JP6094100B2 - 移動体検出方法 - Google Patents

移動体検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6094100B2
JP6094100B2 JP2012197531A JP2012197531A JP6094100B2 JP 6094100 B2 JP6094100 B2 JP 6094100B2 JP 2012197531 A JP2012197531 A JP 2012197531A JP 2012197531 A JP2012197531 A JP 2012197531A JP 6094100 B2 JP6094100 B2 JP 6094100B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
pixel
images
pixel value
noise
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012197531A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014051212A (ja
Inventor
肇 坂野
肇 坂野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP2012197531A priority Critical patent/JP6094100B2/ja
Priority to EP13834911.3A priority patent/EP2894842B1/en
Priority to AU2013314015A priority patent/AU2013314015B2/en
Priority to RU2015111739/07A priority patent/RU2597882C1/ru
Priority to PCT/JP2013/073941 priority patent/WO2014038629A1/ja
Publication of JP2014051212A publication Critical patent/JP2014051212A/ja
Priority to US14/638,274 priority patent/US9501698B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6094100B2 publication Critical patent/JP6094100B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/66Arrangements or adaptations of apparatus or instruments, not otherwise provided for
    • B64G1/68Arrangements or adaptations of apparatus or instruments, not otherwise provided for of meteoroid or space debris detectors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G3/00Observing or tracking cosmonautic vehicles
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T5/00Image enhancement or restoration
    • G06T5/10Image enhancement or restoration using non-spatial domain filtering
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T5/00Image enhancement or restoration
    • G06T5/70Denoising; Smoothing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/60Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise
    • H04N25/63Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise applied to dark current
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/60Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise
    • H04N25/67Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise applied to fixed-pattern noise, e.g. non-uniformity of response
    • H04N25/671Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise applied to fixed-pattern noise, e.g. non-uniformity of response for non-uniformity detection or correction
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/10Image acquisition modality
    • G06T2207/10016Video; Image sequence
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/20Special algorithmic details
    • G06T2207/20172Image enhancement details
