JP6133667B2 - 携帯型電子機器用基板、および携帯型電子機器 - Google Patents

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本発明は、携帯型電子機器の外装の少なくとも一部に配置される携帯型電子機器用基板、および携帯型電子機器に関する。
従来より、いわゆる液晶パネルや有機ELパネル等の画像表示デバイスを内蔵した、デジタルカメラや携帯電話等の携帯型電子機器が用いられている。近年では、比較的大きな画像を表示するとともにタッチパネル等の入力装置を備える、いわゆるスマートフォン端末やタブレット端末といわれる携帯型電子機器が急速に普及し始めている。
これら携帯型電子機器には、携帯型電子機器に内蔵された液晶パネルや有機ELパネル等の画像表示デバイスを保護するための基板が、携帯型電子機器の外装の一部に配置されて用いられている。
この基板のうち特に画像表示デバイスの画像表示面を保護する透明基板には、例えばアミノケイ酸ガラス等からなるいわゆる強化ガラスが主に用いられているが、強化ガラスからなる透明基板だけでは、比較的強い外力が加わった場合に割れやひび等が生じることがあった。例えば下記特許文献1には、外力が加わった場合の透明基板の割れやひび等を抑制するために、携帯型電子機器用基板としてサファイア単結晶からなる基板を用いることが提案されている。
特開平09−8690号公報
特許文献1には携帯型電子機器として、テキストデータ等を表示するための比較的小さな画像表示デバイスや操作ボタンを備える従来の携帯電話器が例示されている。特許文献1に例示されているような従来の携帯電話器に用いられる携帯型電子機器用基板は、一辺の長さが最大で約5cm未満であり面積が比較的小さかった。
一方で、近年急速に普及しているスマートフォン端末やタブレット端末は、比較的大きな画像を表示することが求められている一方でなるべく薄いことも求められている。これにあわせ、画像表示デバイスを保護するための透明基板などの携帯型電子機器用基板も、薄くかつ面積が大きいことが求められている。すなわち、近年急速に普及しているスマートフォン端末やタブレット端末等に用いられる携帯型電子機器用基板は、従来に比べて割れ易い形状(面積が大きくかつ薄い形状)となっている。このため、スマートフォン端末やタブレット端末等に用いる携帯型電子機器用基板として単にサファイア単結晶を用いただけでは、割れやひび等の発生を十分に抑制することができなくなっていた。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、割れやひび等が発生し難い携帯型電子機器用基板および携帯型電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、携帯型電子機器の外装の少なくとも一部に配置される、サファイア単結晶からなる携帯型電子機器用基板であって、一方向に沿って長い第1主面と、該第1主面と反対側に位置する前記一方向に沿って長い第2主面とを有し、前記第1主面および前記第2主面は、サファイア単結晶の面に平行であるとともに前記一方向に沿った方向がサファイア単結晶の軸に平行であることを特徴とする携帯型電子機器用基板を提供する。また、該携帯型電子機器用基板と、前記携帯型電子機器用基板を保持するケース部材と、前記携帯型電子機器用基板の前記第1主面に対向する画像表示面を
備える、前記携帯型電子機器用基板に保護された画像表示デバイスとを備えることを特徴とする携帯型電子機器。
また、携帯型電子機器の外装の一部に配置される、サファイア単結晶からなる携帯型電子機器用基板であって、一方向に沿って長い第1主面と、該第1主面と反対側に位置する前記一方向に沿って長い第2主面とを有し、前記第1主面および前記第2主面は、サファイア単結晶のr面に平行であるとともに前記一方向に沿った方向がサファイア単結晶のa軸に直交することを特徴とする携帯型電子機器用基板を提供する。また、該携帯型電子機器用基板と、該携帯型電子機器用基板の前記第1主面に対向する画像表示面を備える、前記携帯型電子機器用基板に保護された画像表示デバイスと、前記携帯型電子機器用基板が配置された、前記携帯型電子機器用基板を保持するためのケース部材とを備えることを特徴とする携帯型電子機器を併せて提供する。
