JP6109762B2 - Plastic container - Google Patents
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Description
本発明は、プラスチック容器に係り、とりわけ底部を容易に変形させることができるとともに容器全高のばらつきを抑えることが可能なプラスチック容器に関する。 The present invention relates to a plastic container, and more particularly to a plastic container capable of easily deforming a bottom portion and suppressing variations in the overall height of the container.
従来より口部と、胴部と、底部とを有するプラスチック容器が知られている。このようなプラスチック容器においては、低温乃至常温の状態で内容物を充てんした後、底部を押上げて変形させた状態でキャッピングしている。 Conventionally, a plastic container having a mouth portion, a trunk portion, and a bottom portion is known. In such a plastic container, after filling the contents in a state of low temperature to normal temperature, capping is performed in a state where the bottom is pushed up and deformed.
同じ容量の容器に対して、ホット充てんは冷却後減圧する事により液面が上昇する。一方無菌充てんは、常温充てんする為減圧せず液面が上昇しない。無菌充てんを用いる場合、充てん方法の違いによる液面の高さを調整する為に底部を押上げているが、従来のプラスチック容器の場合、底部の押上げにあたっては大きな押上力を必要としている。 In the case of a container having the same capacity, hot filling raises the liquid level by reducing the pressure after cooling. On the other hand, aseptic filling is performed at room temperature, the liquid level does not increase without reducing the pressure. When using aseptic filling, the bottom is pushed up in order to adjust the height of the liquid level depending on the filling method. In the case of a conventional plastic container, a large pushing force is required for pushing up the bottom.
上記課題に対し、本発明者らは、特許文献1のように底部を容易に押し上げることが可能なプラスチック容器を開発した。特許文献1記載のプラスチック容器を用いることにより、常温充てん後に容易に底部を押上げてキャッピングすることができ、かつ容器の減圧時に底部を変形させて、この減圧を容易に吸収することができる。
In response to the above problems, the present inventors have developed a plastic container that can easily push up the bottom as in
ところで、特許文献1に記載されたプラスチック容器を用いる場合、底部を押上げた際に底部の接地箇所が変わるため、プラスチック容器の全高がばらつくおそれがある。この場合、最終製品として問題が生じることはないが、製造工程中で不具合が生じる可能性がある。
By the way, when the plastic container described in
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、底部を容易に変形させることができるとともに、容器全高のばらつきを抑えることが可能なプラスチック容器を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such points, and an object of the present invention is to provide a plastic container in which the bottom can be easily deformed and variation in the overall height of the container can be suppressed.
本発明は、口部と、胴部と、陥没部を有する底部とを備え、底部は陥没部の周縁に沿って配置された変曲部と、変曲部の外周縁に支点部を介して連結された接地部とを有し、変曲部は底部を上方へ押圧した際に支点部を中心に内方へへこみ、支点部は接地部より上方に位置することを特徴とするプラスチック容器である。 The present invention includes a mouth portion, a trunk portion, and a bottom portion having a depressed portion, the bottom portion being a bent portion disposed along the periphery of the depressed portion, and an outer peripheral edge of the bent portion via a fulcrum portion. A plastic container characterized in that when the bottom part is pressed upward, the inflection part is indented inward with the fulcrum part as the center, and the fulcrum part is located above the grounding part. is there.
本発明は、変曲部は、支点部から半径方向内方かつ下方に向けて傾斜する平坦面と、この平坦面から陥没部側に向けて延びる内周壁面とを有することを特徴とするプラスチック容器である。 According to the present invention, the inflection portion has a flat surface that is inclined radially inward and downward from the fulcrum portion, and an inner peripheral wall surface that extends from the flat surface toward the depressed portion side. It is a container.
本発明は、変曲部の平坦面の半径方向に沿う長さが、3.0mm以上かつ胴部外径の25%以下であることを特徴とするプラスチック容器である。 The present invention is the plastic container characterized in that the length along the radial direction of the flat surface of the inflection part is 3.0 mm or more and 25% or less of the outer diameter of the body part.
本発明は、支点部は、接地部下端から0.5〜3.0mm半径方向内方に位置しており、かつ接地部下端から0.5〜2.0mm上方に位置していることを特徴とするプラスチック容器である。 The present invention is characterized in that the fulcrum part is located 0.5 to 3.0 mm radially inward from the lower end of the grounding part and 0.5 to 2.0 mm above the lower end of the grounding part. It is a plastic container.
本発明は、接地部下端から底部の陥没部の天壁までの距離は、胴部の外径の25〜40%であることを特徴とするプラスチック容器である。 The present invention is the plastic container characterized in that the distance from the lower end of the grounding portion to the top wall of the depressed portion at the bottom is 25 to 40% of the outer diameter of the trunk portion.
