JP6087779B2 - 客観画質評価装置、自動監視装置、客観画質評価方法、およびプログラム - Google Patents
客観画質評価装置、自動監視装置、客観画質評価方法、およびプログラム Download PDFInfo
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Description
(1) 本発明は、参照画像を用いることなく映像の主観画質を推定する客観画質評価装置(例えば、図1の客観画質評価装置1に相当)であって、処理ブロックの属するスライスの符号化タイプ(例えば、図1のスライスタイプcに相当)と、当該処理ブロックの量子化スケール(例えば、図1の量子化スケールdに相当)と、当該処理ブロックにおける動きベクトル(例えば、図1の動きベクトル情報fに相当)と、当該処理ブロックの参照フレームを示す参照フレーム情報(例えば、図1の参照フレーム情報gに相当)と、を圧縮ビットストリーム(例えば、図1のビットストリームaに相当)から取得するマクロブロック層パラメータ解析手段(例えば、図1のマクロブロック層パラメータ解析部10に相当)と、量子化スケール(例えば、図1の量子化スケールiに相当)を記憶する量子化スケールバッファ(例えば、図1の量子化スケールバッファ50に相当)と、前記マクロブロック層パラメータ解析手段により取得された動きベクトルおよび参照フレーム情報で示された画素ブロックにおける量子化スケール(例えば、図1の量子化スケールnに相当)を、前記量子化スケールバッファから読み出す量子化スケール導出手段(例えば、図1の量子化スケール導出部20に相当)と、前記処理ブロックにおける予測残差の変換係数が量子化によりゼロである場合には、前記量子化スケール導出手段により読み出された量子化スケールを選択し、前記処理ブロックにおける予測残差の変換係数が量子化によりゼロではない場合には、前記マクロブロック層パラメータ解析手段により取得された量子化スケールを選択する量子化スケール選択手段(例えば、図1の量子化スケール選択部30に相当)と、前記マクロブロック層パラメータ解析手段により取得されたスライスの符号化タイプごとに、前記量子化スケール選択手段により選択された量子化スケールの統計処理を行う量子化スケール計算手段(例えば、図1の量子化スケール平均値算出部40に相当)と、前記量子化スケール計算手段による統計処理の結果に基づいて、客観評価値を算出する特徴量統合手段(例えば、図1の特徴量統合部60に相当)と、を備え、前記量子化スケールバッファは、前記量子化スケール選択手段により選択された量子化スケールを記憶することを特徴とする客観画質評価装置を提案している。
[客観画質評価装置1の構成および動作]
図1は、本発明の第1実施形態に係る客観画質評価装置1のブロック図である。客観画質評価装置1は、ベースバンド信号としての参照画像を用いることなく映像の主観画質を推定する。この客観画質評価装置1は、マクロブロック層パラメータ解析部10、量子化スケール導出部20、量子化スケール選択部30、量子化スケール平均値算出部40、量子化スケールバッファ50、および特徴量統合部60を備える。
[客観画質評価装置1Aの構成および動作]
図3は、本発明の第2実施形態に係る客観画質評価装置1Aのブロック図である。客観画質評価装置1Aは、図1に示した本発明の第1実施形態に係る客観画質評価装置1とは、マクロブロック層パラメータ解析部10の代わりにマクロブロック層パラメータ解析部10Aを備える点と、特徴量統合部60の代わりに特徴量統合部60Aを備える点と、空間的劣化特徴量計算部70および時間的劣化特徴量計算部80を備える点と、が異なる。なお、客観画質評価装置1Aにおいて、客観画質評価装置1と同一構成要件については、同一符号を付し、その説明を省略する。
[自動監視装置AAの構成および動作]
図4は、本発明の第3実施形態に係る自動監視装置AAのブロック図である。自動監視装置AAは、ベースバンド信号としての参照画像を用いることなく映像の主観画質を推定して、映像品質の自動監視を行う。この自動監視装置AAは、図1に示した本発明の第1実施形態に係る客観画質評価装置1と、監視部2と、を備える。
2・・・監視部
10、10A・・・マクロブロック層パラメータ解析部
20・・・量子化スケール導出部
30・・・量子化スケール選択部
40・・・量子化スケール平均値算出部
50・・・量子化スケールバッファ
60、60A・・・特徴量統合部
70・・・空間的劣化特徴量計算部
80・・・時間的劣化特徴量計算部
AA・・・自動監視装置
Claims (8)
- 参照画像を用いることなく映像の主観画質を推定する客観画質評価装置であって、
処理ブロックの属するスライスの符号化タイプと、当該処理ブロックの量子化スケールと、当該処理ブロックにおける動きベクトルと、当該処理ブロックの参照フレームを示す参照フレーム情報と、を圧縮ビットストリームから取得するマクロブロック層パラメータ解析手段と、
量子化スケールを記憶する量子化スケールバッファと、
前記マクロブロック層パラメータ解析手段により取得された動きベクトルおよび参照フレーム情報で示された画素ブロックにおける量子化スケールを、前記量子化スケールバッファから読み出す量子化スケール導出手段と、
前記処理ブロックにおける予測残差の変換係数が量子化によりゼロである場合には、前記量子化スケール導出手段により読み出された量子化スケールを選択し、前記処理ブロックにおける予測残差の変換係数が量子化によりゼロではない場合には、前記マクロブロック層パラメータ解析手段により取得された量子化スケールを選択する量子化スケール選択手段と、
前記マクロブロック層パラメータ解析手段により取得されたスライスの符号化タイプごとに、前記量子化スケール選択手段により選択された量子化スケールの統計処理を行う量子化スケール計算手段と、
