JP6104838B2 - 検出装置、回転機械、及び検出装置の取付け方法 - Google Patents

検出装置、回転機械、及び検出装置の取付け方法 Download PDF

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Description

本発明は、検出装置、回転機械、及び検出装置の取付け方法に関する。
回転機械の一例としてガスタービンが知られている。ガスタービンは、空気を圧縮する圧縮機と、圧縮機から供給された圧縮空気に燃料を噴射して燃焼させ、燃焼ガスを生成する燃焼器と、燃焼器から供給された燃焼ガスにより駆動するタービンとを備えている。例えば圧縮機の入口案内翼(IGV:Inlet Guide Vane)のように、ガスタービンは回転可能な翼を有する。入口案内翼が回転することによって圧縮機に流入する空気の流入量が調整される。回転方向に関する翼の位置(角ポジション)は検出装置によって検出される。コンプレッサーガイドベーンの角ポジションを特定するためのデバイスに関する技術が特許文献1に開示されている。
特表2013−513759号公報
検出装置は、基準位置(基準角度)からの回転角度を検出することによって回転方向に関する翼の位置を検出する。検出装置が翼に対して所期の位置関係で取付けられないと、その検出装置の検出値が誤差を含む可能性がある。
本発明の態様は、翼に対して所期の位置関係で取付け可能な検出装置及びその検出装置を備える回転機械を提供することを目的とする。また、本発明の態様は、翼に対して検出装置を所期の位置関係で取付けることができる検出装置の取付け方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、回転軸を含み、前記回転軸を中心に回転可能であり、前記回転軸と平行な方向に長い翼に接続され、前記回転軸を中心に前記翼と一緒に回転する第1部材と、前記第1部材に接続され、前記回転軸を中心とする回転方向に関する位置を示す第1マークを有し、前記回転軸を中心に前記第1部材と一緒に回転する第2部材と、前記第2部材に接続され、前記回転方向に関する位置を示す第2マークを有し、前記回転軸を中心に前記第2部材と一緒に回転する軸部材と、前記軸部材を回転可能に支持する本体部材と、を含む検出器と、を備え、前記検出器は、前記回転方向に関して前記軸部材が基準位置に配置されるときに基準値を出力し、前記軸部材は、前記回転方向に関して前記第1マークの位置と前記第2マークの位置とが一致するように前記第2部材に接続される、検出装置を提供する。
本発明の第2の態様は、前記回転軸と交差する中心軸を中心に回転する回転部材と、第1の態様の検出装置と、前記回転部材の周囲において前記回転軸が前記中心軸に対する放射方向に延在するように配置され、前記検出装置によって前記回転方向に関する位置を検出される翼と、を備える回転機械を提供する。
本発明の第3の態様は、回転軸を含み、前記回転軸を中心に回転可能であり、前記回転軸と平行な方向に長い翼と一緒に前記回転軸を中心に回転するように第1部材を前記翼に接続することと、前記第1部材と一緒に前記回転軸を中心に回転するように前記回転軸を中心とする回転方向に関する位置を示す第1マークを有する第2部材を前記第1部材に接続することと、前記回転方向に関する位置を示す第2マークを有する軸部材と、前記軸部材を回転可能に支持する本体部材と、を含み、前記回転方向に関して前記軸部材が基準位置に配置されるときに基準値を出力する検出器の前記軸部材を、前記回転軸を中心に前記第2部材と一緒に回転するように前記第2部材に接続することと、を含み、前記軸部材と前記第2部材とは、前記回転方向に関して前記第1マークの位置と前記第2マークの位置とが一致するように接続される、検出装置の取付け方法を提供する。
本発明の態様によれば、検出装置は翼に対して所期の位置関係で取付けられる。
図1は、第1実施形態に係るガスタービンの一例を示す模式図である。 図2は、第1実施形態に係る圧縮機の一例を示す模式図である。 図3は、第1実施形態に係る入口案内翼の一例を示す模式図である。 図4は、第1実施形態に係る入口案内翼の一例を示す図である。 図5は、第1実施形態に係る検出装置の一例を示す断面図である。 図6は、第1実施形態に係る検出装置の一例を示す分解斜視図である。 図7は、第1実施形態に係る検出器の一例を示す斜視図である。 図8は、第1実施形態に係る検出器の出力信号と軸部材の角度との関係の一例を示す図である。 図9は、第1実施形態に係る検出装置の取付け方法の一例を説明するための図である。 図10は、第1実施形態に係る検出装置の取付け方法の一例を説明するための図である。 図11は、第1実施形態に係る検出装置の取付け方法の一例を説明するための図である。 図12は、第2実施形態に係る第2部材の一例を示す断面図である。 図13は、第2実施形態に係る第2部材を上面側から見た平面図である。 図14は、第2実施形態に係る検出装置の取付け方法の一例を説明するための図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は、適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。また、以下で説明する実施形態の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
