のレイヤ1復号されたPDU26が正確なPDUであるか、または不正確なPDUであるか、または予期されないPDUであるかについての、相対的な信頼性レベル値を分類し、または別様に定義することが可能であり得る。
したがって、ある態様では、レイヤ2デコーダコントローラ28は、レイヤ1復号されたPDU26と関連付けられる信頼性レベル値が、正確なPDUである(たとえば、正の指示)、または不正確なPDUもしくは予期されないPDUである(たとえば、負の指示)可能性を有するものとしてパケットを示す、または識別するかどうかに少なくとも一部基づいて、レイヤ2復号決断30を生成し、または別様に判断するように構成され得る。より具体的には、ある態様では、レイヤ2デコーダコントローラ28は、レイヤ1復号されたPDU26が予期されないPDUであるかどうかを判断するために、レイヤ1復号されたPDU26を調査して、データまたは制御PDUを識別し、データPDUに対するSequence Number、Length Indicators、またはOptional Data、および制御PDUに対するSUFIまたは制御情報などの、PDUのパラメータをさらに調査するように構成され得る。
この態様では、レイヤ2デコーダコントローラ28が、レイヤ1復号されたPDU26が予期されないPDUであると判断すると、レイヤ2デコーダコントローラ28は、レイヤ1復号されたPDU26が弱いパスであるか強いパスであるか、たとえば、レイヤ1復号されたPDU26がリセット動作と呼のドロップとのトリガをもたらす復号エラーを引き起こす可能性が高いか、または復号エラーを防ぐ可能性が高い強いパスであるかを評価するために、信頼性決定器48から信頼性レベル値情報を取得することができる。1つまたは複数のレイヤ1復号メトリック24から導出され得る信頼性レベル情報の値に基づいて、レイヤ2デコーダコントローラ28は、レイヤ2復号決断30を生成し、レイヤ1復号されたPDU26をレイヤ2が復号することまたは廃棄することをもたらす。したがって、説明される装置および方法は、さらなる処理に対するPDUの適性を判断するために、レイヤ1復号されたPDUと関連付けられるレイヤ1復号メトリックについての情報を使用する。
図3および図4を参照すると、説明を簡潔にする目的で、方法は一連の行為として示され説明される。しかしながら、いくつかの行為は、1つまたは複数の態様に従って、本明細書で示され説明されるものとは異なる順序で、かつ/または他の行為と同時に行われ得るので、方法(およびそれに関するさらなる方法)は行為の順序によって限定されないことを理解し、諒解されたい。たとえば、方法は、代わりに、状態図などにおいて、一連の相互に関係する状態またはイベントとして表され得ることを諒解されたい。その上、本明細書で説明された1つまたは複数の特徴に従って方法を実施するために、示されたすべての動作が必要とされるとは限らない。
図3を参照すると、実効的な態様において、UE12(図1)などのUEは、レイヤ1復号されたPDU26(図1および図2)が不必要なRLCリセットを引き起こし得る予期されないPDUであるかどうかを判断するために、UE12において受信されるデータを処理するための方法50の一態様を実行することができる。
ブロック52において、方法50は、レイヤ1復号されたPDUのPDU固有のレイヤ1復号メトリックを決定するステップを含み得る。たとえば、本明細書で説明されるように、デコーダ構成要素14(図1および図2)は、レイヤ1復号されたPDU26のPDU固有のレイヤ1復号メトリック24を決定するように、レイヤ1デコーダメトリック決定器22を実行することができる。
加えて、ブロック54において、方法50は、PDU固有のレイヤ1復号メトリックに基づいて、レイヤ1復号されたPDUのレイヤ2復号を実行するかどうかを判断するステップを含み得る。たとえば、デコーダ構成要素14(図1および図2)は、PDU固有のレイヤ1復号メトリック24に基づいて、レイヤ1復号されたPDU26のレイヤ2復号を実行するかどうかを判断するように、レイヤ2デコーダコントローラ28を実行することができる。
示されない任意選択の態様において、方法50は、レイヤ1デコーダメトリックしきい値を取得するステップと、PDU固有のレイヤ1復号メトリックをレイヤ1デコーダメトリックしきい値と比較することに基づいてレイヤ1復号されたPDUの信頼性レベル値を決定するステップとを含み得る。したがって、この選択肢では、レイヤ2復号を実行するかどうかを判断するステップは、信頼性レベル値に基づく。
たとえば、デコーダ構成要素14の1つまたは複数の構成要素および/またはサブ構成要素は、レイヤ1デコーダメトリックしきい値を取得するステップと、PDU固有のレイヤ1復号メトリックをレイヤ1デコーダメトリックしきい値と比較することに基づいてレイヤ1復号されたPDUの信頼性レベル値を決定するステップと、信頼性レベル値に基づいてレイヤ2復号を実行するかどうかを判断するステップとを実行するように、実行され得る。
1つの使用事例では、説明される装置および方法は、1つまたは複数のレイヤエンティティにおけるデータパケットの改善された処理を提供する。上で述べられたように、説明される装置および方法は、レイヤ1エンティティにおいてFALSE CRCパスがあるとき、レイヤ2レベルにおける予期されないPDUを軽減または防止することができる。
説明される装置および方法は、CRCビットが含まれるトランスポートブロック上で遭遇するシンボルエラーなどの、1つまたは複数のレイヤ1デコーダメトリックを考えに入れることができる。
たとえば、そのうちの2つがCRCを搬送する4つのトランスポートチャネルからなるCoded Composite Transport Channel(CCTrCh)などのトランスポートチャネルでは、2つのトランスポートチャネルが、異なる送信時間間隔(TTI)の長さを有するCRC情報を搬送できることがあり得る。さらに、これらの2つのトランスポートチャネルが畳込み符号化される場合、UE12(図1)は、デコーダ構成要素14(図1および図2)の一部であり得るビタビデコーダから取得される、シンボルエラーレートおよび対応するエネルギーメトリックへのアクセスを有し得る。ゼロ状態ビットの値およびqビットの値などの、他のレイヤ1デコーダメトリックも取得され得ることに留意されたい。さらに、デコーダ構成要素14(図1)は、ターボデコーダも含んでよく、したがってターボデコーダからのメトリックも取得可能であることに留意されたい。
一態様では、説明される装置および方法は、1つまたは複数のレイヤ1復号メトリック(たとえば、PDU固有のレイヤ1復号メトリック24、図1)を取得し、それらを、先行するレイヤ1復号されたPDUの1つまたは複数の先行するレイヤ1復号メトリックの関数に従って決定された1つまたは複数のしきい値と比較することによって、動的にPDUを評価することができる。非限定的な例では、そのような動的な評価は、限定はされないが、CRCを搬送するトランスポートチャネルにわたって{シンボルエラーレート、エネルギーメトリック}の重み付けられた積の平均を計算するステップを含み得る。別の手順および/または方式も、この目的で使用され得る。この手順および/または方式は、デコーダ入力とエネルギーメトリックの合計を採用する。この新たなメトリックは、正規化加重EMと名付けられ得る。このレイヤ1メトリックは、上で説明されたメトリックとともに、または独立に使用され得る。
さらに、このレイヤ1復号メトリックは、レイヤ2へと渡される準備ができているトランスポートブロックが高忠実度であるかどうか、たとえば正確であるかどうかを決めるために使用され得る、しきい値を定義することができる。これは、信頼性レベル値を決定することとしても呼ばれ得る。
この決定が行われると、一態様では、レイヤ1エンティティ(たとえば、レイヤ1デコーダエンティティ32、図1)は、この情報をレイヤ2エンティティ(たとえば、レイヤ2デコーダエンティティ36、図1)に渡すことができる。レイヤ2エンティティは、Sequence numberまたは復号されたLength Indicatorsまたは復号されたCONTROL PDU情報に基づいてPDUが予期されないかどうかを検出することができる。レイヤ2エンティティは次いで、レイヤ1エンティティによって上で計算されたメトリックを考えに入れて、レイヤ1エンティティが弱いパスを示したかどうかを確かめる。PDUが予期されないとレイヤ2エンティティが判断し、レイヤ1情報が弱いパスとしてPDUを示す場合、レイヤ2エンティティはPDUを廃棄することができる。これによって、予期されないPDUはRLC UNRECOVERABLE ERRORをもたらさない。