本発明に係る携帯型電子機器用基板の第1の態様では、第1主面および第2主面は一方向に沿って長い形状であり、第1主面および第2主面はサファイア単結晶のa面に平行であるとともにこの一方向(長辺方向)がサファイア単結晶のc軸に平行であるので、この携帯型電子機器用基板に外力が加わった場合に曲がり易い方向に沿った抗折強度が特に強くなっており、携帯型電子機器用基板の割れやひびを十分に抑制することができる。
また、本発明に係る携帯型電子機器用基板の第2の態様では、第1主面および第2主面は一方向に沿って長い形状であり、第1主面および第2主面はサファイア単結晶のr面に平行であるとともに一方向(長辺方向)に沿った方向がサファイア単結晶のa軸に直交するので、この携帯型電子機器用基板に外力が加わった場合に曲がり易い方向に沿った抗折強度が特に強くなっており、携帯型電子機器用基板の割れやひびを十分に抑制することができる。
本発明の携帯型電子機器用基板の第1の実施態様の概略斜視図である。 図1に示す携帯型電子機器用基板を備える、本発明の携帯型電子機器の実施形態の1つであるスマートフォン端末について説明する図であり、(a)は概略斜視図、(b)は概略断面図である。 図2に示すスマートフォン端末の操作状態を示す図である。 図2に示すスマートフォン端末に外力が加わった場合の、スマートフォン端末および携帯型電子機器用基板の変形の様子の一例を示した図であり、(a)はスマートフォン端末の概略斜視図であり、(b)は携帯型電子機器用基板の長辺方向に沿った断面図であり、(c)は携帯型電子機器用基板の短辺方向に沿った断面図である。 (a)は、携帯型電子機器用基板のモデルの斜視図であり、(b)および(c)は(a)に示す状態の携帯型電子機器用基板に外力を印加していった際の携帯型電子機器用基板の変形状態を示す図であり、(b)は(a)に示す携帯型電子機器用基板の長辺方向に沿った断面図であり、(c)は(a)に示す携帯型電子機器用基板の短辺方向に沿った断面図である。 本発明の携帯型電子機器用基板の第2の実施態様の概略斜視図である。 図6に示す携帯型電子機器用基板を備える、本発明の携帯型電子機器の実施形態の1つであるタブレット端末について説明する図であり、(a)は概略斜視図、(b)は概略断面図である。 図7に示すタブレット端末に外力が加わった場合の、タブレット端末および携帯型電子機器用基板の変形の様子の一例を示した図であり、(a)はタブレット端末の概略斜視図であり、(b)は携帯型電子機器用基板の長辺方向に沿った断面図であり、(c)は携帯型電子機器用基板の短辺方向に沿った断面図である。 (a)は、携帯型電子機器用基板のモデルの斜視図であり、(b)および(c)は(a)に示す状態の携帯型電子機器用基板に外力を印加していった際の携帯型電子機器用基板の変形状態を示す図であり、(b)は(a)に示す透明基板の長辺方向に沿った断面図であり、(c)は(a)に示す透明基板の短辺方向に沿った断面図である。 本発明の携帯型電子機器の他の実施形態のスマートフォン端末について説明する図であり、(a)は概略斜視図、(b)は概略断面図である。
本発明の携帯型電子機器用基板、および携帯型電子機器について図面を参照して説明する。図1は、本発明の携帯型電子機器用基板の第1の実施態様の1つである携帯型電子機器用基板10(以降、単に透明基板10ともいう)の概略斜視図である。また、図2は図1に示す透明基板10を備える、本発明の携帯型電子機器の実施形態の1つであるスマートフォン端末1について説明する図であり、図2(a)はスマートフォン端末1の概略斜視図、図2(b)はスマートフォン端末1の概略断面図である。
透明基板10は、スマートフォン端末1の外装の一部に配置されるサファイア単結晶からなる透明な基板であって、一方向(図1に示す矢印Lに沿った方向。以降、長辺方向ともいう)に沿って長い第1主面10Aと、第1主面10Aと反対側に位置するこの長辺方向に沿って長い第2主面10Bとを有し、第1主面10Aおよび第2主面10Bは、サフ
ァイア単結晶のa面に平行であるとともに長辺方向がサファイア単結晶のc軸に平行とされている。図1に示すように透明基板10の四つのコーナー部は丸みを帯びている。サファイア単結晶とはアルミナ(Al)の単結晶のことをいい、本明細書では、Al純度が約90%以上の単結晶のことをいう。傷がよりつき難く、割れや欠け等をより確実に抑制する点で、Al純度は99%以上であることが好ましい。