<第1実施形態>
第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る回転機械1の一例を模式図である。本実施形態においては、回転機械1がガスタービンである例について説明する。
図1に示すように、ガスタービン1は、空気を圧縮して圧縮空気を生成する圧縮機2と、圧縮機2から供給された圧縮空気に燃料を噴射して燃焼させ、燃焼ガスを生成する燃焼器3と、燃焼器3から供給された燃焼ガスにより駆動するタービン4と、タービン4及び圧縮機2に配置される軸部材(回転部材)5とを備えている。軸部材5に発電機6が接続される。軸部材5は、中心軸AXを中心に回転する。
図2は、本実施形態に係る圧縮機2の一例を示す模式図である。圧縮機2は、外部から取り入れた空気を圧縮して圧縮空気を生成する。圧縮機2は、軸部材5が配置されるケーシング12と、ケーシング12に設けられた空気流入口7と、ケーシング12の空気流入口7に配置され、圧縮機2に流入する空気の流入量を調整する入口案内翼(IGV:Inlet Guide Vane)8と、入口案内翼8を回転可能なアクチュエータ9とを備えている。
入口案内翼8は、回転軸Jを中心に回転可能である。回転軸Jは、中心軸AXと交差する。回転軸Jは、中心軸AXに対する放射方向に延在する。回転軸Jは、入口案内翼8を通る。すなわち、入口案内翼8は、回転軸Jを含む。入口案内翼8は、回転軸Jと平行な方向に長い。入口案内翼8は、軸部材5の周囲に複数配置される。入口案内翼8は、軸部材5の周囲において、回転軸Jが中心軸AXに対する放射方向に延在するように配置される。
アクチュエータ9の作動により、入口案内翼8は回転軸Jを中心に回転する。入口案内翼8が回転すると、中心軸AXと平行な軸に対する入口案内翼8の角度(開度)が変化する。アクチュエータ9は、入口案内翼8を回転して、入口案内翼8の角度を調整する。入口案内翼8の角度が調整されることにより、圧縮機2に流入する空気の流入量が調整される。例えば、中心軸AXと平行な軸に対する入口案内翼8の角度が大きくなるように入口案内翼8が回転すると、圧縮機2に対する空気の流入量は少なくなる。中心軸AXと平行な軸に対する入口案内翼8の角度が小さくなるように入口案内翼8が回転すると、圧縮機2に対する空気の流入量は多くなる。
図2に示すように、圧縮機2は、流入した空気を圧縮する動翼10及び静翼11を備えている。動翼10は、軸部材5に接続され、軸部材5と一緒に回転する。静翼11は、圧縮機2のケーシング12に固定される。動翼10が回転することにより、静翼11と協働して空気を圧縮する。動翼10及び静翼11は、入口案内翼8よりも下流側に配置される。1組の動翼10及び静翼11からなる段は、中心軸AXと平行な方向に複数(複数段)設けられる。図2は、1段目の動翼10A及び静翼11Aと、2段目の動翼10Bとを示す。
図3は、本実施形態に係る入口案内翼8の一例を示す模式図である。図3は、空気流入口7側から見た圧縮機2の一部を模式的に示す。図3に示すように、入口案内翼8は、空気流入口7において、中心軸AXの周囲に複数配置される。圧縮機2は、中心軸AXを囲むように設けられた構造体13と、中心軸AXに対する放射方向に関して構造体13の外側に配置され、構造体13を囲むように設けられた構造体14と、中心軸AXに対する放射方向に関して構造体14の外側に配置され、構造体14を囲むように設けられた構造体15とを有する。入口案内翼8の一端部(外端部)は、構造体14に支持される。入口案内翼8の他端部(内端部)は、構造体13に支持される。
図4は、本実施形態に係る入口案内翼8の一例を示す図である。図4に示すように、入口案内翼8は、翼形部16と、翼形部16の一端部(外端部)に設けられたシャフト部17と、翼形部16の他端部(内端部)に設けられたシャフト部18とを備えている。シャフト部17は、構造体14に支持される。シャフト部18は、構造体13に支持される。構造体14は、シャフト部17を回転可能に支持する。構造体13は、シャフト部18を回転可能に支持する。シャフト部17が構造体14に支持され、シャフト部18が構造体13に支持された状態で、入口案内翼8は、回転軸Jを中心に回転する。
圧縮機2は、回転軸Jを中心とする回転方向に関する入口案内翼8の位置を検出する検出装置20を備えている。検出装置20は、回転方向に関する基準位置(基準角度)からの入口案内翼8の回転角度を検出することによって、回転方向に関する入口案内翼8の位置を検出する。
図5は、本実施形態に係る検出装置20の一例を示す断面図である。図6は、本実施形態に係る検出装置20の一例を示す分解斜視図である。図4、図5、及び図6に示すように、検出装置20は、入口案内翼8に接続される第1部材21と、第1部材21に接続される第2部材22と、第2部材22に接続される検出器23とを備えている。
第1部材21は、入口案内翼8のシャフト部17に固定される。第1部材21は、中心軸AXに対する放射方向に関して外側を向く上面21FU及び上面21FUの反対方向を向く下面21FBを有するフランジ部21Fと、下面21FBから突出するように設けられた雄ねじ部21Rと、上面21FUから突出するように設けられた凸部21Tとを有する。
