JP6108804B2 - 翼の可変キャンバーの後縁チップ - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は概して、航空機の翼の設計の分野に関し、さらに具体的には、翼又はフラップ後縁の可変のキャンバーチップと作動機構に関するものである。
現代の航空機は、幅広い速さ及び高度で飛行し、これには航空機の揚力面の空力的な改良及び制御が必要となる。離陸及び着陸時の揚力要件の大きな変化は、他の解決策の中でも従来の後縁フラップを使用して得られる。しかしながら、巡航空力を最適化する、又は他の飛行形態の空力を最適化するのを助けるためのさらに細かな調節は十分なされていない。現在の解決法は、後縁フラップを少しだけ広げて又は引き込んで、飛行の巡航部分の抵抗を下げることによって、翼のキャンバーを変更することである。
フラップには、離陸及び着陸の際に必要な大きな揚力の変化を達成することが要求されるため、フラップの翼弦は、翼の翼弦全体のうちで重要な部分である。フラップの動きは、機械駆動システムによって制御されており、翼の翼弦全体に対してフラップの翼弦が比較的長いため、巡航状態での展開能力は限られている。さらに、比較的長いフラップの翼弦の角変位によるキャンバーの変化に基づくこの小規模の展開は、限られた巡航状態においてのみ効果がある。幅方向の空力効果の調整もまた、各フラップの幅によって限定される、つまりフラップの幅全体が上に動く、又は下に動く。フラップの翼弦に関しては、離陸及び着陸に必要である大きな揚力変化を得るためのフラップの幅が大きく、制御作動要件によるフラップのセグメント化の実施上の制限により、翼のキャンバー全体の変化に対する幅方向の変動が制限される。
したがって、可変のキャンバーの後縁チップの構造設計を提供することが望ましい。
本明細書に開示した実施形態は、柔軟性上面と剛性下面を組み込んだ翼の機尾端に接続された後縁を有する航空機の翼のキャンバーを変化させる装置を提供する。機尾端において、少なくとも一つのスライダーリンクが後縁の剛性下面に固定されている。翼の内部の前記後縁の前方に配置されたベルクランク作動機構は、スライダーリンクの前端に回転可能に接続されている。ベルクランク機構が作動した時、スライダーリンクが前方及び機尾方向に移動して、柔軟性上面が曲がり、翼のキャンバーが選択的に変動する。
ある例示の実施形態では、翼の後縁に統合される柔軟性チップは、翼構造の後方のスパーを使用する。 柔軟性上部外板は、前方境界においてスパーに取り付けられ、剛性下部外板は剛性尾部において柔軟性上部外板に相互接続されている。少なくとも一つの作動リンクは剛性尾部に取り付けられており、剛性下部外板の前縁にヒンジを有する。少なくとも一つの位置決めスライダーはヒンジに取り付けられており、このヒンジは中立位置から第1延長位置まで移動可能であり、これによりヒンジが機尾端に押しやられて剛性下部外板が上方向に回転し、柔軟性上部外板が上方のキャンバーにおいて屈曲し、ヒンジの第2引込位置への移動によって、ヒンジが前方に押しやられて剛性下部外板が下方向に回転し、柔軟性上部外板が下方のキャンバーにおいて屈曲する。
この実施形態は、翼構造の統合された柔軟性チップを屈曲させる方法を提供し、この方法において、剛性下部外板のヒンジで連結された前端は機尾又は前方に移動する。柔軟性上部外板によって反力がかかると、ヒンジ周囲で剛性下部外板の上方向の回転が起き、ヒンジで連結された前端が機尾へ動く際に上方向のキャンバーに対して上部外板が屈曲し、ヒンジ周囲で剛性下部外板の下方向の回転が起きて、ヒンジで連結された前端が前方へ動く際に下方向のキャンバーに対して上部外板が屈曲する。
