本発明の諸実施形態では、リソース利用効率を改善するリソース割当て方法および装置を提供する。
上述の目的を達成するために、本発明の当該実施形態では以下の技術的解決策を使用する。
第1の態様によれば、本発明は、ネットワーク上のリソース占有が第1の閾値を越えることが検出されたとき、第1のメッセージを端末に送信するステップであって、端末が端末上の指定サービスのリソース割当てを専用リソースに従って決定するように、第1のメッセージは指定サービスの専用リソースを運搬し、当該専用リソースは、端末で当該指定サービスを開始したときに選択され占有されるリソースであるステップを含む、リソース割当て方法を提供する。
第1の態様の第1の可能な実装方式では、端末が端末上の指定サービスのリソース割当てを専用リソースに従って決定することは、当該指定サービスに関するアクセス開始命令が受信されたとき、リソースが当該専用リソースから選択され占有されるように、当該専用リソースを起動状態に設定するステップを含む。
第1の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第2の可能な実装方式では、第1のメッセージはページング・メッセージまたはブロードキャスト・メッセージである。
第1の態様の第2の可能な実装方式を参照して、第3の可能な実装方式では、第1のメッセージが第1のブロードキャスト・メッセージであるとき、第1のメッセージを端末に送信した後、当該方法はさらに、修正指示を運搬する第1のページング・メッセージを端末に送信するステップと、第2のブロードキャスト・メッセージを端末に送信するステップであって、端末が指定サービスの専用リソースを停止状態に設定し、第2の指定サービスの専用リソースを起動状態に設定するように、第2のブロードキャスト・メッセージは第2の指定サービスの専用リソースを運搬するステップとを含む。
第1の態様の第4の可能な実装方式では、第1のメッセージが第3のブロードキャスト・メッセージを含み、第3のブロードキャスト・メッセージで運搬される専用リソースが指定サービスに対する専用リソース構成リストであり、指定サービスに対する専用リソース構成リストが指定サービスに対応する識別子および当該指定サービスに対応する専用リソースを含むとき、第1のメッセージを端末に送信した後、当該方法はさらに、端末が対応する専用リソースを第1の識別子に従って発見し、当該専用リソースを起動状態に設定し、端末が第1の識別子に対応する指定サービスに関するアクセス開始命令を受信したとき、リソースを当該専用リソースから選択し当該リソースを占有するように、第1の識別子を運搬する第2のページング・メッセージを端末に送信するステップを含む。
第1の態様の第5の可能な実装方式では、第1のメッセージを端末に送信した後、当該方法はさらに、端末が専用リソースを起動状態に設定し、端末が指定サービスに関するアクセス開始命令を受信したとき、リソースを当該専用リソースから選択し当該リソースを占有するように、指定サービス警告指示を運搬する第3のページング・メッセージを端末に送信するステップを含む。
第1の態様の第1の可能な実装方式または第2の可能な実装方式または第3の可能な実装方式または第4の可能な実装方式を参照して、第6の可能な実装方式では、端末が専用リソースを起動状態に設定することは、端末により、事前設定有効時間に従って専用リソースを起動状態に設定するステップであって、当該事前設定有効時間は当該専用リソースがアクティブである期間であるステップを含む。
第1の態様の第6の可能な実装方式を参照して、第7の可能な実装方式では、当該事前設定有効時間が端末で事前設定されたタイマの設定時刻であるとき、第1のメッセージを端末に送信した後、当該方法はさらに、端末がタイマを再開するように、指定サービス警告指示を運搬する第4のページング・メッセージを端末に送信するステップを含む。
第1の態様の第6の可能な実装方式を参照して、第8の可能な実装方式では、第1のメッセージを端末に送信した後、当該方法はさらに、端末が指定サービス警告情報を取得するように、指定サービス警告情報を運搬する第4のブロードキャスト・メッセージを端末に送信するステップを含む。
第1の態様の第8の可能な実装方式を参照して、第9の可能な実装方式では、端末がリソース有効時間を取得し格納し、当該リソース有効時間を事前設定有効時間として使用するように、第4のブロードキャスト・メッセージは当該リソース有効時間をさらに運搬し、当該リソース有効時間は専用リソースがアクティブである期間である。
第1の態様の第6の可能な実装方式を参照して、第10の可能な実装方式では、端末がリソース有効時間を取得し格納し、当該リソース有効時間を事前設定有効時間として使用するように、第1のメッセージは当該リソース有効時間をさらに運搬し、当該リソース有効時間が専用リソースがアクティブである期間である。
第1の態様または第1の態様の第1の可能な実装方式または第2の可能な実装方式または第3の可能な実装方式または第4の可能な実装方式または第5の可能な実装方式または第6の可能な実装方式または第7の可能な実装方式または第8の可能な実装方式または第9の可能な実装方式または第10の可能な実装方式を参照して、第11の可能な実装方式では、当該方法はさらに、ネットワーク上のリソース占有が第2の閾値未満であることが検出されたとき、第2のメッセージを端末に送信するステップであって、第2のメッセージは取消命令を運搬し、当該取消命令は、指定サービスの専用リソース上の割当て命令を取り消すように端末に指示するために使用されるステップを含む。
第2の態様によれば、本発明は、ネットワーク側により送信された第1のメッセージを受信するステップであって、第1のメッセージは指定サービスの専用リソースを運搬し、当該専用リソースは、端末上の指定サービスが開始されたとき選択され占有されるリソースであるステップと、端末上の当該指定サービスのリソース割当てが当該専用リソースに従って決定されるように、当該専用リソースを第1のメッセージから取得し、当該専用リソースを格納するステップとを含む、リソース割当て方法を提供する。
第2の態様の第1の可能な実装方式では、端末上の指定サービスのリソース割当てが専用リソースに従って決定されることは、当該指定サービスに関するアクセス開始命令が受信されたとき、リソースが当該専用リソースから選択され占有されるように、当該専用リソースを起動状態に設定するステップを含む。
第2の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第2の可能な実装方式では、第1のメッセージはページング・メッセージまたはブロードキャスト・メッセージである。
第2の態様の第2の可能な実装方式を参照して、第3の可能な実装方式では、第1のメッセージが第1のブロードキャスト・メッセージであるとき、専用リソースを起動状態に設定した後、当該方法はさらに、修正指示を運搬しネットワーク側により送信された第1のページング・メッセージが受信されたとき、第2のブロードキャスト・メッセージを取得するステップであって、第2のブロードキャスト・メッセージは第2の指定サービスの専用リソースを運搬するステップと、第2の指定サービスの専用リソースを第2のブロードキャスト・メッセージから取得し、第2の指定サービスの専用リソースを格納するステップと、当該指定サービスの専用リソースを停止状態に設定し、第2の指定サービスの専用リソースを起動状態に設定するステップとを含む。
第2の態様の第4の可能な実装方式では、第1のメッセージが第3のブロードキャスト・メッセージを含み、第3のブロードキャスト・メッセージで運搬される専用リソースが指定サービスに対する専用リソース構成リストであり、指定サービスに対する専用リソース構成リストが指定サービスに対応する識別子および当該指定サービスに対応する専用リソースを含むとき、当該専用リソースを第1のメッセージから取得し、当該専用リソースを格納した後に、当該方法はさらに、第1の識別子を運搬しネットワーク側により送信された第2のページング・メッセージが受信されたとき、第1の識別子に対応する専用リソースを検索するステップと、第1の識別子に対応する指定サービスに関するアクセス開始命令が受信されたとき、リソースが当該専用リソースから選択され占有されるように、当該専用リソースを起動状態に設定するステップとを含む。
第2の態様の第5の可能な実装方式では、専用リソースを第1のメッセージから取得し、当該専用リソースを格納した後に、当該方法はさらに、指定サービス警告指示を運搬しネットワーク側により送信された第3のページング・メッセージが受信されたとき、当該指定サービスに関するアクセス開始命令が受信されたときに、リソースが当該専用リソースから選択され占有されるように、当該専用リソースを起動状態に設定するステップを含む。
第2の態様の第1の可能な実装方式または第2の可能な実装方式または第3の可能な実装方式または第4の可能な実装方式または第5の可能な実装方式を参照して、第6の可能な実装方式では、専用リソースを起動状態に設定するステップは、事前設定有効時間に従って当該専用リソースを起動状態に設定するステップであって、当該事前設定有効時間は当該専用リソースがアクティブである期間であるステップを含む。
第2の態様の第6の可能な実装方式を参照して、第7の可能な実装方式では、事前設定有効時間が端末で事前設定されたタイマの設定時刻であるとき、事前設定有効時間に従って専用リソースを起動状態に設定するステップは、タイマを開始し、当該専用リソースを起動するステップと、タイマによる計時のプロセスにおいて、指定サービス警告指示を運搬しネットワーク側により送信された第4のページング・メッセージが受信されたとき、タイマを再開するステップであって、当該専用リソースの動作状態は起動状態であるステップとを含む。
第2の態様の第6の可能な実装方式を参照して、第8の可能な実装方式では、事前設定有効時間に従って専用リソースを起動状態に設定する前に、当該方法はさらに、指定サービス警告情報を運搬しネットワーク側により送信される第4のブロードキャスト・メッセージを受信し、当該指定サービス警告情報を取得するステップを含む。
第2の態様の第8の可能な実装方式を参照して、第9の可能な実装方式では、第4のブロードキャスト・メッセージがリソース有効時間をさらに運搬し、当該リソース有効時間が専用リソースがアクティブである期間であるとき、当該方法はさらに、当該リソース有効時間を第4のブロードキャスト・メッセージから取得し、当該リソース有効時間を格納し、当該リソース有効時間を事前設定有効時間として使用するステップを含む。
第2の態様の第6の可能な実装方式を参照して、第10の可能な実装方式では、第1のメッセージはリソース有効時間をさらに運搬し、当該リソース有効時間は専用リソースがアクティブである期間であり、当該方法はさらに、当該リソース有効時間を第1のメッセージから取得し、当該リソース有効時間を格納し、当該リソース有効時間を事前設定有効時間として使用するステップを含む。
第2の態様の第6の可能な実装方式または第7の可能な実装方式または第8の可能な実装方式または第9の可能な実装方式または第10の可能な実装方式を参照して、第11の可能な実装方式では、当該方法はさらに、サービスの開始命令が受信されたとき、当該サービスが指定サービスかどうかを判定するステップと、当該サービスが指定サービスであり、専用リソースの動作状態が起動状態であるとき、当該専用リソースから、当該サービスにより占有されるリソースを選択するステップ、または、当該サービスが非指定サービスであり、当該専用リソースの動作状態が起動状態であるとき、別のリソースから、当該サービスにより占有されるリソースを選択するステップであって、当該別のリソースは専用リソースを含まないステップと、事前設定有効時間が切れたとき、当該専用リソースを停止状態に設定するステップとを含む。