シャフト部17は、雌ねじ孔17Rを有する。雌ねじ孔17Rと雄ねじ部21Rとが結合されることによって、入口案内翼8と第1部材21とが固定される。雌ねじ孔17Rと雄ねじ部21Rとが結合された状態で、下面21FBとシャフト部17の上面17Uとは接触する。入口案内翼8が回転軸Jを中心に回転すると、その入口案内翼8に固定されている第1部材21は、回転軸Jを中心に入口案内翼8と一緒に回転する。シャフト部17と第1部材21とが固定された状態で、回転軸Jは、シャフト部17及び第1部材21を通る。
第2部材22は、第1部材21に固定される。第2部材22の少なくとも一部は、中心軸AXに対する放射方向に関して第1部材21の外側に配置される。第2部材22は、中心軸AXに対する放射方向に関して外側を向く上面22Uと、上面22Uの反対方向を向く下面22Bと、下面22Bに設けられた凹部221と、上面22Uに設けられた凹部222とを有する。凹部221に第1部材21の少なくとも一部が嵌まる。凹部222に検出器23の少なくとも一部が嵌まる。下面22Bは、凹部221の下端の開口の周囲に配置される。上面22Uは、凹部222の上端の開口の周囲に配置される。
凹部221に凸部21Tの少なくとも一部が嵌まる。本実施形態において、凸部21Tは、円柱状である。凹部221の内面は、凸部21Tの外面に沿う形状である。凸部21Tの直径(外径)は、凹部221の直径(内径)と実質的に等しい。凸部21Tの直径(外径)は、凹部221の直径(内径)よりも僅かに小さくてもよい。凹部221に凸部21Tが嵌まることにより、第1部材21と第2部材22とが接続される。
凹部221に凸部21Tが嵌められている状態で、第1部材21と第2部材22とは、中心軸Jの回転方向に関して相対移動可能でもよいし、相対移動不可能でもよい。すなわち、凸部21Tが凹部221の内側で動けるように凹部221に嵌められてもよい。凸部21Tが凹部221の内側で動けないように凹部221に嵌められてもよい。
本実施形態においては、凹部221に凸部21Tが嵌められている状態で、第2部材22に所定力よりも大きい力が加えられたとき、第1部材21と第2部材22とが中心軸Jを中心とする回転方向に関して相対移動するように、凸部21Tの外径の寸法及び凹部221の内径の寸法が定められている。すなわち、凹部221の内面と凸部21Tの外面とが接触した状態で、第2部材22に強い力が加えられたとき、第2部材22は第1部材21に対して回転する。第2部材22に加えられる力が大きいときに第2部材22が回転し、第2部材22に加えられる力が小さいときに第2部材22が回転しないように、凸部21Tと凹部221との嵌め合い公差が定められている。
凹部221に凸部21Tが嵌められた状態で、下面22Bと上面21FUとは接触する。入口案内翼8及び第1部材21が回転軸Jを中心に回転すると、第1部材21に接続されている第2部材22は、回転軸Jを中心に第1部材21と一緒に回転する。第1部材21と第2部材22が接続された状態で、回転軸Jは、第1部材21及び第2部材22を通る。
検出器23は、軸部材231と、軸部材231を回転可能に支持する本体部材232とを有する。検出器23の少なくとも一部は、中心軸AXに対する放射方向に関して第2部材22の外側に配置される。
本実施形態において、検出器23は、非接触式角度検出器である。検出器23は、回転式差動変位計(RVDT:Rotary Variable Differential Transformer)である。なお、回転式差動変位計は、回転式可変差動変圧器と呼ばれてもよい。回転式差動変位計は、防爆性及び耐久性を有する角度センサである。
本体部232は、中心軸AXに対する放射方向に関して外側を向く上面232Uと、上面232Uの反対方向を向く下面232Bとを有する。軸部材231は、下面232Bから突出するように設けられる。
本体部材232は、構造体15に支持される。構造体15に支持されることにより、本体部材232の位置は、実質的に固定される。軸部材231は、中心軸Jを中心に回転可能である。
凹部222に軸部材231の少なくとも一部が嵌まる。本実施形態において、軸部材231は、円柱状である。凹部222の内面は、軸部材231の外面に沿う形状である。軸部材231の直径(外径)は、凹部222の直径(内径)と実質的に等しい。軸部材231の直径(外径)は、凹部222の直径(内径)よりも僅かに小さくてもよい。凹部222に軸部材231が嵌まることにより、第2部材22と軸部材231(検出器23)とが接続される。
凹部222に軸部材231が嵌められた状態で、本体部材232と第2部材22とは接触しない。下面232Bと上面22Uとは間隙を介して対向する。入口案内翼8、第1部材21、及び第2部材22が回転軸Jを中心に回転すると、第2部材22に接続されている軸部材231は、回転軸Jを中心に第2部材22と一緒に回転する。第2部材22と軸部材231とが接続された状態で、回転軸Jは、第2部材22及び軸部材231を通る。
本実施形態において、検出装置20は、第1部材21と第2部材22とを固定する第1固定部材24と、第2部材22と軸部材231とを固定する第2固定部材26とを備えている。第1固定部材24及び第2固定部材26のそれぞれは、雄ねじ部材(止めねじ部材)を含む。
第2部材22は、第1固定部材24の少なくとも一部が配置される第1孔部25と、第2固定部材26の少なくとも一部が配置される第2孔部27とを有する。第1孔部25は、第2部材22の外面22Sと凹部221の内面とを結ぶように形成された貫通孔を含む。第2孔部27は、第2部材22の外面22Sと凹部222の内面とを結ぶように形成された貫通孔を含む。
