JP6089305B2 - ポインチング装置 - Google Patents
ポインチング装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6089305B2 JP6089305B2 JP2014196660A JP2014196660A JP6089305B2 JP 6089305 B2 JP6089305 B2 JP 6089305B2 JP 2014196660 A JP2014196660 A JP 2014196660A JP 2014196660 A JP2014196660 A JP 2014196660A JP 6089305 B2 JP6089305 B2 JP 6089305B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- area
- divided
- pointing device
- target object
- foot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Position Input By Displaying (AREA)
Description
特に、作業者が食材を扱う工場では、衛生上の観点から、作業者は手袋を装着して作業をする。例えば、おにぎり製造ラインで、内包する具の種類を変えた多品種のおにぎりを製造する場合、製造したおにぎりの種類、数量などを、作業者自身がタッチパネルを通じてディスプレイに入力する作業が頻繁に発生する。手袋を外して入力作業をすれば、食材のかすでディスプレイ面が汚れることはない。しかし、入力のたびごとに手袋をはずすことが煩わしいので、通常はディスプレイを透明フィルムで覆って使用する。その結果、手袋に付着した食材のかすがフィルムに付着し、時間経過とともにこびりついて、ディスプレイを視認しづらくなる問題が発生し、フィルムを頻繁に交換しなければならない問題が発生する。油が付着した歯車関連部品、装置の製造ラインでも、作業者は油による手の汚れを防ぐため、手袋を使用することがある。この場合も同種の問題が発生する。
例えば、手操作型マウスと同様に容易に操作することができ、かつ、データの入力作業の効率を向上させることのできる足で操作する足操作型入力装置が開示されている(特許文献1を参照)。特許文献1に開示された装置においては、足裏前半分と略同形状に形成される本体と、本体前方両側面に設けられる第一及び第二のスイッチと、本体裏面に取り付けられたマウスボールと、本体前方表面に設置した足の指で挟持可能な突起部とを備えている。足で本体を床面上で動かすと、動きに合わせた方向にカーソルがディスプレイ上を移動、親指で第一のスイッチを踏み込むと左クリック、薬・小指で第二のスイッチを踏み込むと右クリック操作になる。手で操作するマウスと同様の感覚で使用が可能である。床に付けたかかとを軸につま先を左右に回転してカーソルの横移動、指・足裏の屈伸作用でカーソルの縦移動が実現できる。
また、生産現場では、立位作業が多い。特許文献1,2に開示された技術はいずれも片足操作する構成である。これらを立位使用すると、足場が悪く、生産現場には不向きである。
1)透明な板
2)板の背面に設置され、板の正面の対象物までの距離を測定する距離測定手段
3)対象物と板との距離が所定閾値以下の対象物を目的対象物と判別する判別手段
4)距離測定手段により形成される板上の測定領域に設定された複数の分割領域において、分割領域毎に、目的対象物が占有する面積を求め、占有する面積から、目的対象物の位置にある分割領域を決定する決定手段
5)目的対象物の位置にある分割領域からポインチング命令を導き出す命令手段
上記4)の決定手段は、距離が所定の距離以下である目的対象物が占有する面積に関して、板上に設けられた複数の分割領域毎に比較することにより、面積が最も大きい分割領域を目的対象物の位置にある分割領域として決定することが好ましい。具体的には、距離が所定の距離以下である目的対象物が占有する面積が、予め定められた分割領域の面積に対し、所定割合を超えた場合に、目的対象物の位置にある分割領域として決定する。
また、足置き部をシーソー様に回転させてのクリック処理も不要になり、足場の悪さや無用なクリック処理、さらにはクリック処理の際に、ディスプレイ上のカーソル位置が無用に変動しがちになる不具合から解放されるといった効果を有する。
さらに、分割領域の内1つ以上の領域にカーソルを停止する入力命令を割り当てる。
表1において、カーソルを停止する命令を割り当てる分割領域11(i)は、測定面積を46170に増やして他の分割領域の面積34080より広くし、しかも他の分割領域と重複カウントする。重複カウントした分割領域11(i)を、図3に点線12で囲まれた領域として示す。この部分に右足8が入った時、双方の分割領域にカウントすることで、右足8が他の分割領域に移動する際の滑らかなカーソル移動が実現できる。要は、例えばカーソルを上移動させようとして分割領域11(h)にある右足8を動かした時、11(a)を経由した際に右足8が分割領域11(a)にあると判断されない程度に分割領域11(i)の面積を広くとり、分割領域11(a)の面積と重複すれば良い。
