JP6103649B2 - 複数のレベルの中間閾値ビットマップを用いた、hdr画像処理におけるゴーストアーティファクトの検出および除去方法 - Google Patents

複数のレベルの中間閾値ビットマップを用いた、hdr画像処理におけるゴーストアーティファクトの検出および除去方法 Download PDF

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Description

本願発明は、ハイダイナミックレンジ(HDR)イメージングに関し、特にHDR画像の作成におけるゴーストアーティファクトの除去に関連する。
ハイダイナミックレンジ(HDR)イメージングは、極めて幅広い明るさ(光度)の範囲を有している元画像を取り扱う画像処理およびデジタル写真に使用される技術である。例えば、昼間の屋外風景においては、青空や日の光に照らされた物体から影に隠れた物体、夜中の風景においては、ネオンライトや強く照らされた物体から、弱く照らされているにすぎない物体、室内の風景においては、明るい窓から、暗所にあるもの等を含みうる。これらの風景をデジタルカメラといった写真機器で撮影するには、一筋縄ではいかない。このように広範囲の光度を有している風景を十分に画像化するには、しばしば、現在入手可能なデジタルカメラのイメージセンサーのダイナミックレンジでは追いつかないことがある。風景の暗部をキャプチャーするのに十分な露出度としてしまうと、しばしば明るい部分は過度に露出されてしまい、白飛びしてしまう。逆に、明るい部分をキャプチャーするのに十分な露出度としてしまうと、しばしば暗部は黒く潰れてしまう。
HDRイメージング技術は、この問題を、複数の写真を様々な露出度で撮影して合成することで解決する。そして、HDR画像を作成するためにデジタルに併合された写真は、それぞれ元の複数の画像の情報を保持しているため、暗部と明部の両方を十分に表現することが可能である。複数の画像からHDR画像を作成するという方法は一般的に知られている。その元の画像はしばしば、ロウダイナミックレンジ(LDR)画像と称される(この用語はこれらの画像が低いダイナミックレンジを有していることを意味しないことに留意する)。
HDR画像の生成時において、異なる画像(ブラケット)を次々と撮影しているときに、対象物が動いたり、現れたり、消えたりするとゴーストアーティファクトが現れることがある。例えば、三枚のブラケットを撮影している間、三枚目のブラケットを撮影している時のみに、風景に人が歩行して入ってくると、その三枚目のブラケットのせいで、HDR画像は風景に半透明な人の姿を写しだしてしまう(これを、ゴーストと呼ぶ)。
HDR画像に対するゴーストの効果をなるべく減らす、もしくは完全に除去した上で画像処理するために、複数の画像の中からゴーストを引き起こす対象を識別する方法が提案されてきた。これらの技術のいくつかは、調査報告、A. Srikantha and D. Sidibe, Ghost Detection and Removal for High Dynamic Range Images: Recent Advances, Signal Processing: image Communications, 27(6), pp. 650−662, 2012において説明されている。
HDR画像を生成するためのもとのLDR画像中からトランスレーションシフトを探し当てるという点において、中間閾値ビットマップ(MTB)が効果的であるということが証明されている。トランスレーションシフトとは、複数のLDR画像を撮影している間に、カメラの位置がずれることによって、結果として風景に生じてしまうずれのことをいう。MTBを用いた画像調整方法は、Gerg Ward著“Fast,Robust Image Registration for Compositing High Dynamic Range Photographs fromHandheld Exposures”,Journal of Graphics Tools,Vol.8(2),pp17−30,2003(“Ward 2003”)において説明されている。また、MTB手法は、ゴースト探知にも応用できることがF.Pece and J.Kautz著、”Bitmap Movement Detection: HDR for Dynamics Scenes,”in Proceeding of Visual Media Production(CVMP),2010,pp.1−8(“Pece and Kautz2010”)においても示されている。