本実施形態において、第1孔部25と第2孔部27とは、回転軸Jと平行な軸方向に関して異なる位置に設けられ、回転軸Jの周方向に関して同じ位置に設けられている。回転軸Jと平行な軸方向は、中心軸AXに対する放射方向と平行である。回転軸Jの周方向は、回転軸Jを中心とする回転方向を含む。
第1孔部25は、雌ねじ溝を有する。第1固定部材24は、第1孔部25の雌ねじ溝と結合可能な雄ねじ山を有する。凹部221に凸部21Tが配置された状態で、第1固定部材24の先端部が凹部221の凸部21Tに接触するように第1固定部材24が第1孔部25にねじ込まれることによって、凹部221の凸部21Tと第2部材22とが第1固定部材24により固定される。第1固定部材24により凸部21Tが凹部221の内面に押し付けられることによって、第1部材21と第2部材22とが固定される。
第2孔部27は、雌ねじ溝を有する。第2固定部材26は、第2孔部27の雌ねじ溝と結合可能な雄ねじ山を有する。凹部222の軸部材231が配置された状態で、第2固定部材26の先端部が凹部222の軸部材231に接触するように第2固定部材26が第2孔部27にねじ込まれることによって、凹部222の軸部材231と第2部材22とが第2固定部材26により固定される。第2固定部材26により軸部材231が凹部222の内面に押し付けられることによって、第2部材22と軸部材231とが固定される。
図7は、本実施形態に係る検出器23の一例を示す斜視図である。図6及び図7に示すように、第2部材22は、回転軸Jを中心とする回転方向に関する位置を示す第1マーク(第1アライメントマーク)31を有する。軸部材231は、回転軸Jを中心とする回転方向に関する位置を示す第2マーク(第2アライメントマーク)32を有する。本体部材232は、回転軸Jを中心とする回転方向に関する位置を示す第3マーク(第3アライメントマーク)33を有する。
第1マーク31は、第2部材22の外面(側面)22Sに設けられている。側面22Sは、上面22Uの外縁部と下面22Bの外縁部とを結ぶように配置される。第2部材22は、実質的に円柱状(円筒状)であり、側面22Sは、曲面を含む。第1マーク31は、第2部材22の側面22Sの1箇所に設けられている。第1マーク31は、回転軸Jと平行な軸方向に長いライン状のマークである。第1マーク31は、第2部材22とは異なる色の塗料で形成されてもよい。第1マーク31は、第2部材22に形成されたノッチ(切欠部)でもよい。
第2マーク32は、軸部材231の側面(外面)231Sに設けられている。軸部材231は、実質的に円柱状(円筒状)であり、側面231Sは、曲面を含む。第2マーク32は、軸部材231の側面231Sの1箇所に設けられている。第2マーク32は、回転軸Jと平行な軸方向に長いライン状のマークである。第2マーク32は、軸部材231とは異なる色の塗料で形成されてもよい。第2マーク32は、軸部材231に形成されたノッチ(切欠部)でもよい。
第3マーク33は、本体部材232の下面232Bに設けられている。凹部222に軸部材231が嵌まっているとき、本体部材232の下面232Bは、第2部材22の上面22Uと間隙を介して対向する。第3マーク33は、本体部材232の下面232Bの1箇所に設けられている。第3マーク33は、回転軸Jに対する放射方向に長いライン状のマークである。第3マーク33は、本体部材232とは異なる色の塗料で形成されてもよい。第3マーク33は、本体部材232に形成されたノッチ(切欠部)でもよい。
図6に示すように、本実施形態において、軸部材231と第2部材22とは、回転軸Jを中心とする回転方向に関して第1マーク31の位置と第2マーク32の位置とが一致するように接続される。
図7に示すように、軸部材231は、回転軸Jを中心とする回転方向に関して第2マーク32の位置と第3マーク33の位置とが一致するように、本体部材232に対して回転することができる。軸部材231は、回転軸Jを中心とする回転方向に関して第2マーク32の位置と第3マーク33の位置とが一致しないように、本体部材232に対して回転することができる。
図8は、本実施形態に係る検出器23の出力信号(検出値)と、本体部材232に対する軸部材231の角度(回転角度)との関係の一例を示す図である。横軸は、本体部材232に対する軸部材231の角度である。縦軸は、検出器23の出力信号(検出値)である。検出値は、例えば検出器23から出力される電圧値を含む。
検出器23は、回転軸Jを中心とする回転方向に関して軸部材231が基準位置に配置されているときに基準値を出力する。基準位置は、回転方向の基準角度を含む。基準位置は、0点位置(0度位置)である。検出器23の出力信号の基準値は、例えば0値である。検出器23は、基準位置(基準角度)からの軸部材231の角度(回転角度)を検出することによって、回転方向に関する軸部材231の位置を検出する。
基準位置からの軸部材231の角度が変化すると、検出器23から出力される検出値が変化する。本実施形態において、検出器23は、回転方向に関して第2マーク32の位置と第3マーク33の位置とが一致するときに基準値を出力する。すなわち、回転方向に関して第2マーク32の位置と第3マーク33の位置とが一致する状態は、軸部材231が基準位置(0点位置)に配置されている状態を含む。