スマートフォン端末1は、透明基板10を保持するケース部材21と、透明基板10の第1主面10Aに対向する画像表示面22Aを備える、透明基板10に保護された画像表示デバイス22とを備える。スマートフォン端末1はまた、透明基板10の第1主面10Aに接合された、例えばアミノケイ酸ガラス等からなる強化ガラスを主成分とする透明な補強基板26を備え、第1主面10Aが補強基板26を介して画像表示面22Aに対向している。補強基板26は一方の主面が透明基板10の第1主面10Aと例えば接着剤等を介して接合している。補強基板26は、第1主面10Aと接合している側面と反対の側の主面の周縁部の一部が、エポキシ樹脂を主成分とする接合層27を介してケース部材21と接合されて、ケース体21が補強基板26を保持している。透明基板10の厚さは例えば約0.1〜1mm程度であり、補強基板26の厚さは例えば約0.3〜1.5mm程度である。
ケース部材21は例えば繊維強化プラスチックからなり、このケース部材21と透明基板10と補強基板26とで外装体20が構成されている。画像表示デバイス22は、図示しない液晶表示パネルや光源装置を備えた画像表示デバイスであり、外装体70の内部すなわち外装体20によって囲まれた内部空間に配置されている。またスマートフォン端末1は、タッチ入力デバイス24と、画像表示デバイス22およびタッチ入力デバイス24と接続された制御部28とを併せて備えている。
タッチ入力デバイス24は、補強基板26の主面(第1主面10Aと接合している側面
と反対の側の主面)に形成された透明電極29や図示しない透明絶縁層等を備えて構成された、例えばいわゆる静電容量型タッチ入力デバイスであって、透明基板10の第2主面10Bを入力面とし、この第2主面10Bに触れた操作者の指の位置を検出することができる。透明基板10の第2主面10Bはサファイア単結晶の表面(詳しくはサファイア単結晶のa面に平行な面)であり、アミノケイ酸ガラス等からなる強化ガラスに比べても傷がつき難い。スマートフォン端末1ではまた、透明基板10に補強基板26が接合されているので、例えばスマートフォン端末1を落下させて透明基板10に大きな衝撃が加わった場合にも、透明基板10のみで画像表示デバイス22を保護している場合に比べて、透明基板10に割れや欠け等が発生し難い。
制御部28は図示しない半導体素子や電気回路を備えて構成されており、画像表示デバイス22やタッチ入力デバイス24と接続されている。制御部28は、タッチ入力デバイス24からの信号(操作者の指の位置を表す情報等)を受け取るとともに、受け取った情報に応じて画像表示デバイス22の画像表示面22Aに表示する画像を制御する。
なお、スマートフォン端末1の外装体20の内部には、例えばアンテナを備える図示しない送受信機、スマートフォン端末1の操作者の声を電気信号に変換する図示しないマイクロフォンデバイス、送受信機が受信した無線信号に応じた音声をリアルタイムで再生して出力するための図示しないスピーカーデバイスなど、図示しない複数のデバイスが配置されている。制御部28はこれら図示しないデバイスとも接続しており、制御部28がこれら図示しないデバイスの動作を制御している。
図3は、図2に示すスマートフォン端末1の操作状態を示す図である。スマートフォン端末1は、図3に示すように操作者が一方の手31で把持して、他方の手32の指で透明基板10の第2主面10Bに触れて操作する。スマートフォン端末1は、1つの手31の手のひらで把持し易いように、長辺方向に垂直な短辺方向(図3に示す矢印Sに沿った方向)の長さが約6cmと比較的短くされている。一方で、透明基板10を介して操作者が視認できるように画像表示デバイス22の画像表示面22Aに表示する画像がある程度大きくなるように、また通話時に操作者が耳にあてた場合も操作者の口から出る声を十分に受話できるように、スマートフォン端末1の長辺方向(図3に示す矢印Lに沿った方向)に沿った長さは約12cmとある程度長く設定されている。このようにスマートフォン端末1では、上記短辺方向に沿った長さに対する長辺方向に沿った長さの比(以降、端末の縦横比ともいう)が約2.0の長方形状となっている。透明基板10も、例えば長辺方向に沿った長さをl、長辺方向に直交する短辺方向の長さをsとした場合、短辺方向の長さsに対する長辺方向の長さlの比(以降、透明基板の縦横比ともいう)、すなわちl/sの値は、約1.7〜2.5、好ましくは約2.0となっている。なお、2012年9月から2013年3月までに日本国内で発売された、または発売予定であった50種類のスマートフォン端末について調査したところ、端末の縦横比は平均で2.00、最小で1.86、最大で2.13であり、一般的に普及しているスマートフォン端末の透明基板の縦横比は約2.0程度である。