図4を参照すると、実効的な態様において、UE12(図1)などのUEは、レイヤ1復号されたPDU26(図1および図2)が不必要なRLCリセットを引き起こし得る予期されないPDUであるかどうかを判断するために、UE12において受信されるデータを処理するための方法60の一態様を実行することができる。
ブロック62において、方法60は、UEにおいてPDUを受信するステップを含み得る。たとえば、本明細書で説明されるように、UE12(図1)は、ネットワークエンティティ19(図1)から1つまたは複数のPDUを受信することができる。さらに、ブロック64において、方法60は、レイヤ1エンティティにおいてPDUを復号するステップを含み得る。たとえば、本明細書で説明されるように、デコーダ構成要素14(図1および図2)は、1つまたは複数のPDUを復号するように(1つまたは複数のレイヤ1復号されたPDU26を取得するように)レイヤ1デコーダエンティティ32(図2)を実行することができる。
さらに、ブロック66において、方法60は、CRC指示を受信するステップを含み得る。たとえば、本明細書で説明されるように、デコーダ構成要素14は、それぞれのレイヤ1復号されたPDU26と関連付けられるCRC指示を受信するように、または別様に取得するように、レイヤ2デコーダコントローラ28を実行することができる。本明細書で説明されるように、方法60は、CRC指示(たとえば、CRC合格を示す)が受信されるときであっても、レイヤ1復号されたPDU26が予期されないPDUであるかどうかを判断し続けることができる。
ブロック68において、方法60は、レイヤ1復号されたPDUのPDU固有のレイヤ1復号メトリックを決定するステップを含み得る。たとえば、本明細書で説明されるように、デコーダ構成要素14(図1および図2)は、レイヤ1復号されたPDU26のPDU固有のレイヤ1復号メトリック24を決定するように、レイヤ1デコーダメトリック決定器22を実行することができる。
加えて、ブロック70において、方法60は、レイヤ1デコーダメトリックしきい値を取得するステップを含み得る。たとえば、本明細書で説明されるように、デコーダ構成要素14(図1および図2)は、レイヤ1デコーダメトリックしきい値44を取得するようにしきい値マネージャ42を実行することができる。
ブロック72において、方法50は、PDU固有のレイヤ1復号メトリックがレイヤ1デコーダメトリックしきい値を満たすか、または超えるかを判断するステップを含み得る。たとえば、デコーダ構成要素14(図1および図2)は、PDU固有のレイヤ1復号メトリックがレイヤ1デコーダメトリックしきい値を満たすか、または超えるかを判断するように、レイヤ2デコーダコントローラ28を実行することができる。他の態様では、ブロック54における比較は、PDU固有のレイヤ1復号メトリックがレイヤ1デコーダメトリックしきい値を満たすか、または下回るかを判断するステップを含み得ることに留意されたい。
一態様では、方法50は、PDU固有のレイヤ1復号メトリックがレイヤ1デコーダメトリックしきい値を満たすとき、または超えるとき、ブロック74に進むことができる。言い換えると、ブロック74において、許容可能な信頼性レベル値が、PDU固有のレイヤ1復号メトリックがレイヤ1デコーダメトリックしきい値を満たすこと、または超えることに基づいて、取得または決定され得る。したがって、ブロック74において、許容可能な信頼性レベル値は、レイヤ2エンティティがレイヤ1復号されたPDUの処理/復号に進むことを許可し得る。
しかしながら、別の態様では、方法50は、PDU固有のレイヤ1復号メトリックがレイヤ1デコーダメトリックしきい値を満たさないとき、または超えないとき、ブロック76に進むことができる。言い換えると、ブロック76において、許容不可能な信頼性レベル値が、PDU固有のレイヤ1復号メトリックがレイヤ1デコーダメトリックしきい値を満たさないこと、または超えないことに基づいて、取得または決定され得る。したがって、ブロック76において、許容不可能な信頼性レベル値は、レイヤ2エンティティがレイヤ1復号されたPDUの処理/復号に進むことを防ぎ得る。
図5は、処理システム114を採用する装置100のためのハードウェア実装の一例を示すブロック図であり、装置は、少なくともデコーダ構成要素14(図1)を実行するUE12と同一または同様であり得る。この例では、処理システム114は、バス102によって全般的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス102は、処理システム114の具体的な用途および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含み得る。バス102は、プロセッサ104によって全般的に表される1つまたは複数のプロセッサ、コンピュータ可読媒体106によって全般的に表されるコンピュータ可読媒体、およびデコーダ構成要素14のようなUE構成要素(たとえば、UE12)を含む、様々な回路を一緒につなぐ。
バス102は、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクさせることもでき、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明しない。バスインターフェース108は、バス102とトランシーバ110との間にインターフェースを提供する。トランシーバ110は、送信媒体上の様々な他の装置と通信するための手段を提供する。また、装置の性質に応じて、ユーザインターフェース112(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ジョイスティックなど)が設けられてもよい。
プロセッサ104は、バス102の管理、およびコンピュータ可読媒体106上に記憶されたソフトウェアの実行を含む全般的な処理を受け持つ。ソフトウェアは、プロセッサ104によって実行されると、任意の特定の装置の以下で説明される様々な機能を処理システム114に実行させる。コンピュータ可読媒体106は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ104によって操作されるデータを記憶するために使用されてもよい。
ある態様では、プロセッサ104、コンピュータ可読媒体106、または両方の組合せは、本明細書で説明されるようなデコーダ構成要素14(図1)の機能を実行するように構成され、または別様に特別にプログラムされ得る。
本開示全体にわたって提示される様々な概念は、広範な電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたって実装され得る。
図6を参照すると、限定されるものではないが、例として、本開示の態様は、W-CDMAエアインターフェースを採用するUMTSシステム200に関して提示される、デコーダ構成要素14を含むユーザ機器(UE)210またはUE12(図1)のような、通信デバイスによって実装され得る。UMTSネットワークは、コアネットワーク(CN)204、UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)202、およびユーザ機器(UE)210の3つの相互作用する領域を含む。この例では、UTRAN202は、電話、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャスト、および/または他のサービスを含む様々なワイヤレスサービスを提供する。UTRAN202は、無線ネットワークコントローラ(RNC)206などのそれぞれのRNCによって各々制御される、無線ネットワークサブシステム(RNS)207などの複数のRNSを含み得る。ここで、UTRAN202は、本明細書で説明するRNC206およびRNS207に加えて、任意の数のRNC206およびRNS207を含むことができる。RNC206は、とりわけ、RNS207内の無線リソースの割り当て、再構成、および解放を担う装置である。RNC206は、任意の適切なトランスポートネットワークを使用する、直接の物理接続、仮想ネットワークなど様々なタイプのインターフェースを介して、UTRAN202中の他のRNC(図示せず)に相互接続され得る。
