JP6124294B2 - 無線通信方法 - Google Patents
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Description
以下、本実施形態における送信手続きについて、トランスミッタの機能に応じ、半二重通信方式(half-duplex)および全二重通信方式(full-duplex)の2つのケースに分けて説明する。
(第1段階)
このケースでは、図2Aに示すように、まず、共存トランスミッタ4は、基地局2と第1ホップレシーバ5との間のコミュニケーションを受信する(ステップS1)。そして、第1ホップレシーバ5および共存トランスミッタ4は、伝送されたメッセージのデコードを試みる(ステップS2)。
共存トランスミッタ4がデコード可能である場合(ステップS2:Yes)、共存トランスミッタは、基地局2からの信号をデコードするとともに、当該信号のプリコーディングを行う(ステップS3)。
(第1段階)
このケースでは、図2Bに示すように、まず、基地局2が信号の送信を行うとともに、共存トランスミッタ4が当該信号を受信する(ステップS21)。これにより、第1ホップレシーバ5のビットエラーレート(BER)が改善される。
共存トランスミッタ4が、レガシーレシーバである第1ホップレシーバ5を指定した信号のデコードを終えた後、この信号が共存トランスミッタ4から第1ホップレシーバ5へ、ノイズの影響を受けることなくリレーされる。これにより、第1ホップレシーバ5におけるBERが更に低減されるとともに、リレーの出力比が削減され、2次ネットワークにおけるBERが向上する。
第1ホップレシーバ5による受信が完了し、第1ホップレシーバ5および共存トランスミッタ4によるデコードが可能である場合、第1ホップレシーバ5と共存トランスミッタ4とが、順次送信メッセージのデコードを行う。
上述したリレーとスカラー/ベクタープレコーディングを行うため、共存トランスミッタ4は、送受信を行うペア間のチャネル情報を取得している必要がある。
レガシーネットワークや2次ネットワークにおけるノード間、例えば、(BS、第1ホップレシーバ)、(第1ホップレシーバ、第2ホップレシーバ)、(共存トランスミッタ、共存レシーバ)等についてのチャネル情報は単純に、共存トランスミッタ4が通信を行うレシーバからのフィードバック情報を受信することにより得られる。
異なるネットワーク内にトランスミッタとレシーバ、例えば、(共存トランスミッタ、第1ホップレシーバ)、(共存トランスミッタ、第2ホップレシーバ)、(第1ホップレシーバ、共存レシーバ)等が存在し、レシーバがレガシーネットワークに存在する場合、図3に示す、特別なチャネル推定手続が必要になる。以下、チャネル推定について、図3を用いて説明する。
h24=(h(2)−h(1))/c
この方式では、共存トランスミッタ4がチャネルの構成を認識できない場合でも、全てのチャネルの統計データが分かれば、電力の総量に制限がある中で行われる、制約付最適化問題を解決することによるエルゴード比の最適化を通じて、リレー比を得ることができる(ステップS49)。
この方式では、共存トランスミッタ4はチャネルに関する情報を一切保持していないと仮定される。そして、共存トランスミッタ4は、リレー比が約1で自機のデータ送信を開始するとともに、第1または第2ホップレシーバからNACK信号を受信しない場合(ステップS50:No)、当該信号を受信するまで、次第にリレー比を下げていく(ステップS52)。そして、NACK信号を受信すると(ステップS50:Yes)、共存トランスミッタ4はリレー比を上げる(ステップS51)。
共存トランスミッタ4及び各レシーバ3、6間の伝送速度を向上するため、共存トランスミッタ4は、チャネルの状況に応じて以下に示す2つの方式のうちいずれかを選択する。
以下にトランスミッタとレシーバの構成について説明する。
図6は、トランスミッタのシステム構成を示すブロック図である。トランスミッタは、データソース生成部11、チャネルコーディング・ベクタープリコーディング結合部12、チャネルコーディング部13、スカラープリコーディング部14、チャネルエンコーダ15、チャネルデコーダ19、バッファ16、ビームフォーミング・電力割当処理部17およびモジュレータ・デモジュレータ18を備えて構成されている。
図7は、レシーバのシステム構成を示すブロック図である。レシーバは、データ受信部21、チャネルデコーディング・ベクタープリコーディング結合部22、チャネルでコーディング部24、スカラープリコーディング部23、増幅・送信部25、デコード・送信部26、レシーバビームフォーミング部27、トランスミッタビームフォーミング・電力割当部28、モジュレータ・デモジュレータ29、を備えて構成されている。
2 基地局
3 共存レシーバ
4 共存トランスミッタ
5 第1ホップレシーバ
6 第2ホップレシーバ
Claims (6)
- ベクタープリコーディングを用いるマルチホップの無線通信方法であって、
基地局が第1ホップレシーバへと第1信号を送信する第1送信工程と、
前記第1信号を共存トランスミッタが受信する第1受信工程と、
前記共存トランスミッタが受信した前記第1信号を、前記共存トランスミッタと前記第1ホップレシーバとの間のチャネル情報に基づくベクタープリコーディングを用いてデコードする第1デコード工程と、
前記共存トランスミッタがデコードした前記第1信号のベクタープリコーディングを、前記共存トランスミッタおよび共存レシーバ間のチャネル情報に基づいて行うプリコーディング工程と、