上記、Ward 2003の文献において説明されているトランスレーションシフトの探知手法は、1レベル(二値)の中間閾値ビットマップ(MTB)のみを使用している。また、Pece and Kautz 2010において説明されているゴースト探知手法も、ただ1レベル(二値)のMTBのみを使用している。1レベルのMTBを用いることは、ゴーストピクセルを全ての数探しだすのには不十分である。換言すれば、当該手法ではゴーストピクセルが見つからずに残存するという結果になる。
したがって、本願発明は、複数レベルの中間閾値ビットマップを用いて、HDR画像生成のためにゴースト探知のための改善した手法および関連する機器を対象とする。
本願発明の目的は、極めて多彩な光度で撮影された様々なシーンにおいて、正確かつ手堅くゴーストピクセルを探し当てる探索手段を提供することである。
本願発明のさらなる特徴および利点は、後述する発明の詳細な説明によって理解され、発明の実施態様の説明においても理解されるであろう。本願発明の目的および他の利点は、発明の詳細および特許請求の範囲と同様に、添付した図面によって示された構造によって理解、達成されるであろう。
具体化され、広く説明されているように、これらの、および/または他の目的を達成するために、本願発明の具体的実施態様によれば、本願発明は異なる露出度で撮影されたM枚の画像から、HDR画像を生成する手段を提供し、それは以下のステップを含む。(a)M枚の画像のセット中の、各画像m(m=1,2,・・・M)について、N個のレベルn(n=1,2,・・・N(Nは最高のレベルを指す))の中央閾値ビットマップ(MTB)を生成するステップと、ここで、グレースケール画像である各レベルnのMTBは、前記画像mと同じ大きさおよび同じ2のグレーレベルを有しており、前記画像mの各画像ピクセルのピクセル値を2のグレーレベルにマッピングすることによって、画像mから生成され、また、ここで、前記ピクセル値のマッピングは、重ならない2個の範囲に入るピクセル値をグレーレベルにマッピングすることであり、さらに、ここで、前記2個の範囲は、集合的に前記画像mの合計のピクセル値の範囲に広がり、前記画像mとほとんど同じ数のピクセルがそれぞれグレーレベルにマッピングされ、(b)各レベルnについて、M枚の画像に対応するM枚のレベルnのMTBを比較し、レベルnのゴーストマップを各画像mに生成するステップと、ここで、各レベルnのゴーストマップは、対応する画像mのサイズと等しいサイズを有する二値マップであり、対応する画像の対応するピクセルがゴーストか否かを示すピクセル値を有し、(c)それぞれの画像mについて、ピクセル幅ORを用いるN枚のレベルnのゴーストマップを結合して、結合されたゴーストマップを生成するステップと、ここで、前記結合されたゴーストマップは、前記画像mの対応するピクセルがゴーストか否かを示すピクセル値を有し、(d)M枚の画像セットおよび対応する結合されたゴーストマップを用いてHDR画像を生成するステップ。
本願発明の他の側面によれば、上記の方法を達成するためのコンピュータプログラムおよびコンピュータプログラムが内蔵されているデータ処理装置を制御するために具備された装置や、コンピュータプログラムが内蔵されたデータ処理装置メモリーやストレージ装置といった、非一時的な媒体からなる計算装置からなるコンピュータプログラム製品を提供する。
他の方法において、本願は、コンピュータプログラムを実行可能なデジタルカメラであって、画像を得るための結像部、異なる露出度で撮影された画像セットを得るための結像部を制御するための制御部を有するデジタルカメラを提供する。
前述した内容および後述する発明の内容はともに例示的、説明的なものであって、特許請求の範囲に記載されている発明の更なる理解をより促進させるためのものであるということを理解しなければならない。
図1は、本願発明の実施態様による、ゴーストアーティファクトの探知および除去を実行しつつ、複数のLDR画像を用いてHDR画像を生成する方法を概略的に示した図である。 図2は、複数レベルの中間閾値ビットマッピング処理を行っている際に、ピクセル値の範囲を様々な範囲へと分割する工程を概略的に示した図である。 図3は、本願発明の実施態様による、ゴーストアーティファクトの探知および除去を実行しつつ、複数のLDR画像を用いてHDR画像を生成する手法を概略的に示した図である。 図4Aおよび図4Bは、データ処理機器およびカメラであって、その内部において本願発明が実行されるものをそれぞれ概略的に示したものである。
