JP6098850B2 - 通信システム - Google Patents
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Description
1.タイプ1のRNは、RN−Uuインタフェース(RN対UE)及びRN−Unインタフェース(RN対DeNB)の双方について、RN−Uuのために幾つかのサブフレームを構成し、RN−Unのために幾つかのサブフレームを構成することによって、同じ周波数を再利用する。これは一種の半二重動作とみなすことができる。
2.タイプ1aのRNはRN−Uu及びRN−Unに異なる周波数を用いる。
3.タイプ1bのRNもRN−Uu及びRN−Unに同じ周波数を再利用するが、別個の分離したアンテナを用いることによってこれを行うので、RN−Uu及びRN−Unの双方が同時に動作することができる(全二重動作)。
図1aは、ドナー基地局5のマクロセル2においてサービングされる、複数の移動電話3−1〜3−5を含むユーザ機器(UE)3を含む移動(セルラ)通信システム1を概略的に示している。通信システム1はまた、遠隔無線ヘッド(RRH)6と、中継ノード7と、コアネットワーク8とを備える。RRH6は、光ファイバリンク等の高速で高帯域幅の通信リンク10によってドナー基地局5に直接接続され、このリンクを通じて、RRH6はドナー基地局5に対し信号を送受信する。図1aには1つのRRH6が示されているが、所望に応じて複数を設けることができる。RRH6は、そのRRHのセル9内に位置する移動電話(この場合、電話3−2)に無線インタフェースを通じて信号を送信し、これらの移動電話から返送された信号を受信するように、ドナー基地局5によって制御及び同期される。この例示的な実施形態において、RRH6は、ドナー基地局5のマクロセル2内で動作するように低電力の送信機であり、RRHセル9はマクロセル2と同じセルIDを有する。中継ノード7はRN−Unインタフェースを介して無線でドナー基地局5に接続し、マクロセル2のセルIDと異なるセルIDを有する自身の中継セル11を運用する。ドナー基地局5は、S1インタフェースを介してコアネットワーク8に接続する。コアネットワーク8は、中でも、モビリティ管理エンティティ(MME)12と、サービングゲートウェイ(SGW)14と、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(PGW)16とを備える。
中継ノード7が複数の伝送ポイントと通信することができる特定の方法を論考する前に、LTE通信について合意されたアクセス方式及び一般的なフレーム構造について簡単に説明する。直交周波数分割多元接続(OFDMA)技法はダウンリンクに用いられ、直接MT(3−1、3−2及び3−3)及び中継ノード7がドナー基地局5との無線インタフェースを通じてデータを受信することを可能にし、中継MT(3−3及び3−4)が中継ノード7との無線インタフェースを介してデータを受信することを可能にする。移動電話3又は中継ノード7に送信されるデータ量に応じて、ドナー基地局5によって(所定の時間量にわたって)各直接MT3及び中継ノード7に異なるサブキャリアが配分される。これらは、LTE仕様において、物理リソースブロック(PRB)と呼ばれる。このためPRBは時間及び周波数次元を有する。同様に、中継ノード7によって(所定の時間量にわたって)各中継MTに、この中継MTに送信されるデータ量に依拠して異なるサブキャリアが配分される。これを行うために、ドナー基地局5(及び中継ノード7)はサービングしているデバイスごとにPRBを動的に配分し、制御チャネルにおいて、スケジューリングされたデバイスのそれぞれにサブフレーム(TTI)ごとの配分をシグナリングする。
上記で論考されるように、中継ノード7は、この例示的な実施形態では、多数の伝送ポイントと通信することができるように構成される。これは、協調マルチポイント(CoMP)送信と呼ばれる、UEが複数の伝送ポイントと通信するために確立される技法を用いて行うことが好ましい。これらの技法は、例えばTR36.819V11.1.0に記載されており、その内容は引用することにより本明細書の一部をなす。伝送ポイント(TP)、この実施形態ではドナー基地局(複数の場合もある)及びRRH(複数の場合もある)は、ともに協働してマルチポイント送信を中継ノード7と協調させる。通常、通信システム内で様々な協調伝送ポイントの組が提供されることになる。以下のように、複数の異なるマルチポイント送信モードが可能である。
