JP6128878B2 - 映像処理装置、映像処理方法、放送受信装置、映像撮影装置、映像蓄積装置及びプログラム - Google Patents
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Description
《1−1》実施の形態1の構成
図1は、本発明の実施の形態1に係る映像処理装置(すなわち、実施の形態1に係る映像処理方法を実施することができる装置)1の構成を概略的に示す機能ブロック図である。図1に示されるように、実施の形態1に係る映像処理装置1は、動き検出部10と、ノイズ低減部20とを備えている。また、図1に示されるように、映像処理装置1は、フレームバッファ30と、フレームバッファ40とを備えてもよい。フレームバッファ30は、動画像を構成する一連の複数のフレームFS1を蓄えるための記憶部である。フレームバッファ40は、動画像を構成する一連の複数のフレームを蓄えるための記憶部であるが、例えば、ノイズ低減部20から出力されたノイズ低減された映像データである一連の複数のフレーム(ノイズ低減フレーム)FS3を蓄えることができる。映像処理装置1は、動き補償方式を用いた3次元ノイズ低減法を用いる装置であり、動き検出部10が動きを誤って検出した場合であっても、映像品質を低下させないように、適切にノイズを低減することができる装置である。
《1−2−1》画素値変化率解析手段201
以下に、各機能ブロックの処理内容の詳細を、図面を参照しながら説明する。画素値変化率解析手段201は、第1、第2、第3フレームFn−1,Fn,Fn+1を受け取り、各画素について、動き補償された第1、第2、第3フレームFn−1,Fn,Fn+1間の画素値の変化を解析する。
動きベクトル境界検出手段202は、隣接する画素の動きベクトルの差が所定の閾値以上の画素を動きベクトル境界として分類する。隣接する画素の動きベクトルの差は、例えば、ラプラシアンフィルタに基づいて、式(5)のように定義される。
フレームブレンド率算出手段204は、ノイズ低減画像生成手段205が第1、第2、第3フレームFn−1,Fn,Fn+1の重み付き平均を算出する際に用いるブレンド重み係数BWを算出する。参照フレーム優先度算出手段2041は、画素値変化率解析手段201から出力される画素値変化率の解析結果情報ANを受け取り、第1のブレンド重み係数(KN−1,KN,KN+1)を算出する。画素値変化率解析手段201から出力される画素値変化率の解析結果情報ANが微小変化パターンPA1、単調増加パターンPA2、単調減少パターンPA3のいずれかである場合は、第1のブレンド重み係数(KN−1,KN,KN+1)を、式(6)のように設定する。画素値変化率解析手段201から出力される画素値変化率の解析結果情報ANが前方不一致パターンPA4の場合は、第1のブレンド重み係数(KN−1,KN,KN+1)を、式(7)のように設定し、画素値変化率の解析結果情報ANが中央不一致パターンPA5の場合は、第1のブレンド重み係数(KN−1,KN,KN+1)を、式(8)のように設定し、画素値変化率の解析結果情報ANが後方不一致パターンPA6の場合は、第1のブレンド重み係数(KN−1,KN,KN+1)を、式(9)のように設定し、それ以外の場合は、第1のブレンド重み係数(KN−1,KN,KN+1)を、式(10)のように設定する。
(KN−1,KN,KN+1)=(1/3,1/3,1/3) 式(6)
PA4の場合:
(KN−1,KN,KN+1)=(1−α,α/2,α/2) 式(7)
PA5の場合:
(KN−1,KN,KN+1)=(α/2,1−α,α/2) 式(8)
PA6の場合:
(KN−1,KN,KN+1)=(α/2,α/2,1−α) 式(9)
PA7、PA8、PA9の場合:
(KN−1,KN,KN+1)=((1−α)/2,α,(1−α)/2) 式(10)
ここで、αは、2/3以上1以下の所定の値である。
DistX(x,y)=vx(x+χ,y)−vx(x−χ,y) 式(11)
DistY(x,y)=vy(x,y+χ)−vy(x,y−χ) 式(12)
ここで、χは、上下左右方向の参照する画素を決めるための所定の距離値であり、vx(x,y),vy(x,y)はそれぞれ、第2フレームFnにおける座標(x,y)の動きベクトルのx,y成分を示す。
