JP6110725B2 - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6110725B2
JP6110725B2 JP2013098126A JP2013098126A JP6110725B2 JP 6110725 B2 JP6110725 B2 JP 6110725B2 JP 2013098126 A JP2013098126 A JP 2013098126A JP 2013098126 A JP2013098126 A JP 2013098126A JP 6110725 B2 JP6110725 B2 JP 6110725B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
image display
transparent electrode
electrode
electron
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013098126A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014219527A (ja
Inventor
洋夢 奥永
洋夢 奥永
山中 隆幸
隆幸 山中
岩松 正
正 岩松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2013098126A priority Critical patent/JP6110725B2/ja
Publication of JP2014219527A publication Critical patent/JP2014219527A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6110725B2 publication Critical patent/JP6110725B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)

Description

本発明は、帯電した粉体の移動によって画像を繰り返し表示、消去できる画像表示装置に関するものである。
現在、最も普及している画像表示装置(ディスプレイ)である液晶ディスプレイ(LCD)は、電力を消費して自ら光を放つ画像表示装置であり、原理的に消費電力が大きい。そこで、これに代わる外光を利用した画像表示装置として電気泳動方式、電子粉流体方式、エレクトロクロミック方式、ポリマーネットワーク液晶方式、エレクトロウェッティング方式などの技術を用いた外光反射型画像表示装置が提案されている。これらは、LCDと比較して圧倒的に消費電力が低く、一般的な印刷物に近い広視野角を持ち、画像を保持できるメモリ機能を有している等のメリットがあるため、次世代の有望なディスプレイとして電子書籍リーダー、電子印刷物、電子ペーパー、大型サイネージ等への展開が期待されている。
図7は、反射型画像表示装置の一例として、特許文献1に示された電子粉流体方式を用いた静電画像表示装置の構造を示す説明図である。静電画像表示装置700は、基板71、72間に2種以上の色の異なる粒子73、74を封入し、クーロン力により粒子73、74を移動させ、画像を表示する。
最初に粒子を帯電させる方法としては、摩擦帯電方式を用いている。摩擦帯電方式とは、異なる2種類の粒子を擦り合わせることにより、一方から他方へ電子が移動し、電位差を生じさせる静電気現象を利用した方式である。粒子の帯電が弱くなったところで、再度粒子を擦り合わせるリフレッシュ動作を行うことで、帯電レベルを一定以上に保つことができる。
粒子73、74は、各粒子の粒子径分布のスパンを大きく、かつ各粒子間の粒子径分布のスパンを狭くしている。このように、粒子の粒径分布、粒径などを最適に組み合わせることにより、基板表面に付与された電荷に応じて粒子の移動が連続的に起きるように閾値をなくし、精度のよい中間色や中間コントラストを得ることができる。
特開2003−91023号公報(平成15年3月28日公開)
しかしながら、上記特許文献に示された静電画像表示装置においては、摩擦帯電方式を用いているため、粒子の帯電を起こすために粒子を擦り合わせるリフレッシュ動作を繰り返していると、粒子同士の摩擦あるいは衝突により、粒子の変形、陥没、破損などが生じ、粒子の劣化が早まり、装置の寿命が短くなる。さらに、粒子の帯電密度においても、その粒子間もしくは粒子内においてバラツキが生じやすく、駆動性能の悪化要因となっていた。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、摩擦帯電方式の本質的な課題であった粒子の劣化による短寿命化を解消し、長時間繰り返し安定して画像を表示できる画像表示装置を実現することにある。