第2の態様または第2の態様の第1の可能な実装方式または第2の可能な実装方式または第3の可能な実装方式または第4の可能な実装方式または第5の可能な実装方式または第6の可能な実装方式または第7の可能な実装方式または第8の可能な実装方式または第9の可能な実装方式または第10の可能な実装方式または第11の可能な実装方式を参照して、第12の可能な実装方式では、当該方法はさらに、ネットワーク側により送信された第2のメッセージを受信するステップであって、第2のメッセージは取消命令を運搬し、当該取消命令は、指定サービスの専用リソース上の割当て命令を取り消すように端末に指示するために使用されるステップと、当該取消命令を第2のメッセージから取得し、当該専用リソースを解放するステップとを含む。
第3の態様によれば、本発明は、ネットワーク上のリソース占有が第1の閾値を越えることが検出されたとき、第1のメッセージを端末に送信するように構成された送信ユニットであって、端末が端末上の当該指定サービスのリソース割当てを専用リソースに従って決定するように、第1のメッセージは指定サービスの専用リソースを運搬し、当該専用リソースは、端末で当該指定サービスを開始したときに選択され占有されるリソースである送信ユニットを備えたネットワーク装置を提供する。
第3の態様の第1の可能な実装方式では、当該送信ユニットにより送信された第1のメッセージはページング・メッセージまたはブロードキャスト・メッセージである。
第3の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第2の可能な実装方式では、第1のメッセージが第1のブロードキャスト・メッセージであるとき、当該送信ユニットはさらに、修正指示を運搬する第1のページング・メッセージを端末に送信するように構成され、第2のブロードキャスト・メッセージを端末に送信するようにさらに構成される。端末が指定サービスの専用リソースを停止状態に設定し、第2の指定サービスの専用リソースを起動状態に設定するように、第2のブロードキャスト・メッセージは第2の指定サービスの専用リソースを運搬する。
第3の態様の第3の可能な実装方式では、第1のメッセージが第3のブロードキャスト・メッセージを含み、第3のブロードキャスト・メッセージで運搬される専用リソースが指定サービスに対する専用リソース構成リストであり、指定サービスに対する専用リソース構成リストが指定サービスに対応する識別子および当該指定サービスに対応する専用リソースを含むとき、当該送信ユニットはさらに、端末が対応する専用リソースを第1の識別子に従って発見し、当該専用リソースを起動状態に設定し、端末が第1の識別子に対応する指定サービスに関するアクセス開始命令を受信したとき、リソースを当該専用リソースから選択し当該リソースを占有するように、第1の識別子を運搬する第2のページング・メッセージを端末に送信するように構成される。
第3の態様の第4の可能な実装方式では、当該送信ユニットはさらに、端末が専用リソースを起動状態に設定し、端末が指定サービスに関するアクセス開始命令を受信したとき、リソースを当該専用リソースから選択し当該リソースを占有するように、指定サービス警告指示を運搬する第3のページング・メッセージを端末に送信するように構成される。
第3の態様または第3の態様の第1の可能な実装方式または第2の可能な実装方式または第3の可能な実装方式または第4の可能な実装方式を参照して、第5の可能な実装方式では、当該送信ユニットはさらに、端末がタイマを再開するように、指定サービス警告指示を運搬する第4のページング・メッセージを端末に送信するように構成される。
第3の態様または第3の態様の第1の可能な実装方式または第2の可能な実装方式または第3の可能な実装方式または第4の可能な実装方式を参照して、第6の可能な実装方式では、当該送信ユニットはさらに、端末が指定サービス警告情報を取得するように、指定サービス警告情報を運搬する第4のブロードキャスト・メッセージを端末に送信するように構成される。
第3の態様の第6の可能な実装方式を参照して、第7の可能な実装方式では、端末がリソース有効時間を取得し格納し、当該リソース有効時間を事前設定有効時間として使用するように、当該送信ユニットにより送信された第4のブロードキャスト・メッセージはさらに当該リソース有効時間を運搬し、当該リソース有効時間は専用リソースがアクティブである期間である。
第3の態様または第3の態様の第1の可能な実装方式または第2の可能な実装方式または第3の可能な実装方式または第4の可能な実装方式を参照して、第8の可能な実装方式では、端末がリソース有効時間を取得し格納し、当該リソース有効時間を事前設定有効時間として使用するように、当該送信ユニットにより送信された第1のメッセージはさらにリソース有効時間を含み、当該リソース有効時間は専用リソースがアクティブである期間である。
第3の態様または第3の態様の第1の可能な実装方式または第2の可能な実装方式または第3の可能な実装方式または第4の可能な実装方式または第5の可能な実装方式または第6の可能な実装方式または第7の可能な実装方式または第8の可能な実装方式を参照して、第9の可能な実装方式では、当該送信ユニットはさらに、ネットワーク上のリソース占有が第2の閾値未満であることが検出されたとき、第2のメッセージを端末に送信するように構成され、第2のメッセージは取消命令を運搬し、当該取消命令は、当該指定サービスの専用リソース上の割当て命令を取り消すように端末に指示するために使用される。
第4の態様によれば、本発明は、ネットワーク側により送信された第1のメッセージを受信するように構成された受信ユニットであって、第1のメッセージは指定サービスの専用リソースを運搬し、当該専用リソースは、端末上の当該指定サービスが開始されたとき選択され占有されるリソースである受信ユニットと、端末上の当該指定サービスのリソース割当てが当該専用リソースに従って決定されるように、当該専用リソースを当該受信ユニットにより受信された第1のメッセージから取得し、当該専用リソースを格納するように構成された処理ユニットとを備えた端末を提供する。
第4の態様の第1の可能な実装方式では、当該処理ユニットは、当該指定サービスに関するアクセス開始命令が受信されたとき、リソースが専用リソースから選択され占有されるように、当該専用リソースを起動状態に設定するように構成される。
第4の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第2の可能な実装方式では、当該受信ユニットにより受信された第1のメッセージはページング・メッセージまたはブロードキャスト・メッセージである。
第4の態様の第2の可能な実装方式を参照して、第3の可能な実装方式では、当該受信ユニットにより受信された第1のメッセージが第1のブロードキャスト・メッセージであるとき、当該処理ユニットはさらに、修正指示を運搬しネットワーク側により送信された第1のページング・メッセージを当該受信ユニットが受信したとき、第2のブロードキャスト・メッセージを取得するように構成され、第2のブロードキャスト・メッセージは第2の指定サービスの専用リソースを運搬し、端末はさらに、第2の指定サービスの専用リソースを第2のブロードキャスト・メッセージから取得し、第2の指定サービスの専用リソースを格納するように構成された取得ユニットを備え、当該処理ユニットはさらに、当該指定サービスの専用リソースを停止状態に設定し、第2の指定サービスの専用リソースを起動状態に設定するように構成される。
第4の態様の第4の可能な実装方式では、当該受信ユニットにより受信された第1のメッセージが第3のブロードキャスト・メッセージであり、第3のブロードキャスト・メッセージで運搬される専用リソースが指定サービスに対する専用リソース構成リストであり、指定サービスに対する専用リソース構成リストが指定サービスに対応する識別子および当該指定サービスに対応する専用リソースを含むとき、端末はさらに、当該受信ユニットが、第1の識別子を運搬しネットワーク側により送信された第2のページング・メッセージを受信したとき、第1の識別子に対応する専用リソースを検索するように構成された検索ユニットを備え、当該処理ユニットはさらに、第1の識別子に対応する指定サービスに関するアクセス開始命令が受信されたとき、リソースが当該専用リソースから選択され占有されるように、当該専用リソースを起動状態に設定するように構成される。
第4の態様の第5の可能な実装方式では、当該処理ユニットはさらに、当該指定サービスに関するアクセス開始命令が受信されたとき、リソースが当該専用リソースから選択され占有されるように、当該受信ユニットが、指定サービス警告指示を運搬しネットワーク側により送信された第3のページング・メッセージを受信したとき、当該専用リソースを起動状態に設定するように構成される。
第4の態様の第1の可能な実装方式または第2の可能な実装方式または第3の可能な実装方式または第4の可能な実装方式または第5の可能な実装方式を参照して、第6の可能な実装方式では、当該処理ユニットはさらに、事前設定有効時間に従って専用リソースを起動状態に設定するように構成され、当該事前設定有効時間は当該専用リソースがアクティブである期間である。
第4の態様の第6の可能な実装方式を参照して、第7の可能な実装方式では、事前設定有効時間が端末で事前設定されたタイマの設定時刻であるとき、当該処理ユニットはさらに、タイマを開始し、専用リソースを起動するように構成され、さらに、タイマによる計時のプロセスにおいて、当該受信ユニットが、指定サービス警告指示を運搬しネットワーク側により送信された第4のページング・メッセージを受信したとき、タイマを再開するように構成される。当該専用リソースの動作状態は起動状態である。
第4の態様の第6の可能な実装方式を参照して、第8の可能な実装方式では、当該受信ユニットはさらに、事前設定有効時間に従って、当該処理ユニットが指定サービスの専用リソースを起動状態に設定する前に、指定サービス警告情報を運搬しネットワーク側により送信される第4のブロードキャスト・メッセージを受信し、当該指定サービス警告情報を取得するように構成される。
第4の態様の第8の可能な実装方式を参照して、第9の可能な実装方式では、当該受信ユニットにより受信された第4のブロードキャスト・メッセージがさらにリソース有効時間を運搬し、当該リソース有効時間が専用リソースがアクティブである期間であるとき、当該処理ユニットはさらに、当該リソース有効時間を第4のブロードキャスト・メッセージから取得し、当該リソース有効時間を格納し、当該リソース有効時間を事前設定有効時間として使用するように構成される。
第4の態様の第6の可能な実装方式を参照して、第10の可能な実装方式では、当該受信ユニットにより受信された第1のメッセージがさらにリソース有効時間を運搬し、当該リソース有効時間が専用リソースがアクティブである期間であるとき、当該処理ユニットはさらに、当該リソース有効時間を第1のメッセージから取得し、当該リソース有効時間を格納し、当該リソース有効時間を事前設定有効時間として使用するように構成される。
