JP6099841B2 - 制御システム、プログラマブルコントローラ及びエンジニアリングツール - Google Patents

制御システム、プログラマブルコントローラ及びエンジニアリングツール Download PDF

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Description

本発明は、産業機械を制御する制御システム、プログラマブルコントローラ及びエンジニアリングツールに関する。
FA(Factory Automation)分野で産業機械を制御する制御システムにおいて、機器及びネットワークの構成は、年々複雑化している。大規模な制御システムは、複数のPLCを含む。そして、PLCとPLCとの間及びPLCとエンジニアリングツールとの間は、ネットワークによって接続されている。
上記のような制御システムにおいて、エンジニアリングツールと複数のPLCの中の1つのPLCとの間で通信を行う場合、ユーザは、通信先のPLCを一意に識別する識別情報をエンジニアリングツールに設定する必要がある。
関連する技術として、下記の特許文献1には、設定されているIPアドレスを表示する数字表示器を備えたプログラマブルコントローラが記載されている(要約書、段落0020)。
特開平10−333715号公報
上記従来の技術によれば、ユーザは、数字表示器に表示されたIPアドレスを視認することができる。しかしながら、エンジニアリングツールとPLCとの間で通信を行う場合、ユーザは、数字表示器に表示されたIPアドレスをエンジニアリングツールに入力して設定する必要があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、エンジニアリングツールとPLCとの間で通信を行う場合に、通信先の設定を容易に行うことができる制御システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数のプログラマブルコントローラと、複数のプログラマブルコントローラと通信するエンジニアリングツールと、を含む。複数のプログラマブルコントローラの各々は、プログラマブルコントローラに割り当てられたパラメータを記憶する記憶部と、パラメータに基づいて、プログラマブルコントローラを一意に識別する識別情報を作成する識別情報読出部と、文字又は画像を表示する表示部と、識別情報読出部によって作成された識別情報の内容を表示部に表示させる識別情報表示部と、を含む。エンジニアリングツールは、表示部に表示された識別情報の内容を読み取る読取部と、読取部で読み取られた識別情報の内容に基づいて、識別情報を取得する認識部と、認識部で取得された識別情報に基づいて、識別情報で一意に識別されるプログラマブルコントローラを通信先に設定する設定部と、を含む。
本発明にかかる制御システムは、エンジニアリングツールとPLCとの間で通信を行う場合に、通信先の設定を容易に行うことができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる制御システムの構成を示す図 実施の形態1にかかるPLCのハードウェア構成を示す図 実施の形態1にかかるPLCの機能ブロックを示す図 実施の形態1にかかる識別情報を示す図 実施の形態1にかかるエンジニアリングツールのハードウェア構成を示す図 実施の形態1にかかるエンジニアリングツールの機能ブロックを示す図 実施の形態1にかかるPLCの処理を示すフローチャート 実施の形態1にかかるPLCの表示部に表示される文字又は画像の例を示す図 実施の形態1にかかるエンジニアリングツールの処理を示すフローチャート 実施の形態1にかかるエンジニアリングツールの表示部に表示される画面の例を示す図 実施の形態1にかかるエンジニアリングツールの表示部に表示される画面の例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる制御システム、プログラマブルコントローラ及びエンジニアリングツールを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる制御システムの構成を示す図である。制御システム1は、プログラマブルコントローラ(JIS B 3502:2011、programmable controllers(PLC))2,3,4及び5と、エンジニアリングツール6と、を含む。PLC2及び3とエンジニアリングツール6とは、ネットワークN1を介して、通信可能に接続されている。PLC4及び5とエンジニアリングツール6とは、ネットワークN2を介して、通信可能に接続されている。