本発明に係る画像表示装置は、帯電した粉体を電界により移動させ、画像を表示する画像表示装置であって、前記粉体は、相対向して配置された透明電極と電子放出素子の間に封入されており、前記電子放出素子から放出された電子により前記粉体を帯電させることを特徴とする。
また、前記粉体は、少なくとも2種類であることを特徴としてもよい。
また、前記電子放出素子は、相対向する2枚の電極間に半導電層を設けたことを特徴としてもよい。
また、前記画像表示装置は、電源を備え、前記電源は前記電子放出素子の表面電極と前記透明電極の間に所望の電圧を印可することを特徴としてもよい。
また、前記電源は、前記電子放出素子の稼働中は、前記電子放出素子の表面電極と前記透明電極間に交流電圧を引加し、前記粉体による表示動作中は、前記電子放出素子の表面電極と前記透明電極の間に直流電圧を印加することを特徴としてもよい。
本発明によれば、粒子の劣化による短寿命化を解消し、長時間繰り返し安定して画像を表示できる画像表示装置を実現することが可能となる。
実施形態1に係る画像表示装置100の平面図である。 実施形態1に係る画像表示装置100の断面図である。 透明電極1に500Vの直流電圧を印加した場合の画像表示装置100の模式図である。 透明電極1に1000Vの直流電圧を印加した場合の画像表示装置100の模式図である。 透明電極1に−500Vの直流電圧を印加した場合の画像表示装置100の模式図である。 実施形態4に係る画像表示装置200の動作を説明する図である。 従来技術における静電画像表示装置の概略図である。
以下、本発明の実施形態について図を用いて説明する。以下の説明では、同一の部材には同一の符号を付してある。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<実施形態1>
図1は、実施形態1に係る画像表示装置100の平面図であり、図2は、断面図である。なお、図1においては電源を省略している。画像表示装置100は、透明電極1、電子放出素子2、粉体3、スペーサ4、電源51、52より成る。
透明電極1は、一般的に装置外側から粉体の色が確認できる透明基板及び導電性透明材料より成る。透明電極1の材料としては、可視光の透過率が高くかつ耐熱性に優れたものが望ましい。例えば、酸化インジウムスズ(ITO)、酸化インジウム等の金属化合物、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェン等の導電性高分子類より成り、電極厚みは、導電性が確保でき、光透過性に支障がなければ良く、5〜500nmが望ましい。本実施形態では、膜厚150nmのITOをガラス基板に成膜したものを用いた。
電子放出素子2は、相対向する2枚の電極間に半導電層を有し、これら電極間に電圧を印加することにより電子を放出するものである。図2に示すように、本実施形態の電子放出素子2は、基板電極となる第1電極21と、表面電極となる第2電極22と、第1電極
21と第2電極22の間に設けられた半導電層23とを有している。また、電子放出素子2は、第1電極21と第2電極22の間に電圧を印加する電源51を備え、電源51のマイナス極に第1電極21が電気的に接続され、電源51のプラス極に第2電極22が電気的に接続されている。そして、第1電極21と第2電極22の間に電圧を印加することにより、第2電極22から電子e−を放出し、粉体3をマイナスに帯電させる。本実施形態では、第1電極21として厚み0.5mmのAl基板、第2電極22として厚み50nmのAuPd膜を用いた。
半導電層23は、導電性微粒子、絶縁性微粒子、樹脂のいずれかもしくはこれらを組み合わせたものが用いられる。中でも、導電性微粒子と樹脂を組み合わせたものが好ましい。この組み合わせによれば、電子eの放出効率が高いため、低い電圧で効率よく電子eを放出することができる。本実施形態では、Agナノ粒子とシリコーン樹脂の複合材(厚さ1.5μm)を用いた。
粉体3は、例えば球形で比重の小さい粒子が好適である。粒径としては100nm〜1mmの範囲で適宜調整可能である。粉体3の形状は球形に限られることはなく、これ以外の形状でも構わない。材料としては、酸化チタン、カーボンブラック、アルミニウム粉、ガラス、石英等の無機系粒子、ウレタン系、ナイロン系、シリコーン系等の有機ポリマー粒子等があげられる。これらの粒子は顔料や染料により着色されたものであってもよい。また、色や粒径の異なる複数種の粉体を組み合わせて用いてもよい。例えば、図2に示すように、A色を示す粉体31、B色を示す粉体32のような組み合わせを行う。このように、複数種の粉体を組み合わせることで、コントラストに優れた画像を表示することができる。本実施形態では、粒径50μmと120のμmのスチレン/アクリル樹脂粒子を用いた。
スペーサ4は、透明電極1と電子放出素子2との間に配置され、粉体の余分な移動を阻止し、耐久繰り返し性、メモリ保持性を向上させるとともに、空間を一定に保ち、補強し、装置の強度を高める。スペーサ4に用いられる材料としては、表示面に影響が少ない透明材料が適している。本実施形態では、直径1mmのガラス管を用いた。
