JP6088211B2 - Mimo−ofdm受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の送信アンテナから無線伝送されたOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号を複数の受信アンテナにて受信するMIMO(Multiple Input Multiple Output)−OFDM受信装置に関し、特に、受信信号間のシンボル同期を実現する技術に関する。
日本の地上デジタル放送方式であるISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting−Terrestrial)は、固定受信向けにハイビジョン(登録商標)放送(または複数標準画質放送)を実現している。次世代の地上デジタル放送方式では、従来のハイビジョンに代わり、3Dハイビジョン放送またはハイビジョンの16倍の解像度を持つスーパーハイビジョン等により、さらに情報量の多いサービスを提供することが求められている。そのため、データ容量の拡大及び誤り訂正技術により、所要C/Nを低減することが課題となっている。
近年、無線によるデータ伝送容量を拡大するための手法として、水平偏波及び垂直偏波の両偏波を送受信アンテナに同時に用いる2×2偏波MIMO方式が提案されている(非特許文献1を参照)。一方、OFDM信号では、GI(Guard Interval:ガードインターバル)を含む時間軸波形からデータを切り出してFFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)することによって、周波数軸波形が得られる。このため、受信装置において有効シンボルの時間軸波形を適切に切り出すには、ガード相関と呼ばれる周波数同期手法を用いるのが一般的である(非特許文献2を参照)。
村山研一、「スーパーハイビジョン放送に向けた次世代地上大容量伝送技術」、NHK技研R&D、No.134、2012.7 関,多賀,石川、「OFDMにおけるガード期間を利用した新しい周波数同期方式の検討」、テレビジョン学会技術報告、Vol.19, No.38, pp13-18, 1995
図5は、ガード相関による周波数同期手法を説明する図である。OFDM信号の受信装置は、1OFDMシンボル分の期間毎に、受信したOFDM信号のI軸信号と、そのOFDM信号をガード期間分遅延させた信号との間で、ガード期間幅の移動平均を求めることにより相関値を算出する。そして、受信装置は、相関値が最も大きい位置をOFDMシンボル先頭位置として検出し、OFDMシンボル先頭位置を基準にして(OFDMシンボル先頭位置を有効シンボルの先頭位置として)、受信したOFDM信号から有効シンボルの時間軸波形を切り出す。このように、OFDM信号については、当該受信装置内で作り出す遅延波の信号との間のガード相関をとり、ピーク位置をOFDMシンボル先頭位置として検出し、有効シンボルの時間軸波形を切り出す。一方で、MIMO−OFDM受信装置においても、複数の受信信号のそれぞれについて、受信信号に対しガード相関をとることにより、OFDMシンボル先頭位置を検出し、有効シンボルの時間軸波形を切り出すことができる。
しかしながら、MIMO−OFDM受信装置では、各受信信号において、ガード相関のピーク位置が1OFDMシンボル分期間毎に毎回正しく揃うとは限らず、遅延を生じることがあり得る。これは、受信信号毎の伝送特性、受信装置の特性等が異なるからである。特に、複数の偏波を用いたMIMO−OFDM受信装置では、例えば、見通し外伝搬での伝送特性の違いや装置化誤差があり、各偏波成分において、ガード相関のピーク位置が正しく揃うとは限らず、数サンプル程度の誤差を含んでしまうことがあり得る。
図6及び図7は、従来のMIMO−OFDM受信装置における偏波成分毎のガード相関の処理を説明する図である。図6は、両偏波成分のガード相関のピーク位置が1OFDMシンボル分期間の端に跨らない場合を示し、図7は、両偏波成分のガード相関のピーク位置が1OFDMシンボル分期間の端に跨る場合を示している。ここで、MIMO−OFDM送信装置により送信された水平偏波の信号と垂直偏波の信号とは、水平偏波の信号(1−H)と垂直偏波の信号(1−V)とが対応し、水平偏波の信号(2−H)と垂直偏波の信号(2−V)とが対応しているものとする。前述のとおり、偏波成分毎の伝送特性等の違いによって、偏波成分間で数サンプル程度の時間ずれが生じる。このため、MIMO−OFDM受信装置は、水平偏波の信号と垂直偏波の信号との間で数サンプル程度の時間ずれが生じている状態で、ガード相関のピーク位置をOFDMシンボル先頭位置としてそれぞれ検出する。