ネットワークN1には、ネットワークN1を一意に識別するネットワーク番号「1」が設定されている。ネットワークN2には、ネットワークN2を一意に識別するネットワーク番号「2」が設定されている。
PLC2には、ネットワークN1上でPLC2を一意に識別するPLC番号「1」が設定されている。従って、PLC2は、ネットワークN1のネットワーク番号「1」とPLC2のPLC番号「1」とを結合した識別情報により、制御システム1内で一意に識別可能である。
PLC3には、ネットワークN1上でPLC3を一意に識別するPLC番号「2」が設定されている。従って、PLC3は、ネットワークN1のネットワーク番号「1」とPLC3のPLC番号「2」とを結合した識別情報により、制御システム1内で一意に識別可能である。
PLC4には、ネットワークN2上でPLC4を一意に識別するPLC番号「1」が設定されている。従って、PLC4は、ネットワークN2のネットワーク番号「2」とPLC4のPLC番号「1」とを結合した識別情報により、制御システム1内で一意に識別可能である。
PLC5には、ネットワークN2上でPLC5を一意に識別するPLC番号「2」が設定されている。従って、PLC5は、ネットワークN2のネットワーク番号「2」とPLC5のPLC番号「2」とを結合した識別情報により、制御システム1内で一意に識別可能である。
エンジニアリングツール6がPLC2,3,4又は5と通信を行う場合は、通信先のPLC2,3,4又は5を一意に識別する識別情報がエンジニアリングツール6に設定される。エンジニアリングツール6での通信先の識別情報の設定は、ユーザの入力により又は後述する処理により、行われる。
図2は、実施の形態1にかかるPLCのハードウェア構成を示す図である。なお、図2では、PLC2のハードウェア構成を示したが、PLC3,4及び5のハードウェア構成もPLC2のハードウェア構成と同様である。そのため、PLC3,4及び5のハードウェア構成の図示及び説明を省略する。
PLC2は、メイン基板2aと、サブ基板2b及び2cと、を含む。メイン基板2aは、文字又は画像を表示する表示部2a1と、CPU(Central Processing Unit)2a2と、RAM(Random Access Memory)であるメモリ2a3と、通信インタフェース2a4と、バスインタフェース2a5と、記憶部2a6と、を含む。表示部2a1、CPU2a2、メモリ2a3、通信インタフェース2a4、バスインタフェース2a5及び記憶部2a6は、内部バスB1を介して接続されている。
表示部2a1は、液晶表示装置又は有機EL(Electro Luminescence)表示装置が例示される。
通信インタフェース2a4は、ネットワークN1を介して、エンジニアリングツール6と通信を行う。
バスインタフェース2a5は、内部バスB1と拡張バスB2とを連絡するバスブリッジ回路である。サブ基板2b及び2cは、拡張バスB2を介して、メイン基板2aに接続されている。サブ基板2bは、機械7に接続されている。サブ基板2cは、機械8に接続されている。
記憶部2a6は、SSD(Solid State Drive)又はHDD(Hard Disk Drive)が例示される。
図3は、実施の形態1にかかるPLCの機能ブロックを示す図である。なお、図3では、PLC2の機能ブロックを示したが、PLC3,4及び5の機能ブロックもPLC2の機能ブロックと同様である。そのため、PLC3,4及び5の機能ブロックの図示及び説明を省略する。
記憶部2a6は、エンジニアリングツール6から受信したプロジェクトデータ2a6aを記憶する。プロジェクトデータ2a6aは、機械7及び8を制御するためにCPU2a2で実行される制御プログラム2a6a1と、制御プログラム2a6a1の実行時に参照される制御パラメータ2a6a2と、メモリ2a3内の作業領域を規定するデバイスメモリ2a6a3と、PLC2に割り当てられたパラメータを含む識別情報2a6a4と、を含む。
図4は、実施の形態1にかかる識別情報を示す図である。識別情報2a6a4は、ネットワーク番号の項目2a6a4aと、PLC番号の項目2a6a4bと、を含む。