右足8でカーソル操作する。右足8を透明な板4の測定領域10内に置き、左足9を透明な板4の測定領域10の外に置く。距離センサ5をセットアップ(S01)した後、各ポイントで右足8の距離を測定(S02)し、閾値未満のポイントの数を領域毎に計測する(S03)。計測の結果、右足が最も入っている領域を選択し(S04)、中央の領域が最大の値であるかを判定する(S05)。中央の領域が最大の値である場合、すなわち、0cmの判定ポイント数が分割領域11(i)に最も多い場合は、カーソル移動を停止する(S06)。カーソルが停止した状態で分割領域11(h)に左足9を置き(S07)、分割領域11(h)の測定点が13000ポイント以上0cmとなった時、クリック操作と判定する(S08)。この値は、右足8が分割領域11(h)、11(i)の双方を占有した時に、右足8だけでクリック操作する不具合を解消できる値であればよい。これに対して、中央の領域が最大の値ではない場合、例えば分割領域11(d)に0cmと判定した測定点の数が最も多い時は、分割領域11(d)を選択し、カーソルを右移動する。すなわち、分割領域11(a)〜11(h)に対応して左上、上、右上、右、右下、下、左下、左と45°刻みにカーソル移動の方向を決定し(S09)、33msごとのルーチン繰り返しの度毎に1絵素移動する計算でカーソル移動量が決定され(S10)、カーソル移動処理がなされる(S11)。
4 透明な板
5 距離センサ
8 右足
9 左足
10 測定領域
11 分割領域
12 重複カウントした分割領域
Claims (8)
- 1)透明な板と、
2)前記板の背面に設置され、前記板の正面の対象物までの距離を測定する距離測定手段と、
3)対象物と前記板との距離が所定閾値以下の対象物を目的対象物と判別する判別手段と、
4)前記距離測定手段により形成される前記板上の測定領域に設定された複数の分割領域において、分割領域毎に、前記目的対象物が占有する面積を求め、占有する面積から、前記目的対象物の位置にある分割領域を決定する決定手段と、
5)前記目的対象物の位置にある分割領域からポインチング命令を導き出す命令手段と、
を備え、
分割領域の内の1つ以上の領域が、他の領域より広く分割されている、或は、他の分割領域と重複している、の少なくとも何れかである、
ことを特徴とするポインチング装置。 - 前記決定手段は、
前記距離が所定の距離以下である前記目的対象物が占有する面積に関して、前記板上に設けられた複数の分割領域毎に比較することにより、面積が最も大きい分割領域を前記目的対象物の位置にある分割領域として決定することを特徴とする請求項1のポインチング装置。 - 前記決定手段は、前記距離が所定の距離以下である前記目的対象物が占有する面積が、予め定められた分割領域の面積に対し、所定割合を超えた場合に、前記目的対象物の位置にある分割領域として決定することを特徴とする請求項1又は2に記載のポインチング装置。
- 前記距離測定手段は、赤外線発光部と赤外線受光部とで構成されることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のポインチング装置。
- 前記ポインチング命令は、カーソル停止動作、もしくは、カーソル移動動作とすることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のポインチング装置。
- 前記目的対象物が、第1目的対象物と第2目的対象物であり、
第1目的対象物が、前記カーソル停止動作に割り当てた分割領域を選択した状態で、
第2目的対象物が、異なる分割領域を選択することでクリック動作とすることを特徴とする請求項5に記載のポインチング装置。 - 前記カーソル停止動作のポインチング命令は、
予め定められている分割領域に加えて、他の分割領域に拡大して導き出されることを特徴とする請求項5に記載のポインチング装置。 - 前記板上に、1カ所以上、突起もしくは切り欠きを更に設けたことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載のポインチング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014196660A JP6089305B2 (ja) | 2014-09-26 | 2014-09-26 | ポインチング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014196660A JP6089305B2 (ja) | 2014-09-26 | 2014-09-26 | ポインチング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016071408A JP2016071408A (ja) | 2016-05-09 |
JP6089305B2 true JP6089305B2 (ja) | 2017-03-08 |
Family
ID=55864667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014196660A Expired - Fee Related JP6089305B2 (ja) | 2014-09-26 | 2014-09-26 | ポインチング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6089305B2 (ja) |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3529510B2 (ja) * | 1995-09-28 | 2004-05-24 | 株式会社東芝 | 情報入力装置および情報入力装置の制御方法 |
JP3458543B2 (ja) * | 1995-07-25 | 2003-10-20 | 株式会社日立製作所 | 手形状認識機能付き情報処理装置 |
JP3997566B2 (ja) * | 1997-07-15 | 2007-10-24 | ソニー株式会社 | 描画装置、及び描画方法 |
EP1717679B1 (en) * | 1998-01-26 | 2016-09-21 | Apple Inc. | Method for integrating manual input |