ベクタープリコーディングされた前記第1信号が前記共存トランスミッタから前記共存レシーバへと送信される間に、前記共存トランスミッタにより増幅された前記第1信号が前記第1ホップレシーバへと送信される第2送信工程と、
を備えることを特徴とする無線通信方法。 - 前記共存レシーバが前記基地局から送信された前記第1信号を受信する第2受信工程と、
前記共存レシーバが受信した前記第1信号をデコードする第2デコード工程と、
前記共存レシーバから前記第1ホップレシーバに、デコードされた前記第1信号のリレーを行う第1リレー工程と、
前記第1ホップレシーバから送信された第3信号を前記共存レシーバが受信する第3受信工程と、
前記共存レシーバが受信した前記第3信号をデコードする第3デコード工程と、
前記共存レシーバから第2ホップレシーバに、デコードされた前記第3信号のリレーを行う第3リレー工程と、
を更に備えることを特徴とする請求項1記載の無線通信方法。 - 前記チャネル情報は、
前記チャネルが同一ネットワーク内のチャネルである場合には、前記共存トランスミッタが前記第1ホップレシーバからのフィードバック情報を受信することで取得され、
前記チャネルが異なるネットワーク間のチャネルであり、低速/準静的フェーディングである場合には、前記共存トランスミッタから前記第1ホップレシーバに送信されるトレーニングシーケンスと、前記トレーニングシーケンスを受信した前記第1ホップレシーバから前記共存トランスミッタへとフィードバックされる変化前の元のチャネルのチャネル情報と、に基づきリレー比を得ることで取得され、
前記チャネルが異なるネットワーク間のチャネルであり、高速フェーディングである場合であって、前記チャネルの統計データがある場合には、前記統計データを用いたエルゴード比の最適化を通じて前記リレー比を得ることで取得され、
前記チャネルが異なるネットワーク間のチャネルであり、高速フェーディングである場合であって、前記チャネルの統計データがない場合には、前記共存トランスミッタは前記リレー比を1としてデータ送信を開始するとともに、前記第1ホップレシーバからNACK信号を受信するまで前記リレー比を下げ、前記NACK信号を受信すると前記リレー比を上げる処理を通じて取得される、
ことを特徴とする請求項1または2記載の無線通信方法。 - スカラープリコーディングを用いるマルチホップの無線通信方法であって、
基地局が第1ホップレシーバへと第1信号を送信する第1送信工程と、
前記第1信号を共存トランスミッタが受信する第1受信工程と、
前記共存トランスミッタが受信した前記第1信号を増幅する第1増幅工程と、
前記共存トランスミッタが受信した前記第1信号のデコードを行う第1デコード工程と、
前記共存トランスミッタが受信した前記第1信号のスカラープリコーディングを、前記共存トランスミッタおよび共存レシーバ間のチャネル情報と、前記基地局から受信した因果的信号とを用いて行うプリコーディング工程と、
スカラープリコーディングされた前記第1信号が前記共存トランスミッタから前記共存レシーバに送信される間に、前記共存トランスミッタにより増幅された前記第1信号が第1ホップレシーバへと送信される第2送信工程と、
を備えることを特徴とする無線通信方法。 - 共存レシーバが前記基地局から送信された前記第1信号を受信する第2受信工程と、
前記共存レシーバが受信した前記第1信号を増幅する第2増幅工程と、
前記共存レシーバが増幅した前記第1信号を前記第1ホップレシーバに送信する第3送信工程と、
前記共存レシーバが前記第1信号のデコードを行う第2デコード工程と、
前記共存レシーバから第2ホップレシーバに、デコードされた前記第1信号のリレーを行う第1リレー工程と、
を更に備えることを特徴とする請求項4記載の無線通信方法。 - 前記チャネル情報は、
前記チャネルが同一ネットワーク内のチャネルである場合には、前記共存トランスミッタが前記第1ホップレシーバからのフィードバック情報を受信することで取得され、
前記チャネルが異なるネットワーク間のチャネルであり、低速/準静的フェーディングである場合には、前記共存トランスミッタから前記第1ホップレシーバに送信されるトレーニングシーケンスと、前記トレーニングシーケンスを受信した前記第1ホップレシーバから前記共存トランスミッタへとフィードバックされる変化前の元のチャネルのチャネル情報と、に基づきリレー比を得ることで取得され、
前記チャネルが異なるネットワーク間のチャネルであり、高速フェーディングである場合であって、前記チャネルの統計データがある場合には、前記統計データを用いたエルゴード比の最適化を通じて前記リレー比を得ることで取得され、
前記チャネルが異なるネットワーク間のチャネルであり、高速フェーディングである場合であって、前記チャネルの統計データがない場合には、前記共存トランスミッタは前記リレー比を1としてデータ送信を開始するとともに、前記第1ホップレシーバからNACK信号を受信するまで前記リレー比を下げ、前記NACK信号を受信すると前記リレー比を上げる処理を通じて取得される、
ことを特徴とする請求項4または5記載の無線通信方法。
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JP2013088685A JP6124294B2 (ja) | 2013-04-19 | 2013-04-19 | 無線通信方法 |
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JP2014212482A JP2014212482A (ja) | 2014-11-13 |
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