JP6120840B2 - ボイスオーバインターネットプロトコルサービス - Google Patents

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Description

本明細書で別段の指摘がない限り、本セクションで説明される手法は、本出願の請求項に対する先行技術ではなく、本セクションに含まれることによって先行技術であると認められることはない。
いくつかのモバイル通信システムでは、音声サービスは、ボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)として実施することができ、そのため、サービスは、モバイルデバイスにおいて組み立て、アップリンクチャネルを介して基地局に送信できる、データパケットとして実施することができる。そのようなシステムでは、アップリンクおよびダウンリンクチャネルの効率的な使用を実現できると有利なことがある。
本開示は、端末においてボイスオーバインターネットプロトコルサービスを提供するための例示的な方法について説明する。端末デバイスのための例示的な方法は、ボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアイドル状態中に、端末の端末バッファにおいて検出されたサイレンスディスクリプタ(silence descriptor)パケットに応答して、スケジューリング要求を基地局に送信することと、サイレンスディスクリプタパケットを送信するのに十分なリソース割り当てを含むスケジューリング信号を基地局から受信することと、受信したスケジューリング信号に応答して、サイレンスディスクリプタパケットを基地局に送信することとを含むことができる。端末デバイスのための例示的な方法は、ボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアイドル状態からボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアクティブ状態への遷移中に、端末の端末バッファにおいて検出された音声データパケットに応答して、スケジューリング要求を基地局に送信することと、リソース割り当てを含むスケジューリング信号を基地局から受信することと、受信したスケジューリング信号に応答して、バッファ状態レポートおよび音声データパケットの少なくとも一部を含むパケットを基地局に送信することも含むことができる。
本開示は、基地局においてボイスオーバインターネットプロトコルサービスを提供するための例示的な方法についても説明する。基地局のための例示的な方法は、ボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアイドル状態中に、第1のスケジューリング要求を端末から受信することと、第1のリソース割り当てを含む第1のスケジューリング信号を端末に送信することと、動的スケジューリングプロトコルに従って、サイレンスディスクリプタパケットを端末から受信することと、ボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアイドル状態からボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアクティブ状態への遷移中に、第2のスケジューリング要求を端末から受信することと、第2のリソース割り当てを含む第2のスケジューリング信号を端末に送信することと、バッファ状態レポートおよび音声データパケットの少なくとも一部を含むパケットを端末から受信することと、半永続スケジューリング信号を端末に送信することとを含むことができる。
本開示は、命令が記憶されている例示的な機械可読非一時的媒体についても説明し、命令は、実行されたときに、ボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアイドル状態中に、端末の端末バッファにおいて検出されたサイレンスディスクリプタパケットに応答して、スケジューリング要求を基地局に送信することと、サイレンスディスクリプタパケットを送信するのに十分なリソース割り当てを含むスケジューリング信号を基地局から受信することと、受信したスケジューリング信号に応答して、サイレンスディスクリプタパケットを基地局に送信することとによる、ボイスオーバインターネットプロトコルサービスの提供を端末に行わせる。
本開示は、命令が記憶されている例示的な機械可読非一時的媒体についても説明し、命令は、実行されたときに、ボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアイドル状態からボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアクティブ状態への遷移中に、端末の端末バッファにおいて検出された音声データパケットに応答して、スケジューリング要求を基地局に送信することと、リソース割り当てを含むスケジューリング信号を基地局から受信することと、受信したスケジューリング信号に応答して、バッファ状態レポートおよび音声データパケットの少なくとも一部を含むパケットを基地局に送信することとによる、ボイスオーバインターネットプロトコルサービスの提供を端末に行わせる。
本開示は、命令が記憶されている例示的な機械可読非一時的媒体についても説明し、命令は、実行されたときに、ボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアイドル状態中に、第1のスケジューリング要求を端末から受信することと、第1のリソース割り当てを含む第1のスケジューリング信号を端末に送信することと、動的スケジューリングプロトコルに従って、サイレンスディスクリプタパケットを端末から受信することと、ボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアイドル状態からボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアクティブ状態への遷移中に、第2のスケジューリング要求を端末から受信することと、第2のリソース割り当てを含む第2のスケジューリング信号を端末に送信することと、バッファ状態レポートおよび音声データパケットの少なくとも一部を含むパケットを端末から受信することと、半永続スケジューリング信号を端末に送信することとによる、ボイスオーバインターネットプロトコルサービスの提供を基地局に行わせる。
本開示は、例示的なデバイスについても説明する。いくつかの例示的なデバイスは、プロセッサと、命令が記憶されている機械可読媒体とを含むことができ、命令は、プロセッサによって実行されたときに、ボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアイドル状態中に、端末の端末バッファにおいて検出されたサイレンスディスクリプタパケットに応答して、スケジューリング要求を基地局に送信することと、サイレンスディスクリプタパケットを送信するのに十分なリソース割り当てを含むスケジューリング信号を基地局から受信することと、受信したスケジューリング信号に応答して、サイレンスディスクリプタパケットを基地局に送信することとによる、ボイスオーバインターネットプロトコルサービスの提供をデバイスに行わせる。
いくつかの例示的なデバイスは、プロセッサと、命令が記憶されている機械可読媒体とを含むことができ、命令は、プロセッサによって実行されたときに、ボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアイドル状態からボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアクティブ状態への遷移中に、端末の端末バッファにおいて検出された音声データパケットに応答して、スケジューリング要求を基地局に送信することと、リソース割り当てを含むスケジューリング信号を基地局から受信することと、受信したスケジューリング信号に応答して、バッファ状態レポートおよび音声データパケットの少なくとも一部を含むパケットを基地局に送信することとによる、ボイスオーバインターネットプロトコルサービスの提供をデバイスに行わせる。
いくつかの例示的なデバイスは、プロセッサと、命令が記憶されている機械可読媒体とを含むことができ、命令は、プロセッサによって実行されたときに、ボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアイドル状態中に、第1のスケジューリング要求を端末から受信することと、第1のリソース割り当てを含む第1のスケジューリング信号を端末に送信することと、動的スケジューリングプロトコルに従って、サイレンスディスクリプタパケットを端末から受信することと、ボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアイドル状態からボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアクティブ状態への遷移中に、第2のスケジューリング要求を端末から受信することと、第2のリソース割り当てを含む第2のスケジューリング信号を端末に送信することと、バッファ状態レポートおよび音声データパケットの少なくとも一部を含むパケットを端末から受信することと、半永続スケジューリング信号を端末に送信することとによる、ボイスオーバインターネットプロトコルサービスの提供をデバイスに行わせる。
上述の要約は、単に例示的なものにすぎず、決して限定的であることを意図したものではない。上で説明された例示的な態様、実施形態、および特徴に加えて、さらなる態様、実施形態、および特徴が、図面および以下の詳細な説明を参照することによって明らかとなる。
本発明の主題が、本明細書の結論部において詳細に指摘され、明確に特許請求される。本開示の上述および他の特徴は、以下の説明および添付の特許請求の範囲を添付の図面を併用して理解することで、より完全に明らかとなる。これらの図面は、本開示によるいくつかの実施形態のみを示しており、したがって、本開示の範囲を限定するものと見なすべきではないことを理解したうえで、添付の図面を使用して、さらに具体的かつ詳細に本開示が説明される。
端末においてVoIPサービスを提供するための例示的な方法のフローチャートを示す図である。 基地局においてVoIPサービスを提供するための例示的な方法のフローチャートを示す図である。 端末とハンドセットの間のVoIPサービスを提供するための例示的な方法の状態図を示す図である。 例示的なコンピュータプログラム製品を示す図である。 本開示の少なくともいくつかの実施形態に従ってすべてが構成された、例示的なコンピューティングデバイスのブロック図を示す図である。
本発明の主題が、本明細書の結論部において詳細に指摘され、明確に特許請求される。本開示の上述および他の特徴は、以下の説明および添付の特許請求の範囲を添付の図面を併用して理解することで、より完全に明らかとなる。これらの図面は、本開示によるいくつかの実施形態のみを示しており、したがって、本開示の範囲を限定するものと見なすべきではないことを理解したうえで、添付の図面を使用して、さらに具体的かつ詳細に本開示が説明される。
以下の説明では、特許請求される本発明の主題について完全な理解が得られるように、様々な例が具体的な詳細とともに説明される。しかし、特許請求される本発明の主題は、本明細書で開示される具体的な詳細の一部またはより多くを伴わずとも実施できることが、当業者には理解されよう。さらに、場合によっては、よく知られた方法、手順、システム、構成要素、および/または回路は、特許請求される本発明の主題をいたずらに曖昧にしないように、詳細に説明されていない。