DistX(x,y)=(−2)−1=−3
となる。この場合、オクルージョン領域132,133の横幅は、「3」となるため、幅「3」のオクルージョン領域132,133が動きベクトルの境界画素131の両側に設定されることとなる。
(CN−1,CN,CN+1)=(1/3,1/3,1/3) 式(13)
(CN−1,CN,CN+1)=(β/2,β/2,1−β) 式(14)
(CN−1,CN,CN+1)=(1−β,β/2,β/2) 式(15)
ここで、βは、2/3以上1以下の所定の値である。
ノイズ低減画像生成手段205は、フレームブレンド率算出手段204によって算出されたブレンド重み係数(BN−1,BN,BN+1)を用いて、入力端子207を介して入力されたデータからノイズ低減画像を生成する。ノイズ低減画像生成手段205は、例えば、ノイズ低減画像の各画素値NR(x,y)を、式(19)に従い算出することでノイズ低減画像を生成する。
動き誤検出領域補正係数算出手段203は、画素値変化率解析手段201から画素値変化率の解析結果情報ANを受け取り、動きベクトル境界検出手段202から動きベクトルMV及び動きベクトル境界画素情報BOを受け取り、画素値変化率の解析結果情報ANと動きベクトルMVと動きベクトル境界画素情報BOとに基づいて、動き検出部10において検出された動きに誤りがある画素を検出し、この画素を補正するための補正係数ERを算出する。
図2に示されるように、動き誤検出領域補正手段206は、入力端子207を介して第1、第2、第3フレームFn−1,Fn,Fn+1を受け取り、ノイズ低減画像生成手段205からノイズ低減画像FS3を受け取り、動き誤検出領域補正係数算出手段203から補正係数ERを受け取り、受け取った情報FS2,ERを用いて、動きの誤検出に伴うノイズ低減画像の乱れを補正する。補正は、補正係数ERに従い、例えば、式(24)及び(25)によって行う。
以上に説明した実施の形態1に係る映像処理装置1及び映像処理方法によれば、隠蔽や画素値の変化に応じたブレンド率に応じて処理することに加え、動きベクトルの誤りがある領域を検出し、この領域を補正することで、動きベクトルの誤検出に伴う映像品質の低下を抑制しつつ、ノイズを軽減することができる。
図12は、本発明の実施の形態2に係る映像処理装置(すなわち、実施の形態2に係る映像処理方法を実施することができる装置)2の構成を概略的に示す機能ブロック図である。図12において、図1に示される構成と同じ又は対応する構成には、同じ符号を付す。実施の形態2に係る映像処理装置2は、動画像を構成する一連の複数のフレームを蓄えるフレームバッファ30と、動画像を構成する一連の複数のフレームの内の時間的に互いに隣接する第1、第2、第3フレームを受け取り、これらのフレーム間の動きを検出して、動きベクトルMVとして出力する動き検出部10aと、動き検出部10aから出力された画素単位の動きベクトルMV及び第1、第2、第3フレームを受け取り、着目フレームである第2フレームFnのノイズを低減してノイズ低減フレームFS3aを生成するノイズ低減部20aと、ノイズ低減フレームを画像データとして蓄えるフレームバッファ40とを有する。実施の形態2に係る映像処理装置2及び映像処理方法は、ノイズ低減フレームFS3aを生成する際に参照するフレームの点において、実施の形態1に係る映像処理装置1及び映像処理方法と相違する。他の点については、実施の形態2に係る映像処理装置2及び映像処理方法は、実施の形態1に係る映像処理装置1及び映像処理方法と同じである。