UE210とNodeB208との間の通信は、物理(PHY)層および媒体アクセス制御(MAC)層を含むものと見なされ得る。さらに、それぞれのNodeB208によるUE210とRNC206との間の通信は、無線リソース制御(RRC)層を含むものと見なされ得る。本明細書では、PHY層は、層1と見なされ、MAC層は、層2と見なされ、RRC層は、層3と見なされ得る。本文書に記載される情報は、参照により本明細書に組み込まれる、RRC Protocol Specification、3GPP TS 25.331 v9.1.0に述べられている用語を利用することがある。
RNS207によってカバーされる地理的領域は、いくつかのセルに分けることができ、無線トランシーバ装置が各セルにサービスする。無線トランシーバ装置は、通常、UMTS適用例ではNodeBと呼ばれるが、当業者によって、基地局(BS)、送受信基地局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることもある。明快にするために、各RNS207に3つのNodeB208が示されているが、RNS207は、任意の数のワイヤレスNodeBを含んでもよい。NodeB208は、ワイヤレスアクセスポイントを任意の数のモバイル装置のためのCN204に提供する。モバイル装置の例には、携帯電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、ノートブック、ネットブック、スマートブック、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム(GPS)デバイス、マルチメディアデバイス、ビデオ装置、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤなど)、カメラ、ゲーム機、または任意の他の類似の機能デバイスなどがある。
モバイル装置は、通常、UMTS適用例ではUEと呼ばれるが、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれることもある。UMTSシステムでは、UE210は、ネットワークへのユーザの加入情報を含む汎用加入者識別モジュール(USIM)211をさらに含み得る。説明のために、1つのUE210がいくつかのNodeB208と通信しているように示される。順方向リンクとも呼ばれるダウンリンク(DL)は、NodeB208からUE210への通信リンクを指し、逆方向リンクとも呼ばれるアップリンク(UL)は、UE210からNodeB208への通信リンクを指す。
CN204は、UTRAN202など1つまたは複数のアクセスネットワークとインターフェースをとる。図示のように、CN204は、GSM(登録商標)コアネットワークである。しかしながら、当業者が認識するように、GSM(登録商標)ネットワーク以外のタイプのCNへのアクセスをUEに提供するために、本開示全体にわたって提示される様々な概念を、RANまたは他の適切なアクセスネットワークにおいて実装することができる。
CN204は、回線交換(CS)領域およびパケット交換(PS)領域を含む。回線交換要素のいくつかは、モバイルサービス交換センター(MSC)、ビジターロケーションレジスタ(VLR)、およびゲートウェイMSCである。パケット交換要素は、サービングGPRSサポートノード(SGSN)、およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)を含む。EIR、HLR、VLR、およびAuCのようないくつかのネットワーク要素は、回線交換領域とパケット交換領域の両方によって共有され得る。図示の例では、CN204は、MSC212およびGMSC214によって回線交換サービスをサポートする。いくつかの用途では、GMSC214は、メディアゲートウェイ(MGW)とも呼ばれ得る。RNC206のような1つまたは複数のRNCが、MSC212に接続され得る。MSC212は、呼設定、呼ルーティング、およびUEモビリティ機能を制御する装置である。MSC212は、UEがMSC212のカバレッジエリア内にある間に加入者関連の情報を格納するVLRも含む。GMSC214は、UEが回線交換ネットワーク216にアクセスするためのゲートウェイを、MSC212を通じて提供する。GMSC214は、特定のユーザが加入したサービスの詳細を反映するデータのような加入者データを格納するホームロケーションレジスタ(HLR)215を含む。HLRは、加入者に固有の認証データを格納する認証センター(AuC)とも関連付けられている。特定のUEについて、呼が受信されると、GMSC214は、UEの位置を判断するためにHLR215に問い合わせ、その位置でサービスする特定のMSCに呼を転送する。
CN204はまた、サービングGPRSサポートノード(SGSN)218およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)220によって、パケットデータサービスをサポートする。汎用パケット無線サービスを表すGPRSは、標準の回線交換データサービスで可能なものよりも速い速度でパケットデータサービスを提供するよう設計されている。GGSN220は、パケットベースネットワーク222へのUTRAN202の接続を提供する。パケットベースネットワーク222は、インターネット、プライベートデータネットワーク、または何らかの他の適切なパケットベースネットワークでもよい。GGSN220の一次機能は、UE210にパケットベースネットワーク接続を提供することである。データパケットは、MSC212が回線交換領域において実行するのと同じ機能をパケットベース領域において主に実行するSGSN218を介して、GGSN220とUE210との間で転送され得る。
UMTSのエアインターフェースは、スペクトラム拡散直接シーケンス符号分割多元接続(DS-CDMA)システムを利用してよい。スペクトラム拡散DS-CDMAは、チップと呼ばれる一連の疑似ランダムビットとの乗算によって、ユーザデータを拡散させる。UMTSの「広帯域」W-CDMAエアインターフェースは、そのような直接シーケンススペクトラム拡散技術に基づいており、さらに周波数分割複信(FDD)を必要とする。FDDは、NodeB208とUE210との間のULおよびDLに異なるキャリア周波数を使用する。DS-CDMAを利用し、時分割複信(TDD)を使用するUMTSの別のエアインターフェースは、TD-SCDMAエアインターフェースである。本明細書で説明される様々な例は、W-CDMAエアインターフェースを指し得るが、基礎をなす原理はTD-SCDMAエアインターフェースに等しく適用可能であり得ることを、当業者は理解するだろう。
HSPAエアインターフェースは、スループットの向上および遅延の低減を支援する、3G/W-CDMAエアインターフェースに対する一連の拡張を含む。前のリリースに対する他の修正には、HSPAが、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)、チャネル送信の共有、ならびに適応変調および適応符号化を利用する。HSPAを定義する規格は、HSDPA(高速ダウンリンクパケットアクセス)およびHSUPA(高速アップリンクパケットアクセス、拡張アップリンクまたはEULとも呼ばれる)を含む。
HSDPAは、高速ダウンリンク共有チャネル(HS-DSCH)を、トランスポートチャネルとして利用する。HS-DSCHは、高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS-PDSCH)、高速共有制御チャネル(HS-SCCH)、および高速専用物理制御チャネル(HS-DPCCH)という、3つの物理チャネルによって実装される。
これらの物理チャネルの中でも、HS-DPCCHは、対応するパケット送信の復号が成功したかどうかを示すための、HARQ ACK/NACKシグナリングをアップリンクで搬送する。つまり、ダウンリンクに関して、UE210は、ダウンリンク上のパケットを正常に復号したかどうかを示すために、HS-DPCCHを通じてフィードバックをノードB208に与える。