以下の詳細な説明では、詳細な説明の一部を形成する添付の図面を参照する。図面では、別段文脈によって示されない限り、一般に、類似の記号は、類似の構成要素を識別する。詳細な説明、図面、および特許請求の範囲において説明される例示的な実施形態は、限定的であることを意図していない。本明細書で提示される本発明の主題の主旨または範囲から逸脱することなく、他の実施形態を利用することができ、他の変更を施すことができる。本明細書で全般的に説明され、図に示される、本開示の態様は、多種多様な異なる構成を取るように配置し、置き換え、組み合わせ、設計することができ、そのすべてが、明白に企図されており、本開示の一部を成すことが容易に理解されよう。
本開示は、とりわけ、ボイスオーバインターネットプロトコルサービスの提供に関連する方法、デバイス、システム、およびコンピュータ可読媒体に関する。
例えば、ロングタームエボリューション(LTE)システムなど、いくつかのモバイル通信システムでは、音声サービスは、ボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)サービスとして実施することができる。VoIPサービス実施は、端末デバイスにおいてデータパケットを組み立てることと、組み立てられたデータパケットを(最終的には受信端末デバイスにルーティングおよび送信するために)アップリンクチャネルを介して基地局に送信することを含むことができる。例えば、通話中など、動作中に、VoIPサービスは、アイドルおよびアクティブの2つの状態の一方にあることができる。一般に、VoIPサービスは、サービスの持続時間の約半分はアイドル状態に、サービスの持続時間の約半分はアクティブ状態にあることができる。アクティブ(またはオン)状態では、音声サービスを含むデータパケットは、アップリンクチャネルを介して送信される準備ができた状態にあることができる(すなわち、ユーザは通話中であり得、音声サービスを含むパケットが送信のために組み立てられ得る)。アイドル(またはオフ)状態では、送信される音声サービスを含むデータパケットが存在しないことがある(すなわち、ユーザは通話のその部分では黙っていることがある)。送信されるアクティブな音声サービスが存在しないことがあっても、アイドルまたはサイレント期間中に低い背景雑音を送信することは有益であり得る。そのような背景雑音は、通話中、通話の他方の当事者に、通話が切断されていないことを知らせ、一定の安心感を与えることができる(すなわち、完全な無音の受け取りは、話者に不安を抱かせ得る)。それによって、低い背景雑音は、VoIPサービスにおいて、安心感および使い易さを提供することができる。いくつかの例では、背景雑音は、アイドル状態中に端末においてサイレンスディスクリプタパケットとして組み立てることができる。音声データパケットと同様に、サイレンスディスクリプタパケットは、アップリンクチャネルを介して基地局に送信することができる。
一般に、アクティブ状態中の音声データパケットは、アイドル状態中に送信されるサイレンスディスクリプタパケットよりも大きく、より頻繁に送信することができる。いくつかの例では、アクティブ状態中には、約40バイトの音声データパケットを、約20ミリ秒毎に送信することができ(アクティブ状態の開始時には、パケットデータ収束プロトコル圧縮などのパケット圧縮の開始時における遅延時間のため、音声パケットはより大きく、一般に約97バイトになることがある)、アイドル状態中には、約15バイトのサイレンスディスクリプタパケットを、約160ミリ秒毎に送信することができる。VoIPサービス中、端末デバイスは、バッファステータスレポートを基地局に送信して、アップリンクされ得るパケットの大きさおよび/またはタイプを示すこともできる。いくつかの例では、バッファステータスレポートパケットは、約7バイトとすることができる。また、一般に、通話中、アクティブ状態とアイドル状態の間の遷移は、相対的にまれであり得る。いくつかの例では、通話中に生じる(アイドルからアクティブ、またはアクティブからアイドルへの)遷移の確率は、約1%のオーダであり得る。したがって、いくつかの例では、状態間の遷移が生じない確率は、相対的に高く、約99%のオーダであり得る。
(典型的なVoIP実施を含む)典型的なモバイル通信サービスでは、リソース割り当ては、基地局において、1つまたは複数のスケジューラによって実行することができる。典型的な交換は、以下の通りとすることができる。基地局にアップリンクされる1つまたは複数のパケットを有する端末は、スケジューリング要求を基地局に送信することができる。基地局は、スケジューリング要求を受信することができ、バッファステータスレポートを求める要求を含むスケジューリング信号を端末に送信することができる。端末は、スケジューリング信号を受信することができ、スケジューリング信号に応答して、端末のバッファステータスレポートを基地局に送信することができる。バッファステータスレポートは、端末のメモリバッファに存在するパケットのタイプおよび量に関するレポートを含むことができる。基地局は、バッファステータスレポートを受信し、アップリンクチャネルリソースを端末に割り当て、端末に割り当てられたアップリンクチャネルリソースを示すスケジューリング信号を端末に送信することができる。端末は、割り当てられたアップリンクチャネルリソースを介して、1つまたは複数のパケットを、最終的には受信端末デバイスにルーティングするために、基地局に送信することができる。
本明細書で説明される例では、アップリンクおよびダウンリンクチャネルの効率的な使用および割り当てを実現することができる。いくつかの実施では、VoIPサービスのアイドル状態中に、端末は、端末の端末バッファに存在するサイレンスディスクリプタパケットを検出することができる。端末は、端末バッファにおいて検出されたサイレンスディスクリプタパケットに応答して、スケジューリング要求を基地局に送信することができる。基地局は、スケジューリング要求を端末から受信することができ、サイレンスディスクリプタパケットを送信するのに十分なリソース割り当てを含むスケジューリング信号を送信することができる。端末は、スケジューリング信号を受信することができ、受信したスケジューリング信号に応答して、サイレンスディスクリプタパケットを基地局に送信することができる。
いくつかの例では、VoIPサービスのアイドル状態とVoIPサービスのアクティブ状態の間の遷移中に、音声データパケットが端末バッファにおいて検出されることがある。端末バッファにおいて検出された音声データパケットに応答して、スケジューリング要求を基地局に送信することができる。基地局は、スケジューリング要求を端末から受信することができ、サイレンスディスクリプタパケットを送信するには十分であるが、音声データパケットを送信するには不十分なリソース割り当てを含むスケジューリング信号を送信することができる。いくつかの例では、端末は、スケジューリング信号を受信することができ、受信したスケジューリング信号に応答して、バッファステータスレポートを送信することができる。いくつかの例では、端末は、スケジューリング信号を受信することができ、受信したスケジューリング信号に応答して、バッファステータスレポートおよび音声データパケットの一部を送信することができる。その後、通話のアクティブ部分の間に、端末と基地局は、端末から基地局へのアップリンクステータスがアクティブであるような、半永続スケジューリングに入ることができる。理解されるように、説明された例は、アップリンクおよびダウンリンクチャネル上のトラフィックを排除することができ、サイレンスディスクリプタパケットの送信における時間遅延も排除することができる。いくつかの例では、VoIPサービスのアイドル状態中、バッファステータスレポートの送信は、最大で約99%まで減らすことができる。
図1は、本開示の少なくともいくつかの実施形態に従って構成された、端末においてVoIPサービスを提供するための例示的な方法100のフローチャートを示す図である。方法100は、本明細書で説明される任意の適切なデバイスによって実行することができる。方法100ならびに本明細書で説明される他の方法および技法は、ハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアによって実行できる、処理ステップ、機能操作、イベント、および/または行為などとして説明できる、様々な機能ブロックまたはアクションについて説明する。様々な実施では、図1に示された機能ブロックの数々の代替を実施することができる。例えば、方法100は、図1に示されるように、1つの特定の順序のブロックまたはアクションを含むことができるが、これらのブロックまたはアクションが提示される順序は、特許請求される本発明の主題をいずれか特定の順序に必ずしも限定するものではない。同様に、特許請求される本発明の主題の範囲から逸脱することなく、図1に示されていない介在アクション、および/もしくは図1に示されていない追加アクションを利用することができ、ならびに/または図1に示されたアクションのいくつかを排除することができる。方法100は、ブロック105、110、115、120、125、130、135、140、145、および/または150の1つまたは複数によって示される機能操作の1つまたは複数を含むことができる。方法100のプロセスは、ブロック105において開始することができる。
ブロック105、「端末はVoIPプロトコルサービスのアイドル状態にある」において、端末は、例えば、端末のユーザが黙っている、または実質的に黙っていることがある通話の一部分など、VoIPサービスのアイドル状態にあることができる。一般に、端末は、VoIPサービスを介して通信するための任意の適切なデバイスを含むことができる。様々な例では、端末は、モバイルフォン、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、ネットブックデバイス、タブレットデバイス、または携帯情報端末などを含むことができる。端末は、任意の適切な通信システムを介して通信するように構成することができる。いくつかの例では、端末は、ロングタームエボリューション(LTE)通信システムを介して通信するように構成することができる。いくつかの例では、端末は、第4世代ロングタームエボリューション(LTE)通信システムを介して通信するように構成することができる。
説明するように、VoIPサービス中、端末は、アイドル状態またはアクティブ状態にあることができる。ブロック105において、端末は、アイドル状態にあることができる。一般に、端末は、VoIPサービス中、アクティブ状態とアイドル状態の間を行き来することができる。いくつかの例では、アイドル状態中、端末と基地局は、動的スケジューリングを使用して通信することができる。図1に示されるように、アイドル状態にあるとき、端末の端末バッファにおいてパケットが検出されることがある。端末バッファは、VoIPサービスパケットの検出を記憶するための端末バッファを実施するために、任意の適切なメモリバッファおよび/またはメモリ制御ロジックを含むことができる。いくつかの例では、ブロック110、「端末の端末バッファにおいてサイレンスディスクリプタパケットを検出する」に示されるように、検出されたパケットは、サイレンスディスクリプタパケットとすることができる。いくつかの例では、サイレンスディスクリプタパケットは、挿入されたパケットと見なすことができ、サイレンス挿入ディスクリプタパケットと呼ばれることがある。他の例では、ブロック130、「端末の端末バッファにおいて音声データパケットを検出する」に示されるように、検出されたパケットは、音声データパケットとすることができる。一般に、パケットは、任意の適切な技法を使用して、端末バッファにおいて検出することができる。いくつかの例では、端末バッファは、メモリおよび/またはシステムロジックによって、パケットが存在するどうかを監視することができる。いくつかの例では、端末バッファは、パケットが存在することをシステムに報告できるロジックを含むことができる。サイレンスディスクリプタパケットが検出された場合、方法100は、ブロック115に進むことができる。
