さまざまな実施形態が、添付図面を参照して詳細に記載されるだろう。可能であればどこでも、同じすなわち同一の部位を称するために、図面のすべてにわたって同一の参照符号が使用されるだろう。特定の例および実施例に対してなされた参照は、例示目的のためであり、本発明または特許請求の範囲のスコープを制限することは意図されていない。
「典型的である」という単語は「例、事例、あるいは実例として役立つ」ことを意味するために本明細書で使用される。本明細書において「典型的」であると記載されているどの実施も、他の実施よりも好適であるとも有利であるとも必ずしも解釈される必要はない。
本明細書で使用されるように、「コンピューティング・デバイス」および「モバイル・コンピューティング・デバイス」なる用語は、限定される訳ではないが、スマートフォン、セルラ電話、パーソナル・テレビジョン・デバイス、情報携帯端末(PDA)、パーム・トップ・コンピュータ、無線モデムを備えたメモリ・スティックを含み、無線通信能力を備えて構成されているデジタル・カメラ、無線電子メール受信機(例えば、Blackberry(登録商標)デバイスおよびTreo(登録商標)デバイス)、マルチメディア・インターネット対応セルラ電話(例えば、Blackberry Storm(登録商標))、全地球測位システム(GPS)受信機、無線ゲーム・コントローラ、乗り物(例えば、自動車)内の受信機、対話型ゲーム・デバイス、ノートブック、スマートブック、ネットブック、タブレット(例えばApple(登録商標)、iPad(登録商標)、Samsung(登録商標)、Galaxy(登録商標))、モバイル・テレビジョン・デバイス、無線モデム・ドングル、無線モデムに接続されたコンピュータ(例えば、ラップトップ・コンピュータ)、ドングルに接続されたコンピュータ、または、その他のポータブルなプログラマブル・コンピューティング・デバイス、を含むさまざまなコンピュータ・デバイスを称する。
本明細書に使用されるように、「ソーシャル・メディア・ウェブサイト」および「ソーシャル・ネットワーキング・ウェブサイト」なる用語は、ユーザが、オンライン・サービスのユーザからなるコミュニティ内で、例えば、インターネットおよび/またはモバイル・ネットワークのようなネットワークや、プラットフォームや、ウェブサイトを介したメディア・コンテンツのアップロードおよび交換を可能にするさまざまなウェブ・サイト、プラットフォーム、およびオンライン・サービスを称する。メディア・コンテンツは、ピクチャ、ビデオ、オーディオ、およびゲームを含みうる。ソーシャル・メディア・ウェブサイトの例は、例えば、Facebook(登録商標)、Twitter(登録商標)、MySpace(登録商標)、Youtube(登録商標)、Flickr(登録商標)、Photobucket(登録商標)、Dailymotion(登録商標)等を含む。
概説すると、さまざまな実施形態は、低減された(例えば、ダウンサイズされた)解像度を有するか、または、ファイルのタイプのサンプルを表す、再フォーマットされたメディア・ファイルをソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードすることと、ユーザの「友達」およびソーシャル・メディア・コンタクトが、人気のある画像またはファイルがフルのフィディリティまたは高められたフィディリティでアップロードされるように、最も興味のあるアップロードされたメディア・ファイルを識別することを可能にすることとによって、低減されたモバイル・データ通信サービスの使用を可能にする。さまざまな実施形態は、対話方式で、「クラウド」が、フルのフィディリティまたは高められたフィディリティのアップロードのために、最も人気のある画像を選択することを可能としこれによって、ユーザのモバイル・データ・メガバイトは、主に、人気のある画像を送信するために使用され、友達および仲間に興味の低い画像に浪費されないようになる。
さまざまな実施形態は、モバイル・コンピューティング・デバイス、特に、無線通信能力を備えた構成されたスマート・フォンおよびデジタル・カメラにおいて実施されうる。実施形態はまた、例えばFacebook(登録商標)のようなソーシャル・メディア・ウェブサイトに関連付けられたサーバ上で部分的に実施されうる。モバイル・コンピューティング・デバイス内で実施される本発明の実施形態は、通信および/または写真アプリケーションに関連付けられたアプリケーションまたは機能の形態でありうる。サーバ内で実施される本発明の実施形態は、ユーザのオーディオ、ビデオ、および画像コンテンツを、ユーザのソーシャル・メディア・ページまたはウェブサイトにアップロードおよび投稿することに関連付けられた追加の機能を含みうる。
いくつかの実施形態は、画像ファイル、ビデオ・ファイル、および/または、オーディオ・ファイルが、低減された解像度の(すなわち、コンパクト)フォーマットで、ユーザのモバイル通信データ・プランを用いて送信されるように、これらファイルを圧縮またはこれら画像の品質を低減する機能を用いて構成されたモバイル・コンピューティング・デバイス内で実施されうる。デジタル画像ファイルの例では、写真がダウンサイズされ、サムネール画像に圧縮されうる。これらは、わずか数キロバイトの情報で送信されうる。これらダウンサイズされた画像(またはその他のファイル)はその後、従来の無線通信方法(例えば、3Gまたは4Gのデータ通信サービス)を用いてユーザのソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードされうる。これら画像(またはその他のファイル)はダウンサイズまたは圧縮されるので、送信されるデータ量は、フル・フィディリティのファイルと比べて比較的小さい。したがって、アップロード/ダウンロードを達成するために必要とされるユーザ・データ・プランのデータ単位の量が劇的に低減される。これは、ユーザが、自分のソーシャル・メディア・ウェブサイトへの大量の画像(またはその他のファイル)をアップロードすることを可能にしながら、他のユーザのためのユーザ・データ・プランにおいて利用可能なデータ・プラン使用枠ユニットを節約する。その後、これらのファイルは、通常の方式で、ユーザのソーシャル・メディア・ウェブサイトへ投稿される。
画像(またはその他のファイル)は、ダウンサイズまたは圧縮されるので、これら画像およびファイル内で利用可能な情報または品質は、オリジナルのフル・フィディリティのファイルのごく一部分である。したがって、ユーザの友達または仲間が、ユーザのソーシャル・メディア・ウェブサイトにおいてファイルをクリックした場合、低品質の画像(または別のファイル)がアクセスされるだろう。これは、閲覧者に、画像またはファイルのサムネールまたは低品質バージョンを提供する。これは、閲覧者が、この写真またはファイルが、興味のあるものであり、フル(または、ほとんどフル)解像度で閲覧する価値があるか否かを決定するのに十分でありうる。閲覧者がファイルに興味を持っているのであれば、閲覧者は、ソーシャル・メディア・ウェブサイトがファイルを提供することを可能にする入力を選択するか、または、この入力を提供しうる。ウェブサイト・ホスト・サーバは、ユーザが投稿したファイルの相対的な人気を判定するか、または、フル解像度の画像ファイルを求める要求をするように構成されうる。閲覧者は、例えば、ファイルにコメントしたり、ファイルの格付けしたり(例えば、閲覧者がこのファイルを「いいね」していることを示す)、ファイルにタグ付けしたり、ファイルにリンクしたり、または、ファイルを他のユーザ(単数または複数)へ転送するために、ソーシャル・メディア・サーバとインタラクトすることによって、興味のある写真またはファイルとインタラクトしうる。
ソーシャル・メディア・サーバは、より高い解像度のバージョンをアップロードするための帯域幅消費を許容するほど、フル解像度の画像またはファイルに十分な興味があるか否かを判定するために、特定のファイルのアクセスを求める要求の数、または、特定のファイルとのその他のインタラクションを求める要求の数をカウントしうる。興味があるのであれば、ソーシャル・メディア・サーバは、特定のファイルのより高い解像度のバージョンのアップロードを要求するメッセージを、発信元の(すなわち、ダウンロードしている)コンピューティング・デバイスへ送信しうる。ソーシャル・メディア・サーバによるこの判定は、アクセス、要求、またはインタラクションの数を、ユーザのソーシャル・メディア・ウェブサイトを設定する際にユーザによって設定されうるしきい値と比較することを含みうる。その他の実施形態では、ソーシャル・メディア・サーバが、ユーザが特定のメディア・ファイルと有するインタラクションの品質および数を評価し、このインタラクションが、予め定められた「人気度」のしきい値を満足すると、ソーシャル・メディア・サーバは、より高い解像度のバージョンのファイルのアップロードを要求しうる。ユーザのコンピューティング・デバイスは、このような要求を受信することに応じて、要求された画像または他のファイルの、より高い解像度のバージョン、または、フル解像度バージョンをアップロードしうる。この画像またはファイルをアップロードすることは、通常の無線データ通信処理を用いて達成されうる。最後に、ソーシャル・メディア・サーバは、ユーザのページにおいて、オリジナルの低解像度の画像/ファイルの代わりに、より高い解像度のファイルまたは画像を置き換えるように構成される。したがって、アップロードされた、より解像度の高い第2のバージョンは、新たな画像でもファイルでもないが、オリジナルの、より高い解像度への置換でありうる。さまざまな実施形態において、ソーシャル・メディア・サーバは、より低い解像度のバージョンのファイルを維持し、より低い解像度のバージョンを、ユーザのコンピューティング・デバイスへダウンロードするために利用可能としうる。例えば、実施形態は、より高い解像度のバージョンのファイルが利用可能である場合、ユーザのコンピューティング・デバイスが、より低い解像度のバージョンのファイルをダウンロードすることを選択できるようにすることを含みうる。この実施形態は、ユーザが、より小さなサイズのバージョンのファイルをダウンロードすることを選択することによって、無線料金を節約できるようにしうる。
さまざまな実施形態によって、ユーザは、画像のフル選択が提供されるように、初期アップロードで使用されるメガバイト量を低減する方式で、デジタル・メディアをアップロードできるようになる。その間、ユーザのデータ・プランは、友達および仲間に対して本当に興味のある、より高い解像度のバージョンの画像またはその他のファイルをアップロードするためにより効率的に利用されうる。これら実施形態によって、ユーザは、人気のある写真(または、その他のファイル)のみがフル解像度の送信処理を受けるように、友達と、非常に多くの写真(または、その他のファイル)を共有できるようになる。
図1は、複数のユーザがソーシャル・メディア・ウェブサイトでメディア・コンテンツをアップロード、閲覧、または交換できるようにするために使用されうる典型的な通信システム100を例示する。通信システム100は、例えば、セルラ電話ネットワーク、Wi−Fiネットワーク、または、セルラ電話ネットワークとWi−Fiネットワークとの両方の組み合わせのような無線通信ネットワーク102を利用しうる。無線通信ネットワーク102は、例えば、インターネット・ゲートウェイ接続126を介して、インターネット112に接続されうる。1または複数のソーシャル・メディア・ウェブサイト・サーバ104が、ローカル・エリア・ネットワーク120またはインターネット112によって無線通信ネットワーク102に接続されうる。図1は、物理的な接続としてのネットワーク接続120を示しているが、無線ネットワーク接続も使用されうる。無線通信システム102は、無線データ・リンク114を介して、複数のモバイル・コンピューティング・デバイス106−1,106−2,106−3へ、無線通信サービス(例えば、セルラ・データ・ネットワークまたはWi−Fi)を提供しうる。
ユーザ・モバイル・コンピューティング・デバイス106−1,106−2,106−3(集合的に、「モバイル・コンピューティング・デバイス106」)は、プロセッサとメモリを含んでおり、無線データ・リンク114を介してデータを送信および受信しうる。モバイル・コンピューティング・デバイス106は、1または複数のソーシャル・メディア・ウェブサイトに関連付けられたアプリケーション・ソフトウェアを用いて構成されうる。このアプリケーション・ソフトウェアは、メモリに格納され、プロセッサによって実行可能である。モバイル・コンピューティング・デバイス106はさらに、例えば、ピクチャ・ファイル、ビデオ・ファイル、オーディオ・ファイル等のような1または複数のメディア・コンテンツ・ファイルをメモリ内に格納しうる。モバイル・コンピューティング・デバイス106は、モバイル・コンピューティング・デバイス106が、メディア・コンテンツ・ファイルを生成および格納することを可能にするハードウェアおよび/またはソフトウェアを含みうる。例えば、モバイル・コンピューティング・デバイス106は、ピクチャ・ファイルおよび/またはビデオ・ファイルを撮影および格納するためのデジタル・カメラを含みうる。モバイル・コンピューティング・デバイス106は、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへメディア・ファイルをアップロードするために、アプリケーション・ソフトウェアを使用しうる。ソーシャル・メディア・ウェブサイトでは、メディア・ファイルが、ソーシャル・メディア・ウェブサイトの別のユーザへ閲覧可能でありうる。
多くのケースでは、モバイル・コンピューティング・デバイス106は、無線ネットワーク102を介してどれくらいの量のデータを送信または受信できるかの観点から制限されうる。例えば、無線ネットワーク102のオペレータは、ネットワークのユーザに対し、帯域幅制限を課しうる。モバイル・コンピューティング・デバイス106のユーザは、所与の料金(例えば、月極め料金)で、所与の期間内、ネットワーク102にアップロードまたはダウンロードされうるデータ量を制限する無線ネットワーク・データ・プランを有しうる。ユーザが、これらの制限を超えた場合、ネットワーク・オペレータは、極めて高価になりうる超過料金を課しうる。いくつかのケースでは、モバイル・コンピューティング・デバイス106のユーザは、プリペイド・プランを有しうる。そして、ソーシャル・ウェブ・サイトへファイルをアップロードするためにこのプランを利用することは、例えば、電話呼出のような他の用途のために意図されたリザーブを著しく消費し、フラストレーションのたまる経験をもたらす。1つの実施形態では、モバイル・コンピューティング・デバイス106は、ユーザが、使用されているデータを追跡することを支援し、超過データ使用料金を避けるために、所与の期間内に(例えば、毎月)使用されたデータ量を追跡するソフトウェアを含みうる。
例えば、ソーシャル・メディア・ウェブサイト・サーバ104は、ユーザのデバイス106−1からアップロードされたメディア・ファイルを受信し、これらファイルを、例えば、データベースまたはディレクトリに格納しうる。サーバ104は、ユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス106−1によってアップロードされた1または複数のメディア・ファイルを閲覧するために、別のユーザのデバイス(例えば、モバイル・コンピューティング・デバイス106−2,106−3)から送信された要求を、ネットワーク(単数または複数)102,112を介して受信しうる。この別のユーザが認証された(すなわち、この別のユーザが、アップロードしているユーザの「友達」である)場合、サーバ104は、要求されたメディア・ファイルを、ネットワーク102,112を介してこの別のユーザのデバイス106−2へダウンロードしうる。ソーシャル・メディア・ウェブサイトのオペレータは、ユーザが高い解像度のメディア・コンテンツを互いに共有できるようにしたいとの要求と、高い解像度の大量のメディア・コンテンツを格納することおよび送信することに関連付けられたコストとの間の緊張感を有しうる。
図2は、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへファイルをアップロードする実施形態の方法200を例示する。方法200のブロック202では、モバイル・コンピューティング・デバイス106でありうるコンピューティング・デバイスが、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードされうるファイルのユーザ選択を受け取りうる。これらファイルは、例えばピクチャ・ファイル、ビデオ・ファイル、および/またはオーディオ・ファイルのようなメディア・ファイルでありうる。これらメディア・ファイルは、フル・サイズおよび/またはフル解像度のフォーマット(例えば、TIFF、JPEG、BMP、MPEG等)でデバイス106に格納されうる。これらメディア・ファイルはさらに、例えば記事、出版物、またはブログ・エントリのようなテキスト・ファイルを含みうる。