図6を参照して、従来のMIMO−OFDM受信装置は、1OFDMシンボル分期間において、水平偏波の信号に対しガード相関をとることにより、ガード相関のピーク位置Th1をOFDMシンボル先頭位置として検出し、この先頭位置Th1を基準にして有効シンボルの時間軸波形の信号(1−H)を切り出す。また、従来のMIMO−OFDM受信装置は、同じ1OFDMシンボル分期間において、垂直偏波の信号に対しガード相関をとることにより、ガード相関のピーク位置Tv1をOFDMシンボル先頭位置として検出し、この先頭位置Tv1を基準にして有効シンボルの時間軸波形の信号(1−V)を切り出す。図6では、水平偏波の信号(1−H)と垂直偏波の信号(1−V)とが対応しているから、切り出された水平偏波の有効シンボルと垂直偏波の有効シンボルとは対応したものとなり、シンボルずれは生じない。
一方、図7を参照して、従来のMIMO−OFDM受信装置は、1OFDMシンボル分期間において、水平偏波の信号に対しガード相関をとることにより、ガード相関のピーク位置Th2をOFDMシンボル先頭位置として検出し、この先頭位置Th2を基準にして有効シンボルの時間軸波形の信号(1−H)を切り出す。また、従来のMIMO−OFDM受信装置は、同じ1OFDMシンボル分期間において、垂直偏波の信号に対しガード相関をとることにより、ガード相関のピーク位置Tv2をOFDMシンボル先頭位置として検出し、この先頭位置Tv2を基準にして有効シンボルの時間軸波形の信号(2−V)を切り出す。図7では、水平偏波の信号(1−H)と垂直偏波の信号(2−V)とが対応していないから、切り出された水平偏波の有効シンボルと垂直偏波の有効シンボルとは対応しておらず、シンボルずれが生じることになる。
このように、図7に示した信号タイミングのように、ガード相関のピーク位置、すなわち、ガード相関により検出されたOFDMシンボル先頭位置が1OFDMシンボル分期間の端にある場合は、偏波成分間の数サンプルの誤差によって、約1OFDMシンボル分期間のずれが生じてしまう。これは、水平偏波及び垂直偏波の両偏波を用いるMIMO−OFDM受信装置では、偏波成分毎のデータを同じタイミングで受信することを前提にしているからである。つまり、図7に示した信号タイミングでは、偏波成分毎の周波数同期は成立しているが、偏波成分間のシンボル同期は成立していない。偏波成分間でシンボルずれが生じることは致命的であり、MIMO−OFDM受信装置として受信処理を正しく行うことができない。
そこで、本発明は前記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数の受信信号間で信号の時間ずれが生じた場合であっても、シンボル同期を確実に実現可能なMIMO−OFDM受信装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、請求項1のMIMO−OFDM受信装置は、複数の送信アンテナから送信されたOFDM信号を、複数の受信アンテナを介して受信するMIMO−OFDM受信装置において、所定の1OFDMシンボル分期間内で、前記複数の受信アンテナのそれぞれに対応する受信信号毎に、ガード相関のピーク位置を検出するガード相関部と、前記ガード相関部により検出された受信信号毎のピーク位置のうち2つの受信信号の組み合わせに対するピーク位置の時間差と所定の閾値とに基づいて、前記受信信号のピーク位置を、当該受信信号のOFDMシンボル先頭位置として決定するか、または、前記受信信号のピーク位置に前記1OFDMシンボル分期間を加算した位置を、当該受信信号のOFDMシンボル先頭位置として決定するOFDMシンボル先頭位置決定部と、前記OFDMシンボル先頭位置決定部により決定された受信信号毎のシンボル先頭位置を基準にして、前記受信信号毎に有効シンボルを抽出する有効シンボル抽出部と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2のMIMO−OFDM受信装置は、請求項1に記載のMIMO−OFDM受信装置において、複数の送信アンテナから送信された複数の偏波のOFDM信号を、複数の受信アンテナを介して受信する、ことを特徴とする。