HS-DPCCHはさらに、変調方式と符号化方式の選択、およびプリコーディングの重みの選択に関して、ノードB208が正しい決定を行うのを支援するための、UE210からのフィードバックシグナリングを含み、このフィードバックシグナリングはCQIおよびPCIを含む。
「HSPA Evolved」またはHSPA+は、MIMOおよび64-QAMを含むHSPA規格の進化形であり、スループットの増大およびパフォーマンスの向上を可能にする。つまり、本開示のある態様では、ノードB208および/またはUE210は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、ノードB208は空間領域を活用して、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートすることができる。
多入力多出力(MIMO)は、マルチアンテナ技術、すなわち複数の送信アンテナ(チャネルへの複数の入力)および複数の受信アンテナ(チャネルからの複数の出力)を指す際に一般に使用される用語である。MIMOシステムは一般にデータ伝送パフォーマンスを高め、ダイバーシティ利得がマルチパスフェージングを低減させて伝送品質を高めること、および空間多重化利得がデータスループットを向上させることを可能にする。
空間多重化を使用して、同じ周波数で同時に様々なデータストリームを送信することができる。データストリームを単一のUE210に送信してデータレートを上げること、または複数のUE210に送信して全体的なシステム容量を拡大することができる。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし、次いで空間的にプリコーディングされた各ストリームをダウンリンクで異なる送信アンテナを介して送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、様々な空間シグネチャを伴いUE210に到着し、これによりUE210の各々は、当該UE210に向けられた1つまたは複数のデータストリームを回復することができる。アップリンク上では、各UE210は、1つまたは複数の空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信することができ、これによりノードB208は空間的にプリコーディングされた各データストリームのソースを識別することができる。
空間多重化は、チャネル状態が良好なときに使用できる。チャネル状態がさほど好ましくないときは、ビームフォーミングを使用して送信エネルギーを1つもしくは複数の方向に集中させること、またはチャネルの特性に基づいて送信を改善することができる。これは、複数のアンテナを介して送信するデータストリームを空間的にプリコーディングすることによって達成できる。セルの端において良好なカバレージを達成するために、シングルストリームビームフォーミング伝送を送信ダイバーシティと組み合わせて使用できる。
一般に、n個の送信アンテナを利用するMIMOシステムの場合、同じチャネル化コードを利用して同じキャリアでn個のトランスポートブロックが同時に送信され得る。n個の送信アンテナで送られる異なるトランスポートブロックは、互いに同じまたは異なる変調方式および符号化方式を有し得ることに留意されたい。
一方、単入力多出力(SIMO)は一般に、単一の送信アンテナ(チャネルへの単一の入力)および複数の受信アンテナ(チャネルからの複数の出力)を利用するシステムを指す。それによって、SIMOシステムでは、単一のトランスポートブロックがそれぞれのキャリアで送られ得る。
図7を参照すると、本明細書で説明されるようなデコーダ構成要素14(図1)の態様を実装し得る1つまたは複数のユーザ機器(UE)を含む、UTRANアーキテクチャ中のアクセスネットワーク300が示される。多元接続ワイヤレス通信システムは、セル302、304、および306を含む複数のセルラー領域(セル)を含み、セルの各々は、1つまたは複数のセクタを含み得る。複数のセクタはアンテナのグループによって形成されてよく、各々のアンテナがセルの一部にあるUEとの通信を担う。たとえば、セル302において、アンテナグループ312、314、および316は、各々異なるセクタに対応し得る。セル304において、アンテナグループ318、320、および322は、各々異なるセクタに対応する。セル306において、アンテナグループ324、326、および328は、各々異なるセクタに対応する。セル302、304、および306は、各セル302、304、または306の1つまたは複数のセクタと通信していてもよい、いくつかのワイヤレス通信デバイス、たとえばユーザ機器またはUEを含み得る。たとえば、UE330および332は、NodeB342と通信していてもよく、UE334および336は、NodeB344と通信していてもよく、UE338および340は、NodeB346と通信していてもよい。ここで、各NodeB342、344、346は、それぞれのセル302、304、および306の中のすべてのUE330、332、334、336、338、340のために、CN204(図6参照)へのアクセスポイントを提供するように構成される。ある態様では、UE330、332、334、336、338および/または340は、デコーダ構成要素14(図1)を含み得る。
UE334がセル304における図示された位置からセル306に移動するとき、サービングセル変更(SCC)またはハンドオーバが生じて、UE334との通信が、ソースセルと呼ばれ得るセル304からターゲットセルと呼ばれ得るセル306に移行することがある。UE334において、それぞれのセルに対応するNodeBにおいて、無線ネットワークコントローラ206(図6)において、またはワイヤレスネットワークにおける別の適切なノードにおいて、ハンドオーバプロシージャの管理が生じ得る。たとえば、ソースセル304との呼の間、または任意の他の時間において、UE334は、ソースセル304の様々なパラメータ、ならびに、セル306、および302のような近隣セルの様々なパラメータを監視することができる。さらに、これらのパラメータの品質に応じて、UE334は、近隣セルの1つまたは複数との通信を保つことができる。この期間において、UE334は、UE334が同時に接続されるセルのリストであるアクティブセットを保持することができる(すなわち、ダウンリンク専用物理チャネルDPCHまたはフラクショナルダウンリンク専用物理チャネルF-DPCHをUE334に現在割り当てているUTRAセルが、アクティブセットを構成し得る)。
アクセスネットワーク300によって用いられる変調方式および多元接続方式は、導入されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。例として、規格は、Evolution-Data Optimized(EV-DO)またはUltra Mobile Broadband(UMB)を含み得る。EV-DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを用いて移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供する。規格は代替的に、広帯域CDMA(W-CDMA)およびTD-SCDMAなどのCDMAの他の変形態を用いるUniversal Terrestrial Radio Access(UTRA)、TDMAを用いるGlobal System for Mobile Communications(GSM(登録商標))、ならびにOFDMAを用いるEvolved UTRA(E-UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、およびFlash-OFDMであり得る。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE Advanced、およびGSM(登録商標)は、3GPP団体による文書に記述されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体による文書に記述されている。実際の利用されるワイヤレス通信規格、多元接続技術は、具体的な用途およびシステム全体に課される設計制約に依存する。
