図1は、本発明の第1の実施例によるユニバーサルリモートコントローラ100の外部コンポーネントの図を例示する。図2は、本発明の第1の実施例によるユニバーサルリモートコントローラ100の内部コンポーネントの図を例示する。実施例において、ユニバーサルリモートコントローラ100は、カード15と、筐体13とを備える。カード15は、複数のキー画像14、及び1つの情報タグ16を含む磁気グラフィックカード(magnetic graphic card)であり得る。情報タグは、センサチップであり得る。カード15は、専用リモートコントローラに対応し得るとともに、カード15上の複数のキー画像14のそれぞれは、専用リモートコントローラのそれぞれのキーに対応し得る。例えば、専用リモートコントローラAは、30個のキーを有し得る。もしカード15が専用リモートコントローラAに対応するならば、カード15は、30個のキー画像を有し得る。カード15の情報タグ16は、ユニバーサルリモートコントローラ100を駆動するように、専用リモートコントローラAに対応する駆動信号を生成するために使用され得る。ユニバーサルリモートコントローラ100の駆動処理は、下記のセクションで説明される。実施例において、情報タグ16は、接触センサチップ(contacting sensor chip)又は非接触センサチップ(non-contacting sensor chip)であり得る。図1及び図2において示されるように、筐体13は、タッチパネル12と、スロット11と、読み取り機18と、メモリ20と、プロセッサ19と、送信機10と、接続ポート17とを備え得る。タッチパネル12は、筐体13の表面に設けられ、ユーザからの複数のタッチ信号を受け取るように構成される透明タッチパネルであり得る。スロット11は、カード15を受容するために筐体13の内部に設けられ得る。読み取り機18は、カード15がスロット11に挿入される場合に情報タグ16から情報を読み取り、対応して駆動信号を出力するように構成される検出装置であり得る。メモリ20は、筐体13の内部に配置され、複数のデータベースを格納するように構成され得る。複数のデータベースのそれぞれは、専用リモートコントローラに対応する配置(positions:位置)及び遠隔制御機能を格納し得る。例えば、データベースAは、専用リモートコントローラAの30個のキーの配置及び遠隔制御機能を格納し得る。ユニバーサルリモートコントローラ100のメモリ20に格納される複数のデータベースは、複数の専用リモートコントローラの同等の配置及び遠隔制御機能を格納するために使用され得る。プロセッサ19は、カード15の情報タグ16に対応する駆動信号を処理し、専用リモートコントローラの対応する駆動処理を実行するように構成され得る。専用リモートコントローラの駆動処理は、下記のセクションで説明される。送信機10は、タッチパネル12が複数のタッチ信号を受け取る場合に複数の遠隔制御機能に対応する遠隔制御信号を送信するように構成される無線送信機モジュールであり得る。接続ポート17は、接続ポート17を通り抜ける外部情報に従ってメモリ20の複数のデータベースを更新するために、外部情報を受信するように構成され得る。実施例において、接続ポート17は、有線接続ポート(すなわち、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus:USB))、又は無線接続ポート(すなわち、超広帯域無線ポート(UWB)、ワイヤレスフィデリィティ(Wireless Fidelity:ワイファイ)、及びブルートゥース(Bluetooth(登録商標):BT))であり得る。図2において示されるように、プロセッサ19は、読み取り機18、メモリ20、送信機10、及びタッチパネル12に結合され得る。接続ポート17は、メモリ20に結合され得る。下記のセクションは、ユニバーサルリモートコントローラ100の動作の実例を説明する。
専用リモートコントローラAは、30個のキーを有し得る。30個のキーのそれぞれは、異なる遠隔制御機能に対応するとともに、専用リモートコントローラAの異なる位置に配置され得る。専用リモートコントローラAの全ての遠隔制御機能を有するようにユニバーサルリモートコントローラ100をセットアップするユーザのために、最初に、ユーザは、ユニバーサルリモートコントローラ100のスロット11に専用リモートコントローラAに対応するカード15を挿入し得る。このときに、カード15の情報タグ16は、専用リモートコントローラAに対応する駆動信号を生成するために、読み取り機18によって使用され得る。筐体13の内部の読み取り機18が駆動信号を出力する場合に、駆動信号はプロセッサ19に送信され得る。その後、プロセッサ19は、駆動信号が正当である(すなわち、駆動信号が専用リモートコントローラに対応する)かどうかを判定し得る。もし駆動信号が正当ではない(すなわち、カード15の情報タグ16が損傷しているか、又は挿入されたカードは互換性がない)ならば、プロセッサ19は、次の動作に進まないかもしれない。もし駆動信号が正当であるならば、プロセッサ19は、メモリ20の複数のデータベースから専用リモートコントローラAの対応するデータベースを検索することによって、動作を継続し得る。専用リモートコントローラAの対応するデータベースは、専用リモートコントローラAの30個のキーの配置及び遠隔制御機能を含む。このときに、プロセッサ19は、データベース上の情報に従って、タッチパネル12上で専用リモートコントローラAの30個のキーの対応する配置を決定し、各遠隔制御機能を30個のキーのそれぞれの配置に関連付け得る。ユーザがユニバーサルリモートコントローラ100を使用している場合に、カード15上のキー画像(すなわち、専用リモートコントローラAの30個のキーの画像)は、タッチパネル12を通して見ることができる。そして、プロセッサ19が、遠隔制御機能をタッチパネル12上の30個のキーの配置に関連付けているので、ユーザによりタッチ信号がタッチパネル12に入力される場合に(タッチ信号は、タッチパネル12上のユーザにより選択されたキー画像の配置に対応する)、タッチパネル12からのタッチ信号は、その場合に、プロセッサ19に返され得るとともに、プロセッサ19は、タッチ信号の対応する遠隔制御機能を実行し得る。そして、送信機10は、実行された遠隔制御機能に対応する遠隔制御信号を送信し得る。
しかしながら、もしカード15の情報タグ16が専用リモートコントローラAの正当な駆動信号を生成するために使用されるが、しかしメモリ20の複数のデータベースが専用リモートコントローラA用の対応するデータベースを有していない(すなわち、専用リモートコントローラAがリモートコントローラの古いモデル又は最新のモデルであるかもしれない)ならば、ユニバーサルリモートコントローラ100は、カード15の情報タグ16から専用リモートコントローラAのデータベースを獲得しようと試み得るか、又はユニバーサルリモートコントローラ100のデータベースを更新又はダウンロードし、専用リモートコントローラAがユニバーサルリモートコントローラ100によってサポートされることを確認するための外部情報を受信するために、他の装置に接続するのに接続ポート17を使用するように、ユーザに通知し得る。さらに、もしユーザがユニバーサルリモートコントローラ100に対応する専用リモートコントローラを別の専用リモートコントローラに変更したい場合、ユーザは、カード15を、別の専用リモートコントローラに対応するカード15に変更することができる。例えば、もし専用リモートコントローラBの全ての遠隔制御機能を有するようにユニバーサルリモートコントローラ100を設定することをユーザが望むならば、ユーザは、専用リモートコントローラBに対応するカード15をスロット11に挿入し得る。専用リモートコントローラCの全ての遠隔制御機能を有するようにユニバーサルリモートコントローラ100を設定するために、ユーザは、専用リモートコントローラCに対応するカード15をスロット11に挿入し得る。同様に、ユーザは、他の専用リモートコントローラに対応するカード15をスロット11に挿入し得る。
図3は、本発明の第2の実施例によるユニバーサルリモートコントローラ300の外部コンポーネントの図を例示する。図4は、本発明の第2の実施例によるユニバーサルリモートコントローラ300の内部コンポーネントの図を例示する。実施例において、ユニバーサルリモートコントローラ300は、カード34と、筐体33とを備え得る。カード34は、情報タグを備え得る。情報タグは、無線IDタグ(Radio Frequency Identification:RFID)、又は、セキュアデジタルメモリーカード(Secure Digital Memory Card:SDカード)、マイクロセキュアデジタルメモリーカード(Micro-Secure Digital Memory Card:マイクロSDカード)などのように情報を格納することができるチップであり得る。カード34の情報タグは、専用リモートコントローラに対応し得る。カード34の情報タグは、対応する駆動信号を生成して送信するために使用され得る。例えば、カード34の情報タグは、専用リモートコントローラAに対応し得る。カード34が使用されている場合に、専用リモートコントローラAに対応する駆動信号が、ユニバーサルリモートコントローラ300を駆動するために送信され得る。ユニバーサルリモートコントローラ300を駆動する処理は、下記のセクションで説明され得る。実施例において、カード34の情報タグは、接触センサチップ又は非接触センサチップであり得る。図3及び図4において示されるように、筐体33は、タッチパネル32と、スロット31と、読み取り機38と、メモリ36と、プロセッサ37と、送信機30と、接続ポート35とを備え得る。