JP6104102B2 - 照明制御装置、照明制御方法、及びプログラム - Google Patents

照明制御装置、照明制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、照明制御装置、照明制御方法、及びプログラムに関する。
一般的な照明制御システムにおいて、照明装置の点灯・消灯状態や調光設定は、照明装置と通信可能に接続された照明制御装置によって制御される。このような照明制御システムでは、照明制御装置は、照明装置に割り当てられた通信アドレスにより照明装置を指定して通信を行うことで、各照明装置を制御する。また、照明装置の制御方法として、複数の照明装置の通信アドレスをグルーピングし、1回の操作により、複数の照明装置をまとめて制御することがある。また、照明制御対象エリア内の人の有無を表す在席情報と連携して、当該エリアの照明装置を制御することがある。このような制御のため、ユーザは、制御する対象となる照明装置の通信アドレスと、その照明装置の位置との対応関係を予め知る必要がある。この対応関係を自動で検出する方法として、例えば、特許文献1では、照明器具と位置検出機器との間で無線通信を行い、その受信レベルと、位置検出機器間の距離に基づいて、照明器具の設置位置を検出する技術を開示している。
特開2008−243806号公報
しかし、特許文献1に開示された技術では、各照明器具が、基本的に備える調光手段の他に、無線通信手段を備える必要があり、各照明器具が無線通信手段を備えていない場合にはコストがかかるという問題点がある。
本発明は、上述の事情の下になされたもので、低コストで複数の照明装置間の位置関係を特定することが可能な照明制御装置、照明制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る照明制御装置は、
異なる位置にそれぞれ配置された複数の照明装置と、該複数の照明装置が照射した光の照度を計測する少なくとも1つの第1照度計測装置と、に通信可能に接続され、前記複数の照明装置の光度を制御する照明制御装置であって、
前記複数の照明装置のそれぞれの光度を、所定のパターンに従って変化させる第1発光制御部と、
前記第1照度計測装置から、該第1照度計測装置が計測した第1照度を取得する第1照度取得部と、
前記第1発光制御部による前記複数の照明装置の光度の変化と、前記第1照度取得部により取得された第1照度の変化と、に基づいて、前記照明装置毎に、前記照明装置が照射した光が、前記第1照度計測装置が計測する第1照度に影響を与える度合を表す影響度を算出する影響度算出部と、
前記第1照度計測装置毎に、前記第1照度計測装置の位置を表す位置情報を記憶する計測位置記憶部と、
前記照明装置毎に、前記影響度算出部により算出された、前記照明装置の前記第1照度計測装置それぞれに対する影響度と、前記計測位置記憶部に記憶された前記第1照度計測装置それぞれの位置と、に基づいて、前記照明装置の位置を特定する照明位置特定部と、
を備える。
本発明によれば、低コストで複数の照明装置間の位置関係を特定することができる。
実施形態1に係る照明制御システムの概略配置を示すブロック図である。 実施形態1に係る照明装置、照度計測装置、及び照明制御装置のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。 発光設定記憶部に格納されている発光パターンを表すデータの一例を示す図である。 通信アドレス記憶部に格納されている照明装置毎の通信アドレスを表すデータの一例を示す図である。 計測情報記憶部に格納されている照度を表すデータの一例を示す図である。 影響度記憶部に格納されている影響度を表すデータの一例を示す図である。 (a)は計測位置記憶部に格納されている各照度計測装置の位置を表すデータの一例を示す図、(b)は(a)に示す照度計測装置の位置を規定する座標系を説明するための図である。 照明位置記憶部に格納されている各照明装置の位置を表すデータの一例を示す図である。 実施形態1に係る照明制御装置の制御部の機能構成を示す概略ブロック図である。 照明位置特定処理の流れの一例を示すフローチャートである。 (a)は既知照明位置記憶部に格納されたデータの一例を示す図、(b)は照明位置アドレス記憶部に格納されたデータの一例を示す図である。 実施形態3に係る照明制御装置の制御部の機能構成を示す概略ブロック図である。 実施形態3に係る照明制御システムの概略配置を示すブロック図である。 実施形態4に係る照明制御システムの概略配置を示すブロック図である。 実施形態5に係る照明制御装置の制御部の機能構成を示す概略ブロック図である。 基準光度記憶部に格納されるデータの一例を示す図である。 実施形態6に係る照明制御システムの概略配置を示すブロック図である。 実施形態6に係る照明制御装置の制御部の機能構成を示す概略ブロック図である。 照度関係記憶部に格納されるデータの一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る照明制御システム1の概略配置を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る照明制御システム1は、照明装置100と、照明装置100a〜100dが照射した光の照度を計測する照度計測装置200a,200bと、照明装置100a〜100dの光度を制御する照明制御装置300と、から構成される。
照明装置100a〜100dは、図示しない電源から電源の供給を受けて可視光を照射する装置である。照明装置100a〜100dは、オフィスO内の天井面Cに設置される。照明装置100a〜100dは、照明制御装置300と、通信線Lにより通信可能に接続され、照明制御装置300からの制御信号に基づいて、照射する光の光度を変化させる。なお、図1では、4つの照明装置100a〜100dが図示されているが、照明装置の数は、複数であれば、これに限られない。また、照明装置100a〜100dは、それぞれ同様に構成されており、以下の説明では、照明装置100a〜100dを総称して照明装置100と呼ぶ。照明装置100の詳細な構成については、後述する。
照度計測装置200a,200bは、無線により、照明制御装置300と通信可能に接続され、計測した照度を表す情報を、照明制御装置300に送信する。照度計測装置200a,200bは、オフィスO内の、例えば床面や机上といった、所定の照度となるようにその照度を制御する必要がある場所に配置される。なお、図1では、2つの照度計測装置200a,200bが図示されているが、照度計測装置の数は、これに限られない。また、照度計測装置200a,200bは、それぞれ同様に構成されており、以下の説明では、照度計測装置200a,200bを総称して照度計測装置200と呼ぶ。照度計測装置200の詳細な構成については、後述する。
照明制御装置300は、照明装置100が照射する光の光度を制御する。具体的には、照明制御装置300は、所定のパターンで照明装置100の光度を制御し、その光度と、照度計測装置200により計測された照度と、に、基づいて、照明装置100の位置を特定する。照明制御装置300の詳細な構成については、後述する。
図2は、照明装置100、照度計測装置200、及び照明制御装置300のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。
照明装置100は、照射する可視光の光度が調整可能に構成されている。照明装置100は、制御部110と、有線通信部120と、光源部130と、を備えている。
制御部110は、照明装置100全体の制御を行う。制御部110は、図示しないCPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、を備えている。CPUは、ROMに格納されたプログラムを実行することで、照明制御装置300から送信される制御情報に従って、光源部130から照射される光の光度を変化させる。また、照明装置100は、各照明装置100を識別するための識別情報(照明ID)が割り当てられている。
有線通信部120は、通信線Lを介して照明制御装置300と通信するための通信インターフェイスから構成される。有線通信部120は、照明制御装置300の有線通信部330から送信された制御情報を受信し、制御部110に出力する。
光源部130は、例えば蛍光灯やLED(Light Emitting Diode)ライトから構成される。
照度計測装置200は、例えば無線通信機から構成される。照度計測装置200は、制御部210と、照度センサ部220と、無線通信部230と、を備えている。
制御部210は、照度計測装置200全体の制御を行う。制御部210は、図示しないCPUと、ROMと、RAMと、を備えている。CPUは、ROMに格納されたプログラムを実行することで、照明制御装置300からの制御情報が無線通信部230で受信されると、照度センサ部220による可視光の照度の計測を開始する。また、CPUは、照度の計測開始から所定期間が経過すると、即ち、全ての照明装置100による光度の変化が完了するまでの期間が経過すると、照度の計測を完了する。また、照度計測装置200は、各照度計測装置200を識別するための識別情報(計測ID)が割り当てられている。
照度センサ部220は、可視光の照度を計測するものであって、例えば、フォトレジスタやフォトダイオードから構成される。
無線通信部230は、無線通信インターフェイスから構成される。無線通信部230は、照明制御装置300の無線通信部360から送信された制御情報を受信し、制御部210に出力する。また、無線通信部230は、制御部210による制御の元、照度センサ部220により計測された照度の計測値を表す情報を、照明制御装置300の無線通信部360へ送信する。
照明制御装置300は、例えば、パーソナルコンピュータから構成される。照明制御装置300は、制御部310と、記憶部320と、有線通信部330と、入力部340と、表示部350と、無線通信部360と、を備えている。
制御部310は、例えば、CPUと、ROMと、RAMとから構成されており、照明制御装置300の全体の制御を行う。CPUは、ROMに格納されたプログラムを実行する。ROMは、制御部310が照明制御装置300の全体を制御するためのプログラム等を格納する不揮発性メモリである。RAMは、制御部310が生成した情報や、当該情報を生成するために必要なデータを一時的に格納するための揮発性メモリである。
記憶部320は、ハードディスクドライブ等の記憶装置から構成される。具体的には、記憶部320は、発光設定記憶部3201と、通信アドレス記憶部3202と、計測情報記憶部3203と、影響度記憶部3204と、計測位置記憶部3205と、照明位置記憶部3206と、を備える。
発光設定記憶部3201は、照明装置100の発光パターンを表すデータを記憶する。図3に、発光設定記憶部3201に格納されている発光パターンを表すデータの一例を示す。図3に示す発光パターンは、照明装置100毎の、光度を制御するための制御値の変化量αの時間変化を表している。具体的には、制御値の変化量αn,kは、照明IDがnである照明装置100の、シーケンス番号kにおける制御値の変化量を表す。ここで、制御値の変化量は、照明装置100毎に予め設定された基準制御値Cnからの変化量である。制御部310は、照明装置100毎に、発光設定記憶部3201に格納された変化量αに基づいて、照明装置100の制御値を決定し、シーケンス番号の順に、決定した制御値で照射する旨の制御情報を各照明装置100に送信する。発光設定記憶部3201に格納された発光パターンは、例えば、予めユーザにより、入力部340を介して入力されることにより、発光設定記憶部3201に格納される。
通信アドレス記憶部3202は、照明装置100毎の通信アドレスを記憶する。図4に、通信アドレス記憶部3202に格納されている照明装置100毎の通信アドレスを表すデータの一例を示す。制御部310は、通信アドレス記憶部3202に記憶された通信アドレスを参照して、各照明装置100に制御情報を送信する。
計測情報記憶部3203は、照度計測装置200から取得した照度を表すデータを記憶する。図5に、計測情報記憶部3203に格納されている照度を表すデータの一例を示す。図5に示すように、計測情報記憶部3203は、照度計測装置200毎に、シーケンス番号kと、そのシーケンス番号に対応して、計測IDがmである照度計測装置200が取得した計測値Em,kを格納している。
影響度記憶部3204は、照明装置100毎に、各照度計測装置200に対する影響度を記憶する。ここで、影響度は、照明装置100が照射した光が、照度計測装置200が計測する照度に影響を与える度合を表す。照明装置100が照度計測装置200から遠い程、その照明装置100の光が、その照度計測装置200の照度に与える影響は小さくなり、逆に、照明装置100が照度計測装置200から近い程、その照明装置100の光が、その照度計測装置200の照度に与える影響は大きくなる。従って、照明装置100の照度計測装置200に対する影響度は、その照明装置100と照度計測装置200との間の距離関係を表す。
図6に、影響度記憶部3204に格納されている影響度を表すデータの一例を示す。図6に示すように、影響度記憶部3204は、照明IDがnである照明装置100の、計測IDがmである照度計測装置200に対する影響度rm,nを格納している。なお、影響度記憶部3204に格納されている影響度は、制御部310により算出され、格納される。影響度の算出方法については、後述する。
計測位置記憶部3205は、各照度計測装置200の位置を記憶する。図7(a)に、計測位置記憶部3204に格納されている各照度計測装置200の位置を表すデータの一例、(b)に(a)に示す照度計測装置200の位置を規定する座標系を説明するための図を示す。図7(b)は、オフィスOを上方から見た概略平面図であり、図7(a)に示される各照度計測装置200の位置(x、y)は、図7(b)に示されるX−Y座標系を用いて表される。各照度計測装置200の位置は、例えば、予めユーザにより計測され、入力部340を介してその計測値が入力されることにより、計測位置記憶部3205に格納される。
照明位置記憶部3206は、各照明装置100の位置を記憶する。図8に、照明位置記憶部3206に格納されている各照明装置100の位置を表すデータの一例を示す。図8に示される各照明装置100の位置(x、y)は、図7(b)に示されるX−Y座標系を用いて表される。なお、照明位置記憶部3206に格納されている照明装置100の位置は、制御部310により算出され、格納される。照明装置100の位置の算出方法については、後述する。
図2に戻って、有線通信部330は、通信線Lを介して照明装置100と通信するための通信インターフェイスから構成される。有線通信部330は、制御部310による制御の元、制御情報を各照明装置100に送信する。
入力部340は、ユーザが照明制御装置300を操作するためのマウスやキーボード等の入力装置から構成され、ユーザによって入力される各種の情報を受け付ける。
表示部350は、液晶ディスプレイ等の表示装置から構成されている。表示部350は、制御部310により出力された各種の情報を表示出力する。
無線通信部360は、無線通信インターフェイスから構成される。無線通信部360は、制御部310による制御の元、照度計測装置200を制御するための制御情報を、照度計測装置200の無線通信部230へ送信する。また、無線通信部360は、照度計測装置200の無線通信部230から送信された照度を表すデータを受信し、制御部310に出力する。
次に、照明制御装置300の制御部310の機能的構成について説明する。
図9は、本発明の実施形態1に係る照明制御装置300の制御部310の機能構成を示す概略ブロック図である。図9に示すように、制御部310は、CPUがROMに格納されたプログラムを実行することにより、発光制御部311、照度取得部312、影響度算出部313、照明位置特定部314として機能する。
発光制御部311は、照明装置100それぞれの光度を制御する。具体的には、発光制御部311は、発光設定記憶部3201に記録された発光パターンに基づいて、各照明装置100の発光を制御する。
例えば、図3に示すような発光パターンが発光設定記憶部3201に記録されていた場合、発光制御部311は、シーケンス番号の順に、照明装置100毎に、その照明装置100の照明IDに対応する制御値の変化量αに基づいて、その照明装置100の光度の制御値を表す制御情報を生成し、有線通信部330を介して照明装置100に送信する。
ここで、照明IDがnである照明装置100の、シーケンス番号kにおける制御値an,kは、制御値の変化量αn,k及び基準制御値Cnを用いて、以下の式により表される。
Figure 0006104102
照度取得部312は、各照度計測装置200から、各照度計測装置200が計測した照度を取得する。具体的には、照度取得部312は、無線通信部360を介して、各照度計測装置200から、その照度計測装置200が計測した照度を表す計測値を受信し、シーケンス番号と対応付けて計測情報記憶部3203に格納する。
影響度算出部313は、発光制御部311による照明装置100の光度の変化と、照度取得部312により取得された照度の変化と、に基づいて、照明装置100毎に、照度計測装置200に対する影響度を算出する。そして、影響度算出部313は、算出した影響度を影響度記憶部3204に格納する。
具体的には、影響度算出部313は、影響度の算出方法の一例として、計測IDがmである照度計測装置200に対する照明IDがnである照明装置100の影響度を、発光設定記憶部3201に記録された照明装置100の制御値の変化量αn,kと、計測情報記憶部3203に記録された照度の計測値Em,kとの相関値rm,nとして、以下の式により算出する。
Figure 0006104102
照明位置特定部314は、照明装置100毎に、影響度算出部313により算出された、照明装置100の照度計測装置200それぞれに対する影響度と、計測位置記憶部に記憶された照度計測装置200それぞれの位置と、に基づいて、照明装置100の位置を特定する。そして、照明位置特定部314は、特定した照明装置100の位置を照明位置記憶部3206に格納する。
具体的には、照明位置特定部314は、照明装置100の位置の特定方法の一例として、計測位置記憶部3204に記録された、計測IDがmである照度計測装置の位置pm=(xm,ym)と、影響度算出部313により算出された影響度rm,nと、影響度rm,nに対する単調増加関数f(rm,n)とを用いて、以下の式のように影響度を考慮した加重平均をとることにより、照明IDがnである照明装置100の位置xn=(xn,yn)を算出する。
Figure 0006104102
次に、本実施形態における照明制御システム1の動作について説明する。
まず、照明制御装置300が実行する照明位置特定処理の流れについて説明する。図10は、照明制御装置300が実行する照明位置特定処理の流れの一例を示すフローチャートである。図10に示す照明位置特定処理は、例えば、ユーザから入力部340を介して、照明位置特定処理の開始を示す操作入力を受け付けたことを契機として開始される。
まず、発光制御部311は、シーケンス番号kの初期値として「1」を設定する(ステップS11)。
次に、発光制御部311は、発光設定記憶部3201に記憶された、シーケンス番号がkである制御量の変化値αに基づいて、各照明装置100の光度の制御値aを決定し、決定した制御値aを表す制御情報を各照明装置100に送信する(ステップS12)。
次に、照度取得部312は、無線通信部360を介して、各照度計測装置200から、その照度計測装置200が計測した照度を表す計測値を受信する(ステップS13)。照度取得部312は、そして、受信した計測値を、シーケンス番号kと、送信元の照度計測装置200の計測IDと対応付けて、計測情報記憶部3203に格納する。
次に、発光制御部311は、シーケンス番号kがKに達したか否かを判定する(ステップS14)。シーケンス番号kがKに達していないと判定した場合(ステップS14;No)、発光制御部311は、シーケンス番号kをインクリメントし(ステップS15)、ステップS12に処理を戻す。
発光制御部311が、シーケンス番号kがKに達したと判定した場合(ステップS14;Yes)、影響度算出部313は、発光設定記憶部3201に記憶された発光パターンと、計測情報記憶部3203に記録された各照度計測装置の計測値とに基づいて、照明装置100毎に、照度計測装置200に対応する影響度を算出し、影響度記憶部3204に記録する(ステップS16)。
次に、照明位置特定部314は、影響度記憶部3204に記録された影響度と、計測位置記憶部3205に記録された照度計測装置200の位置とに基づいて、各照明装置100の位置を算出し、照明位置記憶部3206に記録する(ステップS17)。
次に、照明位置特定部314は、ステップS17において算出された各照明装置100の位置を表示部350に表示する(ステップS18)。そして、本処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る照明制御システム1は、照度計測装置200を所定の位置に配置することで、照度計測装置200の位置と、照明装置100の照度計測装置200に対する影響度とに基づいて、照明装置100の位置を特定することができる。従って、照明制御システム1の基本機能である照明機能を使って、照明装置100の位置を特定するため、照明制御システム1に位置検出のための新たな構成を加えることなく、既存の照明装置やシステムを活用して、照明装置の位置を特定することができる。また、特に、照明制御システム1の初期設定作業または保守作業において、作業効率を向上させることができる。
また、ユーザは、表示部350に表示された照明装置100の位置に基づいて、照明装置100を制御する際のグループ設定や、スケジュール設定を容易に行うことができる。また、照明装置100が設置されたエリアにおける人の有無を表す在席情報と、照明装置100の位置情報とに基づいて、照明装置100の光度を制御することにより、省エネルギーを図ることができる。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2について説明する。上記の実施形態1における照明制御システム1は、未知の照明装置100の位置を算出しているが、照明制御システム1は、さらに、既知の照明装置100の位置と、算出した照明装置100の位置とから、既知の照明装置100の設置位置に対して通信アドレスを対応付けるように構成されてもよい。本実施形態2では、照明制御装置300が、図11(a)に示すような、既知の照明装置100の設置位置を記憶する既知照明位置記憶部3207と、図11(b)に示すような、既知の照明装置100の設置位置と、その通信アドレスとを対応付けて記憶する照明位置アドレス記憶部3208と、を記憶部320に備える例について説明する。
図11(a)は既知照明位置記憶部3207に格納されたデータの一例を表す図である。図11(a)に示す例では、既知照明位置記憶部3207は、照明装置100の設置位置と、その設置位置を識別するための設置IDとを対応付けて記憶する。ここで、図11(a)に示す照明装置100の設置位置は、実施形態1における各照度計測装置200の位置(x、y)と同様に、図7(b)に示されるX−Y座標系を用いて表される。各照明装置100の設置位置は、例えば、予めユーザにより計測され、入力部340を介してその計測値が入力されることにより、既知照明位置記憶部3207に格納される。
また、本実施形態2において、照明位置特定部314は、特定した照明装置100の位置と、既知照明位置記憶部3207に格納された照明装置100の設置位置と、に基づいて、既知の照明装置100の設置位置に対して通信アドレスを対応付ける。具体的には、照明位置特定部314は、照明位置記憶部3206に格納された照明装置100の位置と、既知照明位置記憶部3207に格納された照明装置100の設置位置とを比較し、照明位置記憶部3206に格納された照明装置100の位置に最も近い照明装置100の設置位置を特定する。そして、照明位置特定部314は、通信アドレス記憶部3202に格納された、その照明装置100の通信アドレスと、その照明装置100の設置位置とを対応付け、図11(b)に示すように照明位置アドレス記憶部3208に格納する。
例えば、照明位置特定部314は、図8に示す照明装置100の位置のうち、照明IDが「1」である照明装置100について、その位置「(210,195)」に最も近い設定位置として、設置IDが「C」である設置位置「(200,200)」を、図11(b)に示す既知照明位置記憶部3207から特定する。そして照明位置特定部314は、通信アドレス記憶部3202から、照明IDが「1」である照明装置100の通信アドレス「a1」を特定し、特定した照明装置100の設置位置「(200,200)」に対応する設置ID「C」と、特定した通信アドレス「a1」とを対応付けて照明位置アドレス記憶部3208に格納する。
以上の構成により、本実施形態2に係る照明制御システム1では、予め照明装置100が設置された位置がわかっていても、その通信アドレスが不明である場合、照明制御装置300は、影響度に基づいて特定した照明装置100の位置から、照明装置100の既知の設置位置と、その通信アドレスとを対応付けることができる。すなわち、従来は、予め照明制御システムに照明総理が設置された位置が保持されていた場合であっても、その通信アドレスは不明であったため、通信アドレスに対応する照明装置を一台ずつ制御するなどして、通信アドレスと照明装置との対応を確認する必要があった。しかし、本実施形態2の構成により、照明装置の既知の設置位置と、その通信アドレスと容易に対応付けることができる。従って、特に、照明制御システム1の初期設定作業または保守作業において、作業効率を向上させることができる。
(実施形態3)
次に、本発明の実施形態3について説明する。上記の実施形態1では、照明制御システム1は、照度計測装置200に対する影響度に基づいて、オフィスO内における照明装置100の位置を特定する。しかし、照明制御システム1は、照度計測装置200に対する影響度に基づいて、照度計測装置200と所定の位置関係にある照明装置100を特定し、その照明装置100同士を1または複数のグループにグループ分けしてもよい。本実施形態3では、影響度に基づいて、照明装置100をグループ分けする照明制御システム1について説明する。なお、実施形態1と同様の構成については、同じ符号を用い、その詳細な説明を省略する。
図12は、実施形態3に係る照明制御装置300の制御部310の機能構成を示す概略ブロック図である。図12に示すように、実施形態2に係る制御部310は、実施形態1における照明位置特定部314(図9参照)に代えて、グループ特定部315として機能する。
グループ特定部315は、照度計測装置200毎に、影響度算出部313により算出された、その照度計測装置200に対する影響度が最も大きい照明装置100を特定し、特定した照明装置100を1つのグループを構成する照明装置100として特定する。そして、グループ特定部315は、特定した照明装置100を、そのグループと対応付けて照明グループ記憶部3209に格納する。
ここで、グループ特定部315によるグループの特定方法の一例を説明する。図13は、本発明の実施形態3に係る照明制御システム1の概略配置を示すブロック図である。図13に示すように、照度計測装置200a,200bは、予め、ユーザが1つのグループとして設定したい照明装置100b,100cの直下にそれぞれ配置されている。すなわち、照度計測装置200aは、複数の照明装置100a〜100dそれぞれとの間の距離のうち、照明装置100bとの間の距離が最も短くなる位置に配置される。同様に、照度計測装置200bは、複数の照明装置100a〜100dそれぞれとの間の距離のうち、照明装置100cとの間の距離が最も短くなる位置に配置される。
上記のように照度計測装置200が配置された状態において、実施形態1と同様に、影響度の算出が行われ、算出された影響度が影響度記憶部3204に格納される。その後、グループ特定部315は、照度計測装置200毎に、影響度記憶部3204に記録された、その照度計測装置200に対する影響度のうち、最も大きい影響度に対応する照明装置100を特定する。そして、グループ特定部315は、照度計測装置200毎に特定された照明装置100の照明IDを、1つのグループとして、記憶部320に記録する。
具体的には、グループ特定部315は、影響度記憶部3204に記録された、照度計測装置200aに対する影響度のうち、最も大きい影響度に対応する照明装置100として、照度計測装置200aとの距離が最も短い照明装置100bを特定する。また、グループ特定部315は、影響度記憶部3204に記録された、照度計測装置200bに対する影響度のうち、最も大きい影響度に対応する照明装置100として、照度計測装置200bとの距離が最も短い照明装置100cを特定する。従って、グループ特定部315は、照明装置100b,100cの照明IDを、1つのグループとして、記憶部320に記録する。
以上の構成により、実施形態3に係る照明制御システム1では、オフィスO内に設置された照明装置100の通信アドレスが不明であっても、ユーザが1つのグループとして一斉に制御したい照明装置100それぞれの近傍に照度計測装置200を配置することにより、容易に照明装置100のグループ設定を行うことができる。従って、特に、照明制御システム1の初期設定作業または保守作業において、作業効率を向上させることができる。また、実施形態3に係る照明制御システム1において、さらに上記の実施形態1、2の構成を適用してもよい。これにより、照明装置の位置特定、照明装置100の位置と通信アドレスとの対応付け、照明装置100のグループ設定といった、照明制御システム1の初期設定をまとめて行うことができる。
なお、実施形態3の変形例として、予め照度計測装置200を複数のグループに分け、グループ設定したい照明装置100の下に、対応するグループに属する照度計測装置200を設置し、複数のグループをまとめてグループ設定してもよい。これにより、照明装置100について、複数のグループをまとめて設定することができる。また、照明装置の位置特定と、グループ設定とをまとめて行う場合、上記の実施形態3では照度計測装置200の設置範囲が限定されるために、位置特定できる照明装置100も限定される。これに対し、本変形例のように、照度計測装置200を複数のグループに分けて、照明装置100のグループ設定を行うとともに、全ての照度計測装置200を使用して照明装置100の位置特定を行うことで、広範囲における照明装置100の位置を特定しつつ、グループ設定を行うことができる。
(実施形態4)
次に、実施形態4として、実施形態3におけるグループ特定部315によるグループの特定方法の別の例について説明する。
本実施形態4において、グループ特定部315は、照明装置100毎に、その照明装置100が最も大きい影響度を与える照度計測装置200を特定し、特定された照度計測装置200が同じである照明装置100同士を、1つのグループを構成する照明装置100として特定する。そして、グループ特定部315は、特定した照明装置100を、そのグループと対応付けて照明グループ記憶部3209に格納する。
図14は、本発明の実施形態4に係る照明制御システム1の概略配置を示すブロック図である。図14に示すように、照度計測装置200aは、ユーザが1つのグループとして設定したい照明装置100a,100bの真ん中の位置に配置されている。また、照度計測装置200bは、ユーザが別の1つのグループとして設定したい照明装置100c,100dの真ん中の位置に配置されている。すなわち、照度計測装置200は、ユーザが設定したい照明装置100のグループ毎に配置され、そのグループに属する各照明装置100からそのグループに対応して配置された照度計測装置200までの距離が、他の照度計測装置200までの距離よりも短くなる位置に配置される。
上記のように照度計測装置200が配置された状態において、実施形態1と同様に、影響度の算出が行われ、算出された影響度が影響度記憶部3204に格納される。その後、グループ特定部315は、照明装置100毎に、影響度記憶部3204に記録された、その照明装置100が各照度計測装置200に与える影響度のうち、最も大きい影響度に対応する照度計測装置200を特定する。そして、グループ特定部315は、特定した照度計測装置200が同じである照明装置100の照明IDを、1つのグループとして、記憶部320に記録する。
具体的には、照明位置特定部314は、影響度記憶部3204に記録された、照明装置100aの照度計測装置200a,200bそれぞれに対する影響度のうち、最も大きい影響度に対応する照度計測装置200として、照明装置100aとの距離が短い照度計測装置200aを特定する。同様にして、グループ特定部315は、照明装置100bに対して照度計測装置200a、照明装置100c,100dに対して照度計測装置200bを特定する。従って、グループ特定部315は、照明装置100a,100bの照明IDを、1つのグループとして、照明装置100c,100dの照明IDを、別のグループとして、記憶部320に記録する。
以上の構成により、本実施形態4に係る照明制御システム1では、オフィスO内に設置された照明装置100の通信アドレスが不明であっても、ユーザが1つのグループとして一斉に制御したい照明装置100のグループ毎に照度計測装置200を配置することにより、容易に照明装置100のグループ設定を行うことができる。従って、特に、照明制御システム1の初期設定作業または保守作業において、作業効率を向上させることができる。また、実施形態4に係る照明制御システム1において、さらに上記の実施形態1、2の構成を適用してもよい。これにより、照明装置の位置特定、照明装置100の位置と通信アドレスとの対応付け、照明装置100のグループ設定といった、照明制御システム1の初期設定をまとめて行うことができる。
(実施形態5)
次に、本発明の実施形態5について説明する。本実施形態5では、照度計測装置200が配置された位置の照度が所定の照度となるように、照明装置100の光度を制御する照明制御システム1について説明する。なお、実施形態1と同様の構成については、同じ符号を用い、その詳細な説明を省略する。
図15は、実施形態5に係る照明制御装置300の制御部310の機能構成を示す概略ブロック図である。図15に示すように、実施形態5に係る制御部310は、実施形態1における発光制御部311、及び照明位置特定部314(図9参照)に代わって、基準光度特定部316、及び発光制御部311aとして機能する。
基準光度特定部316は、照明装置100毎に、発光制御部311aにより制御される照明装置100の光度の制御値と、該制御値で照明装置100の光度を制御したときに、照明装置100が最も大きい影響度を与える照度計測装置200が計測した照度と、の対応関係を取得する。
例えば、基準光度特定部316は、照明装置100aについて、影響度記憶部3204に記録された照明装置100aに対応する影響度のうち、最も大きい影響度に対応する照度計測装置200を特定する。そして、基準光度特定部316は、発光設定記憶部3201に記録された照明装置100aの制御値の変化量と、計測情報記憶部3203に記録された、特定された照度計測装置200の照度と、に基づいて、照明装置100aの制御値と、特定された照度計測装置200の照度との対応関係を特定する。具体的には、基準光度特定部316は、既知の統計学的手法を用いて、照度計測装置200の照度を、照明装置100aの制御値を変数とする関数として表すことにより、照明装置100aの制御値と、特定された照度計測装置200の照度との対応関係を取得する。
さらに、基準光度特定部316は、取得された対応関係に基づいて、照度計測装置200毎に予め設定された所定の照度に対応する制御値(標準制御値)を特定する。ここで、照度計測装置200毎に予め設定された所定の照度は、例えば床面や机上といった、照度計測装置200が配置された位置においてユーザが所望する照度である。所定の照度は、例えば、予めユーザにより、入力部340を介して入力されることにより、記憶部320に記録されている。そして、基準光度特定部316は、図16に示すように、照明装置100毎に特定した標準制御値を、基準光度記憶部3210を格納する。
また、基準光度特定部316は、取得された対応関係に基づいて標準制御値を特定されなかった照明装置100に関しては、実施形態1、2で得られた照明装置100の位置情報を利用し、取得された対応関係に基づいて標準制御値を特定することができた照明装置100のうち、最も近い位置にある照明装置100を特定する。そして、基準光度特定部316は、特定した照明装置100と同様の標準制御値を、対応関係に基づいて標準制御値が特定されなかった照明装置100の標準制御値として、基準光度記憶部3210に格納する。
発光制御部311aは、実施形態1に係る発光制御部311の機能に加えて、照明装置100毎に、基準光度記憶部3210から照明装置100に対応する制御値を特定し、特定した制御値で照明装置100の光度を制御する。
以上の構成により、照度計測装置200が配置された位置における照度が所望の照度になるような各照明装置100の制御値を容易に設定することができる。すなわち、照度計測装置によるフィードバックがない照明制御システムの場合に、照明制御装置のスイッチ操作時などに所望の照度を得るためには、予め、対象場所が所望の照度となるような照明装置の制御値を特定し、保持しておく必要がある。しかし、制御値と実際に得られる照度との関係は、照明装置の設置環境(照明装置と、窓や壁面との距離など)によって変化するため、現場で一つずつ照明装置を制御するなどして、対象場所が所望の照度となるような照明装置の制御値(標準制御値)を特定する必要がある。これに対し、本実施形態5では、実施形態1乃至4で得られた照明装置100の位置と、照明装置100の制御値と照度計側装置200の照度との対応関係とに基づいて、照明装置100の標準制御値を特定する。従って、照明装置100の標準制御値の特定作業を省力化することができる。特に、照明制御システム1の初期設定作業または保守作業において、作業効率を向上させることができる。また、照明制御システム1の通常使用時においては、照度計測装置200を使用せず、標準制御値の特定にのみ照度計測装置200を使用するため、通常使用時の費用を増加させることなく、所望の照度を得るための初期設定作業を省力化することができる。
なお、上記実施形態5の説明において、実施形態3及び4において説明した照明装置100のグループが特定されている場合、そのグループを特定する際に用いた照度計測装置200が計測した照度と、そのグループに属する照明装置100の制御値とから、対応関係を取得し、グループ毎の制御値を特定してもよい。具体的には、実施形態3においては、あるグループを特定する際、照明装置100と照度計測装置200とが1対1で対応している。従って、1対1に対応している照明装置100の制御値と照度計測装置200の照度との対応関係により、標準制御値を特定することができる。また、実施形態4においては、あるグループを特定する際の、対応する照度計測装置200について、最も影響度の大きい照明装置100を特定する。そして、その照明装置100の制御値とその照度計測装置200の照度との対応関係により、標準制御値を特定し、同一グループに属する照明装置100すべてに、特定した標準制御値を適用することができる。
また、上記実施形態5では、各照度計測装置200について、影響度の最も大きい照明装置100特定し、特定した照明装置100と、対応する照度計測装置200とについて、照明装置100の制御値と、照度計測装置200の照度との対応関係を取得し、標準制御値を特定している。しかし、標準制御値の特定方法はこれに限られない。例えば、ある照明装置100から最も大きい影響度に対応する照度計測装置200を特定し、その照明装置100の制御値と照度計測装置200の照度との対応関係を取得する。そして、取得した対応関係から、実施形態1、2においてすでに特定されている照明装置100と照度計測装置200との位置関係に基づいて、その照明装置100の直下の位置における対応関係を算出する。そして、算出した直下の位置における対応関係に基づいて、その照明装置100の標準制御値が特定されてもよい。
(実施形態6)
次に、本発明の実施形態6について説明する。本実施形態5に係る照明制御システム1では、基準光度記憶部3210に記録された制御値に基づいて、各照明装置100の光度を制御するが、本実施形態6では、照明装置100と対応付けて配置された別の照度計測装置により計測された照度に基づいて、照明装置100の光度を制御する照明制御システム1について説明する。なお、実施形態5と同様の構成については、同じ符号を用い、その詳細な説明を省略する。
図17は、本発明の実施形態6に係る照明制御システム1の概略配置を示すブロック図である。図17に示すように、本実施形態に係る照明制御システム1は、照明装置100、照度計測装置200a,200b、及び照明制御装置300に加えて、さらに照度計測装置400a〜400dから構成される。
照度計測装置400a〜400dは、通信線Lにより、照明制御装置300と通信可能に接続され、計測した照度を表す情報を、照明制御装置300に送信する。照度計測装置400a〜400dは、照明装置100a〜100dそれぞれと対応して、オフィスOの天井Cに配置される。また、照度計測装置400a〜400dは、それぞれ同様に構成されており、以下の説明では、照度計測装置400a〜400dを総称して照度計測装置400と呼ぶ。
図18は、実施形態6に係る照明制御装置300の制御部310の機能構成を示す概略ブロック図である。図18に示すように、実施形態5に係る制御部310は、実施形態5における照度取得部312、基準光度特定部316、及び発光制御部311a(図15参照)に代わって、照度取得部312b、照度関係取得部317、及び発光制御部311bとして機能する。
照度取得部312bは、各照度計測装置200から、各照度計測装置200が計測した照度を取得するとともに、各照度計測装置400から、各照度計測装置400が計測した照度を取得する。具体的には、照度取得部312bは、無線通信部360を介して、各照度計測装置200から、その照度計測装置200が計測した照度を表す計測値を受信するとともに、有線通信部330を介して、各照度計測装置400から、その照度計測装置400が計測した照度を表す計測値を受信する。そして、照度取得部312bは、受信した両照度をシーケンス番号と対応付けて計測情報記憶部3203に格納する。
照度関係取得部317は、照明装置100毎に、照明装置100が所定の光度で照射したときの、照明装置100が最も大きい影響度を与える照度計測装置200により計測された照度と、照明装置100に対応する照度計測装置400により計測された照度と、の対応関係を取得する。
例えば、照度関係取得部317は、照明装置100aについて、影響度記憶部3204に記録された照明装置100aに対応する影響度のうち、最も大きい影響度に対応する照度計測装置200aを特定する。そして、照度関係取得部317は、シーケンス番号毎に、計測情報記憶部3203に記録された照度計測装置200aの照度に対する、照明装置100aに対応する照度計測装置400aの変化量を算出する。そして、照度関係取得部317は、シーケンス番号毎に取得された変化量について、シーケンス番号全体での平均値を算出し、照度計測装置200aが計測した照度を照度計測装置400aが計測した照度に補正するための補正値として、照度関係記憶部3211に格納する。
図19に、照度関係記憶部3211に格納されたデータの一例を示す。図19に示すように、照度関係記憶部3211は、照明装置100毎に、その照明装置100が最も大きい影響度を与える照度計測装置200が計測した照度を、その照明装置100に対応する照度計測装置400に補正する補正値を記憶する。
また、照度関係取得部317は、照度計測装置200により計測された照度と、照明装置100に対応する照度計測装置400により計測された照度と、の対応関係に基づいて補正値を特定されなかった照明装置100に関しては、実施形態1、2で得られた照明装置100の位置情報を利用し、対応関係に基づいて補正値を特定することができた照明装置100のうち、最も近い位置にある照明装置100を特定する。そして、照度関係取得部317は、特定した照明装置100と同様の補正値を、対応関係に基づいて標準制御値が特定されなかった照明装置100の補正値として、照度関係記憶部3211に格納する。
発光制御部311bは、実施形態1に係る発光制御部311の機能に加えて、照明装置100毎に、照度関係記憶部3211から照明装置100に対応する補正値を特定する。そして、発光制御部311bは、特定した補正値で、所定の照度を、照明装置100に対応する照度計測装置400により計測された照度に補正する。ここで、所定の照度とは、照度計測装置200毎に予め設定され、例えば床面や机上といった、照度計測装置200が配置された位置においてユーザが所望する照度である。所定の照度は、例えば、予めユーザにより、入力部340を介して入力されることにより、記憶部320に記録されている。そして、発光制御部311bは、照明装置100に対応する照度計測装置400により計測された照度が、補正された所定の照度となるように、照明装置100の光度を制御する。
以上説明したように、照明装置100が最も大きい影響度を与える照度計測装置200が計測した照度と、その照明装置100に対応する照度計測装置400が計測した照度との対応関係を表す補正値を容易に設定することができる。また、設定された補正値と、照度計測装置400が計測した照度とを参照して、照度計測装置200が配置された位置における照度が所望の照度になるように、照明装置100を制御することができる。従って、特に、照明制御システム1の初期設定作業または保守作業において、作業効率を向上させることができる。
すなわち、照明装置100と対応関係にある照度計測装置400により計測される照度が、予め定められた目標照度に近づくように照明装置100の制御値を変化させる照明制御システムにおいて、例えば照度計測装置400が天井に設置されている場合、照度計測装置400で計測される照度と机上面等の所望の空間の照度とに隔たりがあるため、照度計測装置400により計測される照度、または目標照度のいずれかを補正した上で、照明装置100の制御値を決定する必要がある。しかし、照度計測装置400で計測される照度と、机上面等の所望の空間の照度との関係は、照明装置100の設置環境(照明装置100と、窓や壁面との距離など)によって変化するため、補正値は、現場で机上面等の所望の空間の照度を計測し、照度計測装置400の照度計測値と比較するなどして、一つずつ補正値を特定する必要がある。これに対し、本実施形態では、実施形態1乃至4で特定された照明装置100の位置と、照度計測装置200で計測される照度と、照度計測装置400で計測される照度との対応関係に基づいて、照度計測装置400において照明装置100の制御値を決定のための補正値を特定している。
なお、上記実施形態6の説明において、実施形態3及び4において説明した照明装置100のグループが特定されている場合、そのグループを特定する際に用いた照度計測装置200が計測した照度と、そのグループに属する照明装置100に対応する照度計測装置400の照度とから、対応関係を取得し、グループ毎の補正値を特定してもよい。具体的には、実施形態3においては、あるグループを特定する際、照明装置100と照度計測装置200とが1対1で対応している。従って、照明装置100に対応する照度計測装置400の照度と、その照明装置100と対応する照度計測装置200の照度との対応関係により、補正値を特定することができる。また、実施形態4においては、あるグループを特定する際の、対応する照度計測装置200について、最も影響度の大きい照明装置100を特定する。そして、その照明装置100に対応する照度計測装置400の照度と、その照度計測装置200の照度との対応関係により、補正値を特定し、同一グループに属する照明装置100すべてに、特定した補正値を適用することができる。
なお、上記実施形態6の説明において、照度関係取得部317は、照明装置100毎に、その照明装置100が最も大きい影響度を与える照度計測装置200が計測した照度を、その照明装置100に対応する照度計測装置400が計測した照度に補正する補正値を算出したが、照度関係取得部317が取得する、照度計測装置200が計測した照度と、照度計測装置400が計測した照度との関係はこれに限られない。例えば、照度関係取得部317は、その照明装置100に対応する照度計測装置400が計測した照度を、その照明装置100が最も大きい影響度を与える照度計測装置200が計測した照度に補正する補正値を算出してもよい。この場合、発光制御部311bは、照明装置100に対応する照度計測装置400が計測した照度を、補正値を用いて照明装置100が最も大きい影響度を与える照度計測装置200が計測した照度に補正し、補正後の照度が所定の照度となるように、照明装置100の光度を制御すればよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は実施形態によって限定されるものではない。
例えば、上記の実施形態1乃至6において、影響度算出部313により算出された影響度が所定の閾値よりも小さい場合は、その影響度を無視してもよい。例えば、実施形態4では、照明装置100が最も大きい影響度を与える照度計測装置200を特定し、特定された照度計測装置200が同じである照明装置100同士を、1つのグループを構成する照明装置として特定する。ここで、複数の照明装置100において、特定された照度計測装置200が同じであっても、ある照明装置100の最も大きい影響度が、他の照明装置100の最も大きい影響度と比較して大幅に小さい場合、その照明装置100は、他の照明装置100とは離れた位置に配置されていると考えられる。すなわち、その照明装置100は、ユーザが1つのグループとして設定したい照明装置100ではないと考えられる。従って、このような照明装置100をグループから外すため、照明制御装置300は、算出された影響度が所定の閾値よりも小さい場合、すなわち、照明装置100が照度計測装置200から所定の距離以上離れている場合、その照明装置100と照度計測装置200とは関連がないとして、その影響度を無視してもよい。
また、本発明に係る照明制御装置300は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、ネットワークに接続されているコンピュータに、上記動作を実行するためのプログラムを、コンピュータシステムが読み取り可能な記録媒体(CD−ROM、MO等)に格納して配布し、当該プログラムをコンピュータシステムにインストールすることにより、上述の処理を実行する照明制御装置300を構成してもよい。
また、コンピュータにプログラムを提供する方法は任意である。例えば、プログラムは、通信回線の掲示板(BBS)にアップロードされ、通信回線を介してコンピュータに配信されてもよい。また、プログラムは、プログラムを表す信号により搬送波を変調した変調波により伝送され、この変調波を受信した装置が変調波を復調してプログラムを復元するようにしてもよい。そして、コンピュータは、このプログラムを起動して、OSの制御のもと、他のアプリケーションと同様に実行する。これにより、コンピュータは、上述の処理を実行する照明制御装置300として機能する。
1 照明制御システム、100(100a〜100d) 照明装置、110 制御部、120 有線通信部、130 光源部、200(200a〜200d) 照度計測装置、210 制御部、220 照度センサ部、230 無線通信部、300 照明制御装置、310 制御部、311,311a,311b 発光制御部、312,312b 照度取得部、313 影響度算出部、314 照明位置特定部、315 グループ特定部、316 基準光度特定部、317 照度関係取得部、320 記憶部、3201 発光設定記憶部、3202 通信アドレス記憶部、3203 計測情報記憶部、3204 影響度記憶部、3205 計測位置記憶部、3206 照明位置記憶部、3207 既知照明位置記憶部、3208 照明位置アドレス記憶部、3209 照明グループ記憶部、3210 基準光度記憶部、3211 照度関係記憶部、330 有線通信部、340 入力部、350 表示部、360 無線通信部、400(400a〜400d) 照度計測装置

Claims (8)

  1. 異なる位置にそれぞれ配置された複数の照明装置と、該複数の照明装置が照射した光の照度を計測する少なくとも1つの第1照度計測装置と、に通信可能に接続され、前記複数の照明装置の光度を制御する照明制御装置であって、
    前記複数の照明装置のそれぞれの光度を、所定のパターンに従って変化させる第1発光制御部と、
    前記第1照度計測装置から、該第1照度計測装置が計測した第1照度を取得する第1照度取得部と、
    前記第1発光制御部による前記複数の照明装置の光度の変化と、前記第1照度取得部により取得された第1照度の変化と、に基づいて、前記照明装置毎に、前記照明装置が照射した光が、前記第1照度計測装置が計測する第1照度に影響を与える度合を表す影響度を算出する影響度算出部と、
    前記第1照度計測装置毎に、前記第1照度計測装置の位置を表す位置情報を記憶する計測位置記憶部と、
    前記照明装置毎に、前記影響度算出部により算出された、前記照明装置の前記第1照度計測装置それぞれに対する影響度と、前記計測位置記憶部に記憶された前記第1照度計測装置それぞれの位置と、に基づいて、前記照明装置の位置を特定する照明位置特定部と、
    を備える照明制御装置。
  2. 前記複数の照明装置それぞれの既知である設定位置を記憶する既知照明位置記憶部をさらに備え、
    前記照明位置特定部は、前記照明装置毎に、前記既知照明位置記憶部から、特定された前記照明装置の位置に最も近い設定位置を特定し、前記照明装置の通信アドレスと、特定された設定位置とを対応付ける、
    求項に記載の照明制御装置。
  3. 前記第1照度計測装置毎に、前記第1照度計測装置に対する影響度が最も大きい照明装置を特定し、特定した照明装置を1つのグループを構成する照明装置として特定するグループ特定部をさらに備える、
    求項1または2に記載の照明制御装置。
  4. 前記照明装置毎に、前記照明装置が最も大きい影響度を与える前記第1照度計測装置を特定し、特定された前記第1照度計測装置が同じである前記照明装置同士を、1つのグループを構成する照明装置として特定するグループ特定部をさらに備える、
    求項1または2に記載の照明制御装置。
  5. 前記照明装置毎に、前記第1発光制御部により制御される前記照明装置の光度の制御値と、該制御値で前記照明装置の光度を制御したときに、前記照明装置が最も大きい影響度を与える前記第1照度計測装置が計測した第1照度と、の対応関係を取得し、取得された対応関係に基づいて、前記第1照度計測装置毎に予め設定された所定の第1照度に対応する制御値を特定する基準光度特定部と、
    前記基準光度特定部により特定された制御値で前記照明装置それぞれの光度を制御する第2発光制御部と、をさらに備える、
    求項1から4のいずれか1項に記載の照明制御装置。
  6. 前記複数の照明装置それぞれと対応付けて配置された第2照度計測装置から、該第2照度計測装置が計測した第2照度を取得する第2照度取得部と、
    前記照明装置毎に、前記照明装置が所定の光度で照射したときの、前記照明装置が最も大きい影響度を与える前記第1照度計測装置により計測された第1照度と、前記照明装置に対応する前記第2照度計測装置により計測された第2照度と、の対応関係を取得する照度関係取得部と、をさらに備え、
    前記照度関係取得部により取得された対応関係に基づいて、前記照明装置毎に、前記照明装置が最も大きい影響度を与える前記第1照度計測装置が計測する第1照度が所定の第1照度であるときの第2照度を特定し、前記照明装置に対応する前記第2照度計測装置により計測された第2照度が、特定された第2照度となるように、前記照明装置の光度を制御する第2発光制御部と、をさらに備える、
    求項1から4のいずれか1項に記載の照明制御装置。
  7. 異なる位置にそれぞれ配置された複数の照明装置と、該複数の照明装置が照射した光の照度を計測する少なくとも1つの第1照度計測装置と、に通信可能に接続され、前記複数の照明装置の光度を制御する照明制御方法であって、
    前記複数の照明装置のそれぞれの光度を、所定のパターンに従って変化させる第1発光制御ステップと、
    前記第1照度計測装置から、該第1照度計測装置が計測した第1照度を取得する第1照度取得ステップと、
    前記複数の照明装置の光度の変化と、取得された第1照度の変化と、に基づいて、前記照明装置毎に、前記照明装置が照射した光が、前記第1照度計測装置が計測する第1照度に影響を与える度合を表す影響度を算出する影響度算出ステップと、
    前記照明装置毎に、前記影響度算出ステップにおいて算出された、前記照明装置の前記第1照度計測装置それぞれに対する影響度と、前記第1照度計測装置毎に、前記第1照度計測装置の位置を表す位置情報を記憶する計測位置記憶部に記憶された前記第1照度計測装置それぞれの位置と、に基づいて、前記照明装置の位置を特定する照明位置特定ステップと、
    を有する照明制御方法。
  8. 異なる位置にそれぞれ配置された複数の照明装置と、該複数の照明装置が照射した光の照度を計測する少なくとも1つの第1照度計測装置と、に通信可能に接続され、前記複数の照明装置の光度を制御するコンピュータに、
    前記複数の照明装置のそれぞれの光度を、所定のパターンに従って変化させる第1発光制御ステップと、
    前記第1照度計測装置から、該第1照度計測装置が計測した第1照度を取得する第1照度取得ステップと、
    前記複数の照明装置の光度の変化と、取得された第1照度の変化と、に基づいて、前記照明装置毎に、前記照明装置が照射した光が、前記第1照度計測装置が計測する第1照度に影響を与える度合を表す影響度を算出する影響度算出ステップと、
    前記照明装置毎に、前記影響度算出ステップにおいて算出された、前記照明装置の前記第1照度計測装置それぞれに対する影響度と、前記第1照度計測装置毎に、前記第1照度計測装置の位置を表す位置情報を記憶する計測位置記憶部に記憶された前記第1照度計測装置それぞれの位置と、に基づいて、前記照明装置の位置を特定する照明位置特定ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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