    • G06T2207/20182Noise reduction or smoothing in the temporal domain; Spatio-temporal filtering
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/144Movement detection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、撮影画像から移動体を検出する方法に関するものである。
運用されることなく地球周回軌道上を周回している人工物であるスペースデブリの宇宙空間上における存在を検出することは、宇宙機(人工衛星や宇宙ステーション、スペースシャトル等)の円滑な運用を実現する上で重要である。従来から行われているスペースデブリの検出方法の一つとして、地球上や軌道上においてCCD(電荷結合素子)カメラにより撮影した画像中の高輝度部分を抽出することで、スペースデブリの存在を特定する方法がある。
この方法では、時間をおいて撮影した3コマ以上の画像から、スペースデブリ等の移動体の画像上での動作(例えば、x,yの2次元方向の移動ベクトル(速度)を持つ等速運動等)に合わせた領域の画像を同じ大きさで切り取り、切り取った画像に対して重ね合わせ法を適用している。具体的には、切り取った各画像を重ね合わせて、同じ画素について画素値の中央値を求める。そして、求めた中央値が一定値以上となる画素を、移動体が存在する画素として抽出する(例えば、特許文献1,2)。
重ね合わせ法は、スペースデブリに限らず、画像上の輝度レベルの低い移動体を検出する方法として広く有効な方法である。そして、上述したように中央画素値を移動体検出の評価値に用いた上述の重ね合わせ法では、平均画素値を評価値に用いた場合のように、一部の画像にたまたま写ったノイズ成分(例えば、天体の恒星や宇宙線による映り込み等)によって評価値が上昇することがない。このため、恒星や宇宙線による映り込み等の存在による移動体の誤検出を抑制できる利点がある。
また、CCD素子の固有のオフセット成分をダーク補正したり、CCDカメラと組み合わせて使用する天体望遠鏡の光学系(レンズやニュートン反射鏡)の特性に起因する周辺減光をフラット補正することも、検出精度を向上させるのに有効とされている(例えば、非特許文献1)。
さらに、天空の雲や大気における光の散乱や、局所的に輝度が高い箇所の存在により発生する、背景光の明るさのグラデーション的な変化を補正することについても、検出精度を向上させるのに有効とされている(例えば、非特許文献2)。
特開2002−139319号公報 特開2003−323625号公報
Publications of the Astronomical Society of Japan 57.399-408,2005 April 25 Toshifumi Yanagisawa and Atushi Nakajima "Automatic Detection Algorithm for Small Moving Object" International Astronautical Congress -07-A6.I.05 2007 Mr. Fabrizio Paolillo, Dr. Manfredi Porfilio,"First Italian Space Debris Observatory: Images Processing Automation"
上述した各種のノイズ成分を補正する際には、適切な条件でCCDカメラにより画像を撮影した際の画像信号を利用して各ノイズ成分の内容を求め、これに基づいて補正内容を決定する。
ところが、例えばCCDカメラで発生する受光素子の熱雑音やCCD素子のリードアウトノイズ等、撮影画像を画像信号に量子化する際に発生するノイズ成分は、上述したダーク補正やフラット補正等を行う前の画像信号にも、それらの補正値を決定する際に利用する画像信号にも、それぞれ含まれてしまう。
このため、補正前の画像信号を補正値により補正すると、上述した撮影画像の量子化に伴い発生するノイズ成分が、ダーク補正やフラット補正等を行った後の画像信号において積算されてしまい、移動体の検出精度を低下させてしまう。
本発明は前記事情に鑑みなされたもので、本発明の目的は、画像中の検出対象を信号レベルに基づいて検出するのに当たり、検出対象の背景部分に存在する画像中のノイズ成分を低減させることができる移動体検出方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載した本発明の移動体検出方法は、
一定間隔で撮影された複数の画像を用いて、前記各画像から観測対象の移動体を検出する方法において、
全画像中における各画素の最低画素値により各画素値をオフセット補正したオフセット補正後の前記複数の画像を用いて、前記観測対象の移動体を検出するようにした、
ことを特徴とする。
請求項1に記載した本発明の移動体検出方法によれば、撮影される画像には、撮影画像を画像信号に量子化する装置に固有の特性ばらつきに起因するノイズ成分や、撮影対象の環境条件に起因するノイズ成分、さらに、撮影画像を画像信号に量子化する際に発生するノイズ成分が含まれている。
このうち前2者のノイズ成分は、装置や撮影環境が変わらない限り同じ内容でコンスタントに現れる。そして、これらのノイズ成分は、適切な条件で画像を撮影した際の画像信号を利用して求めた各ノイズ成分の内容に基づいて決定した補正内容で画像信号(の各画素値)を補正することで、なくすことができる。
一方、撮影画像を画像信号に量子化する際に発生するノイズ成分は、時間や環境等に依存せずその都度変化するランダムノイズである。そして、このノイズ成分は、補正対象の画像信号に含まれるだけでなく、補正内容を決定する際に利用する画像信号にも同様に含まれる。したがって、補正対象の画像信号(の各画素値)を別途決定した補正内容で補正すると、補正後の画像信号には、量子化の際に発生するノイズ成分が積算して含まれてしまう。