本発明は、支点部の曲率半径は0.5〜2.0mmとなっていることを特徴とするプラスチック容器である。 The present invention is the plastic container characterized in that the radius of curvature of the fulcrum portion is 0.5 to 2.0 mm.
本発明によれば、底部を容易に押上げて変形させることができる。このため常温充てん時に容易に底部を押上げた状態で充てんすることができる。また、容器の接地箇所を一定に保持することができるので、充てん後の容器全高のばらつきを抑えることができる。 According to the present invention, the bottom can be easily pushed up and deformed. For this reason, it can be filled in a state where the bottom is pushed up easily when filling at room temperature. Moreover, since the ground contact location of the container can be kept constant, variations in the overall height of the container after filling can be suppressed.
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。図1乃至図9は本発明によるプラスチック容器の一実施の形態を示す図である。なお本明細書中、「上方」、「下方」とは、それぞれプラスチック容器10を正立させた状態(図1)における上方、下方のことをいう。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 to 9 are views showing an embodiment of a plastic container according to the present invention. In the present specification, “upper” and “lower” refer to the upper and lower sides of the
図1乃至図5に示すように、プラスチック容器10は全体として円筒状をなすとともに、合成樹脂材料を射出成形して製作したプリフォームを二軸延伸ブロー成形したものである。なおプリフォームすなわちプラスチック容器10の材料としては、熱可塑性樹脂、特にPE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)を使用することが好ましい。
As shown in FIGS. 1 to 5, the
このようなプラスチック容器10は、口部11と、胴部12と、底部13とを備えている。このうち胴部12には内圧の増減により胴部12を容易に変形させるための複数の凹部12aが形成されている。
Such a
さらに胴部12の下方部に円周方向に延びる横リブ21が設けられ、この横リブ21により胴部12の強度を補強している。
Further, a
また底部13は、その中央部に内部に向けて陥没する陥没部14を有している。また底部13は、陥没部14の周縁に沿って配置された変曲部13aと、テーブル等の基準面Sに当接するとともに変曲部13aの外周縁に支点部13cを介して連結された接地部13bとを有している。このうち接地部13bは、底部13の円周方向にわたって形成されている。接地部13bの外周には、環状の外壁面13gが形成されている。なお、接地部13bは底部13の周縁近傍に配置されており、支点部13cおよび変曲部13aは接地部13bより半径方向内方に位置している。
The
他方、変曲部13aは、底部13の円周方向にわたって形成されている。この変曲部13aは、支点部13cから半径方向内方に向けてかつ下方に向けて傾斜する平坦面13dと、この平坦面13dから陥没部14側に向けて斜め上方に延びる内周壁面13eとを有している。また変曲部13aは、後述のように底部13を上方へ押圧した際に支点部13cを中心に内方へへこむようになっている。これに対して、接地部13bは、底部13を上方へ押圧した場合であってもその位置がほとんど変わらないようになっている。
On the other hand, the
また支点部13cは、接地部13bより上方に位置しており、かつ変曲部13aの平坦面13dより上方に位置している。さらに平坦面13dは、接地部13bより上方に位置しているので、変曲部13aが基準面Sに当接することがない。
The
さらに内周壁面13eと陥没部14との間には、円周方向に沿って内側段部13fが形成されている。
Further, an
図2乃至図5に示すように、陥没部14は、内部に向けて傾斜したテーパー状周壁14aと、その上端に連接する天壁14bとを有している。このうちテーパー状周壁14aは、基準面Sに対して互いに異なる角度で傾斜した第1の周壁部分14cと第2の周壁部分14dとからなり、且つ5角形に形成され、稜線14eが設けられている。各周壁部分14c、14dの基準面Sに対する傾斜角度は45°乃至70°が適当である。なお、符号14gは第2の周壁部分14dと天壁14bとの間の移行領域を示す。稜線14eは、内容物の重力を受ける梁としての作用をし、陥没部14の下方への垂れ下がりを防止する効果を高める。尚、多角形の稜線14e及び角の辺14fは、直線でも、緩やかなRでも、或いは凹み曲線でもよい。また天壁14bは、胴部12の下方に設けられた横リブ21よりも上方に位置することが好ましい。
As shown in FIGS. 2 to 5, the
ところで、図5に示すように、胴部12の外径(胴径)Dは55〜70mm、好ましくは60乃至70mm(容量240ml乃至360ml)となっている。
By the way, as shown in FIG. 5, the outer diameter (body diameter) D of the