タッチパネル32は、筐体33の1つの表面に設けられるディスプレイタッチパネルであり得るとともに、複数のキー画像を表示するように、及びユーザからの複数のタッチ信号を受け取るように構成され得る。スロット31は、筐体33の内部に設けられ、カード34を受容するように構成される。読み取り機38は、カード34がスロット31に挿入される場合にカード34に対応する駆動信号を送信するように構成されるセンサであり得る。メモリ36は、複数のデータベースを格納するように構成され得る。第1の実施例と異なり、実施例のメモリ36における複数のデータベースのそれぞれは、専用リモートコントローラのキーに対応する配置及び遠隔制御機能を格納し得るだけでなく、専用リモートコントローラのキーに対応する複数のキー画像も格納し得る。例えば、データベースAは、専用リモートコントローラAの30個のキーの配置を格納し得る。ユニバーサルリモートコントローラ300のメモリ36に格納される複数のデータベースは、複数の専用リモートコントローラのキーの配置、そしてキーの配置に対応する遠隔制御機能及びキー画像を対応して格納し得る。プロセッサ37は、カード34に対応する駆動信号を処理し、専用リモートコントローラの対応する駆動処理を実行するように構成され得る。ユニバーサルリモートコントローラの駆動処理は、下記のセクションで説明される。送信機30は、タッチパネル32が複数のタッチ信号を受け取る場合に複数の遠隔制御機能に対応する遠隔制御信号を送信するように構成される無線信号送信機であり得る。接続ポート35は、接続ポート35を通り抜ける外部情報に従ってメモリ36の複数のデータベースを更新するために使用され得る。第1の実施例と同じように、接続ポート35は、有線接続ポート又は無線接続ポートであり得る。図4において示されるように、プロセッサ37は、読み取り機38、メモリ36、送信機30、及びタッチパネル32に結合され得る。そして、接続ポート35は、メモリ36に結合され得る。下記のセクションは、ユニバーサルリモートコントローラ300の動作の実例である。
専用リモートコントローラAは、30個のキーを有し得る。30個のキーのそれぞれは、異なる遠隔制御機能に対応するとともに、専用リモートコントローラAの異なる位置に配置される。専用リモートコントローラAの全ての遠隔制御機能を有するようにユニバーサルリモートコントローラ300をセットアップするユーザのために、最初に、ユーザは、ユニバーサルリモートコントローラ300のスロット31に専用リモートコントローラAに対応するカード34を挿入しなければならない。このときに、カード34の情報タグは、専用リモートコントローラAに対応する駆動信号を生成するために使用され得る。筐体33の内部の読み取り機38が駆動信号を出力する場合に、駆動信号はプロセッサ37に送信され得る。プロセッサ37は、駆動信号が正当である(すなわち、駆動信号が専用リモートコントローラに対応する)かどうかを判定し得る。もし駆動信号が正当ではない(すなわち、カード34が損傷しているか、又は挿入されたカードは互換性がない)ならば、プロセッサ37は、次の動作に進まないかもしれない。もし駆動信号が正当であるならば、プロセッサ37は、メモリ36の複数のデータベースから専用リモートコントローラAの対応するデータベースを検索することによって、動作を継続し得る。専用リモートコントローラAの対応するデータベースは、専用リモートコントローラAの30個のキーの配置、そして30個のキーの配置に対応する遠隔制御機能及びキー画像を含む。このときに、プロセッサ37は、データベース上の情報に従って、タッチパネル32上に専用リモートコントローラAの30個のキーを表示し得る。タッチパネル32上に表示されるキーに対応する配置及びキー画像は、専用リモートコントローラA上のキーの配置と同じであり得る。プロセッサ37は、遠隔制御機能をタッチパネル32上に表示される30個のキーのそれぞれの配置に関連付け得る。ユーザがユニバーサルリモートコントローラ300を使用している場合に、専用リモートコントローラAに対応する30個のキー画像は、タッチパネル32上に表示され得る。そして、プロセッサ37が、遠隔制御機能をタッチパネル32上に表示されるキー画像に関連付けているので、ユーザによりタッチ信号がタッチパネル32に入力される場合に(タッチ信号は、タッチパネル32上のキー画像の配置に対応する)、タッチパネル32から受け取られるタッチ信号は、その場合に、プロセッサ37に返され得るとともに、プロセッサ37は、タッチ信号に従って対応する遠隔制御機能を実行し得る。そして、送信機30は、実行された遠隔制御機能に対応する遠隔制御信号を送信し得る。
しかしながら、もしカード34が専用リモートコントローラAの正当な駆動信号を送信するが、しかしメモリ36の複数のデータベースが専用リモートコントローラA用の対応するデータベースを有していない(すなわち、専用リモートコントローラAがリモートコントローラの古いモデル又は最新のモデルであるかもしれない)ならば、ユニバーサルリモートコントローラ300は、カード34から専用リモートコントローラAのデータベースを獲得しようと試み得るか、又は第2の実施例において示されたように、データベースを更新するために接続ポート35を使用し得る。さらに、もしユーザがユニバーサルリモートコントローラ300に対応する専用リモートコントローラを別の専用リモートコントローラに変更したい場合、ユーザは、カード34を、別の専用リモートコントローラに対応するカード34に変更することができる。
図5は、本発明の第3の実施例によるユニバーサルリモートコントローラ700の外部コンポーネントの図を例示する。図6は、本発明の第3の実施例によるユニバーサルリモートコントローラ700の内部コンポーネントの図を例示する。第3の実施例において、ユニバーサルリモートコントローラ700は、カード75と、筐体73とを備え得る。カード75は、複数のキー画像74、及び1つの情報タグ77を含む磁気グラフィックカードであり得る。カード75は、専用リモートコントローラに対応し得るとともに、カード75上の複数のキー画像74は、専用リモートコントローラのそれぞれのキーに対応し得る。例えば、専用リモートコントローラAは、30個のキーを有し得る。もしカード75が専用リモートコントローラAに対応するならば、カード75は、30個のキー画像を有し得る。カード75の情報タグ77は、専用リモートコントローラに対応する識別コード、すなわちクイックレスポンスコード(Quick Response Code:QRコード(登録商標))、バーコード(Bar Code)などであり得る。情報タグ77は、ユニバーサルリモートコントローラ700を駆動するために使用され得る。ユニバーサルリモートコントローラ700の駆動プログラムは、下記のセクションで説明される。図5及び図6において示されるように、筐体73は、タッチパネル72と、スロット71と、読み取り機80と、メモリ82と、プロセッサ81と、送信機70と、接続ポート78とを備え得る。タッチパネル72は、筐体73の表面に設けられ、ユーザからの複数のタッチ信号を受け取るように構成される透明タッチパネルであり得る。スロット71は、カード75を受容するために筐体73の内部に設けられ得る。読み取り機80は、情報タグ77から情報を読み取り、対応して駆動信号を出力するように構成されるスキャニング装置であり得る。メモリ82は、筐体73の内部に配置され、複数のデータベースを格納するように構成され得る。複数のデータベースのそれぞれは、専用リモートコントローラに対応する配置及び遠隔制御機能を格納し得る。例えば、データベースAは、専用リモートコントローラAの30個のキーの配置を格納し得るとともに、各配置は遠隔制御機能に対応する。ユニバーサルリモートコントローラ700のメモリ82に格納される複数のデータベースは、複数の専用リモートコントローラの同等の配置及び遠隔制御機能を格納するために使用され得る。プロセッサ81は、読み取り機80を使用して情報タグ77をスキャンすることにより生成された駆動信号を処理し、リモートコントローラの対応する駆動処理を実行するように構成され得る。リモートコントローラの駆動処理は、下記のセクションで説明される。送信機70は、タッチパネル72が複数のタッチ信号を受け取る場合に複数の遠隔制御機能に対応する遠隔制御信号を送信するように構成される無線送信機モジュールであり得る。接続ポート78は、接続ポート78を通して外部情報をユニバーサルリモートコントローラ700に入力することによりメモリ82の複数のデータベースを更新するために使用され得る。実施例において、接続ポート78は、有線接続ポート(すなわち、ユニバーサルシリアルバス(USB))、又は無線接続ポート(すなわち、超広帯域無線ポート(UWB)、ワイヤレスフィデリィティ(ワイファイ)、及びブルートゥース(BT))であり得る。図6において、プロセッサ81は、読み取り機80、メモリ82、送信機70、及びタッチパネル72に結合され得る。接続ポート78は、メモリ82に結合され得る。下記のセクションは、ユニバーサルリモートコントローラ700の動作の実例である。
