JP6086831B2 - 水中飛翔体発射装置 - Google Patents

水中飛翔体発射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6086831B2
JP6086831B2 JP2013140768A JP2013140768A JP6086831B2 JP 6086831 B2 JP6086831 B2 JP 6086831B2 JP 2013140768 A JP2013140768 A JP 2013140768A JP 2013140768 A JP2013140768 A JP 2013140768A JP 6086831 B2 JP6086831 B2 JP 6086831B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flying object
launcher
movable partition
projectile
space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013140768A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015014405A (ja
Inventor
宏好 松井
宏好 松井
繁樹 土屋
繁樹 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd, Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP2013140768A priority Critical patent/JP6086831B2/ja
Publication of JP2015014405A publication Critical patent/JP2015014405A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6086831B2 publication Critical patent/JP6086831B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Description

本発明は、水中で飛翔体を発射する水中飛翔体発射装置に関する。
陸上で使用される飛翔体発射装置において、本体が細くかつ飛翔方向を制御するための本体よりも径の大きい姿勢安定翼を有する飛翔体(例えば、装弾筒付翼安定徹甲弾)が用いられる。このような飛翔体を、発射薬の爆発力を利用して射出するような場合には、サボとよばれる筒を飛翔体の外側に被って装着する。サボにより、発射筒内での飛翔体の装填状態の安定を図り、発射中の発射薬の燃焼ガスの膨張力を効率よく飛翔体に伝達し加速性能を得るとともに、発射筒内での発射中の姿勢を維持しつつ、飛翔体のもつ安定翼の発射筒内での接触を避けることができる。
しかしながら、本体が細くかつ飛翔方向を制御するための本体よりも径の大きい姿勢安定翼を有する飛翔体を、水中において高速で射出する場合においては、発射時に発射筒の開口部から離脱した時点で、発射筒から分離し且つ分解するサボだけでは発射薬に対する水密性を保つ事が困難である。
そこで、例えば、特許文献1には、発射筒の開口部に水密蓋が具備されており、発射時に飛翔体の先端で水密蓋を破って発射されることを特徴とする水中飛翔体発射装置が開示されている。これにより、水中での発射薬への点火を可能としている。
即ち、水中飛翔体発射装置においては、発射薬が水没することなく、安定的に水中で点火させるためには、発射薬周辺の水密が保たれていることが必要である。一方、水密蓋により発射筒の開口部の水密性を確保した場合、発射時の水密蓋破壊時に飛翔体の運動エネルギーを損なってしまうという問題が生じる。従って、飛翔体の運動エネルギーを大きく損なわないようにするためには、水密蓋を厚く強固なものにすることはできず、そのため、水中飛翔体発射装置の発射深度を深くすることはできない。
米国特許第3453763号明細書