PLC2は、ネットワークN1に接続されている。ネットワークN1には、ネットワーク番号「1」が設定されている。従って、ネットワーク番号の項目2a6a4aには、「1」が記述されている。
PLC2には、PLC番号「1」が設定されている。従って、PLC番号の項目2a6a4bには、「1」が記述されている。
なお、実施の形態1では、識別情報2a6a4は、ネットワーク番号とPLC番号とを含むものとしたが、これに限定されない。識別情報2a6a4は、IPアドレス(RFC791、RFC2460、Internet Protocol Address)を含んでも良い。
識別情報2a6a4は、エンジニアリングツール6から受信したプロジェクトデータ2a6aに含まれている。つまり、識別情報2a6a4は、エンジニアリングツール6で作成されて、PLC2に送信される。
CPU2a2は、記憶部2a6に記憶された識別情報読出プログラム及び識別情報表示プログラムを実行する。これにより、識別情報2a6a4を記憶部2a6から読み出す識別情報読出部2a2aと、識別情報読出部2a2aによって読み出された識別情報2a6a4に基づく文字又は画像を表示部2a1に表示させる識別情報表示部2a2bと、が実現される。
識別情報表示部2a2bは、識別情報2a6a4をそのまま表示部2a1に表示させても良いし、識別情報2a6a4を符号化したコードを表示部2a1に表示させても良い。コードは、バーコード又は二次元コードが例示される。二次元コードは、QRコード(登録商標、JIS X 0510:2004、ISO/IEC 18004:2000)が例示される。
図5は、実施の形態1にかかるエンジニアリングツールのハードウェア構成を示す図である。実施の形態1にかかるエンジニアリングツール6は、コンピュータである。エンジニアリングツール6は、CPU61と、RAM62と、ROM(Read Only Memory)63と、記憶部64と、入力部65と、表示部66と、通信インタフェース67と、USB(Universal Serial Bus)インタフェース68と、光学読取部69と、を含む。CPU61、RAM62、ROM63、記憶部64、入力部65、表示部66、通信インタフェース67及びUSBインタフェース68は、バスBを介して接続されている。
CPU61は、RAM62を作業領域として使用しながら、ROM63及び記憶部64に記憶されているプログラムを実行する。ROM63に記憶されているプログラムは、BIOS(Basic Input/Output System)又はUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)が例示される。記憶部64に記憶されているプログラムは、オペレーティングシステムプログラム及びエンジニアリングツールプログラムが例示される。記憶部64は、SSD又はHDDが例示される。
入力部65は、ユーザからの操作入力を受け付ける。入力部65は、キーボード又はマウスが例示される。表示部66は、文字及び画像を表示する。表示部66は、液晶表示装置が例示される。通信インタフェース67は、ネットワークN1又はN2を介して、PLC2,3,4又は5と通信を行う。
光学読取部69は、ケーブルCを介して、USBインタフェース68に接続されており、表示部2a1に表示された文字又は画像を読み取る。光学読取部69は、ディジタルカメラ、バーコードリーダ又は二次元コードリーダが例示される。
なお、実施の形態1では、光学読取部69は、ケーブルCを介してコンピュータに接続されることとしたが、無線通信でコンピュータに接続されることとしても良い。無線通信は、IEEE 802.11a/b/g/j/n/ac/ad又はBluetooth(登録商標、IEEE 802.15.1)が例示される。これにより、光学読取部69は、エンジニアリングツール6と、PLC2,3,4及び5と、が地理的に離れていても、PLC2,3,4及び5の表示部2a1に表示された文字又は画像を読み取ることができる。
図6は、実施の形態1にかかるエンジニアリングツールの機能ブロックを示す図である。記憶部64は、通信先識別情報64aと、プロジェクトデータ64b,64c,64d及び64eを記憶する。
プロジェクトデータ64bは、PLC2で実行される制御プログラム64b1と、制御プログラム64b1の実行時に参照される制御パラメータ64b2と、PLC2のメモリ2a3内の作業領域を規定するデバイスメモリ64b3と、PLC2を一意に識別する識別情報64b4と、を含む。識別情報64b4は、ネットワーク番号「1」とPLC番号「1」との結合である。