図17は、本発明の実施の形態3に係る放送受信装置4の構成を概略的に示す機能ブロック図である。図17において、図1に示される構成と同じ又は対応する構成には、同じ符号を付す。図17に示されるように、実施の形態3に係る放送受信装置(又は受像装置)4は、放送波を受信し、映像と音声の多重分離を行い、デコードした映像フレームを出力する放送受信部51と、放送受信部51で受信された放送波に基づく動画像を構成する一連の複数のフレームを蓄えるフレームバッファ30と、動画像を構成する一連の複数のフレームの内の時間的に互いに隣接する第1、第2、第3フレームFn−1,Fn,Fn+1を受け取り、これらのフレーム間の動きを検出して、動きベクトルMVとして出力する動き検出部10と、動き検出部10から出力された画素単位の動きベクトルMV及び第1、第2、第3フレームFn−1,Fn,Fn+1を受け取り、着目フレームである第2フレームFnのノイズを低減してノイズ低減フレームFS3を生成するノイズ低減部20と、ノイズ低減フレームを画像データとして蓄えるフレームバッファ40と、フレームバッファ40に蓄えられたノイズ低減フレームに基づく映像を表示する映像表示部52とを有する。実施の形態3に係る放送受信装置4は、放送受信部51と映像表示部52を備えた点において、実施の形態1に係る映像処理装置1と相違する。他の構成については、実施の形態3は、実施の形態1と同じである。
図19は、本発明の実施の形態4に係る映像撮影装置6の構成を概略的に示す機能ブロック図である。図19において、図1に示される構成と同じ又は対応する構成には、同じ符号を付す。図19に示されるように、実施の形態4に係る映像撮影装置6は、レンズなどの光学系を通して入射する光の強度に応じて電気信号を生成することで動画像を構成する一連の複数の画像フレームを生成する撮像部61と、撮像部61で生成された一連の複数のフレームを蓄えるフレームバッファ30と、動画像を構成する一連の複数のフレームの内の時間的に互いに隣接する第1、第2、第3フレームFn−1,Fn,Fn+1を受け取り、これらのフレーム間の動きを検出して、動きベクトルMVとして出力する動き検出部10と、動き検出部10から出力された画素単位の動きベクトルMV及び第1、第2、第3フレームFn−1,Fn,Fn+1を受け取り、着目フレームである第2フレームFnのノイズを低減してノイズ低減フレームFS3を生成するノイズ低減部20と、ノイズ低減フレームを画像データとして蓄えるフレームバッファ40と、フレームバッファ40に蓄えられたノイズ低減フレームを、ハードディスク、光ディスク、半導体記憶装置の記録媒体に記録する映像記録部62とを有する。実施の形態4に係る映像撮影装置6は、撮像部61と映像記録部62を備えた点において、実施の形態1に係る映像処理装置1と相違する。他の構成については、実施の形態4は、実施の形態1と同じである。
図21は、本発明の実施の形態5に係る映像蓄積装置8の構成を概略的に示す機能ブロック図である。図21において、図1に示される構成と同じ又は対応する構成には、同じ符号を付す。図21に示されるように、実施の形態5に係る映像蓄積装置8は、動画像を構成する一連の複数のフレームの内の時間的に互いに隣接する第1、第2、第3フレームFn−1,Fn,Fn+1を受け取り、これらのフレーム間の動きを検出して、動きベクトルMVとして出力する動き検出部10と、動き検出部10から出力された画素単位の動きベクトルMV及び第1、第2、第3フレームFn−1,Fn,Fn+1を受け取り、着目フレームである第2フレームFnのノイズを低減してノイズ低減フレームFS3を生成するノイズ低減部20と、ノイズ低減フレームを画像データとして蓄えるフレームバッファ40と、フレームバッファ40に蓄えられたノイズ低減フレームを、ハードディスク、光ディスク、半導体記憶装置の記録媒体に記録する映像記録部62とを有する実施の形態5に係る映像蓄積装置8では、動き検出部10とノイズ低減部20に、映像記録部62に蓄積されている一連の複数のフレームが供給される。実施の形態5に係る映像蓄積装置8は、動き検出部10とノイズ低減部20に、映像記録部62に蓄積されている一連の複数のフレームが供給される点において、実施の形態1に係る映像処理装置1と相違する。他の構成については、実施の形態5は、実施の形態1と同じである。
Claims (13)
- 動画像を構成する一連の複数のフレームの1つを着目フレームとし、前記着目フレームより時間的に先行するフレーム及び時間的に後続するフレームの少なくとも一方を動き検出用参照フレームとして用いて、前記着目フレームと前記動き検出用参照フレームとの間の動きを推定し、前記着目フレームを構成する画素単位の動きベクトルを検出する動き検出部と、
