JP6086958B2 - 活動量計測装置 - Google Patents

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Description

本発明は活動量計測装置に係り、特に小動物の行動解析にも使用可能な活動量計測装置に関する。
近年活動量計測装置のニーズが高まっている。例えば医学研究ではしばしば小動物を用いた動物実験が行われ、新薬開発においては小動物の行動パターンの解析や活動量の計測が重要であって超小型で軽量の活動量計や加速度計が必要とされる。また、商品の運搬や保管において当該商品に加わる振動や商品の置かれた環境の温湿度や気圧などを収録することがしばしば行われる。また、人の身体各部の動きを解析する場合でも、身体の動きに支障が生じない様に活動量計は小型軽量であることが望ましい。
さらに、近年すべての「モノ」にインターネット接続機能を付加し、当該「モノ」の存在や機能を一元的に管理し、情報化社会をより便利なものにしようとするいわゆる「ioT」(internet of Thingsの略)として知られ始めた新システムを実現する上でも、超小型の情報や信号の収録装置が必要になってきている。こうした社会のニーズに呼応した技術が下記の特許文献1に開示されている。
図5は、特許文献1に開示された活動量計200の構成を示すブロック図である。なお、図5は特許文献1の内容を損なわない範囲で簡略化してある。図5において、活動量算出手段30は加速度センサ32とマイクロプロセッサ31とメモリ33とを備え、通信手段はISO/IEC18092に定められた技術基準に基づく近距離通信チップ20を備え、活動量計200は、加速度センサ32とマイクロプロセッサ31とメモリ33と近距離通信チップ20とを一括搭載した回路基板と、絶縁被覆導線を矩形形状に巻いて構成したアンテナコイル10とを備え、情報機器100と健康に関する情報の遣り取りを行うようになっている。
実用新案登録第3180175号公報
特許文献1に開示された技術は、電池電源を投入又は遮断する機能が付加されていないので電池消耗が大きいという問題点がある。また、ケースは電池が交換可能なように上下開閉可能とした構造であるため防水機能が十分でないという課題がある。
本発明は、前記した従来の活動量計における問題点を解消し、小型軽量でマウスやラットにも装着可能であるばかりでなく、ヒトの身体の広い範囲で取り付け可能であって、外部の情報機器からの通信用磁界で電源の投入が可能であり、電池消耗が少なく、かつ十分な防水機能を有する活動量計測装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するための本発明に係る活動量計測装置の構成を詳述すれば、請求項1に係る発明は、情報機器とデータ通信を行うための通信機能を有する活動量計測装置において、当該活動量計測装置は、加速度センサ、マイクロプロセッサ及びメモリを備えた活動量算出手段と、アンテナコイルと、近距離通信チップと、第1のスイッチ手段及び第2のスイッチ手段並びに信号伸長手段とを具備し、前記第1のスイッチ手段は第1の接点M1を備え、前記第2のスイッチ手段は第2の接点M2を備えており、前記近距離通信チップは前記情報機器が発生する通信用磁界Wよって前記アンテナコイルに誘導された電磁誘導信号Scを検出して検出信号S1と活動量算出手段に入力する制御信号S3とを出力し、前記信号伸長手段は前記検出信号S1のパルス幅を伸長して伸長検出信号S1dとして出力し、前記第1のスイッチ手段は、前記検出信号S1に基づき前記信号伸長手段が出力する前記伸長検出信号S1dを入力することによって、前記第1の接点M1を閉状態にして前記活動量算出手段の接地線Gをマイナス電位線Vsに接続して前記活動量算出手段を作動状態にすると共に、前記活動量算出手段は作動状態になると直ちに内蔵するプログラムに基づき、前記第2のスイッチ手段に対する投入保持信号S2を出力し、前記第2のスイッチ手段は、前記投入保持信号S2を入力し、前記第1のスイッチ手段の第1の接点M1と重複して、前記第2の接点M2を閉状態にすることによって、前記第1の接点M1及び前記第2の接点M2の状態を、前記活動量計測装置が動作を開始する時点では両方とも閉状態にすると共に、前記活動量計測装置が動作を開始した後、前記伸長検出信号S1dのパルス幅に相当する時間経過後には、前記第2の接点M2のみを閉状態とするようになし、当該第2の接点M2を開状態にすれば、前記活動量計測装置を電源遮断状態にすることができるように構成したことを特徴とする活動量計測装置である。