第4の態様の第6の可能な実装方式または第7の可能な実装方式または第8の可能な実装方式または第9の可能な実装方式または第10の可能な実装方式を参照して、第11の可能な実装方式では、端末はさらに、当該受信ユニットがサービスの開始命令を受信したとき、当該サービスが指定サービスかどうかを判定するように構成された決定ユニットを備える。当該処理ユニットはさらに、当該サービスが指定サービスであり、当該専用リソースの動作状態が起動状態であると当該決定ユニットが判定したとき、当該専用リソースから、当該サービスにより占有されるリソースを選択するように構成されるか、または、当該処理ユニットはさらに、当該サービスが非指定サービスであり、当該専用リソースの動作状態が起動状態であると当該決定ユニットが判定したとき、別の専用リソースから、当該サービスにより占有されるリソースを選択するように構成され、当該別のリソースは専用リソースを含まない。当該処理ユニットはさらに、当該事前設定有効時間が切れたとき、当該専用リソースを停止状態に設定するように構成される。
第4の態様または第4の態様の第1の可能な実装方式または第2の可能な実装方式または第3の可能な実装方式または第4の可能な実装方式または第5の可能な実装方式または第6の可能な実装方式または第7の可能な実装方式または第8の可能な実装方式または第9の可能な実装方式または第10の可能な実装方式または第11の可能な実装方式を参照して、第12の可能な実装方式では、当該受信ユニットはさらに、ネットワーク側により送信された第2のメッセージを受信するように構成され、第2のメッセージは取消命令を運搬し、当該取消命令は、指定サービスの専用リソース上の割当て命令を取り消すように端末に指示するために使用され、当該処理ユニットはさらに、当該取消命令を第2のメッセージから取得し、当該専用リソースを解放するように構成される。
第5の態様によれば、本発明は、ソフトウェア・プログラムとデータを格納するように構成されたメモリと、メッセージを端末に送信するように構成された無線通信モジュールと、ネットワーク上のリソース占有が第1の閾値を越えることが検出されたとき、当該無線通信モジュールを用いることによって、第1のメッセージを端末に送信するステップであって、端末が端末上の指定サービスのリソース割当てを専用リソースに従って決定するように、第1のメッセージは指定サービスの専用リソースを運搬し、当該専用リソースは、端末で当該指定サービスを開始したときに選択され占有されるリソースであるステップを特に実行するために当該メモリ内の当該ソフトウェア・プログラムを実行するように構成されたプロセッサとを備えたネットワーク装置を提供する。
第5の態様の第1の可能な実装方式では、当該無線通信モジュールにより端末に送信された第1のメッセージはページング・メッセージまたはブロードキャスト・メッセージである。
第5の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第2の可能な実装方式では、第1のメッセージが第1のブロードキャスト・メッセージであるとき、第1のメッセージを端末に送信した後、当該プロセッサはさらに、当該無線通信モジュールを用いることによって、修正指示を運搬する第1のページング・メッセージを端末に送信するステップと、当該無線通信モジュールを用いることによって、第2のブロードキャスト・メッセージを端末に送信するステップであって、端末が指定サービスの専用リソースを停止状態に設定し、第2の指定サービスの専用リソースを起動状態に設定するように、第2のブロードキャスト・メッセージは第2の指定サービスの専用リソースを運搬するステップとを実行するように構成される。
第5の態様の第3の可能な実装方式では、第1のメッセージが第3のブロードキャスト・メッセージを含み、第3のブロードキャスト・メッセージで運搬される専用リソースが指定サービスに対する専用リソース構成リストであり、指定サービスに対する専用リソース構成リストが指定サービスに対応する識別子および当該指定サービスに対応する専用リソースを含むとき、第1のメッセージを端末に送信した後、当該プロセッサはさらに、端末が対応する専用リソースを第1の識別子に従って発見し、当該専用リソースを起動状態に設定し、端末が第1の識別子に対応する指定サービスに関するアクセス開始命令を受信したとき、リソースを当該専用リソースから選択し当該リソースを占有するように、当該無線通信モジュールを用いることによって、第1の識別子を運搬する第2のページング・メッセージを端末に送信するステップを実行するように構成される。
第5の態様の第4の可能な実装方式では、第1のメッセージを端末に送信した後、当該プロセッサはさらに、端末が専用リソースを起動状態に設定し、端末が指定サービスに関するアクセス開始命令を受信したとき、リソースを当該専用リソースから選択し当該リソースを占有するように、当該無線通信モジュールを用いることによって、指定サービス警告指示を運搬する第3のページング・メッセージを端末に送信するステップを実行するように構成される。
第5の態様の第1の可能な実装方式または第2の可能な実装方式または第3の可能な実装方式または第4の可能な実装方式を参照して、第5の可能な実装方式では、事前設定有効時間が端末で事前設定されたタイマの設定時刻であるとき、第1のメッセージを端末に送信した後、当該プロセッサはさらに、端末がタイマを再開するように、当該無線通信モジュールを用いることによって、指定サービス警告指示を運搬する第4のページング・メッセージを端末に送信するステップを実行するように構成される。
第5の態様の第1の可能な実装方式または第2の可能な実装方式または第3の可能な実装方式または第4の可能な実装方式を参照して、第6の可能な実装方式では、第1のメッセージを端末に送信した後、当該プロセッサはさらに、端末が指定サービス警告情報を取得するように、当該無線通信モジュールを用いることによって、指定サービス警告情報を運搬する第4のブロードキャスト・メッセージを端末に送信するステップを実行するように構成される。
第5の態様の第6の可能な実装方式を参照して、第7の可能な実装方式では、当該無線通信モジュールにより端末に送信された第4のブロードキャスト・メッセージはさらに、端末がリソース有効時間を取得し格納し、当該リソース有効時間を事前設定有効時間として使用するように、リソース有効時間を運搬し、当該リソース有効時間は専用リソースがアクティブである期間である。
第5の態様び第1の可能な実装方式または第2の可能な実装方式または第3の可能な実装方式または第4の可能な実装方式を参照して、第8の可能な実装方式では、端末がリソース有効時間を取得し格納し、当該リソース有効時間を事前設定有効時間として使用するように、当該無線通信モジュールにより端末に送信された第1のメッセージはさらにリソース有効時間を含み、当該リソース有効時間は専用リソースがアクティブである期間である。
第5の態様または第5の態様の第1の可能な実装方式または第2の可能な実装方式または第3の可能な実装方式または第4の可能な実装方式または第5の可能な実装方式または第6の可能な実装方式または第7の可能な実装方式または第8の可能な実装方式を参照して、第9の可能な実装方式では、当該プロセッサはさらに、ネットワーク上のリソース占有が第2の閾値未満であることが検出されたとき、当該無線通信モジュールを用いることで第2のメッセージを端末に送信するステップであって、第2のメッセージは取消命令を運搬し、当該取消命令は、当該指定サービスの専用リソース上の割当て命令を取り消すように端末に指示するために使用されるステップを実行するように構成される。
第6の態様によれば、本発明は、ソフトウェア・プログラムとデータを格納するように構成されたメモリと、メッセージを受信し、ネットワーク側により送信されたメッセージを処理のためにプロセッサに提供するように構成された無線通信モジュールと、ネットワーク側により送信された第1のメッセージを受信するステップであって、第1のメッセージは指定サービスの専用リソースを運搬し、当該専用リソースは、端末で当該指定サービスを開始したときに選択され占有されるリソースであるステップと、端末上の当該指定サービスのリソース割当てが当該専用リソースに従って決定されるように、当該専用リソースを第1のメッセージから取得し、当該専用リソースを格納するステップとを特に実行するために当該メモリ内の当該ソフトウェア・プログラムを実行するように構成された当該プロセッサとを備えた端末を提供する。
第6の態様の第1の可能な実装方式では、当該プロセッサはさらに、指定サービスに関するアクセス開始命令が受信されたとき、リソースが専用リソースから選択され占有されるように、専用リソースを起動状態に設定するステップを実行するように構成される。
第6の態様の第1の可能な実装方式を参照して、第2の可能な実装方式では、当該無線通信モジュールにより受信された第1のメッセージはページング・メッセージまたはブロードキャスト・メッセージである。
第6の態様の第2の可能な実装方式を参照して、第3の可能な実装方式では、第1のメッセージが第1のブロードキャスト・メッセージであるとき、当該プロセッサはさらに、修正指示を運搬しネットワーク側により送信された第1のページング・メッセージが受信されたとき、第2のブロードキャスト・メッセージを取得するステップであって、第2のブロードキャスト・メッセージは第2の指定サービスの専用リソースを運搬するステップと、第2の指定サービスの専用リソースを第2のブロードキャスト・メッセージから取得し、第2の指定サービスの専用リソースを格納するステップと、当該指定サービスの専用リソースを停止状態に設定し、第2の指定サービスの専用リソースを起動状態に設定するステップとを実行するように構成される。
第6の態様の第4の可能な実装方式では、第1のメッセージが第3のブロードキャスト・メッセージを含み、第3のブロードキャスト・メッセージで運搬される専用リソースが指定サービスに対する専用リソース構成リストであり、指定サービスに対する専用リソース構成リストが指定サービスに対応する識別子および当該指定サービスに対応する専用リソースを含むとき、当該プロセッサはさらに、第1の識別子を運搬しネットワーク側により送信された第2のページング・メッセージが受信されたとき、第1の識別子に対応する専用リソースを検索するステップと、第1の識別子に対応する指定サービスに関するアクセス開始命令が受信されたとき、リソースが当該専用リソースから選択され占有されるように、当該専用リソースを起動状態に設定するステップとを実行するように構成される。
第6の態様の第5の可能な実装方式では、当該プロセッサはさらに、指定サービス警告指示を運搬しネットワーク側により送信された第3のページング・メッセージが受信されたとき、指定サービスに関するアクセス開始命令が受信されたとき、リソースが専用リソースから選択され占有されるように、当該専用リソースを起動状態に設定するステップを実行するように構成される。
第6の態様の第1の可能な実装方式または第2の可能な実装方式または第3の可能な実装方式または第4の可能な実装方式または第5の可能な実装方式を参照して、第6の可能な実装方式では、当該プロセッサはさらに、事前設定有効時間に従って専用リソースを起動状態に設定するステップであって、当該事前設定有効時間は当該専用リソースがアクティブである期間であるステップを実行するように構成される。
