JP6136685B2 - データ抽出方法及びデータ抽出プログラム - Google Patents

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    • G06F16/245Query processing

Description

本発明は、データ抽出方法及びデータ抽出プログラムに関する。
従来、データの集合の中から所定の条件を満たすデータの組み合わせを検索する場合、複数のデータの組み合わせを全通り作成し、その中から所定の条件を満たす組み合わせを見つけ、出力する方法が一般的に用いられる。
しかしながら、集合に含まれるデータの数が多い場合、組み合わせの総数が多くなり、処理に時間がかかるおそれがある。
そこで、最近においては、商品管理や検索の効率化を図るための技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−208904号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術は流通履歴の検索に特化した技術であり、汎用性に乏しい。
1つの側面では、本発明は、入力された条件を満たすデータの組み合わせを短時間で出力することが可能なデータ抽出方法及びデータ抽出プログラムを提供することを目的とする。
一つの態様では、データ抽出方法は、複数のデータの中から、入力条件のうち1つのデータに関する第1の条件を満たすデータをノードとして抽出し、データとデータの関係に関する第2の条件満たす2つのノードリンクで連結してグラフを作成前記グラフから前記第2の条件を満たさないノードを削除するノードが無くなるまで繰り返して削除し、前記削除する処理が行われたグラフからデータの組み合わ候補を決定記組み合わ候補から、前記入力条件に基づいデータの組み合わせを抽出する、処理をコンピュータが実行すデータ抽出方法である。
一つの態様では、データ抽出プログラムは、複数のデータの中から、入力条件のうち1つのデータに関する第1の条件を満たすデータをノードとして抽出し、データとデータの関係に関する第2の条件満たす2つのノードリンクで連結してグラフを作成前記グラフから前記第2の条件を満たさないノードを削除するノードが無くなるまで繰り返して削除し、前記削除する処理が行われたグラフからデータの組み合わ候補を決定記組み合わ候補から、前記入力条件に基づいデータの組み合わせを抽出する処理をコンピュータに実行させるためのデータ抽出プログラムである。
入力された条件を満たすデータの組み合わせを短時間で出力することができる。
一実施形態に係るデータ検索システムの構成を概略的に示す図である。 図2(a)は、処理サーバのハードウェア構成を示す図であり、図2(b)は、クライアントのハードウェア構成を示す図である。 処理サーバ及びクライアントの機能ブロック図である。 処理サーバが実行する処理を示すフローチャートである。 図5(a)、図5(b)は、検索条件を示す図である。 図6(a)は、図4のステップS14を説明するための図であり、図6(b)は、図4のステップS18を説明するための図である。 データ読み取り部が読み込んだデータの一例を示す図である。 図8(a)、図8(b)は、図4のステップS22を説明するための図である。 図9(a)、図9(b)は、図4のステップS24を説明するための図である。 グラフ格納部に格納されるグラフのデータ形式を示す図である。 図11(a)、図11(b)は、図4のステップS26、S28の処理を説明するための図(その1)である。 図12(a)、図12(b)は、図4のステップS26、S28の処理を説明するための図(その2)である。 図13(a)、図13(b)は、図4のステップS26、S28の処理を説明するための図(その3)である。 図14(a)、図14(b)は、図4のステップS26、S28の処理を説明するための図(その4)であり、図14(c)は、図4のステップS30を説明するための図である。 図4のステップS32を説明するための図である。
以下、データ検索システムの一実施形態について、図1〜図15に基づいて詳細に説明する。図1には、一実施形態に係るデータ検索システム100の構成が概略的に示されている。
データ検索システム100は、図1に示すように、処理サーバ10と、クライアント50と、データサーバ80と、を備えている。処理サーバ10、クライアント50及びデータサーバ80は、インターネットやLAN(Local Area Network)などのネットワーク60に接続されている。データ検索システム100では、クライアント50から入力されたデータの検索条件(本実施形態ではデータの組み合わせに関する条件)に基づいて、処理サーバ10がデータサーバ80内のデータから検索条件に合致するデータの組み合わせを検索し、クライアント50に対して出力するものとする。データ検索システム100は、具体的には、データベース中の異常値を発見するため、人脈検索をするため、joinを含む一般的なバッチ処理を行うためなどに利用される。