請求項2に係る発明は、前記活動量計測装置の前記活動量算出手段は、前記近距離通信チップからの制御信号S3に電源投入指示データが含まれていなければ、前記投入保持信号S2の出力を停止して前記第2のスイッチ手段における第2の接点M2を開状態にして前記活動量計測装置を電源遮断状態にするように構成したことを特徴とする請求項1に記載の活動量計測装置である。
請求項3に係る発明は、前記活動量計測装置は、報知手段を備えており、前記活動量計測装置が動作状態になると、報知手段は報知音を出力することを特徴とする請求項1または請求項2の何れか1項に記載の活動量計測装置である。
請求項4に係る発明は、前記活動量計測装置は、電源投入状態である時に前記加速度センサに所定の強さの加速度が加わると、前記報知手段が報知動作を開始するようになっていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の活動量計測装置である。
以上の構成により、小型軽量でマウスやラットにも装着可能であるばかりでなく、ヒトの身体の広い範囲において取り付け可能であって、電池消耗が少なく、かつ防水機構を採用可能とする活動量計測装置を提供すことができる。
本発明に係る活動量計測装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係る活動量計測装置における信号伸長手段の具体例を示すブロック図である。 本発明に係る活動量計測装置の構造を示す断面図である。 本発明に係る活動量計測装置の使用状態の一例を示す外観図である。 従来の活動量計の構成を示すブロック図である。
本発明に係る活動量計測装置は、例えばスマートフォンなどの様な情報端末をコイン状に形成された活動量計測装置にかざすことで、活動量計測装置の電源の投入を可能とするもので、待機電力が減少し電池寿命が長くなる。また電源スイッチが不要であるので全体を防水構造とすることが容易に行える。
以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための活動量計測装置の一例を示すものであって、本発明は以下の構成に限定されるものではない。
特に実施の形態に記載されている構成部品の大きさ、材質、形状、相対的配置等は、特定的な記載がない限り本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎないものである。また、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は説明を明確にするために誇張していることがある。また、以下の説明において同一部品、同一構成要素には同一の名称、符号を付し詳細説明を適宜省略することがある。
次に、図1から図3を用いて本発明に係る活動量計測装置1の具体的構成と構造を詳述する。
図1は本発明の活動量計測装置1の構成を示すブロック図であり、図2は図1に示す活動量計測装置1における信号伸長手段の具体例を示すブロック図であり、図3は図1に示す活動量計測装置1の構造を示す断面図である。
[活動量計測装置1の構成説明:図1]
図1に示すように活動量計測装置1は、アンテナコイル10と、近距離通信チップ20と、活動量算出手段30と、第1のスイッチ手段41と、第2のスイッチ手段42と、電池50と、信号伸長手段70と、ブザーまたは発光素子等による報知手段81を具備している。
なお、活動量算出手段30は、マイクロプロセッサ31と、加速度センサ32と、メモリ33とで構成されている。
アンテナコイル10はプリント回路基板上に形成されたコイルであって、携帯端末等の情報機器100からの通信用磁界Wを受けて電磁誘導信号Scを発生し、近距離通信チップ20に入力する。
近距離通信チップ20は、アンテナコイル10からの電磁誘導信号Scに基づき検出信号S1を出力すると共に、制御又は活動量データ信号S3を入・出力する。なお、制御又は活動量データ信号S3は双方向信号であり、近距離通信チップ20から活動量算出手段30に向かう場合は制御信号S3であり、活動量算出手段30から近距離通信チップ20に向かう場合は活動量データ信号S3となる。
また、電磁誘導信号Scも双方向信号であり、アンテナコイル10から近距離通信チップ20に向かう場合は、制御や指示を行う命令信号を含む電磁誘導信号Scであり、近距離通信チップ20からアンテナコイル10に向かう場合は活動量データや応答データを含む電磁誘導信号Scである。
この様に情報機器100と活動量計測装置1とは、通信用磁界Wを通じてデータ通信を行うことができるが、その通信方式は、NFCIP−2に定められた技術基準に規定された近距離通信仕様に準拠している。