ここからユニバーサルリモートコントローラ700の動作の実例を説明する。専用リモートコントローラAは、30個のキーを有し得る。30個のキーのそれぞれは、異なる遠隔制御機能に対応するとともに、専用リモートコントローラA上の異なる位置に配置される。専用リモートコントローラAの全ての遠隔制御機能を有するようにユーザがユニバーサルリモートコントローラ700を設定している場合に、最初に、ユーザは、ユニバーサルリモートコントローラ700のスロット71に専用リモートコントローラAに対応するカード75を挿入しなければならない。筐体73の読み取り機80は、専用リモートコントローラAに対応する駆動信号を生成するために、カード75の情報タグ77をスキャンし得る。プロセッサ81は、専用リモートコントローラに対応する駆動信号が正当であるかどうかを判定し得る。もし駆動信号が正当ではない(すなわち、カード75の情報タグ77が損傷しているか、又は挿入されたカードは互換性がない)ならば、プロセッサ81は、次の動作に進まないかもしれない。もし駆動信号が正当であるならば、プロセッサ81は、メモリ82の複数のデータベースから専用リモートコントローラAの対応するデータベースを検索することによって、動作を継続し得る。専用リモートコントローラAの対応するデータベースは、専用リモートコントローラAの30個のキーの配置及び遠隔制御機能を含み得る。このときに、プロセッサ81は、データベース上の情報に従って、タッチパネル72上で専用リモートコントローラAの30個のキーの対応する配置を決定し、遠隔制御機能を30個のキーのそれぞれの配置に関連付け得る。ユーザがユニバーサルリモートコントローラ700を使用している場合に、カード75上の30個のキー画像は、タッチパネル72を通して見ることができる。
そして、プロセッサ81が、遠隔制御機能をタッチパネル72上の30個のキーの配置に関連付けているので、ユーザによりタッチ信号がタッチパネル72に入力される場合に(タッチ信号は、タッチパネル72上のキー画像の配置に対応する)、タッチパネル72から受け取られるタッチ信号は、その場合に、プロセッサ81に返され得るとともに、プロセッサ81は、タッチ信号に従って対応する遠隔制御機能を実行し得る。そして、送信機70は、実行された遠隔制御機能に対応する遠隔制御信号を送信し得る。
しかしながら、もし駆動信号が専用リモートコントローラAの正当な駆動信号であるとプロセッサ81が判定するが、しかしメモリ82の複数のデータベースが専用リモートコントローラA用の対応するデータベースを有していない(すなわち、専用リモートコントローラAがリモートコントローラの古いモデル又は最新のモデルであるかもしれない)ならば、ユニバーサルリモートコントローラ700は、本発明の第1の実施例及び第2の実施例において説明されるように、ユニバーサルリモートコントローラ700のデータベースを更新するために接続ポート78を使用する。さらに、もしユーザがユニバーサルリモートコントローラ700に対応する専用リモートコントローラを別の専用リモートコントローラに変更したい場合、カード75は、別の専用リモートコントローラに対応するカード75に変更されることができる。
図7は、本発明の第4の実施例によるユニバーサルリモートコントローラ701の外部コンポーネントの図を例示する。ユニバーサルリモートコントローラ701は、第3の実施例と同じである駆動処理及び内部コンポーネントを有し得る。そして、差異は第1の情報タグ76及び第2の情報タグ79を有しているカード75にあり得る。第1の情報タグ76及び第2の情報タグ79は、カード75の角に向かって相互に横断する対角線上に配置され得る(第1の情報タグ76はカード75の右下の角に配置され得るとともに、第2の情報タグ79はカード75の左上の角に配置され得る。)。筐体73は、読み取り機80を備え得る。読み取り機は、筐体73の内部に配置されるスキャニング装置であり得るとともに、スロット71におけるカード75の挿入の方向に応じて、カード75の第1の情報タグ76及び第2の情報タグ79の位置に対応して配置され得る(図7は、筐体73の左上の角に配置される読み取り機80を例示する。)。したがって、第4の実施例のユニバーサルリモートコントローラ701は、カード75が筐体73に対応する第1の方向を有した状態で、カード75がスロット71に挿入されることを可能にし得るか、又はカード75が180度回転され得るとともに、カード75が筐体73に対応する第2の方向を有した状態で、カード75をスロット71に挿入された状態にすることを可能にし得る。もしカード75が筐体73に対応する第1の方向にあるならば、筐体73の読み取り機80は、第3の実施例において説明されるように、カード75の第1の情報タグ76をスキャンし、専用リモートコントローラAに対応する駆動信号を生成し得る。もしカード75が筐体73に対応する第2の方向にあるならば、筐体73の読み取り機80は、カード75の第2の情報タグ79をスキャンし、専用リモートコントローラAに対応する駆動信号を生成し得る。メモリ82のデータベースは、接続ポート78を使用してユニバーサルリモートコントローラ701の状態に従って更新され得る。データベースを更新する処理は、第3の実施例で使用される処理と同様であり、したがって、簡潔にするために説明されないであろう。さらに、もしユーザがユニバーサルリモートコントローラ701に対応する専用リモートコントローラを別の専用リモートコントローラに変更したい場合、カード75は、別の専用リモートコントローラに対応するカード75に変更されることができる。
図8は、本発明の第5の実施例によるユニバーサルリモートコントローラ500の外部コンポーネントの図を例示する。図9は、本発明の第5の実施例によるユニバーサルリモートコントローラ500の内部コンポーネントの図を例示する。実施例において、ユニバーサルリモートコントローラ500は、タッチパネル52と、メモリ54と、プロセッサ53と、送信機50と、接続ポート51とを備え得る。タッチパネル52は、ユニバーサルリモートコントローラ500の1つの表面に設けられるディスプレイタッチパネルであり得るとともに、ユーザからの複数のタッチ信号を受け取るように、及び複数のキー画像を表示するように構成され得る。メモリ54は、複数のデータベースを格納するように構成され得る。第2の実施例のメモリと同じように、実施例のメモリ54における複数のデータベースのそれぞれは、専用リモートコントローラのキーに対応する配置を格納し得るだけでなく、専用リモートコントローラのキーに対応する複数のキー画像及び遠隔制御機能も格納し得る。第2の実施例のメモリと同じように、ユニバーサルリモートコントローラ500のメモリ54に格納される複数のデータベースは、複数の専用リモートコントローラのキーの配置を対応して格納し、キーの配置に対応する遠隔制御機能及びキー画像を対応して格納し得る。プロセッサ53は、コードに従って、リモートコントローラの対応する駆動処理を実行し得る。ユニバーサルリモートコントローラ500の駆動処理は、下記のセクションで説明される。送信機50は、タッチパネル52が複数のタッチ信号を受け取る場合に複数の遠隔制御機能に対応する遠隔制御信号を送信するように構成される無線信号送信機であり得る。接続ポート51は、メモリ54の複数のデータベースを更新するように構成され得る。第1から第4の実施例と同じように、接続ポート51は、有線接続ポート又は無線接続ポートであり得る。図9において示されるように、プロセッサ53は、メモリ54、送信機50、及びタッチパネル52に結合され得る。そして、接続ポート51は、メモリ54に結合され得る。下記のセクションは、ユニバーサルリモートコントローラ500の動作の実例である。
専用リモートコントローラAは、30個のキーを有し得る。30個のキーのそれぞれは、異なる遠隔制御機能に対応するとともに、専用リモートコントローラA上の異なる位置に配置される。専用リモートコントローラAの全ての遠隔制御機能を有するようにユーザがユニバーサルリモートコントローラ500をセットアップしている場合に、最初に、ユーザは、専用リモートコントローラAに対応するコードを入手し、コードをユニバーサルリモートコントローラ500に入力し得る。コードは、リモート制御機器の製造業者によって供給され得る。コードは、起動キー(activation key)、シリアル番号コードなどであり得る。ユーザがコードを入力したあとで、プロセッサ53は、専用リモートコントローラに対応するコードが正当であるかどうかを判定し得る。もしコードが正当ではない(すなわち、コードが不正確に入力されている)ならば、プロセッサ53は、次の動作に進まないかもしれない。もしコードが正当であるならば、プロセッサ53は、メモリ54の複数のデータベースから専用リモートコントローラの対応するデータベースを検索することによって、動作を継続し得る。第2の実施例と同じように、専用リモートコントローラAの対応するデータベースは、専用リモートコントローラAの30個のキーの配置と、30個のキーの配置に対応する遠隔制御機能及びキー画像とを含み得る。プロセッサ53は、データベース上の情報に従って、タッチパネル52上に専用リモートコントローラAの30個のキーのキー画像を表示し得る。タッチパネル52上の配置及びキー画像は、専用リモートコントローラAと同じであり得る。プロセッサ53は、遠隔制御機能をタッチパネル52上に表示される30個のキー画像のそれぞれの配置に関連付け得る。ユーザがユニバーサルリモートコントローラ500を使用している場合に、専用リモートコントローラAの30個のキー画像は、タッチパネル52上に表示され得る。そして、プロセッサ53が、遠隔制御機能をタッチパネル52上に表示される30個のキー画像に関連付けているので、ユーザによりタッチ信号がタッチパネル52に入力される場合に(タッチ信号は、タッチパネル52上のキー画像の配置に対応し得る)、タッチパネル52から受け取られるタッチ信号は、その場合に、プロセッサ53に返され得るとともに、プロセッサ53は、タッチ信号の対応する遠隔制御機能を実行し得る。そして、送信機50は、実行された遠隔制御機能に対応する遠隔制御信号を送信し得る。