処理サーバ10は、図2(a)に示すようなハードウェア構成を有する。図2(a)に示すように、処理サーバ10は、CPU90、ROM92、RAM94、記憶部(ここではHDD(Hard Disk Drive))96、ネットワークインタフェース97及び可搬型記憶媒体用ドライブ99等を備えており、処理サーバ10の構成各部は、バス98に接続されている。処理サーバ10では、ROM92あるいはHDD96に格納されているプログラム(データ出力プログラム)、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ99が可搬型記憶媒体91から読み取ったプログラム(データ出力プログラム)をCPU90が実行することにより、図3に示す各部の機能が実現される。
クライアント50は、図2(b)に示すようなハードウェア構成を有する。図2(b)に示すように、クライアント50は、CPU190、ROM192、RAM194、記憶部(HDD)196、ネットワークインタフェース197、可搬型記憶媒体用ドライブ199、ディスプレイ193及び入力部195等を備えており、クライアント50の構成各部は、バス198に接続されている。ディスプレイ193は、液晶ディスプレイ等であり、入力部195は、キーボードやマウス等を含む。クライアント50では、ROM192あるいはHDD196に格納されているプログラム、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ199が可搬型記憶媒体191から読み取ったプログラムをCPU190が実行することにより、図3に示す各部の機能が実現される。
図3には、クライアント50及び処理サーバ10の機能ブロック図が示されている。
図3に示すように、クライアント50は、入力処理部52と表示処理部54を有する。入力処理部52は、入力部195から入力された(クライアント50のユーザから入力された)情報を処理サーバ10に送信する機能を有する。表示処理部54は、処理サーバ10からの指示に基づいて、ディスプレイ193上に情報を表示する。
処理サーバ10は、図3に示すように、条件読み取り部12、条件変換部14、条件削除部16、データ読み取り部18、グラフ生成部20、グラフ保存部22、ノード削除部24、出力生成部26を有する。なお、図3には、HDD96等に用意されているグラフ格納部30についても図示されている。
条件読み取り部12は、クライアント50(入力処理部52)から入力されてくるデータの検索条件を読み取り、条件変換部14に入力する。条件変換部14は、条件読み取り部12から入力された3項間以上の条件(3つ以上のデータ間に関する条件)のうち単項の条件(1つのデータ間に関する条件)又は2項間の条件(2つのデータ間に関する条件)に変換可能な条件を変換する。
条件削除部16は、条件変換部14が変換した条件に冗長な条件(例えば、推移的な条件や重複する条件)がある場合に、そのような条件を削除する。また、条件削除部16は、削除処理後に残った検索条件の全てをグラフ生成部20及び出力生成部26に対して入力する。
データ読み取り部18は、データサーバ80から検索対象のデータ(イベントやレコード)の集合を読み取り、グラフ生成部20に入力する。グラフ生成部20は、データ読み取り部18から入力されたデータの集合と、条件削除部16から入力された検索条件とを用いて、グラフ理論に基づき、ノードとリンクを有するグラフを生成する。グラフ生成部20は、生成したグラフをグラフ保存部22に入力する。
グラフ保存部22は、グラフ生成部20から入力されたグラフをグラフ格納部30に格納する。ノード削除部24は、グラフ格納部30に格納されているグラフを検証して、不要なノードを削除する。
出力生成部26は、ノード削除部24による処理が終了したグラフをグラフ格納部30から読み出し、読み出したグラフから検索条件を満たすデータの組み合わせ候補を決定する。また、出力生成部26は、組み合わせ候補と検索条件とを照合し、該検索条件を満足するデータの組み合わせをクライアント50(表示処理部54)に対して出力する。