これに対して、各画像の各画素値をオフセット補正するのに用いる、全画像中における各画素の最低画素値には、コンスタントに現れる装置固有の特性ばらつきに起因するノイズ成分や撮影環境に起因するノイズ成分と共に、ランダムノイズである撮影画像を画像信号に量子化する際に発生するノイズ成分が、全ての画像の同じ画素の中で、最も少ないボリュームで含まれていることになる。
したがって、全画像中における各画素の最低画素値により各画像の各画素値をオフセット補正すると、コンスタントに現れる装置固有の特性ばらつきに起因するノイズ成分や撮影環境に起因するノイズ成分をなくし、かつ、ランダムノイズである撮影画像を画像信号に量子化する際に発生するノイズ成分を、最低限のボリュームについてなくすことになる。
これにより、各ノイズ成分をそれぞれの補正値により個別に補正する場合のように、補正後の画像信号(の画素値)に、撮影画像を画像信号に量子化する際に発生するノイズ成分が積算して含まれてしまうのを防ぎ、画像中の検出対象を信号レベルに基づいて検出するのに当たり、検出対象の背景部分に存在する画像中のノイズ成分を低減させることができる。
なお、請求項1に記載した本発明の移動体検出方法において、請求項2に記載した本発明の移動体検出方法のように、撮影領域を固定して撮影された前記複数の画像中における各画素の前記最低画素値により各画素値を前記オフセット補正するようにしてもよい。
また、請求項1又は2に記載した本発明の移動体検出方法において、請求項3に記載した本発明の移動体検出方法のように、前記オフセット補正後の前記各画像を、前記一定間隔の間における前記観測対象の移動体の推定した移動内容に対応する内容で順次移動させ、前記オフセット補正後の各画像の互いに重なる同一画素位置の画素値に基づいて、前記複数のオフセット補正後の画像から前記観測対象の移動体を検出するようにしてもよい。
また、請求項4に記載した本発明の移動体検出方法は、請求項1、2又は3に記載した本発明の移動体検出方法において、
前記複数のオフセット補正後の画像のうち一つの画像と、該一つの画像の前記一定間隔前又は後に撮影されたもう一つの前記オフセット補正後の画像とを、前記一定間隔の間における前記観測対象以外の移動体の既知の移動内容に対応する内容で移動させ、前記一つの画像の各画素の画素値から、該画素と重なる前記もう一つの画像の同一画素位置の画素値を差し引いて、前記一つの画像の各画素についてフィルタリング処理後の画素値を算出し、
前記算出したフィルタリング後の画素値を、前記オフセット補正後の前記一つの画像の画素値とするようにした、
ことを特徴とする。
請求項4に記載した本発明の移動体検出方法によれば、請求項1、2又は3に記載した本発明の移動体検出方法において、各画像に観測対象の移動体以外の移動体が写っており、しかも、その移動体の一定間隔の間における移動内容が既知であれば、オフセット補正後の画像に対し、その移動内容に対応する内容だけ移動させた一定間隔前後の画像の同一画素位置の画素値を差し引くことで、画像中の検出対象を信号レベルに基づいて検出するのに当たり、検出対象の背景部分に存在する画像中のノイズ成分をより一層低減させることができる。
さらに、請求項5に記載した本発明の移動体検出方法は、請求項1、2、3又は4に記載した本発明の移動体検出方法において、前記観測対象の移動体は地球周回軌道上の物体であり、前記各画像は定点観測中に時間をおいて撮影された画像であることを特徴とする。
請求項5に記載した本発明の移動体検出方法によれば、請求項1、2、3又は4に記載した本発明の移動体検出方法において、恒星や宇宙線による映り込み等が観測対象の移動体である地球周回軌道上の物体より高い輝度で画像に一緒に写っていても、その画像から地球周回軌道上の物体の背景部分に存在する画像中のノイズ成分をより一層低減させることができる。
本発明によれば、画像中の検出対象を信号レベルに基づいて検出するのに当たり、検出対象の背景部分に存在する画像中のノイズ成分を低減させることができる。
本発明の移動体検出方法を天体の撮影画像からスペースデブリを検出するのに適用した場合の手順を示すフローチャートである。 図1のフローチャートにおける撮影及び画像読み込み処理ステップの具体的な手順を示すフローチャートである。 図1のフローチャートにおける前処理ステップの具体的な手順を示すフローチャートである。 図3のノイズ成分除去補正ステップで除去するノイズ成分の分布を画面横方向の同一の1ライン分について模式的に示す説明図である。 (a)は図4の破線枠で囲んだ画素部分に現れる各ノイズ成分を画像の撮影タイミング毎に示す説明図、(b),(c)は(a)の各ノイズ成分の最小値を4コマ中とそれよりも多い多数コマ数中とについてそれぞれ示す説明図である。
以下、本発明の移動体検出方法を天体の撮影画像からスペースデブリを検出するのに適用した実施形態について、図面を参照しながら説明する。
天体の撮影画像からスペースデブリ(請求項中の観測対象の移動体に相当)を検出する本実施形態の方法では、図1のフローチャートに示すように、撮影及び画像読み込み処理ステップ(ステップS1)、前処理ステップ(ステップS3)、及び、重ね合わせ処理ステップ(ステップS5)の各ステップを行う。
このうち、ステップS1の撮影及び画像読み込み処理ステップでは、図2のフローチャートに示すように、まず、観測対象の移動体であるスペースデブリの静止軌道を含む空間(天空)を、一定時間毎に予め定められた露光時間で繰り返し連続撮影する(ステップS11)。続いて、撮影した画像の画像信号を取り込んで(ステップS13)、画像読み込みステップ(図1のステップS1)を終了する。
なお、天空の画像を撮影するには、例えば、天体望遠鏡にCCDカメラなどを接続した撮影装置(図示せず)を用いることができる。
次に、図1のステップS3の前処理ステップでは、図3のフローチャートに示すように、まず、不図示の撮影装置から取り込んだ画像信号中に含まれるノイズ成分を除去する補正を行う(ステップS31)。続いて、補正後の画像信号の画像サイズを、後述する重ね合わせ処理ステップ(図1のステップS5)で取り扱う画像サイズに縮小する(ステップS33)。本実施形態では、画像サイズを縦横それぞれ2分の1(面積ベースで4分の1)に縮小する。そして、縮小前の2×2画素内の最大画素値を縮小後の1画素の画素値に当てはめる。以上で、前処理ステップ(図1のステップS3)を終了する。