しかしながら、もしユーザが専用リモートコントローラAの正当なコードを入力するが、しかしメモリ54の複数のデータベースが専用リモートコントローラA用の対応するデータベースを有していない(すなわち、専用リモートコントローラAがリモートコントローラの古いモデル又は最新のモデルであるかもしれない)ならば、ユニバーサルリモートコントローラ500は、専用リモートコントローラAのデータベースをダウンロードするために接続ポート51を使用するように、ユーザに通知し得る。さらに、もしユーザがユニバーサルリモートコントローラ500に対応する専用リモートコントローラを別の専用リモートコントローラに変更したい場合、ユーザは、異なる専用リモートコントローラに対応するコードを入手し、異なる専用リモートコントローラに対応するコードをユニバーサルリモートコントローラ500に入力し得る。
図10は、本発明の第6の実施例によるユニバーサルリモートコントローラ550の外部コンポーネントの図を例示する。図11は、本発明の第6の実施例によるユニバーサルリモートコントローラ550の内部コンポーネントの図を例示する。実施例において、ユニバーサルリモートコントローラ550は、タッチパネル62と、メモリ64と、プロセッサ65と、送信機60と、読み取り機63と、接続ポート61とを備え得る。タッチパネル62は、ユニバーサルリモートコントローラ550の1つの表面に設けられるディスプレイタッチパネルであり得るとともに、ユーザからの複数のタッチ信号を受け取るように、及び複数のキー画像を表示するように構成され得る。メモリ64は、複数のデータベースを格納するように構成され得る。第2の実施例のメモリと同じで、実施例のメモリ64における複数のデータベースのそれぞれは、専用リモートコントローラのキーに対応する配置、そしてキーの配置に対応する複数のキー画像及び複数の遠隔制御機能を格納し得る。ユニバーサルリモートコントローラ550のメモリ64に格納される複数のデータベースは、複数の専用リモートコントローラのキーの配置を対応して格納し、キーの配置に対応する遠隔制御機能及びキー画像を対応して格納し得る。プロセッサ65は、読み取り機63によりスキャンされる情報タグ705に従って、専用リモートコントローラの対応する駆動処理を実行し得る。読み取り機63は、スキャニング装置であり得る。ユニバーサルリモートコントローラ550の駆動処理は、下記のセクションで説明される。送信機60は、タッチパネル62が複数のタッチ信号を受け取る場合に複数の遠隔制御機能に対応する遠隔制御信号を送信するように構成される無線信号送信機であり得る。接続ポート61は、複数のデータベースを更新するために必要とされる情報をユニバーサルリモートコントローラ550に入力するのに接続ポート61を使用することによりメモリ64の複数のデータベースを更新するために使用され得る。第1から第5の実施例と同じように、接続ポート61は、有線接続ポート又は無線接続ポートであり得る。図11において示されるように、プロセッサ65は、メモリ64、送信機60、タッチパネル62、及び読み取り機63に結合され得る。そして、接続ポート61は、メモリ64に結合され得る。下記のセクションは、ユニバーサルリモートコントローラ550の動作の実例である。
専用リモートコントローラAは、30個のキーを有し得る。30個のキーのそれぞれは、異なる遠隔制御機能に対応するとともに、専用リモートコントローラAの異なる位置に配置される。専用リモートコントローラAの全ての遠隔制御機能を有するようにユーザがユニバーサルリモートコントローラ550をセットアップしている場合に、最初に、ユーザは、専用リモートコントローラAに対応する情報タグ705を入手し、ユニバーサルリモートコントローラ550の読み取り機63を使用して情報タグ705をスキャンし得る。情報タグ705は、リモート制御機器の製造業者によって供給される識別コード、すなわちクイックレスポンスコード(QRコード)、バーコードなどであり得る。ユニバーサルリモートコントローラ550の読み取り機63が情報タグ705をスキャンする場合に、プロセッサ65は、情報タグ705が専用リモートコントローラの正当な情報タグであるかどうかを判定し得る。もし情報タグ705が正当ではない(すなわち、情報タグ705が不鮮明であるか、又は不正確である)ならば、プロセッサ65は、次の動作に進まないかもしれない。もし情報タグ705が正当であるならば、プロセッサ65は、メモリ64の複数のデータベースから専用リモートコントローラAの対応するデータベースを検索することによって、動作を継続し得る。第2の実施例と同じように、専用リモートコントローラAの対応するデータベースは、専用リモートコントローラAの30個のキーの配置と、30個のキーの配置に対応する遠隔制御機能及びキー画像とを含む。プロセッサ65は、データベース上の情報に従って、タッチパネル62上に専用リモートコントローラAの30個のキーを表示し得る。タッチパネル62上に表示されるキー画像は、専用リモートコントローラAのキーの同様の配置及び画像を有する。プロセッサ65は、タッチパネル62上に表示されるキー画像を対応する遠隔制御機能と関連付け得る。ユーザがユニバーサルリモートコントローラ550を使用している場合に、専用リモートコントローラAの30個のキーに対応するキー画像は、タッチパネル62上に表示され得る。そして、プロセッサ65が、遠隔制御機能をタッチパネル62上に表示されるキー画像に関連付けているので、ユーザによりタッチ信号がタッチパネル62に入力される場合に(タッチ信号は、タッチパネル62上のキー画像の配置に対応する)、タッチパネル62から受け取られるタッチ信号は、その場合に、プロセッサ65に返され得るとともに、プロセッサ65は、タッチ信号の対応する遠隔制御機能を実行し得る。そして、送信機60は、実行された遠隔制御機能に対応する遠隔制御信号を送信し得る。
しかしながら、もし読み取り機63を使用してユーザによってスキャンされる情報タグ705が正当であるが、しかしメモリ64の複数のデータベースが専用リモートコントローラA用の対応するデータベースを有していない(すなわち、専用リモートコントローラAがリモートコントローラの古いモデル又は最新のモデルであるかもしれない)ならば、ユニバーサルリモートコントローラ550は、専用リモートコントローラAのデータベースをダウンロードするために接続ポート61を使用するように、ユーザに通知し得る。さらに、もしユーザがユニバーサルリモートコントローラ550に対応する専用リモートコントローラを別の専用リモートコントローラに変更したい場合、ユーザは、異なる専用リモートコントローラに対応する情報タグ705をスキャンし得る。
図12は、本発明の第7の実施例によるリモートコントロールシステム900の図を例示する。図13は、図12におけるリモートコントロールシステム900に対応する携帯用電子機器93の内部コンポーネントの図を例示する。図14は、図12におけるリモートコントロールシステム900に対応するユニバーサルリモートコントローラ91の内部コンポーネントの図を例示する。実施例において、リモートコントロールシステム900は、携帯用電子機器93と、ユニバーサルリモートコントローラ91とを備え得る。携帯用電子機器93は、無線信号を送信すること及び受信することが可能である電子装置、すなわち、スマートフォン、タブレットなどであり得る。図13において示されるように、携帯用電子機器93は、タッチパネル95と、メモリ98と、プロセッサ96と、送信機97とを備え得る。タッチパネル95は、携帯用電子機器93の1つの表面に設けられ、ユーザからの複数のタッチ信号を受け取るように、及び複数のキー画像を表示するように構成されるディスプレイタッチパネルであり得る。メモリ98は、複数のデータベースを格納するように構成され得る。メモリ98における複数のデータベースのそれぞれは、専用リモートコントローラのキーに対応する配置、そしてキーの配置に対応する複数のキー画像及び複数の遠隔制御機能を格納し得る。例えば、データベースAは、専用リモートコントローラAの30個のキーの配置、そして30個のキーの配置の対応する遠隔制御機能及びキー画像を格納し得る。携帯用電子機器93に対応するメモリ98は、複数のデータベースを格納し、複数の専用リモートコントローラのキーの配置、そしてキーの配置に対応する遠隔制御機能及びキー画像を対応して格納するように構成され得る。ユーザが選択信号を携帯用電子機器93に入力する(すなわち、ユーザが、専用リモートコントローラAの遠隔制御機能を実行するリモートコントロールシステム900に対してタッチパネル95を通して選択信号を入力する)場合に、プロセッサ96は、選択信号に従って、専用リモートコントローラAの対応する駆動処理を実行するように構成され得る。リモートコントロールシステム900の駆動処理は、下記のセクションで説明される。送信機97は、電磁信号送信機であり得るとともに、タッチパネル95が複数のタッチ信号を受け取る場合に、対応して第1組の遠隔制御信号を送信するように構成され得る。図13において示されるように、携帯用電子機器93のプロセッサ96は、メモリ98、送信機97、及びタッチパネル95に結合され得る。ユニバーサルリモートコントローラ91は、受信機94と、プロセッサ99と、送信機92とを備え得る。受信機94は、携帯用電子機器93の送信機97により送信された第1組の遠隔制御信号を受信するように構成され得る。プロセッサ99は、携帯用電子機器93の送信機97により送信された第1組の遠隔制御信号を第2組の遠隔制御信号に変換するように構成され得る。送信機92は、第2組の遠隔制御信号を送信するように構成され得る。図14において示されるように、ユニバーサルリモートコントローラ91のプロセッサ99は、送信機92、及び受信機94に結合され得る。下記のセクションは、リモートコントロールシステム900の動作の実例である。