また、本発明によるMIMO−OFDM受信装置は、請求項2に記載のMIMO−OFDM受信装置において、2本の送信アンテナからそれぞれ送信された異なる偏波のOFDM信号を、2本の受信アンテナを介して受信し、前記OFDMシンボル先頭位置決定部が、両偏波のピーク位置の時間差を算出し、前記時間差と所定の閾値とを比較し、前記時間差が所定の閾値よりも小さい場合、前記ピーク位置をOFDMシンボル先頭位置としてそれぞれ決定し、前記時間差が所定の閾値以上の場合、前記両偏波のピーク位置を比較し、前記1OFDMシンボル分期間内で前記両偏波のうちピーク位置が遅れている偏波について、当該偏波のピーク位置を、当該偏波のOFDMシンボル先頭位置として決定し、前記両偏波のうち他方の偏波について、当該偏波のピーク位置に前記1OFDMシンボル分期間を加算した位置を、当該偏波のOFDMシンボル先頭位置として決定する、ことを特徴とする。
また、本発明によるMIMO−OFDM受信装置は、請求項1または2に記載のMIMO−OFDM受信装置において、前記OFDMシンボル先頭位置決定部が、前記複数の受信信号のうちの2つの受信信号の組み合わせに対するピーク位置の時間差を算出し、前記時間差と所定の閾値とを比較し、前記2つの受信信号の全ての組み合わせについての前記時間差が所定の閾値よりも小さい場合、前記受信信号のピーク位置を、当該受信信号のOFDMシンボル先頭位置として決定し、前記少なくとも1つの組み合わせについての前記時間差が所定の閾値以上である場合、当該組み合わせにおける2つの受信信号のピーク位置を比較し、前記1OFDMシンボル分期間内で前記2つの受信信号のうちピーク位置が遅れている受信信号について、当該受信信号のピーク位置を、当該受信信号のOFDMシンボル先頭位置として決定し、前記2つの受信信号のうち他方の受信信号について、当該受信信号のピーク位置に前記1OFDMシンボル分期間を加算した位置を、当該受信信号のOFDMシンボル先頭位置として決定する、ことを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、複数の受信信号間で信号の時間ずれが生じた場合であっても、シンボル同期を確実に実現可能なMIMO−OFDM受信装置を提供することができる。
本発明の実施形態によるMIMO−OFDM受信装置の構成を示すブロック図である。 有効シンボル期間抽出部の構成を示すブロック図である。 OFDMシンボル先頭位置決定部の処理を示すフローチャートである。 両偏波成分のガード相関のピーク位置が1OFDMシンボル分期間の端に跨る場合の有効シンボル期間抽出部による処理を説明する図である。 ガード相関による周波数同期手法を説明する図である。 従来のMIMO−OFDM受信装置において、両偏波成分のガード相関のピーク位置が1OFDMシンボル分期間の端に跨らない場合の処理を説明する図である。 従来のMIMO−OFDM受信装置において、両偏波成分のガード相関のピーク位置が1OFDMシンボル分期間の端に跨る場合の処理を説明する図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて詳細に説明する。
〔MIMO−OFDM受信装置〕
まず、本発明の実施形態によるMIMO−OFDM受信装置について説明する。図1は、本発明の実施形態によるMIMO−OFDM受信装置の構成を示すブロック図である。このMIMO−OFDM受信装置1は、送信アンテナ数を2本とし、受信アンテナ数を2本とした水平偏波及び垂直偏波による2×2偏波MIMO方式に適用するものである。尚、本発明は、後述するように、アンテナの数、偏波の種類等に限定されるものではなく、一般のMIMO方式にも適用がある。図1において、MIMO−OFDM受信装置1は、有効シンボル期間抽出部2、FFT部3−1,3−2、SP(Scattered Pilot:スキャタードパイロット)抽出部4−1,4−2、伝送路応答算出部5、MIMO等化/偏波分離部6、シンボル合成部7及び誤り訂正符号復号部8を備えている。
有効シンボル期間抽出部2は、図示しない受信アンテナRx1を介して受信した水平偏波の信号を入力すると共に、図示しない受信アンテナRx2を介して受信した垂直偏波の信号を入力し、1OFDMシンボル分期間において、ガード相関のピーク位置をそれぞれ検出する。このガード相関処理は、当該MIMO−OFDM受信装置1の電源ON等の立ち上がり時に行われ、検出したピーク位置から1OFDMシンボル分期間経過毎の位置を、その後のピーク位置として扱う。また、有効シンボル期間抽出部2は、定期的に、ガード相関のピーク位置を検出することにより、新たなピーク位置に更新する。