1.共同送信(JT)。この場合、中継ノード7は、時間−周波数リソース(サブフレームn上のPRB21等)において複数の伝送ポイント(TP)からの送信を受信する。これらの送信はTPから同じデータを搬送することもできるし(それによって各TPからの信号を中継ノード7が結合することができ、これにより受信信号の品質が改善される)、異なるデータを搬送することもできる(それによって、時間−周波数リソースあたり、より多くのデータが中継ノード7に送信される)。
2.協調スケジューリング/協調ビームフォーミング(CS/CB)。この場合、中継ノード7は、任意の1つの時間−周波数リソース21において1つのTPのみから送信を受信し、複数のTPは、送信間の干渉を最小限にするようにそれらのTPのスケジューリング及び/又はビームフォーミング決定を協調させる。用いられる伝送ポイントは、変化の頻度が比較的低くなるように半静的に選択される。
3.動的ポイント選択(DPS)。この場合、中継ノード7は時間−周波数リソースにおいて1組の協調伝送ポイントから選択された1つのみのTPから送信を受信するが、選択したTPは、中継ノード7と伝送ポイントとの間の瞬時無線チャネル状態に基づいて高速に(サブフレーム15ごとに)変化することができる。
中継ノード7及び伝送ポイントを上記のように動作するように構成することによって、以下を含む複数の利点を提供することができる。
1.RN−Un物理チャネル(R−PDSCH(中継物理ダウンリンク共有チャネル)、R−PDCCH(中継物理ダウンリンク制御チャネル)等)の信頼性の改善。これは特に、中継ノード7にスケジューリングされたデータ送信を通知するのに用いられ、(R−PDSCHと異なり)HARQ(確認応答)から利益を受けない、R−PDCCH送信に適用される。固定中継ノード7は通常、良好な無線カバレッジ条件において展開されるにもかかわらず、RN−Unリンク品質が劣化する状況が存在し得る。したがって、共同送信を用いて2つ以上の伝送ポイントから同じデータを送信することによって、R−PDSCH及びR−PDCCHの信頼性を改善することができる。CS/CB技法及びDPS技法は、RN−Unインタフェースにおける干渉が高い場合にも有益である。これらの技法は、中継ノード7がモバイルであり、したがって伝送ポイントに対して移動する場合にも有用であり得る。
2.例えば2つ以上のドナー基地局5から中継ノード7のための異なるデータを送信することによって、RN−Unのデータ容量を改善する。これは、上記で示したように、半二重動作に起因してタイプ1a/1bのRNよりも容量が低いタイプ1のRNの場合に特に有益であり得る。
本発明者らは、Uuインタフェースを通じてUEにCoMPを提供するように開発されている技法は、RN−Unインタフェースに直接適用することができず、以下を含む複数の変更が必要であることを認識した。
a.中継ノード7は、周辺で送信しているセルから受信する信号のセル測定を行うように構成されなくてはならない。これらの測定は、RRM測定(共通基準信号(CRS))若しくはCSI−RS(チャネル状態情報−基準信号)に基づく測定、又は双方の組み合わせを含む。これらの測定は、様々な基地局又は様々な基地局セルによって送信され、中継ノード7によって受信される信号の信号特性を測定するものである。ドナー基地局は、中継ノードに、いずれかのタイプの測定を行うように要求することができるので、中継ノードはいずれかのタイプの測定を行うことができるように構成されなくてはならない。現時点では、固定の中継ノード7はセル間のモビリティ(すなわちドナーセルから別のセルへのハンドオーバ)を実行することを許可されておらず、このため、現時点において、そのような信号測定を行う固定の中継ノードを構成する必要がない。移動中継ノードは、既にCRS測定を行うように構成されているが、CSI−RSに基づく測定も行うように構成される必要がある。