図1に戻り、データサーバ80は、各種データを格納する。本実施形態では、例えば、図7に示すようなデータベースを格納しているものとする。図7のデータベースは、HDD、CPU、MEM(memory)などの部品の仕入先と価格を格納するデータベースであり、「ID」、「種類」、「販売店」、「価格」の各フィールドを有している。「ID」のフィールドには、データの通し番号が格納され、「種類」のフィールドには部品の名称が格納される。また、「販売店」のフィールドには、部品を販売する店舗の名称が格納され、「価格」のフィールドには、販売店における部品の販売価格が格納されている。
次に、処理サーバ10による処理について、図4のフローチャートに沿って、その他図面を適宜参照しつつ、詳細に説明する。なお、図4の処理は、クライアント50(入力処理部52)から検索条件が入力された段階で実行される。
まず、処理サーバ10の条件読み取り部12は、ステップS10において、クライアント50(入力処理部52)から入力された検索条件を読み込む。本実施形態では、条件読み取り部12は、一例として、図5(a)に示すような検索条件を読み込んだものとする。本実施形態では、処理サーバ10は、図5(a)の検索条件を満足するx、y、zのデータの組み合わせを検索し、クライアント50(表示処理部54)に対して出力するものとする。なお、図5(a)の検索条件は、図5(b)に示すように、(1)〜(4)の条件が単項の条件(1つのデータに関する条件)であり、(5)の条件が2項間の条件(2つのデータ間に関する条件)であり、(6)、(7)の条件が3項間の条件(3つのデータ間に関する条件)である。
次いで、ステップS12では、条件変換部14が、検索条件に、3項間以上の条件で複数の2項間の条件(又は単項の条件)に変換可能なものが存在するか否かを判断する。なお、複数の2項間の条件(又は単項の条件)に変換可能な3項間以上の条件とは、3項間の同値関係や大小関係などの条件を意味する。図5(a)の検索条件では、「(6)x、y、zの販売店は同じ」が、複数の2項間の条件に変換可能な3項間以上の条件に該当する。
ステップS12の判断が肯定された場合には、図4の処理は、ステップS14に移行するが、否定された場合には、ステップS20に移行する。
ステップS14に移行すると、条件変換部14は、複数の2項間の条件(又は単項の条件)に変換可能な3項間以上の条件を変換する。具体的には、図6(a)に示すように、「(6)x、y、zの販売店は同じ」の条件を、「xとyの販売店は同じ」、「yとzの販売店は同じ」、「zとxの販売店は同じ」という条件に変換する。
次いで、ステップS16では、条件削除部16が、変換後の条件に冗長な条件が含まれているか否かを判断する。本実施形態の場合、「xとyの販売店は同じ」、「yとzの販売店は同じ」、「zとxの販売店は同じ」のいずれか2つの条件を満足する場合、もう1つの条件も必ず満足する。このため、上記3つの条件のうちの1つは重複した条件(冗長な条件)となる。すなわち、本実施形態の場合、ステップS16の判断は肯定され、ステップS18に移行する。なお、ステップS16の判断が否定された場合には、ステップS20に移行する。ここで、冗長な条件には、上記重複した条件のほかに推移的な条件なども含まれる。
ステップS18に移行した場合、条件削除部16は、冗長な条件を削除する。本実施形態では、図6(b)に示すように、条件削除部16は、「zとxの販売店は同じ」の条件を削除したものとする。ステップS18の後は、ステップS20に移行する。なお、条件削除部16は、「zとxの販売店は同じ」の条件に代えて、「xとyの販売店は同じ」又は「yとzの販売店は同じ」の条件を削除することとしてもよい。
ステップS18の後、又は、ステップS12、S16の判断が否定された後、ステップS20に移行すると、データ読み取り部18は、データ読み込みを実行する。ここでは、データ読み取り部18は、一例として、データサーバ80から図7のデータベースのデータを読み込んだものとする。
次いで、ステップS22では、グラフ生成部20が、単項の条件を満たすデータを抽出してノードとする。ここでは、図8(a)に太字にて示す単項の条件「(1)xの種類はCPU」、「(2)yの種類はMEM」、「(3)zの種類はHDD」、「(4)yの販売店はC店以外」を満たすデータ(x、y、zの候補)を図7のデータベースから抽出してノードとする。図8(b)に示すように、本実施形態では、xの候補として、データID=2,6,10,12が抽出され、yの候補として、データID=3,5,8が抽出され、zの候補として、データID=1,7,9,11が抽出され、ノードとして設定される。