回転方向に関する基準位置からの軸部材231の所定角度範囲において、軸部材231の角度と検出値とは比例関係となる。図8に示すように、基準位置を中心として−α度(例えば−45度)から+α度(例えば+45度)の軸部材231の角度範囲ARにおいて、軸部材231の角度と検出値とは比例関係となる。すなわち、軸部材231の所定角度範囲において、検出器23の検出値は直線性を示す。検出値が直線性を示す軸部材231の所定角度範囲において、検出器23は所期の検出精度を発揮する。そのため、回転方向に関して第2マーク32の位置と第3マーク33の位置とを一致させた状態で、検出器23を含む検出装置20が入口案内翼8に設置される。
次に、検出装置20を入口案内翼8に取付ける方法の一例について、図9、図10、及び図11を参照して説明する。
図9に示すように、検出器23の軸部材231と第2部材22とが接続される。本体部材232に対する回転方向に関する軸部材231の位置を調整して、回転方向に関して第2マーク32の位置と第3マーク33の位置とを一致させた状態で、軸部材231と第2部材22とが接続されてもよい。第2部材22に設けられた凹部222に軸部材231の少なくとも一部を嵌めることによって、軸部材231と第2部材22とが接続される。
軸部材231と第2部材22とは、中心軸Jを中心とする回転方向に関して第2部材22の第1マーク31の位置と軸部材231の第2マーク32の位置とが一致するように接続される。回転方向に関して第2マーク32の位置と第3マーク33の位置とが一致しているとき、回転方向に関して第1マーク31の位置と第2マーク32の位置と第3マーク33の位置とが一致した状態で、検出器23の軸部材231と第2部材22とが接続される。
第2部材22の凹部222に軸部材231を嵌めた後、第2部材22の外面22Sと凹部222の内面とを結ぶ第2孔部27に第2固定部材26が挿入される。第2固定部材26が第2孔部27にねじ込まれ、第2固定部材26の先端部が凹部222の軸部材231に接触することによって、第2部材22と軸部材231とが第2固定部材26で固定される。これにより、軸部材231と第2部材22とは、回転軸Jを中心に一緒に回転可能である。
図10に示すように、第1部材21が入口案内翼8(シャフト部17)に接続される。第1部材21の雄ねじ部21Rとシャフト部17の雌ねじ孔17Rとが結合されることによって、第1部材21と入口案内翼8とが固定される。これにより、第1部材21と入口案内翼8とは、回転軸Jを中心に一緒に回転可能である。
第1部材21と入口案内翼8とが接続され、軸部材231と第2部材22とが接続された後、第1部材21と第2部材22とが接続される。図11に示すように、第2部材22に設けられた凹部221に第1部材21の凸部21Tを嵌めることによって、第1部材21と第2部材22とが接続される。また、検出器23の本体部材232が構造体15に固定される。
本実施形態においては、凹部221に凸部21Tを嵌めた後、第1固定部材24を用いて第1部材21と第2部材22とを固定する前に、第1部材21と第2部材22とが接続された状態で(凹部221に凸部21Tが配置された状態で)、第1部材21に対して第2部材22が回転方向に移動される。上述のように、弱い力を第2部材22に加えただけでは第1部材21に対して第2部材22は回転しない。所定力よりも強い力を第2部材22に加えることにより第1部材21に対して第2部材22は回転可能である。本実施形態においては、第1固定部材24を用いて第1部材21と第2部材22とが固定される前に、第2部材22に力を加えて、回転方向に関する第2部材22の位置が調整される。
第2固定部材26により軸部材231と第2部材22とは固定されている(軸部材231と第2部材22とは一体化されている)。そのため、第2部材22に力を加えても、軸部材231と第2部材22との相対位置は変化しない。換言すれば、第2部材22に力を加えても、回転方向に関する第1マーク31と第2マーク32との相対位置は維持される。
本実施形態においては、軸部材231が基準位置に配置されるように、回転方向に関する第2部材22の位置が調整される。軸部材231と第2部材22とは固定されており、第2部材22が回転することによって、軸部材231が回転する。回転方向に関する第2部材22の位置が調整されることによって、軸部材231が基準位置に配置される。
第2部材22の回転は、作業者により(手動により)行われてもよいし、工具を使って行われてもよい。回転方向に関する第2部材22の位置の調整は、第2部材22に設けられた第1マーク31を参照しながら行われる。第1マーク31は、第2マーク32よりも大きい。そのため、第1マーク31の視認性は、第2マーク32の視認性よりも高い。また、第2部材22の外径(直径)は、軸部材231の外形よりも大きい。したがって、軸部材231に付加された第2部材22を操作することにより、回転方向に関する軸部材231の位置調整を円滑に行うことができる。
回転方向に関する第2部材22(軸部材231)の位置調整は、検出器23から出力される検出値を参照しながら行われてもよい。検出器23から出力される検出値が基準値を示すように、回転方向に関する第2部材22の位置調整を行うことにより、軸部材231を基準位置に配置することができる。