ここで、ステップS31のノイズ成分の除去補正の詳細な手順について説明する。不図示の撮影装置で画像を撮影してからその画像信号を取り込むまでには、図4に模式的に示すように、主に6種類のノイズ成分が、本来の撮影対象の信号成分に重畳される。なお、図4では、ある画像信号に存在する各ノイズ成分を画面横方向の同一の1ライン分について模式的に示している。
まず、1つ目のノイズ成分は、図4の最下段に示す「(1)CCD素子のオフセット成分」である。このCCD素子のオフセット成分は、不図示の撮影装置で天体望遠鏡により捉えた被写体像をCCDカメラのCCD素子で電気信号に変換する際に発生するノイズ成分である。即ち、CCD素子には、輝度0に応じた出力であるべき状態(被写体の光量が0である場合)で実際の出力が0点からシフト(オフセット)する場合がある。しかも、その内容はCCD素子の個体毎に異なる。
そこで、光量0の対象の撮影時に撮影装置が出力する画像信号が「0」となるように、CCD素子のオフセット成分を補正(オフセット補正)する。なお、この場合のオフセット補正は、ダーク補正とよばれ、その補正値は、受光部を遮光して撮影した時のCCD素子の出力値を求めることで得ることができる。
そして、求めた補正値を、移動体検出の際に撮影装置で撮影した天空部分の各画素の画素値から差し引くことで、上述したCCD素子のオフセット成分を補正することができる。
次に、2つ目のノイズ成分は、図4の下から2段目に示す「(2)背景光のグラデーション成分」である。この背景光グラデーション成分は、雲や大気における光の散乱や、局所的に輝度が高い箇所の存在により発生する。具体的には、不図示の撮影装置で撮影する天空の明るさが一様でなく、例えば、観測点からの仰角や高輝度地点からの距離に応じて、天空の背景の明るさがグラデーション状に変化する。
そして、求めた補正値を、移動体検出の際に撮影装置で撮影した天空部分の各画素の画素値から差し引くことで、上述した天空のグラデーション成分を補正することができる。
そこで、輝度が均一な被写体像の撮影時に撮影装置が出力する画像信号が被写体像の全体に亘って均一となるように、背景光のグラデーション成分を補正する。なお、この場合の補正値は、輝度が均一な被写体像の撮影時における上述した「(1)CCD素子のオフセット成分」の補正後の画像信号、又は、「(1)CCD素子のオフセット成分」に加えて後述する「(3)光学系のオフセット成分」の補正をさらに行った後の画像信号から、グラデーション変化を一次関数式で近似させ、これに基づいて求めるのが望ましい。
このグラデーションをx軸、y軸の傾斜として得る方法は、背景技術の欄で先行文献(非特許文献2)としても挙げた「International Astronautical Congress -07-A6.I.05 2007 Mr. Fabrizio Paolillo, Dr. Manfredi Porfilio,“First Italian Space Debris Observatory: Images Processing Automation” 」で示されている。この文献で示されている方法では、画像の各行の中央値を求めた1行x列のデータを作成し、最小自乗法でx軸方向のグラデーションを近似する一次式(v=ax+c)を決定する。同様に、画像の各列の中央値を求めたy行1列のデータを作成し、最小自乗法でy方向のグラデーションを近似する一次式(v=by+c)を決定する。
そして、求めた補正値を、移動体検出の際に撮影装置で撮影した天空部分の各画素の画素値から差し引くことで、上述した天空のグラデーション成分を補正することができる。
続いて、3つ目のノイズ成分は、図4の下から3段目に示す「(3)光学系のオフセット成分」である。この光学系のオフセット成分は、不図示の撮影装置で天体望遠鏡により被写体像を捉える際に、天体望遠鏡のニュートン反射鏡やレンズ等の光学系の特性により発生する。具体的には、光学系で捉えた被写体像における周縁部分の明るさが低下する(周辺減光)。この周辺減光は、被写体像全体が明るいほど大きい度合いで発生する。
そこで、輝度が均一な被写体像の撮影時に撮影装置が出力する画像信号が被写体像の全体に亘って均一となるように、光学系のオフセット成分を補正する。なお、この場合のオフセット補正は、フラット補正と呼ばれ、その補正値は、輝度が均一な被写体像の撮影時における上述した「(1)CCD素子のオフセット成分」の補正後の画像信号から周辺減光の分布を取得し、これに基づいて求めるのが望ましい。
なお、輝度が均一な被写体像は、例えば、すりガラスなどを望遠鏡の手前に用意し、そのすりガラスに均一な光が当たるようにしながら望遠鏡の視野全体で撮影することで、得ることができる。
そして、求めた補正値を、移動体検出の際に撮影装置で撮影した天空部分の各画素の画素値から差し引くことで、上述した光学系のオフセット成分を補正することができる。
以上に説明した3つのノイズ成分については、それぞれのノイズ成分を抽出して画像信号から差し引く方法で、従来から既に補正処理が行われている。しかし、従来の補正処理では、抽出した各ノイズ成分に含まれる他のノイズ成分が補正処理により積算して補正後の画像信号に残ってしまう。そこで、本実施形態では、後述する方法によってその問題の解消を図っている。
ここではそれに先立って、従来の補正処理により補正後の画像信号に積算して残る他のノイズ成分(引き続き説明する4つ目乃至6つ目のノイズ成分)について説明する。
まず、4つ目のノイズ成分である、図4の下から4段目に示す「(4)恒星によるノイズ成分」は、不図示の撮影装置による撮影画像中に天空に存在する恒星が、その移動速度に応じて周辺がぼやけた点又は線となって写り込むことで発生する。
この恒星によるノイズ成分は、不図示の撮影装置により撮影された各画像と、この画像の前又は後に連続して撮影装置により撮影されたもう一つの画像とを、恒星の既知の移動方向に既知の移動量だけ平行移動させて、両画像の互いに重なる同一画素位置の画素値を差し引くことで、各画像からなくすことができる。