図4は、スマートフォン端末1に外力が加わった場合の、スマートフォン端末1および透明基板10の変形の様子の一例を示した図であり、図4(a)はスマートフォン端末1の概略斜視図であり、図4(b)は透明基板10の長辺方向に沿った断面図であり、図4(c)は透明基板10の短辺方向に沿った断面図である。上述のように、スマートフォン端末1の外装体20は、サファイア単結晶からなる透明基板10と補強基板26およびケース体21とを有して構成されている。透明基板10は、ケース体21および補強基板26に比べて硬くて曲がり難いので、スマートフォン端末1に外力が加わった場合は透明基板10が最も曲がり難く、透明基板10の変形に追随するようにケース体21が変形していく。
スマートフォン端末1は、例えばズボンのポケットに入れて持ち運ばれるなど、操作者の身に付けて持ち運ばれることが多い。このようなスマートフォン端末1を持ち運んでいる際、例えばスマートフォン端末1をズボンのポケットに入れた状態で椅子に座ってしまう場合も多い。このような場合は、主に透明基板10の中央部に圧力が加わって、透明基板10が長辺方向に沿って折れ曲がるように変形し易い。
例えば図5(a)に示すような、第1主面10Aの4つの隅部に対応する領域に配置した支持部材40で透明基板10を支持する単純なモデルを考えてみる。図5(a)に示すモデルは、透明基板10の第1主面10Aの側に支持部材40が配置されたモデルである。図5(b)および(c)は、図5(a)に示す状態で透明基板10に外力を印加した際の透明基板10の変形状態を示す図であり、図5(b)は透明基板10の長辺方向(図5(a)に示す矢印Lに沿った方向)に沿った断面図であり、図5(c)は透明基板10の短辺方向(図5(c)に示す矢印Sに沿った方向)に沿った断面図である。
図5(a)に示す状態で、第2主面10Bの、透明基板10の中心位置に対応する位置Pに対して図5(b)および(c)に示す矢印のように集中荷重をかけていった場合、図5(b)に示すように長辺方向に沿って折れ曲がるように変形し易い。いったん長辺方向に沿って折れ曲がるように変形が始まると、短辺方向に沿った曲げ変形に対する断面2次モーメントは大きくなっていく。いいかえると、長辺方向に沿った変形が進むほど短辺方向に沿った折れ曲がりは生じ難くなってくる。すなわち図5(a)に示すモデルでは、位置Pに荷重をかけていった場合、短辺方向に沿っては殆ど折れ曲がらずに、長辺方向に沿って集中的に折れ曲がるように変形していく。図5では、スマートフォン端末1における透明基板10の変形の状態の一例のみを示したが、スマートフォン端末1に用いられるような、主面の縦横比が約1.75〜2.5と比較的大きい透明基板10は、図5に示す例のように長辺方向Lに沿って折れ曲がり易い。
本実施形態では、透明基板10の第1主面10Aおよび第2主面10Bがサファイア単結晶のa面に平行であるとともに、長辺方向がサファイア単結晶のc軸に平行である。サファイア単結晶は結晶構造に異方性をもっており、a面に平行な主面を有するサファイア単結晶の場合は、サファイア単結晶のc軸に平行な方向に沿った抗折強度が、このc軸に直交するm軸に平行な方向に沿った抗折強度よりも大きい。
抗折強度とは具体的には、JISR1601に準拠した測定方法で測定した3点曲げ強さの値のことをいう。本願発明者がJISR1601に準拠した測定方法で測定したところ、サファイア単結晶のc軸に平行な方向に沿って折り曲げるような力を加えた場合のサファイア単結晶の抗折強度は約960MPaであり、サファイア単結晶のm軸に平行な方向に沿って折り曲げるような力を加えた場合のサファイア単結晶の抗折強度は約450MPaであった。すなわちスマートフォン端末1では、外力が加わった場合に折れ曲がり易い方向に沿って抗折強度がより高くなるよう、具体的には、長辺方向をサファイア単結晶のc軸に平行として透明基板10を配置している。このため本実施形態では、スマートフォン端末1に外力が加わった場合でも、透明基板10に割れやひび等が発生し難い。
スマートフォン端末1の透明基板として単にサファイア単結晶からなる透明基板10を用い、透明基板10の長辺方向および短辺方向と透明基板10の結晶方位との関係を特に設定しなかった場合、透明基板10の長辺方向および短辺方向に対して、透明基板10におけるサファイア単結晶の結晶方位がばらばらとなってしまう。上述のように、スマートフォン端末1は端末の縦横比が約1.75〜2.5程度と比較的大きいので、外力が加わった場合には透明基板の長辺方向に沿って折れ曲がるような力がかかり易いが、透明基板10の長辺方向および短辺方向と透明基板10の結晶方位との関係を特に設定しなかった場合は、この曲がり易い方向に対する結晶方位が各基板毎にばらばらとなるため、割れやひびの生じ易さが各基板毎にばらついてしまい、小さな圧力がかかった場合でも容易に割れやひびが生じてしまう場合もある。これに対して本実施形態の透明基板10およびスマートフォン端末1では、この透明基板10に外力が加わった場合に折れ曲がりやすい方向に沿った抗折強度が特に強くなっており、透明基板10の割れやひび等が十分に抑制される。