そこで、本発明が解決しようとする課題は、飛翔体後方に配置された発射手段に対して水密性を確保しつつ、発射筒内での飛翔体の装填状態の安定を図るとともに、発射中の発射手段の膨張力を効率よく飛翔体に伝達し加速性能を得ることができ、発射深度が深くなっても(即ち、発射手段の膨張力が深度圧力に対抗できる深度まで)十分な発射性能を有する水中飛翔体発射装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明に係る水中飛翔体発射装置は、本体と、本体よりも径の大きい姿勢安定翼を有する飛翔体と、前記飛翔体を収容する開口部、及び、底部を有する発射筒と、前記発射筒の前記底部に設けられ、前記飛翔体を前記発射筒の前記開口部から水中に発射させる発射手段と、前記飛翔体を前記発射筒内に装填した際に前記飛翔体を固定するとともに、前記発射筒から発射されると分解する構造を有するサボと、前記飛翔体と前記底部の間に前記発射筒の内周面に密着させて設けられると共に、前記飛翔体の軸方向の前記開口部方向に移動可能に設けられて、前記発射手段と前記飛翔体とを区画する可動隔壁と、を備え、前記可動隔壁は、発射深度により決定される深度圧力がかかる場合に、前記飛翔体の軸方向に移動することがない程度の厚さ及び材質で形成されるとともに、前記発射手段に水が入ることのない程度に前記発射筒の内周面に密着させて設けられることを特徴とする。
これによると、開口部を有する発射筒に収容されており、本体よりも径の大きい姿勢安定翼を有する飛翔体(例えば、スーパーキャビテーション航走体)を水中において高速で射出する場合においては、飛翔体と発射筒の底部の間に設けられた可動隔壁により、発射手段に対して発射までの間における水密性を確保すると同時に、発射手段の膨張力を可動隔壁が可動する推進力として飛翔体及びサボに伝達することにより、飛翔体は、発射時の運動エネルギーを損なうことなく、効率的な推進力を得ることができる。そして、可動隔壁を厚く強固なものにすることにより、発射深度が深くなっても(即ち、発射手段の膨張力が深度圧力に対抗できる深度まで)、十分な発射性能を有することができる。また、サボで飛翔体を発射筒内に装填した際に飛翔体を固定することにより、射出前から射出時までの発射筒内での飛翔体の姿勢を安定させ、装填状態の安定を確保することができるとともに、発射中の発射手段の膨張力を効率よく飛翔体に伝達し、加速性能を得ることができる。
また、本発明に係る水中飛翔体発射装置において、前記サボは、前記発射筒の前記開口部で、流体力により外周方向に分解されて良い。
これによると、サボを発射筒の開口部で流体力により外周方向に分解する構造にすることにより、発射筒の開口部で飛翔体への拘束がはずれ、射出時に前方から受ける流体力により円滑に飛翔体からサボを分離することができる。そして、飛翔体の部分だけが発射方向に飛翔することにより、発射手段により生まれた膨張力が飛翔体に集中して与えられて、流体抵抗で減殺されるエネルギーが軽減される。
また、本発明に係る水中飛翔体発射装置において、前記発射手段は、前記発射筒の前記底部の前記可動隔壁で区画された空間及び前記底部に設けられたノズル部を介して前記空間に連通する燃焼室を含むガスジェネレータを有し、前記空間に前記燃焼室で発生した燃焼ガスを放出して、前記飛翔体及び前記サボを射出して良い。
これによると、発射手段は、発射筒の底部の可動隔壁で区画された空間及び底部に設けられたノズル部を介して空間に連通する燃焼室を含むガスジェネレータを有することにより、可動隔壁により射出前の発射手段の水密性が確保されるため、水中にあってもガスジェネレータに点火させることが可能となり、水中飛翔体発射装置全体をコンパクトにすることが可能となる。
また、本発明に係る水中飛翔体発射装置において、前記発射手段は、前記発射筒の前記底部の前記可動隔壁で区画された空間及び前記底部に設けられたノズル部を介して前記空間に連通する気蓄器有し、前記空間に前記気蓄器に密閉して蓄えられた高圧の気体を放出して、前記飛翔体及び前記サボを射出して良い。
これによると、発射手段は、発射筒の底部の可動隔壁で区画された空間及び底部に設けられたノズル部を介して空間に連通する気蓄器を有し、空間に気蓄器に密閉して蓄えられた高圧の気体を放出して、飛翔体及びサボを射出することにより、危険な火薬類を利用することがないため、安全な水中飛翔体発射装置とすることができる。
本発明の水中飛翔体発射装置は、飛翔体後方に配置された発射手段に対して水密性を確保しつつ、発射筒内での飛翔体の装填状態の安定を図るとともに、発射中の発射手段の膨張力を効率よく飛翔体に伝達し加速性能を得ることができ、発射深度が深くなっても(即ち、発射手段の膨張力が深度圧力に対抗できる深度まで)十分な発射性能を有する。
第一の実施形態に係る水中飛翔体発射装置を示す断面図である。 第二の実施形態に係る水中飛翔体発射装置を示す断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る水中飛翔体発射装置を実施するための形態について、具体的な一例に即して説明する。