電源52は、透明電極1と第2電極22間に電圧を印加するものである。電子放出素子2から放出された電子eにより、粉体3はマイナスに帯電し、このマイナスに帯電した粉体3を移動させることで画像が表示される。具体的には、電源52によって透明電極1と第2電極22間に直流電圧を印加し、直流電圧の極性をスイッチング(切り替え)、あるいは電圧の強弱を制御することにより、所望の画像が表示される。
ここで、粉体31、32に働く力について説明する。粉体に働く力は主に5つあり、外部電界によるクーロン力、電気鏡像力、ファンデルワールス力、その他付着力、重力である。その他付着力には、液架橋力、電極表面のコンタミの帯電に由来するクーロン力などが含まれる。これら5つの力を電極からの脱離力と付着力に分けると、脱離力となるものは外部電界によるクーロン力のみであり、付着力となるものは電気鏡像力、ファンデルワールス力、その他付着力の3つあり、重力はどちらにもなり得る。本実施形態において、重力は付着力と比べて十分に小さいため無視できる。
このとき、すでに帯電させた粉体がある場合、付着力となる電気鏡像力、ファンデルワールス力、その他付着力の3つの力は、電圧に依存しない一定の付着力を有する。しかしながら、脱離力となる外部電界によるクーロン力は印可電圧に依存するため可変となる。本実施形態では、一定の付着力に対し脱離力が可変であることと、脱離力が帯電量に比例することを動作原理として用いている。
次に、上記画像表示装置100の具体的な表示方法について説明する。
まず、電子放出素子2を駆動し、電子eを放出することにより、粉体31、32を帯電させる。具体的には、第2電極22に対し第1電極21に−15Vの直流電圧を印加し、透明電極1に対し第2電極22に100Vの直流電圧を印加する。
透明電極1、電子放出素子2及びスペーサ4により形成された閉空間において、電子放出素子2より放出された電子eが粉体31、32をマイナスに帯電させる。ここで、電源52によって透明電極1に電圧を印可することで、閉空間内に均一な外部電界を発生させ、電子放出素子2から放出された電子eにエネルギーを与えることができる。よって、効率的に粉体31、32を帯電させることができ、またその帯電量の大小を制御することも可能となる。さらに、摩擦による帯電ではないため、粉体の変形や破損などの恐れがない。
次に、画像表示の動作について説明する。マイナスに帯電した粉体31、32を透明電極1、電子放出素子2及びスペーサ4により形成された閉空間内の対向する電極の方向に移動させることで、画像の表示切り替えを行う。粉体の移動は、電極からの脱離力が付着力を上回ったときに起きる。透明電極1に印可される電圧に対して、付着力は一定であるが、脱離力は比例するため、ある閾値電圧に達したところで粉体31、32は脱離し、移動する。このとき、脱離力は粉体の帯電量に比例するため、粒径の小さい方がより大きな閾値電圧が必要となる。ここで仮に粉体31の移動には、電源52により500Vを超える電圧印加が必要である場合、粉体31より粒径のより大きい粉体32は、500V以下の電圧であっても粉体移動が可能である。
図3は、電源52により透明電極1に500Vの直流電圧を印加した場合の画像表示装置100の模式図であり、図3(a)は平面図、図3(b)は断面図である。なお、図3(a)においては電源を省略している。
透明電極1には500Vの電圧がかかっているため、マイナスに帯電した粉体32は透明電極1に引き寄せられて着弾し、図3(a)に示すように画像表示面には粉体32のB色が表示される。このとき、粉体31は移動に十分な外部電界が発生していないため、現状のままであり、透明電極1には着弾せず、A色は表示されない。
図4は、電源52により透明電極1に1000Vの直流電圧を印加した場合の画像表示装置100の模式図であり、図4(a)は平面図、図4(b)は断面図である。なお、図4(a)においては電源を省略している。
透明電極1は、粉体31の移動に十分な電界が発生しているため、マイナスに帯電した粉体31は、図4(b)に示すように、透明電極1に引き寄せられて粉体32の下面に着弾する。ここで、既に粉体32が透明電極1に着弾しているため、表示面の表示は粉体32のB色が表示されたままである。ここで、電源52による印加電圧を変化させることにより、画像の表示切り替えが行われる。
図5は、電源52により透明電極1に−500Vの直流電圧を印加した場合の画像表示装置100の模式図であり、図5(a)は平面図、図5(b)は断面図である。なお、図5(a)においては電源を省略している。
透明電極1は−500Vの電圧がかかっているため、マイナスに帯電した粉体31、32のうち、粒径の大きい粉体32は、透明電極1から反発して離れ、電子放出素子2の表面に着弾する。一方粉体31は粒径が小さいので、透明電極1と反発するには至らないため、透明電極1から離れず、留まったままとなる。よって、図5(a)に示すように画像表示面には粉体31のA色が表示される。