第6の態様の第6の可能な実装方式を参照して、第7の可能な実装方式では、事前設定有効時間が端末で事前設定されたタイマの設定時刻であるとき、当該プロセッサはさらに、タイマを開始し、専用リソースを起動するステップと、タイマによる計時のプロセスにおいて、指定サービス警告指示を運搬しネットワーク側により送信された第4のページング・メッセージが受信されたとき、タイマを再開するステップであって、当該専用リソースの動作状態は起動状態であるステップとを実行するように構成される。
第6の態様の第6の可能な実装方式を参照して、第8の可能な実装方式では、事前設定有効時間に従って専用リソースを起動状態に設定する前に、当該プロセッサはさらに、指定サービス警告情報を運搬しネットワーク側により送信される第4のブロードキャスト・メッセージを受信し、当該指定サービス警告情報を取得するステップを実行するように構成される。
第6の態様の第8の可能な実装方式を参照して、第9の可能な実装方式では、第4のブロードキャスト・メッセージがリソース有効時間をさらに運搬し、当該リソース有効時間が専用リソースがアクティブである期間であるとき、当該プロセッサはさらに、当該リソース有効時間を第4のブロードキャスト・メッセージから取得し、当該リソース有効時間を格納し、当該リソース有効時間を事前設定有効時間として使用するステップを実行するように構成される。
第6の態様の第6の可能な実装方式を参照して、第10の可能な実装方式では、第1のメッセージはリソース有効時間をさらに運搬し、当該リソース有効時間が専用リソースがアクティブである期間であるとき、当該プロセッサはさらに、当該リソース有効時間を第1のメッセージから取得し、当該リソース有効時間を格納し、当該リソース有効時間を事前設定有効時間として使用するステップを実行するように構成される。
第6の態様の第6の可能な実装方式または第7の可能な実装方式または第8の可能な実装方式または第9の可能な実装方式または第10の可能な実装方式を参照して、第11の可能な実装方式では、当該プロセッサはさらに、サービスの開始命令が受信されたとき、当該サービスが指定サービスかどうかを判定するステップと、当該サービスが指定サービスであり、専用リソースの動作状態が起動状態であるとき、当該専用リソースから、当該サービスにより占有されるリソースを選択するステップ、または、当該サービスが非指定サービスであり、当該専用リソースの動作状態が起動状態であるとき、別のリソースから、当該サービスにより占有されるリソースを選択するステップであって、当該別のリソースは専用リソースを含まないステップと、当該事前設定有効時間が切れたとき、当該専用リソースを停止状態に設定するステップとを実行するように構成される。
第6の態様または第6の態様の第1の可能な実装方式または第2の可能な実装方式または第3の可能な実装方式または第4の可能な実装方式または第5の可能な実装方式または第6の可能な実装方式または第7の可能な実装方式または第8の可能な実装方式または第9の可能な実装方式または第10の可能な実装方式または第11の可能な実装方式を参照して、第12の可能な実装方式では、当該プロセッサはさらに、ネットワーク側により送信された第2のメッセージを受信するステップであって、第2のメッセージは取消命令を運搬し、当該取消命令は、指定サービスの専用リソース上の割当て命令を取り消すように端末に指示するために使用されるステップと、当該取消命令を第2のメッセージから取得し、当該専用リソースを解放するステップとを実行するように構成される。
本発明の諸実施形態で提供するリソース割当て方法および装置によれば、ネットワーク上のリソース占有が第1の閾値を越えたことを検出したとき、ネットワーク側は第1のメッセージを端末に送信する。端末が端末上の指定サービスのリソース割当てを専用リソースに従って決定するように、第1のメッセージは指定サービスの専用リソースを運搬し、当該専用リソースは、端末で当該指定サービスを開始したときに選択され占有されるリソースである。本発明の諸実施形態では、専用リソースが偶発的事象に関連する指定サービスに割り当てられるときに占有される専用リソースを保持することに起因するネットワーク上のリソースの利用効率が低下するという先行技術の問題が解決され、それにより、リソース利用効率が向上する。
本発明の諸実施形態の技術的解決策をより明確に説明するために、以下では本発明の諸実施形態を説明するのに必要な添付図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明における添付図面は本発明の幾つかの実施形態を示すにすぎず、当業者は創造的作業なしにこれらの添付図面から他の図面を導出することができる。
以下で、本発明の諸実施形態の添付図面を参照して本発明の諸実施形態の技術的解決策を明確かつ十分に説明する。明らかに、説明する実施形態は本発明の実施形態の一部にすぎず全部ではない。当業者が創造的作業なしに本発明の諸実施形態に基づいて取得する他の全ての実施形態は本発明の保護範囲に入るものとする。
実施形態1
本発明の1実施形態ではリソース割当て方法を提供し、本発明の当該実施形態はネットワーク側により実施される。図1に示すように、当該方法は以下のステップを含む。
101で、ネットワーク上のリソース占有が第1の閾値を越えることが検出されたとき、第1のメッセージを端末に送信する。端末が端末上の指定サービスのリソース割当てを専用リソースに従って決定するように、第1のメッセージは指定サービスの専用リソースを運搬し、当該専用リソースは、端末で当該指定サービスを開始したときに選択され占有されるリソースである。
ネットワーク側が基地局または別のネットワーク装置であってもよく、本明細書では限定されない。
第1のメッセージはページング・メッセージまたはブロードキャスト・メッセージである。第1のメッセージがブロードキャスト・メッセージであるとき、先行技術では、ネットワーク側が当該ブロードキャスト・メッセージを定期的に送信する。例えば、当該ブロードキャスト・メッセージがSIB2(system information block2、システム情報ブロック2)であるとき、当該実施形態では、当該SIB2の無線リソース構成設定(radio Resource Config Common)におけるRACH構成設定(rach−Config Common)が専用リソースを運搬する。例えば、当該専用リソースはアクセス・チャネル・リソースおよび/またはアクセス・コード・リソースである。
当該指定サービスが、緊急サービスであってもよく、または、端末により予め設定された相対的に高いアクセス・レベルを有するサービスのような高優先度のサービスであってもよい。当該指定サービスの具体的な範囲は本明細書では限定されない。
ネットワーク側はネットワーク上のリソース占有を検出し続け、ネットワーク上のリソース占有が第1の閾値を超過したことが検出されたとき、例えば、第1の閾値が70%であるとき、ネットワーク側は専用リソースを当該指定サービスに割り当てる。例えば、当該指定サービスが緊急サービスであるとき、当該実施形態では当該緊急サービスがアクセスを取得できないという問題を回避することができる。
本発明の当該実施形態で提供するリソース割当て方法によれば、ネットワーク上のリソース占有が第1の閾値を越えたことを検出したとき、ネットワーク側は第1のメッセージを端末に送信する。端末が端末上の指定サービスのリソース割当てを専用リソースに従って決定するように、第1のメッセージは指定サービスの専用リソースを運搬し、当該専用リソースは、端末で当該指定サービスを開始したときに選択され占有されるリソースである。本発明の当該実施形態では、当該専用リソースが偶発的事象に関連する指定サービスに割り当てられるときに占有される専用リソースを保持することに起因するネットワーク上のリソースの利用効率が低下するという先行技術の問題が解決され、それにより、リソース利用効率が向上する。
それに対応して、本発明の1実施形態ではリソース割当て方法をさらに提供する。本発明の当該実施形態は端末により実施される。図2に示すように、当該方法は以下のステップを含む。
201で、ネットワーク側により送信された第1のメッセージを受信する。第1のメッセージは指定サービスの専用リソースを運搬し、当該専用リソースは、端末で当該指定サービスを開始したときに選択され占有されるリソースである。
ネットワーク側が基地局または別のネットワーク装置であってもよく、本明細書では限定されない。
第1のメッセージはページング・メッセージまたはブロードキャスト・メッセージである。第1のメッセージがブロードキャスト・メッセージであるとき、先行技術では、ネットワーク側が当該ブロードキャスト・メッセージを定期的に送信する。例えば、当該ブロードキャスト・メッセージがSIB2(system information block2、システム情報ブロック2)であるとき、当該実施形態では、当該SIB2の無線リソース構成設定(radio Resource Config Common)におけるRACH構成設定(rach−Config Common)が専用リソースを運搬する。例えば、当該専用リソースはアクセス・チャネル・リソースおよび/またはアクセス・コード・リソースである。
当該指定サービスが、110、120、または119のような緊急サービスであってもよく、または、端末により予め設定された相対的に高いアクセス・レベルを有するサービスのような高優先度のサービスであってもよい。当該指定サービスの具体的な範囲は本明細書では限定されない。
202で、端末上の指定サービスのリソース割当てが専用リソースに従って決定されるように、当該専用リソースを第1のメッセージから取得し当該専用リソースを格納する。
本発明の当該実施形態で提供するリソース割当て方法によれば、端末はネットワーク側により送信された第1のメッセージを受信し、端末上の指定サービスのリソース割当てが専用リソースに従って決定されるように、当該専用リソースを第1のメッセージから取得し、当該専用リソースを格納する。第1のメッセージは指定サービスの専用リソースを運搬し、当該専用リソースは、端末で当該指定サービスを開始したときに選択され占有されるリソースである。本発明の当該実施形態では、当該専用リソースが偶発的事象に関連する指定サービスに割り当てられるときに占有される専用リソースを保持することに起因するネットワーク上のリソースの利用効率が低下するという先行技術の問題が解決され、それにより、リソース利用効率が向上する。
本発明の当該実施形態の第1の実装方式では、リソース割当て方法を提供する。図3に示すように、説明のために端末および基地局であるネットワーク側を用いると、当該方法は以下のステップを含む。
301で、ネットワーク上のリソース占有が第1の閾値を越えたことを検出したとき、基地局は第1のメッセージを端末に送信する。端末が端末上の指定サービスのリソース割当てを専用リソースに従って決定するように、第1のメッセージは指定サービスの専用リソースを運搬し、当該専用リソースは、端末で当該指定サービスを開始したときに選択され占有されるリソースである。
302で、端末が第1のメッセージを受信する。