尚、以下に説明するものは、例示したものにすぎず、本発明に係る水中飛翔体発射装置の適用限界を示すものではない。すなわち、本発明に係る水中飛翔体発射装置は、下記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいてさまざまな変更が可能なものである。
[第一の実施形態]
第一の実施形態に係る水中飛翔体発射装置について、図1に基づいて説明する。
図1に示すように、水中飛翔体発射装置1は、飛翔体10と、発射筒20と、発射手段30と、サボ15と、可動隔壁16とを備える。
飛翔体10は、本体11と、姿勢安定翼12とを備える。
本体11は、中央部が円柱状に形成される。本体11の外周面と発射筒20の内周面との間には一定の隙間が設けられる。また、本体11の側面には、後述するサボ15が噛み合うための係合部が設けられる。
姿勢安定翼12は、本体11の尾部に設けられて、本体11よりも径が大きくなるように形成される。姿勢安定翼12は、飛翔体10が飛翔する際に、流体力によって軌道の安定を図っている。
発射筒20は、開口部21及び底部22を備えて有底円筒状に形成され、開口部側21の内部に飛翔体10を収容する。また、発射筒20の内部には、サボ15と可動隔壁16とが備えられる。
サボ15は、発射筒20の内周に沿う形状を有すると共に、飛翔体10と噛み合うための係合部が設けられて、飛翔体10の係合部と係合することにより、飛翔体10を発射筒20内に固定させて装填する。サボ15は、本実施形態では、飛翔体10の本体11の軸方向に対して傾斜を有し、発射筒20の内周に沿って密着する形状の2つの円環を飛翔体10の本体11を中心として対向させることにより、飛翔体10の軸方向の断面が略凹字状になるように、形成される。
また、サボ15は、飛翔体10が発射筒20から発射されると、発射筒20の開口部21で飛翔体10への拘束がはずれ、流体力により外周方向に分解する構造を有する。即ち、サボ15は、射出時に前方から受ける流体抵抗による流体力によって、飛翔体10から円滑に複数個に分かれて分離するように構成される。そして、飛翔体10の部分だけが発射方向に飛翔することにより、発射手段30により生まれた運動エネルギーが飛翔体10に集中して与えられて、流体抵抗で減殺されるエネルギーが軽減される。
可動隔壁16は、飛翔体10と発射筒20の底部22の間に、発射筒20の内周面に密着させて設けられて、発射手段30と飛翔体10とを区画する。また、可動隔壁16は、飛翔体10の軸方向に、即ち、発射筒20の内周面に沿って開口部21方向に移動可能に設けられる。
可動隔壁16は、飛翔体10の本体11に当接するように配置される。そして、可動隔壁16が発射筒20の開口部21方向に移動することにより、飛翔体10の本体11を介して飛翔体10が開口部21方向に移動し、それに伴い、飛翔体10と係合部において係合されたサボ15も発射筒20の開口部21方向に移動する。
尚、本実施形態では、サボ15と可動隔壁16は物理的に接触していないが、サボ15と可動隔壁16の間の空間にある液体(水中の場合は、海水等)を介して、可動隔壁16による推進力が、サボ15に伝達される。
可動隔壁16は、水中飛翔体発射装置1の発射深度が深く、大きな深度圧力がかかる場合に、移動することがない程度に、その厚さを厚く、その材質を強固なもので形成する。また、可動隔壁16は、水中飛翔体発射装置1の発射深度が深く、大きな深度圧力がかかる場合に、水が入ることがない程度に、射筒20の内周面に密着させて設けられる。尚、深度圧力は、水中飛翔体発射装置1を使用する発射深度により決定される。
発射手段30は、ガスジェネレータであり、発射薬(火薬)31を内部に収容したガス発生器である燃焼室32により構成される。そして、発射薬31の燃焼によって燃焼室32内に燃焼ガスが発生するように構成されている。発射薬31としては、無煙火薬、コンポジット火薬等の一般的な発射薬や推進薬が用いられる。
発射筒20の底部22には、燃焼室32に連通するノズル部23が設けられる。そして、ノズル部23から、燃焼室32で発生した燃焼ガスが吹き出され、発射筒20の底部22の可動隔壁16で区画された空間(「膨張空間」と略する。)に放出される。ここで、可動隔壁16は、水密性を保っているため、燃焼室32における燃焼ガスの圧力(即ち、膨張力)により生じる運動エネルギーが、そのまま可動隔壁16の推進力として加わる。
尚、飛翔体10の加速度は、膨張空間内の燃焼ガスの圧力に比例する。そこで、飛翔体10の加速度を向上させるためには膨張空間内の燃焼ガスの圧力を高くする。また、膨張空間内の燃焼ガスの圧力は、燃焼ガスの発生量に比例し、膨張空間の容積に反比例する。従って、膨張空間内の燃焼ガスの圧力を向上させるためには、燃焼室32及び膨張区間の容積を小さくして、燃焼ガスの発生量を大きくする。