そして、有効シンボル期間抽出部2は、両偏波成分のピーク位置の時間差と所定の閾値とを比較し、時間差が閾値以上である場合に、ピーク位置が1OFDMシンボル分期間内の先頭近くにある偏波成分について、そのピーク位置から1OFDMシンボル分期間だけ後ろにずらした位置(遅延させた位置)をOFDMシンボル先頭位置として決定し、他方の偏波成分について、ピーク位置をOFDMシンボル先頭位置として決定する。時間差が閾値よりも小さい場合は、両偏波成分について、それぞれのピーク位置をOFDMシンボル先頭位置として決定する。これにより、偏波成分間のシンボルずれを避けることができる。そして、有効シンボル期間抽出部2は、それぞれのOFDMシンボル先頭位置を基準にして、水平偏波及び垂直偏波の有効シンボルを抽出し、水平偏波の有効シンボルをFFT部3−1に出力すると共に、垂直偏波の有効シンボルをFFT部3−2に出力する。有効シンボル期間抽出部2の詳細については後述する。
FFT部3−1は、有効シンボル期間抽出部2から水平偏波の有効シンボルを入力し、高速フーリエ変換により、時間軸波形の信号を周波数軸波形の信号に変換し、水平偏波の周波数軸波形の信号をSP抽出部4−1に出力する。FFT部3−2は、有効シンボル期間抽出部2から垂直偏波の有効シンボルを入力し、高速フーリエ変換により、時間軸波形の信号を周波数軸波形の信号に変換し、垂直偏波の周波数軸波形の信号をSP抽出部4−2に出力する。
SP抽出部4−1は、FFT部3−1から水平偏波の周波数軸波形の信号を入力し、所定のキャリヤシンボル位置に配置されたSPを抽出する。SP抽出部4−2は、FFT部3−2から垂直偏波の周波数軸波形の信号を入力し、所定のキャリヤシンボル位置に配置されたSPを抽出する。
伝送路応答算出部5は、SP抽出部4−1,4−2により抽出されたSP及び予め設定されたSP(送信用のSP)を用いて伝送路応答を算出する。MIMO等化/偏波分離部6は、伝送路応答算出部5により算出された伝送路応答を用いて、MIMO等化処理及び偏波分離処理を行い、シンボル合成部7は、MIMO等化/偏波分離部6によりMIMO等化及び偏波分離された信号のシンボルを合成し、元の送信信号を生成する。誤り訂正符号復号部8は、シンボル合成部7の合成処理により生成された元の送信信号に対し、誤り訂正復号を施し、元の1ストリームの送信データに復元する。
尚、誤り訂正符号復号部8において用いる誤り訂正符号は何でもよく、例えばLDPC符号等が用いられる。また、本発明の実施形態では、MIMO−OFDM送信装置が、1ストリームの送信データを偏波成分毎に分割して送信し、当該MIMO−OFDM受信装置1が、シンボル合成部7においてシンボル合成を行い、元の1ストリームの送信データに復元するようにしたが、本発明は、その分割及び合成処理を限定するものではない。また、誤り訂正符号化及び復号処理を偏波成分毎に別々に行うようにしてもよい。また、周波数インターリーブ、時間インターリーブ、ビットインターリーブ等の処理は、本発明の本質ではないため、説明を省略する。また、MIMO等化/偏波分離部6におけるMIMO等化手法は、例えばゼロフォーシングの手法が用いられる。
〔有効シンボル期間抽出部〕
次に、図1に示した有効シンボル期間抽出部2について詳細に説明する。図2は、有効シンボル期間抽出部2の構成を示すブロック図である。この有効シンボル期間抽出部2は、ガード相関部21−1,21−2、OFDMシンボル先頭位置決定部22及び有効シンボル抽出部23−1,23−2を備えている。
ガード相関部21−1は、図示しない受信アンテナRx1を介して受信した水平偏波の信号を入力し、所定の1OFDMシンボル分期間において、入力した水平偏波の信号と、当該信号をGI期間分遅延させた遅延信号との間で、GI期間幅の移動平均を求めることにより相関値を算出し、相関値が最も大きい位置Thをガード相関によるピーク位置として検出し、検出したピーク位置ThをOFDMシンボル先頭位置決定部22に出力する。