回転方向に関する第2部材22(軸部材231)の位置調整は、第1マーク31及び第3マーク33を参照しながら行われてもよい。本実施形態においては、第2マーク32と第3マーク33の位置とが一致することにより、軸部材231が基準位置に配置される。第2マーク32は、第2部材22に隠れているため参照し難い。一方、本体部材232の下面232Bと第2部材22の上面22Uとは離れており、下面232Bに設けられている第3マーク33は参照し易い。また、第1マーク31の位置と第2マーク32の位置とは一致している。したがって、第1マーク31及び第3マーク33を参照して、第1マーク31の位置と第3マーク33の位置とが一致するように、回転方向に関する第2部材22の位置調整を行うことにより、軸部材231を基準位置に配置することができる。
回転方向に関する第2部材22(軸部材231)の位置調整は、入口案内翼8が初期位置(例えば開度が0度の位置)に配置された状態で行われてもよい。第1部材21は入口案内翼8に固定され、本体部材232は構造体15に固定される。軸部材231及び第2部材22は一体であり、第2部材22は第1部材21に対して回転可能である(空回り可能である)。これにより、入口案内翼8が初期位置に配置されている状態で、軸部材231を基準位置に配置することができる。
回転方向に関する第2部材22(軸部材231)の位置調整が行われた後、第2部材22の外面22Sと凹部221の内面とを結ぶ第1孔部25に第1固定部材24が挿入される。第1固定部材24が第1孔部25にねじ込まれ、第1固定部材24の先端部が凹部221の凸部21Tに接触することによって、第2部材22と凹部221の凸部21Tとが第1固定部材24で固定される。これにより、第1部材21と第2部材22とは、回転軸Jを中心に一緒に回転可能である。
以上により、入口案内翼8と第1部材21と第2部材22と検出器23の軸部材231とが固定され、一体化される。入口案内翼8と第1部材21と第2部材22と検出器23の軸部材231とは、回転軸Jを中心に一緒に回転可能である。検出器23の本体部材232は、構造体15に固定される。これにより、入口案内翼8が回転軸Jを中心に回転した場合、検出器23は、基準位置に対する入口案内翼8の回転角度を検出することができる。上述のように、入口案内翼8が初期位置に配置されている状態で、軸部材231が基準位置に配置されることにより、検出器23は、初期位置に対する入口案内翼8の角度(開度)を検出することができる。検出器23は、基準位置に対する入口案内翼8の回転角度を検出することによって、回転方向に関する入口案内翼8の位置を検出することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、軸部材231に第2部材22を接続したので、高い視認性を有する第2部材22の第1マーク31を使って、回転方向に関する軸部材231の位置調整を円滑に行うことができる。本実施形態においては、第1マーク31を参照しながら、第2部材22を操作して、その第2部材22に固定されている軸部材231を基準位置(0点位置)に円滑に高精度で配置することができる。
したがって、第2部材22を介して、入口案内翼8に対して検出器23(軸部材231)を所期の位置関係で取付けることができるため、検出器23の検出値に誤差が含まれることが抑制される。そのため、検出器23(検出装置20)は、高い検出精度で、回転方向に関する入口案内翼8の位置を検出することができる。
また、軸部材231よりも外形が大きい第2部材22が軸部材231に付加されるため、検出器23を入口案内翼8に取付けるときの作業性は向上する。例えば、軸部材231と入口案内翼8とを直接的に接続する作業よりも、第2部材22を介して軸部材231と入口案内翼8とを接続する作業のほうが、作業性(操作性)は良好である。また、高い操作性が得られるため、回転方向に関する軸部材231の位置調整は円滑に行われる。
また、本実施形態によれば、第2部材22との接続に適した構造(形状)を有する第1部材21が入口案内翼8に固定され、その第1部材21を介して第2部材22と入口案内翼8とが接続される。本実施形態においては、第2部材22との接続作業を円滑に行うことができ、且つ、回転方向に関する軸部材231の位置調整作業を円滑に行うことができるように、第1部材21は、第2部材22の凹部221に嵌まる円柱状の凸部21Tを有する。第1部材21が円柱状の凸部21Tを有するため、凹部221に凸部21Tを嵌めた状態で、第1部材21と第2部材22とを回転方向に相対移動することができる。これにより、回転方向に関する軸部材231の位置調整を円滑に行うことができる。
また、本実施形態によれば、第1固定部材24によって第1部材21と第2部材22とが固定される前において、第1部材21と第2部材22とは回転方向に関して相対移動可能である(第2部材22は空回り可能である)。これにより、第1部材21と第2部材22とが接続された状態で(凹部221に凸部21Tが配置された状態で)、第2部材22を操作して軸部材231を基準位置に配置する作業を円滑に行うことができる。第1部材21と第2部材22とが回転方向に関して相対移動された後、第1固定部材24により第1部材21と第2部材22とが固定されることにより、第1部材21と第2部材22とは、安定して一緒に回転することができる。