活動量算出手段30は、マイクロプロセッサ31と、加速度センサ32と、メモリ33とからなるもので、活動量計測装置1を携えた人や動物の動きを活動量データとして演算出力する中枢部であり、制御又は活動量データ信号S3を入力して投入保持信号S2を出力するようになっている。
活動量算出手段30における加速度センサ32は、活動量計測装置1の3次元方向の加速度信号を検出する。メモリ33はフラッシュメモリ等の不揮発メモリである。マイクロプロセッサ31は低消費電力型のマイコンであって、加速度センサ32の加速度信号に基づき活動量計測装置1を携えた人や動物の歩数や歩行距離や消費カロリなどの活動量データを算出しメモリ33に記憶保持する。
信号伸長手段70は前記近距離通信チップ20から出力される検出信号S1を入力して検出信号S1のパルス幅を伸長、すなわちパルス幅を時間的に長く伸ばし伸長検出信号S1dとして次段の回路要素に出力する。
第1のスイッチ手段41および第2のスイッチ手段42は、FET(Field effect transistor)による半導体スイッチ素子であり、第1のスイッチ手段41は、伸長検出信号S1dを入力すると第1のスイッチ手段41の第1の接点M1を閉状態にする。第1のスイッチ手段41の第1の接点M1を閉状態にすると、活動量算出手段30の接地線Gとマイナス電位線Vsとが電気的に接続される。
また、第2のスイッチ手段42は活動量算出手段30から出力される投入保持信号S2を入力すると第2のスイッチ手段42の第2の接点M2を閉状態にする。第2のスイッチ手段42内部の第2の接点M2を閉状態にすると、活動量算出手段30の接地線Gとマイナス電位線Vsとが、第1のスイッチ手段41の第1の接点M1に重複して電気的に接続される。
電池50はコイン型のリチウム電池であって、図1の活動量計測装置1の各構成要素にプラス電位線Vdおよびマイナス電位線Vsを通じて給電する電源である。以上述べたように、第1のスイッチ手段41および第2のスイッチ手段42によって、活動量算出手段30と電池50とが接続あるいは切断される。
活動量算出手段30と電池50とが切断されている状態では、活動量算出手段30のマイクロプロセッサ31は完全に動作を停止しており、待機電流は流れない。
[活動量計測装置1の部分的な構成の説明:図2]
次に、図2を用いて活動量計測装置1の信号伸長手段の具体例を詳述する。図2(a)〜(c)は活動量計測装置1における信号伸長手段70、701、702の3種類の具体例を示すブロック図である。図2(a)に示すように、信号伸長手段70は信号遅延部71および加算部72で構成されている。信号遅延部71は例えばCCD(Charge Couple Devices)として知られた信号遅延素子であり、加算部72は検出信号S1および信号遅延部71が出力する遅延検出信号S1sを加算して伸長検出信号S1dを出力する加算回路であって、検出信号S1と信号遅延部71によって遅延された信号とを加算して検出信号S1のパルス幅を伸長し、伸長検出信号S1dとして出力する。
また、図2(b)に示すように信号伸長手段701として単安定マルチバイブレータとして知られている半導体集積回路と抵抗RとコンデンサCとを用い、検出信号S1のパルス幅を抵抗Rの抵抗値とコンデンサCの容量とで決定される時間を検出信号S1のパルス幅に付加し、伸長検出信号S1dとして出力する。
さらに、図2(c)に示すように信号伸長手段702として抵抗RとコンデンサCとにより、簡易的に検出信号S1のパルス幅を伸長し伸長検出信号S1dとして出力させることも可能である。
以上述べた図2(a)〜(c)に示す方法によって、検出信号S1のパルス幅を伸長して伸長検出信号S1dとして出力し、後述するように活動量算出手段30に対する電源投入の動作を確実にする。なお、一般的には、検出信号S1のパルス幅は0.1ミリ秒〜数ミリ秒であるが、伸長検出信号S1dは信号伸長手段70によって10ミリ秒〜50ミリ秒に伸長することが可能である。
なお、信号伸長手段70、701、702は、活動量計測装置1の使用条件によっては必ずしも必須の要素ではなく、信号伸長手段70、701、702を具備しない活動量計測装置も実現可能である。
[活動量計測装置1の構造の説明:図3]
次に、図3を用いて活動量計測装置1の構造を説明する。図3は活動量計測装置1の中央部付近の構造を示す断面図である。
図3において活動量計測装置1は、上ケース60と下ケース61とから構成されるケース本体内に、アンテナコイル10、回路基板80及び電池50を効率よく配設してある。なお、アンテナコイル10は上ケース60の内面に貼付されており、回路基板80とリード線11で接続されている。