ガード相関部21−2は、図示しない受信アンテナRx2を介して受信した垂直偏波の信号を入力し、ガード相関部21−1と同一の所定の1OFDMシンボル分期間において、入力した垂直偏波の信号と、当該信号をGI期間分遅延させた遅延信号との間で、GI期間幅の移動平均を求めることにより相関値を算出し、相関値が最も大きい位置Tvをガード相関によるピーク位置として検出し、検出したピーク位置TvをOFDMシンボル先頭位置決定部22に出力する。
OFDMシンボル先頭位置決定部22は、ガード相関部21−1,21−2から水平偏波のガード相関のピーク位置Th及び垂直偏波のガード相関のピーク位置Tvを入力し、両偏波成分のピーク位置の時間差と所定の閾値とに基づいて、入力したピーク位置をOFDMシンボル先頭位置として決定するか、または、そのピーク位置から1OFDMシンボル分期間だけ後ろにずらした位置をOFDMシンボル先頭位置として決定する。そして、OFDMシンボル先頭位置決定部22は、決定したOFDMシンボル先頭位置Th’,Tv’を有効シンボル抽出部23−1,23−2にそれぞれ出力する。
図3は、図2に示したOFDMシンボル先頭位置決定部22の処理を示すフローチャートである。OFDMシンボル先頭位置決定部22は、ガード相関部21−1から水平偏波のガード相関のピーク位置Thを入力すると共に(ステップS301)、ガード相関部21−2から垂直偏波のガード相関のピーク位置Tvを入力する(ステップS302)。そして、OFDMシンボル先頭位置決定部22は、両偏波成分のピーク位置の時間差の絶対値X=|Th−Tv|を算出し(ステップS303)、当該時間差の絶対値X(以下、時間差Xという。)と所定の閾値とを比較する(ステップS304)。
ここで、MIMO−OFDM受信装置1においては、送信アンテナ同士及び受信アンテナ同士を離して設置する必要がないため、偏波成分間の遅延差はほとんど生じることがない。したがって、両偏波成分のピーク位置の時間差Xと比較する閾値は、1OFDMシンボル分期間長Toの半分であれば、十分な長さとなる。つまり、所定の閾値としては、例えば1OFDMシンボル分期間長Toの半分の値To/2を用いる。これにより、偏波成分間のシンボルずれは、1OFDMシンボル分期間の半分まで許容することができる。尚、本出願の発明者らの実験結果によれば、閾値としては、10サンプルもあれば十分である。したがって、この閾値を、幅広い範囲の中で柔軟に設定することができる。
OFDMシンボル先頭位置決定部22は、ステップS304において、時間差Xが所定の閾値To/2よりも小さいと判定した場合(ステップS304:<)、ガード相関のピーク位置Th,Tvを、それぞれ水平偏波の切り出し位置Th’及び垂直偏波の切り出し位置Tv’として決定する(ステップS308)。一方、OFDMシンボル先頭位置決定部22は、ステップS304において、時間差Xが所定の閾値To/2以上であると判定した場合(ステップS304:>=)、ステップS305へ移行する。
OFDMシンボル先頭位置決定部22は、ステップS304から移行して、水平偏波のガード相関のピーク位置Thと垂直偏波のガード相関のピーク位置Tvとを比較する(ステップS305)。OFDMシンボル先頭位置決定部22は、ステップS305において、水平偏波のガード相関のピーク位置Thが垂直偏波のガード相関のピーク位置Tv以上である(ピーク位置Thがピーク位置Tvよりも遅れた位置にある)と判定した場合(ステップS305:>=)、すなわち、垂直偏波のガード相関のピーク位置Tvが、水平偏波のガード相関のピーク位置Thとの間で閾値To/2以上離れており、かつ水平偏波のガード相関のピーク位置Thよりも1OFDMシンボル分期間内の先頭近くにある(1OFDMシンボル分期間を定める時間的な始点位置と終点位置とにおいて、1OFDMシンボル分期間内の始点位置近くにある)と判定した場合、水平偏波のガード相関のピーク位置Thを水平偏波の切り出し位置Th’として決定し、垂直偏波のガード相関のピーク位置Tvに1OFDMシンボル分期間Toを加算した位置を垂直偏波の切り出し位置Tv’として決定する(ステップS306)。
OFDMシンボル先頭位置決定部22は、ステップS305において、水平偏波のガード相関のピーク位置Thが垂直偏波のガード相関のピーク位置Tvよりも小さい(ピーク位置Tvがピーク位置Thよりも遅れた位置にある)と判定した場合(ステップS305:<)、すなわち、水平偏波のガード相関のピーク位置Thが、垂直偏波のガード相関のピーク位置Tvとの間で閾値To/2以上離れており、かつ垂直偏波のガード相関のピーク位置Tvよりも1OFDMシンボル分期間内の先頭近くにあると判定した場合、水平偏波のガード相関のピーク位置Thに1OFDMシンボル分期間Toを加算した位置を水平偏波の切り出し位置Th’として決定し、垂直偏波のガード相関のピーク位置Tvを垂直偏波の切り出し位置Tv’として決定する(ステップS307)。
