JP6113684B2 - 組ブラシ式清掃用具 - Google Patents

組ブラシ式清掃用具 Download PDF

Info

Publication number
JP6113684B2
JP6113684B2 JP2014105961A JP2014105961A JP6113684B2 JP 6113684 B2 JP6113684 B2 JP 6113684B2 JP 2014105961 A JP2014105961 A JP 2014105961A JP 2014105961 A JP2014105961 A JP 2014105961A JP 6113684 B2 JP6113684 B2 JP 6113684B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
handle
cleaning tool
base
rear direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014105961A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015221070A (ja
Inventor
大工 博史
博史 大工
Original Assignee
株式会社オーエ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社オーエ filed Critical 株式会社オーエ
Priority to JP2014105961A priority Critical patent/JP6113684B2/ja
Publication of JP2015221070A publication Critical patent/JP2015221070A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6113684B2 publication Critical patent/JP6113684B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Brushes (AREA)

Description

この発明は、第1ブラシに対し第2ブラシが着脱自在に組み合わされた組ブラシ式清掃用具に関する。
一般住宅等において、浴室、台所、便所等の水回りの清掃、特にタイル面の清掃に使用される清掃用具として、組合せ自在な異なる2種のブラシを備え、必要に応じて、2種のブラシを組み合わせて使用したり、組み外して個別に使用するようにした組ブラシ式のものが周知である。
例えば特許文献1,2に示す組ブラシ式清掃用具は、下面にブラシ毛が植設され、かつ上面に下向きコ字状の把手が前後方向に沿って取り付けられた第1ブラシと、棒状の柄の前端部にブラシ毛が植設された第2ブラシとを備えている。さらにこの清掃用具は、第1ブラシの把手の上面に、第2ブラシの柄の部分を着脱自在に取り付けることができるようになっており、第2ブラシを第1ブラシに組み合わせた状態で使用したり、あるいは第2ブラシを第1ブラシから組み外してそれぞれ個別に使用したりするようにしている。
特許第2879133号 特許第4357664号
しかしながら、上記特許文献1,2に示す組ブラシ式清掃用具は、第1ブラシおよび第2ブラシが前後方向の方向性を有しているため、第1ブラシと第2ブラシとを組み合わせる際に、第1ブラシの前後方向の向きと、第2ブラシの前後方向の向きとを一致させる必要がある。つまり、両ブラシを組み合わせる際に、互いの前後方向の向きが一致していないと、両ブラシを組み合わせることができなくなってしまう。このため、使用者は、両ブラシを組み合わせる際に、各ブラシの前後方向の向きを一致させるように慎重に見極める等の面倒な作業が必要であったり、場合によっては、両ブラシを組み合わせる際に、一方のブラシの向きを転換する等の余分な作業が必要となり、良好な利便性を得ることができないという課題があった。
この発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、第1ブラシおよび第2ブラシを簡単に組み合わせることができて、良好な利便性を得ることができる組ブラシ式清掃用具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下の構成を要旨とするものである。
[1]第1ブラシ台の下面にブラシ部が設けられ、かつ前記第1ブラシ台の上面に下向きコ字状の把手が前後方向に沿って設けられた第1ブラシと、