無線プロトコルアーキテクチャは、具体的な用途に応じて様々な形態をとり得る。
図8を参照すると、図1のデコーダ構成要素14およびネットワークエンティティ19を含むUE12のような、通信デバイスおよびネットワークエンティティによって利用され得る、HSPAシステムのためのユーザプレーンおよび制御プレーンの例示的な無線プロトコルアーキテクチャ400が開示される。
たとえば、UEおよびノードBの無線プロトコルアーキテクチャ400は、レイヤ1、レイヤ2、およびレイヤ3という3つのレイヤで示される。レイヤ1は最下層であり、様々な物理層の信号処理機能を実装する。レイヤ1は、本明細書では物理層406と呼ばれる。レイヤ2(L2レイヤ)408は、物理層406の上にあり、物理層406を通じたUEとノードBとの間のリンクを担う。
ユーザプレーンでは、L2層408は、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ410、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ412、およびパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ414を含み、これらはネットワーク側のノードBで終端する。示されないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイで終端するネットワーク層(たとえばIP層)と、接続の他の端部(たとえば、遠端のUE、サーバなど)で終端するアプリケーション層とを含めて、L2層408より上にいくつかの上位層を有し得る。
PDCPサブレイヤ414は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間の多重化を行う。PDCPサブレイヤ414はまた、無線送信のオーバーヘッドを低減するための上位層データパケットのヘッダ圧縮、データパケットの暗号化によるセキュリティ、および、ノードB間のUEのハンドオーバのサポートを実現する。RLCサブレイヤ412は、上位層のデータパケットのセグメント化および再構築、失われたデータパケットの再送信、ならびに、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)による順序の狂った受信を補償するためのデータパケットの再順序付けを行う。MACサブレイヤ410は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ410はまた、1つのセルの中の様々な無線リソース(たとえばリソースブロック)の複数のUEへの割り当てを担う。MACサブレイヤ410はまた、HARQ動作も担う。
図9を参照すると、NodeB510は、本明細書で説明されるデータ処理および復号の態様を実装するUE550と通信しており、NodeB510は図1のネットワークエンティティ19であってよく、UE550は図1のデコーダ構成要素14を含むUE12であってよい。ダウンリンク通信では、送信プロセッサ520は、データ源512からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ540から制御信号を受信することができる。送信プロセッサ520は、参照信号(たとえばパイロット信号)とともに、データ信号および制御信号のための様々な信号処理機能を提供する。たとえば、送信プロセッサ520は、誤り検出のための巡回冗長検査(CRC)コード、順方向誤り訂正(FEC)を支援するための符号化およびインターリービング、様々な変調方式(たとえば、二位相偏移変調(BPSK)、四位相偏移変調(QPSK)、M-位相偏移変調(M-PSK)、M-直角位相振幅変調(M-QAM)など)に基づいた信号配列へのマッピング、直交可変拡散率(OVSF)による拡散、および、一連のシンボルを生成するためのスクランブリングコードとの乗算を、提供することができる。
送信プロセッサ520のための、符号化方式、変調方式、拡散方式および/またはスクランブリング方式を決定するために、チャネルプロセッサ544からのチャネル推定が、コントローラ/プロセッサ540によって使われ得る。これらのチャネル推定は、UE550によって送信される参照信号から、またはUE550からのフィードバックから、導出され得る。送信プロセッサ520によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために、送信フレームプロセッサ530に与えられる。送信フレームプロセッサ530は、コントローラ/プロセッサ540からの情報とシンボルとを多重化することによって、このフレーム構造を作成し、一連のフレームが得られる。次いでこのフレームは送信機532に与えられ、送信機532は、アンテナ534を通じたワイヤレス媒体によるダウンリンク送信のために、増幅、フィルタリング、およびフレームのキャリア上への変調を含む、様々な信号調整機能を提供する。アンテナ534は、たとえば、ビームステアリング双方向適応アンテナアレイまたは他の同様のビーム技術を含む、1つまたは複数のアンテナを含み得る。
UE550において、受信機554は、アンテナ552を通じてダウンリンク送信を受信し、その送信を処理してキャリア上へ変調されている情報を回復する。受信機554は図1のデコーダ構成要素14を含み得る。受信機554によって回復された情報は、受信フレームプロセッサ560に与えられ、受信フレームプロセッサ560は、各フレームを解析し、フレームからの情報をチャネルプロセッサ594に提供し、データ信号、制御信号、および参照信号を受信プロセッサ570に提供する。受信プロセッサ570は次いで、NodeB510中の送信プロセッサ520によって実行される処理の逆を実行する。より具体的には、受信プロセッサ570は、シンボルを逆スクランブルおよび逆拡散し、次いで変調方式に基づいて、NodeB510によって送信された、最も可能性の高い信号配列点を求める。これらの軟判定は、チャネルプロセッサ594によって計算されるチャネル推定に基づき得る。そして軟判定は、データ信号、制御信号、および参照信号を回復するために、復号されてデインターリーブされる。そして、フレームの復号が成功したかどうか判断するために、CRCコードが確認される。次いで、復号に成功したフレームによって搬送されるデータがデータシンク572に与えられ、データシンク572は、UE550および/または様々なユーザインターフェース(たとえばディスプレイ)において実行されているアプリケーションを表す。復号に成功したフレームが搬送する制御信号は、コントローラ/プロセッサ590に与えられる。受信プロセッサ570によるフレームの復号が失敗すると、コントローラ/プロセッサ590は、確認応答(ACK)プロトコルおよび/または否定応答(NACK)プロトコルを用いて、そうしたフレームの再送信要求をサポートすることもできる。
アップリンクでは、データ源578からのデータおよびコントローラ/プロセッサ590からの制御信号が、送信プロセッサ580に与えられる。データ源578は、UE550で実行されているアプリケーションおよび様々なユーザインターフェース(たとえばキーボード)を表し得る。NodeB510によるダウンリンク送信に関して説明する機能と同様に、送信プロセッサ580は、CRCコード、FECを支援するための符号化およびインターリービング、信号配列へのマッピング、OVSFによる拡散、および、一連のシンボルを生成するためのスクランブリングを含む、様々な信号処理機能を提供する。NodeB510によって送信される参照信号から、または、NodeB510によって送信されるミッドアンブル中に含まれるフィードバックから、チャネルプロセッサ594によって導出されるチャネル推定が、適切な符号化方式、変調方式、拡散方式、および/またはスクランブリング方式を選択するために、使われ得る。送信プロセッサ580によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために、送信フレームプロセッサ582に与えられる。送信フレームプロセッサ582は、コントローラ/プロセッサ590からの情報とシンボルとを多重化することによって、このフレーム構造を作成し、一連のフレームが得られる。次いでこのフレームは送信機556に与えられ、送信機556は、アンテナ552を通じたワイヤレス媒体によるアップリンク送信のために、増幅、フィルタリング、およびフレームのキャリア上への変調を含む、様々な信号調整機能を提供する。