続いて、5つ目のノイズ成分は、図4の上から3段目に示す「(5)熱雑音+リードアウトノイズ成分」である。この熱雑音やリードアウトノイズ成分は、不図示の撮影装置による被写体像の撮影及びその画像信号の出力に伴って発生する。
このうち、熱雑音は、結像した被写体像の光量に応じた電荷を受光素子が発生させる際に受光素子内の電子の熱振動によりCCD素子に溜まるノイズ成分である。一方、リードアウトノイズは、受光素子が被写体像から変換した電荷をCCD素子から読み出す際に発生するノイズ成分であり、CCD素子の内部、その制御や電荷読み出しに用いるアナログ回路や、A/D変換器の内部で発生するノイズを全て含むものである。
上述した「(5)熱雑音+リードアウトノイズ成分」は、発生場所や発生時間に依存性を持たずその都度変化するランダムノイズであり、一般に、ショットノイズである熱雑音はポアソン分布、リードアウトノイズはガウス分布となることが知られている。
次に、6つ目のノイズ成分は、図4の上から2段目に示す「(6)スパイクノイズ成分」である。このスパイクノイズ成分は、宇宙線の影響で発生するノイズ成分であり、このスパイクノイズ成分により、一部の画素が不規則なタイミングで一瞬だけ極めて高い画素値となる場合がある。
ここで、図5(a)の模式図に、連続する4つのタイミング(T=t0−Δt,t0,t0+Δt,t0+2Δt)で不図示の撮影装置によりそれぞれ撮影された、4つの画像の画像信号に含まれるノイズ成分の内容を個々に示す。なお、図5(a)では、画面横方向の1ラインのうち、図4の破線で囲んだライン部分の波形を抽出して示している。後の説明に用いる図5(b),(c)の各模式図でも、同様に一部のライン部分の波形を抽出して示している。
図5(a)に示すように、「(1)CCD素子のオフセット成分」、「(2)背景光のグラデーション成分」、「(3)光学系のオフセット成分」の各ノイズ成分は、撮影装置や撮影する天空領域に依存するので、それらが変わらない限り、どのタイミングで撮影した画像にもコンスタントな内容で現れる。また、「(4)恒星によるノイズ成分」も、恒星の移動により現れる画素の位置は変わるものの、その内容は恒星の輝度に依存するので、画像に写った恒星が変わらない限り、どの画像にもコンスタントな内容で現れる。
これに対し、「(5)熱雑音+リードアウトノイズ成分」、「(6)スパイクノイズ成分」の各ノイズ成分は、いずれもランダムノイズであるため、画像によって現れる内容が変化する。このため、適切な補正内容を予め決定しておくことができない。
以上が、不図示の撮影装置で撮影した画像信号に含まれる各ノイズ成分の内容である。これらのうち、上述した「(1)CCD素子のオフセット成分」、「(2)背景光のグラデーション成分」、「(3)光学系のオフセット成分」の各ノイズ成分の補正値を、従来の補正方法によって決定する際には、撮影装置の画像信号から計算等によって各ノイズ成分以外を極力含んでいない画素値をそれぞれ求めることになる。
但し、各補正値を決定するのに用いる撮影装置の画像信号には、「(4)恒星によるノイズ成分」や、ランダムノイズである「(5)熱雑音+リードアウトノイズ成分」、そして、規則性が特にない「(6)スパイクノイズ成分」が、それぞれの撮影状況に応じた内容で重畳される。
このため、「(1)CCD素子のオフセット成分」、「(2)背景光のグラデーション成分」、「(3)光学系のオフセット成分」の各ノイズ成分の補正値を決定すると、「(4)恒星によるノイズ成分」を上述した手順でなくしたとしてもなお、先に説明したように、各補正値の中にそれぞれ、「(5)熱雑音+リードアウトノイズ成分」や「(6)スパイクノイズ成分」が含まれたまま残ることになる。
したがって、画素値に含まれる「(1)CCD素子のオフセット成分」、「(2)背景光のグラデーション成分」、「(3)光学系のオフセット成分」の各ノイズ成分を、各ノイズ成分の補正値でそれぞれ補正すると、補正後の画素値には、「(5)熱雑音+リードアウトノイズ成分」や「(6)スパイクノイズ成分」が積算して含まれてしまう。
そこで、本実施形態では、図3のステップS31のノイズ成分の除去補正において、以下に説明するようなノイズ成分の除去補正を行うことで、問題の解消を図っている。即ち、まず、視野を固定して撮影装置で複数コマ撮影し、複数の画像の中から、各画素の最小値を選び出す。
ここで、恒星が画像中に写っていたり、スパイクノイズが発生した場合には、ノイズ成分として充分に大きな値が加わる。このため、恒星が写った画素やスパイクノイズが加わった画素の画素値は、複数の画像中の最小値となることはない。そこで、複数の画像中の各画素の最小値を、少なくとも恒星が写っておらず、かつ、宇宙線によるスパイクノイズが加わっていない画素値として選び出す。なお、宇宙線によるスパイクノイズが写っていない複数の画像から、「(4)恒星によるノイズ成分」を上述した手順でなくした後に、その画像の中から各画素の最小値を選び出してもよい。
ここで、恒星や宇宙線によるスパイクノイズが写っていない画像の画素値に含まれる「(1)CCD素子のオフセット成分」、「(2)背景光のグラデーション成分」、「(3)光学系のオフセット成分」、「(5)熱雑音+リードアウトノイズ成分」のうち前3者は、コンスタントな内容であるためどの画像の画素にも同じボリュームで含まれている。そのため、各画素の最小値は、「(4)恒星によるノイズ成分」や「(6)スパイクノイズ成分」を含んでおらず、かつ、画像によって内容が変化する「(5)熱雑音+リードアウトノイズ成分」を、他の画像の同じ画素よりも少ないボリュームで含んでいることになる。
そして、「(5)熱雑音+リードアウトノイズ成分」の最小値は「0」である。よって、恒星や宇宙線によるスパイクノイズが写っていない複数の画像中の各画素の最小値は、「(1)CCD素子のオフセット成分」、「(2)背景光のグラデーション成分」、「(3)光学系のオフセット成分」の各ノイズ成分をまとめて補正するための補正量に相当すると考えることができる。