専用リモートコントローラAは、30個のキーを有し得る。30個のキーのそれぞれは、異なる遠隔制御機能に対応するとともに、専用リモートコントローラAの異なる位置に配置される。専用リモートコントローラAの全ての遠隔制御機能を有するようにユーザがリモートコントロールシステム900をセットアップしている場合に、最初に、ユーザは、携帯用電子機器93とユニバーサルリモートコントローラ91とをリンクし得る。携帯用電子機器93のアプリケーションプログラム又はソフトウェアは、リンクを実行するためにインターネットを使用し得る。その後、ユーザは、選択信号を携帯用電子機器93に入力し得るとともに、ここで選択信号は専用リモートコントローラAを示し得る。例えば、携帯用電子機器93は、タッチパネル95上で専用リモートコントローラを選択する(すなわち、専用リモートコントローラAを選択する)ために、リモートコントローラアプリケーションプログラムを使用する。携帯用電子機器93がユーザにより入力される選択信号を受け取る場合に、プロセッサ96は、選択信号に従って、携帯用電子機器93のタッチパネル95上に対応する複数のキー画像を表示するために、メモリ98に格納される対応するデータベースを駆動し得る。携帯用電子機器93のタッチパネル95上に表示される複数のキー画像は、対応する複数の遠隔制御機能に関連付けられ得る。このときに、ユーザが携帯用電子機器93のタッチパネル95を見ている場合、ユーザは、専用リモートコントローラAの30個のキーに対応するキー画像を、タッチパネル95上で見ることができる。そして、プロセッサ96が、遠隔制御機能をタッチパネル95上に表示される30個のキー画像に関連付けているので、ユーザによりタッチ信号がタッチパネル95に入力される場合に(タッチ信号は、タッチパネル95上のキー画像の配置に対応する)、タッチパネル95から受け取られるタッチ信号は、その場合に、プロセッサ96に返され得るとともに、プロセッサ96は、タッチ信号に従って対応する遠隔制御機能を実行し得る。そして、送信機97は、ユニバーサルリモートコントローラ91に対して遠隔制御機能に対応する第1組の遠隔制御信号を送信し得る。このときに、ユニバーサルリモートコントローラ91は、携帯用電子機器93とリンクしている。ユニバーサルリモートコントローラ91が携帯用電子機器93から第1組の遠隔制御信号を受信するために受信機94を使用する場合に、ユニバーサルリモートコントローラ91のプロセッサ99は、第1組の遠隔制御信号を第2組の遠隔制御信号に変換し得る(変換は同じく変調として知られている)。このような方法で、ユーザは、専用リモートコントローラAの遠隔制御機能を実行するために携帯用電子機器93を使用し得る。そして、携帯用電子機器93は、遠隔制御機能に対応する第2組の遠隔制御信号を送信するために、リンクされたユニバーサルリモートコントローラ91を使用し得る。
図15は、本発明の第8の実施例によるユニバーサルリモートコントローラ1000の外部コンポーネントの図を例示する。図16は、本発明の第8の実施例によるユニバーサルリモートコントローラ1000の内部コンポーネントの図を例示する。実施例において、ユニバーサルリモートコントローラ1000は、カード1001と、筐体1011とを備える。カード1001は、それぞれが一組のキー画像1018及び一組のキー画像1019を含む2つの面を有する磁気グラフィックカードであり得る。第1の面は、第1組のキー画像1018、及び第1の情報タグ1017を含む。第2の面は、第2組のキー画像1019、及び第2の情報タグ1016を含む。カード1001の第1の面及び第2の面は、それぞれ、異なる専用リモートコントローラに対応し得る。そして、カード1001の第1の面の第1組のキー画像1018は、専用リモートコントローラのそれぞれのキーに対応し得るとともに、カード1001の第2の面の第2組のキー画像1019は、別の専用リモートコントローラのそれぞれのキーに対応し得る。例えば、専用リモートコントローラAは、30個のキーを有し得る。もしカード1001の第1の面が専用リモートコントローラAに対応するならば、カード1001の第1の面は、30個のキー画像を有し得る。専用リモートコントローラBは、20個のキーを有し得る。もしカード1001の第2の面が専用リモートコントローラBに対応するならば、カード1001の第2の面は、20個のキー画像を有し得る。カード1001の第1の面の第1の情報タグ1017を使用して、専用リモートコントローラAに対応する駆動信号が、ユニバーサルリモートコントローラ1000を駆動するために生成され得る。カード1001の第2の面の第2の情報タグ1016を使用している場合に、専用リモートコントローラBに対応する駆動信号が、ユニバーサルリモートコントローラ1000を駆動するために生成され得る。ユニバーサルリモートコントローラ1000の駆動処理は、下記のセクションで説明される。実施例において、第1の情報タグ1017及び第2の情報タグ1016は、接触センサチップ又は非接触センサチップであり得る。筐体1011は、タッチパネル1012と、スロット1014と、読み取り機1022と、メモリ1021と、プロセッサ1020と、送信機1015と、接続ポート1013とを備え得る。筐体1011のそれぞれのコンポーネントは、第1の実施例の筐体13のコンポーネントと同じ様に機能し得るとともに、したがって、簡潔にするためにもはや更に説明されないであろう。
ここからユニバーサルリモートコントローラ1000の動作の実例を説明する。専用リモートコントローラAは、30個のキーを有し得る。専用リモートコントローラBは、20個のキーを有し得る。専用リモートコントローラAの30個のキーのそれぞれは、異なる遠隔制御機能に対応するとともに、専用リモートコントローラAの異なる位置に配置され得る。専用リモートコントローラBの20個のキーのそれぞれは、異なる遠隔制御機能に対応するとともに、専用リモートコントローラBの異なる位置に配置され得る。専用リモートコントローラA又は専用リモートコントローラBの全ての機能を有するようにユニバーサルリモートコントローラ1000をセットアップするユーザのために、最初に、ユーザは、ユニバーサルリモートコントローラ1000のスロット1014にカード1001を挿入し得る。もし第1の面がタッチパネル1012の方に向いているならば、第1の面上の情報タグ1017が、専用リモートコントローラAに対応する駆動信号を生成するために使用され得る。もし第2の面がタッチパネル1012の方に向いているならば、第2の面上の情報タグ1016が、専用リモートコントローラBに対応する駆動信号を生成するために使用され得る。カード1001の第2の面がカード1001の第1の面の反転された面である点に注意が必要である。カード1001の第1の面の第1の情報タグ1017、及びカード1001の第2の面の第2の情報タグ1016は、カード1001の各面上の同じ位置に配置され得る。筐体1011の内部の読み取り機1022が駆動信号を出力する場合に、駆動信号はプロセッサ1020に送信され得る。プロセッサ1020は、駆動信号(第1の駆動信号又は第2の駆動信号)が正当であるかどうかを判定し得るとともに、ここで駆動信号は専用リモートコントローラに対応する。もし駆動信号が正当ではないならば、プロセッサ1020は、次の動作に進まないかもしれない。もし駆動信号が正当であるならば、プロセッサ1020は、メモリ1021の複数のデータベースから専用リモートコントローラの対応するデータベースを検索することによって、動作を継続し得る。例えば、もし第1の駆動信号が受信され、第1の駆動信号が正当な駆動信号であるならば、第1の駆動信号は、専用リモートコントローラAに対応し得るとともに、プロセッサ1020は、メモリ1021の複数のデータベースから専用リモートコントローラAの対応するデータベースを検索し得る。もし第2の駆動信号が受信され、第2の駆動信号が正当な駆動信号であるならば、第2の駆動信号は、専用リモートコントローラBに対応し得るとともに、プロセッサ1020は、メモリ1021の複数のデータベースから専用リモートコントローラBの対応するデータベースを検索し得る。このときに、プロセッサ1020は、データベース上の情報に従って、タッチパネル1012上で専用リモートコントローラのキーの対応する配置を決定し、遠隔制御機能をキーのそれぞれの配置に関連付け得る。ユーザがユニバーサルリモートコントローラ1000を使用している場合に、カード1001の第1の面上の専用リモートコントローラAの30個のキー画像は、タッチパネル1012を通して見ることができ、又は、カード1001の第2の面上の専用リモートコントローラBの20個のキー画像は、タッチパネル1012を通して見ることができる。ユーザによりタッチ信号がタッチパネル1012に入力される(タッチ信号は、タッチパネル1012上の、専用リモートコントローラA又は専用リモートコントローラBのキー画像の配置に対応する)場合に、タッチパネル1012から受け取られるタッチ信号は、その場合に、プロセッサ1020に返され得るとともに、プロセッサ1020は、タッチ信号に従って専用リモートコントローラA又は専用リモートコントローラBの対応する遠隔制御機能を実行し得る。そして、送信機1015は、遠隔制御機能に対応する遠隔制御信号を送信し得る。
しかしながら、もし生成された駆動信号が正当な駆動信号であるが、しかしメモリ1021の複数のデータベースが専用リモートコントローラA及び専用リモートコントローラB用の対応するデータベースを有していない(すなわち、専用リモートコントローラA又は専用リモートコントローラBがリモートコントローラの古いモデル又は最新のモデルであるかもしれない)ならば、ユニバーサルリモートコントローラ1000は、第1の実施例において説明されたのと同じ方法で、ユニバーサルリモートコントローラ1000のデータベースを更新又はダウンロードするために読み取り機1022又は接続ポート1013を使用し得るとともに、したがって、簡潔にするためにもはや説明されないであろう。さらに、もしユーザがユニバーサルリモートコントローラ1000に対応する2つの専用リモートコントローラを別の2つの専用リモートコントローラに変更したい場合、カード1001は、別の2つの専用リモートコントローラに対応するカード1001に変更されることができる。加えて、もし専用リモートコントローラC又は専用リモートコントローラDの全ての遠隔制御機能を有するようにユニバーサルリモートコントローラ1000を設定することをユーザが望むならば、ユーザは、専用リモートコントローラC及び専用リモートコントローラDに対応するカード1001をスロット1014に挿入し得る。