本発明の一態様によれば、航空機の翼のキャンバーを変化させる装置が提供されており、この装置は、航空機の翼、翼の機尾端に接続された柔軟性後縁を備えており、この柔軟性後縁は、柔軟性上面、及び、剛性下面、前端及び機尾端を有する少なくとも一つのスライダーリンクを含み、スライダーリンクの機尾端は柔軟性後縁の剛性下面に固定されており、ベルクランク作動機構は翼の内側の後縁の剛性下面の前方に配置されており、ベルクランク作動機構は、スライダーリンクの前端に回転可能に接続されて、ベルクランク機構が作動した時に、スライダーリンクが前方向及び機尾方向に動いて柔軟性上面が屈曲し、翼のキャンバーが選択的に変化する。
ベルクランク機構は、複数のスライダーリンクに回転可能に接続されており、各スライダーリンクは、後縁の選択位置において、後縁の剛性下面の前端に接続されているため、有利である。さらに、ベルクランク機構は、スライダーリンクを選択的に前方及び機尾方向へ動かすように構成されたコネクタバーと、複数の作動ベルクランクを含み、柔軟性後縁の選択的に変化した翼のキャンバーの偏位は上方の翼の翼弦全体の0〜1%超であり、下方の翼の翼弦全体の0〜2.5%超であり、柔軟性後縁は翼の後縁のフラップに接続されており、柔軟性後縁の選択的に変化した翼のキャンバーの偏位は、上方のフラップの翼弦の0〜6%超であり、下方のフラップの翼弦の0〜14%超であり、フラップの翼弦は、翼の翼弦全体の10〜20%であり、柔軟性後縁の翼弦はフラップの翼弦の17〜33%であり、柔軟性後縁の選択的に変化した翼のキャンバーの偏位は+10°〜−55°である。
さらに別の有利な実施形態によれば、翼の後縁に統合される柔軟性チップが提供されており、この柔軟性チップは、翼構造の後部スパー、スパーの前方境界において取り付けられた柔軟性上部外板、剛性尾部において柔軟性上部外板に相互接続された剛性下部外板、剛性尾部に取り付けられ、且つ剛性下部外板の前縁にヒンジを有する少なくとも1つの作動リンク、ヒンジに取り付けられた少なくとも1つの位置決めスライダーを含み、スライダーは、中立位置から第1延長位置まで移動することができ、これによりヒンジが機尾に押しやられて剛性下部外板が上方向に回転し、柔軟性上部外板の上方キャンバーにおける第2引込位置への屈曲により、ヒンジが前方に押しやられて、剛性下部外板が下方向に回転し、柔軟性上部外板が下方キャンバーにおいて屈曲する。
剛性尾部での剛性下部外板の相互接続はヒンジによる連結であり、剛性尾部における少なくとも1つの作動リンクの相互接続はヒンジによる連結であるため、有利である。
柔軟性チップはさらに、少なくとも1つの位置決めスライダーに接続された作動ベルクランクであって、回転することにより少なくとも1つの位置決めスライダーを第1延長位置と第2引込位置の間で位置決めする作動ベルクランクと、作動ベルクランクに回転可能に取り付けられたコネクタロッドと、コネクタロッドに回転可能に取り付けられた延長ベルクランクと、コネクタロッドに回転可能に取り付けられた引込ベルクランクとを含み、上方キャンバーの偏位は、翼の上方翼弦全体の0〜1%超、及び翼の下方翼弦全体の0〜2.5%超であり、翼構造の後部スパーは翼の後縁のフラップに接続されており、上方キャンバーの偏位は、上方フラップの翼弦の0〜6%超、及び下方フラップの翼弦の0〜14%超であり、上方及び下方キャンバーの偏位は+10°〜−55°である。
さらに別の有利な実施形態によれば、翼構造の統合された柔軟性チップを屈曲させる方法が提供されており、剛性下部外板のヒンジで連結された前端を動かし、柔軟性上部外板によって反力をかけて、ヒンジ周囲で剛性下部外板の上方向への回転を起こして、ヒンジで連結された前端が機尾へ動く際に、上部外板を上方キャンバーに対して屈曲させてヒンジ周囲で剛性下部外板の下方向への回転を起こして、ヒンジで連結された前端が前方に動く際に下方キャンバーに対して上部外板を屈曲させることを含む。
ヒンジで連結された前端の機尾での動きは、機尾のヒンジに接続されたスライダーを動かすことを含み、ヒンジで連結された前端の前方への動きはスライダーを前方に動かすことを含む。