ブロック204では、コンピューティング・デバイスが、選択されたファイルを、低減されたサイズ、および/または、低減された解像度のフォーマットへ再フォーマットし、ブロック206では、コンピューティング・デバイスが、再フォーマットされたファイルを、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードしうる。これらファイルは、例えば、当該技術分野で周知であるリサイズ・アルゴリズムまたは圧縮アルゴリズムのような何れかの周知技術を用いて再フォーマットされうる。再フォーマットは、モバイル・コンピューティング・デバイス106で動作するアプリケーション・ソフトウェアによって行われうる。いくつかの実施形態では、ソーシャル・メディア・ウェブサイトは、ダウンロード可能な実行可能なファイル(例えば、HTMLコード、JavaScript(登録商標)等)を含みうる。このファイルは、モバイル・コンピューティング・デバイス106において動作し、無線ネットワーク102を介してソーシャル・メディア・サーバ104へ送信される前に、各メディア・ファイルを自動的に再フォーマットする。再フォーマットされたファイルは、無線ネットワーク102を介して送信するために、同じファイルのフル・サイズ/フル解像度バージョンよりも少ない帯域幅(例えば、メガバイト)しか必要としない。これによって、ユーザは、データ・プラン制限を超えることなく、より多くのファイルをアップロードすることができる。再フォーマットされたファイルは、例えば、オリジナルのファイルに対して切り取られているか、および/または、より低い解像度のディスプレイ(WVGAまたはFWVGAのようなより高い解像度のディスプレイではなく、例えば、VGA 640×480ディスプレイ)しかサポートしない。再フォーマットされたメディア・ファイルは、オリジナルのファイルと異なるタイプのファイルでありうる。例えば、オリジナルのファイルがビデオ・ファイルである場合、再フォーマットされたファイルは、オリジナルのファイルからの1または複数の静止画像および/またはオーディオ部分(単数または複数)でありうる。同様に、オリジナルのファイルが3次元(3D)またはホログラフィ・メディア・ファイルである場合、再フォーマットされたファイルは、2次元ファイルでありうる。オリジナルのファイルが、例えば、記事、出版物、またはブロッグ・エントリのようなテキスト・ファイルである場合、再フォーマットされたファイルは、例えば、ファイルの「見出し」またはタイトル、ファイルの一部分(例えば、第1パラグラフ)、および/または、ファイルのコンテキストの要約でありうる。これらは、ユーザのコンピューティング・デバイス106−1において動作する人工知能ソフトウェアを用いて自動的に生成されうる。再フォーマットされた、より低い解像度のファイルは、ソーシャル・メディア・ウェブサイト上のファイルを求めるユーザ要求、または、ソーシャル・メディア・ウェブサイト上のファイルとのインタラクションに基づいて、ソーシャル・メディア・サーバ104が、その後、より高い解像度のバージョンのファイルのアップロードを要求することを容易にするためのユニークなファイル・メタデータを含みうる。
ブロック208では、ソーシャル・メディア・サーバ104が、ユーザのメディア・ウェブサイトへこれらファイルを投稿する。ソーシャル・メディア・サーバ104は、例えば、これらファイルをサムネール画像として提示しうる。ブロック210において、サーバ104は、アップロードされたファイルにアクセスする要求を、ソーシャル・メディア・ウェブサイトの別のユーザから受信しうる。例えば、ソーシャル・ネットワーク上の発信元のユーザのコミュニティ(例えば、「友達」)内にあるコンピューティング・デバイス106−2のユーザは、発信元のユーザのウェブサイトに訪問し、選択された1または複数のメディア・ファイル(例えば、写真、ビデオ等)をクリックしうる。これに応じて、サーバ104は、選択されたファイルの、再フォーマットされた、低減された解像度のバージョンを、要求元のコンピューティング・デバイス106−2へ送信しうる。
ブロック210の一部として、ソーシャル・メディア・サーバ104は、ソーシャル・メディア・サーバ104へアップロードされた各メディア・ファイルについて受信されたアクセス要求の数のカウントを維持しうる。このように、サーバ104は、各ファイルの「人気度」を追跡しうる。ブロック212において、サーバ104は、特定のファイルに対する要求の数を、しきい値と比較しうる。このしきい値は、ソーシャル・メディア・サーバによって決定されうるか、または、ユーザによって設定されうる。一例として、しきい値は、5回の要求に設定されうる。実施形態では、ユーザがファイルをアップロードした場合、しきい値は、ユーザによって設定されうる。受信されたファイル・アクセス要求の数が、しきい値未満のままである(すなわち、判定ブロック212=“No”)間、サーバ104は、ファイルを求める要求の受信と、より低い解像度のバージョンの送信とを継続しうる。
ファイル・アクセス要求の数が、しきい値に等しい、または、しきい値を超えている(すなわち、判定ブロック212=“Yes”)場合、ブロック214において、サーバ104が、より高い解像度のバージョンのファイルを求める要求を、ユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス106−1へ送信する。さまざまな実施形態では、ソーシャル・メディア・サーバ104は、SMSメッセージ、電子メール、HTML、または、次回にユーザのデバイス106−1がソーシャル・メディア・サーバへログインした場合に通信された要求、のうちの1または複数によって、発信元のユーザのコンピューティング・デバイス106−1にコンタクトしうる。
さまざまな実施形態では、モバイル・コンピューティング・デバイス106は、モバイル・コンピューティング・デバイスのバックグランドで動作するソーシャル・メディア・ウェブサイト用のアプリケーション・プログラムを有しうる。このアプリケーション・プログラムは、例えば、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへメディア・ファイルをアップロードするために使用されるプログラムでありうる。このアプリケーションは、例えば、ソケット通信、TCP/IP通信、セルラ・データ通信等のような、モバイル・コンピューティング・デバイス106−1とソーシャル・メディア・サーバ104との間のネットワーク102を介したバックグランド通信を可能にしうる。さまざまな実施形態では、サーバ104は、より高い解像度のバージョンのメディア・ファイルをデバイスがアップロードすることを要求するために、モバイル・コンピューティング・デバイス106−1とのバックグランド通信リンクを使用しうる。あるいは、ソーシャル・メディア・サーバ104は、モバイル・コンピューティング・デバイス106−1があたかもウェブ・サーバであるかのように、ネットワーク102を介してモバイル・コンピューティング・デバイス106−1にコンタクトしうる。例えば、ソーシャル・メディア・サーバ104は、デバイス106−1において共通のプロトコルで動作するウェブ・サーバを経由して、モバイル・コンピューティング・デバイス106−1にコンタクトしうる。認証処理によって、ソーシャル・メディア・サーバ104は、デバイス106−1における特定のファイルを要求するために、URLにコンタクトできるようになりうる。別の実施形態では、ソーシャル・メディア・ウェブサイトは、モバイル・コンピューティング・デバイス106−1上で動作するオペレーティング・システムと統合されうる。例えば、このオペレーティング・システムは、モバイル・コンピューティング・デバイス106−1によって生成されたメディア・ファイルの(例えば、カメラから)ソーシャル・メディア・ウェブサイトへの自動アップロードを可能にする機能を含みうる。実施形態では、ソーシャル・メディア・サーバ104は、この機能をデバイス上でウェイク・アップすることによって、コンピューティング・デバイス106から、より高い解像度のファイルを要求しうる。
別の実施形態では、ソーシャル・メディア・サーバ104は、音声コールによって、ユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス106−1とコンタクトしうる。音声コールは自動化されうる。そして、音声コマンドまたはボタン押圧によって、高い解像度の画像をアップロードする招待を、ユーザが受け取ることができるように、音声認識ソフトウェアを適用しうる。
ブロック216では、モバイル・コンピューティング・デバイス106−1が、より高い解像度のバージョンのファイルをアップロードすることによって、ソーシャル・メディア・サーバからの要求に対して応答しうる。より高い解像度のバージョンのファイルは、オリジナルの、フル・フォーマットのバージョンのファイルでありうるか、または、最初にアップロードされたバージョンよりも高い解像度であるが、フル・フォーマットのファイルと比較してサイズおよび/または解像度が低減されたバージョンのファイルでありうる。例えば、オリジナル・ファイルが2メガピクセルの写真である場合、アップロードされたオリジナルのバージョンは、低解像度のVGA(640×480)画像でありうる。そして、要求に応じてソーシャル・メディア・サーバ104からアップロードされたより高い解像度のバージョンは、1メガピクセルのバージョンの写真でありうる。
ブロック218では、ソーシャル・メディア・サーバ104は、要求されたファイルの、より大きなフォーマットの、より高い解像度のバージョンを受信し、オリジナルのファイルを、この受信された、より大きなフォーマットのバージョンと交換しうる。いくつかの実施形態では、ソーシャル・メディア・サーバ104は、新たなファイルを投稿していないが、1つのバージョンのファイルを、同じコンテンツ(ピクチャ、ビデオ等)の、より大きなフォーマットの、より高い解像度のバージョンと交換しうる。ソーシャル・メディア・サーバ104は、古いファイルを、そのディレクトリに新たにアップロードされたファイルと交換しうるか、または、例えば、新たなファイルへポインタを追加しうる。さまざまな実施形態では、コンテンツに関連付けられた任意のデータ(例えば、閲覧、タグ付け、コメント、ファイルの閲覧者から受信した「いいね」等の数)が、サーバ104によって保持され、このファイルの、より大きなフィーマットのバージョンに関連付けられる。
いくつかの実施形態では、ソーシャル・メディア・サーバは、このファイルの、より低い解像度のバージョンを保持し、より低い解像度のバージョンを、ユーザのコンピューティング・デバイスへダウンロードするために利用可能としうる。例えば、実施形態は、これらファイルの、より高い解像度のバージョンが利用可能である場合、ユーザのコンピューティング・デバイスが、より低い解像度のバージョンのファイルをダウンロードすることを選ぶことを可能にすることを含みうる。
実施形態では、オプションのブロック219において、ソーシャル・メディア・サーバ104は、オプションとして、ソーシャル・メディア・ウェブサイトのユーザのコンピューティング・デバイスに対して、特定のファイルの、より高い解像度のバージョンが利用可能であることを通知しうる。例えば、サーバ104は、このファイルの、より低い解像度のバージョンを以前にアクセスまたはダウンロードしたコンピューティング・デバイスへ、メッセージまたは通知を送信しうる。
図3A−3Cは、モバイル・コンピューティング・デバイス106−1からソーシャル・メディア・ウェブサイトへメディア・ファイルをアップロードするための代替実施形態の方法300,301,303を例示する。図3Aは、メディア・ファイルがソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードされる前に、モバイル・コンピューティング・デバイス106が、メディア・ファイルを自動的に再フォーマットする実施形態の方法300を例示する。ブロック302では、モバイル・コンピューティング・デバイス106が、例えば、カメラ電話で撮影されたピクチャ・ファイルまたはビデオ・ファイルのような複数のメディア・ファイルを生成しうる。ブロック304では、モバイル・コンピューティング・デバイスのユーザからの入力に応じて、モバイル・コンピューティング・デバイス106が、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードするための、1または複数のファイルのユーザ選択を受け取りうる。ブロック306では、選択されたファイルが、低減されたサイズ、および/または、低減された解像度のフォーマットへと再フォーマットされ、ブロック308では、選択されたファイルが、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードされる。ブロック310では、モバイル・コンピューティング・デバイス106が、その後ありうるアップロードのために、オリジナルの、再フォーマットされていないバージョンのファイルを、メモリに格納しうる。
図3Bは、モバイル・コンピューティング・デバイス106が、高い解像度のバージョンのメディア・ファイルをアップロードするか、または、より低い解像度のバージョンのメディア・ファイルをアップロードするかを決定するプログラム・ロジックを使用しうる代替実施形態の方法301を例示する。この方法301では、前述したように、ブロック302,304においてそれぞれ、モバイル・コンピューティング・デバイス106は、メディア・ファイルを生成し、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードするファイルの選択を受け取りうる。ブロック316では、フル・サイズのファイルおよび/またはフル解像度のファイルをアップロードするために必要とされるデータ量(例えば、メガバイト)が決定され、このデータが、ユーザのデータ・プランにおいて利用可能なデータ量と比較されうる。判定ブロック318では、モバイル・コンピューティング・デバイスが、これらファイルのより高い解像度のバージョンのアップロードが、ファイル送信フォーマットに関して予め定められた基準を満足しているか否かを判定しうる。1つの実施形態では、この基準は、単に、データ使用制限を超えずにフル解像度のファイルのアップロードを可能にする十分なデータが、ユーザのデータ・プランに残っているか否かでありうる。その他の要因は、例えば、履歴的データ使用に対するユーザの料金、および/または、ユーザのデータ・プランの制限に対して現在の課金サイクル内にあるデータ使用のユーザの料金のみならず、利用可能なデータ使用制限がリセットされるまであと何日残っているか、のような予め定められた基準において考慮されうる。例えば、判定ブロック318の一部として、モバイル・コンピューティング・デバイスは、フル・サイズ/解像度のファイルがアップロードされたのであれば、現在の課金サイクル内で、ユーザが、データ使用制限を超える可能性が高いか否かを判定するためのアルゴリズムを適用しうる。この基準は、完全にユーザ調節可能でありうる。
アップロードが、フル・サイズおよび/またはフル解像度のアップロードについての予め定められた基準を満足する(すなわち、判定ブロック318=“Yes”)のであれば、ブロック320において、より高い解像度のファイルが、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードされうる。
しかしながら、アップロードが満足していない(すなわち、判定ブロック318=“No”)場合、ブロック322において、ファイルが、低減されたサイズおよび/または低減された解像度のフォーマットへ再フォーマットされ、ブロック324において、再フォーマットされたファイルが、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードされうる。ブロック326では、オリジナルのファイルが、その後のありうるアップロードのために、モバイル・コンピューティング・デバイスに格納されうる。実施形態では、モバイル・コンピューティング・デバイス106が、アップロードのために利用可能なデータ使用量に基づいて、アップロードされるファイルのために適切なフォーマット(例えば、サイズおよび/または解像度)を選択しうる。
図3Cは、モバイル・コンピューティング・デバイス106が、提案されたアップロードがデータ使用制限を超えた場合をユーザに通知し、ユーザが、このファイルのより高い解像度のバージョンをアップロードするか、またはより低い解像度のバージョンをアップロードするかを決定できるようにするさらなる実施形態の方法303を例示する。この方法303では、前述したように、ブロック302および304においてそれぞれ、モバイル・コンピューティング・デバイス106が、メディア・ファイルを生成し、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードするファイルのユーザ選択を受け取りうる。判定ブロック332では、ファイルのより高い解像度のバージョンのアップロードが、ユーザに対して、利用可能なデータ使用制限を超えさせるか、または、超えさせる可能性が高いかを、コンピューティング・デバイス・プロセッサが判定しうる。図3Bに関連して前述したように、この判定は、アップロードのサイズと、ユーザのプランにおいて残っているデータとの単純な比較でありうるか、または、所与の課金期間においてユーザがデータ制限を超える可能性を判定するために、より洗練されたアルゴリズムを利用しうる。アップロードが、ユーザに対して、データ制限の超過を引き起こさせないと、デバイス・プロセッサが判定した(すなわち、判定ブロック332=“No”)のであれば、ブロック336において、より高い解像度のファイルが、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードされうる。
アップロードが、ユーザに対して、データ制限の超過を引き起こさせるとプロセッサが判定した(すなわち、判定ブロック332=“Yes”)のであれば、ブロック334において、モバイル・コンピューティング・デバイス106は、選択されたファイルをアップロードすることがデータ制限を超過し、結果として、超過料金となることをユーザに通知しうる。この通知は、ユーザに対する視覚的、聴覚的、および/または、触覚的なプロンプトの形態でありうる。そして、例えば、スクリーン上のポップ・アップ表示、または、ソーシャル・メディア・アプリケーション上のアイコンでありうる。この通知は、アップロードされるファイルのサイズに関する情報、ユーザのデータに残っているデータ、および/または、データ・プラン制限を超えることに関連付けられたコストを含みうる。