図17は、本発明の第9の実施例によるユニバーサルリモートコントローラ1100の外部コンポーネントの図を例示する。図18は、本発明の第9の実施例によるユニバーサルリモートコントローラ1100の内部コンポーネントの図を例示する。実施例において、ユニバーサルリモートコントローラ1100は、カード1101と、筐体1111とを備える。筐体1111は、第3の実施例におけるユニバーサルリモートコントローラ700の筐体73と同じであり得る。カード1101は、2つの面を有し得るとともに、2つの面は、それぞれ一組のキー画像1118及び一組のキー画像1110を有する。第1の面は、第1組のキー画像1118、及び第1の情報タグ1117を含む。第2の面は、第2組のキー画像1110、及び第2の情報タグ1116を含む。カード1101の第1の面及び第2の面は、それぞれ、異なる専用リモートコントローラに対応し得る。そして、カード1101の第1の面の第1組のキー画像1118は、専用リモートコントローラのそれぞれのキーに対応し得るとともに、カード1101の第2の面の第2組のキー画像1110は、別の専用リモートコントローラのそれぞれのキーに対応し得る。例えば、専用リモートコントローラAは、30個のキーを有し得る。もしカード1101の第1の面が専用リモートコントローラAに対応するならば、カード1101の第1の面は、30個のキー画像を有し得る。専用リモートコントローラBは、20個のキーを有し得る。もしカード1101の第2の面が専用リモートコントローラBに対応するならば、カード1101の第2の面は、20個のキー画像を有し得る。カード1101の第1の面の第1の情報タグ1117を使用している場合に、専用リモートコントローラAに対応する駆動信号が、ユニバーサルリモートコントローラ1100を駆動するために生成され得る。カード1101の第2の面の第2の情報タグ1116を使用している場合に、専用リモートコントローラBに対応する駆動信号が、ユニバーサルリモートコントローラ1100を駆動するために生成され得る。ユニバーサルリモートコントローラ1100の駆動処理は、下記のセクションで説明される。筐体1111は、タッチパネル1112と、スロット1114と、読み取り機1119と、メモリ1121と、プロセッサ1120と、送信機1115と、接続ポート1113とを備え得る。筐体1111のそれぞれのコンポーネントは、第3の実施例の筐体73のコンポーネントと同じ様に機能し得るとともに、したがって、簡潔にするためにもはや更に説明されないであろう。
ここからユニバーサルリモートコントローラ1100の動作の実例を説明する。専用リモートコントローラAは、30個のキーを有し得る。専用リモートコントローラBは、20個のキーを有し得る。専用リモートコントローラAの30個のキーのそれぞれは、異なる遠隔制御機能に対応するとともに、専用リモートコントローラA上の異なる位置に配置され得る。専用リモートコントローラBの20個のキーのそれぞれは、異なる遠隔制御機能に対応するとともに、専用リモートコントローラB上の異なる位置に配置され得る。専用リモートコントローラA又は専用リモートコントローラBの全ての遠隔制御機能を有するようにユニバーサルリモートコントローラ1100をセットアップするユーザのために、最初に、ユーザは、ユニバーサルリモートコントローラ1100のスロット1114にカード1101を挿入し得る。もし第1の面がタッチパネル1112の方に向いているならば、第1の面の情報タグ1117が、読み取り機1119を使用してスキャンされ、プロセッサ1120に送信するための専用リモートコントローラAに対応する駆動信号を生成するために使用され得る。もし第2の面がタッチパネル1112の方に向いているならば、第2の面の情報タグ1116が、読み取り機1119を使用してスキャンされ、プロセッサ1120に送信するための専用リモートコントローラBに対応する駆動信号を生成するために使用され得る。カード1101の第2の面がカード1101の第1の面の反転された面である点に注意が必要である。カード1101の第1の面の第1の情報タグ1117、及びカード1101の第2の面の第2の情報タグ1116は、カード1101の各面に対応する同じ位置に配置され得る。プロセッサ1120は、駆動信号(第1の駆動信号又は第2の駆動信号)が正当であるかどうかを判定し得るとともに、ここで駆動信号は専用リモートコントローラに対応する。もし駆動信号が正当ではないならば、プロセッサ1120は、次の動作に進まないかもしれない。もし駆動信号が正当であるならば、プロセッサ1120は、メモリ1121の複数のデータベースから専用リモートコントローラの対応するデータベースを検索することによって、動作を継続し得る。例えば、もし第1の駆動信号が受信され、第1の駆動信号が正当な駆動信号であるならば、第1の駆動信号は、専用リモートコントローラAに対応し得るとともに、プロセッサ1120は、メモリ1121の複数のデータベースから専用リモートコントローラAの対応するデータベースを検索し得る。もし第2の駆動信号が受信され、第2の駆動信号が正当な駆動信号であるならば、第2の駆動信号は、専用リモートコントローラBに対応し得るとともに、プロセッサ1120は、メモリ1121の複数のデータベースから専用リモートコントローラBの対応するデータベースを検索し得る。このときに、プロセッサ1120は、データベース上の情報に従って、タッチパネル1112上で専用リモートコントローラのキーの対応する配置を決定し、遠隔制御機能をキーのそれぞれの配置に関連付け得る。ユーザがユニバーサルリモートコントローラ1100を使用している場合に、カード1101の第1の面上の専用リモートコントローラAの30個のキー画像は、タッチパネル1112を通して見ることができ、又は、カード1101の第2の面上の専用リモートコントローラBの20個のキー画像は、タッチパネル1112を通して見ることができる。ユーザによりタッチ信号がタッチパネル1112に入力される(タッチ信号は、タッチパネル1112上の、専用リモートコントローラA又は専用リモートコントローラBのキー画像の配置に対応する)場合に、タッチパネル1112から受け取られるタッチ信号は、その場合に、プロセッサ1120に返され得るとともに、プロセッサ1120は、タッチ信号に従って専用リモートコントローラA又は専用リモートコントローラBの対応する遠隔制御機能を実行し得る。そして、送信機1115は、実行された遠隔制御機能に対応する遠隔制御信号を送信し得る。
しかしながら、もし生成された駆動信号が正当な駆動信号であるが、しかしメモリ1121の複数のデータベースが専用リモートコントローラA及び専用リモートコントローラB用の対応するデータベースを有していない(すなわち、専用リモートコントローラA又は専用リモートコントローラBがリモートコントローラの古いモデル又は最新のモデルであるかもしれない)ならば、ユニバーサルリモートコントローラ1100は、第3の実施例において説明されたのと同じ方法で、ユニバーサルリモートコントローラ1100に関するデータベースを更新又はダウンロードするために読み取り機1119又は接続ポート1113を使用し得るとともに、したがって、簡潔にするためにもはや説明されないであろう。さらに、もしユーザがユニバーサルリモートコントローラ1100に対応する2つの専用リモートコントローラを別の2つの専用リモートコントローラに変更したい場合、カード1101は、別の2つの専用リモートコントローラに対応するカード1101に変更されることができる。加えて、もし専用リモートコントローラC又は専用リモートコントローラDの全ての遠隔制御機能を有するようにユニバーサルリモートコントローラ1100を設定することをユーザが望むならば、ユーザは、専用リモートコントローラC及び専用リモートコントローラDに対応するカード1101をスロット1114に挿入し得る。
本発明の第10の実施例において、ユニバーサルリモートコントローラは、第1の実施例において開示されたのと同じコンポーネント及び駆動処理を有し得る。差異は、第10の実施例のユニバーサルリモートコントローラが2枚のカード、第1のカード及び第2のカードを利用し得ることである。2枚のカードは、磁気グラフィックカードであり得る。第1のカードは、第1組のキー画像を有し得るとともに、第2のカードは、第2組のキー画像を有し得る。二組のキー画像は、2つの異なる専用リモートコントローラに対応し得る。第1のカードは、第1の情報タグを有し得るとともに、第2のカードは、第2の情報タグを有し得る。2つの情報タグを利用する場合に、第1の駆動信号及び第2の駆動信号が、別々に生成され得る。第10の実施例のユニバーサルリモートコントローラの駆動処理は、下記のセクションで説明される。第10の実施例のユニバーサルリモートコントローラの筐体は、2つのタッチパネル、2つのスロット、及び2つの読み取り機を有するという差異を除けば、第1の実施例のユニバーサルリモートコントローラ100と同じコンポーネントを備える。2つのタッチパネルは、第1のタッチパネル及び第2のタッチパネルを含み得る。2つのスロットは、第1のスロット及び第2のスロットを含み得る。2つの読み取り機は、第1の読み取り機及び第2の読み取り機を含み得る。下記のセクションは、第10の実施例のユニバーサルリモートコントローラの動作の実例である。
専用リモートコントローラAは、30個のキーを有し得る。専用リモートコントローラBは、20個のキーを有し得る。専用リモートコントローラAの30個のキーのそれぞれは、異なる遠隔制御機能に対応するとともに、専用リモートコントローラAの異なる位置に配置され得る。専用リモートコントローラBの20個のキーのそれぞれは、異なる遠隔制御機能に対応するとともに、専用リモートコントローラBの異なる位置に配置され得る。専用リモートコントローラA及び専用リモートコントローラBの全ての遠隔制御機能を有するようにユニバーサルリモートコントローラをセットアップするユーザのために、最初に、ユーザは、第1のスロットに専用リモートコントローラAに対応する第1のカードを挿入し、第2のスロットに専用リモートコントローラBに対応する第2のカードを挿入し得る。このときに、第1のカードの第1の情報タグは、専用リモートコントローラAに対応する第1の駆動信号を生成するために使用され得るとともに、第2のカードの第2の情報タグは、専用リモートコントローラBに対応する第2の駆動信号を生成するために使用され得る。筐体の内部の第1の読み取り機が第1の駆動信号を出力する場合に、第1の駆動信号はプロセッサに送信され得る。プロセッサは、第1の駆動信号が正当であるかどうかを判定し得るとともに、ここで第1の駆動信号は専用リモートコントローラに対応する。もし第1の駆動信号が正当ではないならば、プロセッサは、次の動作に進まないかもしれない。同じ方法で、筐体の内部の第2の読み取り機が第2の駆動信号を出力する場合に、第2の駆動信号はプロセッサに送信され得る。プロセッサは、第2の駆動信号が正当であるかどうかを判定し得るとともに、ここで第2の駆動信号は専用リモートコントローラに対応する。もし第2の駆動信号が正当ではないならば、プロセッサは、次の動作に進まないかもしれない。もし駆動信号が正当であるならば、プロセッサは、メモリの複数のデータベースから専用リモートコントローラAに対応する第1のデータベース及び専用リモートコントローラBに対応する第2のデータベースを検索することによって、動作を継続し得る。専用リモートコントローラAの第1のデータベースは、専用リモートコントローラAの配置及び30個の遠隔制御機能を含み得る。このときに、プロセッサは、第1のデータベース上の情報に従って、第1のタッチパネル上で専用リモートコントローラAの30個のキーの対応する配置を決定し、遠隔制御機能を30個のキーのそれぞれの配置に関連付け得る。専用リモートコントローラBの第2のデータベースは、専用リモートコントローラBの配置及び20個の遠隔制御機能を含み得る。このときに、プロセッサは、第2のデータベース上の情報に従って、第2のタッチパネル上で専用リモートコントローラBの20個のキーの対応する配置を決定し、遠隔制御機能を20個のキーのそれぞれの配置に関連付け得る。ユーザがユニバーサルリモートコントローラを使用している場合に、第1のカード上の30個のキー画像は、第1のタッチパネルを通して見ることができ、第2のカード上の20個のキー画像は、第2のタッチパネルを通して見ることができる。そして、プロセッサが、遠隔制御機能を第1のタッチパネル上の30個のキーの配置に関連付けているとともに、遠隔制御機能を第2のタッチパネル上の20個のキーの配置に関連付けているので、ユーザにより第1のタッチ信号が第1のタッチパネルに入力される場合に(第1のタッチ信号は、第1のタッチパネル上のキー画像の配置に対応する)、第1のタッチパネルから受け取られる第1のタッチ信号は、その場合に、プロセッサに返され得るとともに、プロセッサは、第1のタッチ信号に従って第1の遠隔制御機能を実行し得る。そして、送信機は、第1の遠隔制御機能に対応する遠隔制御信号を送信し得る。ユーザにより第2のタッチ信号が第2のタッチパネルに入力される場合に(第2のタッチ信号は、第2のタッチパネル上のキー画像の配置に対応する)、第2のタッチパネルから受け取られる第2のタッチ信号は、その場合に、プロセッサに返され得るとともに、プロセッサは、第2のタッチ信号に従って第2の遠隔制御機能を実行し得る。そして、送信機は、第2の遠隔制御機能に対応する遠隔制御信号を送信し得る。
第10の実施例において、接続ポートは、メモリの複数のデータベースを更新するために使用され得る。もし専用リモートコントローラの全ての遠隔制御機能を有するようにユーザがユニバーサルリモートコントローラをセットアップするならば、第10の実施例のユニバーサルリモートコントローラは、第1の実施例において説明されたのと同じ処理を使用し得るとともに、したがって、簡潔にするためにもはや説明されないであろう。
本発明の第11の実施例において、ユニバーサルリモートコントローラは、第2の実施例において開示されたのと同じコンポーネント及び駆動処理を有し得る。差異は、第11の実施例のユニバーサルリモートコントローラが2枚のカード、第1のカード及び第2のカードを利用し得ることである。2枚のカードは、それぞれセンサチップであり得る。2枚のカードのそれぞれは、無線IDタグ(RFID)、又は、セキュアデジタルメモリーカード(SDカード)、マイクロセキュアデジタルメモリーカード(マイクロSDカード)などのように情報を格納することができるチップであり得る。2枚のカードが利用されている場合、2枚のカードは、第1の駆動信号及び第2の駆動信号を生成するために使用され得る。ユニバーサルリモートコントローラの駆動処理は、下記のセクションで説明される。第2の実施例との別の差異は、第11の実施例のユニバーサルリモートコントローラが、2つのタッチパネル、2つのスロット、及び2つの読み取り機を有し得ることである。2つのタッチパネルは、第1のタッチパネル及び第2のタッチパネルを含み得る。2つのスロットは、第1のスロット及び第2のスロットを含み得る。2つの読み取り機は、第1の読み取り機及び第2の読み取り機を含み得る。下記のセクションは、第11の実施例のユニバーサルリモートコントローラの動作の実例である。
専用リモートコントローラAは、30個のキーを有し得る。専用リモートコントローラBは、20個のキーを有し得る。専用リモートコントローラAの30個のキーのそれぞれは、異なる遠隔制御機能に対応するとともに、専用リモートコントローラAの異なる位置に配置され得る。専用リモートコントローラBの20個のキーのそれぞれは、異なる遠隔制御機能に対応するとともに、専用リモートコントローラBの異なる位置に配置され得る。専用リモートコントローラA及び専用リモートコントローラBの全ての遠隔制御機能を有するようにユニバーサルリモートコントローラをセットアップするユーザのために、最初に、ユーザは、第1のスロットに専用リモートコントローラAに対応する第1のカードを挿入し、第2のスロットに専用リモートコントローラBに対応する第2のカードを挿入し得る。このときに、第1のカードの第1の情報タグは、専用リモートコントローラAに対応する第1の駆動信号を生成するために使用され得るとともに、第2のカードの第2の情報タグは、専用リモートコントローラBに対応する第2の駆動信号を生成するために使用され得る。筐体の内部の第1の読み取り機が第1の駆動信号を出力する場合に、第1の駆動信号はプロセッサに送信され得る。筐体の内部の第2の読み取り機が第2の駆動信号を出力する場合に、第2の駆動信号はプロセッサに送信され得る。プロセッサは、2つの駆動信号が正当であるかどうかを判定し得る。そして、第8の実施例において説明された方法を使用することにより、メモリの複数のデータベースから、専用リモートコントローラAに対応する第1のデータベース及び専用リモートコントローラBに対応する第2のデータベースを検索する。次に、プロセッサは、専用リモートコントローラA及び専用リモートコントローラBにそれぞれ対応するキー画像を第1のタッチパネル及び第2のタッチパネル上にそれぞれ表示し得る。プロセッサは、第1のタッチパネル及び第2のタッチパネル上で専用リモートコントローラA及び専用リモートコントローラBのキーの対応する配置を決定し、遠隔制御機能をそれぞれの配置に関連付け得る。ユーザがユニバーサルリモートコントローラを使用している場合に、第1のカードに対応する30個のキー画像は、第1のタッチパネルを通して見ることができ、第2のカードに対応する20個のキー画像は、第2のタッチパネルを通して見ることができる。そして、プロセッサが、遠隔制御機能を第1のタッチパネル上の30個のキーの配置に関連付けているとともに、遠隔制御機能を第2のタッチパネル上の20個のキーの配置に関連付けているので、ユーザにより第1のタッチ信号が第1のタッチパネルに入力される場合に(第1のタッチ信号は、第1のタッチパネル上のキー画像の配置に対応する)、第1のタッチパネルから受け取られる第1のタッチ信号は、その場合に、プロセッサに返され得るとともに、プロセッサは、第1のタッチ信号に従って第1の遠隔制御機能を実行し得る。そして、送信機は、第1の遠隔制御機能に対応する遠隔制御信号を送信し得る。ユーザにより第2のタッチ信号が第2のタッチパネルに入力される場合に(第2のタッチ信号は、第2のタッチパネル上のキー画像の配置に対応する)、第2のタッチパネルから受け取られる第2のタッチ信号は、その場合に、プロセッサに返され得るとともに、プロセッサは、第2のタッチ信号に従って第2の遠隔制御機能を実行し得る。そして、送信機は、第2の遠隔制御機能に対応する遠隔制御信号を送信し得る。
第11の実施例において、接続ポートは、メモリの複数のデータベースを更新するために使用され得る。もし専用リモートコントローラの全ての遠隔制御機能を有するようにユーザがユニバーサルリモートコントローラをセットアップするならば、第11の実施例のユニバーサルリモートコントローラは、第2の実施例において説明されたのと同じ処理を使用し得るとともに、したがって、簡潔にするためにもはや説明されないであろう。