発射薬31の燃焼で生成した燃焼ガスの高い膨張力により、可動隔壁16が発射筒20の開口部21方向に高い加速度で移動して、飛翔体10に対する推進力が生じる。そして、可動隔壁16に生じた推進力により、可動隔壁16に当接された本体11が高い加速度で押され、飛翔体10及びサボ15が高い加速度で射出される。以上により、発射手段30は、発射薬31の燃焼で生成した高圧の燃焼ガスにより、可動隔壁16を介して、飛翔体10を発射筒20の開口部21から水中に発射させる。
このように、第一の実施形態に係る水中飛翔体発射装置によると、本体11よりも径の大きい姿勢安定翼12を有する飛翔体10を水中において高速で射出する場合においては、飛翔体10と発射筒20の底部22の間に設けられた可動隔壁16により、発射手段30に対して発射までの間における水密性を確保すると同時に、発射手段30の膨張力を可動隔壁16が可動する推進力として飛翔体10及びサボ15に伝達することにより、飛翔体10は、発射時の運動エネルギーを損なうことなく、効率的な推進力を得ることができる。
そして、可動隔壁16を厚く強固なものにすることにより、発射深度が深くなっても(即ち、発射手段の膨張力が深度圧力に対抗できる深度まで)、十分な発射性能を有することができる。
また、サボ15で飛翔体10を発射筒20内に装填した際に飛翔体10を固定することにより、射出前から射出時までの発射筒20内での飛翔体10の姿勢を安定させ、装填状態の安定を確保することができるとともに、発射中の発射手段30の膨張力を効率よく飛翔体10に伝達し、加速性能を得ることができる。
また、サボ15を流体力により外周方向に分解する構造にすることにより、発射筒20の開口部21で飛翔体10への拘束がはずれ、射出時に前方から受ける流体力により円滑に飛翔体からサボ15を分離することができる。そして、飛翔体10の部分だけが発射方向に飛翔することにより、発射手段30により生まれた膨張力が飛翔体10に集中して与えられて、流体抵抗で減殺されるエネルギーが軽減される。
更に、発射手段30としてガスジェネレータを用いることにより、可動隔壁16により射出前の発射手段の水密性が確保されるため、水中にあってもガスジェネレータに点火させることが可能となり、水中飛翔体発射装置1全体をコンパクトにすることが可能となる。
[第二の実施形態]
第二の実施形態に係る水中飛翔体発射装置について、図2に基づいて説明する。ここで、第二の実施形態に係る水中飛翔体発射装置において、第一の実施形態に係る水中飛翔体発射装置と同じ部材については、同じ符号を付して、その説明を省略する。
図2に示すように、第二の実施形態に係る水中発射装置2は、第一の実施形態に係る水中飛翔体発射装置1と発射手段40以外は同じであるため、発射手段40のみについて説明する。
発射手段40は、気蓄器41と発射弁42とを備える。
気蓄器41は、高圧の気体(空気など)を密閉して蓄えている。発射筒20の底部22には、気蓄器41に連通するノズル部23が設けられる。
発射弁42は、ノズル部23の途中に配置される。そして、発射弁42を閉止することにより、気蓄器41の密閉を維持する。一方、発射弁42を開放に替えることにより、ノズル部23から、気蓄器41に蓄えられた高圧の気体が吹き出され、発射筒20の底部22の可動隔壁16で区画された空間(「膨張空間」と略する。)に放出される。ここで、可動隔壁16は、水密性を保っているため、気蓄器41における気体の圧力(即ち、膨張力)による運動エネルギーが、そのまま可動隔壁16の推進力として加わる。
尚、飛翔体10の加速度は、膨張空間内の気体の圧力に比例する。そこで、飛翔体10の加速度を向上させるためには膨張空間内の気体の圧力を高くする。また、膨張空間内の気体の圧力は、膨張空間の容積に反比例する。従って、膨張空間内の気体の圧力を向上させるためには、気蓄器41及び膨張区間の容積を小さくして、気蓄器41に蓄えられる気体の圧力を大きくする。
気蓄器41で蓄えられていた高圧の気体の高い膨張力により、可動隔壁16が発射筒20の開口部21方向に高い加速度で移動して、飛翔体10に対する推進力が生じる。そして、可動隔壁16に生じた推進力により、可動隔壁16に当接された姿勢安定翼12が高い加速度で押され、飛翔体10及びサボ15が高い加速度で射出される。以上により、発射手段40は、気蓄器41で蓄えられた高圧の気体により、可動隔壁16を介して、飛翔体10を発射筒20の開口部21から水中に発射させる。
このように、第二の実施形態に係る水中飛翔体発射装置2によると、上述の第一の実施形態に係る水中飛翔体発射装置1と同様の効果に加えて、発射手段40として高圧の気体を用いることにより、危険な火薬類を利用することがないため、安全な水中飛翔体発射装置2とすることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいてさまざまな変更が可能なものである。