第2ブラシ台の下面にブラシ部が設けられ、かつ前記第2ブラシ台の上面に上方に突出して後方に延びる柄が設けられた第2ブラシとを備え、
前記第1および第2ブラシの互いの前後方向の向きが一致した前後向き一致形態と、前記両ブラシの互いの前後方向の向きが相反した前後向き相反形態とのいずれの形態であっても、前記柄が前記把手の上側に沿うように配置された状態で、前記第2ブラシが前記第1ブラシに対し着脱自在に固定されるように構成されていることを特徴とする組ブラシ式清掃用具。
[2]前記第1ブラシの把手は、前後対称形状に形成されている前項1に記載の組ブラシ式清掃用具。
[3]前記第1ブラシのブラシ部は、前後対称形状に形成されている前項1または2に記載の組ブラシ式清掃用具。
[4]前記第1ブラシは、前後対称形状に形成されている前項1〜3のいずれか1項に記載の組ブラシ式清掃用具。
[5]前記第1ブラシ台の前端に前端係合部が設けられるとともに、後端に後端係合部が設けられ、
前記第2ブラシ台の後端に被係合部が設けられ、
前記前後向き一致形態においては、前記被係合部が前記前端係合部に係脱自在に係合することにより、前記第2ブラシが前記第1ブラシに対し固定されるとともに、
前記前後向き相反形態においては、前記被係合部が前記後端係合部に係脱自在に係合することにより、前記第2ブラシが前記第1ブラシに対し固定されるように構成されている前項1〜4のいずれか1項に記載の組ブラシ式清掃用具。
発明[1]の組ブラシ式清掃用具によれば、第1および第2ブラシの前後方向の各向きが一致していても一致していなくとも、両ブラシを組み合わせることができるため、使用者は、各ブラシの前後向きを意識せずに両ブラシを難なく組み合わせることができ、両ブラシの組合せ作業を簡単かつ確実に行えて、良好な利便性を得ることができる。
発明[2]の組ブラシ式清掃用具によれば、第1ブラシの把手を前後対称形状に形成しているため、第1ブラシの向きが使用者に対して前向きであろうと、後向きであろうとも、把手の握り具合が変わることがない。このため使用者は、第1ブラシをその前後向きにかかわらず違和感なく使用することができる。特に本発明において、使用者は、第1ブラシを前向きにして清掃する作業と、後向きにして清掃する作業とを適宜切り替えて行うことができるため、第1ブラシのブラシ部に、前後方向の双方から適宜負荷が加わるようになり、前後方向のうち一方向のみに多大な負荷が加わるような不具合を防止することができる。このため長期間使用しても、ブラシ部に大きな曲り癖が付くのを有効に防止でき、十分な耐久性を確保することができる。
発明[3][4]の組ブラシ式清掃用具によれば、上記発明[2]と同様に、使用者は、第1ブラシをその前後向きにかかわらず、より一層違和感なく使用できるとともに、耐久性をより一層向上させることができる。
発明[5]の組ブラシ式清掃用具によれば、両ブラシを組み合わせた際に、組合せ状態に確実に保持することができるため、組合せ状態が不用意に解除されるのを防止でき、組合せ状態での清掃作業をより一層効率良くスムーズに行うことができる。
図1はこの発明の実施形態である組ブラシ式清掃用具を示す側面図である。 図2は実施形態の清掃用具を組み外した状態で示す側面図である。 図3は実施形態の清掃用具を前後向き一致形態で示す側面断面図である。 図4は実施形態の清掃用具を前後向き相反形態で示す側面断面図である。 図5は実施形態の清掃用具を示す正面断面図である。 図6は実施形態の清掃用具における第1ブラシを示す正面図である。 図7は実施形態の第1ブラシを示す平面図である。 図8は実施形態の第1ブラシを示す下面図である。 図9は実施形態の清掃用具における第2ブラシを示す平面図である。 図10は実施形態の第2ブラシを示す下面図である。
図1〜図5はこの発明の実施形態である組ブラシ式清掃用具を示す図である。これらの図に示すように、本実施形態の組ブラシ式清掃用具は、第1ブラシ1と、第2ブラシ5とを備えている。
なお本実施形態の清掃用具において、各ブラシ1,5毎に前後方向が決定されており、具体的には本実施形態の清掃用具において、図1〜図3に向かって左側を、各ブラシ1,5の「前側」とし、右側を各ブラシ1,5の「後側」としている。
第1ブラシ1は、ブラシ台(第1ブラシ台)2と、把手3と、ブラシ部41とを備えている。
図1〜図8に示すように、第1ブラシ1のブラシ台2は、前後方向に長い略平板形状を有しており、両側縁部は中間部が両側方に少し円弧状に膨らむように形成されている。この第1ブラシ台2は、前後対称形状および左右対称形状に形成されている。すなわち第1ブラシ台2は、前半部と後半部とが面対称形状(鏡映対称形状)に形成されるとともに、左側半部(一側半部)と右側半部(他側半部)とが面対称形状(鏡映対称形状)に形成されている。