また、接地部13b下端(基準面S)から天壁14bまでの距離Hは、胴径Dの25〜40%、好ましくは25〜35%である。距離Hが胴径の25%よりも小さいと、加温された内容物からの重力と熱の影響を受けて陥没部14が基準面Sに達するまで下方に垂れ下がり、プラスチック容器10の座りが悪くなる。一方距離Hが胴径の40%を超えると成形性の安定が悪くなり、底部13の形状が出にくいので好ましくない。
Further, the distance H from the lower end (reference surface S) of the
また支点部13cは、接地部13b下端から0.5〜3.0mm半径方向内方に位置することが好ましく(図5の符号d)、かつ接地部13b下端(基準面S)から0.5〜2.0mm上方に位置することが好ましい(図5の符号h)。また支点部の曲率半径(図5の符号R)は0.5〜2.0mmとすることが好ましい。支点部13cの位置および形状をこのように規定することにより、底部13を押上げて変形させる際、支点部13cを中心として変曲部13aを容易にへこませることができる。またプラスチック容器10の接地箇所(接地部13b)を一定の位置に保持にして容器全高のばらつきを抑えることが可能となる。
Further, the
さらに図5において、平坦面13dの(半径方向に沿う)長さAは、3.0mm以上かつ胴部外径の25%以下の間で適宜設定することができる。一般にこの平坦面13dの長さAを長くするほど、プラスチック容器10の底部13を押上げる力を小さくすることができる。なお、平坦面13dの長さAを3.0mm未満とすると、プラスチック容器10の底部13を押上げるのに必要な力が大きくなりすぎるため好ましくない。他方、平坦面13dの長さAが胴部外径の25%を超えると、陥没部14を確保することが困難となるため好ましくない。
Further, in FIG. 5, the length A (along the radial direction) of the
なお、プラスチック容器10は、2層以上の多層成形ボトルとして形成することもできる。即ち押し出し成形または射出成形により、例えば、中間層をMXD6、MXD6+コバルト塩、PGA(ポリグリコール酸)、EVOH(エチレンビニルアルコール共重合体)又はPEN(ポリエチレンナフタレート)等のガスバリア性及び遮光性を有する樹脂(中間層)として3層以上からなるプリフォームを押出成形後、吹込成形することによりガスバリア性及び遮光性を有する多層ボトルを形成しても良い。なお、このような中間層は、プラスチック容器10のうち少なくとも胴部12内に設けることが好ましい。また底部13において、陥没部14を除く領域に中間層を設けることが好ましい。ケース落下等の衝撃を受けた際この部分がデラミ(層間剥離)を起こすおそれがあるからである。ガスバリア性及び遮光性を有する為に、多層にするだけでなく熱可塑性樹脂同士をブレンドしたブレンドボトルを形成しても良い。
The
本実施の形態において、テーパー状周壁14aは5角形に形成されているが、図6に示すようなテーパー状周壁14aが4角形に形成された底部、図7に示すようなテーパー状周壁14aが8角形に形成された底部、図8に示すようなテーパー状周壁14aが6角形に形成された底部も可能である。なお図6乃至図8において、図1乃至図5に示す実施の形態と同一部分には同一の符号を付してある。
In the present embodiment, the tapered
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。 Next, the operation of the present embodiment having such a configuration will be described.
プラスチック容器10をキャッピングする場合、プラスチック容器10の底部13が上方に押上げられ、この状態でキャッピングされる。すなわち、ネックグリップ機構によりプラスチック容器10の口部11を保持し、次いで底押し機構により底部13の陥没部14を下方から上方へ押し上げる。次に、底部13の陥没部14を押し上げた状態でプラスチック容器10はキャッピングされる。
When capping the
このようにプラスチック容器10の底部13が上方に押上げられた状態で、口部11がキャップ(図示せず)により密閉され、プラスチック容器10内は減圧状態に保たれる。
Thus, with the bottom 13 of the
上述したように、キャッピング時に底部13が押上げられるが、本実施の形態によれば、陥没部14の周縁に沿って配置された変曲部13aが、支点部13cを中心に内方へへこむ(図9の二点鎖線参照)。このため、底部13を容易に上方へ押上げることができる。
As described above, the
すなわち、底部13を押上げる際、支点部13cが内方へへこむ際の基部となって、底部13全体を容易に押上げることができる。
That is, when the
他方、底部13を押上げた際であっても、プラスチック容器10の接地箇所(すなわち底部13の接地部13b)は略一定の高さ位置に保持されている。これにより、充てんされた後の容器全高が一定に保たれ、容器全高のばらつきを抑えることができる。
On the other hand, even when the
このように本実施の形態によれば、陥没部14の周縁に沿って配置された変曲部13aは、底部13を上方へ押圧した際に支点部13cを中心に内方へへこみ、この支点部13cは接地部13bより上方に位置している。このことにより、底部13を容易に押上げて変形させることができ、キャッピング時に容易に底部13を押上げた状態でキャッピングすることができる。またプラスチック容器10の接地箇所(接地部13b)を一定の高さ位置に保持することができるので、充てん後の容器全高のばらつきを抑えることができる。
As described above, according to the present embodiment, the
次に本発明の具体的実施例について説明する。 Next, specific examples of the present invention will be described.