判定ブロック338では、コンピューティング・デバイス・プロセッサは、ユーザに、ファイルを再フォーマットするオプションを提示しうる。そして、ユーザの選択入力を受け付けうる。ユーザがファイルを再フォーマットしないと決定したことを示す入力を、プロセッサが受け取った(すなわち、判定ブロック338=“No”)のであれば、ブロック336において、オリジナルの、より高い解像度のファイルが、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードされうる。ユーザが、ファイルを再フォーマットすると決定したことを示す入力を、プロセッサが受け取った(すなわち、判定ブロック338=“Yes”)のであれば、ブロック340において、ファイルが、低減されたサイズおよび/または低減された解像度のフォーマットに再フォーマットされ、ブロック342において、これら再フォーマットされたファイルが、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードされうる。ブロック344では、その後のありうるアップロードのために、オリジナルのファイルが、モバイル・コンピューティング・デバイスに格納されうる。
図4Aは、メディア・ファイルをソーシャル・メディア・ウェブサイトへ投稿するためにサーバにおいて実施されうる実施形態の方法400を例示する。ブロック402では、サーバ104が、1または複数のモバイル・コンピューティング・デバイス106からアップロードされたファイルを受信しうる。例えば、これらファイルは、図3A−3Cに関して以前に記載された実施形態の方法にしたがって、低減されたフォーマットでアップロードされうる。これらファイルは、より高い解像度のファイルであり、これらは、サーバ104によって、より小さな、および/または、より低い解像度のフォーマットへ再フォーマットされうる。この再フォーマットは、例えば、サーバ104のデータ格納要件および送信要件を節約するために実行されうる。
ブロック404では、受信された、より低い解像度のファイルが、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへ投稿されうる。1つの実施形態では、これらファイルは、ソーシャル・メディア・サーバ104へホストされ、例えば、ユーザのFacebook(登録商標)ページのようなソーシャル・メディア・ネットワークの1または複数のユーザに関連付けられたウェブサイトへ投稿されうる。このウェブサイトは、ソーシャル・メディア・ネットワークのその他のユーザによって訪問され、サーバ104は、ユーザの承認したコミュニティ(例えば、「友達」)内の他人へのアクセスを制限しうる。他の実施形態では、ユーザのウェブサイトは、一般に、大衆に利用可能でありうる。
ブロック406では、サーバ104は、各ファイルとのインタラクションをモニタしうる。ユーザのウェブサイトへの訪問者は、ウェブサイトに投稿されたメディア・ファイルとのさまざまなインタラクションを有しうる。メディア・ファイルとのインタラクションは、例えばピクチャまたはビデオのような特定のファイルを閲覧するための要求またはクリックを含みうる。インタラクションはまた、(例えば、閲覧者がファイルを「いいね」したことを示す)ファイルの各付けを投稿することと、ファイルのタグを投稿することと、ファイルに関するコメントを投稿することと、閲覧者自身のページへのファイルにリンクすることと、ファイルを他のユーザへ転送すること等を含みうる。一般に、特定のメディア・ファイルとのインタラクションのタイプおよび数は、ユーザのコミュニティ内での、ファイルの「人気度」を示しうる。
判定ブロック408では、サーバ104は、特定のファイルとのインタラクションが、人気度しきい値を超えたか否かを判定しうる。一般に、サーバ104は、ファイルが人気度しきい値を超えているか否かを判定するために、ファイルとのインタラクションのタイプおよび/または数を評価しうる。1つの実施形態では、サーバ104は、単に、ファイルの閲覧数をカウントしうる。そして、ファイルが、予め定められた回数閲覧された場合、人気度しきい値が満足される。他の実施形態では、サーバ104は、ファイルの人気度を評価するために、例えば、タグ付け、コメント、および/または、レビュー(例えば、「いいね」)の数のような、ファイルによって受け取られたその他のタイプのインタラクションを要因に含めうる。人気度しきい値は、ファイルとの異なるタイプのインタラクションの累積的な結合でありうる。人気度しきい値は、サーバによって定義されうる。別の実施形態では、人気度しきい値は、ユーザによって(例えば、ユーザのソーシャル・メディア・ウェブサイト上の制御設定として、または、サーバ104へのファイルのアップロード中に)定義されうる。人気度しきい値が、満足されていない(すなわち、判定ブロック408=“No”)である場合、サーバ104は、ユーザ・インタラクションのモニタを継続しうる。
実施形態では、人気度しきい値は、ユーザによって以前にアップロードされたファイルの人気度に少なくとも部分的に基づきうる。例えば、これらメディア・ファイルについて、より頻繁に「いいね」や、興味を引くヒットをした履歴を持つユーザは、画像品質対帯域幅比アルゴリズムに依存して、より高い解像度またはフル解像度でこれらメディア・ファイルを自動的にアップロードしうる。
人気度しきい値が満足される(すなわち、判定ブロック408=“Yes”)と、サーバ104は、より高い解像度のバージョンのファイルを求める要求を、ユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス106へ送信しうる。ユーザのモバイル・コンピューティング・デバイスへの要求は、図2に関して前述されたように、さまざまな手法でなされうる。
判定ブロック412において、サーバ104は、ユーザのコンピューティング・デバイスが、より高い解像度のバージョンのファイルをアップロードしたか否かを判定しうる。ユーザのコンピューティング・デバイスが、より高い解像度のバージョンをアップロードしなかった(すなわち、判定ブロック412=“No”)のであれば、サーバ104は、より低い解像度のファイルを、ソーシャル・メディア・ウェブサイトに維持しうる(ブロック416)。ユーザのコンピューティング・デバイスが、より高い解像度のバージョンのファイルをアップロードした(すなわち、判定ブロック412=“Yes”)のであれば、サーバ104は、ブロック414において、既存のファイルを、より高い解像度のバージョンのファイルと交換しうる。実施形態では、ソーシャル・メディア・サーバ104は、オプションとして、オプションのブロック417において、ソーシャル・メディア・ウェブサイトのユーザのコンピューティング・デバイスに対して、特定のファイルの、より高い解像度のバージョンが利用可能であることを通知しうる。
図4Bはさらに、複数の異なる人気度しきい値が定義され、人気度しきい値を超える場合にはいつでもサーバ104が、より高い解像度のバージョンのファイルを求める要求を、発信元のモバイル・コンピューティング・デバイスへ送信しうる実施形態の方法を例示する。サーバ104は、ブロック418において、おのおののファイルとのユーザ・インタラクションをモニタし、判定ブロック420において、第1の人気度しきい値を超えているか否かを判定しうる。第1の人気度しきい値を超えている(すなわち、判定ブロック420=“Yes”)のであれば、サーバ104は、ブロック422において、より高い解像度のバージョンのファイルを要求しうる。ユーザのコンピューティング・デバイスがファイルをアップロードしたか否か(判定ブロック424)に依存して、サーバ104は、(判定ブロック=“Yes”であれば)ブロック426において、このファイルを、より高い解像度のバージョンと交換しうる。あるいは、(判定ブロック=“No”であれば)ブロック428において、より低い解像度のファイルを維持しうる。いずれのケースであれ、サーバ104は、ブロック430において、おのおののファイルとのインタラクションをモニタし続けうる。サーバ104は、判定ブロック432において、関連するファイル(単数または複数)について、ユーザ・インタラクションが、第2の人気度しきい値を超えたか否かを判定しうる。第2の人気度しきい値は、第1のしきい値に比べて、ファイルとのインタラクション(例えば、閲覧、コメント、「いいね」等)の数がより多い。それは、例えば、ユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス106が、より高い解像度のバージョンのファイルをアップロードしないか、または、ファイルが、第1の(例えば、より低い)人気度しきい値を超えた場合、中間解像度のバージョンのファイルのみをアップロードしうるが、ファイルが、ソーシャル・メディア・ウェブサイトにおいて、第2の(例えば、より高い)人気度しきい値を超えた場合、より高い解像度のファイルをアップロードするケースでありうる。第2の人気度しきい値は、サーバによって定義されうるか、ユーザによって定義されうる。インタラクションが、第2の人気度しきい値を超えた場合(すなわち、判定ブロック432=“Yes”)、ブロック434において、サーバ104が、ユーザのソーシャル・メディア・ウェブサイトに現在ダウンロードされているものよりも高い解像度のバージョンのファイルを求める要求を、ユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス106へ送信しうる。この処理は、定義されたすべての人気度しきい値が満足されるまで、および/または、サーバ104が、利用可能な関連するファイルの最大解像度のバージョンを受信するまで、後続して定義される(例えば、第3、第4等)の人気度しきい値で続けられる。
図5A−5Cは、モバイル・コンピューティング・デバイス106からソーシャル・メディア・ウェブサイトへ、より高い解像度のバージョンのファイルをアップロードするための実施形態の方法500,501,503を例示する。この実施形態の方法500,501,503は、より低い解像度のフォーマットで以前にアップロードされたファイルの、より高い解像度をアップロードするという、ソーシャル・メディア・サーバ104からの要求に応じて、コンピューティング・デバイス・プロセッサによって実施されうる。ソーシャル・メディア・サーバ104からの要求は、図4Aおよび4Bに関して既に記載された実施形態の方法にしたがいうる。その他の実施形態では、方法500,501,503は、例えば、別のモバイル・コンピューティング・デバイス106−2,106−3からのように、別のモバイル・コンピューティング・デバイスまたは処理からの要求に応じて、デバイス・プロセッサによって実施されうる。
図5Aに例示された第1の実施形態の方法500では、ブロック502において、モバイル・コンピューティング・デバイス106が、より高い解像度のバージョンのファイルをアップロードする要求を、ソーシャル・メデァア・サーバ104から受信しうる。判定ブロック504では、要求されたアップロードが、モバイル・コンピューティング・デバイスに対して、データ使用制限を超えさせるか、または、超えさせる可能性が高いかを、モバイル・コンピューティング・デバイス・プロセッサが判定しうる。図3Bおよび3Cに関して前述されたように、この判定は、ユーザのプランに残っているデータとアップロードのサイズとの単純な比較でありうるか。あるいは、所与の課金期間におけるデータ制限をユーザが超える可能性を判定するために、さらに洗練されたアルゴリズムを利用しうる。アップロードが、ユーザに対して、データ制限を超えさせることはないだろうとプロセッサが判定する(すなわち、判定ブロック504=“No”)と、ブロック510において、より高い解像度のファイルが、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードされうる。
アップロードが、ユーザに対して、データ制限を超えさせるとプロセッサが判定する(すなわち、判定ブロック504=“Yes”)と、ブロック506において、モバイル・コンピューティング・デバイス106は、ユーザに対して、選択されたファイルをアップロードすることは、データ制限を超え、結果として、超過料金となることを通知しうる。この通知は、ユーザに対する視覚的、聴覚的、および/または、触覚的なプロンプトの形態でありうる。そして、例えば、スクリーン上のポップ・アップ表示、または、ソーシャル・メディア・アプリケーション上のアイコンでありうる。この通知は、アップロードされるファイルのサイズに関する情報、ユーザのデータに残っているデータ、および/または、データ・プラン制限を超えることに関連付けられたコストを含みうる。
判定ブロック508では、デバイス・プロセッサは、ファイルを再フォーマットすることに関する選択をユーザに提供するプロンプトを提示し、これに応じて、ユーザ入力を受け取る。受け取られたユーザ入力が、ユーザが、1または複数のファイルのより高い解像度のバージョンをアップロードしたいことを示す(すなわち、判定ブロック508=“Yes”)のであれば、ブロック510において、1または複数のファイルのより高い解像度のバージョンが、ネットワーク102を介して、ソーシャル・メディア・サーバ104へアップロードされうる。受け取られたユーザ入力が、ユーザが、要求されたファイルのより高いバージョンをアップロードしたくないことを示す(すなわち、判定ブロック508=“No”)のであれば、モバイル・コンピューティング・デバイス106が、ブロック502において、さらなるアップロード要求を受け取ることを待ちうる。
図5Bは、モバイル・コンピューティング・デバイス・プロセッサが、ソーシャル・メディア・サーバ102によって要求された、より高い解像度のバージョンのファイル(単数または複数)をアップロードするために、どれくらい多くのデータ(例えば、メガバイト)が利用可能であるかを判定し、これらファイルを、データ利用可能性に基づいて、適切なサイズ/解像度へ再フォーマットする、さらなる実施形態の方法501を例示する。ブロック512では、モバイル・コンピューティング・デバイス106が、より高い解像度のバージョンのファイルをアップロードする要求を、ソーシャル・メディア・サーバ104から受信し、ブロック514において、デバイス・プロセッサは、要求されたファイルをアップロードする際に用いるために利用可能であるデータ量を判定しうる。判定ブロック516では、モバイル・コンピューティング・デバイス・プロセッサは、データ使用制限を超えることなく、より高い解像度のフォーマットのファイルのアップロードを可能にするほど十分なデータが、ユーザのデータ・プランに残っているか否かを判定しうる。ユーザのデータ・プランに、不十分なデータ使用枠マージンしか残っていないとプロセッサが判定する(例えば、判定ブロック516=“No”)と、ファイルはアップロードされず、プロセッサは、ブロック512において、さらなる要求を待ちうる。アップロードを可能にするほど十分なデータ使用枠が、ユーザのデータ・プランに残っているとプロセッサが判定する(すなわち、判定ブロック516=“Yes”)と、ブロック518において、このプロセッサは、要求されたファイルをアップロードするために適切なサイズおよび/または解像度のフォーマットを選択しうる。例えば、ユーザが、利用可能な大量のデータ使用枠を有しており、利用可能なデータ使用制限を超える可能性が低い場合、プロセッサは、ファイルをアップロードするために、例えば、オリジナルのファイル・フォーマットのような、非常に高い解像度のフォーマットを選択しうる。ユーザが、利用可能なデータ使用枠を少ししか有していないケースでは、プロセッサは、代わりに、中間フォーマット(すなわち、オリジナルでアップロードされたファイルに比べて、より高い解像度のものであるが、オリジナルのファイル・フォーマットに比べてより低い解像度のフォーマット)を選択しうる。1つの実施形態では、デバイス・プロセッサは、利用可能なデータ使用量と、各々のファイルの「人気度」を示す、受信されたインジケーションとに基づいて、フォーマットを選択しうる。したがって、例えば、最も人気の高いファイルは、より高い解像度のファイルへ再フォーマットされ、より人気の低いファイルは、中間解像度のフォーマットへ再フォーマットされるか、または、まったく再フォーマットされない。ブロック520では、このプロセッサが、ファイル(単数または複数)を、選択されたフォーマット(単数または複数)へ再フォーマットし、ブロック522では、このプロセッサが、再フォーマットされたファイル(単数または複数)を、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードしうる。
図5Cは、モバイル・コンピューティング・デバイス・プロセッサが、例えば、Wi−Fiネットワーク接続のような代替のネットワークまたは通信経路を求める探索をしうるか、または、主要な無線ネットワークに現在、十分な容量がない場合に、要求されたメディア・ファイルの、より高い解像度のバージョンをアップロードするために使用するために、例えば、主要な無線ネットワークにおけるオフ・ピーク・データ利用可能期間中のように、無線料金が安い場合にファイルをアップロードすることを待ちうる、さらなる実施形態の方法503を例示する。ブロック524において、プロセッサは、ソーシャル・メディア・サーバ104から、より高い解像度のバージョンのファイルをアップロードする要求を受信し、判定ブロック526において、プロセッサは、より高い解像度のバージョンのファイルが、無線ネットワーク102を介してアップロードされることを可能にするために、ユーザのデータ・プランに、十分なデータ使用枠が残っているか否かを判定しうる。ユーザのデータ・プランに、利用可能な十分なデータ使用枠があるとプロセッサが判定した場合(すなわち、判定ブロック526=“Yes”)、プロセッサは、ブロック532において、より高い解像度のバージョンのファイルを、通常方式でアップロードしうる。