また、本実施形態においては、第1部材21と第2部材22とを固定するための第1固定部材24が配置される第1孔部25と、第2部材22と軸部材231とを固定するための第2固定部材26が配置される第2孔部27とは、回転軸Jと平行な軸方向に関して異なる位置に設けられ、回転軸Jの周方向に関して同じ位置に設けられる。第1孔部25は1つ設けられる。第2孔部27は1つ設けられる。第1孔部25に配置された1つの第1固定部材24により、第1部材21と第2部材22とが固定される。第2孔部27に配置された1つの第2固定部材26により、第2部材22と軸部材231とが固定される。本発明者は、このような固定構造を採用することにより、第1部材21と第2部材22と軸部材231との固定が安定し、円滑に回転可能であることを見出した。そのため、検出器23を入口案内翼8に対して所期の位置関係で取付けることができる。
また、本実施形態においては、軸部材231と第2部材22との接続が行われ、第1部材21と入口案内翼8との接続が行われた後、第1部材21と第2部材22との接続が行われる。これにより、作業性良く、検出装置20を入口案内翼8に取付けることができる。
<第2実施形態>
第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略又は省略する。
図12は、本実施形態に係る第2部材220の一例を示す断面図である。図13は、本実施形態に係る第2部材220を上面側から見た平面図である。
本実施形態において、第2部材220は、ハンドル部材40が挿入される第3孔部30を有する。ハンドル部材40は、棒状の部材である。第3孔部30は、第2部材220の外面に設けられる。
図14は、本実施形態に係る検出装置20の取付け方法の一例を示す図である。上述の実施形態に従って、軸部材231が第2部材220の凹部222に嵌められた後、軸部材231と第2部材220とが第2固定部材26で固定される。また、入口案内翼8と第1部材21とが固定される。
軸部材231と第2部材220とが固定され、第1部材21と入口案内翼8とが固定された後、第1部材21と第2部材220との接続が行われる。第1部材21と第2部材220とが第1固定部材24で固定される前に、第1部材21と第2部材220とが接続された状態で(第2部材220の凹部221に凸部21Tが配置された状態で)、第1部材21に対して第2部材220が回転する。
図14に示すように、本実施形態においては、第2部材220に設けられた第3孔部30にハンドル部材40が挿入される。ハンドル部材40の一部が第3孔部30に配置される。ハンドル部材40の一端部(先端部)を含むハンドル部材40の一部が第3孔部30に配置された状態で、ハンドル部材40の他端部を含むハンドル部材40の一部が操作される。ハンドル部材40は、第1部材21に対して第2部材220が回転方向に移動するように操作される。第2部材220に固定されている軸部材231が基準位置に配置されるように、又は、第2部材220に設けられている第1マーク31が望みの方向を向くように、第2部材220が回転方向に移動する。
回転方向に関する第2部材220の位置が調整された後、ハンドル部材40が第3孔部30から外される。第1孔部25に配置された第1固定部材24によって、第1部材21と第2部材220とが固定される。
以上説明したように、本実施形態によれば、ハンドル部材40を使って、回転方向に関する第2部材220の位置を円滑に調整することができる。第1部材21と第2部材220とが安定して固定されるように、嵌め合い公差を小さくした場合、第1部材21と第2部材220とが接続された状態で第1部材21に対して第2部材220を回転させるために必要とされる力は大きくなる。すなわち、検出装置20による検出精度の低下が抑制されるように、凸部21Tの外径と凹部221の内径とを近似させて凸部21Tを凹部221に硬固に嵌めた場合、第2部材220を空回りさせることは困難となる。本実施形態においては、ハンドル部材40を使うことにより、第2部材220に加える力(モーメント)を大きくすることができる。したがって、凸部21Tが凹部221に硬固に嵌まっていても、ハンドル部材40を使って第2部材220を円滑に回転させることができる。
なお、上述の各実施形態においては、検出装置20が圧縮機2の入口案内翼8に取付けられることとした。例えば、ガスタービン1が、回転可能な静翼11を有する場合、その静翼11に検出装置20が取り付けられてもよい。静翼11に取付けられた検出装置20は、回転方向に関する静翼11の位置を検出することができる。
なお、上述の各実施形態においては、回転機械1がガスタービン(圧縮機2)であることとした。回転機械1は、タービン4でもよい。回転機械1は、蒸気タービンを含んでもよい。
1 ガスタービン
2 圧縮機
3 燃焼器
4 タービン
5 軸部材
6 発電機
7 空気流入口
8 入口案内翼
9 アクチュエータ
10 動翼
11 静翼
12 ケーシング
13 構造体
14 構造体
15 構造体
16 翼形部
17 シャフト部
17R 雌ねじ孔
17U 上面
18 シャフト部
20 検出装置
21 第1部材
21F フランジ部
21FB 下面
21FU 上面
21R 雄ねじ部
21T 凸部
22 第2部材
22B 下面
22U 上面
22S 外面(側面)
23 検出器
24 第1固定部材
25 第1孔部
26 第2固定部材
27 第2孔部
30 第3孔部
31 第1マーク
32 第2マーク
33 第3マーク
221 凹部
222 凹部
231 軸部材