本願発明の実施態様においては、複数レベルの中間閾値ビットマップス(MTBs)を用いて、HDR画像生成のための複数のM枚からなる画像セットのそれぞれについて、ゴーストピクセルの位置を示すゴーストマップを生成する。前記ゴーストマップは、HDR画像生成に使用される。
本願において説明される手法は、画像中の色彩チャンネルそれぞれに対して個別に適用される。画像の色彩は、RBG値や、YCrCb値などで表現される。グレースケール画像は、画像を単一色彩チャンネルで捉えたものである。それぞれの色彩チャンネルは、以下の説明中の画像として言及される。ゴースト検出手法が適用されるM枚の画像セットは、M枚の赤チャンネル画像のセットでありうるし、M枚の緑チャンネル画像のセットでありうるし、M枚のグレースケール画像のセット等でありうる。
ある画像の1レベルの中間閾値ビットマップ(MTB)は、画像の中間ピクセル値を計算し、中間値を二値閾値として用いることで、画像を二値化し、二値画像とすることで生成される。HDR生成のために使用される複数の画像セットにとって、露出度が異なっていたとしても、異なる画像に関する1レベルのMTBは非常に似通っている。なぜならば、それぞれの1レベルのMTBにおいて、露出度に無関係に、半分のピクセルは白で、もう半分は黒だからである。したがって、これらのMTBは、Ward 2003に記述されているように、トランスレーションシフトを探知するのに使用され得るし、Pece and Kautz 2010に記述されるように、ゴーストを探知するのに使用される。
本願発明の実施形態によれば、ゴースト探知の精度を向上するために、それぞれの画像について複数レベルのMTBが生成される。図1で示されているように、画像についての複数レベルのMTBを生成する方法は、レベル1のMTBを生成することから始まる。まず、レベル1の中間ピクセル値であって、画像中の全てのピクセルの中央ピクセル値が計算される(ステップS11)。この値は、レベル1の中央閾値と称される。結果として、全てのピクセル値の値はレベル1の中央閾値によって2つに分けられ、それぞれの範囲にほとんど同じ数の画像ピクセルが入る。ただし、ピクセル値の分布のため、2つのそれぞれの範囲に入った画像ピクセルの数は、完全には同数ではないことに留意しなければならない。中央閾値は、2つの領域に振り分けられた画像ピクセルの数ができるだけ近づくためのものである。ここで使用されている「ほとんど同じ」という文言は、明細書およびクレームにおいても同様に解釈せねばならない。
結果は、図2(b)に概略的に示されている。ここにおいて、T1はレベル1の中間閾値であり、これは全てのピクセル値の範囲(最小値から最大値まで、例えば0〜255)を、2つの記号「0」、「1」でそれぞれ指し示される2つの範囲に分割する。この2つの範囲は、レベル1のピクセル値の範囲と呼称され得る。図2(a)は、全てにわたるピクセル値の範囲それ自体を示している。
画像中のそれぞれのピクセルは、ピクセル値がいずれのピクセル値範囲に入るかに従って、第1ラベルもしくは第2ラベル(2つのレベル1のラベルと呼称する)のいずれかにラベリングされる(ステップS12)。例えば、第1ラベルおよび第2ラベルは、それぞれ、レベル1の中央閾値を下回るピクセルのための0、上回るピクセルのための1とすることができる。その結果物たるレベル1のMTBは、原画像自身と同じ大きさを有しており、それぞれのピクセルは、レベル1のラベルの値を有している。レベル1のMTBは、記憶される。
同じレベル1のラベル(すなわち、0および1)でラベル付けされた全てのピクセルに対して、次のレベルのためにステップS11とS12が繰り返される。図2(c)で示すように、2つの、レベル2の中央ピクセル値(レベル2の中間閾値)T21,T22は、ステップS11を繰り返すことによって見つけられる(見出される)。第1レベル2の中間閾値T21は、第1のレベル1のラベルで0とラベリングされた全てのピクセルの中間ピクセル値である。また、第2のレベル2中間閾値T22は、第1のレベル1のラベルで1とラベリングされた全てのピクセルの中間ピクセル値である。図2(c)に示すように、それぞれの先のピクセル値の範囲は、レベル2の中間閾値によってさらに2つの範囲に分けられ、そして全てのピクセル値は4つの範囲に分割され、それぞれ、“00”,“01”,“10”,“11”という記号によって指示される。4つの範囲に入ったピクセル値をもつ画像ピクセルはそれぞれラベル付けされる(4つのレベル2ラベルと呼ばれる)(ステップS12)。各範囲には、ほとんど同じ数の画像ピクセルが入る。その結果物がレベル2のMTBであって、それぞれのピクセルはレベル2のラベリングをされた値を有している。レベル2のMTBは保存される。