まず図1乃至図5に示す実施の形態に対応する4つのプラスチック容器10を準備した(実施例1〜4)。このうち実施例1は、平坦面13dの長さA(図5参照)を4.0mmとしたものであり、実施例2は、平坦面13dの長さAを8.0mmとしたものである。また実施例3は、平坦面13dの長さAを12.0mmとしたものであり、実施例4は、平坦面13dの長さAを3.0mmとしたものである。
First, four
次に比較例として、図10に示すようなプラスチック容器100を準備した(比較例1)。このプラスチック容器100において、底部103は接地部103aと、外方へ突出する円周突部103bとを有している。なお円周突部103bは接地部103aの半径方向外側に位置している。また図11に示すように、外方へ突出する円周突部103bを設けていない従来形のプラスチック容器10を準備した(比較例2)。なお図10および図11において、符号101は口部を示し、符号102は胴部を示す。
Next, as a comparative example, a
次に上記実施例1〜4および比較例1〜2のプラスチック容器10、100に対して、底部13、103の押上試験を行なった。さらに、底部13、103を押し上げた後のプラスチック容器10、100の全高変化量をそれぞれ測定した。
Next, a push-up test of the
これらの結果を下記に示す。
上記試験結果より明らかなように、実施例1〜4においては、比較例1と比べた場合、全高変化量を小さく抑えることができた。とりわけ実施例1〜3においては、比較例1と比べた場合、(1)全高変化量を小さく抑えることができるとともに、(2)底部を押上げる荷重を同程度乃至小さくすることができた。 As is clear from the above test results, in Examples 1 to 4, when compared with Comparative Example 1, the total height change amount could be kept small. In particular, in Examples 1 to 3, when compared with Comparative Example 1, (1) the amount of change in total height could be kept small, and (2) the load for pushing up the bottom could be made comparable or small.
また、実施例1〜4においては、比較例2に比べて、(1)全高変化量を同程度に抑えることができるとともに、(2)底部を押上げる荷重を小さくすることができた。 In Examples 1 to 4, compared with Comparative Example 2, (1) the total height change amount could be suppressed to the same level, and (2) the load for pushing up the bottom could be reduced.
10 プラスチック容器
11 口部
12 胴部
12a 凹部
13 底部
13a 変曲部
13b 接地部
13c 支点部
13d 平坦面
13e 内周壁面
13f 内側段部
13g 外壁面
14 陥没部
14a テーパー状周壁
14b 天壁
14c 第1の周壁部分
14d 第2の周壁部分
14e 稜線
14f 角の辺
14g 移行領域
21 横リブ
DESCRIPTION OF
Claims (4)
口部と、
外径55〜70mmの略円筒状の胴部と、
陥没部を有する底部とを備え、
底部は陥没部の周縁に沿って配置された変曲部と、変曲部の外周縁に連結された接地部とを有し、
陥没部は、内部に向けて傾斜したテーパー状周壁と、テーパー状周壁の上端に連接する天壁とを有し、
変曲部は、接地部側から半径方向内方に向けて延びる平坦面と、この平坦面から陥没部側に向けて半径方向内方かつ上方に向けて延びる内周壁面とを有し、
接地部の下端から天壁までの距離は、胴径Dの25〜40%であり、
変曲部の内周壁面上端と陥没部の下端との間に、円周方向に沿って内側段部が形成され、内側段部は、変曲部から内側に突出するとともに円周状に形成され、
接地部は、変曲部の外周縁に支点部を介して連結され、
支点部は接地部より上方に位置し、
変曲部の平坦面は、支点部から半径方向内方かつ下方に向けて傾斜することを特徴とするプラスチック容器。 240ml to 360ml warming plastic container,
The mouth,
A substantially cylindrical body having an outer diameter of 55 to 70 mm;
A bottom portion having a depression,
The bottom portion has an inflection portion arranged along the periphery of the depressed portion, and a grounding portion connected to the outer periphery of the inflection portion,
The depressed portion has a tapered peripheral wall inclined toward the inside, and a top wall connected to the upper end of the tapered peripheral wall.
The inflection portion has a flat surface extending radially inward from the ground contact portion side, and an inner peripheral wall surface extending radially inward and upward from the flat surface toward the depressed portion side,
The distance from the lower end of the grounding portion to the top wall is 25-40% of the trunk diameter D,
An inner step is formed along the circumferential direction between the upper end of the inner peripheral wall surface of the inflection part and the lower end of the depression. It is,
The grounding part is connected to the outer peripheral edge of the inflection part via a fulcrum part,
The fulcrum part is located above the grounding part,
A plastic container , wherein the flat surface of the inflection part is inclined radially inward and downward from the fulcrum part .
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