この第1ブラシ台2の下面には、多数の合成樹脂製ないし合成繊維製のブラシ毛4が下方に突出するように植設されてブラシ部(第1ブラシ部)41が形成されている。このブラシ部41も、上記第1ブラシ台2と同様、前後対称形状および左右対称形状に形成されている。なお第1ブラシ1のブラシ部41は、後述の第2ブラシ2のブラシ部42,43に比べて幅寸法および長さ寸法が長く、下面視での面積が大きく形成されている。
図3および図8に示すように第1ブラシ台2の前端面における下端中央には、前端係合凹部21が形成されるとともに、後端面における下端中央には、後端係合凹部22が形成されている。本実施形態においては、前端係合凹部21によって前端係合部が構成されるとともに、後端係合凹部22によって後端係合部が構成されている。
把手3は、前後方向に延び、かつ上縁部が側面視においてアーチ状に形成された握り部31と、握り部31の前端から下方に延びる前側立設片32と、握り部31の後端から下方に延びる後側立設片33とを有し、側面視において下向きコ字状に形成されている。この把手3における前側立設片32の下端が第1ブラシ台2の上面における前端中央に一体的に連結されるとともに、後側立設片33の下端が第1ブラシ台2の上面における後端中央に一体的に連結されている。これにより把手3(握り部31)が前後方向に沿って配置されている。
なお本実施形態において、第1ブラシ台2と把手3とは、互いに一体に形成された硬質合成樹脂の一体成形品によって構成されている。
図5〜図7に示すように、把手3を構成する握り部31および前後立設片32,33は、外側に開放する溝型の中空形状に形成されており、その溝が把手溝35として構成されている。把手溝35の内部における握り部31に対応する部分には、上方に突出するように位置合わせ突起36が前後方向に沿って連続して一体的に形成されている。
また把手3の把手溝35内において、握り部31の前端には、前側当接部312が形成されるとともに、握り部31の後端には、後側当接部313が形成されている(図3および図7参照)。
把手3は、上記第1ブラシ台2やブラシ部41と同様、前後対称形状および左右対称形状に形成されている。つまり、第1ブラシ1の全体が、前後対称形状および左右対称形状に形成されている。
なお本実施形態において、第1ブラシ1は、前後方向および左右方向のいずれの方向に対しても方向性はなく、例えば前向きに配置しても後向きに配置しても、実質的に同じ形状となるものの、本発明においては発明の理解を容易にするため、既述した通り図1〜図3に向かっての左側を第1ブラシ1の「前側」とし、右側を第1ブラシ1の「後側」としている。
さらに本実施形態において、使用者が第1ブラシ1の把手3を握った際に、図2に向かって、左側から右側にかけて人差し指、中指、薬指、小指がこの順に並んで配置される場合には、第1ブラシ1を使用者に対して前向きに配置した(握った)ものとしており、逆に、図2に向かって右側から左側にかけて人差し指、中指、薬指、小指がこの順に並んで配置される場合には、第1ブラシ1を使用者に対して後向きに配置したものとしている。
一方図1〜図5、図9および図10に示すように、第2ブラシ5は、第2ブラシ台6と、柄7と、第2ブラシ部42と、補助ブラシ部43とを備えている。
第2ブラシ台6は、平面視において、前端を頂角とし後端縁を底辺とする略二等辺三角形状に形成されている(図9および図10参照)。第2ブラシ台6の厚みは、上記第1ブラシ1の第1ブラシ台2の厚みに対応して形成されるとともに、第2ブラシ台6の後端面は、第1ブラシ台2の前端面および後端面に対応する形状に形成されている。
第2ブラシ台6の下面には、多数の合成樹脂製ないし合成繊維製のブラシ毛4が下方に突出するように植設されてブラシ部(第2ブラシ部)42が形成されている。なお第2ブラシ部42の下面視形状は、第2ブラシ台6の形状と同様、先細の略二等辺三角形状に形成されている。
また第2ブラシ台6の後端面中央には、上記第1ブラシ台2の前端面および後端面に形成された前端係合凹部21および後端係合凹部22に対して係合可能な係合凸部60が形成されている(図10参照)。本実施形態においては、この係合凸部60によって被係合部が構成されている。