前記動き検出部によって検出された前記動きベクトル、前記着目フレーム、及び前記着目フレームより時間的に先行するフレーム及び時間的に後続するフレームの少なくとも一方であるノイズ低減用参照フレームを用いて、前記着目フレームのノイズが低減されたノイズ低減フレームを生成するノイズ低減部と
を有し、
前記ノイズ低減部は、
前記動きベクトルの境界画素を検出し、前記検出された境界画素を示す動きベクトル境界画素情報を生成する動きベクトル境界検出手段と、
前記着目フレームと前記ノイズ低減用参照フレームとの間における画素値変化率を解析し、前記画素値変化率の解析結果情報を生成する画素値変化率解析手段と、
前記動きベクトル境界画素情報及び前記画素値変化率の解析結果情報を用いて前記ノイズ低減フレームの生成を行う補正手段と
を有し、
前記画素値変化率解析手段によって生成された前記画素値変化率の解析結果情報は、前記着目フレームと前記ノイズ低減用参照フレームとの間における同じ座標の画素の画素値の変化を、前記着目フレームの画素毎に、予め決められた複数の画素値変化パターンのいずれに分類されるかを示す情報である
ことを特徴とする映像処理装置。 - 前記ノイズ低減部は、前記画素値変化率解析手段によって生成された前記画素値変化率の解析結果情報と前記動きベクトル境界検出手段によって生成された前記動きベクトル境界画素情報とを用いて、前記着目フレームの画素毎のフレーム合成係数を算出するフレームブレンド率算出手段をさらに有し、
前記補正手段による前記ノイズ低減フレームの生成は、前記動きベクトル境界画素情報、前記画素値変化率の解析結果情報、及び前記フレーム合成係数を用いて行われる
ことを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。 - 前記ノイズ低減部は、前記画素値変化率解析手段によって生成された前記画素値変化率の解析結果情報と前記動きベクトル境界検出手段によって生成された前記動きベクトル境界画素情報とに基づいて前記動き検出部による動き検出が誤検出であると推定できる領域を検出し、画素毎の補正係数を決定する動き誤検出領域補正係数算出手段をさらに有し、
前記補正手段は、前記画素毎の補正係数を用いて前記ノイズ低減フレームを生成する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の映像処理装置。 - 前記動き誤検出領域補正係数算出手段は、
画素値の変化率が大きい箇所を検出して、検出された箇所を示す補正対象領域情報を生成する画素値急変領域検出手段と、
前記着目フレームに隣接するフレームにおいて前景部分であるか背景であるかの判定ができない領域を示す参照フレーム不定領域情報を生成する参照フレーム不定領域検出手段と、
前記動きベクトルの境界が集中する領域を示す動きベクトル集中領域情報を生成する動きベクトル境界集中領域検出手段と、
前記補正対象領域情報、前記参照フレーム不定領域情報、前記動きベクトル集中領域情報に基づいて前記補正係数を決定する補正係数算出手段と
を有することを特徴とする請求項3に記載の映像処理装置。 - 前記ノイズ低減フレームを記憶する記憶部をさらに有し、
前記ノイズ低減部は、過去に生成された前記着目フレームより時間的に先行する少なくとも1枚のノイズ低減フレームを前記記憶部から読み出し、前記ノイズ低減用参照フレームとして用いる
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の映像処理装置。 - 動画像を構成する一連の複数のフレームの1つを着目フレームとし、前記着目フレームより時間的に先行するフレーム及び時間的に後続するフレームの少なくとも一方を動き検出用参照フレームとして用いて、前記着目フレームと前記動き検出用参照フレームとの間の動きを推定し、前記着目フレームを構成する画素単位の動きベクトルを検出する動き検出ステップと、
前記動き検出ステップにおいて検出された前記動きベクトル、前記着目フレーム、及び前記着目フレームより時間的に先行するフレーム及び時間的に後続するフレームの少なくとも一方であるノイズ低減用参照フレームを用いて、前記着目フレームのノイズが低減されたノイズ低減フレームを生成するノイズ低減ステップと
を有し、
前記ノイズ低減ステップは、