b.現時点において、固定の中継ノードは、セル間のモビリティを実行することを許可されていないので、測定を行うように構成されておらず、信号測定の報告をサービングドナー基地局5に返すようにも構成されていない。このため、所望の信号測定を行うように中継ノード7を構成することに加えて、中継ノードはこれらの信号測定の報告をドナー基地局5に返すようにも構成されなくてはならない。次に、ドナー基地局5は測定報告を用いて、いずれの伝送ポイントが中継ノード7の範囲内にあり、したがっていずれの伝送ポイントを中継ノード7への同時送信のために選択することができるかを判定することができる。
c.中継ノード7についてLTE Rel10において規定されているRRCシグナリングは、R−PDCCH(中継−物理ダウンリンク共通制御チャネル)の(ドナー基地局5による)構成/再構成及びMBSFNサブフレーム構成を含む。複数の伝送ポイントを有する本シナリオにおいて、R−PDCCH及びMBSFNサブフレーム構造のために各伝送ポイントによって用いられるリソースは、協調している1組のTPにおけるドナー基地局間で協調されなくてはならない。これは、例えば、1つの「マスタ」ドナー基地局5によって制御することができる。特に、マスタドナー基地局5は、いずれのリソースを各伝送ポイントが用いるべきかを判定すると、R−PDCCH及びMBSFNサブフレーム構造のための構成データを、X2インタフェースを通じて各伝送ポイントに送信することになる。伝送ポイントごとの構成は、マスタドナー基地局5の構成と同じとすることも異なることもできる。例えば、R−PDCCHのために用いられるリソースは、半静的にRRCシグナリングを用いて事前構成することができ、それによって、複数の伝送ポイントにおいて同じリソースが用いられる。この場合、伝送ポイントは、選択したマルチポイント送信方式、例えばDPS/JT/CS/CBに頼って中継ノード7における信頼性のある受信を提供することになる。代替的に、マスタドナー基地局5は、R−PDCCHのために異なる時間−周波数リソースを用いるように(異なるTPからのR−PDCCH/R−PDSCHのために同じ又は異なる変調符号化方式(MCS)を用いて)協調伝送ポイントを構成することができる。この手法は、例えば、TPが、異なる時間−周波数リソースを用いる複数のR−PDCCHを用いて、異なるデータ送信をスケジューリングすることを可能にすることによって、R−PDSCHにおけるスループットを増大させることができる。代替的に、この手法は、異なるTPを用いてR−PDSCH検索空間のために同じ1組の時間−周波数リソースをスケジューリングすることによって信頼性を与えるのに用いることができる。
a.他のドナー基地局に、それらが中継ノード7をサービングしていることを通知するシグナリング。特に、ドナー基地局5とUE3との間のインタフェース又はドナー基地局5と中継ノード7との間のインタフェースは、最大で8ベアラを有することができる(各UEベアラは通常、UEのために異なるデータストリームを搬送するのに用いられる。例えば、1つのベアラを用いてVoIPデータを搬送することができるのに対し、別のベアラはFTP又はブラウザデータ等を搬送する)。中継ノード7の場合、この中継ノードは複数のUE3をサービングし、これらのUE3のそれぞれが最大で8ベアラを有することができるので、ドナー基地局5はUuインタフェース上のベアラをRN−Unインタフェース上の(より高い帯域幅の)ベアラにマッピングしなくてはならない。協調する1組のTPにおけるドナー基地局5は、それらが中継ノード7をサービングすることになることを認識しなくてはならず、それに応じてそのような高帯域幅ベアラのためのリソース配分を予約することができるようにされる。マスタドナー基地局が提供される場合、通常、この情報を、例えばX2eNB構成更新メッセージ又はeNBリソースステータス情報メッセージ等を用いて、又はこの情報を提供するのに専用の新たなメッセージを用いて他のドナー基地局5にシグナリングするのは、マスタドナー基地局5となる。