この方法はさらに、コネクタバーによる回転のためにスライダーに取り付けられた作動ベルクランクを使用し、延長ベルクランクによってコネクタバーを移動させてスライダーを機尾へ動かし、引込ベルクランクによってコネクタバーを移動させてスライダーを前方へ動かすことを含み、上方向の回転を起こすステップは、翼の上方翼弦全体の0〜1.0%超偏向することを含み、下方向の回転を起こすステップは、翼の下方翼弦全体の0〜2.5%超偏向することを含み、翼構造は翼のフラップであり、上方向の回転を起こすステップは、フラップの上方翼弦の0〜6.0%超偏向し、下方向の回転を起こすステップは、フラップの下方翼弦全体の0〜14%超偏向することを含む。
既に説明した特徴、機能及び利点は、本発明の様々な実施形態で独立に実現することが可能であるか、以下の説明及び図面を参照してさらなる詳細が理解されうる、さらに別の実施形態で組み合わせることが可能である。
本明細書に開示した実施形態を使用することができる例示の航空機の等角投影図である。 翼の後縁チップ偏向システムを応用した例示のゾーンを示す航空機の翼の上面図である。 非偏向位置にある翼の後縁チップ偏向システムの一実施形態の断面概略図である。 上方向の偏向を示す、図2Aの実施形態の断面概略図である。 下方向の偏向を示す、図2Aの実施形態の断面概略図である。 非偏向、上方偏向及び下方偏向のオーバーレイを示す、図2Aの実施形態の断面概略図である。 翼の後縁チップ偏向システムの機械機構の等角投影図である。 柔軟性上部外板の一部のみを示す、中立偏向の、図3の翼の後縁チップ偏向システムの実施形態の機尾の等角投影図である。 柔軟性上部外板が取り除かれ、下部外板と作動リンクが示されている、中立偏向の、図3の翼の後縁チップ偏向システムの実施形態の機尾の等角投影図である。 上部外板と作動リンクの相対位置を可視化するために柔軟性上部外板の小さい幅方向の一片を示す、中立偏向の、図3の翼の後縁チップ偏向システムの実施形態の機尾の等角投影図である。 柔軟性上部外板の一部のみを示す、上方偏向の、図3の翼の後縁チップ偏向システムの実施形態の機尾の等角投影図である。 柔軟性上部外板が取り除かれ、下部外板と作動リンクが示されている、上方偏向の、図3の翼の後縁チップ偏向システムの実施形態の機尾の等角投影図である。 上部外板と作動リンクの相対位置を可視化するために柔軟性上部外板の小さい幅方向の一片を示す、上方偏向の、図3の翼の後縁チップ偏向システムの実施形態の機尾の等角投影図である。 中立から相対的に上方向に偏向された図5A〜5Cの翼の後縁チップ偏向システムの側面図である。 柔軟性上部外板の一部のみを示す、下方偏向の、図3の翼の後縁チップ偏向システムの実施形態の機尾の等角投影図である。 柔軟性上部外板が取り除かれ、下部外板と作動リンクが示されている、下方偏向の、図3の翼の後縁チップ偏向システムの実施形態の機尾の等角投影図である。 上部外板と作動リンクの相対位置を可視化するために柔軟性上部外板の小さい幅方向の一片を示す、下方偏向の、図3の翼の後縁チップ偏向システムの実施形態の機尾の等角投影図である。 中立から相対的に下方向に偏向された図7A〜7Cの翼の後縁チップ偏向システムの側面図である。 明確化のために上部外板と支持スパーが取り除かれた作動システム要素の上面図である。 上方偏向の変位を示す、図3の実施形態の例示の作動システムの上面図である。 下方偏向の変位を示す、図3の実施形態の例示の作動システムの上面図である。 翼後縁チップ偏向システムを制御する作業ステップを示すフロー図である。
本明細書に開示された実施形態は、翼のキャンバーを変化させるために、翼の後縁を作動させてチップを上下に動かすことができる構造を提供する。この後縁チップは固定された翼の機尾部分、又はフラップ又はエルロンの機尾部分にあってよい。一実施形態において、チップの柔軟部分の上面には柔軟性外板が組み込まれており、柔軟部分の下面は関連の作動リンクを有する実質的に剛性の外板である。この実施形態での作動では、下方作動リンクが機尾に押されて、柔軟性チップが上に回転し翼に上方キャンバーができる。下部作動リンクが前方に引っ張られると、柔軟性チップが下に回転して翼に下方キャンバーができる。