図6は、本発明の携帯型電子機器用基板の第2の実施態様の1つである携帯型電子機器用基板60(以降、単に透明基板60ともいう)の概略斜視図である。また、図7は図6に示す透明基板60を備える、本発明の携帯型電子機器の実施形態の1つであるタブレット端末2について説明する図であり、図7(a)は概略斜視図、図7(b)は概略断面図である。
透明基板60は、タブレット端末2の外装の一部に配置される、サファイア単結晶からなる透明基板であって、一方向(図6に示す矢印L´で示す方向。以降、長辺方向という)に沿って長い第1主面60Aと、第1主面60Aと反対側に位置するこの長辺方向に沿って長い第2主面60Bとを有し、第1主面60Aおよび第2主面60Bは、サファイア単結晶のr面に平行であるとともに長辺方向がサファイア単結晶のa軸に直交している。図6に示すように透明基板60の四つのコーナー部は丸みを帯びている。
タブレット端末2は、透明基板60を保持するケース部材71と、透明基板60の第1主面60Aに対向する画像表示面72Aを備える、透明基板60に保護された画像表示デバイス72とを備える。タブレット端末2はまた、透明基板60の第1主面60Aに接合された、例えばアミノケイ酸ガラス等からなる強化ガラスを主成分とする透明な補強基板76を備え、第1主面60Aが補強基板76を介して画像表示面72Aに対向している。補強基板76は、一方の主面が透明基板60の第1主面60Aと例えば接着剤等を介して接合しており、補強基板76の、第1主面60Aと接合している側と反対の側の主面の周縁部の一部が、例えばエポキシ樹脂を主成分とする接合層77を介してケース部材71と接合している。ケース部材71は例えば繊維強化プラスチックからなり、このケース部材71と透明基板60と補強基板76とで外装体70が構成されている。透明基板60の厚さは約0.1〜1mm程度であり、補強基板76の厚さは約0.3〜1.5mm程度となっている。
画像表示デバイス72は、図示しない液晶表示パネルや光源装置を備えた公知の画像表示デバイスであり、外装体70の内部すなわち透明基板60と補強基板76およびケース体71によって囲まれた内部空間に配置されている。またタブレット端末2は、タッチ入力デバイス74と、画像表示デバイス72およびタッチ入力デバイス74と接続された制御部78とを併せて備えている。
タッチ入力デバイス74は、補強基板76の主面(第1主面60Aと接合している側と反対の側の主面)に形成された透明電極79や図示しない透明絶縁層等を備えて構成された、いわゆる公知の静電容量型タッチ入力デバイスである。タッチ入力デバイス74は、透明基板60の第2主面60Bを入力面とし、この第2主面60Bに触れた操作者の指の位置を検出することができる。透明基板60の第2主面60Bはサファイア単結晶の表面(詳しくはサファイア単結晶のr面に平行な面)であり、アミノケイ酸ガラス等からなる強化ガラスに比べても傷がつき難い。また、タブレット端末2では、透明基板60に補強基板76が接合されているので、例えばタブレット端末2を落下させて透明基板60に大きな衝撃が加わった場合にも、透明基板60のみで画像表示デバイス72を保護している場合に比べて、透明基板60に割れや欠け等が発生し難い。
制御部78は図示しない半導体素子や電気回路を備えて構成されており、画像表示デバイス72やタッチ入力デバイス74と接続されている。制御部78は、タッチ入力デバイス74からの信号(操作者の指の位置を表す情報等)を受け取るとともに、受け取った情報に応じて画像表示デバイス72の動作を制御する。
なお、タブレット端末2の外装体70の内部には、例えばアンテナを備える図示しない送受信機、タブレット端末2の操作者の声を電気信号に変換する図示しないマイクロフォンデバイス、送受信機が受信した無線信号に応じた音声をリアルタイムで再生して出力するための図示しないスピーカーデバイスなど、図示しない複数のデバイスが配置されている。制御部78はこれら図示しないデバイスとも接続しており、制御部78がこれら図示しないデバイスの動作を制御している。