また、回路基板80は近距離通信チップ20、活動量算出手段30、第1のスイッチ41、第2のスイッチ42及び信号伸長手段70を実装しており、図示していない適宜手段によって上ケース60に固定されている。なお、電池50は接続バネ51によって回路基板80に電気的に接続されている。また、本実施例では回路基板80には報知手段81としてブザーが付設されている。報知手段81として発光素子を用いる場合は、図示していないが上ケースまたは下ケースに透明な防水型の窓が設けられる。
下ケース61は、すべての要素を搭載した上ケース60と、溶着部Jにて超音波溶着もしくは接着剤で封止し防水構造を形成するようになっている。
[活動量計測装置1の動作の説明:図1]
次に、図1を用いて活動量計測装置1の動作を説明する。図1において、使用者はスマートフォンなどの情報機器100を操作して、活動量計測装置1を動作状態にするためのモードに設定し、情報機器100を活動量計測装置1にかざすと、アンテナコイル10は情報機器100の通信用磁界Wを感知して電磁誘導信号Scを出力し、近距離通信チップ20に入力する。
近距離通信チップ20は電磁誘導信号Scを入力すると検出信号S1および制御信号S3を出力し、それぞれ信号伸長手段70および活動量算出手段30に入力する。多くの場合検出信号S1および制御信号S3のパルス幅は0.1ミリ秒〜数ミリ秒である。
信号伸長手段70は検出信号S1を10ミリ秒〜50ミリ秒に伸長し伸長検出信号S1dとして出力し、第1のスイッチ手段41に入力する。
第1のスイッチ手段41は伸長検出信号S1dを入力すると第1の接点M1を閉回路にする。すなわち活動量算出手段30の接地線Gと電池50からのマイナス電位線Vsとが電気的に接続する。
以上の結果、活動量算出手段30に対して、電池50からのプラス電位線Vdとマイナス電位線Vsとで電源が供給され、活動量算出手段30は動作を開始する。
活動量算出手段30は、動作を開始するとまず初期の動作設定を行い、初期の動作設定の直後に、投入保持信号S2を出力する。投入保持信号S2は活動量算出手段30への電源供給を確実にするための信号で、第2のスイッチ手段42に入力される。
以上の結果、第2のスイッチ手段42は第2の接点M2を閉回路にする。すなわち、第1のスイッチ手段41の第1の接点M1に重複して、第2のスイッチ手段42の第2の接点M2によって、活動量算出手段30の接地線Gとマイナス電位線Vsとを電気的に接続し、活動量計測装置1を確実に動作状態にする。このとき報知手段81であるブザーは、活動量算出手段30からの報知信号Shを入力し報知音を出力する。
また、使用者は情報機器100のモードを、活動量計測装置1を動作状態にするためのモードに設定したので、近距離通信チップ20が出力する制御又は活動量データ信号S3には活動量計測装置1を動作状態にするための電源投入指示データが含まれており、活動量算出手段30は、この電源投入指示データを認識し、その後所定のプログラムに沿って活動量データの算出を開始する。
なお、使用者の操作ミスによって情報機器100が活動量計測装置1に近づいた場合は、制御又は活動量データ信号S3には活動量計測装置1を動作状態にするための電源投入指示データが含まれていないので、活動量計測装置1は動作を停止し、報知手段81であるブザーは報知音を出力しない。
また、電源投入状態では、加速度センサ32に強い加速度が加わると、活動量算出手段30からの報知信号Shにより報知手段81であるブザーが報知音を出力する。
この様に第2のスイッチ手段42が第1のスイッチ手段41に重複して活動量算出手段30の接地線Gとマイナス電位線Vsとを、電気的に接続するので、仮に操作者が情報機器100を瞬間的に活動量計測装置1にかざし、検出信号S1が0.数ミリ秒以下の短い時間であっても、信号伸長手段70によって10ミリ秒〜50ミリ秒迄にパルス幅が伸長した伸長検出信号S1dが第1のスイッチ手段41に入力される。
活動量計測装置1に信号伸長手段70が備えられていない場合は、操作者は情報機器100を活動量計測装置1にかざし続けて、活動量計測装置1が確実に動作状態になるまで待たなくてはならず、活動量計測装置1が動き回る人や動物に搭載されていた場合は、このような操作は不可能である。
また、仮に活動量算出手段30の投入保持信号S2が遅れて出力されても、信号伸長手段70によって伸長した伸長検出信号S1dが活動量算出手段30を確実に電源投入状態にする。
また、使用者の操作ミスにより情報機器100が活動量計測装置1に偶然近づいた場合などでは、制御又は活動量データ信号S3には、活動量計測装置1を動作状態にするための指令が含まれていないので、活動量算出手段30はそのことを認識して投入保持信号S2の出力を停止して、第2のスイッチ手段42の第2の接点M2を開状態にし、活動量算出手段30の接地線Gをマイナス電位線VSから切断する。すなわち、操作ミスによって活動量計測装置1が電源投入されることはない。また、活動量算出手段30と電池50との接続が切断されているので活動量算出手段30のマイクロプロセッサ31において無駄な待機電流が流れるのを防ぐことができる。