OFDMシンボル先頭位置決定部22は、ステップS306〜ステップS308にて決定した水平偏波の切り出し位置Th’を水平偏波のOFDMシンボル先頭位置として有効シンボル抽出部23−1に出力し、ステップS306〜ステップS308にて決定した垂直偏波の切り出し位置Tv’を垂直偏波のOFDMシンボル先頭位置として有効シンボル抽出部23−2に出力する(ステップS309)。
図2に戻って、有効シンボル抽出部23−1は、水平偏波の信号を入力すると共に、OFDMシンボル先頭位置決定部22から水平偏波のOFDMシンボル先頭位置Th’を入力し、OFDMシンボル先頭位置Th’を基準にして、水平偏波の信号から有効シンボルを抽出し、水平偏波の有効シンボルをFFT部3−1に出力する。有効シンボル抽出部23−2は、垂直偏波の信号を入力すると共に、OFDMシンボル先頭位置決定部22から垂直偏波のOFDMシンボル先頭位置Tv’を入力し、OFDMシンボル先頭位置Tv’を基準にして、垂直偏波の信号から有効シンボルを抽出し、垂直偏波の有効シンボルをFFT部3−2に出力する。
〔有効シンボル期間抽出部の処理例〕
次に、有効シンボル期間抽出部2の処理例について具体的に説明する。図4は、両偏波成分のガード相関のピーク位置が1OFDMシンボル分期間の端に跨る場合の有効シンボル期間抽出部2による処理を説明する図であり、図7に示した従来技術に対応している。ここで、図7と同様に、MIMO−OFDM送信装置により送信された水平偏波の信号と垂直偏波の信号とは、水平偏波の信号(1−H)と垂直偏波の信号(1−V)とが対応し、水平偏波の信号(2−H)と垂直偏波の信号(2−V)とが対応しているものとする。また、図4に示すように、MIMO−OFDM受信装置1は、水平偏波の信号と垂直偏波の信号との間で数サンプル程度の時間ずれが生じ、水平偏波の信号が垂直偏波の信号よりも数サンプル程度遅れた状態で、ガード相関のピーク位置をそれぞれ検出するものとする。
前述のとおり、図7に示した従来技術では、1OFDMシンボル分期間において、水平偏波の信号に対してガード相関のピーク位置Th2を検出し、その位置をOFDMシンボルの先頭位置として決定すると共に、垂直偏波の信号に対してガード相関のピーク位置Tv2を検出し、その位置をOFDMシンボル先頭位置として決定する。そして、水平偏波については、OFDMシンボル先頭位置Th2を基準にして、有効シンボルの信号(1−H)を抽出し、垂直偏波については、先頭位置Tv2を基準にして、有効シンボルの信号(2−V)を抽出する。この場合、水平偏波の信号(1−H)と垂直偏波の信号(2−V)とが対応していないから、水平偏波の有効シンボルと垂直偏波の有効シンボルとは対応しておらず、シンボルずれが生じることになる。
これに対し、本発明の実施形態によるMIMO−OFDM受信装置1では、有効シンボル期間抽出部2のガード相関部21−1,21−2は、図4に示すように、水平偏波のガード相関のピーク位置Th及び垂直偏波のガード相関のピーク位置Tvをそれぞれ検出する。そして、OFDMシンボル先頭位置決定部22は、両偏波成分のピーク位置の時間差Xと所定To/2の閾値とを比較し(ステップS304)、時間差Xが所定の閾値To/2以上であり(ステップS304:>=)、水平偏波のガード相関のピーク位置Thが垂直偏波のガード相関のピーク位置Tvよりも小さい(ピーク位置Tvがピーク位置Thよりも遅れた位置にある)と判定し(ステップS305:<)、すなわち、水平偏波のガード相関のピーク位置Thが、垂直偏波のガード相関のピーク位置Tvとの間で閾値To/2以上離れており、かつ垂直偏波のガード相関のピーク位置Tvよりも1OFDMシンボル分期間内の先頭近くにあると判定する。そして、OFDMシンボル先頭位置決定部22は、水平偏波のガード相関のピーク位置Thに1OFDMシンボル分期間Toを加算した位置を水平偏波の切り出し位置(OFDMシンボル先頭位置)Th’として決定し、垂直偏波のガード相関のピーク位置Tvを垂直偏波の切り出し位置(OFDMシンボル先頭位置)Tv’として決定する(ステップS307)。