アップリンク送信は、UE550において受信機機能に関して説明されたのと同様の方式で、NodeB510において処理される。受信機535は、アンテナ534を通じてアップリンク送信を受信し、その送信を処理してキャリア上へ変調されている情報を回復する。受信機535によって回復された情報は、受信フレームプロセッサ536に与えられ、受信フレームプロセッサ536は、各フレームを解析し、フレームからの情報をチャネルプロセッサ544に提供し、データ信号、制御信号、および参照信号を受信プロセッサ538に提供する。受信プロセッサ538は、UE550中の送信プロセッサ580によって実行される処理の逆を実行する。次いで、復号に成功したフレームによって搬送されるデータ信号および制御信号が、データシンク539およびコントローラ/プロセッサにそれぞれ与えられ得る。フレームの一部が、受信プロセッサによる復号に失敗すると、コントローラ/プロセッサ540は、確認応答(ACK)プロトコルおよび/または否定応答(NACK)プロトコルを用いて、そうしたフレームの再送信要求をサポートすることもできる。
コントローラ/プロセッサ540および590は、それぞれNodeB510およびUE550における動作を指示するために使われ得る。たとえば、コントローラ/プロセッサ540および590は、タイミング、周辺インターフェース、電圧調整、電力管理、および他の制御機能を含む、様々な機能を提供することができる。メモリ542および592のコンピュータ可読媒体は、それぞれ、NodeB510およびUE550のためのデータおよびソフトウェアを記憶することができる。NodeB510におけるスケジューラ/プロセッサ546は、リソースをUEに割り振り、UEのダウンリンク送信および/またはアップリンク送信をスケジューリングするために、使われ得る。
W-CDMAシステムを参照して、電気通信システムのいくつかの態様を示してきた。当業者が容易に諒解するように、本開示全体にわたって説明する様々な態様は、他の電気通信システム、ネットワークアーキテクチャおよび通信規格に拡張され得る。
例として、様々な態様は、他のUMTS、たとえばTD-SCDMA、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)、高速パケットアクセスプラス(HSPA+)およびTD-CDMAに拡張され得る。様々な態様はまた、(FDDモード、TDDモード、またはその両方の)Long Term Evolution(LTE)、(FDDモード、TDDモード、またはその両方の)LTE-Advanced(LTE-A)、CDMA2000、Evolution-Data Optimized(EV-DO)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Ultra-Wideband(UWB)、Bluetooth(登録商標)、および/または他の適切なシステムを採用するシステムに拡張され得る。実際の利用される電気通信規格、ネットワークアーキテクチャ、および/または通信規格は、具体的な用途およびシステム全体に課される設計制約に依存する。
本開示の様々な態様によれば、要素または要素の一部分または要素の組合せを、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」で実装できる。プロセッサの例として、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理回路、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実施するように構成された他の適切なハードウェアがある。処理システム内の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行することができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
ソフトウェアはコンピュータ可読媒体上に存在し得る。コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体であってよい。非一時的コンピュータ可読媒体は、例として、磁気記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多目的ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、取り外し可能ディスク、ならびに、コンピュータがアクセスし読み取ることができるソフトウェアおよび/または命令を記憶するための任意の他の適切な媒体を含む。また、コンピュータ可読媒体は、例として、搬送波、伝送路、ならびに、コンピュータがアクセスし読み取ることができるソフトウェアおよび/または命令を送信するための任意の他の適切な媒体も含み得る。コンピュータ可読媒体は、処理システムの中に存在してもよく、処理システムの外に存在してもよく、または処理システムを含む複数のエンティティに分散してもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラム製品として具現化され得る。例として、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料内のコンピュータ可読媒体を含み得る。当業者は、具体的な用途およびシステム全体に課される全体的な設計制約に応じて、本開示全体にわたって示される説明する機能を最善の形で実装する方法を認識するだろう。
開示した方法におけるステップの特定の順序または階層は例示的なプロセスを示していることを理解されたい。本開示における「例示的」という用語は、例、事例、および/または例示の働きをすることを意味するために使用される。「例示的」として本明細書で説明されるいかなる態様または設計も、必ずしも他の態様または設計よりも好ましいまたは有利なものと解釈されるべきではない。むしろ、例示的という用語の使用は、概念を具体的な形で提示するものである。設計上の選好に基づいて、方法におけるステップの特定の順序または階層は再構成可能であることを理解されたい。添付の方法クレームは、サンプル的順序で様々なステップの要素を提示しており、クレーム内で明記していない限り、提示した特定の順序または階層に限定されるように意図されているわけではない。
上記の説明は、本明細書で説明する様々な態様を当業者が実施できるようにするために与えられる。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、請求項は本明細書で示す態様に限定されるよう意図されているわけではなく、請求項の文言と整合するすべての範囲を許容するように意図されており、単数の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」ではなく、「1つまたは複数の」を意味するよう意図されている。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は「1つまたは複数の」を意味する。項目の列挙「のうちの少なくとも1つ」という語句は、単一の要素を含め、それらの項目の任意の組合せを意味する。たとえば、「a、bまたはcのうちの少なくとも1つ」は、「a」、「b」、「c」、「aおよびb」、「aおよびc」、「bおよびc」、「a、bおよびc」を含むことが意図されている。当業者が知っているか、後に知ることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素と構造的かつ機能的に同等のものはすべて、参照により本明細書に明確に組み込まれ、請求項によって包含されることが意図される。また、本明細書で開示する内容は、そのような開示が請求項で明記されているか否かにかかわりなく、公に供することは意図されていない。請求項のいかなる要素も、「のための手段」という語句を使用して要素が明記されている場合、または方法クレームで「のためのステップ」という語句を使用して要素が記載されている場合を除き、米国特許法第112条第6項の規定に基づき解釈されることはない。