そこで、恒星や宇宙線によるスパイクノイズが写っていない複数の画像の中から選び出した各画素の最小値を補正量として、移動体検出の際に撮影装置で撮影した天空部分の画像の各画素値から差し引き、「(1)CCD素子のオフセット成分」、「(2)背景光のグラデーション成分」、「(3)光学系のオフセット成分」の各ノイズ成分をまとめて補正する。
なお、図5(b)の模式図に示すように、4コマの画像から各画素の最小値を選ぶよりも、図5(c)の模式図に示すように、4コマよりも多い多数コマの画像から各画像の最小値を選ぶ方が、確率的に、最小値に含まれる「(5)熱雑音+リードアウトノイズ成分」のノイズ成分のボリューム(ヒストグラム中のハッチングを施した部分)が少なくなる。
したがって、「(5)熱雑音+リードアウトノイズ成分」の補正量を最低限に止めたい場合は、各画素の最小値を選ぶ対象の画像のコマ数をできるだけ増やすことが望ましい。そこで、後述する重ね合わせ処理に用いる全画像から各画素の最小値を選ぶことが望ましい。
続いて、上述した4つのノイズ成分を補正した後の、移動体検出の際に撮影装置で撮影した連続2コマの天空部分の画像を、恒星の移動方向及び移動量に応じて平行移動させて重ね合わせ、重なった同一画素の画素値を差し引くことで、「(4)恒星によるノイズ成分」をなくす。以上で、図3のステップS31のノイズ成分の除去補正とする。
次に、図1のステップS5の重ね合わせ処理ステップでは、不図示の撮影装置が冒頭に説明したように一定間隔で連続撮影した画像に対して、重ね合わせ法によるスペースデブリの候補の抽出処理をそれぞれ実行する。
具体的には、各画像をスペースデブリの推定移動速度ずつ順次平行移動させて、互いに重なる同一画素位置の画素値を用いて、スペースデブリ検出の評価値を算出する。この評価値は、スペースデブリの推定移動速度を順次変えながら、それぞれの推定移動速度について算出する。また、各画像の互いに重なる同一画素位置の画素値を用いた評価値の算出は、画像の各画素位置の全てについてそれぞれ行う。
評価値としては、例えば、対象画素位置の画素値に関する全画像の中央値や平均値等を用いることができる。そして、例えば、この評価値が所定のしきい値以上である場合に、この画素をスペースデブリが写っている画素であると判定することができる。
このように本実施形態では、重ね合わせ法を用いて行う図1のステップS3の前処理ステップにおいて、不図示の撮影装置で撮影した各画像の各画素の画素値から、全画像の同じ画素位置の画素値中の最低画素値を差し引いている。
これにより、コンスタントに現れる「(1)CCD素子のオフセット成分」、「(2)背景光のグラデーション成分」、「(3)光学系のオフセット成分」を画像信号(の各画素値)からなくすことができる。また、最低画素値に含まれる「(5)熱雑音+リードアウトノイズ成分」は、限りなく「0」に近い最低限のボリュームであることから、補正後の画像信号(の各画素値)に残るのを極力防ぐことができる。
このような前処理ステップを実行することで、各画像の「(1)CCD素子のオフセット成分」、「(2)背景光のグラデーション成分」、「(3)光学系のオフセット成分」を、それぞれ個別に求めた補正値により補正する場合のように、各補正値にそれぞれ含まれる「(5)熱雑音+リードアウトノイズ成分」が補正後の画像信号(の画素値)に残ってしまうのを、防ぐことができる。
よって、各画像の各画素の画素値から、全画像の同じ画素位置の画素値中の最低画素値を差し引くオフセット補正を行うことで、重ね合わせ法によりスペースデブリを検出するのに当たり、重ね合わせる画像のノイズ成分をより低減して、スペースデブリが写った画素の候補、ひいてはスペースデブリを、精度よく検出することができる。
なお、本実施形態では、画像上で推定移動方向及び推定移動量による等速直線運動を行う移動体を観測対象とした重ね合わせ法の場合を例に取って説明した。しかし、本発明は、時間の経過と共に一定量ずつ増加又は減少する推定移動量による等速加速度運動を画像上で行う移動体を観測対象とした重ね合わせ法を行う場合にも適用可能である。
また、図3のステップS31におけるノイズ成分の除去補正の際に説明した、恒星によるノイズ成分の除去の手法は、恒星以外の、スペースデブリを除く非検出対象の移動体についても、その移動体が写って発生した撮影画像中のノイズ成分を除去する手法として用いることができる。但し、連続2コマの撮影画像を相対移動させて重ね合わせるので、その撮影間隔の間に移動体が移動した内容(例えば、等速直線運動を行う移動体の場合はその移動方向及び移動量)が既知である必要がある。
また、上述した実施形態では、移動体を検出するのに重ね合わせ法を用いた場合について説明した。しかし、重ね合わせ法以外の、例えば、ブロックマッチングによる追跡や、オプティカルフローによる追跡を行って移動体を検出する際にも、本発明は適用可能である。また、移動体の運動モデルを仮定して、等速直線運動だけでなく移動方向をパーティクルフィルタ等で推定して、可能性の高いものを移動体として抽出する処理を用いる場合にも、本発明は適用可能である。
さらに、上述した実施形態では、スペースデブリの検出方法として本発明を実施した場合について説明したが、本発明は、例えば、スペースデブリ以外の地球周回軌道上を周回する人工衛星等の物体や、着色した微生物を撮影画面上で特定し検出する場合等、スペースデブリ以外の移動体を一定間隔で撮影した画像から検出する場合に、広く適用可能である。

Claims (5)

  1. 一定間隔で撮影された複数の画像を用いて、前記各画像から観測対象の移動体を検出する方法において、
    全画像中における各画素の最低画素値により各画素値をオフセット補正したオフセット補正後の前記複数の画像を用いて、前記観測対象の移動体を検出するようにした、
    ことを特徴とする移動体検出方法。
  2. 撮影領域を固定して撮影された前記複数の画像中における各画素の前記最低画素値により各画素値を前記オフセット補正することを特徴とする請求項1記載の移動体検出方法。