そして、有効シンボル抽出部23−1,23−2は、水平偏波について、OFDMシンボル先頭位置Th’を基準にして有効シンボルの信号(2−H)を抽出し、垂直偏波について、先頭位置Tv’を基準にして有効シンボルの信号(2−V)を抽出する。この場合、水平偏波の信号(2−H)と垂直偏波の信号(2−V)とが対応しているから、水平偏波の有効シンボルと垂直偏波の有効シンボルとは対応することになり、シンボルずれを避けることができる。
以上のように、本発明の実施形態によるMIMO−OFDM受信装置1によれば、有効シンボル期間抽出部2のガード相関部21−1,21−2は、所定の1OFDMシンボル分期間において、水平偏波及び垂直偏波に対しガード相関のピーク位置Th,Tvをそれぞれ検出するようにした。そして、OFDMシンボル先頭位置決定部22は、両偏波成分のピーク位置の時間差Xと所定の閾値To/2とを比較し、時間差Xが所定の閾値To/2よりも小さいと判定した場合、ガード相関のピーク位置Th,TvをそれぞれOFDMシンボル先頭位置Th’,Tv’として決定するようにした。また、OFDMシンボル先頭位置決定部22は、時間差Xが所定の閾値To/2以上であると判定した場合、水平偏波のガード相関のピーク位置Thと垂直偏波のガード相関のピーク位置Tvとを比較し、1OFDMシンボル分期間内の後ろ近くにある(1OFDMシンボル分期間を定める時間的な始点位置と終点位置とにおいて、1OFDMシンボル分期間内の終点位置近くにある)偏波のピーク位置Th,TvをOFDMシンボル先頭位置Th’,Tv’として決定し、1OFDMシンボル分期間内の先頭近くにある(1OFDMシンボル分期間を定める時間的な始点位置と終点位置とにおいて、1OFDMシンボル分期間内の始点位置近くにある)偏波のピーク位置Th,Tvに1OFDMシンボル分期間Toを加算した位置をOFDMシンボル先頭位置Th’,Tv’として決定するようにした。そして、有効シンボル抽出部23−1,23−2は、水平偏波及び垂直偏波のOFDMシンボル先頭位置Th’,Tv’を基準にして、水平偏波及び垂直偏波の信号から有効シンボルをそれぞれ抽出するようにした。
このように、水平偏波及び垂直偏波を用いたMIMO伝送において、偏波成分間で信号の時間ずれが生じ、ガード相関により検出したピーク位置に対応する信号が偏波成分間で所定の閾値To/2以上ずれることでシンボルずれが生じた場合(例えば、図4において、水平偏波のピーク位置Thに対応する信号が(1−H)であり、垂直偏波のピーク位置Tvに対応する信号が(2−V)であり、両信号は偏波成分間でずれている。)、1OFDMシンボル分期間内の先頭近くにある偏波成分について、そのピーク位置から1OFDMシンボル分期間だけ後ろにずらした位置をOFDMシンボル先頭位置として決定するようにした。これにより、水平偏波の信号と垂直偏波の信号との間で、対応する信号の有効シンボルを抽出できるようにシンボルタイミングを合わせることができる。したがって、シンボルずれを回避することができ、ガード相関による周波数同期の精度を向上させることが可能となる。つまり、シンボル同期を確実に実現可能なMIMO−OFDM受信装置1を実現することができる。
以上、実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。前記実施形態では、送信アンテナ数を2本、受信アンテナ数を2本とした2×2偏波MIMO方式の場合について説明したが、本発明は、アンテナ数をこれらの数に限定するものではない。例えば、4×2MIMO方式、4×4MIMO方式等にも適用がある。また、前記実施形態では、水平偏波及び垂直偏波を用いた場合について説明したが、本発明は、右回り偏波及び左回り偏波を用いた場合、右斜め45°の偏波及び左斜め45°の偏波を用いた場合等、他の複数の直交偏波を用いた場合にも適用がある。また、本発明は、複数の偏波を用いる偏波MIMO方式だけでなく、複数の偏波を用いない空間MIMO方式の場合にも適用がある。