次に、再度B色を表示させるためには、電源52により透明電極に−1000Vの直流電圧を印加し、一旦、粉体31も電子放出素子2に着弾させた後、再び図3に示すように透明電極に500Vの直流電圧を印加する。すなわちA色とB色の表示切り替えを行う場合は、粉体の大きさに応じて、透明電極1の極性及び印加電圧の大きさを変化させることで実現される。
<実施形態2>
次に、実施形態2について説明する。本実施形態では、粉体の帯電密度のばらつきを軽減し、よりむらなく帯電させる方法について説明する。
まず、電子放出素子2を駆動し、電子eを放出することにより、粉体31、32を帯電させる。具体的には、第2電極22に対し第1電極21に−15Vの直流電圧を印加し、透明電極1に対し第2電極22に100Vの交流電圧を印加する。
電子放出素子2より放出された電子eは、通常一方向にしか進まないところ、電源52により交流電圧を印加することで、透明電極1、電子放出素子2及びスペーサ4により形成された閉空間において交流電界が発生し、放出された電子eは閉空間内を飛び交うので、粉体がいずれの位置にあっても、電子eが届き、むらなく均一に帯電させることができる。さらに、摩擦による帯電ではないため、粉体の変形や破損などの恐れもない。
<実施形態3>
次に、実施形態3について説明する。本実施形態では、粉体3の大きさは同じであって、材料が異なる例について説明する。
本実施形態においては、粉体として粒径0.5mmのガラス粒子とアクリル粒子を用いる。ガラスは、誘電率が5程度であり、アクリル粒子は誘電率が3程度である。このように誘電率の異なる材料を用いることにより、粒子表面の飽和帯電密度が異なるため、等しい粒径であっても帯電量は異なる。ゆえに、電源52の印加電圧の大小により実施形態1と同様の独立制御が可能となる。
なお、上記各実施形態において、粉体の種類について、粒径、材料を2種類として説明したが、これに限らず、画像表示装置の仕様により適宜設定すればよい。
以上説明したとおり、本発明によれば、粒子の劣化による短寿命化を解消し、長時間繰り返し安定して画像を表示できる画像表示装置を実現することが可能となる。
<実施形態4>
次に実施形態4について説明する。本実施形態では、粉体として1種類のものを用い、また光源を用いた例について説明する。
図6は、実施形態4に係る画像表示装置200の動作を説明する図である。本実施形態においては、粉体33としてC色を示す粒径0.5mmの着色ガラス粒子を用いる。また、透明電極1の端部には光源6を備える。本実施形態では、光源6を透明電極1の一端部のみに設けているが、これに限らず、透明電極の端部全周囲に設けても構わないし一部に設けても構わない。本実施形態では、実施形態1と同様の方法で粉体33の帯電、及び粉体の移動を行えるが、粉体を1種類のみ用いるため画像の表示切り替え方法が異なる。以下、画像表示の動作について説明する。
まず、上記実施形態1と同様に、電子放出素子2を駆動し、電子eを放出することにより粉体33を帯電させる。具体的には、第2電極22に対し第1電極21に−15Vの直流電圧を印加し、透明電極1に対し第2電極22に100Vの直流電圧を印加することで、粉体33をマイナスに帯電させる。
次に、図6(a)に示すように、電源52により透明電極1に500Vの直流電圧を印加し、
マイナスに帯電した粉体33を透明電極1に着弾させる。このとき、光源6から発せられた光は透明電極1内を反射しながら進み、粉体33が透明電極1に着弾している部分は、光が散乱され、表示面にはC色が表示される。
ここで、図6(b)に示すように、電源52により透明電極1に−500Vの直流電圧を印加する。マイナスに帯電した粉体33は、透明電極1から反発して離れ、電子放出素子2の表面に着弾する。粉体33は、透明電極1から離れており光散乱は起こらないため、表示面は黒色表示となる。
従来の摩擦帯電方式は、異なる2種類の粒子を擦り合わせることにより、一方から他方へ電子が移動し、電位差を生じさせる静電気現象を利用した方式であるため、粒子の帯電には少なくとも2種類の粒子が必要となるが、本発明によれば、電子放出素子2から放出された電子により粉体を帯電させているので、実施形態4に示すように1種類の粉体のみであっても、帯電させ、画像表示が可能となる。さらに、摩擦による帯電ではないため、粉体の変形や破損などの恐れがない。
以上説明したように、本発明によれば、摩擦帯電方式の本質的な課題であった粒子の劣化による短寿命化を解消し、長時間繰り返し安定して画像を表示できる画像表示装置を実現することが可能となる。
本発明に係る画像表示装置は、電子書籍リーダー、電子印刷物、電子ペーパー、大型サイネージ等に好適に利用することが出来る。
1 透明電極
2 電子放出素子
21 第1電極
22 第2電極
23 半導電層
3、31、32、33 粉体
4 スペーサ
51、 52 電源
6 光源
100、200 画像表示装置