  3. 前記オフセット補正後の前記各画像を、前記一定間隔の間における前記観測対象の移動体の推定した移動内容に対応する内容で順次移動させ、前記オフセット補正後の各画像の互いに重なる同一画素位置の画素値に基づいて、前記複数のオフセット補正後の画像から前記観測対象の移動体を検出するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の移動体検出方法。
  4. 前記複数のオフセット補正後の画像のうち一つの画像と、該一つの画像の前記一定間隔前又は後に撮影されたもう一つの前記オフセット補正後の画像とを、前記一定間隔の間における前記観測対象以外の移動体の既知の移動内容に対応する内容で移動させ、前記一つの画像の各画素の画素値から、該画素と重なる前記もう一つの画像の同一画素位置の画素値を差し引いて、前記一つの画像の各画素についてフィルタリング処理後の画素値を算出し、
    前記算出したフィルタリング後の画素値を、前記オフセット補正後の前記一つの画像の画素値とするようにした、
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の移動体検出方法。
  5. 前記観測対象の移動体は地球周回軌道上の物体であり、前記各画像は定点観測中に時間をおいて撮影された画像であることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の移動体検出方法。
JP2012197531A 2012-09-07 2012-09-07 移動体検出方法 Active JP6094100B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012197531A JP6094100B2 (ja) 2012-09-07 2012-09-07 移動体検出方法
EP13834911.3A EP2894842B1 (en) 2012-09-07 2013-09-05 Moving object detection method
AU2013314015A AU2013314015B2 (en) 2012-09-07 2013-09-05 Moving object detection method
RU2015111739/07A RU2597882C1 (ru) 2012-09-07 2013-09-05 Способ обнаружения движущихся объектов
PCT/JP2013/073941 WO2014038629A1 (ja) 2012-09-07 2013-09-05 移動体検出方法
US14/638,274 US9501698B2 (en) 2012-09-07 2015-03-04 Moving object detection method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012197531A JP6094100B2 (ja) 2012-09-07 2012-09-07 移動体検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014051212A JP2014051212A (ja) 2014-03-20
JP6094100B2 true JP6094100B2 (ja) 2017-03-15

Family

ID=50237235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012197531A Active JP6094100B2 (ja) 2012-09-07 2012-09-07 移動体検出方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9501698B2 (ja)
EP (1) EP2894842B1 (ja)
JP (1) JP6094100B2 (ja)
AU (1) AU2013314015B2 (ja)
RU (1) RU2597882C1 (ja)
WO (1) WO2014038629A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6319709B2 (ja) * 2014-03-21 2018-05-09 株式会社Ihi デブリ検出方法
JP6344598B2 (ja) * 2014-04-23 2018-06-20 株式会社Ihi デブリ検出方法
TWI627385B (zh) * 2017-06-07 2018-06-21 中國鋼鐵股份有限公司 物體運動量測方法與系統
FR3071929A1 (fr) 2017-10-02 2019-04-05 Ecole Polytechnique Radar laser pour la detection des debris spatiaux
CN110345918B (zh) * 2019-05-27 2021-03-16 中国科学院紫金山天文台 基于恒星检索的空间碎片检测方法和系统
CN110399866B (zh) * 2019-08-27 2021-03-16 中国科学院紫金山天文台 基于ccd相机不同曝光时间交替的空间碎片观测方法
JP2022032358A (ja) * 2020-08-11 2022-02-25 卓也 生駒 天体写真撮影システム及びプログラム

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2973315B1 (ja) * 1998-07-16 1999-11-08 日本電気株式会社 単点観測による宇宙デブリ検出装置および検出方法
JP3425597B2 (ja) 2000-11-01 2003-07-14 独立行政法人航空宇宙技術研究所 移動天体検出方法
JP3922520B2 (ja) * 2001-01-26 2007-05-30 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 天球上で既知の運動をする対象物の検出方法
JP3548998B2 (ja) * 2001-01-26 2004-08-04 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 飛翔物体の自動監視・検出方法と装置