ブロック115、「スケジューリング要求を送信する」において、端末は、スケジューリング要求を基地局に送信することができる。一般に、スケジューリング要求は、任意の適切な技法を使用して送信することができ、スケジューリング要求は、アップリンクデータ送信割り当てを求める要求を含むことができる。いくつかの例では、スケジューリング要求は、ボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアイドル状態中に、端末の端末バッファにおいて検出されたサイレンスディスクリプタパケットに応答して、送信することができる。いくつかの例では、スケジューリング要求は、物理アップリンク共用チャネルなどの無線アップリンクチャネルを介して送信することができる。方法100は、ブロック120に進むことができる。
ブロック120、「サイレンスディスクリプタパケットを送信するのに十分なリソース割り当てを含むスケジューリング信号を受信する」において、端末は、サイレンスディスクリプタパケットを送信するのに十分なリソース割り当てを基地局から受信することができる。一般に、スケジューリング信号は、任意の適切な技法を使用して受信することができる。いくつかの例では、スケジューリング信号は、無線物理ダウンリンク制御チャネルなどの無線ダウンリンクチャネルを介して受信することができる。説明したように、スケジューリング信号は、サイレンスディスクリプタパケットを送信するのに十分なリソース割り当てを含むことができる。説明したように、サイレンスディスクリプタパケットは、一般に、音声データパケットよりも小さくすることができる。したがって、サイレンスディスクリプタパケットを送信するのに十分な割り当ては、音声データパケットを送信するには不十分なことがある。いくつかの例では、リソース割り当ては、約12から15バイトの範囲とすることができる。いくつかの例では、リソース割り当ては、約15から20バイトの範囲とすることができる。いくつかの例では、リソース割り当ては、約15から25バイトの範囲とすることができる。方法100は、ブロック125に進むことができる。
ブロック125、「サイレンスディスクリプタパケットを送信する」において、サイレンスディスクリプタパケットを基地局に送信することができる。一般に、サイレンスディスクリプタパケットは、任意の適切な技法を使用して送信することができる。いくつかの例では、サイレンスディスクリプタパケットは、物理アップリンク共用チャネルなどの無線チャネルを介して送信することができる。いくつかの例では、サイレンスディスクリプタパケットは、受信したスケジューリング信号に応答して、基地局に送信することができる。いくつかの例では、サイレンスディスクリプタパケットは、動的スケジューリングプロトコルに従って、基地局に送信することができる。本明細書でさらに説明するように、ブロック110、115、120、および125に関して説明された方法は、サイレンスディスクリプタパケットの送信において、効率的なチャネルリソース使用および限られた遅延時間という利点を提供することができる。一般に、説明された方法は、VoIPサービス中における、端末から基地局へのバッファステータスレポートの送信の頻度を減らすことができる。特に、例えば、端末がアイドル状態においてサイレンスディスクリプタパケットを送信中であり得る場合など、基地局が、バッファステータスレポートを必要とせずに、端末にさらなるリソースを割り当てることができる場合には、バッファステータスレポートの送信は、実質的に排除することができる。
図1に示されるように、方法100は、端末がアイドル状態に留まることができるように、ブロック105に進むことができる。理解されるように、方法100は、端末がアイドル状態に留まり、端末バッファがサイレンスディスクリプタパケットを検出している間、ブロック110、115、120、125、および105を任意の回数繰り返すことができる。いくつかの例では、送信されるサイレンスディスクリプタパケットは、同じとすることができ、他の例では、それらは、異なることができる。説明したように、他の例では、ブロック130に示されるように、検出されたパケットは、音声データパケットとすることができる。端末バッファにおける音声データパケットの検出は、VoIPサービスがアイドル状態からアクティブ状態に遷移中であり得ることを示すことができる。例えば、音声データパケットが検出された場合、方法100は、ブロック135に進むことができる。
ブロック135、「スケジューリング要求を送信する」において、端末は、スケジューリング要求を基地局に送信することができる。一般に、スケジューリング要求は、任意の適切な技法を使用して送信することができ、スケジューリング要求は、アップリンクデータ送信割り当てを求める要求を含むことができる。いくつかの例では、スケジューリング要求は、ボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアイドル状態からボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアクティブ状態への遷移中に、端末の端末バッファにおいて検出された音声データパケットに応答して、送信することができる。いくつかの例では、スケジューリング要求は、物理アップリンク共用チャネルなどの無線アップリンクチャネルを介して送信することができる。ブロック115に関して説明したように、スケジューリング要求は、端末バッファにおけるサイレンスディスクリプタパケットの検出時に送信することができる。いくつかの例では、音声データパケットの検出に関して送信されるスケジューリング要求は、サイレンスディスクリプタパケットの検出に関して送信されるスケジューリング要求と同じとすることができる。いくつかの例では、スケジューリング要求は、異なることができる。方法100は、ブロック140に進むことができる。
ブロック140、「サイレンスディスクリプタパケットを送信するのに十分なリソース割り当てを含むスケジューリング信号を受信する」において、端末は、サイレンスディスクリプタパケットまたはバッファステータスレポートを送信するには十分であるが、音声データパケットを送信するには不十分なリソース割り当てを基地局から受信することができる。一般に、スケジューリング信号は、任意の適切な技法を使用して受信することができる。説明したように、一般に、バッファステータスレポートパケットは、サイレンスディスクリプタパケットよりも小さくすることができ、サイレンスディスクリプタパケットは、音声データパケットよりも小さくすることができる。さらに、説明したように、VoIPサービスのアクティブ状態中、端末と基地局は、バッファステータスレポートを端末から受信するように基地局に要求できる、半永続スケジューリングを使用することができる。いくつかの例では、リソース割り当ては、約12から15バイトの範囲とすることができる。いくつかの例では、リソース割り当ては、約15から20バイトの範囲とすることができる。いくつかの例では、リソース割り当ては、約15から25バイトの範囲とすることができる。いくつかの例では、スケジューリング信号は、物理ダウンリンク制御チャネルなどの無線ダウンリンクチャネルを介して受信することができる。方法100は、ブロック145に進むことができる。
ブロック145、「バッファステータスレポートを送信する」において、バッファステータスレポートを端末から基地局に送信することができる。説明したように、一般に、バッファステータスレポートは、サイレンスディスクリプタパケットを送信するのに十分な割り当てで送信できるようなサイズを取ることができる。いくつかの例では、バッファステータスレポートは、約5から10バイトの範囲とすることができる。いくつかの例では、バッファステータスレポートは、約10から15バイトの範囲とすることができる。いくつかの例では、バッファステータスレポートは、約7バイトとすることができる。したがって、アイドル状態中は、受信した割り当ては、サイレンスディスクリプタパケットを送信するのに十分であり得、アクティブ状態への遷移中は、受信した割り当ては、バッファステータスレポートを送信するのに十分であり得る。いくつかの例では、アクティブ状態への遷移中は、バッファステータスレポートがサイレンスディスクリプタパケットに「取って代わる」ことができると見なすことができる。バッファステータスレポートは、任意の適切な技法を使用して送信することができる。いくつかの例では、バッファステータスレポートは、物理アップリンク共用チャネルなどの無線チャネルを介して送信することができる。いくつかの例では、バッファステータスレポートは、送信するために、パケットとして組み立てることができる。いくつかの例では、バッファステータスレポートを含むパケットは、受信したスケジューリング信号に応答して、基地局に送信することができる。いくつかの例では、受け取ったリソース割り当ては、バッファステータスレポートと、音声データパケットの一部などの追加情報とを送信するのに十分であり得る。いくつかの例では、バッファステータスレポートを含むパケットは、音声データパケットの一部も含むことができる。いくつかの例では、端末からの送信は、バッファステータスレポートパケットおよび音声データパケットの一部を含むことができる。方法100は、ブロック150に進むことができる。
ブロック150、「アップリンクステータスがアクティブであることを示す半永続スケジューリング要求を受信する」において、半永続スケジューリング要求を端末において受信することができる。一般に、半永続スケジューリング要求は、端末と基地局の間のアップリンクステータスがアクティブであり得ること、およびVoIPステータスがアクティブであり得ることを示すことができる。一般に、半永続スケジューリング信号は、任意の適切な技法を使用して受信することができる。いくつかの例では、半永続スケジューリング信号は、物理ダウンリンク制御チャネルなどの無線ダウンリンクチャネルを介して受信することができる。半永続スケジューリングの間、基地局と端末は、アクティブ状態にあることができる。アクティブ状態では、端末は、バッファステータスレポートを定期的にアップリンクすることができ、基地局は、アップリンクのためのリソースを定期的に端末に割り当てることができる。
説明したように、一般に、図1に関して説明されたVoIPサービスは、サービス中にアイドル状態とアクティブ状態の間を行き来することができる。方法100は、アイドル状態におけるサービスを説明しており、アイドル状態を維持するサービスについての説明と、アクティブ状態に遷移するサービスについての説明とを含む。説明したように、いくつかの例では、アイドル状態中、端末は、基地局から受け取ったリソース割り当てを使用して、バッファステータスレポートの送信を行わずに、1回に1つのサイレンスディスクリプタパケットの送信を完了することができる。いくつかの例では、VoIPサービスは、アクティブ状態からアイドル状態に遷移することができる。例えば、VoIPサービスは、端末バッファにおいてサイレンスディスクリプタパケットを検出できたときに、半永続スケジューリングの下にあることがある。そのような例では、VoIPサービスは、アイドル状態に遷移することができ、ブロック115に関して説明したように、スケジューリング要求を端末から送信することができる。さらに、理解されるように、VoIPサービスは、アイドル状態中またはアクティブ状態中のどちらでもサービス中に終了することができる。そのような例では、サービスを終了することができ、VoIPサービスに関連する端末と基地局の間の通信を終了することができ、端末に残されたVoIPサービスに関連するパケットをすべて削除することができる。明瞭にするため、VoIPサービスのそれらの態様は、図1に示されていない。
図2は、本開示の少なくともいくつかの実施形態に従って構成された、基地局においてVoIPサービスを提供するための例示的な方法200のフローチャートを示す図である。方法200は、本明細書で説明される任意の適切なデバイスのハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアによって実行することができる。様々な実施では、図2に示された機能ブロックの数々の代替を実施することができる。例えば、方法200は、図2に示されるように、1つの特定の順序のブロックまたはアクションを含むことができるが、これらのブロックまたはアクションが提示される順序は、特許請求される本発明の主題をいずれか特定の順序に必ずしも限定するものではない。同様に、特許請求される本発明の主題の範囲から逸脱することなく、図2に示されていない介在アクション、および/もしくは図2に示されていない追加アクションを利用することができ、ならびに/または図2に示されたアクションのいくつかを排除することができる。方法100は、ブロック210、220、230、240、250、260、および/もしくは270の1つまたは複数によって示される機能操作の1つあるいは複数を含むことができる。方法200のプロセスは、ブロック210において開始することができる。
ブロック210、「VoIPサービスはアイドル状態にある」において、基地局および端末は、例えば、端末のユーザが黙っている、または実質的に黙っていることがある通話の一部分など、VoIPサービスのアイドル状態にあることができる。一般に、基地局は、端末と無線で通信して、VoIPサービスを提供するための、および端末にリソース割り当てを提供するための、任意の適切な1つもしくは複数のデバイス、またはシステムを含むことができる。いくつかの例では、基地局は、端末にリソース割り当てを提供し、および/もしくはスケジュールするための、1つまたは複数のスケジューラを含むことができる。いくつかの例では、基地局は、基地局のサービスエリア内の端末のグループにリソース割り当てを提供することができる。基地局は、任意の適切な通信システムを介して通信するように構成することができる。いくつかの例では、基地局は、ロングタームエボリューション(LTE)通信システムを介して通信するように構成することができる。方法200は、ブロック220に進むことができる。
ブロック220、「スケジューリング要求を受信する」において、スケジューリング要求を基地局において端末から受信することができる。一般に、スケジューリング要求は、任意の適切な技法を使用して受信することができる。いくつかの例では、スケジューリング要求は、物理アップリンク共用チャネルなどの無線アップリンクチャネルを介して受信することができる。スケジューリング要求は、アップリンク割り当てを求める要求を含むことができる。いくつかの例では、スケジューリング要求は、アップリンク割り当てに依存し得るデータに関する情報を要求が含まないような、汎用的な要求とすることができる。方法200は、ブロック230に進むことができる。
ブロック230、「端末がサイレンスディスクリプタパケットを送信するのに十分なリソース割り当てを含むスケジューリング信号を送信する」において、基地局は、スケジューリング信号を送信することができる。スケジューリング信号は、任意の適切な技法を使用して送信することができる。いくつかの例では、スケジューリング信号は、物理ダウンリンク制御チャネルなどの無線ダウンリンクチャネルを介して送信することができる。一般に、スケジューリング信号は、サイレンスディスクリプタパケットを端末が送信するのに十分な、また基地局が受信するのに十分なリソース割り当てを含むことができる。図1に関して説明したように、バッファステータスレポートは、一般に、サイレンスディスクリプタパケットよりも小さくすることができ、サイレンスディスクリプタパケットは、一般に、音声データパケットよりも小さくすることができる。したがって、サイレンスディスクリプタパケットを送信するのに十分な割り当ては、サイレンスディスクリプタパケットまたはバッファステータスレポートを送信するには十分であっても、音声データパケットを送信するには不十分なことがある。いくつかの例では、リソース割り当ては、約12から15バイトの範囲とすることができる。いくつかの例では、リソース割り当ては、約15から20バイトの範囲とすることができる。いくつかの例では、リソース割り当ては、約15から25バイトの範囲とすることができる。本明細書で説明するように、基地局は、受信したスケジューリング要求に応答して、リソース割り当てを含むスケジューリング信号を送信することができる。様々な例では、スケジューリング要求は、端末におけるサイレンスディスクリプタパケットまたは音声データパケットに関連することができる。いくつかの例では、どちらの場合も、同じリソース量を有するように、基地局は、同じリソース割り当てを送信することができる。方法200は、ブロック240に進むことができる。
ブロック240、「端末からの通信を受信する」において、端末からの通信を基地局において受信することができる。一般に、通信は、任意の適切な方法で受信することができる。いくつかの例では、通信は、物理アップリンク共用チャネルなどの無線チャネルを介して受信することができる。ブロック210に関して説明したように、VoIPサービスは、アイドル状態にあることができる。いくつかの例では、受信された通信は、ブロック250、「サイレンスディスクリプタパケットが受信される」に示されるように、サイレンスディスクリプタパケットを含むことができる。他の例では、受信された通信は、ブロック260、「バッファステータスレポートが受信される」に示されるように、バッファステータスレポートを含むことができる。サイレンスディスクリプタパケットが受信された場合、方法100は、ブロック250に進むことができる。
ブロック250、「サイレンスディスクリプタパケットが受信される」において、受信された通信を基地局においてサイレンスディスクリプタパケットとして識別することができる。一般に、通信は、任意の適切な技法を使用して、サイレンスディスクリプタパケットとして識別することができる。サイレンスディスクリプタパケットは、パケットを受信端末にルーティングおよび/または送信できるように、基地局によってさらに処理することができる。図2に示されるように、VoIPサービスがアイドル状態に留まることができるように、方法200は、ブロック210に進むことができる。理解されるように、方法200は、VoIPサービスがアイドル状態に留まり、基地局がサイレンスディスクリプタパケットを受信している間、ブロック210、220、230、240、および250を任意の回数繰り返すことができる。説明したように、他の例では、ブロック240において受信された通信は、バッファステータスレポートを含むことができる。いくつかの例では、ブロック240において受信された通信は、バッファステータスレポートパケットを含むことができる。他の例では、ブロック240において受信された通信は、バッファステータスレポートおよび音声データパケットの一部を含むことができる。通信がバッファステータスレポートを含む場合、方法200は、ブロック260に進むことができる。
ブロック260、「バッファステータスレポートが受信される」において、受信された通信を基地局においてバッファステータスレポートとして、および/またはバッファステータスレポートを含むものとして識別することができる。一般に、通信は、任意の適切な1つまたは複数の技法を使用して、バッファステータスレポートであるとして、またはバッファステータスレポートを含むものとして識別することができる。本明細書で説明するように、いくつかの例では、通信は、バッファステータスレポートを含むように組み立てられたパケットを含むことができる。いくつかの例では、通信は、バッファステータスレポートおよび音声データパケットの一部を含むことができる。そのような例では、音声データパケットの一部は、音声データパケットの一部を受信端末にルーティングおよび/または送信できるように、基地局によってさらに処理することができる。方法200は、ブロック270に進むことができる。
ブロック270、「アップリンクステータスがアクティブであることを示す半永続スケジューリング要求を送信する」において、基地局は、半永続スケジューリング要求を端末に送信することができる。半永続スケジューリング要求は、VoIPサービスがアクティブ状態であり得ることを示すことができる。一般に、半永続スケジューリング信号は、任意の適切な技法を使用して送信することができる。いくつかの例では、半永続スケジューリング信号は、物理ダウンリンク制御チャネルなどの無線ダウンリンクチャネルを介して送信することができる。半永続スケジューリングの間、基地局と端末は、アクティブ状態にあることができる。図1に関して説明したように、アクティブ状態では、端末は、バッファステータスレポートを定期的にアップリンクすることができ、基地局は、アップリンクのためのリソースを定期的に端末に割り当てることができる。
説明したように、一般に、図2に関して説明されたVoIPサービスは、サービス中にアイドル状態とアクティブ状態の間を行き来することができる。方法200は、アイドル状態におけるサービスを説明しており、アイドル状態を維持するサービスについての説明と、アクティブ状態に遷移するサービスについての説明とを含む。いくつかの例では、VoIPサービスは、アクティブ状態からアイドル状態に遷移することができる。そのような例では、基地局は、半永続スケジューリングを端末から取り消すことができる。例えば、VoIPサービスは、受信した通信が、バッファが1つまたは複数のサイレンスディスクリプタパケットを含み得ることを示すバッファステータスレポートを含むことができるときに、半永続スケジューリングの下にあることがある。そのような例では、VoIPサービスは、アイドル状態に遷移することができ、基地局および端末は、本明細書で説明したように、動的スケジューリングに入ることができる。さらに、理解されるように、VoIPサービスは、アイドル状態中またはアクティブ状態中のどちらでもサービス中に終了することができる。そのような例では、サービスを終了することができ、VoIPサービスに関連する端末と基地局の間の通信を終了することができる。明瞭にするため、VoIPサービスのそれらの態様は、図2に示されていない。
図3は、端末とハンドセットの間のVoIPサービスを提供するための例示的な方法300の状態図を示す図である。図3に示されるように、方法300は、端末302と基地局304の間の対話によって実現することができる。一般に、端末302と基地局304は、任意の適切な無線通信システムを介して通信することができる。いくつかの例では、端末302と基地局304は、ロングタームエボリューション(LTE)通信システムを介して通信することができる。様々な例では、通信システムは、セルラフォンネットワーク、WiFi(商標)ネットワーク、ピコセルネットワーク、GSM進化型高速データレートネットワーク(EDGE)、第3世代移動通信ネットワーク(3G)、マイクロ波アクセスの世界的相互運用性モバイルネットワーク(WiMax)、無線ワイドエリアネットワーク(WWAN)、広帯域CDMA(WCDMA)、エボリューションデータオプティマイズドもしくはエボリューションデータ(EVDO)、または直交周波数分割多元接続ネットワーク(OFDMA)など、および/あるいはそれらの組み合わせとすることができる。
端末302は、モバイルフォン、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、ネットブックデバイス、タブレットデバイス、または携帯情報端末などの、本明細書で説明される任意の適切なデバイスを含むことができる。基地局304は、本明細書で説明される任意の適切な1つもしくは複数のデバイス、またはシステムを含むことができる。いくつかの例では、基地局304は、中央管理センタとして、モバイルフォンネットワークオペレータ、または1つもしくは複数のスケジューラなどを含むことができる。いくつかの例では、1つまたは複数のスケジューラは、基地局304の隣に配置することができる。
方法300は、端末302と基地局304の間のVoIPサービスがアイドル状態にあり得るように、状態306、「VoIPサービスはアイドル状態にある」で開始することができる。本明細書で説明したように、VoIPサービスは、アイドルまたはアクティブの2つの状態の一方にあることができる。一般に、VoIPサービスは、任意の適切な技法もしくはプロトコルを使用して、またはそれらに基づいて提供することができる。いくつかの例では、VoIPサービスは、適応マルチレート(AMR)技法に基づいて提供することができる。いくつかの例では、VoIPサービスは、リアルタイムトランスポート(RTP)/ユーザデータグラムプロトコル(UDP)/インターネットプロトコル(IP)スタックの採用に基づいて提供することができる。説明したように、VoIPサービスは、端末のユーザが黙っている、または実質的に黙っていることがあるときは、アイドル状態にあることができる。いくつかの例では、アイドル状態中、端末と基地局は、動的スケジューリングを使用して通信することができる。
方法300は、状態306から操作308、「端末の端末バッファにおいてサイレンスディスクリプタパケットを検出する」に進むことができ、端末302は、端末302の端末バッファにおいてサイレンスディスクリプタパケットを検出することができる。一般に、サイレンスディスクリプタパケットは、本明細書で説明された任意の適切な技法を使用して検出することができる。
方法300は、操作308から操作310、「スケジューリング要求を送信する」に進むことができ、端末302は、スケジューリング要求を基地局304に送信することができる。一般に、スケジューリング要求は、本明細書で説明された任意の適切な技法を使用して送信することができ、スケジューリング要求は、基地局304にリソース割り当てを要求するための任意の適切な情報を含むことができる。いくつかの例では、スケジューリング要求は、端末302の端末バッファにおいて検出されたサイレンスディスクリプタパケットに応答して、送信することができる。
方法300は、操作310から操作312、「スケジューリング信号を送信する」に進むことができ、基地局304は、スケジューリング信号を端末302に送信することができる。一般に、スケジューリング信号は、本明細書で説明された任意の適切な技法を使用して送信することができる。いくつかの例では、スケジューリング信号は、端末がサイレンスディスクリプタパケットを送信するのに十分なリソース割り当てを含むことができる。いくつかの例では、スケジューリング信号は、受信したスケジューリング要求に応答して、送信することができる。
方法300は、操作312から操作314、「サイレンスディスクリプタパケットを送信する」に進むことができ、端末302は、サイレンスディスクリプタパケットを基地局304に送信することができる。一般に、サイレンスディスクリプタパケットは、本明細書で説明された任意の適切な技法を使用して準備し、送信することができる。いくつかの例では、サイレンスディスクリプタパケットは、受信したスケジューリング信号に応答して、送信することができる。本明細書で説明したように、スケジューリング信号で受け取ったアップリンク割り当ては、(音声データパケットよりも小さくすることができる)サイレンスディスクリプタパケット、またはバッファステータスレポートを送信するのに十分であり得る。操作314において、VoIPサービスは、アイドル状態にあることができ、端末302は、送信すべきサイレンスディスクリプタパケットを有することができる。そのような状態では、端末302は、最初はバッファステータスレポートを送信せずに、サイレンスディスクリプタパケットを送信することができ、それによって、アップリンクチャネルリソースを節約し、サイレンスディスクリプタパケットの送信における遅延時間を減らすことができる。操作322に関して以下で説明するように、VoIPサービスがアイドル状態からアクティブ状態に遷移中であり得る場合、端末302は、受け取ったアップリンク割り当てでバッファステータスレポートを送信することができる。理解されるように、操作308、310、312、および314に関して説明された方法は、VoIPサービスがアイドル状態にあることができ、端末302の端末バッファにおいてサイレンスディスクリプタパケットを検出できるときは、任意の回数繰り返すことができる。さらに、本明細書で説明したように、いくつかの例では、VoIPサービスがアイドル状態にあることができる間、VoIPサービスは、操作308、310、312、および314の方法における任意の時点で終了することができる。
方法300は、操作314から操作316、「端末の端末バッファにおいて音声データパケットを検出する」に進むことができ、操作316で、端末316の端末バッファにおいて音声データパケットを検出することができ、これは、VoIPサービスのアイドル状態からアクティブ状態への遷移を示すことができる。一般に、音声データパケットは、本明細書で説明された任意の適切な技法を使用して、端末バッファにおいて検出することができる。いくつかの例では、音声データパケットは、端末302によって組み立て、送信するために端末302の端末バッファ内に記憶することができる。いくつかの例では、端末302の端末バッファは、VoIPサービスパケットの検出を記憶するための端末バッファを実施するために、任意の適切なメモリバッファおよび/またはメモリ制御ロジックを含むことができる。
方法300は、操作316から操作318、「スケジューリング要求を送信する」に進むことができ、端末302は、スケジューリング要求を基地局304に送信することができる。一般に、スケジューリング要求は、本明細書で説明された任意の適切な技法を使用して送信することができ、スケジューリング要求は、基地局304にリソース割り当てを要求するための任意の適切な情報を含むことができる。いくつかの例では、スケジューリング要求は、端末302の端末バッファにおいて検出された音声データパケットに応答して、送信することができる。説明したように、いくつかの例では、検出された音声データパケットに応答して送信されるスケジューリング要求は、検出されたサイレンスディスクリプタパケットに応答して送信されるスケジューリング要求と同じとすることができる。いくつかの例では、スケジューリング要求は、異なることができる。
方法300は、操作318から操作320、「スケジューリング信号を送信する」に進むことができ、基地局304は、スケジューリング信号を端末302に送信することができる。一般に、スケジューリング信号は、本明細書で説明された任意の適切な技法を使用して送信することができる。いくつかの例では、スケジューリング信号は、端末がサイレンスディスクリプタパケットを送信するのに十分なリソース割り当てを含むことができる。いくつかの例では、スケジューリング信号は、受信したスケジューリング要求に応答して、送信することができる。
方法300は、操作320から操作322、「バッファステータスレポートを送信する」に進むことができ、端末302は、バッファステータスレポートを基地局304に送信することができる。一般に、バッファステータスレポートは、本明細書で説明された任意の適切な技法を使用して準備し、送信することができる。いくつかの例では、バッファステータスレポートは、送信するために、バッファステータスレポートとして組み立てることができる。いくつかの例では、バッファステータスレポートだけを送信することができる。他の例では、バッファステータスレポートおよび音声データパケットの一部を送信することができる。いくつかの例では、バッファステータスレポートは、受信したスケジューリング信号に応答して、送信することができる。
本明細書で説明したように、スケジューリング信号で受け取ったアップリンク割り当ては、(音声データパケットよりも小さくすることができる)サイレンスディスクリプタパケット、またはバッファステータスレポートを送信するのに十分とすることができる。操作322において、VoIPサービスは、アイドル状態からアクティブ状態に遷移中であることができ、端末302は、送信すべき音声データタパケットを有することができる。そのような状態では、端末302は、VoIPサービスのアクティブ状態に入るための準備として、バッファステータスレポートを送信することができる。理解されるように、方法300は、効率的なアップリンクおよびダウンリンクチャネル使用、ならびに減少した送信遅延時間を提供することができる。説明される方法は、VoIPサービスのアイドル状態中に、不必要なバッファステータスレポートを無駄に送信して、関連するリソース割り当て応答を基地局から得ることなく、サイレンスディスクリプタパケットが送信されることを可能にする。アクティブ状態への遷移中、より高頻度の、より大きく、よりリソース集約的な音声データパケットを処理するために、バッファステータスレポートが必要とされることがある。操作316、318、320、および322に関して説明された方法は、アイドル状態からアクティブ状態への遷移中に、必要とされる場合は、バッファステータスレポートの効率的な送信のために提供され得る。
方法300は、操作322から操作324、「半永続スケジューリング要求を送信する」に進むことができ、基地局304は、半永続スケジューリング要求を端末に送信することができる。半永続スケジューリング要求は、VoIPサービスがアクティブ状態であり得ることを示すことができる。一般に、半永続スケジューリング信号は、任意の適切な技法を使用して送信することができる。いくつかの例では、半永続スケジューリング信号は、物理ダウンリンク制御チャネルなどの無線ダウンリンクチャネルを介して送信することができる。
方法300は、操作324から状態326、「VoIPサービスはアクティブ状態にある」に進むことができ、端末302と基地局304の間のVoIPサービスは、アクティブ状態に入ることができる。理解されるように、VoIPサービスは、任意の持続時間にわたってアクティブ状態に留まることができ、VoIPサービスは、任意の時点においてアイドル状態に戻ることができる。VoIPサービスがアイドル状態に入った場合、方法300を繰り返すことができる。アイドルからアクティブおよびアクティブからアイドルへのそのような遷移は、VoIPサービス中に任意の回数繰り返すことができる。VoIPサービスは、アイドル状態またはアクティブ状態の任意の時点において終了することができる。