第1のメッセージはページング・メッセージまたはブロードキャスト・メッセージである。第1のメッセージがブロードキャスト・メッセージであるとき、先行技術では、基地局が当該ブロードキャスト・メッセージを定期的に送信する。例えば、当該ブロードキャスト・メッセージがSIB2(system information block2、システム情報ブロック2)であるとき、当該実施形態では、当該SIB2の無線リソース構成設定(radio Resource Config Common)におけるRACH構成設定(rach−Config Common)が指定サービスの専用リソースを運搬する。例えば、当該専用リソースはアクセス・チャネル・リソースおよび/またはアクセス・コード・リソースである。
当該指定サービスが、110、120、または119のような緊急サービスであってもよく、または、端末により予め設定された相対的に高いアクセス・レベルを有するサービスのような高優先度のサービスであってもよい。当該指定サービスの具体的な範囲は本明細書では限定されない。
303で、端末が当該専用リソースを第1のメッセージから取得し、当該専用リソースを格納する。
304で、当該指定サービスに関するアクセス開始命令が受信されたとき、リソースが当該専用リソースから選択され占有されるように、端末が当該専用リソースを起動状態に設定する。
端末上の指定サービスを開始するとき、先行技術を用いることによって、リソースが、格納された専用リソースから選択されて占有される。
端末が非指定サービスの開始命令を受信すると、端末はリソースを別のリソースから選択し、当該リソースを占有する。当該別のリソースは専用リソースを含まない。
さらに、第1のメッセージがページング・メッセージであるとき、端末上の指定サービスのリソース割当てが、指定されたリソースであり当該ページング・メッセージで運搬される専用リソースに従って決定される。端末が別の更新されたページング・メッセージを受信し、当該更新されたページング・メッセージが第2の指定サービスの専用リソースを運搬するとき、端末は、第2の指定サービスの専用リソースに従って端末上の第2の指定サービスのリソース割当てを決定して、当該指定サービスのものであり第1のメッセージ内にある過去の専用リソースを置き換える。
さらに、図4に示すように、第1のメッセージが第1のブロードキャスト・メッセージであるとき、当該方法はさらに以下のステップを含む。
401で、修正指示を運搬する第1のページング・メッセージを基地局が端末に送信する。当該修正指示は、当該指定サービスの専用リソースを修正するように端末に指示するために使用される。
402で、当該修正指示を運搬し基地局により送信された第1のページング・メッセージを受信したとき、端末は、基地局により端末に送信された第2のブロードキャスト・メッセージを取得する。第2のブロードキャスト・メッセージは第2の指定サービスの専用リソースを運搬する。
サービス量、サービス強度等に関する統計値を収集することによって、現在のリソース構成が基地局の負荷要件を満たさないと判定したとき、基地局は、当該修正指示を運搬する第1のページング・メッセージを送信することによって、リソース構成を修正するように端末に指示してもよく、第2の指定サービスの専用リソースが第2のブロードキャスト・メッセージを取得することによって得られる。
403で、端末が第2の指定サービスの専用リソースを第2のブロードキャスト・メッセージから取得し、第2の指定サービスの専用リソースを格納する。
404で、端末が当該指定サービスの専用リソースを停止状態に設定し、第2の指定サービスの専用リソースを起動状態に設定する。
換言すれば、当該指定サービスの過去に設定された専用リソースの当該指定サービスによる独占が停止される、即ち、停止後に、非指定サービスが、アクセス命令が開始された後に当該指定サービスの専用リソースを占有することができる。
しかし、第2の指定サービスの専用リソースを起動状態に設定した後、第2の指定サービスは、アクセス命令が開始されたときにしか第2の指定サービスの専用リソースを占有できず、別のサービスは第2の指定サービスの専用リソースを占有することができない。
本発明の当該実施形態の第2の実装方式では、リソース割当て方法を提供する。図5に示すように、説明のために端末および基地局であるネットワーク側を用いると、当該方法は以下のステップを含む。
501で、ネットワーク上のリソース占有が第1の閾値を越えたことを検出したとき、基地局が第3のブロードキャスト・メッセージを端末に送信する。第3のブロードキャスト・メッセージは指定サービスに対する専用リソース構成リストを運搬し、指定サービスに対する専用リソース構成リストは指定サービスに対応する識別子および当該指定サービスに対応する専用リソースを含む。
502で、端末が第3のブロードキャスト・メッセージを受信する。
503で、端末が、指定サービスに対する専用リソース構成リストを第3のブロードキャスト・メッセージから取得し、指定サービスに対する専用リソース構成リストを格納する。
先行技術では、基地局がブロードキャスト・メッセージを定期的に送信する。例えば、第3のブロードキャスト・メッセージがSIB2(system information block2、システム情報ブロック2)であるとき、当該実施形態では、当該SIB2の無線リソース構成設定(radio Resource Config Common)におけるRACH構成設定(rach−Config Common)が指定サービスに対する専用リソース構成リストを運搬する。例えば、当該専用リソースはアクセス・チャネル・リソースおよび/またはアクセス・コード・リソースである。
当該指定サービスが、110、120、または119のような緊急サービスであってもよく、または、端末により予め設定された相対的に高いアクセス・レベルを有するサービスのような高優先度のサービスであってもよい。当該指定サービスの具体的な範囲は本明細書では限定されない。
指定サービスに対する専用リソース構成リストは指定サービスに対応する識別子および当該指定サービスに対応する専用リソースを含む。例えば、緊急サービスに対応する識別子は1であり、高優先度サービスに対応する識別子は2である。当該緊急サービスと当該高優先度サービスはそれぞれ対応する専用リソースを有する。当該リストにおける指定サービスの量は本明細書では限定されない。
504で、基地局が、第1の識別子を運搬する第2のページング・メッセージを端末に送信する。
505で、第1の識別子を運搬し基地局により送信された第2のページング・メッセージを受信したとき、端末が第1の識別子に対応する専用リソースを検索する。
506で、第1の識別子に対応する指定サービスに関するアクセス開始命令が受信されたとき、リソースが当該専用リソースから選択され占有されるように、当該専用リソースを起動状態に設定する。
例えば、端末により受信された第1の識別子が1であるとき、当該識別子1に対応する専用リソースが検索され、当該専用リソースが起動される。即ち、緊急サービスに対応する専用リソースが起動され、非緊急サービスは当該専用リソースを占有することができない。
本発明の当該実施形態の第3の実装方式では、リソース割当て方法を提供する。図6に示すように、説明のために端末および基地局であるネットワーク側を用いると、当該方法は以下のステップを含む。
601で、ネットワーク上のリソース占有が第1の閾値を越えたことを検出したとき、基地局は第1のメッセージを端末に送信する。第1のメッセージは指定サービスの専用リソースを運搬し、当該専用リソースは、端末で当該指定サービスを開始したときに選択され占有されるリソースである。
602で、端末が第1のメッセージを受信する。
第1のメッセージはページング・メッセージまたはブロードキャスト・メッセージである。第1のメッセージがブロードキャスト・メッセージであるとき、先行技術では、基地局が当該ブロードキャスト・メッセージを定期的に送信する。例えば、当該ブロードキャスト・メッセージがSIB2(system information block2、システム情報ブロック2)であるとき、当該実施形態では、当該SIB2の無線リソース構成設定(radio Resource Config Common)におけるRACH構成設定(rach−Config Common)が指定サービスの専用リソースを運搬する。例えば、当該専用リソースはアクセス・チャネル・リソースおよび/またはアクセス・コード・リソースである。
当該指定サービスが、110、120、または119のような緊急サービスであってもよく、または、端末により予め設定された相対的に高いアクセス・レベルを有するサービスのような高優先度のサービスであってもよい。当該指定サービスの具体的な範囲は本明細書では限定されない。
603で、端末が当該専用リソースを第1のメッセージから取得し、当該専用リソースを格納する。
604で、基地局が指定サービス警告指示を運搬する第3のページング・メッセージを端末に送信する。
605で、当該指定サービス警告指示を運搬する第3のページング・メッセージを受信したとき、端末が当該指定サービスに関するアクセス開始命令が受信されたときにリソースが専用リソースから選択され占有されるように、当該専用リソースを起動状態に設定する。
指定サービス警告指示、例えば、地震または津波警告指示のような緊急サービス警告指示を基地局で送信する必要があるとき、基地局は当該指定サービス警告指示を運搬する第3のページング・メッセージを送出して、端末に通知する。
本発明の当該実施形態の第4の実装方式では、リソース割当て方法を提供する。端末および基地局であるネットワーク側を説明に用いる。当該実装方式では、事前設定有効時間内において、指定サービスがアクセスの取得に成功できることを保証するように、専用リソースがアクティブである期間を当該事前設定有効時間を用いて設定してもよい。図7に示すように、当該方法は以下のステップを含む。
701で、ネットワーク上のリソース占有が第1の閾値を越えたことを検出したとき、基地局は第1のメッセージを端末に送信する。第1のメッセージは指定サービスの専用リソースを運搬し、当該専用リソースは、端末で当該指定サービスを開始したときに選択され占有されるリソースである。
702で、端末が第1のメッセージを受信する。
第1のメッセージはページング・メッセージまたはブロードキャスト・メッセージである。第1のメッセージがブロードキャスト・メッセージであるとき、先行技術では、基地局が当該ブロードキャスト・メッセージを定期的に送信する。例えば、当該ブロードキャスト・メッセージがSIB2(system information block2、システム情報ブロック2)であるとき、当該実施形態では、当該SIB2の無線リソース構成設定(radio Resource Config Common)におけるRACH構成設定(rach−Config Common)が指定サービスの専用リソースを運搬する。例えば、当該専用リソースはアクセス・チャネル・リソースおよび/またはアクセス・コード・リソースである。
当該指定サービスが、110、120、または119のような緊急サービスであってもよく、または、端末により予め設定された相対的に高いアクセス・レベルを有するサービスのような高優先度のサービスであってもよい。当該指定サービスの具体的な範囲は本明細書では限定されない。
703で、端末が当該専用リソースを第1のメッセージから取得し、当該専用リソースを格納する。
704で、端末が事前設定有効時間に従って当該専用リソースを起動状態に設定する。当該事前設定有効時間は当該専用リソースがアクティブである期間である。
当該事前設定有効時間を、固定値または変数を用いて設定してもよい。具体的な実装方式を以下に示す。
方式1
a1で、端末でタイマを開始し、専用リソースを起動する。