[活動量計測装置1の使用状態の説明:図4]
図4を用いて本発明に係る活動量計測装置1の使用状態を説明する。図4は、新薬開発などに必要な動物実験のため、活動量計測装置1をハツカネズミAに固定バンドBを用いて搭載し、ハツカネズミAの動作を記録、解析する方法を示す。情報機器100は、NFCIP−2に規定された近距離通信機能を備えており、活動量計測装置1と通信を行うことによってハツカネズミの動態を捉えることができる。
以上のように、本発明に係る活動量計測装置によれば、小型軽量でマウスやラットにも装着可能であるばかりでなく、ヒトの身体の広い範囲で取り付け可能であって、電池消耗が少なく、かつ防水機構を備えた活動量計測装置が実現する。
1:活動量計測装置
10:アンテナコイル
11:リード線
20:近距離通信チップ
30:活動量算出手段
31:マイクロプロセッサ
32:加速度センサ
33:メモリ
41:第1のスイッチ手段
42:第2のスイッチ手段
50:電池電源
51:接続バネ
60:上ケース
61:下ケース
70、701、702:信号伸長手段
71:信号遅延部
72:加算部
80:回路基板
81:報知手段
100:情報機器
200:活動量計
S1:検出信号
S1d:伸長検出信号
S1s:遅延検出信号
S2:投入保持信号
S3:制御又は活動量データ信号
Sc:電磁誘導信号
Sh:報知信号
W:通信用磁界
A:ハツカネズミ
B:固定バンド
M1、M2:接点
Vd:プラス電位線
Vs:マイナス電位線
J:溶着部
G:接地線
R:抵抗
C:コンデンサ

Claims (4)

  1. 情報機器とデータ通信を行うための通信機能を有する活動量計測装置において、当該活動量計測装置は、加速度センサ、マイクロプロセッサ及びメモリを備えた活動量算出手段と、アンテナコイルと、近距離通信チップと、第1のスイッチ手段及び第2のスイッチ手段並びに信号伸長手段とを具備し、前記第1のスイッチ手段は第1の接点M1を備え、前記第2のスイッチ手段は第2の接点M2を備えており、前記近距離通信チップは前記情報機器が発生する通信用磁界Wよって前記アンテナコイルに誘導された電磁誘導信号Scを検出して検出信号S1と活動量算出手段に入力する制御信号S3とを出力し、前記信号伸長手段は前記検出信号S1のパルス幅を伸長して伸長検出信号S1dとして出力し、前記第1のスイッチ手段は、前記検出信号S1に基づき前記信号伸長手段が出力する前記伸長検出信号S1dを入力することによって、前記第1の接点M1を閉状態にして前記活動量算出手段の接地線Gをマイナス電位線Vsに接続して前記活動量算出手段を作動状態にすると共に、前記活動量算出手段は作動状態になると直ちに内蔵するプログラムに基づき、前記第2のスイッチ手段に対する投入保持信号S2を出力し、前記第2のスイッチ手段は、前記投入保持信号S2を入力し、前記第1のスイッチ手段の第1の接点M1と重複して、前記第2の接点M2を閉状態にすることによって、前記第1の接点M1及び前記第2の接点M2の状態を、前記活動量計測装置が動作を開始する時点では両方とも閉状態にすると共に、前記活動量計測装置が動作を開始した後、前記伸長検出信号S1dのパルス幅に相当する時間経過後には、前記第2の接点M2のみを閉状態とするようになし、当該第2の接点M2を開状態にすれば、前記活動量計測装置を電源遮断状態にすることができるように構成したことを特徴とする活動量計測装置。
  2. 前記活動量計測装置の前記活動量算出手段は、前記近距離通信チップからの制御信号S3に電源投入指示データが含まれていなければ、前記投入保持信号S2の出力を停止して前記第2のスイッチ手段における第2の接点M2を開状態にして前記活動量計測装置を電源遮断状態にするように構成したことを特徴とする請求項1に記載の活動量計測装置。
  3. 前記活動量計測装置は、報知手段を備えており、前記活動量計測装置が動作状態になると、報知手段は報知音を出力することを特徴とする請求項1または請求項2の何れか1項に記載の活動量計測装置。
  4. 前記活動量計測装置は、電源投入状態である時に前記加速度センサに所定の強さの加速度が加わると、前記報知手段が報知動作を開始するようになっていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の活動量計測装置。
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