そして、ステップS11およびステップS12の2度目の反復の後、同じレベル2のラベルでラベル付けされた全てのピクセルについて、ステップS11およびステップS12が3度目繰り返される。結果として、4つのレベル3の中央ピクセル値(レベル3の中央閾値)T31からT34が見つけられる。それぞれの以前のピクセル値の範囲は、レベル3の中央閾値によって、さらに2つの範囲に分けられ、全てのピクセル範囲は、図2(d)に“000”から”111“という記号で示される8つの範囲に分割される。これらの範囲に入るピクセル値を有している画像ピクセルはそれぞれラベル付けされる(8つのレベル3のラベルと呼称される)(ステプS12)。ほとんど同じ数の画像ピクセルが各範囲に入る。そして、その結果がレベル3のMTBとして保存される。
より一般的に述べると、レベルnについて、ステップS11は、既に計算されているレベル(n−1)のMTBを用い、レベルnの中央ピクセル値を計算する(レベルnの中央閾値に関して、これは、2n−1個の閾値を有している)、そして、それぞれのピクセル値の範囲は、レベルnの中央閾値によってさらに2つに分けられる。その結果、全てのピクセル値の範囲は、(最小値から最大値まで)、レベル1からレベルnの中央閾値によって、2個のレベルnのピクセル値の範囲(レベルnの範囲)に分けられる。各範囲には、ほとんど同じ数のピクセルが入る。ステップS12は、レベルnのMTBを取得するために、どのレベルnのピクセル値の範囲に入るかに従って、各画像ピクセルを、2個のラベルの一つにラベリングするステップを含む。そして、レベルnのMTBが保存される。
レベルnのMTBは、複数レベルの閾値が適用された画像であって、2のグレーレベルを有しており、図2(b)から図2(d)までに概略的に図示されている。より一般的に定義すると、レベルnのMTBは、2のグレーレベルを有するグレースケール画像であって、原画像の各ピクセルのピクセル値をグレーレベルの一つにマッピングすることによって、MTBと同じ大きさを有している原画像から生成される。ここで、ピクセル値マッピングは、各2の重ならない範囲に入るピクセル値をグレーレベルにマッピングし、2の範囲は、集合的に原画像の合計のピクセル値の範囲に広がり、原画像とほとんど同じ数のピクセルがそれぞれグレーレベルにマッピングされる。
図2(b)から図2(d)に例として示されているが、ピクセル値のマッピングが単調な関数であるとき、すなわち、ピクセル値が大きくなるほど、グレーレベル値が大きくなるとき、結果物のMTBは原画像と視覚的によく似ているということに留意する。しかしながら、単調な関数は、マッピングに必ずしも必要というわけではない。すなわち、マッピングが単調でないときであっても、全ての画像について同じマッピングオーダーが使用される限りにおいて、ゴースト探知手法は機能するということである。
それぞれのレベルnについて、レベルn除外マップが、同様に画像について生成される(ステップS13)。除外マップは、原画像と同じ大きさを有する二値マップである。画像内のピクセルの値がレベル1からレベルnのいずれの中央閾値の両側に予め定められているマージンvの範囲内である場合、各ピクセルは除外を示す一つの値(例えば、0または黒値)が割り当てれ、他の場合は、非除外を示す値(たとえば、1または白値)が割り当てられる。例えば、図2(d)で示されているレベル3について、ピクセル値が、T31,T21、T32,T1、T33,T22、およびT34を含むそれぞれの閾値Tについて、マージン[T−v,T+v]の範囲内にあった場合、除外マップ内にあるピクセルには、除外値0が割り振られる。除外マップの目的は後で説明する。
このプロセス(ステップS11からS13)は、それぞれの画像m(m=1,2、・・・M)について実行される(ステップS14)。
そして、レベルnのMTBおよびレベルnの除外マップが、ステップS15,S16,S19およびS20において示されているように、画像セット中のゴーストを検出するために使用される。
ゴースト検出は、画像の露出度の違いにも関わらず画像にゴーストがない場合、全てのM個の画像に対するレベルnのMTBがほとんど同じであるという原則に基づく。したがって、M枚の画像セットの同一レベルのMTBを比較し、それらの中からいかなる相違を発見することよって、ゴースト検出を行う。