プロジェクトデータ64cは、PLC3で実行される制御プログラム64c1と、制御プログラム64c1の実行時に参照される制御パラメータ64c2と、PLC3のメモリ内の作業領域を規定するデバイスメモリ64c3と、PLC3を一意に識別する識別情報64c4と、を含む。識別情報64c4は、ネットワーク番号「1」とPLC番号「2」との結合である。
プロジェクトデータ64dは、PLC4で実行される制御プログラム64d1と、制御プログラム64d1の実行時に参照される制御パラメータ64d2と、PLC4のメモリ内の作業領域を規定するデバイスメモリ64d3と、PLC4を一意に識別する識別情報64d4と、を含む。識別情報64d4は、ネットワーク番号「2」とPLC番号「1」との結合である。
プロジェクトデータ64eは、PLC5で実行される制御プログラム64e1と、制御プログラム64e1の実行時に参照される制御パラメータ64e2と、PLC5のメモリ内の作業領域を規定するデバイスメモリ64e3と、PLC5を一意に識別する識別情報64e4と、を含む。識別情報64e4は、ネットワーク番号「2」とPLC番号「2」との結合である。
通信先識別情報64aは、エンジニアリングツール6がPLC2,3,4又は5と通信する際に、通信先のPLCを一意に特定する識別情報が設定される。通信先識別情報64aは、ユーザの入力により又は後述する処理により、設定される。
CPU61は、記憶部64に記憶されたエンジニアリングツールプログラムを実行する。これにより、プロジェクトデータ編集部61a1、制御パラメータ変更部61a2、デバイス変更部61a3及び通信先設定部61a4を含むエンジニアリングツール部61aが実現される。
プロジェクトデータ編集部61a1は、プロジェクトデータ64b,64c,64d及び64eを作成又は変更して、PLC2,3,4及び5に送信する。
プロジェクトデータ編集部61a1がプロジェクトデータ64bをPLC2に送信する際は、記憶部64内の通信先識別情報64aには、PLC2を一意に識別する識別情報が設定される。
プロジェクトデータ編集部61a1がプロジェクトデータ64cをPLC3に送信する際は、記憶部64内の通信先識別情報64aには、PLC3を一意に識別する識別情報が設定される。
プロジェクトデータ編集部61a1がプロジェクトデータ64dをPLC4に送信する際は、記憶部64内の通信先識別情報64aには、PLC4を一意に識別する識別情報が設定される。
プロジェクトデータ編集部61a1がプロジェクトデータ64eをPLC5に送信する際は、記憶部64内の通信先識別情報64aには、PLC5を一意に識別する識別情報が設定される。
制御パラメータ変更部61a2は、PLC2,3,4又は5で制御プログラムが実行されている際に、PLC2,3,4又は5のメモリ2a3にロードされている制御パラメータ2a6a2を参照することができるとともに、メモリ2a3にロードされている制御パラメータ2a6a2を変更することができる。これにより、エンジニアリングツール6は、制御パラメータ2a6a2の調整を行うことができる。
制御パラメータ変更部61a2がPLC2のメモリ2a3にロードされている制御パラメータ2a6a2を参照又は変更する際は、記憶部64内の通信先識別情報64aには、PLC2を一意に識別する識別情報が設定される。
制御パラメータ変更部61a2がPLC3のメモリ2a3にロードされている制御パラメータを参照又は変更する際は、記憶部64内の通信先識別情報64aには、PLC3を一意に識別する識別情報が設定される。
制御パラメータ変更部61a2がPLC4のメモリ2a3にロードされている制御パラメータを参照又は変更する際は、記憶部64内の通信先識別情報64aには、PLC4を一意に識別する識別情報が設定される。
制御パラメータ変更部61a2がPLC5のメモリ2a3にロードされている制御パラメータを参照又は変更する際は、記憶部64内の通信先識別情報64aには、PLC5を一意に識別する識別情報が設定される。
デバイス変更部61a3は、PLC2,3,4又は5で制御プログラムが実行されている際に、PLC2,3,4又は5のメモリ2a3のデバイスメモリ領域内の各デバイスを参照することができるとともに、各デバイスを変更することができる。これにより、エンジニアリングツール6は、機械7及び8の動作状態の取得又は機械7及び8の試運転を行うことができる。