次いで、ステップS24では、グラフ生成部20が、2項間の条件を満たすノード間に辺(リンク)を作成する。ここでは、グラフ生成部20は、図9(a)に太字にて示す2項間の条件「(5)xの価格とzの価格の差は1万円以下」、「(6−1)xとyの販売店は同じ」、「(6−2)yとzの販売店は同じ」の各条件を満たすノード間を辺で繋ぐ。なお、図9(b)には、ノードを辺で繋いだ状態(グラフ)が示されている。なお、図9(b)では、(5)の条件に基づく辺が実線で示され、(6−1)の条件に基づく辺が破線で示され、(6−2)の条件に基づく辺が一点鎖線で示されている。
ここで、図9(b)のようなグラフが作成された段階で、グラフ保存部22は、グラフをグラフ格納部30に格納する。この場合、グラフ保存部22は、図9(b)のグラフを、一例として図10に示すようなデータ構造で保存する。本実施形態では、後述するようにグラフからノードを削除する処理を実行するため、ノードを削除する場合に、関連する辺の情報と削除するノードと辺で接続されているノードの情報とに効率よくアクセスできるようなデータ構造としている。具体的には、図10のように、各ノードのデータには、0x1、0x2…のようなアドレスが付与されている。また、各ノードのデータは、要素ID、データID、リスト実線、リスト破線、リスト一点鎖線の各項目を有している。要素IDには、x、y、zのいずれかが格納され、データIDには、データ自身のIDが格納される。また、リスト実線、リスト破線、リスト一点鎖線には、辺で接続されているノードのアドレスが格納される。
図4に戻り、次のステップS26では、ノード削除部24が、満たすべき2項間の条件を満たさないノードがあるか否かを判断する。すなわち、図10において、同一の要素IDの他のノードの所定のリストにはアドレスが格納されているにも関わらず、自己の所定のリストにはアドレスが格納されていないノードがあるか否かを判断する。ここでの判断が肯定された場合には、ステップS28に移行し、ノード削除部24は、条件を満たさないノードを削除し、ステップS26に戻る。そして、ノード削除部24は、満たすべき2項間の条件の全てを満たさないノードがなくなるまで(削除するノードが存在しなくなるまで)ステップS26を繰り返す。
例えば、図10において、要素ID=xのアドレス0x1、0x2、0x4のノードの項目「リスト破線」にはアドレスが格納されているにも関わらず、アドレス0x3のノード(データID=10)の項目「リスト破線」には、アドレスが格納されていない。また、要素ID=zのアドレス0x9、0x10、0x11のノードの項目「リスト一点鎖線」にはアドレスが格納されているにも関わらず、アドレス0x8のノード(データID=1)の項目「リスト一点鎖線」には、アドレスが格納されていない。すなわち、図11(a)に示すように、ノード(データID=10)には、破線の辺が接続されておらず、ノード(データID=1)には、一点鎖線の辺が接続されていないので、ノード削除部24は、これらのノード(データID=10,1)を削除する(図11(b)参照)。なお、実際には、ノード削除部24は、グラフ格納部30にアクセスして、図10のデータの中から削除対象のノードのデータを削除するとともに、削除したノードのアドレスを他のノードのデータの「リスト実線」、「リスト破線」、「リスト一点鎖線」の各項目から削除する。
図11(b)のようにノード(データID=10,1)を削除した後のグラフにおいては、新たに満たすべき2項間の条件を満たさないノードが出現する場合がある。図12(a)の場合、ノード(データID=9)に実線の辺が接続されていないことが分かる。したがって、ノード削除部24は、図12(b)のように、ノード(データID=9)を削除する。
また、ノード(データID=9)を削除した後のグラフにおいては、図13(a)に示すように、ノード(データID=3,8)に一点鎖線の辺が接続されていない。このため、ノード削除部24は、図13(b)に示すように、ノード(データID=3,8)を削除する。
更に、ノード(データID=3,8)を削除した後のグラフにおいては、図14(a)に示すように、ノード(データID=6)に破線の辺が接続されていない。このため、ノード削除部24は、図14(b)に示すように、ノード(データID=6)を削除する。
以上のように、グラフ格納部30に格納されているグラフが、図14(b)に示すような状態になった段階で、削除できるノードが無くなるので、図4のステップS26の判断は否定され、ステップS30に移行することになる。
ステップS30に移行すると、出力生成部26は、グラフ格納部30に格納されているグラフ(ノードの削除が完了したグラフ)に基づいてデータの組み合わせの候補を列挙する(決定する)。ここでは、一例として、図14(b)のグラフに残っているノード(データ)の全通りの組み合わせ(図14(c)参照)を組み合わせの候補として列挙する。