図4は、本開示の少なくともいくつかの実施形態に従って構成された、例示的なコンピュータプログラム製品400を示している。コンピュータプログラム製品400は、実行されたときに、本明細書で説明されたプロセスおよび方法によるデバイス電力管理の提供を機械に行わせる複数の命令が記憶されている、機械可読非一時的媒体を含むことができる。コンピュータプログラム製品400は、信号保持媒体402を含むことができる。信号保持媒体402は、1つまたは複数の機械可読命令404を含むことができ、機械可読命令404は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたときに、コンピューティングデバイスが、図1、図2、および/または図3に関して本明細書で説明された機能を提供することを動作的に可能にすることができる。例えば、図3の方法を参照すると、端末302および/または基地局304は、媒体402によって運ばれた命令404に応答して、図1、図2、および/または図3に示された操作の1つまたは複数に着手することができる。
いくつかの実施では、信号保持媒体402は、ハードディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)、デジタルテープ、メモリなどの、しかし、それらに限定されない、コンピュータ可読媒体405を包含することができる。いくつかの実施では、信号保持媒体402は、メモリ、リード/ライト(R/W)CD、R/W DVDなどの、しかし、それらに限定されない、記録媒体408を包含することができる。いくつかの実施では、信号保持媒体402は、デジタルおよび/またはアナログ通信媒体(例えば、光ファイバケーブル、導波路、有線通信リンク、無線通信リンクなど)などの、しかし、それらに限定されない、通信媒体410を包含することができる。いくつかの例では、信号保持媒体402は、機械可読非一時的媒体を包含することができる。
図5は、本開示の少なくともいくつかの実施形態に従って構成された、例示的なコンピューティングデバイス500を説明するブロック図である。様々な例では、コンピューティングデバイス500は、本明細書で説明されたVoIPサービス操作を提供するように構成することができる。いくつかの例では、コンピューティングデバイス500は、本明細書で説明したような端末として構成することができ、図1および/または図3に関して説明された機能および操作を提供することができる。いくつかの例では、コンピューティングデバイス500本明細書で説明したような基地局として構成することができ、図2および/または図3に関して説明された機能および操作を提供することができる。1つの例示的な基本構成501では、コンピューティングデバイス500は、1つまたは複数のプロセッサ510と、システムメモリ520とを含むことができる。メモリバス530は、プロセッサ510とシステムメモリ520の間で通信を行うために使用することができる。
所望の構成に応じて、プロセッサ510は、マイクロプロセッサ(μP)、マイクロコントローラ(μC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、またはそれらの任意の組み合わせを含むが、それらに限定されない、任意のタイプを取ることができる。プロセッサ510は、レベル1キャッシュ511およびレベル2キャッシュ512などの1つまたは複数のレベルのキャッシングと、プロセッサコア513と、レジスタ514とを含むことができる。プロセッサコア513は、算術論理演算ユニット(ALU)、浮動小数点ユニット(FPU)、デジタル信号処理コア(DSPコア)、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。メモリコントローラ515も、プロセッサ510とともに使用することができ、またはいくつかの実施では、メモリコントローラ515は、プロセッサ510の内部部品とすることができる。
所望の構成に応じて、システムメモリ520は、(RAMなどの)揮発性メモリ、(ROM、フラッシュメモリなどの)不揮発性メモリ、またはそれらの任意の組み合わせを含むが、それらに限定されない、任意のタイプを取ることができる。システムメモリ520は、オペレーティングシステム521と、1つまたは複数のアプリケーション522と、プログラムデータ524とを含むことができる。アプリケーション522は、本明細書で説明された機能ブロック、アクション、および/または操作を含む、本明細書で説明したような機能、アクション、および/または操作を実行するように構成できる、VoIPサービスアプリケーション523を含むことができる。プログラムデータ524は、VoIPサービスアプリケーション523とともに使用するためのVoIPサービスデータ525を含むことができる。いくつかの例示的な実施形態では、アプリケーション522は、オペレーティングシステム521上でプログラムデータ524を用いて動作するように構成することができる。図5では、この説明された基本構成は、破線501内のコンポーネントによって示されている。
コンピューティングデバイス500は、追加の特徴または機能と、基本構成501と任意の必要なデバイスおよびインターフェースの間の通信を円滑化するための追加のインターフェースとを有することができる。例えば、バス/インターフェースコントローラ540は、ストレージインターフェースバス541を介する、基本構成501と1つまたは複数のデータ記憶装置550の間の通信を円滑化するために使用することができる。データ記憶装置550は、取外し式記憶装置551、非取外し式記憶装置552、またはそれらの組み合わせとすることができる。取外し式記憶装置および非取外し式記憶装置の例は、いくつかの名前を挙げると、フレキシブルディスクドライブおよびハードディスクドライブ(HDD)などの磁気ディスク装置、コンパクトディスク(CD)ドライブまたはデジタル多用途ディスク(DVD)ドライブなどの光ディスクドライブ、ソリッドステートドライブ(SSD)、ならびにテープドライブを含む。例示的なコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータなどの情報を記憶するための任意の方法または技術で実施された、揮発性および不揮発性の取外し式および非取外し式媒体を含むことができる。
システムメモリ520、取外し式ストレージ551、および非取外し式ストレージ552はすべて、コンピュータ記憶媒体の例である。コンピュータ記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ、もしくは他のメモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)、もしくは他の光ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ、もしくは他の磁気記憶装置、または所望の情報を記憶するのに使用でき、コンピューティングデバイス500によってアクセスできる他の任意の媒体を含むが、それらに限定されない。そのようなコンピュータ記憶媒体はいずれも、デバイス500の一部とすることができる。
コンピューティングデバイス500は、バス/インターフェースコントローラ540を介する、様々なインターフェース装置(例えば、出力インターフェース、周辺インターフェース、および通信インターフェース)から基本構成501への通信を円滑化するための、インターフェースバス542も含むことができる。例示的な出力インターフェース560は、1つまたは複数のA/Vポート563を介してディスプレイまたはスピーカなどの様々な外部装置と通信するように構成できる、グラフィックス処理ユニット561およびオーディオ処理ユニット562を含むことができる。例示的な周辺インターフェース580は、1つまたは複数のI/Oポート583を介して、入力装置(例えば、キーボード、マウス、ペン、音声入力装置、タッチ入力装置など)または他の周辺装置(例えば、プリンタ、スキャナなど)などの、外部装置と通信するように構成できる、シリアルインターフェースコントローラ581またはパラレルインターフェースコントローラ582を含むことができる。例示的な通信インターフェース580は、1つまたは複数の通信ポート582を介する、ネットワーク通信上での、1つまたは複数の他のコンピューティングデバイス583との通信を円滑化するように構成できる、ネットワークコントローラ581を含む。通信コネクションは、通信媒体の一例である。通信媒体は、搬送波または他のトランスポートメカニズムなどの変調データ信号内のコンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータによって一般に具現することができ、任意の情報配送媒体を含むことができる。「変調データ信号」は、情報を信号内に符号化するなどの方法で、その特性の1つまたは複数が設定または変更された信号とすることができる。限定することなく、例を挙げると、通信媒体は、有線ネットワークまたは直接配線接続などの有線媒体、ならびに音響、無線周波(RF)、赤外線(IR)、および他の無線媒体などの無線媒体を含むことができる。本明細書で使用される場合、コンピュータ可読媒体という用語は、記憶媒体と通信媒体の両方を含むことができる。
コンピューティングデバイス500は、セルフォン、モバイルフォン、タブレットデバイス、ラップトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、パーソナルメディアプレーヤデバイス、無線ウェブウォッチデバイス、パーソナルヘッドセットデバイス、特定用途向けデバイス、または上述の機能のいずれかを含むハイブリッドデバイスなど、フォームファクタが小さいポータブル(またはモバイル)電子デバイスの一部として実施することができる。コンピューティングデバイス500は、ラップトップコンピュータおよび非ラップトップコンピュータ構成の両方を含むパーソナルコンピュータとしても実施することができる。加えて、コンピューティングデバイス500は、無線基地局または他の無線システムもしくはデバイスの一部として実施することができる。
上述の詳細な説明のいくつかの部分は、アルゴリズムによって、またはコンピュータメモリなどのコンピューティングシステムメモリ内に記憶されたデータビットもしくはバイナリデジタル信号に対する操作の記号表現によって提示された。これらのアルゴリズム記述または表現は、データ処理技術分野の当業者が自分の仕事の内容を他の当業者に伝えるために使用する技法の例である。アルゴリズムは、本明細書では、また一般にも、所望の結果をもたらす自己矛盾のない一連の操作または類似の処理であると見なされている。これに関連して、操作または処理は、物理量の物理的操作を含む。必ずではないが、一般に、そのような量は、記憶し、転送し、組み合わせ、比較し、または他の方法で操作することが可能な、電気信号または磁気信号の形態を取ることができる。主として共通使用の理由で、そのような信号をビット、データ、値、要素、記号、文字、項、数、または数詞などと呼ぶと便利なことがあると分かっている。しかし、上記および類似の用語はすべて、適切な物理量に関連付けられるべきであり、便利なラベルにすぎないことを理解されたい。特に別段の指摘がない限り、以下の説明から明らかなように、本明細書を通じて、「処理する」、「計算する」、「算出する」、または「決定する」などの用語を利用する説明は、コンピューティングデバイスのメモリ、レジスタ、もしくは他の情報記憶装置、伝送装置、または表示装置内の電気的または磁気的な物理量として表されたデータを操作または変換する、コンピューティングデバイスのアクションまたはプロセスに言及していることが理解されよう。