231S 外面(側面)
232 本体部材
232B 下面
232U 上面
AX 中心軸
J 回転軸

Claims (11)

  1. 回転軸を含み、前記回転軸を中心に回転可能であり、前記回転軸と平行な方向に長い翼に接続され、前記回転軸を中心に前記翼と一緒に回転する第1部材と、
    前記第1部材に接続され、前記回転軸を中心とする回転方向に関する位置を示す第1マークを有し、前記回転軸を中心に前記第1部材と一緒に回転する第2部材と、
    前記第2部材に接続され、前記回転方向に関する位置を示す第2マークを有し、前記回転軸を中心に前記第2部材と一緒に回転する軸部材と、前記軸部材を回転可能に支持する本体部材と、を含む検出器と、を備え、
    前記検出器は、前記回転方向に関して前記軸部材が基準位置に配置されるときに基準値を出力し、
    前記軸部材は、前記回転方向に関して前記第1マークの位置と前記第2マークの位置とが一致するように前記第2部材に接続される、検出装置。
  2. 前記本体部材は、前記回転方向に関する位置を示す第3マークを有し、
    前記検出器は、前記回転方向に関して前記第2マークの位置と前記第3マークの位置とが一致するときに前記基準値を出力する請求項1に記載の検出装置。
  3. 前記第1部材と前記第2部材とは前記回転方向に関して相対移動可能であり、
    前記第1部材と前記第2部材とを固定する固定部材を備える請求項1又は請求項2に記載の検出装置。
  4. 前記第2部材は、前記第1部材の少なくとも一部が嵌まる第1凹部と、前記軸部材の少なくとも一部が嵌まる第2凹部と、前記第2部材の外面と前記第1凹部の内面とを結ぶ第1孔部と、前記第2部材の外面と前記第2凹部の内面とを結ぶ第2孔部と、を有し、
    少なくとも一部が前記第1孔部に配置され、前記第2部材と前記第1凹部の前記第1部材とを固定する第1固定部材と、
    少なくとも一部が前記第2孔部に配置され、前記第2部材と前記第2凹部の前記軸部材とを固定する第2固定部材と、を備え、
    前記第1孔部と前記第2孔部とは、前記回転軸と平行な軸方向に関して異なる位置に設けられ、前記回転軸の周方向に関して同じ位置に設けられる請求項1又は請求項2に記載の検出装置。
  5. 前記回転軸と交差する中心軸を中心に回転する回転部材と、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の検出装置と、
    前記回転部材の周囲において前記回転軸が前記中心軸に対する放射方向に延在するように配置され、前記検出装置によって前記回転方向に関する位置を検出される翼と、
    を備える回転機械。
  6. 前記回転部材が配置されるケーシングと、
    前記ケーシングの空気流入口に配置され、空気の流入量を調整する入口案内翼と、を備え、
    前記翼は、前記入口案内翼を含む請求項5に記載の回転機械。
  7. 回転軸を含み、前記回転軸を中心に回転可能であり、前記回転軸と平行な方向に長い翼と一緒に前記回転軸を中心に回転するように第1部材を前記翼に接続することと、
    前記第1部材と一緒に前記回転軸を中心に回転するように前記回転軸を中心とする回転方向に関する位置を示す第1マークを有する第2部材を前記第1部材に接続することと、
    前記回転方向に関する位置を示す第2マークを有する軸部材と、前記軸部材を回転可能に支持する本体部材と、を含み、前記回転方向に関して前記軸部材が基準位置に配置されるときに基準値を出力する検出器の前記軸部材を、前記回転軸を中心に前記第2部材と一緒に回転するように前記第2部材に接続することと、を含み、
    前記軸部材と前記第2部材とは、前記回転方向に関して前記第1マークの位置と前記第2マークの位置とが一致するように接続される、検出装置の取付け方法。
  8. 前記第1部材と前記第2部材との接続は、前記軸部材と前記第2部材との接続の後に行われる請求項7に記載の検出装置の取付け方法。
  9. 前記第2部材に設けられた第1凹部に前記第1部材の少なくとも一部を嵌めることと、
    前記第2部材に設けられた第2凹部に前記軸部材の少なくとも一部を嵌めることと、
    前記第2部材の外面と前記第1凹部の内面とを結ぶ第1孔部に第1固定部材を挿入して、前記第2部材と前記第1凹部の前記第1部材とを固定することと、
    前記第2部材の外面と前記第2凹部の内面とを結ぶ第2孔部に第2固定部材を挿入して、前記第2部材と前記第2凹部の前記軸部材とを固定することと、を含み、
    前記第1孔部と前記第2孔部とは、前記回転軸と平行な軸方向に関して異なる位置に設けられ、前記回転軸の周方向に関して同じ位置に設けられる請求項7又は請求項8に記載の検出装置の取付け方法。
  10. 前記第1部材と前記第2部材とが接続された状態で前記第1部材に対して前記第2部材を前記回転方向に移動することを含む請求項7から請求項9のいずれか一項に記載の検出装置の取付け方法。
  11. 前記第2部材に設けられた第3孔部にハンドル部材を挿入することと、
    前記ハンドル部材を操作して、前記回転方向に関する前記第1部材と前記第2部材との相対位置を変化させることと、を含む請求項7から請求項10のいずれか一項に記載の検出装置の取付け方法。
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