それぞれのレベルnについて、画像m(m=1,2,・・・M)のレベルnのゴーストマップは、ゴーストを示す第1の値またはゴーストでないことを示す第2の値をゴーストマップの各ピクセルに割り当てることよって生成される(ステップS15)。(1)画像mのレベルnのMTB内のピクセルが、多数の他の画像のレベルnのMTB内の対応する同じピクセルとは異なり(後でさらに議論する)、(2)対応するレベルnの画像の非除外マップ内の対応するピクセルが非除外を示すピクセル値(例えば、1または白値)を有する場合、当該ピクセルは、ゴーストを示す第1の値が割り当てられる。その他の場合は、ピクセルは、ゴーストでないことを示す第2の値が割り当てられる。当該ゴーストマップは、原画像と同じ大きさを有する二値マップである。
M枚の画像セットを通じて、レベルnのMTBs内のピクセルを比較すると(上記の条件(1))、多数派のMTBsは、特定のピクセル位置においてゴーストを有さず、それゆえ、同じまたは同様のピクセル値を有すると予想される。この予想は、どの画像mが特定のピクセル位置においてゴーストピクセルを有しているかを決定するのに使用される。もしくは、MTBの大多数が特定のピクセル位置において相互に整合的なピクセル値を有しているため、その位置においてはゴーストを有しておらず、そうでないMTBはゴーストを有していると考えられる。もし、多数のMTBが存在しない場合(例えば、M=3の画像の集まりであり、3枚のMTBとも異なる場合)、どのMTBがゴーストを有していないかは定義の問題へ帰着する。
除外マップの使用(上記の条件(2))は、MTB内の中央閾値をまたぐ両側において急激な転調が生じる場合に望ましい。中央閾値の周りのマージン[T−v,T+v]の範囲内において、原画像のピクセル値において小さい変化があれば、そのピクセルに異なるラベルが割り振られてしまう結果となり、すなわち、MTBにおいて異なるグレーレベルの結果となる。そのような急激な転調は、MTB比較ステップ(上記の条件(1))において、ゴーストピクセルを過剰に検出してしまう結果となりうる。除外マップを使用することによって(上記の条件(2))、これらの過剰に検出されたゴーストピクセルは、必要があれば、ゴーストマップから削除されうる。この実施形態において、(すなわち、上記のステップS15における条件(2))、当該除外マップにおける除外されたピクセルは、ゴーストマップによって除外される。すなわち、それらはゴーストと指定されない。他の実施形態においては、ゴーストマップを計算するときに除外マップにおいて除外されたピクセルに対して、別の取り扱いが適用され得る。すなわち、条件(2)は、上述したものと異なるかもしれない。事実、除外マージン領域内にあるピクセルは、ゴーストとなる可能性を有している。これらのピクセルは、高度な検出性能と、低い失敗率(失敗とは、ゴーストでないものをゴーストとしてしまうこと)をうまくバランスしながら取り扱わねばならない。
その他の実施形態において、除外マップは使用されないことがある。換言すれば、ステップS13は省略され、ステップS15においては条件(1)のみが考慮され、条件(2)は考慮されないということである。
一つの実施態様として、vの値として、v=4が採用される。他の実施態様においては、異なるレベルに対して、vは異なる値とすることができる。一般的に、高いレベルに対応するv値は、低いレベルのものよりも小さくある必要がある。
選択的に、それぞれのゴーストマップにおいては、孤立したノイズを取り除くプロセスをたどる(ステップS16)。このプロセスは、形態的な浸食と膨張(morphological erosion and dilation)といった手法を用いて遂行され得る。
ステップS15およびS16がM枚の画像全てについて遂行される(ステップS17)。その結果として、レベルnのゴーストマップが、それぞれの画像mについて生成される。
ステップS11からS17は複数回繰り返(反復)される。例えば、N=4回(ステップS18)などである。反復回数Nは予め決定され得るし、その都度決定させてもよい。ここで、M枚の画像セットのそれぞれについて、反復は同数実行されなければならないということに留意する。
結果として、それぞれの画像m、N枚のゴーストマップのセット、すなわち、レベル1からレベルNのゴーストマップが生成される。これらのゴーストマップはピクセル幅ORを用いて、画像mについての結合されたゴーストマップを生成するために結合される(ステップS19)。
HDR画像は、M枚の原画像およびこれに対応するM枚の結合されたゴーストマップを用いて生成される。それぞれの画像におけるそれぞれのピクセルの、HDR画像への貢献度は、ゴーストマップにおける値に依存する。例えば、画像中のピクセルは、もし、結合されたゴーストマップ中における対応するピクセルがゴーストを示していた場合、当該ピクセルはHDR画像生成には貢献しない。