デバイス変更部61a3がPLC2のメモリ2a3のデバイスメモリ領域内のデバイスを参照又は変更する際は、記憶部64内の通信先識別情報64aには、PLC2を一意に識別する識別情報が設定される。
デバイス変更部61a3がPLC3のメモリ2a3のデバイスメモリ領域内のデバイスを参照又は変更する際は、記憶部64内の通信先識別情報64aには、PLC3を一意に識別する識別情報が設定される。
デバイス変更部61a3がPLC4のメモリ2a3のデバイスメモリ領域内のデバイスを参照又は変更する際は、記憶部64内の通信先識別情報64aには、PLC4を一意に識別する識別情報が設定される。
デバイス変更部61a3がPLC5のメモリ2a3のデバイスメモリ領域内のデバイスを参照又は変更する際は、記憶部64内の通信先識別情報64aには、PLC5を一意に識別する識別情報が設定される。
通信先設定部61a4は、通信先識別情報64aを設定するための画面を表示部66に表示させる画面表示部61a4aと、光学読取部69で読み取られた文字又は画像を記憶部64に保存する保存部61a4bと、記憶部64に保存された文字又は画像に認識処理を実行して、識別情報を取得する認識部61a4cと、認識部61a4cで取得された識別情報を通信先識別情報64aに設定する設定部61a4dと、を含む。
制御システム1の動作について説明する。図7は、実施の形態1にかかるPLCの処理を示すフローチャートである。PLC2,3,4又は5は、予め定められた条件が満たされたときに、図7の処理を実行する。予め定められた条件は、PLC2,3,4若しくは5がパワーオンされたとき、PLC2,3,4若しくは5がユーザによりリセットされたとき、又は、識別情報表示指示がユーザによりPLC2,3,4若しくは5に入力されたときが例示される。
実施の形態1では、PLC2が図7に示す処理を実行する場合を例にして説明する。
PLC2の識別情報読出部2a2aは、ステップS100において、識別情報2a6a4を記憶部2a6から読み出す。より詳細には、PLC2の識別情報読出部2a2aは、識別情報2a6a4内のネットワーク番号の項目2a6a4aの値「1」を読み出し、識別情報2a6a4内のPLC番号の項目2a6a4bの値「1」を読み出す。そして、PLC2の識別情報読出部2a2aは、ネットワーク番号の項目2a6a4aの値「1」とPLC番号の項目2a6a4bの値「1」とを結合することにより、識別情報2a6a4を作成する。
次に、識別情報表示部2a2bは、ステップS102において、識別情報2a6a4に基づく文字又は画像を、表示部2a1に表示させる。
図8は、実施の形態1にかかるPLCの表示部に表示される文字又は画像の例を示す図である。PLC2の表示部2a1には、識別情報2a6a4のネットワーク番号「1」に基づく「1」の文字2a1aと、識別情報2a6a4のPLC番号「1」に基づく「1」の文字2a1bと、が表示される。
なお、識別情報表示部2a2bは、識別情報2a6a4を符号化したコードの画像を、表示部2a1に表示させても良い。識別情報2a6a4がIPv4(IPバージョン4)のIPアドレスである場合、表示部2a1は、十進数3桁、「.」(ピリオド)、十進数3桁、「.」、十進数3桁、「.」、及び、十進数3桁の計15桁の文字を表示可能である必要がある。しかしながら、コスト又は実装面積の抑制の要請から、そのような大きな表示部2a1を実装することは難しい。
そこで、識別情報表示部2a2bが識別情報2a6a4を符号化したコードの画像を表示部2a1に表示させることとすれば、表示部2a1を小型化することができる。これにより、制御システム1は、コスト又は実装面積を抑制することができる。
図9は、実施の形態1にかかるエンジニアリングツールの処理を示すフローチャートである。
エンジニアリングツール6の画面表示部61a4aは、ステップS110において、通信先設定画面を表示部66に表示させる。
図10は、実施の形態1にかかるエンジニアリングツールの表示部に表示される画面の例を示す図である。通信先設定画面31は、ネットワーク番号入力欄31aと、PLC番号入力欄31bと、読み込みボタン31cと、設定終了ボタン31dと、を含む。
ユーザは、入力部65を操作して、ネットワーク番号入力欄31aにネットワーク番号「1」を入力し、PLC番号入力欄31bにPLC番号「1」を入力し、設定終了ボタン31dをクリックすることで、手動でPLC2を通信先に設定することができる。