第2ブラシ台6の上面には、上方に突出してから後方に延びるように形成された柄7が一体に形成されている。この柄7の上縁部は、側面視において前部の曲率半径が大きく、かつ中間部から後部にかけての部分の曲率半径が小さい略アーチ状に形成されており、この柄7の中間部から後部にかけての部分が握り部71として構成されている。
さらに柄7における握り部71の後端部には、下方に突出するように後端具73が一体に形成されている。この後端具73の下面には、多数の合成樹脂製ないし合成繊維製のブラシ毛4が下方に突出するように植設されて補助ブラシ部43が形成されている。なおこの補助ブラシ部43は、第1および第2ブラシ1,5のブラシ部41,42に比べて、幅寸法が狭くなっている。
図10に示すように柄7の握り部71は、下向きに開放された溝型の中空形状を有しており、その溝によって構成される位置合わせ溝76が握り部71の長さ方向に沿って連続して形成されている。
なお本実施形態において、第2ブラシ5におけるブラシ台6、柄7、後端具73、ブラシ部42,53はそれぞれ左右対称形状に形成されており、第2ブラシ5の全体が左右対称形状に形成されている。
本実施形態においては、第2ブラシ5における柄7の握り部71は、第1ブラシ1における把手3の把手溝35内に適合状態に収容できるように構成されている。特に本実施形態においては、図3に示すように第1ブラシ1および第2ブラシ5を互いの前後方向の向きを一致させて配置した形態(前後向き一致形態)と、図4に示すように両ブラシ1,5を互いの前後方向の向きを相反させた形態(前後向き相反形態)とのいずれの形態であっても、第2ブラシ5における柄7の握り部71を、第1ブラシ1における把手3の把手溝35内に適合状態に収容できるように構成されている。なお前後向き相反形態を示す図4においては、同図の左側が、第1ブラシ1の前側、第2ブラシ5の後側となり、同図の右側が、第1ブラシ1の後側、第2ブラシ5の前側となる。
詳細に説明すると、例えば図3に示すように前後向き一致形態で、第2ブラシ5を第1ブラシ1に組み合わせるに際し、第2ブラシ5の柄7を第1ブラシ1の把手3に対向させて、第2ブラシ5を第1ブラシ1側に押し込むと、柄7の握り部71が把手3の把手溝35内に嵌まり込むように収容される。それと同時に、第1ブラシ1における把手3の位置合わせ突起36が、第2ブラシ2における柄7の位置合わせ溝76内に嵌り込むように収容される。またこうして両ブラシ1,5を嵌め合わせた際には、第2ブラシ5における後端具73の前端面が、第1ブラシ1における把手溝35内の後側当接部313に接触係止しつつ、第2ブラシ5におけるブラシ台後端面の係合凸部60が、第1ブラシ1におけるブラシ台前端面の前端係合凹部21内に係合することによって、第2ブラシ5の柄7が第1ブラシ1の把手溝35内に嵌め込まれた状態に保持されている。これにより、両ブラシ1,5が組み合わされた状態で保持され、その組合せ状態が簡単に解除されてしまうのが防止されている。
またこうして前後向き一致形態で両ブラシ1,2を組み合わせた際には、第2ブラシ5のブラシ台6が第1ブラシ1のブラシ台2の前側に配置されて、第1ブラシ部41および第2ブラシ部42が前後に並んで配置されるとともに、第2ブラシ5の補助ブラシ部43は、第1ブラシ1における把手3の後側立設片32内に配置されて、補助ブラシ部43が隠蔽されている。
なおこの組合せ状態を解除するには、例えば第2ブラシ5をそのブラシ台後端面の係合凸部60を支点にして、後端具73を上方に押し上げるように回転操作すれば良い。そうすると、後端具73が、第1ブラシ1の後側当接部313に対し上方に抜け出して、第2ブラシ5を第1ブラシ1に対し前方へ移動操作できるようになる。従ってその移動操作によって、第2ブラシ5の係合凸部60を第1ブラシ1の前端係合凹部21から離脱させることができるため、第2ブラシ5を第1ブラシ1から分離されることができ、組合せ状態をスムーズに解除することができる。
一方図4に示すように、前後向き相反形態で両ブラシ1,5を組み合わせる場合、第1ブラシ1に対する第2ブラシ5の前後の向きが異なるだけで、実質的には上記したように前後向き一致形態で組み合わせる場合と同様である。すなわち前後向き相反形態で、第2ブラシ5を第1ブラシ1に組み合わせるに際し、第2ブラシ5の柄7を第1ブラシ1の把手溝35内に嵌め込んだ際には、第2ブラシ5における後端具73の前端面が、第1ブラシ1の前側当接部312に接触係止しつつ、第2ブラシ5の係合凸部60が、第1ブラシ1におけるブラシ台後端面の後端係合凹部22内に係合することによって、両ブラシ1,5が組合せ状態でロックされる。