タブレット端末2は使用者がカバン等に入れて持ち運ぶことも多く、全体の形状はいわゆるA4サイズ用紙やB5サイズ用紙と呼ばれる、ISO216で規格される一般的な紙の形状に近い。具体的にはタブレット端末2では、長辺方向に垂直な短辺方向(図6および図7に示す矢印S´に沿った方向)に沿った長さに対する、長辺方向(図6および図7に示す矢印L´に沿った方向)に沿った長さの比(端末の縦横比ともいう)が約1.5程度の長方形状となっている。例えば、透明基板60も長辺方向の長さをl、長辺方向に直交する短辺方向の長さをsとした場合、短辺方向の長さsに対する長辺方向の長さlの比(透明基板の縦横比)すなわちl/sの値が1.0〜1.7程度であり、好ましくは約1.5程度である。より詳しくは本実施形態のタブレット端末2では、短辺方向の長さsが約16cmであり、長辺方向の長さlが約24cmであり、透明基板の縦横比l/sが約1.5となっている。なお、2013年1月から2013年3月までに日本国内で発売される予定の20種類のタブレット端末について調査したところ、端末の縦横比は平均で1.52、最小で1.32、最大で1.60であり、一般的に普及しているタブレット端末の透明基板の縦横比は約1.5程度であることがわかっている。
図8は、タブレット端末2に外力が加わった場合の、タブレット端末2および透明基板60の変形の様子の一例を示した図であり、図8(a)はタブレット端末2の概略斜視図であり、図8(b)は透明基板60の長辺方向に沿った断面図であり、図8(c)は透明基板60の短辺方向に沿った断面図である。上述のように、タブレット端末2の外装体70は、サファイアからなる透明基板60と補強基板76およびケース体71とを有して構成されている。ケース体71および補強基板76に比べて透明基板60の方が硬くて曲がり難いので、タブレット端末2に外力が加わった場合は透明基板60が最も曲がり難く、透明基板60の変形に追随するようにケース体71が変形していく。
タブレット端末2は上述のようにカバン等に入れて持ち運ばれる。例えばカバンにタブレット端末2が入っている状態で、このカバンが外部から圧迫された場合など、透明基板60の第2主面60Bに荷重がかかる。
例えば図9(a)に示すような、第1主面60Aの4つの隅部に対応する領域にそれぞれ配置した支持部材90で透明基板60を支持する単純なモデルを考えてみる。図9(a)に示すモデルは、透明基板60の第1主面60Aの側に支持部材90が配置されたモデルである。図9(b)および(c)は、図9(a)に示す状態で透明基板60に外力を印加していった際の透明基板60の変形状態を示す図であり、図9(b)は透明基板60の長辺方向(図9(a)に示す矢印L´に沿った方向)に沿った断面図であり、図9(c)は透明基板60の短辺方向(図9(c)に示す矢印S´に沿った方向)に沿った断面図である。
図9(a)に示す状態で、第2主面60Bの、透明基板60の中心位置に対応する位置
Qに図9(b)および(c)に矢印で示すように荷重をかけていった場合、長辺方向に沿った支持部材90と位置Qとの距離が、短辺方向に沿った支持部材60と位置Qとの距離に比べて長いので、図9(b)に示すように長辺方向に沿って折れ曲がるように変形し易い。いったん長辺方向に沿って折れ曲がるような変形が始まると、短辺方向に沿った曲げ変形に対する断面2次モーメントは大きくなっていく。いいかえると、長辺方向に沿って変形すると短辺方向に沿っては比較的曲がり難い形状となる。
しかしながらタブレット端末2では、透明基板60の縦横比が1.5程度とそれほど大きくなく、また短辺sの長さでさえも16cmと、例えば上述のタブレット端末2における透明基板60の長辺方向に沿った長さl(12cm)よりも大きい。すなわちタブレット端末2では、長辺方向Lに沿った方向に折れ曲がり易いことに加えて、タブレット端末2の場合などに比べると、短辺方向Sに沿った方向にも比較的折れ曲がり易くなっている。
本実施形態では、透明基板60の第1主面60Aおよび第2主面60Bがサファイア単結晶のr面に平行であるとともに、長辺方向がサファイア単結晶のa軸に直交する。サファイア単結晶は結晶構造に異方性をもっており、r面に平行な主面を有するサファイア単結晶の場合は、サファイア単結晶のa軸に直交する方向に沿った抗折強度が、a軸に平行な方向に沿った抗折強度よりも強い。具体的には、r面に平行な主面を有するサファイア単結晶の場合、サファイア単結晶のa軸に垂直な方向に沿って折り曲げるような力を加えた場合のサファイア単結晶の抗折強度は580MPaであり、サファイア単結晶のa軸に平行な方向に沿って折り曲げるような力を加えた場合のサファイア単結晶の抗折強度は480MPaである。タブレット端末2では、外力が加わった場合に折れ曲がり易い方向に沿って、抗折強度がより高い結晶方位を配置している。本実施形態でもタブレット端末2に外力が加わった場合でも、透明基板10に割れやひび等が発生し難い。