一方、ユーザが読み込みボタン31cをクリックすると、後続の処理が実行される。
再び図9を参照すると、画面表示部61a4aは、ステップS112において、光学読取部69で読み取られた文字又は画像を表示部66に表示させる。このとき、ユーザは、光学読取部69の読取面をPLC2の表示部2a1に向ける。
図11は、実施の形態1にかかるエンジニアリングツールの表示部に表示される画面の例を示す図である。表示部66に表示される画面32は、画像表示欄32aと、シャッタボタン32bと、を含む。
画像表示欄32aには、光学読取部69で読み取られた文字又は画像が表示される。図11では、画像表示欄32aには、PLC2の筐体に実装された表示部2a1の文字又は画像が表示されている。表示部2a1には、PLC2のネットワーク番号2a1aと、PLC2のPLC番号2a1bと、が表示されている。
再び図9を参照すると、保存部61a4bは、ステップS114において、ユーザにより認識指示入力がされるまで、つまりユーザがシャッタボタン32bをクリックするまで待機し(No)、ユーザにより認識指示入力がされたら(Yes)、処理をステップS116に進める。
保存部61a4bは、ステップS116において、光学読取部69で読み取られた文字又は画像を記憶部64に保存する。
次に、認識部61a4cは、ステップS118において、記憶部64に保存された文字又は画像に文字認識処理又は画像認識処理を実行して、PLC2の識別情報2a6a4を取得する。文字認識処理又は画像認識処理には、既知の処理を利用することができる。画像認識処理には、既知のバーコード認識処理又は二次元コード認識処理を利用することができる。
次に、認識部61a4cは、ステップS120において、取得した識別情報2a6a4を通信先設定画面31内に表示させる。詳細には、認識部61a4cは、取得した識別情報2a6a4の内のネットワーク番号「1」をネットワーク番号表示欄31a内に表示させ、取得した識別情報2a6a4の内のPLC番号「1」をPLC番号表示欄31b内に表示させる。
次に、設定部61a4dは、ステップS122において、ユーザにより設定終了指示入力がされるまで、つまりユーザが設定終了ボタン31dをクリックするまで待機し(No)、ユーザにより認識指示入力がされたら(Yes)、処理をステップS124に進める。
次に、設定部61a4dは、ステップS124において、取得した識別情報2a6a4を通信先識別情報64aに設定、つまり取得した識別情報2a6a4で一意に識別されるPLC2を通信先に設定し、処理を終了する。
これにより、通信先識別情報64aにPLC2の識別情報が設定されるので、エンジニアリングツール6は、PLC2との通信を行うことができる。
以上説明したように、PLC2,3,4及び5は、記憶部2a6に記憶された識別情報2a6a4に基づく文字又は画像を表示部2a1に表示することができる。これにより、PLC2,3,4及び5は、識別情報2a6a4を光学的に読み取ることを可能にすることができる。
また、PLC2,3,4及び5は、記憶部2a6に記憶された識別情報2a6a4を符号化したコードを表示部2a1に表示することができる。これにより、PLC2,3,4及び5は、表示部2a1を小さくすることができ、コスト又は実装面積の抑制を可能にすることができる。
また、エンジニアリングツール6は、PLC2,3,4又は5の表示部2a1に表示された文字又は画像を読み取り、読み取った文字又は画像に基づいてPLC2,3,4又は5の識別情報2a6a4を取得し、取得した識別情報2a6a4に基づいて、通信先のPLCを設定することができる。これにより、エンジニアリングツール6は、通信先の設定を容易に行うことを可能にすることができる。
また、PLC2,3,4又は5は、識別情報2a6a4に基づく文字又は画像を表示部2a1に表示し、エンジニアリングツール6は、PLC2,3,4又は5の表示部2a1に表示された文字又は画像を光学的に読み取る。これにより、制御システム1は、無線通信が使用できない環境の工場であっても、通信先の設定を容易に行うことを可能にすることができる。
なお、実施の形態1では、PLC2,3,4及び5が、識別情報2a6a4に基づく文字又は画像を表示部2a1に表示することとしたが、識別情報2a6a4に基づく文字又は画像が記載された媒体がPLC2,3,4及び5の筐体に貼付されることとしても良い。媒体は、紙又はプラスチックフィルムが例示される。これにより、PLC2,3,4及び5は、表示部2a1が不要になるので、コスト又は実装面積を抑制することができる。