このように前後向き相反形態で両ブラシ1,2を組み合わせた際には、第2ブラシ5のブラシ台6が第1ブラシ1のブラシ台2の後側に配置されて、第1ブラシ部41および第2ブラシ部42が前後に並んで配置されるとともに、第2ブラシ5の補助ブラシ部43は、第1ブラシ1における把手3の前側立設片33内に配置されて、補助ブラシ部43が隠蔽されている。
なお前後向き相反形態で組み合わされた両ブラシ1,5において、組合せ状態を解除する場合も、上記と同様に、第2ブラシ5をその後端具73を持ち上げるように回転操作すれば、第2ブラシ5を第1ブラシ1の後方に移動させることができるため、第2ブラシ5の係合凸部60を第1ブラシ1の後端係合凹部22から離脱させて、組合せ状態を解除することができる。
以上のように構成された本実施形態の組ブラシ式清掃用具においては、第1および第2ブラシ1,5を組み合わせた状態であっても組み外した状態であっても清掃することができる。例えば第1および第2ブラシ1,5を組み合わせた状態で、それらの両ブラシ部41,42を介して清掃することができる。さらに両ブラシ1,5を組み外して(分離させて)、一方のブラシ、例えば第1ブラシ1だけを用いて清掃できるとともに、他方の第2ブラシ5をだけを用いてその第2ブラシ部42または補助ブラシ部43を介して清掃することもできる。従って清掃面積、清掃場所、汚れ具合等の状況に応じて、適切なブラシ部41〜43を用いて清掃することができるため、効率良くスムーズに清掃できるとともに、清掃後の仕上がりも良好なものとなる。
さらに本実施形態においては、両ブラシ1,5を組み合わせた際に、第2ブラシ5のブラシ台後端の係合凸部60を、第1ブラシ1のブラシ台端面の前後係合凹部21,22に係合させているため、両ブラシ1,5の組合せ状態が簡単に解除されてしまうのを防止することができる。このため、両ブラシ1,5を組み合わせた状態で清掃を行っている際に、不用意にも両ブラシ1,5が分解されてしまうようなことがなく、清掃作業をより一層効率良くスムーズに行うことができる。
なお本実施形態においては、第1および第2ブラシ1,5を組み合わせた状態では、第2ブラシ5の柄7が第1ブラシ1の把手3内にほぼ収容されるため、使用者は、主として第1ブラシ1の把手3(握り部31)を握って清掃することとなる。
また本実施形態の清掃用具によれば、第1ブラシ1および第2ブラシ5の前後方向の各向きが一致していても一致していなくとも、両ブラシ1,5を組み付けることができるため、使用者は、各ブラシ1,5の前後向きを意識せずに両ブラシ1,5を難なく組み合わせることができ、両ブラシ1,5の組合せ作業を簡単かつ確実に行うことができる。
特に本実施形態においては、第1ブラシ1の把手3を前後対称形状および左右対称形状に形成しているため、第1ブラシ1の前後向きが使用者に対して前向きであろうと、後向きであろうとも、把手3の握り具合が変わることがない。つまり本実施形態の清掃用具は、前後方向の向きにかかわらず、使用者は違和感なく把手3を握ることができ、利便性を向上させることができる。
その上さらに、本実施形態の清掃用具においては、第1ブラシ1のブラシ部41を前後対称形状および左右対称形状に形成しているため、耐久性を格段に向上させることができる。すなわち従来の組ブラシ式清掃用具のように、第1ブラシが前後非対称形状に形成されて、第1ブラシの前後方向の向きが確定しているものでは、第1ブラシのブラシ毛に曲り癖が付き易く、早期の段階で効果的な清掃ができなくなってしまう。例えば従来の清掃用具において第1ブラシを清掃面に押し付けながら前方にスライドさせるようにして清掃するような場合、ブラシ部の特に前端部を後方に押し付けるような多大な負荷が加わるため、ブラシ部前端部のブラシ毛が後方に折れ曲がるような曲り癖がついてしまう。一般使用者は、このような曲り癖を簡単に取り除くことができないため、大きな曲り癖が付くと、新しい清掃用具に買い替えるのが通例であり、買い替えスパンが短くなり、十分な耐久性を得ることができなかった。
そこで、本実施形態の清掃用具においては、第1ブラシ1が前後対称形状に形成されて、第1ブラシ1に前後方向の方向性がないため、使用者は、第1ブラシ1を使用者に対して前向きにしても後向きにしても違和感なく同じように清掃することができる。従って使用者は、清掃する際に第1ブラシ1を前向きにして清掃する作業と、後向きにして清掃する作業とを適宜切り替えて行うことができるため、第1ブラシ1のブラシ部41に、前後方向の双方から適宜負荷が加わるようになり、従来のように前後方向のうち一方向のみに多大な負荷が加わるような不具合を防止することができる。このため、長期間使用しても、ブラシ部に大きな曲り癖が付くのを有効に防止でき、十分な耐久性を確保することができ、商品価値を一層向上させることができる。