上述した第一の実施形態に係る水中飛翔体発射装置1及び第二の実施形態に係る水中飛翔体発射装置2によると、可動隔壁16と飛翔体10の本体11とが当接しており、可動隔壁16とサボ15とが当接するように設置されていないが、それに限らない。即ち、サボ15が、飛翔体10の本体11及び姿勢安定翼12を被うように形成されて、可動隔壁16と当接するように設置されて良い。サボ15と可動隔壁16を物理的に接触させることでサボ15と可動隔壁16の位置関係を発射時でも保つことが可能となり、サボ15と可動隔壁16の間の空間にある液体の体積圧縮に要するエネルギーが不要となることから、可動隔壁16による推進力を効率よく伝達させることが可能となる。
1 水中飛翔体発射装置
2 水中飛翔体発射装置
10 飛翔体
11 本体
12 姿勢安定翼
15 サボ
16 可動隔壁
20 発射筒
21 開口部
22 底部
30 発射手段
40 発射手段

Claims (4)

  1. 本体と、本体よりも径の大きい姿勢安定翼を有する飛翔体と、
    開口部及び底部を有して、前記開口部側の内部に前記飛翔体を収容する発射筒と、
    前記発射筒の前記底部に設けられ、前記飛翔体を前記発射筒の前記開口部から水中に発射させる発射手段と、
    前記飛翔体を前記発射筒内に装填した際に前記飛翔体を固定するとともに、前記発射筒から発射されると分解する構造を有するサボと、
    前記飛翔体と前記底部の間に前記発射筒の内周面に密着させて設けられると共に、前記飛翔体の軸方向の前記開口部方向に移動可能に設けられて、前記発射手段と前記飛翔体とを区画する可動隔壁と、
    を備え
    前記可動隔壁は、発射深度により決定される深度圧力がかかる場合に、前記飛翔体の軸方向に移動することがない程度の厚さ及び材質で形成されるとともに、前記発射手段に水が入ることのない程度に前記発射筒の内周面に密着させて設けられることを特徴とする水中飛翔体発射装置。
  2. 前記サボは、前記発射筒の前記開口部で、流体力により外周方向に分解することを特徴とする請求項1に記載の水中飛翔体発射装置。
  3. 前記発射手段は、前記発射筒の前記底部の前記可動隔壁で区画された空間及び前記底部に設けられたノズル部を介して前記空間に連通する燃焼室を含むガスジェネレータを有し、前記空間に前記燃焼室で発生した燃焼ガスを放出して、前記飛翔体及び前記サボを射出することを特徴とする請求項1または2に記載の水中飛翔体発射装置。
  4. 前記発射手段は、前記発射筒の前記底部の前記可動隔壁で区画された空間及び前記底部に設けられたノズル部を介して前記空間に連通する気蓄器有し、前記空間に前記気蓄器に密閉して蓄えられた高圧の気体を放出して、前記飛翔体及び前記サボを射出することを特徴とする請求項1または2に記載の水中飛翔体発射装置。
JP2013140768A 2013-07-04 2013-07-04 水中飛翔体発射装置 Active JP6086831B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013140768A JP6086831B2 (ja) 2013-07-04 2013-07-04 水中飛翔体発射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013140768A JP6086831B2 (ja) 2013-07-04 2013-07-04 水中飛翔体発射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015014405A JP2015014405A (ja) 2015-01-22
JP6086831B2 true JP6086831B2 (ja) 2017-03-01

Family

ID=52436239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013140768A Active JP6086831B2 (ja) 2013-07-04 2013-07-04 水中飛翔体発射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6086831B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114294996B (zh) * 2021-12-09 2023-09-29 西安昆仑工业(集团)有限责任公司 一种水下炮口密封装置及使用方法