前述の詳細な説明では、ブロック図、フローチャート、および/または例の使用によって、装置および/またはプロセスの様々な実施形態を説明してきた。そのようなブロック図、フローチャート、および/または例が1つまたは複数の機能および/または動作を含む限りにおいて、そのようなブロック図、フローチャート、または例の中のそれぞれの機能および/または動作は、広範囲のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、または実質上それらのすべての組み合わせにより、個別におよび/または集合的に実装可能であることが、当業者には理解されるであろう。いくつかの実施形態では、本明細書に記載された主題のいくつかの部分は、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、または他の集積化方式によって実装することができる。しかし、本明細書で開示された実施形態のいくつかの態様が、全体においてまたは一部において、1つまたは複数のコンピュータ上で動作する1つまたは複数のコンピュータプログラムとして(例えば、1つまたは複数のコンピュータシステム上で動作する1つまたは複数のプログラムとして)、1つまたは複数のプロセッサ上で動作する1つまたは複数のプログラムとして(例えば、1つまたは複数のマイクロプロセッサ上で動作する1つまたは複数のプログラムとして)、ファームウェアとして、あるいは実質上それらの任意の組み合わせとして、等価に集積回路に実装することができることを、当業者は認識するであろうし、電気回路の設計ならびに/またはソフトウェアおよび/もしくはファームウェアのコーディングが、本開示に照らして十分当業者の技能の範囲内であることを、当業者は認識するであろう。さらに、本明細書に記載された主題のメカニズムを様々な形式のプログラム製品として配布することができることを、当業者は理解するであろうし、本明細書に記載された主題の例示的な実施形態が、実際に配布を実行するために使用される信号伝達媒体の特定のタイプにかかわらず適用されることを、当業者は理解するであろう。信号伝達媒体の例には、フレキシブルディスク、ハードディスクドライブ(HDD)、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)、デジタルテープ、コンピュータメモリ、などの記録可能なタイプの媒体、ならびに、デジタル通信媒体および/またはアナログ通信媒体(例えば、光ファイバケーブル、導波管、有線通信リンク、無線通信リンクなど)の通信タイプの媒体が含まれるが、それらには限定されない。
本明細書に記載された主題は、様々なコンポーネントをしばしば例示しており、これらのコンポーネントは、他の様々なコンポーネントに包含されるか、または他の様々なコンポーネントに接続される。そのように図示されたアーキテクチャは、単に例示にすぎず、実際には、同じ機能を実現する多くの他のアーキテクチャが実装可能であることが理解されよう。概念的な意味で、同じ機能を実現するコンポーネントの任意の構成は、所望の機能が実現されるように効果的に「関連付け」される。したがって、特定の機能を実現するために組み合わされた、本明細書における任意の2つのコンポーネントは、アーキテクチャまたは中間のコンポーネントにかかわらず、所望の機能が実現されるように、お互いに「関連付け」されていると見ることができる。同様に、そのように関連付けされた任意の2つのコンポーネントは、所望の機能を実現するために、互いに「動作可能に接続」または「動作可能に結合」されていると見なすこともでき、そのように関連付け可能な任意の2つのコンポーネントは、所望の機能を実現するために、互いに「動作可能に結合できる」と見なすこともできる。動作可能に結合できる場合の具体例には、物理的にかみ合わせ可能な、および/もしくは物理的に相互作用するコンポーネント、ならびに/またはワイヤレスに相互作用可能な、および/もしくはワイヤレスに相互作用するコンポーネント、ならびに/または論理的に相互作用する、および/もしくは論理的に相互作用可能なコンポーネントが含まれるが、それらに限定されない。
本明細書における実質的にすべての複数形および/または単数形の用語の使用に対して、当業者は、状況および/または用途に適切なように、複数形から単数形に、および/または単数形から複数形に変換することができる。様々な単数形/複数形の置き換えは、理解しやすいように、本明細書で明確に説明することができる。
通常、本明細書において、特に添付の特許請求の範囲(たとえば、添付の特許請求の範囲の本体部)において使用される用語は、全体を通じて「オープンな(open)」用語として意図されていることが、当業者には理解されよう(例えば、用語「含む(including)」は、「含むがそれに限定されない(including but not limited to)」と解釈されるべきであり、用語「有する(having)」は、「少なくとも有する(having at least)」と解釈されるべきであり、用語「含む(includes)」は、「含むがそれに限定されない(includes but is not limited to)」と解釈されるべきである、など)。導入される請求項で具体的な数の記載が意図される場合、そのような意図は、当該請求項において明示的に記載されることになり、そのような記載がない場合、そのような意図は存在しないことが、当業者にはさらに理解されよう。例えば、理解の一助として、添付の特許請求の範囲は、導入句「少なくとも1つの(at least one)」および「1つまたは複数の(one or more)」を使用して請求項の記載を導くことを含む場合がある。しかし、そのような句の使用は、同一の請求項が、導入句「1つまたは複数の」または「少なくとも1つの」および「a」または「an」などの不定冠詞を含む場合であっても、不定冠詞「a」または「an」による請求項の記載の導入が、そのように導入される請求項の記載を含む任意の特定の請求項を、単に1つのそのような記載を含む発明に限定する、ということを示唆していると解釈されるべきではない(例えば、「a」および/または「an」は、通常、「少なくとも1つの」または「1つまたは複数の」を意味すると解釈されるべきである)。同じことが、請求項の記載を導入するのに使用される定冠詞の使用にも当てはまる。また、導入される請求項の記載で具体的な数が明示的に記載されている場合でも、そのような記載は、通常、少なくとも記載された数を意味すると解釈されるべきであることが、当業者には理解されよう(例えば、他の修飾語なしでの「2つの記載(two recitations)」の単なる記載は、通常、少なくとも2つの記載、または2つ以上の記載を意味する)。さらに、「A、BおよびC、などの少なくとも1つ」に類似の慣例表現が使用されている事例では、通常、そのような構文は、当業者がその慣例表現を理解するであろう意味で意図されている(例えば、「A、B、およびCの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびBを共に、AおよびCを共に、BおよびCを共に、ならびに/またはA、B、およびCを共に、などを有するシステムを含むが、それに限定されない)。「A、B、またはC、などの少なくとも1つ」に類似の慣例表現が使用されている事例では、通常、そのような構文は、当業者がその慣例表現を理解するであろう意味で意図されている(例えば、「A、B、またはCの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびBを共に、AおよびCを共に、BおよびCを共に、ならびに/またはA、B、およびCを共に、などを有するシステムを含むが、それに限定されない)。2つ以上の代替用語を提示する事実上いかなる離接する語および/または句も、明細書、特許請求の範囲、または図面のどこにあっても、当該用語の一方(one of the terms)、当該用語のいずれか(either of the terms)、または両方の用語(both terms)を含む可能性を企図すると理解されるべきであることが、当業者にはさらに理解されよう。例えば、句「AまたはB」は、「A」または「B」あるいは「AおよびB」の可能性を含むことが理解されよう。
本明細書では、いくつかの例示的な技法が、様々な方法およびシステムを使用して説明され、示されたが、特許請求される本発明の主題から逸脱することなく、様々な他の変更を施すことができること、また等価物による置き換えを行うことができることを当業者は理解されたい。加えて、本明細書で説明された中心概念から逸脱することなく、特定の状況に適合するように、特許請求される本発明の主題の教示に多くの変更を施すことができる。したがって、特許請求される本発明の主題は、開示された特定の例に限定されず、そのような特許請求される本発明の主題は、添付の特許請求の範囲内およびその均等物の範囲内に包含されるすべての実施も含むことができることが意図されている。

Claims (13)

  1. 端末においてボイスオーバインターネットプロトコルサービスを提供するための方法であって、
    前記ボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアイドル状態中に、前記端末の端末バッファにおいて検出されたサイレンスディスクリプタパケットに応答して、第1のスケジューリング要求を基地局に送信することと、
    前記第1のスケジューリング要求に応答して、第1のスケジューリング信号を前記基地局から受信することであって、前記第1のスケジューリング信号が、前記サイレンスディスクリプタパケットを送信するのに十分な第1のリソース割り当てを含むことと、
    前記受信したスケジューリング信号に応答して、前記サイレンスディスクリプタパケットを前記基地局に送信することと、
    前記ボイスオーバインターネットプロトコルサービスの前記アイドル状態において音声データパケットを検出することにより、当該アイドル状態が前記ボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアクティブ状態への遷移中であることを検出し、前記音声データパケットに応答して、第2のスケジューリング要求を前記基地局に送信することと、
    前記第2のスケジューリング要求に応答して、第2のスケジューリング信号を前記基地局から受信することであって、前記第2のスケジューリング信号が、前記サイレンスディスクリプタパケットを割り当てるのに十分な第2のリソース割り当てを含むことと、
    前記受信した第2のスケジューリング信号に応答して、バッファ状態レポートを含むパケットを前記基地局に送信することと、
    半永続スケジューリング信号を前記基地局から受信することであって、前記受信した半永続スケジューリング信号が、アップリンクステータスがアクティブであることを示すことと、
    を含み
    前記アクティブ状態では、前記端末は、前記バッファ状態レポートを前記基地局に定期的にアップリンクし、当該基地局は、このアップリンクのためのリソースを定期的に端末に割り当て、
    前記端末は、前記端末バッファにおいて前記サイレンスディスクリプタパケットを検出したときに、前記ボイスオーバインターネットプロトコルサービスが前記半永続スケジューリングの状態にある場合には、当該ボイスオーバインターネットプロトコルサービスはアイドル状態に遷移し、
    前記第1のスケジューリング要求と前記第2のスケジューリング要求が同じ構成を有し、前記第1のリソース割り当てと前記第2のリソース割り当てが、同じリソース量の割り当てを含む、
    前記方法。
  2. 基地局においてボイスオーバインターネットプロトコルサービスを提供するための方法であって、
    前記ボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアイドル状態中に、端末の端末バッファにおいて検出されたサイレンスディスクリプタパケットに応答した第1のスケジューリング要求を前記端末から受信することと、
    前記第1のスケジューリング要求に応答して、第1のスケジューリング信号を前記端末に送信することであって、前記第1のスケジューリング信号が、前記サイレンスディスクリプタパケットを送信するのに十分な第1のリソース割り当てを含むことと、