言うまでもなく、上記従来の清掃用具のように、前後非対称形状の第1ブラシを前後の向きを変えて握った場合、前後非対称形状であるため、使用者は違和感を覚え、清掃作業をスムーズに行うことが困難になってしまう。従って、従来の清掃用具においては、第1ブラシを使用者に対し後向きにして清掃することができず、ブラシ部に一方向のみに多大な負荷が加わることになってしまう。
なお、上記実施形態においては、第1ブラシ1の把手3内に第2ブラシ5の柄7を嵌め込むように構成しているが、それだけに限られず、本発明においては、第2ブラシの柄の下面側に溝を形成しておき、その柄の溝内に、第1ブラシの把手を嵌め込むように構成しても良い。
また上記実施形態においては、第1ブラシ台2の前端および後端に設けられる係合部を係合凹部21,22によって構成するとともに、第2ブラシ台6の後端に設けられる被係合部を係合凸部60によって構成しているが、それだけに限られず、本発明においては、第1ブラシ台側の係合部を係合凸部によって構成し、第2ブラシ台側の被係合部を係合凹部によって構成するようにしても良い。
この発明の組タイル式清掃用具は、例えば浴室、台所、便所等の水回りを清掃する際に好適に用いることができる。
1:第1ブラシ
2:第1ブラシ台
21:前端係合凹部(前端係合部)
22:後端係合凹部(後端係合部)
3:把手
41:第1ブラシ部
42:第2ブラシ部
43:補助ブラシ部
5:第2ブラシ
6:第2ブラシ台
60:係合凸部(被係合部)
7:柄

Claims (5)

  1. 第1ブラシ台の下面にブラシ部が設けられ、かつ前記第1ブラシ台の上面に下向きコ字状の把手が前後方向に沿って設けられた第1ブラシと、
    第2ブラシ台の下面にブラシ部が設けられ、かつ前記第2ブラシ台の上面に上方に突出して後方に延びる柄が設けられた第2ブラシとを備え、
    前記第1および第2ブラシの互いの前後方向の向きが一致した前後向き一致形態と、前記両ブラシの互いの前後方向の向きが相反した前後向き相反形態とのいずれの形態であっても、前記柄が前記把手の上側に沿うように配置された状態で、前記第2ブラシが前記第1ブラシに対し着脱自在に固定されるように構成されていることを特徴とする組ブラシ式清掃用具。
  2. 前記第1ブラシの把手は、前後対称形状に形成されている請求項1に記載の組ブラシ式清掃用具。
  3. 前記第1ブラシのブラシ部は、前後対称形状に形成されている請求項1または2に記載の組ブラシ式清掃用具。
  4. 前記第1ブラシは、前後対称形状に形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の組ブラシ式清掃用具。
  5. 前記第1ブラシ台の前端に前端係合部が設けられるとともに、後端に後端係合部が設けられ、
    前記第2ブラシ台の後端に被係合部が設けられ、
    前記前後向き一致形態においては、前記被係合部が前記前端係合部に係脱自在に係合することにより、前記第2ブラシが前記第1ブラシに対し固定されるとともに、
    前記前後向き相反形態においては、前記被係合部が前記後端係合部に係脱自在に係合することにより、前記第2ブラシが前記第1ブラシに対し固定されるように構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の組ブラシ式清掃用具。
JP2014105961A 2014-05-22 2014-05-22 組ブラシ式清掃用具 Active JP6113684B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014105961A JP6113684B2 (ja) 2014-05-22 2014-05-22 組ブラシ式清掃用具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014105961A JP6113684B2 (ja) 2014-05-22 2014-05-22 組ブラシ式清掃用具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015221070A JP2015221070A (ja) 2015-12-10
JP6113684B2 true JP6113684B2 (ja) 2017-04-12

Family

