JP6117159B2 - ガス採取装置及びガス分析方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るガス採取装置1の模式図である。本実施の形態に係るガス採取装置1は、被採取対象となる石炭ガス化ガスなどのオフガス(被採取ガス)Gを採取してオフガスGに含まれる各成分を分析してガス組成を把握可能とするガス採取装置である。ここで、オフガスとは、石炭ガス化ガスの過程において、石炭ガス化ガスから除去された成分が濃縮したものであり、アンモニア(NH3)、硫化水素(H2S)、及び二酸化炭素(CO2)などを主要組成とする副生ガスである。
ところで、石炭ガス化ガスなどのオフガスGを分析する場合には、オフガスG中には、ガス成分に加えて微細な液滴が分散したミスト状成分が存在する場合がある。そのため、単に、ガス母管11からオフガスGをガス採取ライン12に引込んだ場合には、オフガスG中に含まれるミスト状成分もガス採取ライン12に引込まれる結果、オフガスG中に含まれる気体成分に加えてミスト状成分が加味された状態で分析することとなり、オフガスGのガス・液の存在比を正確に分析できず、ガス組成を正確に分析できない場合がある。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、以下においては、上述した第2の実施の形態に係るガス採取装置2との相違点を中心に説明し、説明の重複を避ける。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、以下においては、上述した第1の実施の形態に係るガス採取装置1との相違点を中心に説明し、説明の重複を避ける。
11 ガス母管
12 ガス採取ライン
12a 断熱材
12b 加温部
121 第1ガス採取ライン
122 第2ガス採取ライン
13 恒温槽
14 ガス成分吸収部
14a 第1吸収部
14b 第2吸収部
141 第1ガス成分吸収部
141a 第1吸収部
141b 第2吸収部
142 第2ガス成分吸収部
142a 第1吸収部
142b 第2吸収部
15 脱水部
15a 脱水剤
151 第1脱水部
152 第2脱水部
16 ガス採取部
161 第1ガス採取部
162 第2ガス採取部
17 流量制御弁
18 流量計
19 吸引ポンプ
20 加温部
21 流量制御部
22 吸引ノズル
22a 先端部
31 ノズル駆動部
32a 第1制御弁
32b 第2制御弁
33 制御部
G オフガス
L1 第1吸収液
L2 第2吸収液
Claims (8)
- 被採取ガスのガス温度以上に加温可能な恒温部を有する恒温槽と、
前記恒温部内に一部が配設され、前記被採取ガスを採取するガス採取ラインと、
前記恒温部内の前記ガス採取ラインに設けられ、前記ガス採取ラインを流れる前記被採取ガスの流量を測定する流量計と、
前記流量計で測定した前記被採取ガスのガス流量に基づいて前記ガス採取ラインを流れる前記被採取ガスのガス流量を制御する流量制御部と、
前記ガス採取ラインにおける恒温槽の後段に設けられ、前記ガス採取ラインから供給された前記被採取ガス中に含まれる成分を吸収するガス成分吸収部と、
前記ガス採取ラインにおける前記ガス成分吸収部の後段に設けられ、前記ガス成分吸収部で成分が吸収された前記被採取ガスを採取するガス採取部と、
前記ガス採取ラインに接続され、先端部が前記被採取ガスのガス流れ方向に沿った方向と前記被採取ガスのガス流れ方向に対向する方向との間で切替え可能に配置された吸引ノズルと、
前記吸引ノズルの先端部を前記被採取ガスのガス流れ方向に沿う方向と前記被採取ガスのガス流れ方向に対向する方向との間で切替えるノズル駆動部とを備えたことを特徴とする、ガス採取装置。 - 前記流量制御部は、前記ガス採取ラインを流れる前記被採取ガスのガス流量を、前記被採取ガスの流速に対して遅くする、請求項1に記載のガス採取装置。
- 前記流量制御部は、前記ガス採取ラインを流れる前記被採取ガスのガス流量を、前記被採取ガスの流速に対して略等しくする、請求項1に記載のガス採取装置。
- 被採取ガスのガス温度以上に加温可能な恒温部を有する恒温槽と、
前記恒温部内に一部が配設され、前記被採取ガスを採取するガス採取ラインと、
前記恒温部内の前記ガス採取ラインに設けられ、前記ガス採取ラインを流れる前記被採取ガスの流量を測定する流量計と、
前記流量計で測定した前記被採取ガスのガス流量に基づいて前記ガス採取ラインを流れる前記被採取ガスのガス流量を制御する流量制御部と、
前記ガス採取ラインにおける恒温槽の後段に設けられ、前記ガス採取ラインから供給された前記被採取ガス中に含まれる成分を吸収するガス成分吸収部と、
前記ガス採取ラインにおける前記ガス成分吸収部の後段に設けられ、前記ガス成分吸収部で成分が吸収された前記被採取ガスを採取するガス採取部と、
前記恒温槽の後段において前記ガス採取ラインが分岐されてなる第1ガス採取ライン及び第2ガス採取ラインと、
前記第1ガス採取ラインにおける恒温槽の後段に設けられ、前記第1ガス採取ラインから供給された前記被採取ガス中に含まれる成分を吸収する第1ガス成分吸収部と、
前記第1ガス採取ラインにおける前記第1ガス成分吸収部の後段に設けられ、前記第1ガス成分吸収部で成分が吸収された前記被採取ガスを採取する第1ガス採取部と、
前記第2ガス採取ラインにおける恒温槽の後段に設けられ、前記第2ガス採取ラインから供給された前記被採取ガス中に含まれる成分を吸収する第2ガス成分吸収部と、
前記第2ガス採取ラインにおける前記第2ガス成分吸収部の後段に設けられ、前記第2ガス成分吸収部で成分が吸収された前記被採取ガスを採取する第2ガス採取部と、
前記第1ガス採取ラインと前記第2ガス採取ラインとの間で前記被採取ガスの流路の切替を制御する制御部とを備えたことを特徴とする、ガス採取装置。 - 前記ガス採取ラインにおける前記恒温槽の前段部に断熱材が設けられた、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のガス採取装置。
- 前記ガス採取ラインにおける前記恒温槽の前段部に前記ガス採取ラインを加温する加温部が設けられた、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のガス採取装置。
- 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のガス採取装置を用いた被採取ガスのガス分析方法であって、
前記ガス成分吸収部で前記被採取ガス中のアンモニア及び水分を吸収させた硫酸をイオンクロマトグラフィーにより分析して前記被採取ガス中のアンモニアの濃度を求める工程と、
前記ガス採取部で採取された前記被採取ガスをガスクロマトグラフィーで分析して硫化水素、二酸化炭素、窒素、水素及びメタンの少なくとも1種の濃度を求める工程とを含むことを特徴とする、ガス分析方法。 - 前記ガス成分吸収部で前記被採取ガス中の水、極性成分及び有機成分を吸収させたエタノールをカールフィッシャー滴定法により分析して前記被採取ガス中の水、極性成分及び有機成分の濃度を求める工程を含む、請求項7に記載のガス分析方法。
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JP2014189190A JP6117159B2 (ja) | 2014-09-17 | 2014-09-17 | ガス採取装置及びガス分析方法 |
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