選択的に、M枚のすべての画像についての結合されたゴーストマップを、さらに結合させて、グローバルなゴーストマップが生成され得る(ステップS20)。当該グローバルなゴーストマップは選択された参照画像におけるピクセル値を用いて、探知された全てのゴーストピクセル(M枚の画像中における全てのゴーストの集合)を満たす必要がある時に使用される。当該グローバルなゴーストマップは、風景内のどこにゴーストがあるかを視覚化するという働きをする。
最後に、LDR画像およびこれらに対応する結合されたゴーストマップが、HDR画像を生成するために使用される(ステップS21)。このゴーストマップは、HDR画像生成処理中に、ゴーストピクセルを捨てるか否かを決定するために使用される。LDR画像を用いたHDR画像生成処理は、どのようにしてゴーストマップからゴーストピクセルを捨てるかを含んでおり、この手法は一般的に知られている。ステップS21においては、任意の適切なアルゴリズムが使用される。例えば、一つの実施態様においては、M枚の画像それぞれについて、結合されたゴーストマップにおいてゴーストであるとみなされたピクセルが排除され、それらの、HDR画像に対する貢献をゼロとすることができる。
ステップS11に先立って、LDR画像は事前処理され得る(図1には図示せず)。一つの事前処理には、ガウシアンブラー手法といった、画像をぼかす処理が含まれる。
先述した通り、反復回数Nは事前に決定されているか、自在に決定され得る。ひとつの実施態様としては、反復回数Nは、4と事前決定される。一つの実施例としては、反復回数Nは以下で述べる方法で自在に決定される(図3を参照)。
それぞれのレベルnに対して、レベルnの中央閾値がそれぞれのM枚の画像について計算される(ステップS31)。このステップは、図1のステップS11と類似しているので、詳細は省略する。そして、新しく計算された、任意の画像の中央閾値が、当該画像の前のレベルの中央閾値と同じであるか否かを決定する(ステップS32)。この条件は、ピクセル値の範囲が十分に小さく、それゆえさらに分割不能であるときに真とされる。もしこの条件が真であれば、(ステップS33における“Y”)この反復(ステップS34からS36)の残りのステップはどの画像においても実行されない。仮にこの条件が偽(ステップS33における“N”)であれば、ステップS34からS36までがM枚の画像それぞれについて、当該レベルにおいて実行される。すなわち、レベルnのMTBが生成される(ステップS34)、そして、レベルnの除外マップが生成され(ステップS35),レベルnのゴーストマップが生成され(ステップS36)、そして選択的に(図3には示されていないが)、ゴーストマップにおけるノイズが除去される。これらのステップは図1におけるS12,S13,S15,S16のステップと類似しているので、ここでは詳細は省略する。そして、ステップS31は次のレベルについて繰り返される(ステップS37)。
もしステップS33において条件が真(ステップS33における“Y”)ならば、反復Nの最も高いレベルは、現在のレベルの前のレベルとなる。すなわち、N=n−1でとなる(ステップS38)。そして、それぞれの画像について、レベル1からレベルNまでのゴーストマップが結合され、結合されたゴーストマップが生成される(ステップS39)。そして、これがHDR画像生成に使用される(ステップS40)。ステップS39およびステップS40は図1におけるステップS19およびS21と類似しているので、詳細は省略する。
ここで述べられているゴーストアーティファクト除去手法は、図4Aで示されているコンピュータ120のような、データ処理システムにおいても実行される。コンピュータ120は、プロセッサー121,ストレージデバイス(例えば、ハードディスクドライブ)122、および内部メモリー(例えば、RAM)123からなる。ストレージデバイス122はソフトウェアプログラムを有しており、RAM123にデータを読み込ませ、プロセッサー121にデータを処理させ、当該手法を実行させる。
当該手法は、デジタルカメラの内部の1つあるいは複数のチップといったような、物理的に組み込まれた回路の内部においても実行され得る。図4Bはデジタルカメラ130の概略図であって、プロセッサー131,ストレージデバイス132,そして内部メモリー133および画像を取得するための結像部134および様々なカメラの機能を制御するための制御部135を有したものを示したものである。前記制御セクション135は、異なる露出度で複数画像を自動的に撮影するためのオートバケティングを実行し得る。オートバケティングは、技術の分野において一般的に知られているので、詳細は省略する。プロセッサー131は、上述したアルゴリズムを用いて画像を処理し、HDR画像を生成する。