ID=54784492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014105961A Active JP6113684B2 (ja) 2014-05-22 2014-05-22 組ブラシ式清掃用具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6113684B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6390033B2 (ja) * 2016-03-09 2018-09-19 泰一 岡田 歯ブラシ

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1387220A (fr) * 1963-12-17 1965-01-29 Brosserie Franc Comtoise Dispositif de fixation d'une brosse sur une autre brosse
JPH0531939Y2 (ja) * 1987-09-29 1993-08-17
CA2055092C (en) * 1990-12-14 2002-01-15 Conoco Inc. Organometallic containing mesophase pitches for spinning into pitch carbon fibers
JPH0717130U (ja) * 1993-09-08 1995-03-28 加奈子 伊集院 洗浄具
JP2879133B2 (ja) * 1994-09-26 1999-04-05 エムエイシイサンコー株式会社 組ブラシ
DE10332406B3 (de) * 2003-07-17 2005-04-14 Carl Freudenberg Kg Besen
JP2011115285A (ja) * 2009-12-01 2011-06-16 Ohe Co Ltd 長柄付き清掃具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015221070A (ja) 2015-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD980630S1 (en) Electric toothbrush handle
USD864586S1 (en) Brush
USD1014851S1 (en) Shaving razor button
USD796210S1 (en) Combined hair brush and comb
USD533354S1 (en) Brush with handle and flat surface
USD898375S1 (en) Brush with retractable handle
USD859003S1 (en) Hair brush or comb handle
USD617564S1 (en) Toothbrush
TWD143464S1 (zh) 口腔保健用具(一)
JP6465990B2 (ja) 爪切り
USD796209S1 (en) Combined hair brush and comb
USD917096S1 (en) Handle for electric hair comb
KR102608682B1 (ko) 용이하게 탈착가능한 웨브를 갖는 청소 도구
USD656732S1 (en) Hair brush
CN108113186A (zh) 具有替换头部的个人护理器具
USD568616S1 (en) Push broom
USD616206S1 (en) Handle for hair brush
USD670991S1 (en) Pair of handles
JP6113684B2 (ja) 組ブラシ式清掃用具
CA121216S (en) Hand-held scrub brush
USD619369S1 (en) Toothbrush
USD539549S1 (en) Hair dye brush handle
USD939217S1 (en) Car wash brush head
CN108113189A (zh) 具有替换头部的个人护理器具
USD627169S1 (en) Hairbrush

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6113684

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250