前記動きベクトルの境界画素を検出し、前記検出された境界画素を示す動きベクトル境界画素情報を生成する動きベクトル境界検出ステップと、
前記着目フレームと前記ノイズ低減用参照フレームとの間における画素値変化率を解析し、前記画素値変化率の解析結果情報を生成する画素値変化率解析ステップと、
前記動きベクトル境界画素情報及び前記画素値変化率の解析結果情報を用いて前記ノイズ低減フレームの生成を行うノイズ低減フレーム生成ステップと
を有し、
前記画素値変化率解析ステップにおいて生成された前記画素値変化率の解析結果情報は、前記着目フレームと前記ノイズ低減用参照フレームとの間における同じ座標の画素の画素値の変化を、前記着目フレームの画素毎に、予め決められた複数の画素値変化パターンのいずれに分類されるかを示す情報である
ことを特徴とする映像処理方法。 - 放送波を受信し、前記放送波に含まれる映像情報の復号化を行う放送受信部と、
前記放送受信部から動画像を構成する一連の複数のフレームを受け取り、前記一連の複数のフレームの1つを着目フレームとし、前記着目フレームより時間的に先行するフレーム及び時間的に後続するフレームの少なくとも一方を動き検出用参照フレームとして用いて、前記着目フレームと前記動き検出用参照フレームとの間の動きを推定し、前記着目フレームを構成する画素単位の動きベクトルを検出する動き検出部と、
前記動き検出部によって検出された前記動きベクトル、前記着目フレーム、及び前記着目フレームより時間的に先行するフレーム及び時間的に後続するフレームの少なくとも一方であるノイズ低減用参照フレームを用いて、前記着目フレームのノイズが低減されたノイズ低減フレームを生成するノイズ低減部と
を有し、
前記ノイズ低減部は、
前記動きベクトルの境界画素を検出し、前記検出された境界画素を示す動きベクトル境界画素情報を生成する動きベクトル境界検出手段と、
前記着目フレームと前記ノイズ低減用参照フレームとの間における画素値変化率を解析し、前記画素値変化率の解析結果情報を生成する画素値変化率解析手段と、
前記動きベクトル境界画素情報及び前記画素値変化率の解析結果情報を用いて前記ノイズ低減フレームの生成を行う補正手段と
を有し、
前記画素値変化率解析手段によって生成された前記画素値変化率の解析結果情報は、前記着目フレームと前記ノイズ低減用参照フレームとの間における同じ座標の画素の画素値の変化を、前記着目フレームの画素毎に、予め決められた複数の画素値変化パターンのいずれに分類されるかを示す情報である
ことを特徴とする放送受信装置。 - 前記ノイズ低減フレームを記憶する記憶部をさらに有し、
前記ノイズ低減部は、過去に生成された少なくとも1枚のノイズ低減フレームを前記記憶部から読み出し、前記ノイズ低減用参照フレームとして用いる
ことを特徴とする請求項7に記載の放送受信装置。 - 映像を撮影し動画像を構成する一連の複数のフレームデータを生成する撮像部と、
前記撮像部から動画像を構成する一連の複数のフレームを受け取り、前記一連の複数のフレームの1つを着目フレームとし、前記着目フレームより時間的に先行するフレーム及び時間的に後続するフレームの少なくとも一方を動き検出用参照フレームとして用いて、前記着目フレームと前記動き検出用参照フレームとの間の動きを推定し、前記着目フレームを構成する画素単位の動きベクトルを検出する動き検出部と、
前記動き検出部によって検出された前記動きベクトル、前記着目フレーム、及び前記着目フレームより時間的に先行するフレーム及び時間的に後続するフレームの少なくとも一方であるノイズ低減用参照フレームを用いて、前記着目フレームのノイズが低減されたノイズ低減フレームを生成するノイズ低減部と
を有し、
前記ノイズ低減部は、
前記動きベクトルの境界画素を検出し、前記検出された境界画素を示す動きベクトル境界画素情報を生成する動きベクトル境界検出手段と、
前記着目フレームと前記ノイズ低減用参照フレームとの間における画素値変化率を解析し、前記画素値変化率の解析結果情報を生成する画素値変化率解析手段と、
前記動きベクトル境界画素情報及び前記画素値変化率の解析結果情報を用いて前記ノイズ低減フレームの生成を行う補正手段と
を有し、