次いで、ステップS32では、出力生成部26が、列挙した組み合わせの候補のうち、検索条件を全て満たす組み合わせをクライアント50(表示処理部54)に対して出力する。具体的には、出力生成部26は、各組み合わせが(1)〜(7)の全条件(特に(5)〜(7)の2項間、3項間の条件)を満たすか否かを判断する。この場合、図15に示すように(x,y,z)=(2,5,7)は、(7)の条件を満たさず、(x,y,z)=(2,5,11)は、(5)の条件を満たさず、(x,y,z)=(12,5,11)は、(7)の条件を満たさない。したがって、出力生成部26は、組み合わせ(x,y,z)=(12,5,7)を、条件を全て満たす組み合わせとして表示処理部54に出力する。なお、表示処理部54は、出力生成部26からデータの組み合わせを受信すると、クライアント50のディスプレイ193上に検索結果として、(x,y,z)=(12,5,7)を表示する。
なお、上記説明では、図14(b)のグラフに含まれるノードの全通りの組み合わせを条件を満たす組み合わせの候補とする場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、図14(b)では、データID=2とデータID=11のノードが実線の辺で接続されていないので、データID=2のノードとデータID=11のノードを含む組み合わせ(2,5,11)を候補から除外することとしてもよい。このようにすることで、出力生成部26は、組み合わせの候補のうち(7)の条件を満たす組み合わせを出力すればよいため、処理の簡素化を図ることができる。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によると、グラフ生成部20は、単項の条件を満たすデータをノードとして抽出するとともに、2項間の条件を満たすノード間を辺(リンク)で連結してグラフを作成し(S22,S24)、ノード削除部24は、ノードが満たすべき2項間の条件を満たさないノードをグラフから削除する処理(S28)を、削除するノードが存在しなくなるまで(ステップS26の判断が否定されるまで)繰り返す。そして、出力生成部26は、ノード削除部24がノードを削除した後のグラフに基づいて、データの組み合わせの候補を列挙し(S30)、列挙した候補と入力された条件とに基づいて条件を満たすデータの組み合わせを出力する。このように、本実施形態では、グラフのノードを削除する処理を繰り返すことにより、データの組み合わせの候補を絞り込むことができる。そして、出力生成部26は、絞り込んだ後の組み合わせの中から条件を満たす組み合わせを検索するので、データの全通りの組み合わせの中から条件を満たすデータの組み合わせを検索する場合と比べて、短時間で条件を満たすデータの組み合わせを見つけ出し、出力することができる。
また、本実施形態では、条件変換部14が、検索条件に3項間の条件が含まれる場合に、該3項間の条件を単項の条件又は2項間の条件に変換する(S14)。これにより、3項間の条件であっても、グラフを用いたデータの組み合わせの候補を絞り込む処理に用いることができる。したがって、データの組み合わせの候補の絞り込み精度を向上することができる。
また、本実施形態では、条件削除部16は、ステップS14の処理の後、変換後の条件に冗長な条件が含まれている場合に、該冗長な条件を削除する(S18)ので、グラフ生成部20やノード削除部24が無駄な処理を実行するのを抑制することができる。
なお、上記実施形態では、ステップS14において、条件変換部14が3項間の条件を変換する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、4項間の条件、5項間の条件…であってもこれらの条件が同値条件などであれば単項又は2項間の条件に変換することが可能である。なお、この場合においても、変換後の条件に冗長な条件が含まれる場合には、条件削除部16が該冗長な条件を削除するようにすればよい。これにより、無駄な処理の実行を抑制し、処理の簡素化を図ることが可能となる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、処理装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(ただし、搬送波は除く)に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