タイマは端末で固定され、タイマの設定時間は事前設定有効時間、例えば、2秒である。タイマの機能は、タイマによる計時のプロセスにおいて、専用リソースが起動状態であるときに、指定サービスが開始されたときのみ当該専用リソースを占有でき、非指定サービスが当該専用リソースを占有できないというものである。
a2で、タイマによる計時のプロセスにおいて、指定サービス警告指示を運搬し基地局により送信される第4のページング・メッセージが受信されたとき、タイマを再開する。当該専用リソースの動作状態は起動状態である。
タイマによる計時のプロセスにおいて、当該指定サービス警告指示を運搬する第4のページング・メッセージを再度受信したときに、タイマが再開され、当該専用リソースの動作状態は起動状態を保ち続ける。
方式2
端末が事前設定有効時間に従って専用リソースを起動状態に設定する前に、端末は、指定サービス警告情報を運搬し基地局により送信される第4のブロードキャスト・メッセージを受信し、当該指定サービス警告情報を取得する。第4のブロードキャスト・メッセージがリソース有効時間をさらに運搬し、当該リソース有効時間は専用リソースがアクティブである期間である。
当該リソース有効時間は第4のブロードキャスト・メッセージから取得されて格納され、当該リソース有効時間は事前設定有効時間として使用される。
当該事前設定有効時間を、基地局により送信されたメッセージ内で設定してもよい。専用リソースの利用は、端末で設定されたタイマの固定値を使用するのではなく、当該メッセージ内の変数に従って動的に制御される。
方式3
基地局により端末に送信された第1のメッセージがリソース有効時間を運搬するとき、当該リソース有効時間が第1のメッセージから取得されて格納され、当該リソース有効時間が事前設定有効時間として使用される。
端末が当該事前設定有効時間内であるとき、および、端末でサービスが開始されたとき、図8に示すように、リソース選択と占有が以下のステップを用いて実装される。
801で、サービスの開始命令を受信したとき、端末は当該サービスが指定サービスかどうかを判定する。
端末は先ず、そのアクセスが命令開始をトリガしたサービスが指定サービスであるかどうかを判定する。例えば、当該指定サービスが緊急サービスであるとき、端末は、先行技術を用いることによって当該緊急サービスの決定を実施してもよい。
802で、当該サービスが指定サービスであり、当該専用リソースの動作状態が起動状態であるとき、当該専用リソースから、当該サービスにより占有されるリソースを選択する。
当該サービスが指定サービスであり、当該指定サービスの専用リソースの動作状態が起動状態であると端末が判定したとき、先行技術を用いることによってリソースが当該専用リソースから選択され、先行技術は当該指定サービスに対する接続を確立するプロセスにおけるアクセスと占有のために使用される。
803で、当該サービスが非指定サービスであり、当該専用リソースの動作状態が起動状態であるとき、別のリソースから、当該サービスにより占有されるリソースを選択する。当該別のリソースは専用リソースを含まない。
当該サービスが非指定サービスであり、専用リソースの動作状態が起動状態であると端末が判定したとき、接続を確立するプロセスにおいて当該非指定サービスによりアクセスおよび占有できるリソースは、先行技術を用いて別のリソースから、即ち、当該専用リソースを含まないリソースから選択される。したがって、非指定サービスが指定サービスに影響を及ぼすという問題が回避される。当該問題は、端末上の指定サービスを開始する必要があるときに、アクセスを取得するためにリソースが選択され、非指定サービスもアクセスを取得するために同一のリソースを選択できるため当該指定サービスと非指定サービスの間で衝突が発生することに起因する。
804で、事前設定有効時間が切れたとき、当該専用リソースを停止状態に設定する。
この場合、非指定サービスが、占有のためのリソースを任意に選択することができる。
当該実装方式を上述の4つの実装方式に適用してもよい。即ち、専用リソースの利用時間を、事前設定有効時間を用いて制限してもよい。あるいは、当該事前設定有効時間を制限しなくともよく、当該専用リソースでの起動は、端末により基地局からメッセージを受信することにより実施される。
本発明の当該実施形態では、専用リソースの起動および停止が制御される、その結果、端末が大量のアクセス命令を受信したときに指定サービスがブロックされるという問題が解決され、リソースを十分に使用してリソース利用率を改善することができる。
本発明の当該実施形態の第5の実装方式では、リソース割当て方法を提供する。図9に示すように、説明のために端末および基地局であるネットワーク側を用いると、当該方法はさらに以下を含む。
901で、ネットワーク上のリソース占有が第2の閾値未満であると検出したとき、基地局は第2のメッセージを端末に送信する。第2のメッセージは取消命令を運搬し、当該取消命令は、指定サービスの専用リソース上の割当て命令を取り消すように端末に指示するために使用される。
基地局はネットワーク上のリソース占有を検出し続ける。ネットワーク上のリソース占有が第2の閾値未満であることが検出されたとき、例えば、第2の閾値が30%であるとき、基地局はもはや専用リソースを指定サービスに割り当てない。
902で、端末が、基地局により送信された第2のメッセージを受信する。
903で、端末が取消命令を第2のメッセージから取得し、専用リソースを解放する。
専用リソースを解放した後、当該専用リソースはもはや指定サービスにより占有されず、別のサービスにより選択され占有されうる。
当該実装方式を上述の4つの実装方式に適用してもよい。即ち、専用リソースを指定サービスに割り当ててもよく、当該専用リソースを解放してもよい。
本発明の当該実施形態をLTE(Long Term Evolution、ロング・ターム・エボリューション)およびWCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access、広域符号分割多重アクセス)に適用してもよい。
実施形態2
本発明の1実施形態ではネットワーク装置10を提供する。図10に示すように、ネットワーク装置10は送信ユニット1001を備える。
送信ユニット1001は、ネットワーク上のリソース占有が第1の閾値を越えることが検出されたとき、第1のメッセージを端末に送信するように構成される。端末が端末上の指定サービスのリソース割当てを専用リソースに従って決定するように、第1のメッセージは指定サービスの専用リソースを運搬し、当該専用リソースは、端末で当該指定サービスを開始したときに選択され占有されるリソースである。
本発明の当該実施形態で提供するネットワーク装置によれば、ネットワーク上のリソース占有が第1の閾値を越えたことを検出したとき、ネットワーク側は第1のメッセージを端末に送信する。端末が端末上の指定サービスのリソース割当てを専用リソースに従って決定するように、第1のメッセージは指定サービスの専用リソースを運搬し、当該専用リソースは、端末で当該指定サービスを開始したときに選択され占有されるリソースである。本発明の当該実施形態では、当該専用リソースが偶発的事象に関連する指定サービスに割り当てられるときに占有される専用リソースを保持することに起因するネットワーク上のリソースの利用効率が低下するという先行技術の問題が解決され、それにより、リソース利用効率が向上する。
場合によっては、当該送信ユニットにより送信された第1のメッセージはページング・メッセージまたはブロードキャスト・メッセージである。
場合によっては、第1のメッセージが第1のブロードキャスト・メッセージであるとき、当該送信ユニットはさらに、修正指示を運搬する第1のページング・メッセージを端末に送信するように構成され、第2のブロードキャスト・メッセージを端末に送信するようにさらに構成される。端末が当該指定サービスの専用リソースを停止状態に設定し、第2の指定サービスの専用リソースを起動状態に設定するように、第2のブロードキャスト・メッセージは第2の指定サービスの専用リソースを運搬する。
場合によっては、第1のメッセージが第3のブロードキャスト・メッセージを含み、第3のブロードキャスト・メッセージで運搬される専用リソースが指定サービスに対する専用リソース構成リストであり、指定サービスに対する専用リソース構成リストが指定サービスに対応する識別子および当該指定サービスに対応する専用リソースを含むとき、当該送信ユニットはさらに、端末が対応する専用リソースを第1の識別子に従って発見し、当該専用リソースを起動状態に設定し、端末が第1の識別子に対応する指定サービスに関するアクセス開始命令を受信したとき、リソースを当該専用リソースから選択し当該リソースを占有するように、第1の識別子を運搬する第2のページング・メッセージを端末に送信するように構成される。
場合によっては、当該送信ユニットはさらに、端末が専用リソースを起動状態に設定し、端末が指定サービスに関するアクセス開始命令を受信したとき、リソースを当該専用リソースから選択し当該リソースを占有するように、指定サービス警告指示を運搬する第3のページング・メッセージを端末に送信するように構成される。
場合によっては、当該送信ユニットはさらに、端末がタイマを再開するように、指定サービス警告指示を運搬する第4のページング・メッセージを端末に送信するように構成される。
場合によっては、当該送信ユニットはさらに、端末が当該指定サービス警告情報を取得するように、指定サービス警告情報を運搬する第4のブロードキャスト・メッセージを端末に送信するように構成される。
場合によっては、端末がリソース有効時間を取得し格納し、当該リソース有効時間を事前設定有効時間として使用するように、当該送信ユニットにより送信された第4のブロードキャスト・メッセージはさらにリソース有効時間を運搬し、当該リソース有効時間は専用リソースがアクティブである期間である。
場合によっては、端末がリソース 有効時間を取得し格納し、当該リソース 有効時間 を事前設定有効時間として使用するように、当該送信ユニットにより送信された第1のメッセージはさらにリソース有効時間を含み、当該リソース有効時間は専用リソースがアクティブである期間である。
場合によっては、当該送信ユニットはさらに、ネットワーク上のリソース占有が第2の閾値未満であることが検出されたとき、第2のメッセージを端末に送信するように構成される。第2のメッセージは取消命令を運搬し、当該取消命令は、当該指定サービスの専用リソース上の割当て命令を取り消すように端末に指示するために使用される。
上述のネットワーク装置10の動作プロセスについては、上述のリソース割当て方法の処理プロセスを参照されたい。
それに対応して、本発明の1実施形態では端末11をさらに提供する。図11に示すように、端末は受信ユニット111および処理ユニット112を備える。
受信ユニット111は、ネットワーク側により送信された第1のメッセージを受信するように構成される。第1のメッセージは指定サービスの専用リソースを運搬し、当該専用リソースは、端末で当該指定サービスを開始したときに選択され占有されるリソースである。
処理ユニット112は、端末上の指定サービスのリソース割当てが専用リソースに従って決定されるように、当該専用リソースを当該受信ユニットにより受信された第1のメッセージから取得し、当該専用リソースを格納するように構成される。