b.(単一のマスタドナー基地局が提供される場合)マスタドナー基地局5を介した伝送ポイントシステム情報のシグナリング。特に、中継ノード7はPWS(公的警告システム)に関連する情報(SIB10、11及び12)のためのシステム情報を読み出さない。代わりに、中継ノード7はこの情報を、S1:書き込み/置換メッセージを用いてコアネットワーク8からS1インタフェースを通じて受信する。したがって、マスタドナー基地局5が存在する場合、このマスタドナー基地局がコアネットワーク8からシステム情報を受信し、マスタドナー基地局自体が中継ノード7にデータを送信するようにスケジューリングされていない場合(おそらく干渉に起因する)、マスタドナー基地局は、このシステム情報を、X2インタフェースを通じて他の伝送ポイントにシグナリングして、この情報を中継ノード7に送信することができるようにしなくてはならない。
単一のマスタドナー基地局がプロキシ機能を提供することを許可される場合、ネットワークノード(MME、SGW等)に変更を行う必要はない。この場合、図4aを参照すると、マスタドナー基地局5−1が中継ノード7に対するプロキシ機能を提供し、それによって、ネットワークノード(この場合、MME12)からのシグナリングはマスタドナー基地局5−1に渡され、その後、(RN−Unインタフェースにわたって用いられているマルチポイント通信モードに依拠して)マスタドナー基地局5−1若しくは他のドナー基地局5−2のいずれかによって、又はマスタドナー基地局及び他のドナー基地局5の双方によって中継ノード7に送信される。シグナリングが他のドナー基地局5−2のうちの1つ又は複数にルーティングされなくてはならない場合、マスタドナー基地局5−1は、他のドナー基地局(複数の場合もある)5−2とともに有するX2インタフェースを介してこれらの他のドナー基地局5−2にシグナリングを送信する。
上記で論考したように、ネットワークノードに対するプロキシ機能を中継ノード7に提供するマスタドナー基地局5−1を割り当てる代わりに、ネットワークノード自体を、同じ中継ノード7に複数のシグナリング接続を与えるように変更することができる。次に、これによってドナー基地局5の全て(又はサブセット)が自身の通常のプロキシ機能を中継ノード7に提供することが可能になる。そのような構成は図4dに示されている。図4dは、ドナー基地局5−1及び5−2の双方を介して中継ノード7とのシグナリングチャネルを確立したネットワークノード(この場合、MME12)を示している。
図5は、上記の例示的な実施形態において用いられる中継ノード7の主要構成要素を示すブロック図である。中継ノード7は固定中継ノード又は移動中継ノードとすることができる。図示するように、中継ノード7は、基地局アンテナ33を介してドナー基地局5(又は各ドナー基地局)に対し、及びUEアンテナ35を介してユーザ機器3に対し信号を送受信するように動作可能なトランシーバ回路31を含む。(幾つかの実施形態では、単一のアンテナが用いられる)。トランシーバ回路31の動作は、メモリ39内に記憶されるソフトウェアに従って、コントローラ37によって制御される。ソフトウェアは、中でも、オペレーティングシステム41と、通信制御モジュール43と、ドナー基地局登録モジュール44と、ユーザ機器登録モジュール45と、測定モジュール47とを含む。
図6は、図1に示すドナー基地局5のうちの1つの、主要構成要素を示すブロック図である。示すように、ドナー基地局5は、中継ノード7に対し少なくとも1つのアンテナ53を介して信号を送受信するように動作可能なトランシーバ回路51を備える。また、ドナー基地局5は、MME12、SGW14又はPGW16等の、コアネットワーク8のノードに対し、ネットワークインタフェース54を介して信号を送受信し、RRH6に対しRRHインタフェース55を介して信号を送受信し、他の基地局5に対しX2インタフェース56を介して信号を送受信するように動作可能である。トランシーバ回路51の動作は、メモリ59内に記憶されたソフトウェアに従って、コントローラ57によって制御される。ソフトウェアは、中でも、オペレーティングシステム61と、通信制御モジュール63と、中継ノード管理モジュール65と、測定モジュール66と、プロキシモジュール67とを含む。