図1Aに示すように、後縁10を有する機体102及び翼104を有する航空機100において、図1Bに詳しく示すように、柔軟性チップ12を翼の後縁の様々な部分又はゾーンに組み込むことができる。幅方向のフラップ又はその他の長さ又なゾーンの各セクション、22、24、26、28及び30は、柔軟性チップ12を個別のゾーンとして組み込むことができる。フラップセクションが任意の位置にある時に、各ゾーンはチップの上方偏向又は下方偏向について別々に制御することができる。本明細書ではフラップセクションに関連する実施形態を説明したが、柔軟性チップはエルロン34又は固定翼セクション36にも組み込むことができる。
図2A〜2Dに、図2Aに示す中立位置からの動きを説明する翼の後縁10と統合された柔軟性チップ12の一実施形態を示す。柔軟性上部外板14と剛性下部外板18により柔軟性チップが形成される。柔軟性チップを作動させるために前方及び後方に移動可能な前方作動ヒンジ20は、後にさらに詳しく説明するように、下部外板18の回転軸となる。図2Bに示す上方への屈曲状態において、(12’で指定される)上方に偏向された柔軟性チップと、チップの柔軟性上部外板14は上方向に屈曲し、前縁16で固定され、下部外板18は(後方位置において20’で指定される)作動ヒンジから延在する剛体形状を保つ。図2Cに示す(12’’で指定される)柔軟性チップの下方に屈曲した状態において、柔軟性外板14は前縁16から下方に屈曲し、下部外板18は(前方位置において20’’で指定される)作動ヒンジから剛体形状を保つ。
図2A〜2C及び図3に示すように、翼又はフラップセクションの後縁10は、機尾スパー40又は翼又はフラップの同様の構造要素によって支持されている。柔軟性上部外板14は、スパー40の前縁16に取り付けられる。上部外板は多数のヒンジで連結されたプレート又はスケール15を組み込んで所望の柔軟性を獲得することができる、又はなめらかで連続的な柔軟性複合膜から構成することができる。剛性尾部42は、前方境界の反対側の上部外板の終端取付具となる。下部外板18も、剛性尾部42の機尾先端に取り付けられる。図示した実施形態において、ヒンジ44は剛性尾部42と下部外板の界面において組み込まれ、これにより、屈曲する上部外板14と剛性下部外板18の間の尾部にかかる応力を軽減し、尾部を屈曲する上部外板14によって形成される形状に一致させることができる。剛性下部外板18の内面に組み込まれる又は装着される作動リンク46は、作動ヒンジ20と剛性尾部の間に延在し、後にさらに詳しく説明するようにチップを屈曲させる。柔軟性羽根シール又はその他のデバイス等の隙間シール48は、チップが屈曲している間に作動ヒンジ20の様々な延長/引込位置の空力シールとして作動ヒンジとスパー40の下面50の間に延在する。
図4A〜4Cは、後部視点から見た図3の実施形態を示し、図4Aは柔軟性上部外板14の一部を有する柔軟性チップ12を示す。図4Bは、下部外板18を明示するために上部外板を有する柔軟性チップ12が除去されており、作動リンク46が剛性尾部42に取り付けられた様子を示す。図4Cは、柔軟性上部外板と作動リンク46の間の関係を明示するために上部外板14の非常に小さい一片が示された柔軟性チップ12の図である。同様に、図5A〜5Cはチップが上方の偏向位置にある同じ図を提供し、図6は、チップ12の非偏向位置と、12’’で指定されるチップの下方偏向位置の側面図のオーバーレイを提供する。図7A〜7Cは、チップが下方偏向位置にある図4A〜4Cと同様の図を提供し、図8は、チップ12の非偏向位置と、12’で指定されるチップの上方偏向位置の側面図のオーバーレイを提供する。