10 ワイヤレス通信システム
12 UE
14 デコーダ構成要素
16 PDU
18 通信
19 ネットワークエンティティ
20 ネットワーク
22 レイヤ1復号メトリック決定器、レイヤ1デコーダメトリック決定器
24 PDU固有のレイヤ1復号メトリック
26 レイヤ1復号されたPDU
28 レイヤ2デコーダコントローラ
30 レイヤ2復号決断
32 レイヤ1デコーダエンティティ
34 データフレーム
36 レイヤ2デコーダエンティティ
38 レイヤ2復号されたPDU
40 プロトコルレイヤ
42 しきい値マネージャ
44 レイヤ1デコーダメトリックしきい値
46 しきい値決定器
48 信頼性決定器
50 方法
60 方法
100 装置
102 バス
104 プロセッサ
106 コンピュータ可読媒体
108 バスインターフェース
110 トランシーバ
112 ユーザインターフェース
114 処理システム
140 デコーダ構成要素
200 UMTSシステム
202 UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)
204 コアネットワーク(CN)
206 RNC、無線ネットワークコントローラ
207 RNS
208 NodeB、ノードB
210 ユーザ機器(UE)
211 汎用加入者識別モジュール(USIM)
212 MSC
214 GMSC
215 ホームロケーションレジスタ(HLR)
216 回線交換ネットワーク
218 サービングGPRSサポートノード(SGSN)
220 ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)
222 パケットベースネットワーク
300 アクセスネットワーク
302 セル
304 セル、ソースセル
306 セル
312 アンテナグループ
314 アンテナグループ
316 アンテナグループ
318 アンテナグループ
320 アンテナグループ
322 アンテナグループ
324 アンテナグループ
326 アンテナグループ
328 アンテナグループ
330 UE
332 UE
334 UE
336 UE
338 UE
340 UE
342 NodeB
344 NodeB
346 NodeB
400 無線プロトコルアーキテクチャ
406 物理層
408 層2(L2層)、レイヤ2
410 媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ
510 NodeB
512 データ源
520 送信プロセッサ
530 送信フレームプロセッサ
532 送信機
534 アンテナ
535 受信機
536 受信フレームプロセッサ
538 受信プロセッサ
539 データシンク
540 コントローラ/プロセッサ
542 メモリ
544 チャネルプロセッサ
546 スケジューラ/プロセッサ
550 UE
552 アンテナ
554 受信機
556 送信機
560 受信フレームプロセッサ
570 受信プロセッサ
572 データシンク
578 データ源
580 送信プロセッサ
582 送信フレームプロセッサ
590 コントローラ/プロセッサ
592 メモリ
594 チャネルプロセッサ
600 UE
708 自律(Auto)DRX動作モード
710 オン期間(T-ON)
712 オフ期間(T-OFF)
714 時間ステップ

Claims (28)

  1. ユーザ機器(UE)において受信されるデータを処理する方法であって、
    レイヤ1復号されたプロトコルデータユニット(PDU)のPDU固有のレイヤ1復号メトリックを決定するステップと、
    シンボルエラーレートおよびエネルギーメトリック重み付けられた積の平均を計算するステップであって、前記シンボルエラーレートおよび前記エネルギーメトリックが前記レイヤ1復号されたPDUと関連付けられる、ステップと、
    前記PDU固有のレイヤ1復号メトリックに基づいて、前記レイヤ1復号されたPDUのレイヤ2復号を実行するかどうかを判断するステップと
    を備える、方法。
  2. 前記PDU固有のレイヤ1復号メトリックを決定するステップが、
    前記シンボルエラーレート、または前記エネルギーメトリック、またはゼロ状態ビット値、またはqビット値の1つまたは複数に少なくとも一部基づいて決定するステップをさらに含み、前記シンボルエラーレート、前記エネルギーメトリック、前記ゼロ状態ビット値、および前記qビット値が、前記レイヤ1復号されたPDUと関連付けられる、請求項1に記載の方法。
  3. レイヤ1デコーダメトリックしきい値を取得するステップと、
    前記PDU固有のレイヤ1復号メトリックを前記レイヤ1デコーダメトリックしきい値と比較することに基づいて前記レイヤ1復号されたPDUの信頼性レベル値を決定するステップと
    をさらに含み、
    前記レイヤ2復号を実行するかどうか判断するステップが、前記信頼性レベル値に少なくとも一部基づく、請求項1に記載の方法。
  4. 前記レイヤ1デコーダメトリックしきい値が、前記レイヤ1復号されたPDUの前記レイヤ2復号のための復号エラー許容レベルを示す、請求項3に記載の方法。
  5. 前記信頼性レベル値を決定するステップが、許容可能な信頼性レベル値を決定するステップをさらに含み、前記許容可能な信頼性レベル値を決定するステップに基づいて前記レイヤ1復号されたPDUの前記レイヤ2復号を実行するステップをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  6. 前記信頼性レベル値を決定するステップが、許容不可能な信頼性レベル値を決定するステップをさらに含み、前記許容不可能な信頼性レベル値を決定するステップに基づいてレイヤ2リセットを実行するステップを含む、請求項3に記載の方法。
  7. 前記PDU固有のレイヤ1復号メトリックを決定するステップが、複数のPDU固有のレイヤ1
    復号メトリックを決定するステップをさらに含み、
    前記レイヤ1デコーダメトリックしきい値を取得するステップがさらに、複数のレイヤ1デコーダメトリックしきい値を取得するステップを備え、
    前記レイヤ1復号されたPDUの前記信頼性レベル値を決定するステップがさらに、前記複数のPDU固有のレイヤ1復号メトリックの各々を前記複数の前記レイヤ1デコーダメトリックしきい値の対応する1つと比較することに基づく、請求項3に記載の方法。
  8. 前記レイヤ1デコーダメトリックしきい値を取得するステップが、前記レイヤ1デコーダメトリックしきい値の値を設定する、ネットワークエンティティからの入力を受信するステップをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  9. 前記レイヤ1デコーダメトリックしきい値を取得するステップが、前記レイヤ1デコーダメトリックしきい値を決定するステップをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  10. 前記レイヤ1デコーダメトリックしきい値を決定するステップがさらに、
    以前に処理されたレイヤ1復号されたPDUの以前のPDU固有のレイヤ1復号メトリック、
    巡回冗長検査ビットを有する、先行して処理されたレイヤ1復号されたトランスポートブロックの先行するPDU固有のレイヤ1復号メトリック
    前記レイヤ1復号されたPDUに対応する送信時間間隔、
    前記UEのアクティブセット中のセルの数、
    前記レイヤ1復号されたPDUが受信されたチャネルのチャネル条件、または、
    前記レイヤ1復号されたPDUが受信されたチャネルの階
    少なくとも1つに基づいて決定するステップをさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記レイヤ1デコーダメトリックしきい値を取得するステップが、
    静的な値、
    動的な値、または
    ヒステリシスに基づく変化を有する動的な値
    の1つまたは複数を取得するステップを含む、請求項3に記載の方法。
  12. 前記レイヤ1復号されたPDUがレイヤ1エラー検査に合格したことを示すエラー検査情報を受信するステップをさらに含み、