JP2007072578A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Denso Corp | 入力装置 |
JP5126666B2 (ja) * | 2007-12-13 | 2013-01-23 | 株式会社デンソー | 車両用操作入力装置 |
JP4771183B2 (ja) * | 2009-01-30 | 2011-09-14 | 株式会社デンソー | 操作装置 |
DE102009010277A1 (de) * | 2009-02-24 | 2010-09-02 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Eingabevorrichtung und Verfahren zum Bereitstellen eines einer Sensorfeldbelegung zugeordneten Ausgangssignals |
JP5282661B2 (ja) * | 2009-05-26 | 2013-09-04 | ソニー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
US8496527B2 (en) * | 2010-06-02 | 2013-07-30 | Sony Computer Entertainment Inc. | Capacitive input for computer program |
-
2014
- 2014-09-26 JP JP2014196660A patent/JP6089305B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016071408A (ja) | 2016-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9582143B2 (en) | User input device and method | |
US10736700B2 (en) | Ergonomic foot-operated system | |
US9999833B2 (en) | Hand-held controllers with capacitive touch sensors for virtual-reality systems | |
TWI464640B (zh) | 手勢感測裝置及具有手勢輸入功能的電子系統 | |
TWI454974B (zh) | 可程式觸摸感應控制器 | |
KR101221820B1 (ko) | 사용이 편리한 발마우스 | |
JP2014123197A5 (ja) | ||
JP2013228948A5 (ja) | 入力受付方法、入力受付プログラム、及び入力装置 | |
US11216080B2 (en) | Methods and devices for information acquisition, detection, and application of foot gestures | |
JP2021500667A5 (ja) | ||
JP2013083553A5 (ja) | ||
US10268282B2 (en) | Foot-operated touchpad system and operation method thereof | |
JP6089305B2 (ja) | ポインチング装置 | |
JP2012234476A5 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム | |
JP6932267B2 (ja) | コントローラ装置 | |
US11703955B2 (en) | Methods and devices for information acquisition, detection, and application of foot gestures | |
JP2013206023A5 (ja) | ||
WO2016121999A1 (ja) | ユーザ入力装置及びカーソル制御システム | |
CN102681698A (zh) | 多键鼠标技术及鼠标 | |
CN110633007A (zh) | 足势信息获取,检测及应用的方法和设备 | |
JP6598316B2 (ja) | 表示方法、表示装置およびプログラム | |
KR20100064534A (ko) | 풋트 마우스 입력장치 | |
JP2018032122A (ja) | 表示操作装置 | |
JP2017138816A (ja) | 静電入力装置、静電入力装置用プログラム | |
JP2018032123A (ja) | 操作入力装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160331 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160530 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160825 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161014 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161219 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170117 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6089305 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |