JP6132955B1 - 検証システム、検証装置、検証方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
(2)本発明の一態様は、上記(1)の検証システムにおいて、前記書込装置は、前記鍵種別情報をさらに車載コンピュータに書き込む、検証システムである。
(3)本発明の一態様は、上記(1)又は(2)のいずれかの検証システムにおいて、前記書込装置は、車載コンピュータに個別の初期鍵と共に該初期鍵の生成に使用されたマスタ鍵を識別するマスタ鍵識別情報を車載コンピュータに書き込む、検証システムである。
(4)本発明の一態様は、上記(1)から(3)のいずれかの検証システムにおいて、前記車載コンピュータに個別の初期鍵は、マスタ鍵と車載コンピュータ識別子とから生成された、検証システムである。
(5)本発明の一態様は、上記(1)から(4)のいずれかの検証システムにおいて、前記複数の車載コンピュータに共通の初期鍵は、マスタ鍵と該複数の車載コンピュータに共通の車載コンピュータ識別子とから生成された、検証システムである。
(6)本発明の一態様は、上記(1)から(5)のいずれかの検証システムにおいて、マスタ鍵と車載コンピュータ識別子とから初期鍵を生成する鍵生成装置をさらに備える、検証システムである。
図1は、第1実施形態に係る検証システムの構成例を示す図である。図2は、第1実施形態に係る自動車100の構成例を示す図である。
はじめに図2を参照して、自動車100の構成例を説明する。図2において、自動車100は、複数のECU(電子制御装置)110,120と、CAN130と、インフォテイメント(Infotainment)機器140と、診断ポート150とを備える。ECU110,120はCAN130に接続されている。CAN130は通信ネットワークである。CANは車両に搭載される通信ネットワークの一例として知られている。ECU110は、CAN130を介して、ECU120との間でデータを交換する。ECU120は、CAN130を介して、他のECU120との間でデータを交換する。
次に図1を参照して、検証システムの構成例を説明する。図1において、OEM(Original Equipment Manufacturing)供給元メーカ10−1,10−2は、第1ECU110又は第2ECU120を製造する。また、OEM供給元メーカ10−1,10−2は、第1ECU110と第2ECU120の両方を製造してもよい。
検証装置40に対して、予め、OEM供給元メーカ10−1のマスタ鍵MASTER_KEY1と、OEM供給元メーカ10−2のマスタ鍵MASTER_KEY2とを設定しておく。検証装置40は、検証対象ECUから取得した共通パラメータのサプライヤ種別パラメータが「1」である場合には、OEM供給元メーカ10−1のマスタ鍵MASTER_KEY1を使用する。検証装置40は、検証対象ECUから取得した共通パラメータのサプライヤ種別パラメータが「2」である場合には、OEM供給元メーカ10−2のマスタ鍵MASTER_KEY2を使用する。
OEM供給先メーカ30には、OEM供給元メーカ10−1,10−2から供給されたECUについて、ECU識別子と個別検証鍵の組を有する個別検証鍵リストが、予め、各OEM供給元メーカ10−1,10−2から安全に供給される。検証装置40は、検証対象ECUから取得した共通パラメータのサプライヤ種別パラメータが「1」である場合には、OEM供給元メーカ10−1の個別検証鍵リストを使用する。検証装置40は、検証対象ECUから取得した共通パラメータのサプライヤ種別パラメータが「2」である場合には、OEM供給元メーカ10−2の個別検証鍵リストを使用する。検証装置40は、検証対象ECUから取得した共通パラメータのサプライヤ種別パラメータに対応する個別検証鍵リストから、検証対象ECUのECU識別子に対応する個別検証鍵を取得する。
検証装置40に対して、予め、OEM供給元メーカ10−1のマスタ鍵MASTER_KEY1と、OEM供給元メーカ10−2のマスタ鍵MASTER_KEY2とを設定しておく。検証装置40は、検証対象ECUから取得した共通パラメータのサプライヤ種別パラメータが「1」である場合には、OEM供給元メーカ10−1のマスタ鍵MASTER_KEY1を使用する。検証装置40は、検証対象ECUから取得した共通パラメータのサプライヤ種別パラメータが「2」である場合には、OEM供給元メーカ10−2のマスタ鍵MASTER_KEY2を使用する。
OEM供給先メーカ30には、OEM供給元メーカ10−1,10−2から供給されたECUについて、共通検証鍵(鍵データ)が、予め、各OEM供給元メーカ10−1,10−2から安全に供給される。検証装置40は、検証対象ECUから取得した共通パラメータのサプライヤ種別パラメータが「1」である場合には、OEM供給元メーカ10−1の共通検証鍵を使用する。検証装置40は、検証対象ECUから取得した共通パラメータのサプライヤ種別パラメータが「2」である場合には、OEM供給元メーカ10−2の共通検証鍵を使用する。