本発明の当該実施形態で提供する端末によれば、端末上の指定サービスのリソース割当てが専用リソースに従って決定されるように、端末はネットワーク側により送信された第1のメッセージを受信し、当該専用リソースを第1のメッセージから取得し、当該専用リソースを格納する。第1のメッセージは指定サービスの専用リソースを運搬し、当該専用リソースは、端末で当該指定サービスを開始したときに選択され占有されるリソースである。本発明の当該実施形態では、当該専用リソースが偶発的事象に関連する指定サービスに割り当てられるときに占有される専用リソースを保持することに起因するネットワーク上のリソースの利用効率が低下するという先行技術の問題が解決され、それにより、リソース利用効率が向上する。
場合によっては、当該処理ユニットは、指定サービスに関するアクセス開始命令が受信されたとき、リソースが専用リソースから選択され占有されるように、当該専用リソースを起動状態に設定するように構成される。
場合によっては、当該受信ユニットにより受信された第1のメッセージはページング・メッセージまたはブロードキャスト・メッセージである。
場合によっては、当該受信ユニットにより受信された第1のメッセージが第1のブロードキャスト・メッセージであるとき、当該処理ユニットはさらに、修正指示を運搬しネットワーク側により送信された第1のページング・メッセージを当該受信ユニットが受信したとき、第2のブロードキャスト・メッセージを取得するように構成される。第2のブロードキャスト・メッセージは第2の指定サービスの専用リソースを運搬する。
図12に示すように、端末はさらに、第2の指定サービスの専用リソースを第2のブロードキャスト・メッセージから取得し、第2の指定サービスの専用リソースを格納するように構成された取得ユニット113を備える。
当該処理ユニットはさらに、当該指定サービスの専用リソースを停止状態に設定し、第2の指定サービスの専用リソースを起動状態に設定するように構成される。
場合によっては、当該受信ユニットにより受信された第1のメッセージが第3のブロードキャスト・メッセージであり、第3のブロードキャスト・メッセージで運搬される専用リソースが指定サービスに対する専用リソース構成リストであり、指定サービスに対する専用リソース構成リストが指定サービスに対応する識別子および当該指定サービスに対応する専用リソースを含むとき、図13に示すように、端末はさらに、当該受信ユニットが、第1の識別子を運搬しネットワーク側により送信された第2のページング・メッセージを受信したとき、第1の識別子に対応する専用リソースを検索するように構成される検索ユニット114を備える。
当該処理ユニットはさらに、第1の識別子に対応する指定サービスに関するアクセス開始命令が受信されたとき、リソースが専用リソースから選択され占有されるように、当該専用リソースを起動状態に設定するように構成される。
場合によっては、当該処理ユニットはさらに、当該指定サービスに関するアクセス開始命令が受信されたとき、リソースが専用リソースから選択され占有されるように、当該受信ユニットが、指定サービス警告指示を運搬しネットワーク側により送信された第3のページング・メッセージを受信したとき、当該専用リソースを起動状態に設定するように構成される。
場合によっては、当該処理ユニットはさらに、事前設定有効時間に従って専用リソースを起動状態に設定するように構成され、当該事前設定有効時間は当該専用リソースがアクティブである期間である。
場合によっては、当該事前設定有効時間が端末で事前設定されたタイマの設定時刻であるとき、当該処理ユニットはさらに、タイマを開始し、当該専用リソースを起動するように構成され、さらに、タイマによる計時のプロセスにおいて、当該受信ユニットが、指定サービス警告指示を運搬しネットワーク側により送信された第4のページング・メッセージを受信したとき、タイマを再開するように構成される。当該専用リソースの動作状態は起動状態である。
場合によっては、当該受信ユニットはさらに、事前設定有効時間に従って、当該処理ユニットが指定サービスの専用リソースを起動状態に設定する前に、指定サービス警告情報を運搬しネットワーク側により送信される第4のブロードキャスト・メッセージを受信し、当該指定サービス警告情報を取得するように構成される。
場合によっては、当該受信ユニットにより受信された第4のブロードキャスト・メッセージがさらにリソース有効時間を運搬し、当該リソース有効時間が専用リソースがアクティブである期間であるとき、当該処理ユニットはさらに、当該リソース有効時間を第4のブロードキャスト・メッセージから取得し、当該リソース有効時間を格納し、当該リソース有効時間を事前設定有効時間として使用するように構成される。
場合によっては、当該受信ユニットにより受信された第1のメッセージがさらにリソース有効時間を運搬し、当該リソース有効時間が専用リソースがアクティブである期間であるとき、当該処理ユニットはさらに、当該リソース有効時間を第1のメッセージから取得し、当該リソース有効時間を格納し、当該リソース有効時間を事前設定有効時間として使用するように構成される。
場合によっては、図14に示すように、端末はさらに、当該受信ユニットがサービスの開始命令を受信したとき、当該サービスが指定サービスかどうかを判定するように構成される決定ユニット115を備える。
当該処理ユニットはさらに、当該サービスが指定サービスであり、当該専用リソースの動作状態が起動状態であると当該決定ユニットが判定したとき、当該専用リソースから、当該サービスにより占有されるリソースを選択するように構成される。
当該処理ユニットはさらに、当該サービスが非指定サービスであり、専用リソースの動作状態が起動状態であると当該決定ユニットが判定したとき、別の専用リソースから、当該サービスにより占有されるリソースを選択するように構成される。当該別のリソースは専用リソースを含まない。
当該処理ユニットはさらに、事前設定有効時間が切れたとき、専用リソースを停止状態に設定するように構成される。
場合によっては、当該受信ユニットはさらに、ネットワーク側により送信された第2のメッセージを受信するように構成される。第2のメッセージは取消命令を運搬し、当該取消命令は、当該指定サービスの専用リソース上の割当て命令を取り消すように端末に指示するために使用される。
当該処理ユニットはさらに、当該取消命令を第2のメッセージから取得し、当該専用リソースを解放するように構成される。
上述の端末11の動作プロセスについては、上述のリソース割当て方法の処理プロセスを参照されたい。
本発明の当該実施形態をLTEおよびWCDMA(登録商標)に適用してもよい。
実施形態3
本発明の1実施形態ではネットワーク装置15を提供する。図15に示すように、当該ネットワーク装置はメモリ151、無線通信モジュール152、およびプロセッサ153を備える。
メモリ151はソフトウェア・プログラムとデータを格納するように構成される。
無線通信モジュール152は、メッセージを端末に送信するように構成される。
プロセッサ153は特に、ネットワーク上のリソース占有が第1の閾値を越えることが検出されたとき、当該無線通信モジュールを用いることによって、第1のメッセージを端末に送信するステップであって、端末が端末上の指定サービスのリソース割当てを専用リソースに従って決定するように、第1のメッセージは指定サービスの専用リソースを運搬し、当該専用リソースは、端末で当該指定サービスを開始したときに選択され占有されるリソースであるステップを実行するために、当該メモリ内の当該ソフトウェア・プログラムを実行するように構成される。
本発明の当該実施形態で提供するネットワーク装置によれば、ネットワーク上のリソース占有が第1の閾値を越えたことを検出したとき、ネットワーク側は第1のメッセージを端末に送信する。端末が端末上の指定サービスのリソース割当てを専用リソースに従って決定するように、第1のメッセージは指定サービスの専用リソースを運搬し、当該専用リソースは、端末で当該指定サービスを開始したときに選択され占有されるリソースである。本発明の当該実施形態では、当該専用リソースが偶発的事象に関連する指定サービスに割り当てられるときに占有される専用リソースを保持することに起因するネットワーク上のリソースの利用効率が低下するという先行技術の問題が解決され、それにより、リソース利用効率が向上する。
場合によっては、当該無線通信モジュールにより端末に送信された第1のメッセージはページング・メッセージまたはブロードキャスト・メッセージである。
場合によっては、第1のメッセージが第1のブロードキャスト・メッセージであるとき、第1のメッセージを端末に送信した後、当該プロセッサはさらに、当該無線通信モジュールを用いることによって、修正指示を運搬する第1のページング・メッセージを端末に送信するステップと、当該無線通信モジュールを用いることによって、第2のブロードキャスト・メッセージを端末に送信するステップであって、端末が当該指定サービスの専用リソースを停止状態に設定し、第2の指定サービスの専用リソースを起動状態に設定するように、第2のブロードキャスト・メッセージは第2の指定サービスの専用リソースを運搬するステップとを実行するように構成される。
場合によっては、第1のメッセージが第3のブロードキャスト・メッセージを含み、第3のブロードキャスト・メッセージで運搬される専用リソースが指定サービスに対する専用リソース構成リストであり、指定サービスに対する専用リソース構成リストが指定サービスに対応する識別子および当該指定サービスに対応する専用リソースを含むとき、第1のメッセージを端末に送信した後、当該プロセッサはさらに、端末が対応する専用リソースを第1の識別子に従って発見し、当該専用リソースを起動状態に設定し、端末が第1の識別子に対応する指定サービスに関するアクセス開始命令を受信したとき、リソースを当該専用リソースから選択し当該リソースを占有するように、当該無線通信モジュールを用いることによって、第1の識別子を運搬する第2のページング・メッセージを端末に送信するステップを実行するように構成される。
場合によっては、第1のメッセージを端末に送信した後、当該プロセッサはさらに、端末が専用リソースを起動状態に設定し、端末が指定サービスに関するアクセス開始命令を受信したとき、リソースを当該専用リソースから選択し当該リソースを占有するように、当該無線通信モジュールを用いることによって、指定サービス警告指示を運搬する第3のページング・メッセージを端末に送信するステップを実行するように構成される。
場合によっては、事前設定有効時間が端末で事前設定されたタイマの設定時刻であるとき、第1のメッセージを端末に送信した後、当該プロセッサはさらに、端末がタイマを再開するように、当該無線通信モジュールを用いることによって、指定サービス警告指示を運搬する第4のページング・メッセージを端末に送信するステップを実行するように構成される。
場合によっては、第1のメッセージを端末に送信した後、当該プロセッサはさらに、端末が指定サービス警告情報を取得するように、当該無線通信モジュールを用いることによって、指定サービス警告情報を運搬する第4のブロードキャスト・メッセージを端末に送信するステップを実行するように構成される。
場合によっては、当該無線通信モジュールにより端末に送信された第4のブロードキャスト・メッセージはさらに、端末が当該リソース有効時間を取得し格納し、当該リソース有効時間を事前設定有効時間として使用するように、リソース有効時間を運搬する。当該リソース有効時間は専用リソースがアクティブである期間である。