前記量子化スケール計算手段による統計処理の結果に基づいて、客観評価値を算出する特徴量統合手段と、を備え、
前記量子化スケールバッファは、前記量子化スケール選択手段により選択された量子化スケールを記憶することを特徴とする客観画質評価装置。 - 前記量子化スケール選択手段は、前記処理ブロックにおける予測残差の変換係数が量子化によりゼロであるか否かを、前記圧縮ビットストリームに含まれるcoded block flagに基づいて判断することを特徴とする請求項1に記載の客観画質評価装置。
- 前記量子化スケール選択手段は、前記処理ブロックにおける予測残差の変換係数が量子化によりゼロであるか否かを、当該処理ブロックが予測残差の変換係数を符号化しないブロックであるか否かに基づいて判断することを特徴とする請求項1に記載の客観画質評価装置。
- 前記量子化スケール計算手段は、前記量子化スケールの統計処理として、当該量子化スケールの平均値をフレームまたはシーケンスごとに求めることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の客観画質評価装置。
- 前記量子化スケール計算手段は、前記量子化スケールの統計処理として、当該量子化スケールの最大値または最小値を予め定められた数のフレームごとに求め、その結果の平均値をシーケンスごとに求めることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の客観画質評価装置。
- 請求項1から5のいずれかに記載の客観画質評価装置と、
前記客観画質評価装置による主観画質の推定結果を監視する監視手段と、を備えることを特徴とする自動監視装置。 - マクロブロック層パラメータ解析手段、量子化スケールバッファ、量子化スケール導出手段、量子化スケール選択手段、量子化スケール計算手段、および特徴量統合手段を備え、参照画像を用いることなく映像の主観画質を推定する客観画質評価装置における客観画質評価方法であって、
前記マクロブロック層パラメータ解析手段が、処理ブロックの属するスライスの符号化タイプと、当該処理ブロックの量子化スケールと、当該処理ブロックにおける動きベクトルと、当該処理ブロックの参照フレームを示す参照フレーム情報と、を圧縮ビットストリームから取得する第1のステップと、
前記量子化スケールバッファが、量子化スケールを記憶する第2のステップと、
前記量子化スケール導出手段が、前記第1のステップにより取得された動きベクトルおよび参照フレーム情報で示された画素ブロックにおける量子化スケールを、前記量子化スケールバッファから読み出す第3のステップと、
前記量子化スケール選択手段が、前記処理ブロックにおける予測残差の変換係数が量子化によりゼロである場合には、前記量子化スケール導出手段により読み出された量子化スケールを選択し、前記処理ブロックにおける予測残差の変換係数が量子化によりゼロではない場合には、前記マクロブロック層パラメータ解析手段により取得された量子化スケールを選択する第4のステップと、
前記量子化スケール計算手段が、前記第1のステップにより取得されたスライスの符号化タイプごとに、前記第4のステップにより選択された量子化スケールの統計処理を行う第5のステップと、
前記特徴量統合手段が、前記第5のステップによる統計処理の結果に基づいて、客観評価値を算出する第6のステップと、を備え、
前記第2のステップでは、前記量子化スケールバッファは、前記第4のステップにより選択された量子化スケールを記憶することを特徴とする客観画質評価方法。 - マクロブロック層パラメータ解析手段、量子化スケールバッファ、量子化スケール導出手段、量子化スケール選択手段、量子化スケール計算手段、および特徴量統合手段を備え、参照画像を用いることなく映像の主観画質を推定する客観画質評価装置における客観画質評価方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記マクロブロック層パラメータ解析手段が、処理ブロックの属するスライスの符号化タイプと、当該処理ブロックの量子化スケールと、当該処理ブロックにおける動きベクトルと、当該処理ブロックの参照フレームを示す参照フレーム情報と、を圧縮ビットストリームから取得する第1のステップと、
前記量子化スケールバッファが、量子化スケールを記憶する第2のステップと、
前記量子化スケール導出手段が、前記第1のステップにより取得された動きベクトルおよび参照フレーム情報で示された画素ブロックにおける量子化スケールを、前記量子化スケールバッファから読み出す第3のステップと、
前記量子化スケール選択手段が、前記処理ブロックにおける予測残差の変換係数が量子化によりゼロである場合には、前記量子化スケール導出手段により読み出された量子化スケールを選択し、前記処理ブロックにおける予測残差の変換係数が量子化によりゼロではない場合には、前記マクロブロック層パラメータ解析手段により取得された量子化スケールを選択する第4のステップと、
前記量子化スケール計算手段が、前記第1のステップにより取得されたスライスの符号化タイプごとに、前記第4のステップにより選択された量子化スケールの統計処理を行う第5のステップと、
前記特徴量統合手段が、前記第5のステップによる統計処理の結果に基づいて、客観評価値を算出する第6のステップと、を備え、
前記第2のステップでは、前記量子化スケールバッファは、前記第4のステップにより選択された量子化スケールを記憶するためのプログラム。
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JP2013205132A JP6087779B2 (ja) | 2013-09-30 | 2013-09-30 | 客観画質評価装置、自動監視装置、客観画質評価方法、およびプログラム |
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