タブレット端末2では、上述のように端末の縦横比が約1.5程度とそれほど大きくないので、スマートフォン端末1の場合などに比べると短辺方向に沿った折れ曲がりも生じ易い。このため、タブレット端末2の透明基板60としては、短辺方向に沿って折り曲げるような力を加えた場合の抗折強度の絶対値は、例えばスマートフォン端末1の場合に比べると大きい方が好ましい。本実施形態では、タブレット端末2の透明基板60として、第1主面60Aおよび第2主面60Bがサファイア単結晶のr面に平行であるとともに長方形状の長辺に沿った方向がサファイア単結晶のa軸に垂直な基板を用いることで、長辺方向Lに沿って折り曲げるような力を加えた場合の抗折強度の絶対値は580MPaと比較的小さいながらも、短辺方向Sに沿って折り曲げるような力を加えた場合の抗折強度の絶対値を480MPaと比較的大きくしている。なお端末の縦横比が1.5程度のタブレット端末2の場合、透明基板60にかかる荷重が、長辺方向に折れ曲がるような方向に集中してしまうのではなく、短辺方向に折れ曲がるような方向にも分散されるので、長辺方向に沿って折り曲げるような力を加えた場合の抗折強度の絶対値は、約580MPa程度と例えばスマートフォン端末1の場合に比べて小さくてもよい。
一方で、上述のスマートフォン端末1の場合は、長辺方向に沿った方向に折れ曲がるように力が集中し易いので、長辺方向に沿って折り曲げるような力を加えた場合の抗折強度の絶対値が約9600MPaと十分に大きい、第1主面10Aおよび第2主面10Bがサファイア単結晶のa面に平行であるとともに長辺方向がサファイア単結晶のc軸に平行な透明基板10を用いている。
例えば操作者が片手で把持して操作するいわゆるスマートフォン端末に用いる透明基板など、長方形状の短辺に沿った方向の長さに対する、長方形状の長辺に沿った方向の長さの比が1.7以上〜2.5未満である透明基板には、第1の実施態様の透明基板、すなわ
ちサファイア単結晶からなる透明基板であって、第1主面および第2主面がサファイア単結晶のa面に平行であるとともに、長辺方向がサファイア単結晶のc軸に平行である透明基板を用いることが好ましい。
また、例えばいわゆるタブレット端末などに用いる透明基板など、長方形状の短辺に沿った方向の長さに対する、長方形状の長辺に沿った方向の長さの比が1.0より大きくかつ1.7未満である透明基板には、第2の実施態様の透明基板、すなわちサファイア単結晶からなる透明基板であって、第1主面および第2主面がサファイア単結晶のr面に平行であるとともに、長辺方向がサファイア単結晶のa軸に直交する透明基板を用いることが好ましい。
本願発明は、このように携帯型電子機器が有する形状の共通点や違いに本願発明者が着目するとともに、携帯型電子機器の形状とサファイア結晶の結晶構造との最適な関係について本願発明者が鋭意検討することでなされたものである。
図10は、本発明の携帯型電子機器の実施形態の1つであるスマートフォン端末100について説明する図であり、図10(a)は概略斜視図、図10(b)は概略断面図である。スマートフォン端末100は、外装の一部に配置されるサファイア単結晶からなる透明な基板として、画像表示デバイス122を保護する透明基板111のみでなく、サファイア単結晶からなる透明基板112〜126をさらに備える点で、図1に示す実施形態のスマートフォン端末1とは異なっている。スマートフォン端末100は、画像表示デバイス22と、タッチ入力デバイス124と、画像表示デバイス122およびタッチ入力デバイス124と接続された制御部128とを併せて備えている。
透明基板111は、一方向(長辺方向)に沿って長い第1主面111Aと、第1主面111Aの反対側に位置する、長辺方向に沿って長い第2主面111Bを有し、第1主面111Aおよび第2主面111Bが、サファイア単結晶のa面に平行であるとともにこの長辺方向がサファイア単結晶のc軸に平行とされている。透明基板112も、一方向(長辺方向)に沿って長い第1主面112Aと、第1主面112Aの反対側に位置する、長辺方向に沿って長い第2主面112Bを有し、第1主面112Aおよび第2主面112Bが、サファイア単結晶のa面に平行であるとともにこの長辺方向がサファイア単結晶のc軸に平行とされている。透明基板113〜透明基板116も透明基板112と同様、一方向(長辺方向)に沿って長い第1主面と、第1主面の反対側に位置する、長辺方向に沿って長い第2主面を有し、第1主面および第2主面が、サファイア単結晶のa面に平行であるとともにこの長辺方向がサファイア単結晶のc軸に平行とされている。