図6は、第2実施形態に係る検証システムの構成例を示す図である。第2実施形態においても上述した図2に示す自動車100を適用できる。図6において図1の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。図6において、図1に示す第1実施形態の構成と異なる点は、第2実施形態に係るOEM供給元メーカ10−2が、書込装置20bの代わりに書込装置20aを備える点である。これ以外の構成は、上述した第1実施形態と同じである。
図8は、第3実施形態に係る検証システムの構成例を示す図である。第3実施形態においても上述した図2に示す自動車100を適用できる。図8において図1の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。図8において、図1に示す第1実施形態の構成と異なる点は、第3実施形態に係るOEM供給元メーカ10−1が、さらに鍵生成装置50を備える点である。これ以外の構成は、上述した第1実施形態と同じである。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disc)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
Claims (9)
- 車両に搭載される車載コンピュータに個別の初期鍵又は複数の車載コンピュータに共通の初期鍵を車載コンピュータに書き込む書込装置と、
車載コンピュータに格納されている初期鍵が車載コンピュータに個別の初期鍵であるか又は複数の車載コンピュータに共通の初期鍵であるかを表す鍵種別情報に基づいて、検証対象の車載コンピュータに対応する検証鍵を取得する検証装置と、
を備える検証システム。 - 前記書込装置は、前記鍵種別情報をさらに車載コンピュータに書き込む、
請求項1に記載の検証システム。 - 前記書込装置は、車載コンピュータに個別の初期鍵と共に該初期鍵の生成に使用されたマスタ鍵を識別するマスタ鍵識別情報を車載コンピュータに書き込む、
請求項1又は2のいずれか1項に記載の検証システム。 - 前記車載コンピュータに個別の初期鍵は、マスタ鍵と車載コンピュータ識別子とから生成された、
請求項1から3のいずれか1項に記載の検証システム。 - 前記複数の車載コンピュータに共通の初期鍵は、マスタ鍵と該複数の車載コンピュータに共通の車載コンピュータ識別子とから生成された、
請求項1から4のいずれか1項に記載の検証システム。 - マスタ鍵と車載コンピュータ識別子とから初期鍵を生成する鍵生成装置をさらに備える、
請求項1から5のいずれか1項に記載の検証システム。 - 車両に搭載される車載コンピュータについての検証装置であり、
車載コンピュータに格納されている初期鍵が車載コンピュータに個別の初期鍵であるか又は複数の車載コンピュータに共通の初期鍵であるかを表す鍵種別情報に基づいて、検証対象の車載コンピュータに対応する検証鍵を取得する、
検証装置。 - 書込装置が、車両に搭載される車載コンピュータに個別の初期鍵又は複数の車載コンピュータに共通の初期鍵を車載コンピュータに書き込む書込ステップと、
検証装置が、車載コンピュータに格納されている初期鍵が車載コンピュータに個別の初期鍵であるか又は複数の車載コンピュータに共通の初期鍵であるかを表す鍵種別情報に基づいて、検証対象の車載コンピュータに対応する検証鍵を取得する検証ステップと、
を含む検証方法。 - コンピュータに、
車両に搭載される車載コンピュータに格納されている初期鍵が車載コンピュータに個別の初期鍵であるか又は複数の車載コンピュータに共通の初期鍵であるかを表す鍵種別情報に基づいて、検証対象の車載コンピュータに対応する検証鍵を取得する機能、
を実現させるためのコンピュータプログラム。
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JP2016084545A JP6132955B1 (ja) | 2016-04-20 | 2016-04-20 | 検証システム、検証装置、検証方法、及びコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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倉地亮,他: "メッセージ認証を用いたCANの集中監視システム", 電子情報通信学会論文誌A, vol. Vol. J99-A,No. 2, JPN6017011701, 1 February 2016 (2016-02-01), JP, pages pp. 118-130 * |
竹森敬祐,他: "セキュアエレメントを活用したECU認証とコード認証の鍵管理", 電子情報通信学会技術研究報告, vol. Vol. 115,No. 365, JPN6017011703, 10 December 2015 (2015-12-10), JP, pages pp. 227-232 * |
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