本願発明の精神または範囲から逸脱することなく、ゴーストアーティファクト検出および除去に関する方法および本願に関する機器に関して、多彩な改良およびバリエーションがなされうる。したがって、本願は該改良およびバリエーションを含意するものであって、そのようなものは特許請求の範囲およびこれに均等な範囲の範疇に含まれる

Claims (11)

  1. ハイダイナミックレンジ(HDR)画像を、異なる露出度を有するM枚の画像から生成する方法であって、
    (a)M枚の画像のセット中の、各画像m(m=1,2,・・・M)について、N個のレベルn(n=1,2,・・・N(Nは最高のレベルを指す))の中央閾値ビットマップ(MTB)を生成するステップと、ここで、グレースケール画像である各レベルnのMTBは、前記画像mと同じ大きさおよび同じ2のグレーレベルを有しており、前記画像mの各画像ピクセルのピクセル値を2のグレーレベルにマッピングすることによって、画像mから生成され、また、ここで、前記ピクセル値のマッピングは、重ならない2個の範囲に入るピクセル値をグレーレベルにマッピングすることであり、さらに、ここで、前記2個の範囲は、集合的に前記画像mの合計のピクセル値の範囲に広がり、前記画像mとほとんど同じ数のピクセルがそれぞれグレーレベルにマッピングされ、
    (b)各レベルnについて、M枚の画像に対応するM枚のレベルnのMTBを比較し、レベルnのゴーストマップを各画像mに生成するステップと、ここで、各レベルnのゴーストマップは、対応する画像mのサイズと等しいサイズを有する二値マップであり、対応する画像の対応するピクセルがゴーストか否かを示すピクセル値を有し、
    (c)それぞれの画像mについて、ピクセル幅ORを用いるN枚のレベルnのゴーストマップを結合して、結合されたゴーストマップを生成するステップと、ここで、前記結合されたゴーストマップは、前記画像mの対応するピクセルがゴーストか否かを示すピクセル値を有し、
    (d)M枚の画像セットおよび対応する結合されたゴーストマップを用いてHDR画像を生成するステップと、
    を含む方法。
  2. 前記ステップ(a)は、各画像m、および、レベル1のために、
    (a1)画像mの全ピクセル値の範囲を二つのレベル1のピクセル値の範囲に分割する、レベル1の中央閾値を計算するステップと、ここで、二つのレベル1のピクセル値の各範囲内に、画像mのほとんど同じ数のピクセルが入り、
    (a2)レベル1のMTBを生成するためにピクセル値が入るレベル1のピクセル値の範囲に従って、各画像ピクセルをグレーレベルに割り当てるステップと、
    をさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記ステップ(a)は、各画像mおよびレベル1より大きい各レベルnのために、
    (a3)各レベル(n−1)のピクセル値の範囲を、二つのレベルnのピクセル値の範囲に分割する、2n−1個のレベルnの中央閾値を計算するステップと、ここで、二つのレベルnのピクセル値の各範囲内に、画像mのほとんど同じ数のピクセルが入り、
    (a4)レベルnのMTBを生成するためにピクセル値が入るレベルnのピクセル値の範囲に従って、各画像ピクセルをグレーレベルに割り当てるステップと、
    をさらに含む請求項1または2のいずれかに記載の方法。
  4. 前記ステップ(b)の前に、
    (e)各画像mおよび各レベルnのために、除外マップを生成するステップと、ここで、二値マップである当該除外マップは、画像mのサイズと等しいサイズを有し、前記画像mの対応するピクセルが除外されるか否かを示すピクセル値を有し、
    をさらに含み、
    ステップ(b)は、さらに、ピクセルが除外されることを示すピクセル値を有する除外マップ内の各ピクセルのために、ピクセルがゴーストでないことを示すピクセル値を、前記ゴーストマップの対応するピクセルに割り当てるステップを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記ステップ(b)の後に、