前記画素値変化率解析手段によって生成された前記画素値変化率の解析結果情報は、前記着目フレームと前記ノイズ低減用参照フレームとの間における同じ座標の画素の画素値の変化を、前記着目フレームの画素毎に、予め決められた複数の画素値変化パターンのいずれに分類されるかを示す情報である
ことを特徴とする映像撮影装置。 - 前記ノイズ低減フレームを記憶する記憶部をさらに有し、
前記ノイズ低減部は、過去に生成された少なくとも1枚のノイズ低減フレームを前記記憶部から読み出し、前記ノイズ低減用参照フレームとして用いる
ことを特徴とする請求項9に記載の映像撮影装置。 - 動画像を構成する一連の複数のフレームを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されている前記一連の複数のフレームの1つを着目フレームとし、前記着目フレームより時間的に先行するフレーム及び時間的に後続するフレームの少なくとも一方を動き検出用参照フレームとして用いて、前記着目フレームと前記動き検出用参照フレームとの間の動きを推定し、前記着目フレームを構成する画素単位の動きベクトルを検出する動き検出部と、
前記動き検出部によって検出された前記動きベクトル、前記着目フレーム、及び前記着目フレームより時間的に先行するフレーム及び時間的に後続するフレームの少なくとも一方であるノイズ低減用参照フレームを用いて、前記着目フレームのノイズが低減されたノイズ低減フレームを生成するノイズ低減部と、
を有し、
前記ノイズ低減部は、
前記動きベクトルの境界画素を検出し、前記検出された境界画素を示す動きベクトル境界画素情報を生成する動きベクトル境界検出手段と、
前記着目フレームと前記ノイズ低減用参照フレームとの間における画素値変化率を解析し、前記画素値変化率の解析結果情報を生成する画素値変化率解析手段と、
前記動きベクトル境界画素情報及び前記画素値変化率の解析結果情報を用いて前記ノイズ低減フレームの生成を行う補正手段と
を有し、
前記画素値変化率解析手段によって生成された前記画素値変化率の解析結果情報は、前記着目フレームと前記ノイズ低減用参照フレームとの間における同じ座標の画素の画素値の変化を、前記着目フレームの画素毎に、予め決められた複数の画素値変化パターンのいずれに分類されるかを示す情報である
ことを特徴とする映像蓄積装置。 - 前記ノイズ低減部は、過去に生成された少なくとも1枚のノイズ低減フレームを前記記憶部から読み出し、前記ノイズ低減用参照フレームとして用いることを特徴とする請求項11に記載の映像蓄積装置。
- コンピュータに処理を実行させるプログラムであって、
前記処理は、
動画像を構成する一連の複数のフレームの1つを着目フレームとし、前記着目フレームより時間的に先行するフレーム及び時間的に後続するフレームの少なくとも一方を動き検出用参照フレームとして用いて、前記着目フレームと前記動き検出用参照フレームとの間の動きを推定し、前記着目フレームを構成する画素単位の動きベクトルを検出する動き検出処理と、
前記動き検出処理において検出された前記動きベクトル、前記着目フレーム、及び前記着目フレームより時間的に先行するフレーム及び時間的に後続するフレームの少なくとも一方であるノイズ低減用参照フレームを用いて、前記着目フレームのノイズが低減されたノイズ低減フレームを生成するノイズ低減処理と
を含み、
前記ノイズ低減処理は、
前記動きベクトルの境界画素を検出し、前記検出された境界画素を示す動きベクトル境界画素情報を生成する動きベクトル境界検出処理と、
前記着目フレームと前記ノイズ低減用参照フレームとの間における画素値変化率を解析し、前記画素値変化率の解析結果情報を生成する画素値変化率解析処理と、
前記動きベクトル境界画素情報及び前記画素値変化率の解析結果情報を用いて前記ノイズ低減フレームの生成を行うノイズ低減フレーム生成処理と
を含み、
前記画素値変化率解析処理によって生成された前記画素値変化率の解析結果情報は、前記着目フレームと前記ノイズ低減用参照フレームとの間における同じ座標の画素の画素値の変化を、前記着目フレームの画素毎に、予め決められた複数の画素値変化パターンのいずれに分類されるかを示す情報である
ことを特徴とするプログラム。
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