本発明の第12の実施例において、ユニバーサルリモートコントローラは、第3の実施例において開示されたのと同じコンポーネント及び駆動処理を有し得る。差異は、第12の実施例のユニバーサルリモートコントローラが2枚のカード、第1のカード及び第2のカードを利用し得ることである。2枚のカードは、磁気グラフィックカードであり得る。第1のカードは、第1組のキー画像を有し得るとともに、第2のカードは、第2組のキー画像を有し得る。二組のキー画像は、2つの異なる専用リモートコントローラに対応し得る。第1のカードは、第1の情報タグを有し得るとともに、第2のカードは、第2の情報タグを有し得る。第12の実施例のユニバーサルリモートコントローラの駆動処理は、下記のセクションで説明される。第12の実施例のユニバーサルリモートコントローラの筐体は、2つのタッチパネル、2つのスロット、及び2つの読み取り機を有するという差異を除けば、第3の実施例のユニバーサルリモートコントローラ700と同じコンポーネントを備える。2つのタッチパネルは、第1のタッチパネル及び第2のタッチパネルを含み得る。2つのスロットは、第1のスロット及び第2のスロットを含み得る。2つの読み取り機は、第1の読み取り機及び第2の読み取り機を含み得る。下記のセクションは、第12の実施例のユニバーサルリモートコントローラの動作の実例である。
専用リモートコントローラAは、30個のキーを有し得る。専用リモートコントローラBは、20個のキーを有し得る。専用リモートコントローラAの30個のキーのそれぞれは、異なる遠隔制御機能に対応するとともに、専用リモートコントローラAの異なる位置に配置され得る。専用リモートコントローラBの20個のキーのそれぞれは、異なる遠隔制御機能に対応するとともに、専用リモートコントローラBの異なる位置に配置され得る。専用リモートコントローラA及び専用リモートコントローラBの全ての遠隔制御機能を有するようにユニバーサルリモートコントローラをセットアップするユーザのために、最初に、ユーザは、第1のスロットに専用リモートコントローラAに対応する第1のカードを挿入し、第2のスロットに専用リモートコントローラBに対応する第2のカードを挿入し得る。第1のカード及び第2のカードは、それぞれ第1のスロット及び第2のスロットに同時に又は別々に挿入され、そして別々に専用リモートコントローラAに対応する第1の駆動信号及び専用リモートコントローラBに対応する第2の駆動信号を生成し得る。プロセッサは、2つの駆動信号が正当であるかどうかを別々に判定し得るとともに、ここで2つの駆動信号のそれぞれは専用リモートコントローラに対応する。もし2つの駆動信号の駆動信号が正当ではない(すなわち、情報タグが不鮮明であるか、又は不正確である)ならば、プロセッサは、次の動作に進まないかもしれない。もし2つの駆動信号が正当であるならば、プロセッサは、メモリの複数のデータベースから専用リモートコントローラAの第1のデータベース及び専用リモートコントローラBの第2のデータベースを検索することによって、動作を継続し得る。専用リモートコントローラAの第1のデータベースは、専用リモートコントローラAの30個のキーの配置及び遠隔制御機能を含み得る。このときに、プロセッサは、第1のデータベース上の情報に従って、第1のタッチパネル上で専用リモートコントローラAの30個のキーの対応する配置を決定し、遠隔制御機能を30個のキーのそれぞれの配置に関連付け得る。専用リモートコントローラBの第2のデータベースは、専用リモートコントローラBの20個のキーの配置及び遠隔制御機能を含み得る。このときに、プロセッサは、第2のデータベース上の情報に従って、第2のタッチパネル上で専用リモートコントローラBの20個のキーの対応する配置を決定し、遠隔制御機能を20個のキーのそれぞれの配置に関連付け得る。ユーザがユニバーサルリモートコントローラを使用している場合に、第1のカード上の専用リモートコントローラAの30個のキー画像は、第1のタッチパネルを通して見ることができ、第2のカード上の専用リモートコントローラBの20個のキー画像は、第2のタッチパネルを通して見ることができる。そして、プロセッサが、遠隔制御機能を第1のタッチパネル上のキーの配置に関連付けているとともに、遠隔制御機能を第2のタッチパネル上のキーの配置に関連付けているので、ユーザにより第1のタッチ信号が第1のタッチパネルに入力される場合に(第1のタッチ信号は、第1のタッチパネル上のキー画像の配置に対応する)、第1のタッチパネルから受け取られる第1のタッチ信号は、その場合に、プロセッサに返され得るとともに、プロセッサは、第1のタッチ信号に従って第1の遠隔制御機能を実行し得る。そして、送信機は、第1の遠隔制御機能に対応する遠隔制御信号を送信し得る。ユーザにより第2のタッチ信号が第2のタッチパネルに入力される場合に(第2のタッチ信号は、第2のタッチパネル上のキー画像の配置に対応する)、第2のタッチパネルから受け取られる第2のタッチ信号は、その場合に、プロセッサに返され得るとともに、プロセッサは、第2のタッチ信号に従って第2の遠隔制御機能を実行し得る。そして、送信機は、第2の遠隔制御機能に対応する遠隔制御信号を送信し得る。
第12の実施例において、接続ポートは、メモリの複数のデータベースを更新するために使用され得る。もし専用リモートコントローラの全ての遠隔制御機能を有するようにユーザがユニバーサルリモートコントローラをセットアップするならば、第12の実施例のユニバーサルリモートコントローラは、第3の実施例において説明されたのと同じ処理を使用し得るとともに、したがって、簡潔にするためにもはや説明されないであろう。
使用されるタッチパネルがディスプレイタッチパネルである上記の実施例に関して、ディスプレイタッチパネルは、専用リモートコントローラのキー画像の全てを表示するために使用され得る。専用リモートコントローラのキーの配置が非常に複雑である(すなわち、専用リモートコントローラがマルチレベル(multi-level:多層)のキー、又は過度の数のキーを有している)場合に、ユーザは、ユニバーサルリモートコントローラのディスプレイタッチパネル上に専用リモートコントローラの全てのキーを表示することができ得るとともに、拡張表示は、ディスプレイタッチパネルを通してスクロール動作を行うことによって見ることができる。例えば、3つのレベルのキーを有する専用リモートコントローラを表示することに関して、ディスプレイタッチパネルは、一度に1つのレベルだけを表示するかもしれないが、ユーザは、表示された画像を第2のレベルのキー又は第3のレベルのキーに変更するために、タッチパネル上でスワイプ動作(swiping motion)を行い得る。さらに、ディスプレイタッチパネル上に表示されるそれぞれのキーの大きさ、配置、キー画像、及び遠隔制御機能は、専用リモートコントローラの所定の仕様に対応するが、ユーザは、ディスプレイタッチパネル上に表示されるそれぞれのキーの大きさ、配置、キー画像、及び遠隔制御機能を、当該ユーザの個人的好みに従って変更することができ得る。
上記の実施例に関して、ユニバーサルリモートコントローラの構成は変更され得る。例えば、ユニバーサルリモートコントローラは、2つの専用リモートコントローラに対応するユニバーサルリモートコントローラのために、2つのタッチパネルと、情報タグとしてセンサチップを有する1つのカード及び情報タグとして識別コードを有するもう1つのカードを備える磁気グラフィックカードであり得る2枚のカードを受容するようにセットアップされる2つのスロットと、を有し得る。又は、ユニバーサルリモートコントローラは、2つのタッチパネルと、2つの専用リモートコントローラに対応している、識別コードであり得る情報タグをスキャンするためのスキャニング装置であり得る読み取り機を使用するか、若しくはセンサチップであり得る情報タグを読み取るための検出装置であり得る読み取り機を使用するようにセットアップされる1つのスロットと、を有し得る。そして、ユニバーサルリモートコントローラの読み取り機は、情報タグに関する識別を一回実行するために使用され得る。新しい情報タグを有する新しいカードが挿入される場合に、再度識別が実行され得る。
要約すれば、本発明のユニバーサルリモートコントローラは、いろいろな専用リモートコントローラを取り替えることができるように、、専用リモートコントローラの対応する遠隔制御機能、配置、及び/又はキー画像を格納する、ユニバーサルリモートコントローラのためのデータベースを検索するために、情報タグを有するカード又は携帯用電子機器が提供する選択信号を利用し得る。接続ポートは、ユニバーサルリモートコントローラの内部のデータベースをその最新のバージョンに維持するのに、当該データベースを更新するための情報を取り込むために使用され得る。さらに、本発明のユニバーサルリモートコントローラは、タッチパネル上に表示されるそれぞれのキー画像の大きさ、配置、キー画像、及び遠隔制御機能をユーザが変更することを可能にする機能を有するカスタム化キー(customization key)を含み得る。本発明のユニバーサルリモートコントローラは、ユニバーサルリモートコントローラに対応する専用リモートコントローラを変更するために、情報タグを有するカード又は携帯用電子機器が提供する選択信号を利用し得る。上記の機能性は、従来のユニバーサルリモートコントローラと比較して、本発明のユニバーサルリモートコントローラの利点である。
当業者は、本発明の教示を維持しながらデバイス及び方法の多数の修正及び変更が行われ得るということに、容易に気付くことになる。その結果、上記の開示は、添付された特許請求の範囲の境界と範囲によってのみ限定されると解釈されるべきである。