CN114323556B (zh) * 2021-12-29 2024-04-09 绵阳小巨人动力设备有限公司 应用在航行装置水下发射模拟系统中的水密隔断装置
CN115307491B (zh) * 2022-04-07 2024-02-02 东北大学 一种水下运动稳定的超空泡枪弹

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3434425A (en) * 1967-06-30 1969-03-25 Aai Corp Underwater projectile
JP2514150Y2 (ja) * 1988-11-30 1996-10-16 防衛庁技術研究本部長 減口径弾用装弾筒
JPH03267699A (ja) * 1990-03-16 1991-11-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd サボストッパ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015014405A (ja) 2015-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4455917A (en) Shock wave end cap removal device
JPS628720B2 (ja)
US20110094372A1 (en) Steerable projectile charging system
JP6086831B2 (ja) 水中飛翔体発射装置
WO2014080136A1 (fr) Projectile gyrostabilise projetant une charge utile
TW202407286A (zh) 用於與射彈發射器使用之消音系統
RU2532670C1 (ru) Безгильзовый патрон "тандем"
RU2460030C1 (ru) Корабельный контейнер для хранения и пуска ракеты
US10330446B2 (en) Countermeasure flares
EP0256894B1 (fr) Armes ou systèmes lanceurs, sans recul
US7468484B1 (en) Fast-moving cumulative torpedo-mine “present”
RU2513052C2 (ru) Ракетный двигатель твердого топлива для увода отделяемых частей ракеты
JP3206225U (ja) 宇宙ロケットの発射台。
US2870711A (en) Projectile carrying vehicle
RU2295689C1 (ru) Устройство для запуска ракет
JP2006226202A (ja) 二段推力ロケットモータ
US20150323296A1 (en) Countermeasure Flares
US601604A (en) Marine torpedo
KR101592394B1 (ko) 액체탄
RU2117235C1 (ru) Импульсный реактивный снаряд
TWI597468B (zh) Accelerate the injection of bullets
RU2748027C2 (ru) Двигатель реактивного боеприпаса
KR101302059B1 (ko) 유도무기에 적용 가능한 연료탱크 내의 잔류 제트연료를 이용한 열압력 탄두 설계방법
RU2595070C2 (ru) Неуправляемый реактивный снаряд
RU190422U1 (ru) Торпеда с прямоточным паровым атомным двигателем и газопаровым атомным зарядом ВВ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160801

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170131

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6086831

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250