また、PLC2,3,4及び5が、識別情報2a6a4を無線送信し、エンジニアリングツール6が、識別情報2a6a4を無線受信することとしても良い。これにより、PLC2,3,4及び5は、表示部2a1が不要になり、エンジニアリングツール6は、光学読取部69が不要になる。従って、制御システム1は、コスト又は実装面積を抑制することができる。
また、PLC2,3,4及び5の筐体に、識別情報2a6a4が記録されたRFID(Radio Frequency Identifier)が貼付され、エンジニアリングツール6が、RFIDに記録された識別情報2a6a4を受信することとしても良い。これにより、PLC2,3,4及び5は、表示部2a1が不要になり、エンジニアリングツール6は、光学読取部69が不要になる。従って、制御システム1は、コスト又は実装面積を抑制することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 制御システム、2,3,4,5 PLC、2a1 表示部、2a2a 識別情報読出部、2a2b 識別情報表示部、2a6 記憶部、2a6a4 識別情報、6 エンジニアリングツール、61a エンジニアリングツール部、61a4 通信先設定部、61a4a 画面表示部、61a4b 保存部、61a4c 認識部、61a4d 設定部、64 記憶部、64a 通信先識別情報、69 光学読取部。

Claims (4)

  1. 複数のプログラマブルコントローラと、前記複数のプログラマブルコントローラと通信するエンジニアリングツールと、を含む制御システムであって、
    前記複数のプログラマブルコントローラの各々は、
    前記プログラマブルコントローラに割り当てられたパラメータを記憶する記憶部と、
    前記パラメータに基づいて、前記プログラマブルコントローラを一意に識別する識別情報を作成する識別情報読出部と、
    文字又は画像を表示する表示部と、
    前記識別情報読出部によって作成された前記識別情報の内容を前記表示部に表示させる識別情報表示部と、
    を含み、
    前記エンジニアリングツールは、
    前記表示部に表示された前記識別情報の内容を読み取る読取部と、
    前記読取部で読み取られた前記識別情報の内容に基づいて、前記識別情報を取得する認識部と、
    前記認識部で取得された前記識別情報に基づいて、前記識別情報で一意に識別される前記プログラマブルコントローラを通信先に設定する設定部と、
    を含むことを特徴とする制御システム。
  2. 前記識別情報表示部は、前記識別情報を符号化したコードを前記表示部に表示させ、
    前記認識部は、前記コードに基づいて、前記識別情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御システム。
  3. 複数のプログラマブルコントローラと通信するエンジニアリングツールであって、
    前記プログラマブルコントローラの表示部に表示された、前記プログラマブルコントローラを一意に識別する識別情報の内容を読み取る読取部と、
    前記読取部で読み取られた前記識別情報の内容に基づいて、前記識別情報を取得する認識部と、
    前記認識部で取得された前記識別情報に基づいて、前記識別情報で一意に識別される前記プログラマブルコントローラを通信先に設定する設定部と、
    を含むことを特徴とするエンジニアリングツール。
  4. エンジニアリングツールと通信するプログラマブルコントローラであって、
    前記プログラマブルコントローラに割り当てられたパラメータを記憶する記憶部と、
    前記パラメータに基づいて、前記プログラマブルコントローラを一意に識別する識別情報であって、前記エンジニアリングツールが前記識別情報で一意に識別される前記プログラマブルコントローラを通信先に設定するための前記識別情報を作成する識別情報読出部と、
    文字又は画像を表示する表示部と、
    前記識別情報読出部によって作成され、前記エンジニアリングツールの読取部に読み取らせるための前記識別情報の内容を前記表示部に表示させる識別情報表示部と、
    を含むことを特徴とするプログラマブルコントローラ。
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