    前記レイヤ1復号されたPDUの前記レイヤ2復号を実行するかどうか判断するステップが、前記レイヤ1エラー検査に合格したものとして示された前記レイヤ1復号されたPDUのレイヤ2復号を防ぐと判断するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  13. レイヤ1エンティティにおいて、前記レイヤ1復号されたPDUが有効であると判断するステップをさらに含み、
    前記レイヤ1復号されたPDUの前記レイヤ2復号を実行するかどうか判断するステップが、有効であるものとして判断された前記レイヤ1復号されたPDUのレイヤ2復号を防ぐと判断するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  14. 通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶した非一時的コンピュータ可読記録媒体であって、
    レイヤ1復号されたプロトコルデータユニット(PDU)のPDU固有のレイヤ1復号メトリックを決定するためのコードと、
    シンボルエラーレートおよびエネルギーメトリック重み付けられた積の平均を計算するためのコードであって、前記シンボルエラーレートおよび前記エネルギーメトリックが前記レイヤ1復号されたPDUと関連付けられる、コードと、
    前記PDU固有のレイヤ1復号メトリックに基づいて、前記レイヤ1復号されたPDUのレイヤ2復号を実行するかどうかを判断するためのコードと
    を備える、非一時的コンピュータ可読記録媒体。
  15. 通信のための装置であって、
    レイヤ1復号されたプロトコルデータユニット(PDU)のPDU固有のレイヤ1復号メトリックを決定するための手段と、
    シンボルエラーレートおよびエネルギーメトリック重み付けられた積の平均を計算するための手段であって、前記シンボルエラーレートおよび前記エネルギーメトリックが前記レイヤ1復号されたPDUと関連付けられる、手段と、
    前記PDU固有のレイヤ1復号メトリックに基づいて、前記レイヤ1復号されたPDUのレイヤ2復号を実行するかどうかを判断するための手段と
    を備える、装置。
  16. 通信のための装置であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
    を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    レイヤ1復号されたプロトコルデータユニット(PDU)のPDU固有のレイヤ1復号メトリックを決定し、
    シンボルエラーレートおよびエネルギーメトリック重み付けられた積の平均を計算し
    前記PDU固有のレイヤ1復号メトリックに基づいて、前記レイヤ1復号されたPDUのレイヤ2復号を実行するかどうかを判断する
    ように構成され、
    前記シンボルエラーレートおよび前記エネルギーメトリックが前記レイヤ1復号されたPDUと関連付けられる、
    装置。
  17. 前記PDU固有のレイヤ1復号メトリックを決定するために、前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記シンボルエラーレート、または前記エネルギーメトリック、またはゼロ状態ビット値、またはqビット値の1つまたは複数に少なくとも一部基づいて決定するように構成され、前記シンボルエラーレート、前記エネルギーメトリック、前記ゼロ状態ビット値、および前記qビット値が、前記レイヤ1復号されたPDUと関連付けられる、請求項16に記載の装置。
  18. 前記少なくとも1つのプロセッサがさらに、
    レイヤ1デコーダメトリックしきい値を取得し、
    前記PDU固有のレイヤ1復号メトリックを前記レイヤ1デコーダメトリックしきい値と比較することに基づいて前記レイヤ1復号されたPDUの信頼性レベル値を決定するように構成され、
    前記レイヤ2復号を実行するかどうかを判断することは、前記信頼性レベル値に少なくとも一部基づく、請求項16に記載の装置。
  19. 前記レイヤ1デコーダメトリックしきい値が、前記レイヤ1復号されたPDUの前記レイヤ2復号のための復号エラー許容レベルを示す、請求項18に記載の装置。
  20. 前記信頼性レベル値を決定するために、前記少なくとも1つのプロセッサがさらに、許容可能な信頼性レベル値を決定するように構成され、前記プロセッサがさらに、前記許容可能な信頼性レベル値を決定したことに基づいて前記レイヤ1復号されたPDUの前記レイヤ2復号を実行するように構成される、請求項18に記載の装置。
  21. 前記信頼性レベル値を決定するために、前記少なくとも1つのプロセッサがさらに、許容不可能な信頼性レベル値を決定するように構成され、
    前記プロセッサがさらに、前記許容不可能な信頼性レベル値を決定したことに基づいてレイヤ2リセットを実行するように構成される、請求項18に記載の装置。
  22. 前記PDU固有のレイヤ1復号メトリックを決定するために、前記少なくとも1つのプロセッサがさらに、複数のPDU固有のレイヤ1復号メトリックを決定するように構成され、
    前記レイヤ1デコーダメトリックしきい値を取得するために、前記少なくとも1つのプロセッサがさらに、複数のレイヤ1デコーダメトリックしきい値を取得するように構成され、
    前記レイヤ1復号されたPDUの前記信頼性レベル値を決定するために、前記少なくとも1つのプロセッサがさらに、前記複数のPDU固有のレイヤ1復号メトリックの各々を前記複数の前記レイヤ1デコーダメトリックしきい値の対応する1つと比較するように構成される、請求項18に記載の装置。
  23. 前記レイヤ1デコーダメトリックしきい値を取得するために、前記少なくとも1つのプロセッサがさらに、前記レイヤ1デコーダメトリックしきい値の値を設定する、ネットワークエンティティからの入力を受信するように構成される、請求項18に記載の装置。
  24. 前記レイヤ1デコーダメトリックしきい値を取得するために、前記少なくとも1つのプロセッサがさらに、前記レイヤ1デコーダメトリックしきい値を決定するように構成される、請求項18に記載の装置。
  25. 前記レイヤ1デコーダメトリックしきい値決定することが、
    以前に処理されたレイヤ1復号されたPDUの以前のPDU固有のレイヤ1復号メトリック、
    巡回冗長検査ビットを有する、先行して処理されたレイヤ1復号されたトランスポートブロックの先行するPDU固有のレイヤ1復号メトリック、
    前記レイヤ1復号されたPDUに対応する送信時間間隔、
    UEのアクティブセット中のセルの数、
    前記レイヤ1復号されたPDUが受信されたチャネルのチャネル条件、または
    前記レイヤ1復号されたPDUが受信されたチャネルの階級
    の少なくとも1つに基づいて決定することをさらに含む、請求項24に記載の装置。
  26. 前記レイヤ1デコーダメトリックしきい値を取得するために、前記少なくとも1つのプロセッサがさらに、静的な値、または動的な値、またはヒステリシスに基づく変化を有する動的な値の1つまたは複数を取得するように構成される、請求項18に記載の装置。
  27. 前記少なくとも1つのプロセッサがさらに、
    前記レイヤ1復号されたPDUがレイヤ1エラー検査に合格したことを示すエラー検査情報を受信するように構成され、
    前記レイヤ1復号されたPDUの前記レイヤ2復号を実行するかどうか判断するために、前記少なくとも1つのプロセッサがさらに、前記レイヤ1エラー検査に合格したものとして示された前記レイヤ1復号されたPDUのレイヤ2復号を防ぐと判断するように構成される、請求項16に記載の装置。
  28. 前記少なくとも1つのプロセッサがさらに、
    レイヤ1エンティティにおいて、前記レイヤ1復号されたPDUが有効であると判断するように構成され、
    前記レイヤ1復号されたPDUの前記レイヤ2復号を実行するかどうか判断するために、前記装置がさらに、有効であるものとして判断された前記レイヤ1復号されたPDUのレイヤ2復号を防ぐように構成される、請求項16に記載の装置。
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