図7は、ドナー基地局5が通常、プロキシ機能を提供する、MME12、SGW14及びPGW16等のネットワークノードの主要構成要素を示すブロック図である。図示されているように、ネットワークノードは、ドナー基地局に対し基地局インタフェース75を介して信号を送受信するように動作可能なトランシーバ回路71を備える。トランシーバ回路71の動作は、メモリ79内に記憶されるソフトウェアに従って、コントローラ77によって制御される。ソフトウェアは、中でも、オペレーティングシステム81と、通信制御モジュール83と、中継ノード登録モジュール85と、マルチポイント送信コンテキストモジュール87とを備える。
詳細な実施形態を上記で説明した。当業者であれば理解するように、上記の例示の実施形態に対し、複数の変更及び代替を行うことができ、変形及び代替において具現化される本発明から依然として利益を受けることができる。
Claims (19)
- 受信したデータを、該中継ノードによってサービングされている1つ又は複数の通信デバイスに中継するように動作可能な中継ノードにおいて、
1つ又は複数の遠隔伝送ポイント、及び該中継ノードによってサービングされている前記1つ又は複数の通信デバイスに対し信号を送受信するように動作可能なトランシーバ回路と、
第1の動作状態において、該中継ノードが中継されるべきデータを1つの遠隔伝送ポイントから受信するように構成されるように、かつ、第2の動作状態において、該中継ノードが中継されるべきデータを複数の遠隔の別個の伝送ポイントから同時に受信するように構成されるように、該中継ノードの前記動作を制御するための通信制御モジュールと、
を備え、
前記通信制御モジュールは、遠隔伝送ポイントから構成データを受信するように構成され、該構成データは、前記通信制御モジュールが前記第1の動作状態で動作するか又は前記第2の動作状態で動作するかを規定する、中継ノード。 - 前記中継ノードの近傍の様々な伝送ポイントによって送信される信号の信号測定値を取得するための測定モジュールを更に備える、請求項1に記載の中継ノード。
- 前記測定モジュールは、前記遠隔伝送ポイントから測定を実行することの要求を受信するのに応答して、該測定を実行し、前記測定値を遠隔伝送ポイントに報告するように構成される、請求項2に記載の中継ノード。
- 1つ又は複数の中継ノードと通信するのに用いるためのドナー基地局において、
前記中継ノードに対し信号を送受信するように動作可能なトランシーバ回路と、
前記中継ノードが中継されるべきデータを該ドナー基地局から受信する第1の動作状態で動作するか、又は前記中継ノードが中継されるべきデータを複数の遠隔の別個の伝送ポイントから同時に受信する第2の動作状態で動作するように、前記中継ノードを構成するための構成データを、該中継ノードに送信するように構成される通信制御モジュールと、
を備える、ドナー基地局。 - 前記中継ノードの近傍の他の伝送ポイントによって送信される信号の信号測定を実行するための要求を前記中継ノードに送信するように動作可能であり、かつ該中継ノードから戻される測定結果を受信するように動作可能な測定モジュールを更に備える、請求項4に記載のドナー基地局。
- 前記通信制御モジュールは、前記中継ノードから受信した前記測定結果に基づいて、前記中継ノードがいずれの伝送ポイントと前記第2の動作状態で通信するべきかを判定するように動作可能である、請求項5に記載のドナー基地局。
- 前記通信制御モジュールは、基地局インタフェースを通じて他の基地局と情報を交換し、前記中継ノードが前記第2の動作状態で動作しているときに該中継ノードへの送信を協調させるように動作可能である、請求項4〜6のいずれか1項に記載のドナー基地局。
- 前記ドナー基地局は、i)前記様々な伝送ポイントによって前記中継ノードに対して行われたサブフレーム割り当てのパターンと、ii)干渉を低減するのに用いられるビームフォーミング技法を制御するための位置情報と、iii)前記中継ノードによって報告される信号測定値と、iv)他の基地局に、該他の基地局が前記中継ノードをサービングしており、それによって該他の基地局が前記中継ノードのための適切なリソースを予約することができることを通知するシグナリングと、v)公衆警告システムに関連する情報のためのシステム情報のシグナリングと、vi)R−PDCCH及びMBSFNサブフレーム構造のために各基地局によって用いられるリソースを協調させる情報と、のうちの1つ又は複数を、前記基地局インタフェースを通じて交換するように動作可能である、請求項7に記載のドナー基地局。