Claims (5)

  1. 帯電した粉体を電界により移動させ、画像を表示する画像表示装置であって、
    前記粉体は、相対向して配置された透明電極と電子放出素子の間に封入されており、
    前記電子放出素子から放出された電子により前記粉体を帯電させることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記粉体は、少なくとも2種類であることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 前記電子放出素子は、相対向する2枚の電極間に半導電層を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像表示装置。
  4. 前記画像表示装置は、電源を備え、
    前記電子放出素子の前記相対向する2枚の電極は前記透明電極と相対向しており、前記相対向する2枚の電極であって前記透明電極に近接する側の電極を表面電極とし、
    前記電源は前記電子放出素子の前記表面電極と前記透明電極の間に所望の電圧を印可することを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。
  5. 前記電源は、前記電子放出素子の稼働中は、前記電子放出素子の前記表面電極と前記透明電極間に交流電圧を引加し、
    前記粉体による表示動作中は、前記電子放出素子の前記表面電極と前記透明電極の間に直流電圧を印加することを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
JP2013098126A 2013-05-08 2013-05-08 画像表示装置 Active JP6110725B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013098126A JP6110725B2 (ja) 2013-05-08 2013-05-08 画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013098126A JP6110725B2 (ja) 2013-05-08 2013-05-08 画像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014219527A JP2014219527A (ja) 2014-11-20
JP6110725B2 true JP6110725B2 (ja) 2017-04-05

Family

ID=51938014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013098126A Active JP6110725B2 (ja) 2013-05-08 2013-05-08 画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6110725B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004286954A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Fujitsu Display Technologies Corp 光スイッチング素子
JP4917121B2 (ja) * 2009-03-06 2012-04-18 シャープ株式会社 電子放出素子、電子放出装置、自発光デバイス、画像表示装置、冷却装置、および帯電装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014219527A (ja) 2014-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5632164B2 (ja) 誘電泳動力を用いて電気泳動ディスプレイを駆動する方法
US20180173074A1 (en) Bistability enhancement in total internal reflection image displays
US20070236777A1 (en) Particle Movement-Type Display Device and Particle Movement-Type Display Apparatus
US20140210805A1 (en) E-paper printing system
JP2012063630A (ja) マイクロカプセル型電気泳動表示装置およびその製造方法
JP5540915B2 (ja) 電気泳動表示装置
JP2003344881A (ja) 電気泳動表示装置
JP2009151269A (ja) 電気泳動表示素子およびその駆動方法
CN110780756B (zh) 一种手写屏、手写笔、手写装置及其控制方法、制备方法
US7944606B2 (en) Display device
JP2022172363A (ja) 電気泳動材料を備える感圧式書き込み媒体
US20170212401A1 (en) Electrophoretic display device, electronic apparatus, and method of manufacturing electrophoretic display device
JP6110725B2 (ja) 画像表示装置
WO2008080117A2 (en) Particle shutter device and associated displays
JP4645052B2 (ja) 電気泳動表示装置とその製造方法、及びその駆動方法
JP2008175973A (ja) 電気泳動表示媒体及び電気泳動表示装置
KR100662198B1 (ko) 전자종이 디스플레이
KR101140006B1 (ko) 전자종이 디스플레이 소자
JP7190515B2 (ja) 可変透過電気泳動媒質の駆動方法
JP5904117B2 (ja) 表示媒体、表示装置、表示媒体の製造方法
JP2002006344A (ja) 点灯デバイス及び画像表示装置
JP2013200354A (ja) 画像表示装置の駆動方法
JP2005234249A (ja) 画像表示媒体
JP2004286954A (ja) 光スイッチング素子
KR101115870B1 (ko) 전자 종이 패널

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150423

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160920

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161026

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20161104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170310

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6110725

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150