場合によっては、端末がリソース有効時間を取得し格納し、当該リソース有効時間を事前設定有効時間として使用するように、当該無線通信モジュールにより端末に送信された第1のメッセージはさらにリソース有効時間を運搬し、当該リソース有効時間は専用リソースがアクティブである期間である。
場合によっては、当該プロセッサはさらに、ネットワーク上のリソース占有が第2の閾値未満であることが検出されたとき、当該無線通信モジュールを用いることで第2のメッセージを端末に送信するステップであって、第2のメッセージは取消命令を運搬し、当該取消命令は、指定サービスの専用リソース上の割当て命令を取り消すように端末に指示するために使用されるステップを実行するように構成される。
それに対応して、本発明の1実施形態では端末16をさらに提供する。図16に示すように、端末は、メモリ161、無線通信モジュール162、およびプロセッサ163を備える。
メモリ161はソフトウェア・プログラムとデータを格納するように構成される。
無線通信モジュール162は、メッセージを受信し、ネットワーク側により送信されたメッセージを処理のために当該プロセッサに提供するように構成される。
プロセッサ163は、特に、ネットワーク側により送信された第1のメッセージを受信するステップであって、第1のメッセージは指定サービスの専用リソースを運搬し、当該専用リソースは、端末で当該指定サービスを開始したときに選択され占有されるリソースであるステップと、端末上の指定サービスのリソース割当てが専用リソースに従って決定されるように、当該専用リソースを第1のメッセージから取得し、当該専用リソースを格納するステップとを実行するために当該メモリ内の当該ソフトウェア・プログラムを実行するように構成される。
本発明の当該実施形態で提供する端末によれば、端末はネットワーク側により送信された第1のメッセージを受信し、端末上の指定サービスのリソース割当てが専用リソースに従って決定されるように、当該専用リソースを第1のメッセージから取得し、当該専用リソースを格納する。第1のメッセージは指定サービスの専用リソースを運搬し、当該専用リソースは、端末で当該指定サービスを開始したときに選択され占有されるリソースである。本発明の当該実施形態では、当該専用リソースが偶発的事象に関連する指定サービスに割り当てられるときに占有される専用リソースを保持することに起因するネットワーク上のリソースの利用効率が低下するという先行技術の問題が解決され、それにより、リソース利用効率が向上する。
場合によっては、当該プロセッサはさらに、当該指定サービスに関するアクセス開始命令が受信されたとき、リソースが専用リソースから選択され占有されるように、当該専用リソースを起動状態に設定するステップを実行するように構成される。
場合によっては、当該無線通信モジュールにより受信された第1のメッセージはページング・メッセージまたはブロードキャスト・メッセージである。
場合によっては、第1のメッセージが第1のブロードキャスト・メッセージであるとき、当該プロセッサはさらに、修正指示を運搬しネットワーク側により送信された第1のページング・メッセージが受信されたとき、第2のブロードキャスト・メッセージを取得するステップであって、第2のブロードキャスト・メッセージは第2の指定サービスの専用リソースを運搬するステップと、第2の指定サービスの専用リソースを第2のブロードキャスト・メッセージから取得し、第2の指定サービスの専用リソースを格納するステップと、当該指定サービスの専用リソースを停止状態に設定し、第2の指定サービスの専用リソースを起動状態に設定するステップを実行するように構成される。
場合によっては、第1のメッセージが第3のブロードキャスト・メッセージを含み、第3のブロードキャスト・メッセージで運搬される専用リソースが指定サービスに対する専用リソース構成リストであり、指定サービスに対する専用リソース構成リストが指定サービスに対応する識別子および当該指定サービスに対応する専用リソースを含むとき、当該プロセッサはさらに、第1の識別子を運搬しネットワーク側により送信された第2のページング・メッセージが受信されたとき、第1の識別子に対応する専用リソースを検索するステップと、第1の識別子に対応する指定サービスに関するアクセス開始命令が受信されたとき、リソースが専用リソースから選択され占有されるように、当該専用リソースを起動状態に設定するステップを実行するように構成される。
場合によっては、当該プロセッサはさらに、指定サービス警告指示を運搬しネットワーク側により送信された第3のページング・メッセージが受信されたとき、指定サービスに関するアクセス開始命令が受信されたとき、リソースが専用リソースから選択され占有されるように、当該専用リソースを起動状態に設定するステップを実行するように構成される。
場合によっては、当該プロセッサはさらに、事前設定有効時間に従って専用リソースを起動状態に設定するステップであって、当該事前設定有効時間は当該専用リソースがアクティブである期間であるステップを実行するように構成される。
場合によっては、当該事前設定有効時間が端末で事前設定されたタイマの設定時刻であるとき、当該プロセッサはさらに、タイマを開始し、専用リソースを起動するステップと、タイマによる計時のプロセスにおいて、指定サービス警告指示を運搬しネットワーク側により送信された第4のページング・メッセージが受信されたとき、タイマを再開するステップであって、当該専用リソースの動作状態は起動状態であるステップとを実行するように構成される。
場合によっては、事前設定有効時間に従って専用リソースを起動状態に設定する前に、当該プロセッサはさらに、指定サービス警告情報を運搬しネットワーク側により送信される第4のブロードキャスト・メッセージを受信し、当該指定サービス警告情報を取得するステップを実行するように構成される。
場合によっては、第4のブロードキャスト・メッセージがリソース有効時間をさらに運搬し、当該リソース有効時間が専用リソースがアクティブである期間であるとき、当該プロセッサはさらに、当該リソース有効時間を第4のブロードキャスト・メッセージから取得し、当該リソース有効時間を格納し、当該リソース有効時間を事前設定有効時間として使用するステップを実行するように構成される。
場合によっては、第1のメッセージがリソース有効時間をさらに運搬し、当該リソース有効時間が専用リソースがアクティブである期間であるとき、当該プロセッサはさらに、当該リソース有効時間を第1のメッセージから取得し、当該リソース有効時間を格納し、当該リソース有効時間を事前設定有効時間として使用するステップを実行するように構成される。
場合によっては、当該プロセッサはさらに、サービスの開始命令が受信されたとき、当該サービスが指定サービスかどうかを判定するステップと、当該サービスが指定サービスであり、専用リソースの動作状態が起動状態であるとき、当該専用リソースから、当該サービスにより占有されるリソースを選択するステップ、または、当該サービスが非指定サービスであり、当該専用リソースの動作状態が起動状態であるとき、別のリソースから、当該サービスにより占有されるリソースを選択するステップであって、当該別のリソースは専用リソースを含まないステップと、事前設定有効時間が切れたとき、当該専用リソースを停止状態に設定するステップとを実行するように構成される。
場合によっては、当該プロセッサはさらに、ネットワーク側により送信された第2のメッセージを受信するステップであって、第2のメッセージは取消命令を運搬し、当該取消命令は、指定サービスの専用リソース上の割当て命令を取り消すように端末に指示するために使用されるステップと、当該取消命令を第2のメッセージから取得し、当該専用リソースを解放するステップとを実行するように構成される。
上述の端末16の動作プロセスについては、上述のリソース割当て方法の処理プロセスを参照されたい。
本発明の当該実施形態をLTEおよびWCDMA(登録商標)に適用してもよい。
便宜上および説明の簡単さのため、上述の機能モジュールの分割は例示のための例として用いたことは当業者には明らかに理解される。実際の適用では、上述の機能を異なる機能モジュールに割り当てて、必要に応じて実装することができる。即ち、装置の内部構造を異なる機能モジュールに分割して、上述の機能の全部または一部を実装する。上述のシステム、装置、およびユニットの詳細な動作プロセスについては、上述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照されたい。詳細についてはここで再度説明することはしない。
本明細書で提供したこれらの幾つかの実施形態において、開示したシステム、装置、および方法を他の方式で実装してもよいことは理解される。例えば、説明した装置の実施形態は例にすぎない。例えば、モジュール分割またはユニット分割は論理的な機能分割にすぎず、実際の実装では他の分割であってもよい。例えば、複数のモジュールまたはコンポーネントを組み合わせるかもしくは別のシステムに統合してもよく、または、幾つかの機能を無視するかまたは実施しなくともよい。さらに、表示または議論した相互接続または直接接続または通信接続を幾つかのインタフェースにより実装してもよい。装置またはユニットの間の間接接続または通信接続を電気的、機械的、または他の形態で実装してもよい。
別個の部分として説明したユニットが物理的に別個であってもなくてもよく、ユニットとして表示した部分が物理的なユニットであってもなくてもよく、1つの場所に配置されていてもよく、または、複数のネットワーク・ユニットに分散されてもよい。当該ユニットの一部または全部を、諸実施形態の解決策の目的を達成するための実際のニーズに従って選択してもよい。
さらに、本発明の諸実施形態の機能ユニットを1つの処理ユニットに統合してもよく、または、当該ユニットの各々が物理的に単体で存在してもよく、または、複数のユニットが1つのユニットに統合される。当該統合ユニットをハードウェアの形で実装してもよく、または、ソフトウェア機能ユニットの形で実装してもよい。
当該統合ユニットをソフトウェア機能ユニットの形で実装し独立な製品として販売または使用するときは、当該統合ユニットをコンピュータ可読記憶媒体に格納してもよい。かかる理解のもと、本発明の技術的解決策を本質的に、または先行技術に貢献する部分、または当該技術的解決策の全部または一部を、ソフトウェア製品の形で実装してもよい。当該ソフトウェア製品は記憶媒体に格納され、本発明の諸実施形態で説明した方法のステップの全部または一部を実施するようにコンピュータ装置(パーソナル・コンピュータ、サーバ、またはネットワーク装置等であってもよい)またはプロセッサに指示するための幾つかの命令を含む。上述の記憶媒体には、USBフラッシュ・ドライブ、取外し可能ハード・ディスク、読取専用メモリ(ROM、Read−Only Memory)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスクのような、プログラム・コードを格納できる任意の媒体が含まれる。
以上の説明は本発明の特定の実装方式にすぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。本発明で開示した技術的範囲内で当業者に容易に想到される任意の変形または置換えは本発明の保護範囲に入るものとする。したがって、本発明の保護範囲は特許請求の範囲の保護範囲により支配される。