JP3475330B2 (ja) * 2001-04-13 2003-12-08 独立行政法人航空宇宙技術研究所 天体観測画像中の天体の識別方式
JP3894534B2 (ja) * 2001-05-16 2007-03-22 キヤノン株式会社 撮像装置および放射線撮像装置
JP3671220B2 (ja) * 2002-04-30 2005-07-13 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 移動体検出方法
JP4062300B2 (ja) * 2004-11-18 2008-03-19 コニカミノルタオプト株式会社 撮像装置
JP5600043B2 (ja) * 2010-09-10 2014-10-01 株式会社Ihi スペースデブリ検出方法
US9147260B2 (en) * 2010-12-20 2015-09-29 International Business Machines Corporation Detection and tracking of moving objects
RU2446471C1 (ru) * 2010-12-23 2012-03-27 Государственное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Тамбовский государственный технический университет" ГОУ ВПО ТГТУ Способ обнаружения движущихся объектов и определения их параметров

Also Published As

Publication number Publication date
EP2894842A1 (en) 2015-07-15
EP2894842A4 (en) 2016-04-20
EP2894842B1 (en) 2020-10-21
AU2013314015B2 (en) 2015-12-03
WO2014038629A1 (ja) 2014-03-13
AU2013314015A1 (en) 2015-04-02
US20150206009A1 (en) 2015-07-23
US9501698B2 (en) 2016-11-22
RU2597882C1 (ru) 2016-09-20
JP2014051212A (ja) 2014-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6094100B2 (ja) 移動体検出方法
US8289405B2 (en) Image processing apparatus and method thereof
KR100315897B1 (ko) 적응적비균일성보상방법및센서
US8223235B2 (en) Digital imager with dual rolling shutters
US10417745B2 (en) Continuous motion scene based non-uniformity correction
KR102619516B1 (ko) 초해상도 이미지를 생성하기 위한 방법 및 관련 디바이스
CN110536057A (zh) 图像处理方法和装置、电子设备、计算机可读存储介质
CN112866549B (zh) 图像处理方法和装置、电子设备、计算机可读存储介质
US8629908B2 (en) Method for detecting a moving object in a sequence of images captured by a moving camera, computer system and computer program product
JP3342588B2 (ja) 不鮮明ビデオラインの補正方法およびカメライメージャ
US20110037860A1 (en) Correction of Captured and Stabilized Images
EP3127324A1 (en) System and method for images distortion correction
US20160323526A1 (en) Control apparatus, optical apparatus, control method, and non-transitory computer-readable storage medium
RU2618927C2 (ru) Способ обнаружения движущегося объекта
CN104394334B (zh) 图像传感器在轨噪声智能抑制方法
JP5631153B2 (ja) 画像処理装置、制御方法、及びプログラム
CN113196334B (zh) 用于生成超分辨率图像的方法和相关设备
CN104601906A (zh) 图像探测器在轨噪声自动抑制方法
JP2023118139A (ja) 突発性ノイズ検出装置、撮像装置、突発性ノイズ検出方法、表示画像データ生成方法、突発性ノイズ検出プログラム、及び記録媒体
JP2005347880A (ja) 平面画像における傾斜被り補正方法
NO167243B (no) Avbildningssystem og fremgangsmaate for bildeopploesningsoekning i et avbildningssystem.
JP2015207840A (ja) 画像処理方法、画像処理装置、撮像装置、画像処理プログラム、および、記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160815

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170130

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6094100

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250