例えば、受信アンテナの数が4本の場合、有効シンボル期間抽出部2のOFDMシンボル先頭位置決定部22は、4つの受信信号のうちの2つの受信信号の組み合わせに対するピーク位置の時間差Xを算出し、時間差Xと所定の閾値To/2とを比較し、前記2つの受信信号の全ての組み合わせについての時間差Xが所定の閾値To/2よりも小さい場合、受信信号のピーク位置を、当該受信信号のOFDMシンボル先頭位置として決定する。また、OFDMシンボル先頭位置決定部22は、全ての組み合わせのうち少なくとも1つの組み合わせについての時間差Xが所定の閾値To/2以上である場合、その組み合わせについての2つの受信信号のピーク位置を比較し、1OFDMシンボル分期間内の後ろ近くにある受信信号のピーク位置を、当該受信信号のOFDMシンボル先頭位置として決定し、1OFDMシンボル分期間内の先頭近くにある受信信号のピーク位置に前記1OFDMシンボル分期間を加算した位置を、当該受信信号のOFDMシンボル先頭位置として決定する。
1 MIMO−OFDM受信装置
2 有効シンボル期間抽出部
3 FFT部
4 SP抽出部
5 伝送路応答算出部
6 MIMO等化/偏波分離部
7 シンボル合成部
8 誤り訂正符号復号部
21 ガード相関部
22 OFDMシンボル先頭位置決定部
23 有効シンボル抽出部

Claims (4)

  1. 複数の送信アンテナから送信されたOFDM信号を、複数の受信アンテナを介して受信するMIMO−OFDM受信装置において、
    所定の1OFDMシンボル分期間内で、前記複数の受信アンテナのそれぞれに対応する受信信号毎に、ガード相関のピーク位置を検出するガード相関部と、
    前記ガード相関部により検出された受信信号毎のピーク位置のうち2つの受信信号の組み合わせに対するピーク位置の時間差と所定の閾値とに基づいて、前記受信信号のピーク位置を、当該受信信号のOFDMシンボル先頭位置として決定するか、または、前記受信信号のピーク位置に前記1OFDMシンボル分期間を加算した位置を、当該受信信号のOFDMシンボル先頭位置として決定するOFDMシンボル先頭位置決定部と、
    前記OFDMシンボル先頭位置決定部により決定された受信信号毎のシンボル先頭位置を基準にして、前記受信信号毎に有効シンボルを抽出する有効シンボル抽出部と、
    を備えたことを特徴とするMIMO−OFDM受信装置。
  2. 請求項1に記載のMIMO−OFDM受信装置において、
    複数の送信アンテナから送信された複数の偏波のOFDM信号を、複数の受信アンテナを介して受信する、ことを特徴とするMIMO−OFDM受信装置。
  3. 請求項2に記載のMIMO−OFDM受信装置において、
    2本の送信アンテナからそれぞれ送信された異なる偏波のOFDM信号を、2本の受信アンテナを介して受信し、
    前記OFDMシンボル先頭位置決定部は、
    両偏波のピーク位置の時間差を算出し、前記時間差と所定の閾値とを比較し、
    前記時間差が所定の閾値よりも小さい場合、前記ピーク位置をOFDMシンボル先頭位置としてそれぞれ決定し、
    前記時間差が所定の閾値以上の場合、前記両偏波のピーク位置を比較し、前記1OFDMシンボル分期間内で前記両偏波のうちピーク位置が遅れている偏波について、当該偏波のピーク位置を、当該偏波のOFDMシンボル先頭位置として決定し、前記両偏波のうち他方の偏波について、当該偏波のピーク位置に前記1OFDMシンボル分期間を加算した位置を、当該偏波のOFDMシンボル先頭位置として決定する、ことを特徴とするMIMO−OFDM受信装置。
  4. 請求項1または2に記載のMIMO−OFDM受信装置において、
    前記OFDMシンボル先頭位置決定部は、
    前記複数の受信信号のうちの2つの受信信号の組み合わせに対するピーク位置の時間差を算出し、前記時間差と所定の閾値とを比較し、
    前記2つの受信信号の全ての組み合わせについての前記時間差が所定の閾値よりも小さい場合、前記受信信号のピーク位置を、当該受信信号のOFDMシンボル先頭位置として決定し、
    前記少なくとも1つの組み合わせについての前記時間差が所定の閾値以上である場合、当該組み合わせにおける2つの受信信号のピーク位置を比較し、前記1OFDMシンボル分期間内で前記2つの受信信号のうちピーク位置が遅れている受信信号について、当該受信信号のピーク位置を、当該受信信号のOFDMシンボル先頭位置として決定し、前記2つの受信信号のうち他方の受信信号について、当該受信信号のピーク位置に前記1OFDMシンボル分期間を加算した位置を、当該受信信号のOFDMシンボル先頭位置として決定する、ことを特徴とするMIMO−OFDM受信装置。
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