ユーザのデータ・プランに十分なデータ使用枠が残っていないとプロセッサが判定した場合(すなわち、判定ブロック526=“No”)、プロセッサは、判定ブロック528において、要求されたファイルの、より高い解像度のバージョンをアップロードするために利用可能な別のネットワーク接続があるか否かを判定しうる。実施形態では、その他のネットワーク接続は、例えば、イーサネット(登録商標)112のような通信ネットワークへのWi−Fi接続でありうる。その他の接続は、例えば、インターネットへのアクセスを有するネットワークへのUSB接続、イーサネット、IEEE 1394、またはBluetooth(登録商標)を含みうる。別のネットワーク接続は、より安価なデータ転送料金での、主要な無線ネットワークにおけるオフ・ピーク・データ期間(例えば、深夜または週末)を含みうる。この種の接続の利点は、セルラ無線ネットワーク102(例えば、3Gまたは4Gネットワーク)と同じデータ転送制限に従わないことがありうることである。この種の接続の潜在的な欠点は、例えば、モバイル・コンピューティング・デバイス106が、Wi−Fi“ホットスポット”内に位置している場合、断続的にしか利用可能ではないかもしれないことである。例えば、モバイル・コンピューティング・デバイスが、Wi−Fi“ホットスポット”内にある場合のように、プロセッサが、別のネットワーク接続へのアクセスを有していると判定した場合(すなわち、判定ブロック528=“Yes”)、プロセッサは、まだ確立していないのであれば、ブロック531において、別のネットワークとの接続を確立しうる。プロセッサは、その後、ブロック532において、より高い解像度のバージョンのファイルをアップロードするために、この確立された別のネットワーク接続を使用しうる。別の接続がいずれも利用可能ではないとプロセッサが判定した場合(すなわち、判定ブロック528=“No”)、プロセッサは、ブロック530において、ネットワーク接続の利用可能性をモニタすることによって、このような接続が利用可能になるまで待機しうる。
1つの実施形態では、デバイス・プロセッサは、さまざまな規則の組み合わせに基づいて、より高い解像度のバージョンのファイルをアップロードしうる。例えば、デバイス・プロセッサは、ファイルが、例えば、図4Aおよび4Bに関して前述されたような特定の人気度しきい値を満足する場合、および、モバイル・コンピューティング・デバイスがWi−Fiネットワークへのアクセスを有する場合にのみ、要求された、より高い解像度のバージョンのファイルをアップロードするように設定されうる。さらなる実施形態では、プロセッサは、要求された、より高い解像度のバージョンのファイルをアップロードする前に、(例えば、データ使用制限が、新たな課金期間の開始をリセットした場合のように)セルラ無線ネットワーク102におけるユーザのデータ・プラン内で利用可能な十分なデータ使用枠があるまで待つように構成されうる。
図6は、発信元のユーザの友達または仲間でありうる第2のユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス106が、ソーシャル・メディア・ウェブサイトに投稿されたファイルの、より高い解像度のバージョンを求める要求を、発信元のユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス106へ送信する実施形態の方法600を例示する。発信元のユーザは、本明細書に記載された実施形態の方法のうちの何れかを用いて、メディア・ファイルを、ソーシャル・ネットワーク・サーバ104へと既にアップロードしている。方法600のブロック602では、第2のユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス106−2が、より低い解像度のバージョンのメディア・ファイルをダウンロードしうる。ユーザのデバイス106−2は、発信元のユーザに関連付けられたソーシャル・メディア・ウェブサイトに訪問することによって、メディア・ファイルをダウンロードしうる。そして、このファイルは、通常方式で、ソーシャル・メディア・サーバ104からダウンロードされうる。方法600では、サーバ104が、他の実施形態について前述したように、より高い解像度のバージョンの画像を要求するのではなく、ブロック604において、第2のユーザのコンピューティング・デバイス106−2が、例えば、電子メール、SMS、TCP/IPリンク等のような通信チャネルを介して、発信元のモバイル・コンピューティング・デバイス106へダイレクトに要求を送信しうる。発信元のユーザのソーシャル・メディア・ページまたはファイル自身は、この通信が生じることを可能にするための必要なアドレシングを含みうる。このようなダイレクトな要求に応じて、発信元のユーザのコンピューティング・デバイスは、利用可能な通信チャネルによって、より高い解像度のバージョンのファイルを送信しうる。ブロック606では、送信されたファイルが、第2のユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス106−2によって受信されうる。発信元のユーザのコンピューティング・デバイスは、本明細書に記載された実施形態の方法のうちの何れかを用いて、より高い解像度のバージョンを送信しうる。そして、例えば、ファイルがモバイル・コンピューティング・デバイス106−2によってダウンロードされたソーシャル・ネットワーク・サーバ104へとファイルをアップロードしうる。代替実施形態では、発信元のユーザのコンピューティング・デバイスが、発信元のモバイル・コンピューティング・デバイス106と、要求元のユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス106−2との間のダイレクトな通信リンクを介してファイルを送信しうる。
図7は、実行された場合に、ファイルがメディアを生成するように設定されている場合、アップロードされたメディア・ファイルが、メディア・ファイルに組み込まれうる、または、ファイル自身でありうる、実行可能プログラムを用いて設定される実施形態の方法700を例示する。実行可能プログラムは、サーバまたは受信先のコンピューティング・デバイスに対して、より高い解像度のバージョンのメディア・ファイルを求める要求を送信させるように構成されうる。この実施形態によれば、サーバ104が、より高い解像度の画像が要求されていることを判定するように設定されている代わりに、メディア・ファイル自身が、例えば、XMLファイルまたはJava(登録商標)アプレットのような実行可能プログラムでありうるか、あるいは、このようなプログラムを組み込んでおり、これによって、コンピューティング・デバイスがサーバからメディア・ファイルへアクセスした場合、実行可能プログラムをダウンロードできるようになる。実行可能プログラムは、より高い解像度の画像を要求するために、コンピューティング・デバイスに対して、発信元のコンピューティング・デバイスと通信させるように構成されうる。このメディア・ファイル実行可能プログラムは、発信元のユーザのモバイル・コンピューティング・デバイスによって生成され、ファイル・アップロード処理の一部として、ソーシャル・メディア・サーバへアップロードされうる。その他の実施形態では、メディア・ファイル実行可能プログラムは、ファイルがソーシャル・メディア・ウェブサイトへ投稿された場合に、ソーシャル・メディア・サーバ104によって生成されうる。
方法700では、ブロック702において、モバイル・コンピューティング・デバイス106−2は、実行可能プログラムが埋め込まれたメディア・ファイルの、より低い解像度のバージョンを、ソーシャル・メディア・サーバ104からダウンロードしうる。ブロック704では、ファイルがダウンロードされると、実行可能プログラムが、受信先のコンピューティング・デバイス106−2において動作しうる。実施形態では、実行可能プログラムは、ソーシャル・メディア・サーバ104に関連して既に記載された機能の多くを含みうる。例えば、実行可能プログラムは、特定のメディア・ファイルがダウンロードまたは閲覧された回数を追跡したり、さらに、メディア・ファイルとのユーザ・インタラクション(例えば、タグ付け、コメント、「いいね」等)をも追跡しうるカウンタを含みうる。ブロック706では、実行可能プログラムは、コンピューティング・デバイス106−2に対して、別のユーザからの以前のインタラクションのみならず、モバイル・コンピューティング・デバイスのユーザによる現在のインタラクションを含む、メディア・ファイルとのユーザ・インタラクションを判定させうる。
判定ブロック708では、実行可能プログラムを実行するコンピューティング・デバイスが、例えば、図4Aおよび4Bに関して前述されたように、ユーザ・インタラクションの合計が、人気度しきい値を超えているか否かを判定しうる。ユーザ・インタラクションが、人気度しきい値を超えた場合(例えば、判定ブロック708=“Yes”)、実行可能プログラムは、モバイル・コンピューティング・デバイス106−2に対して、より高い解像度のバージョンのメディア・ファイルを求める要求を送信させうる。いくつかの実施形態では、この要求は、例えば、電子メール、SMSメッセージ等のような適切な通信経路によって、発信元のモバイル・コンピューティング・デバイスへダイレクトに送信されうる。その他の実施形態では、この要求は、ソーシャル・ネットワーク・サーバへ送信されうる。ソーシャル・ネットワーク・サーバは、この要求を、例えば電子メール、SMS、HTMLによって、発信元のコンピューティング・デバイスへ中継しうる。あるいは、次回、コンピューティング・デバイスが、サーバにログオンする。より高い解像度のファイルを求める要求を受信することに応じて、発信元のコンピューティング・デバイス106は、より高い解像度のバージョンのファイルを、コンピューティング・デバイス106−2へダイレクトに、または、要求元のコンピューティング・デバイスへ中継するソーシャル・メディア・サーバへ送信しうる。いくつかの実施形態では、ソーシャル・メディア・ネットワークは、分散システムまたはピア・トゥ・ピア・システムとして動作しうる。
その他の実施形態では、コンピューティング・デバイス106−2からの要求に応じて、発信元のコンピューティング・デバイス106は、より高い解像度のバージョンのファイルを、ソーシャル・メディア・サーバ104へアップロードし、このサーバ104は、要求元のコンピューティング・デバイス106−2を含む、ファイルを要求するその他すべてのコンピューティング・デバイスへ、より高い解像度のバージョンをダウンロードしうる。
いくつかの実施形態では、より高い解像度のバージョンのファイルを求める要求(ブロック712)が、コンピューティング・デバイス106−2によってソーシャル・メディア・サーバ104へ送信されうる。ソーシャル・メディア・サーバ104は、より高い解像度のバージョンのファイルをアップロードする要求を、発信元のモバイル・コンピューティング・デバイス106へ送信しうる。そして、アップロードされると、サーバ104は、要求元のコンピューティング・デバイス106−2を含むその他のコンピューティング・デバイスへ、より高い解像度のバージョンをダウンロードしうる。
ユーザ・インタラクションが、人気度しきい値を超えない(例えば、判定ブロック708=“No”)のであれば、ブロック710において、実行可能プログラムが、ファイルを受信するコンピューティング・デバイスに対して、このファイルとのユーザ・インタラクションを更新させうる。例えば、実行可能プログラムは、ファイルを受信するコンピューティング・デバイスに対して、このファイルとの各インタラクションを記録するために、カウンタまたはその他のトラッキング機能をインクリメントさせうる。このカウントは、例えばソーシャル・メディア・サーバのような中央データベースに保持されうる。中央データベースは、コンピューティング・デバイスとサーバとの間の通常のインターネット・インタラクションによってアクセスされうる。このようにして、ファイルの人気度しきい値の累積記録が保持されうる。そのような実施形態では、実行可能プログラムは、ファイルを受信するコンピューティング・デバイスに対して、更新されたユーザ・インタラクションを、ソーシャル・メディア・サーバ104へ送信されうる。これによって、後続するユーザが、メディア・ファイルをダウンロードした場合、このユーザのモバイル・コンピューティング・デバイスで動作している実行可能プログラムは、ファイルとのユーザ・インタラクションを示す正確かつ最新のインジケーションを有するようになるであろう。
図8は、前述した方法800に類似した、代替実施形態の方法800を例示する。この方法800では、コンピューティング・デバイス106−2が、メディア・ファイルをダウンロードし(ブロック802)、ファイルに組み込まれている実行可能プログラムを実行した(ブロック804)後、ブロック805において、モバイル・コンピューティング・デバイス106−2のユーザは、ダウンロードされたファイルの、より高い解像度のバージョンが利用可能でありうることを通知されうる。ユーザは、ダウンロードされたファイルの、より高い解像度のバージョンを受信することを求めるか否かを示す入力を、コンピューティング・デバイスへ提供しうる。このユーザ入力は、ブロック806において受け取られ、判定ブロック808において、コンピューティング・デバイスによって評価されうる。このユーザ入力が、より高い解像度のバージョンの受信を求めていることを示す(すなわち、判定ブロック808=“Yes”)のであれば、ブロック810において、実行可能プログラムは、コンピューティング・デバイス106−2に対して、例えば、方法700に関連して前述された方法を用いることによって、より高い解像度のバージョンのメディア・ファイルを求める要求を送信させうる。より高い解像度のバージョンのファイルが受信される(すなわち、判定ブロック812=“Yes”)と、ブロック814において、そのバージョンのファイルが表示されうる。そうではない場合(すなわち、判定ブロック808または812=“No”)、ブロック816において、より低い解像度のバージョンのファイルが表示されうる。
図9Aおよび9Bは、例えば写真ファイルまたはビデオ・ファイルのようなメディア・ファイルをソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードするためのさらなる実施形態の方法900,901を例示する。これらの実施形態では、ファイル・サイズまたはフォーマットが調節されるのではなく(または、ファイル・サイズまたはフォーマットが調節されることに加えて)、選択されたファイルのサブセットがアップロードされ、アップロードされるファイルの数が低減されることによって、ユーザのデータ・プラン使用枠が節約される。その後、友達およびソーシャル・メディア仲間からのリクエスト・フィードバックに応じて、人気のあるタイプのファイルがアップロードされうる。方法900,901では、ユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス106が、それぞれのメディア・ファイルのサブセットを、ソーシャル・メディア・サーバ104へアップロードしうる。それぞれのファイルのうちの1または複数の人気度(例えば、閲覧、ヒット、インタラクション等の数)に基づいて、ソーシャル・メディア・サーバ104は、ユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス106に対して、さらなるメディア・ファイルをアップロードすることを要求しうる。特に、ソーシャル・メディア・サーバ104は、ユーザに対して、以前にアップロードされた代表的なサブセットにおける1または複数の人気のあるファイル(単数または複数)に類似したファイルをアップロードすることを要求しうる。それに応じて、ユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス106および/またはソーシャル・メディア・サーバ104によって選択されうる1または複数の類似のファイルが、さまざまなアルゴリズムを用いて、ユーザのソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードされうる。いくつかの実施形態では、この方法900によって、ユーザは、メディア・ファイルの初期のアップロードの帯域幅要件またはデータ送信要件を低減できるようになりうる一方、ユーザのデータ・プランは、1または複数の機能を、既知の人気のあるファイルと共有し、もって、友達および仲間に対して本当に興味のあるものになる可能性が高いファイルをアップロードするために、より効率的に使用される。これら実施形態の方法900,901は、例えば、本明細書に以前に記載された実施形態の方法のように、ソーシャル・メディア・ウェブサイトに最初にアップロードされたメディア・ファイルが、ダウンサイズまたは圧縮されたバージョンのファイルでありうる方法に対する代替として、または、それに加えて使用されうる。
方法900のブロック902では、モバイル・コンピューティング・デバイス・プロセッサが、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードされるべきメディア・ファイル(例えば、写真ファイル、ビデオ・ファイル等)の選択を、ユーザ・インタフェース上のユーザ入力のシーケンスの形態で受け取りうる。例えば、ユーザは、最近休暇を取っており、受け取られたユーザ入力は、ユーザのソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードするための、休暇に関連するファイル(例えば、ピクチャ、ビデオ等)のセットを選択しうる。
ブロック904では、ユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス・プロセッサが、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードするために、ファイルの代表的なサブセットを選択し、ブロック906では、プロセッサが、前述されたような代表的なファイルをアップロードしうる。この選択は、プロセッサ実行可能なアプリケーション・ソフトウェアによってなされうる。さまざまなアルゴリズムが、例えば、(例えば、顔認識アルゴリズムを用いて)顔を含む限られた数の写真を選択すること、建築物写真において見られうるような直線的な特徴を含む限られた数を選択すること、および、風景写真におけるケースとなりうるようなフラクタル特徴を含む画像を選択することのように、代表的なファイルを選択するために使用されうる。代表的なファイルは、ファイルに関連付けられた全地球測位衛星(GPS)座標データおよび/またはタイムスタンプに基づいても選択されうる。オーディオ・ファイルおよび/またはビデオ・ファイルのケースでは、代表的なサブセットは、フル・ファイルの一部または部分的なチップを含みうる。いくつかの実施形態では、代表的なファイルは、予め定義されたパターンに基づいて(例えば、セットから5つのファイル毎に)選択され、ランダムまたは準ランダムな選択処理を用いて選択されうる。いくつかの実施形態では、代表的なファイルの数および/またはサイズは、利用可能な帯域幅の量、または、ユーザのデータ・プランで利用可能または残っているデータ使用枠に少なくとも部分的に基づきうる。
ブロック908では、ソーシャル・メディア・サーバ104が、代表的なファイルのサブセットを、ユーザのソーシャル・メディア・ウェブサイトへ投稿し、ブロック910では、このサーバ104が、アップロードされたファイルに対するアクセス要求を受信し、おのおののファイルとのユーザ・インタラクションをモニタしうる。判定ブロック912では、サーバ104が、特定の代表的なファイルとのユーザ・インタラクションが、人気度しきい値を超えているか否かを判定しうる。前述したように、人気度しきい値は、ファイルに対する閲覧またはアクセス要求の特定の数であることができ、例えば、タグ付け、コメント、「いいね」等のような、ファイルによって受け取られたその他のユーザ・インタラクションにも基づきうる。人気度しきい値は、ユーザまたはサーバによって定義されうる。ファイルとのインタラクションが、定義された人気度しきい値を超えない場合(すなわち、判定ブロック912=“No”)、ブロック910において、サーバ104が、アクセス要求の受信と、インタラクションのモニタとを継続しうる。
ファイルとのインタラクションが、人気度しきい値を超えるとサーバが判定した場合(すなわち、判定ブロック912=“Yes”)、ブロック914において、ソーシャル・メディア・サーバ104が、人気のあるファイルに類似した追加のメディア・ファイルを求める要求を、ユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス106へ送信しうる。この要求メッセージに応じて、ブロック916では、ユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス・プロセッサが、ユーザによって選択されたもののうち、類似の特徴を有する別のファイルを特定し、これらを、ソーシャル・ネットワーク・サーバ918へアップロードしうる。このサーバは、ブロック918において、これら追加のファイルを受信し、これらファイルを、ユーザのウェブサイトへ追加しうる。このように、人気のあるタイプの画像が、クラウド選択に基づいてアップロードされうる。
図9Aのブロック916に図示されるように、ユーザのソーシャル・メディア・ウェブサイトに投稿された人気のあるファイル(単数または複数)に類似したファイルの特定および選択は、アプリケーション・ソフトウェアを実行するデバイス・プロセッサによって達成されうる。類似のファイルを選択するために、さまざまなアルゴリズムが使用されうる。例えば、オリジナルでアップロードされた代表的なファイルからの人気のあるファイルが、セットからの他のファイルと比較され、類似の主題、タイムスタンプ・データ、GPS位置等を共有するファイルが特定される。写真の場合、例えば、顔および/またはその他の幾何学的特徴、色、メタデータ(例えば、「タグ」)、時間および位置データが比較され、類似性しきい値を満足するファイルが特定される。いくつかのケースでは、人気のあるファイルに最も一致するファイル(例えば、タイムスタンプ、GPS位置、主題等に最も近いファイル)が、アップロードのために選択されうる。他の実施形態では、代表的なファイルの人気度が、これらファイルが取得されたセットにおける全体的な興味を示しうる。実施形態では、アップロードされる類似のファイルは、オリジナルでアップロードされたファイルに対する多様性のために選択される、セットからの別のファイルでありうる。例えば、セットから選択されるファイルは、タイムスタンプまたはGPSデータにおいて最も離れているものでありうるか、または、代表的なサブセットのファイルとは異なる主題を含みうるか、または、異なるファイル・フォーマットを含みうる(例えば、オリジナルでアップロードされた写真が、人気があると判明した場合、類似のタイムスタンプ、位置、または主題を有するビデオ・ファイルがアップロードされうる)。ユーザのコンピューティング・デバイス・プロセッサおよび/またはソーシャル・メディア・サーバは、どのファイル、またはどのタイプのファイルがアップロードされるのかを優先付けるための設定を用いて設定されうる。
さまざまな実施形態では、ブロック916において、プロセッサによってアップロードされるファイルの数および/またはサイズは、ユーザのデータ・プランにおいて利用可能な帯域幅またはデータ使用枠の量に少なくとも部分的に基づきうる。例えば、ユーザが、データ・プラン制限またはデータ・プラン制限近くにある場合のようないくつかの事例では、その他の何れのファイルもアップロードされないことがありうる。
実施形態では、オプションのブロック919において、ソーシャル・メディア・サーバ104は、オプションとして、ソーシャル・メディア・ウェブサイトのユーザのコンピュータ・デバイスに対して、以前にアップロードされたファイルに類似した追加のファイルが利用可能であることを通知しうる。
図9Bは、図9Aにおいて図示される方法900に類似した実施形態の方法901を例示する。この方法901では、ユーザは、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードされる代表的なファイルを選択する。ユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス・プロセッサが、ブロック920において、代表的なファイルの選択を、一連のユーザ入力の形態で受け取り、ブロック922において、これらファイルを、ソーシャル・メディア・サーバへアップロードする。ブロック922乃至928は、図9Aを参照して前述されたブロック906乃至914と同一であり、ここでは、サーバ104が、ファイルをユーザのウェブサイトへ投稿し、アクセス要求を受信し、ファイルとのユーザ・インタラクションをモニタし、ファイルが、予め定められた人気度しきい値に達した場合、人気のあるファイルに類似したファイルをアップロードする要求を、ユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス106へ送信する。方法901は、ブロック930において、ユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス・プロセッサが、ユーザに対して、アップロードのために追加のファイルが要求されていることを通知しうるという点で、方法900とは異なる。ブロック932では、ユーザが、デバイス・プロセッサが受信および処理をすることができる一連の入力をユーザ・インタフェースにおいて実行することによって、追加のファイルを選択しアップロードしうる。ブロック934では、選択された追加のファイルが、プロセッサによって、ユーザのソーシャル・メディア・ウェブサイトへ投稿されうる。いくつかの実施形態では、ユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス・プロセッサは、代表的なファイルを選択する際(ブロック920)と、アップロードするための追加の(例えば、類似の)ファイルを選択する際(ブロック932)に、ユーザを支援するアプリケーション・ソフトウェアを用いて設定されうる。プロセッサは、例えば方法900に関して前述されたように、アップロードのために識別されたファイルに類似したファイルを特定し、アップロードのための特定のファイルを示唆するリストまたはプロンプトを表示するように構成されうる。プロセッサはまた、追加のファイルのアップロードが、データ・プラン制限を超えるか否かをユーザに通知しうる。そして、もしも超えるのであれば、ファイルをアップロードすることに関連付けられた追加のコストをユーザに通知しうる。実施形態では、ソーシャル・メディア・サーバ104は、オプション・ブロック435において、オプションとして、ソーシャル・メディア・ウェブサイトのユーザのコンピューティング・デバイスに対して、以前にアップロードされたファイルに類似した追加のファイルが利用可能であることを通知しうる。
図9Cは、発信元のユーザの友達または仲間でありうるユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス106−2が、発信元のユーザのソーシャル・ネットワーク・ウェブサイトにおいて1または複数の代表的なメディア・ファイルを閲覧し、追加のメディア・ファイルを求める要求を送信する実施形態の方法903を例示する。発信元のユーザのコンピューティング・デバイスは、実施形態の方法900,901を用いて、ソーシャル・ネットワーク・サーバ104へ、代表的なメディア・ファイルのサブセットを既にアップロードしている。方法903のブロック936では、発信元のユーザのウェブサイトへの訪問者が、代表的なファイルのうちの1または複数を、自分のコンピューティング・デバイス106−2へダウンロードしうる。ブロック938では、ユーザのコンピューティング・デバイス106−2が、代表的なファイルの1または複数に類似している追加のファイルを求める要求を送信しうる。追加のファイルを求める要求は、任意の適切な通信経路を経由して、ソーシャル・メディア・サーバ104へ送信されうるか、発信元のユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス106へダイレクトに送信されうる。
さまざまな実施形態では、ユーザのコンピューティング・デバイス106−2は、追加のファイルを要求するようにユーザを促す機能を含むように構成されうる。例えば、コンピューティング・デバイスは、表示されている代表的なファイル(単数または複数)に類似しているさらなるファイルを見たいか否かをユーザに尋ねるプロンプトを表示しうる。さまざまな実施形態では、ユーザのコンピューティング・デバイス106−2は、例えば、ピクチャまたはアルバム上の「もっと(more like this)」ボタンをユーザがクリックするような、特定のファイルとのインタラクションに応じて、1または複数のファイル要求オプションを表示するように構成されうる。コンピューティング・デバイス106−2によって、ユーザ・インタフェースにおいてポップ・アップ・メニュー・オプションとして示されうる1または複数のファイル要求オプションは、例えば、「この日からもっと」、「この週からもっと」、「同じ日のこの時間から最も離れた」等のような異なるカテゴリのファイルを含みうる。ユーザのコンピューティング・デバイス106−2は、ファイル要求オプションに対応する選択入力をユーザから受け取り、受け取った選択入力に基づいて、追加のファイルを求める要求を送信しうる。
別の実施形態では、追加のファイルを求める要求は、1または複数の代表的なファイルとのユーザのインタラクション(例えば、コメントを残す、「いいね」をクリックする等)に基づいて自動的に送信されうる。
ブロック940では、発信元のユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス106が、追加のファイルを求める要求を受け取りうる。いくつかの実施形態では、この要求は、ソーシャル・メディア・サーバ104によって中継されうる。ブロック942では、発信元のモバイル・コンピューティング・デバイス・プロセッサが、追加のファイルを選択し、要求元のモバイル・コンピューティング・デバイス106−2へ送信しうる。追加のファイルは、要求元のデバイス106−2からのファイル要求オプションに基づいて選択されうる。いくつかの実施形態では、追加のファイルは、ソーシャル・メディア・サーバ104へアップロードされうる。その後、ソーシャル・メディア・サーバ104は、これらファイルを、要求元のモバイル・コンピューティング・デバイス106−2を含むその他のモバイル・コンピューティング・デバイスへダウンロードしうる。
図9Dは、訪問者のモバイル・コンピューティング・デバイス106−2が、発信元のユーザのソーシャル・メディア・ウェブサイト上の1または複数の代表的なメディア・ファイルに類似した主題を有するファイルを要求する実施形態の方法905を例示する。この方法905は、ブロック944において、発信元のユーザのウェブサイトへの訪問者が、代表的なファイルの1または複数を自分のコンピューティング・デバイス106−2へダウンロードしうるという点において、実施形態の方法903に類似している。ブロック946では、訪問者のコンピューティング・デバイス106−2は、例えば、ユーザがファイルまたはファイルの一部をクリックするような、ファイルのうちの1または複数とのインタラクションを検出しうる。例えば、コンピューティング・デバイス106−2は、ユーザが、写真の個々の顔をクリックした場合を検出するように構成されうる。ブロック948では、このインタラクションに基づいて、訪問者のコンピューティング・デバイス106−2が、類似の主題を有する追加のファイルを求める要求を、発信元のユーザのウェブサイト(例えば、ユーザのFacebook(登録商標)ページ)をホストするソーシャル・メディア・サーバ104へ、あるいは、発信元のユーザのコンピューティング・デバイスへダイレクトに送信しうる。ブロック948で実施されるこのような要求を送信し処理する方法は、前述した別の実施形態の方法に類似しうる。例えば、検出されたユーザ・インタラクションが、ユーザが、写真における特定の人の顔をクリックすることを含んでいる場合、訪問者のコンピューティング・デバイス106−2は、その人の追加の写真を求める要求を、発信元のユーザのウェブサイトをホストするソーシャル・メディア・サーバ104へ、あるいは、発信元のユーザのコンピューティング・デバイスへ送信しうる。
ブロック948では、発信元のユーザのコンピューティング・デバイス106−1へ送信または中継された(すなわち、発信元のユーザのウェブサイトをホストするソーシャル・メディア・サーバ104を経由する)要求が、興味のあるファイル(例えば、ファイル名またはID)を特定しうる。そして、要求元の訪問者のコンピュータ106−2へアップロードおよび/または送信するための類似のファイルを選択できるようにするために、訪問者のユーザ・インタラクションに関する十分な情報をを含めうる。例えば、写真内の特定の顔を訪問者がクリックすると、より多くのファイルを求める要求で、この顔の抄録が中継されうる。別の例として、例えば、写真内のX座標およびY座標またはピクセル座標、あるいは、テキスト・ドキュメントにおけるページ番号および行番号のような、ファイルとの訪問者のインタラクションの座標が、この要求で中継されうる。ブロック949では、発信元のユーザのコンピューティング・デバイス106−1が、中継された情報を用いて、訪問者に興味のある識別された画像の一部分が判定されうる。識別されたファイルが写真であれば、例えば顔認識ソフトウェア/アルゴリズムのような処理ソフトウェアが、類似の主題(たとえば、特定の人または人々の写真)を有する追加のファイルを識別する。実施形態では、コンピューティング・デバイス106−1は、さらに、または、その代わりに、類似の主題を有するファイルを選択するために、識別されたファイル(単数または複数)に関連付けられたメタデータ(例えば、タグ)を用いうる。
別の実施形態では、ブロック949において、サーバ104は、例えば、第3のユーザのコンピューティング・デバイス106−3のようなその他のユーザのコンピューティング・デバイスからアップロードされた類似の主題を有するファイルを識別するように構成されうる。サーバ104は、このような追加のファイルを識別するために、認識ソフトウェアおよび/またはメタデータを使用しうる。いくつかの実施形態では、ブロック949における動作の一部として、サーバ104は、類似の主題を有する追加のファイルのアップロードを求める要求を、1または複数のその他のコンピューティング・デバイス106−3へ送信するように構成されうる。例えば、サーバ104が、特定の人の追加の写真を求める要求を受信した場合、サーバは、このような追加の写真を有する可能性の高い、例えば、写真における人によって使用されているデバイス(単数または複数)、および/または、この人の友達および家族およびソーシャル・メディア・コンタクトによって使用されてるコンピューティング・デバイスのような別のコンピューティング・デバイスへ、この要求を中継しうる。
ブロック949では、類似の主題を有するファイルが、発信元のユーザのデバイス106−1、サーバ104、および/または、その他のコンピューティング・デバイス(例えば、デバイス106−3)によって選択されている場合、選択されたファイルは、発信元のユーザのソーシャル・メディア・ページまたはウェブサイトへのアップロードを含む任意の適切な通信経路を経由して、要求元のデバイス106−2へ送信されうる。ブロック950では、選択されたファイルが、送信元(コンピューティング・デバイスまたはサーバ)からダイレクトに、あるいは、例えば、発信元のユーザのソーシャル・メディア・ページまたはウェブサイトのような最新のソーシャル・メディア・サイトにアクセスすることによって、訪問者のコンピューティング・デバイス106−2によって受信されうる。
図10は、メディア・ファイルをソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードするための実施形態の方法1000を例示し、ここでは、ユーザが、メディア・ファイルに加えて、自分のソーシャル・メディア・ウェブサイトへ投稿された広告コンテンツを有することを選択しうる。実施形態では、ユーザは、ユーザのソーシャル・メディア・ページおよび/またはアップロードされたメディア・ファイル内に広告コンテンツを含めることに対する補償がなされうる。この補償は、メディア・ファイルをアップロードすることに関連付けられたコスト(例えば、データ送信コスト)の一部またはすべてを含みうる。方法1000のブロック1002では、ユーザは、ユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス106を用いて、ソーシャル・メディア・ウェブサイト上の広告機能へオプトインしうる。これは、ユーザがウェブサイトにアクセスすることと、電子フォームを埋めることによってサービスに署名することとを含みうる。ブロック1004では、ユーザのモバイル・コンピューティング・デバイス106は、本明細書に記載された方法を用いて、メディア・ファイルを、ソーシャル・メディア・サーバ104へアップロードしうる。ブロック1006では、ソーシャル・メディア・サーバが、広告コンテンツを含むメディア・ファイルを、ユーザのソーシャル・メディア・ウェブサイトへ投稿しうる。ブロック1008では、ユーザが、例えば、投稿されたメディア・ファイルとのインタラクションまたは各アクセスに応じて、広告コンテンツに対する補償を受け取りうる。1つの実施形態では、広告コンテンツを提供する広告主が、ユーザを補償しうる。この補償は、ファイルをアップロードする際におけるユーザのコスト(例えば、データ送信コスト)の一部またはすべてを含みうる。実施形態では、広告機能は、広告主が、ユーザの無線キャリアへ補償をダイレクトに送信できるようにしうる、ユーザのモバイル・コンピューティング・デバイスのプロセッサで動作する実行可能な命令群によって実施されうる。ユーザによって受け取られる補償量または補償値は、アップロードされたメディア・ファイルの人気度に少なくとも部分的に基づきうる。ここでは、より人気のあるファイルは、より高い補償の価値がある。例えば、この補償は、広告コンテンツを含む人気のあるファイル、および/または、広告コンテンツを含む追加の類似ファイルの、より高い解像度のバージョンの無料アップロードの形態で提供されうる。
いくつかの実施形態では、広告機能は、ユーザによってアップロードされた1または複数のメディア・ファイルが、人気度しきい値を超えた場合にアクティブ化されうる。例えば、特定のファイルとのインタラクションまたは閲覧の回数が、例えば、本願において既に記載されたような定義された人気度しきい値に達した場合、ソーシャル・メディア・サーバ104または広告主は、ユーザに対して、人気のあるファイル、および/または、人気のあるファイルに類似した追加のファイルの、より解像度の高いバージョンをアップロードすることを要求しうる。ここで、アップロードのコストは、アップロードされたメディア・ファイルに関連する広告コンテンツを表示しうる広告主によって負担されるか、または広告主と分担されうる。
図11は、メディア・ファイルをソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードするための実施形態の方法1101を例示する。ここでは、ユーザは、人間であるエージェント(または、「コンテンツ編集者」)が、ユーザのデバイスであるコンピューティング・デバイス106−1に遠隔アクセスし、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードするためのメディア・ファイルを選択することを可能にしうる。ブロック1110では、ユーザのコンピューティング・デバイス106−1は、コンテンツ編集者の選択を受け取りうる。コンテンツ編集者は、発信元のユーザのデバイス106に格納されたメディア・ファイルへのアクセスを与えられた、ソーシャル・メディア・ウェブサイトの任意のユーザであることができ、「クラウド」のために、どのメディア・ファイルがソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードされるべきであるかを決定しうる。いくつかの実施形態では、ユーザは、自分のソーシャル・メディア・ウェブサイトにおける「コンテンツ編集者」特権を、他の人に提供しうる。コンテンツ編集者は、ユーザのソーシャル・メディア・ネットワーク(例えば、「友達」)における誰かでありうる。いくつかの実施形態では、ユーザは、アップロードするためのメディア・ファイルを選択する際に、コンテンツ編集者の以前の経験に基づいて、1または複数のコンテンツ編集者を選択しうる。例えば、ソーシャル・メディア・ウェブサイトは、アップロードするメディア・ファイルを選択する際に、これらユーザの以前の経験に基づいて、ソーシャル・メディア・ウェブサイトの複数のユーザのための「コンテンツ編集者」記録を提供しうる。そして、ユーザは、自分のソーシャル・メディア・アップロードを編集するために、これらコンテンツ編集者のうちの1または複数を選択しうる。
方法1101では、ブロック1112において、ユーザのコンピューティング・デバイス106−1は、選択されたコンテンツ編集者のコンピューティング・デバイスが、ユーザのデバイス106−1に格納されたメディア・ファイルにアクセスすることを許可しうる。コンピューティング・デバイス106−1は、コンテンツ編集者のデバイスが、例えば、セルラ無線ネットワーク102および/またはインターネット112のようなネットワークを介してメディア・ファイルにアクセスすることを許可しうる。そして、ソケット通信、TCP/IP通信、セルラ・データ通信等を用いて、コンピューティング・デバイス間の通信を可能にしうる。いくつかの実施形態では、ユーザのコンピューティング・デバイス106−1は、適切な通信経路(例えば、SMS、電子メール等)を用いて、コンテンツ編集者のコンピューティング・デバイスへ、ソーシャル・メディア・ファイルを送信しうる。これらファイルは、コンテンツ編集者のコンピューティング・デバイスへダイレクトに送信されうるか、または、サーバ104によって中継されうる。帯域幅を最小化するために、発信元のユーザのコンピューティング・デバイス106−1は、例えば、前述したようにして、低減された解像度のバージョンのメディア・ファイルを、編集者のコンピューティング・デバイスへ送信しうる。
いくつかの実施形態では、発信元のユーザのコンピューティング・デバイス106−1は、たとえ、ユーザが、コンテンツ編集者に、ユーザのコンピューティング・デバイスへアクセスすること、および、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへメディア・ファイルをアップロードすることの許可を与えたとしても、コンピューティング・デバイス106−1に格納された、ユーザがアップロードしたくない特定のメディア・ファイルのユーザ入力選択を受け取りうる。発信元のユーザのコンピューティング・デバイス106−1は、コンテンツ編集者が、これら特定のファイルにアクセスすること、および/または、アップロードすることを阻止するための機能を含みうる。
コンテンツ編集者は、ユーザのコンピューティング・デバイスにおいてユーザのメディア・ファイルを閲覧し、アップロードのための複数のファイルを選択しうる。ブロック1114では、ユーザのコンピューティング・デバイス106−1が、コンテンツ編集者のコンピューティング・デバイスから、ファイルの選択を受け取りうる。実施形態では、ファイルを選択することは、ファイルの一部分を含みうる。例えば、メディア・ファイルが、オーディオ・ファイルまたはビデオ・ファイルでれば、コンテンツ編集者は、ファイルを、ファイルの選択部分まで編集することができうる。ブロック1116では、ユーザのコンピューティング・デバイス106−1が、選択されたファイル(またはファイルの一部分)をソーシャル・メディア・サイトへアップロードしうる。
ブロック1118では、選択されたファイルとのユーザ・インタラクションが、ソーシャル・メディア・サーバ104および/または発信元のユーザのコンピューティング・デバイス106−1によってモニタされうる。モニタされたユーザ・インタラクションは、判定されたファイルの人気度に基づいて、コンテンツ編集者が、どれくらい効率的にファイルを選択したのか、また、それにより、コンテンツ編集者が、「クラウド」に興味のあるファイルをどのくらい良好に選択したのかを判定するために使用されうる。モニタされたインタラクションは、コンテンツ編集者のパフォーマンスを各付けするために使用され、ソーシャル・メディア・ウェブサイトにおける編集者のコンテンツ編集者記録に反映されうる。例えば、コンテンツ編集者は、コンテンツ編集者によって選択されたメディア・ファイルとの各インタラクション(例えば、クリック、コメント、「いいね」等)の「ポイント」を受け取りうる。実施形態では、「ポイント」は、例えば、選択されたファイルの合計インタラクション、選択されたファイルがインタラクションを受けたパーセンテージ、選択されたファイル毎のインタラクションの数等に基づいて獲得されうる。ソーシャル・メディア・サイトのユーザは、獲得されたポイント数に基づいて、「最良の」コンテンツ編集者を選択することができうる。ブロック1120において、コンテンツ編集者は、選択されたファイルの人気度に基づいて報酬を受け取りうる。報酬は、ソーシャル・メディア・サーバ104および/または発信元のユーザのデバイス106−1によって提供されうる。1つの実施形態では、報酬は、前述したように、選択されたファイルの人気度について獲得された「ポイント」でありうる。その他の実施形態では、報酬は、特に、広告が、ユーザによって投稿されているコンテンツに広告を配置することを許可されている実施形態では、金銭またはその他の価値のある補償(例えば、クーポンまたはバウチャ)を含みうる。
さまざまな実施形態は、さまざまなモバイル・コンピューティング・デバイスにおいて実施されうる。これらの例は、図12に例示されているスマート・フォン1200である。例えばスマート・フォン1200のようなモバイル・コンピューティング・デバイスは、メモリ1202およびラジオ周波数データ・モデム1205に接続されたプロセッサ1201を含みうる。モデム1205は、ラジオ周波数信号を受信および送信するためのアンテナ1204に接続されうる。スマート・フォン1200は、例えば、タッチスクリーン・ディスプレイのようなディスプレイ1203をも含みうる。モバイル・コンピューティング・デバイスはさらに、ユーザ入力を受け取るための、例えば、ボタン1206および/またはタッチスクリーン・ディスプレイ1203のようなユーザ入力デバイスをも含みうる。スマート・フォン1200はさらに、ピクチャ画像およびビデオ画像を撮影し、格納するための、好適にはデジタル・カメラであるカメラ1213を含みうる。
モバイル・コンピューティング・デバイス・プロセッサ1201は、任意のプログラマブル・マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、または、マルチプロセッサ・チップ(単数または複数)でありうる。これらは、本明細書に記載されたさまざまな実施形態の機能を含むさまざまな機能を実行するためのソフトウェア命令群(アプリケーション)によって設定されうる。
一般に、ソフトウェア・アプリケーションは、アクセスされプロセッサ1201へロードされる前に、内部メモリ1202に格納されうる。いくつかのモバイル・コンピューティング・デバイスでは、追加のメモリ・チップ(例えば、セキュア・データ(SD)カード)が、モバイル・コンピューティング・デバイスへプラグインされ、プロセッサ1201へ接続されうる。内部メモリ1202は、例えばフラッシュ・メモリのような不揮発性メモリまたは揮発性メモリ、またはこれらの組み合わせでありうる。本記載の目的のために、メモリに対する一般的な参照は、内部メモリ1202、モバイル・コンピューティング・デバイスへプラグインされたリムーバブル・メモリ、および、プロセッサ1201内のメモリを含む、プロセッサ1201によるアクセスが可能なすべてのメモリを称する。
さまざまな実施形態は、例えば図13に例示されたサーバ1300のようなさまざまな市販の利用可能なサーバ・デバイスの何れかにおいても実施されうる。そのようなサーバ1300は、一般に、揮発性メモリ1302に接続されたプロセッサ1301と、例えば、ディスク・ドライブ1303のような大容量不揮発性メモリとを含む。サーバ1300はさらに、フロッピー(登録商標)ディスク・ドライブ、コンパクト・ディスク(CD)、または、プロセッサ1301に接続されたDVDディスク・ドライブ1306を含みうる。サーバ1300はさらに、例えば、別のブロードキャスト・システム・コンピュータおよびサーバへ接続されたローカル・エリア・ネットワークのようなネットワーク1305とのデータ接続を確立するプロセッサ1301に接続されているネットワーク・アクセス・ポート1304をも含みうる。サーバ・プロセッサ1301は、任意のプログラマブル・マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、または、マルチプロセッサ・チップ(単数または複数)でありうる。これらは、本明細書に記載されたさまざまな実施形態の機能を含むさまざまな機能を実行するためのソフトウェア命令群(アプリケーション)によって構成されうる。一般に、ソフトウェア・アプリケーションは、アクセスされプロセッサ1301へロードされる前に、内部メモリ1302,1303に格納されうる。プロセッサ1301は、ソフトウェア命令群を格納するのに十分な内部メモリを含みうる。本記載の目的のために、メモリに対する一般的な参照は、揮発性メモリ1302、ディスク・ドライブ1303、フロッピー・ディスク・ドライブ、CD/DVDディスク・ドライブ1306、およびプロセッサ1301自身内のメモリを含む、プロセッサ1301によってアクセス可能なメモリを称する。
前述した実施形態はまた、例えば、図14に例示されているラップトップ・コンピュータ1410のような、さまざまなパーソナル・コンピューティング・デバイス内で実施されうる。ラップトップ・コンピュータ1410は、一般に、例えばディスク・ドライブ1413またはフラッシュ・メモリのような大容量の不揮発性メモリおよび揮発性メモリ1412に接続されたプロセッサ1411を含むだろう。コンピュータ1410はまた、プロセッサ1411に接続されたコンパクト・ディスク(CD)ドライブ1414をも含みうる。無線データを送信または受信するために、コンピュータ1410はさらに、(ディスプレイ部1419に埋め込まれた)アンテナに接続された無線モデム1415を含みうる。この無線モデム1415は、プロセッサが、例えばセルラ・データ・ネットワークのような無線ネットワークによってデータを受信および送信できるように構成される。いくつかのコンピューティング・デバイスはまた、WiFiトランシーバをも含みうる。これは、いくつかの実施形態では、無線モデム1415の一部として含まれうる。コンピュータ・デバイス1410はまた、データ接続を確立すること、および、例えば、USBまたはFireWire(登録商標)コネクタ・ソケットのような外部メモリ・デバイスを受け取ることのために、プロセッサ1411に接続された多くのコネクタ・ポート、あるいは、例えばインターネットのようなネットワークにプロセッサ1411を接続するためのその他のネットワーク接続回路を含みうる。ノートブック構成では、コンピュータ・ハウジングが、タッチパッド1417、キーボード1418、およびディスプレイ1419を含む。これらはすべて、プロセッサ1411に接続されている。コンピュータ1410はまた、ピクチャ画像およびビデオ画像を撮影し、格納するための、好適にはデジタル・カメラであるカメラ1420を含みうる。
前述した方法の記載および処理フロー図は、単に、例示的な例として提供されており、これらさまざまな実施形態の動作またはステップが、示された順で実行されねばならないことを必要とすることも、強要することも意図されていない。当業者によって理解されるように、前述した実施形態におけるブロックの順は、任意の順で実行されうる。例えば、「その後」、「そして」、「次に」等のような用語は、これら動作またはステップの順序を制限することは意図されておらず、これらの用語は単に、これら方法の記載によって、読者をガイドするために使用されうる。さらに、例えば、“a”,“an”,または“the”といった冠詞を用いた、単数形の請求項構成要素への参照は、単数形に対する構成要素を限定するものとして解釈されるべきではない。
本明細書に開示された実施形態に関連して記載された、例示的なさまざまな論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップは、電子ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、またはこれら両方の組み合わせとして実施されうる。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、これらの機能の観点から一般的に記載された。これら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定の用途およびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、各特定のアプリケーションに応じて変化する方法で上述した機能を実現することができる。しかしながら、この適用判断は、本開示の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書に開示された実施形態に関連して記載されたさまざまな例示的なロジック、論理ブロック、モジュール、および回路を実現するために使用されるハードウェアは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向けIC(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)またはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートまたはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または、本明細書に記載された機能を実行するように設計されたこれら任意の組み合わせ、を用いて実施または実行されうる。本明細書に記載された実施形態の方法は、これら方法の動作を実行するためのプロセッサ実行可能な命令群を用いて、コンピューティング・デバイスのプロセッサを設定することによって、コンピューティング・デバイスにおいて実施されうる。汎用プロセッサとしてマイクロ・プロセッサを用いることが可能でありうるが、代わりに、従来技術によるプロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、あるいはステート・マシンを用いることも可能でありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。あるいは、いくつかのステップまたは方法は、所与の機能に特有の回路によって実行されうる。
1または複数の典型的な実施形態では、記載された動作および機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせにおいて実施されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能な媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能な媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。本明細書において開示された方法またはアルゴリズムの動作は、非一時的なコンピュータ読取可能な媒体またはプロセッサ読取可能な媒体に格納されうるプロセッサ実行可能なソフトウェア・モジュールにおいて具体化されうる。非一時的なコンピュータ読取可能およびプロセッサ読取可能な媒体は、コンピュータまたはプロセッサによってアクセスされうる任意の利用可能な記憶媒体でありうる。このような非一時的なコンピュータ読取可能な媒体は、限定ではなく、例として、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、または、所望されるプログラム・コードを、命令群およびデータ命令群の形態で伝送または格納するために使用され、かつ、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を含みうる。本明細書で使用されるdiskおよびdiscは、コンパクト・ディスク(CD)、レーザ・ディスク、光ディスク、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイ・ディスクを含む。通常、diskは、データを磁気的に再生し、discは、レーザを用いて光学的にデータを再生する。前述した組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。さらに、方法またはアルゴリズムの動作は、コンピュータ・プログラム製品に組み込まれうる非一時的なプロセッサ読取可能な媒体および/またはコンピュータ読取可能な媒体における命令群および/またはコードの1または任意の組み合わせまたはセットとして存在しうる。
開示された実施形態の前述した記載は、当業者が、本願の製造または使用を可能とするように提供される。これら実施形態に対するさまざまな修正は、当業者に容易に明らかになるであろう。そして、本明細書で規定された一般的な原理は、本発明のスコープから逸脱することなく、その他の実施形態に適用されうる。このように、本発明は、本明細書で示された実施形態に限定されことは意図されておらず、本明細書に記載された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当するものとされる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ソーシャル・メディア・ウェブサイトにファイルをアップロードする方法であって、
ソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードするためのファイルを識別するユーザ入力を、第1のコンピューティング・デバイスにおいて受け取ることと、
選択されたファイルのうち、1または複数の代表的なファイルを選択することと、
前記選択された1または複数の代表的なファイルを、ソーシャル・メディア・ウェブサイト・サーバへアップロードすることと、
識別された特定の代表的なファイルに類似したファイルのアップロードを求める要求を、前記第1のコンピューティング・デバイスにおいて、前記ソーシャル・メディア・ウェブサイト・サーバから受信することと、
前記識別された特定の代表的なファイルに類似した追加のファイルを、前記ソーシャル・メディア・サーバへアップロードすることと、
を備える方法。
[C2]
前記ファイルは、写真ファイル、ビデオ・ファイル、オーディオ・ファイル、およびテキスト・ファイルのうちの少なくとも1つを備えるメディア・ファイルを備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記選択された代表的なファイルは、主題、タイムスタンプ・データ、または位置データのうちの1または複数に基づいて選択される、C1に記載の方法。
[C4]
前記アップロードするために選択された代表的なファイルの数は、ファイル・サイズに部分的に基づく、C1に記載の方法。
[C5]
前記識別された、いくつかの特定の代表的なファイルに類似した、アップロードするための追加のファイルを、主題、タイムスタンプ・データ、位置データ、およびメタデータのうちの1または複数に基づいて、前記第1のコンピューティング・デバイスにおいて選択すること、をさらに備えるC1に記載の方法。
[C6]
アップロードするための追加のファイルを選択するために、顔認証ソフトウェアを用いること、をさらに備えるC5に記載の方法。
[C7]
前記ソーシャル・メディア・ウェブサイトのサーバにおいて、受信された、選択された1または複数の代表的なファイルを、前記ソーシャル・メディア・ウェブサイトへ投稿することと、
前記投稿された1または複数の代表的なファイルとの、前記ソーシャル・メディア・ウェブサイトのユーザとのインタラクションを、前記サーバにおいて追跡することと、
アップロードされた特定のファイルとのユーザ・インタラクションが、人気度しきい値を超える場合を、前記サーバにおいて判定することと、
前記人気度しきい値を超えるインタラクションを有する、アップロードされた特定のファイルに類似した追加のファイルのアップロードを求める要求を、前記サーバから、前記第1のコンピューティング・デバイスへ送信することと、
前記追加のファイルのアップロードを、前記第1のコンピューティング・デバイスから受信することと、
前記追加のファイルを、前記サーバにおいて、前記ソーシャル・メディア・ウェブサイトに投稿することと、
をさらに備えるC1に記載の方法。
[C8]
アップロードされた特定のファイルとのユーザのインタラクションは、前記ファイルに対するアクセス要求、投稿されたコメント、投稿されたタグ、投稿されたレビュー、要求されたリンク、および前記ファイルを転送する要求、のうちの1または複数を備える、C7に記載の方法。
[C9]
前記人気度しきい値は、前記ソーシャル・メディア・ウェブサイト・サーバによって設定される、C7に記載の方法。
[C10]
前記人気度しきい値は、前記コンピューティング・デバイスのユーザによって設定される、C7に記載の方法。
[C11]
前記ユーザのソーシャル・メディア・ウェブサイトに広告を表示する許可を、前記第1のコンピューティング・デバイスから、前記サーバにおいて受信することと、
前記ユーザのソーシャル・メディア・ウェブサイトに広告コンテンツを表示することと、
前記広告コンテンツの表示について、前記コンピューティング・デバイスのユーザを補償することと、
をさらに備えるC7に記載の方法。
[C12]
前記補償は、前記識別された、いくつかの特定の代表的なファイルに類似した追加のファイルをアップロードすることに関連付けられたコストのうちの少なくとも一部を備える、C11に記載の方法。
[C13]
メディア・ファイルとのインタラクションに応じて、第2のコンピューティング・デバイスにおけるユーザ・インタフェースに、ファイル要求オプションを表示することと、
前記表示されたファイル要求オプションに応じて、前記第2のコンピューティング・デバイスにおいて、ユーザ入力を受け取ることと、
特定のファイルに類似した追加のファイルのアップロードの要求を、前記第1のコンピューティング・デバイスへ送信することと、
ユーザ入力データに基づいて、アップロードするための追加のファイルを、前記第1のコンピューティング・デバイスにおいて選択することと、
をさらに備えるC7に記載の方法。
[C14]
前記1または複数の代表的なファイルの一部分とのインタラクションを、前記サーバにおいて追跡することと、
前記1または複数の代表的なファイルの一部分と類似の主題を有するファイルのアップロードを求める要求を、前記サーバから、前記第1のコンピューティング・デバイスへ送信することと、
をさらに備えるC7に記載の方法。
[C15]
前記1または複数の代表的なファイルの一部分は、人の顔を備え、要求されたファイルは、この人の別の写真を備える、C14に記載の方法。
[C16]
類似の主題を有するファイルを、前記ファイルのメタデータおよび顔認識ソフトウェアのうちの1または複数を用いて、前記第1のコンピューティング・デバイスにおいて識別すること、をさらに備えるC15に記載の方法。
[C17]
類似の主題を有するファイルをアップロードする要求を、ソーシャル・メディア・サイトのユーザの複数の第2のコンピューティング・デバイスへ送信すること、をさらに備えるC14に記載の方法。
[C18]
前記第1のコンピューティング・デバイスにおけるメディア・ファイルに、コンテンツ編集者の第2のコンピューティング・デバイスがアクセスする許可を、前記サーバにおいて、前記第1のコンピューティング・デバイスから受信することをさらに備え、
前記選択されたファイルのうち、1または複数の代表的なファイルを選択することは、前記コンテンツ編集者によって発行されたファイルの選択を、前記第1のコンピューティング・デバイスにおいて受け取ることを備える、C1に記載の方法。
[C19]
前記投稿された1または複数の代表的なファイルとの、前記ソーシャル・メディア・ウェブサイトのユーザのインタラクションを追跡することと、
前記投稿された1または複数の代表的なファイルとのユーザ・インタラクションに基づいて、前記コンテンツ編集者の第2のコンピューティング・デバイスに報酬を与えることと、
をさらに備えるC1に記載の方法。
[C20]
コンピューティング・デバイスであって、
ディスプレイと、
メモリと、
前記ディスプレイおよび前記メモリに接続され、以下の動作を実行するための、プロセッサ実行可能な命令群で設定されたプロセッサとを備え、
これら動作は、
ソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードするためのファイルを識別するユーザ入力を受け取ることと、
選択されたファイルのうち、1または複数の代表的なファイルを選択することと、
前記選択された1または複数の代表的なファイルを、ソーシャル・メディア・ウェブサイト・サーバへアップロードすることと、
識別された特定の代表的なファイルに類似したファイルのアップロードを求める要求を、前記ソーシャル・メディア・ウェブサイト・サーバから受信することと、
前記識別された特定の代表的なファイルに類似した追加のファイルを、前記ソーシャル・メディア・サーバへアップロードすることと
を備える、コンピューティング・デバイス。
[C21]
前記ファイルは、写真ファイル、ビデオ・ファイル、オーディオ・ファイル、およびテキスト・ファイルのうちの少なくとも1つを備えるメディア・ファイルを備える、C20に記載のコンピューティング・デバイス。
[C22]
前記プロセッサはさらに、前記選択された1または複数の代表的なファイルが、主題、タイムスタンプ・データ、または位置データのうちの1または複数に基づいて選択されるような動作を実行するための、プロセッサ実行可能な命令群で設定された、C20に記載のコンピューティング・デバイス。
[C23]
前記プロセッサはさらに、前記アップロードするために選択された代表的なファイルの数が、ファイル・サイズに部分的に基づくような動作を実行するための、プロセッサ実行可能な命令群で設定された、C20に記載のコンピューティング・デバイス。
[C24]
前記プロセッサはさらに、前記識別された、いくつかの特定の代表的なファイルに類似した、アップロードするための追加のファイルを、主題、タイムスタンプ・データ、位置データ、およびメタデータのうちの1または複数に基づいて選択することを備える動作を実行するための、プロセッサ実行可能な命令群によって設定された、C20に記載のコンピューティング・デバイス。
[C25]
前記プロセッサはさらに、アップロードするための追加のファイルを選択するために、顔認証ソフトウェアを用いることを備える動作を実行するための、プロセッサ実行可能な命令群によって設定された、C20に記載のコンピューティング・デバイス。
[C26]
システムであって、
通信ネットワークに接続されたサーバと、
前記通信ネットワークを介して前記サーバに接続された第1のコンピューティング・デバイスとを備え、
前記サーバは、メモリと、前記メモリに接続されたプロセッサとを備え、
前記プロセッサはさらに、
前記第1のコンピューティング・デバイスからアップロードされた、選択された1または複数の代表的なファイルを、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへ投稿することと、
前記投稿された1または複数の代表的なファイルとの、前記ソーシャル・メディア・ウェブサイトのユーザのインタラクションを追跡することと、
アップロードされた特定のファイルとのインタラクションが、人気度しきい値を超えた場合を判定することと、
前記人気度しきい値を超えるインタラクションを有する、アップロードされた特定のファイルに類似した追加のファイルのアップロードを求める要求を、前記第1のコンピューティング・デバイスへ送信することと、
前記追加のファイルのアップロードを、前記第1のコンピューティング・デバイスから受信することと、
前記追加のファイルを、前記ソーシャル・メディア・ウェブサイトに投稿することと、
を備える動作を実行するための、プロセッサ実行可能な命令群によって設定された、システム。
[C27]
アップロードされた特定のファイルとのユーザのインタラクションは、前記ファイルに対するアクセス要求、投稿されたコメント、投稿されたタグ、投稿されたレビュー、要求されたリンク、および前記ファイルを転送する要求、のうちの1または複数を備える、C26に記載のシステム。
[C28]
前記サーバのプロセッサはさらに、前記人気度しきい値を設定することをさらに備える動作を実行するための、プロセッサ実行可能な命令群で設定された、C26に記載のシステム。
[C29]
前記第1のコンピューティング・デバイスは、メモリと、前記メモリに接続されたプロセッサとを備え、
前記第1のコンピューティング・デバイスのプロセッサは、前記人気度しきい値を設定することを備える動作を実行するための、プロセッサ実行可能な命令群で設定された、C26に記載のシステム。
[C30]
前記サーバのプロセッサはさらに、
前記ユーザのソーシャル・メディア・ウェブサイトに広告を表示する許可を、前記第1のコンピューティング・デバイスから受信することと、
前記ユーザのソーシャル・メディア・ウェブサイトに広告コンテンツを表示することと、
前記広告コンテンツの表示について、前記コンピューティング・デバイスのユーザを補償することと、
をさらに備える動作を実行するための、プロセッサ実行可能な命令群で設定された、C26に記載のシステム。
[C31]
前記補償は、前記識別された、いくつかの特定の代表的なファイルに類似した追加のファイルをアップロードすることに関連付けられたコストのうちの少なくとも一部を備える、C30に記載のシステム。
[C32]
前記通信ネットワークを介して前記サーバに接続された第2のコンピューティング・デバイスをさらに備え、
前記第2のコンピューティング・デバイスは、ディスプレイと、メモリと、前記ディスプレイおよび前記メモリに接続されたプロセッサとを備え、以下を備える動作を実行するための、プロセッサ実行可能な命令群で設定され、
これら動作は、
ソーシャル・メディア・ウェブサイトのメディア・ファイルとのインタラクションに応じて、ユーザ・インタフェースに、ファイル要求オプションを表示することと、
前記ファイル要求オプションが表示されることに応じて、ユーザ入力を受け取ることと、
特定のファイルに類似した追加のファイルのアップロードの要求を、前記第1のコンピューティング・デバイスへ送信することと、ここで、前記第1のコンピューティング・デバイスは、ディスプレイと、メモリと、前記ディスプレイおよび前記メモリに接続されたプロセッサとを備え、ユーザ入力データに基づいて、アップロードするための追加のファイルを選択することを実行するために、プロセッサ実行可能な命令群で設定される、
を備える、C26に記載のシステム。
[C33]
前記サーバのプロセッサはさらに、
前記1または複数の代表的なファイルの一部分とのインタラクションを追跡することと、
前記1または複数の代表的なファイルの一部分と類似の主題を有するファイルのアップロードを求める要求を、前記第1のコンピューティング・デバイスへ送信することと、
を備える動作を実行するための、プロセッサ実行可能な命令群で設定された、C26に記載のシステム。
[C34]
前記1または複数の代表的なファイルの一部分は、人の顔を備え、前記要求されたファイルは、この人の別の写真を備える、C33に記載のシステム。
[C35]
前記第1のコンピューティング・デバイスのプロセッサはさらに、類似の主題を有するファイルを、前記ファイルのメタデータおよび顔認識ソフトウェアのうちの1または複数を用いて識別することを備える動作を実行するための、プロセッサ実行可能な命令群で設定された、C33に記載のシステム。