柔軟性上部外板14は弓状の幅に固定されているが、図2Dに示すように、標準位置に対して変動する半径のプラス及びマイナスの円弧の範囲で柔軟である。例示の実施形態では、柔軟性チップ12の翼弦の長さは、翼の翼弦全体の約6.5%である。図1Bに関して開示した通常のフラップゾーンのフラップの翼弦の長さは、翼の翼弦全体の約10〜20%である。翼のフラップの一部として組み込まれた時の柔軟性チップは、フラップの翼弦の約17〜33%を構成する。柔軟性チップの翼弦によって範囲が定まる角度は、約+10°(上方偏向17)から-55°(下方偏向19)まで変動可能であり、この結果、チップの上方偏向23は、翼の翼弦全体の約1.2%であり、下方偏向24は、翼の翼弦全体の約2.8%である。フラップに関しては、上方偏向はフラップの翼弦の約6.3%であり、下方偏向はフラップの翼弦の約14.2%である。例示の実施形態については、これにより、上方変更の範囲が翼の翼弦全体の0〜1.0%超、フラップの翼弦の0〜6.0%超となり、下方偏向の範囲は、翼の翼弦全体の0〜2.5%超及びフラップの翼弦の0〜14%となる。図示した実施形態で提示した値は例にすぎず、個々の航空機の空力及び構造要件の必要に応じて変動可能である。
上部外板14及びスパー40が除去された図9から良く分かるように、位置決めスライダー52は各作動リンク46に取り付けられて、図5A〜5C及び6に示すように、作動ヒンジ20を機尾又は後方(位置20’まで)へ延ばしてチップを上方に屈曲させ、図7A〜7C及び8に示すように、作動ヒンジ20を前方(位置20’’まで)へ引き込んで、チップを下方に屈曲させる。例示の実施形態では、位置決めスライダー52の動きは、ベルクランク機構によって引き起こされる。延長ベルクランク54及び引込ベルクランク56は、コネクタロッド58によって相互接続される。作動ベルクランク60は、コネクタロッド58から各位置決めスライダー52まで回転可能に延在する。図9では、位置決めスライダー52と、関連の作動リンク46により剛性尾部42と作動ヒンジ20が相互接続された様子が示されている。特定の用途では単一の作動リンクで十分であり、その他の用途では、柔軟性チップの正確な非拘束的な動きを確保するために図1Bに関して前に説明したように、翼ゾーン22、24、26、28及び30に沿って相隔たった多数の位置決めスライダーと作動リンクを用いてもよい。加えて、例示の実施形態ではベルクランク作動システムを示したが、位置決めスライダーは回転アクチュエータで操作することができる、又は代替実施形態での作動リンクを動かすために線形アクチュエータに組み込むことができる。
図10に示すように、矢印62で表示されるように力を印加することによって、延長ベルクランク54を回転させると、コネクタロッドが矢印64で表示される第1方向に引き寄せられ、これにより、作動ベルクランク60が回転ポイント66周囲を回転し、取り付けられた位置決めスライダー52が矢印67で示す機尾へ動く。位置決めスライダー52が機尾へ動き、作動ヒンジ20が機尾に変位し、作動リンク46は作動ヒンジ20周囲で上方に回転しながら機尾に押しやられる。これは、相互接続している剛性尾部42の上部外板によって生じる力に起因し、その固定長に起因する。統合された柔軟性チップ12の上方への総屈曲は、図5A〜5C及び6に示されている。
同様に、図11に示すように、矢印68で表示されるように力を印加することによって引込ベルクランク56が回転し、コネクタロッドが矢印70で表示される第2方向へ引き寄せられ、これにより、作動ベルクランク60が回転ポイント66周囲で回転して、取り付けられた位置決めスライダー52を矢印71で示す前方に引き寄せる。作動ヒンジを前方へ変位させる位置決めスライダー52の前方への動きにより、作動リンク46が作動ヒンジ20周囲で下方に回転しながら前方に引き寄せられる。上部外板14の固定長による抗力で、剛性チップが図7A〜7C及び8に示すヒンジ44周囲でさらに下方へ回転する。