- 中継ノードによって実行される方法であって、該中継ノードは、受信したデータを該中継ノードによってサービングされている1つ又は複数の通信デバイスに中継し、該方法は、
1つ又は複数の遠隔伝送ポイント及び前記中継ノードによってサービングされている前記1つ又は複数の通信デバイスに対し信号を送受信し、
中継されるべきデータを1つの伝送ポイントから前記中継ノードが受信する第1の動作状態に、又は中継されるべきデータを複数の遠隔の別個の伝送ポイントから前記中継ノードが同時に受信する第2の動作状態に、前記中継ノードを設定する構成データを、遠隔の伝送ポイントから受信する、
ことを含む、方法。 - 前記中継ノードの近傍の様々な伝送ポイントによって送信される信号の信号測定値を取得することを更に含む、請求項9に記載の方法。
- 前記遠隔伝送ポイントから測定を実行することの要求を受信するのに応答して、前記信号測定値を遠隔伝送ポイントに報告することを更に含む、請求項10に記載の方法。
- 前記第2の動作状態は、i)複数の伝送ポイントが前記中継ノードにデータを送信する共同送信モードと、ii)前記中継ノードが1つの伝送ポイントから送信を受信し、前記複数の伝送ポイントが該複数の伝送ポイントのスケジューリング及び/又はビームフォーミング決定を協調させて前記送信間の干渉を最小限にする協調スケジューリング/ビームフォーミング(CS/CB)モードと、iii)前記中継ノードが、1組の協調伝送ポイントから選択される伝送ポイントからの送信を受信する動的ポイント選択(DPS)モードと、を含む群から選択された1つ又は複数を含む複数の通信モードを含む、請求項9〜11のいずれか1項に記載の方法。
- 1つ又は複数の中継ノードと通信するドナー基地局によって実行される方法であって、
中継されるべきデータを1つの伝送ポイントから前記中継局が受信する第1の動作状態において動作するように、又は中継されるべきデータを複数の遠隔の別個の伝送ポイントから前記中継局が同時に受信する第2の動作状態において動作するように、前記中継ノードを構成する構成データを、該中継ノードに送信することを特徴とする、方法。 - 前記中継ノードの近傍内の他の伝送ポイントによって送信される信号の信号測定を実行することの要求を前記中継ノードに送信し、前記中継ノードから測定結果を受信することを更に含む、請求項13に記載の方法。
- 前記中継ノードから受信した前記測定結果に基づいて、前記中継ノードがいずれの伝送ポイントと通信するべきかを判定することを含む、請求項14に記載の方法。
- 基地局インタフェースを通じて他の基地局と情報を交換して、前記中継ノードが前記第2の動作状態で動作しているときに前記中継ノードへの送信を協調させることを更に含む、請求項13〜15のいずれか1項に記載の方法。
- i)前記様々な伝送ポイントによって前記中継ノードに対して行われたサブフレーム割り当てのパターンと、ii)干渉を低減するのに用いられるビームフォーミング技法を制御するための位置情報と、iii)前記中継ノードによって報告された信号測定値と、iv)他の基地局に、該他の基地局が前記中継ノードにサービングしており、それによって該他の基地局が前記中継ノードのための適切なリソースを予約することができることを通知するシグナリングと、v)公衆警告システムに関連する情報のためのシステム情報のシグナリングと、vi)R−PDCCH及びMBSFNサブフレーム構造のために各基地局によって用いられるリソースを協調させる情報と、のうちの1つ又は複数を、前記基地局インタフェースを通じて交換することを含む、請求項16に記載の方法。
- プログラム可能な通信デバイスに、請求項9〜12のいずれか1項に記載の方法を実行させるためのコンピュータ実施可能命令を含む、コンピュータ実施可能プログラム。
- プログラム可能な通信デバイスに、請求項13〜17のいずれか1項に記載の方法を実行させるためのコンピュータ実施可能命令を含む、コンピュータ実施可能プログラム。
Applications Claiming Priority (3)
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