    前記送信したスケジューリング信号に応答した前記サイレンスディスクリプタパケットを前記端末から受信することと、
    前記ボイスオーバインターネットプロトコルサービスの前記アイドル状態において音声データパケットを検出することにより、当該アイドル状態が前記ボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアクティブ状態への遷移中であることを検出した前記端末から、前記音声データパケットに応答した第2のスケジューリング要求を受信することと、
    前記第2のスケジューリング要求に応答して、第2のスケジューリング信号を前記端末に送信することであって、前記第2のスケジューリング信号が、前記サイレンスディスクリプタパケットを割り当てるのに十分な第2のリソース割り当てを含むことと、
    前記送信した第2のスケジューリング信号に応答したバッファ状態レポートを含むパケットを前記端末から受信することと、
    半永続スケジューリング信号を前記端末に送信することであって、前記送信した半永続スケジューリング信号が、アップリンクステータスがアクティブであることを示すことと、
    を含み
    前記アクティブ状態では、前記端末から、前記バッファ状態レポートが定期的にアップリンクされ、前記基地局は、このアップリンクのためのリソースを定期的に前記端末に割り当て、
    前記端末が、前記端末バッファにおいて前記サイレンスディスクリプタパケットを検出したときに、前記ボイスオーバインターネットプロトコルサービスが前記半永続スケジューリングの状態にある場合に、当該ボイスオーバインターネットプロトコルサービスはアイドル状態に遷移し、
    前記第1のスケジューリング要求と前記第2のスケジューリング要求が同じ構成を有し、前記第1のリソース割り当てと前記第2のリソース割り当てが、同じリソース量の割り当てを含む、
    前記方法。
  3. 前記サイレンスディスクリプタパケットを前記基地局に送信することが、動的スケジューリングプロトコルによる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記スケジューリング信号が、物理ダウンリンク制御チャネルを介して受信され、前記サイレンスディスクリプタパケットが、物理アップリンク共用チャネルを介して送信される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記基地局が、前記物理ダウンリンク制御チャネルおよび前記物理アップリンク共用チャネルについてのリソース割り当てを提供する、請求項4に記載の方法。
  6. 前記端末が、ロングタームエボリューション(LTE)通信システムの一部である、請求項1に記載の方法。
  7. 前記端末が、モバイルフォン、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、ネットブックデバイス、タブレットデバイス、または携帯情報端末の少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 命令が記憶されている機械可読媒体であって、前記命令が、実行されたときに、
    ボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアイドル状態中に、端末の端末バッファにおいて検出されたサイレンスディスクリプタパケットに応答して、第1のスケジューリング要求を基地局に送信することと、
    前記第1のスケジューリング要求に応答して、第1のスケジューリング信号を前記基地局から受信することであって、前記第1のスケジューリング信号が、前記サイレンスディスクリプタパケットを送信するのに十分な第1のリソース割り当てを含むことと、
    前記受信したスケジューリング信号に応答して、前記サイレンスディスクリプタパケットを前記基地局に送信することと、
    前記ボイスオーバインターネットプロトコルサービスの前記アイドル状態において音声データパケットを検出することにより、当該アイドル状態が前記ボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアクティブ状態への遷移中であることを検出し、前記音声データパケットに応答して、第2のスケジューリング要求を前記基地局に送信することと、
    前記第2のスケジューリング要求に応答して、第2のスケジューリング信号を前記基地局から受信することであって、前記第2のスケジューリング信号が、前記サイレンスディスクリプタパケットを割り当てるのに十分な第2のリソース割り当てを含むことと、
    前記受信した第2のスケジューリング信号に応答して、バッファ状態レポートを含むパケットを前記基地局に送信することと、
    半永続スケジューリング信号を前記基地局から受信することであって、前記受信した半永続スケジューリング信号が、アップリンクステータスがアクティブであることを示すことと、
    を含み
    前記アクティブ状態では、前記端末は、前記バッファ状態レポートを前記基地局に定期的にアップリンクし、当該基地局は、このアップリンクのためのリソースを定期的に端末に割り当て、
    前記端末は、前記端末バッファにおいて前記サイレンスディスクリプタパケットを検出したときに、前記ボイスオーバインターネットプロトコルサービスが前記半永続スケジューリングの状態にある場合には、当該ボイスオーバインターネットプロトコルサービスはアイドル状態に遷移し、
    前記第1のスケジューリング要求と前記第2のスケジューリング要求が同じ構成を有し、前記第1のリソース割り当てと前記第2のリソース割り当てが、同じリソース量の割り当てを含む、
    ように前記ボイスオーバインターネットプロトコルサービスの提供を前記端末に行わせる、前記機械可読媒体。
  9. 命令が記憶されている機械可読媒体であって、前記命令が、実行されたときに
    ボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアイドル状態中に、端末の端末バッファにおいて検出されたサイレンスディスクリプタパケットに応答した第1のスケジューリング要求を前記端末から受信することと、
    前記第1のスケジューリング要求に応答して、第1のスケジューリング信号を前記端末に送信することであって、前記第1のスケジューリング信号が、前記サイレンスディスクリプタパケットを送信するのに十分な第1のリソース割り当てを含むことと、
    前記送信したスケジューリング信号に応答した前記サイレンスディスクリプタパケットを前記端末から受信することと、
    前記ボイスオーバインターネットプロトコルサービスの前記アイドル状態において音声データパケットを検出することにより、当該アイドル状態が前記ボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアクティブ状態への遷移中であることを検出した前記端末から、前記音声データパケットに応答した第2のスケジューリング要求を受信することと、
    前記第2のスケジューリング要求に応答して、第2のスケジューリング信号を前記端末に送信することであって、前記第2のスケジューリング信号が、前記サイレンスディスクリプタパケットを割り当てるのに十分な第2のリソース割り当てを含むことと、
    前記送信した第2のスケジューリング信号に応答したバッファ状態レポートを含むパケットを前記端末から受信することと、
    半永続スケジューリング信号を前記端末に送信することであって、前記送信した半永続スケジューリング信号が、アップリンクステータスがアクティブであることを示すことと、
    を含み
    前記アクティブ状態では、前記端末から、前記バッファ状態レポートが定期的にアップリンクされ、このアップリンクのためのリソースを定期的に前記端末に割り当て、
    前記端末が、前記端末バッファにおいて前記サイレンスディスクリプタパケットを検出したときに、前記ボイスオーバインターネットプロトコルサービスが前記半永続スケジューリングの状態にある場合に、当該ボイスオーバインターネットプロトコルサービスはアイドル状態に遷移し、
    前記第1のスケジューリング要求と前記第2のスケジューリング要求が同じ構成を有し、前記第1のリソース割り当てと前記第2のリソース割り当てが、同じリソース量の割り当てを含む、
    ように前記ボイスオーバインターネットプロトコルサービスの提供を前記基地局に行わせる、前記機械可読媒体。
  10. ボイスオーバインターネットプロトコルサービスを提供するために、端末と基地局とを備えるシステムであって、
    前記システムは、
    前記ボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアイドル状態中に、前記端末の端末バッファにおいて検出されたサイレンスディスクリプタパケットに応答して、第1のスケジューリング要求を基地局に送信することと、
    前記第1のスケジューリング要求に応答して、第1のスケジューリング信号を前記基地局から受信することであって、前記第1のスケジューリング信号が、前記サイレンスディスクリプタパケットを送信するのに十分な第1のリソース割り当てを含むことと、
    前記受信したスケジューリング信号に応答して、前記サイレンスディスクリプタパケットを前記基地局に送信することと、
    前記ボイスオーバインターネットプロトコルサービスの前記アイドル状態において音声データパケットを検出することにより、当該アイドル状態が前記ボイスオーバインターネットプロトコルサービスのアクティブ状態への遷移中であることを検出し、前記音声データパケットに応答して、第2のスケジューリング要求を前記基地局に送信することと、
    前記第2のスケジューリング要求に応答して、第2のスケジューリング信号を前記基地局から受信することであって、前記第2のスケジューリング信号が、前記サイレンスディスクリプタパケットを割り当てるのに十分な第2のリソース割り当てを含むことと、
    前記受信した第2のスケジューリング信号に応答して、バッファ状態レポートを含むパケットを前記基地局に送信することと、
    半永続スケジューリング信号を前記基地局から受信することであって、前記受信した半永続スケジューリング信号が、アップリンクステータスがアクティブであることを示すことと、
    を含み、
    前記アクティブ状態では、前記端末は、前記バッファ状態レポートを前記基地局に定期的にアップリンクし、当該基地局はこのアップリンクのためのリソースを定期的に端末に割り当て、
    前記端末は、前記端末バッファにおいて前記サイレンスディスクリプタパケットを検出したときに、前記ボイスオーバインターネットプロトコルサービスが前記半永続スケジューリングの状態にある場合には、当該ボイスオーバインターネットプロトコルサービスはアイドル状態に遷移し、
    前記第1のスケジューリング要求と前記第2のスケジューリング要求が同じ構成を有し、前記第1のリソース割り当てと前記第2のリソース割り当てが、同じリソース量の割り当てを含む、
    前記システム。
  11. 請求項10に記載のシステムに含まれる前記端末。
  12. 請求項10に記載のシステムに含まれる前記基地局。
  13. 請求項8又は9に記載の機械可読媒体と、
    前記命令を実行するように前記機械可読媒体に結合されたプロセッサと、
    を備えるデバイス。
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