[C36]
前記サーバのプロセッサはさらに、類似の主題を有するファイルをアップロードする要求を、前記ソーシャル・メディア・サイトのユーザの複数のコンピューティング・デバイスへ送信することを備える動作を実行するための、プロセッサ実行可能な命令群で設定される、C33に記載のシステム。
[C37]
前記サーバのプロセッサはさらに、
前記コンピューティング・デバイスにおけるメディア・ファイルに、コンテンツ編集者の第2のコンピューティング・デバイスがアクセスする許可を、前記第1のコンピューティング・デバイスから受信することと、
前記コンテンツ編集者によって選択された1または複数の代表的なファイルの選択を受け取ることと、
を備える動作を実行するための、プロセッサ実行可能な命令群で設定される、C26に記載のシステム。
[C38]
前記サーバのプロセッサはさらに、
前記投稿された1または複数の代表的なファイルとの、前記ソーシャル・メディア・ウェブサイトのユーザのインタラクションを追跡することと、
前記投稿された1または複数の代表的なファイルとのユーザ・インタラクションに基づいて、前記コンテンツ編集者の第2のコンピューティング・デバイスに報酬を与えることと、
を備える動作を実行するための、プロセッサ実行可能な命令群で設定される、C37に記載のシステム。
[C39]
コンピューティング・デバイスであって、
ソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードするためのファイルを識別するユーザ入力を受け取る手段と、
選択されたファイルのうち、1または複数の代表的なファイルを選択する手段と、
前記選択された1または複数の代表的なファイルを、ソーシャル・メディア・ウェブサイト・サーバへアップロードする手段と、
識別された特定の代表的なファイルに類似したファイルのアップロードを求める要求を、前記ソーシャル・メディア・ウェブサイト・サーバから受信する手段と、
前記識別された特定の代表的なファイルに類似した追加のファイルを、前記ソーシャル・メディア・サーバへアップロードする手段と、
を備えるコンピューティング・デバイス。
[C40]
前記ファイルは、写真ファイル、ビデオ・ファイル、オーディオ・ファイル、およびテキスト・ファイルのうちの少なくとも1つを備えるメディア・ファイルを備える、C39に記載のコンピューティング・デバイス。
[C41]
前記代表的なファイルを、主題、タイムスタンプ・データ、および位置データのうちの1または複数に基づいて選択する手段、をさらに備えるC39に記載のコンピューティング・デバイス。
[C42]
アップロードする代表的なファイルの数を、ファイル・サイズに部分的に基づいて選択する手段、をさらに備えるC39に記載のコンピューティング・デバイス。
[C43]
前記識別された、いくつかの特定の代表的なファイルに類似した、アップロードするための追加のファイルを、主題、タイムスタンプ・データ、位置データ、およびメタデータのうちの1または複数に基づいて選択する手段、をさらに備えるC39に記載のコンピューティング・デバイス。
[C44]
アップロードするための追加のファイルを選択する顔認証ソフトウェア手段、をさらに備えるC43に記載のコンピューティング・デバイス。
[C45]
ソーシャル・メディア・ウェブサイトにファイルをアップロードするシステムであって、
第1のコンピューティング・デバイスからアップロードされた、選択された1または複数の代表的なファイルを、サーバにおいて、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへ投稿する手段と、
前記投稿された1または複数の代表的なファイルとの、前記ソーシャル・メディア・ウェブサイトのユーザとのインタラクションを、前記サーバにおいて追跡する手段と、
アップロードされた特定のファイルとのユーザ・インタラクションが、人気度しきい値を超える場合を、前記サーバにおいて判定する手段と、
前記人気度しきい値を超えるインタラクションを有する、アップロードされた特定のファイルに類似した追加のファイルのアップロードを求める要求を、前記サーバから、前記第1のコンピューティング・デバイスへ送信する手段と、
前記追加のファイルのアップロードを、前記第1のコンピューティング・デバイスから受信する手段と、
前記追加のファイルを、前記サーバにおいて、前記ソーシャル・メディア・ウェブサイトに投稿する手段と、
を備えるシステム。
[C46]
アップロードされた特定のファイルとのユーザのインタラクションは、前記ファイルに対するアクセス要求、投稿されたコメント、投稿されたタグ、投稿されたレビュー、要求されたリンク、および前記ファイルを転送する要求、のうちの1または複数を備える、C45に記載のシステム。
[C47]
前記ソーシャル・メディア・ウェブサイト・サーバにおいて前記人気度しきい値を設定する手段、をさらに備えるC45に記載のシステム。
[C48]
前記ソーシャル・メディア・ウェブサイトのユーザのコンピューティング・デバイスにおいて前記人気度しきい値を設定する手段、をさらに備えるC45に記載のシステム。
[C49]
前記ユーザのソーシャル・メディア・ウェブサイトに広告を表示する許可を、前記第1のコンピューティング・デバイスから、前記サーバにおいて受信する手段と、
前記ユーザのソーシャル・メディア・ウェブサイトに広告コンテンツを表示する手段と、
前記広告コンテンツの表示について、前記第1のコンピューティング・デバイスのユーザを補償する手段と、
をさらに備えるC45に記載のシステム。
[C50]
前記補償は、前記識別された、いくつかの特定の代表的なファイルに類似した追加のファイルをアップロードすることに関連付けられたコストのうちの少なくとも一部を備える、C49に記載のシステム。
[C51]
メディア・ファイルとのインタラクションに応じて、第2のコンピューティング・デバイスにおけるユーザ・インタフェースに、ファイル要求オプションを表示する手段と、
前記ファイル要求オプションが表示されることに応じて、第前記2のコンピューティング・デバイスにおいて、ユーザ入力を受け取る手段と、
特定のファイルに類似した追加のファイルのアップロードの要求を、前記第1のコンピューティング・デバイスへ送信する手段と、
ユーザ入力データに基づいて、アップロードするための追加のファイルを、前記第1のコンピューティング・デバイスにおいて選択する手段と、
をさらに備えるC45に記載のシステム。
[C52]
前記1または複数の代表的なファイルの一部分とのインタラクションを、前記サーバにおいて追跡する手段と、
前記1または複数の代表的なファイルの一部分と類似の主題を有するファイルのアップロードを求める要求を、前記サーバから、前記第1のコンピューティング・デバイスへ送信する手段と、
をさらに備えるC45に記載のシステム。
[C53]
前記1または複数の代表的なファイルの一部分は、人の顔を備え、要求されたファイルは、この人の別の写真を備える、C52に記載のシステム。
[C54]
類似の主題を有するファイルを、前記ファイルのメタデータおよび顔認識ソフトウェアのうちの1または複数を用いて、前記第1のコンピューティング・デバイスにおいて識別すること、をさらに備えるC52に記載のシステム。
[C55]
類似の主題を有するファイルをアップロードする要求を、ソーシャル・メディア・サイトのユーザの複数の第2のコンピューティング・デバイスへ送信する手段、をさらに備えるC52に記載のシステム。
[C56]
前記第1のコンピューティング・デバイスにおけるメディア・ファイルに、コンテンツ編集者の第2のコンピューティング・デバイスがアクセスする許可を、前記サーバにおいて、前記第1のコンピューティング・デバイスから受信する手段と、
前記コンテンツ編集者によって発行された1または複数の代表的なファイルの選択を、前記第1のコンピューティング・デバイスにおいて受け取る手段と、
をさらに備えるC45に記載のシステム。
[C57]
前記投稿された1または複数の代表的なファイルとの、前記ソーシャル・メディア・ウェブサイトのユーザのインタラクションを追跡する手段と、
前記投稿された1または複数の代表的なファイルとのユーザ・インタラクションに基づいて、前記コンテンツ編集者の第2のコンピューティング・デバイスに報酬を与える手段と、
をさらに備えるC56に記載のシステム。
[C58]
コンピューティング・デバイス・プロセッサに対して、以下の動作を実行させるように構成された、格納されたプロセッサ実行可能な命令群を有する非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、
これら動作は、
ソーシャル・メディア・ウェブサイトへアップロードするためのファイルを識別するユーザ入力を受け取ることと、
選択されたファイルのうち、1または複数の代表的なファイルを選択することと、
前記選択された1または複数の代表的なファイルを、ソーシャル・メディア・ウェブサイト・サーバへアップロードすることと、
識別された特定の代表的なファイルに類似したファイルのアップロードを求める要求を、前記ソーシャル・メディア・ウェブサイト・サーバから受信することと、
前記識別された特定の代表的なファイルに類似した追加のファイルを、前記ソーシャル・メディア・サーバへアップロードすることと
を備える、非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C59]
前記格納されたプロセッサ実行可能な命令群は、前記コンピューティング・デバイス・プロセッサに対して、前記ファイルが、写真ファイル、ビデオ・ファイル、オーディオ・ファイル、およびテキスト・ファイルのうちの少なくとも1つを備えるメディア・ファイルを備える動作を実行させるように構成された、C58に記載の非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C60]
前記格納されたプロセッサ実行可能な命令群は、前記コンピューティング・デバイス・プロセッサに対してさらに、代表的なファイルを、主題、タイムスタンプ・データ、および位置データのうちの1または複数に基づいて選択することを備える動作を実行させるように構成された、C58に記載の非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C61]
前記格納されたプロセッサ実行可能な命令群は、前記コンピューティング・デバイス・プロセッサに対してさらに、アップロードする代表的なファイルの数を、ファイル・サイズに部分的に基づいて選択することを備える動作を実行させるように構成された、C58に記載の非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C62]
前記格納されたプロセッサ実行可能な命令群は、前記コンピューティング・デバイス・プロセッサに対してさらに、前記識別された、いくつかの特定の代表的なファイルに類似した、アップロードするための追加のファイルを、主題、タイムスタンプ・データ、位置データ、およびメタデータのうちの1または複数に基づいて選択することを備える動作を実行させるように構成された、C58に記載の非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C63]
前記格納されたプロセッサ実行可能な命令群は、前記コンピューティング・デバイス・プロセッサに対してさらに、アップロードするための追加のファイルを選択するために、顔認証ソフトウェアを用いることを備える動作を実行させるように構成された、C58に記載の非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C64]
サーバに対して、以下の動作を実行させるように構成された、格納されたプロセッサ実行可能な命令群を有する非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、
これら動作は、
第1のコンピューティング・デバイスからアップロードされた、選択された1または複数の代表的なファイルを、ソーシャル・メディア・ウェブサイトへ投稿することと、
前記投稿された1または複数の代表的なファイルとの、前記ソーシャル・メディア・ウェブサイトのユーザのインタラクションを追跡することと、
アップロードされた特定のファイルとのインタラクションが、人気度しきい値を超えた場合を判定することと、
前記人気度しきい値を超えるインタラクションを有する、アップロードされた特定のファイルに類似した追加のファイルのアップロードを求める要求を、前記第1のコンピューティング・デバイスへ送信することと、
前記追加のファイルのアップロードを、前記第1のコンピューティング・デバイスから受信することと、
前記追加のファイルを、前記ソーシャル・メディア・ウェブサイトに投稿することと
を備える、非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C65]
前記格納されたプロセッサ実行可能な命令群は、前記サーバ・プロセッサに対して、前記アップロードされた、特定のファイルとのユーザのインタラクションが、前記ファイルに対するアクセス要求、投稿されたコメント、投稿されたタグ、投稿されたレビュー、要求されたリンク、および前記ファイルを転送する要求、のうちの1または複数を備える動作を実行させるように構成された、C64に記載の非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C66]
前記格納されたプロセッサ実行可能な命令群は、前記コンピューティング・デバイス・プロセッサに対してさらに、前記人気度しきい値を設定する動作を実行させるように構成された、C64に記載の非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C67]
前記格納されたプロセッサ実行可能な命令群は、前記サーバ・プロセッサに対してさらに、前記第1のコンピューティング・デバイスから、前記人気度しきい値の設定を受信する動作を実行させるように構成された、C64に記載の非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C68]
前記格納されたプロセッサ実行可能な命令群は、前記サーバ・プロセッサに対して、
前記ユーザのソーシャル・メディア・ウェブサイトに広告を表示する許可を、前記第1のコンピューティング・デバイスから受信することと、
前記ユーザのソーシャル・メディア・ウェブサイトに広告コンテンツを表示することと、
前記広告コンテンツの表示について、前記コンピューティング・デバイスのユーザを補償することと、
を備える動作を実行させるように構成された、C64に記載の非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C69]
前記格納されたプロセッサ実行可能な命令群は、前記サーバ・プロセッサに対して、前記補償が、前記識別された特定の代表的なファイルに類似した追加のファイルをアップロードすることに関連付けられたコストのうちの少なくとも一部を備える動作を実行させるように構成された、C68に記載の非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C70]
前記格納されたプロセッサ実行可能な命令群は、前記サーバ・プロセッサに対してさらに、
前記1または複数の代表的なファイルの一部分とのインタラクションを、前記サーバにおいて追跡することと、
前記1または複数の代表的なファイルの一部分と類似の主題を有するファイルのアップロードを求める要求を、前記サーバから、前記第1のコンピューティング・デバイスへ送信することと、
を備える動作を実行させるように構成された、C64に記載の非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C71]
前記格納されたプロセッサ実行可能な命令群は、前記サーバ・プロセッサに対して、前記1または複数の代表的なファイルの一部分が、人の顔を備え、前記要求されたファイルが、この人の別の写真を備える動作を実行させるように構成された、C70に記載の非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C72]
前記格納されたプロセッサ実行可能な命令群は、前記コンピューティング・デバイス・プロセッサに対してさらに、類似の主題を有するファイルをアップロードする要求を、ソーシャル・メディア・サイトのユーザの複数の第2のコンピューティング・デバイスへ送信することを備える動作を実行させるように構成された、C70に記載の非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C73]
前記格納されたプロセッサ実行可能な命令群は、前記サーバ・プロセッサに対して、
前記第1のコンピューティング・デバイスにおけるメディア・ファイルに、コンテンツ編集者の第2のコンピューティング・デバイスがアクセスする許可を、前記サーバにおいて、前記第1のコンピューティング・デバイスから受信することと、
前記コンテンツ編集者によって選択された1または複数の代表的なファイルの選択を受け取ることと、
を備える動作を実行させるように構成された、C64に記載の非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。
[C74]
前記格納されたプロセッサ実行可能な命令群は、前記サーバ・プロセッサに対してさらに、
前記投稿された1または複数の代表的なファイルとの、前記ソーシャル・メディア・ウェブサイトのユーザのインタラクションを追跡することと、
前記投稿された1または複数の代表的なファイルとのユーザ・インタラクションに基づいて、前記コンテンツ編集者の第2のコンピューティング・デバイスに報酬を与えることと、
を備える動作を実行させるように構成された、C73に記載の非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。