図12に示すように、翼構造の統合された柔軟性チップの屈曲は、ステップ1202において固定下部外板のヒンジで連結された前端を動かすことによって達成される。ステップ1204において柔軟性上部外板によって反力が加えられ、剛性下部外板がステップ1206においてヒンジ周囲で上方に回転し、ヒンジで連結された前端が機尾へ動いた時にステップ1208において上部外板が上方キャンバーにおいて屈曲する、又はステップ1210において剛性下部外板がヒンジ周囲で下方へ回転し、ヒンジで連結された前端が前方へ動いた時にステップ1212において、上部外板が下方キャンバーにおいて屈曲する。ヒンジで連結された前端の機尾への動きはステップ1205においてヒンジの機尾に接続されたスライダーを動かすことによって達成することができ、ヒンジで連結された前端の前方への動きはステップ1209において、スライダーを前方へ動かすことによって達成することができる。スライダーの動きはベルクランクシステムで起こすことができ、ベルクランクシステムはコネクタバーによって回転するためにスライダーに取り付けられた作動ベルクランクを使用し、コネクタバーは延長ベルクランク又は引込ベルクランクによって変位させることができる。
ここで本発明の様々な実施形態を特許法で要求されるように詳しく説明してきたが、当業者は本明細書に開示された特定の実施形態への変形例及び代替例を認識するだろう。上記変形例は、下記の請求項に定義された本発明の範囲及び目的に含まれるものである。
10 翼の後縁
12 柔軟性チップ
12' 上方へ偏向された柔軟性チップ
12'' 下方へ屈曲した柔軟性チップ
14 柔軟性上部外板
15 ヒンジで連結されたプレート又はスケール
16 前縁
17 上方偏向
18 剛性下部外板
19 下方偏向
20 前方作動ヒンジ
20' 作動ヒンジ
20'' 作動ヒンジ
22 翼ゾーン
23 チップの上方偏向
24 翼ゾーン、下方偏向
26 翼ゾーン
28 翼ゾーン
30 翼ゾーン
34 エルロン
36 固定翼セクション
40 スパー
42 剛性尾部
44 ヒンジ
46 作動リンク
48 隙間シール
50 下面
52 位置決めスライダー
54 延長ベルクランク
56 引込ベルクランク
58 コネクタロッド
60 作動ベルクランク
62 力の印加方向
64 第1方向
66 回転ポイント
67 位置決めスライダーの移動方向
68 力の印加方向
70 第2方向
71 位置決めスライダーの移動方向
100 航空機
102 機体
104 翼

Claims (12)

  1. 航空機の翼のキャンバーを変化させる装置であって、
    航空機の翼と、
    前記翼の端に接続された柔軟性後縁であって、
    固定長の柔軟性上部外板と、
    作動ヒンジである第1のヒンジから後方へ延在する剛性下部外板と、
    前記剛性下部外板の内面で、前記第1のヒンジと前記第1のヒンジの後方の第2のヒンジとの間に延在する少なくとも一つの作動リンクと、
    前記第2のヒンジで前記剛性下部外板と接続され、前記柔軟性上部外板と相互接続し、前記柔軟性上部外板の屈曲によって形成される形状に一致する尾部と、
    を含む前記柔軟性後縁と、
    前端と端を有する少なくとも一つのスライダーリンクであって、前記スライダーリンクの端は前記第1のヒンジで前記柔軟性後縁の剛性下部外板に固定されている前記少なくとも一つのスライダーリンクと、
    前記後縁の剛性下部外板の前方において前記翼の内部に配置されたベルクランク作動機構であって、前記スライダーリンクの前端に回転可能に接続された前記ベルクランク作動機構とを含み、
    前記ベルクランク機構が作動した時に、前記スライダーリンクが前方及び後方動き、前記第1のヒンジを前方及び後方に動かすことによって前記柔軟性上部外板が屈曲し、前記翼のキャンバーを選択的に変化させる装置。