    (f)各画像mについて、各レベルnのゴーストマップ中の孤立したノイズを除去するステップをさらに含む請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. データ処理装置を制御するためのコンピュータプログラムであって、当該コンピュータプログラムは、異なる露出度のM個のセットの画像からハイダイナミックレンジ(HDR)画像を生成する処理を前記データ処理装置に実行させるように構成され、当該処理は、
    (a)M枚の画像のセット中の、各画像m(m=1,2,・・・M)について、N個のレベルn(n=1,2,・・・N(Nは最高のレベルを指す))の中央閾値ビットマップ(MTB)を生成するステップと、ここで、グレースケール画像である各レベルnのMTBは、前記画像mと同じ大きさおよび同じ2のグレーレベルを有しており、前記画像mの各画像ピクセルのピクセル値を2のグレーレベルにマッピングすることによって、画像mから生成され、また、ここで、前記ピクセル値のマッピングは、重ならない2個の範囲に入るピクセル値をグレーレベルにマッピングすることであり、さらに、ここで、前記2個の範囲は、集合的に前記画像mの合計のピクセル値の範囲に広がり、前記画像mとほとんど同じ数のピクセルがそれぞれグレーレベルにマッピングされ、
    (b)各レベルnについて、M枚の画像に対応するM枚のレベルnのMTBを比較し、レベルnのゴーストマップを各画像mに生成するステップと、ここで、各レベルnのゴーストマップは、対応する画像mのサイズと等しいサイズを有する二値マップであり、対応する画像の対応するピクセルがゴーストか否かを示すピクセル値を有し、
    (c)それぞれの画像mについて、ピクセル幅ORを用いるN枚のレベルnのゴーストマップを結合して、結合されたゴーストマップを生成するステップと、ここで、前記結合されたゴーストマップは、前記画像mの対応するピクセルがゴーストか否かを示すピクセル値を有し、
    (d)M枚の画像セットおよび対応する結合されたゴーストマップを用いてHDR画像を生成するステップと、
    を含むコンピュータプログラム
  7. 前記ステップ(a)は、各画像m、および、レベル1のために、
    (a1)画像mの全ピクセル値の範囲を二つのレベル1のピクセル値の範囲に分割する、レベル1の中央閾値を計算するステップと、ここで、二つのレベル1のピクセル値の各範囲内に、画像mのほとんど同じ数のピクセルが入り、
    (a2)レベル1のMTBを生成するためにピクセル値が入るレベル1のピクセル値の範囲に従って、各画像ピクセルをグレーレベルに割り当てるステップと、
    をさらに有する請求項6に記載のコンピュータプログラム
  8. 前記ステップ(a)は、各画像mおよびレベル1より大きい各レベルnのために、
    (a3)各レベル(n−1)のピクセル値の範囲を、二つのレベルnのピクセル値の範囲に分割する、2n−1個のレベルnの中央閾値を計算するステップと、ここで、二つのレベルnのピクセル値の各範囲内に、画像mのほとんど同じ数のピクセルが入り、
    (a4)レベルnのMTBを生成するためにピクセル値が入るレベルnのピクセル値の範囲に従って、各画像ピクセルをグレーレベルに割り当てるステップと、
    をさらに含む請求項6または7に記載のコンピュータプログラム
  9. 前記ステップ(b)の前に、
    (e)各画像mおよび各レベルnのために、除外マップを生成するステップと、ここで、二値マップである当該除外マップは、画像mのサイズと等しいサイズを有し、前記画像mの対応するピクセルが除外されるか否かを示すピクセル値を有し、
    をさらに含み、
    ステップ(b)は、さらに、ピクセルが除外されることを示すピクセル値を有する除外マップ内の各ピクセルのために、ピクセルがゴーストでないことを示すピクセル値を、前記ゴーストマップの対応するピクセルに割り当てるステップを含む、請求項6〜8のいずれか1項に記載のコンピュータプログラム
  10. 前記ステップ(b)の後に、
    (f)各画像mについて、各レベルnのゴーストマップ中の孤立したノイズを除去するステップをさらに含む請求項6〜9のいずれか1項に記載のコンピュータプログラム
  11. 請求項6〜10のいずれか一項に記載のコンピュータプログラムを実行可能なデジタルカメラであって
    画像取得のための結像部と、
    異なる露出度を有する画像セットを取得するために前記結像部を制御する制御部と、
    をさらに含む、デジタルカメラ。
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