なお、以上の実施形態の説明に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 複数のデータの中から、入力された条件のうち1つのデータに関する条件を満たすデータをノードとして抽出するとともに、2つのデータ間に関する条件のいずれかを満たすノード間をリンクで連結してグラフを作成する工程と、
ノードが満たすべき2つのデータ間に関する条件を満たさないノードを前記グラフから削除する処理を、削除するノードが無くなるまで繰り返す工程と、
前記削除する処理を行った後のグラフからデータの組み合わせの候補を決定する工程と、
前記決定する工程で決定された前記組み合わせの候補から、入力された前記条件に基づいて、前記条件を満たすデータの組み合わせを出力する工程と、
をコンピュータが実行することを特徴とするデータ出力方法。
(付記2) 入力された前記条件に3つ以上のデータ間に関する条件が含まれる場合に、1つのデータに関する条件又は2つのデータ間に関する条件に変換する工程を前記コンピュータが更に実行することを特徴とする付記1に記載のデータ出力方法。
(付記3) 前記変換する工程における変換後の条件に冗長な条件が含まれている場合に、該冗長な条件を削除する工程を前記コンピュータが更に実行することを特徴とする付記2に記載のデータ出力方法。
(付記4) 複数のデータの中から、入力された条件のうち1つのデータに関する条件を満たすデータをノードとして抽出するとともに、2つのデータ間に関する条件のいずれかを満たすノード間をリンクで連結してグラフを作成し、
ノードが満たすべき2つのデータ間に関する条件を満たさないノードを前記グラフから削除する処理を、削除するノードが無くなるまで繰り返し、
前記削除する処理を行った後のグラフからデータの組み合わせの候補を決定し、
前記決定する処理で決定された前記組み合わせの候補から、入力された前記条件に基づいて、前記条件を満たすデータの組み合わせを出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするデータ出力プログラム。
(付記5) 入力された前記条件に3つ以上のデータ間に関する条件が含まれる場合に、1つのデータに関する条件又は2つのデータ間に関する条件に変換する処理を前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする付記4に記載のデータ出力プログラム。
(付記6) 前記変換する処理における変換後の条件に冗長な条件が含まれている場合に、該冗長な条件を削除する処理を前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする付記5に記載のデータ出力プログラム。
90 CPU(コンピュータ)
12 条件読み取り部
14 条件変換部
16 条件削除部
20 グラフ生成部
24 ノード削除部
26 出力生成部

Claims (4)

  1. 複数のデータの中から、入力条件のうち1つのデータに関する第1の条件を満たすデータをノードとして抽出し、
    データとデータの関係に関する第2の条件満たす2つのノードリンクで連結してグラフを作成
    前記グラフから前記第2の条件を満たさないノードを削除するノードが無くなるまで繰り返して削除し
    前記削除する処理が行われたグラフからデータの組み合わ候補を決定
    記組み合わ候補から、前記入力条件に基づいデータの組み合わせを抽出する
    処理をコンピュータが実行すデータ抽出方法。
  2. 前記入力条件に3つ以上のデータの関係に関する第3の条件が含まれる場合に、前記第1の条件又は前記第2の条件に変換する、処理を前記コンピュータが更に実行することを特徴とする請求項1に記載のデータ抽出方法。
  3. 前記変換する処理における変換後の条件に冗長な条件が含まれている場合に、該冗長な条件を削除する、処理を前記コンピュータが更に実行することを特徴とする請求項2に記載のデータ抽出方法。
  4. 複数のデータの中から、入力条件のうち1つのデータに関する第1の条件を満たすデータをノードとして抽出し、
    データとデータの関係に関する第2の条件満たす2つのノードリンクで連結してグラフを作成
    前記グラフから前記第2の条件を満たさないノードを削除するノードが無くなるまで繰り返して削除し
    前記削除する処理が行われたグラフからデータの組み合わ候補を決定
    記組み合わ候補から、前記入力条件に基づいデータの組み合わせを抽出する
    処理をコンピュータに実行させるためのデータ抽出プログラム。
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