  2. 前記ベルクランク機構は複数のスライダーリンクに回転可能に接続されており、前記複数のスライダーリンクはそれぞれ前記後縁の選択位置において、前記後縁の剛性下部外板の前端に接続されている、請求項1に記載の装置。
  3. 前記ベルクランク機構がコネクタバーと、前記スライダーリンクを選択的に前方及び後方に動かすように構成された複数の作動ベルクランクを含む、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 選択的に変化させた前記柔軟性後縁の翼のキャンバーの偏向は、翼の上方翼弦全体の0〜1%超であり、翼の下方翼弦全体の0〜2.5%超である、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記柔軟性後縁は、翼の後縁のフラップに接続されており、前記柔軟性後縁の選択的に変化した翼のキャンバーの偏向は、フラップの上方翼弦の0〜6%超であり、フラップの下方翼弦の0〜14%超である、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の装置
  6. 前記フラップの翼弦が、翼の翼弦全体の10〜20%であり、柔軟性後縁の翼弦が、フラップの翼弦の17〜33%である、請求項5に記載の装置。
  7. 前記柔軟性後縁の選択的に変化した翼キャンバーの偏向は、+10°〜−55°である、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 翼構造の統合された柔軟性チップを屈曲させる方法であって、
    スライダーリンクを動かすことにより、剛性下部外板の第1のヒンジで連結された前端を動かし、
    前記第1のヒンジを前方及び後方に動かし、
    後方へ延在する前記剛性下部外板の内面で、前記第1のヒンジと前記第1のヒンジの後方の第2のヒンジとの間に延在する作動リンクを介して、固定長の柔軟性上部外板で反力を印加し、
    前記第1のヒンジ周囲で前記剛性下部外板の上方の回転を起こして、前記ヒンジで連結された前端が後方へ動く時に上方キャンバーのために前記上部外板を屈曲させて、
    前記第1のヒンジ周囲で前記剛性下部外板の下方の回転を起こして、前記ヒンジで連結された前端が前方に動く時に下方キャンバーのために前記上部外板を屈曲させて、
    前記第2のヒンジで前記剛性下部外板と接続され、前記柔軟性上部外板と相互接続する尾部を、前記柔軟性上部外板の屈曲によって形成される形状に一致させる
    ことを含む方法。
  9. 前記ヒンジで連結された前端の後方への動きは、前記第1のヒンジに接続されたスライダーを後方へ動かすことを含み、前記ヒンジで連結された前端の前方への動きは、前記スライダーを前方に動かすことを含む、請求項8に記載の方法。
  10. コネクタバーによる回転のために、前記スライダーに取り付けられた作動ベルクランクを使用し、
    前記スライダーを後方へ動かすために、延長ベルクランクによって前記コネクタバーを変位させ、
    前記スライダーを前方へ動かすために、引込ベルクランクによって前記コネクタバーを変位させる
    ことをさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 上方への回転を起こすステップは、翼の上方翼弦全体の0〜1.0%超の偏向を含み、下方への回転を起こすステップは、翼の下方翼弦全体の0〜2.5%超の偏向を含む、請求項8乃至10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 翼構造は翼のフラップであり、上方への回転を起こすステップは、フラップの上方翼弦の0〜6.0%超の偏向を含み、下方への回転を起こすステップは、フラップの下方翼弦全体の0〜14%超の偏向を含む、請求項8乃至11のいずれか1項に記載の方法。
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