透明基板111〜116のうち、画像表示デバイス122の側を向いた第1主面111A〜116Aそれぞれ(第1主面115Aおよび第1主面116Aは図示せず)には、アミノケイ酸ガラス等からなる強化ガラスである補強基板131〜136がそれぞれ接合されている(補強基板135および136は図示せず)。
透明基板111は、第1主面111Aが補強基板131を介して画像表示面122Aと対向している。また、補強基板131〜136のうち、補強基板131を除いた補強基板132〜136の内側主面(画像表示デバイス122の側を向いた主面)には、それぞれ着色層142〜146が被着されている(着色層145および146は図示せず)。スマートフォン端末100を見た場合、透明基板111の第2主面111Bからは画像表示デバイス122の画像表示面122Aが視認されるが、透明基板112〜116の第2主面112B〜116B(第2主面115Bおよび第2主面116Bは図示せず)それぞれからは、着色層142〜146が視認される。
補強基板131〜136は、一方の主面が透明基板111〜116の第2主面と例えば接着剤等を介して接合しており、補強基板131〜136の、第2主面と接合している側と反対の側の主面の周縁部の一部が、エポキシ樹脂を主成分とする接合層127を介してケース部材121と接合している。ケース部材121は例えば繊維強化プラスチックからなり、このケース部材121と透明基板111〜116と補強基板131〜136と着色層142〜146とで外装体が構成されている。
スマートフォン端末100では、画像表示デバイス122を保護するための透明基板111のみでなく、画像表示デバイス122に対応する面以外の面に対応する部分に配置される透明基板112〜126も併せて備えているので、画像表示デバイス122に対応する1つの面のみでなく、画像表示デバイス122全体が傷がつき難く、かつ割れや欠け等が発生し難い。本実施形態では、スマートフォン端末100の外装の一部に6枚のサファイア単結晶からなる透明基板111〜116を配置したが、サファイア単結晶からなる透明基板の数は特に限定されない。
本発明の携帯型電子機器用基板および携帯型電子機器は、上記の各実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良および変更を行なってもよいのはもちろんである。
1 スマートフォン端末
2 タブレット端末
10、60 携帯型電子機器用基板(透明基板)
10A、60A 第1主面
10B、60B 第2主面
20、70 ケース部材
22、72 画像表示デバイス
22A、72A 画像表示面
24、74 タッチ入力デバイス
26、76 補強基板
27、77 接合層
28、78 制御部
40、90 支持部材

Claims (4)

  1. 携帯型電子機器の外装の少なくとも一部に配置される、サファイア単結晶からなる携帯型電子機器用基板であって、
    一方向に沿って長い第1主面と、該第1主面と反対側に位置する前記一方向に沿って長い第2主面とを有し、
    前記第1主面および前記第2主面は、サファイア単結晶のr面に平行であるとともに前記一方向に沿った方向がサファイア単結晶のa軸に直交することを特徴とする携帯型電子機器用基板。
  2. 前記一方向に直交する他方向に沿った方向の長さの比が1.0より大きくかつ1.7未満であることを特徴とする請求項記載の携帯型電子機器用基板。
  3. 請求項またはに記載の携帯型電子機器用基板と、
    該携帯型電子機器用基板を保持するケース部材と、
    前記携帯型電子機器用基板の前記第1主面に対向する画像表示面を備える前記携帯型電子機器用基板に保護された画像表示デバイスとを備えることを特徴とする携帯型電子機器。
  4. 前記携帯型電子機器用基板の前記第1主面に接合された、ガラスを主成分とする透明な補強基板を備え、前記第1主面が前記補強基板を介して前記画像表示面に対向していることを特徴とする請求項記載の携帯型電子機器。
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